ヒトリエ、ギターボーカル・シノダによる47都道府県弾き語りツアー『シノ鉄』開催決定
- 2023.08.28
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秋からヒトリエとしての全国ツアー『HITORI-ESCAPE TOUR 2023』を控えている中、10月20日(金)よりギターボーカル・シノダによる47都道府県弾き語りツアー『シノ鉄』を開催することが決定した。
本日・8月28日(月)、代官山UNITで行われたヒトリエFC会員限定ライブ『HITORI-ATELIER LIVE Vol.3 〜ZANSYO-MI-MAI〜』のステージで発表され、駆け付けたファンからは歓喜の声が上がった。さらに、“来年10周年に向けて色々計画しているので、お楽しみにしてて欲しい”ということも併せて発表された。
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『RUSH BALL 2023』SPARK!!SOUND!!SHOW!!
25周年の2日目を締め括るのは、昨年の『RUSH BALL 2022』でメインステージのO.A.をつとめたSPARK!!SOUND!!SHOW!!(以下、スサシ)。SEが流れてメンバーが登場すると、虎・蛇・ユニコーンのビーチ用フロートが観客の頭上を舞う。早速何が起きているのか!? と理解するのにやや時間を要してしまった。タナカユーキ(Vo.Gt)は笑顔で「『RUSH BALL』25周年おめでとうございます。大トリDragon Ashの後にぶちかますSPARK!!SOUND!!SHOW!!、どんだけ見たい? 見せたげる」と述べて「HAPPY BIRTH DIE」を投下。のっけからダンスタイムのスタートだ!
SPARK!!SOUND!!SHOW!!
タナカは脚立の上に乗り、チヨ(Ba.Cho)とタクマ(Syn.Gt.Cho)はスピーカーの上に立ち、イチロー(Dr.Cho.169)もイヤホンマイクをつけてステージを上手へ下手へ動きながら観客を煽る。アグレッシブな展開に、一体どこを見れば良いのかと目が忙しい。さらに「憂うぎゃる」、「SKIMMING ME!!」、「YELLOW」と盛り上がり必至の楽曲を連投。ラウドやヒップホップ、エレクトロといった要素とロックが融合したサウンドの幅広さを提示する。そしてタナカは「『RUSH BALL』が25周年続いたことに対しての打ち上げを、この25分間使って俺らがやっていくんで、盛大に踊って帰ってください」(タナカ、以下同)と放ち「ゆーれい」を披露。
1年前は危なっかしさもあったスサシだが、今はそのヤンチャさがエンタメとして昇華されている。予測不能のド派手なステージは変わらず、全員巻き込み型で初見の人もしっかり楽しめる最高のライブだった。
SPARK!!SOUND!!SHOW!!
MCでは『RUSH BALL』出演は4回目だと話し、「大阪で結成してめちゃくちゃメンバーチェンジがあって、5〜6年で今の4人に固まってやっと『RUSH BALL』に出れました。俺とチヨは高槻出身で、夢にしてたフェスなんで嬉しいです。この4人になって1番最初に作った曲を」と「good sleep」を披露。スマホライトで光の海を作り出し(撮影もこの曲のみOK)、ゆらゆらメロウに体を揺らす。
「1年前に声出しOKのフェスをやったのは『RUSH BALL』が初めてのような気がして。多分その一歩目が今日の25周年の開催に至ってると思う。それをやるために、多分GREENSが地域や世間と戦ってくれたと思うんですよ。そのことにまずありがとうございます。色んなフェスに出れるバンドになって『RUSH BALL』が超良いフェスだなとすごく思ってる。30年40年と続けていってください」と主催のGREENSへの感謝と労いの言葉を贈り「GREENSに『RUSH BALL』に1曲歌います。俺たちのパーティーは誰にも奪わせないって曲」と「still dreamin’」を披露した。
SPARK!!SOUND!!SHOW!!
アンコールを求めるクラップが自然発生し、再びステージに躍り出たメンバー。「速くてうるさいやつ、いきたいんじゃないですか?」と「STEAL!!」を爆音で叩き込むと、観客はジャンプやツーステップとそれぞれの盛り上がり方で大騒ぎ。タナカも客席にダイブし、サーフしながらPA卓の前まで大移動。そしてPAの横の櫓によじ登り、そこでフィニッシュ! これぞスサシ! というパフォーマンスで盛大に締め括った。
こうして2日目のATMC、もとい「打ち上げと2次会」は最高の余韻を残して幕を閉じた。残すは9月2日(土)の最終日。この日は一体どんなドラマが生まれるのだろうか。
SPARK!!SOUND!!SHOW!!
取材・文=久保田瑛理 撮影=渡邉一生
>次のページ……ライブ写真&セットリスト掲載!
『RUSH BALL 2023』SPARK!!SOUND!!SHOW!!
SPARK!!SOUND!!SHOW!!
SPARK!!SOUND!!SHOW!!
SPARK!!SOUND!!SHOW!!
SPARK!!SOUND!!SHOW!!
SPARK!!SOUND!!SHOW!!
SPARK!!SOUND!!SHOW!!
(『RUSH BALL 2023』オフィシャルレポートの一覧はこちら)
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『RUSH BALL 2023』Dragon Ash
『RUSH BALL』25周年。その記念すべき2日目のトリを飾ったDragon Ashが放った最初の1曲は、長く抑圧され続けたエンタメシーンの逆襲の時を告げる「Entertain」だった。
「張り上げるギターフレーズ」というKj(Vo.Gt)の声を合図に、HIROKI(Gt)のギターが高く歪む。共にこれからもフェスシーンを牽引しよう! そんな決意にも聞こえるナンバーに、場内も大熱狂。続けて披露されたのは、ライブシーンという聖地の賛歌「百合の咲く場所で」。「『RUSH BALL』はお前らのもんだ!」というKjの一言に、場内から大きな歓声が沸き起こる。
Dragon Ash
1999年の初開催以来、Dragon Ashはもっとも多く『RUSH BALL』に出演しているバンドのひとつだ。当時は日本のフェスシーンの黎明期であり、まさにシーンを牽引するラウドなメンツが勢揃いした骨太なイベントだった。
そんな当時のムードに一気に連れ戻してくれたのが、ラッパ我リヤをフィーチャーした「Deep Impact feat. Rappagariya」だ。ステージに我リヤからMr.Qと山田マンの2MCを呼び込んで、BOTS(DJ)のターンテーブルとT$UYO$HIのベースが作り出す当時以上に濃密なR&Bグルーヴに乗せ、我リヤ+Kjの3MCが音楽シーンの次なる革命の始まりを歌う。
Mr.Q(ラッパ我リヤ)
山田マン(ラッパ我リヤ)
さらに「New Era」で新たな時代の到来を歌った後は、なんと、スケボーキングのボーカル、SHIGEOとSHUNを招き、「Episode 4」を披露。フィーチャリングやコラボの楽しさを日本のオーバーグラウンドに知らしめた面々の登場に、場内はたちまちパーティー気分に包まれていく。さらに下手のサイドステージでベースを鳴らすT$UYO$HIの姿も目撃できた「Fantasista」を投下し、オーディエンスの盛り上がりに追い討ちをかける。
Dragon Ash、SHIGEO&SHUN(スケボーキング)
「25年前から、Dragon Ashをずっと出演させてくれたGREENSの横井さんって人がこのフェスを作りました。外国のフェスみたいに、いろんな音楽を酒飲みながら観れるフェスが作りたいって言ってた横井さんが亡くなって。力竹っていう、横井さんのアシスタントをしてたショートパンツの頼りないやつがいて、今はその力竹がこのフェスをやってます。拍手!」
共に草創期を作り上げた仲間を讃えるKjの声に、オーディエンスからも賛辞の歓声と拍手が沸き起こる。そして続けて、「俺らとBRAHMANの時だけ異常にセキュリティが多いのは気になるけど、それだけ俺らのことを理解して、受け入れてくれてるってことだと思う」と、ジョークを交えてGREENSへの信頼を語った後、「ずっと昔から大事にしてる曲をやります」と告げ、バンドにとって転機となった大切な1曲「陽はまたのぼりくりかえす」を演奏。
Dragon Ash
2020年、多くのフェスが自粛を余儀なくされた中、会場のある泉大津市や地元の人たちの協力のもと、『RUSH BALL』は開催する道を選択した。来場者数を半分以下に絞り、声を出すことはもちろん、それぞれの立ち位置さえ定められた厳しい条件下での開催だった。批判の声もあっただろう。それでも、模索しながらも前に進むことを選んだイベントの記念すべきその25周年の夜にDragon Ashが選んだ1曲は、<飛べるのに飛ばないよりはいい>と歌う、前に進む決意の曲だった。
