女優・若月佑美が男装&キレのある腹筋を披露  2nd写真集から新ビジュアル2点を公開 

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9月8日(水)に発売される若月佑美の2nd写真集から、男装カットのビジュアル2点が解禁された。

カバー通常版 撮影/嶌村吉祥丸

カバー通常版 撮影/嶌村吉祥丸

カバーセブンネット版 撮影/嶌村吉祥丸

カバーセブンネット版 撮影/嶌村吉祥丸

カバー楽天版 撮影/嶌村吉祥丸

カバー楽天版 撮影/嶌村吉祥丸

『若月佑美 2nd 写真集(タイトル未定)』は、女優・モデルとして活動する若月の写真集第二弾。こでまでに、本編収録カットやアザーカット、特典ポストカードなどが公開されてきた。今回公開されたのは、SNS上でも反響が大きかった男装カット。公式Instagram写真集本編掲載写真1点と、本編には掲載されないアザーカット1点が新たに解禁されており、若月がキレのある腹筋も披露している。

若月佑美 2nd写真集より 撮影/嶌村吉祥丸

若月佑美 2nd写真集より 撮影/嶌村吉祥丸

若月のコメントは以下の通り。

 

若月佑美

なんと男装もさせていただきました!!!

以前、お芝居で男の子の役をやらせていただいた経験がありまして…。今回の写真集では色々な枠を越えたたくさんの若月佑美を一挙にお見せするというコンセプトもあったので、せっかくならということでメンズver.の若月佑美も撮影いたしました。とても気に入っております。是非、9月8日発売の写真集で、その姿を見ていただけたらと思います。なかなかレアな写真集だと思います。笑

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読売ジャイアンツは7月23日(金・祝)~8月1日(日)、ジャイアンツ球場(神奈川県)でイースタン・リーグ公式戦6試合を開催する。観戦チケットは現在、販売中だ。

これら6試合は神奈川県で「まん延防止等重点措置」が延長になったことを受け、入場者数は収容人数の50%(1,700人)を上限とする。また、球場内でのアルコール販売を取りやめ、アルコール類の持ち込みも禁止となる。

【対象試合】
・7月23日(金・祝)~25日(日)試合開始16:00/埼玉西武ライオンズ戦
・7月30日(金)~8月1日(日) 試合開始16:00/横浜DeNAベイスターズ戦

当日は小学生以下の入場者全員に、坂本勇人選手、岡本和真選手ら人気選手が含まれたベースボールカードがプレゼントされる。

※選手は選べない

なお、7月24日(土)、25日(日)は稲城市周辺道路で『東京2020オリンピック』自転車ロードレースが開催されるため、道路交通規制が行われる予定。球団では車での来場者に注意を呼びかけている。

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声優&俳優陣がディズニーの名曲を披露する特別配信公演『Disney 声の王子様 Voice Stars Dream Live Streaming 2021』が7月22日(木・祝)に開催された。公式レポートをお届けする。

【レポート】特別配信公演『Disney 声の王子様 Voice Stars Dream Live Streaming 2021』

本公演は、4月11日(日)に神戸ワールド記念ホール、6月13日(日)にぴあアリーナMMで開催された公演に出演した伊東健人、植田圭輔、浦田わたる、太田基裕、岡宮来夢、木村良平、島﨑信長、仲田博喜、仲村宗悟、三浦宏規、森久保祥太郎のステージに加え、スペシャルアピアランスの加藤和樹、浪川大輔によるパフォーマンスが追加されたオールスターキャストが揃う夢のライブ。

配信を見る視聴者が公演の開始を待ちわびる中、ディズニーアニメーションの名シーンの数々と参加ボイスキャストのラインナップが一人ずつ映し出される。コメント欄やTwitterにはキャストの名前を呼ぶコメントが溢れる中、本公演がスタート。

煌めく荘厳なお城のステージセットに登場したのは、ブルーグレーが基調の王子様らしい衣装に袖を通した太田基裕、仲村宗悟、森久保祥太郎。オーロラ姫とフィリップ王子が出会う運命的なシーンをバックに、「いつか夢で」(『眠れる森の美女』より)を優しい歌声で歌い上げ、夢の世界へと誘う。

Presentation licensed by Disney Concerts. (C)Disney

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続いて、伊東健人が登場し「僕の願い」(『ノートルダムの鐘』より)を聞く人を魅了する圧巻の歌唱力で壮大に歌い上げた。次に登場した岡宮来夢は「愛を感じて」(『ライオン・キング』より)を披露し、深く優しい歌声で視聴者をうっとりさせると、続いて登場した木村良平は「アラビアン・ナイト」(『アラジン』より)の歌唱と「ランプの伝説」(『アラジン』より)の朗読で織り成す幻想的なムードを作り上げ、見る人を引き込んでいく。

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それに続くのは、浦田わたる。変幻自在な声色と軽快なリズムで「ひと足お先に」 (『アラジン』より)を歌い上げる。さらに『アラジン』の世界は続き、アラジンがジャスミンを魔法の絨毯に乗せ、未知の旅へ連れ出すシーンとともに、仲⽥博喜が「ホール・ニュー・ワールド」(『アラジン』より)を披露。きらめきに溢れるパフォーマンスは視聴者を魅了した。続く三浦宏規は、男性での歌唱が初となる「スピーチレス〜心の声」(『アラジン(実写版)』より)を思わず息を呑むような美しくも力強い歌声で歌い上げた。

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続いて、手をおおきく振りながら満面の笑みで登場した島﨑信長は、「コンパス・オブ・ユア・ハート」(シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ 東京ディズニーシー)を披露。まるで大海原を航海しているような、壮大な世界に一変させた。

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ライブ後半戦は、木村良平、浦田わたる、太田基裕、三浦宏規による『美女と野獣』の朗読から、植田圭輔が「愛の芽生え」を(『美女と野獣』より)を披露し、軽快なリズムとともに広がる温かな歌声は見る者の胸を躍らせていく。続く伊東健⼈と三浦宏規が「美女と野獣」(『美女と野獣』より)を披露。本作の感動的なベルと野獣のロマンチックなダンスシーンに合わせ、幻想的に歌い上げた。

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続いて、海をイメージした爽やかな水色とシルバーの衣装に身を包んだ仲村宗悟は、「アンダー・ザ・シー」(『リトル・マーメイド』より)の陽気なサウンドと軽快なダンスで盛り上げる。そんな明るく楽しい世界から一転、妖艶なメロディとともに立ちこめるスモークの中から現れたのは森久保祥太郎。「哀れな⼈々」( 『リトル・マーメイド』より)をヴィランの魅力たっぷりに歌い上げ、見る人を闇の世界へ引き込んでいく。

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そして、浦田わたると島﨑信長が「パート・オブ・ユア・ワールド」( 『リトル・マーメイド』より)を微笑み合いながら息ぴったりなステージを披露し、『リトル・マーメイド』の物語を紡いだ。続いて、波の音とピアノの音色が響きわたるなか登場したのは、太田基裕。「どこまでも ~How Far I‘ll Go~」(『モアナと伝説の海』より)を優しい歌声で爽やかに歌い上げ視聴者を魅了した。

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初披露となるスペシャルステージへ

そして、本公演が初披露となるスペシャルステージへ。“本当のヒーロー”を求めるヘラクレスの愛と勇気の冒険物語を描いた『ヘラクレス』を朗読するのは浪川大輔。一人でいくつもの声色を自由自在に使い分け、視聴者を『ヘラクレス』の世界に引き込む。

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物語から流れるように、加藤和樹が披露したのは、ライブ初披露となる『ヘラクレス』の主題歌「Go the Distance」。力強い美声で見る人を圧倒すると、そのまま加藤は「シューティング・スター」 (『ヘラクレス』より)へ。映画本編では起用されず、ディズニーファンにとっての隠れた名曲となっている本楽曲の日本語訳詞が本邦初披露となった。コメント欄には歓喜と興奮のコメントが溢れる中、加藤の歌唱に浪川が加わり、二人の美しいデュエットに視聴者のボルテージも最高潮だ。

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ライブも終盤。東京公演に出演した全10名のキャストたちが、シルバーで統一されたきらめく王子様衣装に身を包み披露したのは、多くの人に愛されてきた東京ディズニーシーのデイタイム・ハーバーショー レジェンド・オブ・ミシカ(2014年まで)より「フィール・ザ・ラブ」。幻想的でダイナミックなサウンドと歌唱で見る人も思わず心が踊る。

Presentation licensed by Disney Concerts. (C)Disney

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全キャストの挨拶では、岡宮が「今日という日が、みなさんにとって最高の一日になりますように!」、島﨑は「配信のみんなも心のペンライトをたくさん振ってください!」、そして森久保は「まだまだ楽しんでいきましょう!」と見る人を煽り、キャストそれぞれがライブを盛り上げていく。

そしてラストを彩るのは、誰もが口ずさんでしまう名曲「小さな世界」(ニューヨーク・ワールドフェアより)と「ミッキーマウス・マーチ」(ミッキーマウス・クラブより)。本公演前には、本楽曲の振り付け映像が公開され、ミッキーマウスのポーズを楽しく元気にパフォーマンスするオールキャストと一緒に、視聴者も画面の前で踊って一体となった。そして、興奮冷めやらぬコメントで溢れるなか、惜しまれつつ本公演は大盛況で幕を閉じた。

