i☆Ris ベストアルバムのタイトルの発表&オリジナル楽曲一部公開 ファン投票によって収録曲が決まるDISC3収録曲解禁

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11/7にリリースとなるiRisベストアルバム。本作のタイトルの発表となり、オリジナル楽曲一部公開された。

今回のアルバムのタイトルは『10th Anniversary Best Album Best i☆Rist』。オリジナル楽曲は「Anniversary」と題され、メンバーからファンへの 10 年間の感謝の想いが歌詞になっているとのことだ。本楽曲はベストアルバム発売に先立ち、10/26 に先行配信、およびミュージックビデオが解禁される事も発表されている。

また、これと同時にベストアルバム初回生産限定盤につくDISC3に収録される楽曲も発表。i☆Ris ファンクラブ「虹会」会員により選ばれた楽曲が収録されるDISC3には18th シングル「アルティメット☆MAGIC」カップリング曲で、 全国ツアー『i☆Ris 5th Live Tour 2019 ~FEVER~』のテーマ曲でもある「ありえんほどフィーバー」などが収録されるとのことだ。

今回の情報は9/21iRisの公式YouTubeチャンネル「iRis 公式チャンネル」にと放映された生配信番組で公開となったもの。ファン待望のベストアルバム、更なる情報を楽しみにしたい。

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公開中の映画『ヘルドッグス』から、特別映像「3人の男編」が到着した。

『ヘルドッグス』は、深町秋生氏の小説『ヘルドッグス 地獄の犬たち』(角川文庫/KADOKAWA刊)を実写映画化するもの。『関ヶ原』『検察側の罪人』『燃えよ剣』などの原田眞人監督が脚本も手がける作品だ。

主演をつとめるのは、『関ヶ原』、『燃えよ剣』に続いて本作で原田監督と3作目のタッグを組むことなる岡田准一。岡田は、腕っぷし一つでヤクザ組織に潜入し、のし上がる元警官・兼高昭吾を演じる。兼高は、愛する人を殺される事件を止められなかったためにトラウマを抱え、正義も感情も捨てて復讐することにのみ生きていた男で、その“狂犬”ぶりに目をつけた警察組織から、ヤクザ組織への潜入ミッションを強要されるという役どころ。原田監督は、主演に岡田をイメージしながら脚本を執筆。岡田は技闘デザイン(アクション振り付け)も担当している。また、兼高が潜入を強いられるヤクザ組織の一員・室岡秀喜役で坂口健太郎が共演。坂口演じる室岡は、死刑囚の息子ゆえに心の奥底に深い闇を抱え、組織内でも誰も手が付けられない制御不能な存在。満腹中枢が壊れており、常に空腹で何かを食べている人物だ。感情を抑えられない性格の室岡だが、警察のデータ分析によると、兼高との相性は98%。警察は兼高に、室岡に喧嘩を売り、それをきっかけに組織へ潜入するよう指示を出し、二人は最強の“狂犬コンビ”として組織を上り詰めていく。

また、松岡茉優が兼高と室岡が所属する東鞘会・神津組ボスの愛人で兼高とも関係を持つ吉佐恵美裏を、北村一輝が東鞘会最高幹部で東鞘会三羽烏の一人で組長・土岐勉を、東鞘会への恨みを抱える潜入捜査員の連絡係・衣笠典子を大竹しのぶが演じている。そして、異例の人事で東鞘会会長の座に就任したインテリヤクザ・十朱義孝役でMIYAVIが出演している。

 
 

公開された映像は、兼高と室岡、そして2人が護衛に付く十朱にフォーカスしたもの。「お前とは一生の付き合いだ」「今度は俺を選んでくれ」「お前がいるからここまでこれた」などと、3人が織り成す複雑な関係を象徴するような言葉が本編から切り取られている。真実を隠し続け、誰よりも信頼を置くはずの室岡を欺く兼高。何も知らず、狂気と紙一重の純粋な想いで兼高を慕う室岡。信頼か、疑いか、兼高に執着し、常に鋭い目線を向け続ける十朱。男たちの三つ巴の関係は、どのような結末を迎えるのか。

(C)2022「ヘルドッグス」製作委員会

(C)2022「ヘルドッグス」製作委員会

兼高を演じた岡田は、MIYAVIとの初共演や兼高と十朱の関係について「同世代で共演させてもらうのを楽しみにしていたし、ある意味、(兼高と十朱は)愛の関係なんですよね」とコメント。MIYAVIは「十朱が兼高を見る目線、兼高が十朱を見る目線。そこに2人の感情っていうのがすごく込められたのかなと思います」と語っている。また、坂口は「兼高という一人の男としての生き様がすごくセクシーで、室岡もどこかそこに羨望があるのかなと。そこに十朱だったり、関わってくる人たちがいて。その姿がとても色っぽいんです。すごくセクシーな映画だと思います」と明かしている。

『ヘルドッグス』は公開中。

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2022年9月21日(水)~10月5日まで有楽町よみうりホールにて、10月9日~10月10日まで京都劇場にて、岡本圭人が主演を務める盗まれた雷撃 パーシージャクソン・ミュージカル』が上演される。

本作はアメリカの人気作家リック・リオーダンにより2005年から2009年にかけて年1冊ずつ発行され、ニューヨーク・タイムズのベストセラーにも選ばれた大人気ファンタジー小説「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」シリーズの第1作を原作としたミュージカル。疾走感あふれる、テンポの良いストーリーでコメディー要素あり、笑いありの青春冒険物語だ。

初日に先立ち取材会が行われ、キャストコメントが到着した。

キャストコメント

岡本圭人

子供の頃から大好きだったパーシー・ジャクソンを自分が演じることになるなんて、と最初は不安やプレッシャーでいっぱいでしたが、素敵なキャスト・スタッフの方々とお稽古をしていくうちに、パーシー自身の持つ勇気や強さが、自分自身の中にも湧いてきました。この勇気をたくさんの方に届けたいと思います。とてもギミックの多い作品で、稽古中みんなで話し合って創り上げていきました。そして、心に響く曲がたくさんあって、初めて生バンドの演奏で歌ったときに、感情が高まり、この作品の力はこれだ!と感じました。冒険の旅を届けられるよう、一生懸命頑張ります。劇場でお待ちしています。

小南満祐子

今日初日を迎えられてとてもワクワクしています。普段は力強く正義感の強いアナベスですが、脆さや弱い部分もあって、仲間と旅に出ることで強くなっていくので、成長していく部分をお客様に伝えられるよう演じたいと思います。力強い役は初めてなのですが、素の自分で演じられていると思います(笑)。岡本さん演じるパーシーがお稽古場でも皆を引っ張ってくれていたので、相乗効果でエネルギーが高まっていい作品になっていると思います。12色の個性豊かな役が冒険を彩りますので、楽しんで頂けたらと思います。

水田航生

こうして初日の幕を開けられることは奇跡のようなことで、とても幸せです。僕の演じるルークは、顔にも心にも傷がある半神半人ですが、作品に出てくる役の中で一番人間らしい役です。キャラクターへのアプローチの仕方など皆で意見を出し合いながら笑いの多い現場でした。ルークの人間くささを最後のシーンにぶつけたいと思います。「盗まれた雷撃」の如く、お客様の心を盗んでいきたいと思います!宜しくお願いします。

木内健人

この間稽古が始まったような気がして、今日が初日ということがまだ信じられません。役へのアプローチや感情の作り方などを皆でアイデアを出し合って、作品を作っていくクリエイティブなお稽古場でとても楽しかったです。パーシーの親友でありボディガードとしてパーシーのやり遂げたいことを叶えたい、そして一人前になりたいという臆病者を楽しんで演じていきたいと思います。

宮原浩暢

この作品はみんなで作る舞台で、芝居を根っこから学んできた圭人君が皆を引っ張ってくれていて皆が素晴らしく高めあって面白い作品となりました。僕は子供を演じませんが、茶目っ気のある良い先生だと思ってもらえるような先生を演じたいと思います。神々の話でありますが、難しい話ではないので、是非、親子で楽しんで観ていただきたいです。お客様の反応を感じながら幕が開いてからも成長していきたいと思いますので、どうぞ期待していてください。

壮一帆

やっと初日を迎えられるという期待で胸がいっぱいです。お客様の反応を見ながら色々と変化していくんだろうなと思うととても楽しみです。マスクをしていますが面白いと思っていただければ笑って、ストーリーに参加していただきたいです。色々と迷いながら息子を愛していく、という役ですが、誰よりも早く稽古場にきて一番最後に帰る圭ちゃん(岡本圭人)を見守ってきた母として、役を深めていきたいと思います。母親役で我慢している分、他の役ではっちゃけている壮一帆を楽しんでいただければと思います。

【あらすじ】

パーシー・ジャクソン(岡本圭人)は、母サリー(壮一帆)と暮らしている。 本人は至って真面目に生活しているつもりなのに、なぜか何度も学校を追い出されるという境遇。そして今回も、とある出来事をきっかけに停学処分を受けてしまう。落ち込むパーシーを、親友グローバー(木内健人)と、ラテン語教師のブラナー(宮原浩暢)が気づかう。
学校に行けないパーシーは、サリーの勧めで“サマーキャンプ”に参加することに。なんとそこは、神を親に持つ“半神半人”の少年少女たちが戦い の訓練をする場だった。驚くパーシーだが、知恵の女神アテナの子・アナベス(小南満佑子)や、伝令の神ヘルメスの子・ルーク(水田航生)たちとの関わりの中で、自分が海の神ポセイドンの子だと知る。初めて父のことを知ったのも束の間、その生い立ちからパーシーはあらぬ疑いをかけられ……?ぬれぎぬをはらすため、大切なものを取り戻すため、自分の強さを証明するため、それぞれの想いを抱え、パーシー、アナベス、グローバーの3人は今、冒険の旅に出る。

 

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映画『山女』が10月24日から開催される第35回東京国際映画祭コンペティション部門に正式出品されることがわかった。

『山女』は、『リベリアの白い血』『アイヌモシㇼ』で民族やルーツにフォーカスを当ててきた福永壮志監督の最新作。『遠野物語』で紹介された民話にインスピレーションを得て、18世紀後半の東北が舞台にオリジナル脚本を書き上げた作品で、自然の脅威を前にした村社会の閉鎖性と集団性、また信仰の敬虔さと危うさをテーマに、主人公の少女・凛が自分の意志で生きていく姿を描いている。

主演を務めるのは、『ジオラマボーイ・パノラマガール』『樹海村』『ひらいて』『彼女が好きなものは』などの山田杏奈。本作では、食糧難に苦しむ村で人々から蔑まされながらも逞しく生きる少女・凛を演じている。また、神聖な森に住み、村人達から恐れられている謎の存在・山男を演じるのは、『モテキ』『苦役列車』『怒り』『アンダードッグ』などの森山未來。さらに、村で死体埋葬など汚れ仕事をして生計を立てる凛の父親・伊兵衛役で永瀬正敏が出演している。

左から、山田杏奈、森山未來、永瀬正敏

左から、山田杏奈、森山未來、永瀬正敏

東京国際映画祭出品を受けた、主演の山田と福永監督のコメントは以下のとおり。

 

山田杏奈(主演)

凛でいた期間は私自身も夢と現実のはざまにいたように思い出します。

現代とは違う時代背景、環境の中でも

彼女が何と戦っているのか、彼女はどうしたら幸せになれるのかをずっと考えていました。

東京国際映画祭のコンペ部門に出品されると聞き、とても光栄ですし嬉しいです。

沢山の人に福永監督の描く世界が届くことを願っています。

 

福永壮志(監督)

『遠野物語』で書き記された数々の民話では、自然に宿る神々や化け物が絶対的な存在として描かれているのとは対照的に、人間は非力で浅はかです。その根底には自然に対する畏敬の念と、後世に向けた教戒が込められています。『山女』は、それらの民話にインスパイアされて新しく紡ぎ上げた物語で、「自然と人間」や「集団と個」といった現代の日本社会においても身近なテーマを扱っています。厳しい環境の中を必死に生きる主人公・凛を通して、この映画を観た人の心に何かを残せることを願います。

 

『山女』は2023年公開予定。

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1:2022/09/21(水) 19:42:58.69ID:CAP_USER9 2022年9月21日 19時19分
https://www.cinematoday.jp/news/N0132511
https://img.cinematoday.jp/a/RZ_9UEDNKmCV/_size_1000x/_v_1663750174/main.jpg

 ディズニー実写版『リトル・マーメイド』(2023年初夏、日本公開)に主演した黒人歌手のハリー・ベイリーが、彼女が演じるアリエルがドレッドヘアになった理由を Entertainment Weekly に語った。

 ハリーいわく、それはメガホンを取ったロブ・マーシャル監督(『メリー・ポピンズ リターンズ』『シカゴ』)たっての希望だったとのこと。ハリーは「ロブは素晴らしくて、『僕は君を見て、アリエルに君の要素を入れ込みたいと思った』と言ってくれました。それって美しいことだと思います。例えば、わたしのドレッドヘアとあの赤毛の融合……それはわたしにとって本当に特別なことでした」「わたし自身のエッセンスを取って、キャラクターと融合できたなんて感謝しかありません」と感激の思いを口にした。

 実写版『リトル・マーメイド』に関しては、ティザー映像が現地時間9日に米アナハイムで開催された「D23 Expo 2022」で初公開。ハリーは自身のInstagramに、黒人の少女たちが同映像を観て「彼女は黒人だ!」と驚き、歓喜するビデオを載せ、「皆さんがわたしにこうしたリアクションを送ってくれて、心から圧倒されています。この小さなベイビーたちの反応を観たら、胸がいっぱいになりました。わたしにとって、本当に大きな意味があることです。皆さん、揺るぎないサポートをどうもありがとう」とつづっている。

