大森靖子、『街録ch』主題歌「Rude」ミュージックビデオを公開 東野幸治が出演

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大森靖子が本日・5月19日(水)に新曲「Rude」をリリース。さらにMusic Videoを大森靖子YouTubeチャンネルにて公開した。

本楽曲はかねてより⼤森靖⼦と親交のあるフリーランスディレクター三⾕三四郎が著名⼈から新宿などの街にいる⼈に声をかけ、ひたすら街頭インタビューするYouTubeチャンネル「街録ch-あなたの人生、教えてください-」の主題歌。

街頭インタビューで1番最初に取材した場所であり、その後何度もインタビューをしてきた、いわば「街録ch」の聖地である新宿駅南口を舞台に、三谷三四郎が監督を担当。大森靖子へ「おじさんが歩いてるバックに流れてるだけで、泣ける曲」というイメージで主題歌のオファーをしたことから、おじさんが歩いてる内容のMusic Videoにしようと思った監督が、チャンネル誕生において重要な人物かつ最強のおじさんであり、「街録ch」に出演経験もある東野幸治をキャスティング。

東野幸治が新宿の街を歩く姿をワンカットで撮影し、路上で「Rude」を歌う大森靖子に出会うという内容となっており、2人が出会うまでの道のりにこれまで「街録ch」に登場した人々も多数出演しているので、映像の隅々まで注目してみてほしい。

さらに、楽曲リリースとMusic Video公開を記念して「#俺の大森靖子プレイリスト」企画が始動した。サブスクリプション音楽サービスで大森靖子楽曲のプレイリストを作成し、Twitterにて「#俺の大森靖子プレイリスト」をつけて5月31日(月)23:59までにツイートした方の中から抽選で直筆サイン入りチェキが20名様に当たるというもの。

現在、大森靖子オフィシャルプレイリストにて「Rude」のMusic Video監督であり「街録ch」のディレクター三谷三四郎ver.と大森靖子のファンでありながらも、「街録ch」へ出演、Music Videoにも登場するYo2 ver.の2つのプレイリストが公開中。

大森靖子『Rude』Music Video

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2021年5⽉17⽇(⽉)、俳優の荒牧慶彦(以下・荒牧)と⽟城裕規(以下・玉城)が初めて落語に挑戦する『明治座プレミアム倶楽部 presents「即興!朗読らくご会」』が東京・有楽町朝日ホールにて実施された。このたび夜の部の公演レポートが到着した。

「明治座プレミアム倶楽部」は、東京の劇場“明治座”が発足した会員限定の動画配信サービス。入会すると明治座の様々な公演動画を楽しめるほか、会員限定のオリジナルコンテンツの視聴や明治座公演の先行予約ができる等、様々な特典が受けられる。

今回のイベントでは、「明治座プレミアム倶楽部」のナビゲーターである荒牧と⽟城の2⼈が、江戸時代から続く⽇本の⼤衆芸能”落語”の世界を体験する。イベントは二部構成で、第1部では、立川志らら(以下・志らら)を先生役MCに迎え、落語初心者の荒牧・玉城が生徒役となって落語の成り立ちなど実演をまじえて学んでいく。

『即興!朗読らくご会』18時開演第1部(左から玉城裕規、荒牧慶彦、立川志らら)

『即興!朗読らくご会』18時開演第1部(左から玉城裕規、荒牧慶彦、立川志らら)

ステージ上は中央に椅子と端の方にミニ高座がある配置に。コロナウイルス感染症対策で声は出せないものの、荒牧と玉城の登場で客席からは大きな拍手が沸き起こった。志ららは14時の部を振り返り、「玉城さんは、即興なのに瞬時にふざけながら自分も笑いながら読んで、お客さんを楽しませるという反射神経が凄いと思います。荒牧さんも落語初挑戦なのに、古典落語の心地よいリズムで読んでたので、凄く耳が良いのだと思います。」と両者を絶賛。

立川志らら

立川志らら

落語に関する質問「落語なんでもQ&A」のコーナーでは、落語の基礎的なことや噺に関する質問に加え、「正座ではなくあぐらではだめなのか?」「噺の登場人物(役)は最大何人?」といったユニークな質問も飛び交い盛り上がりを見せた。「二ツ目に昇進すると基本的に出囃子は自分で決められますが、例えばお2人は何の曲がいいですか?」という質問に対し、玉城は「さよなら人類」、荒牧は「ファンキーモンキーベイビーズ」と答え、「これから落語演るのに、さよなら人類でいいんですか?」とツッコミまれた。

玉城裕規

玉城裕規

また、玉城が「コツを教えてほしい」と聞いたところ、志ららは「お辞儀したら一旦落ち着いて、お客さんを見て、自分の呼吸で入ることが大事なんです。噺にスッと入る瞬間が大事ですよ。」とこれから落語を披露する2人にアドバイスした。

荒牧慶彦

荒牧慶彦

落語がどんなものか理解したところで、荒牧と玉城は小噺に挑戦することに。小噺とは、短い落語や落語のまくらに用いる、簡潔でオチのある笑い話だ。先に志ららがお手本を見せることになったが、2人の緊張感に押されて、まさかのオチを間違えるという痛恨のミスに、会場からは笑いが起きた。

荒牧と玉城の小噺を受け、志ららは「玉城さんは自分がオチ理解してないのに、お客さんにしっかり伝わって笑わせてるのが素晴らしい。荒牧さんは分かりやすいように声のトーンを少し変えて表現していて、その加減が絶妙で素晴らしい」とこれまた絶賛。

更に志ららは、「登場人物も多くないですから、役の細かい設定は自分で決めてもいいですし、今回は私がアレンジした台本を軸に、その瞬時に思い付いた事も自由に喋って、それをお客様に聞いて頂くというのが、今回の“即興朗読らくご”ですから。」と締めると、客席からは温かな拍手がおこり、第1部は終了した。

第2部では、学びの成果として、荒牧と⽟城が実際に今回のイベントのために、志ららが書き下ろした“即興朗読らくご”用の落語台本を朗読にて披露。

今回2人が挑戦する演目は、「壺算(つぼざん)」と「ちりとてちん」だ。トップバッターである玉城は「壺算」を、荒牧は「ちりとてちん」を披露することに。披露する演目は14時の部で志ららがその場で決定し、18時の部ではそれを入れ替えた形となった。

意気込みを問われると、玉城は「2回目ですが、気を抜くと大変なことになるかなという気がする。皆様とともに楽しみたい。温かい目でよろしくお願いいたします。」と不安な感情を吐露しつつも楽しそうな表情を見せた。一方で荒牧は「玉城さんのらくご“は”期待していてください。一生懸命やりますのでぜひ楽しんでください。」と答え、会場を笑わせた。

実際に高座へあがり、朗読らくごを披露した2人。

『即興!朗読らくご会』18時開演第2部 玉城裕規「壺算」

『即興!朗読らくご会』18時開演第2部 玉城裕規「壺算」

玉城は赤い着物に身を纏い登場。早速、話のはじめで噛むという緊張ぶりで、一度読み間違いに気が付いたものの、その後はお客さんを笑わせるようなアドリブも披露するなど余裕気な一面も見せた。状況により声の抑揚を上手く使い分け、間抜けでだまされやすい竹と、頭の回転が速くだまし上手の熊、水瓶を売る店主の戸惑う様をテンポよく、見事に演じ分け、客席からも笑い声が沸き起こった。

『壺算』 あらすじ

竹は女房に水瓶を買って来るように言われたのだが、買い物は得意ではない。そこで買い物上手な兄貴分・熊に付き合ってもらい壺を買いに行く事に…

『即興!朗読らくご会』18時開演第2部 荒牧慶彦「ちりとてちん」

『即興!朗読らくご会』18時開演第2部 荒牧慶彦「ちりとてちん」

一方の荒牧は薄紫の落ち着いた着物を身に纏い登場。終始落ち着いた様子でありながら、リアクションのシーンは甲高い声を出しオーバーリアクションをするなど、朗読らくごを楽しんでいる様子だった。一度セリフを噛んだ際は思わず自身で笑ってしまっていたが、役にツッコミをさせスムーズに話を進め機転を利かせた。しかしその後も「ウナギ」を「ウサギ」と言い間違え思わず吹き出してしまい、客席もそれにつられるように笑いが起きた。何を食すにも絶賛する人柄の良い亀、一方で何を食すにも屁理屈や知ったかぶりばかりの金と対の二人を演じきった。

『ちりとてちん』 あらすじ

大家さんがお客さんにお出しする料理を間違えて一週間早く頼んでしまった。そこで近所に住む亀と金にその料理を食べてもらうことにするが…

落語を披露した感想を問われると玉城は「皆様のおかげで、素敵な空間で素敵な時間を過ごさせていただきました。ありがとうございます。」と答え、荒牧は「多少のミスはありましたが、皆さんの暖かい目に救われました。こんなに落語が楽しいと思ってもみませんでした。次は染君(染谷俊之※明治座プレミアムナビゲーター)も一緒に地獄に引きずり込もうと思います(笑)。本当にありがとうございました。」と締めくくり、沸き起こる拍手のなか幕を閉じた。

