【訃報】四人囃子のキーボーディスト 坂下秀実氏が死去、PEGMOのメンバーとしても活躍 [muffin★]

【訃報】四人囃子のキーボーディスト 坂下秀実氏が死去、PEGMOのメンバーとしても活躍 [muffin★]

1:2022/08/03(水) 16:49:25.63ID:CAP_USER9 https://natalie.mu/music/news/488037
2022年8月3日 12:47

四人囃子のキーボーディスト、坂下秀実が7月31日に永眠したことが発表された。

坂下は活動初期から四人囃子に参加し、1989年にバンドが活動を再開したあともメンバーとして長年活躍。1980年代にはテクノポップバンド・PEGMOにも所属していた。四人囃子のFacebook公式アカウントでは坂下のおくやみとともに、彼が2020年に不慮の事故に遭い、リハビリを続けていたことが明かされている。なお告別式などは近親者のみで行われる。

https://i.imgur.com/rocOrqk.jpg
https://i.imgur.com/PwnadcT.jpg

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1:2022/08/03(水) 20:03:08.19ID:CAP_USER9 日本のプレミア・ファンにとってはかなりの朗報

新シーズンから日本でイングランドのプレミアリーグを放送するのが、『ABEMA』だ。
 
 1年間で厳選された114試合を放送予定(無料とペイパビューの両方あり)。今週末の開幕節はクリスタル・パレス対アーセナル、トッテナム対サウサンプトン、
マンチェスター・ユナイテッド対ブライトン、第2節はアーセナル対レスター、ブライトン対ニューカッスル、チェルシー対トッテナムが視聴できる。

さらに『ABEMA』は8月1日、全114試合を無料で見逃し配信することを発表(試合中継終了後から1週間)。日本とイングランドにはもちろん時差があり、
生視聴が難しいケースも少なくない。日本のプレミア・ファンにとってはかなりの朗報で、SNSには歓喜の声が溢れている。

「ABEMA様様 感謝感謝です」
「最近、ABEMAの力の入れようが半端ない!!無料放送ってのは恐れ入りました!!」
「ライヴで見れない自分には無料で114試合見逃し配信してくれるのはありがたい」
「見逃し配信まで」
「ありがたすぎる」
「プレミアム会員になります」
 
ちなみに、『ABEMA』は今年のカタール・ワールドカップも全試合無料放送を発表済み。「より多くの方々にサッカー中継を観てもらうことで、サッカー人口の増加に繋がったり、スポーツの素晴らしさが伝わったりすることを期待したい」とコメントしている。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=114314
https://soccerdigestweb.thedigestweb.com/v=1659474144/files/topics/114314_ext_04_0.jpg

10月28日(金)公開の映画『天間荘の三姉妹』から、30秒の予告編とあらたな場面写真が解禁された。

『天間荘の三姉妹』は、髙橋ツトム氏の漫画『スカイハイ』のスピンオフにあたる同名タイトルを実写映画化したもの。北村龍平監督(『あずみ』『ルパン三世』『ドアマン』など)がメガホンをとった作品だ。のんが天涯孤独な少女・たまえ、大島優子がたまえの異母姉のぞみ、門脇麦が同じく異母姉のかなえを演じる。小川たまえ(のん)は交通事故で臨死状態になり、「もう一度現世に戻って生きる」か「天へと旅立つ」か自らの魂の決断が出来るまで天空の町・三ツ瀬にある旅館「天間荘」で過ごすことになる。そこでは初めて出会う腹違いの二人の姉が待っていた。家族の愛情や友情を知り成長していくたまえだったが、ある日三ツ瀬の町とそこに住む人びとのあまりに大きな秘密を告げられ、たまえは自らの決断を下すことになる。

(C)2022 髙橋ツトム/集英社/天間荘製作委員会

(C)2022 髙橋ツトム/集英社/天間荘製作委員会

のん・門脇・大島のほかには、高良健吾が三ツ瀬で漁師と鮮魚店を営む魚堂家の跡取り息子・魚堂一馬、三田佳子が天間荘の宿泊客で気難しい性格の財前玲子、永瀬正敏が三姉妹の父親・小川清志、寺島しのぶが天間荘の大女将・天間恵子をそれぞれ演じるほか、臨死状態の魂を天間荘にいざなう天界の門番・イズコ役で柴咲コウが出演。山谷花純、萩原利久、平山浩行、柳葉敏郎、中村雅俊らがキャストに名を連ねている。

 
 

解禁された予告編では、交通事故で臨死状態になったたまえ(のん)が、イズコ(柴咲コウ)によって天空と地上の間にある天間荘に導かれ、そこで過ごす様子が映し出されている。のぞみ(大島優子)とかなえ(門脇麦)に温かく迎え入れられ、たまえは旅館の仕事を手伝いながら、“地上に戻る”か“天へ旅立つか”という選択肢に戸惑いながら、自分の魂の行方を模索していく。「いつ愛する人を失うかもわからない、そんな世界で生きて何になるんですか?」とイズコを問いただすたまえや、「この世界は誰も留まることはできない」と言い放つ天間荘の大女将・天間恵子(寺島しのぶ)のほか、柴咲コウ演じるイズコが「さあ、おいきなさい」と発するシーンも収められている。

(C)2022 髙橋ツトム/集英社/天間荘製作委員会

(C)2022 髙橋ツトム/集英社/天間荘製作委員会

『天間荘の三姉妹』は10月28日(金)より全国ロードショー。

 

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兵庫県立芸術文化センターが、詩をモチーフにした作品を生み出す企画「100年の詩物語」を始動させ、その第1回として11月23日(水・祝)に、竹中郁の作品からインスパイアされた朗読劇『アネト~姉と弟の八十年間の手紙~』を開催すると発表した。作、演出は土田英生が務め、南野陽子と林田一高が出演する。

今から約100年前に、土地土地の風景や移ろう世情を詠んだ「詩」が数多く生まれた。室生犀星や北原白秋、草野心平、神戸では竹中郁や稲垣足穂など、活躍した作家は枚挙に暇がない。その詩をモチーフに、現代に生きる作家や俳優が、新たな作品を生み出す企画として「100年の詩物語」が誕生した。

同企画の立ち上げにタッグを組むのは、京都を拠点とする劇団MONO代表で、劇作とともにテレビドラマや映画の執筆を手がけるなど、活躍の幅を広げている土田英生。朗読劇も多数手がける土田が、詩の朗読を織り込んだ全く新しい形の朗読劇を生み出すという。

第1回に取り上げるのは「神戸の詩人さん」として親しまれた竹中郁(1904〜1982)。フランスに留学し、当時の最先端の表現を取り入れられた作品には、神戸の海と山、そこに暮らす人々が機知に溢れる暖かな筆致で描かれている。彼の作品からインスパイアされたイメージを基にした同公演のあらすじとしては、ある日、神戸で暮らす女性の元に一通の手紙が届く。それは、養子に出されたという弟からの手紙で、その日から生涯にわたる2人の手紙のやりとりがはじまる。折々に添えられていたのは、地元出身の詩人、竹中郁の詩。互いを思いながらすれ違う姉弟、それぞれの人生と情愛を、手紙と手紙に添えられた詩の朗読を通して描くというもの。

姉役を演じるのは、歌手や女優として活躍する南野陽子。弟役には文学座より、舞台や小説、戯曲の朗読にも定評がある林田一高を迎える。ともに兵庫県出身で作品の舞台を肌身で知る2人とともに、関西で活躍する若手俳優陣8名の「朗読アンサンブル」が詩のパートを朗読し、土田曰くミュージカルにおけるバンドのような役割を担う。

チケットは9月11日(日)から、イープラスほかプレイガイドにて発売。

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1:2022/08/03(水) 12:26:46.04ID:CAP_USER9 8/3(水) 12:06配信
日刊スポーツ

 人気ユーチューバーグループ「コムドット」のリーダーやまとが3日までにツイッターを更新。自身やメンバーらが話す英語の発音や文法についての間違いを指摘され、「その考えが人間の可能性を潰す元凶」と反論した。

 コムドットの5人は米LAに滞在中。1日には「【日本語禁止】アメリカでコムドットの人気投票やった結果が意外すぎたwwwwww」と、2日には「【奇跡】偏差値19のおバカが英語だけでおつかいしたら爆死したwwwwww」と題した動画をアップし、英会話で現地の人たちと交流する企画を行っている。

 あまり得意ではない英語でのコミュニケーションに尻込みするメンバーもいるなか、やまとは「間違えるとかはどうでもいいのよ。喋り方が違うとかスペルがどうとか そういう事言ってる人はまじで三流でだと俺は思うから、英語の間違いとかはマジでない。カタコトの日本語で喋ってくれる外国の人カワイイやん。そのマインドで行こう」と鼓舞していた。

 しかし動画のコメント欄には、メンバーたちが話す英語の発音や文法への“ダメ出し”もあり、やまとはツイッターで「昨日の動画に『英語の発音が』とか『文法が』というコメントが寄せられていたけど、まさにその考えが人間の可能性を潰す元凶」と反論。「出来なくてもめげずに挑戦する奴だけが周りを置き去りにして化ける 言語にもYouTubeにも全てに共通する真理だと思う」と持論を展開した。

https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/amd-img/20220803-38030264-nksports-000-2-view.jpg
https://news.yahoo.co.jp/articles/4508262e77e61a98d1f09c3c433f9ce338c637eb

1:2022/08/03(水) 12:26:46.04ID:CAP_USER9 8/3(水) 12:06配信
日刊スポーツ

 人気ユーチューバーグループ「コムドット」のリーダーやまとが3日までにツイッターを更新。自身やメンバーらが話す英語の発音や文法についての間違いを指摘され、「その考えが人間の可能性を潰す元凶」と反論した。

 コムドットの5人は米LAに滞在中。1日には「【日本語禁止】アメリカでコムドットの人気投票やった結果が意外すぎたwwwwww」と、2日には「【奇跡】偏差値19のおバカが英語だけでおつかいしたら爆死したwwwwww」と題した動画をアップし、英会話で現地の人たちと交流する企画を行っている。

 あまり得意ではない英語でのコミュニケーションに尻込みするメンバーもいるなか、やまとは「間違えるとかはどうでもいいのよ。喋り方が違うとかスペルがどうとか そういう事言ってる人はまじで三流でだと俺は思うから、英語の間違いとかはマジでない。カタコトの日本語で喋ってくれる外国の人カワイイやん。そのマインドで行こう」と鼓舞していた。

 しかし動画のコメント欄には、メンバーたちが話す英語の発音や文法への“ダメ出し”もあり、やまとはツイッターで「昨日の動画に『英語の発音が』とか『文法が』というコメントが寄せられていたけど、まさにその考えが人間の可能性を潰す元凶」と反論。「出来なくてもめげずに挑戦する奴だけが周りを置き去りにして化ける 言語にもYouTubeにも全てに共通する真理だと思う」と持論を展開した。

https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/amd-img/20220803-38030264-nksports-000-2-view.jpg
https://news.yahoo.co.jp/articles/4508262e77e61a98d1f09c3c433f9ce338c637eb

2023年2月3日(⾦)・4月7日(⾦)に二部作で公開される映画『仕掛人・藤枝梅安』から、メインビジュアルと特報映像を解禁された。

『仕掛人・藤枝梅安』は、2023年に生誕100年を迎える時代小説家・池波正太郎の時代小説。『剣客商売』と並ぶ池上作品の「三大シリーズ」に数えられるタイトル。「江戸の闇世界」をテーマに、人の命を救う鍼医と、殺しを請け負う仕掛人という二つの顔を持つ男・藤枝梅安の活躍を描いたハードボイルド作品だ。今回の映像化では、河毛俊作監督、大森寿美男・脚本のもと、二部作で新たな梅安を描き出すという。主⼈公・藤枝梅安を演じるのは、豊川悦司。

また、梅安の相棒・彦次郎役で片岡愛之助、梅安が唯一心を許す女性・おもん役で菅野美穂、梅安の身の周りの世話をするおせき役で高畑淳子、梅安の鍼の師・津山悦堂役で小林薫が出演。第一作には、本所両国の香具師の元締めであり蔓(仲介業者)・羽沢の嘉兵衛役で柳葉敏郎、悲しき過去を背負う女性・おみの役で天海祐希が出演。第二作には、かつて彦次郎の妻子を死に追いやった浪人・井坂惣市/双子の兄・峯山又十郎の二役で椎名桔平、梅安を狙う仕掛人・井上半十郎役で佐藤浩市がキャストに名を連ねている。

 
 

