田村正和さん主演×イチロー出演『古畑任三郎ファイナル~フェアな殺人者~』がFODで期間限定無料配信

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ドラマ『古畑任三郎ファイナル~フェアな殺人者』がフジテレビの動画配信サービスFODにて、2021年6月4日まで期間限定で無料配信されることがわかった。

田村正和さんが主演したドラマシリーズ『古畑任三郎』。ドラマ『古畑任三郎ファイナル~フェアな殺人者』は、元メジャーリーガー/プロ野球選手のイチローが、2006年のシアトルマリナーズに所属時に出演した、スペシャル版のエピソードだ。

同ドラマは、田村さんが4月3日に亡くなっていたことを受け、追悼として5月20日(木)にフジテレビで放送された。見逃し配信の視聴方法など、詳細はFODの公式サイトを確認しよう。

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9mm Parabellum Bulletが新曲「泡沫」を7月4日(日)よりデジタル配信にてリリースすることを発表した。

新曲「泡沫」は、6月6日からスタートするツアー『カオスの百年 TOUR 2020 〜CHAOSMOLOGY〜』のチケットに付いている会場限定CDに収録される楽曲となり、ツアー最終日の仙台公演翌日よりダウンロード及びサブスクリプションサービスにて配信される。また、デジタル配信される「泡沫」のジャケットデザインはツアー会場限定CDとも異なるデザインとなる。

9mm Parabellum Bullet「泡沫」

9mm Parabellum Bullet「泡沫」

なお、『カオスの百年 TOUR 2020 〜CHAOSMOLOGY〜』のチケットに付いている会場限定CDには、新曲「泡沫」に加えて、各会場のライブ音源がダウンロードできるミュージックコネクティングカードが封入、6会場全て異なるジャケットデザインとなっている。

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テレビ朝日系「ミュージックステーション」の公式YouTube企画「Spotlight」で、シンガーソングライターNakamuraEmiによる「YAMABIKO」のパフォーマンス映像とNakamuraEmiの紹介映像が公開された。

「YAMABIKO」は2016年にリリースされたメジャーデビューアルバム『NIPPONNO ONNAWO UTAU BEST』に収録されているNakamuraEmiの代表曲。今回の映像はアコースティックギターとMPCによる編成で生演奏でのパフォーマンスとなっている。

「Spotlight」はテレビ朝日が実施している「未来をここからプロジェクト」の一環で「未来を音楽から!」をテーマに次世代アーティストの歌唱動画を紹介していくプロジェクト。NakamuraEmiは現在3か月連続でデジタルシングルをリリースしており、第2弾の「投げキッス」が本日・5月21日(金)にApple Music / Spotify / LINE MUSICなどで配信されたばかり。

また、毎年恒例となっている七夕ライブの開催が決定。今年は配信での開催となり、チケットは本日より販売がスタートしている。

「YAMABIKO」パフォーマンス映像:

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柿喰う客の新作本公演『滅多滅多』(めっためた)が2021年5月21日(金)、東京・本多劇場で開幕した(5月30日まで)。SPICEでは、前日に行われたゲネプロ(総通し稽古)の模様をお届けする。

多彩な劇作を発表してきた作・演出の中屋敷法仁による柿喰う客の最新作は、大人と子供と怪異が交錯する、ホラー・スリラー・ミステリーとなっている。2021年に加入した新メンバー7名を含む怪優20名が、時空間の歪むようなスペクタクルの空間を立ち上げた。

柿喰う客『滅多滅多』(撮影:神ノ川智早)

柿喰う客『滅多滅多』(撮影:神ノ川智早)

舞台は、夕闇がせまる4時44分の「高天原市立秋津島小学校」。恨み、憂いが渦巻く学校で起こった、忌まわしい過去が明らかになっていく。

登場するのは、高天原市立秋津島小学校の教員7人、5年3組の7人の子供、そして6人の学校の七不思議だ。冒頭から息もつかせない怒涛の勢いで繰り出されるセリフに、柿喰う客ではお馴染みのテンションだと分かっていても、思わずのけぞってしまう。

柿喰う客『滅多滅多』(撮影:神ノ川智早)

柿喰う客『滅多滅多』(撮影:神ノ川智早)

卒業式のシーンから始まるが、この時点で観客は学校で起きた悲劇を知らされていない。彼らが話す言葉には腑に落ちないものもあるのだが、思考を働かせる余裕を与えず、待ったなしで観客を学校の不可思議な異空間に引きずり込んでいく。

柿喰う客『滅多滅多』(撮影:神ノ川智早)

柿喰う客『滅多滅多』(撮影:神ノ川智早)

7色の照明が特徴的だ。役者たちに不穏な空気をまとわせ、舞台をホラーに照らしている(照明は松本大介、照明操作は長谷川 楓)。舞台上の時間が逆行しているかのような感覚にも陥るが、ある出来事をきっかけに卒業式から時間が止まっているのだという。

柿喰う客『滅多滅多』(撮影:神ノ川智早)

柿喰う客『滅多滅多』(撮影:神ノ川智早)

野球が始まったかと思いきや、金属バットを振り回して殴打し、補習に来た教師は生徒を続け様に殴る。とはいえ暴力的な描写よりも凄まじいのは、やはりセリフの掛け合いだったりする。バイオレンス、エロ、ナンセンス、ユーモアがたっぷり詰まった、ハイカロリーな言葉の数々を堪能したい。

柿喰う客『滅多滅多』(撮影:神ノ川智早)

柿喰う客『滅多滅多』(撮影:神ノ川智早)

この血塗られた学校のミステリーを紐解く登場人物は、教育実習生の井笠真白(いかさ ましろ/田中穂先)。謎の中心にいる少女・五輪瑠子(いつわ るこ/永田 紗茅)の身に起きたことが、次第に明らかになっていく。

柿喰う客『滅多滅多』(撮影:神ノ川智早)

柿喰う客『滅多滅多』(撮影:神ノ川智早)

柿喰う客『滅多滅多』(撮影:神ノ川智早)

柿喰う客『滅多滅多』(撮影:神ノ川智早)

五輪を気にかけている養護教諭のセクシーなお姉さん・洞 福乃(ほら ふくの/福井 夏)の過去にも何かあったようだ。しかし、物語は二転三転する。「怖いのは、理性と知性と平常心がある証拠」というセリフにスッと背筋が寒くなるが、平静に理解したつもりでいると意外な展開に振り回されるので、怪異以上に厄介な設定もお楽しみに。そもそも登場人物たちの名前が不審すぎる!

柿喰う客『滅多滅多』(撮影:神ノ川智早)

柿喰う客『滅多滅多』(撮影:神ノ川智早)

そして少女はグラウンドにたどり着く。リコーダーを盗んだのは誰か? 心も体も穴が空いたドーナツとは? 子供たち6人がこっくりさんの力を借りて成し遂げようとしていることとは何か? 彼らを襲った不幸がまたエグい。

柿喰う客『滅多滅多』(撮影:神ノ川智早)

柿喰う客『滅多滅多』(撮影:神ノ川智早)

そんな中、少女の想いが叶えられたときに流れる静かな時間は、爽やかな風が吹くように感じられる。硬直した空間も解体されていく。救いのない展開が続き、メチャメチャになった心に訪れるカタルシスをここで味わいたい。

柿喰う客『滅多滅多』(撮影:神ノ川智早)

柿喰う客『滅多滅多』(撮影:神ノ川智早)

また劇後半の歌のシーンも見どころになっており、楽しませてくれる。時間が流れる感覚も戻ってくるようだ。

柿喰う客『滅多滅多』(撮影:神ノ川智早)

柿喰う客『滅多滅多』(撮影:神ノ川智早)

さて、物語は幾重にも仕込まれたトリックによって、最後まで本性を見せない。「あれは伏線だったのか」と思った直後に裏切られるのだからたまらない。そういえばミステリーではモノローグで語られる言葉は、信用できるとは限らないのだった。滅多滅多の「めた」は、メタフィクションのメタにもかかっているのだろうか……?

七不思議以上に人間の方が曲者揃いだったりする。いい意味で裏切り続けてくれる作品に、心して挑もう。

柿喰う客『滅多滅多』(撮影:神ノ川智早)

柿喰う客『滅多滅多』(撮影:神ノ川智早)

最後に、主演の田中穂先より届いた開幕コメントを以下に紹介する。

田中穂先(主演)

『滅多滅多』はホラー・スリラー・ミステリーと銘打った劇団の最新作にして野心作。背筋も凍るような恐怖の物語ですが、その奥底には切実な愛、人間への優しいまなざしがあります。劇団結成15周年、新たなメンバーも加えた総勢20名で、本多劇場からイマジネーションの扉を開きます。絶望感や無力感に苛まれることの多い現代社会、この作品が皆様の心をほがらかにするものとなることを願っています。
劇場で!あるいはライブ配信で!どうぞお楽しみください!!

 

取材・文=石水典子  写真撮影=神ノ川智早

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2021年6月17日(木)~7月4日(日)赤坂 RED/THEATER‪‪にて、*pnish* vol.16 『*pnish*(パニッシュ)』 が上演される。この度、 ミニアフタートーク&Happy *pnish* Birthday企画ゲストが決定した。

2001年7月1日に「芝居をやりたい!」 という情熱のもと、「同年代の男だけのユニット」を作るべく佐野大樹、森山栄治、鷲尾 昇、土屋佑壱によって結成され、今年20周年を迎える*pnish*(パニッシュ)。ガムシャラに走り続けた20代、様々な経験を積み心身ともに充実した時期を過ごした30代。そして40代を迎えた彼らが、*pnish*結成20周年を記念して行うのが本公演だ。

ゲスト出演者  (C)2021 *pnish*. All rights reserved.