 ちなみに、映画の顔であるアリエル役のキャスト探しは徹底的に行ったと公言しているマーシャル監督は、かつてハリー抜てきの理由について「ハリーは精神、ハート、若さ、純真さ、重要性、そして見事な歌声という、このアイコニックな役柄を演じるのに必要な全てを兼ね備えていました」と説明していた。

 実写版のキャストはその他、メリッサ・マッカーシー(アースラ役)、ジョナ・ハウアー=キング(エリック王子役)、ハビエル・バルデム(トリトン王役)、ジェイコブ・トレンブレイ(フランダー役)、オークワフィナ(スカットル役)、ダヴィード・ディグス(セバスチャン役)など。ディズニー音楽の巨匠アラン・メンケンとミュージカル「ハミルトン」のリン=マヌエル・ミランダがタッグを組み、4曲の新曲を書き下ろしている。(編集部・市川遥)

https://youtu.be/0-wPm99PF9U

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1:2022/09/20(火) 18:34:51.11ID:CAP_USER9 ブラッド・ピットさん、アート作品初公開 フィンランド:AFPBB News
https://www.afpbb.com/articles/-/3424734

2022年9月20日 17:22 
発信地:ヘルシンキ/フィンランド [ フィンランド ヨーロッパ ]

https://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/0/b/810wm/img_0b54a76459884284fe5264b26597d0ad180984.jpg
https://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/1/8/810wm/img_18ecccab13e3fa5c5c7f2d9fc891c32d167978.jpg

【9月20日 AFP】米俳優ブラッド・ピット(Brad Pitt)さん(58)が、フィンランドの湖畔の美術館で彫刻作品をお披露目した。美術館が19日、明らかにした。

 フィンランド第3の都市タンペレ(Tampere)のサラ・ヒルデン美術館(Sara Hilden Art Museum)によると、「ほぼ独学」のピットさんがアート作品を一般公開するのは今回が初めて。

 ピットさんの作品は英国人アーティスト、トーマス・ハウシーゴ(Thomas Houseago)氏の個展の一部で、オーストラリア人ミュージシャン、ニック・ケイヴ(Nick Cave)さんも参加している。

 ピットさんは17日に会場を訪れ、「銃撃戦」を描いた石こうのレリーフ作品や、さまざまな口径の銃で撃たれた家の形をしたシリコン製の立体作品などをお披露目した。

(略)

※省略していますので全文はソース元を参照して下さい。

2022年12月に東京・大阪にて上演される、歌劇『桜蘭高校ホスト部』ƒのメインビジュアルが解禁された。

白泉社「月刊LaLa」にて連載され、テレビアニメ、テレビドラマ、実写映画化もされ大ヒットした葉鳥ビスコによる「桜蘭高校ホスト部」。本公演は、2022年1月にミュージカル化された、歌劇『桜蘭高校ホスト部』の第2弾。

須王環役の小松準弥、鳳鏡夜役の里中将道、常陸院光役の二葉勇、常陸院馨役の二葉要、藤岡ハルヒ役の山内優花、また、猫澤梅人役の大海将一郎、 宝積寺れんげ役の斉藤瑞季が初演から続投する。さらに、新キャラクターとしてハニー先輩の弟・埴之塚靖睦役の熊谷魁人、モリ先輩の弟・銛之塚悟 役の大久保樹、桜蘭学院にやってきた留学生・ミシェル役の竹井未来望が出演する。

この度、キャストが勢ぞろいしたメインビジュアルが公開された。学生机に向かう12名のキャラクターが、思い思いの行動をしているのが印象的だ。

どんな公演になるのか、楽しみにしよう。

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2023年2月、長野県の松本と東京で、舞台『博士の愛した数式』が上演されることが決定した。

本作は、欠落や喪失をテーマとした作品を描き続けている芥川賞作家で、紫綬褒章も受章している小川洋子が03年に発表し、翌04年第55回読売文学賞を受賞、第1回本屋大賞を受賞したミリオンセラー作品。06年には映画化もされている。

交通事故による脳の損傷をきっかけに、記憶が80分しか持続しなくなってしまった元数学者「博士」と、彼の新しい家政婦である「私」と、その息子のぎこちないながらも驚きと歓びに満ちた日々を、美しい数式と共に描いた悲しくも温かな奇跡の愛の物語だ。

「博士」は、今年80歳を迎えた串田和美が演じる。俳優で演出家、また舞台美術家でもある串田は、1966年、劇団自由劇場を結成(後のオンシアター自由劇場)。85年から96年までは、東京のBunkamuraシアターコクーンの初代芸術監督を務め、コクーン歌舞伎やレパートリーシステムの導入で劇場運営の礎を築いた。2003年4月、まつもと市民芸術館館長兼芸術監督に就任(08年から芸術監督、21年より総監督)。なお、 本公演の企画制作は、まつもと市民芸術館が担当している。まつもと市民芸術館において、串田は『信州・まつもと大歌舞伎』『空中キャバレー』『K.テンペスト』など、劇場を自由自在に使いこなす演出や地域を巻き込んだ “松本ならでは”の事業を次々と実現してきた。16年には「Flying Theatre 空中劇場」、17年「トランクシアター」シリーズを始動し、劇場以外での上演にも精力的に取り組んでいる。07年に読売演劇大賞最優秀演出賞受賞。08年には紫綬褒章、13年に旭日小綬章を受章。15年には代表作のひとつである『スカパン』がルーマニアのシビウ国際演劇祭に正式招聘され、同年にシビウ・ウォーク・オブ・フェイム賞を受賞し、今秋、同作品の4都市ツアーが予定されている。

「私」役を担うのは、1990年に『アニー』でデビューを飾り、舞台・映像問わず活躍を続け演技には定評のある個性派俳優・安藤聖。「ルート」役は、元乃木坂46で、俳優に転身後、幅広く活躍をする井上小百合。そのほか、2007年に串田和美の呼びかけで結成された劇団「TC(Theater Company)アルプ」の旗揚げメンバーである近藤隼、串田作品ではすっかりおなじみの草光純太、そして「未亡人」役は82年より劇団青年座に所属し、コメディーからシリアスまで幅広い役どころをこなす増子倭文江が演じる。

(上段左から)串田和美、安藤聖、井上小百合(下段左から)近藤隼、草光純太、増子倭文江

(上段左から)串田和美、安藤聖、井上小百合(下段左から)近藤隼、草光純太、増子倭文江

脚本・演出を手掛けるのは、気鋭の演出家として注目を集める、「劇団た組」の加藤拓也。1993年生まれの加藤は、高校在学中に構成作家として創作活動をスタート。18歳でイタリアに渡りMVを作り始めた。2015年には、劇団た組で『博士の愛した数式』を上演している。その後も押見修造の『惡の華』、西原理恵子の『パーマネント野ばら』など有名原作を続々と舞台化。『平成物語』(フジテレビ系)、『俺のスカート、どこ行った?』(日本テレビ)、『きれいのくに』(NHK総合)など映像の脚本も担当し、2022年6月には、加藤のオリジナル脚本である『わたし達はおとな』で、映画監督デビューを飾っている。

なお、今回の『博士の愛した数式』は、劇団た組が上演したものとは異なるバージョンとなる。

【STORY】
[ぼくの記憶は80分しかもたない]博士の背広の袖には、そう書かれた古びたメモが留められていた──。
主人公である「私」は、 ある初老の男性「博士」の元へ家政婦として派遣される。「博士」とは、 交通事故の後遺症で記憶が80分しかもたない元大学教師の数学博士。彼の「私」への第一声は、「君の靴のサイズはいくつかね?」だった。 数字で物を語る博士に、 初めは戸惑う「私」だが、やがて安らぎを見出していく。
ある日、「私」に10歳の息子がいることを知った「博士」は、一人で留守番している息子を、学校が終わったら「博士」の家に向かわせるようにと「私」に告げる。「博士」は、息子の頭がルート記号のように平らだったことから、息子を「ルート」と名付けた。
こうして、「博士」と「私」、そして、「ルート」との、 やさしく、穏やかな生活が始まった。
目次

 
「博士」役:串田和美 コメント

この小説を読んだとき、何故だか分からないけど、わぁ。この役をやってみたいなぁ。と、思ったのが最初の印象です。僕はずっと『記憶』と言う物に興味があって、記憶がなくなるって、どういう事なんだろうなぁと。
そしたら、加藤くんもこの作品が好きで、やったことがあるって聞いて、だったら、いつか一緒にやりたいねって話して……それがこうして実現して嬉しいです。
まだ若かった加藤くんがいきなり僕に電話をくれて、それなら会わなきゃ行けないねって、吉祥寺で待ち合わせをしました。そこには、かわいらしい顔の男の子が立っていて、「あれ? 君が加藤くん?」と(笑)それが加藤くんとの始まりでした。それからたくさん話をして、そして一緒に仕事をしました。ワークショップで松本に来てくれた時、加藤くんが「串田さんが松本に居るの分かる気がする」と松本を好きになってくれました。そんな加藤くんと、松本でどんな稽古になるのか、どんな舞台になるのか、今からとてもワクワクしています!

脚本・演出:加藤拓也(劇団た組) コメント

串田さんと初めて会ったのは吉祥寺の喫茶店でした。喫茶店が開店したばかりの、僕と串田さんの二人とマスターしか居ない静かな場所で、静かに話をしました。あまりに年齢の離れた僕に、少し照れているような仕草で僕を見つめる優しい眼差しが印象的でした。演劇を一緒にやりたいんですけれどというお誘いが直接的過ぎたのかもしれません。それから僕は串田さんに一緒に演劇をすることになりました。大量の台詞とバットで殴られ体を半分に折って冷蔵庫に詰められるというアクション付きです。とても大変な役回りでしたが、公演が終わる度にニコニコしながら演劇が楽しいんだと言っていました。はっきりと覚えています。僕はこの人のことが好きになりました!
『博士の愛した数式』は数年前に一度上演しました。小川洋子さんの柔らかな言葉と、思いがけない毒と、この小説のことが好きだったからです。水面に波を立てないように手を入れ、底から血液を拾う、そんな言葉達が好きになりました。そんな話を稽古中に串田さんにすると、串田さんもこの小説が好きだと言っていました。その時にもう一度やりたいと思いました。串田さんを博士で、串田さんと初めて会った時の、あの少し照れているような仕草と眼差しが博士なんだと思ったのです。そして演奏は谷川さんにお願いしました。俳優を見ながら音楽を作る、そして小川洋子さんの言葉に寄り添える人はこの人しか居ないと思ったからです。
この作品を上演できることが本当に嬉しいです。是非観に来てください。

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ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター〜北斗の拳〜』が2022年9月25日(日)から東京・Bunkamuraオーチャードホール、10月7日(金)から福岡・キャナルシティ劇場で上演される。

本番までおよそ1ヶ月となった8月下旬。都内で行われている稽古場を見学したほか、演出の石丸さち子にオンラインインタビューを実施。あの話題を呼んだ初演からどのようにブラッシュアップしているのか、取材した。

目次

初演をさらに進化させて……

ーー再演に際して、稽古の手応えはいかがでしょうか。

石丸さち子(以下、石丸):初演のときに気づかなかったことに気づいたり、そして初演で「この人物のここを伝えたい」と思ったところを(脚本の高橋)亜子さんに書き足していただいたりして、それぞれの人物が抱えている物語がもっとお客様に届くように頑張っているところです。

ーー初演から一番変わる人物といえば、レイなのでしょうか?

石丸:そうですね。レイが一番変わると思います。ひとつシーンを書き加えて頂いたこと、そして新しく招いた三浦涼介さんの個性も活かして、前回、伊礼(彼方)さんと(上原)理生さんが作ったレイの魅力とは、違うタイプの魅力になると思います。

レイは妹を失って、その仇を探すための旅をしている。一方、ケンシロウはユリアをシンに奪われ、ユリアを救い出すために、シンと戦うために、旅をしている。同じように愛する者を失った男2人が、全く違う人生を選んでいる。その2人が出会うことによって、レイの何が動き、ケンシロウの何が動き、2人の愛が変容していくのかーー。ご期待いただきたいですね。

ーー初演に引き続き、ケンシロウを大貫さんが演じられます。石丸さんの目にはどのように映っていますか?

石丸:ケンシロウって、本当に愛の深い男で。ユリアを探している旅であるのに、そこに傷ついた人がいるとおぶって、その村まで届けてあげようとする。そしてまたユリアに会いに行くために、リンとバットを村に預けて出て行こうとしたら、トキの話を聞いて、トキを助けに行く。

もう本当に目の前の愛にひた走る男。ユリアのもとに急がなければいけないのに、大いに回り道をするんですね。でも、その回り道によって、ケンシロウが救世主として育っていくわけです。その展開が、今回改めて稽古してみて、とても面白い。

今このリーダーのいない時代に、それがたとえ劇画の中の理想の救世主であったとしても、この時代に踏ん張って生きるためには、こういう人間の力が必要なんじゃないか、と思うんです。エネルギーと愛がこの物語にはあふれているなと思います。

おそらく大貫さんもそう思っていると思うのですが、自己模倣をしてしまうと、先には行けない。実際に稽古してみると、新しいリン、新しいミスミ、新しいマミヤ、新しいレイ、新しいトキ、新しいラオウ 、……と、出会っていく相手役が変わることで、やはり自分の中でも動くものが変わりますからね。もちろん初演で作ったものを大事にしながらも、再演に際して、いちからまた探っていくことをとても大切にしていると思います。

平原綾香(ユリア役)

平原綾香(ユリア役)

May'n(ユリア役)

May'n(ユリア役)

ーーぜひ新キャストの皆さんについて、期待を込めて、それぞれコメントいただきたいです。まず、トキ役の小西遼生さんはどうでしょう?