解禁されたビジュアルは、第一部、第二部のキャスト陣が顔を揃えたもの。「時代劇、新時代。」とのキャッチコピーも添えられてる。また、特報映像は、『シン・ウルトラマン』などの樋口真嗣監督が制作。本編でも音楽を手がける川井憲次(「ゴーストインザシェル」)書き下ろしの新楽曲とともに、梅安ほか登場人物たちの劇中での姿が切り取られている。

『仕掛人・藤枝梅安』は第⼀作2023年2月3日(⾦)より/第⼆作4月7日(⾦)より新宿ピカデリーほか全国劇場にて公開。

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脚本を担当するNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』も快進撃を続ける三谷幸喜が、30年前に発表した『VAMP SHOW ヴァンプショウ』が帰ってくる。1992年の初演時は池田成志(出演も)と板垣恭一が共同で演出を担当し、三谷自身も「一橋壮太朗」名で出演、そして2001年には池田成志が再び演出を手がけてPARCO劇場にて再演されたこの作品。再演時にキャストのひとりとして出演していた河原雅彦が今回の演出を担当し、新たな風を吹き込む。さびれた夜の駅で、5人の吸血鬼と電車を待つ女、そして駅員が織り成す、笑いと恐怖の物語――。5人組のひとりを演じる岡山天音に、作品への意気込みを聞いた。

ーー異色のホラー・コメディ、21年ぶりの上演となります。

公演情報が発表になってから、自分とは離れた世代の方たちに「『VAMP SHOW ヴァンプショウ』やるんだね」という声をかけていただくことが多くて。この作品の存在を僕はもともと知らなかったんですが、それだけ人の記憶に残っている作品なんだなと。そんな作品に選んでいただいて光栄だなと思いましたし、台本を読んでポップなイメージを抱いたので、その中で自分がどんな姿になれるのかなと思って。これまで出演してきた舞台はシリアスなものが多くて、コメディ要素のあるものは今回が初めてなので、自分がどんな風に変貌していってしまうんだろうというのは怖くもあり楽しみでもありますね。登場人物7人の会話で成り立つ作品で、5人組も割と年齢が近かったりして、みんなで作っていく作品だなと思ったので、刺激的な仕事ができるんじゃないかなと、プレイヤーとして非常に魅力に感じました。決められた枠みたいなところにはまらず、はみ出していけるように作られているところもある台本だと思うんです。台本に書かれていることを毎公演同じクオリティで再現するというよりも、即興的な瞬間がけっこう増えるんじゃないかなという予感はしていて。一緒に舞台を作る上で絡みの多い吸血鬼の人たちが、その日その日で突発的な何かを起こしてくれたりするんじゃないか、そこから何か新しい世界が広がって行くんじゃないかなと、スリリングな時間になりそうなのが楽しみですね。

岡山天音

岡山天音

ーー三谷幸喜さんの台本を、河原雅彦さんが演出されます。

三谷さんについては、実際にお会いしたことはないんですが、僕の世代からすると、家族で観に行く映画を作る人みたいな印象が子供のころからありました。『THE 有頂天ホテル』であるとか、有名な人がたくさん出ているお祭り感のある楽しい作品を作られる方というイメージがあります。今回の作品では、時間が飛んだりとかそういった表現はないですが、時間が地続きの中で人間関係だったりがどんどん移ろっていくみたいなスタイルは、僕が観たことのある三谷さんの作品に通じるものを感じますね。非常に勢いといいますか、パンチ力のある台本なんです。キャラクターの行動だったり、展開がすごくダイナミックといいますか。一人ひとりのキャラクターが急に変なことをし始めたりしたり。河原さんは、底知れない方、ミステリアスな方、像がつかめないという印象がすごくあります。一緒に稽古をさせていただいて、コミュニケーションをとっていく中で、河原さんのいろいろなチャンネルをふとしたときに垣間見るんですけれども、どこに実がある方なのかつかめないというか。

ーー今回、即興的な表現も期待できそうですか。

部分的に変わっているところもありますが、ベースはもともとの台本を踏襲していて。河原さんもおっしゃっていたんですが、再演の舞台は、舞台でずっとお芝居されていた方たちが集まって作っていて、ビジュアルからしてデコボコ感というか、それぞれはっきりとカラーが散らばっていた感じだそうです。今回は映像で活動しているキャスト、フォルムだけ見ると割と今の若者っぽい感じの俳優が集まっていて、前の舞台とは同じものには全然ならないと思うんです。だから、風合いはだいぶ現代版になるんじゃないかなと思います。ここは自由に変えてもいいよみたいなところがあったり、アドリブだったり即興的に出すものがちゃんと輝く作品だと思うので、そこはいろいろ遊ぶんじゃないかな。そういうの、自分が得意かどうかはわからないですが、好きではありますね。

ーーこれまで抱かれてきた吸血鬼のイメージと、今回の作品に出てくる吸血鬼のイメージとで重なるところ、ギャップがあるところがあったらお聞かせください。

時代設定は初演当時なので、現代ではないんですが、日本で実生活を送っている若者みたいな手触りというか、生々しさがある5人組なんですよね。ファンタジーの世界観で描かれた吸血鬼というよりも、もしも日本の片隅に5人の若い吸血鬼がいたらみたいな、そんなファンタジーと現実のギャップ、その差の開き方みたいなものがとてもシュールでおもしろいと思います。現実にいたらどうなんだみたいなところで描かれているので。河原さんも、太陽の光を浴びられないとか、血しか飲めないとか、そういうことの実感みたいなものを、コメディだけど、他のシリアスな作品と同じように掘り下げてもっていてほしいというお話をされていて。若者たちがファミレスでだべっているみたいなテンションで人の血を吸う話をしているみたいなその風合いがおもしろいなという風に思いますね。

ーー5人組のわちゃわちゃした感じが楽しい作品ですが、岡山さんが演じる「島」はどんな存在ですか。

僕が演じる島だけが4人と同級生ではなく、年下なんです。だから、他の4人のことを、後輩としてちょっと違う視点から引いて見ている瞬間もあって。もともとは大学のサークルの友達で、4人それぞれが違う方向に突出してしまっているみたいな先輩たちで、非常にキャラが濃くて。それぞれリスペクトしているところがあって、島は後輩としてみんなのことが大好きなんです。基本的にみんなバカなんですけど(笑)、それでもたぶんとても尊敬しているんだと思います。本当にみんな横並びで舞台上に立つ芝居なので、演じているそれぞれの個性がすごく見えるんですよね。だから、何かすでにみんな愛おしい感じはします。遠目からみたら今の同世代の若者の感じかもしれないけれど、やっぱりみんな、全然違うんだなって。

岡山天音

岡山天音

ーー座組の雰囲気はいかがですか。

駅員役の菅原永二さんと、吸血鬼役の塩野瑛久くん以外は皆さんご一緒させていただいたことがあるんです。けっこう突発的にいろいろなことが巻き起こっていく舞台になるという感じが、稽古場でもしています。戸塚純貴くんや平埜生成くんとは、10代のころから現場でご一緒させていただいていて、身を委ねられる、思いきって飛び込める安心感みたいなものはあります。今はまだ、みんなでコミュニケーションを深く取るというよりも、それぞれの役柄をいかに全うするかということをそれぞれが突きつめている段階なので、これから関係性や現場の空気も変わってくるんじゃないかなと思いますが、とても楽しいです。

ーー特徴的なビジュアル、コンセプト・ムービーが公開されていますが、撮影の印象は?

羽根を頭につけてるんですが、とても動きの多い撮影だったので、折れたり、落ちちゃったり、本当に大変でしたね。渋谷PARCOが閉店してからの夜の撮影だったので、夜中の2時とかにみんなで踊ったりしていて、トランス状態みたいになっていました。渋谷PARCOの前で撮影していると、クラブ帰りのお客さんとかもいて、あの衣裳で踊っていたのでだいぶ目立っていましたね(笑)。

ーーPARCO劇場の印象は?

場所がすごくおもしろいなと思います。渋谷の真ん中、PARCOの上の階に劇場があるという作りがとてもおもしろいなと。劇場に来るお客さんの層もやっぱり違うんじゃないかなと思いますし、僕がお客さんとして観に行くときも、渋谷の街を歩いて、ポケモンのショップがあったりする中で、エスカレーターを上がっていく。他の劇場に観に行くのとはまた気分が違うなと思っていて、そこはとても素敵だなと思います。割とポップな作品、見やすい作品をたくさん上演している劇場だと思いますし、客席から舞台が見えやすくて、お客さんとして観に行くのも好きです。

ーー今回、地方公演もありますね。

東京に観に来れない方もいると思うので、そういう方に観ていただける機会があるのはとてもうれしいです。ただ、どういう形なのか知らない劇場もあったりするので、そこは独特の緊張感がありますね。他の作品で地方に行かせていただきましたが、東京公演が一番回数が多いので、体感としては、東京のその劇場でやることに慣れていて。地方公演の劇場だと、お客さんの発しているエネルギーみたいなものの濃度が違ったりするような感じもあって、視線がどれだけ自分に伝わってくるかとか、やっぱり地方公演ならではの緊張感がある中でやるお芝居なんだなって。大阪に親戚がいるので、おばあちゃんが観に来てくれるのがうれしいです(笑)。

岡山天音

岡山天音

ーー舞台と映像との違いをどこに感じますか。

発声だったり、どう身体で動いて表現していくかといった違いももちろんあるんですが、作品ごとの違いという方が大きい気が……。今回この作品をやらせていただいて感じていることですね。舞台と映像の差というよりも、同じドラマでもものによって全然体感が違いますし。今回コメディが初めてなので、違う乗り物に乗って操縦しているような感じというか、乗用車からガンダムに乗り換えて操縦しているみたいな感覚の違いがあります。公演が始まるころにはスポーツカーくらいにスケールダウンしているかもしれないんですけれど(笑)、今のところ一回試しにガンダムに乗ってみているんですね。年始にやらせていただいた舞台が本当にシリアスなもので、日本の事実に基づいたお話だったりしたので、演じている側としては苦しい時間が多いというか、舞台ではそんな作品が多かったので、より新鮮に感じているのかもしれないです。映像ではコメディがあったり、シリアスでずっと悲しい役があったりしたので、そこのギャップにいちいちびっくりしたりしないんですが、今回の舞台は、ちょっとこれいいのかなくらいに、表現をいろいろ試している感覚はあります。僕、これまで舞台でアドリブとかもやったりしたことなかったですし、非常に新鮮ですね。

ーー演じていて感じる三谷さんの台本の魅力とは?

年が近い5人の男の吸血鬼でババッと会話していくところも多い台本なんですが、名前の部分を手で隠しても誰のセリフかわかるという人物像の描き分けがすごいなと思います。10代から仕事をやらせていただいてきて、映像でも、学園ものであるとか、群像劇をいろいろやってきたんですが、今回みたいな台本に出会ったことはあまりないかもしれないです。真面目な場面もあるし、ホラーだし、コメディだし、人間ドラマも入っているし、その全部のせみたいな感じは、僕が子供のころから抱いてきた三谷さんの作品のイメージに近い感じがします。エンターテインメントといいますか、観ている人を全力で楽しませてくれるといいますか。

ーー河原さんの演出の魅力についてはいかがですか。

おもしろいですね。コメディの舞台に出させていただくのが初めてなので、演出を受けて、コメディというものを解体して、理論的に表現すること、コメディとは何なのか勉強させていただいている気がします。こうやるとおもしろい感じがしたりするんだなとか。基本的にはドキドキしてます、ずっと。すごい方だと思うので。

ーーどんな時間が過ごせる作品になりそうですか

非日常を味わいに来ていただきたいです。そう思ってもらえるくらい、僕ら吸血鬼と、ヒロインと、謎の駅員さん7人で、夏の思い出になるような、エンターテインメントを観に来てくださる皆さんにぶつけられたらいいなと。夏休みのイベントじゃないですけど、テーマパークに来るような、そして帰路に着いたときテーマパークから帰っていくような気持ちになっていただけたらと思っています。

岡山天音

岡山天音

 

スタイリスト:鹿野巧真
ヘアメイク:SUGANAKATA(GLEAM)

取材・文=藤本真由(舞台評論家)   撮影=iwa

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2022年8月30日(火)国立劇場(大劇場)にて、『第三回 古典芸能を未来へ~至高の芸と継承者~「長唄」』が開催される。

『古典芸能を未来へ~至高の芸と継承者~』は2017年に始まったが、新型コロナウイルスの影響で中断となり、この度、ようやく再開されることとなった。第三回となる今回は「長唄」をとり上げる。