「みんなのいちばんは何ですか?」
最後に披露されたのは、そう問いかけて始まった「ROCK BAND」。この日ATMCに出演した山嵐のSATOSHI、そしてKO-JI ZERO THREEを迎え、'90年代、ライブハウスで生まれた衝動と決意と永遠の夢を力強く歌い綴る。
『RUSH BALL』はそんな彼らの思いを乗せて始まったロックイベントだ。そして、まだまだ夢の途中にあるバンドマンたちと共に、ここからまた新たなNew Eraへと突入していく。
Dragon Ash、SATOSHI(山嵐)、KO-JI ZERO THREE
Dragon Ash
取材・文=早川加奈子 撮影=田浦ボン
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『RUSH BALL 2023』Dragon Ash
Dragon Ash
Dragon Ash
Dragon Ash
Dragon Ash
SHIGEO&SHUN(スケボーキング)
(『RUSH BALL 2023』オフィシャルレポートの一覧はこちら)
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マルシィの新曲「ミックス」のMusic Video Teaserが公開となった。
「ミックス」は夏のドキドキやワクワクを感じさせるアッパーで爽やかなサマーチューンとなっており、大切な人への無我夢中な恋心をストレートな歌詞で歌った夏恋ソング。
公開となったMusic Video Teaserでは、女優・モデルと幅広く活躍をする大友花恋が出演していることが明かされた。Teaserでは、大友花恋の可愛い表情や愛くるしい仕草が、どこかノスタルジックな世界観で映されている。
監督には、マルシィのMusic Video作品を多数手がけてきた映像監督の軍司拓実を迎えている。Music Videoは、8月29日21:00よりプレミア公開となる。
大友花恋 コメント
「ミックス」を最初に聞いた時は、まるで夏のような爽やかなリズムと、好きな気持ちがたくさん詰まった歌詞に元気をもらいながら聴かせていただきました。
まるで夏のサイダーみたいな曲に関わることができて本当に嬉しいです。
Music Videoは、誰もが夏にお家でやりたいことがギュッと詰まった作品になっていると思います。
撮影をしていて本当に楽しかったですし、公開を楽しみにしてもらえたら嬉しいです。
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『RUSH BALL 2023』ドミコ
ドミコ
すっかり夜の帳が下りたATMCに登場したのは、さかしたひかる(Vo.Gt)と長谷川啓太(Dr)からなるドミコ。『RUSH BALL』の出演は2021年以来2年ぶりだ。ここのところ、以前にも増してライブのパフォーマンス力が爆上がりしている2人が見せたのは、最高に痺れるステージだった。静かに客電とステージの明かりが消え、キング・クリムゾンの「Easy Money」が流れる。ドーンッという音とともに真っ赤に染まったステージと「Domico」のネオン。大迫力の演出に観客も高揚する。
ドミコ
ギターを持つとさかしたは長谷川の方に駆け寄り、ドラムセットに足をかけて吠えるように叫ぶ。そこから始まったのは「びりびりしびれる」。長谷川のキレと一打の重みは曲名通り痺れるほどのインパクト。さかしたのうねる波のようなボーカルとエフェクティブなギターサウンドからも鬼気迫るものを感じ、まるで2匹の動物が本能むき出しでぶつかっているようだ。
間髪入れず「united pancake」を投下。「なんて日々だっけ?」「まどろまない」ではルーパーを使ったさかしたの巧妙なギターテクが炸裂。変幻自在で中毒性のあるギターリフとビートに観客も自由に踊りまくる。
ドミコ
ラストは曲中の長尺セッションが最高にカッコ良い「ペーパーロールスター」。この日のさかしたの気合いの入り方は一味違ったように感じられた。頭を振り乱してかき鳴らす歪みギター、感情を露わにするようなボーカル。どれもが熱を宿して目が離せない。そしてお待ちかねのセッションパート。さかしたは長谷川に近づき、もっともっと! と言わんばかりに煽りまくる。力比べのような2人の演奏は力加減や拍、キメが息ぴったり。最後までキレキレ、かつ色気と妖しさをも纏った2人の渾身のプレイは強烈な印象を刻みつけた。さかしたは全力を出し切ったとばかりに地声で「Thank you!」と叫び、客席からは惜しみない歓声と拍手が贈られた。
取材・文=久保田瑛理 撮影=河上良
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『RUSH BALL 2023』ドミコ
ドミコ
ドミコ
ドミコ
ドミコ
(『RUSH BALL 2023』オフィシャルレポートの一覧はこちら)
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劇団『ドラマティカ』第3回公演となる、劇団『ドラマティカ』ACT3/カラ降るワンダフル!。この度、本公演に出演する、ネムリネズミ/仙石 忍 役:深澤大河、イモムシ/三毛縞 斑 役:横井翔二郎の宣伝ビジュアルが公開された。
劇団『ドラマティカ』とは、『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ/THE STAGE』シリーズとは異なり、原作ストーリーにはないオリジナルストーリーを劇中劇として描く、もうひとつの『あんスタ!!』舞台化プロジェクト。
アリス/真白友也 役の宮崎 湧、帽子屋/乱 凪砂 役の松田 岳、三月ウサギ/七種 茨 役の橋本真一、ハートのジャック/漣 ジュン 役の岸本勇太に続き、ネムリネズミ/仙石 忍 役の深澤大河、イモムシ/三毛縞 斑 役の横井翔二郎のビジュアルが解禁となった。
ネムリネズミ/仙石 忍 役:深澤大河 (C)ENSEMBLE SQUARE/劇団『ドラマティカ』製作委員会
イモムシ/三毛縞 斑 役:横井翔二郎 (C)ENSEMBLE SQUARE/劇団『ドラマティカ』製作委員会
本作の東京公演は、2023年10月17日(火)~10月22日(日)品川プリンスホテル ステラボールにて、大阪公演は10月27日(金)~11月5日(日)サンケイホールブリーゼ、福岡公演は11月17日(金)~11月19日(日)キャナルシティ劇場にて上演する。
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2023年9月15日(金)~18日(月祝)池袋・あうるすぽっとにて上演される、朗読・芝居・音楽・歌・舞『窯変源氏物語 -夕顔-』のビジュアルが解禁となった。
『窯変源氏物語』とは、橋本治・著の「源氏物語」の現代語による再構築訳で、千年の時の窯(かま)で色を変えた、橋本治の源氏物語の世界。原作は女房の語りで綴られているのに対し、本作は基本的に光源氏の視点から一人称で書かれている。初演は、2008年に朗読・芝居・音楽・歌・舞で表現する新スタイルの朗読劇として舞台化、女優・歌手・歌舞伎俳優・狂言師・日本舞踊家などの異色かつ豪華なキャストと、三味線・十七絃・尺八といった邦楽によるオリジナル曲生演奏で立体的コラボレーションとして話題となった。
今秋、初演の中から「夕顔」をピックアップし、新たなキャストで、より色鮮やかにブラッシュアップしておくる。
出演は、数々の舞台で活躍する俳優・山本一慶、岸本勇太と、時代劇や殺陣師としても活躍する市瀬秀和、元宝塚歌劇団雪組トップ娘役で退団後も様々な舞台で活躍する舞羽美海。
山本一慶
岸本勇太
市瀬秀和
舞羽美海
さらに大衆演劇の若手座長・津川鵣汀の舞をインサートしながら、光源氏という危険な男の、美しくも残酷で孤独な遍歴ドラマを、新内多賀太夫によるオリジナル楽曲の生演奏で立体的表現に挑戦、“橋本治の源氏物語の世界”へ誘う。
公開されたキャストビジュアルは、男性はスリーピーススーツでクラシックな紳士姿に、女性は凛とした黒のロングドレスで、大正ロマンの香り漂う落ち着いた雰囲気になっている。
いつのことだったか、もう忘れてしまった——
千年の時の窯で色を変え、光源氏のモノローグで始まる“橋本源氏”。
大正ロマンの香りが漂う「ある時代」を生きる貴族たちがいる。
その中にあって、教養豊かで、風雅を愛する一人の青年——
彼はかつて「夕顔の宿」と呼ばれた廃屋があることを知る。
青年はここで「源氏物語」に思いをはせようと、友人たちとこの屋を訪れる。
そこで始まる朗読。
友人のある者は、廃屋を舞台に舞ってみようという。
