[Alexandros]、『ALEATORIC TOMATO Tour 2021』Zepp Osaka Bayside公演のライブ全編&アフターパーティーを配信

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現在、ツアー『ALEATORIC TOMATO Tour 2021』を敢行中の [Alexandros]が、7月31日(土)に開催する本ツアーZepp Osaka Bayside公演のライブ全編と、FC会員限定で視聴できるアフターパーティーの模様を有料生配信することが決定した。

さらにライブ本編の一部をYouTubeにて無料生配信することも発表された。有料チケットの受付は7月24日(土)21時より販売開始される。詳しくはイープラスの[Alexandros]ページをチェック。

今後、[Alexandros]は7月28日にLIVE Blu-ray&DVD『“Where's My Yoyogi?”at Makuhari & Documentary』をリリース、10月には横浜アリーナと日本武道館にてライブを開催する。

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銀座ロフトとイラストレーター・Chocomoo(チョコムー)のコラボカフェ『Welcome cafe by.Chocomoo』が、2021年7月20日(火)から8月9日(月・振)まで、1階のカフェスペース・LOFT FOODLAB(ロフトフードラボ)にて開催される。

Chocomoo

Chocomoo

会場では、Chocomoo考案のオリジナルドリンクやパフェを提供するほか、描き下ろしデザインのコースターやオリジナルキャラクター「DON’T TOUCH君」の巨大オブジェも登場。さらに、同館6階では、Tシャツやトートバッグ、抱きクッションなど約100種類のグッズ販売や、作品展示も行われる。

ドリンク

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パフェ

パフェ

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豊永利行・江口拓也・土岐隼一・武内駿輔が出演したアニメ『TSUKIPRO THE ANIMATION 2』の特別番組が2021年7月11日(日)に配信された。ここでは、配信を終えたばかりの4人のインタビューをお届けする。

【インタビュー】「プロラジ生特番~リーダー会議~」

豊永利行

豊永利行

——まずは生配信を終えての感想をお聞かせください。

豊永:僕がなにかボケると後輩の皆さんが総ツッコミしてくれるので、安心してお届けすることができました(笑)。配信内でも言いましたが、プロアニ(TSUKIPRO THE ANIMATION)1期から4年ぶりの2期ということで、キャラクターだけでなく、僕たちキャスト陣も変化や成長をしたんだなと感じますね。おかげで不安も心配もなく、ただただ楽しくプロアニ2期のお話をできたなと思います。

土岐:正直なことを言いますと、4年ぶりのアニメ2期ということもありますし、昨年から続いている世の中のアレコレもありますから、視聴者の皆さんのモチベーションってどうなんだろう……と不安な気持ちもあったんです。でも今日の生配信のコメントやおたよりを見せていただいたら、皆さん4年の歳月なんてものともしない熱量で、すごく嬉しくなりましたね。それから僕自身も、それこそ4年前は先輩方とも距離があったというか一歩引いてしまうタイプだったんですが、最近は皆さんと一緒に楽しめるようになったので、4年という月日を一緒に歩んでこられた意義が深いのかなと思います。今日の配信でも、ちゃんと脱線できてよかったです!(笑)

土岐隼一

土岐隼一

武内:リハーサルは全員めちゃくちゃふざけていたので、本番もそんな感じでいくのかなと思っていたら、意外と皆さん真面目にやっていておもしろかったですね(笑)。きちんと作品の話もできましたし、アニメ1話をご覧になったばかりの視聴者さんの感想を聞かせていただけたのも嬉しかったです。それにリーダーだけで集まってお話する機会ってあんまりなかったと思うので、今回はすごく新鮮な気持ちで楽しませていただきました。

江口:僕は今回、MCを務めさせていただいたんですが、本当に楽でした(笑)。タイムキープさえしていれば、あとはおもしろい3人がしゃべってくれるんですもん。3人とも、話を振れば延々としゃべってくれて(笑)。

豊永:トークの自動生産工場。

土岐:ゴールはないですけど(笑)。

江口:なので最後は強制的に断ち切ります(笑)。まじめな話もすると……こういうご時世なので、アニメの収録も個別に録ることが多いんですよ。仕方ないんですが、やっぱり寂しくて……だからこういう機会にお互いの情報だとか考え方だとかを共有して、これからも一緒にものをつくっていこうという気持ちをかためられたのは、キャストとしてもありがたかったです。視聴者の皆さんの感想やコメントも、楽しく見させていただきました。

江口拓也

江口拓也

——これからアーカイブをご覧になる方に向けて、特に印象に残ったシーンや見どころを教えてください。

豊永:全部!

土岐:僕も全パート見てほしい(笑)。

——その中でも選りすぐりのところがあればお願いします(笑)。

土岐:うーん……終始おもしろかったんですが、僕がひとつ挙げるとするなら朗読劇パートでしょうか。リーダーズだけであんなに長くトークをすることって今までなかったと思うので、この生配信ならではの見どころ……聞きどころじゃないかなと思います。

豊永:リハでは散々ふざけてたのに、本番はギリギリまじめにやるっていうね。そのギリギリのラインを攻めてくる4人のプロ意識もおもしろかった(笑)。

武内:リハではあんなに好き放題やっていたのに、本番はごくごく無難な「テレテテッテテー」でしたもんね。

全員:(笑)

江口:これが『そりらじ』だったら志季は本番でも好き放題やってたと思うんですけど、リーダーズの前だとどこまでぶっ飛んでいいのかっていう判断が難しかったです(笑)。

土岐:最初の鼻歌パートで、豊永さんがどう舵をきるかで決まったんじゃないでしょうか。

江口:いや、あのパートは土岐くんも悪いよ(笑)。

豊永:昂輝の入りがすごい遅かった!

武内:豊永さんで遊んでましたよね。

土岐:いやぁ、どこまでいくのかなって……(笑)。でも、単純に空の歌を聞いていたいっていうのもありましたよ!

豊永:だいぶ長いこと聞いてたなぁ! でも、そういうこともできる間柄になれたというのは嬉しくもあります(笑)。

豊永利行

豊永利行

土岐:ありがとうございます。お世話になっております。

豊永:こちらこそお世話になっております。あとはなんだろうね。マスターオブセレモニー目線ではどうですか?

江口:マスターオブセレモニー的には、ゲームコーナーでしょうか。皆さんさすがのバラエティ力で、撮れ高十分なコーナーになったと思います。

土岐:盛り上がりすぎて飛んだコーナーもありますけど(笑)、なんとか時間内におさめていただけたのはMC様様ですね。

豊永:本当にね。おたより紹介でもついついトークが長くなっちゃって。

土岐:メンバーのことやツキプロのこと、収録やライブでの思い出話とかしてると止まらないですよね。

豊永:だねぇ。僕としてはさっき言ったように全部見ていただきたいです(笑)。中の人がこれだけ和気あいあいと仲良くやれているということは、4年間を一緒に過ごしてきたツキプロのみんなも和気あいあいとやっていると思うので、配信全体を通してそういう部分を感じていただけたら嬉しいですね。

——今後このメンバーで何かをやるとしたら、どんなことをしたいですか?

江口拓也

江口拓也

江口:サウナに入りたいです。

豊永:サウナ? 俺すぐ出るよ。

武内:サウナ苦手ですか?

豊永:あんまり好きじゃないんだよね。

江口:僕も好きじゃなかったんですよ。暑いのも寒いのも苦手で、水風呂なんて絶対入ってやるかって思ってたんですけど、どはまりしちゃいました。ととのえるのが好きになっちゃったんですよ。

土岐:サウナーってよく『ととのう』って言いますよね。

豊口:ととのう……? 

