Haruy、初のライブツアーファイナルで見出した新たな可能性ーー豪華編成で挑んだ白熱の一夜をレポート

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『Haruy Tour 「1414」』2023.9.17(SUN)東京・渋谷WWWX

「(ツアーが)終わっちゃうんだね」

ライブの終盤、Haruyは感慨を込め、観客とサポート・メンバーに語りかけた。

「ツアーってこんなに楽しいんだってびっくりしました。もっとやりたいという気持ちになりました。みなさんのお陰です。ありがとうございます」

その言葉を聞いて、そこにいる誰もが感じ取ったに違いない。Haruyにとって初めてのツアーが確実に手応えあるものになったことと、そしてHaruy自身がツアーを通して、ライブ・アクトとして、自らさらなる可能性を見出したことを。

Haruyは00年生まれのシンガー・ソングライター。21年に急逝したSuchmosのベーシスト、HSUことHayata Kosugiをプロデューサーに迎えた1st EP「MAO」で22年6月に本格デビューを飾ると、一躍、注目を集めた。そして、今年7月、2nd EP「1414」をリリースした彼女が、その次なるステップとして「1414」をひっさげ、東名阪を回った今回のツアー。ファイナルとなる9月17日(日)の東京・渋谷WWWX公演は、HaruyがHaruka名義でベース&ボーカルとして参加しているスリーピース・ガールズバンド、Tastyをオープニング・アクトに迎えるという心憎い趣向も見どころのひとつとなった。

Haruy、Anno(Gt.Vo)、Koike(Dr)からなるそのTastyのステージは「1414」のリリース・ツアーだからということだろう。同EP収録の「Town」のTastyバージョンからスタート。リバービーな音像の中、Annoがギターで鳴らす音色の揺れ、流れるようなHaruyのベースラインが心地いい。続く「Intimacy」は、Annoが歌うソウルともジャジーとも言えるメランコリックな曲と思わせ、Koikeがドラムの手数を増やしながら、Haruy、Annoとともに演奏の熱をじわじわと上げる。

Tasty

Tasty

「ソロを始める前に組んでいたバンドです。中学の同級生と高校から組みました。3年ぶりのライブです」(Haruy)

この日、Tastyは前述の2曲を含む計7曲を披露した。R&Bをバックボーンにシティ・ポップ、ネオアコ、スカ、ビンテージ・ソウルと曲ごとに装いを変えながら、空間の広がりと低音の響きを生かしたポスト・パンク的なバンド・アンサンブルからは、彼女達ならではと言える世界観が感じられた。

「呼んでくれてありがとうございます(笑)」(Anno)

「出てくれてありがとう!(笑)」(Haruy)

最後を飾った「Waterfall」は、Annoのアカペラから始まるトラッド・フォーキーなスロー・ナンバー……と思いきや、ギターの轟音を鳴らすオルタナ・ロックに展開。ウィスパーからシャウトに変わったAnnoの歌声とともにTastyは鮮烈なインパクトを残したのだった。

Tasty

Tasty

Tasty

Tasty

Tasty

Tasty

20分の転換後、アンビエントなSEが流れる中、客席を照らす眩いライトにシルエットを浮かび上がらせながら、メンバーが登場するというオープニングからスタイリッシュだったHaruyのステージは、「1414」のトップを飾る「SENA」でスタートした。

Tastyのライブを見た直後だったせいか、ソウルともジャジーとも言える曲調は、HaruyのソングライティングがTastyの延長上にあることを思わせたが、一緒に演奏するメンバーが違うんだから、当然、曲は違う印象になる。

グルービーな演奏でHaruyをバックアップするのは、ベース=市川仁也(D.A.N.)、キーボード=TAIHEI(Suchmos/賽)、ドラムス=Dr. 澤村一平(SANABAGUN.)ーーHaruyとともに「1414」を作り上げたミュージシャン達だ。

この日、Haruyは「MAO」「1414」からの8曲にD.A.N.の櫻木大悟(Gt. Vo. Syn)を作曲とプロデュースに迎えた最新4th シングル「Frozen」を加えた計9曲を披露した。

オルガンがノスタルジックに鳴ったソウル・バラードの「Snake」はHaruyの歌声もさることながら、バンド・アンサンブルに熱を加えるリズム隊のエネルギッシュなプレイも聴きどころ。そこにシンセが80’s風の音色で鳴るエレポップ・ナンバー「Lovely」を繋げると、スタンディングのフロアを埋めた観客が体を揺らし始め、バンドのグルーヴがフロアにもしっかりと伝わっていることを物語る。

「ツアー最終日。めちゃめちゃ寂しい。次はアルバムを作ろうと思っているんですけど、そのツアーはもっといろいろなところを回りたい。みなさん、3連休中なんですよね? その中、来てくれてうれしいです」(Haruy)

短いMCを挟んでから披露したのは、トリップ・ホップなんて言葉も連想させるアブストラクトなR&Bナンバー「Frozen」とタイトな8ビートが演奏に疾走感を加える80’sニュー・ウェーブ調のポップ・ロック・ナンバー「Ryan」ーーHaruyが作る楽曲の振り幅を印象づける2曲。曲調に合わせ、Haruyはアンニュイともミステリアスとも言えるウィスパーと、聴く者の心に明かりを灯すようなハイトーン・ボイスを巧みに使い分ける。

市川、TAIHEI、澤村によるセッションからなだれこんだ後半戦は、リズムが跳ねるファンキーな「Swimmer」、R&B調のグルーブを持つ「Don’t catch the now」と繋げ、今一度、フロアを揺らしていく。ともにアーバンな曲と言えると思うが、Haruyはクールな歌声とリズム隊のソリッドな演奏で差を付ける。

自分を含めたバンドと言ってもいいほど、Haruyがサポートの3人に全幅の信頼を寄せていることは明らかだったが、それが如実に表れていたのが、「今日はありがとうございました。Haruyでした!」と声を上げ、本編の最後に演奏した「Moonrise」だ。

メランコリックなトリップ・ホップが後半、ハウス・ミュージック調に変化。そこから、楽器隊の3人が繰り広げる長尺のインプロビゼーションにHaruyが奔放なスキャットで応酬しながら、演奏は一気に白熱。クライマックスという表現がふさわしい熱気を作り出した。そこにHaruy&バック・バンドではなく、Haruyも含めたバンドと言ってもいい一体感を感じ取った観客は少なくなかったはずだ。

「「Moonrise」のアウトロは(あらかじめ展開を)決めずに、いつも楽しくやらせてもらっているんですけど、今日はすごかった。マジ、ヤバかった!」

観客のアンコールに応えステージに戻ってきたHaruyの第一声がこれだったのだから、もしかしたら、演奏していた本人達が観客以上に興奮していたのかもしれない。

そこでHaruyの口から飛び出したのが、冒頭の言葉だったのだが、サポートの3人も大きな手応えを感じていたことは、今回のツアーを振り返ったそれぞれの言葉からも明らかだった。

「俺らも同世代になると、全国ツアー初めてって、もうそんなにないから、名古屋と大阪に初めて行って、おぉっとなっている彼女を見て、初心に帰りました」(TAIHEI)

「ライブを重ねるごとによくなっていった!」(澤村)

「ありがとうござました!(笑)」(市川)

観客のアンコールに応え、TAIHEIと共作したバラード「Landscape」を、TAIHEIのピアノだけで歌い上げながら、ウィスパー・ボイスとファルセットの魅力をダメ押しするように見せつけ、ツアーは幕を閉じた。最後に3人に語りかけた「アルバムのツアーもよろしくお願いします」という言葉に加え、Haruyはこのメンバーでライブに意欲を燃やしていることを窺わせながら、「(この4人で)これからも仲良く和気藹々とやっていきたいと思います!」と観客の期待を高める言葉を残したのだった。

取材・文=山口智男 撮影=ひの

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ヤユヨが、8月30日(水)に配信リリースした最新曲「YOUTH OF EDGE」のMVを公開した。

「YOUTH OF EDGE」MV

「YOUTH OF EDGE」は、全国高等学校ダンス部選手権(DCC)大会公式応援ソングの書き下ろし楽曲で、Gt./Cho.ぺっぺが作詞作曲を担当。青春の1ページをつくり出すような、思わず踊りだしたくなるこの夏にぴったりの応援ソングとなっている。MVの監督は長棟航平が担当。ヤユヨのことが大好きな3人の男子小学生がカメラを買い、困難を乗り越えながらも自分達の夢を叶えていく一夏の成長ストーリーは必見だ。

また、今週末からは北海道・宮城・広島・福岡・香川・大阪・愛知・東京を巡る、ワンマンと豪華ゲストとの対バンを交えた全国ツアー『赤い愛でスタンドバイユー!ツアー』を開催。ライブでしか手に入れられない会場限定盤「SALTY」の販売も決定しているので要チェックだ。

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漫画『キン肉マン』の作画を担当している中井義則が、大阪芸術大学スカイキャンパス(あべのハルカス24階)にて、未来の漫画家、クリエイターを目指す学生に向け、『キン肉マン』の大ファンという、同大学卒業生でイラストレーターの中村佑介とともに特別講演会を実施した。コメントが到着したので紹介する。

