大島優子がほぼノーメイクで“第4の母”に 菅野美穂×高畑充希×尾野真千子共演の映画『明日の食卓』追加キャストを発表

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5月28日(金)公開の映画『明日の食卓』に大島優子が出演していることがわかった。

『明日の食卓』は、椰月美智子氏の同名小説を映画化したもの。同じ「石橋ユウ」と名の付く息子を育てる“三人の母”の生活が、ある出来事をきっかけに崩れていく様子を描く。メガホンをとるのは、映画『糸』や『楽園』などで知られる瀬々敬久監督。同じ「石橋ユウ」という名の子供を持ち、住む場所も環境も全く異なる母親たちを演じるのは、菅野美穂・高畑充希・尾野真千子の3名。『ジーン・ワルツ』以来10年ぶりの映画主演となる菅野美穂は、元フリーライターで二人の息子を育てる母親・留美子を演じる。また、大阪で暮らすシングルマザー・加奈役で高畑充希、年下の夫と優等生の息子に囲まれ幸せな家庭を持つ母親・あすみを尾野真千子がそれぞれ演じている。

 

新たに出演が発表された大島は、物語のカギを握る“第4の母”耀子役で出演。同役をほぼノーメイクで演じているという。菅野演じる石橋留美子、高畑演じる石橋加奈、尾野演じる石橋あすみらと、どのように交わっていくのか。

大島、瀬々監督のコメントは以下の通り。

 

大島優子

瀬々監督の作品に参加できる喜び、 そしてかつてない緊張感を味わいながらの刺激的な現場でした。

三者三様で描かれた母の存在が圧巻で、苦しくなるほどでした。そして“第四の母”として重要な役どころで参加させていただき、とても嬉しかったです。

 

瀬々敬久(監督)

大島優子さんは朝ドラ『スカーレット』から俄然注目していました。身体の動きがしなやかで華があり、それでいて良きバランスで物語を支えているのが、なんだかスゲエなと、思ってました。今回も、後半の物語のカギを握る重要な役どころです。ただ出番はほんのわずか。それでも引き受けて頂けただけで感謝でしたが、現場はもっとスゴかった。あの山本キッドの伝説の1ラウンド4秒KOかのように、僅か数時間の撮影の中で記憶に残る名シーンを演じてくれました。ただ、もしダメだったら映画の成否に関わるような重要なシーンです。それを一気にテンションの高い芝居で上り詰め、風のように去って行った。まるで新しい伝説に立ち会えたような瞬間でした。大島優子、天晴れ!です。

『明日の食卓』は5月28日(金)角川シネマ有楽町ほか全国公開。

 

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大森靖子が7月7日(水)にリリースする初の提供曲セルフカバーアルバム『PERSONA #1』のジャケット写真が公開された。

本作に収録される楽曲13曲分の異なる持ち味を、大森靖子自身がスタイリングした衣装で表現。13パターンの衣装を纏った大森靖子を3Dフィギュア化し、このフィギュアともに撮影したアルバムのジャケット写真となっている。

大森靖子『PERSONA #1』CD・DVD

大森靖子『PERSONA #1』CD・DVD

大森靖子『PERSONA #1』FC

大森靖子『PERSONA #1』FC

そして、5月19日(水)YouTube「街録ch」主題歌の新曲「Rude」のリリースを皮切りに、7週連続先行配信がスタートしており、第一弾楽曲の「Rude」、第二弾楽曲・ゆるめるモ!に提供した「うんめー」が現在先行配信中。来週6月2日(水)には、相坂優歌に提供した「瞬間最大me」が配信決定。その同日、現在開催中の『えちえちDELETE TOUR』ファイナル公演がZepp Tokyoにて開催される。

このツアーファイナルは、大森靖子シンガイアズのバンド編成で、オンライン配信も行うことが決定しており、現在ZAIKOにて視聴チケットが販売中。

そして、5月28日(金)22:00より大森靖子(歌/ギター)、sugarbeans(ピアノ)、雅雀り子(踊り)による“自由字架”編成でのワンテイク、ワンカメワンカット、無修正、二宮ユーキによる一発撮り第二弾「夕方ミラージュ」の映像が大森靖子YouTubeチャンネルにてプレミア公開される。

 

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2021年3月14日(日)にデビュー20周年を迎えたダンスボーカルグループ・w-inds.が、映像作品『WORKS BEST 2』を7月21日(日)にリリースする。

同作には、2009年にリリースした26枚目のシングル「Rain Is Fallin'/ HYBRID DREAM」から最新曲「Beautiful Now」までのミュージックビデオ24本とメイキング映像が収録される。PCSC限定盤には20周年を記念して、w-inds. Beautiful 20thオリジナルTシャツの白ver.が付属するとのこと。

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7月2日(金)公開の映画『シンプルな情熱』から、セルゲイ・ポルーニンの姿を切り取った場面写真が解禁された。

『シンプルな情熱』は、フランスの作家アニー・エルノーによる小説『シンプルな情熱』(ハヤカワ文庫刊/訳:堀茂樹)を原作とした映画。エルノーはマルグリット・デュラス賞などフランスで数々の文学賞に輝いた作家で、近年では自身の名前を冠した賞も設立されている。『シンプルな情熱』は、そんなエルノーが1991年に発表した作品で、ある男性との愛と性に全存在をかけた自身の実体験が赤裸々に綴られている。

本作で描かれるのは、パリの大学で文学の教鞭をとる教師・エレーヌの物語。年下で既婚者のロシア外交官・アレクサンドルとパーティで知り合い恋に落ちたエレーヌは、昼下がりに自宅やホテルで逢瀬を重ね、彼との抱擁にのめり込んでゆく。主人公のエレーヌを演じるのは、2017年の『若い女』でリュミエール賞有望女優賞を受賞したレティシア・ドッシュ。また、アレクサンドル役でセルゲイ・ポルーニンが共演。そして、『ファインダーの中の欲望』のダニエル・アービッド監督がメガホンをとっている。

 

ポルーニンは19歳で英国ロイヤル・バレエ団の史上最年少プリンシパルに選ばれた2年後に退団を発表し、現在は全身にタトゥーをまとう異端のダンサー、そして俳優としても知られている。映画では、レイフ・ファインズが監督をつとめた『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』や、『くるみ割り人形と秘密の王国』、『オリエント急行殺人事件』などに出演している。解禁された場面写真では、そんなポルーニン演じるアレクサンドルがエレーヌに“壁ドン”で迫る様子や、キーチェーン越しにディープキスを交わす姿など、官能的な場面が切り取られている。

(C)Magali Bragard

(C)Magali Bragard

(C)Julien Roche

(C)Julien Roche

また、映画のほかにも、ポルーニンの最新情報も更新。YouTubeで公開されたシーアの新曲「MUSIC」ミュージックビデオでは、ポルーニンがクリエイティブプロデューサー兼監督を務めていることが明らかに。マイアミとアラスカでロケが行われた同MVでは、ドルチェ&ガッバーナの衣装をまとったフィギュアスケートのエレーナ・イリニフがパフォーマンスを披露している。

