広島県・福山城下の音楽フェス『JOKAFES.2023~福山城下音楽祭~』 “出演武将”全24組&タイムテーブルが明らかに

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9月23日(土・祝)に広島県福山市の福山城下で開催される『JOKAFES.2023~福山城下音楽祭~』から、最終出演アーティスト2組が発表された。

『JOKAFES-福山城下音楽祭-』は、広島二番目の市である広島県福山市の福山城下(駅前)で、2014年から毎年秋に開催されているサーキットイベント。チケットをリストバンドに変えて福山城下複数の会場を自由に行き来できるイベントで、一部の会場では配信ライブも行われる予定だ。

これまでに発表された22組に加え、“最終武将”としてレトロリロン、水中スピカの2組が出演することが明らかに。イベント会場が4つとなることや、アーティスト全24組のタイムテーブルも発表されている。

『JOKAFES』チケットは、イープラスにて9月22日(金)18時まで受付中。

なお、『JOKAFES』では、ボランティアスタッフも募集中だ。詳細は、イベント公式ホームページを確認しよう。

 

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ちゃんみなが、主題歌を担当する池井戸潤原作のテレビ朝日系木曜ドラマ『ハヤブサ消防団』の最終回に出演することが決定した。

ちゃんみなが初のドラマ出演となる今回の役どころは“(秘)キャラクター”。ミュージック・ビデオで見せた表現力を、ドラマの撮影現場でも遺憾なく発揮し、カメオ出演ながら強烈な印象を放ち、監督をはじめスタッフをうならせていたという。

ドラマ『ハヤブサ消防団』最終回場面写真

ドラマ『ハヤブサ消防団』最終回場面写真

撮影を終えたちゃんみなは「『ハヤブサ消防団』は私も大好きなドラマなので、“うれしい!”“出たい!”という気持ちが強かったのですが、セリフがあると聞いて“ちゃんとしゃべれるかな”という不安もありました。でもありがたいことに、セリフはちょっとだけだったので、ホント助かりました」とホッとした表情を浮かべてコメント。現場では「スタッフのみなさんの手際が素晴らしくて、それにまず感激しました。そして、やっぱり俳優さんの演技! やっぱりスゴイですね。感動しました!」と大いに刺激を受けたことを明かした。

ドラマ初挑戦の手ごたえを聞くと、「完成した映像を見てみないと、私自身わかりません(笑)!両親もこのドラマを楽しみに見ているので、私の出演はサプライズで内緒にしておこうかな。私の演技を見てどうだったか、2人の言葉を信じようかなと思っています」と話し、自身もオンエア当日を楽しみにしていると告白。さらには「『ハヤブサ消防団』をずーっと愛していきたい」と“ハヤブサ愛”も熱く語った。

ちゃんみなコメント

――ご自身が主題歌を担当するドラマ『ハヤブサ消防団』をご覧になって、どんな感想を?

毎回、「うわっ!」とインパクトを受けるタイミングで使ってくださっているのを見てうれしかったですね。私自身、この楽曲を作りながら、こういうタイミングで流してもらえたらいいなとイントロや曲入りを考えたり、サビの段階を踏んだりして制作したものだったので、それが心なしか伝わってる感じがして、個人的にはすごくうれしかったです。

――今回がドラマ初出演とのことですが、オファーがあったときの心境を教えてください。

『ハヤブサ消防団』は私も大好きなドラマなので、「うれしい!」「出たい!」という気持ちがいちばん強かったのですが、セリフがあると聞いてちゃんとしゃべれるかなという不安もありました。これまで演技は自分のミュージックビデオで何回か挑戦してきましたが、「セリフをしゃべることだけは、ひっくり返ってもできないから!」ってずっと言ってきたんですよ。でもありがたいことに、セリフはちょっとだけだったので、ホント助かりました。

――撮影現場はいかがでしたか?

スタッフのみなさんの手際が素晴らしくて、それにまず感激しました。そして、やっぱり俳優さんの演技! こんな当たり前のことは言いたくないですが、やっぱりスゴイですね。感動しました!

――ドラマ初挑戦された手ごたえを教えてください。

完成した映像を見てみないと、私自身わかりません(笑)! 実は、両親もこのドラマをとても楽しみに見ているので、私の出演はサプライズで内緒にしておこうかな。私の演技を見てどうだったか正直に答えてくれるのは両親ぐらいだと思うので、2人の言葉を信じようかなと思っています。

――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします。

原作はもちろん面白いですが、ドラマもまた違った方向性になっていて、ストーリーがどんどんどんどん面白くなっていくのがスゴイと思っています! 本当に多くの人に見ていただきたいですし、最終回が終わっても長く長く愛してもらえるような作品ではないでしょうか! 最終回、すごく楽しみにしていますし、私自身もこの作品をずーっと愛していきたいなと思ってます。

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2023年12月21日(木)に今年2度目となる日本武道館単独公演『A CRATER』を開催するハルカミライが、10周年-EP『Symbol 2』に収録されている「BOYSISM」のミュージックビデオをYouTubeにて公開した。

今年8月に八王子RIPSで行われた、『ハルカミライ presents「50分ワンマンです 元気な曲しかやらないのでゆったりは見れません 柵ないので怪我とか気をつけて カメラマンいるから映るかも」』のライブ映像で、観客と汗だく・もみくちゃになりながら、ライブハウスの熱気をそのまま感じられる映像と叙情的な歌詞の対比が印象的な内容となっている。

 