大阪芸術大学スカイキャンパスでは9月16日(土)〜10月15日(日)の期間、アニメ放送40周年記念『超キン肉マン展』が開催されていることから、今回の公演の実施が決定。開催中の『超キン肉マン展』の感想や、アニメ化された当時の感想に加えて、中井自身が作画で気を付けていることや、長い間、連載を続けるコツなどについて語った。講演会の後半ではキン肉マンも登場! 中井と共に、未来の漫画家やクリエイターの「たまご」達にエールを送った。

●漫画『キン肉マン』作画担当・中井義則コメント 

14歳の時、相棒の嶋田くんと近鉄百貨店の漫画コンクールに入賞したんです。そんな縁のある、この地で『超キン肉マン展』が開催されてとても嬉しいです。 

キン肉マンはアニメ化まで3年かかっています。当時、21歳くらい。アニメのスタッフとかとの顔合わせの際は、タイガーマスク等、人気のアニメを作られていた方々だったので、緊張したことを覚えています。当時はジャンプ編集部の人たちが外の情報をシャットアウトしていたよう で、僕らが人気やムーブメントを感じたのは皆さんより遅れていたかもしれません。最初、キン肉マンという漫画のタイトルでしかもペンネーム がゆでたまごってと言われて笑われていたんです。ただ、それが徐々にあのキン肉マン!?というリアクションになっていって。人気が出たこと を実感しました。 

相棒の嶋田くんとは小学校5年生の時に僕の転校で知り合いました当時、彼は『キン肉マン』をすでに書いていて、彼の家で読んだんです。普通のおじさんが、キン肉マンに変身し、オナラで空飛んだりする話だったんですが、僕は爆笑してしまった。元々、絵を描くことは好きだったん ですが、漫画に目覚めたのは嶋田くんの影響ですね。当時のキン肉マンは今のキン肉マンに出てくるシシカバブーというキャラクターにそっくり ですよ。僕たちの漫画家デビューは17歳。漫画になるにあたり、当時、通っていた高校に、少年ジャンプの編集長と編集担当の中野和雄さんが来てくれて先生たちと話をしてくれたんです。「漫画家なんて上手くいかない」と多くの先生がおっしゃる中で、一人だけデザイン科の先生が「人生のチャンスだ!頑張れ」って背中を教えてくれたこと覚えています。 

「超人募集」という企画を行っていますが、当時、多いときは10万通のハガキが届きました。相棒の嶋田くんのアパートに持っていって、一通ずつ目を通していたんですが、ハガキの重みで床が抜けそうになったり、ハガキで指紋がなくなるほどでした。多くは小学生達が書いてくれてたので、画力とかではなく、シンプルだけど目を引くもの、ストーリーの中にいれたら生き生きしそうだなという観点などで選んでいました。 

キン肉マンは36巻が出るタイミングで自分たちから少年ジャンプ編集部に一度、終了させてくれとお願いにいったんです。人気もあったし、強敵などをどんどん出せば、連載を続けられたかもしれないけれど、キン肉マンをボロボロにしたくなった。一度休ませたかったんです。あと、僕個人としては髪のあるキャラクターも描きたかったかな(笑)。キン肉マン以外の漫画を描いたりする中で、自分たちの視野が広がったり、冷静に作品に向き合えるようになりました。そんな時に、読み切りでキン肉マンを描くことがあったんですが、その時、相棒の嶋田くんが書いてきた原 作の熱意が凄く感じられて。今ならさらなるキン肉マンを描けることができるかもしれないと二人で思い、キン肉マンの続きを描こうとなって、 今でも連載を続けています。 

その昔、俳優の藤田まことさんに漫画を読んでもらったときに、「二人が関西出身だとすぐに分かった。関西人は二面性がある。キン肉マンも 笑えるところと、カッコイイところがある。二人が東京出身だったら、こうはいかなかったもね。もっと正統派のヒーローを書いてたかも」と言 われました。それを聞いた時に、確かにこの大阪の地の影響があったのかなと思います。 
漫画家を続ける原動力は今でも絵描きとして、もっとうまくなりたいと思っていること。もっと勉強しないとも思います。周りはすごい人だら けなんで。デビュー当時から今年1年頑張ろう、今年1年頑張ろうと思ってやっています。今でもそうです。 

これから漫画家を目指す皆さん、まずは自分が楽しまないと人を楽しませることは出来ない。そして、一度、書き始めたら苦しいこともあると 思うけれど、最後まで書ききることが大事かと思います。頑張って、そして楽しんで下さい。 

●中村佑介コメント

僕は、アニメからキン肉マンを好きになったのですが、夢はゆでたまご先生のアシスタントになることでした。そのために、キ ン肉マンを家でも一生懸命、書いていました。ただ、中井先生の描くキン肉マンって、とにかく線がきれいなんです。独特のタッ チというか。なので、先生しかかけないというか、誰もマネができないものだと思っています。 

新しく連載を再開されて新刊が発売されるときに、それまでの1巻~36巻の表紙も全て書き直したじゃないですか。しかもご 自身達で描きたいと申し出をして。その熱量とか本当にすごい。僕、元々の原作持っているのに買い直しましたもん(笑)。そして、 新しいものがさらに面白くなっている。もう、ベテランなのにいまだに進化しているんです。 

今日、先生とこうしてお話できて、本当に夢と言うか、目標が叶ってしまった……、明日から抜け殻みたいになってしまうか もしれません(笑)。でも、先生たちにはずーっと描き続けて欲しいです!!僕たちファンはずっと楽しみにしていますし、漫画も買い続けます!!

『超キン肉マン展』は10月15日(日)まで開催、「超人オリンピックチャンピオンベルト型ベルトバックル」が付いてくる特典付入場券はイープラスにて販売中。

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ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」~忍の生きる道~ が、2023年10月~11月、神奈川・兵庫・東京にて上演される。神奈川公演 10月10日(火)18時の回では、<イープラススペシャルデー>も実現。

<イープラススペシャルデー> はうずまきナルトの誕生日(10月10日)!
★スペシャルカーテンコールあり!
★ご来場者様全員に10月10日の公演日時入り、メインビジュアルを使った特製ステッカー(非売品)を配布いたします!
★ご来場者の中から抽選で10名様に公演ポスター(非売品)をプレゼント!

本シリーズで主要キャラクター・大蛇丸を演じ続けてきたのが悠未ひろ。完結編となる「忍の生きる道」本番に向け、作品の進化、物語の進化、キャラクターの進化、そして自身の進化についてを振り返りながら、本作に寄せる思いを語ってくれた。

──現在、お稽古真っ最中とお聞きしております。現場の雰囲気はいかがですか?

自分が出演していたのが2015年少年編初演から2019年「暁の調べ」再演までで、今作まで少し期間が空いていたのですが、2015年少年編初演の頃の私はすごく若い世代がいっぱいいる中での大人、という感じだったんですけど……今は馴染みのメンバーもなんだかすごく大人になったな、というイメージですね。うちはサスケ役の(佐藤)流司くんなんて、お稽古場に自分でお弁当を作って持ってきてたりして。そうか、ちゃんと身体を労ってるんだね、偉いなぁなんて、つい感動しちゃいました(笑)。2015年少年編初演の頃は若い俳優さんたちがとにかくみんな元気いっぱいすぎて、本当に「身体を大切にね」って何回も思ってたことがあったので……なんだか親のような気持ちですよね(笑)。でもライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」がきっかけで本当にみんな仲良くなって、すごく濃い時間を過ごしてきたんですよ。私が出ていない間もみんなの出演している作品を観にいくこともありましたし。でも改めてこうしてまた舞台「NARUTO」の現場で再会し、みんなの成長を目の当たりにできて、私はとても嬉しかったです。

──再会、そして新たな出会いも。

今回初めてご一緒する方もたくさんいらっしゃいます。私は人見知りなんですけれど……でもこれも『NARUTO-ナルト-』という作品の持つ力というか、『NARUTO』がカンパニーのみんなをつなげてくれているという実感がすごくあるので、すでにもう、すごく居心地良く、リラックスして稽古させていただいています。それはいつものスタッフの方々や、演出の児玉(明子)さんが変わらずいてくださっているのもとても大きいと思います。やっぱり児玉さんも……私もそうなんですけど、宝塚歌劇団を卒業、退団して、そしてこの『NARUTO』に出会って今があるという共通点があって。顔合わせでもそういうお話をされていたんです。それを聞いて「私も同じです!」っていう気持ちで……本当に、私にとって退団後もこうして舞台に居続けられる大きなきっかけになったのが、ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」だったんです

──では8年前の少年編初演。初めに大蛇丸のオファーが来た時の心境というと……。

もちろん「やるぞ」という前向きな気持ちはあるものの、私はとても長い間、宝塚という特殊な世界にいたので、いろいろ戸惑いはありました。大蛇丸って、口から蛇を出したり、それこそ自分が出てきたりとかするじゃないですか(笑)。なのでビジュアル撮影の時も結構「口を開けて」「舌を出して」みたいなオーダーもあったりして、でもすごくそれが抵抗があって──

──退団が2013年、ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」の少年編初演が2015年でしたからね。

