北村匠海×吉沢亮×山田裕貴、3人の青春と絆を描く 映画『東京リベンジャーズ』キャラクターPV第四弾を公開

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7月9日(金)公開の映画『東京リベンジャーズ』から、劇中キャラクターたちの関係性を描いたPV第四弾が解禁された。

『東京リベンジャーズ』は、『週刊少年マガジン』(講談社)で連載中の和久井健氏による漫画『東京卍リベンジャーズ』の実写映画化作品。主人公のタケミチが、事故に巻き込まれて命を落とした恋人の命を救うべく高校時代へタイムリープし、最凶のチーム“東京卍會”へ潜入する姿を描いた作品だ。主人公のタケミチこと花垣武道役で主演するのは、俳優の北村匠海。また、恋人の橘ヒナタ役で今田美桜が共演。そのほか、山田裕貴、杉野遥亮、鈴木伸之(劇団EXILE)、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、間宮祥太朗、そして吉沢亮がキャストに名を連ねている。メガホンをとったのは、映画『あさひなぐ』の英勉監督。脚本を、『凶悪』『ひとよ』などの高橋泉氏が手がける。

 

解禁されたPV第四弾は、主人公・タケミチ(北村匠海)と、東京卍會(トーマン)の総長マイキー(吉沢亮)、副総長ドラケン(山田裕貴)の関係を切り取ったもの。フリーターとして生活していたタケミチは、彼女のヒナタ(今田美桜)が事故に巻き込まれて死亡したことをきっかけに、弱小不良だった高校時代にタイムリープ。未来を変えるために奮闘する。10年前に戻ったタケミチは、ヒナタの死の原因が東京卍會(トーマン)にあることを知り、組織を消滅させるために総長のマイキーとの接触を試みる。ところが、マイキーと副総長のドラケンに気に入られ、行動を共にすることに。果たして、なぜトーマンはヒナタの死の原因となったのか。また、マイキーが夢を語り、タケミチとドラケンがその言葉に耳を傾ける“青春”の場面写真も解禁されている。

『東京リベンジャーズ』は7月9日(金)全国公開。

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ソロデビュー11周年となる6月23日にリリースされる星野源のニューシングル『不思議/創造』。

“感謝”盤、“宴会”盤と2種類の初回限定盤が発売される本作より、初回限定“宴会”盤に収録される『YELLOW PASS Live Streaming “宴会”』より「桜の森」のライブ映像が星野源YouTubeオフィシャルチャンネルにて公開された。

『YELLOW PASS Live Streaming “宴会”』は今年3月に開催されたYELLOW PASS会員限定のオンラインイベントで、初回限定“宴会”盤にはライブパート全編と作品化のために編集された“打ち上げ”パート、さらにライブ当日の未公開ドキュメンタリー映像を加えた2時間を超える特典映像DISC(BD/DVD共通)が付属する。

“感謝”盤に収録される『Gen Hoshino’s 10th Anniversary Concert “Gratitude”』とは一味違う、グルーヴィーなパフォーマンスが収められている。

星野源 – 桜の森 (Live from “宴会” 2021)

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the quiet roomが、8月4日(水)にバンド初となるフルアルバム『花束のかわりに』をリリースする。

“表情豊かに生きる”をテーマに掲げるthe quiet roomらしく、日常に溢れる小さな奇跡を瑞々しく切り取った全11曲が収録される。収録曲のうち7曲が新曲となっており、近年発表したEPからの楽曲や、配信リリース曲「キャロラインの花束を」「グレイトエスケイプ」などが収録される。

また、リリースに先駆けアルバムのジャケット画像が公開となった。ジャケットデザインはこれまでのthe quiet room作品を手がけてきたイラストレーターのnatunatunaが担当している。

6月16日22時からはアルバムの予約受付が開始となる。タワーレコードでは、タワーレコード限定完全受注限定盤として、ライブ映像がダウンロード・ストリーミング視聴できるポラロイド型のカードの他、アルバムのジャケットをあしらったクリアフォトスタンドがついた、限定盤を受注することができる。

受付期間は6月16日〜6月30日23時59分(店舗は閉店時まで)までとなっている。

6月16日21時から行なったthe quiet roomのインスタライブでは、リリースについてや、限定盤の詳細などをメンバーが解説。アーカイブが公開されている。

「キャロラインの花束を」MV

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南壽あさ子が音楽活動の旅の中で出会った素敵なアーティスト招いて行う自主企画ライブ『The middle of a trip seed.』が開催される。

過去の同企画には、ジョン・B&ザ・ドーナッツ!(Vo.Gt. ジョン・B / Gt.Cho. 菅原龍平)、中西康晴、須澤紀信、松尾一彦(ex.オフコース)らが参加。第11回目となる今回のゲストは、ギタリストの鈴木茂に決定した。はっぴいえんど、ティン・パン・アレー、SKYEなどで活躍。現在はソロ活動も精力的に行っている。南壽あさ子とはアルバム『forget me not』でのギター参加で出会い、アルバム『Neutral』ではJAPAN SIDEでプロデュースを手掛けている。

ライブでは、鈴木茂の楽曲コラボレーションのほか、誰もが知る曲のカバーも披露される予定。

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音楽を良い音で楽しみたい人のためのイベント『Music Elements』。今回はPremium版としてゲストにギタリストの鈴木茂を迎え、6月20日(日)にリアルとオンライン(配信)で同時開催される。

鈴木茂は、70〜80年代のシティポップを目指したミュージシャンに影響を与えたバンド「はっぴいえんど」のギタリストとして活躍。第一部では影響を受けた楽曲やミュージシャンについて、ヤマハのオーディオシステムで楽曲を再生しながらのトーク。第二部はミニライブの構成となる。

イープラスでは配信チケットが現在発売中。

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2020年春以降世界的な感染症拡大を受けて、舞台芸術界では公演中止が相次ぎ、海外招へい公演は皆無に等しい。そうした中、スペインから"フラメンコの革命児"と称されるイスラエル・ガルバン(ダンサー/振付家)が来日し、2021年6月18日(金)~20日(日)KAAT神奈川芸術劇場〈ホール〉、6月23日(水)~24日(木)愛知県芸術劇場コンサートホールで『春の祭典』を上演する。公演に先立ち6月15日(火)Dance Base Yokohamaにて記者会見が行われた。

■コロナ禍で、まさに"奇跡の来日"が実現!

ガルバンは5月30日(日)に来日し、14日間の隔離期間を経て、晴れて報道陣の前に姿を表わした。登壇者はガルバンのほか、共演する片山柊(ピアニスト)、増田達斗(ピアニスト)と本公演の統括プロデューサーである唐津絵理(愛知県芸術劇場エグゼクティブプロデュ―サー/Dance Base Yokohamaアーティスティックディレクター)。

会見中の様子 (C)Naoshi Hatori

会見中の様子 (C)Naoshi Hatori

まず唐津が公演実現の経緯を語る。厳しい状況で日々「閉塞感」を感じる中、「これまでの常識を捨てて、ポジティブな発想の転換を行い、ハードルが高いと言われてきた特別措置による海外招へいに取り組むことにしました」と話す。「来日が直前まで確定しない中で数々の挑戦」を行い、アメリカ在住のピアニストの招へいに代えて日本人ピアニストの起用、舞台美術の日本での製作、18日間でのチケット販売(神奈川公演)、隔離期間中のガルバンのバブル方式を徹底してのスタジオ往復などをこなす。「不可能を可能に変えてきた」と自負する。

ガルバンは14日間の待機も含めると約1か月日本に滞在。欧州でのオファーもあったが日本を選んだ。「パンデミックを経験したあと、一足飛びに超えることが必要なのではないかと自分自身で思いました。この機会に大きく飛び越えることが必要なのではないかと。今回は日本の方々に尽力していただいた。それに報いるために大きな一歩を踏み出すべきではないか」と語る。

イスラエル・ガルバン (C)Naoshi Hatori

イスラエル・ガルバン (C)Naoshi Hatori

 

■ポストコロナの『春の祭典』が誕生

ガルバンの『春の祭典』は2019年11月、スイスのローザンヌで初演された。イーゴリ・ストラヴィンスキーが1913年に作曲した音楽は、不協和音が用いられた難曲として知られる。ガルバン版は、オーケストラではなくピアノ2台版を使って上演する。ガルバンは若い頃、『春の祭典』のオリジナル版を振付した天才舞踊手ヴァーツラフ・ニジンスキーの写真を見て、踊りのスタイルが変わったという。その後、ストラヴィンスキーの音楽を知り、フラメンコと共通するリズムを感じ、ニジンスキーが持っていた自由さを知るようになったと明かす。

イスラエル・ガルバン『春の祭典』 (C)Jean Louis Duzert 写真提供:Dance Base Yokohama

イスラエル・ガルバン『春の祭典』 (C)Jean Louis Duzert 写真提供:Dance Base Yokohama

これまでに多くの振付家が手がけた『春の祭典』に挑んだ理由を「別の表現の仕方を、別の方法で表現することができるのではないかと感じました。つまり二元的なダンサーになれるのではないかと考えました。その1つはリズムです。作品のパーカッションの1つとなって、リズムを刻むことと踊るということを表現できるのではないかと思いました。さらに、2台のピアノを使って非常に親密な感じが出ます。また、ストラヴィンスキーの音楽とフラメンコが出会う場面を創ることができるのではないかと考えました」と述べる。

イスラエル・ガルバン『春の祭典』 (C)Jean Philippe 写真提供:Dance Base Yokohama

イスラエル・ガルバン『春の祭典』 (C)Jean Philippe 写真提供:Dance Base Yokohama

会見前日に行われたリハーサルの印象をガルバンはこう語る。「ポストコロナの『春の祭典』といえるのではないかと思います。ストラヴィンスキーのこの曲がきっかけとなって、日本人の音楽家の方たちと知り合うことができました。家族になった。そんな気分です。ずっと知り合いだったかのような感じがしますし、実際に演奏を聞いて素晴らしいと思いました」。

イスラエル・ガルバン (C)Naoshi Hatori

イスラエル・ガルバン (C)Naoshi Hatori

 

■日本人ピアニスト2人も全力投球、新たな国際共同制作へ

本公演は海外招へい公演であると同時に、コロナ禍において図らずも国際共同制作としての色彩を強く帯びることになった。音楽コーディネーターの笠松泰洋の推薦により選ばれた2人の若き日本人ピアニスト2人は、オファーを受けて何を思ったのか?

増田は学生時代、『春の祭典』に傾倒したという。「今回実際に演奏できる。しかもダンサーの方と一緒にできるということで期待感、緊張感が高まっています。5回のステージ全てで、自分も楽しみつつ、全力を尽くしていきたいと思います」と話す。

片山にとっても『春の祭典』は、いつか取り組んでみたい作品だった。「今回期せずしてこういうチャンスをいただき、ましてや世界的なダンサーの方とご一緒できることが凄く光栄です。ガルバンさんが「こういう状況下だからこそ、より大きな一歩を踏みたい」ということをおっしゃっていましたけれど凄く共感します。公演自体が僕にとってもひとつのステップになると感じているので、全力で取り組んでいきたいと思っています」。

増田達斗 (C)Naoshi Hatori

増田達斗 (C)Naoshi Hatori

今回の公演では、ピアニストが日本人に代わり音楽構成は変更され、片山による武満徹の『ピアノ・ディスタンス』、増田が自ら作曲した『ピアノのためのバラード』も上演される。2人は『春の祭典』からイメージする曲を提案してほしいとの依頼を受けた。選曲の理由は?