石丸:本当に情の深いトキになっていますね。やはり前任の2人(加藤和樹/小野田龍之介がWキャストだった)とは全く違う。同じことを要求してるんですよね、演出家としては。なのに、表出してくるものがまるで違う。そのことに驚きながらやっています。

小西さんは、とても存在が優しいですね。静かな水鏡のたたえる清明さを感じるトキとでもいいましょうか。水鏡って、写すからには光がないといけない。だから影の方に行きすぎないというか。それでいて、憂愁の深さもある。とても面白いトキになっていると思います。

小西遼生(トキ役)

小西遼生(トキ役)

ーージュウザはダブルキャストですね。

石丸:ジュウザは上川さんと伊礼さんのWキャストです。伊礼さんはとても自由で、「愛を失ったがゆえに放蕩の人生を選ぶ」というジュウザにピタッとはまるのですが、上川さんは役作りに苦労をしています。

今まで割と決まった型の中で、演じてきた方だから、「誰とも似てなくていい。もっと自由でいい」と言うと、その自由を見つけるのがはじめは難しかった。けれども、ものすごく誠実でまっすぐな方なので、「上川さんならでは」の苦悩の深さが際立つジュウザになりそうです。
そして初演でも非常に人気の高かった「ヴィーナスの森」をセクシーに歌って踊って、女たちを愛してくださっています。今までの彼を応援してきてくださった方々には、とても新しい上川さんを見てもらえるのではないかと。

伊礼彼方(ジュウザ役)

伊礼彼方(ジュウザ役)

上川一哉(ジュウザ役)

上川一哉(ジュウザ役)

ーーマミヤはどうでしょうか?

石丸:(清水)美依紗本人はね、すごくキュートで可愛らしくて、プリンセスのようで、普段もコロコロと笑っているような女性なのですが、マミヤは激しい痛みを乗り越えて、人々を大きな判断力と強さで導いていく役。マミヤになる道を今一生懸命探っています。

とにかく歌声が素晴らしいですね。ぜひ楽しみにしていただきたいです。女性であるから受ける暴力の後に、抱えた痛みを乗り越えて戦っていく姿が、はじめから強い超人的な女性ではなくて、どこにでもいる普通の女性に生まれた強さだと感じられる。彼女が演じることで、より身近な人物と感じられる。お客様にもそのように受け取っていただければいいなと思っています。

清水美依紗(マミヤ役)

清水美依紗(マミヤ役)

ーーAKANE LIVさんはいかがでしょうか?

石丸:AKANEさんはもう本当に心を揺らしまくって、今格闘するようにトヨとトウを見つけようとしています。トヨの方は年をとっていても、その明るさと強さでどんどん村を引っ張っていく役目。それでいて昔の恋を語りだしたら可愛らしいところが出てくる。それはAKANEさんにぴったりです。

そして、トウの方を演じるときは、どれだけ叶わぬ愛を胸にたたえ続けると、女はこれほど強くなれるのかと感じさせてくれ。自分の愛では支えられない、自分ではその愛が叶えられないのだと悟ったときに、選ぶ行為がとても胸に迫るものがあって。私はそのシーンで落涙を止められません。

ユリアと2人で歌うナンバーも素晴らしい。より2人の声が寄り添い合うように、初演の経験を持って先に進もうとしております。きっとまた新しいものを感じていただけると思います。

AKANE LIVE(トウ・トヨ役)

AKANE LIVE(トウ・トヨ役)

ーー宮川さんはいかがでしょうか? リュウケンを含め、いろいろな役どころを演じられます。

石丸:宮川さんは生きてきた時間が、(前回の)川口(竜也)さんとはまた違って、渋みとして表れていてね。すごく魅力的です。それでいてね、前回もそうだったんですけれども、そんなにたくさんの人数でやっているわけではないので、いろいろな村人として出ていいただいたり、人気シーンの「あべし!」のシーンもやっていただいたり。

さまざまな役をとても前向きに楽しみながらやってくださっています。先輩俳優がそうやって1個1個前向きに立ち向かってる姿がチームを元気にしてくれる。とてもありがたいなと思っています。

宮川浩(リュウケン役)

宮川浩(リュウケン役)

ーーレイ役の三浦涼介さんはいかがでしょうか?

石丸:彼に、今回稽古の最初で話したのは、人間らしさを捨て、復讐のために、鬼になって生きてきたレイ……少しでも柔らかなところを自分に認めてしまうと、その自分が生きていく根拠である怒りや恨み、復讐に向けた強い力が薄れてしまう。だから、あえて自分の中の人間らしさを捨ててきたという男の凄み、鬼気迫るものを表現したい。そうお願いしたんですね。

彼はそういうことを心で感じるのが、とても早いのでしょうね。別の舞台の本番で、稽古の入りが少し遅くなったんですが、その分、台本を読み込み、演出の意図を聞いた上で、最初から稽古場で裸になるという覚悟を決めてきてくれた。少しずつ役を探っていくのではなくて、一気にレイの世界観を稽古場に持ってきてくれたんです。

正直、私はちょっと驚きました。もう少し探りながらいくのかなと思っていたから。最初の稽古からグッと乗り出してきてくれて、そこにこの作品に三浦くんが懸ける思いをすごく感じて、私は嬉しくなりました。とても魅力的になると思います。

三浦涼介(レイ役)

三浦涼介(レイ役)

ーーラオウ役の永井大さんはどうでしょう?

石丸:初演のときもそうだったのですが、俳優には空手のトレーニングを受けていただいていて、私はそのビデオを見ながら皆さんが戦う姿を妄想して過ごしてたんです。そのビデオに出てきたときの永井さんの立ち姿が最高に格好よかった。

彼自身、ミュージカルは初めてですけれども、お会いして、歌っていただいたときに、この人には「声」があると思った。きっと(Wキャストの)福井(晶一)さんの重厚なラオウ とは全く違う、野心に満ちたギラギラしたラオウができると思ったんです。

(初演に出演していた)宮尾(俊太郎)さんの場合は、ものすごく高貴な魂を持ったラオウだったんですけれども、今度は本当に雄々しく猛々しいラオウになると思います。暴力の世界で勝ち抜いてきた男という感じですね。

そして、映画やテレビの演技では今まで見たことなかったような、ものすごく迫力のある芝居を見せてくれています。これもどこまでいけるか。逆に私が楽しみにしていますね。

今は初めてのミュージカルということで、セリフを間尺に合わせて言うなど、いろいろ戸惑うことが多いみたいなんですけども、それらがスポンとはまったときに、全く新しいラオウ像ができるでしょう。ご期待いただきたいです。

永井大(ラオウ役)

永井大(ラオウ役)

ーー今、お話をうかがっただけでも、非常に期待が膨らみます。最後に、意気込みや見どころをお願いします。

石丸:初演をご覧いただいたお客様には、驚いたり、ワクワクしたり、原作を力業で演劇に置き換えた部分を笑いや拍手で応えていただいたり、さまざまにエンターテインメントとしてお楽しみいただけたと実感していました。

さらに、骨太に描かれた、救世主として立つ男の成長の物語。厳しい時代を生き抜く、原作にはあまり描かれなかった民衆たちの力。その民衆たちの悲しみを背負うケンシロウの姿。「強敵(とも)」と呼ばれる男たちの生き様。これらの物語性が、そのエンターテインメント性、ワイルドホーンの「これぞグランドミュージカル」という分厚い音楽と三つ巴になって、楽しんでいただけたと思います。

再演では、そのご期待はもちろん裏切らず、同じように「これこれ!」と思っていただけるようにします。一方、演じる人が変わったことで、少しずつ気づくことや自分の胸を打つところが違ったりすると思うんです。より深いドラマを、受け取っていただきたいですね。

最後の歌と立ち回りでグイグイと引っ張っていくラストシーン。こんな息の詰まる時代ですから、スカッとしたいし、戦う志を持った人たちがしっかりと地に足つけて立っている姿を見るだけでも、胸がすく思いを味わって頂けるのではないでしょうか。

原作を知らなくても十分楽しめるようになっています。エンターテインメント性の高いグランドミュージカル。『北斗の拳』という、超現実なんだけれども、生身の人間がとことんぶつかり合う物語。こんなミュージカルはそうそうないです。何よりも人間力を感じていただきたいと思います。

もっとよくするために。熱量がすごい稽古場

都内で行われている稽古場を見学した。感染症予防のため、手指消毒のほか、抗原検査の陰性を確認した上で取材にあたった。

この日は、アクションの指導が中心の稽古だった。初演である程度の「型」が出来ているとはいえ、より魅せるためにはどうしたらいいのか。演出の石丸さち子、アクション指導の渥美博の提案や指示はもちろんなのだが、ケンシロウ役の大貫勇輔をはじめ、俳優たちも積極的に意見を出し合う姿が見られた。

例えば、拳王が支配する監獄「カサンドラ」のシーン。アクションの手数が多く、とにかく迫力があるシーンだ。そのアクション一つ一つにも意味を持たせ、強調したいポイントを全員でしっかりと整理してからは、シーンを繰り返し練習し、身体に動きを刻み込む。一歩間違えば怪我につながってしまうので、緊張感を持ちながらの稽古だ。

植原卓也(シン役)

植原卓也(シン役)

とはいえ、何回シーンを練習するかを、渥美と大貫がジャンケンで決めるなど、茶目っ気もある。勝った大貫は「3回」と答えた。60%、80%、100%と徐々にボルテージを上げる想定だったようだが、端で見ていると初回から全力で大迫力。1回終えるごとに、当人たち同士にしか分からない、数センチの動きのずれ、ちょっとした呼吸のずれを細かく修正していた。確かに、神は細部に宿るという。こうした一つひとつのシーンを深く追求ができるのは、再演の強みなのかもしれないと思った。

 福井晶一(ラオウ役)

福井晶一(ラオウ役)

石丸の演出の熱量も健在だった。「初演をなぞればいい」などと生温い考えは、はなから頭にないのだろう。まるで彼女もひとりの出演俳優としてそこにいるように、そのシーンで俳優たちに表現して欲しいことを言葉で伝えていく。先述のカサンドラのシーンでは、「それぞれのキャラクターにドラマがほしい。奴隷と化した人たちが、死んだような瞳の奥の悲しみをケンシロウが見抜くことに衝撃を受けてほしい」などと、囚人のキャストたちを鼓舞していた。

感染症予防対策のために、稽古場であまり雑談はできない。そのためだろうか。黙っていても、暇さえあれば、俳優たちは筋トレをしている。シーンの合間に、誰かが筋トレをし始めれば、我も我もと同じように筋トレをし始める。確かに「戦い」がひとつのテーマで、身体作りがとても大切な作品ではあるが、それ以上に筋トレはコミュニケーションの手段なのだろう。ここまで呼吸するように筋トレをしている稽古場は他にはあまりない。

上田堪大(シン役)

上田堪大(シン役)

製作発表では、再演からの新キャストが口を揃えて「熱量がすごい現場」と言っていた。確かにその熱量は、初演を経てこそ、さらに高まっているような気がする。そんな現場に、新キャストがどんな風を吹き込んでくれるのか。開幕を楽しみにしていよう。

取材・文=五月女菜穂   撮影=鈴木久美子、荒川 潤

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2022年9月15日(木)より渋谷・Bunkamuraシアターコクーンにて、舞台『血の婚礼』が上演されている。本公演のオフィシャルレポート、公演動画を紹介する。

【10/2まで東京公演上演中】舞台『血の婚礼』ダイジェスト映像/木村達成、須賀健太、早見あかり、安蘭けい

スペインの伝説的劇作家、フェデリコ・ガルシーア・ロルカによる最高傑作とも謳われる官能的な愛の悲劇『血の婚礼』。本作は、スペインのアンダルシア地方で実際に起きた事件を元に1932年に執筆され、世界中で上演が繰り返されている名作戯曲。

花婿:須賀健太  撮影:宮川舞子、サギサカユウマ

花婿:須賀健太  撮影:宮川舞子、サギサカユウマ

母親:安蘭けい  撮影:宮川舞子、サギサカユウマ

母親:安蘭けい  撮影:宮川舞子、サギサカユウマ

この古典とも呼べる作品を、独自の感性で観客に新鮮な驚きを与える気鋭の演出家・杉原邦生が、全く新しい『血の婚礼』を創り上げた。
舞台美術家でもある杉原が、トラフ建築設計事務所と共に創り上げた舞台美術がこの作品の独創性を表す。 舞台上に敷き詰められた、スペインを思わせる赤土と、 頭上の照明機材のアンバランスさが印象的。二幕ではそれがガラリと変わる。