そうなんです。だからやる気はすごくあったんですけど、退団後の自分にはなかなか敷居が高い役でもあり……実際、自分の中ではかなり大きな一歩を踏み出さないとできない役でもありました。それを「えいっ」とやれたからなのか、さらにそこから長年演じ続けさせていただいているからなのか、大蛇丸はもう今では自分にとってもなくてはならない役であり、悠未ひろの中に……私の一部に大蛇丸がある、みたいな感覚ではおります。完結編に参加することも大きな目標だったんですよ。「最後まで大蛇丸で出れたらいいな」という思いは自分の中ですごく強かったので、こうして出させていただいて本当に感謝です

──舞台としては久々に登場の大蛇丸。物語内ではその在り方にも変化が訪れています。

最初本読みをした時にすごく込み上げるものがあって。というのは、個人的に「自分が悠未ひろとして2015年少年編初演から出ている」という思い入れみたいなものがフラッシュバックしたのもあるんですけども、『NARUTO』が持っている作品のメッセージというのが……やっぱり「つながり」だったり「仲間」だったりというところってホントにぶれてなくて、ああ、最後まで「そこ」なんだということにすごく胸を熱くさせられました。大蛇丸自身はここまでいろんなことを見てきた上で「戦う気はない」「今はそういうことじゃなくて……」というような境地になっていることにも驚いています。大蛇丸がそんなこと言うなんて、ですよね。キャラクターとしてはそこがすごく大きく変わったところですね。でもここまでにナルト、サスケ、サクラ……子供だったみんなが成長しているのと同様に、大人であった大蛇丸自身もさまざまな経験を経てさらに成長しているんじゃないかなって、あのセリフからすごく感じました。変わらない部分はやっぱりサスケくんに対する執着、ですね。大蛇丸は彼のことを「いれもの」って言いますけど、彼自身の持つ強さだったり、信念とか、才能とか、そういうものにもすごく惹かれ続けているんじゃないかなと思って。そこは今回も貫いていきたいです

──見どころがたくさんありそうです!

音楽も素晴らしいんです。少年編初演から「暁の調べ」から……私が出てない回もですけど、過去作からの音楽もたくさん盛り込まれていて、メロディーで泣かせるというところもある。そこもすごく見どころ……聴きどころなんじゃないかなと思いました。お客様もふっとメロディーを聴いてよぎるいつかのシーン、いつかのセリフが絶対あると思うので。大蛇丸の歌ももちろんあるんですけれど、これはもうメロディーラインが“大蛇丸メロディーライン”……“大蛇丸音階”とでも言いますか、なんか必ず怪しいところへいくという(笑)。難しくてちょっと気持ち悪い音程に跳ねていく楽曲たちを、またまた音楽の和田(俊輔)さんが作ってくださっております。これまで何度も経験してきた「不穏な音階、来た来た来た! そうそう、これこれ」の感覚! 今回もそんな音楽に存分に思いを乗せ、歌でも声でも大蛇丸としての表現をしていきたいですね。キャスト、音楽、そしてセットも組まれている稽古場はもう完全に『NARUTO』の世界観。役作りは今までも今回もまた一からやっていくんですが、そこに立つと自分もふとその気になっちゃうというか、この環境にもすごく助けられています。気を配らなければいけない細かなこともいっぱいあるんですけど、そこにすでに自分の中に積み重ねてきたものがあるというのはすごくやりやすいというか、心地良い、気持ち良い。自分にちゃんとベースがある分、心配なくその先もいけるというか。毎日すごく楽しんでやれてます

──今回、公演中にイープラススペシャルデーを実施させていただけることになったのですが、マスコットのプラみちゃんはご存知ですか?

個人的には私、イープラスさんにはいろいろとお世話になっておりまして(笑)、プラみちゃんにもお会いしたことがある気がします。ポーズは……こうですね(ポーズ! 笑)。貸切公演を入り口に、新たに『NARUTO』に触れていただける機会にもなっていただけたらすごく嬉しいです。キャストを見ても多種多様、いろんな持ち味の方々が揃っていますので、ぜひぜひ公演を楽しんでいただけたらなと思います。幅広い層の方に見ていただけたらすごく嬉しいので、頑張ります

──悠未さんご自身も、ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」をきっかけにまた新たな層へとファンの方々が広がっていったのではないかと。

はい。以前、お仕事とは関係なく老人介護施設に伺った際、そこにいらした看護師さんに急に「大蛇丸さま!」って呼ばれまして。そういう場所で「大蛇丸」っていうワードが出てくるっていうのもすごくびっくりしましたし、しかも、私のこの顔のままだったので(笑)、「ええっ!?」って思って、それはもうめちゃくちゃ嬉しくて。『NARUTO』が大好きで、舞台を観ていてくださって、舞台の大蛇丸が好きで、私のこともチェックしてくださっていたのだそうです。そして私を見つけて思わずテンションが上がって「大蛇丸さま」って声をかけてくださった。あの看護師さんのお顔、忘れられません。やっぱり2.5次元舞台っていろんな年齢層に浸透してるんだなって思いましたし、『NARUTO』の人気っていうものが、すでに幅広いものなんだと再確認しました

──お客様にとっても悠未さんにとっても4年ぶりの大蛇丸。最後に、劇場で再会する時を心待ちにしてくださっているみなさんへメッセージをお願いいたします。

私自身も本当に思い入れがあり、私の芸能生活の中でもすごく大事な作品になっているライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」の完結編に出演することができて、本当に幸せに思っております。この感謝の気持ちを劇場に来てくださるお客様に向けて、一生懸命演じたいと思います。「演じる」ということってすごく奥が深くて、なんか……「嘘」なんだけど、それが「本当」みたいになるといいなといつも思うんです。それこそ大蛇丸なんて本当だったら、実際にこの世の中に存在していたらもうちょっとびっくりしちゃいます(笑)。けれどそれが「ああ、架空の世界を描いたアニメの舞台化ね」みたいな感じではなく、自分の心の奥深くの魂とリンクして本物の感情が生まれた時、そんな大蛇丸とキャラクターすら「嘘なんだけど本当」と受け止めてもらえる作品創りができたらいいなと思いますし、それはやはり俳優だけでなく劇場に来てくださるお客様と共に作る空間で実現するものなのだろうと思っております。大蛇丸が出てきた瞬間に劇場内を包み込むんでしまうような空気を……全てを支配しているような圧、大蛇丸の色を全力でお届けしたいです。まずは幕が開くその日まで稽古場で日々精進してまいりたいと思います。ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」~忍の生きる道~、ぜひ楽しみにしてください

取材・文=横澤由香

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ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」~忍の生きる道~ が、2023年10月~11月、神奈川・兵庫・東京にて上演される。神奈川公演 10月10日(火)18時の回では、<イープラススペシャルデー>も実現。

<イープラススペシャルデー> はうずまきナルトの誕生日(10月10日)!
★スペシャルカーテンコールあり!
★ご来場者様全員に10月10日の公演日時入り、メインビジュアルを使った特製ステッカー(非売品)を配布いたします!
★ご来場者の中から抽選で10名様に公演ポスター(非売品)をプレゼント!

2015年の初演より8年の時を経てついにシリーズ完結編となる物語の行く末は果たしてどうなるのか──公演を前に、うずまきナルト役の中尾暢樹、春野サクラ役の伊藤優衣、はたけカカシ役の君沢ユウキが、稽古場からメッセージを届けてくれた。

──現在お稽古真っ最中ですが、現場の様子はいかがですか?

中尾 僕は(大蛇丸役の)悠未ひろさんとは初めましてなんですけど、(うちはサスケ役の佐藤)流司くんが嬉しそうに絡みに行ってる姿とかを見ていると、「ああ、僕の知らないそういう関係もあるんだよな」って作品の歴史を感じますね。同じく初めましての千手柱間役の姜(暢雄)さんもすごく面白い方で、大人のみなさんからも新鮮な刺激を受けつつ楽しくやっています。

伊藤 そう! とても和気あいあいとやれていて……特に今回、大人組がすごくハッピーな方ばっかりなんですよ。元気でパワフルで。今までの公演のカンパニーもそういう空気でしたけど、もうみんなで最初から同じ空気でいられているというか。

君沢 大人のみなさん、まあ、元気! 40代が一番はしゃいでるんじゃない?