武内:ととのうというのは、暑いサウナのあとで冷たい水風呂に入ることで交感神経が刺激されて血流がよくなり……。

豊永:ちょ、待っ、なんで武内くん、急にサウナー目線で入ってくるの(笑)。

全員:(笑)

武内:リラックス、リフレッシュ系の話題になるとつい(笑)。みんなでととのいトークしたいですね。

武内駿輔

武内駿輔

土岐:僕は旅行に行きたいです。行く場所は同じなんですけど、それぞれに1カメラつけてもらって、昼間は自由行動をとるんです。サウナに行ってもよし、観光するもよし、旅館の部屋でゆっくりするもよし。でも夕食だけはみんなで部屋に集まって、大きいモニターでコニファーフォレストのライブ(TSUKIPRO LIVE 2018 SUMMER CARNIVAL)を見ながら思い出話とかしたいです。

江口:いいねぇ。

武内:もし行くならどこに行きますか?

豊永:伊豆。

土岐:リアルですね、ワンチャン日帰りでもロケできる距離(笑)。

豊永:僕としては、質問の主旨とは逆になっちゃいますが、リーダーズ以外の話を聞いてみたいです。僕たちリーダーズってユニットを代表してお話する機会も多いので、ほかのメンバーの話も聞いてみたいなって。

土岐:そしたら作曲家のおふたり、じょん(滝沢章)さんとはま(はまたけし)さんも交えてお話してみたいですね。個人的にはじょんさんに「なんで毎回こんなにキーを上げてくるんですか!」って言いたい(笑)。

土岐隼一

土岐隼一

豊永:俺、それだったらずっとじょんさんに文句言っちゃう(笑)。

全員:(笑)

土岐:じょんさんをキャスト全員で囲んで……。

豊永:全員1つずつ文句言ったあとに、1つずつ褒めていく。

土岐:頭おかしくなりそう(笑)。

江口:じょんさんがととのっちゃう(笑)。

全員:(笑)

——最後に、応援してくださる方にメッセージをお願いします。

豊永:(レコーダーを近づけ)テステス、えー、豊永利行です。

土岐:今テスト!?

武内:テープ起こしする人が「めっちゃ近いな」ってなる(笑)。

豊永:はい、ということで(笑)。プロアニ2期、無事に放送開始しております。それぞれのお当番回という形で各ユニットのいろいろなエピソードが詰め込まれておりまして、原作のドラマCDをご存知の方ならニヤリとできるようなものもありますので、ぜひ最後までご覧いただけたら嬉しいです。僕たち中の人としても、ご時世的に難しくはありますが、またライブやイベントができたらいいなぁと思いますし、恐らく皆さんもそう願ってくださってるんじゃないかと思います。またそういう日を迎えることができたならば、ぜひ足を運んでいただけたら幸いです。それまではツキプロの各コンテンツを楽しんでいただきつつ、まずは現在放送中のプロアニ2に最後までお付き合いいただければと思います。本日はありがとうございました。

武内駿輔

武内駿輔

武内:(レコーダーを近づけ)ボッボッカーツカツカボッカッツー

※大変上質なヒューマンビートボックス

全員:(笑)

土岐:これ、どうやって文字起こすの(笑)。

江口:文字にしづらいなぁ(笑)。

豊永:太字にしてもらおう(笑)。

武内:はい、ということで。このツキプロという作品は、応援してくださる皆様はもちろん、スタッフ陣も非常に愛をもって取り組んでおります。そのため今回のように、アニメの感想を皆様と語り合う機会がまたあれば嬉しいです。それを楽しみにしつつ……まずは各話放送後に、ぜひファンの皆様で感想をシェアしあって、プロアニ2を楽しんでいただけたらと思います。僕たちもその熱意にお応えできるようにがんばって活動してまいりますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

土岐:土岐です。僕は普通にいきます。

豊永:つって、レコーダーをハンドマイクみたいに持ってる。

武内:一番声をのせようとしてるじゃないですか。

土岐:えっ、あれ、ごめんなさい! ええと……プロアニ1期は、ツキプロタレントたちの日常風景を切り取ったエピソードが多かったんですが、2期はお仕事風景もピックアップしています。それから日常とも仕事とも毛色の違う話があったりして、今回から見始めるという方も楽しめるようなバリエーション豊かな内容になっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。キャラクターもキャストもエンターテイナーというか、人を楽しませるのが大好きな人たちの集まりなので、こういう人間が集まることで起きる化学変化といいますか……いい意味での爆発が、ツキプロの醍醐味だなぁと思います。大変なご時世ではありますが、どんな時でも手を変え品を変え、皆様に楽しさをお届けできるようがんばるのがツキプロですので、2021年もぜひGrowthを、プロアニを、ツキプロをよろしくお願いいたします。

江口:江口拓也です!!!!!!!!! 

※大変巨大な声

全員:うるさっ!

武内:あれだけMCやって、まだこんなに元気とは(笑)。

豊永:一番最後どうしようかなーって、ずっと考えてるんじゃないよ(笑)。

江口:そして困ったら大声を出すっていう(笑)。

全員:(笑)

江口:はい、プロアニ2、本当に楽しいなぁって思います(笑)。これ別のインタビューでも言ったんですけど、急に始まるんですよ、百鬼夜行が!

全員:(笑)

江口:あの入り方、めちゃくちゃ好きです。先週までプロアニ2を視聴していた人は「今週から別のアニメ始まった?」ってなるかもしれませんが、安心してください、プロアニ2なんです。これはもう声を大にして言っていかないと、皆さん番組表を探してしまうんじゃないかと思います。それくらいの異世界が待ち受けています。

豊永:僕たちもアフレコ現場に行ってびっくりしました。「先週何があったの?」って。

全員:(笑)

江口:前後のつながりはないんですよね(笑)。そういうサプライズみたいなところも含めて、いろいろな仕掛けがあるので、ぜひ毎週リアルタイムで視聴していただくと楽しいと思います。あと僕はTwitterとかで皆さんの感想を見るのが好きなので、ぜひいろいろつぶやいて、シェアハピしていただきたいです。

豊永:しぇあはぴ?

江口:ハッピーをシェアする。シェアハピです。

武内:それ、ちょっと懐かしいワードじゃないですか?

江口:あ、古いですか? もう古いですか?

豊永:俺は聞いたことすらなかったけど……。

全員:(笑)。

江口:ぜひシェアハピ! していただけたらなと思います! よろしくお願いします!

特番では、SOARA、Growth、SolidS、QUELLのリーダーズによるミニドラマ(朗読)や裏話など、『プロアニ2』がもっと楽しめる内容となっている。アーカイブは、2021年7月17日(土)23:59まで配信中。

『TSUKIPRO THE ANIMATION 2』は、2.5次元に存在する架空の芸能事務所・ツキノ芸能プロダクション(通称:ツキプロ)に所属する4つのユニット・SOARA、Growth、SolidS、QUELLの日常系音楽アニメ。

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King & Princeが、最新アルバム『Re:Sense』収録の「Namae Oshiete」MVメイキングダイジェスト映像をYouTube King & Prince チャンネルにて公開した。 

今作のミュージックビデオは、King & Princeが“演劇界のスター”という設定で、公演後の劇場ロビーで一目ぼれした女性を探すストーリー。クラシカルな雰囲気で魅せるシネマティックな映像となっている。ブロードウェイを思わせるステージセットで踊るKing & Princeのキレのあるダンスとステージ裏で見せる彼らの素とのギャップが楽しめる。

「Namae Oshiete」は、グラミー賞を12度受賞した世界的なヒットメーカーであるBabyfaceによってプロデュースされた楽曲。この楽曲は2019年にアメリカ・LAでレコーディングされた全編英語詞の楽曲で、今回満を持して最新アルバム『Re:Sense』に収録されている。

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2021年夏、ミュージカル『王家の紋章』が帝国劇場に帰ってくる。

細川智栄子あんど芙~みんによる同名漫画を原作に、『エリザベート』『モーツァルト!』など大作ミュージカルを手掛けてきたシルヴェスター・リーヴァイが作曲・編曲、荻田浩一が脚本・作詞・演出を務める本作。2016年に日本初演、その半年後に異例のスピードで再演を迎えて4年経った今、新キャストを迎えてついに再々演が決定した。古代エジプトに生きる若き王メンフィスと、現代のアメリカから古代へタイムスリップしてしまう少女キャロル。時空を超えた二人のロマンスが壮大な世界観で描かれる。

