「野村義男のおなか(ま)いっぱい おかわりコラム」おかわり21杯目は、30周年リベンジツアー目前のすかんちROLLYが登場

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ギターをこよなく愛するギタリスト・野村義男が、沢山の仲間を呼んでおなかいっぱいの内容でお送りする対談形式のコラム。おかわり21杯目は、デビュー30周年記念ツアーのリベンジ開催を間近に控えるすかんちからROLLYが登場。

野村:本日のゲストはすかんちのROLLYさんがいらっしゃいました。ご無沙汰してます。

ROLLY:はい、ご無沙汰しておりました。前にアルバム『ROLLY’S ROCK WORKS』を出した時にお会いしたから、2年経っていると思います。

野村:全然こんな状況じゃなかったもんね。コロナになってからは何してたの?

ROLLY:コロナ禍になる少し前に、すかんちのキーボード・ドクター田中が亡くなって、その追悼コンサートを去年の1月にやりました。そのあと鈴木 茂さんと2月にモーション・ブルー・ヨコハマでやったのが最後で、3月くらいからコンサートが全部中止になりまして。

野村:はいはい。

ROLLY:緊急事態宣言になったんで生活必需品買うとき以外は出ないようにしたんで。

野村:完璧なるステイホームだ。

ROLLY:完全なるステイホーム。僕割とね、そういうのホビーとして楽しむほうなのよね。絶対に外に出ないっていう自分の中のポリシーを決めたもんで、せっかくだったら明るく行こうって。

野村:あ、今思い出した。最後に会ったの名古屋の空港だ、セントレアのフェス。ROLLYが一人で出てて、僕はSho-ta(田村直美)で。それでROLLYが髪切ったとか言ってた!

ROLLY:ああ、そうだ。あれはかつら!

野村:そうそう、かつら。えー、かつら?わかんないとか言って。

ROLLY

ROLLY

ROLLY:あの時はまだコロナのコの字もなかったから。それで、コロナ禍になってからやることもないんで、実はずっとギター弾いてて。たまたま家にあって開けたことなかったZOOMのG1X FOURってマルチエフェクターを、開封の儀式から説明書をみないでそれを使って音楽を作っていくってドキュメンタリー風のやつをYouTubeにアップしたんです。そうしたら結構色々な人が見てくれまして。

野村:へー!

ROLLY:マルチエフェクターって、一個目に入ってるやつがメーカー的には一番の自信作みたいなんで、音色はそれ一個で良いんです。で、そのルーパーだけをいじってくみたいな。そしたら、今度はZOOMの新製品のG6のデモをやってくれって仕事が来て、何でもやってみるもんだなって思いましたね。

野村:すごい!

ROLLY:コロナが流行りだした去年がデビュー30周年だったのですが、自宅から生配信でやってみたら?って会社の人に言われて。スタッフはちょうど緊急事態宣言が延長になったんで家に来たらあかんから、誰にも手伝ってもらえず。

野村:すごいちゃんとしてる!(笑)

ROLLY:みんな使ってる配信用のOBSっていうソフトを使ってるんですけれど、僕がたまたまvimeoのプレミアムプランっていうのに入ってたんで、プロが放送するようなアプリケーションを何か月かかけて使えるようになって。

野村:素晴らしい!

ROLLY:普通はそういうのって、演奏する人は演奏したりとかして、配信に関しては誰かが操作してるんですよ。でも、僕はパソコンを前において、自分でワイプとかも操作しながら、生演奏でギターシンセ弾いて、コーラスマシンも使って。

野村:いやいや、難しいでしょ!

ROLLY:照明も自分でやらなきゃいけなかったから、ジャーン!って弾いてこう伸ばしてる間に、フェーダーをいじって歓声とかも出したり、全部自分でやってる間抜けな様がちょっとウケまして、そこからYouTubeの面白さにハマってしまったんです。

野村:あはは(笑)、それ見たい!

野村義男

野村義男

ROLLY:そうこうしてるうちに、昔野村さんが来てくれた『ROCK FUJIYAMA』をマーティー(・フリードマン)さんとオンラインでやろうってことになり、また始めたんですけど。Zoomのアプリケーションを通じて演奏できないかとか散々やってみたり。

野村:Zoomって会議で使ってるやつ? ラグが酷いから絶対無理でしょ!

ROLLY:そのタイムラグも計算して、上手く出してバッチリ決まったらカッコいいかなって。

野村:かっこ良いよね!でもヤマハのアシストシステムが出来るんだよね?

ROLLY:そう、それを導入してくださいって言ったんですけど、なにしろ弱小なもんでそれも導入してくれないから(笑)。で、まぁなんとなく始めまして、今となってはROCK  FUJIYAMAチャンネルは週に3回に。

野村:おっ、すごい。

ROLLY:今はまだちょっとしてないんですけど、直接スタジオにゲストで是非!お金にならなさすぎて申し訳ないなぁと思うけど、14年振りくらいにやってますので。

野村:あ、是非言ってください!暇だし、番組自体はすごく好きだからさ。

ROLLY

ROLLY

ROLLY:そう言えば、ここ最近ギター買いましたか?

野村:買ってます。

ROLLY:あ、もうやめるって言ってなかったでしたっけ?(笑)

野村:いやいや、増えるのはしょうがないよ! でも、最近はウクレレばっか弾いてた。

ROLLY:レギュラーサイズの?

野村:ギターより色々なウクレレを手にしてたから、その中で好きなものを弾いてたんだけど、気が付いたらテナーが一番ギターに近いから弾きやすくて。

ROLLY:レギュラーサイズは小さすぎてちょっと難しいよね。僕ウクレレで「あ、この人すごい!この人みたいに弾きたい!」って思ったのがハーブ・オオタさん。もうすっごいジャズで。

野村:うん、ハワイで目の前で見た。一緒のフェスに出たんだけど、凄いジャズだった。うわー、そんなもん弾けんのかよって。ウクレレジャズっていうジャンルで、「夢で逢いましょう」って曲があって。チェット・アトキンスとかギターの人もやってれば、ボーカルの人もやってるけど。やっぱジャズの人ウクレレの人がスタンダードになってるんだけどさ。限界があるからギターより奥が深い。

ROLLY:凄い、良いですねー。

野村:ハーブ・オオタさんとジェイク・シマブクロが全てを変えたんだよ。やっぱり、ジミ・ヘンドリックスと。エディ・ヴァン・ヘイレンがいたから。

ROLLY:うわ、またカッコ良い! じゃあ僕、ウクレレ界のエディ・ヴァン・ヘイレンとマーティと三人で、ウクレレでデトロイト・ロック・シティを演奏したことになる。

野村:おー、素晴らしい!

ROLLY: メタルハワイアンって言って、当然『ROCK FUJIYAMA』でなんですけど。ジェイク・シマブクロさんのエフェクターの使い方とか、もう凄いね。まさに言わんとすることがヴァン・ヘイレンっぽい。

野村:やっぱもう本来の使い方じゃない使い方をしているっていうので、やっぱジェイクは凄いよね。ジミ・ヘンドリックスがトレモロの使い方をヴェーンってやった瞬間、それを見たレオ・フェンダーが言ったの。

ROLLY:うん(笑)。

野村:「No!」俺はそんな風に使わせるために作ったんじゃない!みたいな。だけどあれでストラトキャスターが復活しちゃったからね。発売中止になるところだったのに、ジミヘンのおかげで今日までもってるっていう。

ROLLY:ジミ・ヘンドリックスが69年のウッドストックで使ってた、ラージヘッドだけどブレットが出てない貼りメイプルってやつ。ストラトってCBSに買収されてからのやつは全く評価がないけど、ジミヘンが使ってることによりあれは凄く高いですよね。

野村:貼りメイプルが全部高い。なぜか知らないけどテレキャスも高いし。貼りメはやっぱ良い音がするっていうのがね。

野村義男

野村義男

ROLLY:僕もコロナ禍で、もう本当ににやめようって思ってんのにギターがまただいぶ増えたね。

野村:あ、ホントに?

ROLLY: Variaxのサンプリングとかのやつ。

野村:アコギとかの音が出るやつね。あれなんていうんだろうね、プリセットじゃないし、サンプリングかもしれない。どくろマークがあるやつでしょ?

ROLLY:あるやつ。それの昔のやつは持ってたんです、でもちょっとまたサンプリングし直したって言うから、もう別に今どうってことじゃないのに、ちょっと興味があって(笑)。

野村:そういうことだよね!音が良くなったかもしれないって。
 
ROLLY:音が良くなったかもしれないけど、でも意外と前のやつに愛着があってね。結局どっちも良かったかな。まぁ、それ以外にも機材とか爆発的に増えましたね。

野村:どっちかっていうと僕は減らしたかもしれない。

ROLLY:それは、えらい。でも、あなたの場合は博物館レベルで持ってるじゃないですか(笑)。

野村:だけど減らしてるくせにまた買ってるから、10本減らして1本増えるみたいな。

ROLLY

ROLLY

ROLLY:そういや、ちょっとギターと関係ないんですけど。自粛中に新宿ロフトを借りて、『開運!なんでも鑑定団』のミュージシャン特集みたいなのをするってウルフルケイスケさんから誘われて出たんです。

野村:うん。

ROLLY:僕10年くらい前にも出たことがあって、家にあるナイトメアー・ビフォア・クリスマスのジャック・スケリントンの等身大のフィギュアが120万円の値段が付きまして。今回も何かないかなって押し入れ見たら、おじいさんが経営してた旅館で使ってた掛け軸があったなと思って。よく調べてみると、幕末の大ベストセラー作家で山陽外史こと頼山陽って人の書いたものだって分かりまして。

野村:おお、凄そう。それはもう値段もわかっちゃってるの?