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本公演のアーカイブ視聴チケットは、7月29日(木)21:00迄発売中。さらに、11月19日(金)には今回のアリーナツアーの様子に加え、豪華映像特典を収録したライブBlu-rayの発売が決定している。

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ミュージカル映画『イン・ザ・ハイツ』のオリジナル・サウンドトラックが、2021年7月21日(水)にリリースされた。

このサウンドトラックは、映画公開に先駆けアルバムが全デジタル・プラットフォームで配信がスタートし輸入盤もリリースしているが、このたびアートワークが日本仕様に変更された国内盤がリリース。

ニューヨークのヒスパニック系住人が住む”ハイツ“を舞台にした本作は、サルサをはじめとするラテンのリズムと、ラップ/ヒップホップの躍動感が弾ける音楽と、ラテン・ミュージックには欠かせないダンス・シーンが満載。ラテン・ミュージックとHIPHOPのエネルギーと情熱がエモーションを爆発させるオリジナル・サウンドトラックとなっている。

アルバムには主演のアンソニー・ラモス、レスリー・グレイスと、マーク・アンソニーが歌うオリジナルの楽曲「ホーム・オール・サマー」も収録されている。

本作は、2008年のトニー賞で最優秀ミュージカル作品賞を含む4部門に輝き(13部門ノミネート)、グラミー賞最優秀ミュージカルアルバム賞やピューリッツアー賞を受賞、ミュージカル界にセンセーションを巻き起こしたブロードウェイ・ミュージカル『イン・ザ・ハイツ』を『クレイジー・リッチ!』のジョン・M・チュウ監督が待望のミュージカル映画化。2021年7月30日(金)より日本公開となる。

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アメリカン・ハイスクールの先生に扮した中川晃教が、様々なルーツを持つ個性豊かな生徒たちと一緒にミュージカルの世界を紐解いていく『SCORE!!~Musical High School~』(2021年7月24日(土)・25日(日)明治座にて上演)。中川と特別講師役の坂元健児、学級委員役の上口耕平が語る、セットリストや本作ならではの見どころとは?

ミュージカル界は混み合っている⁉

中川晃教

中川晃教

――中川さんが“先生”、坂元さんが“特別講師”、上口さんが“学級委員”としてミュージカルの世界を紐解く公演とのことですが、具体的にはどんな内容なのでしょう?

中川:2部構成になっていて、第1部では僕が先生役として授業を行いながら、生徒役の皆さんと一緒に歌やミュージカルの面白さを届けていきます。しっかりとした脚本があるんですが、そこに皆さんの個性もプラスアルファされていく形ですね。そして第2部は、第1部で学んだことの回収みたいなものもありつつのショータイム。キャストの皆さんそれぞれの持っている素晴らしさが、存分にお客様に伝わるような構成になっています。

坂元:僕はアッキー先生の教室に招かれる特別講師ということで、生徒役の皆さんに対してはビシバシ厳しく行こうかなと(笑)。お客さんとの橋渡し的な役割でもあるので、お客さんも生徒になった気分で一緒にミュージカルの勉強ができるように、うまく巻き込んでいきたいですね。

上口:僕はもともと学級委員とか生徒会長をやってたタイプなので、そこはやりやすいのかなと。今回は、気付いたら宇宙のほうまで話がいってしまうスペシャルな先生お二人が揃っているので(笑)、学級委員として時にはツッコませていただいたりもできたらと思ってます。

――坂元さんと上口さんのご出演は、座長である中川さんからのご指名ですか?

中川:はいそうです! 近年のミュージカル界って割とこう……混み合ってるじゃないですか。

坂元・上口:ふははは!

中川:劇団四季や宝塚出身の方はもちろんのこと、声優の方々や2.5次元の方々や芸人さん、そこに僕と同じように歌手から出てきた方がいたりと、幅広い皆さんが集まっていて、ミュージカルシーンは今が一番熱いんじゃないかとさえ思います。そんななか、サカケンさんと言えば誰もが知っている「心配ないさ」という“ネタ”をお持ちの方で(笑)。

坂元:うん、かれこれ20年以上ネタにされてるね(笑)。

坂元健児

坂元健児

中川:この間の井上芳雄さんの“裏切らないフェス”(『井上芳雄 by MYSELF』スペシャルライブ配信)でご一緒した時、20年間しっかりと実績を積まれてきた上で今でも体を張っているサカケンさんのすごさを改めて感じたんです。だから今回ご一緒できてすごく嬉しいです。

坂元:ありがとうございます。アッキーとは『キャンディード』(’04)とか『アワ・ハウス』(’06)以来、しばらく共演してなかったから、お話をいただいた時は僕も嬉しかった。

中川:久しぶりですよね~。尊敬する先輩のサカケンさんと、今回は恐れ多くも先生と講師という対等の関係。いつかブチ切れられるんじゃないかって、内心ピクピクしてるんですけど(笑)。

坂元:いやいやいや、それはないです(笑)。

中川:はい、すごく優しいです(笑)。そして耕平くんは、共演は初めてなんですけど、かつて「歌のコツってありますか?」みたいに聞かれたことがあって。あれ、もう何年前?

上口:もう5年くらい前ですね。

中川:だよね。今やミュージカル界のホープだけど、そういうふうになるちょっと前にお話をする機会があって、これからさらに羽ばたこうとしてる耕平くんに来てもらえたら嬉しいなと思ってお声がけしました。

上口:すっごく嬉しかったです。先ほどおっしゃっていた、教えていただいた時間のことも鮮明に覚えているので、先生と生徒として稽古をしているとその時の気持ちがぶわって蘇ってくるんです。健児さんにも僕、前に共演した時にたくさん教えていただいていて。

上口耕平

上口耕平

坂元:『道化の瞳』(’14)の時? 俺、教えたこと何もないと思うけど(笑)。

上口:あるんですよ! だからお二人が先生という関係性は僕にとってすごくリアルで、学級委員として「聴けよみんな!すごいこと言ってんだからな!」って、胸を張って言えるんです(笑)。

坂元:確かに、学級委員はぴったりだよね(笑)。頼もしいなと思ってます。

――セットリストはどんな感じですか?

中川:それぞれの代表曲もあるけれど、そこに縛ってはいないですね。みんな自分が歌いたい曲をいくつか出していて、その中から演出家の先生が選んだものもあれば、第1部にはアンドリュー・ロイド=ウェバーやロジャース&ハマースタイン、バーンスタインにスポットを当てるところがあるので、彼らの代表作からのナンバーを割り振ったりも。僕は……何歌うんだろう?

上口:ちょっと先生!(笑)

中川:あ、思い出した(笑)。僕がゲスト出演したマシュー・モリソンさんのコンサート(’18)で彼が歌うのを聴いて以来、いつか歌いたいって思ってた『南太平洋』の「魅惑の宵」と、ロイド=ウェバーの『ジーザス・クライスト=スーパースター』から「スーパースター」を歌います。

上口:楽しみ~! 僕は、希望を出させていただいた『魔法にかけられて』の「So Close」と、バーンスタインの『ウエスト・サイド・ストーリー』から「トゥナイト」を。「トゥナイト」は夢咲ねねさんと歌うんですが、昨年の『ウエスト~』で僕はリフを、彼女はアニタを演じてたんですよ。リフとアニタがトニーとマリアになるって、すごく面白いなあと思いますね。

坂元:へえ~、みんな自分から希望出してたんだ。僕は「ミュージック・オブ・ザ・ナイト」(『オペラ座の怪人』)と「スターズ」(『レ・ミゼラブル』)と言われて、「あ、これ歌うんだー」って。

中川・上口:はははは!

左から 上口耕平、中川晃教、坂元健児

左から 上口耕平、中川晃教、坂元健児

中川:さすがサカケンさん、何でも来いって感じですね! 懐が大きい。

坂元:いやいや(笑)、まあ今回一番年上だからね。みんなとのバランスで、僕にそういうドシっとした歌をってことになったのかなと。どっちもコンサートとかで歌ったことはあるけど、久し振りの2曲。希望を出すことになってたとしても選んでたと思いますよ。

中川:早く聴きたい! ほかにも、石川由依さん、夢咲ねねさんの『アナと雪の女王』だったり、全員での『RENT』や『グレイテスト・ショーマン』だったり、バラエティに富んでいるけれど、“ミュージカルのスコア”っていうところはちゃんと守ってる感じのセットリストになると思います。それと実は今、僕が“先生”として歌う今回のテーマ曲を書いているところで。それを聴いていただければ、お客様にもゲストの皆さんにも、今回のコンセプトが分かってもらえるのかなって。今はもしかしたら、「ゲストとして歌うだけだと思ってのに意外とハダカにされる、詐欺だ!」って思ってる方もいるかもしれないけど(笑)、意地悪でやってるわけじゃなくて、お客様が「またミュージカルを観たい」と思ってくださるためなんだって、分かってもらえるような曲にしたいですね。

突発的なことがどんどん生まれている稽古場

左から 上口耕平、中川晃教、坂元健児

左から 上口耕平、中川晃教、坂元健児

――お稽古の様子などはいかがでしょうか。

中川:まだ第1部の稽古を何回かしただけなんですけど、耕平くんの踊ってくれた「クール」(『ウエスト・サイド・ストーリー』)がかっこよかったですね! 本番でも踊ってくれるか分かりませんが、徳永ゆうきさん、おばたのお兄さん、東京力車の皆さんという、「このメンバーで踊るの⁉」って顔ぶれなんですけど(笑)、実際にリフを演じてた耕平くんが稽古場で教えているから説得力があって。