徐々に本作の歌稽古が始まりつつあるタイミングで、初演、再演とメンフィスを演じてきた浦井健治と、新たにメンフィスを演じる海宝直人によるWメンフィス対談が実現した。それぞれにミュージカル界の第一線を歩み続け、今回初めて本格的にひとつの作品に臨むことになる二人。互いの印象や、再々演に向けての想いを語ってもらった。

「海宝くんとWキャストでやらせていただくことが、何よりも嬉しくて」(浦井)

ーー『王家の紋章』は三度目の上演となります。出演に向けてのそれぞれの想いを聞かせてください。

浦井:原作者の細川先生方が人生を懸けて現在進行形で取り組み、世界中で愛されている少女漫画の金字塔である『王家の紋章』のミュージカル化。初演、再演とやらせていただく中で、責任、重圧、達成感、それらをみんなで味わってきた月日だったなと思います。再々演となる今回、海宝くんとWキャストで一緒にやらせていただくことが僕は何よりも嬉しくて。メンフィスを演じる上で原作に忠実にやらなくてはいけないということもありますが、演劇・ミュージカルとしてのメンフィスへのアプローチもありだと思うんです。それを二人で、しかも個人的にとても尊敬している大好きな海宝先生とできる。ミュージカル『王家の紋章』をこのメンバーで作ることは、僕にとってはすごく幸せなこと。再々演というより、今回また新しくみんなで作っていこうという心構えでいます。

浦井健治

浦井健治

海宝:『王家の紋章』は学生時代にたまたま家にあって、僕が読んだことのある数少ない少女漫画です。当時、まさか自分が舞台で演じることになるなんて微塵も思っていませんでした。特に古代エジプトチームのキャラクターは、現代人にないダイナミクスというか、現代に生きる我々には考えられない価値観の中に生きています。僕自身が経験できないような感覚を俳優として味わえるのはすごく楽しみですし、みなさんとご一緒できることもエキサイティング。浦井さんとは今回初めて現場でご一緒させていただくので、本当に楽しみです。メンフィスは今まで僕が演じたことのないようなキャラクターなので、荻田さんと稽古でいろいろなアプローチを試しながらチャレンジしていきたいです。

ーーお二人は今回初めて現場でご一緒されるとのことですが、お互いの印象は?

浦井:いろんな方から、海宝くんの素晴らしさをたくさん聞いています。芸歴は自分よりも長いんですよ。これまでの海宝くんの生き様というものが、今の彼の人脈や信頼に繋がっているような気がします。穏やかだけれど信念を持っているところも役者として尊敬できるし、信頼できると思うんです。ミュージカル界、演劇界で海宝直人としてちゃんと君臨している。一方で謙虚ですし、お芝居に対して自分がどう思うかということを冷静に分析しながら歩んでいるんだろうな、と。何より、歌声のファンです!

海宝:恐縮です……! 僕、浦井さんは舞台で何作品か拝見していて。確か初めて観たのは『アルジャーノンに花束を』。

浦井:本当に!? 『アルジャーノン~』観てくれていたのかあ。嬉しいなあ。

海宝:作品によって印象が全然違うというのが、僕の浦井さんの印象。何色にも染まって変わっていく。変身していくというか、メタモルフォーゼというか(笑)、本当に別人のように見える。底が見えないんですよ。本能的に役に入っていっているように見えたので、すごいパワーだなと思いました。メンフィスもそうじゃないですか? ひとつの違うスイッチが入るような感じ。

浦井:必要ですよ、ファラオスイッチ(笑)。

海宝:そうですよね(笑)。その変身する様を稽古場で間近で見ることができるのが、今回とても楽しみです。

浦井:結構大変ですよ。稽古場で布をマントみたいに羽織って、メンフィスの扮装全くなしで「うぬ」とか「ういやつ」とか言わなきゃいけないから(笑)。あと「私の足に接吻しろ」とかね(笑)。

海宝:冷静な気持ちではいられないですね(笑)。

(左から)浦井健治、海宝直人

(左から)浦井健治、海宝直人

「ビジュアル撮影時、自分じゃない誰かになっていく感覚がありました」(海宝)

ーー『王家の紋章』のポスターにはとても美しいお二人の扮装姿があるのですが、ビジュアル撮影で衣裳を身につけたときの感想を聞かせてください。

浦井:プロデューサーの方が初演、再演と自分のメンフィスを観てくださっているのもあって、開口一番に「懐かしい」って言われたんですね。海宝くんだったら「わー! キャー!」みたいな。でも浦井は出てきたら「あー懐かしい」で終わり(笑)。自分としては結構頑張ったんですけどね(笑)。今回は新しいキャストが多いので、お客様の反応も含めて自分も楽しみたいと思います。海宝くんはどうでした?

海宝:いやもう、すごかったです! 撮影のとき、かっこいい写真を撮るためにみなさんおだててくれるんです。そのときの女性陣の感想がすごいおもしろくて。「はあー! 腕折られたーい!」みたいな(笑)。そのときの僕は原作のことはそんなに詳しくなかったので、「何のことですか? どういうことですか?」って(笑)。原作でメンフィスがキャロルの腕を折るシーンがあると聞いて「ああそういうことか」って(笑)。 ヘアメイクの方が漫画を手元に置いて進めてくださるんですが、できあがっていくにつれて段々自分じゃない誰かになっていく感覚がありました。衣裳もそうですし、ストレートのロングヘアもそうですし(笑)。だからできあがるまで一体どうなるんだろうって、僕怖くて。

浦井:あはははは(笑)。

海宝:荻田さん演出の作品だと、あまり経験させてもらえることのない服装や格好にチャレンジさせてもらうことが多いんです。メンフィスの衣裳やヘアメイクができあがったときは、その世界に入っていく手助けというか、パワーがあるなとも感じました。立ち居振る舞いや表情が自然と変わるんです。

浦井:確かにそのとおりなんです。本番中も自分では衣裳が着れないし、実はメンフィスって衣裳替えが多くて、早替えの時も何人もスタッフさんがついてくださるので、それも含めてファラオとしての感覚や役をみんなで作っていく感じがあります。カンパニーのみんなも「ファラオ」って呼んでくれるので、それに乗せられていくような。衣裳、メイク、周りの人たちの助けによって役者は成り立っているんだなと思います。

(左から)浦井健治、海宝直人

(左から)浦井健治、海宝直人

ーー古代エジプトの少年王メンフィスは、どんな役だと捉えていますか?

浦井:唯我独尊で元祖オラオラ系、俺様系。メンフィスは血が故に王族として生まれてずっと育てられてきたから、自我が芽生えたときには既にファラオとして生きている。だから人を人とも思えない。王としての自覚はあるけど、ある意味で子どもらしさとピュアさを持ち続けている人物だなと思います。我々役者としては、突飛なキャラクターなので理解していくのがとても大変。「ファラオって何? まずはエジプト展に行こうかな」みたいな(笑)。まずそういう段階を踏むのですが、今回は海宝くんと二人で客観的に作っていけるので、いろんな捉え方をしてより人間味が深くなっていくんじゃないかな。そんな期待をしています。

