ヒトリエ、TVアニメ『無職転生Ⅱ』OPテーマ「オン・ザ・フロントライン」ミュージックビデオ公開
- 2024.05.02
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ヒトリエが6月5日(水)にリリースするニューシングル「オン・ザ・フロントライン」のミュージックビデオをオフィシャルYouTubeチャンネルで公開した。
「オン・ザ・フロントライン」は、2024年4月から放送中のTVアニメ『無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~』オープニングテーマ。4月15日に先行配信もスタートしている。そして6月5日には、1月に配信リリースとなった「センスレス・ワンダー[ReREC]」とあわせて、メジャーデビュー10周年記念シングルとして両A面シングルでリリースされる。
(C)理不尽な孫の手/MFブックス/「無職転生Ⅱ」製作委員会
『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』は理不尽な孫の手による小説が原作のTVアニメ化作品。主人公・ルーデウスの成長のドラマと冒険、スケールの大きな世界観、ハイクオリティなアニメーションが話題を呼んでいる。
ヒトリエ「オン・ザ・フロントライン」配信ジャケット
今回公開されたミュージックビデオは、ヒトリエの「ジャガーノート」も手掛けたshun murakamiが監督を務めており、廃墟で演奏するメンバーと、キャストによるストーリーが交錯する壮大な映像でCGの演出も見どころとなっている。
ヒトリエは、ボーカル・ギターのシノダによる弾き語りツアー『シノ鉄』と、全国ツアー『HITORI-ESCAPE TOUR 2024 10-NEN-SAI』を開催中。対バンライブ『HITORIE 10-NEN-SAI "Versus Series”』4月20日(土)の大阪BIGCAT公演にはキタニタツヤ、6月6日(木)の東京恵比寿LIQUIDROOM公演に秋山黄色が出演することも決まっている。
そのほか、5月にはアジアワンマンツアー『HITORI-ESCAPE “ASIA" TOUR 2024 10-NEN-SAI』、9月15日(日)にはバンド初の東京・日比谷公園大音楽堂ワンマンライブ開催が控えている。
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声優・アーティストの愛美が6月12日(水)にリリースするアルバム『LIVE IT NOW』の初回限定盤に同梱される写真集「UNUSUAL」より先行カットが公開された。
写真集先行カット
アートディレクションは愛美のアーティスト活動再始動シングル「ReSTARTING!!」以降全作品のアートワークを手掛ける石井早帆(MARIAH)が担当。コラージュデザインを施したページやモノクロのページが印象的なファッション誌のような1冊となっている。メイクやヘアアレンジもテーマに合わせて大きく変え、普段の声優業では見ることのできない愛美のビジュアルが余すことなく収められているとのこと。
愛美 NEW ALBUM 『LIVE IT NOW』初回限定盤
愛美 NEW ALBUM 『LIVE IT NOW』通常盤
またアルバムを引っ提げて東京・愛知・大阪で開催されるライブツアー「AIMI LIVE TOUR 2024 “LIVE IT NOW”」のプレイガイド先行が受付中だ。
2021年のアーティスト活動再始動後はじめてのフルバンドで声出し解禁となる本ツアーは、今まで以上に熱量の高いライブとなること間違いなし。『愛美 LIVE TOUR 2024 “LIVE IT NOW”』にぜひ足を運びたい。
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興行収入30億円超のヒットを記録した『余命10年』の藤井道人監督最新作にして初の国際プロジェクト、日台合作映画『青春 18×2 君へと続く道』主題歌としてMr.Childrenが書き下ろした新曲「記憶の旅人」を、映画の日本公開日・5月3日に配信限定リリースされることが決定した。
本作は、映画サイドからのオファーを受けてすぐに脚本段階で桜井が書き下ろし、ストリングスとピアノでSimon Hale(LONDON)が参加。昨年のオリジナルアルバム『miss you』発売以降、待望のMr.Childrenの最新楽曲となっている。
Art Directionは森本千絵氏(goen°)。撮影は写真家の藤井保が担当している。
なお、Mr.Childrenは、7月6日から全国アリーナツアー『Mr.Children tour 2024 miss you arena tour』を開催する。
「記憶の旅人」
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リニューアルオープン記念特別展『シン・東洋陶磁―MOCOコレクション』2024.4.12(Fri)~9.29(Sun) 大阪市立東洋陶磁美術館
大阪のアートシーンを彩る美術館がまたひとつ誕生した。中之島の大阪市中央公会堂や堂島川、バラの小径を見渡す場所に建つ、大阪市立東洋陶磁美術館だ。1982年に開館した大阪市立東洋陶磁美術館(MOCO=モコ)が約2年間の改修工事を経て、4月12日(金)にリニューアルオープンした。
リニューアルを記念して9月29日(日)まで特別展『シン・東洋陶磁―MOCOコレクション』が開催されている。開館に先立ち行われた4月11日(木)の記者発表・内覧会には守屋雅史館長らが登壇し、多くの報道陣が詰めかけた。
明るく開放的に「シン」化
開放的なエントランス
今回のリニューアルを象徴するのは、明るく開放的なガラス張りのエントランスホールとカフェだ。エントランスは高さ約7mのガラスに囲まれ、四隅には柱がない。金属の細い部材にガラスをはめ込む特殊な構造を採用することで広がりのある空間を作り出し、中之島公園との一体感を演出している。スタイリッシュで開放的な雰囲気に包まれ、「より多くの市民やご来館の皆さまに親しまれる施設に」という思いが伝わってくる。
新しくオープンしたcafé KITONARI(カフェ キトナリ)には、所蔵品をモチーフにした飲みものやスイーツが登場。カフェのみの利用も可能で、鑑賞の前後はもちろん、散策の途中に気軽に立ち寄れる中之島の新たな映えスポットとなりそうだ。
中国陶磁の展示室は天井が高いところにも注目
外観・内装の変化に注目しがちだが、リニューアルの真骨頂はやはり作品、そして作品の魅力を増大させるこだわり抜いた見せ方である。開館当時から、自然光を採用した展示室を設けるなど照明にこだわってきたMOCOだが、より美しく見てもらいたいという思いから、展示室の照明を全面変更した。
天窓のもと展示されている国宝・「飛青磁花生」
北側に障子1枚を再現
鄭銀珍学芸主任によると、今回のリニューアルにあたって注力したのは「代々受け継がれてきた普遍的な作品の美しさや魅力を、今生きている人たちにどうやって伝えていくか」ということ。2年かけて最適な照明を模索し、紫色のLEDに辿り着いた。昔の茶人が陶磁器を鑑賞する際に一番ふさわしいと考えたのが「北側に障子1枚」からこぼれる自然の光だそうだ。採用された紫励起LEDは自然光に近く、陶磁器本来の魅力が最もよく引き出されるという。光りすぎることもなければ暗いわけでもない、柔らかく絶妙なライティングで、例えばMOCOのヴィーナスと呼ばれる「加彩婦女俑(かさいふじょよう)」は、ふっくらとしたフォルムや表面の質感をありありと感じることができる。主役はあくまでも作品だが、この機会に照明という陰の功労者にもぜひ注目してほしい。
「加彩婦女俑」唐時代 8世紀
ちなみに「加彩婦女俑」はMOCOオリジナル仕様の回転式展示台に飾られていて、鑑賞者は動かずとも全面を観ることができる。
作品の魅力を引き出すためにどのような工夫が凝らされているのか、ここからはその一部をご紹介していこう。
時を超えた名品のロマン
リニューアルオープン記念特別展のタイトルにある「シン」には、「新」たなミュージアムへと歩み始めること、「真」の美しさとの出会い、「心」がワクワクする鑑賞体験という3つの願いが込められているという。「開館から40年経ち、その間に様々な研究成果がありました。それは作品に新しい価値をプラスしていくということ。展示の仕掛けを変えて、皆様に新しい魅力を紹介する展覧会にしたい」と語るのは守屋館長だ。