長唄は、18世紀初めの頃(今から300年以上前)に歌舞伎音楽として誕生し、歌舞伎とともに、庶民に愛されてきた伝統芸能。

由来は上方だが、主に江戸で発展し、その過程で、能、狂言、地唄、浄瑠璃などから題材や技法をとり入れたり、囃子(能管/篠笛・小鼓・大鼓・太鼓)と一緒に舞台で演奏するなど演奏様式が多様化したり、純粋に音楽として作詞・作曲されたりと、次第に独自の三味線音楽の世界が作り上げられてきた。長唄が、日本の伝統音楽が集大成された「細棹の芸術」と言われる所以でもある。

今回の舞台では、長唄・三味線の人間国宝の杵屋勝国が至高の芸を披露し、その芸を受け継ぐ杵勝会の若い演奏家や女性演奏家たちが長唄の名曲を演奏。そして、坂東玉三郎が杵屋勝国の三味線で長唄「高尾懺悔」を舞い、亡霊の妖しさ、女の哀しみ傾城の華やかさを表現する。また、コシノヒロコが舞台美術を手掛け、古典芸能に新風を吹き込む。

本物の芸を次の世代へ、古典芸能を未来へつなげる演奏会を楽しみにしよう。

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1:2022/08/03(水) 19:50:03.86ID:CAP_USER9 現地時間8月2日に開催されたチャンピオンズ・リーグ(CL)予選3回戦・第1レグで、南野拓実が加入したリーグ・アンのモナコが、オランダの強豪PSVとホームで対戦。1-1のドローに終わった。

スタメン出場を果たし、新天地での公式戦デビューを飾った南野は4-4-2の右サイドハーフでプレー。38分に先制点を奪われた直後の40分に、左サイドからのクロスに飛び込むも、右足で合わせるのが精一杯でシュートはGKに阻まれる。

49分には絶好機が到来。ロングフィードに反応し、最終ラインの裏に抜け出るも、左足のシュートは枠を捉えられない。結局、67分に最初の選手交代でベンチに下がった。

フランス紙『Le Figaro』は、日本代表FWのパフォーマンスを「ミナミノは目立たなすぎる」「見えない男」といきなり酷評。次のように綴った。

「モナコの新戦力は今夜、高い評価を得られなかった。日本人はほとんど目立たず、モナコ側で最初に交代となった。最初の失敗と言える」

 決して動き自体は悪くなかったが、リバプールから移籍してきた27歳への期待は大きいだけに、厳しい評価となったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=114344
https://soccerdigestweb.thedigestweb.com/v=1659479827/files/topics/114344_ext_04_0.jpg

2022年8月、S-IST Stage『ひりひりとひとり』(2022年6月上演。作・演出:石丸さち子、音楽:森大輔、出演:鈴木勝吾、梅津瑞樹、牧浦乙葵、百名ヒロキ、周本絵梨香、塚本幸男)と二人芝居『息子の証明』(2021年8月上演。脚色・演出:高羽彩、脚本:下亜友美、出演:有澤樟太郎、山下容莉枝)の有料配信が決定した。

S-IST Stage『ひりひりとひとり』は、ミュージカル『Color of Life』(作・演出)、舞台『BACKBEAT』(翻訳・演出)、舞台『キオスク』(演出)、『マタ・ハリ』(翻訳・演出)、ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』(演出)等の石丸さち子が作・演出する舞台演劇作品を東映プロデュースにて実施した企画。石丸さち子が「演劇だから出来ること」を改めて自分に問い質して生み出した俳優“春男”にまつわる物語を、再び配信ではあるがおおくりする。

S-IST Stage『ひりひりとひとり』舞台写真

S-IST Stage『ひりひりとひとり』舞台写真

S-IST Stage『ひりひりとひとり』舞台写真

S-IST Stage『ひりひりとひとり』舞台写真

2タイトルはStreaming+ほかにて、アーカイブ期間付で配信。アーカイブ期間中は何度でも配信されるが、公演は、S-IST Stage『ひりひりとひとり』はライブ配信を実施した、6月19日(日)の 12:30/17:00 開演の2公演を配信。6月 19日(日)12:30 開演の回には特典映像として、6月15日(水)18:30開演の回と6月16日(木)14:00開演の回の2つのアフタートークを編集しておくる。

S-IST Stage『ひりひりとひとり』舞台写真

S-IST Stage『ひりひりとひとり』舞台写真

二人芝居『息子の証明』は、タカハ劇団の主宰で、舞台『魔法使いの嫁』(脚本・演出)、テレビ『ここは今から倫理です。』(脚本)等を手掛ける高羽 彩が脚色・演出し、テレビ『科捜研の女』(脚本)、映画『魔進戦隊キラメイジャーVSリュウソウジャー』(脚本)等の下 亜友美が脚本をつとめ、出演者は、ミュージカル『17AGAIN』スタン役やミュージカル』刀剣乱舞』和泉守兼定役など、様々な作品で印象を残す有澤樟太郎とドラマ・舞台、数々の作品で存在感を放つ演技派女優山下容莉枝だけの二人芝居。

二人芝居『息子の証明』舞台写真

二人芝居『息子の証明』舞台写真

二人芝居『息子の証明』舞台写真

二人芝居『息子の証明』舞台写真

昨年、21年8月に上演した母子の濃厚な会話劇を上演から約1年を記念して、そして、同じく東映がプロデュースする少人数芝居である22年9月上演予定している三人芝居『オブセッション』の上演に向けて、配信することを決定。今回の配信では、この配信のために映像編集したディレクターズカット版として届ける。

二人芝居『息子の証明』舞台写真

二人芝居『息子の証明』舞台写真

なお、どちらとも視聴チケットは8月4日(木)18:00販売開始となる。

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京都を拠点に活動する劇団ヨーロッパ企画が、2022年9月から『あんなに優しかったゴーレム』を全国8カ所で上演する。劇団にとって41回目の本公演となる本作は、2008年に上演された作品の再演で、ある投手のドキュメンタリー番組を撮影するため、彼の地元を訪れたテレビクルーが、その土地で信じられているゴーレム(ファンタジーなどに出てくる土でできた怪物)の噂を巡って右往左往するサイコ・コメディ。劇団主宰の上田誠に、ゴーレム再演の経緯、超科学的な存在に対する考え方、安心して楽しめるフィクションの作り方を聞いた。

目次

再演だけど、全部書き直すつもり

ーーゴーレム再演を告知するツイートに「ずっとやりたかった再演」と書かれていました。このタイミングになったことには、どんな理由がありますか?

上田誠

上田誠

僕らは劇団を始めて今年で24年目になりますが、比較的再演が少ないんです。新しい企画や新しい発明が好きで、放っておくと新作を作りたくなっちゃう。逆に再演には足踏みしてる感覚があるというか。

2018年に『サマータイムマシン・ブルース』を13年ぶりに再演した時も、新作の『サマータイムマシン・ワンスモア』を同時に作りました。その動きも今思えば、作品を真っ向から再演することへの距離の取れてなさが見受けられますね(笑)。

そんな感じで新しいものを作ってきたのですが、最近ちょっと変化があって、完全な新作もいいけど、これまでの作品をリメイクしたり、アイディアを再利用したりすることも今後はやっていきたいなと思うようになって。実際に、前回公演の『九十九龍城』も、『Windows5000』(2006年初演)で考えた集合住宅のシステムを再利用していますし。「とにかく新作!」みたいなこだわりが少しだけ減ったかもしれないですね。

ーー上田さんの再演への気持ちの変化が、ゴーレムを蘇らせたんですね。

そうですね。でも再演と言いつつ、以前に作ったものを同じように再現するというよりは、今僕らがおもしろいと思う形に合わせて作り直すイメージです。

ーー前に記事で読んだのですが、ヨーロッパ企画のお芝居は、稽古初日の時点では台本がなくて、役者さんたちのエチュード(設定や場面だけ決めて、セリフや動作などは役者が自由に演じる方法)から話の流れや役柄が決まっていくそうですね。今回の場合、作り直すとはいえ初演の台本はあるはずなので、どうやって作られるんだろうと思いました。

ああ、どうやって作るんでしょうね……。再演初心者なので、僕もあんまりわかってないんですよ(笑)。

もちろん前回作った台本はあるけど、先日一度だけ稽古をした時にはそれは使わないで、やっぱりエチュードから始めましたね。再演は再演なので、同じタイトルの作品だし同じ佇まいになるとは思いますけど、イチから書き直すつもりで。

ーーあの……ゴーレムは流石にいますよね?

いますいます! ゴーレムはいますし、野球選手もいます! あとテレビクルーもいますね。設定は基本的に初演と同じです。ただ、初演で9人だったキャストを11人にしてるので、話の展開が増えると思います。あと2人くらい加えれば物語がさらに転がるだろうなと思って……その2人の配役はまだ探り中ですけど(笑)。

上田誠

上田誠

ーー展開が増えるとなると、初演で観た方、DVDや配信で観た方も新鮮に楽しめますね。

おもしろさの原料を食べやすく調理したい

ーー初演の前半では、ゴーレムを信じる地元の人たちと、ゴーレムを信じないテレビクルーの対立が描かれていました。上田さんご自身は、ゴーレムのように超科学的な存在を信じる方ですか?

僕自身は理系なので、オカルト的なものをまっすぐ信じているわけではないし、ものすごく大好きという感じでもないんです。でも、白黒つかないグレーな領域には興味があって、「そんなの気のせいだ!」と片付けるのも違うなと思ってます。

物語の中では、ゴーレムを信じる/信じないで揉めてますけど、ある人にとっては確実に「ある」ものが、ある人にとっては絶対に「ない」ことって、世の中に色々ありますよね。

少し話がずれて聞こえるかもしれませんが、僕らが「おもしろい」と思ったことでも、他の人たちからはポカンとされちゃうことって、けっこう普通にありますね。それは、僕らがおもしろさを感じる対象にまだ普遍性がないからだと思って。

そもそも、「おもしろい」ってすごくむずかしい感覚だと思うんですよ。おもしろさは、まだ見たことのないものへの気持ち悪さと紙一重なので。おもしろさを食べやすく調理できたら、多くの人たちが安心して楽しめるエンターテインメントになるんですけど。

僕には、世の中にまだ認められていないけど、おもしろいと信じてるものを掘り起こして、食べやすくして伝えたい思いがあるから、信じない人たちからは「そんなものいない!」と一蹴されてしまうゴーレム的な存在に対しても、やさしい眼差しを持ってる方だと思います。

ーーご自身が「おもしろい」と信じるものをわかりやすくする工夫を続けていらっしゃるから、他人の信じているものも無下に否定しない、と。

そうかもしれないですね。あと、変なところで聞く変な話とかも好きなんですよ。たとえば、地元のひっそりした日本酒バーに行った時、隣の席のお客さんがマスターに「こないだここで飲んで美味しかったお酒を買って家で飲んでみたら、あんまり美味しくなかった」とか言ってて。そしたらマスターが、「そのお酒、床に置いてないですか?」って。お客さんが「ああ、置いてるかも」って返すと、「お酒を床に置いたらダメですよ。高いところに置いてください。そうするとお酒の機嫌が良くなって美味しくなります」なんて言うんですよ。「えっ、なにその話!」と思いながら聞いてたんですけど(笑)。

上田誠

上田誠

ーー「お酒 高いところ 美味しくなる」で検索しても、それらしきものは出てこないですね(笑)。

ですよね。科学的な根拠がなくても、日々お酒に接してる専門家が言ってるなら、きっと何かあるはずじゃないですか。僕はそういう話が割と好きなんです。その人の中には確かに「ある」けど、一般論には落とし込めないから大っぴらには言わない、みたいな。でもそういうことって、本当はたくさんある気がして。

自分だけのジンクスとかも、それぞれみんなあるはずですよね。気合い入れたい時はこのシャツを着る、とか。そういう話がだんだん広く周知されていって、「勝負服」って言葉が生まれた途端、一気にメジャー化しますけど。

ーー確かに、勝負服にも根拠は全くないけど、言葉が一般化するとみんな「そういうもの」として受け止めますよね。

それで言うと、初演に「僕、地蔵蹴れますよ」ってセリフがあって、それは僕らの中に「地蔵は蹴ってはいけない」という共通認識があるからこそ、「地蔵を蹴れる奴=ヤバい」って図式ができますよね。

でも、改めて地蔵を蹴っちゃいけない理由を聞かれても、実はよくわからない。そういう曖昧な領域に、人の割り切れなさが現れますよね。3秒ルールとかも、なんで10秒はダメで3秒ならいいんだっけ、みたいな。人はそういう曖昧な領域がある中で暮らしてるんだから、曖昧さの閾値がズレたところにゴーレムが動く世界があってもおかしくないんじゃないかなと思いますね。

ーーお地蔵さんを蹴れないことにも独特の文化があるし、ゴーレム自体がその土地に根付く宗教観みたいなものにも結びつくお話ですよね。にもかかわらず、初演ではそういったある種の際どさよりもコミカルさが勝っていて。まさに先ほどお話しされていた、「おもしろさと気持ち悪さは紙一重」にも通ずると思うんですが。

そうですね。お客さんが安心して笑って観られるフィクションを作りたい気持ちは、いつもありますね。

『九十九龍城』も香港の九龍城砦がモデルで、セリフの中に「黒社会」って言葉が出てきますけど、そこをもし「反社」にしたら急に現実味や生々しさが出ますよね。賃金交渉の場面も、「給料」だと身近だけど、「ギャラ」だと普段口にしない言葉だから現実感が薄れる。「ギャラあげてくれよ、20!」みたいに単位も言わずに曖昧にして。

ゴーレムもむずかしい題材ですが、舞台上の人たちが右往左往する様子を輪切りにして、それを横からお客さんが眺めるような舞台セットが作れたので、たまたまおもしろい形のコメディに着地できたと思ってます。

初演時に作られた二重構造の舞台。客席からまっすぐ前には、ゴーレムによる地下世界が広がる。  撮影:清水俊洋

初演時に作られた二重構造の舞台。客席からまっすぐ前には、ゴーレムによる地下世界が広がる。  撮影:清水俊洋

ーー舞台装置のお話が出たので、素朴すぎる質問をしてもいいですか?