海宝:荻田さんが今回作る『王家の紋章』のメンフィスに、どういうアプローチをしていくのがいいのかというところはまだわかりません。でも、漫画としてある意味デフォルメされたキャラクター像としてのアプローチもできると思うし、もうちょっとリアリティの方向から役を掘っていくこともできなくはないのかな、というのが今の感触。ちょうど最近、エジプトの勉強をするために『ツタンカーメン 呪われた王家の血』という海外ドラマを観たんです。冒頭のシーンがすごくおもしろくて。王である父を早くに亡くしたツタンカーメンは、幼いときに王位を継承しなければならなかった。あるとき自分と同じくらいの年の子どもを処刑することになり、ツタンカーメンはナイフを手渡されます。彼自身はすごく怯えていました。けれど、宰相はツタンカーメンの手を取って子どもの心臓にナイフを突き刺し、「これがファラオなのです」と言う。そのシーンを見て、こういう感覚が必要なんだろうなあって。今の時代から見たら残虐かもしれないけれど、当時の帝王学としては当たり前のこと。宗教感覚も死生観も違う。演じる側がそういうことを理解した上で生ききらなきゃいけない。そういう特殊な舞台なんだろうなって。理解できていないと、役者ってどこかでブレーキがかかってしまうので。当時のエジプトの価値観が、役作りの手助けになってくれるのかなと感じました。それでいて、メンフィスの無邪気でピュアな少年性と、ファラオとして崇め奉られる存在というアンバランスさも魅力のひとつ。人を本当に愛したことがなかったメンフィスが、キャロルとの出会いで変化していく姿もまた魅力的だと思います。

シルヴェスター・リーヴァイの楽曲への挑戦

ーー巨匠シルヴェスター・リーヴァイさんが手掛ける楽曲も作品の大きな目玉だと思うのですが、そこに挑戦する意気込みをぜひ。

浦井:僕は『エリザベート』の舞台を踏ませていただいたときに、初めてリーヴァイさんの楽曲に挑戦しました。とにかく難しくて、体力と繊細な技術が必要だということを痛感したんです。ですが、いざちゃんと歌えるようになると音楽が味方してくれるような感じもありました。天才的な芸術家であるリーヴァイさんの楽曲の洗礼を受け、それを武器にして舞台に立てるということにすごく感謝しています。

海宝:浦井さんがおっしゃっている通り、本当に体力がいるなと。息継ぎポイントがあまりない楽曲が多いので、しっかりと歌いこんで表現するにはまだまだ稽古が必要です。何よりも、この楽曲をキャラクターとして歌うということがこの作品の肝だと思っています。しっかりと楽曲を表現することに加え、曲によってはキャラクターのテイストも表現していきたいと荻田さんと話しているんです。例えばメンフィスのオラオラ感を出すために、あまり丁寧に歌い過ぎないようにしていくとか。楽曲の中でのキャラクターとしての表現というのが、これからの課題かなと思っています。

海宝直人

海宝直人

ーー最近歌稽古が始まり、お二人で参加された稽古もあったと伺っています。

浦井:海宝くんの第一声の響きでクラクラ酔えるんですよ。「目覚めて♪」って歌ったら、「あー目覚めちゃったー!」みたいな説得力があります(笑)。木下晴香ちゃんもいて、三人での歌稽古だったんです。晴香ちゃんと海宝くんのデュエットを僕は特等席で聴かせてもらったんですけど、お手本のように上手くて! お互いにその場でちゃんと反応して、緩急を一緒につけられるんですよ。やっぱり人間って努力をし続けるとこういう声が出るんだなあって。キラキラした宝石が目の前にあるようでした。きっと稽古場が学びの場になるんだろうなとワクワクしていています。

海宝:僕は浦井さんが歌ったメンフィスの曲の音源をずっと聴きながら、音や歌い方を勉強しています。それこそ「うわー本物のメンフィスだ!」と思いながら(笑)。舞台って、本番を踏むのと踏まないのとでは圧倒的に表現や理解が違うんです。近々また歌稽古でご一緒する予定があるので、浦井さんのメンフィスの歌が聴けるのを楽しみにしています。

ーー浦井さんにとっては3年ぶりの帝国劇場主演。海宝さんは、2020年に中止となってしまった『ミス・サイゴン』以来の帝国劇場での作品となります。今回の公演に特別な想いがありましたら教えてください。

海宝:僕が初めて帝国劇場に立たせていただいたのは、19歳のとき。『ミス・サイゴン』でアンサンブルをやらせていただきました。それまでは子役という形で参加していたので、僕にとっては大人の俳優としての第一歩。初めて自分でいろんなことを考えました。アンサンブルもそれぞれ自分たちで役の名前をつけたり、出身地や家族構成を考えたり、ワークショップをしながら作品を作っていったんです。公演自体も長かったですし、とてもいろんなことを勉強させてもらいました。そういう意味でも、僕にとって特別な思い出が詰まった劇場です。

浦井:帝国劇場に立たせていただくのはこの上なく名誉なこと。しかも今回も主演のメンフィス役をやらせていただくというのは、すごく役者冥利に尽きるというか……誰もが立ちたいポジションだと思うんです。それをやらせていただくからには、ちゃんと責任を背負わなきゃいけないと思います。コロナ禍の中、帝国劇場で上演中の『レ・ミゼラブル』がお客様に愛され熱狂的に受け入れられているのを見て、エンターテインメントの素晴らしさを改めて感じると共に、文化というものは人の心に必要なものなんだなと確信しました。エンターテインメントに関わっている者として、先行きが見えない中で役者やスタッフを守るため行動してくださる主催者の方や、演劇を守っていくために手を取り合って協力する人々の姿を、この一年間僕はたくさん目にしてきました。またこうして帝国劇場で上演できることのありがたみを感じています。まずは上演できること自体が奇跡だと思うんです。なので、誰一人欠けることなく、感染対策を徹底して安心安全な状態で堪能していただけるよう、みんなで古代エジプトを盛り上げていけたらなと思っています。

(左から)浦井健治、海宝直人

(左から)浦井健治、海宝直人

ヘアメイク=山口淳<浦井>、友森理恵<海宝>
スタイリスト=森田晃嘉<浦井>、津野真吾(impiger)<海宝>
衣装協力=EMMA CLOTHES、MONO-MART<海宝>

取材・文=松村蘭(らんねえ)  撮影=中田智章

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『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』(以下『ヒプマイ』)の舞台初となるLIVE『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage -Battle of Pride-が、​「ABEMA PPV ONLINE LIVE(アベマ ペイパービュー オンライン ライブ)」にて、2021年8月14日(土)18時からの初日公演と、8月25日(水)18時からの千秋楽公演を生配信することがわかった。

本ライブ公演では、イケブクロ・ディビジョン“Buster Bros!!!”、ヨコハマ・ディビジョン“MAD TRIGGER CREW”、シブヤ・ディビジョン“Fling Posse”、シンジュク・ディビジョン“麻天狼”、オオサカ・ディビジョン“どついたれ本舗”、ナゴヤ・ディビジョン“Bad Ass Temple”の6つのディビジョンに加え、舞台オリジナルディビジョンのアカバネ・ディビジョン“North Bastard”、アサクサ・ディビジョン“鬼瓦ボンバーズ”、舞台オリジナルキャラクターの糸の会、道頓堀ダイバーズ、また、ヒプステには欠かせない豪華ダンサー陣 ディビジョン・ダンス・バトル“D.D.B”など、舞台版オリジナルキャラクターを含むこれまでに『ヒプステ』に登場した全てのディビジョン・キャラクターが初集結し、迫力のパフォーマンスを披露する。

今回、「ABEMA PPV ONLINE LIVE」にて、初日公演と千秋楽公演の生配信が実現。公演当日は、番組を視聴しながらオンタイムでできる「ABEMA」の「コメント機能」によって、ライブの“一体感”を楽しむことが可能だ。

また「ABEMA」では、開局5周年に合わせ始動した「ABEMA 5th Project」の「パートナーシップProject」にて実現した、「ABEMA」と『ヒプマイ』による“2nd Division Rap Battle”を共に盛り上げるコラボレーション企画「HYPNOSISMIC on ABEMA」(「ヒプノシスアベマ」)において、様々な企画を実施中とのこと。本公演とあわせて楽しもう。

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2021年8月19日(木)~ 8月23日(月)ヒューリックホール東京にて上演される『イケメン戦国THE STAGE~連合軍VS“戦乱の亡者”雑賀孫一編~』のメインビジュアルと特別プロモーション映像が公開となった。