 

さらに、映画『ディーン、君がいた瞬間』のアントン・コービン監督によるドキュメンタリー映画『ダンサー2』が製作されていることも発表されている。解禁された映像では、映画本編にも登場するデぺッシュ・モードの「In Your Room」にあわせ、ロス・フレディ・レイの振付けで、パワフルに踊るポルーニンの姿を確認できる。

 
 

『シンプルな情熱』は7月2日(金)よりBunkamura ル・シネマほか全国ロードショー。

 

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2021年6月5日(土)に真琴つばさが、オンラインライブ『My Heartland Café』を開催することがわかった。

2020年11月25日に、初の配信ライブを成功させた真琴つばさ。今回、第2回となる生トーク配信ライブを行う。前回の公演では、自身の誕生日に『BIRTHDAY LIVE』と題して行い、退団後初の国際フォーラムのライブで披露した、「WISH…」から始まり、ソロシンガー曽我泰久とコラボした舞台から生まれた「ふたり」で終わる、アンコール含め、全10曲を生歌唱。ライブ中盤では巨大なバースデーケーキが登場し、ろうそくを消し、お祝いされるという誕生日らしい演出も行った。

今回のライブでは、自分のお気に入りのカフェで、一緒に「真琴つばさライブ」を観るのがコンセプトという、ちょっと遊び心のあるユニークなライブ配信になるそうだ。披露する楽曲のテーマは、ある人には懐かしく、ある人には新しい1960年代。“昭和レトロブーム”という言葉も囁かれる今、当時3歳の真琴つばさが、懐かしのグループサウンズを歌う。ザ・スパイダース「あの時君は若かった」「バン・バン・バン」、ザ・タイガース 「シーサイド・バウンド」「君だけに愛を」。また、1970年代からは、フィンガー5「恋のダイヤル6700」、サザンオールスターズ「いとしのエリー」、1980年代のチェッカーズ「ジュリアに傷心」といった、楽曲を真琴つばさが分身の術を使って、一気にメドレーとして届ける。

真琴つばさ

真琴つばさ

さらに、自身のオリジナル曲、心に残る歌も含め、曲ごとに衣裳もチェンジし、すべて違った真琴つばさの姿を披露するそうだ。そして、視聴者とチャットで繋がりながら、軽妙な生トークも行う。

人と、人が一緒に集まることが出来なくなって1年以上。そんな心の隙間さえも埋め、その時を覚えてなくても、なぜか懐かしい。初めて聞いても、なぜだか楽しい。そんな音楽を真琴つばさと一緒に楽しもう。

真琴つばさ コメント

真琴つばさ

真琴つばさ

遠い昔に聴いた歌
なにげに口にしている歌
ずっと気になってた歌……

いつの間にか心に住みついてる曲をお届けしたいと思います。

そして、今回の初の試みとして
歌をPVのように事前収録、トークを生配信にして
生歌ライブではできないことなどに挑戦してみたいと思います!

ほんとは個人ライブでも
皆様と一緒に過ごしたいけど……

その分自分にとって初の試みで楽しみたいと思います。

当日は皆様とのチャットタイムも予定しています。
(パソコン限定ですが……)

皆様のご参加
お待ちしています~!! 

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2021年6月25日(金)~ 7月11日(日)下北沢ザ・スズナリにて燐光群が『別役実短篇集  わたしはあなたを待っていました』を上演する。

今回燐光群では、別役作品のふたり芝居シリーズから『舞え舞えかたつむり』『眠っちゃいけない子守歌』『いかけしごむ』『この道はいつか来た道』の四本を、<別役実短篇集>として一挙上演する。新国立劇場で『マッチ売りの少女』、燐光群で『象』『天神さまのほそみち』と、別役実の代表作を独特なアプローチで演出してきた坂手洋二によって、別役作品の言語的強さを活かしながら、燐光群の劇団としての総合力を引き出しつつ、時代が求める「新演出」を実現するという。

燐光群は、「上演される四作品は、失踪した夫を捜す女、お喋りの相手を求める男、出会いを繰り返すホームレスらしき男女など、いずれも強い個性を持った登場人物・舞台設定だが、どこか共通したテーマを持っているように感じられます。社会が人と人との出会いの場であることが困難になってきたコロナ禍下。この短篇シリーズの一挙上演は、外界に対して閉じ、「密」な暮らしを余儀なくされる現在の状況を予見した、別役ワールドの新発見・再評価になると思われます」としている。

チケットは、4作品すべてを観られる通し上演券(全4作品通し上演を観劇/途中休憩あり)、セット上演券(AプログラムとBプログラムの計4本を別々の回で観劇)、Aプログラム券/Bプログラム券(どちらかのみを観劇)が用意されている。

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2021年7月20日(火)~7月22日(木・祝)赤羽ReNY alphaにて「アニドルカラーズ」の舞台版『アニドルカラーズ キュアステージ』に登場するClarity(クラリティ)の初の単独ミニライブ公演となる、『Clarity Showcase Live -Chapter0-』を開催することが発表された。

アニドルカラーズは、 動物の能力を持つ少年たちがアイドルを目指し成長していく姿を描いたアニマルアイドル育成ゲーム。2017年の配信開始以降、厚みのあるストーリーや人気声優によるボイス、キャラクターの愛くるしいケモミミ姿などが多くの女性の心を掴み、グッズ化やコミカライズ、コラボカフェ、楽曲CDなど様々なメディアミックス展開。そして2018年6月に『アニドルカラーズ キュアステージ』ととして初舞台化され、2019年1月と2021年2月にライブ公演を行った。

本公演では舞台に登場する人気グループ・Clarityにスポットを当て、アプリでは描かれていない彼らのデビュー前を “Showcase Live”という形で上演。劇場とは一味違う、ライブハウスならではの迫力あるパフォーマンスは必見だ。出演者は、春宮亜蘭役の石渡真修、夏月雫役の上仁樹、寿秋誉役の田中晃平、冬弥要役の白石康介

春宮亜蘭役:石渡真修

春宮亜蘭役:石渡真修

夏月雫役:上仁樹

夏月雫役:上仁樹

寿秋誉役:田中晃平

寿秋誉役:田中晃平

冬弥要役:白石康介

冬弥要役:白石康介

また、今年9月にはアプリ本編2部の舞台化も控えており、ますます盛り上がりを見せる舞台『アニドルカラーズ キュアステージ』に注目しよう。

 (C)Voltage

 (C)Voltage

 
【ストーリー】
サウスエンターテイメントからのデビューを控えたClarityだったが、有名アーティストからの提供曲でデビューするよう言い渡される。
自分たちの曲を歌いたいと望む4人だったが、事務所の決定を覆すことができず、月日だけが刻一刻と過ぎていく。
そんな中、デビューを前にお披露目ライブをすることに。
サウスエンターテイメントが誇る期待の新人グループ、Clarityが魅せるパフォーマンスとは――…

 

