大比良瑞希、自身作詞作曲の最新シングル「I WANNA 罠?」のビジュアライザーが公開 初の沖縄ライブを10月に開催決定

NO IMAGE

自身が作詞作曲したサマーチューンSG「I WANNA 罠?」をリリースしたばかりの大比良瑞希が、イラストレーター・矢吹純が手掛けたイラストのジャケットベースをemiuoyaが動かすショートビジュアライザーを公開した。

また、大比良は約1年半ぶりとなるバンドセットワンマン・ライブ『"The Reminder" ~Band Set One-man Live』代官山UNIT公演を成功させるなど積極的なライブ活動を行っている中、自身初の沖縄ライブを10月13日(金)に沖縄Outputにて開催することが決定した。本公演では、オープニングアクトとして沖縄のシンガー・Naz(読み:ナヅ)が出演する他、レぺゼン沖縄のスペシャルゲストも出演予定とのこと。

source:New feed

2023年10月31日(火)~11月5日(日)北とぴあ・ペガサスホールにて、『未開の議場 2023』を上演することが発表された。

本作は、架空の国・トメニア共和国からの出稼ぎ労働者が多く住む、架空の町・萩島町のイベントをめぐる、商店街青年部の話し合いの様子を描いた一幕会議劇。2014年にカムヰヤッセン第10回公演として上演されてから、区民と作る演劇・北区民版や、コロナ禍でのオンライン版等、形を変え何度も再演を重ねてきた本作を、今回は、特定のプロデューサーや単独の主催者を置くことなく、出演俳優自ら主導して、プロデュースし、上演する。

出演俳優全員がプロデューサーとなり製作した理由は、昨今の演劇界で注目されているハラスメント問題が理由のひとつ。他業界に比べて、演劇界はハラスメントが生まれやすい環境だと言われており、それは、芸術という個人の感性に重点が置かれがちな傾向を持つ業界であるという点に加え、外部から遮断された稽古場では、演出家が、座組の中でヒエラルキーの高い位置に君臨し、作品や創作環境における決定権を独占してしまいがちだから、とのこと。今回『未開の議場 2023』では、俳優全員が作品制作の決定権を持つプロデューサーの職を担うことで、従来の中央集権的ではない演劇の作り方を模索するそうだ。

作、北川大輔(カムヰヤッセン)、演出協力は須貝英が務める。そして、安藤理樹(PLAT-formance)、石井舞、大塚由祈子(アマヤドリ)、鍛治本大樹(演劇集団キャラメルボックス)、木村聡太、小林春世(演劇集団キャラメルボックス)、コロブチカ、宍泥美(マチルダアパルトマン)、ハマカワフミエ、原啓太、藤田雄気、宮原奨伍(大人の麦茶)、山本沙羅(演劇集団キャラメルボックス)、渡邉とかげ(クロムモリブデン)が出演する。

本作のテーマは「分断と連携」。在日外国人が多く住む架空の街を舞台に、多文化共生を主題として扱います。民族や人種、異文化や国籍の壁は超えられると軽々に宣言するのではなく、自分と他者との間に存在する差異を認め、尊重することを共生への第一歩として捉え、作品全体を包括するコンセプトとして、「ここに、線がある。」を掲げた。また、このテーマとコンセプトを元に、アクセシビリティの向上にも取組む、とのこと(耳が聴こえない方に向けた、全ステージ日本語と英語の字幕タブレットの貸し出し、目が見えない方に向けた、上演前の舞台説明と役者紹介、その他、駅からの送迎や、車いす席の確保等)。

どんな公演になるのか、期待しよう。

 
【あらすじ】
トメニア人労働者が多く住む地方都市、幸笠県亀井郡萩島町。
商店街の青年部が主催して「萩島フェスタ」なるお祭りの実行委員会の会議がはじまる。基本的には進行の確認と、拍手の承認くらいで終わるはずだった。が、銭湯の女主人が口にしたタトゥーの入ったトメニア人の入湯拒否が訴訟にまで発展した話題から、各々の委員が抱えるトメニア人との問題が噴出し、会議は思わぬ方向へと走り出すのだった。14人のキャストで送る、一幕会議劇。

演出協力・須貝英 メッセージ 

今回ご縁があって萩島商店街青年部の仲間にしていただくことになりました。僕も俳優をやっているので、この企画にマッチしているのかなあと思ってみたりしています。
大石さんから引き継ぐ形になりますが、「演出協力」としていただいたのは俳優主導の企画の中で、対等な創作になることを見越してという意図もあって。そうなったらいいなと期しています。
この時代だからこそのこの企画、是非劇場に足をお運びいただければ幸いです。

source:New feed

2023年8月3日(木)日本青年館ホールにて、『スクールアイドルミュージカル』が開幕し、初日公演の舞台写真とオフィシャルレポートが届いた。

本作は、ラブライブ!シリーズ初のミュージカル作品『スクールアイドルミュージカル』の追加公演。対立する二つの伝統校を舞台に、アイドル活動を通して出会う10人の少女たちの変化と夢へのきらめきを描く、完全オリジナルストーリーの青春学園ミュージカルで、2022年12月に東京、2023年1月に大阪で上演後、好評の声が多く寄せられたことで、今回の真夏の追加公演が叶った。

エネルギッシュな舞台に心揺さぶられる、スクールアイドル はじまりの物語

客席に入ると、まず目に飛び込んでくるのはステージ上のセット。初演時の回転舞台用のセットから、会場に合わせたセットへと変更したツアーバージョンでの上演となった本公演だが、物語の舞台となる大阪の人気校・滝桜女学院も、兵庫の名門進学校・椿咲花女子高校も、全体的な雰囲気は初演時からほぼ変わらず、しっかり没頭できた。