中尾・伊藤 (笑)。

君沢 こうなると僕なんかまだ若手ですよ(笑)。なんだかああいう年上の方たちが居てくださるとすごく希望が湧くというか、まだまだ僕もいろんなこと頑張らなきゃなぁって。顔合わせでもみなさんの今作に臨む思いを聞いて、改めて自分も気持ちが引き締まりましたし、この8年間、本作に関わってきたみなさんの愛にも触れ、僕はなんだかちょっと神聖な気持ちで稽古をスタートさせました。

──今作はこれまで続いてきたシリーズの完結編となります。見どころポイントもぜひ。

中尾 僕はやっぱりナルトとサスケのラストに向けての展開と、第七班の再集合ですね。僕がナルトを演じさせてもらってから今作まで、カカシ先生率いる第七班が仲間として揃うことってなかったんですよ。だから僕自身も初めて第七班として、仲間のサスケと“一緒に” 戦える。そこは大きな見どころですよね。

伊藤 ナルトとサスケの対比から共闘っていうのは絶対! そして……この舞台「NARUTO」シリーズは第七班を中心として描かれるエピソードから始まったので、その第七班の行方、みんなでたどり着く結末というのは私自身も待ち望んでいた瞬間なんです。「やっとここまで来た」っていう感覚があるので、自分としても大切な場面ですし、見どころにしたいなと思っています。今までもがいていたサクラちゃんの思いがやっとクリアになるのかなぁと思うと……とても楽しみですね。

君沢 『NARUTO-ナルト-』って、一生懸命な若い人たちが事情があって離れ離れになりながらも必死に戦い、理解していく素敵な物語なんですけど……やっぱり舞台としても8年間続いてきたっていうアドバンテージがあって、その中でカカシ先生はみんなの横で人間としての成長もずっと見守らせてもらっていて。サスケとは途中会えなくなってしまったりもしたけれど、ここでまたみんながいろんな目的を抱いて第七班を再度集結させるっていうのは、やはり作品の歴史とエモさをすごく感じますね。なんかもう……込み上げます。本番でも泣かないように頑張らないと。

中尾・伊藤 (笑)

──若者たちだけでなく、カカシ先生もまたここで“もうひとつ上の先生像”に辿り着き、背中を見せてくれています。

君沢 それもまた面白いものでね、本当にみんなが僕を……カカシ先生を作ってくれている。この関係性が自然と第七班を形作ってくれているなぁと思えるんですよ。不思議な感覚なんですけど、僕のほうがみんなから勉強させてもらったというか。でももうみんな大人になってね、昔は大笑いしてくれた僕の雑談とかも「……ああ、そうですね」って軽く流されちゃいますし。

中尾 (爆笑)。

伊藤 確かに(笑)。昔は何言われても床を転げ回るくらい笑ってました。

君沢 「成長したなぁ」と思いつつ、ちょっと寂しいです(笑)。

──君沢さんと伊藤さんは初演からの参加。やはり8年間関わってきた重みがありますよね。

伊藤 私が君沢さんと初めてお会いした時って、君沢さんが今の私の年齢くらいでしたよね?

君沢 うん、そうだそうだ。二十歳と三十歳とか……信じられない!

中尾・伊藤 (笑)。

君沢 あ〜、でもそこもなんか上手くできてるなぁって思うのが、『NARUTO』のキャラクターたちも話が進む中、年齢を重ねてるんですよね。そこが役と僕らとにもリンクしていることが作品全体の底上げにもなっていたらいいなぁ。完結編も仕上がり切った素敵なナルト、サスケ、サクラの姿を見て欲しいっていう思いが僕は強いかもしれない。自分どうこうというよりはもう「どうですか? ウチの第七班は。すごいでしょ」って。

伊藤 嬉しい! 私はサクラちゃんを演じていると「うわ、私、生きてるな!」ってめちゃくちゃ思うんですよ。命かけてるなぁって。

中尾 うんうん。

──中尾さんは2021年「うずまきナルト物語」からナルト役を引き継ぎここまで作品を繋いできました。

中尾 僕にとってもライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」は特別な舞台なんです。原作も、キャストも、スタッフさんもみんな大好きですし、いろんな要因があって僕はもう……これで完結かと思うたびなんとも言えない気持ちになりますね。プライベートなことも『NARUTO』に色々リンクすることがあって……。

──年齢的にも俳優としての“成長期”とナルトの成長物語が重なっていたのかもしれないですね。

中尾 はい。成長するために自分でもすごく考えるし、助けてくれる周りの人たちの存在もあって、流司くんとの関係もすごく大切で──確かにそうですね、ここには自分にすごく近いものがあるんです。あの、人は、やればやるほど、成長しますから!!

──実感、こもっています!

伊藤・君沢 (笑)。

中尾 みんなが僕のことを本当にナルトとして支えてくれて、真ん中に立たせてくれて……それがすごくわかっていたからこそ、今まで思い切り突っ走ってこれた気がしています。

君沢 いやもう本人に、有無を言わさずぶっちぎって行ってくれるパワーがありますからね。やっぱり彼が真っ赤な炎のように、真っ直ぐ真ん中で輝けることがどれだけ凄いことかは前作でも間近で感じていましたけど、ここまでの全てをまとめながらすごく複雑な物語になっていく完結編もそれは同じ。僕らはそんな彼を後ろからいっぱい支えて、中尾くんが持っている「これってホントにナルトだよね〜」っていう言葉では表せない120%ナルトになってくれているパワー、信念、魅力をね、みんなで見届けたいなって思っています。

伊藤 うん。いつもめちゃめちゃ元気。

──中尾さんのそのパワーの源とは……。

中尾 なんでしょう? 僕もわかんないです(笑)。

君沢 わからないんかいっ!

伊藤 フフフフッ(笑)。

中尾 不思議ですよねぇ。でも今もすごいパワーを感じてます。今回って、本当に全部の『NARUTO』の物語の最後なんですよね。今までは続きが楽しみだなって思ってもらいながら公演を終えてきたんですけど、本当にクライマックス、最終日は大大大大千穐楽だなぁと思ってて……だからもう稽古に参加しているみんなも、今、気合がこれまで以上に物凄いんですよ。「早くも燃え過ぎじゃない!?」ってくらいに熱く「うわぁ〜!」っとなっているんで、自分も自分ができることをできるだけ稽古場でやって、絶対に後悔はしたくないな、と。サスケとのシーンももちろん、今だからできることをたくさんトライして、本番で後悔のないようにしていきたいと思っています。

君沢 一昨年の「うずまきナルト物語」で、サスケとナルトが「なんでオレにそこまでこだわる…?」「友達だからだ!」って顔くっつきそうなくらいの距離で言うシーンがあって、僕はそこが本当に大好きで、サスケも……流司くん自身も「ここまで真っ直ぐに目を見て気持ちをぶつけてきてくれる人はなかなかいない」ってすごく喜んでたんですよ。きっと流司くんもそこから繋がる最後の戦い、楽しみにしてるんだろうなぁ。

中尾 (頷く)。

伊藤 サクラちゃんはサスケくんに対していろんな思いを抱き続けた8年間でしたけど、やっとサスケくんと一緒に肩を並べて戦っていられるってことがやっぱり嬉しいですし、ナルトとはまた違ったやり方、違った付き合い方でサスケくんを助けたいなってずっと思っていたので、それがいよいよ形になるのかなぁって思うとすごく楽しみです。

──今回、<イープラススペシャルデー>を10月10日に実施するのですが、この日はナルトの誕生日なんですよね。

中尾 そうなんです!

君沢 マジで!? ああ〜、それはすごい。

中尾 じゃあ……父ちゃんに言ってもらおう。「誕生日おめでとう」って。

伊藤 素敵!

君沢 いいねぇ〜。カーテンコール、楽しみだ。あとあれですよね、プラみちゃんポーズもあるんですよね もう、速攻で調べましたから!

伊藤 これですよね(ポーズ!)。

中尾・君沢 これこれ(ポーズ!) ※冒頭写真をご参照ください

──ありがとうございます。当日もよろしくお願いいたします!

中尾・君沢・伊藤 は〜い!

──では改めて劇場にいらっしゃるお客様へメッセージをいただけますか?

君沢 まずは<イープラススペシャルデー>で誕生日のアニバーサリーな公演ができること、ありがとうございます。僕も当日は客席から観たいくらいです……ハハハッ(笑)。そしてみなさん、そこに限らずどの回も、何度でも劇場に来ていただいて、ぜひ“その日だけ”の思い出を僕らと一緒に共有していただけたら幸せです。舞台でしか味わえないあの感覚を共に体験しましょう!

伊藤 完結編ということで、お客さまの期待も高まっていると思いますし、私たちもすごく思い入れの強い作品になると思いますし、見どころしかない舞台になると確信しています。どうぞ期待していてくださいね。

中尾 完結編とは言っていますが、まだこのライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」、観たことない方たくさんいらっしゃると思うんです。「『NARUTO』? 2.5次元舞台? よく知らないなぁ」という方も、ジャンルに興味はあるけれどまだ未体験の方も、ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」はその入り口としてもふさわしい、みんなに楽しんでもらえる作品だと僕は思ってるんです。こんなに舞台装置や演出が派手な舞台を俺は今まで観たことがないですし、“ライブ・スペクタクル”ですからね! 今回は客席降りなんかもできるんじゃないかなぁ。どうしたってみんなが熱くならざるを得ない完結編。絶対に損はさせないので、スペシャルデーに間に合う方は今すぐチケットを入手していただいて(笑)、ぜひ劇場でお会いしましょう。待ってます!