(左から)レオナルド:木村達成、花嫁:早見あかり  撮影:宮川舞子、サギサカユウマ

(左から)レオナルド:木村達成、花嫁:早見あかり  撮影:宮川舞子、サギサカユウマ

(左から)母親:安蘭けい、花婿:須賀健太  撮影:宮川舞子、サギサカユウマ

(左から)母親:安蘭けい、花婿:須賀健太  撮影:宮川舞子、サギサカユウマ

(左から)樵役:大西多摩恵、南沢奈央、内田淳子  撮影:宮川舞子、サギサカユウマ

(左から)樵役:大西多摩恵、南沢奈央、内田淳子  撮影:宮川舞子、サギサカユウマ

スペイン最高の詩人とも言われたロルカの戯曲は韻文…詩的な言葉の連続となるセリフが特徴的だが、それを時に歌で、時にコンテンポラリーダンスに合わせ、はたまたじっくりと言葉だけで聞かせるなど、様々な手法で熱量高く言葉を届ける。そのエネルギーに、客席は圧倒されていく。

(中央左から)安蘭けい、須賀健太  撮影:宮川舞子、サギサカユウマ

(中央左から)安蘭けい、須賀健太  撮影:宮川舞子、サギサカユウマ

(左から)レオナルドの妻:南沢奈央、レオナルド:木村達成  撮影:宮川舞子、サギサカユウマ

(左から)レオナルドの妻:南沢奈央、レオナルド:木村達成  撮影:宮川舞子、サギサカユウマ

望まぬ結婚をし、過去に愛した女性を忘れられず葛藤するレオナルドは、ミュージカルの新たなスターとして大作の主演を務め、映像作品でもその実力を魅せる木村達成。今までにない色気を漂わせ、 愛に苦しむ男を演じる。

レオナルド:木村達成  撮影:宮川舞子、サギサカユウマ

レオナルド:木村達成  撮影:宮川舞子、サギサカユウマ

結婚式当日に、花嫁を奪われレオナルドと対峙することになる“花婿”は、数々の映像作品で活躍しながらその演技力を舞台でも発揮している須賀健太。心優しい息子が狂気へと走る姿が印象的。二人の情熱がほとばしるアクションは目を奪われる。

花婿役:須賀健太  撮影:宮川舞子、サギサカユウマ

花婿役:須賀健太  撮影:宮川舞子、サギサカユウマ

早見あかりは、抑圧から逃れようと大胆な決断をする“花嫁”を神々しい力強さで演じる。

花嫁:早見あかり  撮影:宮川舞子、サギサカユウマ

花嫁:早見あかり  撮影:宮川舞子、サギサカユウマ

そして、過去に囚われ息子を縛る“花婿の母親”を演じる安蘭けいは、この世界の加害者でもあり被害者でもある女性を体現し、もう一人の主役とも言える。

安蘭けい  撮影:宮川舞子、サギサカユウマ

安蘭けい  撮影:宮川舞子、サギサカユウマ

母親役:安蘭けい  撮影:宮川舞子、サギサカユウマ

母親役:安蘭けい  撮影:宮川舞子、サギサカユウマ

“愛”に対する力強いエネルギーと、抑圧された環境から抜け出そうとする葛藤が感じられる本作。“男らしさ・女らしさ”という因習に縛られたがゆえに悲劇を招く様子は、アイデンティティを発信していく時代へと変化の真っ只中にある現代の私たちに、新鮮な発見を与えてくれるだろう。

(左から)花嫁:早見あかり、レオナルド:木村達成  撮影:宮川舞子、サギサカユウマ

(左から)花嫁:早見あかり、レオナルド:木村達成  撮影:宮川舞子、サギサカユウマ

(左から)花婿:須賀健太、花嫁:早見あかり  撮影:宮川舞子、サギサカユウマ

(左から)花婿:須賀健太、花嫁:早見あかり  撮影:宮川舞子、サギサカユウマ

ミュージシャン (左から)古川麦、 巌裕美子、 HAMA  撮影:宮川舞子、サギサカユウマ

ミュージシャン (左から)古川麦、 巌裕美子、 HAMA  撮影:宮川舞子、サギサカユウマ

上演時間は1幕70分、休憩20分、2幕45分、計2時間15分予定。本公演は、10月2日(日)までBunkamuraシアターコクーンにて上演、その後、10月15日(土)~16日(日)大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで行われる。

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株式会社ゴンゾと小説投稿アプリ・テラーノベルを運営する株式会社テラーノベルは、GONZOがプロデュースし提携先企業であるdouble jump.tokyo株式会社がサポートするNFTアニメプロジェクト『SAMURAI cryptos』のイラスト6種を元にしたストーリー原案コンテストを開催、2022年9月20日より募集を開始した。

今回のイラストを描いたのは千葉道徳、飯島弘也、高岡じゅんいち、白亜右月、横山愛、村田蓮爾の6人。本コンテストの優秀作品はGONZOによる完全新作アニメ『SAMURAI cryptos』のアイデアとして採用される。

本件に対して主催者からのコメントも到着している。

■ゴンゾ代表 石川真一郎

新時代を担う若くて優秀な才能が集まっているテラーノベルさんと、今回このようなまたとない機会をいただけたことはとても嬉しく思っています。SAMURAI cryptosはweb3.0時代のユーザーコミュニティにおける自律分散型の新しいコンテンツの創作を追求していくプロジェクトです。テラノーベルさんとそのコミュニティの方々とご一緒に21世紀の新しいアニメ創造の形を作っていければと思います。皆さんからのアイデアをお待ちしています!

■SAMURAI cryptos アーティスト 横山愛

SAMURAI cryptos のイラストは新しい挑戦が出来るのでは?と思い、自由な発想で表現してみました。サムライに縛られず自由な発想で創作してほしいなと思います。例えば憑依体として現代高校生に憑依してるとか。現代や未来、様々な時間軸があっても面白いと思います。

自身が考えたストーリー原案となる可能性がある本コンテスト、是非応募してほしい。

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NulbarichとPhum Viphuritによるパフォーマンス映像が「AREA DIP」の公式YouTubeチャンネルに公開された。

NulbarichとPhum Viphuritは、昨年リリースしたNulbarichの最新アルバム『NEW GRAVITY』に収録されている「A New Day」でコラボレーションを果たした間柄の2組。

「A New Day」の制作過程では、新型コロナウイルス感染拡大の影響により楽曲制作に関する全ての作業をリモートで行っていたが、この共同制作を機にお互いの音楽をリスペクトし、称え合い共演を約束していたという。先月開催された『サマソニ』とのコラボレーションイベント『AREA DIP 2022 in MIDNIGHT SONIC』で約1年6ヶ月を経て共演。ライブ終了後、二組はより意気投合し、東京(TOKYO)を舞台に今回のパフォーマンス映像が実現した。

 

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TVアニメ『シャドーハウス 2nd Season』エンディングテーマであるClariSMasquerade。本楽曲の海外DJ/プロデューサーによるリミックスが921()YouTube チャンネル『SACRA BEATS』 にて公開されることが発表された。

本リミックスを手掛けたのはRudeLies(ルードライズ) Lucas & Steve や Mike Williams に最も注目すべき若手と称されるDJ/プロデューサーだ。RudeLies からのコメントも到着している。

■RudeLies コメント

ClariS「Masquerade」のリミックスは、とてもユニークなものになりました。曲のミステリアス な雰囲気を保ちつつ、同時にとてもユニークな雰囲気を作るのはチャレンジでしたが、とても満足できるリミックスができました。 

見逃すことのできない本リミックス、必聴だ。

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『billboard classics SNOOPY Premium Symphonic Christmas Concert 2022(ビルボードクラシックス スヌーピー プレミアム・シンフォニック・クリスマスコンサート2022)』が、2022年12月に名古屋、東京、西宮にて開催することが決定した。

2020年に「ピーナッツ」生誕70周年を祝して初開催されたこのスヌーピーのコンサートシリーズも今年で3年目を迎える。上演曲をはじめ特別ゲストスヌーピーのコーナーやオリジナルグッズ販売などプレシャスなメニューも装いを新たにして、2022年のニューバージョンで上演。

3年目の登場となるゲストボーカルの城田優とともに、ピーナッツと馴染みのあるクリスマスソングや、ジャズとクラシックの名曲をたっぷり楽しめるコンサートとなる。

城田優

城田優

国内外で活躍する栗田博文率いるフルオーケストラと宮本貴奈ジャズピアノトリオとの華麗でスリリングな競演、そして少年少女合唱団の心洗われる清冽な歌声が会場を夢の世界へと誘う。ピーナッツの世界観に包まれて、温かく穏やかで楽しいクリスマスシーズンの特別な一夜を過ごしてみてはいかがだろうか。

2021年12月16日Bunkamuraオーチャードホール公演写真 (C)2022 Peanuts Worldwide LLC

2021年12月16日Bunkamuraオーチャードホール公演写真 (C)2022 Peanuts Worldwide LLC

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1:2022/09/19(月) 05:33:36.67ID:CAP_USER9 「HOLLYWOOD」の巨大看板、来年100周年を前にお色直し 8週間ほどで完了の見通し
9/19(月) 5:00 日刊スポーツ
https://news.yahoo.co.jp/articles/4add84067eda89954010c324e0a29b7a78c8105d
※写真はイメージ
https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/amd-img/20220919-39180429-nksports-000-2-view.jpg

 ハリウッドの象徴として観光客にも人気の、ハリウッドの丘の上に立つ「HOLLYWOOD」の巨大看板が、来年の100周年を前にお色直しされることが分かった。

 映画の都ハリウッドを見下ろすようにたたずむ高さ14メートルの看板は、1923年に当時の住宅開発の名称「HOLLYWOODLAND」の不動産広告として設置されたもので、1949年にハリウッド商工会議所が「LAND」の4文字を取り除いて現在の「HOLLYWOOD」になった。

 地元メディアによると、看板はこれまで何度か修復されており、最後にペンキが塗りなおされたのは2012年だったという。

(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)

YouTubeチャンネル「TAKU音-TV」がフォロワー数20万人に達したピアニスト石井琢磨初のメジャー流通CD「TANZ」がイープラス・ミュージックからいよいよ本日9月21日(水)リリースとなる。9月17日(日)には、完売となったTANZのツアーが東京・第一生命ホールからスタートし、今週24日の浜離宮朝日ホールのアルバムリリース記念コンサートも1カ月前の緊急発売にも関わらず、あっという間に売り切れとなり、その異例の人気の沸騰ぶりが話題となっている。間違いなく、反田恭平や角野隼斗同様に、今もっともチケットの取れないピアニストであることを証明したと言えよう。

目次

アルバムタイトルを冠したツアーも好評スタート!

――石井さん、まずはCDのリリースおめでとうございます。

ありがとうございます。ここ半年ずっと準備してきたCDが、みなさんの手元に届き始めているかと思うととても興奮しますし、本当に嬉しいですね。

――CDの詳しい中味については、先日のSPICEでのインタビューを読まれてない方は是非読んでいいただきたいと思いますが、アルバムのタイトル「TANZ」(タンツと読む)、ドイツ語で「踊り」を意味するもので、このタイトルを冠したリサイタル・ツアーもスタートしましたね。

アルバム・インタビューでもお話しましたが、10年ほど暮らしてきたウィーンでは「ワルツ」という踊りの音楽スタイルが自然に息づいています。そんなウィーンからの風を体で感じてもらえるコンサートにできたかなと思います。コンサート冒頭から、「あの人」の、「あのワルツ」ですからね。

――そこはツアー途中ですから、秘密ですね。

そうですね。コンサートで新鮮に感じて欲しいですから。

――アンコールで、アルバムで驚かされた「あの曲」を弾かれたのも、驚きましたし、石井さんの新しい魅力を感じることができました。

ああ、「あの曲」ですね。僕も昔の自分だったら、おそらくリサイタルで弾くことはなかった曲だと思いますが、こんな曲がクラシックジャンルの片隅にあるのが、このジャンルの音楽のおもしろいところだと思います。

CDから1曲をMV準備中! 10月上旬に公開を予定

――本日リリースとなったCDの中で、間もなく「TAKU音-TV」で、紹介される予定の曲はないのでしょうか?

ちゃんと準備をしていますよ。アルバムリリース日なので、特別にみなさんにお知らせしましょう。リストの「ファウスト・ワルツ」をオーストリアの古城で撮影して、編集中です。10月上旬にお見せできるといいなあと思っております。

――古城ですか。

ウィーンとザルツブルグの中間地点くらいの田園地帯にあるヴァインベルグ城という古城の一室で、TANZとリストの音楽に相応しい雰囲気の場所をこだわりぬいて選びました。楽しみにしていただけると。楽しみにお待ちいただくために、撮影した部屋の写真を取り寄せました。

ヴァインベルグ城

ヴァインベルグ城

撮影を行った一室

撮影を行った一室

――おお!これはTANZに相応しい空間ではありませんか!リストによる歌劇「ファウスト」のワルツは、アルバムの白眉と言いますか、とても華やかで美しい石井さんらしい表現だと感じたことは先日もお伝えしましたが、石井さんもそう感じているからこそ、MVにこの曲を選んでいらっしゃるんですね。ということは、当然リサイタル・ツアーでも、この曲は聴けるのでしょうか?

それは、どうでしょうか(笑)。まだツアー中ですから、そのあたりも楽しみにしていて欲しいですね。華麗で美しい分、この曲はリストの曲の中でも技巧的で表現も難しいところがたくさんある曲です。この曲をレコーディングして、皆様に披露できたのは自分でも大きな喜びでしたし、できればその気持ちをコンサートでも共有したいです。でも、この曲本当に難しいんですよ(笑)。

――お話をきいていて、コンサートの方もますます楽しみになりました。

新たなプロジェクトも続々進行中!