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2021年5月21日(金)、東京・自由劇場にて開幕した『夢から醒めた夢』。赤川次郎の原作をもとに、劇団四季で長らく代表を務めた演出家・浅利慶太氏の企画・構成・オリジナル演出で80年代に上演されて以来、多くの観客に愛されてきたオリジナルミュージカルだ。

浅利演出事務所による公演は2017年以来4年ぶりとなる。ここではコロナ禍で2回の延期を経て初日の幕を開けた同公演について綴っていきたい。

『夢から醒めた夢』(撮影:石阪大輔)

『夢から醒めた夢』(撮影:石阪大輔)

好奇心旺盛な少女・ピコは、夢の配達人に夜の遊園地へと誘われ、1人の少女と出会う。マコと名乗るその少女、じつは幽霊。不慮の事故で亡くなったマコは、大切な母が嘆き悲しむ様子を見て光の国に旅立てずにいたのだった。

マコの心情を想ったピコは、1日だけ人間と幽霊の立場を交換することを承諾し、死者が行き先を告げられる霊界空港でさまざまな出会いを経験する。そんな中、いじめを苦に自死した少年・メソが、ピコがマコから預かった光の国に行ける白いパスコートを盗んだことでピコは窮地に。さらに、ふたたび自分の前に現れた娘と会ったマコの母は、必死でマコを人間の世界に引き留めようとするーー。

『夢から醒めた夢』(撮影:石阪大輔)

『夢から醒めた夢』(撮影:石阪大輔)

2021年版の演出を担うのは野村玲子。浅利氏が創り上げたオリジナル版演出を踏襲し、物語の芯の部分をより丁寧に、そして鮮明に浮き上がらせていた。

2017年版に続いてピコを演じる四宮吏桜。明るく好奇心に満ちた少女を躍動的に体現し、時に客席の笑いを誘う。マコ役の笠松はるは、劇団四季在籍時に同役での出演経験もあり、心情の揺れを繊細に表すさまが見事。また、かつてマコを演じ、2017年版からマコの母役として舞台に立つ野村は、娘を愛する気持ちと彼女を引き留めることで別の誰かが亡き者になるという葛藤を痛いほどの揺れで魅せた。

『夢から醒めた夢』(撮影:石阪大輔)

『夢から醒めた夢』(撮影:石阪大輔)

初演から『夢から醒めた夢』を観続けて強く感じるのが、本作は観る側の年代やその時置かれた状況によって受け取り方が変化するミュージカルだということ。これは良作といわれるすべての作品に共通するが、『夢醒め』は特にその傾向が強いように思う。

自分が世の中に出る前は、ピコがマコや霊界空港で出会った人々のために自らを犠牲にしようとする想いに胸打たれたし、大人になってからはメソのやりきれない気持ちに揺さぶられる。子を持つ親が観たら、マコの母に感情を乗せずにはいられないだろうし、歳を重ねるにつれ、老夫婦が再会する場面で涙が止まらなくなった(10代の頃は”良いシーンだなー”くらいだったのに)。人によっては部長のある種の切なさに身を震わせるかもしれないし、大切な誰かを失った人は『夢醒め』から大きな救いを受け取るだろう。

『夢から醒めた夢』(撮影:友澤綾乃)

『夢から醒めた夢』(撮影:友澤綾乃)

今回あらためて『夢から醒めた夢』の深い部分に置かれたいくつかのメッセージにも思いをはせた。

もちろん、この作品がもっともシンプルに訴えかけてくるのは、ピコの行動から伝わる「他者のために生きることの尊さ」や「立場の違う人の気持ちを慮る優しさ」なのだが、さらに掘っていくと新たな気づきも見える。

たとえば、冒頭の夢の配達人のせりふ「今日、私はこの女優をみなさんに与えましょう。みなさんは彼女とともに私の夢の世界を生きる」からの、ピコ「ここはどこ?あたしは誰を演じればいいの」という流れ。この場面から夢の配達人が”演劇”という”夢”を創り出す劇作家や演出家のメタファーであると考えられないだろうか。主役のピコも母親がいること以外、一切のプロフィールが明らかにされないのも非常に示唆的だ。

『夢から醒めた夢』(撮影:友澤綾乃)

『夢から醒めた夢』(撮影:友澤綾乃)

さらに、永遠の別れ、との言葉を残して母が去ったあとにマコが語る「お母さん、あたしたちは永遠に別れるんじゃないのよ。あなたもいずれは光の国へ来るの。あたしたちはいつか、同じ光になるの。それからはもう決して離れないの。今度こそ永遠に」とのモノローグからは、劇団四季が創立以来レパートリー作品として上演し続けたジロドゥ作『オンディーヌ』と”死”に対する哲学的な解釈が重なるとも思う。

今更ではあるが、子どもが観て素直に楽しめるこの作品に包括されたさまざまなメッセージの存在が、『夢醒め』が時代や世代を問わず多くの人に愛され続けるひとつの理由なのだと確信した。

『夢から醒めた夢』(撮影:友澤綾乃)

『夢から醒めた夢』(撮影:友澤綾乃)

と、いろいろ書いたが、オリジナルミュージカルの”肝”ともいえる音楽もしっかり胸に残る。特に、ピコとマコの「二人の世界」の幻想的な美しさや、光の国に旅立つ人たちとピコが歌う「愛をありがとう」は、いつ聞いても心に明かりが灯る楽曲だ。

オーディションで選ばれた劇団四季出身者と在団者、そして外部参加の若い俳優たち。さまざまなバックボーンを持つ彼らが丁寧かつ高い熱量で演じる”夢”の世界。今回の上演では、ひとつの作品を次の世代の演じ手に繋げていくことの大切さや、キャリアが長い俳優が、自分が持つスキルを若い俳優に伝える意味もより強く浮かび上がっていたように思う。

マコ役から時を経てマコの母を担う野村玲子、2000年のリニューアル版ではクリエイターとして参加したヤクザ役の加藤敬二、かつてエンジェル役で「みんなが幸せになれたらいいなあ」とピュアな笑顔を見せた夢の配達人役の鈴木涼太、さまざまな四季作品で重要な役を演じる山口嘉三、服部幸子、澁谷智也。彼らのスピリットが若い俳優には大きな道しるべになっただろう。

最後に『夢から醒めた夢』創り手の強い想いが凝縮された夢の配達人のせりふでこの文章を閉じたい。

「人生を生きるには夢が必要だ。苦しいとき、哀しいときはここへいらっしゃい。さみしいとき、嬉しいときも是非。劇場は夢を創りだし、人生を映し出す大きな鏡です」

今だからこそ、劇場で観る”夢”は輝いている。

取材・文=上村由紀子(演劇ライター)

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the GazettEが約3年ぶり、10枚目のアルバム『MASS』を5月26日にリリースした。昨年3月に予定していたバンド結成18周年の記念ライブが中止となり、以降バンドとして表立った活動はなく長く沈黙を貫いていたが、バンド結成19周年となる2021年3月10日に新曲「BLINDING HOPE」を全世界リリースし世界中のファンを歓喜させた。メンバーはコロナ禍で何を想い、ニューアルバムを完成させたのか? アルバム制作のこと、ライブ、そしてファンへの想いを、麗(Gt)とREITA(Ba)にリモートで聞いた。

――予想だにしなかったコロナ禍に見舞われながらの制作となり、10枚目のアルバムはバンドにとって、今までとは違う特別な作品になったなという感覚はありませんか? 