ROLLY:ええ、千円だったの。結局それ自体は贋作で、入ってるヒノキの箱の値段だってなって、残念だったんですけど。

野村:そんな言ってくれたら持ってったのに1個。

ROLLY:いや、もうだって!(笑)

野村:いや、ギターとかだったら僕も値段わかっちゃってるから。全くわかんないものがあって、デュアン・オールマンが使ってたボトルネック。

ROLLY:へぇ~。そのスカイドッグが使ってたやつはやっぱ瓶を切ったやつ?

野村:うん、薬瓶。オールマンモデルっていうのが売りには出てるんだけど、それよりちょっと小さいの! 時代が変わっちゃったから、薬瓶作ってる会社の規定サイズがたぶん変わったんだろうね。

ROLLY:薬の瓶っていうのは普通のボトルネックよりも、表面ガラスの層が薄くて質量が軽かったりするの?

野村:いやいや、そんなことないよ。良い感じだけど、グラつくから中に指入れて曲げてやんないと落ち着かないの。だからすっごい指が曲がるよ。

ROLLY:僕、中学2年生の時に、田舎の凄く小さい楽器屋さんに鈴木茂さんがギターセミナーみたいなのでやってきたの。ものすごい田舎の楽器屋。

野村:うん。

ROLLY:中学2年の僕が「スライドバーがブカブカなんですけど、どうしたらいいでしょうか?」って聞いたら、「ティッシュを巻いてから入れなさい。」って言っていただいて、「は~!」ってなったんです。それが大人になって今一緒に演奏することがあって。

野村:良いじゃないですか。凄いよね、夢が叶っている。

ROLLY:あれは嬉しかった。

ROLLY

ROLLY

野村:話は尽きないですけど、大事なことは去年やるはずだったデビュー30周年のすかんちのリベンジツアーがあるということで。

ROLLY:ありがとうございます。すかんちはね、キーボードの2人が亡くなって、小畑ポンプもこないだこけて肩の腱を切ってしまい、僕も腕がしびれてて、ベースのShima-changも、楽器が弾けないんですけど。亡くなった小川文明さんの愛弟子の村原康介がキーボード、ザ・キャプテンズっていう最後のGSって自分たちで言ってるバンドのベースのテッドが入った5人でやります。

野村:これはツアーになってるんですよね?

ROLLY:はい!8月1日のCLUB CITTA’から始まって、8月9日のなんばhatch、10日の名古屋ReNY limited、8月17日の渋谷O-EASTと、有観客・配信無しの形で回ります。

野村:これは往年のファンたちは大喜びじゃないですか? 

ROLLY:今回のツアーは配信がないですけど、コロナ禍になって、皆さん財政的にも困ってたりとか不自由なことも多いと思うけど、僕は凄く良かったなって思うこともあって。今まで遠くの人は、東京まで来て帰れないからコンサートに行けないってなってたお客さんが、配信やることによってお家で感染の心配も全くなく、もう風呂から上がってパンツ一丁で盛り上がれるわけじゃないですか。

野村:ビールも飲みながらライブ見れるし! まぁやる側は無観客でやれって?みたいな気持ちから入っていったけどね。

ROLLY:なんかね、それをいかに面白がるかっていう。1曲ごとに演奏中も含めてサンプリングでわ~!って歓声入れるし。暗いと不平を言うよりも、進んで明かりを付けましょうって。面白がってたらいつの間にかこの状況も終わってて、20年30年後の未来の世界でね、我々は言うんですよ。

野村:うん。

ROLLY:「おい若いの! 君たちの教科書に載っているあのコロナ禍ってのを僕は体験したよ。」「おじいさん本当ですか?」みたいに自慢したいですね。それはもう細野晴臣さんのおじいさんがタイタニックに乗ってたみたいな話ですよ!

野村:あ~、そうだよね。

ROLLY:だからそれまで頑張ってこの企画を続けていただいて、せめて半年に1回くらいこうやってお話しましょう。

野村:是非遊びに来てください。ということで、今回はROLLYさんに来ていただきました。ありがとうございました!

ROLLY:ありがとうございました!

撮影=大橋祐希
 

野村義男 / ROLLY

野村義男 / ROLLY

 

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2021年11月3日(水)~11月10日(水)すみだパークシアター倉にて上演される、TAAC(ターク)第6弾公演『ダム・ウェイター』のメインビジュアルと公演詳細が発表された。

TAACは、タカイアキフミが主宰・作・演出をつとめるソロプロデュースユニット。今回上演される『ダム・ウェイター』は、これまでに海外はもちろん日本でも多くの演劇人が挑戦してきたハロルド・ピンターの傑作で、過去には堤真一&村上淳、浅野和之&高橋克実、伊礼彼方&河内大和といった数々の実力派俳優陣のペアによって演じられてきた。

今回は、大野瑞生、横田龍儀が出演。【ベン:大野瑞生、ガス:横田龍儀】【ベン:横田龍儀、ガス:大野瑞生】の2バージョンで上演される。

SYTORY

『ダム・ウェイター』フライヤー(裏)

『ダム・ウェイター』フライヤー(裏)

ある地下室に男が2人。殺し屋のベンとガスは仕事の指令を待っていた。すると突然、ダム・ウェイター(料理昇降機)がガラガラと降りてくる。中には料理の注文が書いてある一片の紙切れ。何度も何度も料理のオーダー表を運んでくるダム・ウェイター。どんどん奇妙な状況に追い込まれていく2人。見えない権力者の指示に忠実なベンと懐疑的なガスの2人を通して、「どう生きるのか」を問いかける不条理劇。そして、彼ら2人を待ち受ける意外な結末とは。

大野瑞生&横田龍儀コメント動画

大野瑞生コメント

横田龍儀コメント

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タカイアキフミが主宰・作・演出をつとめるソロプロデュースユニット TAAC(読み:たーく)第5弾公演となる『犇犇』が、2021年7月30日(金)下北沢・駅前劇場にて開幕。主演の鈴木勝大と主宰のタカイアキフミのコメント、舞台写真が到着した。

鈴木勝大

この度、舞台『犇犇』にて鳥飼望役を演じさせていただきます鈴木勝大です。
今回は稽古期間に、脚本・演出のタカイさんと出演者の六人で幾度となく物語についてディベートを重ねました。その中で、自分がもしこの立場になったら何をするのか何を感じるのかをみんなで話し合った時間がこの望という役を演じるための大きな手かがりになったのではないかなと今感じております。これから始まる本番期間中も望の孤独を大切に感じながら演じていこうと思います。

タカイアキフミ

「人を殺すこと」
それは多くの人にとって許されないことであり、理解できないことです。だからこそ人はそこにドラマを求めてしまうのではないでしょうか。ドラマがあれば、人を殺めてしまうことを少し理解できた気になれるし、自分とは別世界の出来事だと区別することもできる。でも、それは「わからないもの」からただ逃げているだけではないのでしょうか。
その「わからないもの」について1ヶ月間役者らと何度もディスカッションを重ね「犇犇」は生まれました。この時世になぜ加害者家族という題材を選び、わざわざそう明るくはない芝居を上演するのか。劇場で確かめて頂けますと幸いです。

舞台写真

TAAC『犇犇』(撮影=堀川高志)

TAAC『犇犇』(撮影=堀川高志)

TAAC『犇犇』(撮影=堀川高志)

TAAC『犇犇』(撮影=堀川高志)

TAAC『犇犇』(撮影=堀川高志)

TAAC『犇犇』(撮影=堀川高志)

TAAC『犇犇』(撮影=堀川高志)

TAAC『犇犇』(撮影=堀川高志)

TAAC『犇犇』(撮影=堀川高志)

TAAC『犇犇』(撮影=堀川高志)

TAAC『犇犇』(撮影=堀川高志)

TAAC『犇犇』(撮影=堀川高志)

TAAC『犇犇』(撮影=堀川高志)

TAAC『犇犇』(撮影=堀川高志)

TAAC『犇犇』(撮影=堀川高志)

TAAC『犇犇』(撮影=堀川高志)

TAAC『犇犇』(撮影=堀川高志)

TAAC『犇犇』(撮影=堀川高志)

TAAC『犇犇』(撮影=堀川高志)

TAAC『犇犇』(撮影=堀川高志)

TAAC『犇犇』(撮影=堀川高志)

TAAC『犇犇』(撮影=堀川高志)

TAAC『犇犇』(撮影=堀川高志)

TAAC『犇犇』(撮影=堀川高志)

TAAC『犇犇』(撮影=堀川高志)

TAAC『犇犇』(撮影=堀川高志)

TAAC『犇犇』(撮影=堀川高志)

TAAC『犇犇』(撮影=堀川高志)

TAAC『犇犇』(撮影=堀川高志)

TAAC『犇犇』(撮影=堀川高志)

TAAC『犇犇』(撮影=堀川高志)

TAAC『犇犇』(撮影=堀川高志)

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和楽器バンドのベーシストとしてもワールドワイドな活躍を続けている、シンガーソングライター・亜沙が、2021年3月「令和イデオロギー」リリース後初となるライブ『亜沙アコースティックライブ 悠久哀歌 vol.4 & 亜沙ハロウィンパーティー vol.1』を10月30日に神田明神ホールで開催する。