特別プロモーション映像

累計3,500万ダウンロードを突破した、大人気スマホ恋愛ゲーム「イケメンシリーズ」の『イケメン戦国◆時をかける恋』を原作とした舞台版の第七弾は、舞台オリジナルキャラクターとなる『雑賀孫一』に、織田軍&武田・上杉軍が立ち向かうオリジナルストーリーとなる。

そしてキャストが本公演の見どころを語るコメント動画も公開されており、7月17日(土)10時より一般発売が開始となる。

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内村光良が“今、やりたいことをやるコントライブ”『内村文化祭』。2017年から年1回開催され、5年連続・5回目となる今年、『内村文化祭’21満面』と題して2021年10月14日(木)~10月17日(日)日本青年館ホールにて開催されることが決定した。昨年2020年は、無観客配信で行われたが、今年は会場で生のお笑いライブを届ける。

『内村文化祭’20配信』※昨年の無観客配信の様子

『内村文化祭’20配信』※昨年の無観客配信の様子

『内村文化祭’20配信』※昨年の無観客配信の様子

『内村文化祭’20配信』※昨年の無観客配信の様子

出演者は、ウッチャンナンチャン内村光良を座長に、NHK『おちょやん』で石田香里役を演じ、女優業以外でも絵画アーティストとして個展も開くなど、マルチな才能を持った女優 松本妃代(まつもと きよ)をゲストとして迎え、マセキ芸能社所属の俳優 勢登健雄 、R-1ぐらんぷり5年連続決勝に進んだ ルシファー吉岡 、キングオブコント決勝経験のある ジグザグジギー 、沖縄出身コンビ しゃもじ と個性的なキャラクターのメンバー。内村文化祭恒例のダンスもあり、内村ダンサーズのメンバーが全力でサポートし、ステージに華を添える。

内村光良

内村光良

内村光良

早いもので5回目となりました内村文化祭。
今回も、内容に全く変わりはありません。
今年、自分がやりたいと思ったことを、ただただ羅列していくだけのくだらないライブではありますが。
お客さんの満面の笑みを見たいがために、全精力を注ぎ込んで参ります。
今回は、ダンス多めのような気も・・・。
上演する頃には満杯のお客さんの前でパフォーマンス出来ることを、切に切に、願っています。
みなさん、ついてきてください!

松本妃代

松本妃代

松本妃代

コロナ禍も2年目に突入し、制限ばかりの生活の中でフツフツと「なんかおもろいことしたい!」と言い続けていた今年。
そんなときにお声をかけていただき、内村さんや個性的なみなさんと文化祭を作り上げていけること、今から楽しみで震えています。
日々のストレス、いろんな不満もあるかと思いますが、みなさんが沢山笑って肩の力を抜けるようなひとときになるよう、精一杯頑張ります!

出演者

勢登健雄

勢登健雄

ルシファー吉岡

ルシファー吉岡

ジグザグジギー

ジグザグジギー

しゃもじ

しゃもじ

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音楽ジャーナリスト鹿野 淳が2012年4月より開校した音楽ジャーナリスト養成学校「音小屋」。1授業10数名という少人数制をとることで生徒と講師が密に関わり合う中、現在の音楽シーン、リスナーの音楽生活、そして音楽ジャーナリズムに鋭く切り込んだプログラムを展開する。

今回、半年間の長期講習として小野島 大(音楽評論家)が講師を務める「ライター科」、柴 那典(音楽ジャーナリスト)が講師を務める「メディア科」、そして鹿野 淳(『VIVA LA ROCK』プロデューサー)を中心とした『VIVA LA ROCK』の中枢スタッフが講師を行う「フェス&イベント科」の3つの講座が用意されている。

「ライター科」は音楽ジャーナリスト、音楽ライターになるためのノウハウやプロを目指すための心得、情報収集のコツなど音楽ライターに特化した講座を展開。「メディア科」は様々なメディアを駆け巡っているリアルな実感を生徒達と共有するような、ディスカッション形式による講座となり、「フェス&イベント科」はフェスを開催するまでの0から10までや、実際に『VIVA LA ROCK』の中枢スタッフとして関わっている様々な音楽業界のプロが講師として登壇しフェス制作のドキュメンタリーをそのまま授業に持ち込んで進行する。

なお、新型コロナウイルス感染症対策として例年より定員を減らしての募集となる。

音小屋主宰 鹿野 淳によるメッセージ

年の春から、コロナ禍によってリアルな講座を休止していた音小屋ですが、2年ぶりに再開します。教室である下北沢の会議室のスペースの都合上、それぞれの講座の定員数を通常より減らしての講義となります。
そもそもは、音楽ジャーナリストになる若手が減っていることや、その職についてもどうやって音楽メディアシーンを牽引していいかわからない人が増えている危機感の中で、新しくシーンを彩っていくメディア人を生み出すべく始めた音小屋ですが、今や生徒達は音小屋を経て、レコード会社、編集者、ライター、コンサートプロモーター、フェス業、自分でメディアを立ち上げるなど、様々なアクションを起こし続けています。本当に明日の音楽業界を牽引する光になっていて、喜ばしい限りです。

今回は、音小屋の根源的な目的である「今の時代なりの音楽ジャーナリストになるための」ライター科と、「変わりゆくリスニング環境やシーンをどう捉え、その心臓部に突入するのかを学ぶ」メディア科、そして今の音楽業界を最も大きな力として支えている「ライヴ、フェス、イベントの1から100までを学んでもらう」フェス&イベント科、恒例の3つのクラスによる、半年間という長期講座を開講します。

「ライター科」は小野島大氏が、音楽ライターとしてのライティングを磨く講座を担当します。様々な音楽メディアの最前線でライティングし続けている講師によるハードな実習が毎週繰り返される講座です。音楽に関するライティングの筋肉がついていくのがリアルにわかる講座になると思います。
音楽の新しい伝え方、これからのメディアの作り方をテーマとする「メディア科」は、柴 那典氏が講師となり、様々なメディアを駆け巡っているリアルな実感を生徒達と共有するような、ディスカッション形式による講座です。音楽やシーンにとっての変わらないスタンダード、変わりゆくスタンダードが何なのかを模索し続けてください。

そして僕鹿野が担当する「フェス&イベント科」は、来年のGWにさいたまスーパーアリーナにて開催予定の春の大規模ロックフェス「VIVA LA ROCK 2022」と連動した授業となります。生徒には半年間で様々なノウハウを取得してもらい、実際にフェスの中枢スタッフとしてビバラを支えてもらいます。こちらの講座は、鹿野以外にもコンサートプロモーター、プレイガイド担当者、ケータリング業者などがゲスト講師として講義をします。

3講座とも現場感覚がものを言う講義となりますので、「我こそは!」と思う方々、熱い応募を待っています。本気でやらないとフェスもメディアへの道も駄目になってしまう大切なものなので、あくまでも真剣にくらいついてきてくれる方を待っています。

音小屋主宰:鹿野 淳

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7月16日(金)より梅田芸術劇場メインホールにて開幕するミュージカル『マタ・ハリ』。本作は作曲家、フランク・ワイルドホーンの新作として2016年に韓国にて世界初演され、2018年に日本初上陸。石丸さち子訳詞・翻訳・演出のもと日本版として新たに誕生した。

ミュージカル『マタ・ハリ』

ミュージカル『マタ・ハリ』

物語の舞台は1917年、パリ。3年前に勃発した第一次世界大戦に終結の兆しはなく、パリ市街は連日の爆撃で荒廃していた。そんなパリに、政府高官や軍人らを魅了し、絶大な人気を誇るダンサーがいた。ジャワ出身を名乗る彼女こそマタ・ハリ。そんな彼女に目を付けたラドゥー大佐はフランスのスパイとして働くように要求する。一方、マタは偶然出会った偵察機パイロットの軍人・アルマンと恋に落ちる。戦争の終わった世界へ思いをはせる二人。マタは一度だけフランスのスパイを務めることを決心するのだった。

