秦 基博、テレビ朝日系ドラマ『六本木クラス』挿入歌「残影」を緊急リリース
- 2022.07.28
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韓国ドラマ『梨泰院クラス』をテレビ朝日がリメイク、竹内涼真を主演に迎え、東京・六本木を舞台に日本初のドラマ化に挑む『六本木クラス』。毎回放送時に前情報なしに解禁される挿入歌も話題を呼んでいたが、7月28日(木)放送の第4話で、秦 基博による書き下ろしの新曲「残影」が初公開された。
竹内涼真演じる主人公・宮部新の激動の人生を表現した本楽曲は、店のリニューアルオープンに向けて徹夜で働きづめの新を心配する平手友梨奈演じる葵に、「夜は眠れないんだよね」と新が語るシーンでイントロが流れ、その後に続く、新が亡き父を思い出しながらひとり乾杯、そして夜明けに走り出すというシーンで初披露された。「主人公・新が抱える、拭いようのない痛み、怒り、絶望、そして孤独。それらを自分と重ね合わせながら紡ぎました」と秦本人が語る通り、新の深い苦悩を表現しつつも、その力強い歌声と相まって絶望から立ち上がろうとする強さも伝わる楽曲に仕上がっている。
なお、楽曲は番組放送終了と同時に配信リリース、ドラマ映像を使用した『六本木クラス』コラボミュージックビデオもテレビ朝日公式YouTubeチャンネルであわせて公開となっている。
秦 基博コメント
主人公・新が抱える、拭いようのない痛み、怒り、絶望、そして孤独。それらを自分と重ね合わせながら紡いだ歌が「残影」です。ドラマと共にお楽しみいただければ幸いです。
スペシャルコラボMV(テレビ朝日公式YouTubeチャンネル)
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映画『宮松と山下』が現地時間9月16日から24日までスペインで開催される『第70回サンセバスチャン国際映画祭』に正式招待されることがわかった。
『宮松と山下』は、佐藤雅彦・関友太郎・平瀬謙太朗の3氏からなり、「新しい手法が生む新しい映像体験」を標榜する監督集団“5月(ごがつ)”の初長編映画。香川照之を主演に迎え、過去の記憶を失った端役専門エキストラ役者・宮松の日々を描いた作品だ。日本では、11月18日(金)より劇場公開される。
宮松は端役専門のエキストラ役者。ある日は時代劇で弓矢に打たれ、ある日は大勢のヤクザのひとりとして路上で撃たれ、 またある日はヒットマンの凶弾に倒れる。来る日も来る日も真面目に殺され続ける宮松の生活は、派手さはないけれども慎ましい。そんな宮松だが、実は彼には過去の記憶がなかった。なにが好きだったのか、どこで何をしていたのか、自分が何者だったのか。なにも思い出せない中、彼は毎日数ページだけ渡される「主人公ではない人生」を演じ続けるのだった。
(C)2022『宮松と山下』製作委員会
香川が2008年以来の単独主演を飾った『宮松と山下』は、『第70回サンセバスチャン国際映画祭』の「New Directors」部門に正式招待。日本での劇場公開に先駆け、同映画祭でワールドプレミア上映が行われる。なお、受賞式は現地時間の9月24日(土)に行われるとのこと。
同部門は長編作品2作目までの監督作品を対象としており、これまでに、ポン・ジュノ監督『殺人の追憶』や、ローラン・カンテ監督『ヒューマンリソー』、スコット・シルヴァー監督の『ジョンズ』などが受賞している。公式な賞としては、審査員によるNew Directors賞と、18歳から25歳の審査員によるTCM Youth賞が選出され、年によってNew Directors賞のSpecial Mentionが設置されるという。
(C)2022『宮松と山下』製作委員会
香川と3監督のコメントは以下のとおり。
香川照之
この映画は、名もないひとりのエキストラが主役だ。
だから世界中の、エキストラをしている人たちに存分に観てもらいたい。
あなた達のおかげで映画は成り立っている。
そしてそこに焦点を当てた3人の監督たちの、勇気とセンスと変態性に拍手を送ります。
あなた達こそが、世界の最前線にいる真のヘンタイだと。
観てもらえば分かる。
彼らの知的な、しかし映画に爆弾を投下したくてウズウズしてる暴力的なイタズラ心が…
「5月」 関友太郎 / 平瀬謙太朗 / 佐藤雅彦