なお、本イベントではアーカイブ配信があり、5月23日(日)23時59分まで、「明治座プレミアム倶楽部」または、イープラス「Streaming+」で、14時の部・18時の部どちらも視聴することができる。人気俳優2人の“朗読らくご”が見られるのは本イベント限定のため、チェックしてみよう。

『即興!朗読らくご会』18時開演第2部(左から玉城裕規、荒牧慶彦、立川志らら)

『即興!朗読らくご会』18時開演第2部(左から玉城裕規、荒牧慶彦、立川志らら)

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SUPER BEAVER・渋谷龍太――。さまざまなインタビューなどで見せる、決して一筋縄ではいかない言動、思考。WEBで掲載された書き下ろし小説『都会のラクダ』など文章類を読んでも、ひとつの物事を伝えるためにも大きく回り道をしたり、多くの言葉を費やしたりして、良い意味で分かりやすく済ませたりはしない。その分、わたしたちは渋谷の話すこと、書くこと、そして歌うことを注意深く見ることになる。そんな渋谷が歌う、SUPER BEAVERが5月19日(水)にリリースする最新曲「愛しい人」。今回、同曲についてロングインタビューをおこなったが、その際に彼は「SUPER BEAVERにしては分かりやすいラヴソング」と表現した。渋谷はその真意について、独特の言い回しをまじえ、言葉を繊細に操りながら語ってくれた。その話のニュアンスをできるだけ再現し、特別に前後編に分けてお届けする。

●「自分たちが音楽をやる上でもっとも揺るがない軸」

 ――最新曲「愛しい人」は、<パッと一言じゃ言い表せないのが愛だ>という歌詞に始まり、「愛」について想いを巡らせていく楽曲ですね。

SUPER BEAVERにしては分かりやすいラヴソングです。ただし、今までも大きな括りでの愛情は歌ってきましたが今回はそうではありません。歌詞のなかで「恋」という言葉が入ってきたのもあまりなかったんですよね結成17年目に突入してこういう曲を今一度歌えるのはすごく良いなと実感しています。構成、アレンジなどシンプルが故に17年の歴史が色濃く出せました。

――確かにシンプルですが、それはあくまでテーマの部分であり、いろんな言い回しを駆使しながら「愛」についてものがたるなど深遠な楽曲だと思います。

先ほど自分が言ったことと反対になってしまうかもしれませんが、根本的な部分から細分化して何かを歌おうとしたわけではないんです。これまで歌ってきた大きな括りでの「愛」のなかからテーマをピックアップしました。そういう意味では自分たちがやってきたことのなかの一つです。

――SUPER BEAVERは「愛」についての楽曲が非常に多いですよね。

つまるところ僕らにはこれしかないのかなと。自分たちが音楽をやる一番大きな理由なんです。愛情って活動してきたなかで一番注いでもらったものだし。それに紐づいて活動が前に転がっていったから。自分たちにとってもっとも揺るがない軸みたいなものが「愛」なんです。

 ――たとえば2014年リリース「あなた」でも<恋をして愛を知った>など恋愛の過程を描いていました。「愛しい人」では<一言じゃ言い表せないのが愛>と歌ってはいますが、渋谷さん自身、「恋」と「愛」の違いをどう捉えていますか。

マジで難しい質問ですね。愛って、相手が自分を凌駕する瞬間の割合が大きい気がするんです。たとえば、自分のお皿の上に大好物があったとして、でもその人が「食べたい」と言えばあげても良いというのが愛な気がします。もちろん一緒に食べることが前提なんだけど、あげることに抵抗が一切ない。自分の好きなものを投げ打ってまで、その人のために何かができる感覚。それが愛なのではないでしょうか。

――さらにこの曲は<いったいあなたの何が好きなんだろう パッと一言で最初は言えたのに>と続いていきます。以前、ラジオ番組『GYAO! CLUB INTIMATE』で渋谷さんは阿部真央さんに、相手にキュンとくるポイントとして「化粧に気をつけているのに、小鼻がテカっているところが可愛らしく思える」を話していらっしゃいましたが。

それはもはや愛情と言うより、ただのフェチなんです(笑)。小鼻がテカっている瞬間をキッカケに全部を好きになるというよりも、バチバチに気を使っているのに、そういう油断や隙を垣間見たとき、僕のフェチズムが湧き上がるんです。

――小鼻のテカり自体に性癖が揺さぶられるのではなく、そこまで気を使っているのに結果としてそうなるまでの過程に惹かれるわけですね。

そうです。何度も化粧直しに行ったりして気を配っているのに、お酒を飲んで楽しくなり過ぎると、そういう部分に油断が生じたりする。自分の思考や注意が回りきっていない側面を感じるんです。見てはいけないものを見てしまったような感覚に惹かれますね。

――普段見えないところがチラッと見えると、確かにそこに目がいきますね。

あとダサい靴下を履いている子とか、かなりグッときます。こっちからしたら「ああ、今日は靴を脱ぐつもりじゃなかったんだろうな」という。つまり、かなり油断していることになる。それも僕の深いところに突き刺さりますね。ただ、ダサい靴下よりも小鼻のテカりの方が艶かしさを感じます。

――ダサい靴下問題はかなり共感できます。

自分のなかで守っている牙城が少しずつ歪む瞬間がすごく良いですよね。  

●「自分の負の感情と向き合う」

SUPER BEAVER 藤原"32才"広明 撮影=森好弘

SUPER BEAVER 藤原"32才"広明 撮影=森好弘

 ――渋谷さんは言動などを見ていても、相手の細かいところまで観察しますよね。

うん、だから「この人は今、こんなことを考えているな」と何となく分かるんです。そういう感覚は自分のコンプレックスからきているんです。

――コンプレックスですか。

僕は自分が人にどう見られるかすごく気にしてしまうタイプ。今こうやってインタビューを受けているときもそうなんですけど。そもそも自分に自信がないから、いろいろ予防線を張ったこともあったりました。そういう経験があるからこそ、相手に対しても「こういう話題に触れるときっと嫌だろうから、この話をしよう」と置き換えて考えるんです。それはオンステージをしていても思うことです。「どういうふうに人に物事を伝えたら良いのだろう」「どのようにして汲み取れば良いか」とか。そんなことばかり考えて生きてきたんです。

――そういうコンプレックスや自信のなさは今でも拭いきれていませんか。

拭えませんね。むしろそういう感覚は今でも人より多い気がしています。だけど、コンプレックスが悪いものだとは少しも思いません。「こういうコンプレックスを抱えているなら、どうしていこうか」と自分を客観視、俯瞰視できるようになるから。それが現在の自分の思考につながっているし、負い目は悪いことばかりじゃない。負い目と向き合い、抱えて生きるのは大事なこと。僕は人よりもそれが多いけど、ひとつも捨てたり、目を逸らしたりはしません。

 ――先日書き下ろされた小説『都会のラクダ』でも、「原動力にできる負とできない負がある」というような話を綴っていらっしゃいました。

自分が負に感じている部分を自覚できている時点で、何かひとつ乗り越えられている気がしていて。そこに気付いて、それを生かして、自分がどういうふうになりたいのかというビジョンが見えていたら、あとはゴールに向かうまでの道筋をどうするか考えれば良い。もちろんその道筋が一番難しいんですけど。僕はそういうことを考えるのが趣味みたいになっています。自分の負の感情と向き合うようにしています。

――ご自身のどういうところに自信のなさを感じているんですか。

ほとんど全部です。自分より秀でているものを持った人を見ると、それがすべてコンプレックスとして跳ね返ってくるんです。ほとんどの物事に劣等感を持ちます。だからその都度、向き合うものが出てきます。自分の身体のどこを切ってもコンプレックスが出てくる。内面、外見、置かれている環境、思考、何ひとつとってもすべてにコンプレックスが流れています。 

 ●「メンバーには自分の本性をかなり見せている」

SUPER BEAVER 柳沢亮太 撮影=森好弘

SUPER BEAVER 柳沢亮太 撮影=森好弘

――「愛しい人」はドラマ『あのときキスしておけば』(テレビ朝日系)の主題歌でもありますが、同ドラマの内容は、好きな人の外見が見知らぬ人に入れ替わってもそのまま愛せるかどうかというもの。その題材にリンクするように、楽曲のなかにも<本性>というワードが出てきます。

本性は対象が誰であるかによって見せる部分が変わります。「愛しているから見せられる」とは一概には言えない。ただ自分の場合、メンバーに対してはかなりの部分を見せている。体調が悪いときは、それをちゃんと伝えるようにしています。他の人には絶対に見せないけど。ライブを見にきてくれる人には見せたくないし、体調が悪いことを自覚するのも嫌い。体調を崩すとライブなど全部に影響を及ぼすし、その後の仕事に関してもどこかで至らない部分が必ず出てくるので。