取材・文=横澤由香

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2023年10月8日(日)KAAT神奈川芸術劇場にて、ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』シリーズの完結編「忍の生きる道」が開幕する。この度、稽古レポートが届いたので紹介する。

2015年の初演より8年の時を経てついに完結する舞台『NARUTO』の物語。前作「忍界大戦、開戦」から続く今作では、激しさを増す第四次忍界大戦の中で全ての真実が解き明かされ、遂に、うずまきナルトとうちはサスケが、終末の谷で激突する。

『NARUTOカンパニーが一丸となって挑む最終章、どんな公演になるのか、楽しみにしよう。

※稽古レポートにはネタバレ要素が含まれるのでご注意ください。

 

オフィシャル稽古レポート

初日まで約1ヶ月となった9月初旬、稽古場には既に舞台セットが組み上がっている。
この日は、うずまきナルト率いる忍連合軍のもとに歴代の火影とうちはサスケ・大蛇丸が駆け付け、うちはマダラ・うちはオビトと戦うシーンの稽古が行われるとあって、稽古場には多くのキャストが集まっていた。

(C)岸本斉史 スコット/集英社 (C)ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」製作委員会 2023

(C)岸本斉史 スコット/集英社 (C)ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」製作委員会 2023

(C)岸本斉史 スコット/集英社 (C)ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」製作委員会 2023

(C)岸本斉史 スコット/集英社 (C)ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」製作委員会 2023

原作は、言わずと知れた岸本斉史作の大ヒットコミック『NARUTO-ナルト-』。『週刊少年ジャンプ』(集英社)に1999年から2014年まで15年間にわたって長期連載され、世界的に愛され続けている作品だ。
この日本を代表する漫画を舞台化したライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」シリーズでは、単行本で全72巻にも及ぶ原作の物語を、初演(少年編)、「暁の調べ」、「うずまきナルト物語」、「忍界大戦、開戦」と分割して2015年から上演してきた。
今作「忍の生きる道」はその最終章、これまでの争いの全てが決着する完結編である。

(C)岸本斉史 スコット/集英社 (C)ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」製作委員会 2023

(C)岸本斉史 スコット/集英社 (C)ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」製作委員会 2023

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稽古場では、8年にわたるシリーズの最終章を最高傑作に創り上げようとする演出の児玉明子と、キャスト・スタ
ッフのディスカッションが繰り返される。
およそ3時間という上演時間の中で、原作の単行本で64~72巻にあたる物語の全てを描き切ることは不可能だ。舞台で上演するにあたってどの要素をピックアップし、どのように見せるか、稽古が始まってからも脚本には日々調整が加えられ、より良い表現の追求が続く。

(C)岸本斉史 スコット/集英社 (C)ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」製作委員会 2023

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(C)岸本斉史 スコット/集英社 (C)ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」製作委員会 2023

シーンのミザンス(立ち位置や動き)付けに入る前にキャストが集まり、大きなモニターに映し出された映像を見つめる。ギミックが複雑であるため、装置の動きと各キャラクターの動きをシミュレーションした動画で確認しているのだ。特に今作では、瞬間移動を可能とする忍術の使い手が2人登場することもあり、舞台上での移動は複雑を極めている。映像だけに頼るのではなく演劇的手法を巧みに組み合わせる表現が、児玉の演出ならではの面白さだ。

 

“ライブ・スペクタクル”と冠される通り、舞台『NARUTO』では芝居やアクションの他に、忍術を表現するための様々なギミックや、映像技術、ビジュアルポイ等の道具を用い、更には歌や踊りも盛り込んで原作の世界を再現している。
稽古の中には、それらの要素を舞台上で実現するため必要な“検証”という作業もある。決められた音楽の拍数の中で移動が可能か、高さのある舞台セット上での戦いに危険がないか、加えて、映像とキャストの動きを合わせるための、ミリ単位、秒単位での緻密な調整も必要となる。検証と調整を繰り返し、徐々にシーンが作り上げられていく。一つのシーンが完成するまでに、気が遠くなるほどの細かい確認が行われるのだ。

(C)岸本斉史 スコット/集英社 (C)ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」製作委員会 2023

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しかし稽古場の雰囲気は明るく、キャストたちは緊張感を持ちつつもリラックスした表情で臨んでいる。
うずまきナルト役の中尾暢樹は2021年上演の「うずまきナルト物語」からの参加だが、2015年の初演からうちはサスケ役を演じる佐藤流司や、春野サクラ役の伊藤優衣、はたけカカシ役の君沢ユウキら、長く出演するキャストとも既に気心の知れた仲。中尾と同じく「うずまきナルト物語」から加わった波風ミナト役の北園 涼や、うちはオビト役の伊勢大貴も頼もしさを見せる。また、2019年の「暁の調べ」以来の出演となる大蛇丸役の悠未ひろの存在感や、昨年からうちはマダラ役として出演し強さを見せつける中村誠治郎、そして、完結編にして初出演となる“初代火影”千手柱間役の姜 暢雄ら、ベテラン勢もしっかりとカンパニーを支えている。キャストが“劇団NARUTO“と称するこのカンパニーでは、年齢や出演歴に関わらず、全員で助け合って作品を創り上げようという意識が強い。それはまるで、ナルトと仲間たちを結ぶ強い信頼関係のようだ。

(C)岸本斉史 スコット/集英社 (C)ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」製作委員会 2023

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(C)岸本斉史 スコット/集英社 (C)ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」製作委員会 2023

信頼関係はキャスト間のみならず、演出の児玉明子をはじめとするスタッフ陣とキャストの間にも揺るぎないものがある。この日の稽古では殺陣のシーンもいくつか行われたが、現役のスーツアクターとしても活躍する清家利一が手を付けると、阿吽の呼吸といった様子で伝達されていく。
稽古はスムーズに進むことばかりではなく、変更・調整の繰り返しなのだが、キャスト・スタッフが作品をより良くするために互いに提案し、頭を寄せ合う様子を何度も目の当たりにして、改めて本作に懸けるカンパニーの想いを強く感じ、胸が熱くなった。

かつての仲間、師弟、親子が再び出会い、長く続いた争いに決着を付け、絆を取り戻していく今作の物語。
『NARUTO』の面白さは、「忍者の少年が戦いながら夢に向かって成長していく物語」ということに留まらず、今この時代に生きる我々にも通ずる、人と人との繋がりを深く描いた部分にあると思う。

(C)岸本斉史 スコット/集英社 (C)ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」製作委員会 2023

(C)岸本斉史 スコット/集英社 (C)ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」製作委員会 2023

(C)岸本斉史 スコット/集英社 (C)ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」製作委員会 2023

(C)岸本斉史 スコット/集英社 (C)ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」製作委員会 2023

今作のタイトル「忍の生きる道」は、これまでの公演でも物語のラストに歌われてきた楽曲の曲名だ。
「忍び耐える者に一番大切なもの、それは才能じゃない、大切なのは諦めないこと。」
仲間を信じ、お互いに想いを託してきたライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』の集大成であるこの完結編が、どのように舞台上に描き出されるのか。全ての要素が完全に組み合わさり、映像や照明、様々な舞台効果が加わった時、劇場という空間に放たれる計り知れないエネルギーを想像すると身震いがするほどだ。

開幕まであと数週間、最後の最後までさらなる進化を目指す“劇団NARUTO”の「忍道」がどんな景色へと繋がっていくのか、しっかりと見届けたい。

(C)岸本斉史 スコット/集英社 (C)ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」製作委員会 2023

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(C)岸本斉史 スコット/集英社 (C)ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」製作委員会 2023

本公演は、10月11日(水)まで神奈川・ KAAT 神奈川芸術劇場〈ホール〉にて上演。その後、10月18日(水)~10月22日(日)兵庫・ AiiA 2.5 Theater Kobe、10月28日(土)~11月5日(日)東京・TOKYO DOME CITY HALLにて行われる。

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2024年1月6日(土)~21日(日)まで、東京・サンシャイン劇場、1月25日(木)~28日(日)大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて、少年社中 第42回公演『テンペスト』が上演されることが決定した。

『テンペスト』は、ウィリアム・シェイクスピア単独の執筆としては最後の作品と言われている。今回、その『テンペスト』をモチーフに、少年社中が4度目のシェイクスピア作品に挑む。

本作は25周年記念興行と銘打って上演してきた、6月公演『三人どころじゃない吉三』、9月公演『光画楼喜譚』につづく3作目。少年社中25周年記念興行のファイナルを飾る公演となる。

少年社中の主宰であり、本作の脚色・演出を務める毛利亘宏は「以前よりいつの日かこの演目に挑戦したいと思っておりました。この作品は、少年社中が新しい一歩を踏み出すための大きな挑戦になります。演劇のすべてを詰め込んだダイナミックでパワフルな作品を皆様に浴びて頂きたいという一心で、本作を作り上げていきます」と意気込みを語った。

25周年ファイナルを飾る“演劇を浴びる”ような、少年社中の魅力満載の『テンペスト』を楽しみにしよう。

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2023年10月シアタークリエにて上演する、ミュージカル『のだめカンタービレ』のメインビジュアル解禁&舞台のライブ配信が決定した。

『のだめカンタービレ』は、2001 年より、月刊「Kiss」(講談社)にて連載を開始すると瞬く間に大人気となり、2004年に第28回講談社漫画賞少女部門を受賞し、全13巻の新装版単行本ほかシリーズ累計発行部数は3900万部を超える爆発的ヒット。その後はコミックの枠にとどまらず世界中で愛されるコンテンツとしてあらゆるメディアミックスを展開、大ヒットを収めてきた。