ゲスト出演者  (C)2021 *pnish*. All rights reserved.

この度、毎公演、終演後に行う“ミニアフタートーク”、7月1日の ”Happy *pnish* Birthday 企画”のゲストが決定。佐野瑞樹、橋本汰斗、川上将大、佐藤永典、郷本直也、北村栄基、根本正勝、岡田達也、青柳塁斗、川本 成、藤原一裕(ライセンス)、池岡亮介、辻 諒、柳 浩太郎、オレノグラフィティ、椎名鯛造、加藤良輔、大山真志、本山新之助(振付)、小原敏博(衣裳)、細見大輔、冨田昌則、鯨井康介。さらにKIMERU、玉城裕規、崎山つばさ、影山達也、他が映像出演する。

*pnish*ゆかりの人物をゲストに迎え、楽しいトークをおくる予定。

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2021年5月27日(木)~6月7日(月)宮城県・仙台市のせんだい演劇工房10-BOX box-1にて、劇団 短距離男道ミサイル 36発目みちのく超人伝説『北天鬼神譚アクロオー阿弖流爲Z』 Episode Final さらば愛しき人よ が上演される。本公演に先立ち開催されたオンラインプレイベントにて、制作発表と物語の冒頭部分の公開稽古が行われたので紹介する。

短距離男道ミサイルは、仙台を拠点に全国で活動する劇団。10周年記念公演となる本作は、核戦争が勃発した7XX年の古代東北。謎の多いヒーロー阿弖流爲を主人公に、相棒や宿敵と友情を築きながら、自分たちの生きる術を見出していこうとする物語だ。

劇団 短距離男道ミサイル オンラインプレイベント、公開稽古より  写真:小田島万里

劇団 短距離男道ミサイル オンラインプレイベント、公開稽古より  写真:小田島万里

劇団 短距離男道ミサイル オンラインプレイベント、公開稽古より  写真:小田島万里

劇団 短距離男道ミサイル オンラインプレイベント、公開稽古より  写真:小田島万里

作・演出を務める劇団代表の本田椋は、「今回の公演は劇団結成10周年という節目の年に相応しい、エンターテインメント作品「祝祭演劇」にしたい。東北には民話や伝説、民族芸能など豊かな文化がある。その東北の大地に根ざした、東北でしか作れない演劇作品にしたい。古代から現代に至るまで繋がっている蝦夷の魂を継承する作品」と作品へ込めている想いを語る。

劇団 短距離男道ミサイル オンラインプレイベント、公開稽古より  写真:小田島万里

劇団 短距離男道ミサイル オンラインプレイベント、公開稽古より  写真:小田島万里

劇団 短距離男道ミサイル オンラインプレイベント、公開稽古より  写真:小田島万里

劇団 短距離男道ミサイル オンラインプレイベント、公開稽古より  写真:小田島万里

主演の小濱昭博は、「非常に楽しめるシーンとシリアスなシーンのバランスが取れている。稽古する前から、しっかりミサイルの全てが詰まっている脚本」と作品について語る。「原点である劇団の旗揚げ公演を観た時に、周囲の観客とともに笑った。震災後の苦しい空気感の中、笑いたかったんだなと気づいた。今回も感染対策はしっかり行いながら、劇場で楽しく笑いあえたらと思っているので、ぜひ足を運んでほしい」とメッセージを送った。

劇団 短距離男道ミサイル オンラインプレイベント、公開稽古より  写真:小田島万里

劇団 短距離男道ミサイル オンラインプレイベント、公開稽古より  写真:小田島万里

ミサイル総力戦となる今作品。劇団員日替わりの前説も見どころのひとつだ。

「震災後と同じような息苦しい空気感を感じている現在、阿弖流爲という東北のヒーローに会うことで、みなさんが生きていく上での活力になるような作品にしていきたいと強く思っている。劇場で生で観るからこそ伝わる熱さやパッションを感じてほしい。」本田は語る。

劇団 短距離男道ミサイル オンラインプレイベント、公開稽古より  写真:小田島万里

劇団 短距離男道ミサイル オンラインプレイベント、公開稽古より  写真:小田島万里

なお本公演は、思わず吹き出してしまうような多彩な割引もあるので、チェックしてみてはいかがだろうか。

※写真は撮影時のみマスクを外しています。

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2018年に初演され、好評を博した三谷幸喜作・演出のオリジナル・ミュージカル『日本の歴史』が2021年7月に帰ってくる。日本の歴史上のさまざまな人物の物語と、アメリカ・テキサスの家族の物語とが巧みに交錯する作品で、三谷とタッグを組んだ作品も多い荻野清子が音楽とピアノ演奏を担当している。荻野に、再演への意気込み、ミュージカルへの思いを聞いた。

『日本の歴史』初演舞台より  (撮影:宮川舞子)

『日本の歴史』初演舞台より (撮影:宮川舞子)

 

■三谷さんのホンは夢中になって読んでしまう

――ミュージカル作曲のプロセスについておうかがいできますか。

台本をいただいて、まずは一読します。なるべく上演時間の長さに近い状態で丁寧に読んで、第一印象を何となくとっておいてから、またゆっくり読み直すという段階を踏んでいます。第一印象は大事にしたいと思っているので、読んだ時、もし一瞬でも何か閃いたものがあれば、とりあえずメモをとっておきます。それが後に使われることもあれば、もちろん使われないこともあります。

――三谷幸喜さんの戯曲から感じられる特徴とは?

三谷さんのホンは、とにかく読み物としておもしろいので、つい、楽しくて夢中になって読んでしまいますね。だから最初に読んでいる時は音楽のことがあまり考えられません。何回か読んでいくうちに、ここに音楽を入れたいとか、わかってくることが次第に増えてきます。

――『日本の歴史』の戯曲にはどのように取り組まれましたか?

冒頭の、テキサスのシュミット家が登場するところは、当初三谷さんご自身はセリフで行きたいとおっしゃっていました。一方私は最初からここは歌で始まった方がいいと思い、シュミット家の歌を作りたいと言いました。すると、三谷さんの中では、シュミット家はドイツから来た移民で、もう一方のオブライエン家はアイルランドから来た移民だから、ドイツ民謡とアイルランド民謡を使いたいとおっしゃって。でも私は、せっかくオリジナル・ミュージカルを作るのだから、民謡と言えども違う音楽が入るよりは全部オリジナルの楽曲で行きたいと。ドイツ民謡っぽくなるかはわからないけれども、やはりシュミット家の歌を作りたい、と話しましたところ、そこまで言うなら作ってくださいと三谷さんがおっしゃってくれたのです。

また台本には、両家の歌を合わせて歌ったら最初はぐちゃぐちゃになるという設定が書かれていました。でも、三谷さんから、どうせオリジナルで作るんだったら、両家の歌を合わせたらぴったんこ合ったみたいなことになればおもしろいんじゃない?と言われて。そんなこと無理に決まってるじゃないですかって最初は言ったのですが、別々に作った二曲を合わせてみたら、偶然ぴったんこはまったんです。そんな奇跡に近いこともありましたね。

さらに三谷さんは当初、日本の歴史上の人物だけが歌って、テキサスの人間はいっさい歌わないという設定を考えていました。その意図もわからないわけではなかったけれど、やはりオープニングですし、シュミット家が何回も家族の歴史を語り継いでいくのだから、そこは歌にした方が絶対印象が残るし、その歌を歌い継ぐことによって、この長い歴史が紡がれている感じになるだろうと思っていました。だから結果的にシュミット家の歌を入れたことは良かったなと私は思っています。

――他にもこだわられたことはありましたか?

もともと三谷さんとミュージカルを作ることになった時に、とにかくお客様におみやげを持って帰ってもらいたい、劇場を出てから皆さんが必ずいくつかの曲を口ずさんでくださるような、そんな“おみやげメロディ”が欲しいねという話をしていました。それには、三谷さん曰く、短いフレーズの繰り返しが効くんだと。「お前は誰だ」とか、「俺、平清盛だ」とか、「アイ・エヌ・ジー・エー、INGA」とか、そういう、ぱっと聞いてキャッチーなフレーズで、それが印象的なメロディだったら、お客様は家に帰ってからも絶対それを歌ってくれるからという作戦を言われましたので、それには応えたいと思いました。お客様が、他の曲は忘れてしまっても、単発で何個かだけのメロディさえ覚えていてくれたら、いつまでも何となく、この作品を胸に留めておいてもらえる気がして、そこはちょっとこだわった点ですね。

――“おみやげメロディ”は、確かに観劇の際の醍醐味ですよね。

私もミュージカルを観に行くと覚えたメロディを観劇後に​よく口ずさむのですが、一日目は覚えていても、何日か経つと忘れちゃったりする。だから、やはり、すごく覚えやすいのがいいなと。「お前は誰だ」とか「俺、平清盛だ」とかは忘れにくいし、そこは三谷さんが本当にお上手だなと思いました。実際、何日経っても、何年経っても、脳裏に残っていてくれたら最高だなと思います。

 

■作曲家として、演奏家として

――日本語を音に乗せる上での難しさは?