増田は『ピアノのためのバラード』を書いた当時『春の祭典』が頭の中にあった訳ではない。だが、「『春の祭典』の持つ莫大なエネルギーといいますか、野性的な人間の本性がむき出しといいますか、有無を言わせぬ音楽の力に圧倒されるような、その感覚を自分のバラードの中に込めたつもりなんですね。それを思い出し、ぜひ出してみよう」と考えたという。

片山は「僕は演奏のプログラムを組む時に、音楽史的な文脈を凄く考えるので、ストラヴィンスキーにゆかりのある音楽家、作曲家は誰かと考えた時に武満徹という存在が出てきました。僕のレパートリーでもある『ピアノ・ディスタンス』は、武満にとって比較的初期の若い時のエネルギーが出ていたり、実験が要素としてあったりする作品なので、音楽史的な文脈と作品の持つ方向性に共通項を見出して選びました」と説明した。

片山柊 (C)Naoshi Hatori

片山柊 (C)Naoshi Hatori

 

■「芸術は、生きていくために必要なワクチン」(ガルバン)

質疑応答でガルバンの踊りについて問われたピアニスト2人は、次のように述べる。増田は「イスラエルさんのダンスは打楽器的。ピアノだけでは出せないエネルギー、躍動感、リズムをひしひしと感じた」という。片山は「ダンスという新たな要素、ましてや踊るだけではなく、床をたたいたり、楽器を鳴らしたりということで、さらに迫力が増しています。ガルバンさんのダンスも音楽のような感覚になるというか、違う分野のものが高い次元で合わさっている」と指摘する。

イスラエル・ガルバン (C)Naoshi Hatori

イスラエル・ガルバン (C)Naoshi Hatori

いっぽう、ガルバンはピアニストが変わったことに対する印象をこう話す。「今回の『春の祭典』は他にはない、唯一のものになるだろうと考えています。なぜかといえば、クラシック音楽とフラメンコの出会い、さらにフラメンコと日本の伝統文化を持っているピアニストのピアノがあるわけで、2つの出会いはユニークです」。

左より 増田達斗、イスラエル・ガルバン、片山柊 (C)Naoshi Hatori

左より 増田達斗、イスラエル・ガルバン、片山柊 (C)Naoshi Hatori

"芸術は不要不急"だとする考えに対し、どう応えるのかを問われたガルバンは、「芸術は、生きていくために役立ちます。ワクチンと同じです。芸術というワクチンは必要だと思います」と断言。日本に来る不安はなかったかと聞かれると「芸術をするにはリスクを冒さないといけないと思います」と前置きしつつ、「若い頃から親しんでいる日本ですし、皆さん、冬に風邪をひいたらマスクをしていますし、安全だろうと考えました。日本に来るにあたって、全く怖さはありませんでした。お客さんの前で公演できることは幸せで、さらに遠い日本であれば余計にそうだろうと感じました」と語る。「大きな一歩」を踏み出すモチベーションは何かと問われ、「新しい音楽家の人たちと知りあって演奏する。それはぜひやるべきなんだ、芸術は生き続けているんだと思いました」と胸の内を静かに熱く語った。文字通り"伝説の公演"になる予感がする。

【動画】ダンス・コンサート イスラエル・ガルバン『春の祭典』

取材・文=高橋森彦

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2021年7月10日(土)COTTON CLUBにて、ソングサイクル・ミュージカル『雨が止まない世界なら』のワークショップ開催が決定した。

ミュージカル俳優、クリエイター、演出家、YouTube チャンネル「クロネコチャンネル」ホストなどマルチに活動する西川大貴が、ジャズ・ピアニストの桑原あいとともに執筆した新作ミュージカル『雨が止まない世界なら』。

コロナ禍にゆれる昨今の状況を“雨の中”と重ね、西川が「雨」をテーマ綴った全17 曲からなるオムニバス形式のソングサイクル・ミュージカルは、作品制作のプロセスも含めて楽しんでもらいたいという想いから、まずは歌詞のみを公式サイトに公開し、次にポエトリー・リーディングという形で動画作品を発表してきた。

そして今回、海外の創作プロセスに倣って、作品のブラッシュアップを目的としたワークショップを行い、このワークショップの終盤に、”プロローグ”と題し、観客の前で楽曲を初披露する。日本発オリジナル・ミュージカルの次なる一歩に期待が高まる。

西川大貴(構成・作詞)コメント

『雨が止まない世界なら』という作品を一言で表すならば"短篇集の様なミュージカル"。今の空気感をミュージカルという形で残しておきたいという思いで飾る事なく書いたつもりです。日本でオリジナルミュージカルを作るのは、パワー的にも環境的にもハードルが高く、作品をブラッシュアップする場を設ける事が難しいのが現実です。

海外では「ワークショップ」という形で俳優が実際に演じ、歌いながら作品を作り上げていく作業は重要なプロセスとされています。『雨が止まない世界なら』を次のステップに進めていこうとした時に、必要なのは「ワークショップ」であると直感しました。とても素敵なアーティストの方々に参加していただける事となり、今回の稽古期間の"最終行程"として、この公演を行なう運びとなりました。作品の大きな一歩を皆様とシェア出来たら大変嬉しく思います。ご期待下さい!!

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2021年6月15日(火)、山崎育三郎がコンサートツアー『billboard classics 山崎育三郎 Premium Symphonic Concert Tour 2021 -SFIDA-』の初日を、東京・渋谷のBunkamuraオーチャードホールで迎えた。

オリジナル楽曲、ミュージカル楽曲、ドラマで歌唱した楽曲などを、流れるように披露していく山崎。沸き上がる観客の拍手からも、最高のツアー初日になったようだ。

『billboard classics 山崎育三郎Premium Symphonic Concert Tour 2021 -SFIDA-』

『billboard classics 山崎育三郎Premium Symphonic Concert Tour 2021 -SFIDA-』

『billboard classics 山崎育三郎Premium Symphonic Concert Tour 2021 -SFIDA-』

『billboard classics 山崎育三郎Premium Symphonic Concert Tour 2021 -SFIDA-』

『billboard classics 山崎育三郎Premium Symphonic Concert Tour 2021 -SFIDA-』

『billboard classics 山崎育三郎Premium Symphonic Concert Tour 2021 -SFIDA-』

ステージ上のMCでは、新曲の「誰が為」を8月にリリースすることが発表された。

「誰が為」は、山崎と、昨年の甲子園出場が決まっていたにも関わらず、新型コロナウィルスの影響で中止になり試合が出来なくなってしまった元高校球児が対談をし、歌詞の中にそのリアルな言葉を取り入れ、森山直太朗の作詞共作者でもある詩人、御徒町凧が書き上げ完成させたという。あらゆるスポーツや吹奏楽など、頑張る学生に向けたエールソングになっているということだ。

この日この曲は披露されなかったが、披露されるその日を楽しみに待ちたい。

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大人気のMANKAI STAGE『A3!』が舞台を飛び出し、春・夏・秋・冬の4つの組ごとにオリジナルアルバムをリリース! その第1弾は春組のMANKAI STAGE『A3!』Spring Troupe 満開の桜の下で。アルバム用の新曲と原作アプリゲームの楽曲をカバーした欲張りなこの1枚を引っ提げ、8月には単独ライブであるMANKAI STAGE『A3!』Troupe LIVE~SPRING 2021~も決定している。まずはメンバー自身の“全曲解説”をお届け。思い切り春組ワールドに浸って欲しい。

ーー本日は牧島 輝(碓氷真澄 役)さん、前川優希(皆木 綴 役)さん、立石俊樹さん(茅ヶ崎 至 役)、古谷大和さん(シトロン 役)にお集まりいただき、アルバム収録曲についてお聞きしていきたいと思います。まずはM1『桜の下で』。アルバムのオープニングにふさわしいスケール感のあるナンバーです。

古谷:すっっごくいい曲ですね(ドヤ)。

前川:あ、全曲そのコメントで行こうとしてる顔だ。やめてね。

古谷:(笑)。

前川:いい曲です。始まりにふさわしくもあり、卒業を連想させるエモーショナルな雰囲気も持ち合わせた曲。キラキラだけじゃないこの曲でアルバムをスタートさせる……やっぱり春っていう季節は“出会いと別れ”が同居しているのかなぁと思いました。

牧島:(音楽を担当された)Yuさんはすごくポジティブな方だから春組の歌詞も全部ポジティブなんですけど、でも歌ってると逆にちょっと切なくなって……どんなときも明るくいればいるほど、前を向かせてくれようとするほど、そこにグッとさせられるのが素敵なんです。

牧島 輝

牧島 輝

古谷:僕らが歌に“哀しげ”とか“物憂げ”とかを乗せずシンプルに歌ったほうが、聴いてる人もちょっとキュンと切なくなったりするんだよね。

牧島:過去を置いて前に進もうって気持ちの中に潜む「出会いは別れとセットだから」という感覚が聴いてる人の心に浮かぶ……みたいな。

立石:そうだね。春組も今回のライブで牧ちゃんが卒業するということもあって……僕はこれは牧ちゃんに贈る歌でもあると思っています。別れを惜しみすぎるよりも前向きな春組の良さを感じさせつつ、新しい季節に踏み出すワクワク感が溢れてるのが好き。絶妙に素晴らしい感情のラインだなって思います。

牧島:で、龍儀くんはどう思う?

立石・古谷・前川:(爆笑)。

ーー佐久間咲也 役の横田龍儀さん、本日は……残念ながら都合がつかず欠席ですね。座談会のテーブル、実はちょうどいい場所がひとつ空いてますけど。

古谷:一応、龍儀の場所ってことで。

牧島・前川・立石:(ニコニコ)。

ーー5人の曲もレコーディングはおひとりずつ。歌っているときはメンバーの顔が浮かんでいたり?

前川:ちょっとイメージしたりはありました。

前川優希

前川優希

牧島:僕は順番的に最後に歌入れしたんですけど、Yuさんのデモの歌声を聴きながらやってたらみんなの声も聴きたくなって、お願いしてみんなの歌声を流しながらレコーディングさせてもらって。それが……すごく……良かったんですよねぇ。

前川:なんか素敵。

牧島:でしょ。これ、僕のとっておきエピソードなんで(笑)。

ーーM2は『Spring has come!』。他己紹介ナンバーであり、原作のユニットテーマ曲ですね。

前川:ゲームリリース当初から春組を象徴する曲でしたよね。ちょっとフフッと笑える歌詞なんだけど、サビでは結構いいこと言ってたりもして。

立石:エーステはいつも春組から始まって、初の単独公演(SPRING 2019)も東京凱旋公演の時に原作の曲を数フレーズ入れて歌うって初めて決まったのも僕ら。実際に歌った時のお客さんの反応はやっぱり忘れられなくて……。

古谷:歌う前、めちゃくちゃ緊張したよねっ!

牧島・立石:した〜っ。

前川:お客さんはそうくると思ってないから突然のことに一回「えっ!?」と驚いてから、「わ〜っ!」と盛り上がった客席の表情と歓声はやっぱり……忘れられないなぁ。

牧島:マチソワ間で振付の(伊藤)今人さんと何度も練習したしね。

古谷:めっちゃ覚えてる! 時間に余裕がなくてなかなか振りが入らなくて……今人さんに気合い入れてもらって本番を迎えて。

立石:僕は当時、この曲をiPhoneに入れて毎日聴いて開幕に向けワクワクした気持ちを育んでたんですけど、「桜の下で」と同じく春組ならではの“明るくて切ない”魅力が詰まっていて、今聴いてもいろんな感情とか思い出とかがよみがえってきます。でもまさかこうして僕らでフルで歌うことができるとは思っていなかったので……良かった。嬉しいですね。

立石俊樹

立石俊樹

ーーM3『春色の予感』。こちらはうっすらオリエンタルテイストの、他己紹介リレーのオリジナルナンバー。

牧島:個人的にすごい好き。カッコいい。

古谷:うん。聴いててすごいテンション上がるし。

立石:歌ってても気分、上がるよ。

前川:ライブっぽいよね。

牧島:早くステージで歌いたいかも! 一緒に歌うところなんかは疾走感とかテクニカルな感じがさ、ちょっと大人っぽくていいよね。ホント、ライブを想像したくなる曲で。でもこれ……絶対めっちゃ踊るでしょ?

ーーアルバムとしても序盤から中盤へ、ここで少し風景が変わっていくニュアンスを孕んだナンバーですし……各ソロの後にちょっと期待できる、少し長めのインストパートがありますよね。

前川:しかもそのメロディもひとりずつ微妙に個性があるから。

古谷:「ここ踊るからね」って、突きつけてきてるよなぁ〜。

古谷大和

古谷大和

立石:うん。めちゃくちゃ踊るような気がする(笑)。

牧島:順番だと僕が最初なんですよ。

前川:ま、輝くんはめちゃくちゃ踊らされると思うよ。

牧島:僕……ダンス呪われてるからなぁ……。

立石:どういうこと??

古谷:そういうこと??

前川:大丈夫だって!

牧島:(笑)。頑張る。

ーーキャラクターとしてのレコーディングは、やはりこれまでのエーステやお客様のことをイメージして気持ちを作るとか……?