今回、初のミュージカルとして東京・長野にて上演する。そして、のだめ役の上野樹里と千秋役の三浦宏規による本作のメインビジュアルが完成した。原作から抜け出たような2人の姿に、本公演への期待がますます高まる。

さらに、今回の公演グッズにおいて、特別に原作者・二ノ宮知子が描き下ろした「劇場の客席に座るのだめと千秋先輩」イラストのクリアファイルやアクリルスタンドなどが揃った。

原作者・二ノ宮知子 描き下ろしイラスト

原作者・二ノ宮知子 描き下ろしイラスト

また、シアタークリエ千穐楽の10月29日(日)13時公演をライブ配信することが決定。自宅や外出先でも作品を楽しむことができるので、豪華キャスト・スタッフがステージで奏でるハーモニーを見逃さないでおこう。

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2023年9月23日(土祝)紀伊國屋ホールにて、『燕のいる駅-ツバメノイルエキ-』が開幕した。初日には、囲み取材とプレスコールが行われ、出演者たちから稽古の手応えなどが語られた。

土田英生(MONO)が書いた戯曲を和田雅成主演で送る本公演。これまで繰り返し上演されてきた本作を、作者の土田が脚本をブラッシュアップし、演出も手がけて上演する。

『燕のいる駅-ツバメノイルエキ-』舞台写真

『燕のいる駅-ツバメノイルエキ-』舞台写真

1997年に京都で初演された本作は、普遍的なテーマ性が高く評価された名作。物語は、埋立地に位置する、テーマパークの最寄駅「日本村四番」が舞台。
駅員と売店の女、その友達、電車に乗り遅れた会社員らが集まっていた。
彼らは他愛もないやり取りを行いながら、穏やかな時間を過ごしていた。ただ、いつもと違うのは、一向に電車が来ないこと。他に人の気配がないことだった。
そして空には奇妙な現象が起きていた…。

この日のプレスコールでは、「日本村四番」に残された人々と駅員の高島啓治(和田)に、同じく駅員のローレンコ三郎(小沢道成)が「人がいた」と告げるシーンが公開された。公開されたシーンはわずか20分ほどだったが、何事にものんびりな高島、どこか的外れなローレンコ、弟を心配する下河辺友紀(高月彩良)、極度に人を怖がる挙動不審な佐々木芳美(久保田磨希)など、それぞれのキャラクターの個性がしっかりと感じられた。

他愛もないやり取りの中に、クスッと笑える会話も盛り込まれ、テンポよく物語が進んでいく。どこにでもありそうな日常を描いていながらも、漂う不穏な空気。果たして、彼らには何が起こっているのか。その行方に惹きつけられた。

囲み取材で和田は「無事にみんなで初日を迎えられます。千穐楽まで誰ひとり欠けることなく走り切ることを目標に頑張りたいと思います」と挨拶。今回は、高島というのんびり屋の駅員を演じる和田だが、「今でも覚えていますが、9月18日の通し稽古を終えた後に、土田さんが僕に『今日は紛れもなく高島だった』という言葉をくれたので、それで自信がつきました。こういう方向でブラッシュアップしていけば、舞台上でしっかりと高島として生きていけるんだなと思うので、毎日毎日、ブラッシュアップして高島を生きていければいいなと思います」と役作りについての思いも明かした。

一方、高月は「今日、ようやく大好きな作品を皆さまにお届けできるという喜びがあります。土田さんが作ってくださった暖かい空気の舞台を大切に演じていけたらと思います。楽しみです」と思いを寄せた。そして、高月は会話劇に出演するのが初めてだと言い、「一から学ぶことばかりで、日常的な会話が繰り返されているけれども、それを舞台上でどう見せればいいのかなどをたくさん土田さんにご指導いただき、頑張ってきました」と力を込めた。

佐々木芳美を演じる久保田は、「長く舞台をやらせていただいているのですが、罵声を浴びせない、心を折られない、追い込まれないという、穏やかな稽古場は初めてでした(笑)。それがなくても本番が迎えられるんだなと、衝撃が走る思いで初日を迎えています。稽古場の穏やかな空気がそのまま舞台に乗られることを奇跡のような思いでいます」と稽古場を振り返る。続けて、「芳美は、チラシにも人見知りな女性と書いてありますが、私自身は人見知らずでお馴染みなので、日々どう演じればいいのか考えておりました。 そうしたら、ステージに立つのが怖くなってしまって、上がってしまっているんです。今日のゲネプロも本番も、毎回、すごく怖いと思います。本当に不安ですが、その気持ちを役に乗せて演じられたらいいなと思っています」と役作りについても話した。

また、今回の上演にあたり、脚本を2023年版として大幅にブラッシュアップしたという土田。改めて、土田は「この作品は、25年くらい前の作品です。現代に向けて、今に合うようにと意識して書きました。それから、キャストの皆さんを想定して書き直したところもあるので、フィクションの世界の空気と俳優さんが舞台上で醸し出す空気がうまく調和しているのではないかと思います」と説明すると、「お客さんにもこの空気を一緒に体験していただきたいと心の底から思っています」と呼びかけた。

最後に和田は「どんなお客さまにも寄り添って、その日を頑張ることができる力になる作品だと思うので、土田さんの世界観をしっかりお届けできたらと思っています」と意気込み、取材を締めくくった。

『燕のいる駅-ツバメノイルエキ-』東京公演は10月8日(日)紀伊國屋ホールまで上演。その後、10月14日(土)大阪・松下 IMP ホールでも行う。また、アフタートークショー、カーテンコール撮影会も開催される。

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株式会社バンダイナムコピクチャーズは、オリジナルアニメ『TIGER & BUNNY 2』に登場するキャラクター、バーナビー・ブルックス Jr.の誕生日を記念したイベントを2023年10月22日(日)に千葉県、ホテルスプリングス幕張 スプリングスホールにて開催することを発表した。

出演は森田成一(バーナビー・ブルックス Jr. 役)、遊佐浩二(ユーリ・ペトロフ/ルナティック 役)、井上剛(キース・グッドマン/スカイハイ 役)が予定されている。

(C)BNP/T&B2 PARTNERS

(C)BNP/T&B2 PARTNERS

「TIGER & BUNNY」シリーズは2011年4月から9月まで全25話がテレビ放送され、2012年9月に劇場版第1弾『劇場版 TIGER & BUNNY -The Beginning-』、2014年2月に劇場版第2弾『劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising-』 が公開されたオリジナルアニメーションシリーズ。シリーズ開始から約10年の時を経て、待望の続編『TIGER & BUNNY 2』が、2022年4月よりNetflixにて世界独占配信スタート。2023年4月から9月にかけてNHK総合テレビで全25話が放送された。

チケットの先行抽選受付が開始されている。受付期間は10月1日(日)23:59まで。早めにチケットを入手しておきたい。
 

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10月4日(水)にオリジナルメンバーである岸田繁、佐藤征史、森信行の3人で制作した14枚目のオリジナルアルバム『感覚は道標』を発売し、10月8日(日)9日(月祝)には主催音楽イベント「京都音楽博覧会2023 in 梅小路公園」を初の二日間開催、10月13日(金)にはアルバム制作の模様を捉えたドキュメンタリー映画『くるりのえいが』を公開する、京都出身のロックバンド・くるり。

この度、『感覚は道標』に収録される先行配信中の「California coconuts」が、2023年9月25(月)より放映開始となる湖池屋「ピュアポテト」の新TVCM「ピュアポテト この男、ピュアにつき。篇」(塩/コンソメ)のCMソングとなったことが発表された。「California coconuts」は、近くにいる人も、遠くにいる人も、とてもだいじなんだ、ということを思いながら制作された温かみのある楽曲で、CM映像と合わせて、本CMの世界観を彩る。

今回放映される新TVCMでは、「ピュアポテト」の商品名に合わせた「この男、ピュアにつき。」のフレーズを元に、横浜流星演じるまっすぐで不器用な青年が、地元を離れ、東京でサラリーマンとして働く中で生まれる葛藤や悩みを描く。そして、じゃがいも農家を営む地元に戻り、変わらない故郷の風景や光石研演じる父親との会話、久しぶりに手伝う農作業、姪との再会から“ごまかさなくていいか”を自分に問い続ける。横浜流星曰く、「ピュアポテトを擬人化したような物語」という本CMは、ピュアで芯がありながらも葛藤する青年の姿を「ピュアポテト」に重ね、素材本来が持つ美味しさに真摯に向き合う商品の特長を表現している。

■岸田繁 (くるり)コメント

新しくなった湖池屋の「ピュアポテト」、素敵なドラマと音楽でご一緒できること、心より嬉しく思います。 失われていくもの、新しく芽生えるもの、この時代においても色々ありますが、変わらない美味しさと、 研ぎ澄まされたピュアさ、彩り豊かなテイストをくるりの音楽で包みました。 

 

 

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Vaundyの新曲「トドメの一撃 feat. Cory Wong」が、TVアニメ『SPY×FAMILY』Season2のエンディング主題歌に決定した。