難しいことだらけです。やはり、一音に一文字しか乗せられないので。英語の歌詞などを見ると、音符が三つしかなくても、私は何してどこに行ったみたいなことがちゃんと伝えられるじゃないですか。しかし日本語だと「わ・た・し」しか言えない。取り込める情報量がとにかく少ないのです。

それから、日本語はイントネーションがはっきりしている言葉なので、メロディが本当はこちらの方向に行きたいのに言葉的には別の方向に行くから、そこを調整しなければならないというのも大変に難しい点ですね。そのうえ、言いたいことをスピーディに伝えたい時に畳みかけていこうとすると、音符が全部平らにタタタタタタタタタみたいになって、音楽的にあまりおもしろくなくなります。そこで、リズムを少し変えながらいろいろな音符を入れたりしていくと、どうしても喋っているよりも時間がかかって、退屈になりがちというか。また、役者さんによく言われるのは、どこでブレスしていいかわからないと(笑)。息継ぎができないって言われて、ごめんなさい、みたいな、そんなこともよくありますね。

――初演の際のインタビューで、三谷さんがリプライズにこだわっていると話していらっしゃいました。

同じメロディを何回も出すことによって、お客様に対して印象づけがしやすくなります。特に今回の作品では、同じことが何度も繰り返されるというストーリー自体にもつながってきます。同じメロディを異なる立場の人が歌うことによって同じ歌詞なのに意味や雰囲気を変えることができる一方で、人間は本質的な部分では全然変わらないといったことも効果的に表現できる。だからリプライズが、このミュージカルでは二重の意味で効果的に使えるのです。

――ご自身も演奏で参加されることが多いですが、舞台上での役者さんとのコラボレーションによって得られるものはありますか。作曲家としての荻野さんと演奏家としての荻野さんとでは、やはりスタンスが異なりますか?

演奏で参加すると長い時間、役者さんと接することができるから、いろいろなイメージが具体化されて演奏が変わることはありますし、また違うアイディアを思いつくこともあります。

作曲というのは本当に孤独な作業で、完全に一人の世界、妄想の世界です。台本と音楽だけの世界の中にいろいろな役者さんたちがいて、こういう声で歌うのだろうか、こういうテンポ感なのだろうか、と想像しながら、自分でもセリフを言ってみたり歌ってみたりして、完全に一人妄想ミュージカルという感じです。それがみんなと一緒に演奏すると、思ってもみない方向に行ったり、色彩がとても豊かになって立体的に広がっていったりする。でも、一人で孤独だった時間があるからこそ、それがより楽しくて幸せな時間に感じられるのでしょう。とはいえ、一人で作っている時間も、それはそれで楽しいんですよ。だから私は、どちらの時間も好きです。

『日本の歴史』初演舞台より  (撮影:宮川舞子)

『日本の歴史』初演舞台より (撮影:宮川舞子)

 

■日本語のオリジナル・ミュージカルをどんどん作りたい

――ミュージカルの作曲家になったいきさつは?

最初はどちらかというと映画やテレビの音楽をやりたいと思っていたのですが、高校の途中くらいから人に誘われて演劇を観るようになり、ちょうど私たちの世代が小劇場ブームだったこともあって、大学に入ってからいろいろなお芝居に通ううちに、演劇の魅力に憑りつかれたのです。とにかく舞台が好きになっちゃって、舞台に関わる仕事がしたいなと思うようになりました。同じ頃、いろいろなミュージカルを観るようにもなり、ミュージカルというジャンルだったら音楽が舞台の中で重要な役割を占めるし、人の記憶に残るメロディを作れれば作品としても残っていくから、これをやってみたいと漠然と思い始めました。

やがて、いろいろな仕事に携わる中で、ミュージカルの稽古ピアノもやるようになり、様々な作品に出会って、ミュージカルの奥深さを勉強することができました。そうするうちに、日本語のミュージカルって何故こんなにも少ないのか、日本発のミュージカルがどんどんできればいいのに、と思ったのです。翻訳もののミュージカルも楽しいけれど、いつか自分の手で日本語のオリジナル・ミュージカルを作れたら素敵なことだ、と考えるようになりました

――ご自身はどんなミュージカルがお好きなのですか。

アメリカンでハッピーエンドな、昔ながらの明るいブロードウェイ・ミュージカルですね。もともと作曲家のガーシュウィンが大好きで、『クレイジー・フォー・ユー』みたいに、何も考えないで、タップと音楽でひたすら笑って、ハッピーエンドでっていうのが好みでした。

――ガーシュウィンには音楽的にも影響を受けていらっしゃいますか。

ええ。ガーシュウィン、子供のころからずっと好きだったんです。ピアニストで、独学で作曲を勉強した人ですが、クラシックの世界に憧れていろいろな人に弟子入りしようとするけれど、君はジャズの世界で十分活躍してるんだからもういいじゃないかと言われ、いや、それでも勉強したいんですよと、最終的にはオペラやミュージカルを完成させ、舞台の道にも進んでいく。ちょっと異端児な感じもありますが、そんな生き様みたいなものも含めて大好きなんです。

『日本の歴史』出演者(上段左から)中井貴一 香取慎吾 新納慎也 瀬戸康史(下段左から)シルビア・グラブ 宮澤エマ 秋元才加 と 作・演出の三谷幸喜

『日本の歴史』出演者(上段左から)中井貴一 香取慎吾 新納慎也 瀬戸康史(下段左から)シルビア・グラブ 宮澤エマ 秋元才加 と 作・演出の三谷幸喜

 

■ミュージカルの歴史に残したい

――三谷さんとのコラボレーションの中で培われたものとは?

瞬発力を求められることが割と多いですね。ミュージカルの場合は事前に台本があって、こういうナンバーを作ってということで考える時間がありますけれども、ストレートプレイの時は、稽古場に入って、稽古を見学して、ここに音楽を入れたいのですがどうですかという打ち合わせを軽くしたら早速、じゃあ何か弾いてくださいとその場で言われたりすることが多いので、最初は「えっ?」という感じで(笑)。そこまでに自分の中でふんわりとイメージは作るんですけれども、けっこう無茶ぶりで弾かされることもあるので、そういう、瞬時に対応できる瞬発力は、三谷さんに鍛えられたかなという気がします。

ホンだけ読んでいてもわからない間(ま)とか、何も行なわれていない時間だけどそこに流れている芝居の空気感とか、そういったことを現場で読み取れると、ここにこういう音楽が流れたらいいんじゃないか、みたいなことが自然とわかってくるようになるんですね。一人で考えるより、実際そこで弾かせてもらって、失敗することも多いのですが、それがぴったんこ合った時に、あ、こういうことかって体感することはすごく沢山あります。

――『日本の歴史』は今回、3年ぶりの再演となります。

初演の時、最初に台本を読んで訳がわからなかったし、これはおもしろいのだろうかとすら考えたりもしましたが、お客様の反応を受けたり、いろいろな感想を聞いていくうちに、すごく大事なメッセージ、深いメッセージをお客様の方が読み取ってくれて、こういう作品だったんだと教えてもらうことが沢山ありました。そんなすごい作品に関われて幸せだなと思えた初演だったので、その作品の音楽をまたできることは今の自分にはすごく支えになっているし、喜びもすごく大きいですね。

――再演にあたっての変更点は?

初演の時に三谷さんが、もっとこうすればよかったとおっしゃっていたことがちょこちょこあって、いずれもちょっとしたことなんですけれども、でもそれが意外に大きかったりする、そんな修正が入って、より深まると思います。また今回は瀬戸康史さんが新たに参加されるので、瀬戸さんの新曲も増えます。とにかく、たった7人の役者さんで70近い役を演じ分ける作品ですし、バンドも4人ですが、実はみんないろいろな楽器を持ち替えるので、けっこうな数の楽器が登場します。つまり計11人で、ものすごく壮大な、何千年にもわたるドラマを必死になってやるという作品です。私はミュージカルの歴史に残したい!と思っているんです。観たら絶対元気になると思いますし、また明日も頑張って行こうという気持ちになれる作品なので、ぜひ観ていただきたいです。

初演稽古場より三谷幸喜、荻野清子  (撮影:加藤孝)

初演稽古場より三谷幸喜、荻野清子  (撮影:加藤孝)

取材・文=藤本真由(舞台評論家)

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「人」にフォーカスし、ミュージカル界の名バイプレイヤーや未来のスター(Star-To-Be)たち、一人ひとりの素顔の魅力に迫るSPICEの連載企画『ミュージカル・リレイヤーズ』(Musical Relayers)「ミュージカルを継ぎ、繋ぐ者たち」という意を冠する本シリーズでは、各回、最後に「注目の人」を紹介いただきバトンを繋いでいきます。連載第二回は、前回、可知寛子さんが「常に背中を追いかけてきた」と語った福田えりさんにご登場いただきます。(編集部)

 

「一番好きなのは劇場なんだなということを、再確認しました」

コロナ禍での相次ぐ公演中止を経て、久しぶりに舞台に立ったときの想いを聞くと、言葉を詰まらせながらもこう答えてくれた。ミュージカル女優・福田えりの原点は、劇場への並々ならぬ愛なのだ。

物心が付く頃からエンターテインメントに触れ、劇場という空間に魅せられ、USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)で役者としてのキャリアをスタートさせた。そんな彼女が上京して10年以上が経った今、日本のミュージカル界での奮闘の日々を語ってくれた。

