髙木竜馬&石井琢磨、成熟さ増し色彩豊かに濃密に 二度目の二台ピアノコンサートを振り返る
- 2023.07.07
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2022年10月の第一弾に続き、今回第二弾となる石井琢磨&髙木竜馬による二台ピアノコンサート。2023年6月9日(金)の名古屋公演を皮切りに、大阪(10日(土))を巡り、16日(金)に東京・紀尾井ホールで最終日を迎えた。事前のインタビューでは、第二回目にしてツアー形式が実現したことへの感謝の気持ちと力強い抱負を語ってくれた二人。最終日、紀尾井ホールの演奏会の模様を振り返ってみたい。
6月16日(金)、東京の紀尾井ホール。満場の客席からの鳴りやまない拍手に応え、二人が最後のアンコール曲 ブラームスのワルツを連弾し終えると時刻は21時15分を超えていた。コンサート中、おなじみの曲間トークでも石井、髙木ともに口をそろえて「今日のコンサートの内容はハンバーグ、とんかつ、カレーが同時にテーブルに出てきたようなもの」と語っていたが、その濃密さとド派手さに客席の聴衆も度肝を抜かれたのではないだろうか。では、二時間越えの演奏会を振り返ってみよう。
まずは手始めに両者ともにソロ演奏から。一曲目は髙木のソロでラフマニノフのワルツ作品10-2。主題部分ではサロン作品らしい軽やかな諧謔性をもてあそびつつも、時折、いかにも後期ロマン的ないぶし銀のような重厚感のある音の煌めきを放つ。次第に親密な対話を暗示するかのようなある種のストーリー性もほのめかせつつ、緩急を効かせた如才な駆け引きで第一曲目から会場空間にほのかな余韻を燻らせる。
続いては石井のソロ。チャイコフスキーのバレエ音楽「眠りの森の美女」からアダージョ。ロシア出身の偉大なピアニスト、プレトニョフ編曲によるものだ。石井はウィーンで長らく生活しているが、バレエ公演に身近に接する機会も多く、その世界観が何とも好きだという。
前半、オーケストラ演奏には響きの厚さでは叶わない分、石井は見事な集中力と想像力で舞台背景を美しく描きだしてみせた。その詩情に満ちた音の世界は同時にあふれんばかりの色彩をも輝かせる。そして、突如としてピアニスティックな展開へと突入。プレトニョフ編曲と聞いて予想はしていたものの、石井は自身に満ち溢れたダイナミックなピアニズムを縦横無尽に駆使し、時折、ファンタジーも織り交ぜながら、いとも高らかに石井流の色で聴かせた。
髙木竜馬
石井琢磨
両者一曲ずつ弾き終えたところでトークタイム。まずは、髙木がツアーファイナルの公演を迎えての感謝を客席に述べる。そして、いつものように14年来の親友としての熱き友情、そしてウィーンでの切磋琢磨の日々を懐かしそうに語り合った。
次なるドビュッシー小組曲は連弾形式。演奏前に、かつてYouTubeの配信用に二人でウィーンのホーフブルク宮殿で演奏・撮影した時の想い出を語っていたのも印象的だった。「小舟(バルカロール)」、「行列」、「メヌエット」、「バレエ」の4曲から構成されるこの組曲。二人が一台のピアノ・一つの鍵盤上において寄り添うように奏でると、両者の音楽に対する細やかな愛情、そして互いの信頼と深い絆がよりいっそう感じられ、聴き手としても喜ばしいものだ。客席の一人ひとりもきっとそう感じたに違いない。
特に「バルカロール」と「行列」では、息づかいやダイナミズム(細やかなディナーミクに至るまで)など、そのすべてにおいて二人が同じベクトルを共有している様が感じられ、聴いていて心地よく、癒されるほどだ。決して、両者、意図的に“一糸乱れぬ感”を演出しているのではなく、そのすべてが呼吸するごとくに自然な流れなのだ。「メヌエット」で聴かせた極上かつ典雅な和声感、「バレエ」で聴かせた様式感など二人の音楽的知性もいかんなく発揮されており好演だった。
そして、前半最後を締めくくるのは、今宵のメインイベントの一つともいえる二台ピアノによるラヴェル「ラ・ヴァルス」。本来ならプログラムのフィナーレに配置されてしかるべき作品だが、あえて前半の締めに持ってきたところからも、今回のプログラムがいかに壮大なものであるかがわかるだろう。後半はまだまだ驚くべきコンテンツがラインナップされているのだ。
「ラ・ヴァルス」は昨年の第一弾公演でも拍手大喝采で迎えられた二人だが、今回はさらなるブラッシュアップを目指すべくあえて選んだという(二人による事前のインタビューでの談話)。前半部は恐らく後半の展開を睨んでだろうか少し抑え気味にも感じられたが、この作品が持つ古典的な優雅さを丁寧に保ちながら、鷹揚に、たっぷりと美しい響きと色彩を会場全体に響き渡らせる。
そして、後半。予想通りエネルギーも集中力もよりいっそう高まり、その熱気は客席にもいち早く伝わってきた。ダイナミックな動きの中にも、立体的な和声感を力強く浮き彫りにし、この作品の持つオーケストラルな醍醐味を存分に聴かせた。聴かせどころのグリッサンドの入れ方もとにかく洒脱で渋い。ディテールでの余裕の芸達者ぶりに、二人のよりいっそうの成熟ぶりを垣間見た。フィナーレに向かってはさらに互いに熱量を高め、多重な和声による倍音効果もいとも鮮やかに、スリリングに。ラテン的な色彩感の渦の中にもカタルシス的なものを感じさせ、見事に一つのオリジナルな交響詩を構築してみせた。ある種、混沌としたこの作品をここまで理路整然と理知的に、しかしダイナミックに情熱的に演奏されるのを聴くのは嬉しい限りだ。
休憩を挟んでの後半。いつものように「ただいま~」という合言葉でふたたびステージがキックオフ。冒頭に述べたように、二人はツアー開始直前で受けた新聞社のインタビューで今回のプログラムについて所感を尋ねられ、「ハンバーグ、とんかつ、カレーですと答えました」というエピソードを披露し、客席から笑いと共感を誘った。
どちらからともなく、「では、ここで胃もたれしないように爽やかな一曲を」と、後半一曲目は「美しく青きドナウ」を二台ピアノの演奏で。そよ風に揺れるさざ波の様子がつぶさに感じられるような臨場感あふれる演奏はさすがだ。ウィンナワルツ独特のリズム感の上手さといい、ウィーン育ちの二人としては自家薬籠中の一曲だろう。
演奏が終わると、ウィーン生活では「二人仲良く同じ釜の飯を食べた(文字通り、石井がよく砂肝やアックア・パァッツァなどの手の込んだ料理も作ってくれたそうだ)!」という小話を挟み、今宵、最も注目されるべき作品であるプロコフィエフのバレエ音楽「シンデレラ」から「ワルツ・レント」、「フィナーレ」の二曲の解説へとつなぐ。この作品もまた前半のソロ作品のようにプレトニョフ編曲によるものだ。
プロコのバレエ音楽と言えば10人中9人はまず「ロミオとジュリエット」を思い起こすことだろう。しかし、二人、特にバレエを愛する石井は、より知られていない作品のほうを演奏することに使命を感じ、あえてこの難曲「シンデレラ」からの抜粋を選んだそうだ(事前インタビューでの石井談)。
一曲目「ワルツ・レント」——清らかさに満ちたロマンティックなメロディから、スクリャービンの作品を思わせる神秘的で官能的な和声も内包する独特な雰囲気の作品だ。オーケストラによるオリジナル版と事細かく対照しなくては断言できないが、このようなところはプレトニョフ編曲らしさでもあるのだろうか?