上口:「ちょっと、みんなに教えてあげて」って振られた時はびっくりしましたよ! 本当に突然でしたから。ええ~⁉と思いながらもこう、(指を鳴らして)♪ボーイ、ボーイって(笑)。

坂元:いやぁ、あれは面白かったよ! 徳永さん、ずーっと指鳴らしてるし(笑)。

上口:そう! すごい勢いで指パッチンされてるから、「違う違う」みたいな(笑)。でもそれくらい、突発的なことがどんどん生まれてる稽古場なので、これからどうなっていくのか楽しみです。

坂元:台本自体、全部この通りにやってくださいっていうんじゃなく、色々付け足してってくださいっていうホンだからね。夢咲ねねちゃんなんかはそういう即興みたいなの、ちょっと恥ずかしいみたいなんですけど、僕としては、恥ずかしいなら恥ずかしいままやればいいと思っていて。その人らしさが出れば、それが一番面白いんじゃないかっていう気がしてます。

坂元健児

坂元健児

中川:“サカケン先生”的に、佐藤友祐くんとかはどうでした? 稽古してみて。

坂元:まだちょっと緊張してるよね。若い子がいきなりこういう特殊な現場に来てるんだから当たり前なんだけど(笑)、台本通りやろうっていうところが見えるから、これからの稽古で僕がほぐしていってあげられたらいいのかなと。

上口:まだお若いんですよね?

中川:25歳とかだと思います。そういう若い子がどんどん出てくることに対しては先生、どうですか? さっきも言った通りミュージカル界、混み合ってるじゃないですか(笑)。

坂元:……早く潰したい。

中川・上口:ははははは!

上口:それ健児さん、7年前くらいに一緒に取材を受けた時も言ってましたよね、僕みたいなのを早く潰したいって(笑)。今それがフラッシュバックして、残ってて良かったって思いました(笑)。

中川:あははは! それくらい、お互い本気じゃなきゃいけないってことですよね。甘くないんです、ミュージカル界は(笑)。

上口:厳しいですね(笑)。あと稽古の様子っていうので思い出したのは、この大先輩お二人が時々ちょっと、“無”になってることで。あれってわざとですか?

上口耕平

上口耕平

坂元:違う違う、ただ次の展開が分からなくなってるだけ(笑)。

上口:ああ、確認してるんですね。いや僕、お二人を見てると緩急がすごいなって思ってて。パフォーマンスする瞬間に爆発するためには、抜くところは抜くのが秘訣なのかなって。

中川:さすが学級委員、よく見てるね!

坂元:本当に(笑)。でも抜くところ抜いてるのは今の段階だからで、本番ではそんなことないですから。僕は特別講師として、膨大なセリフ量があるアッキー先生をしっかり支えるつもりです。

中川:ありがとうございます。サカケンさんがそう言ってくださるので、僕はもう大船に乗ったつもりでいます!

――改めて、ミュージカルでもコンサートでもない『SCORE‼』ならではの見どころを今、どんなところに感じていますか?

坂元:ミュージカルの歴史とかを学べて勉強になるっていうのもありますけど、いちばんはやっぱり、幅広い方の声や個性に触れられるところじゃないですか? こういう公演だからこそ、それぞれが持っている、ミュージカルの舞台では観られないものがバンバン出てくると思います。僕自身、皆さんから色んなものを盗んでいきたいですね。

中川:そうですね、皆さんそれぞれの個性っていうのは強調できたらと思います。なぜミュージカルに興味を持ったのか、ミュージカルのどういうところが好きなのかって、僕が皆さんに聞くシーンが台本にあるんですけど、その答えがセリフを越えて本人の言葉になっていくと、そこに物語が生まれて新しい形の公演になるのかなって。

中川晃教

中川晃教

上口:その通りだと思います。色んなルーツを持つ方が、一つの“ミュージカル”というものの下に集まっているのが僕、とても面白いと思っていて。ミュージカルにはそれだけ色んな可能性が秘められているって、お客様に感じてもらえるような公演になる気がします。これをきっかけにミュージカルに興味を持つ方、出てみたいと思ってくださる方が増えたりしたら最高ですね。

中川:さすが学級委員、うまくまとめてくれてありがとう! お二人がおっしゃったように、僕が授業する歴史とか作曲家のことっていうのはきっかけに過ぎなくて、大事なのはそれを体現する“私たち”。授業の内容を踏まえて、それぞれが思う自分とミュージカルの魅力を自分なりに届ける場にできれば、お客様にとってもたくさんの発見や気付きがある公演になると思っています。

取材・文=町田麻子 撮影=中田智章

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京都・南座ではこの夏、2年ぶりに人間国宝で歌舞伎女方の坂東玉三郎による『坂東玉三郎 特別舞踊公演』を開催する。

7月24日(土)から28日(水)は、「口上」と地唄による舞二題を上演。「口上」では挨拶に加え、これまで舞台で実際に使用した、着物の打掛を披露する。地唄舞二題の名作「雪」は江戸時代の天明期に作られたとされる曲で、大坂・南地の実在の芸妓をモデルにしている。「鐘ヶ岬」は長唄「京鹿子娘道成寺」を江戸で初演した初世中村富十郎が、その後上方唄を用いて再演した時の曲が伝わったとされる。

8月2日(月)から24日(火)は歌舞伎舞踊「鶴亀」と「日本振袖始」を上演。「鶴亀」は、能の「鶴亀」の詞章をそのまま長唄に移した舞踊で、歌舞伎舞踊の中でも祝儀ものの代表作となっている。女帝を玉三郎、亀を中村橋之助と中村福之助がWキャストで、鶴を中村歌之助が勤める。「日本振袖始」は、近松門左衛門による神代物の作品で、人身御供で差し出された稲田姫を飲み込んだ八岐大蛇と、取り戻すためにやってきた素盞嗚尊の対決を描く重厚な舞踊劇。岩長姫実は八岐大蛇を玉三郎が、素盞嗚尊と大蛇の分身を橋之助と福之助がWキャストで、同じく大蛇の分身を歌之助が、そして稲田姫を劇団新派の河合雪之丞が勤める。

過日、7月、8月の『坂東玉三郎 特別舞踊公演』に向けて、坂東玉三郎がリモート取材会を行った。まず、7月の公演について次のように紹介した。

「構成は打掛3枚と、京都ですから唐織を1枚御覧いただこうと思っています。「雪」は燭台をつけて舞います。この3月に歌舞伎座で舞いました『鐘ヶ岬』は装置を豪華に作らせていただきました。それを南座に持ってまいりまして、大きな劇場での舞をお見せします」。

打掛の1枚は「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)」の政岡の雪持の竹に雀、唐織は「船辨慶(ふなべんけい)」の前シテ(前半)で使用したというものを予定。「唐織は京都で発見したものの復刻版なので、京都でお目にかけたかった」と、特別な思いも込められている。

坂東玉三郎 特別舞踊公演

坂東玉三郎 特別舞踊公演

8月公演については、橋之助、福之助、歌之助の「成駒屋三兄弟」について「昨年3月に上演予定だった『明治座 三月花形歌舞伎』での「桜姫東文章」に(片岡)仁左衛門さんと指導に入った際、橋之助さんがいらして、それがご縁となりました」となれそめを語る。

以来、彼らとは稽古を重ねてきたそうだ。玉三郎から見た三兄弟の魅力を尋ねると、「長男の橋之助さんはミュージカルもなさっていまして、非常に気遣いのある方。次男の福之助さんは(市川)猿之助さんのスーパー歌舞伎やお父様(中村芝翫)の歌舞伎にも出演なさっています。三男の歌之助さんは、橋之助さんと福之助さんをじっくり見ていて、稽古でも確実に自習して来られます。何でも勉強してやっていきたいとおっしゃっています」と紹介。そして「新しい若い息吹を発見することも歌舞伎の楽しみ方ではないかと思う」と彼らの活躍に期待を寄せた。

「日本振袖始」で稲田姫を演じる河合雪之丞については、「雪之丞さんは元々、歌舞伎の方でしたから、旧派に出演されることもあってもいいのではないかと考えました」とのこと。

玉三郎が演じる岩長姫は、「実は男だったかもしれないという説もあります。独特の世界ですよね。40代のころは岩長姫の醜いところが出しづらいものがあったのですが、今はもう、なりふり構わず出していいのではないかと思います」と年齢を重ねるごとに、役に対して心境の変化が生じたことを明かした。

また、南座にて1990年以降、毎年舞踊公演を重ねるうちに「南座は非常に自由な空間だということを理解しました。劇場が非常に歌舞伎向きなんですね。繊細なところが伝わりますし、お客様との関係も常に良いです。(8月公演の)「鶴亀」の女帝の冠なども京都産ですし、そういう面でも特別な場所」だと気づいたという。

コロナ禍に見舞われた2020年春から今日まで、忙しくすることでモチベーションを保ってきたとし「お客様が劇場にいらっしゃった限りはこちらも十分に気をつけて、夢の時間を過ごしていただきたいと思います。幕が開いて閉まるまでの間、この苦しい状況を忘れていただくということに力を尽くします」と、2年ぶりとなる南座での公演に向けて、決意を新たにした。

