Kis-My-Ft2、デビュー10周年記念日にベストアルバムをリリース 収録楽曲・映像を決めるファン投票もスタート

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Kis-My-Ft2がデビュー10周年を記念したベストアルバム『BEST of Kis-My-Ft2』を8月10日(火)に発売することがわかった。

ベストアルバム発売の情報は、5月16日(日)に無観客で開催された配信ライブ『Kis-My-Ft2 LIVE TOUR 2021 HOME』最終公演のMC中に発表された。

Kis-My-Ft2は、これまでにシングル27作、オリジナルアルバム9作、ライブ映像商品10作をリリース。楽曲数は300曲(派生ユニット舞祭組も含む)を超えている。ベストアルバムには、その中から、シングル表題曲34曲とミュージックビデオ47曲が収録される。また、そのほかに収録される楽曲や映像はファン投票で決められるとのこと。

5月16日(日)21時から、avexのKis-My-Ft2オフィシャルページにて、「シングル以外で収録して欲しい曲」「これまでのライブ映像の中から収録して欲しい曲」「もう一度レコーディングして欲しい曲」「MUSIC VIDEOに関する質問やエピソード」などが募集中だ。なお、ベストアルバムの予約開始は5月末からを予定している。

10周年記念ベストアルバム発売決定を受けたKis-My-Ft2各メンバーのコメントは以下のとおり。

 

北山 宏光

毎回ベストを尽くしてきましたが、早くも10年が過ぎベストアルバムを出せる事を光栄に思えると共に、ファンの皆さんのおかげだと思っています。

10周年のベストアルバムですが、11周年へのスタートのアルバムです。

ぜひ聴いてください!

 

千賀 健永

Kis-My-Ft2もいよいよ10周年になりました。

長いようで短い時間でした。

デビューしてからファンになってくれた皆様、

そしてデビュー前から応援してくれているファンの皆様もいます。

全ての応援してくれているファンの皆様にこのベストアルバムが届きますように。

いつも僕たちを支えてくれてありがとうございます。

 

宮田 俊哉

ぼくらの10年の歴史が詰まった作品になるので、みなさんの宝物になる作品になったらと思います!

 

横尾 渉

ベストアルバムを出せるのも、10年間支えてくれたファンのみなさんのおかげです。

ありがとうございます!

ぼくらの思い出をぜひ、聴いてください!

 

藤ヶ谷 太輔

10周年のデビュー記念日にベストアルバムが出せる事を光栄に思います。

ファンのみなさん、本当にありがとう。

ファン投票で一部収録曲と映像を決めるという事で何が選ばれるか楽しみにしています。

 

玉森 裕太

10年みんなと楽しく過ごしてきた時間が "BEST of Kis-My-Ft2" となり振り返れるので嬉しいです。

 

二階堂 高嗣

キスマイとうとう10周年!

そしてベストアルバムを出せます。

YOUたち聴いちゃいなよ!

 

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浪川大輔が館長を務める新感覚朗読劇プロジェクト「READING MUSEUM(通称:リーミュ)」より、第3弾公演「デッドロックド・ディティクティヴズ~百万探偵都市の史上最悪密室~」が、2021年5月16日(日)に開催された。公演2日目本公演には、江口拓也・安元洋貴・八代拓・榎木淳弥が出演。絶体絶命の状況に追い込まれた異能探偵4人のオリジナル脱出劇を披露した。

さらに本編終了後のアフタートークには浪川がサプライズ登場し、READING MUSEUM第4弾となる「池袋ナイトアウルテールズ2」の開催を発表。浪川大輔、下野紘、岡本信彦、松岡禎丞、内田雄馬ら話題の人気声優陣が出演することが解禁された。

【レポート】「デッドロックド・ディティクティヴズ~百万探偵都市の史上最悪密室~」

「デッドロックド・ディティクティヴズ~百万探偵都市の史上最悪密室~」は、豪華声優陣出演のもと、観客の選択によって物語の展開が決まる新感覚の朗読劇。視聴者は公演中に投票アンケートに参加できるという仕掛けが組み込まれ、アンケートの結果、最も票を得たルートで話が進んでいく。

住人の全員が“探偵”であり“悪党”である異端の街、“探偵特区“に住む4人の探偵が謎の球体に閉じ込められたところから物語は幕を開けた。本作は、前日の5月15日にも異なるキャストで2公演(2ルート)が上演され、16日の公演では、異なるルートの上演に期待が高まっていた。

(C) デッドロックド/ READING MUSEUM (C) INOT2/RM

(C) デッドロックド/ READING MUSEUM (C) INOT2/RM

ステージには出口のない球体を再現したセットに、主人公・シゲムラを演じる江口拓也が探偵らしくスーツに身に包み登場。シゲムラが目を覚ますと、同じく球体に閉じ込められている、中年探偵モチダ(安元洋貴)、荒っぽい探偵ヒノ(八代拓)、実力ある探偵ナガレ(榎木淳弥)の4人が脱出するために様々な考察を繰り広げる。

脱出方法を模索する中、シゲムラの行動が選択で選ばれ、全力のシモネタでボケるシゲムラ演じる江口。その様子を見た安元演じるモチダが、江口にシモネタを再要求したりと軽快なやり取りで笑いを誘う。それぞれの探偵が持つ異能力「探偵スキル」を説明する中で、名前を名乗ると爆発が起きるヒノの能力に、過剰に反応する演技を繰り返す安元。そんな安元に、思わず八代が吹き出すシーンも。榎木演じるナガレは、まともな考察ができないシゲムラとヒノに対し、冷静に淡々と毒舌を吐き続け客席の笑いを誘う場面もあった。