髙木竜馬
二曲目「フィナーレ」ーー演奏前の事前解説によると、バレエ「シンデレラ」という作品全体の総集編みたいなものだという。確かに、作品全体の世界観が凝縮され、時系列的なシーン変化と二台ピアノ的手法による音楽的効果が相乗的に生かされた壮大な作品だ。
冒頭、トレモロのような速い音の連打とグリッサンドを効かせたドラマティックな情景描写から始まる。ピアノという楽器ならではの妖艶な世界観すら感じさせ、瞬時に聴き手をストーリーへと誘う。次第にクレツメルを思わせるコケティッシュで哀愁を帯びたワルツへと展開。これが予想だにせず、破壊的ともいえる強靭なテクニックをともなって発展してゆく。それは完全に”ワルツ”という範疇を超えるもので、気が付くとピアノと言う楽器のメカニズムの限界にまで挑戦し、またそれを心から楽しんでいる二人の意気揚々とした姿がひときわ光彩を放っていた。
石井琢磨
そんな思いに浸っていると、二台ともに奏でるピアニッシモの魅惑的なグリッサンドの応酬が夢の世界の終わりを告げる。二台ピアノの醍醐味や面白さ、そして難しさを存分に感じ、考えさせてくれる意欲的な作品だった。このような境地へと聴き手を誘うことを意図した石井と髙木の策略にしっかりと誘導されてしまったようで、何とも清々しい感じだ。コンペティションなどではたびたび演奏される作品だが、二人が持ち前のアクロバティックな技巧と若さあふれる瞬発力、そして頭脳的な冴えでこの作品に息を吹き込み、コンサートのステージ上で甦らせたのは快挙だろう。
そして、この驚異のプログラムを締めくくるのは、もう一つの重量級作品 ラフマニノフの「組曲 第二番」から、「ロマンス」と「タランテラ」だ。
一曲目「ロマンス」では息の長いフレーズをじっくりと練り上げる。ラフマニノフ特有の上行形の音形に込められた詩情、そして、クライマックスへと静やかに高揚感を高めていく様は悲壮感が漂うほどに美しかった。
二曲目「タランテラ」——前半、細やかな技巧を安定的に聴かせながらも、中間部では息の長いダイナミクスを生みだし、ウイスキーとシガーの薫り漂うような重厚感あふれる魅惑的なタランテラを聴かせた。フィナーレに向けては、持ち得るエネルギーのすべてを投じて交響曲とピアノ協奏曲を合わせたようなこの作品を、一種のトランス的ともいえる集中力で弾き上げた二人に満場の客席からは惜しみない賞賛が贈られた。演奏後、二人は友情の固い握手で会場の拍手に応えていたのも微笑ましかった。
アンコールは、お馴染みのポルカ「雷鳴と稲妻」。これだけの大曲を弾き切った後だけに、二人ともに肩の力が抜けきった自然体の演奏が最高の効果を生みだしていたのが印象的だった。
弾き終えると、今後の二人のプロジェクトをPR合戦。石井は髙木の『ピアノの森 コンサート』ツアーを、そして髙木は石井のリサイタルツアー『Szene』 をそれぞれ客席にPR。最後に石井のオフィシャルファンクラブ発足のお知らせも飛び出した。
最後の最後はブラームスの作品39-15の「ワルツ」を連弾で聴かせ、この盛りだくさんの若さ溢れるコンサートを、余韻と詩情を残しつつ粋に締めくくった。
取材・文=朝岡久美子 撮影=山口真由子
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いきものがかりの新曲「きっと愛になる」が、フジテレビ系バラエティ『坂上どうぶつ王国』のテーマソングに決定、7月7日(金)の番組放送内で楽曲が発表された。
『坂上どうぶつ王国』は、坂上忍をはじめとする王国ファミリーの仲間たちが動物について学び、動物から“生きることのすばらしさ”を知る総合どうぶつバラエティ番組。同番組ではこれまで、今年リリース10周年を迎えるいきものがかりの楽曲「笑顔」を挿入歌として使用されることが多くあり、今回番組からのオファーを受け、テーマソングの書きおろしが実現。
新曲「きっと愛になる」は、詞曲を水野良樹が、編曲を亀田誠治が担当した作品で、やさしくも艶やかなミディアムナンバーに仕上がっている。
楽曲を初めて聞いた坂上忍は「感動しました。元気が出るけど映像と重なったら泣いてしまいそうな曲ですね」とコメント。
番組の模様は期間限定でTVer見逃し配信中。新曲「きっと愛になる」のリリースについては、後日オフィシャルサイトにて発表予定となっている。
『坂上どうぶつ王国』
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2023年9月に上演される「舞台『宇宙戦艦ティラミス』完結編〜ファイナルラストはエンドの終わり〜」のメインビジュアルが解禁となった。さらに、岐阜パックツアーの開催も決定した。
第22回文化庁メディア芸術祭でマンガ部門優秀賞を受賞した、「お上が認めたギャグ漫画 『宇宙戦艦ティラミス』」を原作に、舞台『宇宙戦艦ティラミス』は、2018 年に東京・大阪・岐阜の 3 都市で上演。続いて 2019 年には第 2 弾「舞台『宇宙戦艦ティラミスⅡ』~蟹・自分でむけますか~」、
2022 年には第 3 弾「舞台『宇宙戦艦ティラミス~銀河列車で遊郭行きてぇなぁ編~』」を上演し、“ティラステ旋風”を各地で巻き起こした。そんなティラステ完結編となる今回は、舞台完全オリジナルストーリーで上演となる。
9月2日(土)・3日(日)には岐阜公演が行われるが、これは、原作・脚本:宮川サトシ、脚本監修:なるせゆうせい、演出・脚本:米山和仁、そして主演:校條拳太朗の4名が岐阜出身という縁から生まれたもの。『地元出身クリエイターによる地元発の舞台』を掲げ企画された「based on origin」projectの第3弾として、そして「瑞穂市文化協会誕生20周年記念公演」として、岐阜県瑞穂市サンシャインホールでの岐阜凱旋公演を行う。この度、岐阜パックツアーの開催も決定。プランは「宿泊プラン」と「日帰りプラン」の 2 種用意され、ツアー特典には目玉で初の試みとなる「岐阜ゲネプロ公演招待」をはじめ、「お見送り会」や「岐阜お土産プレゼント」(宿泊プラン限定)など、ティラステ×岐阜を堪能できるツアーとなっている。