世界とあなたに問う「私たち5月の映画の作り方」を
私たち「5月」は、映画の制作に一番重要な「テーマの探求」よりも、どうしても「新しい映像手法」を探求する方に力がいってしまいます。
3人の監督が集まると決まって、映像手法の話ばかりになってしまうのです。
しかし、私たちは、短編映画をそのやり方で作り、カンヌ国際映画祭から2度の正式招待を受けました。短編部門は、倍率だけは長編を遥かに超え、数百倍の闘いです。
その闘いで培ったのが、「手法がテーマを担う」という私たちの作り方であり、考え方です。
果たして、こんな偏屈な作り方で、長編の世界でも通用するのか。
その手始めが、このサン・セバスチャン国際映画祭へのエントリーでした。
『New Directors部門 正式招待』この連絡を受けた時、私たち「5月」は、喜びつつも、正直、戸惑いました。
その戸惑いは、どこから来たのか、今だにはっきりしません。
恐らく、まだ「手法がテーマを担う」ということが完璧に具現化してないからだと思います。
でも、この映画『宮松と山下』には、「5月」が見ている映画の未来が映っています。
それをみなさんには、観に来てほしいのです。
『宮松と山下』は11月18日(金)、新宿武蔵野館、渋谷シネクイント、シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー。
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イギリスのデボラ・インストールによる小説『ロボット・イン・ザ・ガーデン』を原作とした、二宮和也主演の映画『TANGタング』が2022年8月11日(木・祝)に公開される。ゲーム三昧で妻に家を追い出されたダメ男・春日井健(二宮和也)が、記憶をなくした迷子のロボット・タングと出会い、壮大な冒険を繰り広げる中で、人生の宝物を見つけていくというストーリーだ。
今回、SPICEでは映画『TANG タング』の三木孝浩監督と、2020年10月に開幕した劇団四季のミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』を演出した小山ゆうなによる特別対談を取材。原作は同じでありながら、映画と演劇の表現の違いや創作の過程での工夫を語ってもらった。また、実は大学の同じ演劇サークル出身という共通点を持つ2人。互いの印象やこれからのクリエイターとしての夢なども聞いた。
同じ小説を原作とした映画と舞台。創作の工夫や苦労とは?
――三木監督は劇団四季の『ロボット・イン・ザ・ガーデン』をご覧になったそうですが、感想を教えていただけますか。
三木孝浩(以下、三木):すごく素敵な舞台でした。気持ちを歌にしたり、外国人の設定であってもそのまま日本人が演じたり、ミュージカルはいろいろなことをデフォルメするメディアだと思っているのですが、僕も今回『ロボット・イン・ザ・ガーデン』を映画化する上で、寓話的というか、少しデフォルメされた世界観を表現したかったんですよね。デフォルメの仕方を参考にしたいなと思って、観ていました。
特に面白かったのは、タングの動かし方。「こういう動きをしたら観客は笑うんだ」ということが分かって、タングの首が伸びるシーンは映画の中でも参考にさせてもらいました。舞台版では2人の演者がタングを動かしますが、そこに意外と意味があると思います。1人が動かしてしまうと、その1人の感情が乗っかりすぎてしまうけれど、2人だからこそ、そのどちらでもないタングというキャラクターが浮き立つ。動かしている2人のことを意識せずに見られる。そこが舞台版の面白さだなと思いました。
劇団四季オリジナルミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』(撮影=阿部章仁)
――小山さんもいち早く映画『TANG タング』をご覧になったそうですが、いかがですか。
小山ゆうな(以下、小山):私、三木さんの『僕等がいた』(2012)が大好きで、何回も見ているんです。三木さんが映画を撮っていると知ってから、割と追いかけて見ていたので、そういう楽しみがまずあって。それから私たちのサークルの同期である、小手伸也君も『TANGタング』に出ていて……。
三木:そうそう、小手君も同期なんですよ(笑)。