またある者は芝居を交えてみようという。
そこに貴婦人が現れた。
その貴婦人に青年は近頃出会ったのだが、どこか謎めいている。
その謎が青年の心をひきつける。
やがて貴族たちによって「夕顔」の朗読が始まった。
次第に青年は妖しい魅力をたたえる女に翻弄され、貴族たちはやがて不思議な迷宮に紛れ込んで
いく―
「こら!」私は、そっと女を抱きしめた。 私の腕の中で、女はおかしそうに笑っている。
夕闇の中に咲く花のように愛くるしい、ところ定めぬ身の上の女に魅せられた光源氏は、五条大路に棲むその女の許へ通うようになる。
そしてある夜、欲望に駆られ荒れ果てた院にその女を連れ出すが、女は物の怪にとり憑かれ、光源氏の腕の中ではかなくなってしまう…
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2023年9月7日(木)より新国立劇場 中劇場にて3度目の上演を果たす、Daiwa House presents ミュージカル『生きる』。全2回にわたる特別番組「市村正親 × 鹿賀丈史 ミュージカル『生きる』~この時代を生きる~」#2が8月WOWOWにて放送され、ホリプロステージ公式YouTubeチャンネルで公開されている。
ミュージカル『生きる』は、黒澤明監督の名画をミュージカル化した意欲作。2023年に役者生活50周年を迎えるミュージカル界のレジェンド、市村正親と鹿賀丈史が、残りの人生をかけて市民のために公園を作る男、主人公・渡辺勘治を、全身全霊をかけて演じる。また、男手一人で育ててくれた渡辺勘治とうまくコミュニケーションがとれない息子を演じるのは再演から引き続き好演だった村井良大。本作の語り手で重要な小説家役を平方元基と上原理生がダブルキャストで演じる。渡辺勘治に再び生きる力を与える女性・小田切とよ役には、音楽座ミュージカルのヒロイン、高野菜々が挑む。 光男の妻・一枝に実咲凜音、渡辺勘治の公園作りを妨害するヤクザ組長に圧倒的な歌唱力を誇る福井晶一など、ミュージカル界の豪華な面々が揃うほか、本作の登場人物の中でもっとも腹黒い人物の助役を名優・鶴見辰吾が演じる。
番組では、市村正親と鹿賀丈史による3度目の上演となる本作の舞台裏に迫る。今回は、開幕へ向けて日々熱を増している稽古場より、稽古の様子にも密着している。
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東京芸術祭実行委員会が、2023年9月1日(金)~10月29日(日)にかけて、豊島区池袋エリアを中心に「東京芸術祭 2023」を開催する。
その中で、2023年9月1日(金)~24日(日)、東京芸術劇場 Presents 木ノ下歌舞伎『勧進帳』、そして10月7日(土)〜15日(日)ロロ『オムニバス・ストーリーズ・プロジェクト(カタログ版)』が、いずれも東京芸術劇場 シアターイーストにて上演される。
今回、木ノ下歌舞伎の木ノ下裕一と、ロロの三浦直之が対談。そのスペシャルインタビューが届いたので、紹介する。【前編】に続き、【後編】をおくる。
観劇は自分だけの星座を作る楽しさがある——
作り手の“挑戦”が好奇心のつながりを生み出す
前半の話を終えた二人。後編は「東京芸術祭 2023」の上演作品である木ノ下歌舞伎『勧進帳』と、ロロ『オムニバス・ストーリーズ・プロジェクト(カタログ版)』の構想や、芸術祭の魅力、アーティストの悩みについて語り合いました。
昔の服を脱ぎ、新しい表現を獲得する
ーーそれでは、「東京芸術祭 2023」で上演される作品について伺います。木ノ下歌舞伎『勧進帳』は2010 年初演、2016年に再創作され、フランス・パリでも上演(「ジャポニスム2018:響きあう魂」)された代表作。兄頼朝と不仲になった源義経一行が逃れていく様を描いた、歌舞伎の中でも有名な人気演目の一つですが、木ノ下歌舞伎版は細長く真っ白な舞台を一本道である"境界/ボーダーライン"に見立て、そこに人々の立場や思いが揺れ動くさまを浮かび上がらせます。シャープでポップな演出と美術は、初演から杉原邦生さんが手がけていますね。
木ノ下:初演時は杉原さんも僕もまだ20代でしたから、勢いや思い切りの良さがある若い『勧進帳』だったと思います。2016年の再演版はテーマである"境界線"をさらに進めたリクリエーションとなりました。この再演バージョンがしっくりきたこともあり、今回はほぼこれを踏襲するつもりですが……舞台芸術は常に“今”が打ち出されるじゃないですか。現在に合わせたチューニングをすることで、自ずと現代が反映されていくと考えています。あと『勧進帳』はまだ東京では上演していないんですよ。満を持してその時を迎えられる喜びもあります。
木ノ下歌舞伎『勧進帳』(2016) 撮影:井上嘉和 提供:KYOTO EXPERIMENT事務局
三浦:木ノ下歌舞伎を観るたびに感じるのは、スケール感ある時間や空間が存在する「大きさ」なんですよ。僕自身、いつも「大きな作品を作りたい」と思っているので、そこにはいつも感銘を受けます。人が舞台芸術に感動したり、心を揺さぶられる瞬間って、その圧倒されるようなスケールにありますから。
ーー今回三浦さんが書き下ろす作品も壮大な企画になりそうです。新作『オムニバス・ストーリーズ・プロジェクト(カタログ版)』は、50名以上の登場人物が織りなす無数の物語になると伺いました。
三浦:現在50人分のプロフィールをひたすら執筆中で、“彼ら”にまつわる短いスケッチのような物語が連なる、ロロ初のオムニバスストーリーを考えています。この50人に相手役も存在しますから、総勢100人ぐらいの登場人物が次々と登場してくるイメージでしょうか。同様のコンセプトを応用、変形しながら兵庫(芸術文化観光専門職大学)、福島(いわきアリオス)、香川(四国学院大学)の学生や30歳以下の若手の皆さんと演劇を作る企画も進行中で、今回、東京芸術祭で上演する作品はそのプロジェクトの一つという位置付けです。例えば芸術文化観光専門職大学では、僕が書いたプロフィールから4人を選び、学生たちにその一代記を書いてもらい、さらにその人物4人がバスツアーをする物語を僕が書き……とコラボレートしながら演劇を作る企画が進んでいます。
ロロ『BGM』2023 (C)阿部章仁
木ノ下:お話を聞いていると、150人の聞き手が 150人の人々に東京生活について聞いたインタビュー集『東京の生活史』(社会学者・岸政彦監修/筑摩書房)を思い出しました。
三浦:そうそう、一人ひとりの人生や時間が積み重なっていく面白さですよね。ただ参加者のリアルな経験や思い出を投影した「当事者性から作る演劇」ではなく、せっかく僕がやるならフィクションにこだわったものにしたいと考えています。いわば“虚構の生活史”を、参加者と一緒に膨らませていく作業。自分自身、新たな発見もあるんですよ。
木ノ下:他者が書いたものを一度自分の中にインストールし、それを統括するような作劇法は興味深い試みですね。というのも、ある時期の江戸の狂言作者(作家)も、合作で作っていたんですよ。立作者と呼ばれる全体を見るリーダーがいて、チームで分担しながら作品を書き、1本にまとめ上げていたんです。そうすることで、一人の作家の脳と手では描けないスケールに到達することができるって考えたのかもしれません。
三浦:へ〜。今伺ったお話を今度、学生たちにしゃべってもいいですか?(笑)
木ノ下:どうぞ、どうぞ(笑)。
三浦:構想の原点には江國香織さんの『去年の雪』(KADOKAWA)もあって、これは幾人もの登場人物が現れ、ときに時空を超えてつながり、互いに気配を感じ合い……という小説なんです。「これを演劇でやってみたい!」って思いもあって。
木ノ下:これもまた、歌舞伎でいう「世界」と呼ばれる作劇法を彷彿とさせますね。“物語のテンプレート”のような考え方で、平家物語や曽我物語や太平記など、当時の観客に親しまれていた既成の物語をベースにし、作品を構想していく手法です。当時の狂言作者はまず「世界」を選び、そこに独自の趣向をのせていたんです。
三浦:わぁ、そうなんですね。今回こうしたフォーマットを思いついた理由の一つに、僕の中で、今まで書いてきた台詞と30代半ばの自分に齟齬が生じているような、違和感みたいなものがあるんです。自分にとって新しい文体を探す時間になれば……とも思っていて。角田光代さんのエッセイを読んでいたらこの違和感を「昔着ていた服が年齢によって合わなくなる」というような表現をされていて、まさにこれだと思いました。
木ノ下:なるほど、作家にはそういう時期があるんですね。もちろんご本人にとっては苦しいトンネルでしょうが、新しい表現を獲得する、ある意味飛躍のタイミングでもあるんでしょう。
木ノ下裕一(木ノ下歌舞伎主宰)
ーー木ノ下さんも一人のアーティストとして、若手時代とは違う悩みや気づきを感じることはありますか?