今回展示されている国宝2件、重要文化財13件を含む約380件は全てMOCOのコレクション。つまり、MOCOを訪れたことがある方にとっては、すでに観たことのある作品ばかりだ。それなのに、まるで初めて観たかのような新鮮な印象を受ける作品にいくつも出会うことができる。また同時に、初めて訪れる方にも東洋陶磁の世界に入りやすいのではないだろうか。
「天下無敵―ザ・ベストMOCOコレクション」
まず注目したいのは第1展示室「天下無敵―ザ・ベストMOCOコレクション」。足を踏み入れた瞬間、ほかの展示室とは趣が異なっていることに気が付く。ここにはMOCO コレクションの名品と共に、写真家・六田知弘がイタリア・ローマなど歴史的都市の壁を撮影した写真作品「壁の記憶」シリーズが併せて展示され、空間全体がインスタレーションのようになっているのだ。
六田は2013年ごろから館の所蔵する作品の写真を撮り続けており、その魅力を熟知している。鄭主任学芸員によると、「こちらから指示をしなくても、作品の一番美しい角度、見てほしい部分にスポットをあてて撮影してくれる」と信頼が厚い。「何百年何千年と人々が様々な記憶や思いを寄せてきた壁。焼き物も同じように、ずっと大事にされてきました。長い時間をかけて人々が大切にしてきたもの同士を同じ空間の中に展示することで、今まで気が付かなかった、作品を取り巻く雰囲気をも感じていただきたい」と力を込める。
「青花辰砂蓮花文壺」 朝鮮時代 18世紀後半
韓国陶磁随一の名品「青花辰砂蓮花文壺(せいかしんしゃれんかもんつぼ)」の背景には、蓮が泥の水に咲く花であることから、水を意識して青い壁の写真が飾られている。背後に水の存在を感じることで奥行きが生まれ、壺に描かれた蓮がよりいきいきと見えてくる。作品は「もの」ではあるが、その奥に作った人、使った人、受け継いだ人たちの時を超えた営みがあることを改めて感じた。
MOCO コレクションの名品と壁の写真が織りなす色や質感の調和は、見る人にこれまでにない鑑賞体験を与えてくれるだろう。先人たちから受け継がれた名品のロマンに思いを馳せながら、ゆっくりと時間をかけて味わいたい。
「シン」キャラクターの誕生
次に紹介したいのは猫、ではなく虎として生きてきた猫のようなキャラクター「MOCOちゃん」だ。ロゴとサインの刷新とともに新たに作られたキャラクターで、館内の案内役として様々な場所で鑑賞者を導いてくれる。
「青花虎鵲文壺」 朝鮮時代 18世紀後半
MOCOちゃんは「青花虎鵲文壺(せいかとらかささぎもんつぼ)」に描かれている、どう考えても猫に見える虎である。山と月、カササギに断崖絶壁という虎を象徴するモチーフが描かれていることから長年虎とされてきたのだが、鄭主任学芸員が研究を進める中で、やはり猫なのではないかという考えを持つに至ったという。
もしこれが本当に猫だとしたら、世界に類を見ない貴重な一品となる。だが、これまで何十年も虎とされてきたものを猫であるとするには、きちんとした裏付けが必要だ。そこで、MOCOちゃんが猫であるかどうかを検証するさらなる研究を進めている。現時点の展示キャプションには虎と紹介されているが、猫に変更される日が近いかもしれない。晴れて猫であると認められるのか、続報を待とう。
「青花虎鵲文壺」が展示されている展示ロビー2では、大きなスクリーンにMOCOちゃんのアニメーションが投影されている。目の前にある壺からMOCOちゃんが抜け出してきたような、とても楽しい演出だ。お子さんや海外の方にも直感的に理解してもらいたいという思いから、アニメーションに文字はなく、絵の動きだけで表現されている。展示ロビーには椅子が用意されているので、ここで一息つくのもいい。
輝きを増す国宝「油滴天目茶碗」
国宝「油滴天目茶碗」 南宋時代・12-13世紀 建窯
MOCOといえば、国宝「油滴天目茶碗(ゆてきてんもくちゃわん)」を真っ先に思い浮かべる方も多いだろう。宋時代に流行した喫茶用の黒釉茶碗の最高級品。室町時代以来高く評価され、豊臣秀次が所持していたことでも有名な逸品だ。もちろん「油滴天目茶碗」にもさらなる輝きが加わっている。
広い部屋に「油滴天目茶碗」専用ケースのみが佇む
このたび、作品を360度から鑑賞できる専用の独立ケースを導入。もともとは青のLED照明がついていた特注品のケースだが、茶碗が本来持っている赤・オレンジ・ピンク等の虹色の光彩がきちんと出るように紫のLED照明に付け替え、ケースの高さを変えるなど改造を施した。長年大切にされてきた宝石のように輝く茶碗にうっとりすると同時に、こうして美しさを堪能できるのは、作品をより良く見せたいという美術館の細部に渡るこだわりがあるからこそだと感じた。
また、「油滴天目茶碗」の魅力を文字通り手に取るように感じることができるのが、新たに導入された体験型デジタルコンテンツだ。実物の「油滴天目茶碗」の形にそっくりな茶碗型ハンズオンコントローラーを動かすことにより、4Kモニターに投影される高精細3DCGで好きな角度から鑑賞することができる。
茶碗型ハンズオンコントローラー
ただ動かすことができるだけでなく、投影される映像の中で背景や光の当たり方が変化し、それに応じて作品の見え方も変わるなど、細かな演出に感心させられた。実際の展示では見ることのできない底の部分なども観察できるので、実物より60グラム重いが形、厚み、底の足の部分の作り等は全く同じ茶碗型コントローラーを夢中になって動かしてしまう。実物を触ることはできないが、ここに来れば誰でも、最新技術を使って国宝をリアルに感じる夢のような体験ができる。
ショート動画が流れるパネルの後ろには、川を臨む休憩スペースも
ほかにも、若い世代の方に名品の良さを感じてほしいという思いで作られたのが、ラウンジ2の縦型スクリーンに映されている6秒間の短い動画だ。20代の映像作家に依頼し、「油滴天目茶碗」を含む5作品のショート動画を制作。瞬間的にかっこいいと思ってもらえるよう、作品ごとに撮影する角度や照明の当て方等に工夫を凝らしている。「飛青磁花生(とびせいじはないけ)」の動画では、途中で背景を変化させることで作品が持つ口から首にかけての完璧なシルエットを際立たせた。約800年前に作られた国宝の曲線美が現代的に躍動し、新鮮な印象を与えている。現在16秒バージョンも制作中とのこと。一部はSNS等で今後順次公開するそうだが、ぜひ館内で動画を観て、その後に実物の作品を鑑賞してもらいたい。
今回のリニューアルオープンで痛感したのは、普遍的な作品だからこそ、見るたびに新しい味わいが感じられるということ。そして、それがどれほど深みのある鑑賞体験であるかということだ。作品の魅力を最大限に引き出すことを極めたMOCOの姿勢に美術館の神髄をみた。先人たちが大切に守り伝えてきた品々にさらなる価値を見出す大阪市立東洋陶磁美術館から目が離せない。大阪・中之島界隈がバラ色に染まる季節が近づいている。「シン」化した大阪市立東洋陶磁美術館へ美しい名品を愛でに行こう。
取材・文=井川茉代 撮影=川井美波(SPICE編集)
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2024年7月よりTOKYO MX、BS朝日ほかにて放送が開始されるTVアニメ『魔王軍最強の魔術師は人間だった』の主人公・アイクのキャラクターPVが公開された。
今回のキャラクターPVは5週連続キャラクターPV解禁の第1弾になり、人間でありながらも魔王軍第七軍団不死旅団の団長である主人公・アイク(CV.福山潤)の映像になる。
『魔王軍最強の魔術師は人間だった』は、羽田遼亮による小説のTVアニメ化作品。人間でありながら魔王軍に味方し、人間と魔族との共生を目指す異世界戦記ファンタジー作品。TVアニメ『魔王軍最強の魔術師は人間だった』のさらなる情報を待ちたい。
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2021年、森新太郎演出のもと、『ジュリアス・シーザー』で正義に燃えるブルータスをさっそうと演じた吉田 羊。このたび、森と再びタッグを組み、『ハムレットQ1』でハムレットを演じることとなった。『ハムレット』に3つの原本がある中、『Q1』はもっとも早い時代に刊行されており、現在よく上演されるF1の半分ほどの長さで、物語がぎゅっと凝縮されている。翻訳は松岡和子が担当。新たなハムレットの世界が展開されそうだ。吉田に舞台への意気込みを聞いた。
吉田 羊
ーーハムレットを演じられるお気持ちは?