――春以降は、『NEO PIANO FAR BEYOND』や『takt opus.コンサート』などクラシックの枠にとどまらない企画イベントにも積極的に参加されて、『行列ができる法律相談所』のような地上波のテレビにまで出演され、そしてつい先日『のだめクラシック・コンサート』にも出演されることも発表されました。続々とビッグ・プロジェクトに参加されて、ファンのみなさんも驚かれたと思いますが、『CLASSICAL LEGEND!!コンサート』が、なんとsession2が発表されましたね!

どのイベントに出演しても、テレビに出演しても、「石井さんのピアノが好きになりました」「クラシックが初めて好きになりました」といった声を聞きます。自分のリサイタルだけでなくこうしたイベントや企画に参加していくことの重要性を感じていますし、そこで新しい自分を応援してくれている方々と出会えていることも実感できています。その中でもこの企画は自分の中でも思い入れの深い企画で、一人でのリサイタルだと絶対できない内容ではないですか。演奏している音楽の作曲した作曲家の人間ドラマを浮き彫りにしながら、コンサートをするなんて!クラシック音楽をより深く楽しめるコンサートになっているんですよね。まだご覧になっていない方は23日に第1弾のドビュッシー編の再配信がスタートするので、こちらで楽しんでいただいた上で、是非11月のラフマニノフとスクリャービン編もおいでいただけると嬉しいです。改めて見ると岡本信彦さんの語りとドビュッシーへのなりきり具合が本当に素晴らしくて、本番で気づけないことを再確認しましたね。

それと、実は次回、尊敬する大学の先輩である外山啓介さんを僕自身がプロデューサーに提案し、OKをいただいたので外山さんを自分で口説きました。外山さんには「TAKU音-TV」の初期に頃に共演をいただいたこともあったのですが、やっと実際のコンサートでご一緒できるのがとても楽しみです。

【外山啓介】ガーシュイン:ラプソディーインブルー/ George Gershwin:Rhapsody in blue【のだめカンタービレ】

――そうだったんですね!「TAKU音-TV」だけではなく、コンサートのプロデュースにも進出されようとしているんですね。

まだそれほどではありませんが、自分のリサイタルだけでなく、イベントやコンサートも全面プロデュースできるようになると楽しいかもしれませんね。

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演劇集団西瓜糖による第9回公演『刺繍』が、2022年10月5日(水)~11日(火)に中野ザ・ポケットにて上演される。

西瓜糖(すいかとう)は、劇作家・秋之桜子(あきのさくらこ)の戯曲を上演する演劇プロデュース集団で、2020年5月にわかぎゑふを演出に迎えて『刺繍』を上演する予定だったが、新型コロナウィルス感染症拡大の影響で公演は中止となり、2年の時を経て上演されることになった。

現在PARCO劇場では秋之脚本による『桜文』が上演中で(9月25日 (日) まで、その後、大阪、愛知、長野と巡演)、『桜文』は明治後期~昭和初期の激動の吉原を舞台に愛憎渦巻く物語となっているが、秋之が『刺繍』で描くのは昭和40年代の東京を舞台に、愛に焦がれるものたちの物語だ。

今作ではどのような秋之ワールドが見られるのか。西瓜糖メンバーの山像かおり(やまがたかおり/筆名・秋之桜子)と奥山美代子(西瓜糖 代表)の立ち会いのもと、演出のわかぎ、出演者の三津谷亮中尾隆聖に話を聞いた。
 

<あらすじ >
昭和40年代の東京
文化人類学の教授である城戸崎裕介(中尾隆聖)は妻・志穂(山像かおり)娘・裕子(磯部莉菜子)そしてお手伝いの寺井昌子(松岡美佳)と平穏な日々を送っていた。志穂の従姉弟の西岡高志(満田伸明)とその妻・桐子(朱夏かほ里)が裕子に持ってきた有本春生(玉木惣一郎)との見合い話にもまあまあ乗り気な城戸崎夫婦だった。
そこに心中騒ぎを起こした作家、大門基彦(八代進一)が訪ねてくる――「紹介したい男がいる」と。やってきたのは坂幹人(三津谷亮)。そしてまた、導かれるようにやってくる一人の女――澤野麻巳(奥山美代子)。
一つ屋根の下に集う者たちの糸が、少しずつ少しずつ絡まり出す……。

 

目次

■絶対にこの作品を同じメンバーでやりたいという気持ちがあった

――まずは、2年越しで今作を上演できる今のお気持ちからお聞かせください。

山像:コロナ禍も2年以上になってくると、公演中止や延期になってしまった舞台は数えきれないほどありますけれども、2年前の3月末頃はまだそんなに中止になっている舞台は多くなかったので、こういう形で舞台が中止になるのは演劇人生で初めてのことでした。ちょうど今作の台本が出演者の皆さんのお手元に届いたくらいのタイミングだったのに、いろいろ準備してきたことがゼロになるんだ、と思ったら悔しかったですね。

奥山:公演を中止するというような大きい決断をするのも、西瓜糖で主宰をやっているからこそだな、と実感します。文学座で役者だけをやっているときには、制作やスタッフがどういうことをしてくれているのかということが、本当のところまではちゃんとわかっていなかったんですね。西瓜糖で自分でいろいろやるようになって、皆さんがそれぞれにいろんなことをしてくださっているんだ、というありがたい思いでいっぱいです。

山像:絶対にこの作品を同じメンバーでやりたい、という気持ちがあったので、2年後ならば皆さんのスケジュールを押さえられるだろうし、その頃にはコロナも終息してるんじゃないかなと思ってこの時期にずらすことを決めました。残念ながらコロナはまだまだ終わりが見えていませんが、何とか公演はやらせてもらえる状況かな、という感じですね。

西瓜糖第9回公演『刺繍』 山像かおり

西瓜糖第9回公演『刺繍』 山像かおり

 

――わかぎさんは今作が西瓜糖初参加となります。2年前に中止になったときはどのようなお気持ちでしたか。

わかぎ:私自身、2年前の4月上旬にザ・スズナリで脚本演出を担当した『サヨウナラバ』という公演をやる予定だったのが飛んでしまって、その芝居もやはり2年越しで今年の2月になんとかやることができました。だから、がっちゃん(山像の愛称)から2年前に公演中止の連絡をもらったときは「お前らもか」みたいな気持ちになりましたね。団体を主宰をする人間は、小さかろうともこの船を自分で漕がなきゃいけなくて、中止にするとか延期にするとかの決断を迫られているケースがあちこち散乱していたときでした。

――今年7月には椿組でわかぎさんの作・演出作品が上演されましたが、1日のみで残りの公演はすべて中止となってしまいました。

わかぎ:2年経っても未だにこんな状況で、変な話ですけど、公演を中止にしたり延期にしたりという作業には慣れましたよね。図太くなったといいますか、でも慣れちゃいけない部分というのもあると思うんですよ。お客さんが完全に戻ってきているわけじゃないですし、慣らそうとする世の中と戦いながらどこまでたどり着けるかという感じになってきているのかなと思いますね。作り手としては非常に厳しくて難しい状況で、正直怖いですよ。
 

■小劇場は世界的には一番尊敬されている演劇

――中尾さんはご自身でドラマティック・カンパニーという劇団を関俊彦さんと主宰されています。

中尾:なかなか外の舞台から誘っていただくこともない中で、西瓜糖は私も何度か見させてもらって「面白いな」と思っていたし、私たちの仲間の中でも非常に評判が高くて、そんなところから声をかけていただけたことがとっても幸せです。

山像:中尾さんが西瓜糖を見て「面白かった」と言ってくださったから、すぐに「出ませんか?」って誘ったんです。ドラマティック・カンパニーでは、秋之脚本を上演していただいたこともあるんですよ。

中尾:2018年に『Amore Me Too!!』という作品を書いていただきました。水戸黄門のミュージカルという、とっても楽しいお芝居でしたよ。

――ドラマティック・カンパニーは今年30周年という節目で解散されるとうかがいました。

中尾:私たちが劇団を始めたころは「なんで声優さんが舞台やるの?」と言われた時代だったので、なにくそと思いながらこの30年芝居を作ってきました。

わかぎ:小劇場って一番近くで見られる芝居だから、世界的には一番尊敬されている演劇で、俳優が最終的にたどり着くのは小劇場、って言われているんですよ。でも、日本では大劇場とか映像へのステップアップの場みたいに思われているじゃないですか。それはおかしいぞ、ということをもっと知ってもらいたいですね。

中尾:劇団は自分で始めたものなので、投げ出さずに自分できっちりと終わらせたいな、と思って解散を決めました。本当は60歳のときに声の仕事も辞めるつもりだったんですけど、それがなかなかそうもいかずに10年以上延びてしまいましたね。ぼちぼち劇団は一区切りとして、あとは新しいことといいますか、好きな人たちと好きな芝居はやっていきたいなと思っています。今回の舞台は2年越しなので、とても楽しみに待っていました。

西瓜糖第9回公演『刺繍』 中尾隆聖

西瓜糖第9回公演『刺繍』 中尾隆聖

――10年以上前に声のお仕事を辞めるつもりだったということに驚きました。

中尾:よく声の仕事で「死ぬまで現役ですよね?」と質問されますけど、僕は内心「冗談じゃねぇや」って思っています(笑)。もちろん、死ぬまで現役でやれることは素晴らしいことだと思いますが、声の仕事も芝居もそうですけど、ダメだということを誰も言ってくれないんですよ。だから自分でダメだということを判断しなければ、という思いもあります。

――三津谷さんは西瓜糖には2回目のご出演です。

三津谷:前回『レバア』に出演した後、「西瓜糖にもう一回出たい!」と思って「出させてください!」って自分から直訴したんですよ。それで『刺繍』に出演させてもらえることになって喜んでいたところに、コロナで公演が中止になってしまいました。中止にするという決断は作品のためでもあり、カンパニーのためでもあるんだと理解して納得しましたが、役者としてはぶっちゃけ、舞台が飛んでしまったら無職じゃないですか(笑)。どうしよう、みたいな気持ちはありましたけど、2年後には上演できたらいいなという思いと、2年後にまた共演して良かったなと思ってもらえるようにしたいなと思いつつ、気づいたら2年経っていたという感じです。

山像:あれからいっぱい舞台出てたよね。

三津谷:そうなんですよ。ありがたいことに舞台のお仕事が続きまして、しかも稽古に入ってから千穐楽を迎えるまで中止になった公演がなくここまで来られたんですよ。だから今回も大丈夫じゃないかなと思っています。僕がこの座組で出来ることは、アマビエとして存在することかな、と(笑)。

――9月5日まではオフィスコットーネプロデュース『加担者』にご出演されていました。

三津谷:本当に難しい戯曲でしたが、挑戦出来てよかったです。デュレンマットの書く言葉の裏にある言いたいことを読み取るまでに時間がかかったんですけど、そのおかげで台本の読み方が変わったというか、ト書きだったりセリフだけじゃなくて、その裏を読む作業をやった方が楽しいと思えたんです。もしかしたら2年前に『刺繍』をやっていたら、書かれている言葉のもっと深いところに気づけないままやってしまっていたかもしれないなと思うと、今となってはこの2年があってよかったなと思っています。
 

■『刺繍』と『桜文』は同時期に書いた作品

――お稽古が始まったばかりではありますが、読み合わせの様子などいかがでしたか。

わかぎ:みんな思い入れが強すぎて、自分のセリフをすごいスピードでしゃべるんですよ。このセリフを言いたかったんだろうな、っていうのが伝わってきました。

山像:でもその感じが嬉しかったですね。みんな2年間温めて待ってくれていたのかな、という感じがして、ちょっと感動しました。

――現在PARCO劇場で秋之桜子脚本の『桜文』が上演中ですが、山像さんがツイッターで「『刺繍』が書けたから『桜文』が書けたのかもしれない」ということを書かれていました。

山像:ちょうど2年前に同時期に書いていたんですよ。全然テイストは違うんですけど、セリフがかぶっているところもあったりします。せっかくだから『桜文』を見てくださったお客様に『刺繍』も見に来ていただきたいですね。主演の久保史緒里さんのファンの中には『桜文』で初めて舞台を見たという方もいらして……。 久保さんのファンの方たちってすごくしっかり舞台を見てくださっているので、これを機にぜひ小劇場の芝居も見て欲しいなと思います。三津谷くんのファンの方の中にも、『レバア』を見てから西瓜糖を見に来てくれるようになった方たちもいらっしゃるし、そういうきっかけを作っていろんな方に見ていただけたらなと思っています。

ーーわかぎさんは今回は演出のみですが、劇作家として満州を題材に描いた作品や、明治〜昭和初期を舞台にした作品を多く書かれています。描く時代に秋之作品との共通点を感じるのですが、そのあたりはどのように感じていらっしゃいますか。

わかぎ:『桜文』を見た俳優から「秋之さんという作家さんはふっこさん(わかぎの愛称)のお弟子さんですか?」って連絡が来たんですよ。私は父親が明治生まれで、母親が大正生まれで、家の中にゴロゴロと戦前の事実が転がっていて、芝居を書くようになってからそういう話も絡んできたという感じです。私は物書きになりたいと思ってなったわけじゃなくて、もともとは漫画家志望で、グラフィックデザイナーとして就職もしているし、なんで今劇作家やってるんだ、って感じです。演出家になるつもりもなかったし。