南座7月、8月の『坂東玉三郎 特別舞踊公演』は、いずれもチケット発売中。

取材・文=Iwamoto.K

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2021年7月22日(木・祝)TEATRE E9 KYOTO(京都市南区)にて、第29次笑の内閣『マクラ DE リア王』が初日を迎えた。

笑の内閣の劇団員が多くのゲストと共に上演するこのたびの公演テーマは「ハラスメント」。そこへシェイクスピアの「リア王」を掛け合わせ、社会問題として取り沙汰されているハラスメントを、時事ネタを得意とする笑の内閣が、馬鹿馬鹿しくもシニカルに描く社会派演劇となる。公演は7月26日(月)まで。

《あらすじ》
大物演出家・千葉ジョー(萬谷真之)は、東京からとある地方政令指定都市・鰤天市に拠点をうつし、アトリエ里中をオープンし、世界的な名声を集めていたものの、一方で数々のハラスメントの噂が耐えない男でもあった。千葉はそれまで功績を認められ公営劇場イルミネーションシアターの館長に就任が内定し、その記念として「リア王」の上演が決まっていたが、そのオーディションでは早速選主演候補の女優3人に枕営業を迫る。あっさり、2人は落とした千葉であったが一番年下の女優は拒否したため内定を取り消し、意見を唱えた劇団制作も除名する。

しかし、東京で演劇活動をするも売れずに失意のうちに地元に帰りイルミネーションシアターの職員にしたものの、市役所からの出向組に実権を握られ演劇界を恨んでいた非正規職員・瀬戸主水の計略により、ハラスメントをリークされる。なびいてた女優二人にも見捨てられ、窮地に陥る千葉。館長に任命した市側の責任も巻き込み大騒動になってゆく…

 

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ストーリー性のある演劇的な世界観をJ-POPとダンスで創り上げるエンターテインメント集団「梅棒」による『おどんろ』が2021年7月30日(金)からよみうり大手町ホールなどで開幕する。初日まで2週間と迫った7月中旬、都内で行われている稽古場を取材した。
 
まずは、梅棒の説明をしたい。

梅棒は、2001年に日本大学藝術学部のダンスサークル「BAKUの会(現:Dance Company BAKU)」内で結成。09年にストリートダンス界最大のコンテスト「JAPAN DANCE DELIGHT vol.16」で特別賞を受賞し、12年に国内最大の振付作品コンテスト「Legend Tokyo chapter.2」で最優秀作品賞とオーディエンス賞を同時受賞。以降、活動の中心を劇場公演としているが、話題のテレビドラマやミュージカル、アーティストのライブやミュージックビデオなどの演出・振付も数多く手掛けている。
 
一度でも梅棒の公演を見たことがある人ならばお分かりいただけると思うが、梅棒が創り上げる作品は、笑いあり、涙あり、誰もが共感できるわかりやすいストーリーで、どのキャラクターも憎めないのが特徴的。ダンスエンターテインメント集団ということで、特にダンスの振付や魅せ方は毎度こだわりを感じる。

梅棒『おどんろ』稽古場より  撮影:飯野高拓(梅棒) 

梅棒『おどんろ』稽古場より  撮影:飯野高拓(梅棒) 

梅棒『おどんろ』稽古場より  撮影:飯野高拓(梅棒) 

梅棒『おどんろ』稽古場より  撮影:飯野高拓(梅棒) 

今回の『おどんろ』は、夏らしく「妖怪」がテーマ。トーキョー都タイトー区では、NEO妖怪たちのイタズラによって人間の生活が脅かされている。うだつの上がらないサラリーマン・萬代(ばんだい)は、ひょんなことから妖怪と接触するようになって、生活が一変して――というストーリーだ。
 
この日稽古が行われていたのは、終盤の場面。とあるJ-POPの曲を流しながら、カウントをとり、一人ひとりの動線を確認している。稽古開始から1ヶ月以上経って、すでに通しも3回終えたというが、「もっと高みを」という思いなのだろう。本当に細かく細かく立ち位置や振付を確認していた。

梅棒『おどんろ』稽古場より  撮影:飯野高拓(梅棒) 

梅棒『おどんろ』稽古場より  撮影:飯野高拓(梅棒) 

梅棒『おどんろ』稽古場より  撮影:飯野高拓(梅棒) 

梅棒『おどんろ』稽古場より  撮影:飯野高拓(梅棒) 

梅棒『おどんろ』稽古場より  撮影:飯野高拓(梅棒) 

梅棒『おどんろ』稽古場より  撮影:飯野高拓(梅棒) 

梅棒の作品は、本番では(基本的に)言葉を発しない。だからこそ、稽古場ではとにかく言葉で伝えあっているのが面白いと感じた。「ここはこういう心情なわけ」「こう思うから、こうなって、こう」と、その曲の振付を担当する梅棒メンバーや、総合演出の伊藤今人から指示が飛ぶ。こういった心情的な解説が詳細になされて、納得して、会得して。そのプロセスを経てこそ、言葉がなくても十二分に通じるパフォーマンスになるのだろうなと思った。

今回の『おどんろ』では、多彩なゲストにも注目したい。

まずは、以前から梅棒への出演要望の声が多かったという俳優の小越勇輝。この日の稽古では、空き時間も一人で黙々と振付を確認している姿が印象的だったが、今回は「NEO妖怪」役ということで、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか。とても楽しみだ。

梅棒『おどんろ』稽古場より  撮影:飯野高拓(梅棒) 

梅棒『おどんろ』稽古場より  撮影:飯野高拓(梅棒) 

梅棒『おどんろ』稽古場より  撮影:飯野高拓(梅棒) 

梅棒『おどんろ』稽古場より  撮影:飯野高拓(梅棒) 

そして、『GLOVER』以来、梅棒史上初の2度目のヒロインに抜擢された梅田彩佳。今回は「警察官」役。2回目ということもあるのか、この日の稽古でも、まるで梅棒のメンバーのように馴染んでいて、キャスト同士の信頼関係が垣間見られた。

そのほか、ストリートダンスの世界大会である「JAPAN DANCE DELIGHT」を制するほか、MCや振付師としても多方面で活躍する電撃チョモランマ隊のQ-TARO、過去の梅棒公演でなども怪演を見せているパイレーツオブマチョビアン、世界的女性アニメーションダンサーのNANOI、数々のダンスコンテストを制し、有名アーティストのバックダンサーも数多く務めるKurumi Shiina、日本発世界初のプロダンスリーグ「D. LEAGUE」のofficial チーム「Benefit one MONOLIZ」のメンバーとして活躍中のRiNnAが出演する。

梅棒『おどんろ』稽古場より  撮影:飯野高拓(梅棒) 

梅棒『おどんろ』稽古場より  撮影:飯野高拓(梅棒) 

梅棒『おどんろ』稽古場より  撮影:飯野高拓(梅棒) 

梅棒『おどんろ』稽古場より  撮影:飯野高拓(梅棒) 

梅棒メンバー9名と合わせて総勢16名。前回公演から正式に梅棒メンバーとなった多和田任益はじめ、ストーリーをかき乱す役柄が多かった梅澤裕介がど真ん中を演じるところも見どころだろう。「冷涼痛快」な舞台の開幕が待ち遠しい。

取材・文=五月女菜穂

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TVアニ『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』のスペシャルイベント『~野菜スイーツ収穫祭~』の公式レポートが到着した。同イベントは、2021年7月18日に東京・Zepp Hanedaにて開催された。この模様は、ニコニコ生放送にて8月7日(土)から14日(土)まで有料配信されている。

本公演は、TVアニメの主要キャストである内田真礼(カタリナ役)、蒼井翔太(ジオルド役・ED担当)、柿原徹也(キース役)、鈴木達央(アラン役)、松岡禎丞(ニコル役) といった豪華声優陣が参加。また、TVアニメのOPテーマを担当するangela や、EDテーマを担当する蒼井翔太によるライブも行われるなど会場内は大いに盛り上がった。

【レポート】スペシャルイベント『~野菜スイーツ収穫祭~』

新型コロナウイルスの影響により約1年越しの開催となった本イベント。折しもアニメ第2期が放送中ということで、MC天津向が「皆さんのはめふら熱も高まって、ベストなタイミングで開催されたことが素晴らしいと思います」と呼びかけると、この日を待ちに待った会場から大きな拍手が寄せられた。

待っていたのは出演者たちも同じ。「今日はやっと皆さんとお会いできました。とっても楽しみにしてまいりました」(内田真礼)、「1秒1秒大切に皆さんと大切な時間にしていきたいと思います」(蒼井翔太)など、それぞれこの日を迎えた喜びを口にした。

1部最初のコーナーでは、出演者それぞれが印象に残っている名場面をピックアップ。内田が「この回は特に振り切ってた」という場面や、鈴木の“意表を突いた”チョイスでは、「これは収録も楽しかった」「柿原さんが○○って言ってた」など貴重なエピソードが続々。5人の仲の良さがうかがえるトークで大いに盛り上がる。