前回、森新太郎さん演出の『ジュリアス・シーザー』でブルータスを演じさせていただきましたが、今回の演目を選ぶにあたって、森さんには、ブルータスとは対極の役柄をやってほしいというお気持ちがあったようで。できれば暗殺なんかしたくないと思う崇高、誠実なブルータスからの復讐心に燃えるハムレットでまた違った顔を見せてほしいと言っていただき、難役だけれどもぜひ挑戦したいと思いました。『ハムレット』といえば、復讐心に燃える、自ら死に向かう王子の物語というイメージがありましたし、そのハムレットがところどころで演じる狂気はすべて最終的な復讐のための布石だと思っていたんですが、今回『Q1』を読み、その狂気も、そのときどきで違う理由が考えられたり、そもそも狂気ではなかったりする可能性があるなと。復讐劇と並行して、自分を裏切る人間たちへの哀しみや絶望が見えてくるなと感じました。
ーー『ジュリアス・シーザー』での森さんの演出はいかがでしたか。
稽古に入る前に、周りの方々から、「森さんの演出はすごく厳しいよ」とか、「百本ノックの演出家だよ」とかずいぶん脅かされて。けれども、シェイクスピア作品を演じるにあたっては、そのストイックさやスパルタが非常に助けになったなと。お客様の前で生で演じる緊張感の中であの膨大なセリフを飛ばさずに言えたのは、やっぱり森さんのスパルタ稽古のおかげだったなと思っています。そして、オール・フィーメール・キャストでしたが、女性が意図的に男役を演じようとすると逆に女性っぽくなるというのが稽古で発見したことで。性別を超えて演じてみると、男性特有の暴力的表現に女性的価値観が加わって普遍的な人間が浮き彫りになるというのがとてもおもしろい経験でした。
吉田 羊
ーー今回の作品については、森さんとはどんなお話を?
エディプス・コンプレックスを前面に押し出したドロドロの『ハムレット』にしたくないというところで、私と森さんの間で解釈が一致しています。そして、けっこう笑えるところがあるんですね。そこはちゃんとお客さんを笑わせたいとも二人で話していて。ただ、ぎゅっと凝縮された戯曲で、現在もっとも上演されているF1版と比較するとQ1版の方が先に発行されたものですが、いいとこ取りした感じなので、前後が入れ違いになっていたり、あっちのセリフをこっちに引っ張ってきていたりということがあるんです。それによって、辻褄が合わなかったり、脈略がおかしかったり、この人はまだこれを知らないはずなのにもう知っていることになっているみたいなズレがところどころあって。そこについては、森さんは、あくまで目の前の『Q1』という戯曲から解釈して新しい『ハムレット』を構築しますとおっしゃっていました。翻訳の松岡和子先生もおそらく稽古場にいらしてくださると思います。通常(FI)版、英語の原作版にはあるけれども今回の版にはないト書きもあったりするので、登場人物はここはこういう気持ちで出ているとか、松岡先生にもうかがいながら、新しい『ハムレット』が作れたらいいなと思っています。
ーー「ドロドロの『ハムレット』にしたくない」との思いは?
ハムレットは本当に母親に対して女性的なものを求めていたんだろうかと、今まで『ハムレット』の舞台を観るたびに疑問だったんです。『Q1』を読んだとき、そこが排除されていて、母親ガートルードと息子の関係性がすごくシンプルに見えたので、やっぱりそうだったんだと思ったんです。
吉田 羊
ーー前回のオール・フィーメール・キャストと違い、今回は男性女性混じったキャストの中で男性役を演じられます。
前回も男役を意識した芝居にはしていなくて。今回も声は低くすると思うんですが、おもしろいことに、先ほども言ったように、女性が男役を演じようとすると逆にすごく女っぽく見えてくるので、それは絶対にしたくないなと。それと、今回試したいと思っていることがあって。それは、女性役の方との身体の距離感なんです。性差があると、役であっても、身体にふれるということに対して少し躊躇が生まれるんですけれども、同性となるとそこのハードルが低くなるし、なおかつ、身体にふれることで生まれる感情ってあると思うので、そこをどんどん試して新しい感情が発見できたらいいなと思っています。ガートルード役の広岡由里子さんがどういう風に役作りされるかまだわかりませんが、純粋に母親と息子という関係性の上で演じたいなと思っています。とはいえ、ハムレットには、理想の母親像を求めるというか、母親には一生父親のことを愛していてほしいみたいな、幼い少年性のようなものもやっぱりあると思うんですね。ですので、その点も認めつつ、知らなかったとはいえ結果的に父を裏切ったことに対する反省を促していく母とのシーンになったらいいなと思っています。飯豊まりえさん演じるオフィーリアの前で急に狂気を演じるシーンもありますが、ただ彼女を突き放すのではなく、狂気を利用して、身体の距離を詰めたり離したりしながら、彼女を攻めていく、彼女に訴えていくということができたら、相手からも新しい感情が生まれるかもしれないと期待しています。
ーー『ジュリアス・シーザー』でシェイクスピアのセリフを発してみて感じたことは?
福田恆存さんの翻訳だったので、すごく難解で、覚える上でもすごく難儀しましたし、時間がかかったんですが、おもしろいことに、覚えにくいなと思ったものほど、本番に入っても忘れなかったんですね。それだけ一生懸命やったということもあると思いますし、覚えにくい言葉を覚えるために、節、音楽、メロディのようなものを自然とつけるようになっていて、それが本番で大きな助けになったなと思います。
ーー今回、男性がいる中で男性役を演じられる意気込みは?
『ジュリアス・シーザー』のときも思ったんですが、意図的に工夫するというよりも、自然と身体の形が変わってくるんですよね。男言葉でしゃべりながら身体を女の形にすると、言葉に連動していない感覚になるというか、違和感があって。感情が男性的になってくると自然と、胸を張って、大股で歩いて、座ると膝ががばっと開くみたいになってくる。本当に無意識なんですが、身体をどんどん外へ開いていくイメージになってくる。これって、男性の狩猟本能というか、無意識に身体を大きく見せて敵を威嚇するみたいなことに由来しているのかなと思いながら演じていました。
吉田 羊
ーーキャストについてはいかがですか。
共演歴があるのは飯豊まりえさんと駒木根隆介さん、『ジュリアス・シーザー』でもご一緒した鈴木崇乃さんと西岡未央さん、後の方は初めましてです。皆さん百戦錬磨のつわもの揃いですし、この難易度の高い作品に、しかも森新太郎さんの演出で参加しようというのはそもそもガッツのある方々だと思いますので、作っては壊し、作っては壊しをおもしろがれる座組にできたらと思っています。人づてに、飯豊さんが私との舞台での共演を楽しみにしているとうかがいましたので、稽古場でいろいろディスカッションしていい関係性を作れればいいなと思っています。
ーー座長として意識していることは?
