カネヨリマサル、胸が苦しくなる失恋ソング「君にさよなら」10/18リリース決定

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大阪発3ピースガールズロックバンド・カネヨリマサルが、最新曲「君にさよなら」を10月18日に配信リリースすることが発表された。カネヨリマサルの公式TikTok(@kaneyorimasaru_official)では、本日10月7日より楽曲の一部の先行配信がスタートした。

「君にさよなら」は、カネヨリマサルの真骨頂でもある“共感度100%”の恋愛ソング。心に刺さるまっすぐなリリックと、染みるようなメロディーが、切なく胸に響く楽曲。恋をした後、上書きしても一生忘れられない人を思い出して、ひとり孤独になる夜に、どうしようもなくひとりで苦しくなるときに、聴いてほしい一曲となっている。

10月18日(水)0:00からは、カネヨリマサル公式YouTubeチャンネルにてミュージックビデオのプレミア公開も決定。リマインダー登録をして公開を待とう。さらに、ミュージックビデオ公開直前の10月17日(火)23:45頃からは、バンド公式Instagram(@kaneyorimasaru)にてインスタライブも予定しているとのこと。ミュージックビデオ公開までのワクワクをメンバーと一緒に分かち合ってみてはいかがだろうか。

さらに、オリジナル・プレイリストカバーが貰えるApple Music / Spotifyの事前ライブラリ登録キャンペーンもスタートする。

本日、超満員の名古屋公演を皮切りに自身最大キャパのZepp Shinjukuを含む、全国7か所を回るツアーがスタート。勢いが増していく彼女たちの動向をお見逃しなく。

■ちとせみな(Vo. & Gt.)コメント

例えば季節が変わって、昔の恋人と一緒にいた日々を思い出したり。漫画や映画に触れた時、ありきたりな恋愛物なのに、自分と重ねて心に刺さって抜けなかったり。今はもうない恋や愛を、思い出したり忘れようとしてみたり。

心の中と対話して、今作「君にさよなら」を作りました。
一人の人と本気で向き合って、恋をして、楽しんで、すれ違って、噛み合わなくなって、誰のせいにも出来なくて、誰のアドバイスも効かなくて、ゆっくりと時間をかけて私の中で咀嚼して慰めた恋がありました。
そんな恋はきっと、沢山の人が今までもこれからも経験していくと思うし、ありきたりであっても、そんな経験をした"痛み"を持つ人の心の歌になったら良いなと思っています。

 

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10月8日(日)、KAAT神奈川芸術劇場 ホールにて、『ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」~忍の生きる道~』が開幕。あわせて、公演に先駆けて行われたゲネプロ時の舞台写真とコメントが到着している。

(C)岸本斉史 スコット/集英社 (C)ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」製作委員会

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『ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』~忍の生きる道~』は2015年に初演された『ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』』シリーズの完結編となる舞台。前作『忍界大戦、開戦』に続く本作では、“無限月読”を実現させようと十尾を復活させたうちはマダラ・うちはオビトと、彼らの計画を阻止するべく奮闘するうずまきナルトたち忍連合軍との戦い、そして、うずまきナルトとうちはサスケの最終決戦を描かれる。脚本・演出が児玉明子氏、音楽は和田俊輔とはるきねるが手がけている。

(C)岸本斉史 スコット/集英社 (C)ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」製作委員会

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キャストには、うずまきナルト役で中尾暢樹、うちはサスケ役で佐藤流司、春野サクラ役で伊藤優衣、はたけカカシ役で君沢ユウキ、綱手役で大湖せしる、日向ヒナタ役で星波、奈良シカマル役で池岡亮介、山中いの役で小嶋紗里、千手扉間役で河合龍之介、猿飛ヒルゼン役で塚田知紀、我愛羅役で納谷健、エー役で北村圭吾、キラービー役で小柳心、鬼灯水月役で前田隆太朗、香燐役で七木奏音、うちはオビト役で伊勢大貴、波風ミナト役で北園涼、大蛇丸役で悠未ひろ、うちはマダラ役で中村誠治郎、千手柱間役で姜暢雄ら名を連ねている。