続いてのコーナーは、 “人たらし”の異名を持つ主人公・カタリナにちなんで男性キャスト4人による「褒め合いバトル」。にらめっこ方式で“照れて笑うと負け”というルールの中、「プロ意識が高い!」「悩みを聞いてくれた」「現場でいつも助けてくれる」「ひと時もお前のことを忘れたことはない!」など照れくさい言葉が飛び交い、観客も笑いをこらえるのに必死だった。

生アフレコのコーナーでは、クジで引いたキャストになりきってアニメの場面を“転生”アフレコ。計4場面すべてにカタリナが登場するとあって、全員「カタリナを引きたくない」と必死に祈ってクジをチョイス。果たしてカタリナ役となったのは……。

2部では、カタリナが土と対話できることから“野菜の重さを当てる”ゲームで対決。さらに、その野菜を使った生け花ならぬ“生け野菜”対決も。鈴木達央はカラフルな野菜を使ってあのアニメのオマージュ作品を。松岡禎丞は季節感を重視したシュールな作品を完成させます。

そして、男性キャスト陣を攻略対象にしたイベントオリジナルの⼄女ゲームも実施。 “海デート”をテーマに事前アンケートをとった「着てほしい水着」「一緒に食べたい物」などの答えを推測するも、まさかのバッドエンド続き!? さらに1部で波乱が起きた生アフレココーナーでは、カタリナ役を指名制に変更。指名されたキャストからは「覚えとけよ!」「マジやりたくない!」と悲鳴。アドリブもバンバン飛び出す展開に観客は大きな拍手で喜びを表現していた。

1部2部ともに行われたライブパートではangelaが番組オープニングテーマ「⼄女のルートはひとつじゃない!」ほか、 蒼井が番組エンディングテーマ「BAD END」をそれぞれ初めて観客の前で生披露。 会場では声を出せない分、観客は拍手とサイリウムで応援。歓声がなくとも会場が一体となった熱いステージを繰り広げた。

エンディングでは「久しぶりに大笑いした」(鈴木)、「今日のようなイベントをはめふらでもっとやりたい」(内田)など、キャスト全員思い切りイベントを楽しんだ様子。

さらに、2022年4月2日(土)・3日(日)に東京・Zepp Hanedaにて行われるイベント『TVアニメ「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X」スペシャルイベント~春のカタリナ祭カタリナ大好き女子会&カタリナ大好き男子会~』 の詳細も発表。チケット詳細、 のほか最新情報は公式サイトにて確認を。

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ウルトラマンが夏を連れてくる! 7月22日(木・祝)から8月29日(日)に池袋・サンシャインシティにて『ウルトラヒーローズEXPO 2021 サマーフェスティバル IN 池袋・サンシャインシティ』(略称:ウルサマ)が開催! 今年55周年を迎えた『ウルトラマン』、TDG(ウルトラマンティガ、ダイナ、ガイア)25周年、さらにウルトラマンの”生みの親”にして”特撮の神様”円谷英二の生誕120年というアニバーサリーイヤーを祝う展示やフォトスポット、迫力のバトルステージなど熱い企画が目白押しのイベントだ。

開催前日の21日は、イベントアンバサダーに就任した杉浦太陽&辻希美が夫婦揃ってオープニングセレモニーに登場し、ウルサマの見どころを紹介した。

ウルトラマンコスモスで主人公・春野ムサシを演じた杉浦。「まさかウルトラ関連のステージに夫婦で立つとは!」と感激の様子。「ウルトラマンコスモスも20周年で、いつもは変身する側としてこういう場所に立っています。今回アンバサダーとして夫婦で一緒にここに立ち、妻が初めてウルトラファミリーに参加するということもあって、とても感慨深いです」と笑顔を浮かべた。

辻は「いつもステージの向こう側から観ていた立場だったので、今ここに立っていることが本当に夢のよう。とても不思議な気持ちです」と語ったところで、「実は、ショーの司会のお姉さんをやる事が夢でした! なので今日、ここに一緒にいられることがとても光栄です」と興奮気味でコメントした。

杉浦によると“常に”家族でウルトラマンを観ているそう。辻は「ほぼ24時間です」とウルトラマン漬けの生活を告白。子どもは全員ウルトラマンが大好きだそうだが、中でも三男の熱はかなり高めのようで、辻によると「三男が起きている時間はほぼ、テレビにウルトラマンが映っています(笑)」と明かした。杉浦が「自分でデッキにDVDを入れてウルトラマンを観ています。初代ウルトラマンが出てきても”パパだ!”って言いますけど、コスモスがパパだというのは認識しているみたいです(笑)」とウルトラマン愛溢れる杉浦家の様子を伝えた。

今年はウルトラマン55周年、コスモス20周年、そして杉浦夫妻は先日結婚15周年の記念日を迎えたまさにアニバーサリーイヤー。そんな杉浦&辻夫妻がアンバサダーを務める本イベントでの見どころは、円谷英二監督生誕120周年、ウルトラマン55周年を記念した、国立競技場の巨大ジオラマ。内覧会でも取材陣が列をなして撮影をしていたスポットでは、ウルトラマン19話「悪魔はふたたび」の舞台になった国立競技場が確認できる。ウルトラヒーローたちとジオラマは必見の“スゴでかフォトスポット”。杉浦は「円谷英二さんが直接演出されたジオラマの再現ということで、再現度も細かくて素晴らしいです!」とアピール。このジオラマ前では辻がしゃがみ、子どもの目線でその迫力を楽しんでいたことを明かした。辻は「子どもの目線で見ると、印象が変わります。大人の方も、ぜひ、しゃがんでその迫力を見てください!」とおすすめすると、杉浦が「アンバサダーとして完璧です!」と辻を絶賛する場面もあった。

また、展示エリアでは、毎日ウルトラヒーローに会える! ウルトラヒーローと写真が撮れるウルトラショットも開催される。撮影した写真は、キーホルダーにしたり、データで取得しパソコンの壁紙や、スマホの待ち受け画面にして楽しむことができる。お好みのタイプでウルトラヒーローとのかっこいい写真を記念に残そう。7月10日(土)に放送がスタートしたばかりの「ウルトラマントリガー」は毎週録画して楽しんでいるという杉浦家。「変身シーンもよく真似しています。コスモスにも会いたいけれど、今はウルトラマントリガーに夢中なので、一緒に写真が撮りたいです!」と語った辻。続けて「ウルトラマントリガー関連の展示物も多いので要チェックです。また、グッズはTシャツとか洋服は特におすすめです。着替えを嫌がる子どもでも変身できるとよろこんでくれるので、ママはめちゃめちゃうれしいと思います。下着とかも、トイトレに困っている方におすすめのアイテムです」とママ目線ならではのおすすめポイントを伝え、アンバサダーとしての実力を発揮していた。フォトセッション時にウルトラマン、ウルトラマンティガ、ウルトラマントリガーが登場すると辻は「いつも観てるからうれしい!」感極まって号泣。涙が止まらない辻の様子に杉浦が「妻の新たな一面が見れた」とよろこぶ場面もあった。

最後の挨拶で杉浦は「ウルトラマン登場で妻の涙が見られるとは思わなかったです。ウルトラを妻が愛しているのが分かってうれしい! 暑い夏だけど、ウルサマを盛り上げていきたいと思います!」と微笑み、辻は「結婚して15年、ウルトラマンコスモスの妻として、ウルトラマンを応援してきましたが、今回、夫婦でアンバサダーになれたことを本当に光栄に思っています。子どもが大好きなウルトラマンをお母さん、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃんも好きになっていくのを親の立場で実感しています。私もウルトラマンのファンの一人としてこれからも応援していきたいです。こんなご時世ですが、夏の思い出としてウルサマを楽しんで頂けたらと思います」と呼びかけイベントは幕を閉じた。

イベント後にはバトルステージを一足お先に体験! 歴代ウルトラマンが集結する迫力のステージで観られるのは「NEW GENERATION THE LIVE ウルトラマントリガー編」。ステージを楽しみにしている方のために、詳細はお伝えできないのだが、ウルトラマントリガーの活躍、息もつかせぬアクション、歴代ウルトラマン、そして観客も参加し、力を合わせて立ちはだかる敵を倒す圧巻のステージは必見。7月22日(木・祝)から8月9日(月・祝)はSTAGE1「今を生きる君たちへ超古代の伝説」が、8月11日(水)から8月29日(日)には STAGE2「ウルトラブレイブストーリー〜新たなる伝説の始まり〜」と、異なるステージが開催されるので、お見逃しなく!