どうぞどうぞ、なんでしょう?

ーーヨーロッパ企画のお芝居には、舞台装置に並々ならぬこだわりを感じます。それでいて、毎回全国をツアーされています。セットの組み立てと移動、大変じゃないですか?

そうそう、もうそれはご指摘の通りで(笑)。舞台装置を作り込みたい思いと、移動して各地でお客さんと出会いたい思いがあって、そこには大きな矛盾がありますよね。

メンバーでツアーを回るから、装置の仕込みも自分たちでやってるんです。前回の『九十九龍城』では、細かく作り込んだ「魔窟」を各地に運んだので、メンバーから大変な不評を買ってしまって……。

メンバーの皆さんから不評を買ってしまった魔窟の一部(『九十九龍城』より)   撮影:清水俊洋

メンバーの皆さんから不評を買ってしまった魔窟の一部(『九十九龍城』より)   撮影:清水俊洋

舞台美術の模型を初めてみんなで見る時も、「わぁ、素敵な舞台!」みたいな色めきはなくて、「今回は仕込みにどのくらいかかるか」の目線で(笑)。今回は、『九十九龍城』より楽ですと、内部的に謳ってますね。

ーー皆さんから不評を買わないこともポイントなんですね。

そこまでしても各地を回りたいのは、僕らがもともと京都の劇団だからかもしれないですね。そもそも、京都で作ったものを東京に持っていくこともツアーなので。東京で始まった劇団だったら、そういう発想にならなかったかも。

もちろんずっと1カ所で上演する方が楽だと思うけど、劇を作って移動していくサーカス団のようなおもしろさもやっぱりあって。今回も全部で8カ所を回るので、各地でお客さんと出会うのが楽しみです。

上田誠

上田誠

取材・文=碇 雪恵   撮影=池上夢貢

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2022年8月11日(木・祝)に開幕を迎えるブロードウェイミュージカル『コーラスライン』。初日を前に、8月6日(土)16:00よりTBSにて特別番組が放送されることが決定した(※関東ローカル(予定))。来日公演のスペシャルサポーターに就任した泉ピン子とウエンツ瑛士が、感動の秘密に迫る。

ブロードウェイでの成功を夢見る名もなきダンサーたちの光と影を真正面から描いた名作『コーラスライン』。 トニー賞で9部門を制覇しハリウッドでミュージカル映画化もされた歴史的な作品だ。今回の特別番組では、舞台のダイジェスト映像や、厳しいオーディションを勝ち抜いてきた魅力あふれる新キャストの紹介、さらには来日に向けたアメリカ・アーカンソー州での公演の映像も。

ブロードウェイミュージカル『コーラスライン』は、8月11日(木・祝)~28日(日)Bunkamuraオーチャードホールにて上演。

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1:2022/07/31(日) 15:43:15.62ID:CAP_USER9 映画『月光仮面』 ★愛と正義の使者が繰り出すド派手なバイクアクション!!
特撮ヒーローの草分けとなった月光仮面シリーズの映画版は、ド派手なアクションが満載!!
「憎むな、殺すな、許しましょう」の精神で「正義の味方」は今日も戦う!!

7月31日 日曜 19:00 -20:52
TOKYO MX2
https://s.mxtv.jp/cinema/movie.html?id=4cye8at45v6620o8

竹林賢法は現体制を打破し、理想国家ニューラブ・カントリー建設をめざし、この思想で多くの若者を煽動し、カリスマ的存在として君臨していた。
彼は理想実現のため、自然科学者、小原らを研究にあたらせ、同時に現金強奪集団レッドマスクを組織していた。

メンバーには黒木、巻村幾子、片貝、タイガーなどがいた。ある夜、強奪した現金を輸送するレッドマスク団の前に月の光とともに疾走するバイクが現われた。
それは、全長二十五メートルのトレーラーを瞬く間に飛び越した。翌日、警視庁に強奪された五億円を返すという電話が入った。
歩行者天国で賑わう銀座にジュラルミンケースが転がっていた。「手数料10%は差し引いておく、月光仮面」のメッセージと四億五千万円が入っていた。
正義の味方、月光仮面にマスコミは沸いた。賢法は月光仮面の出現に動揺、配下に非合法手段を強制する。
しかし、黒木はそのやり方に反発、賢法は幾子に裏切者は抹殺せよと命ずる。黒木に銃口を向け、悩む幾子の手を小原が制した。小原の正体は……。
その時、刺客の投げたブーメランが黒木の胸に刺った。ついに月光仮面と賢法の対決がはじまった。
ヘリコプターで逃げる賢法においすがる月光仮面が飛びついた。地上三十メートル、ヘリコプターの内と外での激しい格闘が展開する。そして、月光仮面の銃が火を吹いた。

【出演】
桑原大輔、
志穂美悦子、
地井武男、
原田大二郎、
豊橋浩介、
五代高之、
斉藤智美、
井上純一、
内田喜郎、
長江英和、
山西道広 

監督・演出
【監督】澤田幸弘

制作
−1981年制作・日本−
KADOKAWA

お知らせ
【番組ホームページ】https://s.mxtv.jp/cinema/

https://s.mxtv.jp/cinema/img/photo/main_80dcy81y5fjfcbfu2prh49yvgxljr8.jpg

1:2022/08/01(月) 19:36:50.14ID:CAP_USER9 2022年08月01日 17:04 野球
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2022/08/01/kiji/20220801s00001002422000c.html
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2022/08/01/jpeg/20220801s00001002421000p_view.jpg

 佐賀県高野連は1日、第104回全国高校野球選手権大会(8月6日開幕)に出場する有田工の複数の部員が新型コロナウイルスに感染したと発表した。

 先月29日に甲子園出場にあたってのPCR検査を受けて先月31日に発覚。佐賀高野連の松尾真也理事長は「今後の対応は日本高野連の指示を仰ぎたい」と語った。症状については「無症状の生徒が多いというのは聞いています」と説明。「有田工が出場辞退を示している訳ではない。出場を目指している」と語った。

 日本高野連はあす2日に会議を開く予定。3日には組み合わせ抽選会、大会は6日に開幕する予定。

『ポケットモンスター』シリーズ完全新作『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の3rd Trailer公開。伝説のポケモン「コライドン」「ミライドン」の新たなフォルムが公開となった。

『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』3rd Trailer

『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』3rd Trailer

主人公と共に旅をすることになる伝説のポケモン・コライドン、ミライドン。既に発見されている姿とは異なった様々なフォルムがあり、その行動やフィールドにあった形態に変化、大草原や砂漠を全速力で駆け抜け、水上を自由に進み、崖を登り丘を越え山頂から一気に滑空することができるようだ。

コライドン

コライドン

ミライドン

ミライドン

また、本作の舞台となるパルデア地方特有の現象、ポケモンたちが宝石のようにキラキラと光り輝く”テラスタル”という現象も公開。本現象がパルデア地方でのバトルの鍵となるそうだ。

テラスタル

テラスタル

イーブイ テラスタル

イーブイ テラスタル

パルデア地方で新たに出会えるポケモン、”パルデアのすがた”を持つポケモンも一部公開となっている。

ウパー(パルデアのすがた)

ウパー(パルデアのすがた)

パピモッチ

パピモッチ

その他の情報も次々に公開されている本作、今後の情報からも目が離せない。

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1:2022/08/03(水) 23:26:54.56ID:CAP_USER9 CCR 70年ロイヤル・アルバート・ホール公演の公式ライヴ・アルバム発売決定 1曲試聴可
2022/08/03 00:58掲載 amass
https://amass.jp/159708/
https://pbs.twimg.com/media/FZKruhkX0AI7WdZ.jpg

●「Bad Moon Rising」
https://www.youtube.com/watch?v=GvQIM0pTRcE

CCRことクリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル(Creedence Clearwater Revival)が1970年に英ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行った伝説的なコンサート。50年以上を経て、ついにオフィシャル・ライヴ・アルバムがリリースされることが決定。『Creedence Clearwater Revival at the Royal Albert Hall』は9月16日発売。このアルバムから「Bad Moon Rising」の音源と、ボックスセットのボックス開封映像が公開されています。

1980年に『The Royal Albert Hall Concert』というアルバムがリリースされましたが、その録音は1970年1月にカリフォルニアのオークランド・コロシアムで行われたコンサートであることが判明、その後そのアルバムは『The Concert』と改名されています。

そして今回、ようやく実際にロイヤル・アルバート・ホールの録音が初めてリリースされます。今回のアルバム『Creedence Clearwater Revival at the Royal Albert Hall』には、CCRのキャリアの頂点に立つこの公演の模様を完全収録。

約50年間保管されていたオリジナルのマルチ・トラック・テープを丹念に復元し、グラミー賞受賞者であるプロデューサーのジャイルズ・マーティンと、エンジニアのサム・オーケルがミックスを担当しています。

海外でのみ発売される180グラム重量盤アナログレコードは、著名なエンジニアであるマイルズ・ショーウェルが、アビイ・ロード・スタジオでハーフスピード技術を使ってマスタリングを行っています。

またCraftRecordings.com限定で発売されるスーパー・デラックス・エディション・ボックス・セットは11月18日発売。このライヴ・アルバムのCDと180グラム重量盤アナログレコード、映画『Travelin’ Band』からの音楽(バンドの初期メンバーの初期録音を含む)を収めた2枚目のCD、映画『Travelin’ Band』完全版やハイレゾ音源などを収めたBlu-ray、1970年のオリジナル・ツアー・プログラム、17インチ×24インチのポスター、16ページのブックレットが含まれています。世界限定5,000セット(シリアルナンバー入り)で、エンボス加工の金箔を施した12インチ×12インチのボックスに収録されています。

日本盤は96kHz/24bitマスターを88.2kHz/24bitに変換したMQA-CD×UHQCD仕様での発売です。

また、本作に合わせて、英米、カナダなどでは、ドキュメンタリー・コンサート映画『Travelin’ Band』が9月16日に同時公開される予定。グラミー賞を2度受賞したボブ・スミートン(『The Beatles Anthology』、『Jimi Hendrix Band of Gypsies』)が監督を務め、アカデミー賞受賞俳優のジェフ・ブリッジスがナレーションを務めています。

(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)

●ボックスセットのボックス開封映像
https://www.youtube.com/watch?v=zfdtt6tKB4Y

royal-albert-hall
■『Creedence Clearwater Revival at The Royal Albert Hall』

1. Born on the Bayou / ボーン・オン・ザ・バイヨー
2. Green River / グリーン・リヴァー
3. Tombstone Shadow / 墓石の影
4. Travelin’ Band / トラヴェリン・バンド
5. Fortunate Son / フォーチュネイト・サン
6. Commotion / コモーション
7. Midnight Special / ミッドナイト・スペシャル
8. Bad Moon Rising / バッド・ムーン・ライジング
9. Proud Mary / プラウド・メアリー
10. The Night Time Is the Right Time / ザ・ナイト・タイム・イズ・ザ・ライト・タイム
11. Good Golly Miss Molly / グッド・ゴリー・ミス・モリー
12. Keep on Chooglin’ / キープ・オン・チューグリン