今年で4回目となるアコースティック形式の『悠久哀歌』と、今回初開催となるFC限定の『亜沙ハロウィンパーティー vol.1』という異なる雰囲気・内容のライブになる予定とのこと。「ファンの皆様に直接エンターテイメントを届けたい」という亜沙本人の思いにより両公演とも有観客での開催となる。

FC遊郭先行では本日・7月30日20時30分より受付が開始されている。

亜沙ハロウィンパーティー vol.1

亜沙ハロウィンパーティー vol.1

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マカロニえんぴつが映画クレヨンしんちゃんの公開を記念して、メンバーの演奏シーンのみで構成された「はしりがき」Music Video特別Ver.をYouTubeにて公開した。

マカロニえんぴつの「はしりがき」は本日より公開となった『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』の書き下ろし主題歌として話題となっており、春より公開が延期となっていた映画クレヨンしんちゃん最新作の公開を記念して新たに公開された「はしりがき」のMusic Videoはマカロニえんぴつの迫力あるバンド演奏シーンを凝縮させて構成したものとなっている。

さらに映画公開を記念して、クレヨンしんちゃんの地元埼玉・春日部市にて、しんちゃんとの夢の共演『マカロックツアーEXTRA in 春日部 〜しんちゃんも遊びに来るゾ!オラたちとおしり合いになってクレヨン♡篇〜』の開催が決定している。

マカロニえんぴつ 「はしりがき」 Music Video特別Ver.

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日本を代表する演劇人、井上ひさしと蜷川幸雄。この二人が初めてタッグを組んだ、記念すべき舞台『ムサシ』が蜷川の七回忌追悼公演として上演されることになった。演出を手がけるのは、2009年の初演時からずっと出演者のひとりでもある吉田鋼太郎だ。まだ今回の稽古に入る前で準備を着々と進めている段階の吉田に、改めてこの演目への思い入れ、今回の上演に向けての気持ちなどを語ってもらった。

ーーこれが六度目となる『ムサシ』の上演です。それも今回は蜷川さんの七回忌追悼公演としてということなので、やはりそれだけこの演目に思い入れも深いということでしょうか。

そうだと思いますね、やはりすごい作品なので。テーマが普遍性を持っているし、なにしろ蜷川幸雄と井上ひさしの記念すべき初タッグの作品でもありますから。しかも蜷川さんの後期の演出の代表作でもありますし。そういう意味では本当にすべての要素が揃った、観ていただくには一番いいものだということで、七回忌にこの演目が決定したんだと思います。

ーー演出をされるにあたり、宮本武蔵役の藤原竜也さん、佐々木小次郎役の溝端淳平さんに期待していることは。

竜也の年齢が、劇中の武蔵とほぼ同じになったんです。2009年の初演時はまだ若かったんですよね。それは、演じるには若過ぎるという意味ではなくて。ただ、とうとう武蔵の実年齢になった竜也が、今回どういう進化を遂げるのであろうか、どれだけ深くなっているんであろうか。どれだけ精神的にさらに強い武蔵になっているんだろうかということが楽しみです。そして淳平に関しては、彼が初参加時(2013年)には約2週間と比較的稽古日数が少なかったんです。その後二回、彼は小次郎役をやっているんですがその時もやはり稽古日数は少なめだったので、おそらく淳平的にはちょっとまだよくわからないうちに本番を迎えてしまった感があったみたいで。とはいえ、ステージ数を重ねるにつれ徐々に淳平も小次郎という役が腑に落ちて来た様子だったので、そろそろ自分のものになってきた頃なんじゃないかとも思うんですよ。だから淳平にはこれからどれだけ自由に、藤原竜也を食う勢いでさらに勢いのいい小次郎を見せてくれるかということに期待しています。

吉田鋼太郎

吉田鋼太郎

ーーこれまで何度も公演を重ねているわけなので、今回はそこからさらなる深みを目指そうということになるのでしょうか。

そうですね。今、竜也の年齢のことを言っていましたが、白石(加代子)さんの場合は初演時にはたぶん70代。今回はなんと80代ですから。本当にすごいことですよ、これは。セリフ量も半端じゃないし、動きにしたって“加代ちゃん狂言”ともいうべき蛸踊りのくだりという見せ場がありますから。そこを今の白石加代子は果たしてどう見せてくれるんだろうか。それから鈴木杏がずっと乙女という役で出てくれていますが、初演時よりも年齢を重ねた上で同じ役を、今またどういう風に演じるのかということにも、とても興味が湧きますよね。

ーー演出的には蜷川さんの演出をベースにしつつ、ということになるのでしょうか。

僕が『ムサシ』を演出するのは今回が初めてになりますが、でも自分の色を足すとか、どこか変えるということは一切しません。オリジナル演出に限りなく忠実にやろうと思っています。ただ、初演時になかなか届かない井上さんの原稿を待ちながら、これは幕が開くんだろうかとドキドキした記憶が今もあるんです。それでも蜷川さんはまったく慌てず騒がず、ゆっくり、でも的確に作っていこうよとおっしゃっていた。そういう、新しいものを創造していくワクワク感とヒリヒリ感に包まれていた、あの初演時の稽古を改めて思い出さなければいけないなとは思っています。なにしろ何度も公演を重ねたことによって既にセリフも何もかもが身体に入っていて、いろいろな意味で慣れてしまっているので。その、慣れた感じは絶対に出してはいけないなと思うんですよ。ですから、演出というよりは僕の場合はちょっと舵取りをしていこうかな、くらいのつもりでおります。

ーー吉田さんから見て、井上ひさし作品と蜷川演出の相性の良さはどういうところに感じられますか。

まず冒頭シーンの、竹林が出て来てお寺ができあがるという蜷川さんの演出、あそこは井上先生はそういう風には想像されていなかったらしいんです。

吉田鋼太郎

吉田鋼太郎

ーーそうなんですか!

井上先生の、会話劇としてのセリフの面白さの中に、蜷川さんはスペクタクルを持ってきたわけです。井上作品にその要素を見つけ出した蜷川さんというのが、やはりすごいなと思いました。井上作品自体がそういうダイナミックさ、劇的なものをはらんでいたんでしょうね。つまり、互いに劇的な人同士が集まったからこそ、こういう作品が生まれたのだという、その相性の良さはとても感じます。

ーー蜷川さんが亡くなられてもう七回忌になるというのも、感慨深いです。

そうですよねえ。だけど蜷川さんから受け継いだ彩の国のシェイクスピアシリーズを演出していても、あるいは蜷川さんとは関係ない他のプロダクションに出ていても、どこか背後あたりに蜷川さんの存在を感じるんですよ。「ここは、それでいいのか?」「ちょっとそこ、長いんじゃないか?」みたいなことを、いつも言われている気がする。本当に、そろそろいなくなってほしいんだけど(笑)、でもきっといなくならないんです。この面倒臭さ(笑)。その影響力の強さはいまだに感じています。あと今、切に思うのは蜷川さんの芝居が観たい、ということ。いろいろ芝居を観ていると、もちろん優れた芝居も感動する作品もたくさんあるんだけれど、やっぱり蜷川さんの舞台に流れる独特のあの空気にもう一度触れたいなと、しみじみと思ってしまうんですよね。

ーー役者としては柳生宗矩を演じるにあたり、今回はどう演じたいと思われていますか。

ともすると、ふざけがちになるんですよ。それはこの役がどこまでもふざけられる可能性を持っているからなんですが。そこを、できるだけ抑えなきゃいけないと思っています。僕がふざけちゃうと、みんなふざけだすので(笑)。これまで演じてきた中で、最も真面目な柳生を演じてみようかと思っています。今回ちょっと真面目じゃん、笑いどころ少ないじゃん! と言われるようなところまで、思い切って行ってみたいですね。

ーー行けそうですか?(笑)

わからないです、あくまで希望です(笑)。

ーー改めてこの『ムサシ』という作品は、吉田さんにとってどういう意味を持つ、どういう作品だと思われていますか。

まずは井上先生が、それぞれのキャストに合わせてあて書きをしてくれた、非常に贅沢な作品であるということがひとつ。そしておそらく蜷川さんが、全身全霊をかけて取り組まれた渾身の演出であるということ。この作品は既にもう何回も再演を重ねているものですが、この先もずっと上演し続けなければいけない作品だと思っているんです。役者は年を取りますからキャストは入れ替わるとしても、作品自体は後世に絶対残すべきものですし。湾岸戦争のタイミングでも上演していて、その時は復讐の連鎖を断とうというところが響きました。このコロナ禍での上演は、SNSの時代でもあって、人が人を簡単に排除したり非難したりするようになり、そういうことを止める人、そこを調整していく人間たちは実は誰もいないんだということがわかってきたこの時代でも、この作品はやはり人の心に響くんじゃないかと思うんです。武蔵と小次郎を諫めるのは実は死者たちだったという構造になっているのも、非常に皮肉ですよね。じゃあ、死者にしか実は収められないのかと。そういう苦しみにあって死んでいった人たちが今生きている人間たちを導くなんて、と言ってみればとても皮肉なことですから。じゃあ、現実に生きている人間にはそれはできないんだろうかと考えてしまう。そういう内容でもあるわけで、こうして常に、今の世の中と呼応する作品なんです。なかなか、そんな作品も他にありそうでないんでね。そういう意味ではとても貴重な、これからも残し続けていかなくてはいけない大切な作品だと思っています。

吉田鋼太郎

吉田鋼太郎

ーーそういう点が、海外で上演されても絶賛されるポイントなのかもしれませんね。これまでの海外公演で、目の前のお客さんの反応はどのような感じでしたか。

たとえば笑いに関しても、日本よりもはるかに反応があるんです。N.Y.でもロンドンでもシンガポールでも。しかもカーテンコールの拍手や歓声だけではなくて、演じている最中にも「WOO!」って声が聞こえるんです。

ーー本番中に?