「舞台『宇宙戦艦ティラミス』完結編 ~ファイナルラストはエンドの終わり~」は、岐阜公演・9月2日(土)~3日(日)岐阜県瑞穂市サンシャインホールにて、東京公演・9月7日(木)~17日(日)IMA ホールにて上演。7月8日(土)AM10:00より、一般プレイガイド先行の受付が開始となる
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Z世代を中心に話題沸騰中の3ピースロックバンド・YUTORI-SEDAIが、7月7日(金)にリリースした最新デジタルシングル「ぎゅっとして、」のミュージックビデオを公開した。
「ぎゅっとして、」ミュージックビデオ
今作は、バイラルヒットをした前作「すき。」の続編曲としてリリースされ、前作に引き続きMVには人気インフルエンサーさやべびが出演。付き合う前の気持ちを歌った前作「すき。」から、付き合ったあとの恋人への素直な気持ちを綴ったラブソングの今作は、失う事が不安になるほど大切に想う気持ちを女性目線の可愛げな歌詞で表現している。
またTikTok、Instagramを中心に新曲「ぎゅっとして、」を使った投稿がすでに5000件を超えて、今回も注目度が高い楽曲となっている。
さらに新曲「ぎゅっとして、」は全国29局のパワープレイにも決定している。10月に初めて開催するワンマンライブはすでにソールドアウトするなど、今大注目の新人バンドYUTORI-SEDAIの新曲MVを是非チェックして欲しい。
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2023年7月7日(金)より、ゴッホやゴーガン、スーラ、セザンヌらを代表的作家とする「ポスト印象派」の芸術作品の世界を最新テクノロジーで描く没入体験型ミュージアム『Immersive Museum TOKYO 2023 “ポスト印象派” POST-IMPRESSIONISM』が日本橋三井ホール(東京日本橋)にて開幕した。開幕前日となる7月6日(木)には内覧会も実施され、公式アンバサダーである日向坂46・影山優佳が登場した。
影山は「昨年のImmersive Museumをプライベートで鑑賞させていただいていたので、今回公式アンバサダーとしてこの場に立てて嬉しいです」と、この場に登壇した気持ちをコメント。また、絵がすこぶる苦手と言いつつも、実は小学生時代に絵画コンクールで金賞を受賞したエピソードも語られた。また、実際に体験してみて「ポスト印象派の画家でもそれぞれタッチや雰囲気が違うかなと思っていましたが、今回の展示を見ると画家の方々の人生や想いを受け継ぎながら、絵画が描かれている点に新しい発見がありましたし、絵画って1枚1枚嗜むものだと思っていましたが、時代の流れに沿って鑑賞することも新しい楽しみなのかなと思いました」と感想を語った。特に印象に残ったシーンについては「画家と画家の関わりや人生にフォーカスを当てているため、2人の画家の関係性やタッチの違いを並べて鑑賞できることが印象的でした」と話した。
なお、本展では、今回のテーマである“ポスト印象派”の中でも特にインパクトの強いゴッホの「ひまわり」にちなんで、ひまわりを始め4種類の生花を館内にて販売するとのこと。生花を展示内に持ち込み、写真撮影を楽しむことが可能だという。また平日17:30以降の来場者には、受付時にひまわり1輪ブーケをプレゼントする。
ほかにも、雑誌『VERY』と共同制作を行った「絵本キット」を小学生以下の入場者全員に無料配布。 “ポスト印象派”の作品に散りばめられた技法の数々を『Immersive Museum』の体験を通して楽しく学べ、自分だけの絵本をつくることができるという。
『Immersive Museum TOKYO 2023 “ポスト印象派” POST-IMPRESSIONISM』のチケットはイープラスにて販売中。
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舞台『黎明の王』は、ILLIUMINUS が手掛ける、男性俳優たちによる王ステシリーズ第4弾。主演には 磯野大を迎え、佐藤弘樹、鵜飼主水などが脇を固める。
磯野大
二葉勇
輝山立
田中晃平
大谷誠
馬越琢己
武井雷俊
服部武雄
安孫子宏輔
高岡裕貴
田中克哉
網代将悟
佐藤弘樹
鵜飼主水
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2023年7月12日(水)池袋・あうるすぽっとにて、ロンドンコメディ『Run For Your Wife』が開幕する。この度、演出・出演の山本一慶、出演者の松井勇歩、石田隼によるオフィシャルインタビューが届いたので紹介する。
本公演は、イギリスの人気劇作家レイ・クーニー原作、ウソにウソを重ねる抱腹絶倒の大騒動を描く人気作。2019年にスタートした俳優・山本一慶が主演/ジョン役を演じるシリーズで、山本は今回演出にも挑戦した。ジョンの2人の妻役には、元宝塚歌劇団同期の舞羽美海と十碧れいや。コロナ禍の公演延期で幻のペアとなっていた2人が遂に対峙する。ジョンのウソに巻き込まれる上の階の住人スタンリー役に石田隼、カン違いで現場を混乱させるポーターハウス警部役には芸人のピクニックが挑む。
さらにフリーのドレスデザイナー・ボビー役に小澤亮太、真面目なトラウトン警部役には松井勇歩が担い、ジョンを追い詰める。山本による演出、個性豊かなキャスト、そして日替わりゲストと共に、巧妙なストーリー展開と上質な笑いをおくる。
本番目前、稽古中の山本一慶、松井勇歩、石田隼が作品を代表して心境を語った。
ーー山本さんが30歳を迎えた最初の作品として始まった本作ですが、初演から4年がたち、変化など感じていることをお聞かせください。
山本:自分自身はあまり変わっていないと思いますが、周りの年齢層でお芝居がすごく変わっているなあと思いましたね。初演の時は、初めてのフレッシュさも含めて全体的に若々しさがありましたが、今回は俳優さんの実年齢やお芝居の作り方で、ジョンは特に変わってきていたなと改めて感じています。
山本一慶
ーー演出家として意識していることは?
山本:笑いの共通認識ですね。やっていく中でテイストを合わせるというか、“笑い”がいかにこの作品に馴染んでいるか、不自然な笑いになっていないか、というところは意識して頑張ってます!