木ノ下:これは自分よりも社会の変化ですが……世の中の風潮として、「あのジェンダーの表現はない」とか、「忠義のために子どもをあやめちゃうんだ」など、現代の感覚だけで古典を読む志向が強まっていると感じます。もちろんそうしたアンテナも大事です。でもそこだけに傾いていくと、本質的に古典を味わうことにはなりません。なぜ昔の人はこの物語に心を動かしたのか、何を託したのか、そこを慎重に読み解いていく丁寧さと、「今はダメでしょ」というバランスで古典は見ていくべきなのに、今は現代感覚で古典を避ける傾向が実に強い。古典を断罪していくような風潮です。共感や普遍性ばかりが重要視され、「わからない=よくない」に直結してしまうのは、実にもったいないことだし、古典に対して失礼ですよね。
観劇サポートは作り手のトレーニングにもなる
ーー劇団の代表作をアップデートする公演、新しい手法への挑戦、どちらもとても楽しみです。観客として、あるいは参加者として、東京芸術祭の魅力についても伺えますでしょうか。
木ノ下:いろいろな作品が集結する芸術祭って、背表紙だけでは手に取らなかった作家の文章も読めてしまえる、アンソロジーの本を読む感覚、偶然性を楽しめる魅力がありますよね。
三浦:確かに、学生時代や若手時代に足を運んだ「フェスティバル/トーキョー(F/T)」(2021年に東京芸術祭実行委員会と統合)は僕にとって、前衛的な舞台や海外作品に触れる貴重な機会となっていました。作り手としての芸術祭は、劇団だとできない挑戦がもらえる場でもありますし。
三浦直之(ロロ主宰)
木ノ下:アーティストにとって単純なお祭り騒ぎで終わらせない新たな経験、ターニングポイントになりうる機会ですよね。今回は木ノ下歌舞伎も通常より長めの公演期間をいただきました。これも“挑戦”です。
ーー東京芸術祭は、これまで障害がある方や日本語がわからない方が舞台芸術を楽しめる、鑑賞サポートを実施してきました。「ポータブル字幕機」「ヒアリングループ(受信機提供)」「リアルタイム音声ガイド」など、木ノ下歌舞伎は近年、観劇サポートにも力を入れています。
木ノ下:僕にとって観劇サポートは自分の中でホットなトピックでして、考えることが今楽しいんです。字幕タブレットって、単純に文字が出ればいいものではなくて、例えば大きい声の時は文字サイズも大きくなったり、歌のシーンは文字の形や色が変わるなど、ある工夫が必要じゃないですか。実はそこを考えるのも、僕がいつもやっている「翻訳作業」に近いんです。だれかになにかを伝えようと努力することや、わかりにくいことをわかるように伝えることなど、古典を通してやってきたことととても似ています。音声ガイドについても同様で、例えば俳優が無表情で立っている場面があったとして、観客が自分の目で見る場合は、悲しい表情なのか、嬉しい表情なのか、細かく説明しなくても成立しますよね。でも音声ガイドだと「悲しそうな顔をしています」など、もう一歩解釈に踏み込んで表現しないと伝わりにくいんです。ここを考えることは作り手側のトレーニングにもなりますし、あらためて自分の作品を咀嚼するような、それはそれは刺激的な時間なんです。スキルアップにつながり、しかも今まで劇場に足を運べなかったお客様とつながる。いいことずくめですよね。
木ノ下裕一(木ノ下歌舞伎主宰)
ーーお話を聞いていると、観劇サポートが非常にクリエイティブな領域だと感じます。
木ノ下:最近は初心者向けの番組を見ながら少しずつ手話も勉強していて、「自己紹介だけでも出来るようになろう!」って気持ちも芽生えていて。「いろんな人に観に来てほしい姿勢」を示し続けることが大事じゃないですか。でも実際は、作・演出家が新作を作りながら鑑賞サポートのことまでフォローするのは、物理的・時間的に非常に厳しいところ。木ノ下歌舞伎も以前は台本のお貸し出しぐらいしかできていませんでしたし、こうした試みができるのが、公共とタッグを組む魅力の一つです。
三浦:いや、素晴らしいです。やはりコロナ禍以降、劇場が持つ力をはじめ、いろいろなことを考える機会が増えましたからね。
木ノ下:コロナでわれわれ演劇人の意識は大きく変化しましたよね。実はそれ以前から、外に出るのが難しい、劇場に足を運べなかった方はいたはずですよね。コロナ以前に自分が想定していたお客さんの範囲がいかに狭かったかを痛感し、反省しています。そう考えると、改めてコロナが教えてくれたことは大きいです。
三浦:演劇配信の習慣も広がった今、お客さんたちとどういった客席を作れるか/作りたいかについて考ることが大事だと、近年僕も強く感じ始めています。今日は幅広いトピックについてお話をさせていただき、大いに刺激をいただきました。ありがとうございます。
木ノ下:こちらこそ、ありがとうございました。三浦さんとの意外な共通項も発見する、楽しい時間でした。また本の話もしましょう!(笑)
取材・執筆:川添史子 写真・増永彩子 編集:船寄洋之
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2023年9月2日(土)~25日(月)歌舞伎座にて、歌舞伎座新開場十周年『秀山祭九月大歌舞伎』が開催される。この度、昼の部『祇園祭礼信仰記 金閣寺』より中村米吉扮する雪姫のビジュアルが公開となった。
二世中村吉右衛門三回忌追善興行として開催され、所縁の演目と出演者で名優を偲ぶ『秀山祭九月大歌舞伎』。昼の部では、桜が咲き誇る金閣寺を舞台に描かれた、絢爛豪華な義太夫狂言の傑作『祇園祭礼信仰記 金閣寺』が上演される。本公演では、歌舞伎の「三姫」と呼ばれる女方の大役・雪姫を、中村米吉と中村児太郎がダブルキャストで勤める。
『祇園祭礼信仰記 金閣寺』雪姫=中村米吉 /(C)松竹
米吉が雪姫を勤めるのは今回が初めてとなり、公演に向けてスチール撮影が行われた。撮影現場では、拵えを終えた米吉がカメラの前に立つと周りがぱっと華やぎ、雪姫が縄に縛られる姿や、桜の花びらを集めて爪先で鼠を描く姿など、一つひとつの仕草を丁寧に披露した。公開された写真には、雪姫の健気さと哀愁、そして芯の強さがしっかりと写し出され、舞台への期待が高まる。