古谷:みんなってどうしてるの? 自分は舞台上でだったらその時のお芝居の気持ち、お客様の反応で自然とパフォーマンスできるけど、レコーディングってやっぱりちょっと大変で……。でもYuさんの素敵なところは「最初はまずは楽曲として今歌えるモノを歌っていいよ。公演ではまたその時の心情で全然違う歌唱になったって構わないから」って指導してくださるところ。だから無理に自分のキャラクターはこうって決めつけすぎずに歌えるし、より本番でのパフォーマンスを楽しみに待ってしまう。

立石:やっぱりお芝居がつくと歌の世界が広がって、また全然違うもんね。

牧島・前川:(頷く)。

(左から)立石俊樹、牧島 輝、前川優希、古谷大和

(左から)立石俊樹、牧島 輝、前川優希、古谷大和

ーー4人のナンバーが続いたあとのM4『嘘のない涙』は、リーダー・咲也のソロ。日記を繰るような柔らかい印象のミディアムナンバーです。

古谷:聴いた時、すごくいい歌だけどすごく難しそうだなぁって思った。表現の上での芝居心とか技術とかが必要な。だから……ライブ? 「横田、がんばんねぇとなぁ」って思った。

牧島・前川・立石:(笑)。

前川:龍儀くん……咲也って新生MANKAIカンパニーの最初の一人だから、どんな演出になるにしても彼が一人でドンとステージにいてソロを歌う姿は絶対じーんときますよね。キャラクター的にも「がむしゃらに頑張ります」っていうリーダーが見せてくれる世界を想像すると──。

牧島:ちょっと楽しみですよね。ドキドキしてきた。

古谷:ホントホント。僕らも生で聴くのが楽しみ。佐久間咲也くんってみんなをガッと引っ張っていくんじゃなくて、彼の頑張ってる背中を見たみんながその背中を押したくなるキャラクターで、そこは龍儀とも被るから……それがこのソロでお客さんにも僕らにも伝わって、いい追い風になったらなって思いますね。

前川:俊くんとかアドバイスある? 歌の。

立石:僕? うーん……横っちゃんの初めてのソロ。ステージではちょっとナルシストになってもらうのがいいんじゃない?

牧島:自分に自信を持つってこと?

牧島 輝

牧島 輝

立石:そうだね。自分らしく歌の世界に身を委ねるというか。

古谷:あ〜、確かに。ちょっと迷ったり自信なかったりするとすぐバレちゃうんだよね。

立石:うん。結局は自信が大事だと思うよ。

前川:いいアドバイスかも!

古谷:わかった。じゃあもうずっと褒めよう!

牧島:いや、言わなきゃいけないことは言わないとだよ。

前川:厳しいなぁ〜。

牧島・立石・古谷:(笑)。

ーーアルバムはここから後半へ。M5『カレーパン』は真澄&綴のデュエットソング。サックスの音色も印象的な“男の子”なナンバー。

前川:5人の歌は基本聴かせる歌って感じなんですけど、『カレーパン』は歌でも台詞でも結構2人のやりとりで構成されてるのでそういう楽しみはありつつ、僕的にはやっぱり“牧島 輝と2人で歌う”のは緊張しますよ!  輝くん歌上手いし、輝くんの歌、すっごい好き……で、自分の歌は自分であまり好きじゃないんです……そんなに上手じゃないので。だから、頑張らなきゃって。

牧島:(イケボで)いい歌声だったよ。

前川:……って、いい声で言わないで!

古谷:上回ってくるねぇ〜。

立石:(笑)。

牧島:「舞台を頑張ろう」みたいなことがテーマじゃなくて、こういう感じの歌、僕たちがただ生きてる日常の何気ない会話とかキャラ感がすごく見える世界観も素敵だよね。監督に早くカレーパン買って帰ってあげたい真澄を微笑ましく見てる綴の顔も思い浮かぶような、ほっこりした歌詞もいい。

前川:最初は仲悪かった2人が今は同室でうまくやっている、今だから歌える歌なのかなぁって思った。最後のフェイクとか難しくてもうライブで声が裏返っちゃう予感しかしないけどー(笑)。

前川優希

前川優希

牧島:カッコつける歌じゃないからそれもいいんじゃない? 「カレーパンあったかいうちに持って帰ろう」って歌ってるんだもん、僕ら。

前川:そうだね。

牧島:真澄は他の曲だったら監督のためにカッコつけたところを出してるけど、この曲だったら素顔のままでいられる。そこを見せられるのはありがたいし、やっぱりこれもステージで歌うのが楽しみです。とっても。

ーーM6もデュエットですね。キャラクターの魅力全開のクセになるナンバー、『一回一円、イケてるメンマ』。担当は至&シトロン!

古谷:びっくりしましたよ〜。ね?

立石:ね。「まさかシトロンと至で曲、くるんだ!?」って。

古谷:びっくりしたけど、俊くんとは他の作品でも一緒になることが続いてて、「お、歌も一緒だ。やったー!」って思いました。

ーー絶妙な掛け合いで構成される愉しさが際立つ分、緻密に織り上げて歌う難しさもありそうです。

古谷:音楽として、まずはちゃんと2人で縦を合わせていかないと普通にズレるよっていう怖さはあるけど、そこを守りつつライブ感で……Yuさんの言葉にも甘えつつ、ね。ステージでは僕らとお客さんとの間で生まれた“何か”をちゃんとお客さんに届けられる『メンマ』にしたいなと思ってる。自分は役者だし、どの曲もそこから何か物語が伝わるような……単なる歌だけじゃないところで届くモノがあるし、そう届けたいと思ってライブでも歌っていきたいんですよね。シトロンくんは台詞歌のパートを担うことが多いんですけど、それも「難しい」と思ったら多分難しくなっちゃうから、「こうしたらいいかな。こうすることで伝わるかな」「お芝居で持っていくならこうだよな」っていう自分の出せる精一杯で、表現しています。

立石:なんだろう……最初はホントに「楽しみ!」と思って、いざレコーディングの場になったらYuさんから「実はこの曲、ある曲に繋がってるんだよ」って教えてもらって……。

古谷:そうそうそう! エモいんですよぉ〜。

立石:「なるほど、これはただの面白い歌じゃないんだ!」ってわかって、さらにこの曲のことが好きになりました。

立石俊樹

立石俊樹

ーーあ、それはもしかして……。

立石:ヒントは『一五一会』(MANKAI STAGE『A3!』~SPRING 2019~ メインテーマ)のとある歌詞のところ、です。僕自身もですけどあのフレーズって「なぜ?」って思ってた人もいっぱいいたと思うけど、いよいよその謎の伏線がここで回収されるという──。

古谷:至とシトロンが交わした約束があっての『一五一会』。ここにもしっかりドラマがありますね。

牧島・前川:おお〜っ!

立石:まさに“スター・ウォーズ”ですよ。

ーー壮大な物語の中のエピソード4が第1作、そこから遡るように新作が作られていった時間軸の“仕掛け”?

立石:そうです。そうです。

古谷:お、なるほど。

牧島:俊くん冴えてる(笑)。

前川:上手いこと言ったぞって顔してるし。

立石:(笑顔)。

古谷:新曲って思って聴いたら実は今までのことも思い出されてきたりとか、もっと春組のことが好きになったり色々わかったりする。『メンマ』だけじゃなく、ここにある歌は全て「僕らが歌う意味がある曲たち」なんだなって思います。

古谷大和

古谷大和

立石:そうなんだよね〜。

ーーM7は春組公演曲。舞台では舞台オリジナルの劇中劇ナンバーで構成される中に一部組み込まれていた原作の3曲がメドレーになっています。最初が旗揚げ公演曲『僕らの絆』。ロミオ&ジュリアス(咲也&真澄)。

牧島:ロミジュリを演じたのが3年前。レコーディングは「ハモリとかどっちが上だっけ?」って思い出すところからの作業だったんだけど、先に録ってた龍儀くんの歌が「あれっ? ホントに??」って(笑)、部分的にパートが入れ替わってるところがあって……歌いやすいところ先に歌われちゃったのかなぁ、とか……。

前川:横田〜っ!

立石・古谷:(笑)。

牧島:でも当時もお芝居しながら歌うから動きやセリフに合わせてやりやすいように細かくパート分け直したりもしたので、最終的にここで整理した感じですね。やっぱりね、音で覚えてることとかもいっぱいあったりするし……この曲で改めてあの時の舞台上の景色を思い出しました。

古谷:ロミジュリは物語もすごい王道で、歌も「春組ってこういうことなのかな」って思わせてくれる、前向きで元気をくれる曲だよね。

前川・立石:(頷く)。

牧島:僕らMANKAIカンパニーとしてはシャッフル稽古(MANKAI STAGE『A3!』〜Four Seasons LIVE 2020〜での一演目)でもやったけど……僕はやっぱり春組のロミジュリが一番好き。

立石:そこは譲れませんよ。思い入れありまくりだもん! 僕らの初演の一幕だよ。

前川:そうだよ〜。もう……バカみたいに緊張した! まじ震えたし……。

牧島:震えた。そして、劇中劇やりきって幕が降りた時のあの感じ! 一生忘れられない。

立石:忘れない、絶対。あの時は苦しさもあったなぁ……。

前川:「僕たちが二幕にちゃんと繋がなきゃいけない」って。

古谷:そのプレッシャーも感じてやったロミジュリ。今回この曲を久々に聴いたけど、僕もホントいろいろ思い出しちゃったし……時が過ぎたからこそ、また新たに感じられるモノもあるなと思った。ただの“再放送”じゃない、今の春組のロミジュリになってるはず。

前川・立石:(頷く)。

牧島:そんな思い出深い曲を改めて歌えたのは本当に嬉しかった。しかも今回は公演ではできなかったセリフ部分なんかも龍儀くんとやれたので、そこも聴きどころとして楽しんでもらえるかなぁって思ってます。

(左から)立石俊樹、牧島 輝、前川優希、古谷大和

(左から)立石俊樹、牧島 輝、前川優希、古谷大和

ーー第二回公演曲『ワンダーランド・ア・ゴーゴー!!』はアリス&帽子屋(真澄&至)。春組らしいファンタジックな世界が詰まってますね。

前川:楽しい曲だよ〜。

牧島:楽しい〜。

古谷:ただただ可愛い。好きだったなぁアリス。

立石:いい! やっててずっとワクワクしてた。あの時はこのアリスとすごく切ない『ぜんまい仕掛けのココロ』の正反対のテイストの2本をやって……全部ひっくるめて「春組でよかった」って思ったんだよね。だからロミジュリ同様思い入れのある過去作を今の自分たちの状態で歌い直すことができて……今やったらこうなんだなぁってわかることができたし、初めて感じることもたくさんあったし、思い出すことも果てしなくて。

前川:自分的には春組の中で1、2を争う“耳に残る曲”。春単の時とか♪らんらららららん がずーっと頭の中巡ってて、もう、やばかったもん(笑)。電車の中でもこっそり口ずさんだり。

古谷:確かに僕と会話するときも「らんらん」で返してくるときあったもんね。

前川:いや、ないわそんなん!

牧島・立石:(笑)。

前川:あ、いや、もしかしたらそうなってたかもなぁ……っていうくらいには、好きでした(笑)。

立石:主演の真澄を準主演の至がわかり合うために試行錯誤していくって関係の物語で……演じるの大変だったし、自分にとってもすごく思い入れのある作品です。

牧島:僕はずっと出ずっぱでしゃべりっぱなしで……結構終わった後の記憶ない感じのときも多かったです。でも……すっごく楽しかった〜。

牧島 輝

牧島 輝

古谷:楽しかったよ〜。

ーー「楽しかった」が止まりませんね(笑)。

前川:わちゃわちゃするシーンでわちゃわちゃし過ぎて、曲聞こえなくて何かちょっとうまくタイミング取れていない時ですら、それがもう楽しかったし(笑)。

牧島:一緒に穴に落ちるところね。あと僕が異常に長くしゃべりながら、無駄にずっとじゃれてたときもあったよね(笑)。

立石:ほら、僕がアリスにお茶飲ませるシーンで、タンブラーの中になぜかいつもは入ってないタグが入ってて、「やばい」と思いつつわざと牧ちゃんに見せるようにお茶を渡して……。

古谷:あったあった!