昨日・9月6日(水)には秋の対バンツアー『ヨーロー劇場TOUR 2023』の開催も発表。全国10都市をまわる対バンツアーのゲストバンドは後日アナウンスされる。なお、現在チケットの先行受付を実施中。

『ヨーロー劇場TOUR 2023』

『ヨーロー劇場TOUR 2023』

 

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2023年9月6日(水)博品館劇場にて、舞台『アキバ冥途戦争 ~浪速喰い倒れ狂騒曲(なにわくいだおれきょうそうきょく)~』が開幕し、舞台写真が公開された。

アニメ「アキバ冥途戦争」はCygames×P.A.WORKSのタッグで贈る、オリジナルアニメーション作品で、1999年の秋葉原で少女たちが「萌えと暴力について」真剣に向き合い成長していく姿を描くメイドお仕事奮闘記だ。

(C)「アキバ冥途戦争」製作委員会 (C)舞台「アキバ冥途戦争」

(C)「アキバ冥途戦争」製作委員会 (C)舞台「アキバ冥途戦争」

そんな人気アニメが今回舞台化された。脚本・演出は、舞台『モブサイコ100』、ミュージカル『青春-AOHARU-鉄道』、≠ME ACT LIVE『おジャ魔女どれみドッカ~ン!』などを手掛け、舞台に笑いと感動の新風を巻き起こし続ける川尻恵太(SUGARBOY)が務める。

出演者は、佐藤日向、野本ほたる、長澤茉里奈、橋本梨菜、護あさな、上西恵、古賀成美、反橋宗一郎、鳥居みゆき、森田眞礼ら。

本公演は9月10日(日)まで上演される。また、千秋楽の9月10日(日)16:00公演は配信も行う。

(C)「アキバ冥途戦争」製作委員会 (C)舞台「アキバ冥途戦争」

(C)「アキバ冥途戦争」製作委員会 (C)舞台「アキバ冥途戦争」

 
【あらすじ】
1999年、和平なごみは、憧れのメイドになる為に秋葉原にあるメイド喫茶「とんとことん」で働き始めるが、メイドの世界は殺るか殺られるかの世界であった。

メイド同士の抗争にドキドキしながらも、少しずつメイドの仕事に慣れて来たなごみ。

同室の万年嵐子(36才)とも少しずつ打ち解けつつあった。

そんなある日、なごみが福引で大阪団体旅行を当てる。

勝手に秋葉原を出る事が許されない「とんとことん」一同は半ばあきらめかけるが、ルールに納得のいかないなごみは、「とんとことん」に置手紙をし、たこ焼きを求め大阪に。

なごみの大阪行きが取り立て屋にバレた為、大事になる前になごみを連れ戻しに大阪に向かう「とんとことん」一同、

しかし、大阪の日本橋にもメイドの一大勢力があったのである……。

 

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2023年10月6日からテレビ東京系列6局ネットにて放送が開始されるTVアニメ『BEYBLADE X(ベイブレード エックス)』のオープニングテーマを日本のロックバンドONE OK ROCK、エンディングテーマを韓国のメタバースグループaespaが担当することが発表された。ONE OK ROCKとして、初めてのTVアニメシリーズのタイアップとなる。二組からのコメントも届いている。

ONE OK ROCK

ONE OK ROCK

<ONE OK ROCKコメント>
この度、『BEYBLADE X』のオープニングテーマを担当させて頂くことになりました。 
「Prove」は昨年リリースしたアルバム「Luxury Disease」に収録されている楽曲で、
今回の『BEYBLADE X』の世界観に合うロックナンバーになっていると思います。
ぜひアニメのオープニング映像と共に楽しんで頂きたいです。
ONE OK ROCK、ベイブレード共に日本から発信され、
海外にも挑戦しているという共有点もあるので、
今回、コラボさせて頂くことを嬉しく思っております。

aespa

aespa

<aespaコメント>
「ZOOM ZOOM」はとてもポジティブでアップテンポな楽曲となっており、
『BEYBLADE X』にとても似合ってる曲なので、
皆さんエンディングまで是非見て頂きたいです。
私たちもアニメがとても好きなので、このお話を聞いたとき、嬉しく思いました。
そして、日本でテーマ曲として起用して頂くことも初めてですので、
たくさんの方に聞いてもらいたいです。

また、ONE OK ROCKの「Prove」が流れるPVも公開されている。TVアニメ『BEYBLADE X』は現代版ベーゴマ『ベイブレード』の最新シリーズ『BEYBLADE X(ベイブレード エックス)』と連動した作品。放送を楽しみに待ちたい。
 

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中日ドラゴンズは9月24日(日)・25日(月)に、バンテリンドーム ナゴヤで『ファイナルシリーズ 2023』を開催する。対戦相手は阪神タイガース。

この2日間は、今シーズンに達成された2つの偉業を称えた「メモリアルフォトカード」を、来場者全員にプレゼントする。

24日(日)に配布されるのは、「岡林勇希選手 29試合連続安打 球団新記録達成記念メモリアルフォトカード」。岡林選手は、8月13日に74年ぶりにドラゴンズの球団記録を塗り替える26試合連続安打を放ち、最終的には連続安打を29試合まで伸ばした。

「岡林勇希選手 29試合連続安打 球団新記録達成記念メモリアルフォトカード」

「岡林勇希選手 29試合連続安打 球団新記録達成記念メモリアルフォトカード」

一方、25日(月)には、「大島洋平選手 2000安打達成記念メモリアルフォトカード」をプレゼント。大島選手は8月26日にプロ通算2000安打を達成しており、プロ野球史上55人目となる彼の大記録を、メモリアルフォトカードで祝う。