特にシンガポールなんてすごかったですよ。でもそれは要するに、最初に僕たちが台本を読んだ時の感想と一緒なんです。井上さんの本ってそうなっているんです。人々が「ウォ? イエイ! やったー!」って素直に思うように書いてある。でも日本人のお客さんって、どこかシャイだから。きっと世界の観客の中でもナンバーワンのシャイさだと思う。だから、日本ではおとなしめの反応でも海外では大盛り上がりで。言ってみれば構成はシンプルじゃないですか。そして随所に禅ダンスだとか、五人六脚という爆笑コーナーがある(笑)。そこでしっかり反応してもらえるとこの作品は、演じる側と観る側がさらに一体となって盛り上がれるんじゃないかと思います。

ーーでは最後に、お客様に向けてお誘いのメッセージをいただけますか。

井上ひさし先生が書き下ろし、そして蜷川幸雄が初めて井上ひさしと組んで演出をし、二人が持てる限りの才能を出し合って作り上げた芝居です。そして武蔵と小次郎という敵対する二人が、最後に刀を置くというところで終わる作品なんですけれども、その間にいろいろと笑える場面、泣ける場面、身を乗り出す場面が満ち溢れている、深いテーマのエンターテインメント作品となっています。今回、初めてご覧になる方はあまりの意外な展開、そしてあまりの面白さにビックリすることでしょう。既に何回もご覧になった方も大勢いらっしゃるかと思いますが、きっと「ここは、こういうことだったのか」と新たな発見ができると思いますし、そして改めて「やっぱり何回観ても面白いな」と思われるのではないかと思います。本当になかなか、こういう作品はこれからも生まれないんじゃないかというほどの、名作中の名作でございます(笑)。その作品に、初演時から演じております藤原竜也、鈴木杏、吉田鋼太郎、白石加代子、そして途中から参加している溝端淳平、それから塚本幸男、みんなでもう一度初心に帰って、さらにすごい作品を作り上げるつもりで稽古していきます。ぜひともお見逃しなきよう、お願いします!

吉田鋼太郎

吉田鋼太郎

取材・文=田中里津子  撮影=iwa

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2021年9月17日(金)~10月4日(月)日比谷シアタークリエ、10月6日(水)日本特殊陶業市民会館ビレッジホール、10月21日(木)~10月24日(日)梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにおいて上演されるミュージカル『ドッグファイト』のビジュアルが公開された。

主演の屋良朝幸を中心に、昆夏美、藤岡正明、大久保祥太郎らキャストが勢ぞろいした、躍動感のあるビジュアルに仕上がっている。

原作は1991年にアメリカで公開された映画で、夭折した俳優リバー・フェニックスが主演した数少ない映画としても知られている本作。2012年にオフ・ブロードウェイのセカンド・ステージ・シアターで上演。楽曲の新鮮さと、繊細な人間ドラマは驚きと感動を持って迎えられた。

作詞・作曲は、大ヒットしたハリウッド映画『ラ・ラ・ランドではアカデミー賞®とグラミー賞®のW受賞、続く映画『グレイテスト・ショーマン』でもアカデミー賞を受賞、ミュージカル『ディア・エヴァン・ハンセンではトニー賞®にも輝いた現代最高の作家コンビ、ベンジ・パセック&ジャスティン・ポールが手掛ける。2015年、2017年と日本初演・再演を果たし、3度目の再演となる。

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2021年9月23日(木・祝)~10月3日(日)紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA、10月15日(金)〜17日(日)COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて、舞台『RUST RAIN FISH』の上演が決定した。

本作は、ドラマ『Re:フォロワー』(ABC)、舞台「血界戦線」「薄桜鬼」シリーズや、『phantom words』『PANDORA』『PSY・S』『GHOST WRITER』など、DisGOONie主宰公演も手がける舞台演出家・西田大輔が描く本格派ミステリ作品「ONLY SILVER FISH」シリーズの第3弾作品となる。

舞台は、第二次世界大戦時の日本。2018年上演『ONLY SILVER FISH』、 2019年上演『+GOLD FISH』から引き続く“上質なミステリ”をテーマに、史実とファンタジーが混ざり合うワンシチュエーション会話劇として上演。本公演では、同じ脚本を異なる2チームの出演者が演じる。

第一弾発表となるチームWHITEの出演者には、イキウメ、こまつ座、PARCOなどの舞台に出演し、映画『彼女来来』やCMでも存在感が光る天野はな、数多くの舞台やドラマに出演し、映画『東京リベンジャーズ』にも出演の板倉武志、『けものフレンズ』や『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』など、アニメの人気声優としての活躍だけでなく、昨今は舞台やドラマにまで活躍の場を広げている尾崎由香、2018年より続く人気舞台『信長の野望』シリーズの主演を務める鶏冠井孝介、2.5次元ダンスライブ『S.Q.S(スケアステージ)』や『ツキステ。』に出演の瀬戸啓太、舞台、ドラマ、映画だけでなく、最近では声優としての活躍も著しい高橋良輔、「ONLY SILVER FISH」シリーズには全て出演、SKE48を卒業し女優としての活動に力を入れる高柳明音、『+GOLD FISH』にも出演し、小林賢太郎作品にも多数出演する、コントユニット「親族代表」の竹井亮介、ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』、ミュージカル『テニスの王子様』、『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage、舞台『タンブリング』などの人気舞台に出演の廣野凌大、ポップオペラアーティストとして名を馳せ、SMAPや宮野真守への楽曲提供も行い、今回が舞台初出演となる藤澤ノリマサ

人気2.5次元舞台だけでなく、紀伊國屋ホール新装こけら落とし公演の新・熱海殺人事件にも出演し、幅広い活躍を見せる松村龍之介、西田大輔演出の『ジーザス・クライスト・レディオスタ』』にも出演の宮平安春、仮面ライダーゴーストの仮面ライダースペクター役で出演、その後も様々なドラマや舞台で活躍の山本涼介、お笑いトリオ「フラミンゴ」のメンバーで数多くのドラマ、映画に出演するだけでなく、声優としての活動も目覚ましく、さらには脚本家としても活動している吉田ウーロン太と、舞台はもちろん、ドラマや声優、歌手などさまざまなシーンで活躍の幅を広げるキャストが共演する。

なお、チームBLACKの出演者は、後日発表予定だ。

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8月20日(金)、21日(土)、22日(日)に新潟県湯沢町苗場スキー場にて開催される『FUJI ROCK FESTIVAL'21』(以下、フジロック)が、公式アプリの導入とガイドラインの更新を発表した。

入場には新たにリリースされたフジロック公式の無料アプリ「FUJI ROCK FESTIVAL 2021」が必要となる。手順としては公式アプリをスマートフォンなどにインストールし、個人情報や問診票への回答を事前に登録。当日の入場時、チケットとともにアプリの問診票完了画面を提示する。同行者を含めたすべての来場者情報の登録も必要になるほか、問診票は来場当日に自宅を出る前に回答する必要があるとのこと。また、フジロック公式アプリの利用ができない場合は当日会場にて個人情報登録を行う。

個人情報は万が一陽性感染者が発生した場合の感染経路追跡のための利用および保健所などの公的機関に提出することを目的として集められ、適切に管理される。なお、個人情報の登録を拒否した場合は入場できず、チケットの払い戻しもされない。

このフジロック公式アプリは入場時に必要なだけではなく、来場者に便利な機能がついている。開催期間中、混雑状況や場内規制箇所をプッシュ通知で知らせるほか、後日公開される「AREA MAP」機能では当日便利な施設情報が入手可能に。「TIME TABLE」機能ではアーティストのプロフィールやプレイリストへのアクセスが瞬時に可能で、観たいステージを登録すると自分だけのオリジナルタイムテーブルの組み立てられる上、演奏開始前にプッシュ通知を受け取ることができる。

筆者もさっそくダウンロードしてみたのだが、わずか1分ほどで登録完了できた。問診票は8月18日より回答可能になると表示されている。機能をひととおり触ってみたところ、タイムテーブルやアーティスト情報はもちろんのこと、現地でガイドラインを確認したいときやニュース速報などがあった場合でもリアルタイムで情報をキャッチできる点がとても便利そうだ。ただひとつ気をつけるべき点をあげるなら充電切れだろう。このアプリ使用やフジロックに限ったことではないが、特に野外フェスでは予備バッテリーなどの充電アイテムは必須なのでお忘れなく。

そして、今回更新されたフジロックの「感染対策ガイドライン」では“禁酒”が宣言された。

 

「今年のフジロックは禁酒です」

今年は会場内での飲酒を禁止とし、全エリア、隣接する苗場プリンスホテルにおいてアルコール飲料の販売は終日行われない。場外からの持ち込みももちろん禁止だ。各フードエリア営業時間はORANGE CAFÉが22時、YELLOW CLIFF/OASISエリア/ところ天国/Avalon Fieldが23時、キャンプサイト/PYRAMID GARDENが26時でそれぞれ営業終了となり、「マスク飲食」「個食」「黙食」のマナー徹底への協力を呼びかけている。