牧島:ああ〜っ(爆笑)。

立石:こんな風になっちゃってるけどよろしくね〜って感じでやって、チラッと見たから「よし、確認したな」って託して(笑)。そういう暗黙の空気でハプニングも一緒に乗り切ったのもいい思い出ですね。お客さんには気づかれなかったはず。あの時の牧ちゃんの顔、面白かった〜。

前川:アイコンタクトしてね。

牧島:いや、普通にびっくりしたし、笑いそうになっちゃって。他にも色々ね、アリスは思い出すとハッピーな気持ちになることばっかりでした。

ーーそこから第三回公演曲『思い出のねじ巻き』への流れも絶妙です。ルーク&S(綴&シトロン)の切ない友情の物語。涙腺が刺激されます。

古谷:いい話なんですよ……。

牧島:いい。めちゃめちゃいい。

立石:……ホントにねぇ。僕も大好き。泣ける。

前川:主演をやらせてもらったすっごく大事な作品の歌。でも輝くんが言うように、僕もあんまり記憶がないんです。稽古から思いつめてプレッシャーを感じていたのでがむしゃらに取り組んで……実際「がむしゃらだったな」ってことしか覚えてないというか。劇中劇の前の綴の芝居、そこに寄り添ってくれたシトロンや咲也の思いをそのまま劇中劇へと引き継いでやってた気がするから……ライブで歌うって時になったら、お芝居と地続きじゃないところでのパフォーマンスはきっとまた違った歌になるんだろうなって思う。綴くんとしてどういう気持ちで歌うのか、そして大和くんとの掛け合いもどういう気持ちのやりとりになっていくのかは今は全くの未知、だなぁ。

前川優希

前川優希

古谷:僕もそう思う。あの時の『ねじ巻き』ではないってことだけはわかるけど……繰り返しになりますが、やっぱり役者として「今やる意味」をお客さんに感じてもらえるような演劇を届ける、演劇人としてこの曲のメッセージを歌と踊りに乗せて届けていきたくて──それを考えるのも楽しいし、そこが役者の本望なのかなぁ。原作のゲーム画面の奥にあるモノを役者の芝居や演出でしっかり足してあげて素敵に魅せていくことができるのが演劇の世界ですから……責任も大きいですし、その役目を背負うのを光栄に思って、大切に歌っていきたいなって思いますね。

牧島:『ぜんまい』はもう……泣けるんですよ。

前川:忘れもしない最終稽古の通し、最後の方のシーンで輝くんが出るところをとちったんだよね。で、「どうしたの?」って聞いたら、「お前らのお芝居を袖で見てたら泣きそうになって」って。

古谷:言ってたね〜。

牧島:もうSはいないけど心の中で生きてるんだぜ、的なやりとりのあとに歌があるって流れで、僕は彼らにとって敵の役なんですけど「ルーク、お前マジでもう絶対幸せになれよ」とか真剣に考えてたら……出トチった。

立石・古谷:(爆笑)。

前川:いつもならそういうときも面白いリアクションしてくれて和むんだけど、その時は真面目に落ち込んじゃって。

牧島:あんなにいい芝居してるのに、僕が足を引っ張ってしまったと──すっごい反省したんです。

立石・古谷:(笑)

牧島:いやもうほんとに好き。おすすめ。舞台とか観たことない人に一番最初に観て欲しいですよ、『ぜんまい』。照明とかもすっごく綺麗で……。ライブで歌ってくれるの、僕もすごく楽しみにしてますから。

前川:ちなみに『ぜんまい』は幕が開くと同時に俊くん演じるボイドがひとりで歌うシーンから始まるんですけど、稽古場からもう嫉妬。あのポーズ、僕の中の「立石俊樹かっこいいシリーズ」トップシーン。一応僕が主演だから、僕よりかっこするのはやめてくれ〜!

立石:ハハハッ(笑)。

立石俊樹

立石俊樹

ーーそんな公演の思い出などもかみしめつつたどり着くラストナンバーが、M8『MANKAI☆開花宣言』。クリエイターの大石昌良さんのカラーが感じられる、カラフルで元気溢れる1曲ですね。原作の第一部主題歌でもあります。

古谷:これも普段は歌わない歌で、なかなかに……。

立石:うん、一番難しい曲だと思います。

前川:そうなんですよ。一筋縄ではいかない感じで。

古谷:これは僕の想像だけど、原曲は原作で歌っている声優さんたちの感覚を音に乗せて録ったんだろうなぁっていう空気感もあるので、それを僕らが歌うとまた全然違うものになるんだなって実感はあります。

ーーみなさんのハーモニーがいつもとちょっと違う色味を帯びて聴こえるのも、そういう“変換”を経ているからなのかもしれません。

立石:フルで歌ったのはこのアルバムが初めて。旗揚げ(SPRING & SUMMER 2018)の時のカーテンコールで歌わせてもらったりもしたので、その時のことが思い出される1曲でもあり……。

前川:ゲームの4年間を支えてきた歌、エーステのみならず『A3!』全てを背負っている大事な曲として歌わせていただくっていう気持ちはすごくありますね。本来はリーダー4人の曲ですし。

古谷:これもまた主題歌を歌わせてもらう嬉しさと、やっぱり今の僕らが歌う意味というところを大切に思いながらレコーディングに臨みました。原作とは全然違う歌い方なんですが、「シトロン君だったらこう歌うだろうな」って信じて集中した。

牧島:(頷く)。歌入れは自分も真似とかコピーじゃなく「僕たちが春組なんだ」って思って好きにやれたと思うな。

立石:落ちサビのところなんか特に象徴的に僕たちのカラーが出てるんじゃない? みんなひと言ずつあってサビへと繋がるあのパートのエモさは、春組が歌ってる意味が感じてもらえるよなぁって思うんだけど──。

前川:確かに! 自分がそのパートをもらえている意味、選ばれた理由とかを考えながら歌って……。

古谷:そうすることが作品への僕らの恩返しでもあり敬意。これから大切に歌っていきたいよね。

古谷大和

古谷大和

立石:キャラに人生を乗せる、じゃないけど、やっぱりちょっと特別な意味が込められた曲に仕上がっているんではないでしょうか。

牧島・前川・古谷:(頷く)。

ーー1曲1曲に込められた思い、素敵です。これまでのエーステ公演でみなさんが積み重ねてきた時間と経験があったからこそ生まれたアルバム……夏のライブは牧島さんの「卒業」公演ともなりますね。改めてこの先の春組の活動への意気込みをお聞かせください。

牧島:もちろん悔いが残らないようにはやらなきゃいけないとは思うけど、今までだって僕たち、悔いが残らないようにやってきたはずだし……もちろん、自分たちも変わってきたんだっていう自覚はあるけど、それは良い成長だったと信じてる。だからライブもあまり意識せず今まで通り全力でやれば、きっといいステージになるよ。いろんなこと受け入れて、難しいことは考えずに楽しんでいきたいし、それでいいんだっていう気が……してます。

前川:3年間エーステをやってきて……当たり前ですけど惰性で何かをするってことはなく、自分を新しくし続けていく、小さな一歩の積み重ねでも新しくしたいと思って舞台に立っています。安定した「もうこれで盤石」っていう状態もエンターテインメントとして素敵だと思うけど、うまくいかないことがあってもカンパニーみんなで前へ前へ進んでいく事が大事だし、進んできた道は歴史として残っていくはずだし……ね。もっと先、真澄が輝くんじゃない人になってもそれは仲間が増えるって事だから、さみしい感情はつきものだけど……悲しい出来事ではないし……。

牧島:泣いてる?

前川:泣きそう(笑)。よし、頑張ろうね、みんな!

立石:僕自身はちょっと期間が空いて久しぶりに戻ってくるエーステが次のライブなので、「エーステをやる感覚」がまず楽しみですね。のめり込んで得るモノもあるけど、離れたからこそ改めて獲得できるモノって必ずあるから、夏のライブでも新しい発見がたくさんあるだろうことが純粋に楽しみなのと……牧ちゃんとラストではあるけど……その……。

牧島:ちょっと待って。僕、死ぬわけじゃないから。

前川・立石・古谷:(爆笑)。

牧島:会えるからね。ずっと。

立石:そうだよね! 僕らが新しく取り組めることを楽しみつつ、更新され続ける春組の魅力をお届けできるんじゃないかと思います。楽しみにしてて欲しいです。

古谷:エーステって集まった人が全員前向きで作品を愛している素敵な現場で、原作もとても愛されているし、舞台もたくさんの方が見てくださる事が約束されているような作品なんだけど……だからこそ、みなさんに満足してもらえる舞台を届け続けるには僕らはひたすら真摯に、そしてポジティブな気持ちで作品と向き合い、よりお客様の満足する気持ちのパーセンテージを上げていくのみだと思っています。ライブでの卒業は牧島にとって大きなタイミングではあるけど、本人が言うように彼も僕らもこれまで通りにしっかりと春組であり続けることが一番大事。丁寧に届けていきたいです。

牧島:とは言えね、牧島個人としては最後にもう一言いいですか? 僕、やっぱり春組って夏組・秋組・冬組には負ける気がしないんですよ!!!

立石:なぜ突然のファイティングポーズ!?

前川:コラ、喧嘩売らない!

古谷:みんなで「MANKAIカンパニー」でしょ!

牧島:いや、アルバムもライブも僕たち春組がトップバッター。ただバトンを渡すだけじゃなく、「やっぱ春ってすごいなぁ」ってね、みんなに思わせてやりますよ!

古谷:……うん。ま、そういうところ、牧島らしいけどね(笑)。

(上段左から)立石俊樹、古谷大和(下段左から)牧島 輝、前川優希

(上段左から)立石俊樹、古谷大和(下段左から)牧島 輝、前川優希

横田龍儀(佐久間咲也役) コメント

横田龍儀

横田龍儀

佐久間咲也役の横田龍儀です。今回インタビューに参加できず申し訳ありません。なので、あたかも僕もいたかのように答えます(笑)。

■アルバム全体への感想
原作の曲も新作の曲も歌えてとても素敵なアルバムだと感じてます。Yuさんの曲は言葉一つひとつがとても素敵で思いが込められているので、聞いてくれる方もいろんな思いで聞けるんだろうなと感じました。

■好きな曲、おすすめの曲、ソロ曲について
好きな曲は正直全部です(笑)。ソロ曲が今回あるのがとても嬉しかったです。元々歌が苦手で、ボイトレにも通っていたので、少しでもその成果が出てればなと思います。

■レコーディングのこぼれ話
ソロ曲のレコーディングの時すごく緊張していて、なんとかソロ曲のレコーディングを終え落ち着いた後に、歌っているところを撮影させてくださいと言われ、もう一度ソロ曲を歌ったら肩に力が入ってなくて本当に良かったらしく、「なぜそれを最初からやらない!」って、Yuさんに笑われました。

■ファンのみなさまへ
春組のライブ、みんなで楽しみましょう! このライブがずっとずっと心に残るように。全力で楽しみましょう!

■ライブに向けて
本番、ただ全力でみんなと楽しめるように。観に来てくれる皆様に満足してもらえるように、本番の始まるギリギリまで全力で努力して取り組みたいと思います!!