――わかぎさんが演劇を始めたのは中島らもさんと旗揚げされた劇団、リリパットアーミーからですよね。

わかぎ:うちの劇団は漫画家とかミュージシャンとかいろんな人がごちゃごちゃに集まっていたんです。そうしたら升毅が「役者だけで何か面白いことしようよ」って言い出したので「いいよ」と同意したら「じゃあ何か書いて」と言われて「え、私が?」って感じで、死ぬほどセリフがある芝居を書いたんですよ。それが1989年に初演した『一郎ちゃんがいく。』というお芝居で、初めて書いた戯曲でした。私は、別に芝居でなくても、面白かったら何でもいいんです。だから歌舞伎の演出もするし、狂言も書くし。

西瓜糖第9回公演『刺繍』 わかぎゑふ

西瓜糖第9回公演『刺繍』 わかぎゑふ

 

■この作品の裏テーマは「嫉妬」

――それぞれの演じる役についておうかがいしたいのですが、まずは中尾さんから。

中尾:文化人類学の教授・城戸崎です。いつもどちらかというとコメディばかりですし、声の方でもあまり人間の役をやらないものですから(笑)、こんないい役をいただいちゃいますと緊張しちゃいますね。

――城戸崎教授と、山像さん演じるその妻・志穂と、一人娘の裕子とお手伝いさんの昌子の4人で暮らしている家に、三津谷さん演じる青年・坂(ばん) が居候にやってくるんですよね。

三津谷:僕は青森出身なんですけど、これまでがっつり津軽弁の芝居というものをやったことがなかったんですよ。

山像:三津谷くんが津軽弁のセリフをしゃべれるシチュエーションを作りたい、っていうのがこの本の始まりで、そこからいろいろ考えて膨らんできた、という感じです。でも、セリフを間違えても三津谷くん以外誰もわからないっていう(笑)。

三津谷:そうそう、確かに(笑)。自分で自分にダメを出すしかないんですよ。

わかぎ:「すみません、セリフ間違えました」って言われても「どこが?」ってなるよね。

奥山:津軽弁のところは台本の文字を追うのが大変です。

山像:最初の本読みの時、三津谷くんも追えてなかったよね(笑)。

わかぎ:大阪弁もそうだけど、セリフは標準語で書いといてもらって、自分の頭の中で変換した方がしゃべりやすいと思う。

三津谷:確かに!

わかぎ:でも今の話聞いて改めて思ったけど、私とがっちゃんは全然書き方が違う。津軽弁しゃべる子を出したいから、っていう作り方は私はしないから。升さんに『一郎ちゃん~』を書いたぐらいで、あて書きも基本しないし。

山像:私は初めて脚本を書いたとき(2005年上演の羽衣1011『すみれの花、サカセテ』)があて書きだったので……二人芝居だったうえに一人は自分自身にあて書きをしたんですよ(笑)。それからずっと、基本的にあて書きですね。だから逆に『桜文』は珍しく物語から書いて、キャスティングが決まってから脚本に手を入れる、という形でした。ただ、私は演出はしないので、いつもみんなから「これ映像の台本やん」って言われるくらい、今回も場数がものすごく多いんです(笑)。書いているときは、これが舞台化されたらどうなるかということを全く考えてないんですよ。だから、例えば……『桜文』もそうなんですけど、『刺繍』も大変な早変わりが巻き起こるんですね。今作で被害に遭っているのが中尾さんと私です。

奥山:書いた本人は自業自得というか(笑)、自分で書いたんだからしょうがないよね、って思いますけど、中尾さんには本当に申し訳なくて。

西瓜糖第9回公演『刺繍』 奥山美代子

西瓜糖第9回公演『刺繍』 奥山美代子

――奥山さん演じる澤野はどのような役なのでしょうか。

山像:澤野はいいところのお嬢さんで、志穂の従弟の嫁の桐子が憧れていた先輩だったけど、今は落ちぶれてしまって、それを桐子が「落ちぶれてるやん、めっちゃおもろい!」ってなって、城戸崎家に新しいお手伝いさんとして連れて来るんですね。そうしたら澤野と坂は同郷だということがわかるんです。

奥山:ザッツ西瓜糖テイストですね(笑)。

山像:「先輩かわいそうです~!」って言いながら、女中にどう?って連れて来るっていう。

わかぎ:がっちゃんの本は良くも悪くも、どうとでも取れる人がいっぱい出てくるんですよ。善い人なんていなくて、でも人間ってそんなもんじゃないですか。役者の作り方によって悪人にもできるし、善人にもできるし、もっと面白くもできるし、っていう感じでふわふわしているんです。だから、誰も悪くないけど善い人もいない、みたいなところでふわっと話が進んでいくから、「生きてる人間」がいっぱい出てくるという感じです。

山像:演出家によっても全然違う芝居になるんだろうな、と思います。

わかぎ:そういう本や、あんたの本は。

山像:だから毎回いろんな演出家とやれて、面白いですね。

わかぎ:この作品の裏テーマは「嫉妬」なんですよ。タイトルの『刺繍』って書いてあるところをあぶり出したら「嫉妬」って出てくるからね(笑)。人間が日常的に持っているちょっとした嫉妬心ってあるじゃないですか、それが原因でいろんなことになるっていう。

山像:そう、『桜文』も嫉妬だし、この作品も「嫉妬」なんですよね。目線一つで、そこで誰を見ているのかというのだけでも話がころりと変わりそうな気もします。

わかぎ:あんまり決着をつけないところが西瓜糖のとっても楽しいところで、作りがいがあって面白いなと思っています。
 

■針をどのように通していくのかが観客に委ねられている作品

西瓜糖第9回公演『刺繍』 三津谷亮

西瓜糖第9回公演『刺繍』 三津谷亮

――三津谷さんは念願の津軽弁の役ということですね。

三津谷:今まではイベントとかで簡単な津軽弁講座みたいなのをやったりしていましたが、今回は演劇として見せられることで、津軽弁に触れたことがない人にはすごく新鮮に感じられるんじゃないかなと思っています。一回聞いただけじゃ何言ってるかわからなくてポカーンとすると思うんですけど(笑)、津軽弁って結構慣れてくると聞き取れるようになるんですよ。だから多分、2度3度と見ると耳の感覚が変わってきて、芝居の見え方も変わってくるんじゃないかなと思うので、それも一緒に楽しんでもらえたらなと思っています。

――奥山さんも津軽弁のセリフがあるんですよね。

奥山:これから練習します。私は北海道出身ですが、北海道の言葉と似ているところもあるんですよ。

山像:津軽だけじゃなくて、京都とか大阪とか結構いろんなところの方言が飛び交うところも面白いと思います。

――中尾さんの役は標準語なんですよね。

山像:中尾さんは普段から渋くて色っぽい方だなぁと思っていたから、そういう中尾さんをお客さんにもぜひ堪能していただきたいです。

わかぎ:いやいや、私が演出するんだから、渋くて色っぽいだけじゃ終わらせませんよ? セリフ通りにお芝居してもらいますけど、絶対どこかでボケさせますからね。

中尾:楽しみです(笑)。

わかぎ:中尾さんが舞台上で一瞬バイキンマンの声になったらみんなびっくりするよな(笑)。

山像:それはお客さんざわつきますね(笑)。私自身、笑いがあるのが好きなんですよ。人って普段からこうやってただしゃべっているだけでも、なんでもないことが面白いじゃないですか。そういう面白さっていうのを、わかぎさんはきっと出してくださると思うので楽しみにしています。

わかぎ:あくまで真面目にやってるんですよ。大真面目にやったら人間っておもろいやろ、っていうことですよ。

――今までの西瓜糖ともまたちょっと違うテイストになりそうな予感がしますね。

山像:なりそうです! そういう意味では今回のが一番ふわふわしてるのかもしれない。

三津谷:これまでの西瓜糖は、毎回最後にどんよりするものが来たんですよ。でも今回は、続きは見た人たちが想像できる余白があって、すごく安心しました。ハッピーエンドにもできるし、そうじゃない方にもできるしっていう、未完成な部分は本当にタイトルの通り、針をこれからどのように自分たちで通していくのかが見た人たちに委ねられている作品だなと思いました。

わかぎ:おっ、まとめたね。でもわからんで。本というものはレシピやからな。演出家がどう料理するかで変わるからな。

三津谷:ええ、もしかしてやっぱりどんよりした方向に……? 怖いなぁ。

山像:どんなラストになるかは、ぜひ劇場で確かめていただくということで(笑)。

西瓜糖第9回公演『刺繍』 写真左から中尾隆聖、山像かおり、奥山美代子、三津谷亮、わかぎゑふ

西瓜糖第9回公演『刺繍』 写真左から中尾隆聖、山像かおり、奥山美代子、三津谷亮、わかぎゑふ

取材・文・撮影=久田絢子

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2023年3月、英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー製作のミュージカル『マチルダ』が日本初上演される。この度、日本オリジナルキャスト、東京公演チケット情報などが発表された。

英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーが2010年に製作し、瞬く間にウエストエンドで最も人気のある作品となった、ミュージカル『マチルダ』。2013年にはブロードウェイに進出。英演劇賞ローレンス・オリヴィエ賞において、ミュージカルとしては過去最多の7部門受賞し、米演劇賞トニー賞では5部門を受賞した。全世界で1100万人以上を動員し、99もの国際的な演劇賞に輝いている。

ミュージカル『マチルダ』海外公演舞台写真

ミュージカル『マチルダ』海外公演舞台写真

ミュージカル『マチルダ』海外公演舞台写真

ミュージカル『マチルダ』海外公演舞台写真

原作は、「チャーリーとチョコレート工場」でも有名な英国の国民作家ロアルド・ダール著「マチルダは小さな大天才」。口ずさみたくなる音楽、ポップで印象的な美術、普遍的ながらもするどい脚本、そして彩り豊かなキャラクター達は世界中で熱狂的に愛され、ウエストエンド、ブロードウェイの他、オーストラリア、韓国でも上演され、ミュージカル『マチルダ』の不思議な力は世界中に広がり続けている。

ミュージカル『マチルダ』海外公演舞台写真

ミュージカル『マチルダ』海外公演舞台写真

ミュージカル『マチルダ』海外公演舞台写真

ミュージカル『マチルダ』海外公演舞台写真

今回、海外クリエイティブスタッフによる厳しいオーディションを経て日本オリジナルキャストに決定したのは、日本のミュージカル界の未来を担う、 確かな実力を持った瑞々しい顔ぶれ。主役マチルダ役を演じるのは、嘉村咲良熊野みのり寺田美蘭三上野乃花(クワトロキャスト)。1,000名以上が参加したオーディションを勝ち抜いた、まさしく“天才少女”の4名だ。そして、ミス・トランチブル校長役を大貫勇輔小野田龍之介木村達成(トリプルキャスト)、ミス・ハニー役を咲妃みゆ昆 夏美(Wキャスト)、ミセス・ワームウッド役を霧矢大夢大塚千弘(Wキャスト)、ミスター・ワームウッド役を田代万里生斎藤 司(トレンディエンジェル)(Wキャスト)ほかが出演する。

(上段左より)嘉村咲良/熊野みのり/寺田美蘭/三上野乃花(下段左より)大貫勇輔/小野田龍之介/木村達成、 咲妃みゆ/昆 夏美、 霧矢大夢/大塚千弘、 田代万里生/斎藤 司(トレンディエンジェル)

(上段左より)嘉村咲良/熊野みのり/寺田美蘭/三上野乃花(下段左より)大貫勇輔/小野田龍之介/木村達成、 咲妃みゆ/昆 夏美、 霧矢大夢/大塚千弘、 田代万里生/斎藤 司(トレンディエンジェル)

東京公演は2023年3月22日(水)~3月24日(金)でプレビュー公演、3月25日(土)~5月6日(土)渋谷・東急シアターオーブにて上演、 その後、大阪公演が予定されている。

≫キャストコメント&動画

 
目次

キャストコメント&動画

■マチルダ役:嘉村 咲良(かむらさくら)

マチルダ役:嘉村 咲良

マチルダ役:嘉村 咲良

ミュージカル『マチルダ』コメント映像/マチルダ役:嘉村 咲良

<プロフィール>
2013年生まれ。2021年第1回国際声楽コンクール東京本選ミュージカル小学生部門入選。
舞台上で踊ったり歌を披露したりすることが大好きな9歳。
大きな舞台出演は今回が初となる。

<コメント>
マチルダ役に決まった時は信じられなくて、夢じゃないかって思うくらい嬉しかったです。マチルダは大人に対して間違っていることは間違っていると言える意志の強い子なので、一つひとつの感情を丁寧に演じていきたいです。

■マチルダ役:熊野みのり(くまのみのり)

マチルダ役:熊野みのり

マチルダ役:熊野みのり

ミュージカル『マチルダ』コメント映像/マチルダ役:熊野 みのり

<プロフィール>
2011年生まれ。ミュージカルコンサート等に出演。
読書が好きなところがマチルダと似ていると感じる10歳。
今回が初舞台となる。

<コメント>
マチルダは真面目な時は真面目、仕返しをする時は意地悪、人を助ける時は優しさなどを持っているので、それぞれの心の中の思いを一つひとつ丁寧に演じたいです。精一杯演じます。劇場で待ってます。

■マチルダ役:寺田美蘭(てらだみらん)

マチルダ役:寺田美蘭

マチルダ役:寺田美蘭

ミュージカル『マチルダ』コメント映像/マチルダ役:寺田 美蘭

<プロフィール>
2013年生まれ。ミュージカル『ミルコとカギロイの森』で初舞台。
自分の正しいと思う道を進むマチルダの姿に憧れている9歳。

<コメント>
マチルダはとても本が好きで、お勉強も好きで、とても強い心を持つ女の子だと思います。自分の個性を出して、誰よりも自分らしいマチルダを演じたいと思っています。マチルダを全力で演じます! ぜひ、劇場に見に来てください。