2021年、『マタ・ハリ』の再演が実現。ヒロインのマタ・ハリ役は、日本初演に続く柚希礼音に加えて愛希れいかがWキャストで初挑戦。マタ・ハリに屈折した愛情を抱き、彼女をスパイへと導くフランス諜報局のラドゥー大佐を加藤和樹と田代万里生が、マタ・ハリに真っすぐな愛を示すパイロットの青年アルマン役を三浦涼介と東啓介が、それぞれWキャストで演じる。マタ・ハリが唯一心を許し、どんな時も彼女を献身的に支え続ける衣裳係アンナ役には春風ひとみ。そしてフランスと敵対するドイツの高等将校ヴォン・ビッシング役は、宮尾俊太郎が演じる。

東京、愛知と続いてきた『マタ・ハリ』もいよいよ最終地の大阪へ。大阪公演の開幕直前に、マタ・ハリ役の愛希れいか、ラドゥー大佐役の田代万里生、アルマン役の三浦涼介が心境を語った。

「まず、無事に東京公演と愛知公演を終えられ、大阪に来られたということが何よりも嬉しくて、幸せで、大阪の皆様にもさらにパワーアップした姿をお見せできたらと思っております」と笑顔を見せる愛希。田代は、「無事に全公演を上演できそうですので、最後まで身を引き締めて頑張っていきたいなと思います」と意気込む。三浦も、「本番を迎えられるのだろうかという思いで毎日を過ごしながら、でも精一杯、1日1日を大切にして、東京、刈谷と過ごしてまいりました。最後の街の大阪に来られたことを嬉しく思いますし、ここまで来るのに支えてくださって、一緒に頑張ってきたキャスト、スタッフと共に大阪公演の千穐楽まで演じていきたいと思っております」とかみしめるように語った。

劇中、魅惑的なダンスを披露する愛希、どのような思いで踊っているのだろうか。「ジャワのダンスを取り入れているのですが、私は、ダンスは基本的に心の表現だと思っていて、この作品でよりそうだと感じましたし、首の動きとか自分がやったことがない動きもあって難しい部分もありますが、シバ神に捧げるという気持ちを大事に踊っています。そして実際のマタ・ハリがそうであったように、官能的な部分もお客様に感じていただけるよう、曲線を意識して踊っています」。

また、激動の道を歩むマタ・ハリという人物については「今の自分には想像できないような、想像してもしきれないような痛みや苦しみを味わってきて、それを乗り越えたからこその強さを感じます。一言で「強さ」と言ってしまうこともためらわれますが、その強さがあるからこそとても美しくて。さらに、愛を受けずに生きてきたにもかかわらず、彼女はとても人を愛する人だと思います。最初に抱いていたマタ・ハリのイメージは、生きるために自分しか愛せない人というものでしたが、今回、台本を読ませていただき、アルマンに対しても、自分を応援してくれた方たちに対しても、とても愛情深い人だなと感じています」と慈しみを込めた。

ミュージカル『マタ・ハリ』2021年公演_舞台映像 6月~7月 東京・愛知・大阪にて上演!☆ライブ配信有

作品を彩るフランク・ワイルドホーンの楽曲について田代は、「ワイルドホーンさんはメロディーメーカーですが、この作品ではリプライズ(反復)が多く登場します。ドラマの中でどこにリプライズを置くかが『マタ・ハリ』という作品の肝だと思っています。同じ旋律でも、シチュエーションや心情で楽曲のイメージが全然違います」とその魅力を語る。ラドゥー役としては、「低いキーから高いキーまでたくさんあって、多面性のある心情を描いています。そして、ミュージカルの世界では男性の二重唱は少ない中、アルマンとラドゥーによる「二人の男」というとてもかっこよくて素敵なナンバーと出会えたことも嬉しく思っています」と語った。

三浦扮するアルマンは、マタへの愛と任務として彼女を裏切る苦悩との間で揺れ動く姿が描かれる。アルマンを演じる上で大切にしているもの、そして柚希と愛希による二人のマタ・ハリに対する違いについて尋ねた。「毎日、新鮮に、大切に、相手から受けるパワーと愛を感じながらお芝居をしています。そして柚希さんと愛希さんのマタ・ハリですが、柚希さんはすごくオーラがあって、一気にその場の空気を変える女優さんです。愛希さんは、とてもチャーミングで、可愛さがたくさんある。でもその中に芯があり、強くかっこいい女性です。お芝居をしていると僕自身もお二人からたくさんの力をもらうので、本当に毎日お芝居ができることを感謝しながらステージに立ち、お客様に見ていただいています」と、二人のマタ・ハリからのパワーを一身に浴びているようだ。

大阪公演が上演できる喜びを終始、語る三人、「幕が開く」ということの尊さを実感している。そんな三人に、最後に改めて意気込みを聞いた。「こんなご時世ですが、一瞬でも『マタ・ハリ』のことだけを考えて、その世界にどっぷり浸っていただき、嫌なことを忘れていただける3時間になればいいなと思います。僕たちも精一杯演じますので、ぜひ楽しんでいただければと思います。よろしくお願いします」と三浦。田代は本作のDVD化が発表されたというニュースに声を弾ませながら、「DVDがあるから……と思っている方もいらっしゃるかもしれないですが、8公演ある大阪は、Wキャストの組み合わせがすべて違うので、8回観てもいいと思います!(笑)。同じ組み合わせで、毎公演違うドラマが生まれていて、また席によっても見え方が違います。梅田芸術劇場という素敵な空間で、このミュージカル『マタ・ハリ』をぜひ、多くの方と共有できたら。劇場の方も感染対策を万全にしてくださっていますので、安心していらしてください」と呼びかけた。

大阪、そして梅田芸術劇場に来ると「ただいま」と言いたくなると、劇場への親しみを込める愛希は、「生の舞台にはその時にしか感じられないものがたくさんあります。私も必ず「この時間が皆様にとってとても幸せな3時間になりますように」と心から祈って舞台に立っています。ぜひ劇場に足を運んでいただけたらと思っております。どうぞよろしくお願いいたします」と語った。

大阪公演は7月20日(火)まで。チケット発売中。

取材・文・撮影=Iwamoto.K

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「ミラクル☆ステ―ジ『サンリオ男子』~KAWAII Evolution~」が2021年7月15日(金)、東京・品川プリンスホテル クラブeXにて開幕した。サンリオキャラクターが好きな男子高校生たちの物語を描くメディアミックスプロジェクト『サンリオ男子』の舞台版第3弾。初日直前に行われたゲネプロの模様をお届けする。

Twitter、漫画、ゲーム、テレビアニメなどでオリジナルストーリーを展開している同作。“ミラクル☆ステ―ジ”を冠した舞台シリーズでは、ポムポムプリン好きの長谷川康太(北川尚弥)らが過ごす青春の日々がコメディ要素満載に描かれてきた。

巨大モニターを中央に据え、ファンシーなセットで彩られたステージを見ているだけでテンションが上がってくる。開演前のアナウンスはサンリオ男子たちが担当し、にぎやかな会話に幕が上がる前からほっこり気分に。

2021年某日に行われた「サンリオ愛してる男子オーディション」に挑戦したサンリオ男子たち。上位5名の夢をサンリオが叶えてくれるという夢の企画だったが、選ばれることは叶わなかった。表面上はお互いの健闘を称え合う感動ムードだが、内心では激しく悔しさを滲ませる面々。絶対に負けたくないのに敗れた無念さには、深く共感せざるを得ない。

結果に納得できていないサンリオ男子たちのもとに、謎の非公式イベント「ナンバーワンサンリオ男子決定戦」への招待状が届く。リベンジとばかりにエントリーした康太たちは、しりとりや早押しクイズなどでサンリオ愛を競い合うことに。テンポよく、コミカルに展開していくスピード感は本シリーズの醍醐味だ。