(C)岸本斉史 スコット/集英社 (C)ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」製作委員会

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キャストの中尾暢樹、佐藤流司からのコメントは以下のとおり。

 

中尾暢樹(うずまきナルト 役)

2021年から3年間うずまきナルト役を演じてきて、周りの皆さんへの信頼や作品への理解が、当初よりもずっと深くなりました。今日初日を迎えるにあたって、早くこの「NARUTO」の世界をお客様に観ていただきたい、という楽しみな気持ちが、昨年、一昨年よりも一段と上がっています。

ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」は、2.5次元作品というジャンルの中でも沢山の工夫を凝らし、映像やギミックも多用して「NARUTO」の世界を舞台上にリアルに出現させようと皆で頑張っています。

シリーズが8年続いてきて、本当に今回が最後です!

必ず、最高の舞台にします!是非、楽しんでいただけると嬉しいです。

 

佐藤流司(うちはサスケ 役)

ひと月半の稽古を終え、本日無事に、ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」~忍の生きる道~の初日を迎えました。ナルト役の暢樹も前に同じことを言っていたのですが、自分自身、体力の限界を超えて、お客様に感動やパワーを与えられるような公演にしたいと思っております。

8 年間の集大成をお見せできるよう、カンパニー一同、怪我なく最後まで駆け抜けてまいりますので、是非、見守っていただけますと幸いです。

『ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」~忍の生きる道~』のチケットは、各公演の開演時間までプレイガイドにて発売中。

(C)岸本斉史 スコット/集英社
(C)ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」製作委員会

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WOWOWにて、劇作家・演出家の加藤拓也の書き下ろしの新作『いつぞやは』を12月に放送・配信することが決定した。

近年、手掛けた作品への称賛が続く加藤。2022年はNHKのドラマ『きれいのくに』で第10回市川森一脚本賞を受賞し、2023年には、主宰する劇団た組で上演した『ドードーが落下する』で演劇界の芥川賞ともいわれる第67回岸田國士戯曲賞を受賞、そして、舞台『もはやしずか』、『ザ・ウェルキン』の功績で第30回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞するなど注目度が高まっている。

その加藤が作・演出し、平原テツ、橋本淳、鈴木杏、夏帆、今井隆文、豊田エリーの出演で話題をさらった本作。

撮影:宮川舞子

撮影:宮川舞子

物語の発端は若くしてがんを患った友人との過去のSNSのやりとり。亡くなった後も消せないリアルな会話をどう扱うのか、“死”を扱う話でありながらも重くならず、しかし自分だったらどうするのだろう、と観る者の心をざわつかせ続ける加藤の鮮やかな作劇と演出は、今まさに観るべき作品。新世代をリードする29歳の劇作家・演出家の新作舞台を見逃さないでおこう。

撮影:宮川舞子

撮影:宮川舞子

 
【ストーリー】
劇団活動をしている松坂(橋本淳)が、ある男の思い出を語っている。それは、かつて劇団仲間だった一戸(平原テツ)の物語だ。数年前、ふらりと松坂の芝居を観にやって来た一戸は、健康上の理由から故郷の青森に帰ることにしたと言う。淡々と語られる一戸の近況報告をきっかけに、昔の劇団仲間が集まることになった。その仲間、坂本(今井隆文)、小久保(夏帆)、大泉(豊田エリー)たちは、それぞれの悩みや現実を抱えながらそれぞれの人生を歩んでいる。今も演劇を続ける者、演劇からは離れている者。そして、故郷に帰った一戸は、シングルマザーとなっていた同級生の真奈美(鈴木杏)と再会し……。

作・演出の加藤拓也 コメント

ある男が余命宣告をされてから、亡くなるまでのストーリーに、笑えるところや、優しく感じられるところとはまた別に、もうひとつ、選択して描かれていない部分というのも、ぜひ見てもらえるといいなという風に思っています。

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2023年12月4日(月)紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて『きょんとちば Vol.4-マイノリ60sへの道-』が上演されることが決定した。