ーー石田さんは稽古の手応えはいかがですか?
石田:馴染みだしている所ですがまだ掴めるな、という思いもあります。手応えを感じる前にどんどん過ぎ去っていくので、手応えを感じていたら自分の脳が追い付かなくなるので、そうではなくて、もう少し掴めた段階で視野が広くなったら余裕も出てきて本番に挑めるのかな。矛盾しているんですけど、視野を広げつつ、でも迎合しないようにやるしかないのかな。
石田隼
ーー山本さんのニコ生で、この演出で決めようと固めても、さらに悩んでやってしまうというお話もありました。
石田:そうなんです。スタンリーをやっていて、少しリアルでないと思う所が出てくるんです。自分で味付けをして行くうちに、一慶さんが演出を付けつつ相談して味付けをしていった方がやりやすい所と、味付けしない方がやりやすいところがあって。今その味付けの塩梅を見ているところですね。
山本:最終調整のところにきたよね。
ーー松井さんはいかがでしょうか。
松井:この作品はお客様が入ることで演技も変わってくるんだろうなと思っています。
公演を重ねている作品なので決まり事があって、それだけを追っていくと誰が演じても良くなってしまうので、その決まっている中で自分が演じるトラウトンをずっと模索しながらやっていくんだろうと、稽古場では完成しないのかなって思います。
松井勇歩
石田:お客様が入ると変わるよね、どの舞台もそうだけど、特にこの作品はそう感じるよね。
山本:コロナも明けて声を出してもよくなってきて、ぜひ声を出して笑っていただきたいですね。
ーー3人は共演経験はありますが、演出家と役者という形での共演は初だと思います。新たに感じた事や発見した事など教えてください。
石田:2人とも共演はしているけど、セリフを交わしたり関わり合いが無かったんです。(一慶さんとは)『夏の夜の夢』でも世界が違っていたし。
石田隼
山本:確かにキャラクターの関わりは少ないから舞台で会話したことがなかったね。
石田:やっと役で会話できる! みたいな驚きと嬉しさがありました。ずっと端から見ていたので、一緒にやって作っていけることが新鮮ですね。普段を知っていることが長所になって、お芝居も安心してできていますし、舞台上でも普段の感じを出せるのかな。
山本:良かった良かった!
松井:(石田)隼はもともと独特の感性を持っていて、いい意味で変な奴と思っていたけど、それがこの作品で存分に生かされていますよね。芝居に対してすべきことをしてるから芝居で生きるので、そういう部分がすごくわかって、隼ってすごく芝居が好きなんやなって、とても素敵な役者さんだと思いました。同い年だし頑張らないとなって。変な奴だけど。
松井勇歩
石田:あははは!
ーー山本さんについては?
松井:一慶さんは、普通の人になれるんだと。以前朗読劇で圧倒的な存在感を出すキャラクターを演じてはって、『あんステ』(『あんさんぶるスターズ!THE STAGE』)ではキラキラしていて目を引く一慶さんをずっと見ていましたが、今回のジョンは言い方が難しいけど、どこにでもいるような人物になれるのって凄いなって思って。実はとても難しい事じゃないかなって、新たに発見したところですね。
山本:確かにこの役はそうかも。普通じゃないけど見かけは普通の人だもんね。
山本一慶
石田:そうだね、いつもキラキラしてふりまく感じのイメージの役が多いけど、一慶さんがこんなに受けてる芝居は初めてみるかも。
山本:みんなに振り回されます!
ーーそんなジョンも見どころですが、今回初めて観る方もいらっしゃると思います。最後にそれぞれが思う作品の魅力や見どころを紹介してください。
石田:見どころはこの作品の全部と思います。ふと思った事があって、ロンドンを舞台にした作品なので英語だったセリフが日本語になった面白さですよね。
台本を読む中で、一慶さんにこれはどういう感じですか? と聞くことがあって、僕らがどう解釈してやっていくか、英語の言葉遊びの面白さと日本語の言葉遊びの面白さをどうマッチさせているのか、それが詰まった作品だと思うので追及したくなる魅力があります。
石田隼
山本:好きになって本を取り寄せる、そういう面白さも見つかるかもしれないね。
石田:おや? て思ったところがきっとそうなんだよね。全部楽しむが故、そういうところも楽しんでいただけたらより面白いんじゃないかな。あと日替わりゲストもあります。毎日変わるシーンも見どころです!
松井:ずっとありえないことが起きている舞台です。普通じゃ考えられない事も成立させて話を続けていく、日本にはない海外の独特なコメディ要素がいたるところに詰まっているので、一回のめり込んだら最後まで楽しんで観られると思います。のめり込んでもらえるようにスタートから引き込めるように頑張りたいです。
松井勇歩
山本:トラウトンショーから始まるからね。この作品が面白くなかったらトラウトンのせいだから(ニヤリ)。
松井:あはは! そうです、全部僕のせいです頑張ります(笑)。
山本:この作品はレイ・クーニーさんが40年前に書かれたロンドンのコメディということで、ちょっとハードルが高そうと思うこともあるかもしれませんが、めちゃくちゃ頭がイイ人が、めちゃくちゃありえないことを緻密に書いた本だと思っています。
ただただ面白いが詰まっています。奥さんが2人いてウソをついていく世界観ですが、キャラクターそれぞれにはウソが無くて、それぞれに信念があって、ジョンも2人を同じくらい愛している。それぞれのキャラクターが起きている現象に対して心から疑ったり探ったりして生きています。そういうキャラクター達がドタバタコメディをやっていることが単純に面白いと思うので、何も考えずに笑いに来ていただけたらと思います。
山本一慶
取材・撮影:谷中理音
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2023年9月14日(木)~18日(月・祝)東京シアター1010、9月22日(金)~24日(日)KAAT神奈川芸術劇場にて、『ブラッククローバー the Stage』が上演される。この度、新たな個別ビジュアルが解禁となった。
『ブラッククローバー』(作:田畠裕基)は、週刊少年ジャンプにて2015年より連載中の大人気コミックス。魔法が全ての世界で、生まれながらに魔法が使えない少年アスタが、魔道士の頂点「魔法帝」 を目指す、白熱の王道魔法バトルアクションで、今回、初舞台化される。
すでに解禁となっている主人公アスタ役の植田圭輔、ユノ役の武子直輝に続いて、アスタが所属する魔法騎士団「黒の暴牛」のメンバー4名の個別ビジュアルが公開された。
「黒の暴牛」メンバーを演じるのは、テレビアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』黒澤ダイヤ役などで知られる小宮有紗(ノエル・シルヴァ役)、ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン神尾アキラ役で知られる毎熊宏介(マグナ・スウィング役)、同じく観月はじめ役で知られる三井淳平(ラック・ボルティア役)、舞台『ROOKIES』岡田優也役などで知られる桜庭大翔(ヤミ・スケヒロ役)。
そんな彼らから個別ビジュアル解禁に合わせてコメントも到着した。
■ノエル・シルヴァ役 小宮有紗 コメント
ノエル・シルヴァ:小宮有紗 (C)田畠裕基/集英社・ブラッククローバーthe Stage製作委員会
原作を読ませていただいて、ツンデレで凄く頑張り屋さんな、可愛いがたくさん詰まっているノエルに一瞬で虜になりました。
舞台でも原作ファンの皆さんに愛される存在になれるように、彼女と一緒に過ごす中で私もノエルの魅力をたくさん見つけていけたらと思います。
ぜひ楽しみにしていてください!