老若男女、キャリアの長さにかかわらず、誰でもアイディアや疑問を口にできる自由度の高い風通しのよい稽古場にしたいなと思っています。森さん自身がそれを望まれる方でもありますし、萎縮したり遠慮したりすることで作品が小さくなっていってしまうことがないよう、そういう環境作りを率先してやっていきたいですね。あとはケータリングですかね。おいしいものがあれば人は頑張れますから、ちょこちょこおいしい差し入れをしてモチベーションにできたらいいなと思っています。
ーー森さんとの二度目のタッグだからこそやってみたいことはありますか。
森さん自身すごく勉強していらっしゃいますし、意外性がある、おもしろい解釈をどんどん出していってくださるので、それをおもしろがりながら、まずはやってみるを実践したいと思っています。前回も実際やってみてわかるセリフの意味とか、身体を動かしてみて初めてセリフのベクトルがわかるみたいなこともあったので。本当にいろいろな解釈ができるし、掘っても掘っても次から次へと新しい気づきがあって。前回の『ジュリアス・シーザー』のときも、本番中に「あ、このセリフこういう意味だ」って気づく瞬間があったりして。終演後、「森さん、あそこのセリフ、この人に対するこういう意味だね」って報告して盛り上がったり。一方、森さんも千秋楽の後に楽屋にダメ出しにいらっしゃって、「ま、これがよくなることはもうないけどね」と悲しげで(笑)。今回も、本番中であっても発見することをあきらめないでいたいと思います。
吉田 羊
ーー『Q1』の印象をもう少しお聞かせください。
印象で言うと、クローディアスのキャラクターがすごく人間っぽいんですよね。ハムレットに対する恐怖や恨みももちろんありながらも、自分が兄、ハムレットの父を殺めてしまったことに対する後悔や懺悔をしっかりと見せている人物像なんです。だからこそ、彼に対するハムレットの感情も、純粋にただただ復讐ということではなくて、身内に剣を向けることに対するためらいも生まれてくるのではないかと。実際に動いてクローディアス役の吉田栄作さんの芝居を見てみないとわからないことではあるので、いろいろ試したいなと思っています。森さんがおっしゃっていたのが、通常(F1)版より上演時間が短いことのメリットのひとつは、取りたいところで十分に間を取れることだと。シェイクスピア作品はセリフ量が多いのでタタタタタと行くものも多いけれども、時間に余裕があるので、取りたいところで間を取れるし、間を取ることで相手のリアクションが変わったり、お客様から違って見えたり、このキャラクターは今何を考えているんだろうとお客様に考える時間を与えたりできるのではないかと思っています。
ーーどんな舞台になりそうですか。
今の段階で明確にわかっているのは、ハムレットの衣裳が黒だということだけです(笑)。衣裳の力って本当に大きいんですよね。前回の『ジュリアス・シーザー』で、オール・フィーメール・キャストであるにもかかわらずお客様が違和感なくあの世界に入れたのには、衣裳が果たした役割も大きいと思っていて。男性的な衣裳であれば、女性が男性を演じているという違和感があったかもしれない。でも、衣裳が抽象的で、スカートとも、あの時代の服装ともとれるものであったからこそ、性差を意識しない人間の物語としてご覧いただけたのではないかなと思っています。今回は男女混合キャストで、どんな雰囲気になるかまだわかりませんが、楽しみですね。二度とない時間をお客様とリアルタイムで共有できるのが舞台の醍醐味。劇場の外でどんなに嫌なことがあっても、その上演時間の間だけは物語に没入していただき、浮世のつらさを忘れていただく、そんな役目が果たせたら舞台俳優としてはこの上ない幸せだなと思います。家族を殺された悔しさや、愛する家族を許せない苦しみ、そんなハムレットの感情を、私の中にひそむ負の感情を総動員して演じられたら。『ジュリアス・シーザー』で演じたブルータスとは対極にあるような、「こんな吉田羊もいたんだ」とおもしろがっていただけるようなハムレットにしたいなと思っています。
吉田 羊
取材・文=藤本真由(舞台評論家) 撮影=福岡諒祠
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ミュージカル『ナビレラ -それでも蝶は舞う-』が2024年5月18日(土)から東京・日比谷シアタークリエで開幕する。
才能はあるが夢を見失った青年と70歳を過ぎて夢を見出した男とのバレエを通して生まれる絆と成長を描いた物語。2016年に韓国のポータルサイト「Daum」でWEB漫画の連載が開始され、Netflixでもドラマ化されて話題となった本作は、2019年に韓国文化体育観光庁傘下のソウル芸術団によりミュージカル化。今回、劇団KAKUTAを主宰する桑原裕子を上演台本・演出に迎え、初めて日本版が上演される。
一流バレエダンサーを目指すイ・チェロク役を演じるのは、舞台『千と千尋の神隠し』でハク役を務め、舞台『キングダム』信役で主演を果たし、ミュージカル『のだめカンタービレ』での千秋真一役の好演も記憶に新しい、三浦宏規。そして、幼い頃からバレエを踊ることを夢見ながら断念し、郵便局員を定年退職後、一度は諦めていた想いを叶えようとするシム・ドクチュル役を演じるのは、ミュージカル『ビッグ・フィッシュ』の演技で第45回菊田一夫演劇賞を受賞し、NODA・MAP第24回公演『フェイクスピア』やオリジナルミュージカル『カラフル』など大作・話題作に出演している川平慈英。
今回が初共演となる三浦と川平に稽古の様子や作品の魅力を聞いた。
「エポックメイキングなミュージカルになる」
ーー出演が決まって、お稽古が始まっています。今どんな心境か教えてください。
三浦宏規(以下、三浦):すごい作品が出来上がるかもしれないと思って! まだ稽古が始まって2週間も経たないぐらいなんですけど、本読みの段階から、すごい作品が生まれようとしているのかもという期待感が高まっています。今はシーンの演出をつけていただいている段階なので、全体像が分かるのはまだ先ですが、毎日ドキドキしています。
川平慈英(以下、川平):ね! 僕、本読みであんなに涙があふれてきたことなんてないよ。いや、年々涙もろくなっているとは思いつつも、「慈英、何でそんな泣いているんだよ」って自分で思うほど(笑)。普通のお稽古なんですけどね。宏規くんと目線を合わせて歌う歌があるんですけども、特に泣かせるような状況でも歌詞でもなく、ただ明るい曲なんですけど、もう涙があふれるんだよなぁ。
三浦:やっぱり音楽の美しさからですかねぇ?
川平:うん、メロディの強さというか、琴線に触れる圧倒的なメロディ力というか。僕らキャストがビービー泣いてはいけないと分かっているんですけども……人間って我慢しているときによりこみ上げてくるものじゃないですか。これから稽古でまだまだ悪戦苦闘すると思うんですけども、なんか浄化される話なんですよ。
三浦:そうですね、確かに浄化される。
(左から)三浦宏規、川平慈英
川平:お稽古はセリフや歌詞を覚えたり、段取りを間違えてはいけなかったり、いろいろテクニカルなことのストレスがあるじゃないですか。でもそういうのが、浄化されるんですよ。
三浦:本読み稽古は基本的にみんなで台本を読むんですけど、ポイントポイントで本から目を離して、会話している人物を見たりもするんですね。それで、最後のシーンで慈英さんを見たら……もうセリフが喋れないし、見られない(笑)。それぐらい、僕はこのストーリーが心にぶっ刺さっています。
バレエが題材のミュージカルということもあって、自分にはとても親近感のある話というのもあるのかもしれないですけど、それを抜きにしてもいろいろな人の心が揺さぶられるストーリーだと思います。老若男女に楽しんで観てもらえる作品になる気がしますね。
川平:うんうん。お客様も「あ、あの人は私だ」とか「家族/肉親の○○を思い出す」とか思ったりして、自分が当事者になれるような展開だからね。こんなに勇気をもらえる作品はなかなかないなと思うよ。……(ドクチュルの妻役である)岡まゆみさんとのシーンなんて……あああ……と思ったら、プロデューサーも演出家も泣いているんだから!(笑)
三浦:プロデューサーさんはもっと達観した目で見てくれているのかと思ったら(笑)。あんなに泣いているの、僕、初めて見ましたよ(笑)。
川平:嗚咽していたよね。まぁ、それに甘えてはいけないんですけど、丁寧に作っていけば、エポックメイキングなミュージカルになると思うし、なってほしいよね。
三浦:はい。本当にそう思います。
「宏規くんの代表作になってほしいし、なるであろう」
ーー最初にお一人で脚本を読んでいたときは、そこまで泣いたわけではなかったのでしょうか?
三浦:僕は泣きました。で、実際に人の声で本読みをしたら……もう耐えられない。ここから稽古が後半になったら、心と身体が保つか心配ですよ(笑)。
川平:また宏規くんの感情表現がね、圧倒的なエネルギーとパッションがあって、感受性もカラフル。僕はそれをいただいて、また返すわけですけど、そのキャッチボールができるのが本当に楽しみ。いやぁ、この作品が宏規くんの代表作になってほしいし、なるであろうと思う。
僕が彼を見て、夢や勇気、もう1回生きる喜びや生きるパワーをもらえるように、そのままお客様にも「生ききるって素晴らしいことなんだ」というエネルギーが伝われば、きっとすごく癒される作品になるんじゃないかな。今は、人と人の距離とかさ、いろいろ難しい時代じゃないですか。なかなか寛容になれない社会だけども、この作品を通じて、寛容であることの素晴らしさや大切さ、自分の大切な人や関わりを持っている人に尽力することの素晴らしさなんかも出せたらいいと思います。
(左から)三浦宏規、川平慈英
ーー三浦さんも川平さんからもらうものはありますか?
三浦:慈英さんとはご一緒するのは今回が初めてですけど、昔から大好きな俳優さんですし、憧れていました。今回、チラシに二人で写っているのも不思議な感じがしますし、こういう“バディもの”で慈英さんとタッグを組んでいることにも喜びを感じています。
僕はチェロクという役でバレエをやっている役ですけど、話としてはもうこれはドクチュルのお話なので! 慈英さんを見て、僕は結末を知っているからこそもう見ていられないというか……今は明るいシーンを作っているんですけども……。
川平:しかも演出家のバラさん(※桑原さんのこと)も伏線を散りばめてね。「あ、あれはあそこから始まっていたんだ」ってね。ぜひリピートしていただければ分かると思います。
三浦:そうですね、作りが細かいですよね。
十八番を封印して、老いをどう表現するか
ーーそれぞれのお役について、改めて共感する部分や今課題に感じている部分はありますか?