――何かしら修正を加える必要が出てきたりしますね。

だから体調が悪いときはメンバーに現状をはっきり伝えて、自分ができる部分とできない部分をしっかり分かってもらった上でフォローをお願いします。逆に親友なんかには「体調悪い」と話す必要性を感じないんです。メンバーには助けてもらわないとできないことが多いから、唯一、絶対に打ち明けるようにしています。

――そういえば2017年4月から約1年間、ラジオ番組『オールナイトニッポン0(ZERO)』のレギュラーをつとめていらっしゃいましたが、最終回で入院してしまい出演できなくなったことがありましたね。

本当に不名誉でした。気丈にしていたところが完全に裏目に出たんです。他の人に迷惑をかける最低のパターン。何かに異常を感じたら絶対に早めに人に言わなきゃいけないと勉強になりました。

 ――ずっと頑張ってきて、最後の最後でまさかの出来事。

病院に行くまでは「薬を飲めば頑張れる」と思っていたんですけど、病院に着いたらすぐ「入院です」と言われました。最終回のオンエアは、病院の消灯時間だったけどこっそり聴いていました。フォローしてくれたみんなに「ありがとうございます」という気持ちですよね。1年間ずっとやってきたのに、最後の最後でメンバーに任せることになったから。こういうことが起きてしまうと、3人がどんなにがんばったって大変な思いをするに決まっているし、本当に負担をかけちゃった。だけどそれまでメンバーたちと軸をぶらさず活動してきたから、緊急事態になってもフォローしてもらえたのかなって。

 ――「愛しい人」では、<趣味など違っていいのさ>という部分も新しい価値観の提示となっています。恋愛、友情など人間関係において多くの場合、趣味は一緒だったり、近かったりした方が良いとされますよね。その点で「趣味は違っていい」は新鮮な考え方。

自分が仲の良い人、一緒にいた人を照らし合わせてみると、趣味が違うことがほとんどだったんです。だから「そこってもしかすると大事ではないかも」と考えるようになりました。曲の歌詞にも出てくるけど、大事なのは「自分はこう思っている」という根幹。そこに類似性があるかどうか。「こういうことが許せない」「これは格好良くない」とか。そういう部分がつながっていればどうにでもなるんじゃないかな。趣味って実はそこまで重要じゃないと思っています。

(後編へ続く)  

SUPER BEAVER 上杉研太 撮影=森好弘

SUPER BEAVER 上杉研太 撮影=森好弘

取材・文=田辺ユウキ 撮影=森好弘

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底なしの「収集」が愛と快感というある種の麻痺を伴い増幅する。

これは病か苦行か、あるいは究極の癒しなのか。

毒のスパイスをたっぷり含んだあらゆる世界の「沼」をご紹介しよう。

齋藤久師が送る愛と狂気の大人気コラム・第九十五沼 『次男の天才語録沼!パート2!』

数々の腰が抜けるような造語を叩き出す齋藤家の次男エコーくん語録の氷山の一角を第五十三沼で発表し、世界中の涙と爆笑をさそったのは記憶に新しい。

https://spice.eplus.jp/articles/285401

あまりの人気に、もっと知りたいという読者の皆さんの声に応え、今回は氷山の二角目を発表したいと思う!

今回はジャンル(物件)にわけて、より読みやすくしてみた。

【生活、お金物件】

『つおい』

いや、メチャクチャ弱そうだ。

『APM』

エコーくんはお金を引き出す時にアンパンマンから引き出すらしい。

『ポイン』

ポインポインと弾ける柔らかいオッパイ型の硬貨。かどうかはわからない。

最近、大人っぽい言葉を使い背伸びしたがるエコーくん。必ず話し始めにつける言葉が。

『ちまみに』

一瞬、血塗れのスプラッター映画を連想させ、その後の言葉が耳に入ってこないほどの破壊力を与える。

【IT物件】

エコーくんは、インターネットや通信ゲームなどをする時に、彼独自のプロトコルを開発し使用しているらしい。

『ワイハイ』

ハワイ発祥の無線インターネット通信ワイハイ。

ローマ字表記すると『WAI-HI』

あるいは、ワイワイ騒ぎ過ぎてハイになっている状況なのかもしれない。

とても繋がりにくくラグいのが特徴だ。

もちろん、エコーくんはワイハイ環境で

『ニューチューブ』をご覧になっている。

これはYouTubeをはるかに超えたプラットフォームらしく、どんな映像でも規制が無く一発検索で見れるらしい。

また、ゲームも同様にワイハイを使うが、なかでもお気に入りのゲームが

『スーパーマニオ』

このゲームは超マニアックなヒーローが敵にボコボコにされる事を楽しむマゾゲームだそうだ。

ただ、任天堂では非公式のため、入手が困難であるのでご注意を。

エコーくんは、ゲーム中に操作をよく間違え、フリーズさせてしまったりする。

彼はをれを

『バブ』という。

具体的には、画面が固まると「ああ、バブった。。。。」という具合に使う。

もちろん、サブスクビデオも彼の大好きな『ニューチューブ』以外でもご覧になっている。

それが

『プライブビデオ』

好きな作品を思い切り見れるオンデマンド方式が気に入っているらしいが、作品はアラビア映画のみ。

【身体物件】

『かだだ』

健康な身体を持って元気なエコーくん。唯一の欠点が万年鼻詰まりであるということ。

『のどる』

すぐ忘れ物をするエコーくんは、忘れ物を取りに家に『のどる』。

ちなにみエコーくんのおばあちゃんは「忘れ物」のことを『わしれもの』という。血統だ。

『かさびた』

無理に剥がすと「バチン!」という轟音が響く。

『しげ』

エコーくんの父、つまり私は「しげ」をたくわえている。

 

【食べ物物件】

『ポンキッキ』

ガチャピンとムック味が選べる棒状のお菓子。

『あばずっぱい』

70年代のDISCOブームを席巻したABBA。懐かしく甘酸っぱい思い出。

『スッパゲティー』

酸味が強く、アシッティーなイタリアン料理。もはや庶民の味というより、罰ゲームで食べさせられるレベル。

『どくどくな味』

エコーくんは優しいので、マズい食べ物が出てきても、けっしてダイレクトに言わない。

そのかわり、『どくどくな味』という。

これは独特なのか毒毒なのか、まだ本人も気がついていない。

『ピルクス』

ハンバーガーに入っている、洋風漬物の事を彼はこう呼ぶ。

『ヨカコーラ』

あまり飲みすぎると糖分過多で肥満の原因になるが、誕生日など特別な日には飲んでよかよ。よかとよ。よかばい。

【とんでも物件】

『かびなり』

空がゴロゴロ言い出すと、マジでビビりながらヘソをかくすエコーくん。

『ユック』

エコーくんは幼稚園の荷物をユックサックに入れて登園している。しかも、かなりゆっくり登園する。

『オシレット』

消化柱なみの水圧でオケツを洗ってくれるTOTOの紛い物にして最強のスペックを持ち備えた最新トイレ。

『発酵スチロール』

発酵しているために、浮力が半端ない。体にも環境にも優しい発泡スチロールの進化系。

『カメダ』

亀の形をしたハイスペック一眼レフ。ただし持ちにくく、被写体のおいしい瞬間を撮り逃す。

『ケツ』

いや、鉄だから。

『シドい目にあった』

シドビシャスの歌った「May Way」は、劇中だが、観客は撃たれるし、マイクは投げるし、ジャイアンのリサイタル並にシドい目にあったイギリス人多数。

『自由じだい』

世界中がコロナ禍の現代。。。規制規制でストレスも頂点に!自由自在に動き回れる日がいち早くくることを願う。

【SF物件】

『スターボーズ』

出演者全員がハゲで、毛を争奪するために宇宙戦争にまで発展してしまった涙と感動の壮大な物語。

まあ、今回はエコーくんの氷山の2角をご紹介したわけだが、あと8角残っているんだよ。

おたのしみに。

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2021年6月、7月に上演される『「池袋ウエストゲートパーク」THE STAGE』のキービジュアルが公開された。

原作『池袋ウエストゲートパーク』は池袋を舞台に、トラブルシューターのマコトがストリートギャング・Gボーイズの“キング”タカシらとともに、次々と起こる難事件を解決する青春ミステリー。2000年にテレビドラマ化、そして2020年にはTVアニメ化など様々なメディアミックスを遂げ、原作の連載から20年以上経った今もなお根強い人気を誇る作品だ。

本公演では、品川ヒロシが演出を務め、猪野広樹、山崎大輝、松本岳らの出演が決定している。

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本多劇場グループが、新宿シアタートップスの再開を発表した。