チケットは各券種日の前日まで、キャンプサイト券は8月21日(土)まで(または購入する入場券の最終販売日まで)購入可能、規定の枚数に達した場合はその時点で販売終了となる。販売が終了した券種の当日券販売は行われない。リストバンドの事前配送受付は各プレイガイドで順次終了し、岩盤店頭の最終販売日は券種に関わらず8月19日(木)までとなり販売終了時までリストバンドでの受け渡しとなる。駐車証の配送も順次締め切られ、当日引き換えに切り替わる。チケットに関する詳しい情報はオフィシャルサイトまたはイープラスの特設ページで確認してほしい。

RADWIMPS、King Gnu、電気グルーヴをヘッドライナーに迎え、日本で活動する総勢146組のアーティストが出演するコロナ禍における“特別なフジロック”。ステージ数を半分以下に減少し、場内レイアウトを変更することで人の密集・密接を防いで開催することは前回発表されていたが、今回の“禁酒宣言”は開催に向けた主催者の本気度の表れのように映る。音楽の友である酒類がないのは寂しくて味気ないし、あの美味しい一杯が飲めないのはとても残念だが、安心安全の音楽フェス実現のために甘んじて受け入れたいし、少し気が早いかもしれないが来年のフジロックで飲むビールの味は間違いなく格別の美味さになる。だから今年は我慢だ。

それから、自然と音楽の共生を目指すフジロックが毎年取り組んでいる環境保全についての発表もあった。フジロックの森プロジェクト、NEW POWER GEAR、ごみゼロナビゲーション、BEAMSと取り組むサステナブルシフトチャレンジ、NGOヴィレッジなど今年も盛りだくさんの内容だ。森の保全活動、地球温暖化の原因となるCO2削減のためのエネルギー転換、ゴミをリサイクルするイベント内資源循環など、私たち一人ひとりが考える必要のある問題ばかり。詳しい情報はフジロックオフィシャルサイトで入手できる。

文=早乙女’dorami’ゆうこ

 

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2021年10月23日(土)・24日(日)に熊本県野外劇場アスペクタにて開催される『阿蘇ロックフェスティバル2021』の第1弾出演アーティスト15組が発表された。

第1弾アーティスト(五十音順)

泉谷しげるwith BAND/岡崎体育/OKAMOTO’S/KEYTALK/Creepy Nuts/GLIM SPANKY/ゴールデンボンバー/THE BAWDIES/SIX LOUNGE/SKY-HI/スチャダラパー/never young beach/ファーストサマーウイカ/ももいろクローバーZ/LEGENDオブ伝説 a.k.a サイプレス上野/and more!

また、本日・7月30日(金)よりイープラスにてチケットの2次先行受付がスタート、専用チケットサイトではキャンプ券の販売も実施している。

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舞台『鬼滅の刃』其ノ弐 絆、2021年8月7日(土)初日公演、8月8日(日・祝)公演、8月31日(火)千秋楽公演がDMM.comにてライブ配信されることとなり、予約販売が開始された。

ライブ配信は公演終了後も楽しめるディレイ配信付きとなっており、Go Toイベント対象のため通常価格から20%OFFで利用できる。

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現在放送中のTVアニメ『SHAMAN KING』の音楽を担当する林ゆうきが手掛けた、サウンドトラックシリーズ『「SHAMAN KING」ORIGINAL SOUNDTRACK VOL.2』の世界配信がスタートした。同時に試聴動画も公開された。

『「SHAMAN KING」ORIGINAL SOUNDTRACK VOL.2』試聴動画

同サウンドトラックシリーズは毎月末にレギュラーでの配信を予定しているとのことで、物語の進行に合わせて音楽の世界観も楽しむことが出来るようだ。

TVアニメ『SHAMAN KING』の放送と合わせて、林ゆうきの作り出すサウンドをじっくり聴き込んでみたい。

 

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TVアニメ『進撃の巨人』と東武動物公園のコラボイベント第二弾「進撃の巨人×東武動物公園」が、2021年10月2日(土)~12月31日(金)の期間、開催されることが決定した。

(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会 (R)KODANSHA

(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会 (R)KODANSHA

期間中、 TVアニメ『進撃の巨人』のキャラクターたちが東武動物公園に訪れた描き下ろしイラストや、 本コラボならではのオリジナルちびキャライラストが登場。オリジナルグッズやコラボフードの販売、ゲーム企画やスタンプラリー、イラストパネル展示などを実施いたします。コラボイベントの詳細や追加情報は後日発表される。

詳細は、特設サイトにて確認を。

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2021年11月・12月シアタークリエほか全国三都市にて上演されるミュージカル『GREASE』

このたび、劇中1シーンだけ登場する大人気歌手“ティーンエンジェル”役に、石井一孝、上口耕平、太田基裕、こがけん、斎藤 司(トレンディエンジェル)、原田優一の6名が決定した。

黒い革ジャンとグリースで固めたリーゼント、50ʼsの彩り鮮やかなファッション、そして数々のキラーチューン…。青春時代に誰もが経験する恋と友情を描き出す本作は、1970年代にブロードウェイ初演トニー賞最優秀ミュージカル作品賞を始め7部門でノミネートされ、超ロングランを記録した大ヒットミュージカル。

ダニー役の三浦宏規、サンディ役の屋比久知奈といった、新世代のミュージカルスターの出演が決定している。

石井一孝 コメント

私には売れっ子アイドルの友人が何人かいる。ティーン達から黄色い歓声を浴び、バレンタインには靴箱が溢れるほどのチョコを貰うような人達だ。常々それが羨ましいと思っていた。しかし、天の配剤により遂に私も「靴箱王」になる日が来た!今回の役は、だから一際気合いが入っている。背中に黄金の羽をはやして挑みたい(笑)

上口耕平 コメント

映画でのティーンエンジェル登場シーンを初めて見た時、思いっきり笑ったのと同時に、理屈なんてどうでもいいと感じるほどひたすらにハッピーな気分を味わいました。そういうエンターティメントが僕は大好きです。そんな時間を皆様にも味わっていただけるよう、MYティーンエンジェルを見つけていきます。お楽しみに。

太田基裕 コメント

ティーンエンジェルの方々の多種多様な個性に僕が並んでよいのかと一抹の不安が残りますが、僕らしいティーンエンジェルで作品のいいスパイスになれるよう努めたいと思います。楽しんで頂ける作品になりますように。よろしくお願いします。

こがけん コメント

オーマイガー!!!!! あの若きジョン・トラボルタが甲高い声で歌いまくる映画『グリース』のミュージカルに自分が出演するなんて! しかも、あのティーンエンジェル役ということで、興奮しております。自分しかできない魅力的なティーンエンジェルを演じたいと思っています。

斎藤司(トレンディエンジェル) コメント

GREASE出演嬉しいです!! ティーンエンジェル役ということで、コンビ名だけは運命感じてます。当日はフォーティエンジェルとして華を添えさせていただきます。主演の二人とのチームワークはばっちりかと! ワクワク!!

原田優一 コメント

この度、またまた楽しそうな役をいただきまして、感謝して小躍りしております。どのようなことになりますか、全く想像ができていないのですが、ティーンエンジェル役の他の皆様の顔ぶれを拝見したところ、「なるほど。トップギアから始めます!」と心に誓った次第です。全ての引き出しを短時間に全開できるよう頑張ります。

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2021年8月28日(土)~8月31日(火)東京・目黒区の鶏やせぼんにおいて、劇団papercraft第3回公演『幸不幸』が上演される。

本公演は実際の居酒屋を日中に貸し切って行われる、劇団papercraft初の二人芝居であり、各回によって出演する組が異なる。

内容は、とあるひょんなきっかけ出会った男女二人が、男女の関係になり、恋人同士になり、3年の月日が経過した今日の出来事が展開される。

本作にはブルドッキングヘッドロック所属の葛堂里奈をはじめとする、実力派キャストが出演。ほか現在放送中のABEMAオリジナルドラマ『私が獣になった夜』に出演中の有原遣智、昨年行われた「THE 48 hour film project TOKYO」にて短編作品『夜の海はまだ遠く』で主演男優賞を受賞した照井健仁中里広海の4名が名を連ねた。

照井・葛堂ペアと有原・中里ペアが各回交互に出演し、同じ台本をそれぞれどのように演じるのかが注目される。

(左から)照井健仁、葛堂里奈、有原遣智、中里広海

(左から)照井健仁、葛堂里奈、有原遣智、中里広海

主宰で作・演出の海路は、今年に入ってから配信作品『眉間に包丁を刺した春』で脚本を担当。団体としては4月に第2回公演『ゆかりカタログ』を上演しており、人間のダークな面を浮き彫りにしつつ、どこか他人事とは思えない物語を発表した。また8月27日(金)まで団体のYouTubeチャンネルにて、猫のホテルの村上航出演で、声の作品『mojiの街』を配信している。

海路コメント

男女の話だけど、男女の話ではない。そんな2人の物語です。自分たちの関係性を定義づけしようとする行為って物凄く怖いことな気がしてて、だから人はその過程を飛ばしてみたり、理解してる風を装ってみたりするのかな、とか思いながら作ろうと思ってます。ぜひ。