落語界屈指の人気を誇る実力派・柳家喬太郎と女優・劇作家・演出家として活躍中の千葉雅子による二人会「きょんとちば」シリーズの第4回目となる今回は、来年2024年秋に上演される『マイノリ60s』への布石となる公演。

2024年秋に上演予定の『マイノリ60s』は、2011年に千葉が喬太郎に描き下ろした新作落語『マイノリ』のその後を新作落語として上演するもの。「年齢が重なると、オセロの駒がひっくり返るように、物事の感じ方が変わるのを経験してきました。嫌いが好きになったり、善が悪に見えたりです。でも、60歳になって、何事も面白くて定まらないものなのだ、と大らかな無常を感じています。だから今『マイノリ』を、60歳の目線で、永遠と思えた青春や純粋さを捉え直して書いてみたいと思っています」という千葉の熱い思いを来年に繋ぐために、今回、「マイノリ60sに続く道」という会が企画されたという。

今年還暦を迎える喬太郎へのリクエストは、「60代になった喬太郎師匠による、青春や純粋さや恋などが題材となった噺」。喬太郎が持ちネタからどんな演目を選ぶのか。また、路上パフォーマンスをしている喬太郎師匠の昔の写真をモチーフにした短編芝居を、千葉と猫のホテルのメンバーである佐藤真弓、村上航が朗読劇として演じる。

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2023年10月7日(土)ニッショーホール(旧ヤクルトホール)にて、NIKKATSU×LEGENDSTAGE CINEMATIC STAGE『危いことなら銭になる』が開幕した。

昨年創立110周年を迎えた“日活“と、上質なエンターテインメントステージを追求する”レジェンドステージ“がタッグを組み、昭和を彩った名作映画を令和に演劇として蘇らせるプロジェクト『シネマティックステージ』第一弾として上演される本作。主演に室龍太、ヒロインに中島愛、ほか、今江大地、青柳尊哉、竹内夢、黒木文貴、五十嵐啓輔、松木わかは、小笠原健、芹沢重助らが揃い、ろくでなしな男たちが贋札作りで一儲けを企むギャング団と対決するコメディアクションを完全オリジナルリメイクでおくる。

本作の舞台写真ならびに出演者コメントが到着した。

室 龍太

ついにヤバイ作品が世に放たれます!
舞台「危いことなら銭になる」タイトル通りヤバイ世界観にヤバイキャラクターだらけです。
1 度見たら、また見たくなる!そんな作品ですので是非とも劇場に来られる方はお楽しみに。
まだ見に来られる予定がない方はお時間ありましたら劇場でお待ちしております!
キャストさん、スタッフさん、カンパニーが怪我なく誰 1 人欠けることなく最後まで突っ走りたいと思います。
以上、近藤錠次役の室龍太でした!

中島 愛

舞台に出演させていただくのは 2 回目、しかも 15 年ぶりだったので、右も左もわからない手探りの状態で飛び込みました。稽古も毎日すべてが新鮮で、周りの皆さまにアドバイスをいただきながらチャレンジを続けてきた一ヶ月間だったので、ついに幕が上がるのかと思うと感慨深いです。
様々な要素を含みながらテンポ良く進んでいくアクションコメディの中で、坂本雅という人間の魅力やメッセージをいかに伝えられるか。本番を前にしてとても緊張していますが、楽しみという気持ちのほうが強いです。毎公演、全力で頑張っていきたいと思います。

今江大地

皆さんにご報告です。
『危いことなら銭になる』で、土方哲三として出演します今江大地です。
とてもわくわくしています。
この舞台は、アクションとコメディが見どころです。かっこいいシーンも沢山あり、詰め込みすぎじゃない?と思うほどの魅力があります。
日活映画とレジェンドステージのコラボ作品、第 1 弾目です。キャスト・スタッフ、関係者の方々のやる気に満ちた作品です。
是非、観に来てください。

青柳尊哉

稽古の初日を思い返すと、随分遠くまで来たなと。そして大量の汗と笑顔に包まれた稽古場であったなと。
ジェットコースターエンターテインメントとなっております。舞台上を駆け回る出演者の一挙手一投足をどうぞお見逃しなく。
ご来場のお客様と共にこの作品を笑いながら完成させられる事を楽しみにしています!