今作「トドメの一撃」にギター参加したのはCory Wong。独創的でタイトなプレイスタイルで知られ、グラミー賞にもノミネートされるなど現代を代表する世界最高峰のギター・ヒーロー。今夏『FUJI ROCK FESTIVAL'23』に初出演し、同日出演した VaundyとCory Wongによる国境を超えたコラボレーション実現した。

TVアニメ『SPY×FAMILY』Season 2

TVアニメ『SPY×FAMILY』Season 2

TVアニメ『SPY×FAMILY』Season 2の初回放送は、10月7日(土)23:00よりテレビ東京系列ほかにて放送スタート。翌10月8日(日)0時より「トドメの一撃 feat. Cory Wong」が配信リリースとなる。

今主題歌発表に合わせ、「トドメの一撃 feat. Cory Wong」が一部使用されたアニメ本予告映像が、TOHO animation チャンネルにて先行公開された。

TVアニメ『SPY×FAMILY』Season 2

TVアニメ『SPY×FAMILY』Season 2

 

Vaundy コメント

〇エンディング主題歌を担当されると決まった時の感想を教えてください。
話題の作品なので、僕で大丈夫かな、と不安もありましたが楽しみも大きかったです。
声をかけていただき、光栄でした。

〇原作「SPY×FAMILY」を読んだ感想をお聞かせください。
エンディング主題歌のお話をいただいた時に、アニメーションを想像しながら改めて原作を読んだのですが、心地のいいテンポ感でどんどん読み進めてしまう作品だなと感じました。
説得力のあるストーリーラインとそれぞれの魅力があるキャラクター群に加え、コメディとシリアスのバランスがとてもいい作品で、一見平穏に見える日常に隠れてそれぞれの思惑が交差する様をどのように楽曲で表現するべきか、難しそうだな、、、とも思いました。

〇曲名や楽曲に込めた想いを教えてください。
この曲はヨルの心の葛藤をテーマに、”家族”の中で存在するヨルを肯定してあげたいと思って作った楽曲です。
失うものがないように見えるほど強い彼女ですが、結局家族を守るためのヨルでもいいんじゃないかなと。

〇アニメを楽しみにしている方にメッセージをお願いします。
みなさんと同じように、毎週の放送が待ちきれないです。
“トドメの一撃”と一緒に楽しんでください!

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2024年4月に東京・日生劇場、5月に大阪・梅田芸術劇場メインホールにて、ミュージカル『王様と私』が上演されることが決定した。

1951年にブロードウェイにて初演された、ミュージカル『王様と私』。
『オクラホマ!』『回転木馬』『南太平洋』『サウンド・オブ・ミュージック』などで知られる作詞・作曲の名コンビ、リチャード・ロジャース&オスカー・ハマースタイン二世の代表作としても名高い本作は、1952年第6回トニー賞作品賞、主演女優賞を含む5部門の栄冠に輝いた。その後、1985年、1996年のブロードウェイ再演においても大ヒットを博し、幅広い年代に愛され続ける不朽の名作ミュージカルだ。1956年にはブロードウェイ公演で王様を務めた名優ユル・ブリンナーが映画版でも同役を務め、第29回アカデミー賞において9部門ノミネート、主演男優賞を含む5部門で受賞。
日本では、1965年に東宝が日本初演を製作して以来、当代の名優たちによって演じ継がれている(1965年日本初演 王様:市川染五郎 ※現 二代目松本白鸚 アンナ:越路吹雪)。1990~1991年には日本初演で王様役を演じた九代目松本幸四郎(現 二代目松本白鸚)が王様役にてイギリスに招聘され、200回以上王様役を務めるという快挙も成し遂げた。
2015年にはニューヨークのリンカーン・センターでのリバイバル上演(王様:渡辺謙 アンナ:ケリー・オハラ)が好評を博し、第69回トニー賞9部門ノミネート、再演ミュージカル作品賞他4部門の栄冠に輝いた(同プロダクションは2019年に日本公演も上演)。東宝製作のプロダクションとして今作は、2000年1月の博多座公演(王様:髙嶋政宏 アンナ:一路真輝)以来約24年ぶりであり、日生劇場での公演は、1996年9月以来、28年ぶりの上演となる。

19世後半のシャム(現タイ)とイギリスというこれまでに交流のない異文化が衝突する中、互いの人間性に触れ、心を通わせ尊重していく姿、友愛の精神こそ、この作品の持つ普遍的なテーマであり、時代を超えて愛される作品である理由。それを、有名な「Shall We Dance?」をはじめ、愛に満ちたデュエットや美ししいバラードなど、素晴らしい名曲の数々とステージングがストーリーを盛り上げ、品格、エンターテインメント性と芸術性が融合された、まさに後世に語り継がれるべきミュージカル作品。

注目のキャストも発表された。
欧米の列強の干渉から国を守り、独立自尊と発展を目指す王様役には、圧倒的な存在感、色気とチャーミングな魅力、情熱あふれる演技力を併せ持ちミュージカル初出演となる北村一輝が主演を飾る。同じく主演のアンナ役には、元宝塚歌劇団花組トップスターで、退団後も力強い歌声と華麗な表現力で主演舞台が続く中、テレビほか映像においても活躍の場を広げる明日海りおを迎える。

(左から)北村一輝、明日海りお

(左から)北村一輝、明日海りお

そして演出は、数々の海外ミュージカルの演出から、演出・脚本・作詞を一手に任うオリジナルミュージカル、ショーやコンサートなど、幅広いシーンで活躍を続ける小林 香が担う。

世界的な名作の伝統と品格を受け継ぎつつ、多様な価値観に溢れる現代にふさわしい、新演出版の『王様と私』を楽しみにしよう。

【ものがたり】
1860年代のシャム(現タイ)。イギリス人将校の未亡人アンナ・レオノーウェンズ(明日海りお)が、はるばる王都バンコクまでやってくる。植民地化を図る欧米列強を憂い、国の近代化を図る王(北村一輝)は、国の将来を背負う子供たちに、西洋式の教育を受けさせるために、アンナを家庭教師として雇ったのだった。
シャムの専制君主とイギリス人家庭教師。人一倍頑固で誇り高い二人は、最初はことあるごとに対立をしていたが、お互いに先見の明を持ち、誠実な心を持っていることを知り、国籍や身分を超えて、人間としての信頼を深めてゆくのだった。
そんなある日、イギリスの特使がバンコクにやってくるとの急報がもたらされた。対応を誤れば、隣国のように植民地にされてしまうことを恐れる王様に対して、アンナは西洋式の晩さん会を開き、特使を歓待するように提案する。アンナの提案を受け入れた王の号令の下、国を挙げての準備が始まった。趣向を凝らしたもてなしは大成功に終わる。その夜、アンナは王にダンスのステップを教える。「シャル・ウィ・ダンス?」と、口ずさむアンナは王にダンスの手ほどきをするが、王は瞬く間にステップを習得し、二人は手を組み踊りだす。華麗なステップと音楽に乗せて、シャムの王様とイギリス人家庭教師が、心を通わせるひと時が流れる中…。

【王様役】北村一輝 コメント

ミュージカルの舞台は初めてとなり、出演を決めるギリギリまで悩み自問自答していました。
未だに大丈夫なのか? と正直、心配な気持ちもありますが、「挑戦して良かった!」と実感できるように精一杯務めたいと思います。
現時点ではトレーニングジムの回数をいつもより増やし、舞台に立つための体力づくりと、ボイストレーニングをコンスタントに続けている最中です。あとは禁煙ですね。
本作は時を超えて愛されている王道のミュージカルで、名ナンバーの「Shall We Dance?」のフレーズが記憶に残る名作です。
日本でのミュージカルの印象は、「歌中心」というイメージですが、本来は、お芝居の延長線上に歌唱があり、歌詞もセリフだと思っています。歴代、名優の方々に演じられてきた王様役ですが、自分なりのチャーミングで人間らしい王様を表現したいと思っています。
お客様には作品の素晴らしさを体感し楽しんで頂ければと思います。

【アンナ役】明日海りお コメント

ロジャース&ハマースタインの名作、クラシックミュージカルのど真ん中をゆく『王様と私』に出演させていただく事になり、身の引き締まる思いです。
ひとたび「Shall We Dance?」が流れてくれば、誰もが甘く華やかな気分になれる。あの名場面を、今回初共演の北村一輝さんとご一緒させていただけるのがとても楽しみです。
アンナは、ひょっとすると王様よりもたくましく、勇敢で、繊細に人を思い遣ることのできる愛の人。かつ、チャーミング!! そんな印象を持っています。
それが小林香さんの2024年版の演出、北村さんとのコンビネーション、カンパニーの呼吸でどのように変わっていくのか……。私自身も、壮大な冒険に出航するかのような恐れと、それを超えるときめきに包まれています。
2024年春、シャムの王国で皆様のお越しをお待ちしております!!