三浦:ほぼ共感なので、逆にどこがと語るのは難しいんですけど……チェロクにとってドクチュルの存在は本当に大きかったと思うんですね。お母さんが病気で、お父さんも原作では過干渉なんですけど、今回の舞台ではその逆で父親は息子を放置していて、興味がないという設定なので、すごく孤独に生きてきた人物なんです。
そしてドクチュルと出会って、バレエを教えることになり、最初は煙たがっているんですけど……ドクチュルは、というかもう慈英さんなんですけども(笑)、前向きなエネルギーがあって。70歳でバレエを始めるという設定なので自分の身体や老いとも戦いながらも、明るく、今までのやってきたことも全部取っ払って、ただまっすぐに希望を持って生きている。
ドクチュルはチェロクを見て勇気をもらった、生きる希望になったと言うんですけど、それは逆も同じ。僕側としてもドクチュルを見て「僕もやらなきゃ」と強く思います。……実際、ストーリー上はまだそう思っちゃいけないところ、つまり「このじいさん、面倒くさいな」と思っているところですら、僕はもう慈英さんのドクチュルに心動かされているので(笑)。
慈英さんのドクチュル、可愛いんですよ。すごくチャーミングに役を作られていて、その姿を見ると、僕も頑張んなきゃいけないという気持ちになる。役としてそう思っているのか、自分自身として思っているのか分からないぐらい、役に入り込みすぎていますけど……でもドクチュルの存在が彼にとって大きかったことは確かですね。
川平:僕は今、バラさんと一緒に、どこまで老いというのを表現するのか考えています。僕は今年で62歳になりますが、世の中のイメージ的に僕は「元気」とか「ムードメーカー」とか「陽」じゃないですか。死にはしないですけど、どちらかというと消えかかっていくような70歳のおじいさんをどう演劇的に表すか。特にバレエを始めたばかりのおじいさんですからね、どうそれを見せていくか。
僕はこれまでミュージカルをずっとやってきて、「どうだ! 年を重ねてもこんなに踊れるぜ!」という方向の見せ方ばかりだったから。それが今回禁じ手となるわけですよ。最後、どこまでチェロクとのコラボになるのか……。そこはワクワクよりも、どこまで自分が表現できるかなと思っているところです。
確かに『ビッグ・フィッシュ』で老けた役はあったんですけど、全編ではなかったのでね。今回は徹頭徹尾おじいちゃんですし、今まで僕が十八番としていたもの、例えばテンポのいい喋り方とか、それらを一旦封印していかなくてはいけない。そこはまだまだ僕が慣れないところで、苦戦しています。まぁ、かといって「本当におじいちゃんに見えた」とはしたくないんです。70歳でも元気な人はたくさんいますから。そういうことも含めて、どう老いていく老人を見せられるかが課題ですね。
(左から)三浦宏規、川平慈英
離れたからこそ分かった 「バレエが自分の軸だ」と
ーー川平さんはタップダンスがお得意なイメージが強いのですが、バレエの経験はどれほどあられるのですか?
川平:昔、ヒップホップやジャズを学んでいたんですけど、ジャズの先生も最初にちょっとバレエをやるんですよ。いやぁ、バレエは嫌いだった(笑)。タイツ履いてさ、なんでピルエットも難しい回り方をするんだろうってさ。ジャズの方が格好いいじゃん! と思っていた。素晴らしいバレエダンサーを見ると「すごいな」とは思っていたけど、いざ自分がやるとなったら……毛嫌いしてたジャンルでしたね。だから今回、絶対に踊れなくてはいけない役ではなくてよかった(笑)。
今回、事前にバレエレッスンをしてもらったんですけど、身体のラインとか姿勢が良くなるのかな? 腰痛がちょっと楽になって。レッスンの後に腰痛がちょっと軽減されて、リハビリにいいんだと気づきました(笑)。
三浦:あはは、バレエ様様じゃないですか(笑)。
川平:とはいえ、僕も若くないのでね。本番が始まったらとにかくコンディション! 喉と体とコンディションを大切にしたいと思います。
ーー三浦さんは5歳からバレエをやられていますが、改めてバレエに魅せられる理由は。
三浦:なんでしょうね。もう本当に好きなんですよ、バレエが。5歳から自分の意志で始めて。14歳ぐらいまでバレエ一筋でした。舞台の活動を始めて、バレエから少し離れて他のジャンルにも触れたことによって、バレエに対する偏見や「バレエが苦手」という人の気持ちが分かるようになりました。一方で、バレエの美しさや格好よさもより感じているんですよね。
自分で言うのもアレなんですけど、僕、この10年ぐらいのブランクの間に自分のバレエに成長を感じているんですよ。バレエは基礎が大事だから、バーレッスンをずっとやっていなくてはいけないし、この『ナビレラ』への出演が決まってからなおのこと丁寧にレッスンを重ねてきたんですけど、それにしてもいろいろなことを吸収したことによって、表現の仕方が自分的にはすごくいい方向に変わったような気がしていて。
本当はバレエだけを突き詰める人生が良かったんです。でも怪我をして、そういうわけにはいかなくなって、舞台の世界に来て、こちらの世界でやっていきたい! という夢ができて、今に至るんですね。本来だったらバレエの道に進むはずだった自分が、違う世界に行って、いろいろなものを吸収しているうちに、またバレエと関わるようになって、ますますバレエが好きになって。バレエが自分の軸だなと改めて思いますし、今、とても幸せですね。
(左から)三浦宏規、川平慈英
■三浦宏規
ヘアメイク:AKi
■川平慈英
ヘアメイク:森川英展(NOV)
■三浦宏規・川平慈英
スタイリング:小田優士
■三浦宏規衣装クレジット
KOH(03-6416-0897)
取材・文=五月女菜穂 撮影=山崎ユミ
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2022年にストレートプレイでの上演を行った「忍ゲキ」第2弾、『舞台「忍たま乱太郎」〜はじめまして!三年生、全員集合の段~』の概要が解禁となった。
今作『舞台「忍たま乱太郎」~はじめまして!三年生、全員集合の段~』は、アニメで放送された選りすぐりのエピソードをもとにオムニバス形式で上演する「忍ゲキ」の第2弾。出演は、ミュージカル「忍たま乱太郎」(以下忍ミュ)ではお馴染みとなったメンバーだけでなく、忍ミュ含めてシリーズ初となる忍術学園三年生が全員登場する。
公演日程と会場は、2024年8月1日(木)~8月9日(金)草月ホール。
そして今回初登場となる忍術学園三年生は、伊賀崎孫兵役を早川維織、神崎左門役を北原十希明、次屋三之助役を石原知哉、富松作兵衛役を大友至恩、浦風藤内役を行光孝綺、三反田数馬役を岩間甲樹が演じる。「忍ミュ」シリーズでおなじみの六年生キャストとして食満留三郎役の鈴木祐大、善法寺伊作役の反橋宗一郎、四年生には平滝夜叉丸役の龍人、さらに一年生は「忍ミュ」第14弾から引き続きダブルキャストでの出演となるAチーム・猪名寺乱太郎役の中井理人、摂津のきり丸役の福田龍世、福富しんべヱ役の三田一颯、Bチーム・猪名寺乱太郎役の下永龍正、摂津のきり丸役の武井ダマセノ瑠珂、福富しんべヱ役の加藤叶和が出演する。
「忍たま乱太郎」を知り尽くしているスタッフ・キャストたちが一丸となって取り組む舞台「忍たま乱太郎」第2弾。忍術学園で生活する一年は組の乱太郎・きり丸・しんべヱ、そして初登場の三年生を含めた先輩たちの新たな舞台が始まる瞬間を体感しよう。
三年生 キャストコメント
■伊賀崎孫兵役/早川維織
こんにちは! 伊賀崎孫兵役の早川維織です。長く愛され続けている作品に出演できること、本当に嬉しく思います!
出演できるよ、と言われた時からずっとずっと楽しみでワクワクが止まりません! フリーダムでロマンチストで生き物が大好きな孫兵の魅力を余すところなく届けられるよう責任をもって頑張ります!観劇してくださる皆様にとってかけがえのない幸せな時間になりますように。僕達三年生が加わった新しい「忍ゲキ」の世界を存分にお楽しみください!
■神崎左門役/北原十希明
こんにちは! 神崎左門役の北原十希明です! 記念すべき忍ゲキ第2弾に出演できて、とても嬉しいです! 出演が決定したと聞いた時は、嬉しくてつい叫んでしまいました!! 僕が演じる左門は、真面目だけど少しおバカでかわいらしくて、でも男気があるキャラクターです。個人的には「忍たま乱太郎」作品に2度目の出演となりますが、よりパワーアップして、しんべヱの時とはまた違ったかわいさをお見せしたいです! 忍ゲキファンの皆さまの期待に応えられるよう、もっともっと好きになっていただけるようお稽古に励んでまいりますので、是非ご期待ください!!