関東からは康太のほか、マイメロディが好きな水野 祐(笹森裕貴)、ハローキティが好きな吉野俊介(吉澤 翼)、リトルツインスターズが好きな西宮 諒(宮崎 湧)、シナモロールが好きな源 誠一郎(和合真一)が参戦。本作では、意外な組み合わせでのコンビネーションが見どころとなる。

ハローキティが好きな豊原夢ノ介(澁木 稜)、クロミが好きな羽倉虎男(北乃颯希)、ポチャッコが好きな柏木智博(泰江和明)、KIRIMIちゃん.が好きな若野ゆず(大見拓土)といった個性豊かな関西サンリオ男子ももちろん参戦。タキシードサム好きの高校教師・藤田 潤(伊崎龍次郎)にも劇的なドラマが。

第2弾で登場した九州サンリオ男子からは、ハローキティが好きな梅崎慎矢(梅津瑞樹)、ハンギョドンが好きな糸永壱郎(大崎捺希)、マイスウィートピアノが好きな緒方尊比古(武子直輝)が集結。さらに、本作から新たに登場したあひるのペックルが好きな寺田如恵留(Lil Noah)、ハローキティが好きな浜田和生(川上将大)からも目が離せない。

トーナメント戦は、疾走感あふれるナンバーにのせて歌にダンスにとエンタメ要素をたっぷり詰め込んで表現。おなじみのメロディや遊び心あふれるパロディにはクスッとさせられた。

本編の後には、お待ちかねのショータイム。華やかなタキシード衣裳を身に着け、歌って踊るサンリオ男子たちから元気をもらえる瞬間だ。今作でも、キラキラなときめきをたっぷりと堪能させてもらった。

キャストコメント

■長谷川康太役  北川尚弥

まずはこの作品をお客様にお届けすることができて、とても嬉しいです。
ご観劇いただいた皆さんの心に響くメッセージが込められた笑いあり涙ありの作品になっていると思います。
この作品を観て皆さんに笑顔になっていただけるよう、キャスト一同精一杯キラキラな世界へ皆さんをお連れしたいと思っています。
第1弾、第2弾を経て更にパワーアップしたサンリオ男子達を是非観に来てください!
サンリオ最高。サンリオ男子最高と言って貰えるそんな作品になっていると思います!

■豊原夢ノ介役 澁木 稜

ついに開幕目前となり、自分自身も色んな想像しながらワクワクしています!
稽古中も日々試行錯誤し、ご観劇いただく方にどうしたら笑顔になってもらえるかを第一に考えていました。
ミラクル☆ステージ『サンリオ男子』は、サンリオへの愛と高校生の青春が詰まっていると思うので、その魅力をお届けできればと思っております。
可愛いサンリオキャラクターとともに、サンリオ男子として皆さまに会えるのが楽しみです!
全公演無事に走り抜けられるよう頑張ります!

■梅崎慎矢役 梅津瑞樹

笑顔の魔法にかかる場所、2年ぶりに九州サンリオ男子も帰ってまいりました。
あの頃とは世界のあり方も変わり、皆様と声を合わせて歌うことも難しくなってしまいました。
しかし、誰よりも(サンリオ男子も増えましたが 笑)九州サンリオ男子が、その熱量で皆さまを劇場中引っ張り回す勢いで盛り上げるのでご安心ください。
ご観劇いただければ、きっと憂鬱な気持ちは吹き飛んで、誰かにちょっと優しくしてあげられそうな、今作もそんな舞台になっています。

■寺田如恵留役 Lil Noah

いよいよ開幕ということで、新キャラとしての参加に不安とワクワクが入り混じった想いです。
初めて台詞のある舞台で今日まで沢山のキャストさん・スタッフさんに支えられながら稽古して来ました。感謝でいっぱいです。
みんなで作り上げたこの作品を後は皆さんに無事届けられることに感謝しながら、全力で皆さんを笑顔にする公演にしていきたいです!
千秋楽までよろしくお願いいたします。
 

取材・文・撮影=潮田茗

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『TIGER & BUNNY』の10周年を記念したエムアイカードが、期間限定で発行されることがわかった。申込受付は、エムアイカード 公式ホームページにて、2021年7月16日(金)から2022年6月30日(木)まで。カード券面は描き下ろしイラストを採用。入会特典として、表面にカード券面と同イラストをデザインしたレプリカカードがプレゼントされる。

『TIGER & BUNNY』×銀座三越コラボ

銀座三越では、2021年8月25日(水)から9月6日(月)までの間、『TIGER & BUNNY』の限定商品販売などのコラボレーションイベントを実施する。詳細は、銀座三越ホームページにて確認を。

『TIGER & BUNNY』は、2011年にTVシリーズが放送。その後2012年に『劇場版Beginning』、2014年に『劇場版Rising』が公開。2021年はTVシリーズ放送から10周年を迎えさまざまな施策を実施中、きたる2022年には新シリーズ『TIGER & BUNNY 2』の展開がスタートする。現在BNP公式YouTubeチャンネルにて、TVシリーズ25話が毎週土曜20時~1話ずつ順次プレミア配信中。

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歌舞伎公式動画配信サービス「歌舞伎オンデマンド」にて、2021年7月16日(金)より新作歌舞伎『あらしのよるに』が配信された。

本作は、シリーズ合計300万部を超える、きむらゆういち原作のベストセラー絵本「あらしのよるに」(講談社刊)を、中村獅童、尾上松也出演で新作歌舞伎として京都・南座で初演し、話題となった舞台。

オオカミのがぶとヤギのめいが嵐の夜に出会い、本来なら天敵同士の2頭が「ひみつのともだち」となり、さまざまな困難を乗り越えながらも強い絆で結ばれていく姿を描いている。がぶを中村獅童、めいを尾上松也が演じ、動物を表現する演技や拵えの工夫、心の声を表現する義太夫との掛け合い、踊り、立廻りなど、絵本の世界観をそのままに、歌舞伎の古くからの技法にこだわり抜いた歌舞伎らしい作品になっている。

「歌舞伎オンデマンド」なら工夫を重ねた舞台を細部まで存分に楽しめ、また、なかなか劇場には来ることが難しい方も自宅で楽しむことができる。

なお、今回の配信を記念して、中村獅童出演の『九月南座超歌舞伎』とコラボしたTwitter感想投稿キャンペーンを開催。『九月南座超歌舞伎』とは、中村獅童とバーチャルシンガー初音ミクが競演し、伝統芸能“歌舞伎”とNTTの最新テクノロジーが融合した全く新しい歌舞伎公演。『あらしのよるに』『超歌舞伎』ともに中村獅童のライフワークともいうべき作品だ。

キャンペーンでは「どこでも歌舞伎」(@dokodemo_kabuki)と「南座」(@kyotominamiza)の公式Twitterアカウントをフォローの上、ハッシュタグ「#あらしのよるに感想」「#9月は南座超歌舞伎」をつけて感想を投稿すると、原作者きむらゆういち・中村獅童サイン入り「あらしのよるに」絵本など抽選で豪華景品がプレゼントされる。

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2021年8月4日(水)~8日(日)座・高円寺1にて、観世流演能団体銕仙会(てっせんかい)が新作能2作品『長崎の聖母』『ヤコブの井戸』を上演する。演出・シテは、銕仙会所属能楽師の清水寛二。

『長崎の聖母』は浦上天主堂を舞台に原爆投下の夜を描き、近代科学技術が産み落とした核兵器の悲惨を訴える作品で、故・多田富雄作、2005年長崎にて初演された。『ヤコブの井戸』は、異なる民族同士が砂漠で水を分け合うという新約聖書の一説を元にレオポルドと清水が数年にわたり対話を重ねて創作した作品で、今なお世界中で続く民族・宗教間の諍いの和解への可能性を描き、真の多様性とはなんなのかをグローバル時代を生きる私たちに問いかける。ディートハルト・レオポルド作、2019年欧州にて世界初演。今回が日本初演となる。