「大島洋平選手 2000安打達成記念メモリアルフォトカード」

「大島洋平選手 2000安打達成記念メモリアルフォトカード」

※画像はイメージ。実際のデザインとは異なる場合あり

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『森麻季&福井敬 ゴールデン・デュオ・リサイタル』が2023年12月3日(日)、やまと芸術文化ホールで開催される。

出演は、幅広いレパートリーと透明感あふれる美声で絶大な人気を誇る森麻季と、情感あふれる演技力と歌唱力でオペラファンから圧倒的な支持を得る福井敬。人気と実力でオペラ界を席巻する二大スターが、定番のソロ曲のほか珠玉のデュオを披露する。

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UK時間9月6日に発表されたザ・ローリング・ストーンズの新曲「アングリー」が、10月から54年ぶりに復活するフジテレビ金曜21時の連続ドラマ枠にて放送される『うちの弁護士は手がかかる』の主題歌になることが発表となった。ザ・ローリング・ストーンズの新曲が日本のドラマの主題歌になるのは史上初となる。

この新曲「アングリー」は、ザ・ローリング・ストーンズによる18年ぶりの新作スタジオ・アルバム『ハックニー・ダイアモンズ』のファースト・シングルとして、UK時間9月6日に現地で行われた記者会件で発表されたもの。既に楽曲はデジタルにて公開、同時にミュージック・ビデオもYouTubeにて公開されている。

「アングリー」

「アングリー」

 

 

『うちの弁護士は手がかかる』は、ムロツヨシ主演、平手友梨奈共演のリーガルエンターテインメントドラマ。ムロツヨシ演じるスター女優を育てた芸能事務所の元敏腕マネージャーの主人公・蔵前勉(くらまえ・べん)が、平手友梨奈演じる超エリートなのに猪突猛進な性格で空回りしてしまう新人弁護士・天野杏(あまの・あん)に振り回されながらパラリーガルとして奮闘し、次第に互いを認め合い最強バディに成長していく姿を描く、育成型リーガルエンターテイメント。『おっさんずラブ』シリーズ<2016年~2019年/テレビ朝日系>や『極主夫道』シリーズ<2020年~2022年/読売テレビ・日本テレビ系>などを手掛けた瑠東東一郎がメガホンをとる。

また、主演のムロツヨシからコメントも到着した。

ーー本作の主題歌をザ・ローリング・ストーンズが担当すると聞いて

ちょっと規模がでかすぎて、世界がすぎてリアクションが難しかったです…!喜んでいいはずなのに、驚きすぎて喜んでいいかどうか分からない感覚でした。おそば屋さんでプロデューサー、監督と打ち合わせをしていた際に主題歌決定の話を聞いたのですが、そばの味がしませんでした。びっくりしすぎると人って味覚がなくなるみたいです(笑)。2口ほど味のしないそばを食べましたが、徐々に喜びがわいてきました。こんなことが実現するなんてフジテレビもおかしなことをするなと思うと同時に、局の力を借りてこの機会を楽しみたいと思っております。ただただ、びっくりです!

ーー視聴者の方へメッセージ

実はこのコメントを録っている現段階ではまだ楽曲を聴けておりませんが、皆様と一緒のタイミング、もしかしたら皆さんより少し早いタイミングで聴かせていただきたいと思います。このコメントを見てくださっている皆様、よければ楽曲を聴いてドラマを想像したり、ザ・ローリング・ストーンズさんを思い浮かべながら今日の朝を過ごして、昼を過ごして、1日を過ごしていただけたらと思います。

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9月9日(土)~9月24日(日)の期間、大阪・中津にあるOSAKA FOOD LABにて開催されるアーティストコラボレストラン『音食キッチン』の追加アーティストの発表と、総勢約40組のアーティスト考案メニューが公開された。