また、7月22日(木・祝)から8月20日(金)はウルトラヒーローと3分間一緒に過ごせるイベント「ミート・ザ・ヒーロー」も開催決定! さらに、8月27日(金)には、杉浦も出演するウルトラマンコスモス20周年記念イベント「ウルトラマンコスモスナイト〜20th Anniversary 君にできるなにか〜」も開催される。杉浦は「当時の仲間とは初めてのイベントになります。20年ぶりにTEAM EYES(チームアイズ0のメンバーと会えるのが楽しみです。シークレットゲストもいるかもということで、ちょっとソワソワしています」とのこと。フブキ隊員役の市瀬秀和の出演も決定しているので、久しぶりの春風コンビの姿にも注目したい。

取材・文/タナカシノブ

※辻希美の「辻」はしんにょうの点は1つが正式表記

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大の映画好きとして知られる[Alexandros]のボーカル&ギター川上洋平の映画連載「ポップコーン、バター多めで PART2」。今回は、韓国の2大スター、コン・ユとパク・ボゴムがダブル主演を務め、韓国で初登場No.1ヒットとなったSFエンターテインメント映画『SEOBOK/ソボク』について語ります。

『SEOBOK/ソボク』

『SEOBOK/ソボク』

脳腫瘍を患って余命宣告を受けた元エージェントのギホンが、自分の病気が治るための鍵を握っているクローンの青年ソボクを守るっていう話なんですけど、ここ最近、iPS細胞や肝細胞関連の医療技術のニュースが報道されることも多くて、僕もすごく興味を持っているんですね。というのも、何年か前に僕の父が癌になったり、兄がギホンと同じく脳腫瘍になってしまって。ふたりとももう治ったんだけど、うちの家系は割と癌の家系なので、いずれ自分もそういう病気を患ったら嫌だなあと思っていて。それもあって、そういう病を治す技術が発展したらいいなあという気持ちでこの映画を観てましたね。

『SEOBOK/ソボク』より

『SEOBOK/ソボク』より

■主演のコン・ユはイケメンの主人公だけど実は嫌な奴みたいなキャラクターを演じるのが上手い

『新感染 ファイナル・エクスプレス』のコン・ユが主役のギホンを演じてるんですが、とても好きな役者さんですね。端正な顔立ちなんだけど、ギホンはあまりかっこよくない過去を持っていて。それでいて、自分が助かりたいがためにクローンの実験体であるソボクを助けようとする。コン・ユさんは『新感染』でもそうだったんだけど、イケメンの主人公だけど実は嫌な奴みたいなキャラクターを演じるのが上手いですよね。
監督のイ・ヨンジュは、2012年に『建築学概論』っていう恋愛映画がかなりヒットして。その作品は15年前と現在を交差させるような話だったんですけど、『ソボク』でも時間軸を描いていたので、通じるものはあるのかなと思いました。

『SEOBOK/ソボク』より

『SEOBOK/ソボク』より

■この先の未来のことを考えさせる映画でもある

ギホンが余命宣告を受けているということもあって、全編を通して「生きてるんだったら価値のある人生を送ることが大切なんだ」っていうことが問いかけられているような作品ですよね。良いなって思ったのが、ギホンとソボクがビーチでやり取りするシーンで。ソボクは寝れないっていう特性を持ってるから、「なんで寝るの?」ってギホンに質問して、そこでギホンが「目覚めないかもしれないけど、目覚めるって信じて寝るんだよ」みたいなことを言うのはなかなかおもしろかったですね。
僕はずっと生きていたいリブ・フォーエバー派ですけど(笑)、10代の頃の「生」っていうものに対する執着とはまた違ってきていて。「いつかは死ぬわけだよな」と思うんだけど、医療の発達によっていつか死なないのかもしれない、とも思ったりして。そういう風にこの先の未来のことを考えさせる映画でもありますね。

『SEOBOK/ソボク』より

『SEOBOK/ソボク』より

■SF映画はいかにリアルさを追求するかが大事だと思ってる

SF映画って、僕としてはいかにリアルさを追求するかが大事だと思ってるんですね。「近い将来本当にこういうことが起きるかもしれない」という説得力を、説明面だけでなくリアルな近未来感があるビジュアルでも持たせられるかっていう。『ソボク』はその視覚的な説得力の部分をもう少し頑張ってほしかったなっていうのはあります。もう少し重厚感のあるCGを使ってSF要素を強くしても良かったのかなって。ソボクは死なない体にするための技術の副作用として、手を触れずに物を浮かしたり破壊したりする超能力みたいな力を持ってるんですけど、その描写は『AKIRA』の影響は受けてるんだろうなと思いました。でも、その物が動いたり床を破壊したりする描写ももう少しリアルな感じにしても良かったとも思います。
あと、人間であるギホンとクローンであるソボクを比較して、コントラストが強いほうが僕としては楽しめたと思うんですけど、ソボクは見た目は普通の人間だし、中身も割とすぐ人間らしい感情が芽生えてたので、もうちょっとカリスマ的なクローン感がほしかったなとも思いましたね。
それと、これは思った人も多いと思うんですけど、逃亡してる時にバレにくくするためにソボクが服を替えるんですけど、めちゃめちゃ派手なパーカーを買ってて。「それだと逆に目立つじゃん。もうちょっと地味なやつ買いなよ」と思いました(笑)。

『SEOBOK/ソボク』より

『SEOBOK/ソボク』より

■「人間はみんな死ぬんだ」というどうしようもない事実を見せつけられる

敵役の役者さんたちがすごく良かったですね。中でも、ギホンにソボクを守る依頼をする元上司のアン部長を演じたチョ・ウジンは『国家が破産する日』っていう映画に出てるんですけど、その映画でも良くて。『国家が破産する日』は好景気の中で通貨危機が起こる社会派の作品でおもしろいです。主演のキム・ヘスがまた良いんですよね。キム・ヘスは『グッバイ・シングル』っていう映画では今をときめくマ・ドンソクと共演してるんですけど、そこではコメディエンヌぶりを発揮してます。説得力のある素晴らしい演技をする役者さんたちが韓国映画にはたくさんいますよね。
韓国映画で最初に見たのはハン・ソッキュ主演の『8月のクリスマス』だったんですけど、そこからよく韓国映画を観てて思うのは、死を根っこに感じながら切なくも生を全うしている様をしっかり落とし込む作品が多いなっていうことで。「人間はみんな死ぬんだ」っていうどうしようもない事実を残酷なまでにまざまざと見せつけるというか。そういうところがこの世界の儚さでもあり美しさでもあるということがうっすら描かれていたり。そこがリアルだなと思いますね。
日本はアニメ大国っていうこともあって、僕としては死をバーチャルな世界の中でゲーム感覚で捉えてる作品が多い気がしてるんですよね。韓国映画は「生と死とは何か」をリアルに突き詰めてるというか。そこは緊張状態が続いてるようなお国柄も影響してるのかなって。兵役が義務付けられていて、国を守るために戦うっていうことが身近にある。隣の国だけど、僕も含めて日本に住んでる日本人にとっては、そういう感覚って想像がつかないところもありますよね。僕は昔中東の国に住んでいたので、まさにそういう緊張状態を味わってましたけど、世界を見渡すと実際戦いが起きてる国や緊張状態が続いてる国はとても多い。だから、そういう感覚をあまり感じずに生活できる日本は幸せだなとも思いますね。最近僕が観た韓国映画はハリウッド的な映画かホラーが多かったので、『ソボク』はそういう意味でも久しぶりに韓国映画らしい韓国映画を観たという風にも感じました。

 

 
取材・文=小松香里
 
※本連載や取り上げている作品についての感想等を是非spice_info@eplus.co.jp へお送りください。川上洋平さん共々お待ちしています! 
 

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手越祐也がソロデビュー初のツアーライブ『手越祐也 LIVE TOUR 2021「ARE YOU READY?」』を9月に開催する。

ツアーは、9月14日 Zepp Osaka Bayside、15日 Zepp Nagoya、21日 Zepp Hanedaにて実施。チケットの一般受付(抽選)は、7月22日(木)12時よりイープラスにてスタートする。

『手越祐也 LIVE TOUR 2021「ARE YOU READY?」』

『手越祐也 LIVE TOUR 2021「ARE YOU READY?」』

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TEAM NACSの結成25周年とWOWOWの開局30周年を記念したビッグプロジェクト『がんばれ!TEAM NACS』。今週末放送のepisode6に、細川たかしの参戦が決定した。

「NACS新メンバーオーディション」に出場した大黒摩季の働きかけで、大泉洋の企画である国民的グループを目指しての楽曲制作を“勝手に”快諾しての登場。いきなりビルの屋上での歌唱トレーニングに励んだり、衣裳を決めたり、あれよあれよという間にユニット結成に至り、さらには「洋とたかしのソーラン節」という楽曲まで制作することに。

超大物演歌歌手の豪快で強引なペースに大泉も終始困惑気味。果たしてこのユニットの顛末は如何に!? ぜひ本編を見届けてほしい。なお「洋とたかしのソーラン節」は後日、衝撃のミュージックビデオを解禁予定とのことだ。

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2021年10月7日(木)~14日(木)新国立劇場 小劇場にて、舞台『2つの「ヒ」キゲキ』の上演が決定した。

演劇ユニット「プロペラ犬」の主宰を務める 水野美紀 と、2016年放送のTBSテッペン!水ドラ!『毒島ゆり子のせきらら日記』(主演:前田敦子)で全話の脚本を手がけ、第35回向田邦子賞を受賞し、その後もドラマ・映画・舞台など多くの脚本を手がける東京マハロの 矢島弘一 がタッグを組む。

本作は、共通のテーマ「悲喜劇」に応じて、水野と矢島の2人がそれぞれ脚本を書き下ろし、一幕と二幕で一つの作品として上演。その2つの別々の物語がリンクしていく2作品同時上演作品となる水野と矢島はそれぞれの作品で、脚本と演出を務めるほか、主演も務める。