皇ユズハ役:浅井七海    (C)プロジェクトラブライブ!スクールアイドルミュージカル

皇ユズハ役:浅井七海    (C)プロジェクトラブライブ!スクールアイドルミュージカル

北条ユキノ役:杏ジュリア    (C)プロジェクトラブライブ!スクールアイドルミュージカル

北条ユキノ役:杏ジュリア    (C)プロジェクトラブライブ!スクールアイドルミュージカル

天草ヒカル役:小山璃奈    (C)プロジェクトラブライブ!スクールアイドルミュージカル

天草ヒカル役:小山璃奈    (C)プロジェクトラブライブ!スクールアイドルミュージカル

三笠マーヤ役:佐藤美波    (C)プロジェクトラブライブ!スクールアイドルミュージカル

三笠マーヤ役:佐藤美波    (C)プロジェクトラブライブ!スクールアイドルミュージカル

今回なによりも驚いたのは、登場人物たちの動き方や感情の見せ方がより豊かになっていること。第一幕冒頭の滝桜女学院アイドル部の滝沢アンズ(演:関根優那)たちが歌う「きらりひらり舞う桜」のキラキラ感や練習中のがむしゃら感、アイドルに憧れる椿咲花女子高校の椿ルリカ(演:堀内まり菜)ら、仲良し5人組のにぎやかなやり取りもパワーアップ! 走る時は全力で走り、コミカルなシーンではより楽しくみんなの笑いをうながし、キュンとかわいい仕草はよりかわいらしく、胸がつまるようなシーンでは体全体で感情を表現して涙を誘う。

滝沢アンズ役:関根優那    (C)プロジェクトラブライブ!スクールアイドルミュージカル

滝沢アンズ役:関根優那    (C)プロジェクトラブライブ!スクールアイドルミュージカル

若槻ミスズ役:西葉瑞希    (C)プロジェクトラブライブ!スクールアイドルミュージカル

若槻ミスズ役:西葉瑞希    (C)プロジェクトラブライブ!スクールアイドルミュージカル

来栖トア役:星守紗凪    (C)プロジェクトラブライブ!スクールアイドルミュージカル

来栖トア役:星守紗凪    (C)プロジェクトラブライブ!スクールアイドルミュージカル

鈴賀レナ役:鈴木まゆり    (C)プロジェクトラブライブ!スクールアイドルミュージカル

鈴賀レナ役:鈴木まゆり    (C)プロジェクトラブライブ!スクールアイドルミュージカル

晴風サヤカ役:青山瑠里    (C)プロジェクトラブライブ!スクールアイドルミュージカル

晴風サヤカ役:青山瑠里    (C)プロジェクトラブライブ!スクールアイドルミュージカル

キャストたちの全身全霊の芝居。その瞬間の感情を歌に乗せた30曲以上もの楽曲。そして視点を変えて観ることで印象が変わるストーリー。劇場でしか体感できないことがつまった『スクールアイドルミュージカル』を、ぜひこの追加公演の機会にその目で確認してみよう。

(左)椿マドカ役:蒼乃夕妃(右)滝沢キョウカ役:岡村さやか    (C)プロジェクトラブライブ!スクールアイドルミュージカル

(左)椿マドカ役:蒼乃夕妃(右)滝沢キョウカ役:岡村さやか    (C)プロジェクトラブライブ!スクールアイドルミュージカル

ペンライトで応援可能! 恒例のカーテンコールスペシャルステージも見逃せない!

追加公演でも、カーテンコールはペンライトを点灯させて応援できるスペシャルステージを実施。テーマソング「未完成ドリーム!」など、総勢18名による歌とフォーメーションダンスが、ライブ形式で披露された。華やかな衣装姿&キラキラ輝く笑顔でパフォーマンスを披露する、スクールアイドルたちとの特別な時間を作れるのも本ミュージカルの魅力のひとつ。観に行く際は、ペンライトを持参するともっと楽しめるはず! 追加公演は8月6日(日)まで日本青年館ホールで上演中。当日券&リピーターチケット販売も行っている。詳細は『スクールアイドルミュージカル』公式サイトまで。

椿咲花高校    (C)プロジェクトラブライブ!スクールアイドルミュージカル

椿咲花高校    (C)プロジェクトラブライブ!スクールアイドルミュージカル

滝桜女学院    (C)プロジェクトラブライブ!スクールアイドルミュージカル

滝桜女学院    (C)プロジェクトラブライブ!スクールアイドルミュージカル

さらに2022年12月の東京公演、2023年1月の大阪公演、2023年8月の追加公演までをまとめたオフィシャルブックの発売が決定した。今冬発売予定で現在鋭意制作中、とのこと。観劇した感想やイラストを掲載する読者参加企画も実施されているので、こちらも公式サイトや公式SNSで続報をチェックしよう。

source:New feed

発売中の『週刊 SPA!』8月8日号と、8月4日(金)発売の『週刊 SPA!特装版』にて、『TOKYO IDOL FESTIVAL 2023 supported by にしたんクリニック』とのコラボ企画「水着でアイドル頂上決戦」が行われることがわかった。

「水着でアイドル頂上決戦」は、同誌で毎年恒例となっているコラボ企画。第6回となる今回は、『TOKYO IDOL FESTIVAL 2023 supported by にしたんクリニック』(8月4日・5日・ 6 日開催)に出演する6組のアイドルグループから、6名の選抜メンバーが『週刊 SPA!』8月8日号の誌面上にて、水着グラビアを披露する。

また、発売中の『週刊 SPA!』、8月4日(金)発売の『週刊 SPA!特装版』誌面の投票用紙で“推しメン”投票を受付、その投票数を競う。優勝者所属のグループには、表紙出演権やインタビューページ出演権など特典がプレゼントされるとのこと。

参加グループのメンバーの掲載ソロカットとコメント(グループ名・五十音順・敬称略)は以下のとおり。

 

後藤まつり(アイテムはてるてるのみ)

後藤まつり(アイテムはてるてるのみ)

後藤まつり(アイテムはてるてるのみ)

大きなお尻とおっぱいが私の武器! メンバーからは「小さい顔から想像できない大きさ!」と言われています(笑)。形も褒めてもらえることが多いです。 てるてるは新メンバーが加入して、スタートラインに立ったような気持ち。「ポジティブで頑張ろう!」と意気込んでいて、人からちょっと嫌なことを言われても聞き流す強さがあります。 TIFでは新曲をお披露目する予定です。盛り上がるナンバーなので、楽しみにしていてくださいね。私は唯一の初期メンバーで、最近は責任感が強くなってきて……。1位と表紙掲載権を獲得して、グループをこれまで以上に盛り上げていきたいです!