赤頭隆児(フレデリック)/ペパーミントバブ
asmi/和風オムライス
穴見真吾(緑黄色社会)/オトコの晩酌アヒポキ丼
WEESA(PSYCHIC FEVER)/ナシゴレン
伊地知潔(ASIAN KUNG-FU GENERATION)/鶏肉飯(台湾飯)、802料理部ポップコーン(ケイジャンチキン味)
浦山一悟(ACIDMAN)/一悟ラーメン(麺屋一悟)
大野雄大(Da-iCE)/コラーゲンたっぷり濃厚鶏白湯麺
小川貴之(sumika) /小川プリン
小倉誠司(flumpool)/ラうメン
尾崎裕哉/尾崎裕哉の雅梅水餃子
金澤ダイスケ(フジファブリック)/イタリアンスイカソーダ(バニラアイストッピングあり)、802料理部ポップコーン(カレー味)
休日課長(ゲスの極み乙女)/課長のからあげ(5個入り) ※1個売り有
熊木幸丸(Lucky Kilimanjaro)/ぺペロンチーノ
CLIEVY(C&K)/紅白丼
ゴンザレス(ヤングスキニー)/生粋の日本人“ゴンザレス”が監修する病みつき本格激辛麻婆豆腐丼(餡だけもあり!)
Shun(TOTALFAT)/豚巻きスタミナ飯棒
新里英之(HY)/海からの贈り物 そうめん&もずく
菅原卓郎(9㎜ Parabellum Bullet)/庄内風芋煮
高樹リサ(FM802DJ)/チョコバナナリサンデー
橘柊生(DISH//)/納豆チャーハン
TAXMAN(THE BAWDIES)/スペイシースパイシーキーマカレー サマーエディション
Chilli Beans./Chilli Cheese Potato with Rosemary
東京スカパラダイスオーケストラ/メキシコ風海鮮タコス
TOMOMI(SCANDAL)/ロール白菜
中島 元良(w.o.d.)/トマトチキン元気カレー
長谷川大喜(マカロニえんぴつ)/2種のきのこのバルサミコ牛丼
秦 基博/レタスもっチャーハン
ハラミちゃん/ハラミちゃんのビタミンスマイル!レモネード
東出真緒(BIGMAMA)/最強トロトロ飲むフレンチトースト
樋口大喜(FM802DJ)/特製ローストオニオン&チキンスープ
福永浩平(雨のパレード)/紫キャベツのジンジャーサラダ
ホリエアツシ(ストレイテナー)/雲仙ハムパリパリピーマン
増子直純(怒髪天)/めふん塩漬~水分をしっかりきった、おろしをのせて~
松室政哉/大阪のどて焼きプラス〆のひと口ご飯
村松拓(Nothing’s Carved In Stone)/タコのマリネ(わさび風味)
柳沢進太郎(go!go!vanillas)/"ひき肉"横手やきそば
山村隆太(flumpool)/関西風シーフードカレー!
有華/ゆかのオリジナルパッタイ
RONZI(OAU/BRAHMAN)/にんにく背脂中華そば背油増し増し増し!
WATARU(FIVE NEW OLD)/えびをトマトで煮込んだもん

お得な前売「食券」は9月8日(金)23:59までイープラスにて販売中。

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生方隆之介さん&大塚卓さんサイン入りチェキがあたるプレゼント企画あり! 詳細はページ下部 概要欄にてご確認ください。

東京バレエ団 創立60周年記念シリーズ3『くるみ割り人形』全2幕が、2023年12月21日(木)~24日(日)、東京文化会館で上演される(西宮・津・大津公演もあり)。クリスマスの風物詩として人気が高い古典バレエの名作を、日替わりで5組の主演キャストが華やかに競演するのが話題だ。SPICEでは、くるみ割り王子役を踊る生方隆之介(うぶかた りゅうのすけ)と大塚卓(おおつか すぐる)にインタビューを行い、若手男性陣きっての注目株ふたりに『くるみ割り人形』の魅力や互いの印象、ダンサーとして目指すところを語らってもらった。
 

■異なる個性、切磋琢磨して

――生方さんは、東京バレエ学校Sクラスの研修制度によるワガノワ・バレエ・アカデミー留学を経てハンガリー国立バレエ学校で2年間学び、2019年9月に東京バレエ団に入団しました。大塚さんはハンブルク・バレエ学校を卒業し、オーストラリアのクイーンズランド・バレエ団で踊ったのち2020年4月、東京バレエ団へ。ともに次世代のホープとして期待されています。東京バレエ団に入ろうと思われた経緯は?

生方隆之介(以下、生方) 東京バレエ学校でお世話になっていましたし、出身スタジオの発表会に先輩方が出ていらっしゃいました。ハンガリーの学校を卒業してから東京バレエ団の海外公演にエキストラとしても参加しました。そこでの先輩方の接し方が優しく、アットホームな感じなので入団しました。

大塚卓(以下、大塚) 東京バレエ団は、古典のみならずたくさんの振付家によるレパートリーを上演しているところや、海外での公演実績もあり、このカンパニーの一員になりたいと思いました。

生方隆之介 子どものためのバレエ『ドン・キホーテの夢』バジル (c) Shoko Matsuhashi

生方隆之介 子どものためのバレエ『ドン・キホーテの夢』バジル (c) Shoko Matsuhashi

――お二方が入団されてから程なくコロナ禍になりましたが、東京バレエ団は全国公演も多く、さる7月には4年ぶりの海外公演としてオーストラリア・メルボルンで『ジゼル』全2幕を11回上演しました。さまざまな役を踊ってこられましたが、印象に残る役柄・作品は何ですか?

生方 ジョン・クランコ振付『ロミオとジュリエット』(2022年4月初演)のマキューシオです。初めてのクランコ版上演なので団に活気があり、皆が真剣に取り組む姿を鮮明に覚えています。マキューシオは演技も動きも難しく、時間が許す限り研究していました。カーテンコールではお客さんも喜んでくださっているのを感じました。

大塚 僕も隆之介君のマキューシオを近くで見ていたのですが、特にティボルトとの剣闘シーン、すごくかっこよかったです。僕は『ロミオとジュリエット』ではパリスでした。ハードなシーンはありませんが、作品に欠かせない重要な役としてどうあるべきか考え、演じさせていただきました。

生方 卓さんといえば(モーリス・ベジャール振付)の『中国の不思議な役人』(2021年11月)の中国の役人でしょう。ベジャール作品に縁がありますよね。

大塚 最初にベジャール作品を踊ったのは『M』という作品でした。ベジャールスタイルが自分に合ってるかもしれないと思ったきっかけの作品です。

生方 中国の役人では不気味さが伝わってきました。ベジャールさんは、ダンサーのおもしろい特性を出してくる。

大塚 どちらかというと中国の役人とかの方が素です。皆から「王子」といわれますが、そんなに王子じゃないです(笑)。踊り方とかスタイルが王子というだけで、僕の性格とかが王子というわけではない。だから、王子をやるときは役を作って演じているのですが、中国の役人ではそんなに役作りをしていません。十市さんから「ベジャール作品は振付を淡々とこなしていればそれが作品になる。無理に表情を作ったりしないで」とよくいわれました。ただ、中国の役人に関しては「最初の部分だけは無表情で」と指導されました。

大塚卓 『中国の不思議な役人』中国の役人 (c) Kiyonori Hasegawa

大塚卓 『中国の不思議な役人』中国の役人 (c) Kiyonori Hasegawa

――大塚さんから見て印象に残っている生方さんの演技は?