共演には、舞台『刀剣乱舞』シリーズや『おそ松さん on STAGE』など多くの2.5次元作品の他、TV・ドラマ・映画など活躍の幅を広げていて注目の集まる和田雅成ドラマ『ごくせん』(日本テレビ)でデビュー以降、数多くのドラマや映画、舞台作品に出演し、確かな演劇力に定評のある 富田翔 、TVをはじめ、舞台での活躍も目覚ましい真凛 、子役経験もあり、ミュージカル『薄桜鬼』や舞台『刀剣乱舞』シリーズなどの2.5次元作品で活躍する椎名鯛造水野に見出され、多くの作品に出演する他、自身のプロデュース公演も精力的に上演している 宮下貴浩 らが発表された。

キャストは水野、矢島の両作品に出演し、二役を演じ分ける。最強のクリエイティブのタッグに個性豊かなキャストに期待が高まる。詳細は後日発表予定なので、続報を待とう。

脚本・演出・主演:水野美紀 コメント

演劇でしか表現できない事をやりたいと思っています。二つの作品は場所も設定もキャラクターも違い、一つの作品として完結しますが、 同じセット、同じ役者によって演じられます。通して観る事で浮かび上がってくるものがあります。対比することでより強く伝わるものがあります。二つの別々の作品であって、一つの作品です。世に蔓延する絶望と怒りの空気を感じ取りながら、スカッと爽快、楽しい作品に仕上げたいと思います。 

脚本・演出:矢島弘一 コメント

まずは無事に発表できること、嬉しく思います。この企画の話は美紀さんと宮下と3人で焼肉を食べに行ったことで産まれた企画です。その時も大した話はしてなくて「ハラミが旨かった」記憶しかないけど、こうして実現出来たのはきっと3人が「演劇好き」だからだと勝手に解釈をしています。無事に幕が開きますように。そして、 お客さんに観てもらえますように。

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ジェームズ・マシュー・バリの戯曲『ピーター・パン』は、1904年の初演以来、世界中で映画やアニメ、ミュージカルとして上演されてきた。

日本においては1981年に新宿コマ劇場で榊原郁恵が演じ、今年40周年を迎える。

本公演では、潤色・訳詞をフジノサツコ、演出を森新太郎が担当。東京公演では21年ぶりに生オーケストラ演奏が行われるなど、大幅なリニューアルを行い、歴史ある作品に新たな息吹をもたらす。

初日に先駆けて行われた会見とゲネプロの様子をお届けしよう。

(左から)演出・森新太郎、ピーターパン役・吉柳咲良、フック船長役・小西遼生

(左から)演出・森新太郎、ピーターパン役・吉柳咲良、フック船長役・小西遼生

会見には演出の森新太郎、ピーターパン役の吉柳咲良、フック船長役の小西遼生が登壇した。

ーー今年で40周年を迎えますが、初日を目前にした今の気持ちを聞かせてください。

吉柳:待ちに待った初日なので、すごくワクワクしています。早くお客さんが入った状態で今年のピーターパンをやりたいです。緊張はしていますが、すごく楽しみです!

小西:無事、全員揃って初日の幕を開けられることが何より嬉しいです。2ヶ月近く稽古をしてきましたが、今こそ観てもらいたい作品に仕上がっていますので、早くお客様の顔が見たいですね。

:俳優陣は2ヶ月稽古したんですが、私やスタッフは去年からずーっとこれをやってるんですよ。だから正直「いい加減始めてくれよ」と(笑)。走り出したくてしょうがないです。

ーー吉柳さんは4度目のピーターパンです。今年の抱負を教えてください。

吉柳:4度目だからというよりも、新しくなったからという意識の方が強くて、初心にかえってやろうと思っていました。イチからというよりゼロから。1年目よりも緊張した状態で稽古を始めました。(『ピーターパン』が)中止になってしまった1年も、ドラマやレッスンでいろんな経験をしてきて、やっと今年できるという状態です。歌や足をあげるといったパフォーマンスのレベルを一年で上げてこられたと思っています。観にきてくださるお客さんが「面白かった」「ピーターパンがいた」と思ってくれたらいいなと、それだけですね。吉柳じゃなく、ピーターパンとしてここに立っています。

吉柳咲良

吉柳咲良

ーー小西さんは初の船長役です。抜擢された時の気持ちと、抱負を教えてください。

小西:お話をいただいた時はまだ実感がわかなくて。森さんと初めてお会いして、作りたいフック船長像を聞いて、僕が知っている『ピーターパン』とイメージが違うかもしれないと思って稽古に入りました。

稽古中に森さんが発言するこの作品のイメージを聞くたびにワクワクが増えていくんですよね。「ネバーランドに大人は一人もいないんだよ」と聞いた時に、「じゃあフックは? 一番子どもかもしれない」と思って、そこからすごく自由にやらせてもらうようになりました。

今、稽古を終えて初日を迎える状況で、最初にこのお話をいただいた時のことを思い出し、フックという役を引き受けて本当に良かったなと思っています。

この状況下、家族で観られるミュージカルにどれだけのお客さんが集まってくれるか、すごく不安もあるんですが、皆さんの顔が見られるのが楽しみです。

小西遼生

小西遼生

ーー今回の演出の見所を教えてください。

:小西も言いましたが、ネバーランドには子どもしかいないという設定でやっています。今までの『ピーターパン』と違って、一見シリアスでもかなり微笑ましい光景が繰り広げられるんじゃないかなと。(ピーターとフックは)宿命のライバルなんですけど、どう考えても茶番劇だなというような(笑)。そういうのを楽しんでいただけたら。

「ネバーランドには子どもしかいない」というのは、僕じゃなく原作者のバリが書いていること。役柄上大人でも、髭を取ったらその下に少年の顔が見えなければいけない。それは皆さんに徹底させました。

吉柳は今回4度目の挑戦ですが、今までの吉柳とは全然違うピーターパンを作れたと思いますし、歴代の中でもここまで能天気なピーターパンはいないと自負しています。こんな浮かれた奴なら空も飛ぶよなって僕なりに腑に落ちていますね。

森新太郎

森新太郎

ーー今年最初にフライングした時はどんな気持ちでしたか?

吉柳:あー、こんな感じだったわ! って口に出したと思います。懐かしい感じもしましたし。でも、私が歳をとるにつれて……。

小西:ちょっと(笑)。

吉柳:いや、年齢を重ねていくうちに(笑)、フライングっていうものが怖くなってるかもしれないと思ったんですけど、まだまだ子どもでした。純粋に楽しかったです! 飛んでる時が一番楽しいですね。

ーー今年、フライングの仕方が少し変わっているように感じましたが?

吉柳:今まで2点吊りだったのを、今年は1点に変えています。なので体幹がものすごく必要なんですよね。

:2点吊りだとくるくる回ったりできるんですけど、僕のピーターパンはくるくる回るより暢気にふわふわ浮いているイメージだったので。ただ、後で知ったんですけど、1点吊りの方が大変なんです。僕は何も分かっていなかったので「1点吊りでいく!」って。吉柳が当たり前のように飛んでるから誰でもできると思ってたら、スタッフさんがこっそり「吉柳あいつすごいぞ」って教えてくれて。(吉柳のことを)ちょっとだけ尊敬しています(笑)。

吉柳:やったー!

小西:咲良が森さんの難しい要求に応えてフライングをやって、戻ってきた時に聞いちゃったんですよ、「森さんも一回飛んでほしいんだけど」って(笑)。

:お誘いは受けたんですけど、フライングはスタッフさんが手でやってるので大変だなぁと思って(笑)。

吉柳:千秋楽までには飛ばそうと思ってます!(笑)

吉柳咲良

吉柳咲良

ーー課題はたくさんあったと思いますが、クリアできましたか?

吉柳:クリアできてると思いたいですけど、次から次へとたくさんいただくので。頑張って食らいついていくだけです。目の前にある課題を一個ずつぶち壊す気持ちで。

自分が思っている以上に体を動かさないと伝わらなかったりするので、「これくらい」っていう自分の中での限界を決めなくなりました。できるだけ大きく、明るく、みたいな。あるパワー全部使ってという感じですね。

ーー昨年から多くの作品が中止になってしまいました。こんな時だからこそエンタメが必要じゃないかと思うんですが。

:そうですね。でも、去年のこの時期も子どもたちは公園で元気に遊んでたので。それにちょっとホッとしたんですよ。大人は自粛してましたけど、子どもたちは本当に元気で。この作品でやっているように、木の下で基地を作ってみたり、ルールがないような遊びで騒いでたり。僕がお子さんたちに言いたいのは、「ここは君たちの大好きな、ひたすら遊び尽くす世界。君たちのエネルギーをくれるとこの舞台がもっと輝くので、ぜひ観に来てもらいたいな」ってことですね。

吉柳:いろんな舞台が中止になって、演者側も考えることがたくさんあったと考えています。私も出演していた舞台が途中で中止になってしまい、胸に穴が空いたような気持ちでした。でも、自粛期間中にいろんな映像を見返したりして、自分がやっている仕事のこと、自分が(この仕事を)夢見た小学6年生の頃の瞬間などを考え、「これからどうしたらいいんだろう」から「自分にできることをやっていこう」という前向きな気持ちになれました。こういう中でも、私はエンタメというものにすごく助けられました。今、やっとこうしてお客さんを前に、自分が稽古の中で得たものを見せられると思うと、舞台に立てるって幸せだと思います。

ーー先ほど「(フック船長も)大人ではない」と仰っていましたが、自分の中に残る少年らしさはどんな部分ですか?