照井健仁コメント

遅々と進行する隣人の変化には上手に気付けないものだ。細かな点を見逃し続けながら大きな点に向かう。現実でも虚構でも、ふがいない僕が辿り着く先はやはり居酒屋のようです。

葛堂里奈コメント

《文学の香りがする俳優》を目指してます。『幸不幸』の宣美。とても文学的だと思いませんか。あえて曖昧な部分を残した脚本も。20歳ちょっとの作演出の海路さんも、昔の文豪みたい。次々と貢を捲りたくなるような作品にしたいな。

有原遣智コメント

運命の人はいつか突然現れて、自然と結ばれるものだと思いがちだが、ただ待つだけではなく「運命の人」にとっての「運命の人」になる努力を忘れてはいけないなと感じた。運命のすれ違いを是非、盗み見しに来てください。

中里広海コメント

今これを書いている瞬間はまだ台本だけいただいた状態で顔合わせもしていません。久しぶりの二人芝居、そしてはじめての座組、共演者にとてもワクワクしつつ、緊張しています。大人な男女の会話劇。でも、まだ未熟な2人をどう演じて、創り上げて行けるか。ぜひ観に来て頂きたいです。

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2021年8月12日(木)・13日(金)、東京芸術劇場でトーキョー・メット・サラダ・ミュージック・フェスティバル 2021、通称「サラダ音楽祭」のメインプログラムが開催される。東京都交響楽団(以下都響)と東京都が東京芸術劇場や豊島区と連携して2018年に開始したフェスティバルで、今年が4年目。「サラダ音楽祭」とは、コンセプトである「Sing and Listen and Dance~歌う!聴く!踊る!」に由来するもので、音楽や歌、舞踊など多様なプログラムが取り揃えられ、また赤ちゃんから大人まで、誰もが音楽の楽しさを体感・表現できる公演だ。

メインコンサートが行われる8月13日(金)は、昨年初登場し話題を呼んだ舞踊集団Noismが再び参加。演目はNoismを率いる金森穣(りゅーとぴあ舞踊部門芸術監督、Noism芸術監督、演出振付家、舞踊家)がサラダ音楽祭のために振り付けた新作「ザ・チェアマン・ダンス/音楽:ジョン・アダムズ(作曲)」のほか、金森の代表作の一つである「アンダー・ザ・マロンツリー/音楽:マーラー《交響曲第5番 嬰ハ短調より第4楽章 アダージェット》」の2作品が上演される予定だ。

今回は金森と、彼とともにNoismを率いてきた井関佐和子(副芸術監督、舞踊家)に新作や音楽祭についての話を聞いた。(文章中敬称略)

サラダ音楽祭2020より「Adagio Assai/音楽:ラヴェル《ピアノ協奏曲 ト長調より第2楽章》」

サラダ音楽祭2020より「Adagio Assai/音楽:ラヴェル《ピアノ協奏曲 ト長調より第2楽章》」

■サラダ音楽祭出演のきっかけはサイトウキネンでの矢部コンマスとの出会い

――まず2020年、「サラダ音楽祭」に初めて出演することとなった経緯から教えていただけますか。

金森 そもそものきっかけは「サイトウ・キネン・フェスティバル松本2011」(現セイジ・オザワ 松本フェスティバル)でした。この公演で私がバルトークのオペラ「青ひげ公の城」とバレエ「中国の不思議な役人」の演出・振付をしたのですが、その時、都響のソロ・コンサートマスターの矢部達哉さんがサイトウ・キネン・オーケストラに参加されていたんです。それを機に矢部さんはNoismを応援してくださるようになり、いつかまたコラボレーションができればという話をしていました。ですから聞いたところによると、Noismの音楽祭出演については、矢部さんの熱い推薦をいただいたこともあるようです。

また都響音楽監督の大野(和士)さんとは、過去にある劇場でご一緒する企画があったのですが、それは実現に至らなかった。ある意味ニアミスをしていたところ、ようやく共演できることとなりました。

「中国の不思議な役人」 撮影:篠山紀信、撮影協力:サイトウ・キネン・フェスティバル松本

「中国の不思議な役人」 撮影:篠山紀信、撮影協力:サイトウ・キネン・フェスティバル松本

 

■「曲を聞いたらひらめいてしまった」。引き出しの空いていたところにすっぽりと入った「ザ・チェアマン・ダンス」

――昨年はNoismのレパートリーの中から「Adagio Assai/音楽:マーラー《交響曲第5番 嬰ハ短調より第4楽章 アダージェット》」、「Fratres Ⅲ/音楽:ペルト《フラトレス~ヴァイオリン、弦楽と打楽器のための》」が上演されました。今年は「ザ・チェアマン・ダンス」と「アンダー・ザ・マロンツリー」がラインナップされています。まず「ザ・チェアマン・ダンス」ですが、これは新作ですか。

金森 はい。「ザ・チェアマン・ダンス」はサラダ音楽祭のために振り付ける新作です。本当は創作する時間があまりなかったので、(井関)佐和子のソロ「アンダー・ザ・マロンツリー」だけで行こうと思っていたところ、都響さん側から「できればもう1つ、一緒にできないか」と提案されたのが「ザ・チェアマン・ダンス」でした。大野さんがオープニングの曲にふさわしい、ダンサブルなものをということで提案されたのですが、先ほども言いましたように、当初は時間がないから無理だと思っていたんです。でも曲を聴いてみたら、結構ひらめいちゃったんです(笑)。

――どういったところがこの曲の魅力だったんでしょうか。

金森 自分はクラシック音楽にリスペクトを持って振付をしてきた振付家であると自負しています。そして自分の頭の中には先頃上演した「春の祭典」をはじめ、次回作の構想のための音楽がいろいろと入っている。その引き出しの空いていた部分に、「ザ・チェアマン・ダンス」が持つ音楽的構造や音色などが、スポッと入ってしまったんです。もし大野さんが提案された曲が次の冬の公演で使おうと思っている曲と被っていたらお断りしていたでしょう。でも自分の候補の中にはなく、しかも私の好きなタイプの曲で、うまい具合に入り込んできてしまった。「ああどうしよう、気に入っちゃったなぁ」と(笑)。

またこの「ザ・チェアマン・ダンス」は勢いよく始まり、エンディングへ向かって様々なものが疾駆し、駆け抜けていくような世界観がある。それでいて、途中スローテンポになったり、ある種の男女のリレーションシップのようなものも見えたりしながら、最後はまるで「時」という名の列車が過ぎ去っていくようなイメージもある。

実は最近自分の中でテーマとしているもののひとつに「記憶」や「瞬間」があるんです。生まれて、そして消えていく「瞬間」というものは、根源は舞踊と同じ。生成しては消えていくといった、「瞬間」というテーマとつながるものがこの曲には感じられました。走馬灯のように出来事が現れては消え過ぎ去り、後には何が残ったんだろうという疑問符を残して終わるような、そういう音楽的な構造も、今の自分に響くものがありました。

サラダ音楽祭2020より「Fratres Ⅲ/音楽:ペルト《フラトレス~ヴァイオリン、弦楽と打楽器のための》」

サラダ音楽祭2020より「Fratres Ⅲ/音楽:ペルト《フラトレス~ヴァイオリン、弦楽と打楽器のための》」

――金森さんの作品を観ていると、金森さんならではの独特な言葉で語られている物語を見ているような印象を抱くこともあります。今作にはなにか物語やストーリーというものを考えていたりするのでしょうか。

金森 具体的なストーリーというよりは、抽象化されたものですね。例えばある一人の男がいて、その男がはっと白昼夢を見るような、あるいは走馬灯のように何か思い出が駆け巡っていったというような、ある種物語的なものはあっても、では具体的にどういう事象が起こったのかというのは観客がそれぞれ、自分の記憶や体験などと重ねあわせて観てくれればいい。感じることはお客様一人ひとり、違っていていいんです。

今回の「ザ・チェアマン・ダンス」については、もう9割方できあがっています。ジョン・アダムズという作曲家の深層の部分にアプローチしていければと思っており、もちろんそれは振付家・金森穣の勝手な妄想ではありますが、でもそこを掴みたいですね。

■自分のためにつくられた作品じゃないからこそ挑戦し甲斐がある「アンダー・ザ・マロンツリー」

――ここからはもう一つの作品、「アンダー・ザ・マロンツリー(以下マロンツリー)」を踊る井関さんに加わっていただきます。サラダ音楽祭でこの作品を踊るにあたって、思うところは。

井関 「マロンツリー」は穣さんの振付家としてのデビュー作で、私が22歳の時に初めてこの作品を踊ってから20年が経ちます。実は私が初めて「マロンツリー」を観たのは19歳の時で、それが金森穣という振付家の作品との出会いでもあったのですが、その時「これを踊りたい!」と強く思ったのを覚えています。結果的に夢が叶ったわけですが、でも私にとってこの作品は、自分ではない別の人に振り付けられた――つまり、私以外の人に作られた作品を踊るという挑戦をさせてくれる、今となってはほとんど唯一の演目にもなっています。

「マロンツリー」を作った時の穣さんは20歳でしたが、その時と現在の、それぞれの穣さんの間に通じるものが今でもこの作品にはあり、この作品のリハーサルが始まるたびに、その重さのような重圧感に、毎回一度は必ず潰されそうにもなりますね。

――「人に作られた作品を踊る挑戦」というのはある意味井関さんならではのお言葉でもありますね。一般的には他人に振り付けられた作品を踊るのが多いのではないかと思うのですが……。