大塚 隆之介君はマキューシオをやる前から子どものためのバレエ『ドン・キホーテの夢』で主役のバジルを踊っています。一番始めの頃と今を比べると成長が凄くて風格が出てきました。場数を踏むって凄いですね。真ん中にいると楽しそうです。

生方 『ドン・キホーテ』全幕を1時間半くらいに集約した作品ですが、パ・ド・ドゥが難しくて成長させてくれました。

生方隆之介 子どものためのバレエ『ドン・キホーテの夢』バジル (c) Shoko Matsuhashi

生方隆之介 子どものためのバレエ『ドン・キホーテの夢』バジル (c) Shoko Matsuhashi

――さきほど「素」という話が出ましたが、本番の舞台を離れるとそれぞれのキャラクターはどのような感じですか?

大塚 マイペースだよね?

生方 そうですね。

大塚 僕もマイペースで、独りでいるのが結構好きです。誰とも群れないので一匹狼と思われるんですけれど。でも、隆はみんなに愛されているよね?

生方 (苦笑)

大塚 何かおもしろいんですよ! 話とか考えていることとかが。

生方 卓さんは真面目。楽屋でも洋服をきちんと畳んであって、整理整頓ができている。

大塚 人の荷物がグチャグチャでも気になりませんが、自分のテリトリーだと嫌なんです。

大塚卓 ベジャール振付『火の鳥』火の鳥 (c) Shoko Matsuhashi

大塚卓 ベジャール振付『火の鳥』火の鳥 (c) Shoko Matsuhashi

 

■『くるみ割り人形』を踊る難しさ・楽しさ

――お二方が『くるみ割り人形』の主役くるみ割り王子役で競演します。大塚さんは2021年、2022年に続く登板ですが、生方さんは初役ですね。

生方 配役が発表されたときは、喜びよりも不安が大きかったです。主役のパ・ド・ドゥとかを周りで見ているだけでも、難しくて緊張感がただよってくるんですね。それを自分が大舞台でやるのかとと考えると、足がすくむ気持ちは少なからずあります。

大塚 僕が初めて「くるみ割り人形」で王子の配役をもらった時は、まだコールドとして頑張っている時でした。パ・ド・ドゥの経験もほとんどなかったので、とっても不安でした。

足立真里亜&大塚卓 『くるみ割り人形』マーシャ&くるみ割り王子 (c) Shoko Matsuhashi

足立真里亜&大塚卓 『くるみ割り人形』マーシャ&くるみ割り王子 (c) Shoko Matsuhashi

――東京バレエ団の現在の『くるみ割り人形』は2019年12月に新制作され、芸術監督の斎藤友佳理さんが改訂演出/振付しました。生方さんは、アラビア、花のワルツのソリスト、スペインなどを踊られています。大塚さんは、くるみ割り王子だけでなくフランス、花のワルツのソリストもやっていますね。斎藤版の『くるみ割り人形』は、第2幕でクリスマスツリーが演出の肝として印象的に使われます。「クリスマスツリーの中に入り込んでしまった、マーシャの驚き」がコンセプトに掲げられている美術も美しいですね。実際に踊られていかがですか?

大塚 くるみ割り王子は、ちゃんとストーリーに入って、マーシャと出会い一緒に旅をしていく過程を経ていくと役が自然と身体に入っていきます。僕はマーシャと最初に部屋で出会ったときのパ・ド・ドゥがとても緊張するんです。

大塚卓 『くるみ割り人形』くるみ割り王子 (c) Shoko Matsuhashi

大塚卓 『くるみ割り人形』くるみ割り王子 (c) Shoko Matsuhashi

生方 僕は感情を込めることができるバレエが好きです。『ロミオとジュリエット』は悲劇ですし人間臭いのですが、『くるみ割り人形』はファンタジーなので常に明るく振る舞わないといけない。リハーサルからそういう気持ちで踊らなければいけないところが難しいですね。

大塚 くるみ割り王子は大変だけど楽しいですね。最初はクリスマスツリーの装置の裏側にいて、そこでずっと待っています。仮面を被っているので前が見えづらいんです。でも、そのあと仮面が外れて登場するのは気持ちいい(笑)。そこは友佳理さんもとてもこだわっていて、倒れているところからの起き方とかを細かく見てくださって、それぞれのダンサーのために考えてくれます。

――生方さんは、くるみ割り王子役を踊るに際しどのようなイメージを持っていますか?

生方 新制作のとき、新人の僕はリハーサルで音出しをしていました。友佳理さんは、その場にいたダンサーを使って振付を考えたりするのですが、僕が音出しをしているとその場に男性がほかにいなかったときがあって、替わりに王子の振りを覚えました。今になって踊ることになったのは縁でしょうね。先輩たちが踊るのを見て難しいんだろうなと感じていますが、皆さんのサポートを受けて自分なりにがんばります。

――マーシャ役についてうかがいます。大塚さんは一昨年以来共演する足立真里亜さん、生方さんは涌田美紀さんと組みます。どのようにしてパートナーシップを築いていきたいですか?