小山:新人公演を一緒にやったんです。それに『TANG』という題字を担当している映像作家さんも、私も舞台で映像を一緒にやっている方なんですけど、同じサークルの人。いろいろなことでドキドキしました。
三木:なかなか普通の気持ちで見られないよね(笑)。
小山:いろいろ嬉しすぎる!と思いながら見始めて、だんだん引き込まれていきました。同じ原作なのに、違う作品でしたね。特にタングの表現は映像ならではだと思いました。舞台版の演出をした際も、例えば目を光らせることができないかなと検討したことがあるんです。でも舞台上だと光っていることがいまいち分からないし、光らせるためにパペットが重くなってしまうんですよね。パペットを重くするに値する効果があるのかなど、いろいろ議論になったんですが、映画ではそういう事もすごく効果的に実現できていて映像の良さを感じました。
映画版では設定を日本に置き換えていましたが、そこでの発見もあって。日本に置き換えてもできるんだ、すごいなと思いながら観ていました。
映画『TANG タング』
映画『TANG タング』
>(NEXT)舞台と映画、それぞれのタング
――それぞれ原作をお読みになったときの印象などを教えてください。
小山:ロボットが出てくるものの、夫婦の関係がリアルに描かれているなと思いました。ミュージカルにするときには、日本人には分かりづらいと思い、そこまで生かしていないこともあるんですけど、イギリス人独特のユーモアがある。そもそも『ロボット・イン・ザ・ガーデン』って、ロボットがイギリス特有のガーデンにいること自体がユーモアですしね。
(原作者の)デボラさんに子どもが生まれて、ご自身の子育ての経験の中から生み出された作品ということも影響していると思うんですけど、そのリアリティと、ロボットというものを使っている遊び心のバランスが絶妙で面白い作品だなと思いました。
三木:デボラさん自身、日本がお好きな方なんですよね。ロボットのキャラクターと主人公との友情みたいなものは、特に日本人的に違和感なく受け入れられました。鉄腕アトムだったり、ドラえもんだったり、日本人ならではのシンパシーを感じて。海外の原作ということで構えていたんですけど、スッと入れた部分ではありますね。
そして僕も小山さんと同じように思ったのは、ロボットがメインキャラクターとしているけど、タングはある種の狂言回しの役回りで、結局はベンの成長物語。いろいろなところを旅するけど、描く世界はすごく狭くて、身近な人と人との関係性の話に終着するところが素敵だなと思いました。
劇団四季オリジナルミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』
――それぞれ舞台化、映像化をするにあたって苦労したところや工夫した点を教えてください。
小山:演劇ってみんなで作るもので、行き詰まっても誰かが解決してくれることがある。そういった意味での苦労はなかったですけど……ミュージカルだから歌うじゃないですか。ミュージカルの歌って、基本的に自分の隠された気持ちを吐露するときに歌うわけですが、タングにはそんなに隠されているものはなくて、歌うのか?歌うとしたらいつなんだ?という議論は最初の頃からしていました。
結果、あんまりタング自身は歌っていなくて、周りの人たちが歌うんですけどね。基本的にタングとベンの物語だけれど、そこをどうミュージカルとして成立させていくのか。それは稽古の段階から試行錯誤しましたね。
――やはりタングに歌わせるのは難しかったのですか。
小山:そんなに歌う理由がないですから。でもタングが歌うと、お客様もドキっとするはず。歌うとしたら、それはどこのタイミングなんだろう……と、結構時間をかけて決めていったかなと思います。
――映画化にあたってはどうですか。
三木:タング自体は3DCGなので撮影現場にはいないんですね。だから役者もカメラマンも、そこにいるであろうタングをみんなで想像しながら撮っていく。一応声は事前録音したものを出すんですけど、タングがどういう動きや表情をするのか、いないタングに対してどうお芝居していくのか。足並みを揃えていくのがすごく大変でした。普段はあまりしないんですが、今回はアニメのように、全カット絵コンテを描きました。
小山:特に二宮さんの演技、すごいなと思いました。実際には撮影現場にはいないんですね?