下北沢に本多劇場をはじめとして8館の劇場を有する本多劇場グループが松竹芸能株式会社から現在の松竹芸能 新宿角座の運営を引継ぎ、劇場の名称を「本多劇場グループ 新宿シアタートップス」に変更して、2021年8月よりリニューアルオープンするというもの。新宿角座以前に同劇場は「新宿シアタートップス」の名称で、1985年から2009年まで、新宿地域を代表する小劇場として、演劇ファンに親しまれてきた。今回、本多劇場が発表した内容は以下のとおり。

本多劇場グループ 新宿シアタートップス 開業のお知らせ
 
本多劇場グループ(本社:東京都世田谷区、 代表:本多一夫)はこの度、 、 松竹芸能株式会社(本社:大阪府大阪市中央区、 代表取締役社長:関根 康)が運営を行ってきた 『松竹芸能 新宿角座』 (東京都新宿区新宿 3ー20ー 8 WaMall トップスハウス 4階)の運営を引き継ぎ、 2009 年 3 月に惜しまれながら閉館した 『新宿シアタートップス』 を 2021 年 8 月に再開することにいたします。
 
私たちは永年、下北沢で、演劇関係者だけでなく地域の皆さまやお客様のご協力のもと劇場を運営しております。
 
新宿という新たな街でも、微力ながら演劇の発展に尽くし、そして、街の皆さまと演劇を通じての出会いを大切に、 ビルの所有者であるテンワスグループと共に「街に根付く劇場」の運営をしていきたいと思います。
 
今後も、 コロナ禍における数々の制約の下でも劇場の灯りを消さないよう、感染防止対策を徹底し、劇場へ足をお運び下さるお客様や出演者・スタッフの皆さまの安心安全の確保に努めてまいります。
 
下北沢本多劇場グループの8館の劇場、並びに、本多劇場グループ 新宿シアタートップスをどうぞ宜しくお願い申し上げます。
 
2021年5月19日           
本多劇場グループ    代表 本多一夫
本多劇場グループ 総支配人 本多慎一郎
 

 

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読売ジャイアンツは6月22日(火)、石川県立野球場(金沢市)で横浜DeNAベイスターズと対戦する。

この試合では収容人員の50%を上限として観戦チケットを販売する。イープラス先着先行は5月20日(木)18:00~5月21日(金)20:00。一般販売は5月22日(土)10:00から。

料金と席種は以下の通り。

【料金・席種】
・指定席SS(バックネット裏/1塁側/3塁側):6,800円
・指定席S(1塁側/3塁側):5,900円
・指定席A(1塁側/3塁側):4,500円
・指定席B(1塁側/3塁側):3,300円 ※座布団付き
・外野指定席(ライト/レフト):2,500円 ※座布団付き

※販売は先着制で、既定枚数に達し次第終了となる。
※座席の販売は1席単位または2席単位となる(2席単位は連番の座席となる)。
※感染状況等により、試合日程・会場、試合開始時間、販売席種・エリア、観戦・応援や飲食のルール、運営方法の変更、入場券の追加販売を行う可能性あり

石川県立野球場のシートマップ

石川県立野球場のシートマップ

ジャイアンツではNPB新型コロナウイルス感染予防ガイドラインを順守した上で、感染拡大の防止に努めている。当日は検温などの注意事項を守ったうえで、球場を訪れたい。

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シンガーソングライター・清水翔太が、本日・5月19日(水)に配信限定シングル「恋唄」をリリースした。あわせてMusic Videoも公開となった。

「恋唄」は、昨年11月リリースのMini Album『period』以来半年ぶりの新曲となる。別れた彼女への諦めと後悔が入り混じる感情を吐露する歌詞、切なくそれを歌い上げる清水翔太の歌声、相反するようにナチュラルでローファイなニュアンスと温かみのあるトラックが絶妙に絡み合う失恋ソング。

今回公開されたMVは、「My Boo」「Damage」といった清水翔太の代表曲のMVをこれまでに手掛けてきた大久保拓朗が監督を務めた、ひとりになった生活の寂しさと、それでも続く日常の対比が切ないビデオとなっている。

さらに「恋唄」のリリースを記念して、LINE MUSIC限定での特別キャンペーンもスタート。応募者には「恋唄」にまつわる豪華賞品が当たるとのこと。詳細は清水翔太オフィシャルHPをチェックしよう。

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株式会社SCRAPは、リアル脱出ゲーム吉祥寺店での公演を皮切りに、全国のリアル脱出ゲーム店舗にて2021年6月24日(木)より、完全新作リアル脱出ゲーム『スーパーペーパーキングダムからの脱出』を開催することを発表した。

『スーパーペーパーキングダムからの脱出』は、2015年開催のリアル脱出ゲーム『ぺーパーキングダムからの脱出』にも登場した、すべてが紙でできた絵本の世界「ぺーパーキングダム」を舞台にした完全新作のリアル脱出ゲーム。『ぺーパーキングダムの脱出』からストーリーや登場キャラクターが一新されており、前作を知らなくても楽しめる内容になっている。

イベントイメージ (C)SCRAP

イベントイメージ (C)SCRAP

図書館で過ごしていたあなたは謎の声に導かれ、絵本の世界に迷い込む。そこは、住民や草木や街すべてが紙でできた王国「ペーパーキングダム」。しかしこの王国では、どんどんとカミでできた住人が姿を消していく「カミ隠し事件」が発生し、滅亡の危機にひんしている。そこで住人である紙でできたキャラクターたちと協力し、冒険をしながら、ペーパーキングダムの危機を救うことを目指す、というストーリー。

イベントイメージ (C)SCRAP

イベントイメージ (C)SCRAP

本作の鍵を握るのは、「紙」と「文房具」。すべてが紙でできた世界である「ペーパーキングダム」では、謎を解くために、「紙」や「文房具」を駆使することが必要不可欠。ばらばらになった紙のピースを、実際に絵本の上に組み立て、紙の街を再現する謎解きや、消しゴムや鉛筆を使用した謎解きなど、「紙」や「文房具」ならではのギミックや謎解きが盛りだくさんの内容になっている。

『スーパーペーパーキングダムからの脱出』は2021年6月24日(木)からリアル脱出ゲーム吉祥寺店にてスタート。リアル脱出ゲーム名古屋店、リアル脱出ゲーム札幌店でも、順次開催予定とのこと。「紙」と「文房具」を駆使した、完全新作のリアル脱出ゲームに挑戦したい。

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May J.が5月12日にリリースした4ヶ月連続デジタルシングルの第1弾楽曲「Rebellious」(リベリアス)のリリックビデオをYouTubeに公開した。

May J.は2021年デビュー15周年イヤーに突入。yahyel・篠田ミルを迎え、アーティストとして今伝えたい想いを発信する新たなプロジェクトとして4ヶ月連続デジタルシングルリリースを発表。第1弾「Rebellious」はMay J.自身が経験した、反抗期を迎えた若かりし頃のやるせない心情を歌った曲となっている。

リリックビデオのクリエイティブは、これまで企業やアーティストの映像制作を手掛けてきた新進気鋭の映像デュオ・Shirube Toyoda & Akiraが手掛け、本作のキービジュアルである「赤」を基調とし、詩世界の心情をアブストラクトな液体の動きで表現されている。

 

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熊川哲也 Kバレエ カンパニー Spring 2021『ドン・キホーテ』が2021年5月19日(木)~23日(日)Bunkamuraオーチャードホールにて催される。Kバレエの看板作品の1つで、3年ぶりの上演だ。開幕前日の5月18日(水)に行われた公開ゲネプロには、4組の主演キャストの中からKバレエデビューを飾る注目のバレリーナ飯島望未、若き気鋭プリンシパルの山本雅也が登板。話題の顔合わせによる舞台の模様をお伝えする。なお飯島&山本が主演する5月23日(日)13:00公演は、日本を含む世界19の国・地域に向けてオンラインライブ同時配信される。

■飯島望未、Kバレエに鮮烈デビュー!

Kバレエ カンパニーに、また新たな息吹が吹き込まれる――。今年8月に入団が決まっている飯島が、一足早く登場した『ドン・キホーテ』において、爽やかな演技を披露した。舞台はスペインのバルセロナ。飯島が演じる旅籠の娘キトリと山本が扮する理髪師バジルの恋物語は明るく華やか。飯島は町の広場に姿を現したその瞬間から、キトリとして役を生きていた。上手から登場した飯島の、ふわりと宙を浮く跳躍の鮮やかなこと。そして深紅の衣裳が実に映える。

飯島は13歳の時に若手バレエダンサーの登竜門「ユース・アメリカ・グランプリ」NYファイナルで第3位入賞。15歳で渡米し、2008年、16歳の時に名門ヒューストン・バレエ団とプロ契約を結ぶ。2019年には同バレエ団の最高位プリンシパルに昇格し、古典だけでなく現代作品でも活躍。さらにファッション雑誌などからも数多く取り上げられ、2019年にはシャネルビューティーアンバサダーに就任するなどファッショニスタとしてモード界からも熱い視線を送られている。そんな注目株が、この度帰国し、Kバレエの一員として新たなスタートを切った。

Kバレエ カンパニー『ドン・キホーテ』 (C)Hidemi Seto

Kバレエ カンパニー『ドン・キホーテ』 (C)Hidemi Seto

■山本雅也、プリンシパル昇進後初のバジルに注目!