 

茜音ぱぴこ(UtaGe!) 

茜音ぱぴこ(UtaGe!)

茜音ぱぴこ(UtaGe!)

グラビアはほぼ初体験!撮影中にカメラマンさんが「可愛いよ」とか「いいね!」っていっぱい言ってくれるから、張り切っちゃいました。普段からもっと褒められたいタイプです(笑)。 引き締まった体には自信アリ。ファンの方から「腹筋見せて!」と言われることも。今回は、クールな表情に挑戦したから注目してほしいな。 TIFメイン争奪戦のために新曲の「6STARS」を作りました。かっこよく力強く歌っているので、ぜひ聴きに来てもらいたいです。 今日は可愛いコが多くて心が折れかけたんですけど、1位になりたい気持ちは変わりません。グラビアを続けたいので応援してください!

 

山田せいあ(スーパーベイビーズ)

山田せいあ(スーパーベイビーズ)

山田せいあ(スーパーベイビーズ)

大きいお尻がコンプレックスだったけど、グラビアでは武器になる! ファンの方にも褒めてもらえるからどんどん出したいです(笑)。 スパベビが結成したのは今年7月。メンバー全員がアイドルの前世を持っていて、皆さんの疲れた心を救うために集まったアイドルヒーローなんです。推し曲は「トキメキばぶリー」で、親指を口に当てる"スパベビポーズ"は振りコピもしやすいです! 10月9日には初ワンマンが控えているので、TIFも気合十分。 実はほかのメンバーもグラビア向きのナイスバディがいて、まだどこにも披露してないんですよ。今回優勝して、良いものを持ってるコをSPA!で初お披露目させたい!

 

犬乃かりん(すてねこキャッツ)

犬乃かりん(すてねこキャッツ)

犬乃かりん(すてねこキャッツ)

普段は、水着というよりコスプレっぽい衣装を着ることが多いので、今回の撮影はとっても新鮮でした! グループに加入してたった1か月で、こんな企画に出られてドキドキしています。TIFでもグラビアでも、爪痕を残したいですね。 雑誌の撮影は初めてだけど、撮影会にはたくさん参加してきたのが私の強み。水着だけじゃなく、インスタに載せているようなコスプレ衣装も見てもらえるよう頑張ります! グループでは最年少の末っ子で、先輩についていくノー天気キャラ。SPA!に出ることは、まだメンバーには内緒なんです。雑誌を見てビックリされそう。事務所に100万部買ってほしいな~(笑)。

 

神崎ひな(まねきケチャ)

神崎ひな(まねきケチャ)

神崎ひな(まねきケチャ)

月に、新体制になったまねきケチャに加入しました。日本武道館でライブをやるぐらい歴史のあるグループに自分がいることは今も感動してます。 今回は自分の体のラインが一番綺麗に見えるポージングを研究してきたので、成果が伝わったら嬉しい。これを機にグループのグラビア担当になって、写真集を出すのが目標なので頑張りたいです! アイドルを目指したときからTIFに出演するのが夢で、それが今年叶います。ステージではまねきらしさも継承しながら、新しい個性を出せるよう全力でパフォーマンスしたいです。ここぞというときの行動力は誰にも負けないので、いい結果を出せるはず!

 

澪川舞香(ルルネージュ) 

澪川舞香(ルルネージュ)

澪川舞香(ルルネージュ)

アイドルになってから初めての水着撮影に挑戦! 大好きなラーメンを我慢してきたので、自慢の鎖骨が綺麗に見えてたらいいな。 私がグループに加入するきっかけは、YouTuberのヒカルさんがルルネージュのことを動画にしていて、それを見た母親が背中を押してくれました。本当に個性的なメンバーが揃ってます。そのなかで今年5月、ライブ中の私の写真をツイッターに投稿したら、"完璧で究極のアイドル"としてバズっていて驚きました! なので、ビジュアル担当と言っていいのかな(笑)。 女性らしい繊細な楽曲や衣装がつくり出す世界観も魅力的です。TIFのステージで、あなたの心もバズらせたい!

source:New feed

10月28日(土)に福島県・南相馬市の馬事公苑で開催される『騎馬武者ロックフェス2023』の出演アーティスト第二弾が発表された。

『騎馬武者ロックフェス』は、2014年に始まったロックフェス。「東日本大震災や福島第一原子力発電所事故によって故郷を離れた人たちが年に一度でも帰って来るきっかけにしたい」「南相馬市のマイナスイメージを音楽フェスティバルによって払拭したい」との思いから、地元の有志メンバーを中心にスタート。2020年から2022年までは、実行委員会の事情や新型コロナウイルス感染症の拡大、福島県沖地震などの影響により実施を見合わせてきたが、今年2023年に4年ぶりに開催される。

LOW IQ 01

LOW IQ 01

竹原ピストル

竹原ピストル

dustbox

dustbox

今回『騎馬武者ロックフェス2023』への出演が決定したのは、LOW IQ 01、竹原ピストル、dustboxの3組。dustboxは今回初めての騎馬武者ロックフェス出演となる。その他、梶原徹也率いる太陽ドラム、地元キッズダンスチームJoli Jolieのパフォーマンスも決定している。

また、当日はMCとしてナシモンと高橋ちえが今年も会場を盛り上げることが決定。すべての演奏の終了後には全国の方からの募金によって打ち上げられる「みんなの花火」も実施される。