竹内 夢

いよいよ、舞台「危いことなら銭になる」が開幕します!
原作映画のいい部分を沢山残しながらも、舞台オリジナルに生まれ変わったヤバゼニ。
笑いながら見られる、心温まる作品です!!
私が演じる秋山とも子は、30 個以上の習い事をこなしてきた万能人間です。
舞台で表現しなければならないことが多く、特にアクションシーンは、殺陣師の渥美先生に沢山ご指導いただきました。
皆さんのアクションシーンもとても素敵で、緊迫感のあるかっこいいアクションが見られるので、それも合わせて楽しみにしていてください。
ご来場をお待ちしております。

舞台写真

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舞台『My Boy Jack』(マイ・ボーイ・ジャック)が、2023年10月7日(土)に東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで開幕した。 

本作は、『ジャングル・ブック』などで知られるノーベル文学賞受賞作家、ラドヤード・キプリングが、第一次世界大戦中に書いた詩。第一次世界大戦下で、健康な体があるなら戦地に行くべしと声高に理想を語り、酷い近視ゆえに軍の規則で入隊出来ない息子・ジョン(ジャック)を、人脈をつかって軍にねじ込む父・ラドヤード。 イギリス国内で作家としても名を知られ、戦時中であるからこその愛国心や価値観を持つ“堅物”の父親ながら、息子への愛情を持つラドヤードに対し、不安を押し殺しながら無償の愛を注ぐ母・キャリーと弟を大切に思う姉・エルシーの葛藤、それらを感じながらもハンデがあるにも関わらず、必死に努力し将校になった息子・ジョンが抱くさまざまな思いなど、時代や環境によって変わる価値観のなかで、変わることのない家族の関係や愛情を描いている。そして、西部戦線へと出征したジョンが行方不明になったことを知った3人が抱くやり場のない憤りや嘆きを通じて、戦争について、家族について改めて考えるきっかけになるような作品だ。演出は上村聡史、出演には、眞島秀和、倉科カナ、前田旺志郎、夏子ら実力派俳優が揃った。 

公演初日を迎えるにあたり、眞島秀和、倉科カナ、前田旺志郎、夏子よりコメントが到着した。

眞島秀和 コメント

「My Boy Jack」は、一つの家族の物語です。時間を経て日々変化していく家族を垣間見ることができる作品になっていて、それは演劇や映画が持つ魅力だと思っています。僕が演じるラドヤードは、早くに長女を亡くし、劇中では戦争で息子を失います。作品の難易度の高さから、最初は固い人物だと思っていたラドヤードですが、稽古を重ねていく中で、抗えないものがあったり、家族に対する愛情が深い父親なのだと感じ、実はとてもシンプルな話なのだと気づきました。 本番を迎えて、父親として、妻や子供たちに対する愛情の持ち方は、回を終えていくごとに深くなっていくのだと思います。充実した稽古を経て、この作品の魅力をお客様に届けられる段階になり、あとは毎ステージを真剣勝負で重ねていくだけです。かなり見応えのある舞台なので、お楽しみ頂ければと思います。

倉科カナ コメント

難易度が高く、理論的な戯曲なので、立体的にすることの難しさを感じましたし、国や価値観が異なる中で、私にとって初めての母の役。大きな子供を戦争に送り出す女性が想像できなくて、上村さんに託した部分も大きかったです。ラドヤードは、戦争や名誉、栄光など、目に見えない漠然としたものを言葉にして、国も家族のように捉えている人。戦争が始まってもいない時期に、世間体を気にしてジョンを入隊させようとしますが、失うことの痛みをあまり理解していません。 私が演じるキャリーは、人の痛みといった感覚に訴えることが多く、葛藤していたものが突然出てきたり、感情があちこちに行く女性です。家族の捉え方が異なり、対極の価値観を持つ2人のやりとりは魅力的で、お客様にどのように伝わるのか興味があります。いまの時代にこの戯曲を上演する意義を感じて、キャスト、スタッフ一同、精魂を込めて作ったので、まずは楽しんで頂いて。観終わった後にどう感じたか、感想をお待ちしています。