REITA:いや、そんなに違う感覚は無かったですね。どちらかというと前作『NINTH』(2018年6月リリース)の進化版と言いますか、結構キャッチーな印象は強いんじゃないかな。

――確かに、リスナーに寄り添ってくれるというか、良い意味で聴きやすい作品だなとは感じました。

:ああ、それはあるかもしれない。さらにブラッシュアップしていくために、わかりづらい表現は極力省いて、もっとわかりやすく、伝わりやすい作品にしていこうというスタンスではあったんですよ。ここ最近、そういった意識がバンドの中でかなり高まっているような気がするんですね。曲だけじゃなく、告知一つにしても“伝わらないと意味ないよな”っていう。

REITA:ただ、10枚目だから特別にどうこうっていう話はしてないですね。

――もしや、10枚目であることに気づいてなかったなんてこと……。

:それはさすがに無いです! 前回のタイトルが『NINTH』だったんで(笑)。

――失礼しました(笑)。しかし、3月10日の18周年ライブが中止になり、来年には20周年を控えた今、こういった事態になってしまったことに対して、悔しい想いもありませんでした? 例えば“運が悪いな”とか。

REITA:いや、俺たちは運が良かったと思いますよ。だって、もともと3月のライブのあとはアルバム制作に入る予定だったので、去年大きくツアーを回ろうとしていたアーティストに比べたら、かなり運がいい。

:ですね。もちろん、まったく影響は無いと言ったらおかしな話で、対面でやる予定だったものがリモートになったとかは、当然ありましたけど。

――では、メンバーともなかなか会えず?

REITA:18周年ライブの中止を決める話し合いをしたあとは、確か1ヶ月半くらいは会わなかったですね。久々に会ったのが2回目の選曲会とかで、リード曲の「BLINDING HOPE」が出てきたのも、そのとき。

:ただ、レコーディングとかは、どうしてもスタジオにいかなきゃいけなかったので。

REITA:弦楽器は家で録ってましたけど、ドラムとボーカルだけはスタジオで録るんです。それで、ドラムを録ってる間に弦楽器隊でフレーズのすり合わせとかをしてたから、そのときがみんなと会える貴重な時間でしたね。それ以外はまた会わなくなっちゃうので。

――REITAさんの誕生日に、麗さんがブログで“おめでとう!!”と書いていたのを見て、ここにわざわざ書くということは、きっと会えていないんだろうなと想像していたのですが、やはりそうだったんですね。

:確かに、普段メンバーの誕生日に“おめでとう”とか別に書かないですけど、あれはコロナ禍であまりにも世の中との絡みが無さすぎて……ちょっとノリで書いてしまいました(笑)。

REITA:書くこと無かっただけだろう!(笑)

:家にずっといると、ホントに書くこと無いんですよ。私生活のことは書かないし、やっぱりバンドとして何か動きが無いとネタが無い……って、すみません、言い訳ですけど。

同じ事柄でも角度が変わると見え方も全然違ってきて、すごく面白いんですよ! 特に、自分に都合の良い情報って、入ってきやすいんですよね。(麗)

――いえいえ(笑)。実際ステイホーム期間中、アルバム制作以外では何をして過ごしてました?

REITA:そんなに映画も観てないし、本を読んだりとかもしなかったし。まぁ、身体のトレーニングぐらいですね。次のライブまでに身体が鈍ったり、衰えたりしたらいけないんで。もちろん、ベースの練習時間も増えましたよ。時間があるぶんYouTubeとかを見る機会も増えたし、レコーディングに備えて機材とかも買うと、自然とベースを弾く時間も長くなるんです。

:自分は、以前はYouTubeを見るにしても音楽関係の動画ばっかりだったのが、こういう状況になってからはニュースとかにも興味を持ちだして、総じてYouTubeを見る時間は長くなった気がしますね。同じ事柄でも角度が変わると見え方も全然違ってきて、すごく面白いんですよ! 特に、自分に都合の良い情報って、入ってきやすいんですよね。例えば“薬を売るために、高血圧の基準は不当に下げられているんだ”とか聞くと、俺、結構血圧高いんで“あ、なんだ、ほっといていいんだ”とか。それが怖い。

REITA:いやいや、お前が高いだけだよ!(笑)

――人間って自分に都合のいいことばかり信じがちですよね。そんな日々のなか生まれた新作『MASS』は、これまでになくメッセージ性の強い作品になりましたけれど、アルバムのコンセプトや選曲方法が当初の予定から変わったなんてこともあったんでしょうか? もしくは曲ごとに、歌詞についての説明がRUKIさんからあったとか。

:それは無いですね。原曲は基本RUKIだったりしますけど、より良いものを作ろうとした結果、今は彼が出してきた曲を入れていったほうがいいという総意があったからで。もう、原曲の段階でフレーズとか歌も入っていて、ほぼほぼ出来上がってる状態だったから、逐一どういう意図を込めた曲で、こんなふうに演奏してほしいって説明されることも無かったです。こちらが一発ドンと聴いて、どう感じるかが全て。

REITA:プリプロでそれぞれがフレーズを作ってきた段階で、「ここ、もうちょっとこうできる?」とか言われることはあっても、最初から指示してくることは無いですね。

:うん。すごくこだわり強くて、自分の中では“これだ!”って決まってるんだけど、かといって最初からそれを押し付けるわけじゃなく。“これ以上のアイディアがあったらちょうだい”っていう感じ。

――なるほど。そこで最初に作られたのが、SEに続いてアルバムの幕開けを飾るリード曲「BLINDING HOPE」だとか。

:そうです。普通ニューアルバムのリード曲を作るってなったら、やっぱりそれなりのプレッシャーがあったり、迷走したりしがちじゃないですか。結果“らしさ”が出ないっていう状況に、実際、自分は陥りがちなタイプなんですよ。でも、そこでRUKIはバシッと“これだな!”っていうのを出してくるのが、やっぱり普通じゃないところだなと思いましたね。言ってしまえばthe GazettEらしく、ストレートで割と王道なんだけど、その安心感あるところに躊躇なくズバッと持っていけるのが、これは並の精神じゃできないだろうなと。聴かされたとき、マジでみんな“おお……”ってなってましたから。

REITA:前作のリード曲「Falling」のときと同じく、MVを撮るべき曲だなっていうのは、曲が始まった瞬間からわかりましたね。映像を作ってる映像が見えた。

――ビルから飛び降りる衝撃的な幕開けから、ひたすら光を求めて走り続ける……というMVのアイディアもRUKIさんによるもの?