※1970年4月14日、ロンドン。ロイヤル・アルバート・ホールでのライヴ録音

(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)

公益社団法人日本演劇協会が、2022年9月29日(木)第一ホテル東京 「ラ・ローズ」にて、「演劇お勉強会 ゲキ勉!」スペシャル『すみれForever vol.2 植田紳爾 meets 麻路さき~阪神大震災、そして「国境のない地図」へ』を開催する。

公益社団法人日本演劇協会は、発足した昭和26年(1951年)以降、「演劇講座」や「演劇フォーラム」などの事業を行ってきた。その伝統を踏襲する形で、内容とタイトルをブラッシュアップしたのが「演劇お勉強会 ゲキ勉!」だ。

その企画のひとつとなるのが『すみれ Forever』。劇作家・演出家であり、宝塚歌劇団特別顧問、そして日本演劇協会会長の植田紳爾と、彼が手がけた数々の名作から生まれたスターが再び出会い、名作の舞台裏や歌劇の魅力、スターの魅力を改めてひも解く。

2022年1月、鳳蘭を迎え、記念すべき第1回目を開催。好評を得たこともあり、早くも第2回目の開催が決定した。今回ゲスト出演するのは、退団後も根強い人気を誇る元星組トップスター・麻路さき

麻路が星組トップスターに就任されるのと時を同じくして、阪神・淡路大震災が発生した。植田が脚本・演出を担当された麻路のトップお披露目公演『国境のない地図』は、二人にとってはもちろん、宝塚歌劇団にとっても震災後の復興第一作となる思い入れの深い作品となっている。

今回は、阪神・淡路大震災当時の話、そして『国境のない地図』上演へ向けた想いを中心に二人が語る。

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日本にもファンが多い北欧デザインの家具。その中でも特に人気の高いデンマークの椅子の世界にどっぷり浸かれる展覧会が東京で開催されている。7月23日(土)に東京都美術館で開幕した『フィン・ユールとデンマークの椅子』では、20世紀中盤に最盛期を迎えたデンマークの家具デザインのはじまりと発展を130点以上のチェアとともに紹介。その上で、名だたる著名デザイナーの中でも異色の存在だったフィン・ユールの活躍を特集した展示が行われている。デンマークデザインの名作チェアに座れる体験型展示も魅力的な本展の見どころを実際の会場の様子とともに伝えていこう。

目次

デンマーク近代家具の源流と発展の背景を知る

全3章で構成されている展示のうち、第1章の「デンマークの椅子 ―― そのデザインがはぐくまれた背景」では、1924年のデンマーク王立芸術アカデミー創設などをきっかけとしたデンマークデザインの萌芽とその発展の背景にある価値観、そしてマイスター制度に代表される職人育成システムを5つのセクションに分けて紹介している。

会場入り口

会場入り口

「デンマーク近代家具の父」と呼ばれるコーア・クリントを初代責任者においた同アカデミーの家具科は、過去の優れた家具を徹底的に研究し、それを新たな形に作り直す「リデザイン」という手法を確立した。このセクションに展示されている《レッドチェア》は18世紀にイギリスで流行したチッペンデールチェアをもとにした椅子。《サファリチェア》も19世紀イギリス軍の椅子をもとにした椅子であり、リデザインの取り組みから生まれた作品である。さらにクリントは《コーア・クリント作成の「人体測定図」》に見られるように人体と家具の相関関係も研究し、2つの研究からシンプルでありつつ重厚なデンマークの家具デザインの礎を築いていった。展示されているクリントの椅子は主に1930年代にデザインされたものだが、今の我々から見てもスタイリッシュで錆びない魅力を放っている。

手前:コーア・クリント《デッキチェア(モデルNo.4699)》1933年 織田コレクション(東川町)蔵

手前:コーア・クリント《デッキチェア(モデルNo.4699)》1933年 織田コレクション(東川町)蔵

順路に沿っていくと、次のセクションにはクリントに影響された世代が制作したデンマークチェアの代表作が一堂に展示されている。きっと北欧デザインファンであれば目を輝かせる空間だ。その中にはアルネ・ヤコブセンの《アリンコチェア》(アントチェア)や《スワンチェア》、ハンス J .ヴェグナーの《アームチェア》など、決して北欧デザインに詳しくなくても「お、この椅子知ってる!」となりそうな不朽の名作も混じっている。形や謂れなどから、それぞれの椅子には個々に特徴的な名前が付けられており、ヘルゲ・ヴェスタゴード・イェンセンの《ラケットチェア》やヨルゲン・ホヴェルスコフの《ハープチェア》など、「これってちゃんと座れるのだろうか?」と疑問を抱くような奇抜なデザインもあって面白い。

第1章の展示風景

第1章の展示風景

ヨルゲン・ホヴェルスコフ《ハープチェア》 1968年 織田コレクション(東川町)蔵

ヨルゲン・ホヴェルスコフ《ハープチェア》 1968年 織田コレクション(東川町)蔵

同じ空間に一斉に並べられた椅子だが、一脚一脚が確かな個性を放っており、ライバルたちの一歩先を行こうとしたこの時代のデザイナーたちのチャレンジングスピリットのようなものを感じる。一方でユーザー視点に立ってみると、居心地のいい空間を指す「ヒュッゲ」の精神を大切にするデンマークの人々の椅子ひとつに対するこだわりも伝わってくるかのようだ。

“主流派”とは別の道を進んだ孤高の天才デザイナー、フィン・ユール

ひとつ下の階へ移動し、展示は第2章の「フィン・ユールの世界」へ。

名だたるデンマークの家具デザイナーの中にあって彼は異端の存在といわれるフィン・ユール。その理由はまず彼の経歴にある。

手前:フィン・ユール《イージーチェア No.53》1953年 織田コレクション(東川町)蔵

手前:フィン・ユール《イージーチェア No.53》1953年 織田コレクション(東川町)蔵

1912年にデンマークの首都・コペンハーゲン近郊のフレデリクスベアに生まれたフィン・ユールは、幼い頃には美術史家を夢見る少年だった。しかし父親の強い反対を受けて、その夢を断念し、18歳でデンマーク王立芸術アカデミーに入学する。ただし彼が門戸を叩いたのは、家具デザイナーの登竜門だった家具科ではなく建築科であった。しかも学内で教鞭をとっていた建築家、ヴィルヘルム・ラウリッツェンに才能を認められ、卒業を迎えることなく彼の建築事務所に就職。建築の世界でキャリアをスタートさせている。11年務めたここで首都・コペンハーゲンのカストラップ空港やラジオハウスの設計に携わり、さまざまな設備のデザインを経験。その中で空間とインテリアの調和について知識を深め、家具デザイナーとしても頭角を表すことになる。

フィン・ユール《イージーチェア No.45》 1945年 織田コレクション(東川町)蔵

フィン・ユール《イージーチェア No.45》 1945年 織田コレクション(東川町)蔵

本章の序盤にはさっそく彼の代表作である《イージーチェア No.45》が展示されている。曲線を多用したフォルム、そして斜めに通した貫(脚に付けられた補強用の横棒)、優れた色彩感覚が、フィン・ユールのチェアの主な特徴である。元来より芸術に興味を持ち、クリント派の薫陶を受けていない彼は、抽象彫刻に触発された独自のアプローチで家具をデザインした。それはクリントの薫陶を受けた“主流派”とはまったく異なる手法であったが、その発想から生み出された彼の作品は、いつしか「彫刻のような椅子」と称されるようになった。

手前:フィン・ユール《ダイニングチェア》1953年 織田コレクション(東川町)蔵

手前:フィン・ユール《ダイニングチェア》1953年 織田コレクション(東川町)蔵

デンマークで家具職人として活動するにはマイスターである必要があったが、建築畑で育った彼は、その資格を持っていなかった。なおかつ流線が多く構造的にも難易度が高い彼のデザインは普通の木工職人であれば敬遠するものであったが、ニールス・ヴォッダーという優れた職人との出逢いが、運命を大きく変えることになる。彼の出会いとほぼ同時期の25歳を迎えた年に、家具職人展示会に初出展して家具デザイナーとしてデビュー。強力な相棒も得て、ここから次々と斬新なチェアを生み出していく。会場にはユールが描いた図面も展示されている。アーム部分や座面などに見られる流線的なデザイン、丸みを帯びた脚など、細部までユールの揺るぎなきこだわりを感じる。そして図面と実際の椅子を合わせてみることで、ユールとヴォッダー、二人の共同作業の足跡を感じ取ることができる。

フィン・ユールの自邸を再現した空間

続くセクションでは、ユールが30歳の時に立てた自邸に関する展示が見られる。コペンハーゲン北部のオードロップに建てられた邸宅は、空間、芸術、そしてインテリアの調和を大切にしたユールのこだわりが凝縮された空間といえる。会場にもアート作品とともに《チーフテンチェア》や《ポエトチェア》《コーヒーテーブル》、そして彼の愛した玩具や日用品を集めた自邸の空間を再現。映像とともに、彼が暮らした空間を感じられる工夫がなされている。

第2章の展示風景

第2章の展示風景

後半のセクションでは1950年代以降のアメリカでの活躍、大量生産時代を迎えた後の各メーカーとの協働、建築や椅子以外のインテリアデザインの活躍などが紹介されており、彼の全キャリアを通覧できる内容になっている。

手前:フィン・ユール《スペードチェア(アナザータイプ)》1954年 織田コレクション(東川町)蔵

手前:フィン・ユール《スペードチェア(アナザータイプ)》1954年 織田コレクション(東川町)蔵

なお、第1章と第2章に展示されている椅子は、学術協力者として本展に携わる椅子研究家の織田憲嗣氏が収集した織田コレクションから出展されている。デザインに優れた20世紀の家具や日用品を網羅する同コレクションは世界的な知名度を誇る。本展をきっかけに、日本にこうした貴重なコレクションがあることを記憶に留めておきたい。

見た後は座ってみよう!

さて、これだけいろんな椅子を見てくると、見るだけじゃなくて実際に座ってみたくなるのが当然の反応だろう。そんな人の欲望を満たしてくれるのが、第3章の「デンマーク・デザインを体験する」だ。ここはデンマークデザインの名作チェアを体験できるコーナーになっている。フィン・ユールがデザインした《ペリカンチェア》や《45チェア》をはじめ、その数はなんと30脚以上。実際に腰かけてみると、確かなデザインの心地よさや自分との相性がよくわかる。良いものに触れると今度は座るだけではなく欲しくなってしまうのも人の性というものだが、せっかくの機会なので時間に余裕を持って訪れ、肌の感触でもデンマークデザインの素晴らしさを感じてみてほしい。

第3章の展示風景

第3章の展示風景

なお、本展は2012年の東京都美術館リニューアル時、再オープンに併せて館内に新設された「佐藤慶太郎記念 アートラウンジ」にデンマークデザインの椅子が採用されたことをきっかけに企画された。こちらでも数々の椅子に親しめるので、鑑賞後のひと休みに訪れてみてはいかがだろう。

『フィン・ユールとデンマークの椅子』は10月9日(日)まで東京都美術館で開催中。

文・撮影=Sho Suzuki

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ROCK DOWN「Asterism⁂」 (C)VAZZANI

ROCK DOWN「Asterism⁂」 (C)VAZZANI

2022年10月放送のテレビアニメ『VAZZROCK THE ANIMATION』。本作のオープニング主題歌、VAZZYが歌う「Fly High」とROCK DOWNが歌う「Asterism⁂」のPVYouTubeツキノ芸能プロダクション公式チャンネルで公開となった。

VAZZY「Fly High」

ROCK DOWN「Asterism⁂」

今回のPVはテレビアニメ『VAZZROCK THE ANIMATION』の放送を記念した番組『VAZZROCK LIVE 2020 TV特別編集版』にて初公開となったもの。今回の2曲のCD予約も開始、リリースは10月7日を予定している。

さらにHPも本格オープン。キャラクターたちのオフィシャルミニキャラを初公開に合わせて、 VAZZYとROCK DOWNのマネージャー、 寮でメンバーたちが飼っている猫のバズとロックのアニメビジュアルも公開となっているとのとこだ。