「一人で乗り越えられないことは、みんなで力を合わせないと」

――連載第一弾で可知寛子さんが注目の人として紹介してくださったのが、福田さんでした。可知さんとの関係を教えてください。

彼女は大阪芸術大学のミュージカルコースの同級生です。1学年30人くらいの大学で、毎年授業の一環で公演をしたり、ダンスや歌のレッスンを受けたりしてきました。大学を卒業して上京してからは舞台での共演が続き、本当に長い付き合いになりましたね。私は頑なに彼女のことを“寛子”と呼んでいるのですが、これには理由があるんです。寛子のご家族に舞台を観てもらったときに「可知さんにお世話になっています」と挨拶をしたら、寛子に「みんな可知だからね!」って言われて(笑)。大抵の人は彼女を“可知”と呼ぶけれど、一人くらい名前で呼ぶ人がいてもいいかもって思ったんです。

――福田さんは可知さんのYou Tubeチャンネルにも何度か出演されていました。特にミュージカル女優の座談会(【一気見】気付いたら一緒にコタツ囲んでる気分になるミュージカル会議22分)は興味深かったです。

いつも可知寛子、遠藤瑠美子、伯鞘麗名、私の4人で集まって、仕事や私生活について話していたんです。年齢が近くて共演も多く、特に福田雄一さん演出作品のときに集まることが多いメンバーですね。私たちはミュージカルをやる方でもあるんですが、観るのも好きで一ファンでもあるので、観た作品について共有する場にもなっています。とにかく朝から晩まで話が尽きないので、寛子が「これをいつか『グータンヌーボ』みたいに動画にしたい」とだいぶ前に話していたんです。それがやっと実現できました。

福田えり

福田えり

――そういった役者さん同士の横の繋がりは、どうやって生まれるのでしょうか?

共演がきっかけになることがほとんどですね。稽古と本番を合わせると長いもので1年、短くても3ヶ月は共に過ごします。チームワークという形で本番にも出てくるところですし、作品を作る上でコミュニケーションはすごく大切だと思うんです。

――コロナ禍では人に会えないことも多かったと思います。ステイホーム中は役者仲間で連絡を取り合っていましたか?

さっきの4人のメンバーでよくZoom飲みをしていました。誰にも会えなくて寂し過ぎたので、みんなお酒を飲みながら延々と喋り続けて、気付けば喉ガッサガサみたいな(笑)。逆にコロナ禍で繋がりが強くなった面もあるかもしれません。一人では乗り越えられないこともありますし、そこはみんなで力を合わせないとね、とよく話していました。大切な仲間ですね。

きっかけは宝塚「すごい羽を背負った人が大階段から降りてきた!」

――ミュージカルと出会ったきっかけを教えてください。

最初はミュージカルというよりは、宝塚歌劇団をよく観ていました。私は大阪の池田出身で、すぐ近くに宝塚があったんです。アルゼンチンに住むタンゴダンサーの姉がいるのですが、その姉が宝塚好きだった影響で幼い頃から宝塚を観る機会がありました。剣幸さんや杜けあきさんがトップスターで活躍されている時期ですね。初観劇の内容までは覚えていないのですが、すごい羽を背負った人が大階段から降りてきたことだけは覚えています!

――「すごい羽」と「大階段」、それは紛れもなく宝塚ですね! やはり最初は宝塚の舞台に立つことを目指していらっしゃったんですか?

高2で進学のことを考えたときに、ふと宝塚を受けたくなっちゃったんです。元々陸上の短距離走とか運動はやっていたんですけど、歌・ダンス・芝居はそのとき親に頼み込んで始めました。高校の先生に「宝塚を受けるので大学受験はしません」と伝えたときは、進学校だったので相当びっくりされましたね。授業が終わったらすぐにレッスンへ通うという日々だったのですが、当時のスクールで井上芳雄さんの妹さんと一緒だったんですよ。そのときはまさか芳雄さんの妹さんだとは知らず、数年後にひょんなタイミングで知りました。芳雄さんと初めてお仕事をご一緒したときに「妹がお世話になっています」とご挨拶されたのを覚えています。

福田えり

福田えり

――そんな偶然があったとは! 宝塚受験はどうでしたか?

最初の受験はレッスンを始めて数ヶ月だったこともあり、第一次審査で落ちました。翌年は最終試験まではいけたのですが、そこで落ちちゃったんです。宝塚受験一本だったので、その後は1年間浪人生になりました。改めて将来のことを考えたときに、やはり舞台が好きなので宝塚以外の道もあるかな、と。舞台に立つためにもう少し大阪で勉強しようと思い、大阪芸大に入りました。

――大学在学中からUSJの『WiCKED』に関わっていらっしゃったそうですね。

大学4年のときにオーディションを受け、『WiCKED』の立ち上げメンバーに合格したんです。在学中に現場の舞台に立つというのはイレギュラーなことだったのですが、大学の学科長の浜畑賢吉さんが「現場でやるのが一番勉強になる。大学に在籍しながら頑張ってみなさい」とおっしゃってくださったんです。なので、大学最後の1年間は『WiCKED』のショーにアンサンブルとして出演しながら授業を受けていました。

――学生時代に東京へ行くことはありましたか?

夜行バスに乗って『ミス・サイゴン』を観に行ったり、夏休みを利用してダンスのレッスンを受けに行ったりしていました。今はなき青山のベルコモンズでレッスンを受けたときは、それはもう衝撃的でしたね。都会の一等地のビルの中にスタジオがあって、しかも生ピアノで、現役の人たちがバリバリ踊っているんです。大阪ではちょっと考えられないことなので「これは東京行かんといかん!」と(笑)。大阪で役者としてお仕事をするとなると、どうしても範囲が狭いところがあります。オーディションを受けるにしても、東京に受けに行くということがほとんど。いつオーディションが始まるかもわからないですし、東京にいないといざというときに動けないな、と思っていました。

――卒業後はUSJを続けるのではなく、上京する道を選ばれました。

今思えば、USJでの出会いが上京することに繋がったのかもしれません。『WiCKED』は菅野こうめいさんの演出だったのですが、立ち上げメンバーには菅野さんが声をかけた東京の役者さんが多く参加していたんです。普段東京で舞台に立っている人たちと仕事をすることができたのは、とても刺激的でした。USJで仕事を続ける選択肢もありましたが、立ち上げから1年が経ち、大学卒業のタイミングでもあったので、迷いなく「東京へ行こう」と思えたんです。

福田えり

福田えり

『オール・シュック・アップ』『ミス・サイゴン』『天保十二年のシェイクスピア』現場での学びの数々

――東京に来てから最初に出演された作品は?

坂本昌行さん主演の『オール・シュック・アップ』(2007年日本初演)という、エルヴィス・プレスリーの曲を使ったジュークボックスミュージカルです。上京してすぐは経歴もないので書類審査が通らず、オーディションを受けに行くことすらできない日々が続きました。そんな中やっと受かった作品です。

――当時のことは覚えていますか?

はい。初めてのことだらけだったので、先輩たちからいろいろ勉強させてもらいました。この仕事は作品によって求められるものが違うので、現場で学ぶことがたくさんあります。作品としてはとにかくダンスが多かったです。あまりに振付量が多いので本当に間に合わないぞとなって、稽古場が使えない時間に公園で練習していたんですよ。大人が必死に踊っている姿を、離れたところから子どもたちが不思議そうに見ていました(笑)。

――それから現在に至るまで、10年以上に渡って多くのミュージカル作品に出演されていらっしゃいます。ターニングポイントとなった作品は?

ターニングポイントと言えるのは、2013年の『ミス・サイゴン』。オーディションも作品に取り組む期間も長く、すごく勉強させてもらいました。演出はダレン・ヤップという、言葉があたたかくて、一人ひとりを尊重してくれる素敵な演出家でした。自分の役に対して手紙を書くというワークショップもあって、普段は時間がなくてそういったことはなかなかできないのですが、作品の持つ深いテーマを大切にしながら作っていくことができました。ちょうど日本でスウィング制度(※)が始まった頃だったかもしれません。私たち役者もスウィングがどういうポジションのなのかわかっていなかったくらい。演出のダレンからは「スウィングはキングでありクイーンだから尊敬しなさい。彼らがいないと作品は成り立たないぞ」と言われていました。そういう新しい制度の中で本番をやったということも印象深いですね。

(※)スウィングとは、万が一に備えて作中の複数の役の代役をする人のこと。常に複数の役を演じられるようにしておく必要があるため、役者として高いスキルが求められる。

福田えり

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――最近の出演作で印象的な作品はありますか?