前田旺志郎 コメント

この作品にとって、“戦争”は重要なテーマですが、僕のなかで一番大きいのは“家族”です。ずっと一緒にいるようで、なんでも素直に言えるかといえばそうではない。一番近くにいる存在でも、すごく遠い部分もある。それが家族だと「My Boy Jack」を通して感じています。稽古前、ジョンは父親に対して反発心を抱いているのでは?と思っていましたが、ラドヤードのことは嫌いではないし、リスペクトも持っていて、フランクに話しができる。 一見、仲がよさそうな普通の家族ですが、心の奥底で「これは本当の自分じゃない」とジョンは思っているんです。ただ、自分が理想とするものが本当のこととも限らないですし、そんな複雑さを持っているキャラクターなので、僕の中でも正解が見つかっていません。すごく難しいけれど、面白い部分だと思っています。キプリング家の4人と、ご自身の家族と重ね合わせて考える瞬間があれば、ジョンを演じている僕としては、とても嬉しいです。

夏子 コメント

イギリスのウィットに富んだ会話やセリフの応酬など、舞台ならではの魅力が詰まっていて、観る方によって視点が変わる作品です。劇中で描かれているのは、普遍的でどの家庭にも起こりうる出来事。家族を愛しているからこそ、エルシーは両親やジョンにストレートな物言いで接します。家庭環境に翻弄される部分はジョンと同じですが、自らの人生を歩む力を持っている人だと思います。上村さんは、濃縮還元のように大切なことが詰まった演出をしてくださるので、稽古初日からここまであっという間でした。初めて劇場に入った時に、真っ黒な板の上に少ない小道具、役者としては試されるような気持ちにもなりましたが、芝居に没頭して観劇して頂ける空間になっていると思います。ぜひ劇場で、生でご覧ください。

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1964年に出版されて以来、世界的なベストセラーとなっているロアルド・ダールの児童文学『チョコレート工場の秘密』。 自分の工場で世界中の子供達に愛されるお菓子を作っているウィリー・ウォンカ。製作工程は秘密だったが、ある日、世界中で販売されるチョコレートのうち5枚だけに“ゴールデンチケット”を入れることが発表され、工場に招待された5人の子供達とその家族が信じられないような体験をする、ユーモアに満ちたファンタジーだ。1971年と2005年に映画化もされ、2013年にはイギリス・ウエストエンドでミュージカル版の初演も行われ2017年1月までロングラン上演された。

日本初演となるミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』でウィリー・ウォンカを演じるのは堂本光一。翻訳と演出はウォーリー木下、訳詞は森雪之丞が務める。実力派クリエィティブスタッフとキャスト陣が集結し、万全の体制のもと、“世界一カラフルでかっこよくてオシャレ”と胸を張ることができる作品が完成した。

初日を前に行われた会見には、堂本光一観月ありさ森公美子鈴木ほのか芋洗坂係長岸祐二彩吹真央小堺一機、トリプルキャストでチャーリーを演じる小野桜介チョウ シ涌澤昊生、ゴールデンチケットを手に入れた子供たちをWキャストで演じる黒岩竜乃介・後藤レイサ舞咲碧音・三宅りむ歌田雛芽・土井祐杏貴鈴木弥人・中野晴太が登壇した。

――まずは初日に向けての意気込みを教えてください。

堂本光一:あと1ヶ月稽古したいです(笑)。2ヶ月の稽古期間があっという間でした。ただ、世界中で上演されているミュージカル版ですが、世界一の出来だと思います。

観月ありさ:稽古を見ていても本当に楽しいです。舞台装置も歌も衣装もとてもメルヘンで素敵なのでぜひ楽しんでください。

森公美子:よく見ないとわかりませんが、私たちの衣装の柄はベーコン。他にもプレッツェルやタコさんウインナーがついていて可愛いので、ポスターやプログラムで細かい部分まで見てほしいですね。

鈴木ほのか:こんなに楽しくてワクワクドキドキするファンタジーは初めてです。ウィットに富んだウォンカに魅了されながら、子供心を取り戻して楽しんでください。

芋洗坂係長:満を持してこの体型を作ってまいりました。オーガスタスくんに負けないように……。

堂本:え、芋さんそれリアルなの!?