Hair&MAKE 
笹浦麻記(e-mu)※前川優希、古谷大和
中元美佳※牧島 輝、立石俊樹

stylist MASAYA
  
■古谷大和
・Tシャツ ¥9,900 (AlexanderLeeChang/Chang) ・ネックレス ¥5,500 (maturation)
その他スタイリスト私物

■前川優希
・シャツ ¥31,000  ・パンツ ¥37,000  以上2点ともに(0658) ・シューズ ¥39,600(Tomo&Co./Name Store)
その他スタイリスト私物

■牧島 輝
・シューズ ¥39,600(Tomo&Co./Name Store)
その他スタイリスト私物

※上記全て税込表記。

<お問い合わせ先>
・Chang(03-6804-7704)
・Name Store(03-6416-4860)
・nobu Ikeguchi(03-6438-9036)
・maturation(hdjj3etym4@i.softbank.jp)
・0658(06-6568-9862)

取材・文=横澤由香  撮影=池上夢貢

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CS放送局の衛星劇場が6月19日(土)深夜0時より、タイドラマ『In Time With You ~君の隣に~』の日本初放送を開始する。

同作は台湾で社会現象になったドラマ『イタズラな恋愛白書』のタイリメイク版で、アラサー男女の不器用でもどかしい恋模様が描かれている。タイドラマ版『イタズラなKiss』などを手掛けてきたバンディット・トーンディーが監督を務めた。

ヒロインのピムを演じるのは、2016年のオムニバスドラマシリーズ『Club Friday The Series Season 7』で脚光を浴びたモンチャノック・セーンチャーイピアンペン(モー)。もう1人の主演をアーラック・アモンスパシリ(ペー)が演じ、恋のライバル役として『2gether』のサラワット役を演じたワチラウィット・チワアリ―(ブライト)や、K-POPグループ2PMのニックンの妹のナタジャリー・ホラウェーチャグン(チョーリーン)らが出演する。

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木村拓哉が、2022年に世界同時放送&配信を予定しているドラマ『THE SWARM(原題)』に出演することが決定した。

『THE SWARM』は、2011年から8年にわたって放送されたHBO製作『Game of Thrones(ゲーム・オブ・スローンズ)』の主要プロデューサーのひとりで、インタグリオ・フィルムズのクリエイティブ・ディレクター=フランク・ドルジャー氏が製作総指揮を務めるドラマ。ドイツの公共放送局ZDF、フランス国営放送局グループFrance Televisions、イタリア国営放送局の国際テレビサービスRAI ITALIA、オーストリア公共放送局ORF、スイス公共放送局SRF、北欧のメディアエンターテインメント企業 Nordic Entertainment Group、Hulu Japanなどが参画する国際プロジェクトだ。

原作は、2004年にドイツで発表され、国内で450万部を売り上げたフランク・シェッツィング氏の同名ベストセラー小説。同小説は、27言語にも翻訳されている。本作で描かれるのは、深海に生息する未確認知的生物の群れに直面する人類の闘いの物語だ。

本作で海外制作ドラマに初参加を果たす木村は、科学者グループのひとつを組織し、海洋問題に取り組む“ミフネ財団”の創設者=アイト・ミフネを演じるという。そのほか、『ニュー・ポープ 悩める新教皇』(20)のセシル・ドゥ・フランス、『ラスト・リベンジ』(14)のアレクサンダー・カリム、『バビロン・ベルリン』(17~)『ザ・クラウン』(17~)のレオニー・ベネシュ、『ハンナ・アーレント』(12)のバルバラ・スコヴァらが出演。10ヶ国を超える国際色豊かな俳優陣がキャストに名を連ねている。

監督を務めるのは、『バーバリアンズ -若き野望のさだめ-』(20)『Thank You For Bombing(原題)』(15)などのバーバラ・イーダー氏と、『Britannia(原題)』(19)『リッパー・ストリート』(12~16)などのルーク・ワトソン氏。プロデューサーには、『オデッセイ』(15)『ゲーム・オブ・スローンズ』(11~19)『プライベート・ライアン』(98)のマーク・ハッファム氏と『キリング・イヴ/Killing Eve』(18~)『食べて、祈って、恋をして』(10)『SEX AND THE CITY』(98~04)のウテ・レオンハルト氏が名を連ねている。また、ショーランナー(現場責任者)のフランク・ドルジャー氏と、原作者のフランク・シェッツィング氏がドラマ向けに原作を脚色。ドイツ初の全編英語のドラマシリーズとして制作される。脚本は、『ストライクバック』(10~20)のスティーヴン・ラリー氏と『ディープ・ステート』(18~)のマリッサ・レストラード氏が、クリス・ラント氏やマイケル・A・ウォーカー氏と共に担当。極地深海研究者のアンティエ・ボエチウス博士(独ブレーマーハーフェンのアルフレッド・ウェゲナー極地海洋研究所)と、ジョン・コプリー博士(英サウサンプトン大学)が科学顧問として参加する。

プロデューサーのドルジャー氏は「原作「THE SWARM」のドラマ化に当たっては、クリエイティブ面で様々な課題がありました。最もやりがいのあった課題は、ますます多様化する現代の科学者コミュニティを反映して登場人物を再解釈することでした。これにより、小説が執筆された2004年当時には想像もつかなかったようなキャスティングが実現しました」とコメント。

原作小説の著者で、本作エグゼクティブ・プロデューサーのフランク・シェッツィング氏は、「僕にとって重要だったのは、『THE SWARM』を単に映像化することではなく、現代化することでした。すなわち、起こりうる未来を描き、若い世代の人生や恐怖、希望をストーリーの中心に据えることです。脚本は完成し、今は俳優や監督、撮影監督やVFXアーティスト達に任せる段階です。何が起こるか、わくわくしています」とコメント。

ndFインターナショナル・プロダクションのマネージング・ディレクターであるエリック・ウェルベール氏は、「(水中以外の)撮影はすべてイタリアで行われますが、物語で描かれる舞台はカナダやペルー、ノルウェー、その他様々な国や地域に及びます。イタリア国内でセットを組んで撮影することで、環境に配慮した制作が実現できます。この作品を制作する目的に沿ったやり方で撮影できることを誇りに思っています」と語っている。

また、エグゼクティブ・プロデューサーに名を連ねるマーク・ハッファム氏は、「ヨーロッパ発の野心的なドラマシリーズ企画でフランク(・ドルジャー)と再び仕事ができることを大変嬉しく思っています。環境破壊と保全という現実社会の喫緊の課題に即した本作のテーマに惹かれてすぐに参加を決めました」と明かしている。

出演が決まった木村、製作総指揮のドルジャー氏、Hulu チーフ コンテンツ オフィサーの長澤一史氏によるコメントは以下のとおり。

 

木村拓哉

「Game of Thrones」は大好きな作品でしたので、そのチームからのオファーがあった際は、素直に嬉しい気持ちでした。原作の世界観の完成度が高く、この世界観の中に自分が参加できる事を大変嬉しく思います。どんな役であれ、頂いた役柄を大切に演じたいと思っています。

また、日本だけでなく、世界がまだこのような時世ですので、細心の注意を払って現場に赴きたいと思っております。

 

フランク・ドルジャー(製作総指揮)

本作のクリエイティブ面での最大のチャレンジの一つは原作をいかにより現代的にブラッシュアップするかだと思っています。そのために物語を北米、ヨーロッパを超えて拡大することを考えたわけですが、Hulu Japanがそのヴィジョンに賛同しわれわれの仲間に加わってくれて、さらに、アイト・ミフネ役に木村拓哉さんという知性と威厳を兼ね備えた素晴らしい役者さんと出会えたことは大きな喜びです。

またミフネというキャラクターをより深化させる作業を拓哉さんと共にできていることは大きな喜びでもあり、彼の仕事に取り組む真摯な姿勢は本当に尊敬に値するものだと思っています。

そして日本を代表するスターを新たな視聴者に紹介できることに非常にエキサイトしています。

われわれは「THE SWARM」がきっかけとなりHulu Japanとのパートナーシップが今後も続いていくことを強く期待しているとともに、日本最大のスターの一人と仕事ができることを本当に楽しみにしています。

 

長澤一史(Hulu チーフ コンテンツ オフィサー)

われわれが「THE HEAD」(20)という作品に共同製作で参加したことに注目した独ZDFの首脳から「あの「Game of Thrones」を手掛けたフランク・ドルジャー氏がGOTの次に手掛ける作品にパートナーとして参加しないか?」と投げ掛けられた時は本当に驚きました。そして原作「THE SWARM」を読み、その深淵なテーマと壮大な世界観にこれはすごい作品になると確信しました。さらに製作総指揮のフランク・ドルジャーが出演いただくことを熱望した木村拓哉さんにオファーを受けていただけたことはフランクをはじめとする制作チームが大変興奮したことはもちろん、われわれHulu Japanチームにとってもさらに大きな励みとなりました。

日本でもHuluユーザーの皆様に作品を届けられる日が今から待ち遠しくてなりません。

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May’nがアルバム『momentbook』の発売を記念して2021年7月4日(日)にライブイベント『momentbook on line』を開催する。さらに本アルバムのリード曲「Walk with moments」が各音楽配信サイトで先行配信開始され、リリックビデオも公開された。

 

本オンラインライブイベントは、アルバム購入者全員が参加できる第1部とMay'n Special Live Event『momentbook on line』と題した有料イベントの第2部の2部構成で行われる。第2部にはアルバム参加作家として、向井太一、Rin音の出演が決定した。オンラインチケットは2021年6月16日(水)より販売開始する。

 

May’nからのコメント
 

たくさんの方にアルバムの熱を直接届けたい!という想いで、オンラインでのイベントを開催できることになりました!
過ごしてきた瞬間たちを大切に込めた新曲たちをCDで、そして、ライブで皆さんに届けられることを嬉しく思います。
たくさんディスカッションを重ねた田中プロデューサーとのトークはもちろんのこと、2部での向井太一さん、Rin音さんともここでしか話せないトークをお届けできたらと思っています。
お楽しみに!私も楽しみです!

 

 

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6月23日リリースされるKroiのメジャー1stアルバム『LENS』収録曲より、新曲「帰路」が本日・6月16日(水)放送のJ-WAVE(81.3FM)『SONAR MUSIC』(22:00〜24:00)内のKroiが担当するSONAR’S ROOMにて初オンエアされる。

また、明日・6月17日放送のFM802『RADIO∞INFINITY』(24:00~27:00)では、「夜明け」が初オンエアとなる。

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株式会社バンダイナムコエンターテインメントは、 家庭用のNintendo Switch/PlayStation4/STEAMゲーム『スーパーロボット大戦30』を2021年に発売決定した。同時に公式サイトとティザーPVも公開され、記念イベントの無料配信も発表された。

ティザーPV

『スーパーロボット大戦』は、様々なアニメに登場したロボット達が一堂に会して共通の敵と戦うシミュレーションRPGで、作品の垣根を超えて集まり、必殺のキメワザとセリフが楽しめることから人気を集めている。

ティザーPVより

ティザーPVより

ティザーPVより

ティザーPVより

ティザーPVより

ティザーPVより

これまでに90作品以上のタイトルが発売され、2021年4月20日にシリーズ30周年を迎えた。

30周年記念の無料オンラインイベントを配信

スーパーロボット大戦シリーズ30周年を記念した無料オンラインイベント『スーパーロボット大戦 鋼の超感謝2021』が2021年7月11日(日) 20:00~開催されることも発表された。

『スーパーロボット大戦30』の最新情報を伝えるほか、シリーズ30周年を記念した内容が盛りだくさんになるとのことで、発表内容は要注目だ。詳細は『スパロボ』公式サイトなどで後日発表される。

30周年を迎えた『スーパーロボット大戦』の盛り上がりに期待したい。

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2021年9月に、KAAT神奈川芸術劇場<ホール>にて上演される、KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『近松心中物語』(全国ツアーあり)。本公演のメインビジュアルと、公演日程の詳細が決定した。

本年4月よりKAAT神奈川芸術劇場の新たな芸術監督に就任いたしました長塚圭史が、メインシーズンの幕開けに選んだのが本公演。出演者は、田中哲司、松田龍平、笹本玲奈、石橋静河、朝海ひかる、石倉三郎ら豪華キャスト。

飛脚宿亀屋の養子で、一途でまじめな忠兵衛(田中哲司)が、郭町で偶然出会った遊女・梅川(笹本玲奈)を見初めてしまったことで始まる元禄の悲恋。その二人の恋を後押ししようと、自分の店にあった金を無断で貸してしまう、忠兵衛の幼馴染で古道具屋の婿養子・与兵衛(松田龍平)と、与兵衛を心から慕っている女房のお亀(石橋静河)。
はじめは純粋な恋心と親切心だったはずが、そのために金に追い詰められ、世間から逃げ出さざるを得なくなる元禄時代の二組の恋の物語は、格差が問われる現在に響く、新たな『近松心中物語』だ。

こうした思いを反映して、近松の世話物としては意外性が際立つビジュアルとなった。
舞台音楽をHIP HOP界の重鎮ともいえるスチャダラパーに託し、さらにこれまで50名規模のキャストで上演されてきた名作舞台を、19名の実力派キャストが複数の役を演じ分けて上演するというKAAT神奈川芸術劇場の新芸術監督、長塚圭史の意欲作。

芸術監督就任後、初めてとなる長塚圭史の「新演出」作品。そして、神奈川芸術劇場<ホール>での大空間を生かしたチャレンジングな演出、試みに、期待しよう。

キャスト コメント

■田中哲司 (亀屋忠兵衛 役)
『近松心中物語』は蜷川幸雄さんの為に書かれた戯曲であり、完成され熟練された作品です。その秋元松代さんの名作に、最大限の敬意を払いつつ、しかしそれに囚われず、恐れず、真摯な気持ちで取り組んで行こうと思います。
これはもう、戦いだと思っています。
敵はかなり手強いです。
横浜のKAATで、長塚圭史君を始め、座組の皆でぶつかって、令和の時代に元禄の花を咲かせられる様頑張ります。