 (C)VAZZANI

(C)VAZZANI

 (C)VAZZANI

(C)VAZZANI

ファン待望のアニメ、今後の情報もチェックしていきたい。

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2022年10月28日(金)~11月6日(日)品川プリンスホテル ステラボールにて、大阪では、2022年11月11日(金)~11月13日(日)COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて、ミュージカル『世界でいちばん美しい』~鎌倉物語~が上演されることが決定した。

本作は、第31回織田作之助賞を受賞した、藤谷 治原作の「世界でいちばん美しい」(小学館文庫刊)を、ミュージカル化するもの。鎌倉を舞台に、登場するキャラクターたちの心の内面を見事に描きだした文学作品をオリジナル音楽と共に綴る。

出演は、音楽を三回聴いただけでピアノで弾くことができるほど生まれながらにして内に秘めた音楽の才能を持つ雪踏文彦(せったクン)役を横原悠毅が、また、雪踏文彦(せったクン)の幼馴染で彼の才能を認める親友の島崎 哲(トオル)役を椿 泰我が演じる。W主演となる二人は、IMPACTors/ジャニーズJr.のメンバーとして、これまでに数々のジャニーズ作品に起用され、近年では外部作品でも活躍している。

さらに、北島玲子役に蒼乃夕妃、永沢小海役/沢口茉莉役の<二役>に柳 美稀、津々見勘太郎役など物語の鍵となる複数役を演じ分ける<マルチマン>に原田優一、レストラン「エグランティーナ」マスターの加瀬 靖役にブラザートムらの実力派俳優も出演し、ミュージカル作品としての深みと彩りを加える。

脚本・作詞・演出は、『フットルース』、『プロデューサーズ』、『ガイズ・アンド・ドールズ』などのブロードウェイ・ミュージカルの翻訳・演出も数多く手がけ、近年ではミュージカルのオリジナル作品にも精力的に取り組む、菅野こうめいが務める。劇中の音楽は、蜷川幸雄、前川知大演出の作品などの舞台、ミュージカル、映画の音楽を多数手がけてきたかみむら周平が舞台上でも生演奏をおくる。

【ミュージカル『世界でいちばん美しい』イントロダクション】
雪踏文彦。ひとは、みな、彼のことを親しみを込めて“せったクン”と呼ぶ。島崎 哲(トオル)も、親友である彼をそう呼んだ。
幼馴染の二人が小学生の頃、 “せったクン”はピアノを弾くところを3回見ただけで、その曲を弾ける才能を持っていた。いつもぼんやりしていただけの“せったクン”に秘められていた音楽の才能は、幼少期から音楽の英才教育を受けていた”トオル”の技術を簡単に追い越すものだった。
そして、中学、高校は違う学校に通ったふたりだが、大人になり彼がピアノを弾いている鎌倉のレストラン「エグランティーナ」で頻繁に会うようになる。
音楽のことしか、ほとんど考えていない“せったクン” 。「エグランティーナ」で様々な人と出会い、やがて恋をし、彼がつくる音楽も変化していく。
目次

横原悠毅 IMPACTors/ジャニーズJr. コメント

今回、『世界でいちばん美しい』にて雪踏文彦役で主演を務めさせていただくIMPACTorsの横原悠毅です。僕は今回のこの舞台が初めての主演作品であり、初めてのミュージカル作品でもあります。ミュージカル作品での歌唱だったり初めてのことに挑戦する不安や、主演を務める事への責任感もありますが、信頼できるメンバーと共にW主演としてこの舞台に挑める事を嬉しく思います。少しでも興味をお持ちの方は、是非この舞台に足を運んでいただけたらなと思います。

椿 泰我 IMPACTors/ジャニーズJr. コメント

IMPACTorsの椿泰我です。今回、横原悠毅と「W主演でミュージカル」というお話をいただいた時は、グループではラップを担当しているので本当にびっくりしました。それと同時に、ミュージカル作品を経験出来ることはIMPACTorsのグループ名にも入っている、”actors”の部分をより確立させる事が出来る素晴らしい挑戦だと感じました。初の主演ミュージカルでメンバーとW主演。今までに経験したことの無い事ばかりの稽古期間になると思います。全力で稽古を重ねて、最高の作品を皆さまにお届けしたいと思います! 是非、たくさんの方に劇場に足を運んでいただけたら嬉しいです。楽しみにしていてください!

脚本・作詞・演出:菅野こうめい コメント

僕は原作小説の作家である藤谷 治さんには、「船に乗れ!」の舞台化以来、すごく親近感を感じている。彼の方が僕より少し年下だが、ほぼ同世代。お互い、お坊ちゃま育ちのくせに不良っぽさで武装して、作品はそうでもないけど、無頼派を気取って生きてる感じが似てるなあ、と勝手に思っている。「世界でいちばん美しい」は「船に乗れ!」の続編スピンオフみたいなところがあって、藤谷さんの作品はどれもそうだが、ずっとバックに音楽が流れていて、シーンに合わせて自分なりの選曲でセットリストを作って聴きながら読んで行くと、もうそのままミュージカルなのだ。勿論、そんな読み方が出来る奴は僕以外にいるわけがないから、僕のうぬぼれも一流だとは思うが、躊躇うことなくミュージカル化を決心した。「世界でいちばん美しい」ってタイトルも一切、外連味がなくてミュージカル向きだし。

それと、男2人の話しと言うのがいい。ミュージカルと言うと男女の恋愛ものってイメージがあるけど、意外と男2人の人生を描いているものが魅力的だったりする。『GUYS &DOLLS』のネイサンとスカイ、『RENT』のロジャーとマーク、『レミゼ』のバルジャンとジャベールと、なかなか名作が多い。それに、ミュージカルだからって、無理矢理ロマンチックコメディやラブストーリーをやることはない、と思うのだ。特に今のこの時代に。とは言え、この小説は昭和から平成、しかもバブルど真ん中が舞台。それ故に、不器用に一生懸命に生きるしかなかった、せったクンと島崎君みたいな関係と言うかストーリーって、ジャニーズJr.の中にまるごとリアルにありそうだから、ぴったりかもしれないな、とも考えた。で、横原君と椿君に会ってみたら、あまりにも「まんま」な感じで、今は、これはやるしかない! と思っている。2人ともミュージカル初主演、しかも、オリジナル・ミュージカルだ。相当の努力が必要だろう。僕も、僕のミュージカル人生で得たノウハウを全部注ぎ込んで真正面から向き合うつもりだ。もちろん、ミュージカル作家としての新たな挑戦も忘れてはいない。
是非、期待して欲しいです。だけど、これは「世界でいちばん美しいのはどっちだ?」と言う話ではありませんので、悪しからず……。

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2022年8月5日(金)から歌舞伎座『八月納涼歌舞伎』で、新作歌舞伎『新選組』が上演される。原作は手塚治虫。手塚作品が、歌舞伎となるのは本作が初めてのこと。幕末に生きた、若き剣士たちの葛藤を、虚実織り交ぜて描き出す。中村歌之助中村福之助に『新選組』への意気込み、兄弟への思いを聞いた。

新作歌舞伎『新選組』ビジュアル。手塚プロダクションの方から、「漫画から抜け出てきたようだ」との声もあったという。

新作歌舞伎『新選組』ビジュアル。手塚プロダクションの方から、「漫画から抜け出てきたようだ」との声もあったという。

■勘九郎から託された『新選組』

主人公の深草丘十郎(ふかくさ・きゅうじゅうろう)を演じるのは、中村芝翫の三男・歌之助。20歳にして、初めての主演舞台となる。

歌之助「8月の納涼歌舞伎は、亡くなった中村勘三郎のおじや、坂東三津五郎のおじさま、そして父たちが中心となり始まりました。一門にとっても大事な興行です。3年ぶりの納涼歌舞伎で、主演の舞台をやらせていただきます。本当にうれしく、ありがたいことです。全身全霊の情熱を注ぎ、一生懸命頑張ります」

主人公の親友、鎌切大作(かまぎり・だいさく)は、歌之助の兄・福之助が勤める。

福之助「3年ぶりの『納涼歌舞伎』に出演させていただき、『新選組』で弟が主役を勤めます。私はその親友役で共演します。とてもうれしく思います」

開幕に先だって、取材会も行われた。父・芝翫や長兄・橋之助のいない会見は初めて。「今日は僕から喋るんですね」と歌之助。

開幕に先だって、取材会も行われた。父・芝翫や長兄・橋之助のいない会見は初めて。「今日は僕から喋るんですね」と歌之助。

ふたりは本作の歌舞伎化が具体化するよりもずっと前に、中村勘九郎のすすめで、手塚治虫の漫画『新選組』を読んでいた。

歌之助「勘九郎の兄は、自分が若いうちに『新選組』を歌舞伎にしたかったそうです。でも、そのタイミングがなかった。そこで、“若い人たちにやってもらいたい。兄弟でどうか”と言ってくださいました。キャラクター的に、僕と福之助でやるのが良いだろうと言われた時は、本当にうれしかったです。丘十郎は内気な性格ですが、敵討ちへの信念があります。鎌切は日頃は明るい性格ですが、どこかに熱い闘志がある。僕たちと重なります」

腰まである長い髪は、重みがある。「髪さばきも課題になりますね」と歌之助。 /(C)松竹

腰まである長い髪は、重みがある。「髪さばきも課題になりますね」と歌之助。 /(C)松竹

福之助「丘十郎​と鎌切が一緒の時、喋るのはだいたい鎌切です。我が家でも、僕がいっぱい喋ったことに対して、弟は“そうだね”と一言答えるだけだったりしますからね。僕たちにぴったりです。ただ、勘九郎の兄のことが大好きな橋之助だけは、ずっと勘九郎の兄に食い下がっていましたね。なんで僕じゃないんですかー!って(笑)」

先だって公開された扮装写真は、原作に忠実でありながら歌舞伎として違和感のない仕上がり。

福之助「勘九郎の兄は、歌舞伎らしさにこだわりたい、と言っていました。漫画『新選組』を読んで思ったのは、無理に歌舞伎に寄せなくとも、原作から逸脱せずに歌舞伎になるということ。歌舞伎にすることで、引き立つ魅力もあると思いました。先日、手塚​治虫記念館で教えていただいたのですが、手塚先生の漫画の登場人物には“その他大勢”がいないそうですね。一人ひとりの顔や服に特徴があり、それぞれキャラクターとして描かれている。今回の舞台でも、受け継ぎたい魅力です」

役名の鎌切(かまぎり)は「ま」にアクセント(「甘栗」と同じ)。「でも皆さんには、カマキリって呼ばれるんです」と福之助。 /(C)松竹

役名の鎌切(かまぎり)は「ま」にアクセント(「甘栗」と同じ)。「でも皆さんには、カマキリって呼ばれるんです」と福之助。 /(C)松竹

歌之助は『新選組』以前より、『ブッダ』『どろろ』などで手塚治虫の世界観に触れ、惹かれていた。

歌之助「いつか自分が新作歌舞伎を作るなら……と、スマホのメモにアイデアを書きためています。そこには、手塚先生の作品も並んでいて、勝手に色々な想像をしていました。初めての主演が手塚​先生の作品に決まった時は、ご縁を感じました。台本に、漫画のままの台詞も多く、あのセリフを言えるんだ! と嬉しく思いました」

■みんなで作る、新選組合

長男の橋之助は、丘十郎の運命を握る重要な人物、仏南無之介役を勤める。

歌之助「兄は、“いいなあ”と言いながらも、アドバイスや意見をくれます。仏南無之介も鎌切大作も、深草丘十郎の心を揺るがす相手。その役を2人の兄がやってくれます。誰よりも真剣にぶつかり合える相手ですから、お客様にもそのリアルをお届けできるのではないでしょうか」

新選組の近藤勇役に勘九郎、土方歳三役に中村七之助、芹沢鴨役に坂東彌十郎、沖田総司役に中村虎之助。キーパーソンとなる娘八重を中村鶴松が演じ、庄内半蔵役を片岡亀蔵が、丘十郎に影響を与える坂本龍馬役を中村扇雀が勤める。脚本は、日下部太郎。立て師の山崎咲十郎の本名で、筆名だ。過去には、坂東玉三郎が主演した『新版 雪之丞変化』の脚本も担当した。

新作歌舞伎『新選組』(左より)鎌切大作=中村福之助、深草丘十郎=中村歌之助  /(C)松竹

新作歌舞伎『新選組』(左より)鎌切大作=中村福之助、深草丘十郎=中村歌之助 /(C)松竹

福之助「咲十郎さんは、この話が決まるとすぐに、グループLINEを作り、ご要望あれば聞きますし、こちらからも連絡します、とおっしゃってくださいました。グループ名は“新選組合”(笑)」