チケットは、イープラスにて10月27日(金)23時59分まで発売中。そのほか詳細は、イベント公式サイトを確認しよう。
 

source:New feed

甲斐翔真初ビルボードライブ公演の追加公演が決定した。

2016年に「仮面ライダーエグゼイド」のパラド / 仮面ライダーパラドクス役でテレビドラマ初出演後、ドラマ「花にけだもの」「覚悟はいいかそこの女子。」や、映画「写真甲子園 0.5秒の夏」「君は月夜に光り輝く」などに出演した甲斐翔真。2020年には「デスノートTHE MUSICAL」で初のミュージカル主演を務め、「エリザベート」「RENT」と名作に続けて起用、現在上演中の「ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル」も好評を博している。ミ

追加公演は10月2日(月)ビルボードライブ横浜にて。ほか、すでに9月18日(月・祝)ビルボードライブ大阪、10月1日(日)ビルボードライブ横浜での公演が発表されている。

source:New feed

2023年8月2日(水)に新宿シアタートップスにて、俳優・小沢道成による演劇プロジェクト「EPOCH MAN」による新作公演『我ら宇宙の塵』が開幕した。この度、舞台写真と小沢のコメントが届いたので紹介する。

写真:小岩井ハナ

写真:小岩井ハナ

本作は、死んだ父の行方を探す少年と、その少年の行方を探す母の物語を描き、小沢自身の死生観が投影されたファンタジックなヒューマンドラマ。物語の世界観を表現する上で用いられたのが、1体のパペット。このパペットがどんな役割を果たすのか。さらに、もうひとつの演出的なギミックとなるのが、壁一面のLEDビジョン。固定観念にとらわれず、常にやったことのないことにチャレンジしたい小沢らしい試みとなっている。

写真:小岩井ハナ

写真:小岩井ハナ

写真:小岩井ハナ

写真:小岩井ハナ

写真:小岩井ハナ

写真:小岩井ハナ

LEDディスプレイに囲まれた舞台で、生命のないパペットが立ち上がり、歩き出す。映像テクノロジーと古典的な演劇手法の融合は小沢にとって大きな挑戦となるが、今回の作品の根幹に流れているのは、EPOCH MANが元来得意とする「人間の力」である。

写真:小岩井ハナ

写真:小岩井ハナ

写真:小岩井ハナ

写真:小岩井ハナ

池谷のぶえ、渡邊りょう、異儀田夏葉、ぎたろー、そして小沢と1体のパペットがその体いっぱいに届けるのは、遺された人たちの命の物語。極上の演劇を、劇場で体験してみてはいかがだろうか。

写真:小岩井ハナ

写真:小岩井ハナ

なお、本公演は、13日(日)まで東京・新宿シアタートップスで上演。8月10日(木)19:00、8月11日(金祝)14:00・18:00の回では、鑑賞サポート実施公演(バリアフリー字幕タブレット貸し出し)が行われる。

小沢道成 コメント

150席ほどの劇場空間に“LEDディスプレイ”を舞台装置として壁一面に覆ったらどんな演劇が生まれるんだろうと、そんな好奇心から『我ら宇宙の塵』の創作が始まりました。そして、テクノロジーとは真逆の“パペット”を組み合わせたらどんな相乗効果が生まれるんだろうと、またまた好奇心で創作を進め始めました。アナログとデジタルの融合といったところでしょうか。全く別物だなと思いながら創作を続けるうちに“今と昔”が混在し始め、やがて僕は共通点を見つけました。それは、どちらも人間が生み出したものだということです。人間の力は凄いものです。稽古をやっていても、ひとりの人間から発せられるエネルギーには心が動きます。今、劇場に入り、これまた多くの人の力によってとてつもない光景が広がってきました。五人の俳優とスタッフ陣の創造力、そして観客席に座る人達の想像力。どんなことが起こるのでしょう。上演時間は約100分。人間が起こす力の凄さを堪能していただければと思います。生きた者の凄さを、生きる者の凄さを。

source:New feed

2024年春、新作ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』が日本で初演を行うことが発表された。

本作は、A.A.ミルンの原作とクラシカルなディズニーの長編アニメーションの流れを汲んだ新作ミュージカル。ディズニーの大人気キャラクターくまのプーさん、クリストファー・ロビンとその仲間たち(ピグレット、イーヨー、カンガ、ルー、ラビット、オウル、そしてもちろんティガーも)が出演する。

「くまのプーさん」は、英国の作家A.A.ミルンが1926年に100エーカーの森でクリストファー・ロビンと仲間たちの冒険を最初にシリーズ化して以来、何百万人もの読者と視聴者に楽しまれている。英国のイラストレーターE.H.シェパードによるイラストをフィーチャーしたこの本は、世界中で5,000万部以上を売り上げた。プーさんの物語の劇場版権は、1961年にディズニー社が長編映画を制作することを目的として取得したが、制作が開始された後、ウォルト・ディズニーは代わりに短編映画を制作することを決定し、後に『くまのプーさん』として発表。これが、ウォルト・ディズニー自身が制作に関与した最後の作品で、最初の作品『プーさんとはちみつ』は存命中に完成したが、『プーさんと大あらし』はまだ制作の途中だった。こうして作品が生まれて以来、ディズニーの「くまのプーさん」は、長い年月の中で、誰からも愛され続ける作品のひとつとなった。

そんな「くまのプーさん」をミュージカルしたのが本作。2021年にニューヨーク市のシアターロウで世界初演され、メディアからの高い評価と興行成績を獲得。ニューヨークの優れた舞台に授与される「ドラマ・デスク・アワード」と「OBAアワード」の両方のノミネートを受けた本作は、その後シカゴで上演され、全米ツアーを経てロンドンで開幕した。

本ミュージカルはジョナサン・ロックフェラーとロックフェラースタジオ、そしてディズニーシアトリカルグループが共同で製作。ロックフェラーは『くまのプーさん』、『はらぺこあおむし』、『パディントン』などの著名な作品の舞台化で世界的に高い評価を得ている。 ロックフェラー制作の舞台『はらぺこあおむし』は、有名な作家/イラストレーターのエリック・カールの絵本に基づいて制作され、12か国以上をツアーを行った。最近では、『セサミストリート・ザ・ミュージカル』がオフブロードウェイで上演されている。