■松田龍平 (傘屋与兵衛 役)
この度『近松心中物語』をやることになりました。
長塚さんとは3回目になりますが毎回とても大きな課題を頂けるので、
今回も戦々恐々ですが、
それを乗り越えて新しい景色をみたいなあと楽しみにしています。
座組みの皆とともに夢中になって魅力的な物語を届けられるようがんばります。

■笹本玲奈 (梅川 役)
近松心中物語の梅川は、いつか和物に挑戦したときに演じてみたいと思う憧れの役でした。今まで様々なバージョンで上演されてきた歴史ある作品に、演出の長塚圭史さんをはじめ素晴らしいキャストの皆様とご一緒出来る事をとても嬉しく思っております。
ミュージカルでは洋物のドレスを着用する事が多く、日本人なのに着物を着る機会もこれまで殆ど無かったので勉強しなければいけない事が山ほどありますが、今はお稽古の開始日が待ち遠しく期待で胸が一杯です。

■石橋静河 (お亀 役)
今回、お亀というとても魅力的な役に出会えたことを嬉しく思います。
人とのつながりが希薄な今、お亀のように誰かを好きになるがあまり命を捨ててしまう、ということの意味を考えさせられます。
若気の至りと言ってしまえばそれまでですが、人との出会いは、時に命を揺さぶるほどのパワーがあるのだと私は思います。
二十代も後半に差しかかってきた今の自分の、無知さ愚直さをぶつけながら、この役に挑みたいと思います

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2021年12月14日(火)~12月25日(土)よみうり大手町ホールにて、ミュージカル『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』の上演が決定した。2019年に初演、大好評を博したミュージカルの再演となり、演出は高橋正徳 (文学座)、 出演は初演時と同じく田代万里生、平方元基で、今夏に新しいペアも発表される。

左より)田代万里生、 平方元基  (C)ホリプロ

左より)田代万里生、 平方元基  (C)ホリプロ

本作は、ブロードウェイ・韓国でヒットした2人だけのミュージカル。メロディアスな楽曲にのせ110分間ノンストップで描かれる、故郷を同じくする2人の男トーマスとアルヴィンの友情の物語だ。

音楽・作詞ニール・バートラムと脚本ブライアン・ヒルの手によって、2009年にブロードウェイで初演され、ドラマ・デスク・アワードにノミネートされ(ミュージカル作品賞、 作曲賞、 作詞賞、 脚本賞)、ブロードウェイ上演の後、2010年に韓国で上演され『スリル・ミー』同様、大ヒットととなり、現在まで幾度も再演を重ねて韓国ミュージカルの定番作品として成長した。『ジキル&ハイド』等を上演するOD Musical Companyのプロデュースにより、2011年には同作の映画化がされ、2020年には10周年公演を行っている。

音楽と歌を通して、2人は自分たちの冒険を語り、過去の不和に触れ、最後には固い友情の根底にある愛を見出す。ある種のラブストーリーであり、偶然の出会いがお互いの人生を永遠に変えた二つの魂の物語である。

2役を交互に演じる相互上演が話題を呼んだ2019年の"日本初演ペア"が、今回の公演では、亡くなった幼馴染アルヴィンを田代が、小説家トーマスを平方が固定で演じる。

演出家・キャストよりコメント

演出:高橋正徳 (文学座)

この作品は2年前、田代万里生さん平方元基さんをキャスト相互上演という形で日本初演を迎えました。初演を立ち上げる大変さもさることながら日替わりで役を変えて演じて行くというのは相当なハードルでした。ですが二人の努力の結果、同じ二人が同じ台詞を喋り、同じスコアで唄っているにも関わらず役を入れかえると随分違った印象の作品になったと思います。 今回二人と共により作品を深めていく時間にしたいと思っています。

そして、新たに加わる二人の才能が作品に刺激を与えるだけでなく、新たな眼差しをもたらしてくれる事に期待しています。今年12月大手町ホールにてお待ちしております。ご期待ください。

アルヴィン役:田代万里生

「君の頭の中には、 何千もの物語があるはずだよ!」今年のクリスマスシーズンは『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』が待っている!こんなに嬉しいことはありません。2019年の日本初演からわずか2年、今回は平方元基が作家のトーマス、田代万里生が本屋のアルヴィンのみを演じます。ノンストップの全1幕(約110分)で2人とも一度も舞台からはけずに出ずっぱり。名曲揃いのミュージックナンバーは38曲もあります。劇中ではアメリカで大定番のクリスマス映画「素晴らしき哉、 人生!」がキーポイントとなっているので、まさにクリスマスシーズンのご観劇にもぴったり。大人になったあなたの【心の落とし物】が、この作品できっと見つかるはず。劇場でお待ちしております!

トーマス役:平方元基

二役交互出演の初演、とんでもないことに挑戦させるなぁ~と思いながらも、毎日頭が沸騰しつつ、一つ一つシーンを作っていきました。いやぁ、稽古時間も短くて本当に苦しかった(笑)。舞台に上がったら約110分一本勝負。逃げも隠れもできない出ずっぱり。何もかもが新鮮な体験でした。初演の台本を開くたびに当時の記憶が目まぐるしく駆け巡ります。韓国まで観に行ったのもいい思い出です。

今回はトーマス役として、また、この作品に出会うことができました。より深く、役と向き合い、初演では辿り着けなかったさらに遠く、さらに高いところまで皆様をご案内できるよう、万里生くんと共に、精進して参ります。より輪郭を深く際立たせたトーマスを造形したいと思います。どんな天使が見られるのか、今から僕もワクワクしています。よろしくお願いします。

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たやのりょう一座 第8回公演として、2021年7月28日(水)~8月1日(日)東京芸術劇場シアターウエストにて、つかこうへい作品『飛龍伝』を上演することが発表された。

2020年4月に上演を控えていた今作。新型コロナウイルスの影響で中止を余儀なくされたが、この度、再び公演が行われる。

本作は、第3回公演『蒲田行進曲』、第4回公演『ストリッパー物語』に続き、中村静香と3度目のつか作品タッグを組む。座長の田谷野亮と共にリベンジ、そしてパワーアップをした姿を披露する。

また、新たに桂木順一郎役にはミュージカル『忍たま乱太郎』土井半助役などで活躍する一洸が一座に初参戦する。演出は再び劇団☆新感線こぐれ修が担当。生前のつかこうへい氏と何度もタッグを組んできたこぐれが名作を忠実に再現する。振付には様々なアイドルグループの振付を担当する槙田紗子と、一座お馴染みの布陣が揃い、本作を届ける。

【あらすじ】
日本中に革命の焔燃え上がる1970年、秋。
学生達の信望を集める作戦参謀・桂木順一郎は、全共闘40万人を束ねる新しい委員長に、自らが愛する一人の女を指名した。
その名は、神林美智子。
そして彼女を愛した男がもう一人。
その男こそ、日夜学生たちの弾圧に明け暮れる、警視庁第四機動隊隊長、山崎一平だった。
70 年安保を目前に控えた緊迫感の中、山崎と美智子それぞれの、愛と革命の日々……。
やがて、山崎の美智子への想いを知った桂木は、闘争勝利のため、美智子にある作戦を授ける。
果たしてその作戦とは―迫り来る11・26、国会前最終決戦。耳をつんざく怒号と悲鳴の中、二人が共に夢見た、明日への希望とは ―?

田谷野亮  コメント

1年前の中止からリベンジです。
またこの作品に挑戦できることに、関わってくださる全ての方に、感謝です。
これから始まる夏の激しい稽古を想像したら、いや、もうあの悔しさに比べたら何でも来いです。
奇しくも旗揚げ公演と全く同じ期間に、東京芸術劇場に立ち、同じつかこうへい作品を上演します。
5年前には1ミリも想像していませんでしたが、これからも何処に向かうのかわからないまま、想像を超えていくしかないのでしょう。
ずっと駆け抜けてきた一座の明るさと、希望が、お客様に届きますように精一杯稽古に励みたいと思います。
みんな、いくよ!

中村静香  コメント

学生運動が盛んだった1970年前後。
革命の炎が燃え上がるそんな激しい時代が、つい50年前の日本にあったなんて!
私が演じるのは、後に全共闘40万人を束ねることになる女学生、神林美智子です。
そして委員長の桂木、機動隊の山崎とのいびつな三角関係。
愛と革命の日々、どんな景色を夢見ていたのか、何に希望を抱いていたのか、当時のことを勉強しながらまもなく稽古が始まりますので精一杯
取り組んでいきたいと思います!
東京芸術劇場シアターウエストにて皆様のご来場を心よりお待ちしております!

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劇作家・末満健一が作・演出を務める舞台「TRUMPシリーズ」のBlu-ray化、「TRUMP series Blu-ray Revival」の1作目『Dステ12th「TRUMP」TRUTH』が2021年6月16日(水)に発売となった。これを記念し、ポニーキャニオン映像YouTubeチャンネルにて、『Dステ12th「TRUMP」TRUTH』の冒頭10分の動画が公開された。

「TRUMPシリーズ」は末満健一のライフワーク的舞台作品で、2009年の初演より10年以上も続く人気演劇作品。不死を失った吸血種たちが、永遠の命を持つ原初の吸血種<TRUMP>の不死伝説に翻弄されていくさまを描く、ゴシックサスペンスだ。Blu-ray化が解禁されたと同時にTwitterのトレンドにもあがった本シリーズ、聞いたことはあるがまだ見たことがない、世界観など気になっている……という方も、ぜひ10分動画を視聴し、雰囲気を味わっていただきたい。

また「TRUMPシリーズinfo(ポニーキャニオン公式)」Twitterでは「#あなたの繭期はどこから」ハッシュタグキャンペーンを6月16日(水)23:59まで実施中。ハッシュタグをつけてTRUMPへの愛を投稿すると、抽選で末満健一サイン入り戯曲集や、「音楽朗読劇 黑世界」で観劇者に配布したオリジナルマスクセットなどが当たるキャンペーンとなっているのでこちらも要チェックだ。

なお、SPICEでは「TRUMP series Blu-ray Revival」発売を記念し、8か月連続で脚本・演出の末満健一インタビューと共にシリーズを振り返る「TRUMP解体新書」を連載中。現在【入門編】が公開中なのでこちらも是非チェックしてほしい。

【TRUMP】TRUMP series Blu-ray Revival Dステ12th「TRUMP」TRUTH発売記念!冒頭10分を特別に公開!

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2021年10月28日(木)~11月7日(日)明治座にて舞台『擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD ~陽いづる雪月花編~』が上演される。

本作は、2021年4月より日本テレビにて放送中のオリジナルアニメ『擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD』の舞台化。脚本・堤泰之、演出・ヨリコジュンが手掛け、三森すずこ、蒼井翔太、Raychell、伊藤彩沙、小林親弘といったアニメ版声優陣の出演がすでに発表されていたが、このたび追加キャストとして、元宝塚歌劇団宙組トップスターの凰稀かなめ、舞台・アニメと幅広く活躍する富田麻帆の出演が決定した。

(左から)凰稀かなめ、富田麻帆

(左から)凰稀かなめ、富田麻帆

アニメの優美な世界観はそのままに、豪華声優陣・実力派俳優陣が織りなす、壮大で艶麗な舞台に期待が高まる。

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花江夏樹・安元洋貴・金田朋子・神谷浩史・岡本信彦・福圓美里・沢城みゆきが、三代目J SOUL BROTHERSをデフォルメキャラクター化したLDHキッズアニメ『KICK&SLIDE』に出演する。7月7日(水)よりテレビ東京系列『おはスタ』(朝7:05〜)内で全12回のアニメシリーズとして放送スタート。

【コメント】花江夏樹(キック役)

キッズアニメ「KICK&SLIDE」のキックを担当します、声優の花江夏樹です。このアニメは三代目J SOUL BROTHERSから生まれた7人のキャラクターたちが、ダンスで事件を解決していく、とても明るくて、元気になるお話になっております。僕はリーダーのキックというキャラクターを演じさせて頂くのですが、とっても前向きで、元気で、明るくて、見ているだけでパワーを貰えるようなそんなカリスマ性のある、すごく良いキャラクターです。

そして見どころは、やっぱりダンスシーンですね! すごく楽しそうにノリノリで7人のキャラクターが踊るシーン。これはきっとみんなも一緒に楽しめるんじゃないかなと思っております。そして! 「おはスタ」で放送されるということで、僕も以前にMCをやっていたということもあり、すごく嬉しいです。朝からみんなに元気を届けられる作品になっておりますので、ぜひ楽しみにしていてください!