大塚 真里亜さんはとても華やかです。2人で一緒に踊る時は、いかに真里亜さんが華やかに見えるかを1番に考えるようにしています。今年はさらに2人にしか出せないくるみ割りの世界観を出せたらいいなと思います。

生方 美紀さんとは子どものためのバレエ『ドン・キホーテの夢』の主役同士で組んだりしていますが、本当にいい先輩です。一番最初のパ・ド・ドゥの相手としてたくさん教わりまし、『くるみ割り人形』のマーシャを前回踊られてるので、今回も自分が教わる立場だと思いますが、美紀さんのペースに合わせられるようにしていきたいです。

三雲友里加&生方隆之介 『くるみ割り人形』アラビア (c) Shoko Matsuhashi

三雲友里加&生方隆之介 『くるみ割り人形』アラビア (c) Shoko Matsuhashi

 

■今後のさらなる飛躍に向けて

――あらためて『くるみ割り人形』にむけて期待する気持ちをお聞かせください。

生方 本公演での古典全幕主役は初めてです。東京文化会館の大ホールで踊るので緊張するでしょう。でも、卓さんもおっしゃいましたが、東京バレエ団は舞台経験が多いので僕らは成長させてもらえています。舞台に取り組む気持ちが今までとは違ってきたというか「舞台数が限られるので絶対に完璧に成功させなければいけない」というのではなくて、「自分がここに立っているということが、お客さんにどう見えているのか」を考えるようになりました。自分も楽しまなければいけないし、お客様に楽しんでもらうということを忘れずに練習していきたいです。

大塚 舞台をたくさん踏めることはダンサーにとって、とてもありがたいです。完璧であれば素晴らしいことですが、それよりも踊る相手との関係性や、アイコンタクトなどでストーリーを伝えられれば、お客様に届くんじゃないかなと思っています。そこを大切にしたいです。

東京バレエ団『くるみ割り人形』第1幕 (c) Shoko Matsuhashi

東京バレエ団『くるみ割り人形』第1幕 (c) Shoko Matsuhashi

――『くるみ割り人形』の前の10月に『かぐや姫』(演出振付:金森穣)全3幕世界初演、11月に『眠れる森の美女』(新演出:斎藤友佳理)新制作も控えます。今後の目標や大事にしていきたいことを教えてください。

大塚 昔は「こういうダンサーになりたい、ああいうダンサーになりたい」という目標がありましたが、今は自分の個性を大事にしたいと思っています。きれいに踊るダンサーはいっぱいいるけど、自分の個性や何か飛びぬけているところをより磨いていきたいです。

生方 コロナ禍で普段当たり前だと思っていることが、当たり前じゃないんだと感じるようになりました。舞台ひとつするにしても、先生方やスタッフの方がいらして、お客様が来てくださるから成り立つので、感謝の気持ちを忘れないようにしようと自分に言い聞かせています。自分がバレエを好きであり続けられることが、観客の皆様がバレエを楽しんでいただけることにつながります。全力で取り組んで楽しい舞台を提供することを忘れないようにしていきたいです。

取材・文=高橋森彦

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CS放送「衛星劇場」にて、2023年6月6日~25日に東京 PARCO劇場ほかで上演された、PARCO PRODUCE 2023『新ハムレット~太宰治、シェイクスピアを乗っとる!?~』を、9月24日(日)にテレビ初放送することがわかった。

撮影:宮川舞子

撮影:宮川舞子

撮影:宮川舞子

撮影:宮川舞子

太宰治が初めて書き下ろした長編小説『新ハムレット』を舞台化した本作。演出を手掛けるのは、『コーヒーと恋愛』『貴婦人の来訪』『毛皮のヴィーナス』で第30回読売演劇大賞の最優秀演出家賞を2月に受賞したばかりの五戸真理枝。初登場となるPARCO劇場で受賞後初の作品に取り組む。古典作品を現代的かつ親しみやすく立ち上げる手腕に定評のある五戸自身が、この戯曲形式の小説を上演用台本へとブラッシュアップし、客観性と諧謔と愛情に富んだ“新しい”ハムレットへと立ち上げた。

撮影:宮川舞子

撮影:宮川舞子

撮影:宮川舞子

撮影:宮川舞子

演劇・ミュージカル界の次世代を担う木村達成がPARCO劇場初主演で、王子ハムレットを演じる。本編放送後は、アフタートークショー(登壇者:木村達成&五戸真理枝)、東京公演千秋楽の木村達成・島崎遥香・加藤諒によるコメントも放送。

撮影:宮川舞子

撮影:宮川舞子

撮影:宮川舞子

撮影:宮川舞子

さらに、木村達成が出演したKERA CROSS第四弾『SLAPSTICKS』、『血の婚礼』も放送されるので楽しみにしよう。

KERA CROSS第四弾『SLAPSTICKS』

KERA CROSS第四弾『SLAPSTICKS』

『血の婚礼』

『血の婚礼』

 
『新ハムレット~太宰治、シェイクスピアを乗っとる!?~』
デンマークの首府、エルシノア。国王が突然崩御し、弟のクローヂヤス(平田満)が即位、先王の妻で王妃のガーツルード(松下由樹)と結婚する。侍従長ポローニヤス(池田成志)の息子レヤチーズ(駒井健介)が遊学に出かける一方、遊学を認められない王子ハムレット(木村達成)は、定められた運命と、叔父であり義父となったクローヂヤス、母ガーツルード、そして恋人でありポローニヤスの娘でもあるオフヰリヤ(島崎遥香)との関係に思い悩む。そんな折、友人ホレーショー(加藤諒)から先王の亡霊が現れるという噂を聞きつけ、ハムレットはクローヂヤスが父親を殺したのではないかと疑念を抱き始める。