『天保十二年のシェイクスピア』(2020年)ですね。いわゆる和モノ作品が初めてだったので、めちゃくちゃ大変でした。ミュージカルっていろんなジャンルのダンスがあるのですが、これまで日本舞踊はやったことがなかったんです。そのとき共演していた可知寛子と私の2人だけ、どうしてもロボットみたいな動きになっちゃって(笑)。「先生意味がわかりません!」という状態(笑)。ちょっとした動作一つとっても、洋モノでは胸を張っていたのに、和モノではしゃなりとさせなきゃいけない。勉強不足だったので本当に苦しかったです。

――『天保十二年のシェイクスピア』の舞台は拝見しましたが、微塵もそんな感じはありませんでした。無事に乗り越えられたんですね。

日本舞踊の名取の共演者がいたので、基礎の基礎を教えてもらったんです。私はよく「システムがわからない」という言葉を使うんですけど、ダンスって構造がわかると理解が早いんです。基礎がわかればパズルを組み立てやすくなるというか、それがないと振付そのものも入ってこなくて……。稽古が始まって1週間くらいはロボット状態でしたね(笑)。でもなんとか乗り越えたお陰で、お着物が好きになりました。作品を通して改めて日本のいいところを知ることができましたし、これからも日本らしさのあるミュージカルが生まれていったらいいなと思います。

「舞台はお客様に観てもらってなんぼ」

――『天保十二年のシェイクスピア』はコロナ禍の影響を受け、東京公演後半で上演中止となりました。その後、福田さんが出演予定だった『ジョセフ・アンド・アメイジング・テクニカラー・ドリーム・コート』(以下、『ジョセフ』)は全公演中止に。当時のお気持ちを伺ってもいいですか?

『天保十二年のシェイクスピア』の終わりの頃は、コロナがここまで大事になるとは正直思っていませんでした。東京公演はあと数回を残して終わってしまったので、心残りでしたね。『ジョセフ』は全ての稽古を終えたタイミングでの中止でした。演出のダレンが稽古期間中にどうしても帰国せざるを得なくなって、途中からずっとリモートでやりとりしながら作品を作っていたんです。衣装合わせもして劇場でセットまで組んでいた。そこで公演中止が決まったので、あれはなかなか……。やっぱり舞台というのはお客様に観てもらってなんぼなので、あのときは燃え尽き症候群じゃないですけど、気持ち的に落ちてしまった部分はありますね。そのままステイホーム期間に入ったので、家でオンライン配信作品を観たり、こういった状況で自分はどうやって舞台を続けていけばいいのか考えたり。このウィルスは1年じゃ収まらないんだろうなということも、徐々にわかってきました。

――その期間の後に出演された『プロデューサーズ』(2020年)は、初日から大千秋楽まで無事に完走されました。久しぶりに板の上に立ち、どんなことを感じましたか?

……一番好きなのは劇場なんだなということを、再確認しました。劇場ってすごく特別な空間だと思うんですよね。お客様にも一体感があって、待っていてくれたんだなということが肌で感じ取れました。オープニングで私と寛子の2人が舞台上に出ていくシーンがあるのですが、あのときすごく嬉しかったんです。袖から見ている他の出演者の方たちも喜んでくれていました。

福田えり

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『プロデューサーズ』は福田雄一さん演出のコメディ作品だったのですが、「マスクをつけて、しかも声を出すことが制限されている環境でお客様はどうやって観てくれるんだろう」という不安を抱えながらの稽古でした。でも幕が開いたらすごくあたたかいお客様がいっぱいで、不安は一気に吹き飛びましたね。張り詰めてしんどい日々だとしても、3時間の上演中は笑いながら観ていただくことができて、非日常は絶対に必要だと改めて感じました。「エンターテインメントは不要不急」とよく言われますが、心を豊かにするものだと思います。

――この連載では毎回「注目の人」を伺うのですが、福田さんが注目されている役者さんを教えてください。

同じ事務所の工藤広夢くん。彼が梅棒の公演に出ていたのを観たとき、すごく身体能力に長けていて「何このキラキラしてかわいい子は!」と思ったのが最初でした。最近『バーナム』で共演させてもらって、彼の魅力を近くで感じることができたので注目しています。お芝居にもダンスにも熱があって、毛穴中から「表現するのが大好きです!」という感じが滲み出ているところがすごく素敵。一緒に振付を受けていても、彼は誰よりも低くしゃがみ、誰よりも高く跳ぶんです(笑)。そういうところは年齢を重ねても失っちゃいけないなって、勉強させてもらっています。

――最後に、これから福田さんご自身はどんなことをしていきたいと考えていらっしゃいますか?

『天保十二年のシェイクスピア』に出演してから、日本のオリジナルミュージカルに関わっていきたいと思うようになりました。あのときは作曲家の宮川彬良さんが立ち会ってくださって、直接曲のイメージや音の意味を聞きながら稽古をすることができたんです。これはオリジナル作品ならではだと思います。役者としては、いい意味で観ている方を裏切っていきたいという想いがあります。ジャンルを問わずいろんな作品に出れる役者になりたいですね。常にアップデートして、新しいところを見せていきたいです。

福田えり

福田えり

取材・文=松村 蘭(らんねえ) 撮影=荒川潤

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2021年5月21日(金)TBS 赤坂ACTシアターにて、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』が開幕する。初日にあたり、潤色・演出の小池修一郎、ロミオを演じる黒羽麻璃央と甲斐翔真、ジュリエットを演じる伊原六花と天翔愛のコメント、舞台写真、オフィシャル公演レポートが届いた。

2011年に誕生した、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』<日本オリジナルバージョン>。上演の度にキャスティングが大きな注目を集めるこのメガヒット作が、2019年以来2年ぶりの上演となる今回、記念すべき10周年を迎える。言わずと知れたシェイクスピアの名作が原作だが、本ミュージカルはオリジナルの設定を加え登場人物の葛藤をより繊細に描き出した。特に全編を通じて登場する“死のダンサー”の存在感は強烈で、これによって愛と死、破壊と再創造といった哲学的テーマを表出させた点も、大きな特長だ。

演出を担うのは、『エリザベート』『モーツァルト!』など手掛けた日本初演作は軒並み大ヒットし、近年では『ポーの一族』など名作の世界初のミュージカル化も成功裏に収めている小池修一郎。本作でも、迫力の歌とダンスで、若者の疾走感と感受性を巧みに表現し、2017年の新演出からは近未来を思わせる、破壊された世界で起こる物語という設定を据え、この世の荒廃と、その中でなお煌めく愛の崇高さを、より鮮明に浮かび上がらせた。

(左から) 伊原六花、黒羽麻璃央  (C)岡本隆史

(左から) 伊原六花、黒羽麻璃央  (C)岡本隆史

(左から )天翔愛、甲斐翔真  (C)岡本隆史

(左から )天翔愛、甲斐翔真  (C)岡本隆史

ロミオ役に今回配されたのは、黒羽麻璃央と甲斐翔真という気鋭の若手たち。一方のジュリエット役には、伊原六花と天翔愛というフレッシュな二人が大抜擢された。さらに、若手からベテランまで幅広い役者たちが集結。彼らが10周年の節目にどのような新風を巻き起こすのか、期待しよう。

また、ライブ配信の実施が決定した。10周年を記念し、初代ロミオ役の城田優、山崎育三郎からのスペシャルメッセージも配信する。

ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』 公演レポート

2001年パリ初演、2010年宝塚歌劇団による日本初演を経て、2011年に男女混合キャストによる<日本オリジナルバージョン>として誕生した、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』。その記念すべき10周年公演の開幕に当たり、初日前日の5月20日、Wキャスト2パターンによるゲネプロが行われた。

かの有名なシェイクスピアの恋愛悲劇を軸に、ダンサーが表現する“死”の存在などオリジナルの要素も盛り込まれた物語、魅力的な楽曲群で人気を博す本作。上演の度にキャスティングが大きな注目を集めてきたが、今回は、主要キャストのロミオ、ジュリエット、ベンヴォーリオ、マーキューシオ、ティボルト、死が全て初役という(いずれもWキャスト)、まさに新生というべき公演となった。

(左から) 伊原六花、黒羽麻璃央  (C)岡本隆史

(左から) 伊原六花、黒羽麻璃央  (C)岡本隆史

ロミオ役の黒羽麻璃央は、2019年公演でマーキューシオ役を務め、その繊細な演技で存在感を放った実力派。今回のロミオも、キラキラとした恋の幸福感を放つ一方で、どこか常に死の影をまとっているようでもある多面的な役作りで印象を残した。同じくロミオ役の甲斐翔真は、昨年からミュージカルに立て続けに出演している期待の新鋭。愛と平和を信じて突き進んだ若者の生き様を、等身大の演技で瑞々しく体現した。一方、ジュリエット役の伊原六花は、昨年マリア役に配されていた『WEST SIDE STORY Season3』が中止となり、本作が満を持しての初ミュージカルとなった注目株。可憐ながら芯の強さを感じさせる役作りで、確かな実力を示した。同じくジュリエット役の天翔愛は、これが女優デビューとなる現役音大生。無垢ゆえに強い信念を持つ少女を、体当たりの演技で愛らしく魅せた。

ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』舞台写真  (C)岡本隆史

ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』舞台写真  (C)岡本隆史

ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』舞台写真  (C)岡本隆史

ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』舞台写真  (C)岡本隆史

ロミオの友人ベンヴォーリオ役の味方良介は大人への成長途上にある少年の分別と温かな友愛が、前田公輝は兄貴分としての優しさと若者らしい弱さが、マーキューシオ役の新里宏太は軽快さの中にある崩れ落ちそうな危うさが、大久保祥太郎は道化の顔に潜む哀しみと怒りが、それぞれ際立つ役作り。彼らと対立するティボルト役の立石俊樹は自由に生きられない苦しみを繊細に、吉田広大は自分を取り巻く世界への憤りを弾けるように表現し、各々個性を見せた。