(C) デッドロックド/ READING MUSEUM (C) INOT2/RM

(C) デッドロックド/ READING MUSEUM (C) INOT2/RM

モチダ(安元)はヒノが持つ探偵スキルから、巷で爆発魔と恐れられている“レッドマウス”だと疑いをかける。モチダが自身の探偵スキルでピストルを取り出して、ヒノ(八代)に銃口を向けたところで、物語を大きく左右する選択肢が。 視聴者によって選ばれた選択肢によって安元演じるモチダはまさかの死亡で観客が息を呑む衝撃の展開に。

その後、残された3人は協力して脱出を試むが、絶望的状況に探偵たちは頭を悩ませる。そんな中、ヒノがナガレ(榎木)に掴みかかり、彼の正体とナガレとの壮絶な過去が明かされた。因縁の決着をつけるため決闘を行うというヒノとナガレに対し、シゲムラの行動が客席の選択に託され、物語は思わぬ方向に。3人が迎えた結末は観客に委ねられることに。

アフタートークで次回公演を解禁

本編終了後、本プロジェクト「READING MUSEUM」の館長を務める浪川大輔がサプライズ登場。予想外の登場に客席は驚きと喜びを込め大きな拍手が沸き起こった。浪川は前日の同イベントと比較し「役者が変わるとこんなに違う舞台になるんだ」と感想を話していると、「話が長い!」とツッコみながら出演者たちが呼び込まれる前に再登場するなど自由な空気でアフタートークがスタート。

(C) デッドロックド/ READING MUSEUM (C) INOT2/RM

(C) デッドロックド/ READING MUSEUM (C) INOT2/RM

物語の展開について安元は「俺が言ったとおりになった」自慢気にトークを繰り広げつつも、1%の差で分岐ルートが決定していたことが明かされ、本作ならではの面白さが詰め込まれていた。リハーサルで安元がアドリブを入れ込む姿を見て、本番では八代と榎木がアドリブを詰め込みすぎた話など、裏話も披露された。

(C) デッドロックド/ READING MUSEUM (C) INOT2/RM

(C) デッドロックド/ READING MUSEUM (C) INOT2/RM

榎木は「違うルートで新たな謎も明かされると思いますので、夜の公演も楽しみにして下さい」とコメントし、八代は「新しい朗読劇の試みに参加できて嬉しかった」と喜びを語っていく。最後に安元は「皆さんの活力になるようなエンタメを届けられればと思います」と熱い想いを伝え、江口もご覧いただいたお客様への感謝ととともに、「ドシモネタの選択ルートを選んだ皆さんを覚えておきます!!」と笑いを交えながら締めくくった。

さらに浪川から、 READING MUSEUM第4弾「池袋ナイトアウルテールズ2」が今年7月24日(土)、7月25日(日)に開催されることが発表された。昨年9月に開催された「池袋ナイトアウルテールズ」のシリーズ2作目となる本公演には、浪川大輔に加え下野紘・岡本信彦・松岡禎丞・内田雄馬ら人気声優陣が出演することも明らかに。会場は喜びの拍手に包まれ、次なるイベントに期待が高まる形で、本公演は幕を閉じた

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シドが、7月にTOKYO MX・BS11にて放送を予定している中国アニメ『天官賜福』の日本語版オープニングテーマを担当することがわかった。

この情報は、5月16日(日)に山梨・河口湖ステラシアターにて開催された『SID LIVE 2021 -Star Forest-』にて発表。シドは、新曲「慈雨のくちづけ」を同アニメ日本語版オープニングテーマとして提供する。

『天官賜福』は、2020年10月から中国のbilibili動画にて配信がされたファンタジーアニメ。2017年から2018年にかけてweb上で連載された、墨香銅臭氏による架空の古代中国を舞台にしたファンタジー小説を原作としている。日本での放送にあたって、字幕版と日本語吹替版が制作されており、日本語吹替版メインキャストには神谷浩史と福山潤が担当することがわかっている。

 

 

目次

マオ

今回、アニメ「天官賜福」のオープニングテーマを担当させていただくことになったシドです。

タイトルは「慈雨のくちづけ」 秘め続けた想い、再会、そして優しく包み込む慈雨のくちづけ。

曲と「天官賜福」の世界観が一番綺麗にリンクする部分を歌詞でも表現できました。

是非聴いてみてください。

また、シドが9月からZeppツアー『SID TOUR 2021』を開催することも明らかに。同ツアーでは、9月3日(金)のZepp Hanedaを皮切りに全国を巡る。チケット情報などの詳細は、随時発表されるとのこと。

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5月16日(日)、大塚 愛が自身のYouTubeチャンネルでハラミちゃんと「ロケットスニーカー」をピアノで連弾する動画を公開した。

ハラミちゃん

ハラミちゃん

ハラミちゃんは、ピアニスト/YouTuber。2021年4月現在、YouTubeのチャンネル登録者数162万人を超え、総動画再生回数3.3億回を突破している。大塚とハラミちゃんは、5月9日(日)に行われた『PIANIC STREET PIANO FESTIVAL』で共演した。今回YouTubeで公開されたのは、ふたりが同ライブのステージ上で披露した「ロケットスニーカー」をスタジオで収録した映像だ。

 

また、ハラミちゃんのYouTubeチャンネルでは、大塚との「プラネタリウム」連弾動画が公開されている。

 

 

 

 

 

 

 

 