『祇園祭礼信仰記 金閣寺』雪姫=中村米吉 /(C)松竹
7月に重要無形文化財保持者(人間国宝)の認定を受けた中村歌六が松永大膳を勤め、米吉の雪姫との親子共演にも注目が集まっている。
『祇園祭礼信仰記 金閣寺』雪姫=中村米吉 /(C)松竹
中村米吉 コメント
■『金閣寺』雪姫のスチール撮影を行っての感想
以前、ラスベガス公演で雪姫をオマージュしたお役を勤めました。
その際、映像とのコラボレーションの為に事前収録があり、雪姫と全く同じ拵えをして爪先鼠のくだりをブルーバックで長時間かけて撮影したのですが、その時と今日の撮影が同じ場所。数年が経ち、まさか本物の雪姫の写真を撮り、勤めることができるとはその時は思ってもいないことでした。印象的な型の数々を写真に収めていただく中で、レンズ越しの自分の姿を見て修正もできる、ある意味では稽古の一つのようなありがたい撮影となりました。
■『秀山祭九月大歌舞伎』への意気込み
播磨屋の家にとり、何よりも大切な興行である秀山祭。今年も開催できることがとても嬉しく、ありがたい気持ちでいっぱいです。また、吉右衛門のおじさまの三回忌追善興行ですから、一門の一人としておじさまに顔向けができるような、少しでも良い舞台を勤めたいと思っています。勤めるお役は女方の頂にある三姫の一つ雪姫。数多くの先輩方が勤めたこの大きな山に挑むには生半可な気持ちではいけないと思っております。全身全霊で勤めたいと思っておりますので何卒よろしくお願いいたします。
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『RUSH BALL 2023』髭
「『RUSH BALL』、25周年おめでとうございます。俺たち、(デビュー)20周年」と須藤寿(Vo.G)がニヤリとしたら、心がざわつくギターが響いて「黒にそめろ」でワクワクのスタート。宮川トモユキ(B)と斉藤祐樹(G)が前に出てのプレイでじわりと重みを加えれば、観客から歌声が上がる。
すると須藤はそこに「ちょうだい」のジェスチャーを投げて先月発表のアルバム『XX』から「彼、どんな顔して鎮座しておられるんでしょうね」を。曲の中毒性、佐藤"コテイスイ"康一(D.Per)のアジテーション、斉藤のハイトーンなどで人々を平原へ誘えば、須藤のMCは絶妙に煙を巻き、人気曲ひしめく後半へ。
髭
まずは「ボニー&クライド」のご機嫌なメロディと色あせない物語で掲げられた多くの手を揺らし、次は須藤がギターをかき鳴らしてからの「ロックンロールと五人の囚人」。そのリフは脳内をめぐり、「死刑!」のワードも思わず口をつく。全員が思い思いに踊って、須藤が「ダーリン!」と大放射すれば、頭上には天を指す指がずらり。
そしてキラーチューンを予感させるモータウンビートのなか、須藤は前日の悪天候による中止を振り返り、「今日は晴れてるよ。昨日のアーティスト、昨日の友達のために楽しもうよ。僕らにできるのはそれだけでしょ? 気持ちを一つにできる数少ないチャンスだ!」と、ラストはもちろん「テキーラ!テキーラ!」。柔らかに胸を締めつけるサビ、シンガロング、「大阪!」「Yeah!」のコール&レスポンス、大クラップ、膝をつき空に手を伸ばして轟かすボーカルetc.。最後の最後まで圧倒的な楽しさと高揚を生み出し、髭の11年ぶりの『RUSH BALL』は5曲とは思えない満足感で幕を下ろした。
髭
取材・文=服田昌子 撮影=田浦ボン
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『RUSH BALL 2023』髭
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(『RUSH BALL 2023』オフィシャルレポートの一覧はこちら)
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『RUSH BALL 2023』マキシマム ザ ホルモン
マキシマム ザ ホルモン
昨年から「ホルモンは大阪のオシャレ系フェスに呼ばれない!」と嘆いていたナヲ(ドラムと女声と姉)。『RUSH BALL』初出演となったこの日は、関西の腹ペコたちが待ちに待ったステージとなった。ライブスタート前から前方エリアは入場規制となり、灼熱の泉大津は沸騰級の期待感で満たされていた。
マキシマム ザ ホルモン
ダイスケはん(キャーキャーうるさい方)、マキシマムザ亮君(歌と6弦と弟)、上ちゃん(4弦)、ナヲが姿を現すと、観客はすでに振り切れそうなテンション。「『RUSH BALL』がどんなもんか見せてくれっーー!」というダイスケはんの咆哮を合図に、「What's up, people?!」、続く「「F」」でフィールドは雲をけちらす勢いのヘドバンの嵐に。それよって生み出される風を両手で受け止めるダイスケはんの姿が神々しい。腹ペコもそうではない人も、後方までお客さん全員が楽しそうに頭を振る姿を観て、スタンディングエリアに柵を作って実施した2020年の『RUSH BALL』を思い出した。それから3年後にこんな景色が見られるなんて!
マキシマム ザ ホルモン
2曲終わったところで、メタルポーズが掲げられ、メンバーの第一声を待つ声が止まらない。「ついに! ついに! 『RUSH BALL』に出られたーー!! 一生出られないかと思ってた。これが『RUSH BALL』かぁーー!」と、感慨深けに空を見上げるナヲ。「Dragon Ashみたいにオシャレな人たちじゃないと呼ばれないのかと思っていたんですが……出てみてわかったことがあります! 『RUSH BALL』全然おしゃれちゃうかったわ!」と、愛ある盛大なツッコミをかますと『RUSH BALL』キッズたちは大喜び!