(中央)立石俊樹  (C)岡本隆史

(中央)立石俊樹  (C)岡本隆史

(中央)吉田広大  (C)岡本隆史

(中央)吉田広大  (C)岡本隆史

死は、同役の振付担当でもある小㞍健太の、演者としての初登板が大きな注目を集めたが、生気を感じさせない足取り、ロミオを翻弄する力強い動きなど、圧巻の一言。なおWキャストの堀内將平は25日からの出演となり、Kバレエ カンパニーの若きプリンシパルがどのようなパフォーマンスを見せるか、こちらも大いに注目だ。

(左から)黒羽麻璃央、小㞍健太  (C)岡本隆史

(左から)黒羽麻璃央、小㞍健太  (C)岡本隆史

(中央)甲斐翔真、小㞍健太  (C)岡本隆史

(中央)甲斐翔真、小㞍健太  (C)岡本隆史

もちろん、周りを固める大人キャストたちも実力派ぞろい。2019年公演から同役続投となる3人、キャピュレット夫人役の春野寿美礼は望まぬ生き方をせざるを得なかった女性の悲哀を、モンタギュー卿役の宮川浩は一族の長としての威厳と達観を、モンタギュー夫人役の秋園美緒は争いを止められない絶望感を、それぞれ円熟の芝居で見せた。一方、前回と役を替わった2人、石井一孝は理性的かつ愛情深いロレンス神父役を熱のある芝居で、岡幸二郎は街を統べるヴェローナ大公役の威厳をパンチのある歌唱で示し、舞台を締めた。

ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』舞台写真  (C)岡本隆史

ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』舞台写真  (C)岡本隆史

ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』舞台写真  (C)岡本隆史

ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』舞台写真  (C)岡本隆史

本作初参加の原田薫は元来ダンサー・振付家として名高いが、温かみのある演技と歌声で乳母役を魅力的に演じ、まさに新境地といったところ。パリス役の兼崎健太郎は金持ちのいやらしさを巧みに見せ、キャピレット卿役の松村雄基は娘への確かな愛を、叙情豊かな歌声に込めた。

(左から)原田薫、伊原六花  (C)岡本隆史

(左から)原田薫、伊原六花  (C)岡本隆史

なお、演出の基本軸は2019年公演を踏襲しているが、衣裳、美術に若干の変更が加えられ、映像は全面リニューアルされている。過ちの先の赦し、破壊後の再構築というテーマは普遍的だが、全人類が先の見えない苦しみの中にある今だからこそ、より強く響くものとなりそうだ。

(左から )天翔愛、甲斐翔真  (C)岡本隆史

(左から )天翔愛、甲斐翔真  (C)岡本隆史

公演レポート  文=羽成奈穂子

小池修一郎(宝塚歌劇団)  コメント

ロミオとジュリエットは青春の物語で、そこに演技者自身が自己投影できるか、自分や身近な人と重ねることができるかというところが重要です。今回のロミオとジュリエットはとてもクリアでビビットに自分たちの青春と重ねる部分があるのではないかと受け取れますし、ほかの出演者たちも若返っていて、フレッシュなメンバーで新たな作品を作るという感覚で臨みました。
黒羽君は、前回のマーキューシオでともかく繊細な演技が印象的な人だと思い、今回はロミオに挑戦してもらいました。ちょっと陰影のあるロミオがすごく魅力的です。甲斐君は対照的にとても屈託のない天真爛漫なロミオで、そんなロミオが悲劇に巻き込まれていくというところで逆に悲劇性が浮かび上がると思います。
伊原さんは非常に安定した役作りでリアリティのあるジュリエット像です。踊りは周知されていますが、歌も非常によく頑張っていて、ミュージカル界の新生だと思います。そして天翔さんは本当の初舞台で、今はまだ未知数ですが、生まれたばかりという感じのピュアなところが素敵ですし、将来性を感じさせます。
ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』の魅力は、ジェラール・プレスギュルヴィックの大変甘美な陶酔感を持たせる音楽を持つことと、シェイクスピアが今から約400年前に書いた戯曲であるにもかかわらず、今見ても感動する恋愛劇の古典で、現代に通じる永遠性がある物語である、というところです。愛を貫く若い2人の恋が、争いを止めない社会の犠牲者となり、結果その社会を変えるという在り方がとても感動的です。この音楽と物語の二つの要素の掛け算が、初演から10年経っても色褪せない魅力なのだと思います。
恋人たちが死に彩られながらも、それを恐れず突き進んでいく。演技者達に、ほとばしる青春を自分と重ねさせることが、私の使命だと思っています。

黒羽麻璃央  コメント

フレッシュな仲間たちと毎日楽しく充実した稽古期間を過ごし、この作品に打ち込んできました。やれる事は全部やりきりました!!
このような状況なのでみんなでご飯!! という事はできなかったのですが、それでもとてもステキなチームが完成したと思います。空き時間にみんなで筋トレしたり(笑)あと、味方くんが日に日に痩せていった(健康的に)のが印象的でした!
この仲間たちが集まったことで完成した、僕たちの『ロミオ&ジュリエット』を皆様にお届け出来ることに幸せを感じております。
小池先生は、相変わらずエネルギッシュで誰よりも熱量を持って、細かなところまで演出してくださいます。そんな小池先生と、今回は演出家と主役という立場でタッグを組ませていただき、プレッシャーもありますが、とても嬉しいです。稽古中に小池先生から「計算してお芝居を作っている」と言われて、そのことには僕自身全く気付いておらず、意図してないところをご指摘いただき、改めて「役を演じる」ということを考えるきっかけも与えていただきました。
場当たりからは今回2年ぶりにこのセットに立って、不思議な懐かしさと新鮮さがあり、ロミジュリの世界観にすごくワクワクしています。ご観劇くださった方々が明日への活力、希望を感じていただけるような作品になったと思います。どうか最後までよろしくお願いいたします。

甲斐翔真  コメント

今回こんなに同世代の方が多い現場が初めてだったのですが、麻璃央くん含め、いろんな事を話し合いやすい柔らかい雰囲気だったので、本当にみんなで作ってきたんだなというのを、実感しています。自分の中の課題はまだまだ山積みですし、本番中にお客様から得ることもたくさんあると思います。より一層今まで作り上げたものを良いものにするために、探究心を忘れずにいたいです。
稽古中は、食事に行ったりはできませんでしたが、それが逆に制限された中で、いい意味で熱を帯び、今まで以上に共演者の方やスタッフさんとコミュニケーションを取ろうという意識を持って稽古に臨めました。
小池先生には、自分自身ミュージカルデビューしてからずっと課題だった、感情を歌に乗せるということを改めて指摘していただきました。またお客様から見られる事を意識した細かな演出やその理由など、改めてミュージカルの在り方を教えていただき、今回ご一緒できてとても勉強になりました。
今この時代の中で演劇ができることは本当に奇跡です。そのことへの感謝は絶対に忘れたくない。その上で、この夢の世界を通して、普段フラストレーションを抱えている方たちの固まった気持ちを解きほぐすことが出来たらと思います。これまで全力で稽古してきたので、僕たちも後悔したくないし、お客様にも後悔してほしくない。皆様の心の拠り所や希望になれたら。ぜひ楽しみにしていてください。

伊原六花  コメント

稽古場では、学びや発見がたくさんありました。そして劇場に入ると作品世界により入れて、ロミオやお母様、乳母との関係がより自分の中でしっくり感じています。まだまだ努力は必要ですが、ジュリエットを演じさせていただくことが、自分にとっても、すごく素敵な時間になるんじゃないかとワクワクしています。
稽古中は、小池先生と二人でお話しできたときに、「毎回どのシーンも適切な芝居をしてるけど、もっと大げさに、もっと前に気持ちを増幅させて伝えることができたら、本当にいいと思う」「殻を破って」と言葉をいただいて。その言葉を持ちながら作品に向かっていると、動きや、相手から貰うエネルギーがすごく自分の中で大きくなっていく感覚があります。
この作品は同年代の共演者が多く、切磋琢磨することができ、素晴らしい先輩キャストの皆様からも日々たくさんの刺激をいただいています。
お客様の前でこの世界を表現するという感覚が全て掴めていないところはあるのですが、日々の公演をより良いものにしていきたいです。そして、明日どうなるかわからないという環境で劇場に足を運んでくださるお客様には本当に感謝してもしきれないです。私達にとっては、お客様がいらっしゃるからこその作品なので、だからこそ来て良かったと思ってもらえるよう努めたいです。劇場では何も考えずロミジュリの世界に浸かっていただけたらと思います。

天翔愛  コメント

今回初舞台で真っ白の状態から始まった私に、素晴しい先輩方やスタッフの皆様がたくさんの励ましの言葉や手を差し伸べてくださいました。皆様がいたからこそここまで来れましたし、舞台は1人ではできないということを実感しました。
相手役である黒羽さんや甲斐さんは、稽古場で緊張している私に、演技の方向性やアドバイスなど日々声をかけてくださり、すごく支えていただきました。スタッフの皆様からのあたたかい激励も本当に嬉しくて、カンパニー全体で初日開幕に向けて1つになっていこうというそんな雰囲気に溢れていて、感謝の気持ちでいっぱいです。
劇場に入ってからは、空間の臨場感や衣裳やメイクを着けての動きなど、気持ちが稽古場とは全然違って作品により入り込めますし、新鮮な気持ちで挑めています。
小池先生は、このお稽古の期間、本当にたくさんのお声をかけてくださいました。私が抜け落ちてしまうことも、先生ご自身が動いて指導して、愛情を込めて私が変わるための第一歩を授けてくださり、先生のお言葉一つ一つが自分の力になっていくので、心から感謝しています。
開幕してからも、1回1回の公演に心を込めて、千秋楽まで感謝の気持ちを忘れずに成長し続けたいです。その日しか観劇できないお客様もたくさんいらっしゃると思うので、作品のテーマである“愛”を持って、今私にできる全てを注ぎたい。愛に生きるジュリエットの生き様を通して、”愛”の力の素晴らしさを思いおこすきっかけになれたら嬉しいです。