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ずっと真夜中でいいのに。のワンマンライブ『CLEANING LABO「温れ落ち度」』が6月27日(日)にWOWOWライブで放送、WOWOWオンデマンドで配信されることが決定した。

ずっと真夜中でいいのに。

ずっと真夜中でいいのに。

『CLEANING LABO「温れ落ち度」』は、ずっと真夜中でいいのに。が5月15日(土)・16日(日)に千葉・幕張メッセ幕張イベントホールで開催したワンマンライブ。今回WOWOWで放送・配信されるのは、2日間4公演にわたった同ライブから、5月16日(日)の模様だ。

また、関連番組として、『ずっと真夜中でいいのに。やきやきヤンキーツアー(炙りと燻製編)』が6月20日に放送されることも決まっている。

放送時間などの詳細は、WOWOWの番組ページを確認しよう。

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舞台『Another lenz』が2021年5月15日(土)、東京・新宿 FACEにて開幕した。生配信を活用し、劇場と画面越しとでまったく異なる作品に見える新しい感覚の舞台に挑戦している。初日直前に行われたゲネプロと囲み取材の様子をお伝えしよう。

新しい演劇の在り方を追求したプロジェクト「AD×STAGE」の第一弾。俳優としても活躍する磯貝龍乎が脚本・演出を務め、生放送によるノーカット撮影でハリウッドホラーに挑むキャスト、撮影クルーたちの物語となっている。

舞台『Another lenz』ゲネプロ写真

舞台『Another lenz』ゲネプロ写真

舞台『Another lenz』ゲネプロ写真

舞台『Another lenz』ゲネプロ写真

冒頭から、クライマックスとも呼べる緊迫したシーン。中継用のカメラがキャストを追いかけていることから、劇中劇となる作品を演じていることが推測される。この場面に至るまでどのようなドラマが繰り広げられるのかと考え始めたのなら、すでに本作の仕掛けにかかっているのだろう。

舞台『Another lenz』ゲネプロ写真

舞台『Another lenz』ゲネプロ写真

舞台『Another lenz』ゲネプロ写真

舞台『Another lenz』ゲネプロ写真

前半は、作品が放送されるまでのドタバタ劇が繰り広げられる。生ライブドラマが始まる寸前にも関わらず、スタッフが到着しないトラブルが発生。監督の藤原(碕理人)が気を揉む中、主演の松田(太田将熙)が臨時クルーを手配する。なんとか体裁を整えるが、ポンコツぞろいのせいでスムーズに進まない。

舞台『Another lenz』ゲネプロ写真

舞台『Another lenz』ゲネプロ写真

舞台『Another lenz』ゲネプロ写真

舞台『Another lenz』ゲネプロ写真

舞台『Another lenz』ゲネプロ写真

舞台『Another lenz』ゲネプロ写真

キャスト、スタッフたちの人間関係も明らかに。松田とライバル関係にある苅野(菊池修司)、性格に難ありの藤原をサポートする森(山沖勇輝)、藤原とひそかに関係を持つアイドル・須田(北澤早紀)――物語が進むにつれ、複雑な人間模様がどんどん折り重なっていく。

舞台『Another lenz』ゲネプロ写真

舞台『Another lenz』ゲネプロ写真

舞台『Another lenz』ゲネプロ写真

舞台『Another lenz』ゲネプロ写真

スピーディーなテンポでコメディらしい展開から、徐々にシリアス色が滲んでくる。藤原が監督を降り、代わりに松田が主役と兼務する形に。ここまでは優れた人格者かのように表現されてきた松田だが、次第に陰険で卑劣な性格が露わになっていく。その表情が陽から陰へ、はっきりと変貌する瞬間には息をのんだ。

舞台『Another lenz』ゲネプロ写真

舞台『Another lenz』ゲネプロ写真

客席とスクリーンに囲まれ、役者にとっては逃げ場のないステージ。可動式のセットを動かすことで場面転換や空間づくりを行う。劇場では配信公演の映像が同時上映されており、なんとも多次元的な空間だ。

舞台『Another lenz』ゲネプロ写真

舞台『Another lenz』ゲネプロ写真

本作における配信では、劇場での中継の役割だけではない。後半からは松田が指揮を執り生ライブドラマがいよいよ始まると、劇場の観客視点と配信公演で映る映像とはまるで異なる展開に分岐する。

舞台『Another lenz』ゲネプロ写真

舞台『Another lenz』ゲネプロ写真

劇場で観劇していると、カメラの外側で起こっている物語に目を向けられるのが面白い。セットの裏側に潜むスタッフや、出番直前のキャストの様子をじっくり観察できるのだ。生ライブドラマは時にステージを飛び出して撮影され、廊下や楽屋の方から演技している声が漏れ聞こえてくる感覚も新鮮だった。

舞台『Another lenz』ゲネプロ写真

舞台『Another lenz』ゲネプロ写真

役者という華やかな存在の裏に、本当にあるかもしれない醜悪さ。濁った感情をむき出しにするセリフだけでなく、挑戦的な演出も観客側に緊張感を与え続ける。ラストは衝撃的なシーンの連続にも関わらず、観劇後は心地よい疲労感に包まれた。芝居を受け止める、熱量を感じて余韻に浸る。そんな演劇の醍醐味を味わえた作品だった。

初日は配信公演のみという上演スケジュールも斬新。観劇した人は、生舞台公演も見たいという焦燥感に駆られたことだろう。生で芝居を観劇する楽しみに加え、配信でしか味わえない感情も抱くことができる。ぜひどちらも楽しんでほしい。