アメリカ公演より    (C) 2023 Disney, All Rights Reserved

アメリカ公演より    (C) 2023 Disney, All Rights Reserved

また、楽曲を創り上げたのはシャーマン・ブラザーズとして知られる、リチャード・M・シャーマンとロバート・B・シャーマン。彼らはオスカーとグラミー賞も受賞している多才なアメリカ人の作詞・作曲家で、映画史上他のどの作詞作曲チームよりも多くの映画音楽を創った。ディズニーのクラシック作品の『メリー・ポピンズ』、『ジャングル・ブック』、『ベッドかざりとほうき』、『おしゃれキャット』などで知られている。シャーマン・ブラザーズは、最初の2作のくまのプーさんの映画でウォルト・ディズニーと一緒に制作に携わった。『プーさんとはちみつ』(グラミー賞にノミネート)と『プーさんと大あらし』。兄弟は3作目の長編映画『プーさんとティガー』でグラミー賞を受賞。3作品は映画『くまのプーさん』として1977年に長編映画として発表された。シャーマン・ブラザーズは、『プーさんとイーヨーの1日』『ティガー・ムービー プーさんの贈りもの』の2作品でも楽曲を提供している。彼らの楽曲は2018年に公開された実写映画『プーと大人になった僕』でもフィーチャーされた。

そんな各国で絶賛された新作ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』は、2024年春にいよいよジャパンツアーを開始する。

source:New feed

『ストリートファイター6』にて、世界中のプレイヤーが年間チャンピオンを目指し各地域で激戦を繰り広げるの日本大会「CAPCOM Pro Tour 2023 ワールドウォリアー 日本大会」が、昨シーズンに引き続き、株式会社NTTe-Sportsがトーナメントオーガナイザーとなって開催されることが発表された。

「CAPCOM Pro Tour 2023」は地域ごとに実施される「オンラインプレミア」「オフラインプレミア」と並び、昨シーズンより新たに追加された大会「ワールドウォリアー」は、数か月にわたって各地域のトーナメントオーガナイザ-によって全世界26地域で複数回開催される。

本大会は順位に応じてポイントが獲得できる通常大会と、ポイント上位選手8名による決勝大会で構成されている。そして地域決勝大会で優勝を収めた選手は「CAPCOM CUP X」への出場権を獲得する。

激戦が予想される日本大会の実施スケジュールは以下の通り。※エントリーURLは欄外に掲載。

■第1回大会:2023年8月19日(土)13:00~

■第2回大会:2023年9月2日(土)13:00~

■第3回大会:2023年9月16日(土)13:00~

■第4回大会:2023年10月14日(土)13:00~

■第5回大会:2023年10月28日(土)13:00~

■決勝大会:2023年:11月18日(土)13:00~

 
第1回大会は既にエントリー受付が開始されている。

source:New feed

1975年4月に放送開始した『秘密戦隊ゴレンジャー』から、現在放送中の『王様戦隊キングオージャー』まで48年間放送が続いている、日本が誇る特撮作品シリーズ「スーパー戦隊シリーズ」の、いままで発売されてきたCD20点から新規に619曲のダウンロード/ストリーミング配信が解禁された。

『秘密戦隊ゴレンジャー(1975)』から『忍風戦隊ハリケンジャー(2002)』までの主題歌/挿入歌を収録した「スーパー戦隊 主題歌・挿入歌大全集」シリーズ、「天装戦隊ゴセイジャー(2010)」までの主題歌のTVサイズを収録した「TVサイズ!スーパー戦隊主題歌全集」、『超力戦隊オーレンジャー(1995)』までの主題歌のオリジナル・カラオケを収録した「東映戦隊シリーズ  主題歌カラオケコレクション」、そして『光戦隊マスクマン(1987)』までの劇伴を収録した「MUSIC COLLECTION」シリーズのCD20点の配信がスタートされ、すでに配信が解禁していた主題歌を除く、619曲の配信が解禁となった。今回解禁されたのは下記になる。

・スーパー戦隊 主題歌・挿入歌大全集Ⅰ
・スーパー戦隊 主題歌・挿入歌大全集Ⅱ
・スーパー戦隊 主題歌・挿入歌大全集Ⅲ
・スーパー戦隊 主題歌・挿入歌大全集Ⅳ
・スーパー戦隊 主題歌・挿入歌大全集Ⅴ
・スーパー戦隊 主題歌・挿入歌大全集Ⅵ
・スーパー戦隊 主題歌・挿入歌大全集Ⅶ
・TVサイズ!スーパー戦隊主題歌全集
・東映戦隊シリーズ  主題歌カラオケコレクション
・秘密戦隊ゴレンジャー MUSIC COLLECTION
・ジャッカー電撃隊 MUSIC COLLECTION
・電子戦隊デンジマン MUSIC COLLECTION
・太陽戦隊サンバルカン MUSIC COLLECTION
・大戦隊ゴーグルV MUSIC COLLECTION
・科学戦隊ダイナマン MUSIC COLLECTION
・超電子バイオマン MUSIC COLLECTION
・電撃戦隊チェンジマン MUSIC COLLECTION
・超新星フラッシュマン MUSIC COLLECTION
・光戦隊マスクマン MUSIC COLLECTION
・光戦隊マスクマン  MUSIC COLLECTION2

※一部プラットフォームにて楽曲配信に遅れが生じる可能性がございます。表示されない場合は、反映まで今しばらくお待ち下さい。

他のラインナップに関しても、順次配信を開始予定とのこと。ファンには嬉しいダウンロード/ストリーミング配信の解禁。チェックしておきたい。

source:New feed

2023年11月・12月に東京・大阪にて上演されるミュージカル『東京リベンジャーズ』より、タケミチ(竹中凌平)、マイキー(北村諒)、ドラケン(井阪郁巳)のティザービジュアル、全キャスト情報が解禁となった。