■マグナ・スウィング役 毎熊宏介 コメント
マグナ・スウィング:毎熊宏介 (C)田畠裕基/集英社・ブラッククローバーthe Stage製作委員会
マグナ・スウィングを演じます毎熊宏介です。
たくさんの方々に愛されている作品なだけに、プレッシャーを感じておりますが、
その分ワクワクな気持ちも感じております。
その気持ちと想いを、観劇してくださったお客様に、
良い作品として届けられるよう、座組一同気合いを入れていきたいと思っております。
精一杯魂を込めて演じさせていただきます。
■ラック・ボルティア役 三井淳平 コメント
ラック・ボルティア:三井淳平 (C)田畠裕基/集英社・ブラッククローバーthe Stage製作委員会
皆さまはじめまして。
この度、ラック・ボルティアを演じます三井淳平と申します。
かねてより原作は読ませていただいていたので、ファンの皆さまの期待の大きさやその責任の重さは一層強く感じております。
身が引き締まる思いですが、ラックが強敵との戦いに心を躍らせるように、僕も楽しみながら今回の大きなチャレンジに臨みたいと思います。
ブラクロの世界を体感しにぜひ劇場まで足をお運びください!
■ヤミ・スケヒロ役 桜庭大翔 コメント
ヤミ・スケヒロ:桜庭大翔 (C)田畠裕基/集英社・ブラッククローバーthe Stage製作委員会
ヤミ・スケヒロ役の桜庭大翔です。連載当初からずっと読ませていただいている作品に出演でき、
しかも一番好きなキャラクターであるヤミ・スケヒロとともに舞台を歩めること、本当に光栄の至りです。次元の壁ぶった斬って、最低最悪、そして最高の「黒の暴牛」を必ず舞台に連れていきますので、
ぜひ楽しみにしていただければと思います。
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ホラー作家・雨穴(うけつ)のデビュー小説『変な家』を原作とした、朗読劇『変な家』が2023年7月29日(土)~30日(日)シアター1010にて上演される。この度、雨穴からコメントが到着した。
雨穴はYouTuberとしても活動しており、登録者数は90万人、10~20代を中心に多くの人から熱い支持を集めるホラー作家。黒の全身スーツと白い覆面が特徴的で、そのビジュアルに加えて、本名と素顔、地声も隠している点からも不穏さが増しており話題を呼んでいる。
『変な家』は2020年にウェブメディア「オモコロ」に掲載された記事を元に、雨穴自身のYouTubeチャンネルに動画版を公開。2021年には飛鳥新社より小説デビュー作として発売され、2023年には一迅社より創刊されたWEBマンガの新レーベル「comic HOWL」でコミカライズ化、さらに2024年には映画化も決定されているなど、様々なメディアミックス展開を広げている。そんな中、『変な家』が初の朗読劇化となる。
本公演の出演者には人気声優・俳優陣が集結。オカルト専門のフリーライター「筆者」役に土田玲央、堀江 瞬、千葉翔也、大手建築事務所に勤める設計士でホラーやミステリーを好む「筆者」の知人「栗原」役に八神 蓮、神尾晋一郎、榊原優希、 “変な家”の記事を読み「筆者」に連絡をしてきた「宮江柚希」役に石見舞菜香のほかに、太田夢莉も名を連ね、出演者・組み合わせによる変化が楽しめる。
演出は『北斗の拳 -世紀末ザコ伝説-』『SK∞ エスケーエイト The Stage The Last Part~俺たちの無限大~』の演出などを手がける村井雄。
今回、朗読劇化の決定を受けて雨穴からのコメントが到着。どんな朗読劇になるか楽しみにしよう。
著者:雨穴 コメント
このたび、素晴らしい演者の方々に『変な家』を演じていただくことになり、たいへん光栄に感じております。
さて、本作の第二章において「ある人物」の秘密が明らかになるシーンがあるのですが、文章での表現が難しく、書くのに苦労した記憶があります。
あの箇所がどのように再現されるのか、わくわくしております。
この間取り図には、何かが隠されている…。
オカルト専門ライター「筆者」に持ち込まれた、ある家の“間取り図”。「謎の空間」「窓のない部屋」数々の不可解な点があり、設計士・知人の「栗原」に相談、協力を求める。
一見ごく普通の一戸建て住宅…「栗原」は1階、2階に隠されたおかしな点は、何らかの“意図”があるのではないか、と語りはじめる。そんな中、この物件はある殺人事件と関連している可能性、が浮かび上がる。「筆者」は物件情報を特定されない形、で事件に関連する情報を求め記事を書く。そして届いた情報提供者の中、ある一人の気になる人物「宮江柚希」に出会う。「筆者」は、喫茶店でうつむいた彼女から衝撃的な言葉を聞く。「私の主人が……あの家の住人に殺されたかもしれないんです」
それは、恐ろしく信じたくない事実・隠された秘密の扉が開いた瞬間、だった。
「筆者」「栗原」の調査解明が、全く想像できない【衝撃の結末】を迎える事になる。
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女子テニスの国際大会『東レ パン パシフィック オープンテニス 2023』が9月23日(土)~10月1日(日)、有明コロシアムおよび有明テニスの森公園テニスコート(東京都)で開催される。
※9月23日(土)~24日(日)は予選。本戦は9月25日(月)から
ロイヤルボックス
サインボール ※写真はイメージ
今大会のVIPホスピタリティパッケージは、7月10日(月)23:59までイープラスで最速先行独占販売中(抽選)だ。
このパッケージでは南側コートエンド直近の3列に、ロイヤルボックス席を用意。淡いパープルで彩られた特別エリアとなっており、他の席とはクラスの違いを感じることができる。
また、パッケージの購入者はVIP専用ゲート、VIPラウンジ(食事・ドリンク付き)、VIP駐車場が使えるほか、VIP専用ラミネートパス、公式グッズ(限定グッズ含む)、サインボールがプレゼントされる。さらに、バックヤードツアーにも参加でき、会場全体で選手との一体感を味わえる。
※バックヤードツアーは開場時間前に実施。開場時間の30分前集合
※食事の提供時間は11:30~15:00(ドリンクは開場時間より提供)
※特典は9月上旬発送予定