なお、本公演は6月13日(日)までTBS 赤坂ACTシアターにて上演後、7月3日(土)~11日(日)には大阪・梅田芸術劇場メインホール、7月17日(土)~18日(日)には愛知・愛知県芸術劇場 大ホールでも行われる。

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2021年6月19日(土)・6月20日(日)の2日間開催される、お笑いコンビ・エレキコミックのやついいちろうが主催する音楽とお笑いのエンタテインメントフェス『YATSUI FESTIVAL! 2021』の第三弾出演アーティストの79組が発表された。

今年は、視聴無料、全国規模のオンラインフェスを行う事に加え、従来のサーキット型の渋谷会場を使った周遊フェスの要素も組み込まれ行われる。そして、今年もオンラインフェスを無料で配信する諸経費を確保する為、クラウドファウンディングが立ち上がっている。

そして、昨日・5月20日(木)より、渋谷会場のチケット二次先行(抽選)のエントリーがイープラスにて開始しており、申し込み締切りは5月27日(木)23:59まで。クラウドファンディングでは、『やついフェス』会場に購入者の名前を入れて飾られる「提灯支援」は5月22日(土)23:59が締め切りとなっているとのこと。

第三弾発表アーティスト・79組

赤もみじ / 綾瀬マルタ / アラウンドザ天竺 / いとうせいこう / Wienners / 歌島昌智 / uminecosounds / エキストラ / EZOorDIE! / かにゃ / 川本真琴 / 神取忍 / きみがすきだよ / GroovyRubbish / 越田You / 後藤まりこアコースティックviolence POP / SAKANAMON / サスぺンダーズ / 佐藤史果feat.杉田未央 / 下岡晃(Analogfish/Akira Shimooka) / しまおまほ / 下津光史&THE STRANGE FOLKS / ジャパネーズ / シロたろし / 水中、それは苦しい / Su凸ko D凹koi / the spooks / 瀬戸内PR部隊 (STU48) / 大豆デンキュー / 田上よしえ / 竹内アンナ / たなしゅう / タバサリサ / 玉名ラーメン / ちびシャトル / チャンス大城 / 超能力戦士ドリアン / 月見峠 / TFC / 東京少年倶楽部 / 東京女子流 / 中村旅館 / 名古屋ギター女子部 / 南無阿部陀仏 / ニガミ17才 / NU / ねぐせ。 / パーツイシバ / バイリンジボーイ / 爆烈Q / はしこばし / X-GUN / はなわ / 浜田真理子 / PARIS on the City! / ハンバーグ師匠 / 平山カンタロウ / P-fam / ブーメラン学園 / 藤子 / The Bassons / ボギー家族 / ホシカワ / ポップしなないで / 堀潤 / ポルコ / マイアミパーティ/ 街裏ぴんく / みきなつみ / mini三国志フェス2021 (USHISUKE&おくまん) / 民謡クルセイダーズ / ムフロンズ / 村山武蔵 / メメタァ / ヤマジカズヒデ / ゆってぃ / ランボルマーチン / 脇田もなり with Dorian & KAYO-CHAAAN / 惑星ボルヘス

やついいちろうよりコメント

やついフェス2021!

第三弾アーティスト79組発表です!
これで合計155組になりました。現時点で2021年日本最大規模のアーティスト数が参加するフェスになりました。

チケットを買って観に来てくれる方も、オンラインを楽しみにクラウドファンディングに参加してくれた方も、健康をキープしてその日まで待っていてくださいね!

そして今年も名古屋、大阪、島根で同時にやついフェスを開催してくれます。
こちらはオンラインで渋谷と繋がります。現場ではライブが行なわれるので、近くの方は遊びに行って生のライブを楽しんでくれたら嬉しいです。

さらに札幌、新潟、京都、福岡、沖縄でも在住のアーティストさんがオンラインフェスの良さを生かして参加してくれます。

オンラインやついフェスはLINE LIVE、ニコ生、YouTube、mahocast、ツイキャスなど、プラットフォーム自体を、ライブハウスに見立ててお客さんは各プラットフォームで生放送されるライブを自由周遊する形で楽しむフェスになっています。

しかも無料視聴できます。
指一本でどこに行くのも無料、自由に日本を行き来できてしまう唯一のフェスになってます。

こんな楽しいアイデアを去年初めてやった時はみんな真似するかなと思ったけど誰も真似しなかったです。
理由は簡単。1円も儲からないから。だって視聴無料だもん。
全てをクラウドファンディングで賄うというやり方も中々他の追随がないですね。
日本のお祭りや花火大会は昔から全てその方法でやってるのにね。

音楽のフェスだけそれがないのが変ですよね?
逆に今このやり方でフェスができるのはやついフェスだけという最大の特徴になっているのかもしれないのでありがたいです。
去年は224万人が参加してくれました。今年は500万人くらい観て欲しいですね。

ワクワクする事を常に選択する事が毎日を楽しく過ごす秘訣です。
皆さんのワクワクを増幅させて6月19日、20日のやついフェスでお会いしましょう!

クラウドファンディング参加は忘れずにね♡

やついいちろう

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5月26日(水)リリースの『TVアニメ「鬼滅の刃」竈門炭治郎 立志編』オリジナルサウンドトラックのジャケット(=上掲写真)と収録内容が解禁された。

試聴動画

「鬼滅の刃 竈門炭治郎 立志編オリジナルサウンドトラック」試聴動画

サントラは梶浦由記・椎名豪による劇伴39曲にOPテーマ「紅蓮華」TVサイズ、EDテーマ「from the edge」TVサイズ、第19話挿入歌「竈門炭治郎のうた」を加えた、全42曲をDISC2枚に収録。アナログレコード盤も限定発売される。

特典情報

店舗共通特典は、描き下ろしジャケットイラスト使用A4クリアファイル。

店舗共通特典

店舗共通特典

ほかにも店舗別の特典が用意されている。

店舗別特典

店舗別特典

特典の詳細は、公式サイトにて確認を。

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サッカーはU-24日本代表は6月5日(土)にガーナ代表と、6月12日(土)ジャマイカ代表と対戦する。その日本代表メンバーが発表された。

今回の代表メンバーにはオーバーエイジ枠が設けられており、DF吉田麻也(サンプドリア/イタリア)、DF酒井宏樹(オリンピック・マルセイユ/フランス)、MF遠藤航(VfBシュツットガルト/ドイツ)の3人が選出された。東京オリンピックのオーバーエイジ枠も、この3人でほぼ確定となるだろう。

今回選出されたメンバーは以下の通り。

【GK】
大迫敬介(サンフレッチェ広島)
沖悠哉(鹿島アントラーズ)
谷晃生(湘南ベルマーレ)
鈴木彩艶(浦和レッズ)

【DF】
吉田麻也(サンプドリア/イタリア)※オーバーエイジ
酒井宏樹(オリンピック・マルセイユ/フランス)※オーバーエイジ
町田浩樹(鹿島アントラーズ)
旗手怜央(川崎フロンターレ)
古賀太陽(柏レイソル)
冨安健洋(ボローニャFC/イタリア)
橋岡大樹(シントトロイデンVV/ベルギー)
菅原由勢(AZアルクマール/オランダ)

【MF】
遠藤航(VfBシュツットガルト/ドイツ)※オーバーエイジ
板倉滉(FCフローニンゲン/オランダ)
中山雄太(PECズヴォレ/オランダ)
相馬勇紀(名古屋グランパス)
三好康児(ロイヤル・アントワープFC/ベルギー)
三笘薫(川崎フロンターレ)
遠藤渓太(1.FCウニオン・ベルリン/ドイツ)
堂安律(アルミニア・ビーレフェルト/ドイツ)
食野亮太郎(リオ・アヴェFC/ポルトガル)
田中碧(川崎フロンターレ)
久保建英(ヘタフェCF/スペイン)

【FW】
林大地(サガン鳥栖)
前田大然(横浜F・マリノス)
上田綺世(鹿島アントラーズ)
田川亨介(FC東京)

この27人のメンバーの中から、オリンピック出場登録の18人が選ばれる。もちろん、今回招集されていないメンバーのリストアップも予想されるので、熾烈な代表争いが繰り広げられることになる。

チケットは現在、6月12日のジャマイカ戦(豊田スタジアム)のみ販売が決まっている。ファミリーマート先行販売(先着制)は5月22日(土)12:00から27日(木)18:00まで。一般販売(先着制)は5月29日(土)14:00から行われる。

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Adoが日本語入力&きせかえ顔文字キーボードアプリ「Simeji」(iOS、Android版)との期間限定コラボを本日・5月21日(金)からスタートした。

このコラボレーションでは、先月リリースされた新曲「踊」をモチーフにしたデザインを中心に、Simejiオリジナルきせかえデザイン3種がダウンロードできる他、特定のキーワードを入力することによりキーボード上にジャケット画像が現れるエフェクト機能といった楽しめるコンテンツが用意されている。
 