REITA:そうですね。自分でも出来上がりを見て感動したというか、ゾワッときたというか。曲が始まる前の尺も長いし、今までもドラマティックに仕立てようとしたMVはあったけど、今回さらに上へと突き抜けるようなストーリー性が生み出せたなと思います。ただ、撮影は……辛かったよね。

:うん。廃ホテルみたいな場所で、大体地下で撮ってたから寒くて! 同じ場所でアーティスト写真も撮ったから、数日間にわたってやってました。

「LAST SONG」は“最後の曲が始まります!”っていう空気をすごく感じる。鳥肌が立つようなライブになりそうだなって予感がありました。(REITA)

――そんな苦労があったとは。では、リード曲以外で特に印象の強かった曲は? 

:8曲目の「MOMENT」は、RUKIがインストとAメロだけのさわりを作って聴かせてくれたときからワクワクしてました。こういったポップバラードというか、アコースティックなバラードは今までにもあったけれど、ちょっとロックテイストが強かったりで。ここまで全面的に振り切った曲は無かったから、気合を入れて制作できて楽しかったです。

REITA:個人的に“おお!”と思ったのは、4曲目の「NOX」ですね。ああいうミディアムで“ノるかノらないか”が曖昧なテンポって、あまりバンドとしてもやらない方向性だったのが、今回は上手くハマって。特にライブではリズム隊の重要性が出そうな曲だし、ああいうテンポでも乗せられるようになれば、また一つ武器になるんじゃないかなと。あとは俺、やっぱりダークなのが好きなので6曲目の「濁」が……。

:「濁」と“ダーク”はかかってないよね?

REITA:かかってない!(笑) 照明とか自分のステージングも、今からイメージできるというか。意外と激しい曲より、ああいうドロッとした曲のほうがライブでのやり応えがあるんで楽しみですね。

――ライブといえば、アルバムを締めくくる「LAST SONG」にはライブへの尽きせぬ希求が綴られていて、とても感動的でした。

:「LAST SONG」はデモの段階から歌詞もしっかり上がっていて、ファンへのメッセージ性も強く、自分たちの願いみたいなものも代弁してくれている曲なんですよね。曲自体キャッチーでストレートだし、スッと耳に入ってくる。ライブ終わりの力の抜けたような……あの安心できる空間を早く共有したいっていう想いが、どんどん高まるような曲に仕上がっているんです。そんな感動的な楽曲に、例えばイントロにはEDMみたいなボーカルチョップが入っていたりと、アプローチが今風だったりするのもオシャレでいい。

REITA:最初のアルペジオからフロアタムが入って、さらにキックでドンドンドンと来る展開から、もう“最後の曲が始まります!”っていう空気を、すごく感じるんですよね。その段階で、鳥肌が立つようなライブになりそうだなっていう予感がありました。

――つまりタイトルの“LAST”とは、ライブの最後に披露される曲という意味での“LAST”?

REITA:もともと仮タイトルから「LAST」だったんですよ。アルバムの最後に入れるっていう意味もあって、結果、本タイトルも「LAST SONG」になったという。

:その「LAST」っていうワードが、ずっと最初からあった上で制作していたので、まったく違和感が無いんですよね。

REITA:まぁ、仮タイトルが「LAST」とかじゃなくて、急に「LAST SONG」っていうタイトルが来たら、俺らも“え、何が終わっちゃうの?”ってなったかもしれないけど(笑)。

やっぱりファンが求めているものと、自分たち自身が求めているものを表現できないんだったら、やる意味を見出せない。(麗)

――安心しました。ちなみに『MASS』というアルバムタイトルは、どの段階で?

REITA:RUKIに聞かされたのは、リード曲ができたのと同じ時期かな。

:『NINTH』は結構遅かったけど、今回はかなり早かったですね。

REITA:そうだね。でも、『DOGMA』(2015年8月リリースの8thアルバム)は最初にタイトルがあったし、アルバムによりけり。RUKIに「『MASS』ってどういう意味?」って聞いたら、「質量とか、そういう感じ」って返ってきたので、ああ、なるほどなと。こう、グッと質量の高いものが集まってるイメージなんだろうなって。

:やっぱり一番伝えたかったのは、『DOGMA』のようなコンセプチュアルなものではなく、バンドの根本みたいなところだと思うんですね。ライブを主体としたスタイルの進化形というか、バンドの根本がソコにあるっていう。

――いわばthe GazettEというバンドそのものが、一種のテーマだったんでしょうね。ただ、そこでライブへの想いを赤裸々に描き、ライブ映えのする楽曲を惜しみなく詰め込むあたりが、the GazettEらしいなとも感じたんですよ。現状では以前と同じように暴れ狂うライブはできないからと、聴かせる方向に振り切った作品をリリースするバンドも多いので、つまり、皆さんは状況が元に戻るまでライブはしないつもりなのかなと。

REITA:まぁ、他のバンドよりは焦ってないと言ったらアレですけど、満を持しての状況でやろうとは話してます。それがいつになるかはわからないにしても、ライブは暴れるものだから……っていうのは、別にコロナ禍にあっても変わんないですね。

:もちろん、自分たちにだって“忘れられるんじゃないか?”っていう焦りはありますよ。だけど俺ら、そんなに守備範囲が広くないので、“ライブがやれるんだったら何でもいいから形を変えてやってみよう!”っていうわけにはいかないんですよね。やっぱりファンが求めているものと、自分たち自身が求めているものを表現できないんだったら、やる意味を見出せない。ただ、客席がパンパンじゃないとやらないとか、そういうのは無いですよ。50%でもできるなら、やるべきなのかもしれないし。

――人数よりはスタイルの問題?

:そう。スタイルを変えるっていうのは、たぶん無いですね。そこで無理してやってしまうのは、もったいない。

REITA:ま、ヘドバンとジャンプがOKだったら大丈夫な気がしますけど、一度開催を決めたものの結局中止になるとかって状況は避けたいんで。

:あとは、自分たち自身がこのコロナ禍でのライブを一回も経験していないので、やってみてどう感じるか?っていうところも大きいと思う。

――普段のライブでオーディエンスの歓声が大きいバンドほど、違和感があるという話は聞きますね。メンバーが登場してもコールが湧く代わりに拍手ですから。

:そしたらSEの音量をグッと上げてもらおう(笑)。

REITA:とはいえファンも、声を出したいのに出せないっていうところで、それを拍手に代えてなんとか盛り上げようとしてくれるだろうから。

:気持ち的に“ワッ!”と盛り上がってくれてたら、声が無くても出ていきやすいはずなんですよ。たぶん。

REITA:そう。なんかね、その気持ちを感じると思うんです。俺たちもね。

俺らの場合はthe GazettEしかないんで。ファンより俺らのほうが、みんなに会いたい気持ちは強いはずなんですよ。(REITA)

――ちなみに、配信ライブは考えていないんでしょうか?

REITA:考えてないですね。1年以上、誰も「配信ライブやろうぜ」って言いださないんで、たぶんやりたくないんじゃないですか? みんな(笑)。

――ファンありきのスタイルですからね。そして、来年は結成20周年を迎えますが、20年バンドが続いたことに対して、どう感じてます?