■次屋三之助役/石原知哉
こんにちは! 初めまして、次屋三之助役をさせて頂きます! 石原知哉です! 待望の2.5次元俳優デビューを「忍ゲキ」で飾らせて頂けるのは正直これ以上ないんじゃないかと思っています! 嘘なしで結構真面目に言ってますからね? 笑
活動を始めたのが高校3年生で、約5年活動してきて何度もオーディションに落ちてを繰り返していて、やっとのやっと忍たまの舞台…考え深いです。(マジ)なんでこれ以上ない舞台かと言うと、僕は尼崎出身で、初めて観た舞台が「忍たま」だったんです! なのでホンマに奇跡でめちゃくちゃ嬉しかったです! これ聞いたらさっきまでの言葉大袈裟じゃないって思いましたよね?
ホンマにホンマに嬉しくて、楽しみって気持ちが込み上げながらこのコメント書いています!! 笑
それでは、舞台で!! 皆様! 是非、お待ちしております!
■富松作兵衛役/大友至恩
皆さん、初めまして! このたび、富松作兵衛役を演じさせていただきます、大友至恩です。遂に忍ゲキで三年生が登場ですね! 初めて登場する三年生を演じられる事ができ、とても幸せです! 忍たま乱太郎はほぼ生まれた時から見ていて、毎週の夕方の楽しみといえば、忍たま乱太郎! ぐらいの大切な存在でした! あの頃アニメを見ていた時のワクワクや楽しみを皆さんに届けられたらなと思います! 劇場で皆様にお会い出来ることを心よりお待ちしております!
■浦風藤内役/行光孝綺
浦風藤内役の行光孝綺です。幼い頃から大好きなアニメで、多くのファンの方に愛されている作品の舞台に出演できることとても嬉しく思います! 今回、個性的な三年生が初登場することで より賑やかな作品になるのではないでしょうか。これから作品をどのように作り上げていけるか非常に楽しみですが そのワクワク感に飲まれ過ぎて予習を忘れてしまわないよう気をつけたいと思います! 三年生がどのように舞台上を駆け回り、活躍していくのか楽しみにしていて下さい!
■三反田数馬役/岩間甲樹
三反田数馬役の岩間甲樹です。忍ミュ第8弾で乱太郎として出演していた自分が、まさかこうしてまた忍たま乱太郎の舞台に立てるとは夢にも思いませんでした。出演が決定した時はとにかく大きな喜びに包まれました。しかし、すぐに「初登場のキャラクターを演じる」ことへの不安と期待が溢れ出し、同時にその責任に身が引き締まる思いがしました!
これは僕にとって新たな挑戦…迷い悩みながら、皆様の思い描く数馬に限りなく近づけるよう頑張ります! そして、劇場が皆様の笑顔でいっぱいになる…その日を心待ちにしています!
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2024年6月 東京にて上演される舞台『川越ボーイズ・シング』-喝采のクワイア- のミュージックビデオが解禁となった。
2023年に放送されたオリジナルTVアニメーション『川越ボーイズ・シング』は、指導者と男子高校生たちが、「歌」を通じてそれぞれが持つ問題と向き合い、絆を深めていく姿を描く物語。アニメをベースに、舞台版では春男の視点で「川越ボーイズ・シング」を描く。
舞台『川越ボーイズ・シング』-喝采のクワイア-
演出は、MANKAI STAGE『A3!』シリーズや舞台『プリンス・オブ・ストライド THE LIVE STAGE』、「チェンソーマン」ザ・ステージ等数々のヒット作を手掛ける松崎史也。脚本は、「ギヴン」シリーズ、「ビックリメン」「アイドルマスターSideM」等人気アニメ作品で活躍中の綾奈ゆにこが担当。舞台メインテーマ曲は、アニメ『川越ボーイズ・シング』でも作曲を担当したYUKI KANESAKAが書き下ろす。
舞台『川越ボーイズ・シング』-喝采のクワイア-ミュージックビデオ
舞台『川越ボーイズ・シング』-喝采のクワイア-ミュージックビデオ
トラブルメーカーの天才指揮者・響春男を演じるのは、舞台やTV・映画などで活躍中の人気俳優・染谷俊之(舞台『刀剣乱舞』鶴丸国永、MANKAI STAGE『A3!』卯木千景役 他)。対するボーイズ・クワイア部の生徒役には、今牧輝琉(ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン、ミュージカル『新テニスの王子様』越前リョーマ役、舞台『魔法使いの約束』ミチル役 他)を始めとした、フレッシュかつ実力派のキャストが集結した。
舞台『川越ボーイズ・シング』-喝采のクワイア-ミュージックビデオ
舞台『川越ボーイズ・シング』-喝采のクワイア-ミュージックビデオ
今回公開となったMV楽曲は、アニメ劇中歌として登場する「LA LA LA」(シンリズム 作詞・作曲)。MVにはボーイズ・クワイア部顧問、響 春男役:染谷俊之も登場し、今作の物語が垣間見えるシーンもある。
舞台『川越ボーイズ・シング』-喝采のクワイア-は、6月22日(土)~6月30日(日) 東京・シアターHにて上演。
舞台『川越ボーイズ・シング』-喝采のクワイア-ミュージックビデオ
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2024年5月14日(火)〜19日(日)東京・東急シアターオーブ、6月22日 シンガポール Esplanade-Theatres on the bayにて開催される、城田優がプロデュースする歌とダンスのオリジナル・エンターテインメントショー『TOKYO〜the city of music and love〜』。
開幕に先駆け、東京公演の会場となる東急シアターオーブで撮り下ろした新ビジュアルが解禁となった。
#城田優 プロデュース「TOKYO ~the city of music and love~」メイキング映像公開!
本公演の衣装を担う2名のデザイナーによってスタイリングされた、対照的な衣裳に注目。トップアーティストや国際的なイベントの衣装ディレクションも手掛ける衣装デザイナーの齋藤ヒロスミが手掛けた衣装はポップでカラフルな色味に溢れ、一方、アパレルブランド「kujaku」の衣装デザイナーでもある西坂拓馬のデザインは黒一色に統一されたスタイリッシュな装い。
個性豊かで唯一無二のスタイルをもつキャスト陣と、独創的で洗練されたクリエイティブチームが一体となり、様々な顔をもつ「東京」という街を表現するオリジナル・エンターテインメントショーに期待しよう。
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世界独占配信中のNetflix映画『シティーハンター』が、5月1日(火)に発表されたNetflixの「週間グローバルTOP10(非英語映画)」で初登場1位を記録したことがわかった。
『シティーハンター』は、1985年から1991年まで週刊少年ジャンプにて連載された北条司氏による漫画。東京・新宿を拠点にする冴羽獠は、無類の女性好きで、美女とみれば見境いなくちょっかいを出すが、いざ依頼を受ければ、並み外れた銃の腕と身体能力、そして冷静沈着な頭脳を備えた超一流スイーパーとして仕事を遂行する。『シティーハンター』は単行本の累計発行部数が5,000万部を突破し、台湾・香港・中国・韓国・タイ・インドネシア・フランス・イタリア・スペイン・メキシコ・ポーランドなど世界各国で出版。また、1987年にはTVアニメシリーズ、1999年にはTVスペシャルも放送。2019年に公開されたアニメーション映画『シティーハンター〈新宿プライベート・アイズ〉』は15億を超える興行収入を記録している。これまでに香港、韓国、フランスで行われてきた『シティーハンター』の実写映像化だが、日本では今回のNetflix映画が初めて。本作では、『名も無き世界のエンドロール』や『累 かさね』などで知られる佐藤祐市監督がメガホンをとり、主人公の冴羽獠役で鈴木亮平が主演する。また、獠の相棒・槇村香を森田望智が演じるほか、槇村秀幸役で安藤政信、野上冴子役で木村文乃が共演している。
新宿東口の伝言板に書かれた「XYZ 妹をさがしてください」というメッセージを受け、相棒の槇村秀幸と共に、有名コスプレイヤーくるみの捜索依頼を請け負った“シティーハンター”こと冴羽獠。その頃新宿では謎の暴力事件が多発し、警視庁の敏腕刑事 野上冴子は手を焼いていた。息の合ったコンビネーションでくるみを追う獠と槇村だったが、捜査の最中、槇村が突然の事件に巻き込まれ死んでしまう。獠が事件現場に駆けつけると、そこにいたのは槇村の妹の槇村香。兄の死の真相を調べてほしいと香は伝言板で獠に依頼するが、香を巻き込みたくない獠は香を避け続ける。しかし、香がくるみを発見、保護したことで状況は一変。くるみがコスプレイヤーとして出演するイベントに、獠と香は護衛役として潜入することになった。ステージに登壇するやいなや、一気に注目の的となるくるみ。しかしそんな彼女に視線を送るのは、観客やメディアだけではなかった。
Netflix映画『シティーハンター』は、5月25日(木)の配信スタート直後から「日本の今日の映画TOP10」1位に登場。5月1日(水)発表のNetflix「日本の週間TOP10(映画)」でも1位を獲得している。そして、「週間グローバルTOP10(非英語映画)」(4月22日から28日)でも初登場1位を記録。あわせて、フランス、韓国、香港、ブラジルなどを含む世界32の国と地域でも週間TOP10入りを果たしている。
主演・鈴木亮平のコメントは以下のとおり。
鈴木亮平(主演)
『シティーハンター』が世界中で観られ、愛されていると聞き、素晴らしいニュースに心が震えています。
共に戦ったスタッフ、共演者、そしてシティーハンターを楽しんでくださっている世界中の観客の皆様に心から感謝です。
北条司先生が生み出した『シティーハンター』という物語の魅力を、さらに世界中のたくさんの方に知っていただけるように願っています。
Netflix映画『シティーハンター』 (C)北条司/コアミックス 1985
Netflix映画『シティーハンター』 (C)北条司/コアミックス 1985
Netflix映画『シティーハンター』 (C)北条司/コアミックス 1985
あわせて、本作から、獠と香の姿を切り取ったツーショットカット3点が解禁されている。
『シティーハンター』はNetflixにて独占配信中。