歌之助「良い舞台にするために、ハラをわって話せる環境を作ってくれたんですよね。いまは感染症対策で、楽屋も別々。先輩やお弟子さんとも、やりとりするには意識して連絡を取らないといけません。兄弟で試行錯誤し、皆さんと情報を共有しながら、全員で一緒に作っていきたいです」

歌舞伎に限らず、大勢でひとつのモノを作るとき、メンバー間の情報共有やスムーズな意思疎通は重要だ。それに加えて福之助は、色々な一門の舞台での経験から振り返る。

福之助「真ん中に立ち、進む方向を示してくれる人がいることも大事ですよね。その人を信じて進めばいい。玉三郎のおじさまがそうです。スーパー歌舞伎Ⅱでは猿之助のお兄さんが中心にいます。平成中村座なら、以前は勘三郎のおじ、今は勘九郎の兄。芯になる人が自信を持って前を向き、判断してくれるから、皆も同じ方へ向かってバッと走り出せるんです」

食べているのはお汁粉 /(C)松竹

食べているのはお汁粉 /(C)松竹

本作は、勘九郎を中心に、気心の知れたメンバーたちで舞台を作る予定だ。その時、歌之助と福之助の役割とは。

福之助「僕たちが担うのは、モチベーションの部分なのかな。出演してくださる大先輩の皆さんに、『よし、こいつらを手伝ってやろう』と思っていただけるよう、僕たちは誠意を持って向き合い、奢らずに、今できることを精いっぱいやるのみです」

歌之助は、主役としての心構えを先輩俳優に聞いた。

歌之助「猿之助のお兄さんから、“主役の人は、まず冷静でいること。難しいけれど、俺も経験だったよ”と伺いました。尾上右近のお兄さんは、“自分の信じるところと、情熱があれば大丈夫”とおっしゃっていました。冷静さと情熱を持つことは矛盾しません。猿之助さんは冷静に全体を見ているけれど、お芝居はとても情熱的。僕が演じる丘十郎も、冷静でありながら、内に情熱を持っています。福之助の言うように、皆さんに力を貸していただき、お客様にお届けするためにも、僕らに情熱がなければいけませんよね」

■和気あいあいとした三兄弟

橋之助は26歳、福之助は24歳、歌之助は20歳。“成駒屋の仲良し三兄弟”のイメージが強いが、お互いにライバル心もあるのだろうか。

福之助「僕は学業を優先していたこともあり、襲名の頃は歌舞伎の右も左も分かりませんでした。すべて兄や弟に助けられていましたから、兄弟にライバル心はありません。橋之助と歌之助の場合、ふだんは仲が良いけれど、役者としては、きっと性格が合わないよね。だから2人の間で僕がムードメーカーとなってバランスを保っている……と思うんだけど、どうですか? 歌之助さん」

歌之助「そうですね」

あっさり同意する歌之助に、福之助が「ここは否定してくれよ」と小声でせがみ、笑いに変える。

歌之助「がんばって良いモノを作りたい。そこは橋之助と似ています。憧れるもののあり方は、それぞれ違うのでしょうね。でも福之助がいてくれるから、バチバチとはしないんです」

中村歌之助

中村歌之助

福之助「そう(得意顔)。母親から言われているんです。“あなたは橋之助と歌之助、どちらの敵になってもだめよ”と。もしどこかで、兄や弟が悪く言われていたら、相手が先輩だったとしても、僕は反論するつもりです。僕が何か言われた時、兄ちゃんと弟は、僕を守ってくれるかな」

歌之助「どうかな(笑)。ただ、僕にとっても橋之助は、ライバルにはなりません。歌舞伎役者として、ずっと先を走る先輩だからです。僕らの足らない部分を的確に指摘してくれます。厳しい言葉もかけられるけれど、パタっと何も言わなくなった時の方が怖い」

福之助「ああいう時の橋之助は、本当に怖い(笑)。でも常に先頭に立ち、僕らをひっぱってくれる、頼りがいのある存在です。兄弟3人で劇場をひとつ開けることが、橋之助の夢です。それが実現する時、僕も力になれる歌舞伎役者でいたい。そのためにも、がんばらないと、と思います」

中村福之助

中村福之助

兄弟3人がそれぞれの個性を発揮し、和気あいあいとして見える。しかし歌舞伎俳優としての苦労を、知らないわけではない。

福之助「実際は、僕はとても心配性です。コロナ禍以降、大変お世話になっている玉三郎のおじさまにも、“あなたは明るいムードメーカーのようだけれど、兄弟の中で一番繊細でネガティブ。もっと自信を持ってやりなさい。芝居で気づいたことは色々言うけれど、舞台に立ったら、一番自信を持てるやり方でやればいい”と言ってくださって。最近は、とにかく自信だけは持って舞台に立つ! と決めています」

家族から離れて舞台に出演したことで、自信が生まれた。

福之助「父や兄弟は、お芝居になると、自分が一番! と舞台に立てるタイプです。以前の僕は、その姿に圧倒されて、自信をもてずにいました。でも父も兄弟もいない座組に参加して、『成駒屋を代表してここにいる。恥をかくわけにいかない』という気持ちが生まれたんです。大きな役をいくつもやらせていただきましたが、そこへ至る努力をしてきた自負もあります。8月は、子どもの頃からお世話になっている皆さんに、『福之助は、玉三郎さんや猿之助さんのところで、たくさん学んだのだな』と感じていただけるよう、成果を発揮したいです」

中村福之助

中村福之助

歌之助は、取材会などで、ポジティブな言葉で思いを語っていた。舞台でも、常に楽しそうな姿が印象的だ。しかし、聞けば「子どもの頃は、ただただ舞台が楽しかったけれど」と口を開く。

歌之助「僕も実際は心配性ですし、歌舞伎座の広い舞台の真ん中に立つのですから、正直めちゃくちゃ怖いです。『新選組』が決まった時も、嬉しさと同時に、内心ヤバいなって思いました。でも、手塚治虫先生の漫画を初めて歌舞伎にする。歌之助にやらせようと言ってくれた人、決めてくれた人がいる。それを思えば、プレッシャーは良い意味でそのままに、一周して楽しむしかありません。切り替えないと、僕はきっと潰れてしまいます。なにより僕が楽しんでいなければ、お客様も楽しめませんよね」

■手塚治虫の『新選組』、8月の歌舞伎座でついに上演

原作の漫画はあるものの、舞台として新しい作品を創作する試みだ。

歌之助「平和とは、正義とは。本当に正しい行いって何なのか。手塚先生が、数々の作品を通して表現してこられたテーマに向かうことが、今回の目標です。ひとつの正解を作ろうとするよりは、この時代に上演する意味を考え、試行錯誤し、苦しみながらも色々な可能性を見つけていきたいです」

中村歌之助

中村歌之助

福之助は頷きつつ、補足する。

福之助「初日が開けば、僕たちの作る『新選組』が、“歌舞伎の『新選組』の正解”として世に出てしまわけで、その責任は忘れてはいけません。父からは『お前がやることが正解になるのだから、自信をもってやりなさい。自分が正解だと思ってやらないと、漫画ファンの方にも歌舞伎ファンの方にも失礼だよ』とも言われました。原作ファンの方から、“これってどうなの?”と異論が出るのは、いったんは“正解”として世間で受け止められた後のこと。色々なご意見がありつつも、“でも、歌舞伎ならありか!”と楽しんでいたける舞台にできたらいいですね」

『八月納涼歌舞伎』は8月5日から30日まで。

歌之助「8月の千穐楽の日に”歌之助がやって良かった”と皆さんに思ってもらえたら嬉しいです。何より、多くの方に手塚治虫先生の『新選組』を見ていただきたい。そのためにも僕は、ただひたすら、この舞台に情熱を注ぎます」

8月7日には、尾上松緑が席亭を勤めるオンライン配信のトークライブ『紀尾井町家話 第八十夜』に、橋之助、福之助、歌之助がゲスト出演する。アシスタントは咲十郎。『新選組』の裏話などが期待される。

(左から)中村福之助、中村歌之助

(左から)中村福之助、中村歌之助

取材・文・撮影=塚田史香 

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2022年11月27日(日)~12月4日(日)KAAT 神奈川芸術劇場<中スタジオ>にて、KAAT 神奈川芸術劇場プロデュース『ライカムで待っとく』が上演されることが決定した。

沖縄本土復帰50年となる2022年、メインシーズン「忘」の第4弾となる本作は、沖縄在住の若手劇作家・兼島拓也が書き下ろし、沖縄に出自を持つ田中麻衣子が演出を手掛ける沖縄の物語。

『ライカムで待っとく』は、アメリカ占領下の沖縄で起こった1964年の米兵殺傷事件を基に書かれたノンフィクション「逆転」(伊佐千尋著、新潮社・岩波書店刊)に着想を得て、当時の資料や、現代を生きる東京の若者たち、基地問題の専門家、同じ基地の町・横須賀に暮らす人たちなどにヒアリングし、田中と推敲を重ねながら、1年の歳月をかけて兼島が書き上げたもの。

この事件を全く知らなかったという30代の兼島は米軍基地が身近にある環境で生まれ育ち、現在も基地と生活が隣接している中で、劇作家活動を行っている。
本作に通底するのは、「沖縄は日本のバックヤードではないのか」「沖縄の犠牲の上に成り立っている日本という国」という想い。沖縄の過去と現在と未来が交錯するこの戯曲は、複雑性を包含する沖縄と日本の国の在り方を直視する物語になっている。
戦後80年近い時を経ても、辛い戦争体験をした者たちは語りたがらず、忘れることができないゆえに語らない、語りたくない、語れない「記憶と時間」を持っている島。島の中で基地賛成、反対と対立が続きながら、観光都市沖縄としての存在を益々高め、大きな経済のうねりの中で、共に生きながら歴史が刻まれていく。戯曲にたびたび登場する「決まり」という島の定めとは何なのか。
兼島の筆致は軽快で時にユーモアに溢れ、ミステリータッチで、知らぬ間に私たちに「この国の在り方」について考えさせてくれる。沖縄で生まれ育った兼島だからこそ書ける視点、これまで誰も読もうとしなかった、読まれなかった沖縄(こっちがわ)の物語は、沖縄の人々から我々が鋭く問われている、今を生きる私たちの物語となっている。

演出家の田中とこの物語を紡ぐのは8人の俳優たちで、出演する俳優の半数は沖縄出身。ベテランあめくみちこをはじめとする、沖縄出身の俳優陣と、近年高い評価を得ている、文学座の亀田佳明、充実した仕事を続ける青年座の魏涼子前田一世などの俳優陣たちが揃った。そして、音楽は数多くの演出家から信頼される国広和毅が担当。俳優たちが三線を奏で、音楽により沖縄の世界が広がるところも見どころのひとつだ。

目次

作:兼島拓也 コメント

生まれ育ったこの島が複雑で面倒臭いことなんてとっくの昔から知っていましたが、あと何十年ここで暮らそうとその全容を理解することはできないし、複雑さや面倒臭さが解消されることもきっとなくて、今回の戯曲の執筆は、そのことを改めて確認する作業でもありました。
もし私が沖縄に住んでいなければ、そして沖縄が複雑で面倒臭い場所じゃなければ、私にこのようなお仕事が巡ってくるなんてことはなかったと思うし、そういう意味で私は「基地に食わせてもらっている」のかもしれません。特権を享受しているのかもしれません。
その「特権」を観客の皆様にもぜひ存分に味わっていただきたく、沖縄の日常を描いた物語になるよう劇作に励みたいと思います。

演出:田中麻衣子 コメント

作家の兼島さんはどこか飄々としていてユーモア溢れる人です。台本の沖縄ことばでのやりとりには、そこでの生活があり、互いを大事にする優しさのようなものが通底しています。
テーゲー(いい・加減)で愛すべき沖縄の人たちを、8人のうち半分が沖縄ネイティブの役者さんたちで。2022 年のドキュメンタリーのような作品になると思います。
50年前、沖縄の人たちが想像した未来はどんなだったのでしょうか。
地上ではブーゲンビリアがひしめいて咲き、海ではジュゴンがゆっくりと泳ぐ、珊瑚でできた島のことです。
この作品が少しでも気になったら、どうか、足を運んでください。