飯島のキトリは、柔らかに背中を反らしたポーズが美しく、扇子さばきも粋である。それでいて非常にチャーミングだ。そこへ山本バジルがギターを手に颯爽と現れる。恋人を一途に想うキトリと、彼女と相思相愛だが浮気なところもあるバジルのやりとりは微笑ましく、リフトも含め息の合ったデュエットの弾け具合もよい。相性もプロポーションのバランスもぴったりであることが直ちに見て取れる。山本は2018年に続く2度目のバジル役で、プリンシパルとしては初めて。弾むようなジャンプや緩急自在なピルエットも冴え、序幕から盛り上げた。

Kバレエ カンパニー『ドン・キホーテ』 (C)Hidemi Seto

Kバレエ カンパニー『ドン・キホーテ』 (C)Hidemi Seto

■熊川哲也のこだわりが満載!

熊川にとって『ドン・キホーテ』はトレードマークといっていい。10代でローザンヌ国際バレエコンクールでゴールド・メダルを受賞した際に踊り、以降十八番となった。2004年初演の熊川版『ドン・キホーテ』は、プティパ/ゴールスキーの原振付を基に、創意工夫を凝らす。最大のこだわりが、熊川のデザインによる舞台美術と衣裳であろう。石造の建造物に囲まれたバルセロナの街の風景。穏やかな色調による洗練された衣裳。地中海の港町の情景を、繊細に煌く陽光や乾季のある風土を立体的に立ち上げ、そこに多彩な登場人物たちによる踊りとドラマを描く。

Kバレエ カンパニー『ドン・キホーテ』 (C)Hidemi Seto

Kバレエ カンパニー『ドン・キホーテ』 (C)Hidemi Seto

第1幕、キトリの父ロレンツォ(伊坂文月)、彼が娘と婚約させようとする貴族ガマーシュ(ビャンバ・バットボルト)らが入り乱れる。そこへ遍歴の騎士ドン・キホーテ(ニコライ・ヴィユウジャーニン)、サンチョ・パンサ(酒匂麗)が登場。ドン・キホーテは、キトリを愛しの姫ドルシネアだと思い込んでしまうーー。プロローグから一貫してタイトル・ロールのドン・キホーテにしっかりと光を当てているのもこだわり。踊りの見せ場も豊富だ。メルセデス(戸田梨紗子)、エスパーダ(杉野慧)は町の人気者で花形の存在にふさわしい豪胆で押しの強い踊りで魅せる。花売り娘(成田紗弥、毛利実沙子)には、とび切り踊れる面々が配され充実。

Kバレエ カンパニー『ドン・キホーテ』 (C)Hidemi Seto

Kバレエ カンパニー『ドン・キホーテ』 (C)Hidemi Seto

Kバレエ カンパニー『ドン・キホーテ』 (C)Hidemi Seto

Kバレエ カンパニー『ドン・キホーテ』 (C)Hidemi Seto

■変化に富んだ第2幕

第2幕冒頭、ジプシーたちの野営地でキトリとバジルが踊るアダージョは情感豊かに迫って来る名場面だ。ここではジプシーたちが人形劇を披露するおなじみの場面がないが、その分テンポよく進み、彼らのダイナミックな踊りを堪能できる。続く夢の場面では、ドルシネア(片岡美紅)がドン・キホーテの夢の中に登場。通常、キトリ役が一人二役で務めるが、ここでは別のダンサーが演じ、キトリとドルシネアは別の存在だとはっきりと示す。最後の居酒屋の場面では、バジルが「キトリとの結婚を認めてくれないならば死ぬ!」と狂言自殺を図る。ドン・キホーテとガマーシュの剣闘場面もあって楽しい。

Kバレエ カンパニー『ドン・キホーテ』 (C)Hidemi Seto

Kバレエ カンパニー『ドン・キホーテ』 (C)Hidemi Seto

Kバレエ カンパニー『ドン・キホーテ』 (C)Hidemi Seto

Kバレエ カンパニー『ドン・キホーテ』 (C)Hidemi Seto

■高揚感あふれる大団円

第3幕はキトリとバジルが結ばれる大団円。飯島は白を基調に黒をあしらったチュチュ姿で、シャープな存在感が際立つ。山本は躍動感に富んだジャンプを連発し、ポーズもカッコよく決めた。今やKバレエを背負って立つプリンシパルとしての風格もあるが、それ以上にのびのびと踊り満喫している様子で、それが観る者を楽しませる。フレッシュなペアの輝きは得難い。全幕を通して、井田勝大の指揮によるシアター オーケストラ トーキョーが踊りと演技のツボを心得て演奏し、バレエ=舞踊劇にとって、いかに音楽が大事かということ実感させられた。

Kバレエ カンパニー『ドン・キホーテ』 (C)Hidemi Seto

Kバレエ カンパニー『ドン・キホーテ』 (C)Hidemi Seto

■日本のバレエ、新時代へ

早くから海外で活躍してきた飯島。ローザンヌで将来を嘱望され、英国留学を経てKバレエ一筋の山本。キャリアは異なれど才能豊かな旬の2人が、日本で踊ることを選び、清新に魅せる。ちなみに飯島はBunkamuraオーチャードホール芸術監督でもある熊川が総合監修を務めた『オーチャード・バレエ・ガラ~JAPANESE DANCERS~』に2015年、2019年の2回とも出演。山本のローザンヌ出場時の審査員の1人が熊川であった。コロナ禍の厳しい時代だが、蒔かれてきた種は自ずと未来への布石となり、今に結び付いているに違いない。世界を知る名伯楽・熊川を起点に、日本のバレエに新たな実りが生まれていることをうれしく思う。

Kバレエ カンパニー『ドン・キホーテ』 (C)Hidemi Seto

Kバレエ カンパニー『ドン・キホーテ』 (C)Hidemi Seto

取材・文=高橋森彦

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演劇集団ゲッコーパレードが、2021年6月11日(金)〜21日(月)旧加藤家住宅(埼玉県蕨市)にて、本拠地企画『病』(やまい、illness)を上演することがわかった。

ゲッコーパレードとは、埼玉県蕨市の旧加藤家住宅を拠点に活動する演劇集団。これまで特徴ある場所でさまざまな形式の演劇上演を行い、2015年より本拠地である旧加藤家住宅での活動を中心に、東北芸術工科大学(山形県)、宮城野納豆製造所(宮城県)、早稲田大学演劇博物館(東京都)、旧里見弴邸(神奈川県)、IGR京セラ(鹿児島県)、Slure Project(タイ, バンコク)など多くの劇場外での演劇上演を重ね、観客の前に演劇を直接届けている。

山形ビエンナーレ『ファウスト』  過去公演写真:瀬尾憲司

山形ビエンナーレ『ファウスト』  過去公演写真:瀬尾憲司

山形ビエンナーレ『リンドバークたちの飛行』 過去公演写真:瀬尾憲司

山形ビエンナーレ『リンドバークたちの飛行』 過去公演写真:瀬尾憲司

タイ『リンドバークたちの飛行』2020  過去公演写真:瀬尾憲司

タイ『リンドバークたちの飛行』2020  過去公演写真:瀬尾憲司

演劇博物館『リンドバークたちの飛行』  過去公演写真:瀬尾憲司

演劇博物館『リンドバークたちの飛行』  過去公演写真:瀬尾憲司

この度、活動5周年を迎えたゲッコーパレードは新たなメンバーを多数迎え、2021年初の作品を発表する。本作では、展覧会のように複数名の作家が手掛ける作品が並び、個々の作品がゆるやかに繋がりをみせるそうだ。また、人間本来のあり方が浮かび上がり、コロナ禍のいま「生きること」を考えるきっかけとなる意義ある作品とのこと。

「絵画上演」  撮影:瀬尾憲司

「絵画上演」  撮影:瀬尾憲司

 撮影:瀬尾憲司

 撮影:瀬尾憲司

本作のタイトル/テーマは「病」(やまい 英:illness)。ゲッコーパレードはただ災厄を意味する言葉として掲げているわけではなく、人間はコロナ禍以前に元から不完全な状態を抱えており、コロナ禍はそれを浮き彫りにした。これを総じて「病」と捉えると「病」は人が生きる現実であり、「生きること」は人間が長く問い続けてきたこと。本作品は決してネガティブなだけではなく「生きること」に正面から向き合って考え、先に進むきっかけとなる人間賛歌でもあるとメッセージを寄せている。