 

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2023年10月4日(水)~8日(日)三越劇場にて、ACTMENT PARK THEATER Vol.5として、新作オリジナルミュージカル『Moon of Ruined Castle~クランベリー・ムーン~』を上演することが発表された。

ACT(芝居)をまるでAMUSEMENT PARKのように楽しめる場所を作りたい。という思いから生み出された造語であり、脚本・音楽・振付等全てをオリジナルで制作し、芝居を通して、老若男女だれもが楽しめる”場所”や”空間”を創造することを目指しているACTMENT PARK。2017年に、現代表で脚本・演出家の岡本一馬を中心として旗揚げ、その後、レストランシアターでの観客体感型・没入型の上演スタイルから、劇場公演へと変化させ、オリジナルミュージカルを上演し、今回、新たなオリジナル・ミュージカルの上演をする。

脚本・作詞・演出を手掛けるのは、おしゃれなセリフの掛け合いと、心温まる愛溢れる世界観に定評のあるACTMENT PARK代表も務める岡本一馬。作曲・音楽監督は過去3作品に続き津村友華が務め、ポップス、ゴスペル、ロック等、多様な音楽ジャンルで作品を彩る。そして、振付は、身体表現で背景のストーリー展開を表現することに定評のあるユキジが今回も振付として続投ACTMENT PARKの華やかな世界観を生み出す。

主演には、昨年夏の『Le Lien~ル・リヤン~』でも主演を務めた、元宝塚歌劇団娘役スターの城妃美伶。そのほか、過去ACTMENT PARK作品に出演したキャストや、新たに出演する魅力的なキャストを迎え、キャスト総勢48名、ACTMENT PARK史上最大規模でおくる。

 
【STORY】
深い深い、森の奥。
そこには、誰も人を寄せ付けない古城があった。人々は、この城を忌み嫌い、誰1人として近づこうとはしなかった。
「あの城には、魔女がいる。」
ざわつく森。うごめく影。鬱蒼と生い茂る森に立ち込める暗雲……。
「お前は……、誰だ?」
今宵、深い森と古城を舞台に繰り広げられる、愛と欲望の物語。

 

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劇団た組の主宰者、加藤拓也(29歳)。舞台・映像の世界で傑作を次々と発表し、いまもっとも観客や業界関係者から熱い視線を集めているクリエイターだ。昨年(2022年)、脚本を手掛けた『きれいのくに』(2021年/NHK) で第10回市川森一脚本賞を20代で初受賞、さらに映画監督 としても豊かな才能を発揮し、初長編映画『わたし達はおとな』 (2022年公開)は、20代の“等身大の恋愛”の危うさを描き、 高い評価を得た彼は、今年、第30回読売演劇大賞優秀演出家賞 と第67回岸田國士戯曲賞という演劇界の大きなタイトルを 20代にしてW受賞するという偉業を成し遂げた。そんな加藤監督による待望の長編映画第2弾『ほつれる』(主演:門脇麦)も、いよいよ2023年9月8日(金)から劇場公開される。

9月8日(金)公開、映画『ほつれる』 ⓒ2023「ほつれる」製作委員会&COMME DES CINÉMAS

9月8日(金)公開、映画『ほつれる』 ⓒ2023「ほつれる」製作委員会&COMME DES CINÉMAS

その『ほつれる』公開記念として、日本映画専門チャンネルは、映画公開同日の9月8日(金)に、た組の舞台『綿子はもつれる』(作・演出:加藤拓也、主演:安達祐実)をTV初放送する(【BS255】にて無料放送!)。

さらに10月・11月には、【演劇界の異端 加藤拓也】と題した加藤拓也作品の特集放送もおこなう。た組『ドードーが落下する』(第67回岸田國士戯曲賞受賞)や、『もはやしずか』(第30回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞)など必見作品が目白押しとなる。

この秋、日本映画専門チャンネルを通して、若き鬼才・加藤拓也の創造する世界に、どっぷりと浸かってみてはいかがだろうか。以下、放送作品の情報を紹介する。

<9月放送>

9.8 映画『ほつれる』公開記念
た組『綿子はもつれる』
(2023年・舞台) TV初・未ソフト化

【放送日時】2023年9月8日(金)よる9:00  【BS255】にて無料放送!
※リピート 9月15日(金)あさ7:45
※無料放送は9月8日(金)放送分のみ

■作・演出:加藤拓也
■出演:安達祐実、平原テツ、鈴木勝大、田村健太郎、秋元龍太朗、天野はな、佐藤ケイ
■STORY:綿子と悟の夫婦関係は破綻していたが、綿子と不倫相手のある出来事によって、夫婦は再構築を始める。夫婦二人の間に生じる居心地の悪さ、気まずい空気感を加藤拓也が巧みに描き出す。
■TOPIC:本作は今年10月、た組初の海外公演となる台湾での上演も決定している。