囲み取材より

囲み取材より

ゲネプロ終演後には囲み会見が行われた。キャスト5名が登壇し、見どころや抱負が語られた。主なコメントは以下の通り。

■太田将熙
全部が見どころと言いたい。演じる松田は、初めは良い奴に見えるがどんどん闇が出てくる人物。松田としている場面と、(劇中の生ライブドラマで演じている)タカハシでいるシーンが切り替わるので、より瞬発力が求められる現場。演じ分けの違い、芝居の細かいところを見ていただけたら。

■菊池修司
斬新な発想で、映像と舞台が融合した新しい作品。個性豊かなキャラクターたちはもちろん、生配信と観劇との両方の視点から楽しめるのが大きな見どころ。情報量が多いですし、役者がどう動いているのかを見るなど、いろんな角度、いろんな視点からぜひ見ていただきたいです。

■碕理人
演じた藤原はリアルを求めるあまり見放され、とんでもない方向に進む役。これは山沖勇輝からぜひと言われたので言いますが(笑)、彼が演じる森との掛け合いにも注目してほしいです。なにより、この舞台は生配信と生観劇があり、モニターで見る人と生の舞台を観る人で分かれるはず。だからこそ、僕たちも集中力を切らさず全力で頑張りたいと思います。

■北澤早紀(AKB48)
アイドル役ということで、私も普段はAKB48というグループで活動しているので、似通った部分があるのかなと思ったら……恋愛はするしタバコは吸うし、出会ったことのないタイプのひどいアイドルでした。すごく嫌われる役だと思いますが、嫌われたら勝ち、本望と思いながら演じていけたら。

■伊崎龍次郎
普段なかなかない量の血のりを使うのが楽しかったです。見どころとしては、山沖さんが演じる森。配信にはほぼ出ていないので、ぜひ劇場で活躍と雄姿を見守っていただきたいなと。そういった部分が出てくるのも、この作品の魅力。ぜひ配信の舞台裏も見てください。

取材・文・撮影=潮田茗

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5月29日(⼟)・30日(日)の2日間にわたり、ミュージカル『スリル・ミー』のオンライン配信上演がイープラスStreaming+にて行われることが決定した。

ミュージカル『スリル・ミー』は、1920年代にアメリカで起きた殺人事件をもとに、Stephen Dolginoff氏の原作・脚本・音楽によって舞台化した作品。男性2人が演じる“私”と“彼”、そしてピアノ1台のみで繰り広げられる100分間のミュージカルだ。日本初演から10年を迎える2021年版には、3組6名のキャストが出演。田代万里生(私役)と新納慎也(彼役)、成河(私役)と福士誠治(彼役)、松岡広大(私役)と山崎大輝(彼役)の各ペアが、栗山民也氏の演出のもとで競演を繰り広げる。

本公演は、緊急事態宣⾔の発出に伴い、4月25日以降の東京公演(17公演)および5月19日から予定していた⼤阪公演(全8公演)が中⽌に。今回配信されることが決まったのは、全ペアによる本編の上演だ。なお、5月29日(⼟)17時からの回は松岡広⼤・⼭崎⼤輝が、同日20時からの回は成河・福⼠誠治が、5月30日(⽇)17時からの回は⽥代万⾥⽣・新納慎也が出演。チケットの販売は、5⽉22⽇(⼟)12時から、各配信開始後30分まで。アーカイブや⾒逃し配信は予定していない。

また、各ペア対談(約15分)、スタッフによるバックステージツアー(約15分)、5月1日に配信された特別トークショーダイジェスト映像(約15分)を収めた、特別映像の配信も決定。こちらは、5月29日(⼟)10時から6月13日(⽇)23時59分まで配信される。チケットは、本編と同じく5⽉22⽇(⼟)12時から発売がスタートする。

配信決定を受けた主催社コメントは以下のとおり。

 

主催社コメント

緊急事態宣⾔の発出に伴い、4⽉25⽇以降の東京公演(17公演)及び、5⽉19⽇より予定しておりました⼤阪公演(全8公演)が中⽌を余儀なくされました。この状況を受け、今回特別に配信のご許可を頂くことができました。⽥代万⾥⽣・新納慎也、成河・福⼠誠治、松岡広⼤・⼭崎⼤輝の各ペア1回のみの限定オンライン配信上演をいたします。

本来であれば、劇場空間で演者とお客様が⼀体となり、⽣の演劇を楽しんで頂きたいという思いではございますが、新型コロナウイルス感染拡⼤により、劇場でお会いすることが叶わなくなってしまった皆様、そして、既に本公演をご覧くださった皆様にも、2021年公演を改めてお届けし、同じ時間に皆様と『スリル・ミー』を共有しご観劇頂ければと思っております。

また、本編の配信上演に加え、各ペアによるスペシャル対談や、セットデザイナーの伊藤雅⼦さんによる解説付きバックステージツアー、そして先⽇実施いたしました緊急企画スペシャルトークショーのダイジェスト版を収録した、特別映像も別途配信が決定いたしました。

コロナ禍の苦しい時期ではございますが、ご⾃宅で配信だからこそ⾒ることのできる本編の臨場感や特別映像をお楽しみいただければと存じます。

※本編映像につきましては、アーカイブ配信及び映像のパッケージ化、放送等は予定しておりません。

 

 

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ジャングルポケットの斉藤慎二と女優・小南満佑子をMC にミュージカル俳優(プリンス)たちの素顔と作品の魅力に迫る、ミュージカルファンのための情報番組「プリンスロード」。