ゲッコーパレード本拠地企画『病』

ゲッコーパレード本拠地企画『病』

なお、本作は建物の全ての窓を開放した会場内を観客が自由に歩き回る形式となる。これは感染症対策だけではなく、異なるジャンル7組のアーティストや作品から集団のかたちをゲッコーパレードと観客が探っていくアプローチでもあるそうだ。それぞれの作品はどの順番からでも自由に鑑賞することができるため、鑑賞者によって体験は変化していく、とのこと。

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“貴方と私が幸せな航海”をモットーに、”海にまつわるファンタジー”を上演する劇団フェリーちゃんが、1年半ぶりの劇場公演を2021年5月20日(木)~5月26日(水)新宿眼科画廊スペースOにて開催する。感染症対策として、舞台と客席の距離を保った上でも楽しめるよう工夫を凝らした3種類の出し物を、会期中に計10ステージ上演する。

鴻上尚史の代表作、同級生達の再開と真実の交錯を描く三人芝居『トランス』は、朗読劇として脚色、構成して上演。本年9月に上演を予定している本公演『Ma les me Role ~マルムロール~』の前日弾を描く『女王シェリーの戴冠式』は、ファンタジーでありつつも人間ドラマを色濃く描く、劇団の特性を活かした新作朗読劇となる。

音楽ライブ『Musica da Viaggio!』では、これまでの公演で使用した楽曲に加えて、昨年末6月のクラウドファンディングで制作し、本年2月に公開されたMVも話題となった、オリジナル楽曲『Lucos -在り処-』『Cuo -行方-』も初披露。声楽家でありボイストレーナーとしても活動する劇団主宰のなにわえわみと、バレエダンサーの北村真帆共演する豪華なライブとなる。

会期中は“出し物”に加えて、劇団フェリーちゃんにまつわる美術作品の展示も楽しめる。大学で美術を専攻した劇団員すみよしこのペイントや、新作衣装、虚飾集団廻天百眼主宰でありカメラマンの石井飛鳥の撮り下ろし写真ほか、フェリーちゃんに馴染みのある作家達の作品展示にも注目だ。

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シス・カンパニー安部公房の戯曲『友達』を2021年9月に東京・新国立劇場小劇場で、10月に大阪・サンケイホールブリーゼで上演する。上演台本・演出は、加藤拓也

『友達』は、ある一人暮らしの男のアパートに隣人愛を唱える謎の一家が闖入し占拠する不条理な物語。小説、戯曲、映像作品と幅広い分野で活躍した安部公房が自身の小説『闖入者』をベースに戯曲化した作品で、1967年に青年座で初演され、同年の谷崎潤一郎賞を受賞。三島由紀夫をして「安部公房氏の傑作」と言わしめた。

男をジワジワと取り囲んでいく9人家族や周囲の人々の論理に、上演台本・演出の担当として大胆に切り込むのは、『たむらさん』(2020年10月上演)でシス・カンパニーとタッグを組んだ加藤拓也。現在、NHKよるドラ『きれいのくに』脚本でも注目を集めている気鋭の劇作家だ。

そしてこのほど、注目のキャスト陣が発表された。不条理な状況に追い込まれていく「男」を演じる鈴木浩介に迫るのは、安部の主宰した劇団「安部公房スタジオ」出身の浅野和之、硬軟自在な演技で魅了するキムラ緑子、第28回読売演劇大賞最優秀男優賞に輝く山崎一が率いる謎の3兄弟・3姉妹たち。その中でも、ドラマ「姉ちゃんの恋人」での共演が人気を呼んだ有村架純林遣都が、今度は小劇場空間で家族として登場する。有村は、2014年『ジャンヌ・ダルク』以来7年ぶり2度目の舞台出演という点でも注目だ。他に、岩男海史大窪人衛富山えり子伊原六花内藤裕志長友郁真手塚祐介西尾まり鷲尾真知子の盤石な布陣が実現する。
 

<ストーリー> ある夜、ひとりの男(鈴木浩介)の日常に忍び寄る、見知らぬ「9人家族」の足音。祖父(浅野和之)、父母(山崎一・キムラ緑子)、3人兄弟(林遣都・岩男海史・大窪人衛)、3人姉妹(富山えり子・有村架純・伊原六花)から成る9人家族は、それぞれに親しげな笑みを浮かべ、口々に隣人愛を唱えながら、あっという間に男の部屋を占拠してしまう。何が何だかわからないまま、管理人(鷲尾真知子)、警官(長友郁真・手塚祐介)、婚約者(西尾まり)、弁護士(内藤裕志)と、次々に助けを求め、この不条理な状況説明を試みるが埒があかない。しかも、彼らは、どんどん「家族の論理」に加勢していく流れに…。一体、この「9人家族」の目的は何なのか? どこからが日常で、どこからが非日常なのか? この男を待ち受けるのは、悲劇なのか、はたまた救済なのか?

 

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2021年9月17日(金)~10月3日(日)博品館劇場にて、BROADWAY MUSICAL『GLORY DAYS グローリー・デイズ』が上演されることが決定した。

2008年1月にワシントンD.C.近郊アーリントンで初演され、誰しもが感じたことのある、大人になることへの不安、夢、そして友情が描かれた本作は、若者たちから絶大な支持を集め、ワシントン・ポスト、バラエティー、メトロ・ウィークリー、ブロードウェイワールドなど、様々なメディアから称賛された。アメリカでの上演からわずか1年後の2009年6月に日本に上陸、この度10年あまりの時を経て再上陸する。

さらに今回は、海外チームとも調整のうえ、海外への配信企画も進行中。作者は1980年代生まれの若い二人。作詞・作曲はニック・ブレイマイヤ、台本はジェイムズ・ガーディナー。当時20歳代前半の二人が生み出した、リアルで力強い言葉とメロディ、全編に盛り込まれた親しみやすいロックの音楽も本作の大きな魅力となっている。

物語の主人公で、語り手の役割を果たすウィリアム・レヴィンソン役には、ミュージカル『テニスの王子様』(2ndシーズン)で人気を博して以来、数多くの舞台・ミュージカルへの出演が続く矢田悠祐とヴォーカルグループ『LE VELVETS』のテノール担当として活動し、確かな歌唱力を誇る日野真一郎。思い出を大切にしつつも変化することを割り切っている皮肉屋のスキップ・トーマス役には、舞台からバラエティ番組まで幅広く活躍する加藤将とジャズダンス、社交ダンス、バレエなど様々なジャンルのダンスを得意とするルーク・ヨウスケ・クロフォード。単純でエネルギッシュな性格でスキップにいつもからかわれているアンディ・スコット役には、舞台への出演のみならず脚本・演出も手掛ける風間由次郎と数多くのミュージカルに出演し、確かな歌唱力と持ち前の低音ボイスで観客を魅了してきた石賀和輝。口数が少なく一見穏やかな性格で理屈屋のジャック・モイヤー役には、舞台、ドラマ、映画など幅広く活躍中の木戸邑弥とポップス、ラテン、演歌などジャンルを問わず歌いこなすシンガーソングライターのエリック・フクサキという、個性豊かな8名のキャストが出演する。

さらに、演出は劇団「エムチキビート」主宰の元吉庸泰。劇団の全作品の脚本・演出をしつつ、商業公演の演出も多数手がけ、その場に立つ俳優の実感を、空間演出により最大限に引き出す、注目の若手演出家だ。

クリエイティブ、出演者ともにフレッシュなチームが手掛け、等身大ともいえる本作品。大学を卒業してから数年ぶりに再会した仲良し4人組が、お互いに隔たりができたことを実感し、すべてが今よりシンプルで輝いていた日々に思いを馳せていく姿を、魅力的な音楽とともにほろ苦くも爽やかに描く。

【あらすじ】
大学を卒業してから数年ぶりに再会した仲良し4人組。彼らの名前は、ウィリアム・レヴィンソン、スキップ・トーマス、アンディ・スコット、ジャック・モイヤー。冴えない学生生活を送っていた彼らだが、お互いに支えあい、ふざけあいながらも絆を深め、かけがえのない存在となっていた。久しぶりの再会にはしゃぐ4人。ウィルが発表した「秘密の計画」を進めながら、それぞれの近況を報告しあう。そんなとき、ジャックのとある告白によって場の雰囲気が一変する。ジャックの変化に戸惑う3人。
仲間の変化を感じ、かつての「グローリー・デイズ」にはもう戻れないことを知った4人は、大人への道をどのように歩んでいくのだろうか。

 
演出:元吉庸泰  コメント

誰でもあり、誰でもない、そんな四人の凡庸な物語であると思います。
Glory Daysという言葉。暗闇のトンネルに入る前の光が眩しくて、あったかくて。自分の立っている場所から歩き出すことに何かささくれのように心が引き裂かれている。そんな凡庸な四人の若者。