「東京卍リベンジャーズ」は、「週刊少年マガジン」にて2017年から2022年まで連載された和久井健による大人気漫画。主人公・花垣武道が人生唯一の恋人であった橘日向を救うため、12年前にタイムリープし自身の過去を変えていくバトルアクション作品で、コミックスのシリーズ累計発行部数は7,000万部を突破し、日本のみならず海外でも絶大な人気を誇る。2021年にはアニメ、映画、舞台化が実施され、10月には天竺編のアニメ放送が予定されている。

この度のミュージカルでは、タケミチ役に竹中凌平、マイキー役に北村諒、ドラケン役に井阪郁巳。さらに、横田龍儀や佐藤信長をはじめ、ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズンで活躍する注目の若手俳優の久保侑大、酒寄楓太、そして指原莉乃プロデュースによるアイドルグループより佐々木舞香(=LOVE)などの出演が決定した。

東京公演は11月24日(金)〜11月26日(日)天王洲 銀河劇場、大阪公演は12月1日(金)〜12月3日(日)メルパルクホール大阪にて実施。53年の歴史に幕を閉じる、メルパルクホール大阪での最後の演劇公演となる。その他、チケットスケジュールも公開され、オフィシャル先行は8月16日(水)から開始予定だ。詳細は公式サイト、公式Twitterを確認してほしい。

source:New feed

2023年10月7日(土)~10月9日(月祝)草月ホールにて、『こえかぶ 朗読で楽しむ歌舞伎 ~雪の夜道篇~』が上演されることが決定した。

本作は、松竹株式会社がおくる、古典歌舞伎の物語を人気声優陣が朗読劇で届ける『こえかぶ』の最新公演。歌舞伎を観たことのない方には「歌舞伎入門」として、歌舞伎通の方には「歌舞伎をより深く知る機会」として好評を得えていた、『こえかぶ 朗読で楽しむ歌舞伎』の第二弾で(初回は2022年10月に開催)、今回は公演規模を拡大し、より多くの方々に“歌舞伎の物語”の面白さを届ける。

脚本・演出は前回に引き続き劇作家の岡本貴也を迎え、歌舞伎の専門スタッフ、第一線で活躍する内田夕夜、斎賀みつき、高橋広樹、羽多野渉、、置鮎龍太郎、甲斐田ゆき、諏訪部順一、福山 潤、立花慎之介、朴 璐美、平田広明、吉野裕行(出演日及び五十音順)という豪華声優陣全12名が集結

本公演では、三大丸本歌舞伎のひとつである『仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)』、今年没後130年を迎える狂言作者・河竹黙阿弥の代表作のひとつである『雪暮夜入谷畦道(ゆきのゆうべいりやのあぜみち)』の二本を上演。時代や社会は違えども、二つの演目を通して描き出されるのは市井の人々の心の機微や悲哀。難しいと思われがちな歌舞伎の物語だが、現代語を交えた分かりやすく楽しい構成で、歌舞伎初心者にも楽しむことができる。

さらに公演終了後には出演者によるスペシャルトークも実施。『こえかぶ』でしか聞くことのできない秘蔵トークが飛び出す。“声”を生業とする声優陣が、赤穂浪士から遊女まで何役にも及ぶ巧みな演じ分けをどのように繰り広げるのか……。歌舞伎×声優のコラボレーションに注目しよう。

脚本・演出:岡本貴也 コメント

何度も上演された素晴らしき歌舞伎の脚本たちが、声優たちの手に渡ります。これは何百年と続く歌舞伎の歴史の中でも、かなり画期的
な出来事かもしれません。朗読するのはご覧のベテラン勢。劇場にその【こえ】が響き渡ります。
しかも、ただの朗読ではありません。心から楽しめる仕掛けがしてあります。ご期待ください。

出演者コメント(五十音順)

10月7日(土)

■内田夕夜

『こえかぶ』を大喜びで即快諾させて頂いたものの、歌舞伎無知な私でも大丈夫なのか? と不安になり、色々と調べていたら、「歌舞伎は、既存の考えにとらわれず、新しいものを取り入れ、人々を楽しませる」と載っていました。
おぉ! 皆様に楽しんで頂ければ大丈夫なのかも!
一心不乱に目指します!!

■斎賀みつき

お話をいただいた時、とても興味を惹かれる試みでしたので、私でよければ是非、と、お受けすることにしました。
歌舞伎を知っている方々には「こんな表現方法もあるんだ」、歌舞伎を知らない方々には「歌舞伎って面白いんだな、見てみたいな」、とそれぞれ思っていただけるようにがんばります!!

■高橋広樹

このたび初めて『こえかぶ』にお邪魔させて頂きます。
歌舞伎のお話を朗読するということにとどまらず、歌舞伎という世界観や舞台の空気感まで味わっていただけるような朗読“劇”をお届けできるよう、声優として誠心誠意努めさせて頂きますので、何卒よろしくお付き合いのほどお願いいたします。

■羽多野 渉

大変貴重な機会を頂いたと思います。
これまで歌舞伎の世界に触れていない方にも、現代語の表現による「朗読」で歌舞伎の世界を楽しんでいただく。
僕自身も初めて飛び込む世界ですので、ドキドキワクワクしております。
丁寧に朗読させて頂きますので、『こえかぶ』の世界を一緒に想像してお楽しみください。

10月8日(日)

■置鮎龍太郎

昨年に引き続きに出演させていただける事になりました。
感謝でございます。第二弾という事で、メンバーも増え、演目をどのように現代語に置き換えて読ませていただけるのか等々、興味は尽きませんが、ご覧いただく皆さまに楽しんでいただけるように、また、私自身もたのしめるように、お稽古頑張りますね。