芋洗坂:自腹です! この衣装に見合う体型を作ってきました。娘のバイオレットも非常にいい仕上がり。No.1を目指すキャラクターなので、舞台の中でもNo. 1と言い続けて楽しい舞台を作りたいです。

岸祐二:ウォーリーさんや我々がやらなければいけないことはまだまだありますが、全部上手く行ったらすごいミラクルが起きる作品だと思います。魅力ある子供達の成長も見てほしいですし、(堂本が)帝劇の王子様から王様になり、今回は魔術師になると思います。楽しみにしていてください。

彩吹真央:明るいメンバーが揃っていますし、楽しい作品だと想像されると思いますが、シーンによってはシビアでちょっと残酷に見えるところもあります。でも、それが教育にいい部分じゃないかと思うので子供達にも見てほしいですね。

小堺一機:座長も言う通りもう少し稽古したかったですが、映画や原作でこの作品を知っている方も1回は「わあ!」と思わず声が出てしまうような作品に仕上がっていると思います。チャーリーをはじめ、子役のみんなもそれぞれ違うキャラクターを作り上げているので、ぜひ楽しんでほしいですね。

小野桜介:8月から今日まで稽古を頑張ってきました。今年1番の作品になるように頑張ります。

チョウ シ:明日もう初日で少し緊張していますが、すごく楽しくてきれいな作品になっています。僕も頑張りたいですし、皆さんにも楽しんでいただけたらと思います。

涌澤昊生:オリックスが優勝し、日本シリーズに向けて頑張っているので、僕もチャーリーを頑張ります。応援してください!

――皆さんへのメッセージをお願いします。

堂本:2ヶ月の稽古を経て、素晴らしい作品が生まれようとしています。公演を重ねてさらに良くなっていくと思うので、お客様と一緒に旅をして素晴らしい時間を共有したいですね。トリプルやWキャストだと会う機会が減ってちょっと寂しいけど、みんなと一緒に作ってきたものを皆さんにお届けできるのが嬉しいです。ぜひ楽しみにしていてください。

>(NEXT)ゲネプロレポート&写真をお届け

 

<STORY>
チャーリー・バケットは心優しい男の子。働き者の母親(観月ありさ)やジョーじいちゃん(小堺一機)たちと手を取り合ってささやかに暮らしているチャーリーの唯一の楽しみは、誕生日に「ウォンカのとびきり最高めちゃうまチョコ」を買ってもらうこと。一方、人間不信に陥って自らの工場に閉じこもっているウィリー・ウォンカ(堂本光一)は、ある計画を進めていた。
ある日、今まで謎に包まれていたウォンカの工場が公開されるというニュースが世界中を駆け巡る。世界中で販売されるチョコレートのうち5枚だけに、工場見学に参加する権利を得られるゴールデンチケットが入っているという情報に、世界中でウォンカフィーバーが巻き起こる。チャーリーも飛び上がらんばかりに喜ぶが、チョコレートを買うお金はない。次々とチケットの当選者が発表され、あきらめかけた時、チャーリーに奇跡が訪れる。
5人の当選者の運命、そしてウォンカの目的とは――。

ゲネプロでは、チャーリーを小野桜介と涌澤昊生、グループ夫人を森公美子、オーガスタスを黒岩竜乃介、ベルーカを舞咲碧音、バイオレットを歌田雛芽、マイクを中野晴太が演じた。

原作や映画とはまた少し違うストーリーやキャラクターになっており、元々のファンも新鮮に楽しめるだろう本作。特に、ウォンカとチャーリーの関係性がより深まっており、2人のお菓子に対する愛や情熱がひしひしと伝わってくる。