マキシマム ザ ホルモン
「この暑さでお前らやれんのか! これが『RUSH BALL』に対するウチらの回答じゃ! やろか! やれんのか『RUSH BALL』!」とナヲの叫びが轟くと、マキシマムザ亮君の邪悪なリフから「ロッキンポ殺し」で轟音を浴びせ、「チューチュー ラブリー ムニムニ ムラムラ プリンプリン ボロン ヌルル レロレロ」のナヲのキュートなボーカルで翻弄する。
マキシマム ザ ホルモン
「25周年の『RUSH BALL』で、はじめてお招きいただきありがとうございます!」と丁寧に挨拶したダイスケはんが、昨日の雷雨による中止を労う一幕も。出演できなかったKANA-BOON、クリープハイプ、[Alexandros]の曲から、「憂、燦々とフルドライブで風になって、泉大津の風をアメリカにいるSiM(現在アメリカツアー中)にも届ける!!」とバンド愛を込めて届けたのは、5年ぶりの待望の新曲「恋のアメリカ」だ。80’ハードロックからEDMまで、息もつかせぬ予測不可能な展開に頭が追い付かない中、肱を前に出すダンスでさらなる一体感を生み出す。最後はウォールオブデスを促し、サークルが回転、まだ歌詞が発表されていないにもかかわらず大合唱に! ラストは楽しさしかない「恋のスペルマ」で、25周年の歴史に新たな爪痕を残すライブをした4人は、「『RUSH BALL』最高! また遊ぼうぜ!」とやり切った表情でステージをあとにした。
マキシマム ザ ホルモン
取材・文=岡田あさみ 撮影=ハマノカズシ(@hamanokazushi)
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『RUSH BALL 2023』Northern19
今年3月についに結成20周年を迎えた彼らだが、衰え知らずの勢いを見せつけるように「MESSAGE」で爆走開始。14:30過ぎの炎天下にも負けない強くまぶしいロックに誰もが瞬時に笑顔になるとともに、笠原健太郎(Vo.G)と敦賀壮大(Vo.B)の煽りでもぐんぐんと熱を上げ、クラップとコールも大きくなるばかり。
また、さわやかなハーモニーとメロディックなギターで彩度を高める「MEMENTO MORI」に続いて「MORATRIUM」では曲後に歓声が起こり、笠原も「最高!」の声。加えて久々の『RUSH BALL』出演に、「いろいろ経て戻ってくるこのステージ、俺らにとって特別です!」と口にし、次は敦賀がボーカルを取るイノセントな新曲「MAGIC TIME」へ。そのみずみずしい旋律で拳を突き上げさせたら、今度は全員でカウントを取って「『RUSH BALL』25周年にささげます」(笠原)と、サマーチューン「NEVER ENDING STORY」などでせつなく心地よく。笠原と敦賀は並んで天を仰ぎプレイし、さらに前方には人が密集。
そこに笠原が「ライブ、フェス、当たり前じゃない。今日も変わらず命を燃やせてめちゃめちゃ感謝しています!」と放ち、いよいよ「STAY YOUTH FOREVER」で締めくくり。高まるベース、背中を押すドラム、敦賀の「全員来い!」の雄叫びに触発されて、<Wow Wow Wow>のシンガロングも盛大。時にそれはメンバーとオーディエンスの声だけで彩られ、言葉を超えた表現となって、コロナ禍を乗り超えた今日だからこその意味を持つ場面に。紛れもなく会場は一つになってまさに大団円。冷めそうにない興奮を残し、3人は舞台をあとにした。
取材・文=服田昌子 撮影=瀧本JON…行秀
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『RUSH BALL 2023』Northern19
(『RUSH BALL 2023』オフィシャルレポートの一覧はこちら)
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『RUSH BALL 2023』LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS PLUS
ハット姿がお洒落なイッチャンことLOW IQ 01(Vo.Ba)が、渡邊忍(Gt)、フルカワユタカ(Gt)、山﨑聖之(Dr)という鉄壁の布陣を引き連れ、LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS PLUSとして2年ぶりに登場。
LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS PLUS
夏らしい空をバックに「ア・バ・レ・ロー!」と叫ぶと、「Delusions of Grandeur」の高速ビートと哀愁漂うギターのコントラストで、ラウドに駆け抜け、大人の余裕でロックの楽しさを教えてくれる。SUPER STUPID時代の名曲「WHAT’S BORDERLESS?」冒頭では、歓声があがった。『RUSH BALL』と同じ25年の歴史がある曲だが、色あせることなくどの時代のキッズも虜にする。これまで『RUSH BALL』を牽引し、このあとに控えるアーティスト達に間違いなく影響を与えてきたLOW IQ 01。同日出演のバンドTシャツを着た人々を夢中にさせていく姿を観ると、音楽や精神性の繋がりを感じる。
昨年末リリースの『Adjusted』から披露された「Starting Over」の美メロがフィールドに響き渡り、その突き抜ける開放感が夏フェス気分を最高潮に高めてくれた。軽快なステップがあちらこちらで巻き起こった「Hangover Weekend」では、LOW IQ 01がシャウトし、渡邊はドラムの後ろまで駆け回り、「大阪! clap your hands!」を合図に、フロント3人がくるくる回って実に楽し気。観客はもちろん、メンバーが一番ステージを楽しんでいるのが伝わる。
LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS PLUS
「『RUSH BALL』25周年おめでとうございます! 僕も来年ソロになって25周年。今日調べたら最年長はオレなのよ。53歳で炎天下はダメでしょ!」と小気味良いトークで笑わせると、「暑いけど雪だるま!」と「Snowman」から後半戦へ。刺すような日射しの中、爽やかなギターサウンドと優しいメロディが清涼感たっぷり。サビではたくさんの手が上がり、野外で聴く気持ち良さに酔いしれた。
ハンドクラップから誘われるように「So Eazy」がはじまり、肩の力が抜けたフランクなリズムにのせられていると、「『RUSH BALL』デッカいサークル見せてよ!」とLOW IQ 01。前方にサークルがいくつも出現し、肩を組んで揺れるピースフルな景色が広がる。数人の小さいサークルもたくさんできいて、誰もが笑顔で汗だくだ。「この歳になってもフェスに出られるなんて幸せ。『RUSH BALL』に20年以上出てるけど、ミュージシャン冥利につきるわ」と感謝を述べ、最後にキラーチューン「Little Giant」でひと暴れして、みんなに気合を注入。去り際に残した「俺、音楽やっててよかった! じゃあね!」というひとことに彼らしい音楽愛が詰まっていた。
LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS PLUS
取材・文=岡田あさみ 撮影=渡邉一生
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『RUSH BALL 2023』LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS PLUS
LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS PLUS
LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS PLUS
LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS PLUS
LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS PLUS
『RUSH BALL 2023』オフィシャルレポートの一覧はこちら)
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2023年10月19日(木)~29日(日)赤坂RED/THEATERにて、劇団時間制作10周年記念公演『トータルペイン』が上演される。
劇団時間制作10周年記念公演『哀を腐せ』が好評のうちに幕を閉じ、10周年記念公演の第二弾である本作が行われることが決定した。
人間が見て見ぬふりをしている現実、感情と向き合う作品をオリジナル脚本で上演している劇団時間制作が、今年で10周年を迎えた。8月公演の『哀を腐せ』では「言葉にできない」「言葉の応酬に立ちすくむ」「現実を突きつけられた」などSNSで話題となったが、今回、10月に上演する『トータルペイン』では10年ぶりにファンタジーを描くという。出演者は、松本紀保、小西成弥、松田るか、佐瀬弘幸、田野聖子。
初演でファンタジーを描いていた劇団時間制作がどんな作品を上演するのか、期待しよう。