【コメント】安元洋貴(フィレレ役)

キッズアニメ「KICK&SLIDE」のフィレレ役を担当させて頂いております、声優の安元洋貴と申します。このアニメはテンションとダンスでご機嫌にトラブルシューティングをぶちかましていくというね、すごい何でしょう、画期的な! アニメでございます。やっていて僕らも楽しいですね。私はフィレレという役をやっているんですが、こちらはもうバッキバキの魚です。ゴッリゴリの魚類なんですけど! あまり魚類感を感じさせない所が、僕自身は可愛いなと思っております。なんかそのビジュアルとそのキャラクター性のね、ギャップみたいなものも楽しんで頂ければ良いかなと思いますのでそこら辺も見てください。

アニメの見どころは先ほども言いましたけど、テンポ! テンション! ダンス! これでバンバンバンバン進んでいくんですけれども、着地点が絶対HAPPYな所。ここがとても気持ちいいですね。一話一話見ていると最終的にはHAPPYな気持ちになれるっていうのはすごく気持ちがいいです。朝から「KICK&SLIDE」を見て、一日をバッキバキなHAPPYにしちゃいましょう! 最初がね、朝の入り口が気持ちいいとその日一日がいい気分ですからね、是非そうしていきましょう!

【コメント】金田朋子(ピピポ役)

キッズアニメ「KICK&SLIDE」のピピポを担当します、声優の金田朋子です。私の役は宇宙人で、私自身もすごく宇宙人って言われてたので、超ピッタリの役だなって思い、あんまり作らず演じました!

見どころは「ピピポパピ」みたいな感じでちょっと何言ってるか分からない時がたまにあるっていうところでしょうか。なので、セリフを「聞けた!」「聞き取れない!」みたいな感じで楽しんで頂けたらと思います。良い子のみんな! 宇宙人がもしかしたらあなたの街に居るかもしれないし、ピピポくんもみんなの所に行くかもしれません! すっごく楽しいアニメなので、みんな見てね~!

【コメント】神谷浩史(バンパ役)

キッズアニメ「KICK&SLIDE」のバンパの声を担当させて頂いております、声優の神谷浩史です。「KICK&SLIDE」は物凄くテンション高く、なんでもかんでもダンスで解決!みたいなノリが重視のアニメです! なのですごく楽しみながらアフレコさせて頂きました! バンパは、バンパイア=吸血鬼なので昼が苦手で夜が得意と言う、魔界のプリンスみたいなイメージなのでちょっとキザな感じでアプローチしてみました。

このアニメはおはスタ内で流れるようですが、僕はおはスタ大好きなんです! 朝から滅茶苦茶高いテンションで子供たちに対して一生懸命、楽しいものを紹介してくれる番組なので!そのおはスタに「KICK&SLIDE」が仲間入りできるなんて、僕としてはとても嬉しいです! 皆さん是非是非「KICK&SLIDE」をご覧ください! よろしくお願いします!

【コメント】岡本信彦(フェニタン役)

キッズアニメ「KICK&SLIDE」のフェニタンを担当してます、声優の岡本信彦です。このアニメは、やっぱりテンポが非常に良くて勢いがありますね! 聞いていても見ていても勢いが気持ちのいい、そんなアニメの印象があります。僕が担当しておりますフェニタンは鳥! 鳥なんですが、多分フェニタンの名前的にはフェニックスなのかな?みたいな。勝手にちょっとランクアップしちゃってるかもしれないですけど、恐らく不死鳥をモチーフにしたようなキャラクターだと思っています。なのでどんな攻撃を受けてもきっと復活するのかな?そんな話があったり無かったりするのかな?って勝手に妄想しています。

そして見どころの方は、やっぱりダンスシーンだと思います! きっとどんな子も、このアニメを見たら踊りたくなるんじゃないかな?って思っています。そして今まで言ったことが無かったんですけど一個だけ言いたい言葉があり・・・おーはー! です。みんなとおーはー! が出来て良かったなって思います。朝に見た時にテンションが爆上げになってそのまま学校に行ったり、お父さんお母さんは仕事に行ったりみたいなことが出来る、そんなアニメだと思うので。是非、この「KICK&SLIDE」を見て元気になっちゃってください!

【コメント】福圓美里(ベアベア役)

キッズアニメ「KICK&SLIDE」のベアベアを担当する、声優の福圓美里です。私はのんびりしたキャラクターのベアベアを担当しています。ベアベアはその名の通りおっきい体の、完全にクマのキャラクターなんですけれども。どんな状況でもずっとジュースを飲んで、くつろいでいたりします。

見どころはハイスピードとシュールさ、そして毎回挟まるダンスシーンでございます! 是非みなさん見てください! みんな!「KICK&SLIDE」を楽しんでくれていますか~? みんなも一緒にダンス踊ってみてね!

【コメント】沢城みゆき(ロボボ役)

キッズアニメ「KICK&SLIDE」でロボボをやらせて頂いております、沢城みゆきです。このロボボというキャラクターは、どうも男の子?男性らしいということと、見てもらって分かる通りに紫色のなんだかオシャレな帽子を被っている…オシャレなのかな?ロボットだけど…というような感じの、そんなキャラクターです。

この作品は、本当にセリフまで踊ってるような、リズムのいい気持ちよさがあって、それを楽しみながら私自身もやらせて頂きました。実はロボボ以外にも各話数でおばちゃんだったりお姉さんだったりやらせて頂いておりますので、そこもあわせて楽しんでもらえたらいいなと思っています。

『KICK&SLIDE』は、カラフルでポップな活気あふれる街「ナカメタウン」で起きる難事件や珍事件などを、ダンスと音楽で楽しく解決していくドタバタ物語。多様性をテーマにした、人間、ロボット、熊、宇宙人、怪物、魚、鳥をカラフルでポップに表現されたキャラクターたちに、声優が息を吹き込む。

テレビ東京『おはスタ」7月7日(水)より毎週水曜日放送。

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リュックと添い寝ごはんと、株式会社 明治の商品「明治 エッセル スーパーカップ」シリーズのコラボレーションキャンペーンの実施が決定。コラボレーションのために書き下ろした最新曲「くだらないまま」がテーマソングとなったWEBCMが、本日・6月16日(水)よりYouTubeで公開された。

リュックと添い寝ごはんがCMのために楽曲を書き下ろすのは今回が初。昨年高校を卒業した彼らの等身大の歌詞から生まれる世界観と「明治 エッセル スーパーカップ」のブランドイメージが一致したことから今回のコラボレーションが実現したという。

公開されたCMは、リュックと添い寝ごはんの楽曲サビ部分を聴くことができる「日々」篇のほか、高校生の放課後を切り取った「日々」シリーズ計7本。モデル・女優の野内まるをブランドのメインキャラクターに、YouTuber・めがねちゃんやTikToker・坂田莉咲など、人気のインフルエンサー7名が出演している。

新曲「くだらないまま」は、キャッチコピーの「ふつうって、スーパー最高。」にインスピレーションを受けて制作された。「日々の中に小さな幸せ」と歌う歌詞には、自身の高校生活を振りながら“何気ない日々の中にある幸せを大切にしよう”という思いが込められたメッセージソングでもあるとのこと。

そして、本日より「明治 エッセル スーパーカップ」の公式サイトでは、CMでは聴くことができない部分も含む歌詞の全編が公開されている。また、7月7日には『明治 エッセル スーパーカップ×リュックと添い寝ごはんスペシャルムービー』もYouTubeで公開されることが決定。なお「くだらないまま」は、7月に配信リリースを予定している。

リュックと添い寝ごはん コメント

今回このキャンペーンのお話をいただき、僕たちにとっては初めてのCM楽曲書き下ろしということもありとても驚きました!
でも、明治 エッセル スーパーカップは、日常の色々なシーンで絶対に登場する1番好きなアイスだったので、驚きよりも嬉しい気持ちで制作しました。
歌詞は高校時代のことを思い出しながらキャッチコピーの「ふつうって、スーパー最高。」からイメージを膨らませて、身の回りの小さな幸せを大切に、という思いを込めて書きました。
映像にはもともと知っていた野内まるさんも出演されていてまたビックリ。映像と僕たちの曲を一緒に楽しんで、”日々の中にある小さな幸せ”を感じてもらえたら嬉しいです。
リュックと添い寝ごはん

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井上芳雄と蓬莱竜太がタッグを組んだ新作舞台『首切り王子と愚かな女』が2021年6月15日(火)、PARCO劇場で開幕した。『正しい教室』(2015)以来、6年ぶりに井上と蓬莱が手を組んで取り組む大人のダーク・ファンタジーだ。
 
初日を前に行われた取材会とゲネプロ(総通し舞台稽古)の様子を写真と共にお伝えする。

「最大限に遊んで、一生懸命、1日1日を楽しみたい」

取材会には、作・演出を担当する蓬莱、主演を務める井上、出演する伊藤沙莉、若村麻由美の4人が参加した。

井上芳雄

井上芳雄

ーー初日を迎える思いと意気込みを教えてください。
 
井上:初日を迎えるのはいつもドキドキするのですが、こういう中で、とにかく今日まで漕ぎ着けたというか、一人も欠けることなく初日を迎えられたことが一番嬉しいですね。完全な新作なので、ちょっとまだ想像つかないんですけど、早く見てほしいと思っています。
 
伊藤
:舞台は4年ぶりなので、シンプルに吐きそうなんですけど(笑)、でもすごくこの作品はとても大切だし、大好きなので、たくさんの方々に見ていただきたいです。今、このご時世で、この時代だからこそ、届いて欲しいなと思うので、精一杯頑張ります。
 
若村
:ファンタジー初出演です。ファンタジーというのはあまりにも深くて、今の時代を反映しているなと感じています。蓬莱さんの世界観を楽しんでいただきたいなと思います。
 
蓬莱
:初日を迎えられない公演があまりにも多いこの時代。初日を迎えられるという喜びと、今演劇をやることを許されている以上、最大限に遊んで、一生懸命、1日1日を楽しみたいと思っています。

蓬莱竜太

蓬莱竜太

ーーあらすじを読む限り、かなり悲惨なお話ですが、どのようにして物語が生まれたのでしょうか。
 
蓬莱:芳雄くんと沙莉ちゃんというキャラクターが最初にあって。今はこういう時代なので、あまり現代劇というよりは、お客さんをフィクションの世界に誘って、せめてこの時間は、異世界を味わって欲しいなという気持ちがありました。

芳雄くんは本当にプライベートでもよく知っている人なんですけど、すごいいい奴。その逆の芳雄くんを見せたいなという気持ちがありまして。沙莉ちゃんは沙莉ちゃんで、この小さい体にどこにそのエネルギーがあるんだろうというぐらい、素晴らしい女優さんです。
 
この二人が一番格闘しあえるようなシュチュエーションを描きたいなと思って。2人が出会うところからラストまで楽しんでもらえるような舞台を作りたいなと思い、結果、こういう悲惨な話になりました(笑)。

井上芳雄「これが王子役の集大成」?!

伊藤沙莉

伊藤沙莉

ーー井上さんは初期の段階から作品に関わっているということですが、どんな提案をされたのですか。
 
井上:はい。蓬莱さんとのタッグは、PARCO劇場で、全部演出を手掛けているわけではないですけど、関わる作品としては4作品目です。自分の中で、PARCO=蓬莱さんみたいなイメージですね。1年前ぐらいに、来年どうしようかという話をしたんです。その時は上演できるかも分からないし、1年後どうなっているんだろうという感じだったんですけど、こういう時だからこそ楽しいものがいいよね、と。
 
ファンタジーはファンタジーなんですけど、やっぱり蓬莱さんなので、ただ楽しいものにはなっていない。ミュージカルや他のお芝居では体験できない世界をいつも見せてくれる人ですし、蓬莱さん的には僕のフィールドに寄せてくれたというんですけど、全然そんなことないです(笑)。
 
……まぁ設定が王子ってことぐらいかな(笑)。でも、やっていくうちに、これこそ王子なんじゃないかなと思って、今、やっています。僕の王子役の集大成というぐらいの気持ちでやりたいです。
 
ーー確かに久しぶりの王子役ですね。
 
井上:そうですね。オファーが最近来ないので(笑)、王子としては、久しぶりですね。

若村麻由美

若村麻由美

ーー皆さん、初共演ということで、互いの印象をお聞かせください。
 
井上:沙莉ちゃんは小さい身体で、本当によく走っていますね。走る姿が印象的な女優さんで、なんとも形容詞難い……走っているなって(笑)。走るだけで、エネルギーをもらえるし、お芝居をしていて、たくさんのものをくれる素敵な女優さんです。若村さんももちろん素敵な女優さん。みんなと一緒に、目を見ながらお芝居をすれば、最後までいけるという確信があるカンパニーです。
 
伊藤
:芳雄さんは、私がこの舞台に関する取材を受けている時に、わざわざ来てくださって、挨拶してくださって。本当に王子様だなと思いました。見た目も中身も王子様だなと思うんですけど、この世界の王子をやるのも、違和感はない。それは別に傍若無人といっているわけではなくて、切ない顔が似合う人だなと。笑顔も素敵ですけど、そういうところにも注目して欲しいなと思います。麻由美さんは、稽古が始まってから、日に日に元気になっていった感じがする。
 
井上
:いいことですよね!
 