堂本は、天才的な菓子職人らしいカリスマ性と子供っぽさを兼ね備えた、人間味あるウォンカ像を作り上げている。ユーモラスな言動とふとした時に見せる聡明さのギャップ、ブラックユーモアを交えたセリフの軽やかさ、怪しく威厳のある曲からチャーミングな曲まで幅の広いパフォーマンスに惹きつけられた。

チャーリーは一幕では小野、二幕は涌澤が担当した。小野は家族思いでチョコレートへの愛情が爆発しているチャーリーを健気で可愛らしく表現。堂本との掛け合いや母・祖父母とのやりとりも和やかで、幸せになってほしいと思わせる愛らしい少年を演じている。 涌澤は子供らしい好奇心を持って工場見学をするチャーリーのワクワクと少しの不安をしっかり見せる。周りの子供たちを案じながらもウォンカを信頼し、チョコレート工場の秘密に目を輝かせるまっすぐな姿が魅力的だ。

チャーリーを見守る母・バケット夫人役の観月は、家族の温かさや日常といったシーンをしっかり支える。チャーリーを心配しつつ、息子の夢や思いも大切にする愛情深さに心を掴まれた。ウォンカの工場で働いていたことがあるジョーじいちゃん役の小堺は、時折アドリブも交えながら愛嬌のある祖父を好演。保護者らしい優しさと少年の心を忘れないお茶目さを持ち、不思議な工場を冒険する相棒としてチャーリーに寄り添ってくれる。

ゴールデンチケットを当てた子供たちと保護者も魅力的だ。森は息子を溺愛して甘やかす母親をユーモアたっぷりに演じ、黒岩は肥満時のオーガスタスを憎めない少年として描き出す。舞咲は高飛車でワガママなべルーカを愛らしく見せ、岸は娘に振り回される父親を情けなくも愛嬌のある人物として表現。ヒステリックな娘に困りながらも甘えられると勝てない父親の構図に笑ってしまう。

ベルーカとは方向性の違う勝気さを持つバイオレットをポップでキュートに演じる歌田と、娘に負けず劣らず自信家な父を好演する芋洗坂は、「なんでも1番がいい」という価値観はそのままに、より現代らしい価値観やテンションのキャラクターに仕上げている。中野はコンピューターオタクのマイクを憎たらしくも可愛く作り上げ、彩吹はそんな息子以上にエキセントリックな母を演じて強い印象を残した。

また、本作の大きな魅力が細やかに作り込まれた舞台美術や華やかで可愛らしい衣装・ヘアメイク、作品の世界を深める照明や映像。原作や映画に触れたことがある方ならご存知の通り、ウォンカの工場にはたくさんの奇妙な部屋があり、夢のような方法でお菓子が作られている。増田セバスチャンによるアートディレクションをはじめとする個性と魅力あふれるクリエイティブ、役者の身体表現をはじめとする生のよさと映像効果などを組み合わせたウォーリー木下らしい演出によって舞台ならではの工夫が盛り込まれ、驚きと楽しさに満ちた魔法のようなできごとが次々に展開されている。この次は何が起きるのだろうとワクワクし、チャーリーたちと一緒に工場を見学しているような気分になることができた。中には「この場面のためにこれだけのセットを?」と驚かされるものも。カラフルで豪華なセットや丁寧に作りこまれた衣装、キャラクターらしさを底上げするヘアメイクなど、細かな部分まで見逃せない。

もちろん、ミュージカルなだけあってキャッチーで多彩な楽曲も見どころだ。 チケットを当てた子供たちの紹介曲では、ヨーデル風の曲と食いしん坊っぷりを強調したダンスが楽しいグループ親子、ロシアのバレエ音楽を思わせる品のある楽曲と裏腹な歌詞がユーモラスなソルト親子、ファンキーでパワフルなパフォーマンスで惹きつけるボーレガード親子、行進曲を思わせる壮大さとデジタル感のギャップが印象的なティービー親子と、出身国やキャラクターに合わせた個性的なパフォーマンスで魅せてくれる。