2021年5月23 日(日)放送のVol.9 では、小池修一郎演出 『ミュージカル ロミオ&ジュリエット』から、今もっとも注目を集める若きプリンス、黒羽麻璃央、甲斐翔真が、『ミュージカル マタ・ハリ』からは元タカラジェンヌの柚希礼音、愛希れいかが出演。番組MC の斉藤&小南によるインタビューで作品への想いや素顔を紹介する。

さらにスタジオには『エリザベート』 『マイ・フェア・レディ』など数多くのブランドミュージカルに出演する、大人気ミュージカル俳優の平方元基が登場。これまでに出演した思い出深い作品についてや、子どもの頃の夢、趣味の旅行についてなどプライベートな話も披露。

途中からは『メリリー・ウィー・ロール・アロング』で平方と共演するウエンツ瑛士も加わり、互いの印象や稽古エピソード、二人の交友関係などのトークで盛り上がる。

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2021年5月16日(日)世田谷パブリックシアターにて、M&Oplaysプロデュース『DOORS』が開幕した。初日にあたり、作・演出の倉持裕、出演の奈緒、早霧せいなの3名のコメント、舞台写真が到着した。

演劇のみならず、ドラマ、ラジオ、さらには人気バラエティ番組「LIFE!~人生に捧げるコント~」の脚本など、幅広く活躍する、劇作家・演出家の倉持裕。本作は、倉持が1年半ぶりに作・演出を手掛ける新作公演。

本作で軸となるのは真知と理々子。二人の対照的な少女が一緒に旅に出ることになり、その旅で出合う「ドア」は、時空を超え様々な不思議な体験を二人にもたらし、やがて「対立」から「和解」へと、その距離を縮めてゆく……という物語だ。

M&Oplaysプロデュース『DOORS』舞台写真  撮影:渡部孝弘

M&Oplaysプロデュース『DOORS』舞台写真  撮影:渡部孝弘

M&Oplaysプロデュース『DOORS』舞台写真  撮影:渡部孝弘

M&Oplaysプロデュース『DOORS』舞台写真  撮影:渡部孝弘

主演の真知役を演じるのは映画・ドラマ・CMと今最も旬な若手実力派女優・奈緒。また、真知と一緒に旅をする理々子役に元乃木坂46のメンバーで現在は個展を開催するなど、幅広く活躍中の伊藤万理華、物語の始まりのキーパーソン・真知の母親役に早霧せいな、3人を取り巻く人々として菅原永二、今野浩喜、田村たがめという個性的で賑やかなキャストが揃った。

M&Oplaysプロデュース『DOORS』舞台写真  撮影:渡部孝弘

M&Oplaysプロデュース『DOORS』舞台写真  撮影:渡部孝弘

 
【あらすじ】
小さな地方都市。
高校生の真知は、元女優の母・美津子と二人暮らし。美津子は芸能界で挫折して、故郷の町に戻ってきたのだが、そんな彼女を悪く言う者も多く、住人たちと度々トラブルを起こした。そうして次第に卑屈になる母親の言動は娘にも影響し、真知も高校で孤立している。クラスで目立つ存在の理々子は、何かと真知に絡んでくる。ところが、ある夜を堺に状況は一変。突然、美津子が別人のように明るく社交的な人間になってしまう。
「あれは、お母さんじゃない……」真知は、姿を消した「本当の美津子」を探すべく、街一番の変人を訪ね、そこであるヒントを得る。
追いかけてきた理々子とともに、一枚の「ドア」の前に立つ真知。その「ドア」を開けたとき、思いもよらない世界が二人の前に現れる。
“そうであったはずの世界”と、“こうなってしまった世界”。
二人が、その不思議な旅の果てにたどりついた先に見た、ささやかな希望とは――。

作・演出 倉持裕  コメント

キャストとスタッフが脚本と演出の意図を十二分に汲んでくれたおかげで、想定していた以上に怖く悲しく、爽やかな芝居になったと思います。
この多くのものが失われた状況に、少しでも光を見出したいという思いで作った芝居です。劇場でお待ちしております。

【稽古場での思い出深いエピソード】
稽古を重ねるごとに強まる奈緒さんと伊藤万理華さんのバディ感。
ダンスシーンにおける早霧せいなさんのスター感。
菅原永二さん、今野浩喜さん、田村たがめさんの笑い、悲哀、変身。

奈緒  コメント

倉持さんの描く世界観が稽古場でどんどん立体的になっていっている手応えを感じました。緊張感のある中でも笑顔が多い稽古場だったので、その空気が影響して、より笑顔になれる作品になったんじゃないかと思っています。
無事にこの作品を皆様に届けられること、初日の幕が上がること、とても幸せで感謝の気持ちでいっぱいです。大変なことも多い日々かと思いますが、この舞台で少しでも「希望」を持ち帰っていただけますように。皆様を劇場にて心よりお待ちしております。

【稽古場での思い出深いエピソード】
少し振り付けのあるシーンがあり、みんなで練習している時間が部活動のようで、とても楽しかったです!
振り返ってみると、いつも倉持さんはダメ出しの時、一度「いいですよ」と受け止めてくださっていました。なので自分自身に凹んでも前向きな姿勢で立っていられたと感じています。

早霧せいな  コメント

自分が出ていないシーンを観ていて毎回笑ってしまう所があったりと、とても面白い仕上がりになっているんじゃないかと思っています。皆さん大変な状況をお過ごしだと思いますが、公演を観て頂いた方々の日々の活力になれば幸いです。