今、大きく世界が動いている中で、今まで曖昧であった自分たちの輪郭が問われているかのような日々が続きます。そんな希望と絶望のコントラスト溢れる現代に、このミュージカルで彼らが歌い繋いで葛藤を重ねる物語が、鮮やかに光を浴びると思えるのです。

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2021年8月、大阪、東京、神奈川にて、舞台『東京リベンジャーズ』の上演が決定し、公演の詳細と第1弾キャスト&ビジュアルが解禁となった。

2017年より講談社「週刊少年マガジン」にて連載中の和久井健・原作の『東京卍リベンジャーズ』は、4月よりアニメ放送が開始し、7月には実写映画も全国公開される話題作だ。

本作は、2017年、26歳のダメフリーターとして人生どん底の生活を送っていた花垣武道が、ある日ニュースで中学時代の人生唯一の彼女だった橘 日向が弟の直人とともに悪党連合“東京卍會(東卍)”の抗争に巻き込まれ死亡したことを知る。

翌日、バイト帰りの武道は電車のホームから何者かに突き飛ばされ転落してしまう。死を覚悟した武道であったが、目を開くと人生の絶頂期だった12年前の2005年にタイムリープし、中学生に戻っていた。恋人を救うため、逃げ続けてきた自分の人生へのリベンジを開始する…。

演出・脚本は伊勢直弘が手掛け、出演者は、花垣武道 役に木津つばさ、橘直人 役に野口準、佐野万次郎 役に松田凌、龍宮寺堅 役に陳内将が決定した。

演出・脚本:伊勢直弘 コメント

この作品を初めて拝読したとき、熱量の高さと凄まじい展開に圧倒され、一気に引き込まれました。想いを貫く強さ、自分の弱さと向き合う強さ、仲間を信じる強さ、困難に挑む強さ…。強くあろうともがく登場人物たちがとても人間臭くて、そしてとても魅力的。そしてそんな男たちが立ち向かう、予測不能な衝撃展開の連続。カッコいいだけじゃない。何度読んでも発見がある、たくさんの魅力が詰まった名作です。そんな名作を、アニメ化・実写映画化に続き、舞台でも挑戦できることになりました。大きなプレッシャーを感じつつ、タケミチの生き様にならって絶対に諦めず上演のゴールまで全員で全力疾走していこうと思います。舞台だからこそできる「東京リベンジャーズ」をお届けします。どうぞお楽しみに!

花垣武道 役:木津つばさ

花垣武道 役:木津つばさ (C)和久井健・講談社/舞台「東京リベンジャーズ」製作委員会

花垣武道 役:木津つばさ (C)和久井健・講談社/舞台「東京リベンジャーズ」製作委員会

皆様、初めまして。花垣武道を演じさせていただく木津つばさです。『東京卍リベンジャーズ』といえば男心を擽る抗争シーンやタイムリープ仲間に惹かれ成長していく心、そして言葉一つ一つの純朴さ、何を取っても胸が熱くなる物語。漫画、アニメ化、実写映画、に続き、舞台化と最高のキャスト・スタッフ陣で皆様に熱くるしい程に最高の夏をお届けする事を誓います。自分自身、ここに全てを賭けて挑ませて頂きますので是非、期待していて下さい!

橘 直人 役:野口 準

橘 直人 役:野口 準 (C)和久井健・講談社/舞台「東京リベンジャーズ」製作委員会

橘 直人 役:野口 準 (C)和久井健・講談社/舞台「東京リベンジャーズ」製作委員会

皆様こんにちは! この度、舞台「東京リベンジャーズ」に橘直人役で出演させていただきます!  野口準です。元々原作を読ませて頂いていて、寝る間も惜しんで読むほど大好きな作品なので、今回直人として作品に関われる事が心底嬉しいです。と同時に、沢山の原作のファンの皆様に素敵なものを届けられるように、誠心誠意向き合って行かなければと、強く思っております!! キャストの皆様もほんとに素敵な方ばかり。本当に身が引き締まる思いです。舞台の上で、皆様にお会い出来る日を心から楽しみにしています。応援の程、宜しくお願い致します!!

佐野万次郎 役:松田 凌

佐野万次郎 役:松田 凌 (C)和久井健・講談社/舞台「東京リベンジャーズ」製作委員会

佐野万次郎 役:松田 凌 (C)和久井健・講談社/舞台「東京リベンジャーズ」製作委員会

舞台「東京リベンジャーズ」にて佐野万次郎を演じます松田凌と申します。今作この役を演じるにあたり、一つ自分の中で肝を据えて参加させて頂きます。男のバイブルとして新たに金字塔を打ち建てている漫画だと思っているからです。舞台化する上で、様々なご意見があって然るべきだと思います。その責任を全て背負う覚悟で臨むつもりです。マイキーとして板の上で生きられるよう今夏は東京卍會に全てを捧げます。まずは自分が後ろにいるかぎり、誰も負けないようにします。劇場に確かめにいらして下さい。演劇界にて、不良の時代の幕開けです。

龍宮寺 堅 役:陳内 将

龍宮寺 堅 役:陳内 将 (C)和久井健・講談社/舞台「東京リベンジャーズ」製作委員会

龍宮寺 堅 役:陳内 将 (C)和久井健・講談社/舞台「東京リベンジャーズ」製作委員会

皆様。

この度、舞台「東京リベンジャーズ」に東京卍會 副総長 龍宮寺 堅(ドラケン)役として出演させて頂きます、陳内将です。元々、原作から大好きだった為、作品を読み進める毎にマネージャーさんに「舞台化の話はありませんか」、「オーディションなど、少しでも情報があったら教えて欲しいです」と数年前から連絡を絶えず入れていました。念願叶い、ドラケンを演じられると連絡が来た際に、しばらく武者振るいをしたのを思い出します。愛してやまないこの作品の中で、いかに仲間達を想い、信じ、愛して、上演を楽しみに待つ「家族」へ僕らの信念がしっかりと届くように、日々を真っ直ぐに生きようと思います。何卒、東京リベンジャーズを、トーマンを宜しくお願いします。

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大ヒットヤンキー漫画『新宿スワン』の和久井健が2017年より連載している新作漫画『東京卍リベンジャーズ』。ダメフリーターの花垣武道(タケミチ)はどん底人生の真っただ中、突如中学生時代にタイムリープ。現代で悪党連合”東京卍會”の抗争に巻き込まれ、亡くなったと報道された中学時代の人生唯一の恋人ヒナを救うため、そして弱い自分を変えるため、タケミチは人生のリベンジを決意し、時代を行き来する。ヤンキー&タイムリープの話題作だ。

2021年4月からのアニメ化、同年7月9日(金)より北村匠を主演とする実写映画化が予定されており、盛り上がりも最高潮になるなか、8月より舞台化も決定。
舞台で主演・タケミチを演じるのは舞台『刀剣乱舞』シリーズ(博多藤四郎 役)や、舞台『炎炎ノ消防隊』(象日下部 役)など数々の舞台で個性的なキャラクターを演じる木津つばさ。本作の魅力、中学時代の自分と重ねたタケミチの男としてのかっこよさ、共演者について語ってもらった。

「何かのために体を張れる」タケミチとの共通点――

ーー本作舞台への出演が決まった時のお気持ちを教えてください。

以前からもちろん原作は知っていて、この作品がもし舞台化したら出演したいなと思っていたので、このお話をいただいたときは驚いたと同時に、「ついにやるんだ……!」というドキドキがありました。しかも“タケミチ役”でお声がけいただけるとは思っていなかったので、とても嬉しい気持ちです。でもアニメ化、実写映画化と続いてきているので、非常にプレッシャーも感じています。

木津つばさ

木津つばさ

ーーこの作品のどういうところに面白さを感じましたか?

男心をくすぐるところです。本作には女性ファンもたくさんいると思いますが、男の子が好きなザ・少年漫画っていう要素がたくさんあります。僕は殴りあっての喧嘩もしたことがないですし、そういう世界にも触れてこなかったので、最初はちょっと非現実的な感じもしていました。そこにタイムリープというワクワクする要素が加わって。今、原作が一番盛り上がっているイイところ(2021年4月現在)なんです! 早く続きが読みたいです。

ーー普段はどんな漫画を読まれることが多いんですか?

少年漫画をよく読みます。実は講談社さん作品原作の舞台をやらせていただくことも多いです。ミュージカル『アルスラーン戦記』、舞台『炎炎ノ消防隊』もそうですね。たくさんご縁をいただいています。

ーータケミチと木津さんが似ているところ、違うと思うところとは?

まず、自分とは違うなと思う点でわかりやすいのは中学生時代です。喧嘩や抗争のような荒々しい人は親しかった友達にもおらず、自分が過ごしてきた生活とは全く違う世界です。似ているところは「何かのために体を張れる」、「守りたいもののためにしっかり自分の意志を持っている」という点です。僕も役者をやっていくうえで、生きていくうえでそういう核や芯の部分を強く持っているので、そういうところもタケミチに感情移入しやすかったです。

ーー木津さんの「核や芯の部分」とは?