REITA:長い期間、the GazettEとして過ごしてますけど、結局あっという間でしたから。今後も“いつの間にか時間が経っていた”って感じられるような活動をしていきたいですね。そんなバンドでいたい。

:まぁ、バンドを始めたての頃って“ジジイになってもバンドやってようぜ!”みたいなノリでやっていたので、それを考えたらまだまだ道半ばどころか、今後のほうがもっと辛いんじゃないかと。身体が動かなくなっても、どこまでやれるのか?っていうのは、見ていきたいところではありますね。

――軽く見積もっても、あと30年くらいは軽く大丈夫ですよ。

:そうですね。まぁ、誰も死ななければ(笑)。

REITA:心配なのは、戒がツーバスを踏めるのか?っていうことくらい。まぁ、俺らも明日いきなりジジイになるわけじゃないんで、徐々に適応していくというか。それ相応のバンドに変わっていくんじゃないですかね。

――20周年に向けて、何か計画していることや成し遂げたいことってあります?

REITA:いやぁ、どうしても今はライブが一番になっちゃいますよね。2019年の9月が最後で、こんなにライブをやらなかったことって今まで無いから、次のライブをやるのが当面の目標。ま、そのときにキレてるthe GazettEを見せるっていうのは、個人的に目標にはしてます。1年半前から時が止まってるので、そのとき以上に動きはもちろん、醸し出すオーラとか、そういうものが……キレてる感じというか。

:アホっぽい(笑)。

――要するに、鈍っておらず攻撃的ってことですよね。

REITA:そうですね。そういう姿を見せるために、今はトレーニングを頑張ろうかなと。

――麗さんも身体のトレーニングってしてるんですか?

:いや、まったくやってないです。

REITA:彼はね、「ライブが決まったらやる」って言ってました。遅いから! 決まってからやっても!

:言い訳になっちゃいますけど、いくら走り込みをしてもツアーの初日って無駄な力の入れ方をしちゃうのか、ものすごく疲れちゃうんですよね。俺の場合、気持ちに余裕が無いと力が入っちゃうので、まずは自分の苦手なフレーズをあぶり出して、それを鍛えることができれば、変に力まずにイケるんじゃないかなと。まだ、アルバムの曲を通して弾いたりとかはしてないんですけど、これから音を作ったり練習するうちに、そういった苦手フレーズがどんどん発覚しそうな予感がするので、今回はスタジオに入る前から家でしっかり仕上げていくつもりです。

――ファンからしても、次のライブは待ちに待ったものになりますからね。仮に2年ぶりのライブになるのであれば、みんな2年ぶん進化したthe GazettEを期待するはず。

:なのに、ソレが見せられなかったら……ホントにマズいですよね! “これだけ時間あったのに、いったい何してたんだ!?”ってなる。

――では、その“次”は単発のライブとツアーと、どちらがいいですか?

:完全にツアーですよ。やりたいのは。

REITA:1本だと、ちょっと出し切れないところもあるでしょうね。ファンのみんなは今、基本的には仕事を頑張って、家に帰ったら趣味に時間を費やしたり、the GazettEの曲を聴いてくれたりしているでしょうけど、もう、俺らの場合はthe GazettEしかないんで。ファンより俺らのほうが、みんなに会いたい気持ちは強いはずなんですよ。だから、会えるのを本当に楽しみにしてます。

:次、ライブができるってなったら、何やったって楽しめるような空間になってるでしょうけど、そこに甘えず。以前のthe GazettEよりも確実に楽しく、見ごたえのあるものをしっかり作っていきたいので、そこを期待して待っていてください。

取材・文=清水素子

 

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2021年5月22日(土)、東京文化会館小ホールにて、 山井綱雄(能舞/謡)、 デーモン閣下(朗読/歌唱/脚本)、 中井智弥(二十五絃箏)による芸能舞台「悪魔×能×二十五絃箏『能魔ヰ三重箏(のうまいさんじゅうそう)』」が上演された。この度、本公演の映像を使用したティザー動画が解禁となった。

悪魔×能×二十五絃箏『能魔ヰ三重箏』〈for J-LODlive〉

本公演は、2019年12月、愛知・豊田市能楽堂にて初演。ロックアーティストとしてだけでなく、相撲をはじめとする日本伝統芸能・文化にも造詣が深いデーモン閣下、金春流シテ方能楽師として能楽のあらゆる新しい可能性を拡げ続けている山井綱雄、類い稀な演奏技術で様々なジャンルの音楽を鋭く深く表現する二十五絃箏奏者の中井智弥の3名が、互いの文化を融合させた異色の舞台。

「悪魔×能×二十五絃箏『能魔ヰ三重箏(のうまいさんじゅうそう)』」

「悪魔×能×二十五絃箏『能魔ヰ三重箏(のうまいさんじゅうそう)』」

『源氏物語』を基調とした能作品の「葵上(あおいのうえ)」と「野宮(ののみや)」の現代語訳・二部構成となっており、デーモン閣下は朗読、歌唱、脚本を担当。光源氏の愛を失い葵上への嫉妬から怨霊となった六条御息所(ろくじょうのみやすどころ)を、時に哀しく時に激しく演じたほか、六条御息所の怨霊と出会う僧、巫女、ナレーションなどを声色を絶妙に使い分け熱演。山井は六条御息所の哀愁や激情など心の内を繊細な舞と謡で古式豊かに見事に表現。中井は現代風のリズムも取り入れ「一人オーケストラ」と評されるほど巧みな二十五絃箏の演奏を披露。さらに、デーモン閣下の「修羅と極楽」や聖飢魔IIの曲がストーリーと重なる異例の演出も。圧巻のラストには聖飢魔IIファン垂涎の名曲が流れ、会場中を興奮の渦に巻き込んだ、とのこと。

「悪魔×能×二十五絃箏『能魔ヰ三重箏(のうまいさんじゅうそう)』」

「悪魔×能×二十五絃箏『能魔ヰ三重箏(のうまいさんじゅうそう)』」

「悪魔×能×二十五絃箏『能魔ヰ三重箏(のうまいさんじゅうそう)』」

「悪魔×能×二十五絃箏『能魔ヰ三重箏(のうまいさんじゅうそう)』」

本日公開のティザーは2部構成となっており、前半は公演前に公開した、デーモン閣下による英語解説動画(日本語、英語字幕付き)。後半は本邦初公開となる本公演映像。閣下の語りと「修羅と極楽」の歌唱の一部見ることができる。

なお、本公演の生配信・アーカイブ配信割引チケットの販売はイープラス「Streaming+」ほか、5月30日(日)20時まで。 

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J-WAVE(81.3FM)が「#音楽を止めるな」プロジェクトの一環としてダンスミュージック・クラブカルチャーの支援を目的として販売しているオリジナルTシャツの追加販売が決定した。