本作のマスコット的存在であるウンパ・ルンパが披露するちょっぴりブラックでとびきりポップな楽曲は、原作にも多数登場する言葉遊びが落とし込まれていたり、一緒に踊りたくなるような振り付けがあったりと楽しさ満点。ウォンカやバケット夫人が歌うロマンティックな楽曲など、じっくり聴きたくなる美しいナンバーも多く、メリハリがついていて飽きさせない。

シーンに合わせて街の人々やウンパ・ルンパらを演じ、華やかさやリアリティを生み出すアンサンブルキャストの活躍も見応え十分だ。 プリンシパル・アンサンブルともにステージ上のあちこちで個性を発揮しているため、見るたびに毎回新たな発見ができるのではないだろうか。

不思議で魅力的なチョコレート工場へと誘ってくれる本作は10月9日(月・祝)より帝国劇場で開幕。2024年1月には福岡・博多座、1月・2月には大阪フェスティバルホールにて上演される。

取材・文・撮影=吉田沙奈

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AIが、10月7日(土)の神奈川・横須賀芸術劇場公演を皮切りに『AI“RESPECT ALL“TOUR』をスタートさせた。

撮影=田中聖太郎

撮影=田中聖太郎

同ツアーは、AIが最新アルバム『RESPECT ALL』を携え、2024年3月まで全国33公演を回るツアー。オープニングで壮大なサウンドの中から登場したAIは、会場に響きわたる拍手の中、今年5月にリリースされた「リスペクト」から華々しくライブがスタートさせる。AIと一緒に会場を盛り上げるのは、オーディションで選ばれた各地を代表する14名のスーパーキッズダンサーたち。オーディションは、「次世代の子供たちにチャンスをあげたい」というAIの想いからスタートし、SNSを通して、約半年に及ぶオーディションを経て、2,000名を超える応募の中から選りすぐりの精鋭100名が全国各地から選出された。各地の会場でもオーディションを勝ち抜いたスーパーキッズダンサーが、AIと共にパフォーマンスする予定だ。AIは、スーパーキッズダンサーたちとのパフォーマンスを終え、その勢いのまま「MORIAGARO」で畳みかけるように会場を盛り上げた後、MCで「今日、来てくれて本当にありがとう!嬉しすぎる!」と会場満員のファンの皆さんに感謝を伝えた。

撮影=田中聖太郎

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MCの後には、MXテレビで放送中の『きっかけTV』の企画に応募してきた男性のサプライズでのプロポーズをAIが応援する企画がスタート。応募してきた島崎海成さんは、6月にプロポーズをしていたものの、緊張しすぎて思いをしっかり伝えることができず、改めて彼女への気持ちを伝いたいという。AIにステージ上に呼び込まれ、島崎さんは彼女の根本凛々さんに改めて彼女への想いを伝え、新たなカップルが誕生した。AIも2人のこれからの人生を応援するメッセージを伝え、2人のために「Start Again」を熱唱した。

撮影=田中聖太郎

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ライブ中盤にはバラードを中心とした選曲が続き、AIは代表曲の「Story」「アルデバラン」を熱唱。聴く人すべてを虜にするAIの真骨頂である歌声で、会場を魅了した。そして、ライブ終盤には、アルバム『RESPECT ALL』からの新曲「WORLD DANCE」を初披露し、ライブ本編を華々しく締めくくった。

撮影=田中聖太郎

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会場中に響きわたるアンコールの歓声に応え、AIが再び登場。ここで、AIは自身が「キットカット史上最高」篇TVCMで歌唱しているクイーンの「We Are The Champions」カバーをファンの前で初めて披露。会場は、大歓声に包まれた。なお、AIの全国ツアーを皮切りに「キットカット」日本発売50周年企画の一つとして、全国50万個無料サンプリングが実施されるとのこと。

撮影=田中聖太郎

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『AI“RESPECT ALL“TOUR』は、ツアーファイナルの2024年3月24日(日)の東京・国際フォーラムホールAまで全国33公演で、約8万人を動員する見込みだ。

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