※サインボールは開催当日渡し。1席の購入につきサインボール1個。選手選択不可
昨年の大会で初出場優勝を果したリュドミラ・サムソノワ (C)東レ
前回の女子シングルスでは、世界ランキング30位(※)のリュドミラ・サムソノワが初出場優勝を果した。日本の土居美咲を下して勝ち上がった同36位のジャン・チンウェン(中国)と決勝で対戦し、7-5、7-5で退けている。
※世界ランキングは2022年9月19日付け
VIPホスピタリティパッケージは、イープラスの最速先行・2次先行販売限定となっている。2次先行販売(先着)は7月14日(金)12:00~27日(木)23:59に予定されているが、良い席は早めに確保したい。
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インターネット上で活動する2.5次元アイドルグループ事務所のVOISINGの所属タレント「いれいす」「すたぽら」「シクフォニ」が、2023年8月4日より渋谷モディにて、リアルイベント『VOISING学園祭』を開催することが決定した。
本イベントは、3組がそれぞれの学校の生徒となって集結、合同で学園祭を開催することをテーマにしている。学校の校舎を模したイベント会場では、メンバーたちの学校生活を覗き見できるような様々な展示やフォトスポット、コラボカフェ、オリジナルグッズ販売など、ここでしか見ることができないオリジナル企画が用意されている。
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デビュー30周年を経た杏子が、4年連続のビルボードライブを開催することが発表された。
1992年のBARBEE BOYS解散後、シングル「DISTANCIA~この胸の約束~」でソロデビュー。以降、BARBEE BOYS再始動や福耳などのプロジェクトと並行してソロアーティストとして幅広く活動し、2022年にソロデビュー30周年を迎えた杏子。ビルボードライブでのワンマン公演は4年連続となり、さらにパワーアップしたエネルギッシュなステージを間近で堪能できる、プレミアムナイトを楽しんでほしい。
『Kyoko Billboard Live 2023 “Just Today Vol.1”』は、10月8日(日)ビルボードライブ東京、10月27日(金)ビルボードライブ大阪にて、それぞれ1日2公演行われる。
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2023年9月30日(土)~10月1日(日)浜離宮朝日ホール・小ホールにて、朗読劇『明日のナージャ~16歳の旅立ち~』が開催されることが決定した。
『明日のナージャ』
2003年2月から1年にわたり放送された東映アニメーション制作のオリジナル女児向け作品『明日のナージャ』。今回、放送20周年を記念して、キャストが再集合する朗読劇イベントが行われる。
本イベントでは、アニメ放送15周年を記念して2017年に出版された、アニメ放送後のナージャたちを描いた小説『明日のナージャ 16歳の旅立ち』(講談社キャラクター文庫)を朗読劇用に再構成した特別編にておくる。
小説『明日のナージャ 16歳の旅立ち』書影
出演はナージャ役の小清水亜美、フランシス&キース役の斎賀みつき、ローズマリー役の宍戸留美、ダンデライオン一座の団長ことゲオルグ役の一条和矢が再集結することに加えて、小説『明日のナージャ 16歳の旅立ち』に登場するオリジナルキャラクター、ピエール・デュポン役に高橋広樹を迎えて総勢5名での朗読劇となる。
また、この朗読劇のために、『明日のナージャ』キャラクターデザインの中澤一登が新たに描き下ろした、ナージャ、フランシス、キース、ローズマリーのイラストを使用したイベントビジュアル、そしてオリジナルキャラクターであるピエール・デュポンのキャラクターデザインも公開された。
本イベントでは、アニメ20周年を記念したトークコーナーも実施予定。20周年のメモリアルイヤーならではのイベントに期待しよう。
<あらすじ>
13歳で母コレットと出会い、孤児から貴族に一転したナージャは16歳になった。豊かな生活の中で、心にかかっているのは、アップルフィールド孤児院の友達と、ダンデライオン一座の仲間たち。友達を探しに行くことを決意したナージャは、コレットの計らいでダンデライオン一座と行動をともにする。でも運命はナージャに過酷な扉を開かせる。フランシスとキースとの三角関係、ローズマリーの罠など、どきどきの物語が展開します。
著:金春智子 原作:東堂いづみ
発売日 2017年09月12日
出演キャストよりコメント
■小清水亜美(ナージャ役)
『明日のナージャ』オンエアから20年を迎えた今年。朗読劇という形で今一度演じる機会を頂けた事、とてもありがたい気持ちと、ならではのプレッシャーを感じております。努力を続けた20年。それゆえに失ってしまった“出来ないからこそ生まれた表現”。果たして…。当時小さなお友達だった皆様の心に届くお芝居を、今の自分として出来る限りでお届けできるよう頑張ります。16歳のナージャは一体どんな姿なのでしょうね! 今運命の扉が再び開く!
■斎賀みつき(フランシス&キース役)
まずは「もう20年も経ったのか!」と(笑)。
朗読劇で再びこの作品に触れ、皆さんにお届けすることができるという奇跡。ありがたく幸せな気持ちでいっぱいです。最終回の時から年月を経て、彼らがどのように成長しているのか、とても楽しみです。
どのような展開になるのかワクワクしながら、懐かしくも新しい物語を皆さんと一緒に楽しめたらと思います。
ぜひ、ナージャ達に会いに来てください!
■宍戸留美(ローズマリー役)
『明日のナージャ』は私にとって、とても大切な作品なので、聞いたときはとても嬉しかったです。それと同時に、朗読劇であの世界観を表現すると聞いてびっくりしました。
大好きなローズマリーを再び演じることが出来るので、私自身、うずうずしてます。みなさん楽しみにしておいて下さい。
■一条和矢(ゲオルグ役)
20周年おめでとうございます! 役者陣みんなでナージャ(小清水亜美さん)を盛り立てようと頑張ってたことを思い出します! え、また集まれるの? スゲー!
ゲオルグ…ちょっと年食っちゃいましたが、当時を思い出して頑張りますよー!