【稽古場での思い出深いエピソード】
私の娘役の奈緒ちゃんから、母の日に赤いカーネーションを貰いました。まさかのサプライズで嬉しくて泣きそうになりました。
お母さんってこんな気持ちなんだな! って、奈緒ちゃんのおかげで母親としての自覚がさらに生まれました(笑)。

M&Oplaysプロデュース『DOORS』舞台写真  撮影:渡部孝弘

M&Oplaysプロデュース『DOORS』舞台写真  撮影:渡部孝弘

本公演は5月30日(日)世田谷パブリックシアターまで上演、その後、群馬・新潟・富山・大阪・愛知・福岡でも開催される。

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5月14日 (金)、『WOWOWオリジナルドラマ 向こうの果て』OFFICIAL BOOKが全国の書店・ネット書店にて発売された。

『WOWOWオリジナルドラマ 向こうの果て』OFFICIAL BOOKは、松本まりかが連続ドラマ初主演を務める『WOWOWオリジナルドラマ 向こうの果て』のオフィシャルブック。松本演じる律子が見せる6つの素顔「贅沢な女」「柔らかな女」「娼婦のような女」「嘘つきな女」「残酷な女」「太陽のような女」をテーマに、新たな世界観で撮りおろした“6人の女グラビア”を掲載。また、「松本まりかは〇〇な女」と題し、松本の印象を共演の松下洸平、柿澤勇人、加治将樹、渋川清彦、豊本明長、宇野祥平や、内田英治監督らスタッフ陣に聞いた特別企画も収められる。

松本まりか 「WOWOWオリジナルドラマ 向こうの果て」OFFICIAL BOOK(東京ニュース通信社刊)

松本まりか 「WOWOWオリジナルドラマ 向こうの果て」OFFICIAL BOOK(東京ニュース通信社刊)

さらに、松本が律子と自身を重ね合わせ「私は生きることに執着しているし、絶対に死にたくないし、死ぬのが怖い」「律子を演じている時は、情報を遮断し、現実を見ないようにしていた気がします」などと語るロングインタビューや、ドラマのメインキャストとして出演する、松下洸平と柿澤勇人の撮りおろしグラビア&インタビューも収録。松下は「俳優として、リアルを追求して突き詰める方たちとご一緒できたことは幸せな経験でした」、柿澤は「演劇人としても貴重な経験ができた作品。これからの僕の糧になっていくと思います」とコメントしており、ミュージカル『スリル・ミー』で共演した“心友”ならではの撮影現場での裏話まで語っているという。

松下洸平 「WOWOWオリジナルドラマ 向こうの果て」OFFICIAL BOOK(東京ニュース通信社刊)  PHOTO=Tim Gallo

松下洸平 「WOWOWオリジナルドラマ 向こうの果て」OFFICIAL BOOK(東京ニュース通信社刊) PHOTO=Tim Gallo

柿澤勇人 「WOWOWオリジナルドラマ 向こうの果て」OFFICIAL BOOK(東京ニュース通信社刊)  PHOTO=Tim Gallo

柿澤勇人 「WOWOWオリジナルドラマ 向こうの果て」OFFICIAL BOOK(東京ニュース通信社刊) PHOTO=Tim Gallo

そのほかには、メガホンをとった内田監督、舞台版・ドラマ版の脚本を務めた竹田新氏、大瀧亮プロデューサーらのインタビューや、ストーリーガイド、登場人物関係図を収録。物語の鍵となる津軽三味線、昭和の世界を再現した美術セット、衣裳のこだわりをスタッフのインタビューをもとに徹底解説するほか、撮影の日々を迫ったメイキング&オフショット集も収められているとのこと。

 

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『セブンティーン・アゲイン(原題 17 AGAIN)』は、ザック・エフロン主演のコメディ映画だ。2009年4月に公開されると全米初登場一位を記録。王道青春コメディとして高い評価を得ており、映画会社主導でミュージカル化が進められていた本作が、日本において世界初演を迎える。

ミュージカル化にあたって、『ハイスクール・ミュージカル』や『ワンス・アポン・ア・タイム』といった作品の楽曲を手がけるアラン・ザッカリー&マイケル・ウェイナーが、マルコ・ぺネットの脚本に相応しいエネルギッシュでポップな曲を書き下ろし、作品に新たな命を吹き込んだ。翻訳・演出は、昨年岸田國士戯曲賞と鶴屋南北戯曲賞を受賞し、大きな注目を集めている谷賢一。また、映画と違いミュージカルでは35歳と17歳の主人公・マイクを一人二役で演じる。その難しい役に、今回が初舞台・初ミュージカルとなる竹内涼真が挑む。

ミュージカル初出演のフレッシュな面々から実力派までバラエティ豊かなキャスト陣による化学反応に期待が高まる。

竹内涼真 コメント

いよいよ初日を迎えます。無事に開幕できる、劇場でお客さんに会えるという喜びを感じています。稽古というものを初めて経験しましたが、自分の知らない世界が広がっていて、僕の体の中にはない表現方法を取り入れるのが難しく大変な作業でした。でも何回も試行錯誤し最後にひとつの形にするという作業はすごく好きでした。演出の谷さんは役者に寄り添って演出してくださいましたし、共演者の皆さんが役を大事にして稽古に臨んでいる姿に感銘を受けました。全員で作品を面白くしようと言う気持ちで稽古を積み重ねられることが、すごく素敵だと思いました。

この作品の登場人物たちが抱えている問題は日常的にありふれたもので、みんな自分の目的に一生懸命というところが一番の魅力だと思います。

この大変な時期に劇場に足を運んでくださる皆様には、心から感謝しています。最高のパフォーマンスをして、楽しい気持ちで劇場を後にしていただけるように全力で頑張りますので楽しみにしていてください。