小西:僕、小学6年生くらいまでガキ大将だったんですよ。ジャングルジムのてっぺんを陣取って、おー! ってよく分からない雄叫びをあげてたような。中学生くらいからころっと変わったところもあるんですが、これをやってると思い出すんですよね。あれ初めてじゃないな? って(笑)。だから、ずっと子ども心はずっと残ってます。今も、やることは変わっても考えることは変わってない部分もあって。大人びた芝居をすると子ども心を忘れがちになるけど、この作品はやってる間ずっと子どもにかえれるので幸せです。……今ジャングルジムのことをマイルドに伝えましたけど、実際はもうちょっとバカでした(笑)。

(左から)吉柳咲良、小西遼生

(左から)吉柳咲良、小西遼生

ーーお客様へのメッセージをお願いします。

:お子さん向けのお芝居といえばそうですが、大人が見たら、初めは瑞々しいお話だなと思っても、後半に行くにつれて強烈なノスタルジーに襲われる作品だと思っています。どうか大人の方にもきていただきたいなと。それと、今回久しぶりの生のオーケストラ。名曲揃いの素晴らしいミュージカルなので、ぜひ生で体感していただきたいなと思っています。

小西:僕は今、森さんのことを原作を書かれたバリだと思ってお話を聞いています。この作品の初演は1900年頭。まさかこんな作品が生まれるなんて誰もが思っていなかった時に、驚きを与えた作品だと思うんです。子どもは息を飲んで、昂揚して、思い切り笑える。斜めに見ていた大人も「なんだこれ!?」って驚いたような作品だと思っています。

その初演が蘇るような気分で森さんの演出を受け、演じています。ここにくるお客様にも、同じような表情で見てもらえるんじゃないかなと思うので、ぜひ足を運んでください。

吉柳:今年は何もかも新しくなり、私も初心にかえってゼロから作り上げました。こんな大変な状況の中でも、スタッフさんやカンパニー全員が協力しあってできた作品だと思っているので、やっとお客さんの前に立てるのが幸せです。

観にきたことがある方も、まだ一度も観たことがない方も、子どもの頃に観たけど大人になってからは観ていないという方も、本当にいろんな方に純粋に楽しんでいただけると思いますし、その分ピーターパンとして舞台に立つ責任も感じています。でも、ピーターパンとしての暢気さも私にはあって。

あとは生のオーケストラでできたり、私も初めてのことだらけでドキドキしていますが、必ず「面白かった」と言わせてみせます。劇場でお待ちしています!

<あらすじ>
あるところに、いつまでも子どものままの男の子がたった1人いました。 

いたずら好きで、やんちゃでちょっぴり意地悪で、そして空を飛べるその子の名前はピーターパン(吉柳咲良)。ある日の夜、ピーターパンはダーリング夫妻(小西遼生・瀬戸カトリーヌ)の家に “ あるもの ” を取りに忍び込みます。そこでダーリング夫妻の子供たち、ウェンディ(美山加恋)、ジョン(津山晄士朗)、マイケル(遠藤希子・君塚瑠華(Wキャスト))と友達になったピーターパンは3人を連れて夢の国ネバーランドへと飛び立ちます。ウェンディはネバーランドで出会った迷子たちの“お母さん”になり、タイガー・リリー(宮澤佐江)率いる森の住人たちとも仲良くなりました。ウェンディたちは、みんなと楽しく愉快な時を過ごしながらも、いつしか家が恋しくなり、迷子たちも連れてロンドンの家に戻ることにします。ところが、フック船長(小西遼生)率いる海賊たちが待ち構え、ウェンディたちを捕らえてしまいます。全員で海賊との激しい戦いの末、ピーターパンとの最後の別れを惜しむウェンディたち。ウェンディは彼にお願いをします。「春の大掃除の季節にはきっと迎えに来てね。」と。時が経ち、約束を果たしにピーターパンがやってくるのですが……。

ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』ゲネプロより

ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』ゲネプロより

まず目を引くのは、ステージ上にある大きな布。シーンによって、緞帳になったり海や草原、家の壁になったりと表情を変える。シンプルな布でありながら、カラフルな照明と動きで想像力を掻き立ててくれるのが面白い。また、生のオーケストラによる演奏は迫力抜群。バンドの息遣いやキャスト陣との一体感を楽しめるのも贅沢だ。

ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』ゲネプロより

ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』ゲネプロより

ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』ゲネプロより

ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』ゲネプロより

ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』ゲネプロより

ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』ゲネプロより

吉柳が演じるピーターパンは、ふわふわと飛び回り、ステージを所狭しと駆け回る元気いっぱいな少年。自由気ままな子どもらしさに溢れたキャラクターに仕上がっている。

笑ったり悲しんだりくるくる変わる表情や、迷子たちのリーダーとして振るまう姿、ティンカーベルのために必死になるまっすぐな瞳のどこをとっても、何事にも真剣な子どもそのもの。大人からするとそのイキイキとしたパワーが眩しく、懐かしさも覚える。

会見で本人が言っていた通り、吉柳ではなくピーターパンという少年がそこにいると感じられるリアリティと魅力があった。

ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』ゲネプロより

ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』ゲネプロより

ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』ゲネプロより

ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』ゲネプロより

フック船長を演じる小西は、舞台においてはシリアスな作品への出演が多いイメージだが、憎めない悪役をユーモラスに好演。ガキ大将っぷりを存分に発揮し、誰よりも無邪気で横暴な船長として存在感を放っている。高い歌唱力や時折見せる二枚目な雰囲気とのギャップが面白さを生み出しており、海賊たちとの掛け合いも楽しい。

ウェンディたちの父親・ダーリング氏のシーンでは、フック船長とはガラリと雰囲気を変え、ちょっと気難しい父親の表情に。出番としては多くないが、作中の登場人物がほとんど子どもということもあり、ダーリング氏と優しく愛情深いダーリング夫人の佇まいが印象に残る。

ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』ゲネプロより

ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』ゲネプロより

また、美山が演じるウェンディのお姉さんらしさと子どもらしさのバランスも絶妙。家族ごっこでは、ちょっとおませな女の子・ウェンディとまだまだ子どもなピーターの間に見られる差、二人の甘酸っぱいやり取りが微笑ましい。作中で唯一成長した姿が描かれるウェンディの変化を繊細に演じており、グッと心を掴まれた。

ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』ゲネプロより

ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』ゲネプロより

タイガー・リリー役の宮澤は、インディアンのリーダーを凛々しくもかわいらしく演じる。力強いダンスと歌唱は頼もしく、仲間を率いるカリスマ性も十分だ。ドラムや低音楽器の力強いビートに乗って披露されるエキゾチックなナンバーも楽しさ満点だ。

ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』ゲネプロより

ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』ゲネプロより

ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』ゲネプロより

ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』ゲネプロより

他にも、木の葉で作った家と賑やかな迷子たち、カラフルな森の住人たち、個性あふれる海賊たちや森の動物たちなど、子どもたちはもちろん大人もワクワクするようなポイントがたくさん。

ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』ゲネプロより

ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』ゲネプロより

大幅にリニューアルされた40周年公演を、ぜひ劇場で体験してほしい。

取材・文・撮影=吉田沙奈

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矢野顕子が8月25日にリリースする最新アルバム『音楽はおくりもの』の表題曲、「音楽はおくりもの」にMISIAがコーラスで参加していることが発表された。

最新曲「音楽はおくりもの」は、矢野が音楽やアートへの思いや情熱を詰めこんだ入魂の1曲。歌詞にはミュージシャンの名前や様々な音楽ジャンルが登場し、矢野顕子自身にとって、45周年を迎える今尚持ち続ける音楽へのリスペクトや、重要性を感じることができる楽曲。そんな特別な楽曲に、まさにスペシャルなゲストであるMISIAがコーラスとして参加している。

きっかけは、矢野が自身のTwitterで「(新曲を)MISIAに歌ってもらえないだろうか」と文字通り“呟いた”ことに端を発し、その呟きに反応したMISIAが、後日スタッフを通じて送られたオファーを快諾したことで実現したという。MISIAとのタッグによって更に特別な曲になった「音楽はおくりもの」。コーラスにも注目して聴いてほしい。

そして、その最新曲「音楽はおくりもの」の楽曲配信とミュージックビデオの公開が、アルバムのリリースに先がけデビュー記念日の7月25日に解禁されることも決定。MVは、7月25日0:00から矢野顕子オフィシャルYouTubeチャンネルでプレミア公開される。

さらに、8月31日にアルバムのリリースを記念しBlue Note TOKYOで行われる一夜限りの公演『矢野顕子 featuring 小原礼・佐橋佳幸・林立夫 『音楽はおくりもの』リリース記念ライブ』の生配信が決定したことも発表された。視聴チケットの詳細はオフィシャルサイトを確認してほしい。

■矢野顕子コメント

最初は、"音楽のおくりもの"でしたが、それはすぐ"音楽はおくりもの"になりました。
音楽は主語です。私たちの日常に働きかけ、涙を乾かし、肩を抱いて、明日へ向かわせる。
自分の曲であるのに歌唱が難しい曲であることに気がついて、MISIA がわたしの代わりに歌ってくれればいいのに、とつぶやいた。それを聞き逃さずに彼女はこの歌に添い遂げてくれた。素晴らしい。
その幸せな曲をお聞きください。そして共に歌ってください。
矢野顕子

 

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