■高橋広樹(ピエール・デュポン役) ※アニメには登場しない小説「16歳の旅立ち」オリジナルキャラクター
また新しい役に出会い挑戦させて頂けることに感謝の気持ちでいっぱいです。『明日のナージャ』の世界観に入り込めるよう頑張りたいと思います。ファンの皆様にはもちろん、朗読をきっかけに初めて『明日のナージャ』に触れて頂く方にも心ゆくまで楽しんで頂けますよう精一杯努めさせて頂きますので、何卒よろしくお願い致します。
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女優/創作あーちすと・のんが7月5日(水)のアメーバオフィシャルブログで、2ndアルバム『PURSUE』のジャケット撮影オフショットを公開した。
のん オフィシャルブログより
のんは、6月28日(水)に2ndフルアルバム『PURSUE』をリリース。7月9日(日)に東京・Zepp Hanedaで、7月17日(月・祝)に大阪 梅田クアトロで、リリースライブ『PURSUE TOUR -最強なんだ!!! -』を開催する。7月5日(水)の「PURSUE TOURまで」と題したブログエントリーでは、「PURSUE TOUR 東京公演まであと4日」と同公演について触れ、「明日グッズ発表出来ると思います 配信も決まったのでライブ来れない方もぜひ見て!」と呼びかけた。
のん オフィシャルブログより Photo&Styling:Izumi Machino Hair&Make up:Shie Kanno
のん オフィシャルブログより Photo&Styling:Izumi Machino Hair&Make up:Shie Kanno
のん オフィシャルブログより Photo&Styling:Izumi Machino Hair&Make up:Shie Kanno
続けて、『PURSUE』のジャケット撮影衣装でポージングをとるオフショットを公開。「アーマーなディティールのドレス。心の中で追求する者には強い意志を示せる洋服が必要だった」と、ビジュアルについて説明。「ライブリハ終えたんだけど最高です」と、ライブに向けた近況を明かしている。
なお、『PURSUE TOUR -最強なんだ!!! -』7月9日(日)Zepp Haneda公演は、ライブとともに配信も行われる。詳細は、のんのオフィシャルサイトを確認しよう。
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明治から大正、昭和にかけて活躍し、今もなお多くの人々に読み継がれる浪漫主義文学の大家・泉鏡花が今年生誕150年を迎えるにあたり、泉鏡花作・坂東玉三郎主演、珠玉のシネマ歌舞伎を2023年10月より、映画館で上映する。
この上映を記念し、泉鏡花の代表作と名高い岩波文庫『日本橋』および『高野聖・眉かくしの霊』が、読みやすい文字になり新たな解説を付して新発売されることとなった。なお、本書籍には玉三郎の舞台写真を使用した特別帯が期間限定で付く。
岩波文庫『日本橋』
岩波文庫『高野聖・眉かくしの霊』 (※表紙デザインは変更予定)
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2023年10月4日(水)~ 8日(日)東京・サンシャイン劇場にて、山﨑玲奈、島 太星のW主演で、イッツフォーリーズ公演、ミュージカル『聲の形(こえのかたち)』の上演した。
聴覚障害を持つ少女との対話を通じ、「思いを伝えることの難しさと尊さ」を繊細に描く、大今良時原作の漫画「聲の形」(講談社「週刊少年マガジン」所載)は、連載時から話題となり、第19回手塚治虫文化賞新生賞などを受賞。そして2016年に公開された劇場アニメ映画「聲の形」は、公開館数が小規模ながら累計動員177万人を突破し、大反響を呼んだ。さらに映画においても第40回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞、第20回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞など数々受賞した作品だ。
山﨑玲奈、島太星
主人公の先天性聴覚障害をもつ西宮硝子役は、2019年、ミュージカル『アニー』で主演を務めた後、2020年、第44回ホリプロタレントスカウトキャラバンにてグランプリを受賞、2023年7月よりブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』で11代目ピーター・パン役の出演を控え、新世代のミュージカルスターと期待高まる山﨑玲奈。もう一人の主人公石田将也役は、2016年結成のボーイズユニット「 NORD 」 のメンバーであり、男女混合歌唱グループ 「 Love
Harmony’s, Inc.」でのアーティスト活動の他、バラエティ、舞台、映画等、ジャンルを問わず目覚ましい活躍をみせる島 太星が演じる。
上演台本・作詞・演出を手がけるのは、演劇、ミュージカルと幅広いジャンルの作品で繊細な感情描写に定評のある板垣恭一、作曲・音楽監督は、映像、舞台の作編曲から、演奏家としても活躍する桑原まこが担当する。
ストーリー
主人公の石田将也は、ガキ大将気質の小学 6 年生。ある日、同じクラスに先天性の聴覚障害を持つ西宮硝子が転校してくる。ノートを使い筆談で語りかける硝子は、次第にクラスで浮いた存在になり、いじめの対象になっていく。
同時に将也は、退屈から解放された日々を手に入れるが、ついに硝子へのいじめが担任の耳に入り、将也はいじめの犯人としてつるし上げられ周囲から孤立していくのだった。その後、硝子は別の学校に転校、将也は固く心を閉ざし、消えない罪悪感を抱えたまま高校 3 年生になった。
あの時言えなかった謝罪の気持ちを硝子に伝えるため、将也は彼女の通う手話サークルへと足を運ぶ。小学生時代に謝罪の気持ちを言えなかった将也と、自分がいることで誰かが傷つくと思いつめる硝子。二人が互いの閉ざしていた心を開き、少しずつ気持ちを表せるように成長していく・・・・・・。
「お前のこえを聞いてるつもりだったけど、本当につもりなだけだった・・・・・・。
当たり前だよな。
話してくれることが全部だなんてありえないのに。」
西宮硝子役 山﨑玲奈
この度、ミュージカル『聲の形』で西宮硝子役を演じます山﨑玲奈です。
このお話を頂いた時、嬉しさと同時に演じるのはとても難しくて大変だ…とも感じました。
何年か前に映画は観ていたのですが、今回改めて原作漫画を読んだところ、ショッキングな内容にどんどん心がしんどくなりました。でも最初から最後まで硝子ちゃんの優しさが私の心をギュッと掴んで離しませんでした。
先日の打ち合わせでは作品について板垣さんや島さん、手話指導の方と様々な視点でお話をさせて頂きました。
私も硝子ちゃんと同じ高校生として、彼女の『聲の形』を歌や手話を使って表現していきたい思います。
石田将也役 島 太星
初めまして島 太星です。
この度は聲の形という素敵な作品に出演させていただけて、とっても嬉しいです‼︎
このお話をいただく前から、作品を個人的に読んだことがあり、それがまさか僕に…!と、かなり恐縮な気持ちながら頑張りたい‼︎とワクワクしております。劇中に手話などがあり、一から勉強し、伝えなければならないので今からプレッシャーを感じる日々ですが、絶対に素敵なミュージカルに致します‼︎ぜひ楽しみにしてください!