また、特設サイトでは自分の名前を入力することで、あなたが『うっせぇわ』と感じるギリギリのシチュエーションを診断でき、その結果をSNSでシェアするとSimejiオリジナルきせかえデザインがもらえる「あなたが『うっせぇわ』と感じるギリギリのライン診断」や、今回のコラボのためだけに制作されたオリジナルグッズが当たる「Ado×Simejiガチャ」に無料で挑戦が可能。コラボレーションは6月30日(水)23:59まで実施している。

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井上芳雄がパーソナリティを務める生放送のラジオ番組『井上芳雄 by MYSELF』。2021年5月23日(日)の放送で、12分超の“裏切らない芳雄メドレー”を生放送で歌唱することが発表された。

5月8日(土)に東京国際フォーラム・ホールAで無観客のコンサート「『井上芳雄 by MYSELF』スペシャルライブ配信 20th Anniversary Festival!~急遽生配信!裏切らない芳雄4時間フェス~」で歌唱した本メドレーは、井上がこれまでに出演した作品のナンバーが凝縮された内容となっている。

(中央)井上芳雄

(中央)井上芳雄

井上芳雄

井上芳雄

本ライブ配信は開催発表直後からミュージカルファンから多くの反響を呼び、 5万以上のツイートを記録。ライブ配信時間中はTwitterトレンドで「#裏切らない芳雄」が日本1位となった。

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2021年8月に上演が発表されていたミュージカル『憂国のモリアーティ』第3弾公演、ミュージカル『憂国のモリアーティ』Op.3 -ホワイトチャペルの亡霊-の公演スケジュールと公演日時、第一弾のキャラクタービジュアルとアンサンブルキャストが発表となった。

原作の『憂国のモリアーティ』は、集英社「ジャンプSQ.」で2016年8月から連載されている、構成/竹内良輔、漫画/三好輝による人気漫画で、コナン・ドイルの『シャーロック・ホームズ』を原案に、ホームズ最大の宿敵であるモリアーティ教授視点で再構築された物語。上流階級の人間達に支配され差別が蔓延している19世紀末の「大英帝国」を舞台に、階級制度による悪を取り除き、理想の国を作ろうとするモリアーティと、宿敵シャーロック・ホームズの戦いを中心に描かれている。コミックスは最新14巻(2021年5月現在)まで刊行されており、発行部数は累計400万部を突破。アニメ、ストレートプレイ、ミュージカルと大きな盛り上がりをみせている。

2019年にはじまったミュージカル版は、これまでの作品同様、脚本・演出にダイナミックな物語創りと繊細な心理描写を得意とし、幅広い物語作りの技巧に定評がある劇団「InnocentSphere」(イノセントスフィア)の西森英行を迎え、音楽は多数の企業CMを手がけ、演奏家としても多くのアーティストの作品に参加している、ただすけが担当。ピアノとヴァイオリンの生演奏を交えた舞台作品という、ライブエンターテイメントならではの魅力を楽しめるミュージカルとなっている。

今回発表となったキャラクタービジュアルは、初演より引き続き、ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ:鈴木勝吾、シャーロック・ホームズ:平野良から、ジョン・H・ワトソン:鎌苅健太までの写真。東京公演を品川プリンスホテル ステラボールにて2021年8月5日(木)~15日(日)、大阪公演は2021年8月19日(木)~22日(日)サンケイホールブリーゼにて行われる。

ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ 鈴木勝吾

ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ 鈴木勝吾

シャーロック・ホームズ 平野良

シャーロック・ホームズ 平野良

アルバート・ ジェームズ・モリアーティ 久保田秀敏

アルバート・ ジェームズ・モリアーティ 久保田秀敏

ルイス・ ジェームズ・モリアーティ 山本一慶

ルイス・ ジェームズ・モリアーティ 山本一慶

セバスチャン・モラン 井澤勇貴

セバスチャン・モラン 井澤勇貴

フレッド・ポーロック 赤澤遼太郎

フレッド・ポーロック 赤澤遼太郎

ジョン・H・ワトソン 鎌苅健太

ジョン・H・ワトソン 鎌苅健太

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2021年6月16日(水)~2021年6月20日(日)大塚萬劇場にて上演される舞台『御子柴兄弟』のキービジュアル及び個人ビジュアルが解禁された。

今作品は、演出に福地慎太郎を迎え、様々な作品で活躍する寿里が主演を務める。

寿里と家族として出演するのは小谷嘉一、安東秀大郎、たつや優、杉山吹稀、KOJU、戸島花、新井雄也、浅田光、春野恵、宮脇優、野々山さくら、松藤拓也、水川碧、影山靖奈で、確かな実力と個性豊かな面々で上演されるホームドラマとなっている。

御子柴浩二 役/寿里 (C)Enthena

御子柴浩二 役/寿里 (C)Enthena

御子柴三太 役/小谷嘉一 (C)Enthena

御子柴三太 役/小谷嘉一 (C)Enthena

御子柴六哉 役/安東秀大郎 (C)Enthena

御子柴六哉 役/安東秀大郎 (C)Enthena

御子柴五喜 役/たつや優 (C)Enthena

御子柴五喜 役/たつや優 (C)Enthena

御子柴清四郎 役/杉山吹稀 (C)Enthena

御子柴清四郎 役/杉山吹稀 (C)Enthena

御子柴洋一 役/KOJU (C)Enthena

御子柴洋一 役/KOJU (C)Enthena

山川優美 役/戸島花 (C)Enthena

山川優美 役/戸島花 (C)Enthena

坂口勇気 役/新井雄也 (C)Enthena

坂口勇気 役/新井雄也 (C)Enthena

御子柴香織 役/浅田光 (C)Enthena

御子柴香織 役/浅田光 (C)Enthena

御子柴里穂 役 /春野恵 (C)Enthena

御子柴里穂 役 /春野恵 (C)Enthena

久保田涼介 役/宮脇優 (C)Enthena

久保田涼介 役/宮脇優 (C)Enthena

御子柴夏海 役/野々山さくら (C)Enthena

御子柴夏海 役/野々山さくら (C)Enthena

田中省吾 役/松藤拓也 (C)Enthena

田中省吾 役/松藤拓也 (C)Enthena

小泉蛍 役/水川碧 (C)Enthena

小泉蛍 役/水川碧 (C)Enthena

謎の女 役/影山靖奈 (C)Enthena

謎の女 役/影山靖奈 (C)Enthena

 

【あらすじ】

あなたに見てほしかったな。今の俺たちをーー。

とある田舎町の少し古臭い一軒家。そこには御子柴六兄弟という兄弟がいた。
ある日、自分たちを捨て、家を出て行った親父のことで、長男の洋一と次男の浩二は言い争いになり、浩二は家を出て行ってしまう。それをきっかけに仲の良かった兄弟たちは話すことが少なくなってしまった。

大人になり、実家を出てそれぞれの道で生きていく兄弟たちーー。
そんな中、洋一は、母の面倒を見る為、妻とともに家に残ることを決めたのだった。それから数年経ってまだまだ寒い日が続いているある日の夕暮れ、母が静かに息を引き取ったーー。

久々に顔を合わせた兄弟たちは少し気まずく、会話は弾まなかった。そこに浩二が帰ってくる。浩二は帰ってきて早々引っ掻き回す。それぞれ大人になったはずなのに、あの頃に戻ったかのようにぶつかりあう。少し切なくて温かい不器用な家族の物語。

 

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2020年5月の緊急事態宣言中に発足し、これまで不定期ながらも着実に開催を続けている『俳優落語』が緊急開催されることが決定した。

『俳優落語』とは、ワタナベエンターテインメントの俳優たちが、落語を披露する企画。これまでさまざまな俳優たちが配信で落語を披露し、今回の開催で第4回目となる。

本配信では「5分落語」と題し、大元の演目を大きく編集し5分にして披露。初めて落語に触れる人でも楽しめるものになっている。

落語出演は堀井新太納谷健が決定。堀井は父親と息子のやり取りに醍醐味のある「初天神」、納谷は「子ほめ」を関西弁で披露する。

また、初の試みとして本人たちが落語映像のディレクションに挑戦。通常、落語は正面のみの映像だが、噺に応じて俳優たちが「ここの喋りはこの角度から録って欲しい」などの要望のもと、映像として「落語×俳優」の表現に挑戦する。

配信後半には、俳優たちの素顔が見られるお楽しみ会を予定。現在、舞台『刀剣乱舞』に出演中の三津谷亮、そして初参加の近藤頌利も登場し、配信を盛り上げる。

三津谷亮

三津谷亮

近藤頌利

近藤頌利

視聴者はコメントで参加できるので、この機会に、俳優による落語を楽しんでみてはいかがだろうか。

堀井新太 コメント

堀井新太

堀井新太

5分、されど5分。大事な5分。
落語に編集に色々と考えるのは大変ですが、最高な5分をお届けしたいと思います。
これまでの落語では「狸」や「酒にだらしない男」を演じてきました。今回の「初天神」は親子の噺です。是非、父と子の演じ分けにもご注目ください。後半にはゲームもあるので、そちらもお楽しみに!

納谷健 コメント

納谷健

納谷健

今回は『子ほめ』を上方落語調に関西弁で!自分で考えた映像のカット割にも挑戦し、更にオリジナリティも追求してアドリブなんかも交えちゃったりしながら、馴染みやすさ・楽しさに重きを置いて挑みたいと思います!!皆さん、遊びに来てください!

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