■甲斐田ゆき

私が《歌舞伎》と聞いて連想する事。伝統、文化、ロマン、技、和、化粧、衣裳、美術、お囃子…色々ですが『現代では女人禁制』のイメージが強く、朗読とはいえ《歌舞伎》のパフォーマンスに参加する機会が頂けるとは想像もしませんでした。務まるかしら、どうしたらいいのかしら、品格に見合う? …などと、悩むのも烏滸がましいと思い至り、素晴らしい歌舞伎の世界に、憧れの世界線にえいやっと飛び込ませて頂きたいと思います。

■諏訪部順一

より多くの皆様に歌舞伎の魅力をお伝えする一助を微力ながら担うことができれば幸いです 。
日本を代表する伝統芸能 が育んできた物語の世界。
演者として体感できる大変貴重な機会ですので、存分に楽しみたいと思います。

■福山 潤

朗読で歌舞伎を楽しむという素晴らしい試みのおかげで、なかなか関わることのできない歌舞伎の演目に参加させていただけるという事に恐縮しております。これまで歌舞伎はプライベートで何度か拝見してきましたが、観るたびに発見と刺激を頂ける素晴らしい伝統芸能。朗読にて歌舞伎の面白さを少しでも多くお伝えできれば幸いです。

10月9日(月祝)

■立花慎之介

僕も昔、日本舞踊をやらせていただいてましたが、今回日本伝統芸能のひとつ歌舞伎に携われる機会をいただきましたので、僕としてもとても嬉しくすぐに出演したいという旨をお返事させていただきました。
現代語に訳された歌舞伎を朗読するのは初めての試みなので僕自身とても楽しみにしております。
是非会場に足を運んでいただければと思います。

■朴 璐美

お話を頂いた時、興味がググッと湧いたものの、これは難しくもあるなぁ…と逡巡もしました。
結局、好奇心が勝ってしまった情けないほど貪欲な私ですが、しっかり物語たちと向き合います。
お楽しみにしていてください。

■平田広明

私自身、歌舞伎が好きでコロナ禍前は色んな劇場に足を運びました。明るく広い舞台で、華やかな衣裳を纏い艶やかに舞う姿は、地味な新劇畑出身の私にとって、とても眩しい世界でした。この度、朗読劇のお話を頂き、多少なりともあの世界を身近に感じられると思うと今からワクワクしております。現代語の分かりやすい歌舞伎を体験したら、また劇場に馳せ参じたいと思います。

■吉野裕行

もしかしたら皆さんの中には詳しい方もいるかもしれません。私自身は歌舞伎は未知。
FF歌舞伎以外観たことないわけですから。。。
朗読するプレッシャーはあります。
知らない言葉が多いのではないかと思います。
時代が異なればわからない文化や風習もあるかもしれません。そんなわけで皆さんと一緒に歌舞伎を知る一歩が踏み出せたらと思います。

source:New feed

JAKIGAN MEISTER presents MAGICAL JAKI LAND vol.1
2023.7.23 新宿BLAZE

NIGHTMAREのギタリストとして2003年にメジャーデビューを果たし、2016年からJAKIGAN MEISTER(ジャキガン・マイスター)名義でソロ活動も行なうようになった咲人。ギターに加えてボーカルも担い、総ての面に彼の美意識を反映させた同プロジェクトは、始動と同時に大きな注目を集めた。JAKIGAN MEISTERのスタイリッシュな音楽性やアーティスティックなイメージなどは高い評価を得ており、2017年6月にリリースされた1stアルバム『Ejaculation』以降コンスタントに音源を発表し、ライブ活動も意欲的に行なっている。2020年にNIGHTMAREが再始動してからはJAKIGAN MEISTERの音源発表は途絶えていたが、今年8月30日に待望のニューシングル「Que sais-je?」がリリースされる。咲人がNIGHTMAREとソロ活動を同時進行させる決断をしたことに、歓喜の声をあげたリスナーは多かったと思う。

咲人への期待がさらに高まる中、JAKIGAN MEISTER初の主催イベントライブ『JAKIGAN MEISTER presents MAGICAL JAKI LAND vol.1』が、7月23日に新宿BLAZEで行なわれた。記念すべき第1弾は、有村竜太朗(Plastic Tree)を招いて開催。咲人にとって憧れの存在であり、自身と同じくソロ活動も行なっている有村との競演ということで、咲人がより気合いを入れてライブに臨んだことは想像に難くない。ライブ当日の新宿BLAZEはオーディエンスでビッシリと埋まった状態となった。

有村竜太朗

有村竜太朗

『JAKIGAN MEISTER presents MAGICAL JAKI LAND vol.1』は有村竜太朗のライブからスタート。アバンギャルドなオープニングSEに続いてステージに立った有村は、「浮融/fuyuu」でライブの幕明けを飾った。ギターを弾きながら抑揚を効かせた歌声を聴かせる有村の姿は存在感に溢れているし、翳りと浮遊感を帯びたサウンドも魅力的で、オーディエンスが“グッ”とステージに惹き寄せられたことが感じられた。「浮融/fuyuu」1曲で場内をエモーショナルな世界に染め上げたのは、さすがの一言に尽きる。

有村竜太朗

有村竜太朗

「≒tsukikagetotsukikaze」でさらに深度を増した後、「どうも、こんにちは、有村竜太朗です」と挨拶。『MAGICAL JAKI LAND』に呼んでくれて、ありがとうございます。これが1回目ということで嬉しいなと思っているし、楽しんでいきたいなと思うので、どうぞ皆さんも楽しんでいってください。呼んでくれた咲人くんに何か気持ちを届けることをしたいなと思って、NIGHTMAREちゃんのカバーさせてもらうことにしました」という言葉に続けて、「まほら」が演奏された。憂いを湛えたメロディアスな「まほら」をチョイスする辺りは有村らしいし、NIGHTMAREの楽曲をいい形で届けたのも見事。「まほら」が終わると同時に、客席からは盛大な拍手と熱い歓声が湧き起こった。