僕はおばあちゃんっ子で、育ててくれた祖母に恩返しがしたいという気持ちを強く持っています。そもそも学校で習う勉強には必ず“答え”がありますが、その“答え”が出るものが特に好きではなくて。逆に答えがないものの方が、昔から魅力を感じていました。そんな時に出会ったのが“答え”のない「お芝居」。この世界で生きていきたいなと思うようになりましたが、恥ずかしくてなかなか親にも言えなくて。この将来の夢を話したとき、周りの大人が渋い顔をする中、祖母は「好きなようにさせてあげてください」と僕を後押ししてくれたんです。そのときの出来事から祖母への恩返しを心に誓っています。自分の人生の核であり、お芝居をする上でも大切にしている想いです。

木津つばさ

木津つばさ

ーータケミチ以外にも好きなキャラクターはいますか?

うーん、魅力的なキャラクターはたくさんいると思いますが、やっぱりタケミチが一番好きです! 最初にタイムリープした時は、過去の自分が嫌になって早く帰りたいと困惑していたのに、ヒナと会うシーンがもう鳥肌すぎて! 大切な人を守るために覚悟を決めた瞬間ですよね。人の生死はあっという間で儚いけれど、大切な人と会ったり想ったりすることは生きていくうえでとても大事。そういう大切な人のために強く生きていかなければならないんだと強いメッセージが込められているような気がします。
それにタケミチが泣くシーンはどれも印象的で、人のことを想うってこんなに素敵なことなんだなと教えてくれました。漫画だよね、ノンフィクションじゃないんだよね! って何度も涙が出てきてしまいました。
あと溝中5人は信頼し合っていてとても良い関係性だなと思いました。マイキーたちは力で多くを従えることができるけど、タケミチは気持ちで人を動かす方。マイキーもドラケンもタケミチに出会って変わっていくというのが、タケミチの主人公さを際立たせていると思います。

ーーほかに気に入っているシーンはありますか?

夏祭りのお話です。タケミチがヒナの前で泣いてしまった時、ヒナは事情を知らなくても優しく受け止めてくれて。そしてそのあとのシーン!! 少年漫画なのに甘酸っぱくてきゅんきゅんしてしまいました。彼女と夏祭りに行くなんてことしてみたかったなぁ。ヒナちゃんも中学生にしては大人びてますよね。1巻でマイキーやドラケンにひるまず立ち向かう姿はかっこよかったです。彼女もタケミチと同じで心に核みたいなものを持っている、強い女性なんでしょうね。

今回は初めて地毛で演じようと思っています――

ーービジュアル撮影で実際の衣裳を着た感想をお願いします。

いよいよ始まるんだなって思います。稽古も台本もまだの状態ですが、すごい作品に出させていただけるんだなと、衣裳を着てなおさら身の締まる思いです。大事な人のために死ぬ気で戦いたいです。

ーー最近金髪にされたツイートをして、ファンの方にも「初めて見る髪型!」と言われていましたね。

オン眉で、ここまで短い髪型は初めてです。ファンのみなさんも驚いたかなと思います。

ーー実際の舞台での髪型ですか?

そうですね。今回は地毛でいきたいと思っています。タケミチは喧嘩でボロボロにもなりますし、めちゃくちゃ汗もかくと思います。地毛でやればそんなタケミチと一心同体になれるというか、リアルな感情にもっと近付くかなと。こういう原作がある作品ではカツラやウィッグ、カラコンをすることが多いのですが、僕は初めて地毛で演じるという気分を味わっています。

木津つばさ

木津つばさ

ーーウィッグと地毛では演じるうえで違うものなんでしょうか。

全然違います。逆にウィッグ・衣裳・メイクをした状態で鏡を見ると、目の前にキャラクターがいるので、すっと役が入ってくるので切り替えはしやすいです。でもタケミチは現在と過去を行ったり来たりするので、どちらかは必ずカツラでやらなければいけないんです。

ーー現代と過去(中学生)を一つの舞台で何度も入れ替わるのはすごく大変なことだと思います。その辺り、考えている演技プランなどはありますか?

声色の区別はしようと思います。でも時間を行き来する時の感情も毎回違いますし、世界も少しずつ変わっているのでどうしようかと悩んでいます。現代の世界で死んでいたはずの人物が過去から戻ると生きているとか、すごく難しい感情だと思うんです。どう演じ分けたらお客さんに伝わるかなって考えてはいますが、演出などがつかないと固まらないので、伊勢(直弘)さんに託して、一緒に楽しみながらこの世界を作りたいです。

ーー共演者についてはいかがでしょうか。

マイキー役の松田凌さんはずーっと共演したいなと思っていました。彼のお芝居はとてもエネルギッシュで観ていて自分の活力にもなるし、本当に楽しんでお芝居をやってらっしゃるんだろうなと。憧れにも近い存在で、こういう役者になりたいですね。圧倒的な存在感をもつマイキー役の松田さん、もう既に勝手に信頼してます(笑)! きっと松田さんからは吸収することだらけなので、全部盗んでやろうって思います。

ナオト役の野口準くん、ドラケン役の陳内将さん。陳内さんと舞台でご一緒するのは2回目かな。あの背中はやっぱりかっこいいです。準は僕より年下でかわいいなと思うこともあるんですが、大人びていてしっかりしているのでなんでも任せられる役者です。初めましての方々もいますが、信頼できるカンパニーにしたいですね。

木津つばさ

木津つばさ

ーー喧嘩の時は背中を預けられるくらい頼もしい方たちですね。

本当にそれ大切ですよ! マイキー、松田凌さんに背中を預けられる日が来たかと! うーん、これはアツいですね! 負けてられないです!

怖いけれどちょっとカッコイイ、ヤンキーの先輩たち――

ーー中学時代の木津さんはどんな子でしたか?

今でいう「陰キャ」みたいな感じで、おとなしかったです。運動は好きでしたが、教室で本を読んでいるような普通の子供でした。でも小中学生はやっぱり他の子より目立ちたいっていう欲があると思うので、本当は心の中のどこかでそういう欲求を頑張って押し殺していたのかもしれません。広島出身なので、周りにヤンキーっぽい生徒は多かったと思います。

ーー怖い先輩とかいましたか?

体育祭の時に、グラウンドにある部室の屋上に数人のヤンキーの先輩がたむろしていて、野次を飛ばしたりしていたことがあったんです。僕も友人たちも、目を付けられないように目線を合わせないようにしていましたが、怖いけれどちょっとカッコイイなって思っちゃいました(苦笑)。

ーー最後にメッセージをお願いします。

原作ファンだった『東京卍リベンジャーズ』​が舞台化して、そして主演の花垣武道を演じさせていただけるとは! これまで以上にないくらい嬉しいことであり、そしてプレッシャーもとても感じています。伝えたいことは舞台上で届けます! なので、ぜひ観に来てください。やり切ります!

木津つばさ

木津つばさ

取材・文=松本裕美  撮影=池上夢貢 

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TWICEが、3rd ALBUM『Perfect World』(読み:パーフェクトワールド)をリリースすることが決定した。

コロナ禍で活動ができなかった時間を学びの時間と変えた彼女たちの新しい表現を存分に魅せ、励まし、そして寄り添うことを表現した2020年から、新体感ライブ CONNECTを皮切りに、ファン・家族・友達などすべての人やモノに対する「愛」を発信することをテーマしている2021年の作品として、ファン愛、家族愛、友達愛など、様々な愛のカタチの楽曲を集めたアルバムとなる。

リード曲である「Perfect World」は完璧な世界が崩れていく中で、それに動じる事なく、凛と佇む(ただずむ)強い女性像を歌った楽曲で、スピード感溢れるワイルドなサウンドとなっており、「いい音楽で一度、素晴らしいパフォーマンスで二度魅了させる」というグループの意味を彷彿させる音とパフォーマンスを期待させる。

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鬼束ちひろが、昨年開催したデビュー20周年コンサートツアー『UNHESITATE』の11月17日(火)東京・Bunkamuraオーチャードホールの模様を完全収録したライブ映像作品『LIVING WITH A GHOST』(5月26日発売)より「書きかけの手紙」のライブ映像を公開した。

デビュー20周年を記念して行われた本公演は、「月光」「流星群」「私とワルツを」など往年のヒット曲やベストアルバムに収録された楽曲の他、ライブ初披露となった「ダイニングチキン」や「End of the world」、最新曲の「書きかけの手紙」まで、20周年を総括するメモリアルな内容に。

「書きかけの手紙」は、20周年の節目の年に自ら実話と語るエピソードを盛り込んで書き下ろした最新曲となっている。

 

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