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2022年3月にオールナイトニッポン55周年記念公演として行なわれた“生配信ドラマ”『あの夜を覚えてる』が2023年10月9日(月・祝)WOWOWにて放送・配信されることが決定した。
本作は、ニッポン放送の社屋そのものを舞台として使った、舞台演劇生配信ドラマ。公演2日間の配信チケットの購入者が計2万3000人を超えた大ヒット作だ。W主演は千葉雄大と髙橋ひかる、総合演出はTVプロデューサー・佐久間宣行、脚本・演出は岸田國士戯曲賞ノミネートの小御門優一郎が務め、ラジオ局を舞台にリアルな物語が繰り広げられる。
さらに主題歌「ばかまじめ」をCreepy Nuts × Ayase × 幾田りらが担当。千葉、髙橋、佐久間、そしてCreepy Nuts、YOASOBIのいずれもが「オールナイトニッポン」シリーズでのパーソナリティ経験者であり、ラジオ好きが集結してラジオの世界を描いた作品は大反響を呼び、今年10月にはファンの声に応える形で続編『あの夜であえたら』の上演も決定している。なお、10月9日(月・祝)午後2時~10月23日(月)午後2時までの間、WOWOWオンデマンドで期間限定配信も行われる
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歌舞伎俳優の十三代目市川團十郎と八代目市川新之助が2023年8月27日(日)、『九月博多座大歌舞伎』(9月1日(金)~17日(日))の公演に先立ち福岡・博多の川端通商店街(福岡市博多区上川端町)で“襲名披露お練り”を行った。降りしきる雨の中、襲名を祝う約7000人のファンが沿道に詰めかけた、当日のレポートが到着した。
川端通商店街には、團十郎・新之助の親子を一目見ようと開始前から多くの観衆が集まった。團十郎と新之助が二人揃って人力車に乗り込み、上川端商店街 櫛田神社側入口から川端中央商店街までの全長約400mの商店街を30分かけて進むと、沿道からは「成田屋!」「十三代目!」「團十郎!」「八代目!」「新之助!」と大きな声援が飛び交い、襲名披露と初舞台を祝う「おめでとう!」の声に二人は笑顔で手を振って応えた。
途中の川端ぜんざい広場では、今回の公演に合わせて特別に作られた、歌舞伎十八番が標題の「飾り山笠」の前で記念撮影を行い、團十郎と新之助がモデルとなった人形が飾られた山笠を見上げると、新之助は感嘆の声をあげた。
ゴール地点となった今回公演が行われる博多座前では、集まった大勢のファンを前に二人から挨拶が行われた。
團十郎が「昼の部は歌舞伎十八番の『景清』、夜の部は口上で“にらみ”もする予定でございます。そして、歌舞伎十八番の『暫』はこの福岡で上演されることがなかったそうで、今回初上陸、初上演でございます。福岡の方々の元気とともにさらに福岡が元気になりますように、私も精一杯勤めます」と意気込みを語ると、今回のお練りで初めて福岡の地を訪れたという新之助は「本日は大雨の中、来てくださって本当にありがとございます。僕は『外郎売』の曽我五郎を演じさせていただきます。ぜひ観に来てください。博多座で待っています」と地元のファンを前にしっかりと挨拶をした。
海老蔵時代から何度も九州の歌舞伎ファンを魅了してきた團十郎。この度、博多での待望の襲名披露公演となり、博多座初出演・初舞台として出演する新之助とともに、團十郎ゆかりの地でもあるここ博多で大いに躍動する。
市川海老蔵改め十三代目市川團十郎白猿襲名披露 八代目市川新之助初舞台『九月博多座大歌舞伎』は、9月1日(金)に初日を迎える。公演は、17日(日)まで。
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2023年11月、東京・大阪にて、ミュージカル・ショー『SEVENー西遊記7つの戦いー』が上演されることが決定した。
中国・明代の長編小説で四大奇書(「三国志演義」、「西遊記」、「水滸伝」、「金瓶梅」)のひとつであり、唐代の初期に高僧玄奘(三蔵法師)が仏典を求めて天竺(インド)へ旅した史実を題材として書かれた「西遊記」。お供を連れ、さまざまな苦難にあいながらも、天竺(インド)へ行き、仏典を得て帰国を目指す物語は、日本でも古くから親しまれている。
本作では、三蔵法師のお供である“孫悟空”に焦点をあて、宝塚歌劇団の名演出家の三木章雄が、歌やダンスを多彩に織り込みミュージカル・ショーとして描く。
出演は、主人公の孫悟空役をミュージカル単独初主演となる少年忍者/ジャニーズ Jr.の元木 湧。そして、三蔵法師(玄奘)役を、同じ少年忍者/ジャニーズ Jr.の豊田陸人が演じる。また、天界の水軍の指揮官であるが白馬を食べて白馬にされた龍の玉龍役に宝塚OGの伶美うらら、そして、孫悟空たちの前に立ち塞がる魔物たちを個性豊かな宝塚OGの3人、留依まきせ、舞城のどか、村上すず子が扮する。さらに、元宝塚トップスターの髙汐 巴が釈迦如来役として登場し、7名により華やかなステージを披露する。
中国・唐の時代。
不死身の石猿で、いつか仏になりたい孫悟空(元木 湧)は、天帝と並ぶ斉天大聖という地位にあるが、天界で大暴れしたため釈迦(髙汐 巴)により、五行山の石牢に閉じ込められている。唐最高の知性の持ち主で、世界を救える大乗仏教の経典を祖国にもたらしたい僧の玄奘(豊田陸人)に救われた孫悟空。天界の水軍の指揮官であるが、白馬を食べて白馬にされた龍の玉龍(伶美うらら)と共に、玄奘(=三蔵法師)の旅にお供することになる。
途中、三蔵法師を食べると不老不死になると信じる魔物たち(留依まきせ・舞城のどか・村上すず子)が一行を襲うが、3人は対立しながらもお互いを信頼し合い、敵を退け天竺へと進んでいく——。
上演に向けてメッセージ
■元木 湧(少年忍者/ジャニーズJr.)=孫悟空
「西遊記」という誰しも一度は聞いたことのある有名な作品に、今回出演させていただける事になりましてとても光栄です。その中でも”孫悟空”というとても重要な役を演じさせていただけることに、胸が高鳴る気持ちと同時に不安もあります。ですがメンバーの豊田陸人を始め、とても心強いキャストやスタッフの皆さんと最後まで走り切り、素晴らしい作品になるよう精一杯力を注ぎたいです。
■豊田陸人(少年忍者/ジャニーズJr.)=三蔵法師(玄奘)
この作品への出演が決まったと最初に聞いた時は、久しぶりのジャニーズ公演以外の舞台ということで喜び70くらい、ミュージカルということで歌いながら演技もこなすことの両立に不安が30という感じでした。不安を乗り越えるためには、稽古以外にもボイトレを欠かさずしていこうと考えております。メンバーの元木湧との共演なので、すごく心強いですし「西遊記」という誰もが知っている物語をどう表現していくか、この約2ヶ月で自分なりに考えながら日々を過ごそうと思っております。本番では立派な三蔵法師役になっているよう頑張ります!
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2023年11月~12月、大阪・東京にて上演される、『舞台「鬼滅の刃」其ノ肆 遊郭潜入』。8月28日(月)発売の集英社「週刊少年ジャンプ」にて、本公演のメインビジュアル、全情報が解禁となった。
シリーズ4作目となる本作では、先日のキャスト発表で話題となった竈門炭治郎役の阪本奨悟のほか、竈門襧豆子役の髙橋かれん、我妻善逸役の植田圭輔、嘴平伊之助役の佐藤祐吾、宇髄天元役の辻 凌志朗が出演。
そして今回新たに発表となったのは、産屋敷耀哉役の廣瀬智紀、伊黒小芭内役の宮本弘佑、鬼舞辻無惨役の佐々木喜英らシリーズ続投キャストのほか、くノ一である宇髄の嫁3人に雛鶴役の蛭薙ありさ、まきを役の倉持聖菜、須磨役の西葉瑞希、炭治郎が潜入する遊郭「ときと屋」の最高位の遊女・鯉夏花魁役の梶川愛美。
さらに、上弦の陸・堕姫役の佐竹莉奈、妓夫太郎役の遠山裕介という舞台やミュージカルで活躍する両名が兄妹鬼として、煌びやかな花街で炭治郎と対峙する。
竈門炭治郎:阪本奨悟 (C)吾峠呼世晴/集英社 (C)舞台「鬼滅の刃」製作委員会
竈門襧豆子:髙橋かれん (C)吾峠呼世晴/集英社 (C)舞台「鬼滅の刃」製作委員会
我妻善逸:植田圭輔 (C)吾峠呼世晴/集英社 (C)舞台「鬼滅の刃」製作委員会
嘴平伊之助:佐藤祐吾 (C)吾峠呼世晴/集英社 (C)舞台「鬼滅の刃」製作委員会
宇髄天元:辻 凌志朗 (C)吾峠呼世晴/集英社 (C)舞台「鬼滅の刃」製作委員会
雛鶴:蛭薙ありさ (C)吾峠呼世晴/集英社 (C)舞台「鬼滅の刃」製作委員会
まきを:倉持聖菜 (C)吾峠呼世晴/集英社 (C)舞台「鬼滅の刃」製作委員会
須磨:西葉瑞希 (C)吾峠呼世晴/集英社 (C)舞台「鬼滅の刃」製作委員会
鯉夏花魁:梶川愛美 (C)吾峠呼世晴/集英社 (C)舞台「鬼滅の刃」製作委員会
堕姫:佐竹莉奈 (C)吾峠呼世晴/集英社 (C)舞台「鬼滅の刃」製作委員会
妓夫太郎:遠山裕介 (C)吾峠呼世晴/集英社 (C)舞台「鬼滅の刃」製作委員会
産屋敷耀哉:廣瀬智紀 (C)吾峠呼世晴/集英社 (C)舞台「鬼滅の刃」製作委員会
伊黒小芭内:宮本弘佑 (C)吾峠呼世晴/集英社 (C)舞台「鬼滅の刃」製作委員会