<10月放送>

【演劇界の異端 加藤拓也】
た組『ドードーが落下する』
(2022年・舞台) TV初・未ソフト化

【放送日時】2023年10月16日(月)よる7:30
※リピート10月25日(水)あさ8:20

■作・演出:加藤拓也
■出演:藤原季節、平原テツ、秋元龍太朗、金子岳憲、今井隆文、中山求一郎、安川まり、秋乃ゆに、山脇辰哉
■STORY:イベント制作会社に勤める信也(藤原季節)と芸人の庄田(秋元龍太朗)は芸人仲間の夏目(平原テツ)からの電話に胸騒ぎを覚える。三年前、夏目は信也や友人達に飛び降りると電話をかけ、その後に失踪していた。夏目は「とある事情」が原因で警察病院に入院していて、彼らは再び集まるようになるが、「とある事情」は夏目と友人達の関係を変えてしまっていた。
■TOPIC:巧みな人物描写が高く評価され、「演劇界の芥川賞」と評される第67回岸田國士戯曲賞を受賞した。心のバランスを崩した友人に寄りそう若者たちの三年間を巡る「青春失踪劇」。

【演劇界の異端 加藤拓也】
『もはやしずか』
(2022年・舞台) TV初・未ソフト化

【放送日時】2023年10月17日(火)よる7:30
※リピート10月30日(月)あさ6:20

■作・演出:加藤拓也
■出演:橋本淳 黒木華 / 藤谷理子 天野はな 上田遥 / 平原テツ 安達祐実 
 声の出演:松井周
■STORY:康二(橋本淳)と麻衣(黒木華)は長い期間の不妊に悩んでいる。やがて治療を経て子供を授かるが、出生前診断によって、生まれてくる子供が障がいを持っている可能性を示される。康二は過去のとある経験から出産に反対するが、その事を知らない麻衣は彼の反対を押し切り出産を決意し…。
■TOPIC:第30回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。橋本淳、黒木華、安達祐実、平原テツら豪華俳優陣が描く、不妊に悩む夫婦のすれ違いが、現在と過去を行き来しつつ露わとなる対話劇。

 

【演劇界の異端 加藤拓也】
『ハッピーアイスクリーム』(2020年・全6話) 
(チャンネルオリジナル映像作品) 

【放送日時】2023年10月17日(火)よる9:40
※リピート10月27日(金)あさ8:30

■企画・脚本・演出・監督:加藤拓也
■出演:北乃きい、永野宗典、平原テツ、中山求一郎、豊田エリー、秋元龍太朗、高橋努、柄本時生
■STORY:人気のチョコやバニラ、抹茶、ストロベリー、変わり者で不人気のチョコミント。本当はかき氷になりたいブルーハワイ。アイスとして生きる彼らは、人間によって順位をつけられ、消費され、日々削られていく。私たちは何に傷ついているのか。悩み、もがくアイスたちの青春ストーリー。
■TOPIC:アイスだって、生きづらい。コロナ禍に制作されたユニークな映像作品。

<11月放送>

【演劇界の異端 加藤拓也】
た組『ぽに』
(2021年・舞台) TV初・未ソフト化

【放送日時】2023年11月(放送日時未定)

■作・演出:加藤拓也
■出演:松本穂香、藤原季節、平原テツ、津村知与支、豊田エリー、金子岳憲、秋元龍太朗、安川まり
■STORY:23歳の円佳(松本穂香)はシッターのバイトをしている。円佳は最近、生意気な5歳児・れん(平原テツ)の家からよく指名を貰っていた。ある日、業務中に起きた災害によって円佳はれんと避難することになるが、避難所は満員で入れない。そんな中でも横暴なれんに嫌気が差した円佳は彼を置き去りにしてしまう。翌朝、円佳を訪ねてきたれんは、43歳の「ぽに」になっていて…。
■TOPIC:置き去りにした5歳児が43歳の姿になってやってきた…。「仕事とお金の責任の範囲」をテーマに“はみ出したリアル”を描く不思議な作品。

【演劇界の異端 加藤拓也】
特別番組『正体~加藤拓也ってなにもの?~』

【放送日時】2023年11月(放送日時未定)

■STORY:つい短絡的に「加藤拓也とは何者か」と、問いたくなってしまうが、ボーダレスに活躍する彼をひとつの枠に当てはめることなど不可能だ。劇作家、映画監督、演出家、脚本家と、あらゆるメディアで話題をかっさらいながら、いくつもの顔を持つがゆえに、我々の「カテゴライズ」「肩書き付け」を軽やかにすり抜ける異才。そんな男の「暫定的な正体」に “本人以外”の証言から迫っていくオリジナル番組。彼を知る人々によって語られる、加藤拓也のここだけのはなし。
■TOPIC:その独特の世界はなぜ人を惹きつけるのか―異才 加藤拓也の正体とは!

 

【プロフィール】加藤拓也
1993年12月26日生まれ、大阪府出身。17歳でラジオ・TVの構成作家を始め、翌年にイタリアへ渡り、映像演出を学ぶ。帰国後、「劇団た組」を立ち上げ舞台演出を始める。『もはやしずか』『ザ・ウェルキン』で第30回読売演劇大賞優秀演出家賞、『ドードーが落下する』で第67回岸田國士戯曲賞を受賞。『平成物語』(2019年/CX)、『俺のスカート、どこ行った?』(2019年/NTV)など話題のテレビドラマの脚本を手掛け、『きれいのくに』(2021年/NHK)では第10回市川森一脚本賞を20代で初受賞。2022年に監督したオリジナル脚本による初長編映画『わたし達はおとな』は業界内外で大きな注目を集めた。監督第2作の『ほつれる』が日仏合作にて製作され、 CNCのシネマ・ドゥ・モンド助成も受けている。
 

 

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