KAAT 神奈川芸術劇場芸術監督 長塚圭史 コメント 

ライカムとは「琉球米軍司令部」つまり「Ryukyu Command Headquarters」を略して「RyCom」です。沖縄統治権を米軍が握っていた時代の象徴的なこの名称は、今はその土地の俗称となっています。この地域でライカムと言えばショッピングセンターであるイオンモール沖縄ライカムのことを指し、家族や若者が集まる代表的な遊び場となっているのです。この作品は復帰前の1960年代、沖縄で起こった沖縄人が犯したとされる米兵殺傷事件を扱います。事件の当事者となった若者たちは、幼い頃に凄惨な沖縄戦を生き抜いた世代です。彼らの生活の中には当然のように米軍の支配があり、時に不当な扱いを受けることも日常茶飯事でした。この事件も有無を言わさず沖縄人の罪が問われました。
雑誌のライター浅野はひょんなことからこの事件と向き合うことになります。妻の祖父の葬儀のために沖縄へ行くことになった彼のところに舞い込んだ当時の写真。そこには若き義祖父の横に立つ、自分とそっくり同じ姿の人物が立っていました。妻と共に沖縄のユタ(霊媒師)を通して死んだ義祖父と対話を始めることで、現在と占領下の時代とが交錯し始めます。二つの時代の若き沖縄人の姿を通して、沖縄と日本の終わりの見えない関係に迫ります。
このセンシティブな問題作に取り組むのは沖縄在住の劇作家の兼島拓也さん。『ライカムで待っとく』の兼島さんのセリフはなんとも軽やかで、ユーモアに溢れます。しかしその軽快さは次第に生きる術のようにも思えてきます。毎日朝から晩まで、この解決を見ない問題を直視し続けることは困難です。人は深刻な状況を、時には上手に忘れたり、思い出したりしながら生きていきます。そうでなければ生きられません。しかし当然そのまま目を背け続けてしまう危険性も孕みます。遠く離れていれば尚更に。
兼島さんは、浅野を筆頭とするやまとんちゅ(内地の人)へ問題を投げかけます。これは自分事なのか、それともあっち側の他人事なのか。演出は、自身も沖縄にルーツを持つ田中麻衣子さん。
昨夏から始まった兼島さんと田中さん、沖縄出身の俳優諸氏や、劇場スタッフとの長く濃密な対話を通して、何度も何度も改訂を繰り返している『ライカムで待っとく』。ぜひ劇場でご覧ください。

出演者 コメント 

■亀田佳明
中学の修学旅行は沖縄で、皆、楽しい旅行と大はしゃぎだった。
学習の一環として、戦時中のガマでの経験を体験者から聞く時間があった。
約200人の生徒達は話を聞いていくうちに静まり返っていった。
体験者の言葉と、あの会場の深閑とした空気は忘れられない。
以降、沖縄を何度か訪れている。この企画に参加させていただくことで、沖縄にさらに深く関わっていくことになるとおもう。 

■前田一世
待ち合わせをするのなら、劇場がいい。今が昔になり、昔が今になる。
待ち合わせをするのなら、劇場がいい。そこは日本だけどアメリカになり、神奈川だけど沖縄になる。
待ち合わせをするのなら、劇場がいい。待っている身だと思っていたら、実は待たせている身だと思い知らされる。
待ち合わせの時間も場所も知らされず「待つ身」となっておいでならば、どうぞ劇場においで下さい。
そこでお待ちしております。 

■南里双六
沖縄で起こる信じ難い現実に、内臓が震える思いがします。何故こんなことが起こるのか。声を上げたところで変わらない現実。踏みつけられ、搾取され、どんどん行き場をなくす沖縄。あるときフと気が付きました。私自身は、沖縄の何を知っているだろうかと。琉球以前から生きた先祖のことや、地獄の沖縄戦と惨憺たる戦後の沖縄のことの、いったい何を知っているのか。あの当時に何が起こったのか、どんな人が生き、どんな思いがあったのかをどれだけ「知ろう」としてきただろうか。全身で「知ろう」としてこなかった自分の態度こそが、今の沖縄の現実を招いたのではないか、と。この作品でまた、沖縄を刮目したい。 

■蔵下穂波
沖縄が復帰50周年という年に、ウチナーンチュとして私は何が出来るのだろうかと考え、悩んでいた時に『ライカムで待っとく』のお話を頂き本を読み、迷わずやらせてくださいとお返事しました。
現在進行形で続く沖縄の様々な問題を、この舞台を通して感じてほしいなと思います。
特にもっと若い世代にこの舞台を観てほしいです。精一杯頑張ります! 

■小川ゲン
戯曲を読んで、どきっとしました。
あっち側と、こっち側。
自分はどこにいるのか。誰がその線を引いたのか。
本土で生まれ暮らしてきた「ヤマトンチュ」の一人として、どきっとしました。
僕たちにできるのは「負担を担っていただく」ことなのでしょうか。「寄り添う」ことなのでしょうか。
この戯曲と向き合うこと、そこに描かれた沖縄で生きる人たちと向き合うことは、「こっち側」にいる自分と、目を背けずに向き合うことなのだと思います。

■神田青
まだ寒さの残る 2022年5月、生まれ故郷・沖縄から上京してきました。34歳、世間的に言えばかなり遅めの選択だったと思います。私個人にとって大きな決断の年は、奇しくも「本土復帰50周年」を迎える節目の年でもあり、沖縄の物語に関われる機会に、私自身何か特別なものを感じています。
本公演を通して、ひとりの島人として、またひとりの演劇人としてご観劇くださる皆さまと「答えのない問い」を共に考えていけたらいいなあと思っています。劇場でお待ちしています。

■魏涼子
『ライカムで待っとく』に不思議な共感を抱きます。
1972年沖縄返還は私の生まれた年。
そして、復帰前は日本であって日本でなかったかのような、復帰後も本土と区別されるような、まるで私の生い立ちと同じような歩みを辿る沖縄。
事件の事は知りませんが、稽古を重ね役を深く理解することで、主人公同様に、沖縄が歩んできた歴史を追体験し、沖縄の人たちが抱え続けている苦労や悲しみを受けとめたいと思っています。
その先に、希望の未来が待ち受けていると信じて。

■あめくみちこ
兼島さんの本を読ませていただき、すぐに、この作品に参加したいという強い思いに駆られました。
ウチナー口(沖縄の言葉)を混ぜながら、時には秀逸なコントの様なシーンがあり、でも、クスクス笑いながら読み進める内に、気づくと深い穴にストンと落ちた様な、沖縄の人達が、長い間抱えてきた、今も抱え続けている、その深い傷に、痛みに、まるで素手で触れてしまった様な、そんな感覚に襲われました。
沖縄復帰50周年の年にこの作品と出会えたこと、参加出来ることに感謝して、すぐに今は亡きふたりのおばぁにも報告いたしました。
KAATのスタジオで演出の田中さん、キャストの皆さんと共に過ごす、お稽古、本番の時間が今から楽しみでなりません。ちむどんどんしています。どうぞひとりでも多くの方にこの芝居を観ていただけますように、沖縄に思いを馳せていただけますように、切に願っております。
『ライカムで待っとく』、KAATで待っとくからね~! よろしくお願いいたします。

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1:2022/08/02(火) 05:08:32.90ID:CAP_USER9 KISS 11月30日に一夜限り東京ドーム公演、正真正銘の日本ラストステージ
2022年8月2日 4時0分スポーツ報知
https://hochi.news/articles/20220801-OHT1T51147.html?page=1
11月30日に東京ドームで最後の来日公演を行うKISS
https://hochi.news/images/2022/08/01/20220801-OHT1I51279-L.jpg

 米4人組ハードロックバンド・KISSが、11月30日に東京ドームで最後の来日公演を開催することが1日、分かった。企画・招へい・制作のウドー音楽事務所によると、正真正銘、日本でのラストステージになるという。

 KISSは2019年12月に東京ドームで最後の来日公演を行ったが、新型コロナウイルスの影響で世界情勢が一変。20年3月以降、ワールドツアー「END OF THE ROAD WORLD TOUR」の全公演が延期され、同ツアーが仕切り直しとなった。スケジュールが再考される中、メンバーの「今一度、日本を訪れたい」「日本のファンともう一度向き合いたい」という思いが膨らみ、一夜限りの“アンコール来日公演”が決まった。

 実現すれば、1977年の初来日から数えて13度目、3年ぶりの来日公演となる。東京ドームでは5度目。2015年はももいろクローバーZと共演し、19年はX JAPANのYOSHIKIとサプライズ共演した。

 1973年に結成され、74年にデビュー。白塗りの化粧と奇抜なコスチューム、ド派手なステージで人気を博し、2014年にロックの殿堂入りした。

 70歳でステージ引退をほのめかしていたボーカル&ベースのジーン・シモンズ(72)は、その年齢を超えた。ポール・スタンレー(70)、トミー・セイヤー(61)、エリック・シンガー(64)とメンバーの高齢化も進む。シモンズは「バンドが50周年を過ぎても続くことはない」と断言しており、日本のファンに最後の雄姿を披露する。

(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)

1:2022/08/03(水) 19:09:21.50ID:CAP_USER9 2022年08月03日 18:44 芸能
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/08/03/kiji/20220803s00041000505000c.html
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 女優の広田レオナ(59)が2日、自身のブログを更新し、新型コロナウイルスに感染したことを明かした。

 広田は「遂に罹ってしまいました…」としてグッタリしている様子の写真を投稿。「東京にいると人がすごいから 栃木で撮影監督とヒロムくんと家にこもって映像チェックしてたんだけど… もちろん彼にも抗原検査してもらっていたんだけど…風邪ひいていて…うちのクーラーで風邪ひいたって言ってだんだけど… 終わって東京に戻った31日から喉が痛くて寒気がして1日から熱だして…念のために私も抗原検査したら陽性 2日にPCR検査して…今日、病院から新型コロナウィルス陽性の知らせがヒロムくん共々…」と、18年に結婚した夫で元俳優・ひろむさんも陽性だったことを報告。「咳をするとウルトラ苦しいので咳をとにかくしないようにしています…喘息ですしね…左肺ないしね 今って保健所からも何も連絡ないのね…救急車呼んでもたらい回しになってしまうとか…もの凄~く気をつけていたのに悔しい これ以上悪くならないように祈ります」とつづった。

 広田は昨年の4月、精密検査で肺がんが発覚。6月1日に公表し、翌2日に手術を受けた。過去のブログでは、手術した影響や、かつて肺炎球菌ワクチンに副作用が出たことなどから「まさかのワクチン命がけ。やはり私はワクチン打てない体質のようです」と明かし、ワクチンを打ちたくても「打てない体質」で家族の行動に制限が出ているもどかしい心境をつづっていた。だが、その後「肺の手術をしてくださったドクター以外の何人かの内科のドクターにも相談し 我が家の目の前のドクターがやりましょうと!天秤にかけたら新型コロナに罹ったリスクの方が高すぎると打ちましたよ」と明かし、ワクチンを接種していた。

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 女優の広田レオナ(59)が2日、自身のブログを更新し、新型コロナウイルスに感染したことを明かした。

 広田は「遂に罹ってしまいました…」としてグッタリしている様子の写真を投稿。「東京にいると人がすごいから 栃木で撮影監督とヒロムくんと家にこもって映像チェックしてたんだけど… もちろん彼にも抗原検査してもらっていたんだけど…風邪ひいていて…うちのクーラーで風邪ひいたって言ってだんだけど… 終わって東京に戻った31日から喉が痛くて寒気がして1日から熱だして…念のために私も抗原検査したら陽性 2日にPCR検査して…今日、病院から新型コロナウィルス陽性の知らせがヒロムくん共々…」と、18年に結婚した夫で元俳優・ひろむさんも陽性だったことを報告。「咳をするとウルトラ苦しいので咳をとにかくしないようにしています…喘息ですしね…左肺ないしね 今って保健所からも何も連絡ないのね…救急車呼んでもたらい回しになってしまうとか…もの凄~く気をつけていたのに悔しい これ以上悪くならないように祈ります」とつづった。

 広田は昨年の4月、精密検査で肺がんが発覚。6月1日に公表し、翌2日に手術を受けた。過去のブログでは、手術した影響や、かつて肺炎球菌ワクチンに副作用が出たことなどから「まさかのワクチン命がけ。やはり私はワクチン打てない体質のようです」と明かし、ワクチンを打ちたくても「打てない体質」で家族の行動に制限が出ているもどかしい心境をつづっていた。だが、その後「肺の手術をしてくださったドクター以外の何人かの内科のドクターにも相談し 我が家の目の前のドクターがやりましょうと!天秤にかけたら新型コロナに罹ったリスクの方が高すぎると打ちましたよ」と明かし、ワクチンを接種していた。