5月27日(木)11:30より追加販売がスタートした9種類のTシャツのデザインは、富田ラボ、bird、須永辰緒、SUGIZO、Zeebraが局長を務めるHIP-HOP専門インターネットラジオ局「WREP」。そして、毎週土曜日に『TOKYO M.A.A.D SPIN』と連動するblock.fm、多くのスターDJやアーティストを世に輩出し続ける渋谷のタマリバ「THE ROOM」、音楽メディア「EYESCREAM」、9月11日にageHaで開催される『TOKYO DANCE MUSIC WEEK 2021』の公式イベントで近田春夫の活動50周年を記念する「B.P.M. Syndicate」などが手がけた。

J-WAVEは2020年4月1日、新型コロナウイルスの影響により音楽ライブをはじめ多くのイベントが中止となる中、”大好きな音楽を、アーティストを、ライブハウスを応援したい”との想いから「#音楽を止めるな」プロジェクトを発足。その一環としてオリジナルTシャツを販売し、その売上を音楽関係者へ寄付してきた。

5月5日より実施中のオリジナルTシャツ販売企画第3弾では、(株)ビームスから音楽ある豊かな暮らしを提案する「BEAMS RECORDS」制作協力のもと、「#音楽を止めるな ダンスミュージック・クラブカルチャー支援 J-WAVE×BEAMS RECORDS Tシャツ販売 第3弾」と題して、再度の緊急事態宣言を受け、困難な状況が続いているダンスミュージック・クラブカルチャーの支援を目的にオリジナルTシャツの受注販売を行っている。 

5月5日より受注販売中のTシャツデザインは、東京のダンスミュージック・シーンを盛り上げるJ-WAVEの深夜番組『TOKYO M.A.A.D SPIN』(毎週月曜日~土曜日27時~29時放送)が全面プロデュースしており、Tシャツは「e+ Shop」にて販売中。

 Tシャツの売上から制作・販売等にかかる経費を差し引いた全額は、一般社団法人JDDAとクラブ支援基金「DANCE MUSIC & CLUB CULTURE UNITE」を通じて、東京都内を中心としたクラブ、ミュージックバーの事業者およびアーティスト団体へ寄付・支援される。 

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2021年10月6日(水)〜10月24日(日)シアターコクーンにて、『October Sky-遠い空の向こうに-』の上演が決定した。

本作は、全米でベストセラーとなった元NASAの技術者ホーマー・H・ヒッカム・Jr.による感動の自伝小説『ロケットボーイズ』を原作にジェイク・ギレンホール、クリス・クーパーら出演で、アメリカの小さな炭鉱を舞台に、厳しい現実に直面しながらもロケットに夢を賭ける高校生の姿を描いた1999年公開の青春映画の決定版がミュージカル化されたもの。アメリカでの2度のトライアウト公演を経て(2015年シカゴのマリオットシアター、2016年サンディエゴのオールドグローブシアター)、日本初演となる。

厳格な炭鉱夫の家庭に生まれながら、衛星との出会いにより夢を見出す快活な高校生のホーマー・ヒッカム役には、2021年にミュージカル『マリー・アントワネット』フェルセン伯爵役やミュージカル『ロミオ&ジュリエット』にロミオ役で出演し、その歌唱力で次世代ミュージカルスターの呼び声も高い甲斐翔真。ホーマーと一緒にロケット制作に励む「ロケットボーイズ」のメンバーの一人で、義父から暴力を受けているロイ役には、7ORDERのメンバーでありながら、舞台『何者』や、『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stageなどに出演し、役者としても活躍の幅を広げている阿部顕嵐

ロケットボーイズのロケット作りに興味を持ち、彼らの夢のサポートをする科学の先生ミス・ライリー役には元宝塚歌劇団星組トップ娘役で退団後も『ラブ・ネバー・ダイ』や『ポーの一族』などの人気作に出演し続けている夢咲ねね。自分とは異なる人生を志すホーマーの理解に苦悩している、炭鉱で働くホーマーの父ジョン・ヒッカム役には、元劇団四季で数多くの作品に出演し退団後も舞台『大地』『ピサロ』や大河ドラマ『真田丸』など活躍の場を広げる実力派俳優、栗原英雄。家族を守るために時に激しさも見せるが、人間愛に溢れるホーマーの母エルシー・ヒッカム役に声優・女優として数多くの作品に出演しながら、『レ・ミゼラブル』のマダム・テナルディエ役でミュージカル初出演を果たし注目を浴びた朴璐美が務める。

その他キャストには、小さな町だが故郷を愛しているホーマーのガールフレンド、ドロシー役に中村麗乃(乃木坂46)、ホーマーの幼馴染で、明るい性格とユーモアのセンスを持つロケットボーイズのメンバー、オデル役に井澤巧麻、学校ではいじめられているが、優れた科学的知識を持ち、ロケットボーイズに加わることになる、クエンティン役には、福崎那由他らが出演する。甲斐、阿部らキャストコメントが到着した。

甲斐翔真

この度、ミュージカル「October Sky」にて、主演を務めさせて頂くこととなりました。あのシアターコクーンで主演をできることが夢のようです。日本初演となる作品に出演するのは初めてですので、演出の板垣恭一さん、そして栗原英雄さんをはじめとする素晴らしいキャストの皆様と1 から作り上げていくことがとても楽しみです。一方で、自分の力で役や作品を作り出さなくてはならないという責任とプレッシャーを強く感じております。今までの経験を全て注ぎ込み、作り上げていきます。逆境に立たされながらも夢を持ち続ける主人公を通じて、皆さまの心に残る作品になったらいいなと思っています。

阿部顕嵐

僕が好きな"夢"がテーマの1つであるこの作品に関わらせて頂き嬉しいです。1 人でみる夢はただの夢ですが、みんなで一緒にみる夢は現実になるそんな自分の人生と重ねながらこの作品に取り組みたいです。もしこの作品を観ていただけたならすこしでも上を、空を、見上げながら帰ってもらえる作品にできるようキャストの皆さん、スタッフの皆さんと共に作っていきたいと思います。

夢咲ねね

ロケット作りを夢みる少年たちの実話を元にしたミュージカルです。彼らの夢や希望の前に立ちはだかる大きな壁や困難に立ち向かう彼らの姿はとても感動的です。私はその中で彼らを応援し、背中を押す存在の科学の教師ミス·ライリーを演じます。本作でも、彼らを温かい光のように導けるよう努めて参りたいと思います。

栗原英雄

出演依頼を頂き、すぐにYouTube でミュージカル版、DVD で映画版をチェックして、作品の素晴らしさに感激しました。登場する人物すべてが様々な問題を抱えながら、もがきながらも必死に生きている。特に、主人公ホーマーと父ジョンのシーンは、役者を目指した若き日の自分と、当時の父との関係や会話を思い出して、胸が絞め付けられました。しっかり稽古を重ね、作品の素晴らしさを皆様にお届けしたいと思っております。

朴璐美

とても懐深く愛情深い、女性ならではの力強さを持つ役を頂いたと、色んな意味で心拍数が上がっています。夫を息子たちを叱咤激励しながらも支えつつ、自分の心と葛藤しながらも、大切な存在を守り、包み込む…「母親」というものをしっかり演じ、この舞台を支える一つの柱になりたいと思います。炭鉱町から見上げる空に想いを馳せつつ、夢や希望を現実に変える力をこの作品から感じで頂けるよう、舞台に足をつけていきたいです。