有村竜太朗

有村竜太朗

その後は繊細な歌中とダンサブルなサビを配した「≒manegoto」、静と動の対比を活かした「≒sikirei」を続けてプレイ。極端にウェットではなく“柔らかみのある寂寥感”という言葉が似つかわしい彼の楽曲は心に染みるし、ダイナミクスを効かせたアレンジでドラマチックさを演出するのではなく、エモさを増幅させるというセンスのよさも光る。表現したいことが明確で、それを追究し続けているアーティストの凄みを感じることができた。

有村竜太朗

有村竜太朗

「我々のライブもそろそろ後半に差し掛かるので、もっと熱くなって帰っていってください。まだまだ楽しんでいってください」という有村の言葉から始まったライブ後半ではキャッチーな「≒kagidokei」やパンキッシュなファストチューンの「≒jukyusai」、躍動感を放つ「≒fuyuu」などが畳みかけるように演奏された。ここまでとは一味違って熱くパフォーマンスしながら歌う有村も、爽快感を放つサウンドも魅力的で思わず気持ちが上がる。オーディエンスを惹き込む前半からエネルギーを放出する後半に至る流れが見事に決まって、場内は華やかな盛り上がりを見せた。

 

JAKIGAN MEISTER

JAKIGAN MEISTER

セットチェンジのインターバルを経て、暗転した場内にデジタリックなオープニングSEが流れ、サポートメンバーに続いて咲人がステージに姿を現した。客席から大歓声と熱い拍手が起こる中、JAKIGAN MEISTERのライブはパワフル&キャッチーな「Why don’t you?」からスタート。歌の合間にステージを行き来してフィジカルなステージングを織り成す咲人の姿に目を奪われるし、ベースがNIGHTMAREのNi~ya(Ba)、キーボードは吉田トオル(DISCO VOLANTE)、ドラムがHIRO(ex.Raphael/rice)という錚々たるサポート陣と共に奏でるソリッドさとウネリを併せ持ったサウンドは心地好さに満ちている。咲人に牽引される形で、ライブが始まると同時に場内のボルテージはさらに高まった。

JAKIGAN MEISTER

JAKIGAN MEISTER

その後は「『MAGICAL JAKI LAND』第1回へ、ようこそ! 記念すべき第1回のゲストは有村竜太朗さんでした。竜太朗さん、ありがとうございます。僕は高校生の頃にPlastic Treeさんをメチャクチャ聴きまくっていたんです。そんな大先輩の竜太朗さんとご一緒できるのは、嬉しい限りです。ありがとうございます。そして、今日は最後まで楽しんでいってください」という咲人のMCを挟みつつ「Crook」や「なりたかったくなかった」「プラセボ」といったダンサブルなナンバーを相次いでプレイ。アッパーさとロマンチックな雰囲気を纏った楽曲はライブ映え抜群で、オーディエンスは華やかなリアクションを見せる。JAKIGAN MEISTERのライブは、場内が終始いい空気感に包まれていることも印象的だった。

JAKIGAN MEISTER

JAKIGAN MEISTER

ライブ中盤ではスタイリッシュ&モダンな味わいの「Que sais-je?」(新曲)や退廃的な歌中とキャッチーなサビをフィーチャーした「Mercy Killing」、ホットな「我楽多」などが演奏された。ライブ序盤から感じていたことだが、咲人のプレイは本当に素晴らしい。テクニカルなリフやトリッキーなオブリガード、シャープなカッティングなどを配した難易度の高いギターワークを展開しながら安定したボーカルを聴かせることに圧倒されずにいられない。「ヰタ・セクスアリス」や「我楽多」で見せたルーパーを使ってバッキングをループさせ、その上でリードプレイを弾くという手法(これも簡単なことではない)やテクニックと歌心を両立させた上質なギターソロなども含めて、ギターの見どころが多いこともJAKIGAN MEISTERのライブの大きな魅力といえる。

JAKIGAN MEISTER

JAKIGAN MEISTER

その後は「Plastic Treeさんの『Puppet Show』というアルバムを聴いてドハマりして、その中でも1番好きな曲をやらせてもらおうかなと思います」という言葉と共に「絶望の丘」を披露。同曲の叙情的な憂いを最良の形で表現したことからはPlastic Treeに対する咲人のリスペクトの深さが感じられたし、カバー曲を歌うことで咲人のシンガーとしてのスキルの高さをあらためて実感できた。有村の「まほら」、JAKIGAN MEISTERの「絶望の丘」ともに絶妙で、競演者同士のカバーも今後の『MAGICAL JAKI LAND』の見どころになることを予感させられた。

JAKIGAN MEISTER

JAKIGAN MEISTER

ライブ後半ではハイテンションな「FC MEISTER」や力強く疾走する「名状し難いほど有り余る邪気」や煌びやかなサビを配した「ワールズエンド」といったアッパーナンバーが演奏された。激しさを打ち出していながら荒れた雰囲気になることなく、オーディエンスは華やかな盛り上がりを見せる。ライブ後半の新宿BLAZEの場内は、一体感や多幸感に溢れた楽園のような空間へと化した。

JAKIGAN MEISTER

JAKIGAN MEISTER

『JAKIGAN MEISTER presents MAGICAL JAKI LAND』の第1弾となった今回のライブは充実感がある内容で、非常に観応えがあった。JAKIGAN MEISTERと有村竜太朗という顔合わせの妙を楽しめこともあり、今後もいろいろなアーティストとの競演を実現させていくことを期待したい。

もうひとつ、JAKIGAN MEISTERのアンコールで咲人が語った「自分は本当に音楽しかできない“音楽バカ”だということは日々感じていて。本当にそこを通してでしか応援してくれる人にお返しというか、与えてあげられないんだなということを、今年も何度も認識している。音楽はこんなに面白いんだよということを追究して、みんなに音楽を通して面白い世界を見せてあげられたらなと思うので、これからも見守っていただけると嬉しいです」という言葉も心に残った。音楽を愛してやまない咲人だけに、今後のNIGHTMAREとJAKIGAN MEISTERがさらに魅力を増していくことは間違いなさそうだ。

取材・文=村上孝之 撮影=溝口元海

 

 

source:New feed