<あらすじ>
主人公・マイク(竹内涼真)はハイスクールバスケットボールのスター選手。有名大学への推薦入試をかけ、スカウトが見守る試合に挑むはずだった彼は、恋人・スカーレット(ソニン)の妊娠を知り、彼女と人生を共にする決意をした。
しかし、35歳になった二人の結婚は破綻。マイクは家を追い出され、親友・ネッド(エハラマサヒロ)の家に転がり込む。さらに、仕事は上手くいかず、娘のマギー(桜井日奈子)と息子のアレックス(福澤希空)から負け犬呼ばわりされる日々。
 
そんなある日、不思議な現象により、マイクは17歳の姿に戻ってしまった。
「マーク」という名で子どもたちと同じハイスクールに通うことにした彼は、娘の彼氏・スタン(有澤樟太郎)の存在や息子が受けているいじめを知ってショックを受ける。
一方、マイクの父親代わりを務めるネッドはマスターソン校長(水夏希)に一目惚れ。
果たしてマイクは、人生で一番輝いていた頃の自分を取り戻し、家族を再生することができるのか――?
 

本編が始まる前には、公演グッズの一つであるペンライトの使い方が指南される。グッズをお持ちの方はもちろん、持っていない方も、チアガールたちの応援に合わせて試合シーンを盛り上げよう。作中では、お客様から募集したコメントがSNSコメントとして楽曲のバックで流れるなどユニークな取り組みも。

客席やファンを巻き込んだ演出により、彼らが通うハイスクールの一員になったような気持ちで楽しむこともできるはずだ。

竹内は初舞台・初ミュージカルとは思えない存在感を放ち、将来への希望に満ちた17歳のマイク、生活に疲れきった35歳のマイク、体は17歳に戻ったが精神は35歳のマイク(マーク)の違いをしっかり演じ分ける。

特に、メインで演じる17歳に戻ってからのマークは、少年らしい溌剌とした輝きの中に大人の思慮深さ、父親らしい愛情が見え、非常に魅力的だ。

歌唱やダンスにおいても周りのキャストに引けを取ってはいない。曲に合わせて時に元気に力強く、時に切なく心情を歌い上げる姿に、今後もミュージカルでの活躍を見てみたいと感じた。

スカーレット役のソニンも、家庭への思い、自分自身の人生、マイクへの愛情といった悩みの中で揺れる複雑な心を繊細に表現する。

抜群の歌唱力と安定感ある芝居で竹内をリードする姿が、地に足をつけて家庭を支えてきたスカーレットと重なり、深みのある人物像が浮かび上がってくる。

また、王道コメディに現代風の楽曲が華を添え、新たな魅力を引き出している。

マスターソン校長がネッドのトンチンカンで熱烈なアプローチを跳ね除け、威厳たっぷりに自らの主義やスタイルを歌い上げたり、トイレに閉じ込められていたアレックスがラバーカップを手に、イケていない現状への諦めと未来へのちょっとの希望を込めて熱唱したりと、楽しく耳に残るナンバーばかり。

スタンとマギーのデュエットでは、反抗期ではあるものの根が素直なマギーの真面目さ、傲慢なジョックであるスタンの憎めない可愛らしさが伝わってきて、キャラクターへの愛着が増す。

大袈裟な表情や動きで迫るネッドとクールにいなすマスターソン校長も、作中のアクセントとなっている。テンションの差や絶妙な間がユーモラスだ。

スターウォーズや指輪物語、ハリー・ポッターが好きなオタクであるネッドの言動には、各作品のアイテムやキーワードを散りばめられており、ファンならニヤリとしてしまう場面も。

二人が距離を縮めるシーンは映画版で非常に印象的な演出がなされているが、本作ではミュージカルならではの楽しくロマンティック(?)なシーンになっていた。

全体を通しての大筋は映画と同じだが、シーンが追加されていたり、掘り下げられたりしているのも魅力の一つだろう。

マイクとスカーレットのすれ違い、それを間近で見てきた子どもたちの心情など、家族一人ひとりの思いや価値観により深くフォーカスし、魅力的な楽曲に乗せて丁寧に描いていると感じた。

また、本筋から少し視線を動かすと新たな気付きがあるのも舞台ならではの楽しさ。アレックスのバスケ部での活躍、友人たちと和気藹々と過ごすマギーやスタンの姿などに注目することもできるため、原作が好きな方も新鮮な気持ちで観ることができるのではないだろうか。

きっと誰もが一度は「あの時に戻ってやり直せたら」と考えたことがあるだろう。全く違う道を選ぶのか、未来をよりよく変えるのか。

不思議な現象で若かりし頃の自分に戻り、違う視点から家族を見ることで様々な真実に気付いて、自らの手で未来を掴み取るマイクと家族の姿から、多くの学びと感動、勇気をもらえるはずだ。

本作は5月16日(日)より東京建物Brilla HALLにて開幕。その後全国4都市で上演される。

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フィギュアスケートと歌舞伎のコラボレーションを実現させた『氷艶hyoen2017 -破沙羅-』、「源氏物語」の世界を氷上に描き出した『氷艶hyoen2019 -月光かりの如く-』と、新感覚のアイスショーを作り出してきたチームが再集結しておくる『LUXE』。アイスダンスの現役選手としても活躍する髙橋大輔が光の王子に扮し、世界を巡るというレビュー仕立ての作品だ。その初日公演を観た(5月15日12時の部、横浜アリーナ)。