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中秋の名月のもと、雅楽からアイドルまで幅広い音楽を楽しむ『平安神宮 月音夜(つきおとよ)~京都名月コンサート2023』が9月28日から10月1日までの4日間、平安神宮(京都市左京区)大極殿前特設ステージで開かれる。出演する8組のアーティストに今年初めての開催となるコンサートへの思いを聞いた。

シンガー・ソングライターとして、ミュージカル俳優として活躍する中川晃教は今回初めて平安神宮のステージに立つ。「京都では2021年8月に今宮神社で奉納コンサートをさせていただきました。今回、平安神宮で歌わせていただけることに、特別な京都との縁を感じます」

今宮神社のコンサートでは名物の「あぶり餅」を食べたといい「ステージ前だったので、何よりも元気が出ました」と振り返る。

中秋の名月という特別な野外舞台について「月は見上げればそこにある。私たちを見守ってくれているように輝いており、さまざまな感動をくれたり、思いを届けてくれたり。だから共通のアイコンとして月というものはあると思うんです。1年で最も月がきれいなこの日にお客様にとってこの1日が思い出になるようなステージにしたい。今から想像を膨らませており、身が引き締まる思いでいます」と話す。

ステージの構成についてはピアノ、チェロ、パーカッション、ギターという編成を計画している。「ミュージカルの要素をどこまで入れるのか、ちょっと考えあぐねているんです。さまざまな音楽性、ジャズもポップスも洋楽も歌謡曲も、いろんな音楽が表現できるかなと思っています」。選曲についても「月にちなんだ歌は絶対に歌おうと思います。どこでもない、ここじゃないと巡り合えないという選曲になるんじゃないかな」と構想を練る。

月下のステージを意識し、和装の要素も生かした、キラッと輝く衣装で登場する予定だ。「僕のことを知っている方も、知らない方も楽しんでいただけるよう、誰もが知っている先人の素晴らしい名曲も、自分の楽曲も織り交ぜながら、特別なステージにしたい」と意気込む。


中川晃教(なかがわ・あきのり)
2001年に「I WILL GET YOUR KISS」でデビュー。第34回日本有線大賞新人賞を受賞。02年ミュージカル『モーツァルト!』の主演に抜擢され、初舞台で第57回文化庁芸術祭賞演劇部門新人賞、第10回読売演劇大賞優秀男優賞、杉村春子賞を受賞。近年では舞台、ミュージカル、ドラマ、コンサートと様々な分野に挑戦。

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2023年9月23日(土)自由劇場にて、演劇ユニット「unrato」の『三人姉妹』が開幕し、舞台写真とコメントが公開された。

   撮影=友澤綾乃

   撮影=友澤綾乃

   撮影=友澤綾乃

   撮影=友澤綾乃

『三人姉妹』は、チェーホフの4大戯曲のひとつで、モスクワでの華やかな生活に戻ることを夢見ながら、田舎の閉塞感に満ちた日常を送る3姉妹と、彼女たちをとりまく人々の姿を描いた作品。未来に向かって「生きていく」3姉妹を通して、コロナ禍を経た私たちが「生きていくこと」とは何かを問いかける。

近藤頌利    撮影=友澤綾乃

近藤頌利    撮影=友澤綾乃

   撮影=友澤綾乃

   撮影=友澤綾乃

出演は長女オーリガ役に保坂知寿、二女マーシャ役に霧矢大夢、三女イリーナ役に平体まひろ、チェブトゥイキン役にはラサール石井と、多彩な舞台で活躍する魅力的なキャストが揃った。

   撮影=友澤綾乃

   撮影=友澤綾乃

本公演は9月30日(土)まで上演。また、9月27日(水)18時30分公演はライブ配信も決定。アーカイブ配信も行われる。

【あらすじ】
将軍の娘としてモスクワで生まれたオーリガ、マーシャ、イリーナのプローゾロフ家の3姉妹は、父の赴任地で田舎暮らしをしながらモスクワへ帰ることを夢見ている。父が亡くなって1年、オーリガは教師として働き、マーシャは高校教師クル イギンの妻として物足らない日々を過ごしていた。イリーナの“名の日”、町に駐屯する軍人たちがプローゾロフ家に訪れる。
モスクワから赴任してきたヴェルシーニン、イリーナに恋するトゥーゼンバッハ、哲学を語るソリョーニ…。満たされぬ 想いを抱きながらも平穏だった3姉妹の日常は、男たちの登場と、唯一の男兄弟アンドレイとナターシャの結婚で、大きく変わり始める。

出演者コメント

■長女オーリガ / 保坂知寿

保坂知寿    撮影=友澤綾乃

保坂知寿    撮影=友澤綾乃

自由劇場は久しぶりです。この暖かい空間は、今回のオーソドックスなチェーホフの世界観や言葉にフィットすると思います。贅沢で、落ち着いて観られるお芝居、五感を使って味わっていただきたいです。人物の描き方や登場のし方な
ど戯曲も素晴らしいです。多面体の魅力があるので、お客様には登場する誰かに共感していただけると思います。
100年以上前の作品ですが、現代がより幸福な世界になっているかというと実は何も変わっていない。この先の100年
後はどう変わっているのか、私たちに問いかけられている気がします。

■二女マーシャ / 霧矢大夢

霧矢大夢    撮影=友澤綾乃

霧矢大夢    撮影=友澤綾乃

自由劇場の舞台に立つのは初めてです。空間がギュッと濃密で、まさに演劇のために作られた劇場ですね。衣裳やヘアメイクにも助けられながら、マーシャ像をふくらませていきたいです。どの人物にフォーカスを当ててご覧になるかで、お客様の印象も違ってくる作品だと思うので、皆様の感想も楽しみです。広田敦郎さんの新訳はわかりやすく、かつシックで大人の作品。せりふのキャッチボールを楽しみながら自分もしっかりドラマの中に入り込み、3姉妹の世界にお客様を巻き込んでいけたらと思っています。

■三女イリーナ / 平体まひろ

平体まひろ    撮影=友澤綾乃

平体まひろ    撮影=友澤綾乃

やっとお客様に観ていただくことができました。
難敵チェーホフに挑む道のりは簡単ではありませんが、積み上げてきた日々が確実にあったのだと感じた初日でした。
この先一週間、10ステのみの公演ですが、まだまだ毎回育てていけるよう、座組一同奮闘いたします。
沢山の方々にご覧いただけますように。

■チェブトゥイキン / ラサール石井

ラサール石井    撮影=友澤綾乃

ラサール石井    撮影=友澤綾乃

自由劇場の奥行きを活かした演出で、見た目にも面白い作品ではないかと思います。舞台面が広い割には客席はコンパクトで、お客様との距離が近くてやりやすいですね。100年以上前に書かれたチェーホフ作品ということで敷居が高いと思っていらっしゃる方も多いかもしれませんが、逆に何周か回って現代の作家が今を書いたものと遜色ない。今のお客様だからこそより深く、伝わる部分もあると思います。難しそうとあまり構えずに、自分たちを描いた現代劇だと思って観に来ていただければと思います。

■演出/大河内直子
またひとつ、新たな『三人姉妹』が生まれました。
16人の優れた俳優と、信頼のおけるスタッフによる競演をご覧ください。
自由劇場でチェーホフに出会ってくださることを願っています。

 

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中森明菜のベストアルバム『BEST II』が、12月20日(水)に再リリースされることがわかった。

『BEST II』は、1988年12月24日に発売された、中森のキャリア3枚目となるベストアルバム。14thシングル「DESIRE -情熱-」から、22ndシングル「I Missed "THE Shock"」までのシングル全10曲(シングルカセットとして発売された「ノンフィクション エクスタシー」含む)を収録し、週間チャート1位、1989年度年間アルバムチャート4位のヒットを記録した。

今回再リリースされるのは、BOX『BEST II COMPLETE BOX』(2CD+2LP+Cassette Tape) 、『BEST Ⅱ (+5)』(2CD)、『BEST Ⅱ』(2LP) の3形態。CD作品は、再発にあたり、アナログのラッカー盤にカッティングし、カートリッジ(レコード針)で再生した音をデジタル化した高音質「2023ラッカーマスターサウンド」を採用。史上初のオリジナル・カラオケ(2023 Remaster)付きでリリースされる。

中森明菜『BEST II』CD版ジャケット

中森明菜『BEST II』CD版ジャケット

CDにはボーナストラックとして、アルバム未収録「清教徒(アーミッシュ)」(18thシングル「BLONDE」カップリング曲)、「恋路」(19 thシングル「難破船」カップリング曲)、「薔薇一夜」(20thシングル「AL-MAUJ (アルマージ)」カップリング曲)、「小悪魔(ル・プアゾン)」(21stシングル「TATTOO」カップリング曲)、「BILITIS」(22 ndシングル「I MISSED "THE SHOCK"」カップリング曲)の、シングル・カップリング5曲が収録される(※LPやカセット・テープには、ボーナス・トラック2曲及びカラオケは未収録)。

それぞれのジャケット写真は、中森が異なるポーズをとったもの。高音質45回転2枚組LPは、カラーレコード仕様。BOXのみの封入特典として『BEST II』特典ポスター(B2サイズ)が折りたたみ仕様で復刻封入される。

中森明菜『BEST』ジャケット

中森明菜『BEST』ジャケット

また、同日に、中森のキャリア2枚目のベスト・アルバム『BEST』(2LP)がColor Vinyl(初回プレスとは異なる色)で完全生産限定再プレスされることも決まっている。

 

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