能はいま、多くの人に観られているとは言い難い状態であり、「古典作品を繰り返し上演するだけでは、現代の観客は自分との関わりを見出せないのではないか」という思いから、今回の企画、”現代顧客のための”新作能2作品の上演に至ったという。

表現方法の面でも現代の多様な観客に訴えるため、あえて現代舞台芸術の劇場である座・高円寺で上演、現代演劇で長く活躍する劇作家・演出家の佐藤信(演出協力)、東京芸術大学院に籍を置く新進気鋭の現代美術家・岡本羽衣(舞台美術)、ダンス作品を中心に活躍する映像デザインの飯名尚人らを集めてチームづくりを行ったという。また、『長崎の聖母』ではメゾソプラノ歌手の波多野睦美が聖歌を歌い、『ヤコブの井戸』では女優のみょんふぁがアイを演じる。また、同様にアクセシビリティの向上に努めているといい、全公演で英語字幕を導入して日本語話者以外の層へのリーチアウトを目指すとともに、忙しい現代人の生活スタイルに合わせ、通常1ステージしか上演しない能の慣例を破り5日間で2作品を3回ずつ日替わり上演。観客が観劇日を選べるようにしているという。8月7日(土)には、ライブ配信も行われる。

『長崎の聖母』作:多田富雄

巡礼者が長崎浦上天主堂を訪れ、修道僧に出会う。修道僧は原爆投下の日、浦上の町は火の海となり、まるでこの世の終わりのようであったことや、マリア像や聖堂も焼け落ち、多くの人々が犠牲となったことを告げる。犠牲者のために祈っていると、聖歌が響く中、女が現れる。その姿は被爆者の霊か聖母か。女は聖母マリアの慈悲を伝えるために現れたと言い、原爆の夜の様子を物語る。
原爆による長崎の悲劇、そして世界平和と魂の救済を描いた能。長崎市民の求めに応じて2005年に創作された。科学と世界の諸問題に関するパグウォッシュ会議開催中の長崎や、核拡散防止条約再検討会議開催中のニューヨーク、そして欧州で上演。公演に際しては、現地の聖歌隊が聖歌を歌っており、今回はクラシック・現代音楽の両分野で活躍するメゾソプラノ歌手の波多野睦美が担う。

『ヤコブの井戸』作:ディートハルト・レオポルド

二人のユダヤ人がヤコブの井戸でパレスチナ人の女に出会う。女は、はるか昔、ユダヤ人はサマリア人との接触を避けていたにもかかわらず、サマリア人の女性にこの井戸で水を分け与えたユダヤ人男性の話をする。
対立する二つの民族が砂漠で一つの井戸の水を分け合うという新約聖書ヨハネの福音書の物語を題材にした能。今なお世界で絶えぬ民族間、宗教間の諍いに疑問を呈し、象徴としての水を分け合うことの意味を問う。ウィーンの心理学博士でアート・キュレーターのディートハルト・レオポルドと清水寛二が、数年にわたり対話を重ねて創作した作品。2019年にウィーン(主催:墺日協会、会場:オデオン座)、パリ(主催・会場:パリ日本文化会館)、ワルシャワ(主催:ワジェンキ美術館、会場:ロイヤルシアター)で世界初演、今回が日本初演となる。2019年の初演では現地の俳優が参加し、多国籍プロダクションで上演された。
今回は、アイ狂言を女優のみょんふぁが担う。(当初出演を予定していた欧州キャストは日本国内における新型コロナ感染症拡大の影響により、招聘を中止。)

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ラジオ局J-WAVE(81.3FM)で放送中のPodcast連動プログラム「TOPPAN INNOVATION WORLD ERA」(毎週日曜23:00~23:54)。女優/創作あーちすと・のんがナビゲートする、2021年7月18日(日)の放送回に、宮藤官九郎がゲスト出演することがわかった。

のんと宮藤官九郎は、大人計画とパルコ共同プロデュースによる、ロックオペラ第4弾『愛が世界を救います(ただし屁が出ます)』で、8年ぶりにタッグを組む。番組では、新作舞台やコロナ禍で感じたことについてふたりが対談。のんが、宮藤官九郎との8年ぶりの再会でアピールした“意外なこと”や、新作舞台の稽古でのんが起こした失敗談とは? 宮藤官九郎がコロナ禍で感じた俳優の底力について語るほか、この道に進むことになった「突破ストーリー」も明かす。

なお、本対談の模様はJ-WAVEのPodcast配信サービス「SPINEAR」でも同時配信。貴重な対談の模様を、地上波とポッドキャストで楽しもう。

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私立恵比寿中学(略称:エビ中)がアーティストの一発撮りのパフォーマンスを鮮明に切り取るYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」の第136回に出演することとなった。

エビ中は今年5月に新メンバー3名の加入が発表されて9人体制となっているが、今回は、真山りか、安本彩花、星名美怜、柏木ひなた、小林歌穂、中山莉子の6人で歌唱。

2018年1月の日本武道館公演からスタートした第2章ともいうべき6人体制での活動の節目となるパフォーマンスを、話題のYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」出演で飾る。

安本彩花は、昨年秋から悪性リンパ腫の治療のため活動を休止していたが、今年4月には無事寛解を発表。SNSなどでの活動は再開していたが、メディア復帰は昨年10月10日の自らの生誕祭の生配信以来、実に279日ぶりとなった。

今回は池田貴史(レキシ)に提供された2017年発表曲「なないろ」をTHE FIRST TAKE ver.で披露。メンバーにとってもファンにとっても大切な1曲を一発撮りで歌い上げている。約2年半の期間中、メンバー6人が揃うことのできないステージも多く、決して順風満帆とは言えない中でも活動を止めずに歩み続けたエビ中が、明るいニュースを歌に乗せて届ける。

映像は本日・7月16日(金)22時にYouTube上でプレミア公開される。

なお私立恵比寿中学は、8月21日と22日には2年ぶりの夏の野外イベント「みらいに響け、みなとのPLAYGROUNDこと ファミえん2021 in 赤レンガ倉庫」(神奈川県・横浜赤レンガパーク特設会場)を開催し、新メンバーの初パフォーマンスを披露する。

またそれに先立ち、8月18日(水)に新メンバーを迎えた新曲を含む、これまでのファミえんのテーマのベストソング集ともいえる内容のCDアルバム『FAMIEN’21 L.P.』をリリースすることもアナウンスされている。初期作品はメンバー全員でボーカルを完全再レコーディングするなど、数々の名曲が新体制9人の歌声で生まれ変わる。

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空音の4曲入りEP『Alcoholic club』より、「crayon」のミュージックビデオが公開となった。

「crayon」は人生を真っ白なキャンバスにたとえ、そこに自分だけの色を塗り重ねていく様子を歌った1曲。シーンでもっとも影響力を持つプロデューサー“KM”提供のしっとりとしたトラックにのせて、人生の中で積み重ねる様々な経験や思い出を歌う空音の声があたたかく響く楽曲となっている。

死ぬ前の走馬灯のようなイメージで制作されたというこの曲は、「明日死ぬかも 俺は毎日が最終回」など空音の死生観が表現されたリリックも印象的。

本日公開されたミュージックビデオは、空音がアンバサダーをつとめる「JVCブランド」とコラボレーションした1作で、楽曲にあわせ、ひとりの男性の一生を描いたもの。大切な人と過ごす特別なひとときや思春期の葛藤などを経て自分だけの色を塗り重ねていく様子が美しく表現された作品となっている。

空音は現在、「空音 -TREASURE BOX TOUR- 振替公演」の真っ最中。札幌・仙台・大阪・福岡の4都市でのチケットは現在発売中となっており、『Alcoholic club』からの新曲も披露する。また、『Alcoholic club』をライブラリ追加してくれた方全員にツアー会場でオリジナルステッカーをプレゼント中。

空音 / crayon -Official Music Video-

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