中村麗乃(乃木坂46)

ドロシー役を務めさせていただきます、乃木坂46 の中村麗乃です。テーマにもある夢、私にもこれから叶えたい夢が沢山あります!そして、この本番を迎える頃20 歳になるので、個人的には記念すべきハタチ最初の作品になります!そんなタイミングでこの作品に携われる事、そして今までお客さんとして見に行っていたシアターコクーンで次は板の上に立てる事、本当に嬉しく思います。見て頂いた方に一緒にわくわくしてもらえるような、夢いっぱいの作品にできるように皆さんと頑張ります。よろしくお願い致します。

井澤巧麻

ストレートのミュージカルとしては初出演となる今作。豪華なキャストの皆様との共演に奮い立つ思いです。
今から約60 年前の青年達が見上げた空、その瞳にはどのような眩しい景色が映っていたのでしょう。そんな想像を膨らませながら、ロケットボーイズの1 人として精一杯演じさせて頂きます。夢と愛が詰まったミュージカル「October Sky」、是非ご期待下さい!

福崎那由他

クエンティン役で出演させて頂きます。福崎那由他です。出演のお話を頂き、早速映画を見て、ひとりひとりが前に現れる壁を壊しながら目標に向かっていくパワーのようなものを感じました。僕もこの素敵な作品の中で生きられるようにたくさんの準備をして、観て頂いた皆様に希望を与えられるような作品になるように一生懸命頑張ります。

▼あらすじ

1957 年、人類初の人工衛星スプートニクが宇宙へ飛び立ち、ウェスト・ヴァージニア州の炭鉱町コールウッドでその姿を見た高校生ホーマー(甲斐翔真)は自身もロケットを打ち上げたいと言う夢を抱き、悪友のロイ(阿部顕嵐)とオデル(井澤巧麻)、そして科学の知識を持つ、いじめられっ子のクエンティン(福崎那由他)を仲間に引き入れて「ロケット・ボーイズ」を結成する。
しかし、ロケットは失敗続き、炭鉱の責任者である父のジョン(栗原英雄)はホーマーの行動が理解できず、父子は激しく対立、そんな二人に母のエルシー(朴璐美)は寄り添い続ける。
最初は馬鹿にされていたボーイズだが、高校の物理教師のミス・ライリー(夢咲ねね)や炭鉱の人たちの助けを借り、全米科学コンテストへ向けて、少しずつ前進する。
ホーマーのガールフレンドのドロシー(中村麗乃)はそんな彼らを複雑な心境で見つめていた。
ある日ジョンが炭鉱で重傷を負い、ホーマーは家計を助ける為に高校を辞め、夢も捨てる決断を迫られることになる。

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『BANANA FISH』The Stage アッシュ・リンクス役をはじめ、MANKAI STAGE『A3!』摂津万里役、『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 入間銃兎役など、数々の人気舞台で活躍する俳優・水江建太、待望の1st写真集が2021年7月10日(土)に発売が決定した。

『東京9-nine-』と題された本書は、“東京”をテーマに銀座、青山、渋谷、神楽坂、月島、浅草、大手町、新木場、築地の9つの街で撮影。撮影地をイメージして、「品よくラグジュアリー」、「ワイルドで粗野」など様々な顔を魅せる水江、そんな彼の俳優としての技量を感じさせる1冊だ。黒スーツ、着物、ライダースジャケットなど、衣装もバリエーションに富み、ストイックに鍛え上げた肉体も披露している。

水江建太1st写真集『東京9-nine-』アニメイト限定版表紙

水江建太1st写真集『東京9-nine-』アニメイト限定版表紙

水江建太1st写真集『東京9-nine-』 HMV&BOOKS ONLINE限定版表紙A

水江建太1st写真集『東京9-nine-』 HMV&BOOKS ONLINE限定版表紙A

水江建太1st写真集『東京9-nine-』HMV&BOOKS ONLINE限定版表紙B

水江建太1st写真集『東京9-nine-』HMV&BOOKS ONLINE限定版表紙B

さらに、本書の発売を記念して出版記念イベントの開催も決定した。アニメイトオンラインにて5月29日(土)正午より、先着にて販売される。アニメイト各店・通販、HMV&BOOKS ONLINEでは、限定表紙verの発売も決定しているので、イベントや特典情報の詳細は、写真集公式Twitterを確認しよう。

また、水江建太オフィシャルファンクラブも開設され、5月26日(水)よりOPEN、入会可能となっている。今回の写真集に関するFC限定イベントも予定されており、詳細情報については今後、写真集公式アカウントや同サイトにて発表される。

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8月20日(金)公開の『子供はわかってあげない』から、場面写真4点が解禁された。

『子供はわかってあげない』は、第24回手塚治虫文化賞・新生賞を受賞した田島列島氏の同名漫画を実写映画化したもの。『南極料理人』『横道世之介』などで知られる沖田修一監督の最新作だ。高校2年生で水泳部の美波が、書道部のもじくんこと門司との出会いをきっかけに、幼い頃に別れた父親の居所を探しあてようとする中で成長していく姿を描く。

 

主人公・美波を演じるのは、ドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(NTV)などの上白石萌歌。もじくんこと門司役で『町田くんの世界』『花束みたいな恋をした』やドラマ『ドラゴン桜』(TBS)などで知られる細田佳央太が出演。さらに、行方不明の美波の実父・友充役で豊川悦司、探偵業を営むもじくんの兄役で千葉雄大、美波の母・由起役で斉藤由貴、美波の育ての父役で古舘寛治らがキャストに名を連ねている。

 
(C)2020「子供はわかってあげない」製作委員会(C)田島列島/講談社

(C)2020「子供はわかってあげない」製作委員会(C)田島列島/講談社

今回解禁された場面写真は、主人公・美波の同級生で書道部のもじくんこと門司にフォーカスしたもの。あることをきっかけで美波に出会ったもじくんは、美波の実の父親探しに巻き込まれていく。場面写真では、美波と楽しげに会話する姿や、DVDを手渡す様子が切り取られているほか、真剣な表情で何かを見つめるもじくんと後ろで笑みを浮かべる兄(千葉雄大)の姿を捉えたカットも公開されている。

(C)2020「子供はわかってあげない」製作委員会(C)田島列島/講談社

(C)2020「子供はわかってあげない」製作委員会(C)田島列島/講談社

(C)2020「子供はわかってあげない」製作委員会(C)田島列島/講談社

(C)2020「子供はわかってあげない」製作委員会(C)田島列島/講談社

主演の上白石は、「細田佳央太さんは、お芝居をするうえで一番助けられた存在。門司くんは彼そのもので、細田さんがいなければ美波を演じきれなかったかもしれないと思うほどです」とコメントしている。

『子供はわかってあげない』は8月20日(金)全国公開、8月13日(金)テアトル新宿先行公開。

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