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東京ミッドタウン日比谷周辺で開催された『Hibiya Festival 2024』ステップショーにホリプロステージ作品4作品が参加。パフォーマンスやトークで観客と配信視聴者を盛り上げた本イベントのレポートが到着した。
7月開幕『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』
7月開幕『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』
トークパートではビリーのおばあちゃん役、阿知波悟美と兄・トニー役の西川大貴が登壇。前回2020年の公演時より参加している阿知波は、コロナ禍という厳しい状況での稽古を振り返り「いろんな苦境に負けずに夢に突進していくビリーたちの姿が感動を呼ぶ」、初参加の西川は「ストーリーはもちろん、ステージ上の演出やアイディアが素晴らしい」と本作の魅力を語った。
阿知波悟美
西川大貴
その後ビリー役4人のキャスト・浅田良舞、石黒瑛土、井上宇一郎、春山嘉夢一により「♪エレクトリシティ」のパフォーマンスが披露された。
左より)浅田良舞、石黒瑛土、井上宇一郎、春山嘉夢一
7月開幕 『ピーター・パン』
7月開幕 『ピーター・パン』
冒頭から披露されたのは、フック船長として2年目を迎える小野田龍之介率いるパイレーツ一味による「♪フックのワルツ」のパフォーマンス。小野田のダンディな歌唱とパイレーツたちの息の合った掛け合いで観客をおおいに盛り上げた。
左より)小野田龍之介、今村洋一
続いて披露された『ピーター・パン』を代表するナンバー「♪アイム・フライング」。昨年11代目ピーター・パンとしてデビューを果たした山崎玲奈の、17歳という若さながら堂々とした伸びやかな歌声が響き渡った。
山崎玲奈
トークパートではMCを務めるパイレーツ役の今村洋一が今年の抱負について尋ねると山崎は「フライングやアクションなど、一年目よりもっとグレードアップしたものをお見せしたい」とやる気を伺わせ、小野田は「パイレーツ一味も、躍動感のあるパワーアップしたピーター・パンに応えられるようなチームワークを見せていきたい」と語った。
そのほか初観劇のこどもたちへの記念ステッカーの配布や、劇場職業体験付チケットの販売など、ファミリーミュージカルならではの取り組みも実施される。
5月開幕 『未来少年コナン』
5月開幕 『未来少年コナン』
宮崎駿が初監督したアニメーションシリーズの初の舞台化となる本作。
主人公コナン役・加藤清史郎、コナンの親友ジムシー役・成河、ダイス船長役の宮尾俊太郎が登壇し、本作の魅力を「先見の明のある、まさに今観ていただきたい」「現代社会が抱える、70年代から今もなお続くシビアな問題をこどもと一緒に考えられる作品」などと語った。
左より)宮尾俊太郎、加藤清史郎、成河
インバル・ピント(振付・美術も担当)とダビット・マンブッフによるインスピレーションに溢れた演出、特にこの3人が登場する船の演出にもぜひ注目してほしいとアピールした。
加藤清史郎
左より)宮尾俊太郎、成河
今回初披露されたのは、その注目シーンからダイス船長の楽曲「♪酔いどれガンボート」。誘拐されたラナを助けるためにダイス船長の船に侵入したコナンとジムシ―が、船員たちの宴のような舟唄に誘われてて思わず乗り出してくるシーンで、音楽を手掛ける阿部海太郎とミュージシャンによる生演奏により、3人で歌う特別ヴァージョンで披露された。
ロングラン公演中 『ハリー・ポッターと呪いの子』
ロングラン公演中 『ハリー・ポッターと呪いの子』
2016年ロンドンで開幕以来世界7都市で上演、世界中の演劇賞を受賞し、日本では2022年の開幕以来観客動員数88万人を超える話題の舞台、『ハリー・ポッターと呪いの子』。
日本では劇場以外では初公開となる、魔法の杖を使用した「ワンドダンス」のパフォーマンスと、7月公演よりハリー・ポッター役で出演する平方元基と吉沢 悠によるトークセッションが行われた。
「ワンドダンス」は新学期を迎えたホグワーツの生徒たちが、杖を使った初めての授業でその扱いに四苦八苦している様子を表現している、舞台の世界観を象徴するフォーメーションダンスだ。
平方元基
吉沢 悠
本作の魅力を平方は「五感を使って魔法を感じられるのは舞台ならでは」「初めての演劇体験をさせてくれる作品」、吉沢は「19年後の、成長したキャラクターたちの世界を楽しめるのはこの舞台だけ」などと語り、この夏の初出演に向けての期待が高まる。
なお、本イベントは「Hibiya Festival 2024」公式YouTubeチャンネルにてアーカイブ映像が配信中だ。
撮影=山本春花
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2024年4月から放送中のTVアニメ『喧嘩独学』新規オープニング映像のノンクレジット版が公開された。
『喧嘩独学』は2020年からLINEマンガで連載を開始し、2022年には第25回文化庁メディア芸術祭・マンガ部門にて「審査委員会推薦作品」に選出。さらに「アニメ化してほしい『LINEマンガ』オリジナル作品ランキング(男性篇)」で1位を記録するなど、常に映像化が注目されてきた漫画家T.Junによる漫画のTVアニメ化作品。
さらにこのオープニングテーマ「Wild Boy」を歌唱したMA55IVE THE RAMPAGEより、本作品へのアツいコメント動画が到着している。
『喧嘩独学』Blu-rayBOXパッケージイメージ (C)PTJ cartoon company・金正賢/LDF・喧嘩独学製作委員会
また10月4日(金)に発売となる本作のBlu-rayBOXの発売情報が解禁された。描き下ろしイラストを使用したアウタービジュアル仕様になる。
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2024年4月21日に逝去したフジコ・ヘミングさんをしのんで、NHK BSとEテレで過去放送2番組が放送されることがわかった。
まずは、『フジコ・ヘミング ショパンの面影を探して~スペイン・マヨルカ島への旅~』(<NHK BS> 5月4日(土・祝) 前11:00~後0:29/初回放送 2022年12月28日)。90歳を過ぎても多くの聴衆を魅了し続けた魂のピアニスト フジコ・ヘミングさん。彼女が愛してやまない作曲家がショパンだった。スペイン・マヨルカ島で一冬を過ごし、死を宣告されながらこの地で名曲を書き上げたショパン。フジコさんもまた、ピアニストにとって命ともいえる聴力を失うなど過酷な人生を歩んできた。番組では、2022年、念願だったマヨルカを旅し、ショパンの面影を探すフジコさんの旅に密着している。
おとなのEテレタイムマシン ETV特集「フジコ~あるピアニストの軌跡~」
もう一つは、おとなのEテレタイムマシン ETV特集『フジコ~あるピアニストの軌跡~』(<Eテレ> 5月4日(土・祝) 後10:00~10:45/初回放送 1999年2月11日)。ロシア系スウェーデン人の父と日本人の母との間に生まれ、9歳の時にNHK ラジオに最年少で出演、天才少女として頭角を現したフジコ・ヘミングさん。リストとショパンを弾くために生まれたと言われ 世界各地で演奏活動を続けた。番組では、東京で暮らす、まだ無名だったフジコさんの日常に密着。苦難に直面しながらも、ピアニストとしての自分にこだわり続ける姿をドキュメントし、大きな反響を呼んだ。
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2024年8月20日(火)日本武道館にて、ネルケプランニング創立30周年を記念して『ネルフェス 2024』が開催される。この度、本イベントの出演タイトル、メインクリエイター、チケット情報などのイベント詳細とCMが解禁となった。
『ネルフェス』は、ネルケプランニングがプロデュース・制作するさまざまなタイトルが一堂に集結する一夜限りのイベント。2008年に第1回、2014年に第2回を行って以来、10年ぶり3回目の開催となる。いつも応援してしてくれている方々へ感謝を込めて、ネルケプランニングが届ける大感謝祭だ。
本イベントの出演タイトルは、ミュージカル『新テニスの王子様』、ミュージカル『刀剣乱舞』、ミュージカル『青春-AOHARU-鉄道』、舞台「パタリロ!」、少女☆歌劇 レヴュースタァライト、MANKAI STAGE『A3!』、ミラクル☆ステージ『サンリオ男子』、『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage、舞台『魔法使いの約束』、舞台「よんでますよ、アザゼルさん。」、夏休み!オン・ステージ「パペットミュージカル すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」と、ネルケプランニングを代表するビッグタイトルが勢揃い。
ミュージカル『新テニスの王子様』
ミュージカル『刀剣乱舞』
ミュージカル『青春-AOHARU-鉄道』
舞台「パタリロ!」
少女☆歌劇 レヴュースタァライト
MANKAI STAGE『A3!』
ミラクル☆ステージ『サンリオ男子』
『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage
舞台『魔法使いの約束』
舞台「よんでますよ、アザゼルさん。」
夏休み!オン・ステージ「パペットミ ュージカル すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」
さらに、ネルケプランニングのマスコットキャラクターであるネルちゃん・ルケくんが初めておしゃべり。ネルちゃんはニーコ、ルケくんは寺崎裕香が声を演じる。
なお、本イベントのメインクリエイターは、『ネルフェス 2014』に引き続き、構成・総合司会を川本 成が務め、構成・総合演出を小林顕作が担当する。
ネルケプランニング30th ANNIVERSARY『ネルフェス2024』CM_30秒
さらにCMも解禁。小林顕作が手掛けるテーマソングに乗せて、『ネルフェス』の名にふさわしい、お祭り感あふれる映像に仕上がっている。
日本武道館で行われる最高のお祭りを楽しもう。
(C)Nelke Planning co.,ltd.