伊藤
:最初はすごく静かだったけど、どんどん私たちが迷っていたところに入ってくださって、アドバイスしてくださって。どんどん生き生きとして……!
 
若村
:人見知りだから(笑)。
 
井上
:みんなそうですよね、このメンバー。
 
若村
:王子は、王子です。首切りだろうがなんだろうが、王子は王子。蓬莱さんがおっしゃっていた「いい奴」というものが滲み出ています。普段から品行方正な方ですし、劇場に来てから一気に“スーパースターパワー”を出しています。沙莉ちゃんは、生きているエネルギーを感じさせてくれる。生命体が舞台の上を走っている。本当にチャーミングです。私は沙莉ちゃんの声が好きなんですけど、誠実にストレートに生きていく彼女にぴったりのヒロイン。毎日、側でみていて、ほのぼのしています。

『首切り王子と愚かな女』舞台写真

『首切り王子と愚かな女』舞台写真

ーーみなさん、それぞれ役に共感できるところはありますか?
 
井上:ありますね。首切るところはアレですけど……なぜそこに至ったかという背景もありますし、最後、2人が選択する結末は、共感もする。今の自分の年齢だからこそ、重ねられるところがあるなと思います。
 
自分だけが頑張らなきゃということだけではなくて、当たり前ですけど、演劇ってみんなでやっているし、自分も年齢が上がってくると、下の世代やもっと若い人に託したり、つないだりしていかないといけないんだなと思うような結末です。僕が、上の世代にしてもらったように。ファンタジーではあるし、架空の国で、今とは違う時代設定ではあるんですけど、きっと見ている人それぞれに刺さる部分がたくさんある作品だと思います。
 
ーー癇癪もちで傍若無人という設定だそうですが。
 
井上:実際の僕には全然ないですけど、願望はあるんだなと思います。すごく気持ちいい。舞台上でそれをやっているので、普段はより優しくなれるかと思います(笑)。役者って、つくづく面白いなと思います。

『首切り王子と愚かな女』舞台写真

『首切り王子と愚かな女』舞台写真

ーー伊藤さんはどうですか?
 
伊藤:ヴィリの言っていることや、やっていることは全体的に違和感がないので、全体的に投影できている部分があると思います。かなり口が悪い役ですが、すごくセリフは言いやすい(笑)。それから、ヴィリは姉に対する執着がある役ですが、家族に対しての感覚は、共感する部分ではありますね。どういう状況にあっても、家族の前では、子どもというか、素の部分が出てしまう点には、共感しました。
 
ーーちなみに、伊藤さんの素とは?
 
井上:あんまり変わらないよね。
 
伊藤
:自分ではあまり分からないですけど、変わりません(笑)。
 
ーー若村さんは役への共感はされますか?
 
若村:これは王国の話ですけど、家族の話でもあって。いろいろなセリフに刺さると思うんです。私は子どもを愛するあまりに、大切なものを失っていく、悲しい母親の役。(自分自身は)母親ではないので、共感というとアレですけど、想像力で、どんなにそれが辛かろうというのは分かります。
 
今、こういう時代で、いろいろな人とお別れする機会も多いので、この作品を通じて、命や、生きていくということを考えさせられています。

演劇の想像力の豊かさをそのまま舞台に

『首切り王子と愚かな女』舞台写真

『首切り王子と愚かな女』舞台写真

ーー舞台セットが独特ですが、これはどういう意図があるのでしょうか?
 
蓬莱:ファンタジーを見に来た人には、いきなりこういうセットから始まると衝撃的だと思うんですけど、演劇の想像力の豊かさをそのまま舞台にあげたいなと思ったとき、一番いいのは、稽古場をそのまま再現するということなんですよね。稽古場からスタートして、このシンプルなセットが、どういう風にファンタジーの世界に見えていくのか。そういう演出をしたいと思っています。もちろん帝国劇場とかでは絶対ありえない……。
 
井上
:うん、見たことない(笑)。
 
蓬莱
:役者が楽屋から稽古場を見ているという状態から始まり、そこから、自分が出たり入ったりするんです。オフになる役者の姿や、オンになる役者の瞬間も同時に見えていく。こういうことをやりながら演劇って作っていくんだ、「ファンタジーごっこ」をこんなに豊かに楽しんでいるんだ。そういう世界が見えてきたらいいなという仕掛けにしているので、そこも楽しんで見ていただきたいポイントのひとつですね。
 
ーー役者の皆さんも、なかなか経験ないですよね。
 
若村:役としてずっと舞台上にいるということはありますけど、こういう経験はないです。
 
井上
:開演5分前からいるんですよね。
 
蓬莱
:芝居の準備を始めていく5分でもあります。
 
若村
:間に合うように会場に来たのに、他のお客さんに「あの人、遅れてきた」と思わないであげてほしいなと思います(笑)

『首切り王子と愚かな女』舞台写真

『首切り王子と愚かな女』舞台写真

ーーでは、最後にメッセージをお願いします!
 
井上:こういう状況ではあるんですけど、そういうことを考えなくても、とても刺激的な作品が生まれていると思います。セットのアイデアも含めて、いろいろなチャレンジングがあって、それがどうお客様に届くのか。どう受け取ってもらえるのか。もちろん緊張もするんですけど、すごく楽しみだなと思っています。
 
そこで何が生まれるかなと言うのは、お客さんが入ってみないと分からない。決して長い公演期間でもないですし、「みなさん、来てください!」と大声で言える状況ではないんですけど、「来てください」と普通の声ぐらいで言いたい作品です。
 
ぜひ見てもらいたいですし、演劇というのは、劇場で体験してもらわないと伝わらないと思うので。僕たちは今日から力いっぱいこの劇場でやっておりますので、みなさんと会えるのを楽しみにしています!

『首切り王子と愚かな女』舞台写真

『首切り王子と愚かな女』舞台写真

まず、劇場に入って驚かされる。ファンタジーというから、さぞかし豪華な、もしくは幻想的な舞台セットがあるのかと思いきや、そこにあるのは、木製のブロックで組み立てられた簡素な舞台装置。そして、その周りをコの字に取り囲む役者の“楽屋”だ。

開演5分前から役者が衣装や小道具を持って、その“楽屋”で準備を始める。水を飲んだり、深呼吸をして集中力を高めたり。ビニールシートでそれぞれが個室となっており、まさに感染対策を施した、稽古場のように見える。

そして、伊藤沙莉がスッと手を挙げると、照明が切り替わり、物語の世界が始まってーー。

『首切り王子と愚かな女』舞台写真

『首切り王子と愚かな女』舞台写真

『首切り王子と愚かな女』舞台写真

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時代も場所も架空の王国が舞台。

英雄であり、人格者であった先王バルが早くに没して20年。女王デン(若村麻由美)は「永久女王」として王国を統治していたが、溺愛していた第一王子ナルが病に倒れてからは、国のことを見なくなり、魔法使いを城に招き入れ、閉じ籠るようになった。国は呪われ、民は貧しさに疲弊し、反乱の機運が高まっていく。

そこで城に呼ばれたのが第二王子トル(井上芳雄)であった。トルは幼い頃から「呪われた子」とされ、城から遠ざけられていたが、反乱分子を鎮圧するために、再び城に戻される。使命に燃えたトルは、反乱分子の首を次々と落とし、「首切り王子」として恐れられるようになる。

リンデンの谷に住む娘・ヴィリ(伊藤沙莉)は、これ以上生きる理由が見当たらず、死ぬことにする。最果ての崖でたどり着いたヴィリが目にしたものは、白い空と黒い海と首切りの処刑であった。

首切り王子トルは死を恐れないヴィリに興味を持ち、召使いとして自分に仕えるように命令する。城に連れられていくヴィリが耳にしたのは王子の歌であった。美しくも優しい歌。ヴィリはトルに深く暗い孤独を見る。こうしてヴィリは召使いとして、首切り王子に仕える日々を送り始める。そこで見たのは、野心や愛憎、陰謀が渦巻く人間たちの姿ーー。

『首切り王子と愚かな女』舞台写真

『首切り王子と愚かな女』舞台写真

『首切り王子と愚かな女』舞台写真

『首切り王子と愚かな女』舞台写真

井上芳雄は、取材会で本作を「王子役の集大成」と冗談めかしく語っていたが、その傍若無人な王子が内包する無邪気さも深い孤独も丁寧に見せ、実に人間臭く、哀しい「首切り王子」を熱演。ミュージカルで見せるキラキラしたプリンスを想像していた観客は、いい意味で、裏切られることになるだろう。4年ぶりの舞台出演という伊藤沙莉は、ほとばしるエネルギーとハスキーボイスが実に魅力的なヒロインだった。

その他の役者もみな実力派揃いだったが、個人的に進化を見たのは、和田琢磨。2.5次元の舞台での活躍が目覚ましいが、配役の妙もあって、なかなかの好演だった。
 
上演時間は、1幕約1時間15分、20分の休憩を挟んで、2幕約1時間10分。人間の真実に迫る「現代の寓話」、ぜひお見逃しなく。

『首切り王子と愚かな女』舞台写真

『首切り王子と愚かな女』舞台写真

取材・文・撮影=五月女菜穂

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強力な個性と圧倒的な表現力を放ち、マルチな才能を見せる新進気鋭のシンガーソングライター・小林私が、6月30日(水)にEPとしては自身2枚目となる新作『後付』のリリースを発表した。

本作にはライブでも既に人気の「サラダとタコメーター」、今秋公開予定の映画『さよならグッド・バイ』の主題歌に決定している表題曲の「後付」、さらに小林私の真骨頂とも言える、アコースティックスタイルによる「共犯」「飛日」「花も咲かない束の間に」の3曲を加えた計5曲が収録されている。

なお、表題曲の「後付」は本日6月16日(水)より先行配信が開始、iTunes StoreではEPのダウンロード予約が開始されている。こちらは予約者限定特典ととしてデジタルブックレットが付与されるとのことなので、是非お早めにチェックしていただきたい。

小林私 コメント

映画の主題歌「後付」、待望の「サラダとタコメーター」に加え、
ギターの音が良すぎてしまった「共犯」「飛日」「花も咲かない束の間に」
これはね、最高ですよ。よろしくお願いします。

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Fear, and Loathing in Las Vegasが、1年4カ月ぶりとなる全国ツアー『HYPERTOUGHNESS” Release Tour 2020→2021』ツアー初日をKT Zepp Yokohamaで開催。そこで7月7日発売『The Animals in Screen Bootleg 1』と9月1日発売『The Animals in Screen Bootleg 2』の再現ライブを行うことを発表した。無観客配信ライブとして行われたそれぞれのライブを、そのままのセットリストで有観客で実施する初の再現ライブとなる。

さらに、2010年の発売以来、驚異的なロングセールスを記録しながらも、これまでタワーレコード限定での販売しかされていなかった彼らの1st Album『Dance & Scream』を本日・6月16日(水)より各サブスクリプションサービスにて随時配信をスタート。それを記念して有観客+配信でのワンマンライブを開催することも発表した。

完全再現ライブのチケット最速先行申込み用紙は『The Animals in Screen Bootleg 1』に、「Dance & Scream」サブスク解禁記念ワンマンライブのチケット最速先行申込み用紙は『The Animals in Screen Bootleg 2』に封入されているとのこと。

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