鬼舞辻無惨:佐々木喜英 (C)吾峠呼世晴/集英社 (C)舞台「鬼滅の刃」製作委員会
本公演では、無限列車での闘いを乗り越え、音柱の宇髄と合流した炭治郎は、善逸、伊之助と共に「遊郭」に潜入し、花街に潜む鬼を追う。引き続き、舞台舞台「鬼滅の刃」に注目しよう。
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舞台『千と千尋の神隠し』の2024年公演が上演される。この度、千尋役として橋本環奈、上白石萌音に加え、川栄李奈、福地桃子が出演することが決定した。
2022年、宮﨑駿による不朽の名作『千と千尋の神隠し』を英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクター、ジョン・ケアード翻案・演出により世界で初めて舞台化。主人公・千尋役を本作で初舞台を飾った橋本環奈と、ドラマや舞台に加え声優や歌手としても活躍の場を広げる上白石萌音のWキャストが演じ大きな話題を呼んだ。
舞台『千と千尋の神隠し』千尋役:橋本環奈
舞台『千と千尋の神隠し』千尋役:上白石萌音
昨年の公演時には、日本の5大都市劇場(東京・帝国劇場/大阪・梅田芸術劇場メインホール/福岡・博多座/北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru/名古屋・御園座)でロングラン公演を達成。また、初演公演中の 2022年5月には、大衆演劇の優れた業績を表彰する『第47回菊田一夫演劇賞』で上演関係者一同が菊田一夫演劇大賞を受賞する快挙を成し遂げた。
2023年8月、名古屋・御園座の公演では、それまで新型コロナウイルス禍のためかなわなかった、英米のクリエイティブスタッフ来日も実現。日本のスタッフ・キャストと共にアップデートを重ね、8月26日(土)に無事幕を下ろした。
舞台『千と千尋の神隠し』千尋役:橋本環奈
舞台『千と千尋の神隠し』千尋役:上白石萌音
2024年は3月の帝国劇場からスタートする全国ツアー(4月【名古屋】御園座、4~5月【福岡】博多座、5~6月【大阪】梅田芸術劇場メインホール、6月【北海道】札幌文化芸術劇場 hitaru)が予定され、そして4月から7月にかけて、ロンドン・ウェストエンドのロンドン・コロシアムでの初の海外公演が決定している。
舞台『千と千尋の神隠し』千尋役:橋本環奈
舞台『千と千尋の神隠し』千尋役:上白石萌音
この度、2024年公演に出演する、千尋役4名のキャストが発表された。22年初演からのオリジナル・キャスト、橋本環奈と上白石萌音に加え、川栄李奈、福地桃子がオーディションを経て、新・千尋役として出演することが決定した。橋本、上白石、川栄、福地の4人の千尋は帝劇の舞台に立つ。なお、全国ツアーとロンドン公演のローテーションは調整中。
千尋役 川栄李奈
川栄李奈
■出演にあたってのメッセージ
新しく千尋を演じさせていただくことになりました。
去年の初演を観劇させてもらった時、細部にまでこだわった演出やキャストのみなさんの熱量を肌で感じ、とても感動したのを今でも覚えています。
まさか自分が千尋を演じられるとは思ってもいなかったので、もうすでに緊張していますが、心強いカンパニーの皆さんにしっかりと食らいつき、最高の作品をお届けできるよう頑張りたいと思います!
楽しみにしていただけたら嬉しいです。
■profile
NHK 連続テレビ小説『とと姉ちゃん』をはじめ、『亜人』『ステップ』など映画、舞台などにも出演。2022年には、NHK 連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』では主演を務め、多くの映画やドラマなどで活躍中。9月1日放送・配信開始の連続ドラマ W-30『オレは死んじまったゼ!』(WOWOW)への出演が決まっている。
千尋役 福地桃子
福地桃子
■出演にあたってのメッセージ
この度、千尋役を務めさせていただくことになりました。
映画『千と千尋の神隠し』は 3歳の頃、4歳の兄と母にせがんで映画の初日に渋谷の映画館へ並んで観た記憶があります。奇妙だけれどなんだか惹きつけられる作品の力強さを幼心にも覚えています。
来年 3月帝国劇場から再スタートするという素晴らしいエネルギーと共に、素敵なカンパニーの皆さんと自分自身としっかり向き合い努めてまいります。宜しくお願い致します。
■profile
2019年、連続テレビ小説『なつぞら」に夕見子役で出演。2022年は映画『あの娘は知らない』(井樫彩監督)、『サバカン SABAKAN』(金沢知樹監督)、ドラマ『消しゴムをくれた女子を好きになった』(日本テレビ)、『鎌倉殿の13人』などに出演。2023年はドラマ『舞妓さんちのまかないさん』(Netflix シリーズ)、『それってパクりじゃないですか?』(日本テレビ)、『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』(NHK BSP)に出演。
今後は、自身初の舞台作品『橋からの眺め』をはじめ、複数の作品に出演予定。
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2022年7月8日(金)に開幕し、今年ロングラン2年目を迎えた舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』東京公演。8月26日(土)12時15分開演の公演にて、新ハリー・ポッター役の大貫勇輔が初日を迎えた。さらに、同じく初日を迎えたロン・ウィーズリー役の迫田孝也、ジニー・ポッター役の大和田美帆とともに、3名の初日によせてのコメントと舞台写真が到着した。
(C)渡部孝弘
本舞台は、小説「ハリー・ポッター」シリーズの作者である J.K.ローリングが、ジョン・ティファニー、ジャック・ソーンと共に舞台のために書き下ろした「ハリー・ポッター」シリーズ8作目の物語。小説の最終巻から19年後、父親になった37歳のハリー・ポッターとその息子・アルバスの関係を軸に描かれる新たな冒険物語は、世界中で多くの演劇賞を獲得するなど好評を博している。
(左から)大貫勇輔、藤⽥ 悠 (C)渡部孝弘
(左から)大和田美帆、大貫勇輔 (C)渡部孝弘
国内でも第30回読売演劇大賞の選考委員特別賞、第48回菊田一夫演劇大賞を受賞するなど高い評価を獲得し、本年8月には総観客数60万人を突破し、好評を受けて2024年3月末までの公演延長が決定している。
迫田孝也 (C)渡部孝弘
(C)渡部孝弘
今回の3名のデビューにより、2年目に新たに舞台に参加することになった全キャストが初日を迎えた。ますます盛り上がる、2年目のロングラン公演に引き続き注目しよう。
8月26日(土)初日キャストコメント
(左から)迫田孝也、大貫勇輔、大和田美帆
■大貫勇輔(ハリー・ポッター役)
大貫勇輔
ついに自分がハリーとして舞台に立つことが出来て、一つ夢が叶ったと同時にこれが長い旅の始まりでもあると思い、身が引き締まる思いです。
本日の公演でも皆様の拍手を感じて胸がいっぱいになりました。
最後まで緊張感を持ち、集中して、そして毎公演楽しんでカンパニーの皆様に感謝しながら演じていきたいと思います。
最後まで応援のほど、よろしくお願いいたします。
■迫田孝也(ロン・ウィーズリー役)
迫田孝也
お待たせしました! と言っていいものか…。
でも万全の体調で皆様の前にロン・ウィーズリーとして登場できることは、やはり特別な思いがあります。
この作品が持つ圧倒的な魅力を多くの方にお伝えできるよう、日々の舞台を楽しんでいきます。
いざ! ハリー・ポッターの世界へ!
■大和田美帆(ジニー・ポッター役)
大和田美帆
今はついに始まる喜びでいっぱいです。
約1年間、この作品に薪をくべ続け、熱を保ち続けてきたキャスト・スタッフの方々や、ご観劇になったお客様の、作品への愛と情熱と誇りに触れて、すでに私の心も燃えたぎっています。エネルギーの一部となれるよう、精一杯努める所存です。
ロングラン公演ではありますが、何よりも、ご来場いただくお客様と一緒に、劇場でそのときだけに生まれる一度きりの 「今」を大切に、役を生きたいと思います。
よろしくお願いいたします。
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8月28日(月)、AMPTAKxCOLORSの新曲「夏の流星」のミュージックビデオがYouTubeで公開された。
AMPTAKxCOLORS
「夏の流星」は、「友と見に行った花火が終わり、気が付けば星空を眺め、夏の夜空に友との思い出いくつも重ねながら、友情を再確認する」と歌う、バラード色の強い楽曲。公開されたMVには、帯に“x”のデザインがあしらわれた各メンバーカラーの浴衣姿でAMPTAKxCOLORS6人が登場。花火を見上げる姿が映し出されている。
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舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』新ハリー・ポッター役の大貫勇輔がデビュー 迫田孝也、大和田美帆も初日を迎え、コメント&舞台写真が公開 2023.08.28