井関 そうなんですよね。Noismがはじまる前に所属していたカンパニーではそれが普通でしたし、私も若かったこともあり、作品に自分なりの解釈を加えながら踊ることもありました。でも時を経て、その作品が何を伝えたいのかと考えた時、人に振り付けた作品には、自分がその誕生に立ち会っていない分、ある種のアウェイ感があると思うようになりました。他の人に振り付けられた作品に自分がどう歩み寄っていくか、そこが自分に振り付けられた作品とは違うものなんです。

そういう意味ではこの「マロンツリー」は、自分の中で「物語」が、いまだに全然定まらない作品でもあるんです。単純にそこにいない人のことを求めている女性の姿ではないし、彼女の魂の踊りなのかなど、毎回踊るたび考えさせられるし、一方でむしろ定めちゃいけないと自制しているところもあります。今度は作品の中に何を見つけられるか、また金森穣という振付家が今現在、この作品をどのように届けたいのかという意味でのダメ出しを聞きながら(笑)、リハーサルをしています。

でもそういった、自分でつかみ切れないものがあることが、この作品の強さじゃないかとも思っています。いい感じのぎこちなさというのかな。それが生まれることで、この作品が成立している気がしますが、(金森を見ながら)いかがでしょう。

金森 この「マロンツリー」をつくった時のコンセプトは、マリオネットのように内側がほぼ空っぽな状態を、いかに情感を排除した少ない動きと音楽で埋めていくことができるかというものでした。それは今も変わっておらず、佐和子がこの作品に対して抱いている「自分のものにしきれない」というジレンマは、ある意味正しいアプローチなんですよね、この作品の。

井関 あーよかった(笑)。

金森 だから決まった振付を適切な速度と意識と感覚で実践したらマリオネットの身体が音楽で満たされ、そして音楽がおのずと感情を表してくれる。お客様にはハープの最初の「ポロロン」という音色で、作品世界にすっと入っていってもらえればいいなと思っています。抽象的な言い方になりますけれども。

「アンダー・ザ・マロンツリー」  撮影:篠山紀信

「アンダー・ザ・マロンツリー」 撮影:篠山紀信

 

■「背中の会話」で生まれるサラダならではのスリリングな舞台

――今回サラダ音楽祭のために振り付ける「ザ・チェアマン・ダンス」は、先ほど金森さんは9割方できあがっていると仰っていました。井関さんはリハーサルをしていて、この作品についてどのような印象を持たれていますか。

井関 今回もまず楽譜と向き合い、穣さんと2人でカウントを数えることからはじめました。メロディーとして聴くよりも、カウントを数えてから覚えた曲はいろいろな音色が聞こえてきて、今この瞬間、自分はこの音と踊っているんだと感じられるのがすごく楽しいですね。でも実際に生のオーケストラと一緒に踊った時にどういう化学反応が起きるのかは全く分からないです。

金森 うん、生オケだとどうなるかは全く予測できないですね。振付をするうえで、大野さんにおすすめの音源をいくつか紹介してもらい、一つの音源に固まらないよう時々音楽を取り換えながら、リハーサルは進めています。

井関 またサラダ音楽祭の舞台は特殊なんです。一般的な公演だと指揮者はオーケストラピットに入りダンサーの方を見て指揮をしますが、サラダの舞台は指揮者が背中を向け、その前の細長いスペースでダンサーが踊るわけです。こちらはお客様の方を向きつつ大野さんの背中を感じ、大野さんもおそらく背後から私たちのエネルギーを感じつつ指揮棒を振るという、いわば「背中の会話」のなかで舞台を作り上げていく。普通のオーケストラとの共演に比べるとすごくスリリングで、これはサラダ音楽祭でしか味わえない(笑)。

金森 出演する方はスリリングですが、でももし機会があったら、今度はサラダ音楽祭でソプラノなど歌手とも共演してみたいですね。歌手と佐和子の共演はすごく面白そうだし、実はいくつか思い描いている曲もあるので (笑)

――ぜひ見てみたいです。実現を願いつつ、今年の公演も楽しみにしています。ありがとうございました。

サラダ音楽祭2020より「Fratres Ⅲ/音楽:ペルト《フラトレス~ヴァイオリン、弦楽と打楽器のための》」

サラダ音楽祭2020より「Fratres Ⅲ/音楽:ペルト《フラトレス~ヴァイオリン、弦楽と打楽器のための》」

 

取材・文=西原朋未

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この夏、松山バレエ団は、プリマバレリーナ森下洋子の舞踊歴70周年を記念した、新「白鳥の湖」をフェスティバルホールで上演する。

公演を前に開催された記者会見には、松山バレエ団総代表 清水哲太郎、団長・プリマバレリーナ 森下洋子が出席し、公演の概要などを説明した。

会見の中で、記者からため息が漏れた瞬間があった。それは、舞踊歴70周年を迎え、今もなお現役で全幕公演をプリマとして踊り続けている森下が、自分の事を「まだまだ未熟」と評した瞬間だった。

プリマバレリーナ 森下洋子     (C)H.isojima

プリマバレリーナ 森下洋子     (C)H.isojima

会見終了後、森下洋子、清水哲太郎に話を聞いた。

―― 先ほどの記者会見で一番驚いたのが、森下さんが「まだまだ未熟で…」と仰ったことです。

森下洋子:70年間、毎日踊っていますが、まだまだ未熟です。毎日踊っていると、新しい発見や、出来ない所もたくさん出て来ます。明日はこういうふうにやってみようと思っても、完璧に出来たことは一度もありません。技術的にも課題は多く、作品自体も奥深い。自分の体に染み込ませるには、もの凄い時間がかかりますし、染み込んだからと云って、ずっと出来るかというと、すぐに忘れてしまう。

私は子どもの頃から不器用で、人より遅れてやって来ました。やって行くと、遅れてはいるけれど、出来るようになる。そういう意味で、皆と同じようには進まないけれど、やれば出来るんだという事はわかりました。その事で悲しんだり悔んだりと云ったことはありません。何しろ、自分がやって行けば、いつか必ず出来る。ただ、時間はかかります。

「くるみ割り人形」クララを演じる森下洋子(2019.11 フェスティバルホール)   (C)テス大阪

「くるみ割り人形」クララを演じる森下洋子(2019.11 フェスティバルホール)  (C)テス大阪

―― そうは言われても、森下洋子さんと言えば、若くしてコンクールを受賞され、日本のバレエ界を牽引して来られたレジェンドです。

清水哲太郎:森下が追求しているのは、バレエ芸術、舞台芸術を、技術で見せるという在り方ではなく、全人間的に、どこまで出来るかを挑戦するという在り方だという事です。

―― 日本人もコンクールで優秀な成績を残す人達が増えました。皆さん高く飛べて、早く回れる。そういう華やかな所に観る者の視点が行きがちですが、松山バレエ団が目指されているのは、まったく違う所なのでしょうか。

清水:全然違いますね。バレエで何をやりたいのか。技術で人に驚いてもらいたいというなら、それは芸術ではありません。若人が肉体に任せて踊るというのは、我々もやって来ました。大切なのは、そういう技術を超えてなお、どこまでチャレンジしていけるのか。舞台芸術者として、人間として、どこまで深みに達せるか。そういう事へのチャレンジです。こういう事でなければ、アートという領域には到達出来ません。記録という事だけで止まってしまいます。

記者会見でバレエ芸術について語る、総代表 清水哲太郎  (C)H.isojima

記者会見でバレエ芸術について語る、総代表 清水哲太郎  (C)H.isojima

―― そういった事をバレエ団の皆さんと共有していく事って、大変だと思います。

森下:毎朝、朝礼から皆の呼吸を合わせて行きます。時には、プロダクションノートを皆で読み合わせをしたり、激論を闘わせることもあります。技術的な事だけではなく、全員でいろいろな事を共有していきます。そういうことをしているバレエ団は、世界にも無いと思います。

全員の呼吸を合わせていく事が大切です。     (C)H.isojima

全員の呼吸を合わせていく事が大切です。     (C)H.isojima

清水:色々な方向を向いていても、技術力で合わせればと言われるかもしれませんが、そんなことは我々のバレエ団ではやらないですね。我々のバレエは、目に見えない所にこだわっています。目に見えない所って、説明するのは難しいのですが、主役や、目立った動きをする人だけでなく、出演者の誰をとっても手を抜かずちゃんとやっている。全員で勝負すると言いますか。

森下:観た人が、また見たい。不思議と涙が出た。と言って下さる舞台に仕上げるのは、私達の責任です。

「また観たい」と言って下さるバレエをお見せするのが、我々の責任です。  (C)H.isojima

「また観たい」と言って下さるバレエをお見せするのが、我々の責任です。  (C)H.isojima

―― 松山バレエのコール・ド・バレエが揃っていると言われる所以は、そういう所なんでしょうね。

森下:そうだと思います。

定評のある松山バレエ団のコール・ド・バレエ  写真提供:松山バレエ団

定評のある松山バレエ団のコール・ド・バレエ  写真提供:松山バレエ団

―― 今回、2年ぶりとなるフェスティバルホールでの公演ですが、新「白鳥の湖」となっています。従来の「白鳥の湖」とはどこが違うのでしょうか。

清水:白鳥オデットと黒鳥オディールの関係ですね。オディールがオデットに惚れ切って尊敬している。こういう設定は、世界中どこにもありません。一般的には、オディールは魔王の手下で、悪の分身、悪役です。しかし松山バレエ団は違います。オデットに惚れ切ってしまったオディール、実は彼女も魔王ロットバルトに連れ去られてきた、元は高貴な娘なのです。