『LUXE』ゲネプロより

『LUXE』ゲネプロより

まずは、柚希礼音扮する“春の女神”がアリーナ上空に登場し、布を操ってのエアリアルを披露。鍛え抜かれたそのグラマラスな肉体美が大いに活きるオープニングだ。そして、“太陽の王”(西岡德馬)が“光の王子”(髙橋大輔)に譲位を宣言するが、自分の道は自分で決めたいと、彼は世界を巡る旅に出る。そこから、諸国のさまざまな情景が氷上に描き出されていく。

『LUXE』ゲネプロより (中央)西岡德馬

『LUXE』ゲネプロより (中央)西岡德馬

『LUXE』ゲネプロより 鈴木明子

『LUXE』ゲネプロより 鈴木明子

アマゾンの場面では、“妖しい花”に扮した荒川静香の蠱惑的な魅力が炸裂。長い手足をあでやかに操り、一人の男を妖艶に誘惑していく。女王の如きその圧倒的な存在感、ファム・ファタルぶり。ローラン・プティ振付のバレエ『若者と死』で若者を冷酷に翻弄し、無情に足蹴にする“女”を彷彿とさせずにはおかない。

『LUXE』ゲネプロより (中央)荒川静香

『LUXE』ゲネプロより (中央)荒川静香

『LUXE』ゲネプロより (左から)村上佳菜子、織田信成

『LUXE』ゲネプロより (左から)村上佳菜子、織田信成

水面に映った自らの美しさに恋焦がれて死ぬ、ギリシャ神話の美少年ナルキッソスの物語に基づく<Miroir-鏡->の場面では、髙橋大輔と田中刑事、二人の男性スケーターが登場。髙橋の繊細でどこかはかなげな魅力と、それを包み込むような田中の鷹揚さ、対照的な二人の持ち味が浮き彫りとなる、実に見応えのあるシーンである。今ここにいる自分と、もう一人の自分、彼我の境目が、水面の中で、揺れる。その様に、翻弄されていく。――傑作ミュージカル『エリザベート』のナンバー「闇が広がる」をも思わせる名場面である。

二幕冒頭では、氷上に円形の舞台が設置され、その上で、柚希が男性ダンサーたちを率いて黒燕尾服の踊りを披露。宝塚での男役時代とは異なり、女性としての魅力も新たな風味として加わった。そして、一幕の滑りでも優美さとキレのよさ、コケティッシュさで魅了した鈴木明子が、スケート靴を脱いで柚希のダンスパートナーとして登場。柚希のリードに鈴木もよく応え、リフトも盛り込まれた充実のデュエット・ダンスが展開される。

スパニッシュのナンバーでは、髙橋扮するマタドールの男を、荒川や村元哉中をはじめとする赤い衣装の女性スケーターたちが華やかに取り巻いて踊る。髙橋と組んで踊る際、村元がちょっとした仕草にさすがのパートナーぶりを見せる。

『LUXE』ゲネプロより (左から)髙橋大輔、村元哉中

『LUXE』ゲネプロより (左から)髙橋大輔、村元哉中

ときに嵐に翻弄されながらも、織田信成扮する“カリブの青年”と、村上佳菜子扮する“カモメ”とが踊る<Brise-風->は、物語性に富んだ美しい場面。織田の端正な滑りと陰影に富んだ心理表現を堪能できる。

『LUXE』ゲネプロより (左から)吉川友真、織田信成、波岡一喜

『LUXE』ゲネプロより (左から)吉川友真、織田信成、波岡一喜

サンバのリズムに乗った<Carnaval-祝祭->は、女性陣のあでやかなコスチュームも目を楽しませてくれる、まさに祝祭性に満ちたシーン。柚希が星組トップスター時代に主演経験のある宝塚の名作ラテン・ショー『ノバ・ボサ・ノバ』の盛り上がりをも思わせる、会場一体となっての熱気で高揚感がピークに。そこから一転、“光の王子” 髙橋大輔が、ますます洗練された滑りで、まさに今たどり着いた境地を氷上に描き出す<Phénix-不死鳥->の場面――。そのとき心に映るものは、ぜひ会場でご体感いただきたい。歌唱披露の際の髙橋の美声ぶりにも注目されたし。

『LUXE』ゲネプロより 平原綾香

『LUXE』ゲネプロより 平原綾香

歌姫として全編にわたって活躍を見せる平原綾香は、デコラティブな衣装に身を包み、空中ブランコの上から、そして氷上から、自作の主題歌『LUXE』をはじめ、シャンソンやラテンなど、さまざまなナンバーで伸びやかな歌声を披露する。突き抜けるようなその歌唱が、作品全体をあざやかに彩っている。

『LUXE』ゲネプロより

『LUXE』ゲネプロより

なお、『LUXE』は5月17日(月)まで横浜アリーナで開催される。

取材・文=藤本真由(舞台評論家)  撮影=池上夢貢

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Ms.OOJAが、7ヶ月連続でリリースする配信シングルの第3弾楽曲「I Remember You feat. AK-69」の配信が各種サイトでスタートし、合わせてAK-69も出演したMusic Videoが公開された。

都心部で日没から日の出まで行われた今回のMusic Videoは、様々なシチュエーションで想いを紡ぐふたりの姿が印象的な作品。きらびやかな夜景をバックに歌うMs.OOJA、そして車中や夜のストリートでのAK-69、そして高層ビルの屋上から感動的な朝焼けに照らされて歌う二人の姿で構成されている。今作はFIRSTORDER・岡田考功率いるFUBIによるプロデュースで、ディレクションはRiku Ozamaが担当している。

 

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