■マチルダ役:三上野乃花(みかみののか)

マチルダ役:三上野乃花

マチルダ役:三上野乃花

ミュージカル『マチルダ』コメント映像/マチルダ役:三上 野乃花

<プロフィール>
2013年生まれ。歌やダンスのレッスンに日々励んでいる。
実技審査では緊張しないという、 肝の据わった9歳。
アンサンブル以外での舞台出演は今回が初となる。

<コメント>
マチルダ役が夢だったので、決まった時はびっくりしながら「はい」と答えて、それでも我慢できずに涙が出てきて、 もうそれで嬉しすぎて嬉しすぎて、嬉しいどころじゃなかったです。マチルダを力いっぱい演じたいです。

■ミス・トランチブル校長役:大貫勇輔

ミス・トランチブル校長役:大貫勇輔

ミス・トランチブル校長役:大貫勇輔

ミュージカル『マチルダ』コメント映像/ミス・トランチブル校長役:大貫 勇輔

<コメント>
ウエストエンドでこの作品を観た時、素晴らしい子供たちの歌や演出、印象的なブランコのセットなどに本当に感動したのを覚えています。僕の中でどうしてもやりたい役だったので、このミス・トランチブル校長という役を演じることができて嬉しく思っています。今までにない大貫勇輔をお見せできると思いますし、この素晴らしい作品を皆様にお届けできることが本当に楽しみです。劇場でお待ちしています。
 
■ミス・トランチブル校長役:小野田龍之介

ミス・トランチブル校長役:小野田龍之介

ミス・トランチブル校長役:小野田龍之介

ミュージカル『マチルダ』コメント映像/ミス・トランチブル校長 小野田 龍之介

<コメント>
ついにミュージカル『マチルダ』が日本で上演されます! 僕も本当に大好きなホットなミュージカルです。マチルダは決していい子ではなく、大人も子供もとても癖のあるキャラクターばかりで、その中で自分の信念や思いに向かって突き進むという、非常に面白いテーマになっています。最高の作品作りにしていきたいと思いますので、ぜひ皆さんも一緒に楽しみましょう。ミュージカル『マチルダ』よろしくお願いいたします。

■ミス・トランチブル校長役:木村達成

ミス・トランチブル校長役:木村達成

ミス・トランチブル校長役:木村達成

ミュージカル『マチルダ』コメント映像/ミス・トランチブル校長役:木村 達成

<コメント>
日本初演で、この素晴らしい役を演じることができて、とても嬉しいです。彼女が出てくるだけで威圧感がある、それでいてこれから面白い展開が起こると思わせるような役どころなので、それを演じるアグレッシブな木村達成が見たい、ミス・トランチブル校長が見たい、と思っていただけるように演じていきたいと思います。このとんでもない作品を早くお客さんの元に届けたい、そんな気持ちでいっぱいです。ぜひ、劇場でお待ちしております。

■ミス・ハニー役:咲妃みゆ

ミス・ハニー役:咲妃みゆ

ミス・ハニー役:咲妃みゆ

ミュージカル『マチルダ』コメント映像/ミス・ハニー 咲妃 みゆ

<コメント>
日本初演の『マチルダ』に携わらせていただけることを、本当に光栄に思います。お稽古が始まるその日、そして本番を迎えられるその日をワクワクしながら待っています。自分の置かれている状況を悲観的に捉えるだけではなく、前向きに歩んでいこうとする、そういった内なる強さを秘めた女性をミス・ハニーを通して表現できたらと思います。皆様に素敵な作品をお届けできるように精進したいと思います。

■ミス・ハニー役:昆 夏美

ミス・ハニー役:昆 夏美

ミス・ハニー役:昆 夏美

ミュージカル『マチルダ』コメント映像/ミス・ハニー役:昆 夏美

<コメント>
とてもカラフルな世界観と耳に残る素晴らしい楽曲にあふれた、子供たちが舞台上で放つパワーを感じられる作品だと思います。マチルダに寄り添えるミス・ハニーでありたいなと思いますので、信頼できるクリエイティブスタッフの皆さまと、相談しながら作っていきたいです。子供が大好きなので、子供たちと一緒にこの作品を作り上げていけることを楽しみつつ、一番はお客様に楽しんでいただけるように精一杯勤めたいと思います。

■ミセス・ワームウッド役:霧矢大夢

ミセス・ワームウッド役:霧矢大夢

ミセス・ワームウッド役:霧矢大夢

ミュージカル『マチルダ』コメント映像/ミセス・ワームウッド役:霧矢 大夢

<コメント>
NYでこの作品を観劇したのですが、子供たちがすごいパワーを持っていて、悪い大人たちがコテンパンにされるというストーリーにすごく感動したことを覚えています。タイトルの通りマチルダといういたいけな小さな女の子が主役です。大人の私たちが見ても、すごくピュアな勇気をもらえる作品となっております。 ちょっと心苦しくはありますが、かわいいマチルダたちをいじめぬく、自分本位の究極の悪女・毒親を演じたいと思っております。

■ミセス・ワームウッド役:大塚千弘

ミセス・ワームウッド役:大塚千弘

ミセス・ワームウッド役:大塚千弘

ミュージカル『マチルダ』コメント映像/ミセス・ワームウッド 大塚 千弘

<コメント>
オーディション自体がとても楽しくて、参加できて本当によかったです。結果合格して自分でもびっくりでした。こういう役は初めてなので、新たな挑戦ができることに今からワクワクしています。ミセス・ワームウッドはすごく人間っぽいキャラクターなので、出てきただけで空気がガラッと変わるような女性を演じたいと思っています。『マチルダ』は奇跡がいっぱい詰まった素晴らしい作品ですので、ぜひ皆さんもその奇跡を観に劇場にお越しください。

■ミスター・ワームウッド役:田代万里生

ミスター・ワームウッド役:田代万里生

ミスター・ワームウッド役:田代万里生

ミュージカル『マチルダ』コメント映像/ミスター・ワームウッド役:田代 万里生

<コメント>
子供の頃、映画の「マチルダ」を見たことがあったのですが、今回ミュージカル版の脚本を改めて読んでみると、その時とまた違う印象で、僕もちょっと大人になったなと思いました。オーディションでは前のめりなことは誰にも負けないくらいの気持ちで臨み、もう全部出しきりました。この役を田代万里生が演じたらどうなってしまうのかというのを僕自身も楽しみにしておりますので、皆さんもぜひご期待ください。

■ミスター・ワームウッド役:斎藤 司(トレンディエンジェル)

ミスター・ワームウッド役:斎藤 司(トレンディエンジェル)

ミスター・ワームウッド役:斎藤 司(トレンディエンジェル)

ミュージカル『マチルダ』コメント映像/ミスター・ワームウッド役:斎藤 司(トレンディエンジェル)

<コメント>
僕の輝かしい経歴にまたひとつ、素晴らしい作品が加わることになります。SNSで僕をフォローしている人が思わず僕のフォローを外したくなるくらい憎たらしく、かつそのコミカルさで愛されるよう、印象的に演じていきたいです。これはもう斎藤にしかできないと思っていただけるように、僕を本当に大っ嫌いになるような演技をしていきたいと思いますので、皆さま是非ご期待ください。よろしくお願いいたします!

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1:2022/09/19(月) 16:49:52.81ID:CAP_USER9 氷川きよし サラサラヘアにアヒル口&ネイル姿披露「久しぶりのネイル元気でるぅう」
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/09/18/jpeg/20220918s00041000585000p_view.jpg
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/09/18/kiji/20220918s00041000592000c.html

 歌手の氷川きよし(45)が18日、自身のインスタグラムを更新。もの憂げな表情とアヒル口をし、下したストレートの髪に黒で斜めフレンチのネイルを披露した。

 氷川は「明日の衣装に合わせたー!」とし「ネイルと髪の毛とファッションがやっぱり趣味で楽しみのひとつなんだよねー。久しぶりのネイル元気でるぅう イエイw」とつづった。

 ファンからは「衣装は黒ベースなのかな。美しく磨き上げたキラッキラのKiina、期待しちゃうなあ。。。。」「ネイル可愛すぎる アヒル口のこの顔とか反則級に可愛すぎてまじ最の高」「髪もサラッサラ」などの声が寄せられていた。

2022年11月15日(火)渋谷区文化総合センター大和田 6階 伝承ホールにて、『神田松麻呂 二ツ目昇進記念講談会』が開催されることが決定した。

人間国宝である講談師・神田松鯉の弟子、神田松麻呂が二ツ目に昇進した。
つかこうへいにあこがれ、俳優を目指し、パルコ劇場のスタッフ経験もある、異色の経歴をもつ神田松麻呂は、2018年に講談師・神田松鯉に入門し、4年間の前座修行を終え、今年8月19日に日本講談協会の二ツ目に昇進、本日9月21日に落語芸術協会の二ツ目に昇進した。二ツ目昇進を記念し、『神田松麻呂 二ツ目昇進記念講談会』を開催することが決定した。本公演には、師匠の神田松鯉をはじめ、神田阿久鯉、神田伯山という豪華講談師が出演。講談師・神田松麻呂の晴れの舞台を訪れてみてはいかがだろうか。

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神田松麻呂 コメント

神田松麻呂   撮影:橘蓮二

神田松麻呂   撮影:橘蓮二

神田松麻呂で御座います。
この度、二ツ目に昇進をさせて頂きました。これも全て多くの方々に、支えて頂きましたおかげで御座います。ありがとうございます。
 二ツ目に昇進を致しまして、『神田松麻呂 二ツ目昇進記念講談会』をを開催させて頂く運びとなりました。   ここからが「講談師・神田松麻呂」として、本当のスタートで御座います。「戦い」の始まりです。その第一歩がしっかりと踏み出せる様、獅子奮迅の如く務めさせて頂きます。
是非、お越し頂けましたら幸いです。
「講談師 神田松麻呂」が、どの様に成長して行くか。又、どの様に失敗をするか。それら全てを、「ドキュメンタリー」として、末永く見続けて頂けましたら幸いです。何卒、宜しくお願い申し上げます

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2022年10月1日(土)、2日(日)、東京・歌舞伎座タワー5階木挽町ホールにおいて開催される『こえかぶ 朗読で楽しむ歌舞伎』。このたび360度VR撮影し、配信することが決定した。

本公演は歌舞伎の名作「義経千本桜」と「籠釣瓶花街酔醒」を人気声優が現代語の朗読劇で届ける、声の歌舞伎「こえかぶ」。歌舞伎がはじめてという人へ向けた新しいアプローチだ。

このたびの配信は、複数のアングルから視聴者自身が観たいアングルを選択し、視点を前後左右上下にと自由に操作しながら、出演者に超至近距離に迫る、出演者の存在を超立体に感じることができるという、超神席の映像体験。本公演は完売しているため、配信コンテンツならではの楽しみを提供する。

スマホやPCのブラウザから、気軽にVRゴーグルを使用して、いずれの視聴環境でも没入感のある視聴が可能となる。

またVR配信のアフタートークでは、スペシャルゲストとして本公演アンバサダーを務める歌舞伎俳優・中村隼人も登壇。初めて歌舞伎の物語にチャレンジした出演者とどのようなトークが繰り広げられるか必見だ。

中村隼人

中村隼人

配信期間は2022年11月1日から2023年1月31日まで、購入から7日間以内であれば何度も作品を視聴することが可能。ぜひさまざまなアングルや角度から見直すなど、360度カメラだからこその操作感を存分に楽しみたい。

本公演のVR配信の決定を受け、出演者からの意気込みコメントも到着した。

出演者意気込みコメント

【10月1日(土) 出演】

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置鮎龍太郎(おきあゆ・りょうたろう)

置鮎龍太郎

置鮎龍太郎

歌舞伎を??あ〜、現代語で朗読?じゃあ、何とかなるはず!なんと言っても32年も声優やってるんですから。え、VR??ほほう〜、まぁ言葉を読む事に関しては、、、、もうドンと来い!!む?こ、これは!もしかして、楽しい事になるんじゃない?演じ分けが(笑)ちょっと引き攣ってきましたが、細谷君と二人という組み合わせが非常に珍しく、そのかけ合いもワクワクしています。何卒宜しくお願いします。

細谷佳正(ほそや・よしまさ)

細谷佳正

細谷佳正

歌舞伎と朗読でフォローし合いながら、歌舞伎の題材を親しみやすく伝えていくと言う企画は、御来場くださるお客様はもちろん、演者である自分にとっても新鮮で発見の多い時間になるだろうと感じています。台本を読ませて頂いて感じたのは『寄席のようだ』という事です。ただ、寄席は本来1人の噺家が複数の人物を演じながら物語を伝えますが、本作は2人の演者がそれぞれ役割を分けながら進んでいきます。それを面白がって頂けるように努めていきたいです。

【10月2日(日) 出演】

速水奨(はやみ・しょう)

速水奨

速水奨

歌舞伎を身近に楽しもうというコンセプトで開催される本公演は、演じる僕も、始まる前からわくわくしています。どんな古典も、世に出た時は、時代の最先端を行く新作だった訳です。ですから、新鮮な感覚で楽しく、魅力的に語るようにしたいですね。VR、どんな感じなんでしょう?見たいなあ。

逢坂良太(おおさか・りょうた)