上演台本・作詞・演出 板垣恭一
『聲の形』をミュージカルにしてみたい。このことをいつプロデューサーに伝えようか、僕は機会をさがしていました。やっとそのタイミングが来て「でさ今度の企画なんだけど──」と言いかけたところで「聲の形ってどうですか?」と言われて驚きました「えー、同じこと考えてたんだけど……!」こうしてこの企画はスタートしました。
以前、手話の美しさに魅せられて、ろう者が主人公の物語を演出したことがあります。そのとき、聞こえる人と聞こえない人という「立場や環境の違い」が相互理解の妨げにどれだけなっているかを学びました。手話つながりから手にした今回の原作に触れたときに、同じ衝撃を受けました。一見すると愛らしいキャラクターが多いこの作品から「人間のコミュニケーションの難しさを描こうとする本気」を感じたからです。
ミュージカルという手法を使うのは、話が重くなりすぎないためであり、時間軸を圧縮して伝えるために有利だからでもあります。情報がぎっちりと詰まった原作の魅力を、新しいカタチの表現に転化するべく、現在、試行錯誤を続けています。
作曲・音楽監督・演奏 桑原まこ
この物語を知ろうとするほど、見て見ぬふりをしたあの子の感情や、置き去りにした過去の自分と向き合うような気持ちになり、懸命に生きる登場人物達に感謝しております。
私は作曲することが大好きです。自分のために努力をし、負けず嫌いが鎧を作り、どんな締切にも負けまいと曲を書いてきました。ですが自分のための努力には限界があり、曲を書くスキルだけが私の中に虚しく残ってしまう時期もありました。想像を超える感情や、目を瞑りたくなる出来事を、音楽は嘘なく届けてくれると、私は今も昔も信じています。今の自分の中にあるスキルを勇気に変えて、真正面から曲を書き、この物語のために愛を込めてたくさんの努力をしたいと思っています。
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2023年8月~9月、東京・大阪にて、舞台『THE MONEY -薪巻満奇のソウサク-』が上演されることが決定した。
本公演は、舞台『刀剣乱舞』禺伝 矛盾源氏物語で歌仙兼定役を演じるなど、俳優・声優・アーティストとして多方面で活躍する七海ひろきの初プロデュース演劇企画。
主演を務めるのは元宝塚歌劇団の寿つかさ。1998年に創設された宙組の発足メンバーであり、2008年には宙組組長に就任し、組長として15年間にわたり宝塚歌劇を支えた。舞台上では、コミカルな役からダンディな役まで、様々な熟年男役を幅広く演じた名役者である。イケオジ役で寿つかさの右に出るものはおらず、また、ダンスの名手としても名高く、エンターテイナーとして多くの功績を残した。今年6月11日に宝塚歌劇団を退団し、本作が退団後初の舞台であり初主演となる。
そして、同じ宙組に在籍していた元宝塚歌劇団の緒月遠麻、伶美うらら、澄風なぎ、さらに、座長として七海ひろきの出演が決定しており、この個性豊かな5人が、小劇場演劇&シチュエーションコメディに挑む。
なお、本作品の脚本・演出は、ドラマや舞台で活躍する脚本家の保木本真也が担当する。
謎解きや様々な仕掛けをちりばめた新感覚ミステリーシットコム。欲望渦巻く“5人の犯罪者”の物語を楽しみにしよう。
寿つかさ コメント
寿つかさ
先月、宝塚歌劇団を卒業いたしました。しばらく舞台に立つという考えはなかったのですが…七海プロデューサーからこのお話をいただき、胸のざわつきがおさまらずこのような運びとなりました。
ざわつかずにはいられないメンバーとの舞台、何が起きるか誰にもわからない!
皆様楽しみにいらしてください!
七海ひろき コメント
七海ひろき
演技と個性、生の声で勝負する芝居をやってみたいと夢みていました。
主演は、この方しかいないと熱烈オファーした寿つかささんはじめ、最高のキャスト、スタッフでお送りします。シチュエーションコメディ、そうコメディです。皆さん、大いに笑いに来て下さい! 5人が揃った時、どんな事件を巻き起こすのか、どうぞご期待下さい。
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元宝塚歌劇団雪組男役スターで女優の彩凪翔が、2023年12月22日(金)東京會舘にて、クリスマスディナーライブを開催することが決定した。
本ディナーライブは、昨年に引き続き、彩凪がセルフプロデュース。宝塚歌劇団時代の楽曲もふんだんに盛り込み、歌、ダンスパフォーマンスで魅せる。
彩凪は「現時点ではあれこれやりたいことのパズルを組み立てているところです。今年は2月に舞台『刀剣乱舞』禺伝 矛盾源氏物語で舞台のスタートを切ったので、歌、ダンスパフォーマンスの中に、刀や雅な要素も盛り込めたら素敵だなぁと思っています。ファンの皆様と、『今年もお互い頑張ったね!』と一緒に1年を振り返れるようなショーに出来るよう頑張ります!!」とコメントしている。
なお、9月21日の一般前売までにゲスト他詳細情報を解禁する予定。
彩凪翔(あやなぎしょう)<プロフィール>
彩凪翔
大阪市出身6月2日生まれ。
2006年宝塚歌劇団に入団。2011年・2012年2度の新人公演主演を経験、2013年バウホール公演『春雷』ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ役/ウェルテル役で単独初主演。
その後も『るろうに剣心』 – 武田観柳、『ローマの休日』アーヴィング・ラドビッチ/マリオ・デ・ラーニ、『ファントム』フィリップ・ドゥ・シャンドン伯爵/アラン・ショレなど幅広く印象深い役柄を演じ2021年春歌劇団を卒業。退団後はセルフプロデュースコンサートやディナーショー、舞台を中心に、女優、アンバサダーとして活動。
2023年出演の舞台
2月 舞台『刀剣乱舞』禺伝 矛盾源氏物語 (大倶利伽羅役)
6月 『HELI-X~スパイラル ラビリンス~』 (セーレ役)
以下出演予定
8月 時代劇『PRINCESS TOYOTOMI』(淀役)
10月 舞台『フルーツバスケット 2nd season』(草摩慊人役)
写真集『SHO AYANAGI』(日本文芸社)
ファーストアルバム『De mon cœur』心から~彩凪翔
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7月6日(木)より放送が開始されたTVアニメ『悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。』のノンクレジットオープニング映像が公開された。
TVアニメ『悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。』は、一迅社アイリスNEOにて刊行中の天壱によるノベルシリーズのTVアニメ化作品。乙女ゲーム「君と一筋の光を」の国と民を苦しめる最悪の女王プライドが、思い出してしまった前世の記憶を頼りに、これから起こる悲劇を回避し周囲のみなが幸せになれる世界を目指すため、ゲーム内のストーリーを改変して国のために民のために全力を尽くしていく、ハイスペック悪役王女の転生ラスボス回避ファンタジー。
また、TVアニメ『悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。』のBlu-ray BOXの発売が決定。上巻、下巻の構成となっており、原作・天壱による書き下ろし小説を収録したブックレット、描き下ろしBOX&デジパック、ドラマCD等、豪華な特典が封入。さらにメインキャスト出演のイベントチケット優先販売申込券も封入される。
アニメ本編と共に、ノンクレジットオープニング映像を楽しみたい。
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