新「白鳥の湖」オディールを踊る森下洋子(21.7 オーチャードホール)  写真提供:松山バレエ団

新「白鳥の湖」オディールを踊る森下洋子(21.7 オーチャードホール)  写真提供:松山バレエ団

―― オディールがオデットの魅力にやられたという事でしょうが。

清水:オデットは皆のリーダー。心が強く慈愛に満ちて美しい。オディールもそこに触れたことでオデットの魅力にやられたのです。オデットは善の代表。悪の代表となる魔王ロットバルトとは、両極をなしています。これは、一人の人間の内にある、善と悪の部分を表しています。

森下:3幕ではオディールがオデットになり切って踊る場面があるのですが、オデットを踊れることが嬉しく喜びに満ち溢れていて、王子を誘惑するような妖艶な踊りではありません。その辺りも注目してご覧ください。オデットは、何が有っても前を向いて突き進んでいく強さと優しさ、明るさを持っている女性です。オデットとオディールの両方を躍らせて頂けることは本当に有難いことです。毎日感謝しながらリハーサルを続けています。

新「白鳥の湖」オデットを踊る森下洋子(21.7 オーチャードホール)  写真提供:松山バレエ団

新「白鳥の湖」オデットを踊る森下洋子(21.7 オーチャードホール)  写真提供:松山バレエ団

―― 関西のお客様の印象は如何ですか。2年前に新しくなったフェスティバルホールで公演を行われましたが、その感想もお聞かせください。

清水:関西のお客さんは、世界で一番熱いです。「お前ら、ようやった!」と、すべて態度で表してくださるから、踊っていて幸せです。松山バレエ団は、大阪に拠点を構えたい!本気でそんなことを言っているくらいです(笑)。フェスティバルホールは、旧ホールも素晴らしかったのですが、新しくなって客席がキュッとしまって、もの凄く踊りやすくなりました。そして、お客様は、いつも通り温かい。有難いことです。

フェスティバルホールで踊れることに感謝です。(2019.11 フェスティバルホール)   (C)テス大阪

フェスティバルホールで踊れることに感謝です。(2019.11 フェスティバルホール)  (C)テス大阪

―― 森下さん、最後にメッセージをお願いします。

森下:コロナで大変な状況ですが、お越し頂けますと大変有難いです。御来場いただいたお客様に喜んで頂けるよう、感謝の気持ちで躍らせて頂きます。

皆さまのご来場をお待ちしています!  (C)H.isojima

皆さまのご来場をお待ちしています!  (C)H.isojima

―― 森下洋子さん、清水哲太郎さん、ありがとうございます。更なるご活躍を祈っています。

2年ぶりとなる大阪公演は、コロナ感染予防対策の関係で、会場のフェスティバルホールの客席数が制限されているため、チケットは残り少ないという。

松山バレエ団は大阪公演の1カ月後、9月には滋賀県のびわ湖ホールで「ロミオとジュリエット」を行う。ペスト禍の中世ヨーロッパを舞台にした恋愛劇に、コロナ禍の現代を映し出した演出で、観るものを魅了するという。こちらは、チケット発売はこれからだ。ジュリエット役はもちろん森下洋子。

オデットにオディール、そしてジュリエットといった大役を、舞踊歴70年の森下が一人で踊り切る姿をしっかり目に焼き付けておきたい。あなたは歴史の目撃者だ。

取材・文=磯島浩彰

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郷ひろみのデビュー50周年を記念して、自身の楽曲、計555(GO!GO!GO!)タイトル(※バージョン違いなど除く)を、レコードデビュー日の8月1日から各音楽サブスクリプションサービスにて全世界へ向けて一挙解禁することが決定した。

郷ひろみは1972年8月1日にシングル「男の子女の子」でレコードデビュー。前年にはファンクラブが発足しており、今年でちょうどデビュー50周年を迎える。

過去に着うた®の配信はあったが、フルサイズの楽曲ストリーミング配信は今回が初めて。サブスク解禁と同時にダウンロード配信も開始する。8月1日に配信される音源は、数多くのヒットナンバーや代表曲を完全網羅した555タイトル。宝物のような郷ひろみの数々の名曲が、令和の時代にサブスクで楽しむことができることになる。

郷ひろみ 本人コメント

僕の芸能活動50周年を記念して、レコードデビュー記念日の8月1日に、これまでの僕の楽曲555タイトルがサブスクで配信開始となります。たくさんの想いが詰まった数々の曲を、多くの人に聴いてもらえると嬉しいです。

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緒方恵美が、『劇場版 呪術廻戦 0』(12月24日公開)の主人公・乙骨憂太の声を担当することが分かった。

30 秒特報

【コメント】緒方恵美

この度、乙骨憂太役を拝命しました緒方恵美です。オファーを頂いた時は、本当に驚きました!
話題の呪術廻戦に、突然、そんな大役で…!?
戸惑いつつ読ませて頂いた原作が本当に面白くて、0巻から最新巻まで一気に読めてしまって、ついでにアニメまで全部観てしまって(笑)。観終えてから唸りました。魅力的だけど複雑なキャラクター。どういうアプローチで…?と悩む間も無くすぐに「特報」収録のお声がかかり!「初めて発する1ワードで乙骨憂太を表現する」というなかなかない難関スタートを切ることになってしまったのですが、メインスタッフの皆様にもお目にかかれ、コンセンサスも取ることができた(コロナ禍では難しい)ので、おかげで本番収録には少し落ち着いて臨める? と、自分に言い聞かせています(笑)。
原作イメージを大事に、私なりの乙骨憂太像を、チームの皆様の胸をお借りしながら、誠心誠意創りあげられたらと思います。12/24、劇場でお目にかかりましょう。どうぞよろしくお願いします。

【コメント】原作者・芥見下々

乙骨憂太に関しては、元々「中性的で、柔らかさ、優しさがあった上で、大きな感情の振れ幅・落差もある」イメージを持っていましたので、緒方恵美さんに演じていただけると決まった時、ピッタリだと思いました。

『呪術廻戦』初の映画化となる『劇場版 呪術廻戦 0』。幼少の頃、結婚の約束を交わした幼馴染・里香を交通事故により目の前で失い、彼女に憑りつかれてしまった乙骨憂太。呪いとなった里香はその巨大な力で乙骨の周囲の人間を傷つけてしまう。人との関わりを避け生きてきた乙骨だったが、呪術高専の教師・五条悟との出会いを機に、里香の呪いを解くことを誓う。

映画化が発表されて以来、「一体誰が務めるのか?」と常に注目を集めていた。

乙骨のキャスティングに関しては、「中性的で、柔らかさ、優しさがあった上で、大きな感情の振れ幅・落差もある」と原作者・芥見下々が思い描くイメージを受け、そのイメージに近い役者の例として緒方恵美の名前が挙がり、それを受けて「なるほど!」と本作の監督・朴性厚はじめアニメスタッフでも満場一致で決定した。

特報では、呪いとなってしまった里香の解呪を誓う乙骨憂太と、ティザービジュアルでは後ろ姿しか描かれていなかった里香が登場。二人を結ぶ重要なアイテム“指輪”も描かれる濃厚な30秒の映像に仕上がっている。

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アイドルグループB.O.L.Tのセカンドアルバム『Attitude』より「未完成呼吸」が先行配信開始された。

『Attitude』は、1stアルバム「POP」から「Don’t Blink」、「スマイルフラワー」の2枚のシングルを経て、B.O.L.Tの新たな「Attitude(=姿勢)」を示すアルバムという位置づけ。よりアクティブにメンバーひとりひとりが世界に行動を発信していくことを意識した楽曲で構成されている。「未完成呼吸」は、作詞を只野菜摘が、作曲・編曲を松崎兵太(SHANK)が担当。松崎兵太は1stアルバム『POP』のリードトラック「axis」に続きB.O.L.Tへは2曲目の楽曲提供となる。また作詞を担当した只野菜摘は、内藤るな、高井千帆が所属していたロッカジャポニカの初オリジナル楽曲「歌いたいのうた」などを担当していたが、B.O.L.Tへの提供は今回が初。

アルバム『Attitude』は9月1日に発売予定。そして、B.O.L.T初の東名阪横ライブツアーが8月9日(月・祝)東京キネマ倶楽部よりスタート。チケットは、現在イープラスで販売中。

B.O.L.T

B.O.L.T

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アーティスト/クリエイターやすだちひろによる音楽プロジェクト“POLY”が、2021年第2弾シングル「PRIDED」を7月30日にリリースする。

4月にリリースされネクストステップを示した「Midnight Bedroom」に続く今作は、90年代オルタナティヴ・ロックを彷彿とさせる煌びやかなギターが牽引するパワフルなサウンドと、ベッドルームポップ以降のスウィート&エモーショナルなシンセ・サウンドを融合。

作詞作曲はやすだちひろ自身。アレンジは前作から引き続き、コンポーザーとしても幅広く活躍している女性アーティスト、Chocoholicが手掛けている。

やすだは自身がプロデュースを手掛ける同名のアパレルブランド“POLY”も好評を得ており、ミレニアム〜Z世代まで女性ファン中心に熱烈な支持を集めている。7月には親交のあったバンド、Klang Rulerへの正式加入も発表されており、2021年後半はソロ活動と並行してアーティスト活動をペースアップさせていく。

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