逢坂良太

逢坂良太

朗読で歌舞伎を題材にするというのは自分も初めての経験です。一度歌舞伎を題材にしたアニメに出演させていただいたことがあるので、その時の経験が役に立てばいいなと思っています。皆さんにも歌舞伎の良さを知っていただきたいなと思いますので、気軽にお越しいただければと思います。

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1:2022/09/20(火) 19:15:32.43ID:CAP_USER9 2022年9月20日 13時00分
https://www.cinematoday.jp/news/N0132479
https://img.cinematoday.jp/a/7zB6PBi1n2YE/_size_1000x/_v_1663643984/main.jpg

 海外ドラマ「ウォーキング・デッド」ファイナル・シーズンとなるシーズン11の最終章(全8話)が、10月3日からディズニープラスのスターで日本最速・独占配信される。

 2010年にスタートした「ウォーキング・デッド」は、ウォーカーと呼ばれるゾンビが蔓延る終末世界で生き残る人々の姿を描いたサバイバルドラマ。複数のスピンオフも制作され、ユニバースを拡大している中、本シリーズはシーズン11をもって幕を閉じる。

 ファイナル・シーズンは3パート構成で展開されており、パート1&2では新たな敵集団“収穫者”との戦い、生存者たちが暮らす巨大コミュニティー・コモンウェルスの実態、ヒルトップに迫る危機などが描かれた。12年間にわたってつづられてきた生存者の物語は、どのようなラストを迎えるのか。あわせて公開されたキービジュアルには、ダリル(ノーマン・リーダス)やキャロル(メリッサ・マクブライド)ら主要キャラクターが勢揃いしている。(編集部・倉本拓弥)

「ウォーキング・デッド」ファイナル・シーズン最終章は10月3日よりディズニープラスのスターで日本最速&独占配信開始

1:2022/09/20(火) 19:15:32.43ID:CAP_USER9 2022年9月20日 13時00分
https://www.cinematoday.jp/news/N0132479
https://img.cinematoday.jp/a/7zB6PBi1n2YE/_size_1000x/_v_1663643984/main.jpg

 海外ドラマ「ウォーキング・デッド」ファイナル・シーズンとなるシーズン11の最終章(全8話)が、10月3日からディズニープラスのスターで日本最速・独占配信される。

 2010年にスタートした「ウォーキング・デッド」は、ウォーカーと呼ばれるゾンビが蔓延る終末世界で生き残る人々の姿を描いたサバイバルドラマ。複数のスピンオフも制作され、ユニバースを拡大している中、本シリーズはシーズン11をもって幕を閉じる。

 ファイナル・シーズンは3パート構成で展開されており、パート1&2では新たな敵集団“収穫者”との戦い、生存者たちが暮らす巨大コミュニティー・コモンウェルスの実態、ヒルトップに迫る危機などが描かれた。12年間にわたってつづられてきた生存者の物語は、どのようなラストを迎えるのか。あわせて公開されたキービジュアルには、ダリル(ノーマン・リーダス)やキャロル(メリッサ・マクブライド)ら主要キャラクターが勢揃いしている。(編集部・倉本拓弥)

「ウォーキング・デッド」ファイナル・シーズン最終章は10月3日よりディズニープラスのスターで日本最速&独占配信開始

1:2022/09/17(土) 19:33:04.75ID:CAP_USER9 2022年9月17日 18:04

「ヒカル」(登録者数484万人)が開催した“リアルカイジ”企画で電話番号を公表したYouTuberに、2日間で600件以上もの電話がかかってきたようです。

賞金100万円の“リアルカイジ”企画
“リアルカイジ”と銘打った大型企画「下剋上~人生最後の一攫千金~」をスタートしたヒカル。この企画は、予選オーディションで選ばれたメンバーが5つほどゲームをおこない、最後まで勝ち抜いた人に賞金1000万円が渡されるというもの。8月の応募申込フォームでは「今までの人生で最も自身をクズだと思ったエピソード」などの回答が求められるなど、「カイジ」にあやかった企画となっていました。

14日に公開された予選オーディションには、総勢41名が参加。その中で参加者の3人に対して“暴露ゲーム”と称した過激なゲームがおこなわれました。
そこでは「電話番号を言えるところまで言えるところまで言ってください」と要求され、ヒカルは「個人情報を晒せる覚悟はあるのか」と参加者に問いかけました。

するとなんと、3人ともが次々と自分の電話番号、自宅の住所、実家の住所をすべて曝け出しました。

父親から「お前とは縁を切る」と宣言される
その中の一人である駆け出しのYouTuber「オセロ」(同1.7万人)の「なおキング」は、15日に自身のツイッターを更新。「2日で約600件以上電話かかってくた」と明かしました。

また「ヒカルチャンネルで自分の電話番号と友達の家と実家を晒した結果」として投稿されたツイートには、「お前とは縁を切る」と父親から絶縁を言い渡された衝撃のラインが添付されています。

同ツイートには、なおキングがでキャリーケースを片手に笑顔でピースしている写真も添付されており、意にも介していない様子。“リアルカイジ”らしい鋼のメンタルを見せつけています。

https://yutura.net/news/archives/82412

https://pbs.twimg.com/media/FcoB573aMAQSp2c.jpg
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ヒカル、一般人に“超過激企画”賞金1000万のため電話番号、家・実家の住所を暴露させる…ピー音もなし [フォーエバー★]
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1663228460/

1:2022/09/20(火) 00:47:03.35ID:CAP_USER9 江口洋介 俳優は“向いてない”と感じた過去も「やり続けられたから今がある」

俳優の江口洋介さんが18日、映画『線は、僕を描く』(10月21日より全国公開)の公開記念イベントに、横浜流星さんと登壇し、これまでの俳優人生で“力になったこと”を明かしました。

映画は横浜さん演じる大学生・青山霜介(あおやま・そうすけ)が水墨画と運命的な出会いを果たし、その世界に魅了されていく物語。
江口さんは、霜介の師匠・湖山(こざん)の一番弟子・西濱湖峰(こほう)を演じます。

イベントでは、俳優という仕事において、チャレンジする時やつらい時“どう乗り越え方てきたか”を聞かれた江口さんは
「いつの間にか時間がたって今ここにいるという感覚が正直なところです」と回答。続けて「映画の中で好きなセリフがあって、何かを見つけようともがいている人に対して、“人は何かになろうとするんじゃなくて、変わっていくんだよ”っていうセリフが、原作にもあったんですけどすごく印象的で。(私も)昔から常に模索しているというか、過去にこだわらず前しか見ない姿勢でやってきました」と仕事への取り組み方を明かしました。

それでもうまくいかないことは多くあったそうで「(演技が)できないんですよね。そこにはできてる先輩がいっぱいいて、どうすればこういう風にできるのかなって。向いてないなー、とか無理かなって思う時期もあって」と話し
「現場に行って“やっぱ今日もできなかった~”って帰ってきて。そういう繰り返しの中で突破口がどこかにあるんでしょうね。見つかるまでやり続けられたから今があるんだと思います」とこれまでの俳優人生を振り返りました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2bf7e3c68c9b0a97b383333f6325252f0e83187c
https://i.imgur.com/FsSeXuX.jpg

1:2022/09/17(土) 21:47:04.41ID:CAP_USER9 https://pctr.c.yimg.jp/t/amd-img/20220917-39171530-nksports-000-5-view.jpg
乃木坂46清宮レイ

乃木坂46清宮レイが当面の間一部活動休止 体調不良続き本人と相談、オンライントーク会を欠席
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20220917-39171530-nksports-ent

 乃木坂46清宮レイ(19)が体調不良のため一部活動を休止すると17日、グループの公式サイトで発表された。

 サイトでは「清宮レイですが、体調不良が続いており、本人と相談した結果、当面の間、一部グループの活動を休止し、体調の状態を考慮しながら活動をしていくことになりました」と報告。「ファンの皆様、関係者の皆様にはご心配をおかけいたしますが、何卒ご理解の程、よろしくお願い致します」と伝えられた。

 これに伴い、今月18日に開催される30枚目シングル「好きというのはロックだぜ!」の発売記念「オンラインミート&グリート(個別トーク会)」を欠席することも発表された。

 清宮は18年11月加入の4期生。明るいポジティブなキャラクターでファンにも人気だ。昨年4月からTOKYO FM「ベルク presents 乃木坂46の乃木坂に相談だ!」(金曜午後8時30分)でパーソナリティー。今年4月から6月まではTBS系「ラヴィット!」(月~金曜午前8時)の月曜シーズンレギュラーを務めた。

関連リンク
清宮レイ、一部グループ活動休止のお知らせ
https://www.nogizaka46.com/s/n46/news/detail/65857

12月2日(金)公開の映画『月の満ち欠け』から、新たな場面写真4点が解禁された。

『月の満ち欠け』は、2017年に第157回直木賞を受賞し、累計発行部数26万部を超える佐藤正午氏の小説『月の満ち欠け』(岩波書店刊)を映画化したもの。小山内堅は、愛する妻・梢と家庭を築き、仕事も順調、どこから見ても順風満帆だった。だが、不慮の事故で梢と娘・瑠璃を同時に失ったことで幸せな日常は一変。深い悲しみに沈む小山内のもとに、三角哲彦と名乗る男が訪ねてくる。事故のあった日、小山内の娘・瑠璃が面識のないはずの自分に会いに来ようとしていたという。そして、彼女と同じ名前をもち、自分がかつて愛した“瑠璃”という女性について語りだす。現代を生きる、愛する妻子を亡くした男性・小山内と、27年前にある女性と許されざる恋をした男性・三角。無関係だった彼らの人生が、”瑠璃”という名の女性の存在で交錯する。

 
 

主人公・小山内堅を演じるのは大泉洋。小山内の娘と同じ名前を持つ謎の女性・正木瑠璃役で有村架純、正木瑠璃と許されざる恋に落ちる大学生・三角哲彦役でソロでは映画出演となるSnow Manの目黒蓮、小山内の妻・小山内梢役で柴咲コウが出演。さらに、正木瑠璃の夫・正木竜之介役で田中圭、小山内の娘の親友・緑坂ゆい役で伊藤沙莉がキャストに名を連ねている。メガホンをとったのは、『ストロボエッジ』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』などの廣木隆一監督。脚本を『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』『そして、バトンは渡された』などの橋本裕志氏が手がける。

(C)2022「月の満ち欠け」製作委員会

(C)2022「月の満ち欠け」製作委員会

新たに公開された場面写真は、小山内の娘と同じ名前を持つ謎の女性・正木瑠璃(有村架純)を中心とした4点のカット。レコードショップでアルバイトする大学生・三角哲彦(目黒蓮)とビールを手に楽しそうに会話する姿を見せる場面や、夫の正木竜之介(田中圭)と重苦しい空気のなか睨み合う様子も公開されている。

(C)2022「月の満ち欠け」製作委員会

(C)2022「月の満ち欠け」製作委員会

また、穏やかな表情で何者かを見つめる瑠璃の姿を切り取ったカットは、1980年代の高田馬場駅前が舞台。巨大オープンセットと最新CGで再現したシーンだという。さらに、現代の小山内堅と、小山内の娘である瑠璃の親友・緑坂ゆい(伊藤沙莉)が深刻な様子で話しこむ場面も解禁されている。

(C)2022「月の満ち欠け」製作委員会

(C)2022「月の満ち欠け」製作委員会

『月の満ち欠け』は12月2日(金)全国公開。

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1:2022/09/18(日) 05:54:36.14ID:CAP_USER9 西内まりや、ヘソ出しルックで熱唱美声披露「うますぎて泣く」「最高です」称賛の嵐
[2022年9月18日5時0分]
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202209170000528.html
西内まりやインスタグラムより
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/img/202209170000528-w1300_0.jpg
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/img/202209170000528-w1300_1.jpg

モデルで女優の西内まりや(28)が17日までに自身のインスタグラムを更新。”ヘソ出し”ルックで熱唱する動画を披露した。

西内は「あそびシリーズ」と記し、スタジオのような場所で、マイクを持ち米歌手ビヨンセの曲「Listen」を歌っている動画をアップ。黒いキャップをかぶり、へそや引き締まったウエストまわりを露出したトレーニングウエア姿で、情感たっぷりに美声を披露している。

この投稿に「まりやちゃんの歌声、大好きです」「また曲出してほしいです」「上手い 遊びの域を超えすぎ」「うますぎて泣く」「最高です」などと、歌声に対する称賛のコメントが多く寄せられている。

(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)

高橋優が10月5日にリリースする、約2年ぶりとなる8枚目のオリジナルアルバム『ReLOVE & RePEACE』に収録される、27作目となるデジタルシングル「勿忘草」が配信スタートされた。

風には名前がないけど、その風に大事な人の存在を感じることがあるように、優しい温もりのあるバラードソングとなっている。

そして、配信と同時にミュージックビデオも公開。今回のミュージックビデオでは、横顔のヨリのみの、ワンカット長回しの撮影に挑戦。丁寧に歌詞を紡ぐ高橋優の口からこぼれ落ちる1言1言が、風にのって優しく舞う美しいミュージックビデオになっている。高橋優の移ろう表情にも注目だ。

この曲は、テレビ朝日「お願い!ランキング presentsそだてれび」9月度エンディングテーマソングにも決定している。「勿忘草」が収録される、8枚目のアルバム「ReLOVE&RePEACE」は10月5日に発売となる。

さらには今年12月より「高橋優 LIVE TOUR 2022-2023『ReLOVE & RePEACE ~ReUNION 前編~』」が開催決定。発売日の10月5日よりアルバム封入先行抽選も実施する。

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