(C)許斐 剛/集英社・新テニミュ製作委員会
(C)NITRO PLUS・EXNOA LLC/ミュージカル『刀剣乱舞』製作委員会
(C)青春 (C)ミュージカル『青春鉄道』製作委員会
(C)魔夜峰央/白泉社 (C)舞台「パタリロ!」製作委員会
(C)Project Revue Starlight
(C)Liber Entertainment Inc. All Rights Reserved. (C)MANKAI STAGE『A3!』製作委員会
(C) 2024 SANRIO CO., LTD. MSSB2024
(C)『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage製作委員会
(C)coly/舞台まほやく製作委員会
(C)久保保久/講談社
(C)2019日本すみっコぐらし協会映画部/日本すみっコぐらし協会演劇部
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2024年8月~9月、ミュージカル『新テニスの王子様』The Fourth Stageが上演されることが決定した。
2020年12月に誕生した新シリーズ、ミュージカル『新テニスの王子様』(通称:新テニミュ)。
これまでの本公演では、『テニスの王子様』以上に舞台化が困難と思われた『新テニスの王子様』のより迫力を増すテニスのプレーや場面を、セット・照明・映像など様々な手法を駆使し、舞台上で表現してきた。2022年には、「新テニミュ」初となるライブイベント、ミュージカル『新テニスの王子様』Revolution Live 2022を開催。フレッシュなキャスト、テニミュ1st~3rdシーズンで活躍したOB、ミュージカル界を牽引するベテラン俳優たちの迫力の歌声で、会場に集まった観客を魅了。そして、前作となるミュージカル『新テニスの王子様』The Third Stageでは、「U-17 WORLD CUP(アンダーセブンティーン ワールドカップ)」が描かれ、国際色豊かなキャストが登場し、日本代表と世界の熱い戦いを舞台上に繰り広げ、大いに盛り上がった。
そしてついに「新テニミュ」は第4章に突入する。世界との激戦に期待しよう。
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8月16日(金)・8月17日(土)に石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージで開催される『RISING SUN ROCK FESTIVAL 2024 in EZO』の第2弾出演アーティストが発表された。
今回発表されたのは10年ぶりの出演となる木村カエラや、初出演となる泉谷しげる、地元北海道からはTHA BLUE HERBが9回目の出演を果たす。また、今回19組のアーティスト達がアナウンスされたが、そのうち9組が初出演と新しい風が吹き込まれることとなった。今後も出演アーティストは発表されていくとのこと。
第2弾出演アーティスト(19組)
ammo
ALI
泉谷しげる
KID FRESINO
奇妙礼太郎BAND
木村カエラ
ズーカラデル
スガ シカオ with FUYU
sumika
w.o.d.
tonun
never young beach
THE BACK HORN
THA BLUE HERB
HEY-SMITH
moon drop
離婚伝説
LiSA
Laura day romance
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2023年秋に劇団☆新感線43周年興行として東京・大阪にて上演した舞台、いのうえ歌舞伎『天號星』。2024年4月にはゲキ×シネとしても全国上映され話題を呼んだ本作が、2024年7月5日(金)にBlu-rayとして発売することが決定した。なお、5月10日(金)からイーオシバイドットコムにて予約が開始となる。
『天號星』は、劇団☆新感線の看板役者・古田新太に新感線ではすっかりおなじみの早乙女太一&早乙女友貴兄弟が二人がかりで挑み、新感線史上最速の立ち回りで劇場を沸かせた話題作。そのほかの出演者は、アイドルグループ乃木坂46の久保史緒里、幼少期から中国武術に親しみ数々の話題作で度肝を抜くアクションを披露する山本千尋、新感線最多の出演歴を誇る池田成志、そして高田聖子、粟根まことを始めとする平均年齢50代のお馴染み劇団員たちも揃い踏み、疾風迅雷の如く繰り広げられる新感線流時代活劇として好評を得た。
今作で中島かずきが繰り出したのは、“あっ”と驚く<入れ替わり>の物語。江戸の町で裏稼業に生きる人々の人情劇と奇想天外なストーリー展開を、主宰・いのうえひでのりが、これまでの“いのうえ歌舞伎”とは一味異なる、愉快痛快なガッツリチャンバラ時代劇に昇華させた。公演時、連日当日券の列が絶えないほどの人気を博した本作がついにBlu-rayとなる。
充実の本編Blu-rayディスクに加え、特典Blu-rayディスクにはレア映像が満載。“親娘座談会”では古田新太・久保史緒里・高田聖子・山本千尋・村木よし子ら、公演中も公演後もとても仲の良い「親娘」が再集合。“早乙女兄弟が駆け抜けた天號星”ではあらためて本作出演の感想等をインタビュー。“アクション監督・川原正嗣と新感線の軌跡”では新感線の立ち回りとその進化についての話をじっくりと聞いた。
そしてタイトルシーンを様々な角度から楽しめる“タイトルシーン・マルチアングル”、池田成志演じる白浜屋真砂郎の傑作シーンを集めた“白浜屋真砂郎傑作選”、貴重な“ビジュアル撮影メイキング”や、カーテンコール時に行われた“太一くんの誕生日”、“カーテンコール・フルバージョン”、“千穐楽カーテンコール”や、“ゲキ×シネ舞台挨拶”の様子等、3時間以上の映像特典になっている。
舞台写真が満載の豪華ブックレットも同梱、スペシャルなBlu-rayで届ける。予約特典としては、イーオシバイドットコムの予約期間内(5月10日〜6月17日)に予約を完了した方の中から抽選で3名様に特典映像に出演のキャスト8名のサイン入り公演パンフレットをプレゼント。さらに、新感線オリジナルの《星取りシール》を予約した方全員にもれなくプレゼントする。
また、4月5日に全国公開したゲキ×シネ『天號星』。3週間限定上映と発表されていたが、「もっと見たい!!!」との声を受けて、この秋に《ゲキ×シネ凱旋上映》が決定。上映は2024年11月9日(土)〜11月14日(木)の6日間。新宿バルト9をはじめとするT・ジョイ系列館、札幌シネマフロンティア、ミッドランドスクエアシネマの約20館の映画館で上映(予定)となる。
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