三木:そう、いないところに向かって演技をしてもらっていました。
>(NEXT)タングは「何もできないから愛おしい」
タングは「何もできないから愛おしい」
映画版のタング(左)と舞台版のタング
――映画版と舞台版それぞれビジュアルから異なるタングが生まれましたが、工夫したポイントなどを教えて下さい。
三木:タングの大きさに悩みましたね。舞台版を見た時、客席ではちょうどいいサイズ感だったのですが、実際に近寄ってみると、リアルは結構デカいですよね。舞台版ではタングのサイズはどうやって決めたんですか?
小山:デザイナーさんがいくつかパターンを出してくれて、小道具さんがそれを簡単に切り抜いたものを作ってくれたので、実際の劇場で人と並べるという検証を何回かやりましたね。程よいサイズ感はどれぐらいなのか、そして実際どこまで見えるのか。目の動きがキャッチできるのかまで検証しました。
三木:なるほど、映画だとそこはクローズアップできるけども。
小山:映画のタングは、もっとずっと小さいですよね。
――目の表現や色など、雰囲気の違うタングが出来上がりましたよね。
三木:タングの感情をどこまで見せるのかも悩みました。こういうキャラクターって、能の面というか、観客が想像する楽しみもあるなと思って。人ならざるものなので、観客が「どう思っているんだろう?」とか「何をするんだろう?」とか想像する方が楽しいなと思っていたので、あんまり感情を出しすぎても……でも出さなさすぎても可愛くないし。だから、特に目の色の変化など、タングの感情が動いたときに、何がどう動くのかみたいな設定はすごく苦労しましたね。
小山:分かります。いろいろなアイディアがあったんですが、何をどこまで動かすかという調整は必須でしたね。
――映画版のとてとて歩く感じ、とても可愛かったです。
三木:そうですね。ふたりで並んで歩くシーンでも、どれぐらいのスピードで歩くのか考えました。最終的にタングの身長や歩き方のたどたどしさは、6、7歳ぐらいの男の子をイメージしました。
小山:舞台版では3歳か4歳ぐらい。大きさはその年齢の子どもよりも大きいんですけど、イメージとしては。
>(NEXT)それぞれにインスピレーションをうけたところは?
――先ほど首が伸びる部分は舞台版からインスピレーションを受けた旨をお話しされていましたが、そのほか映画に生かしたいと思ったところはありますか。
三木:舞台版を観て好きだったのは、東京のシーン。日本を舞台にしているんだけど、海外の人が見た東京というか、ちょっとオリエンタルでデフォルメされた世界観がすごくいいなと思いました。映画では、日本を舞台に置き換えて、日本人キャストでやるんですけど、リアルな日本のドメスティックな空気感でやるのではなくて、逆にちょっとアメリカンでレトロなアンティーク感があって、それでいて近い未来の話……という世界観をうまくデフォルメして表現したくて。なので、デフォルメの仕方は、結構参考にさせてもらいました。
――反対に、映画のここは面白いなと思ったポイントや、この先ミュージカルをブラッシュアップさせていくにあたってインスピレーション受けたところはありましたか?
小山:映像でしかできないことにすごいなと思ったことが大きいですね。舞台では生かせないんだけど、私がすごく好きだったのはタングがコーヒーを買ってくれるシーン。あれは映像でしか表現できないんじゃないかな。あのシーンは一番最初に二人の関係がよく分かるシーンだし、いいシーンでしたね。
三木:ありがとうございます!
小山:それから、最後のボリンジャーのところも映画ならではで、すごくドキドキしたし、面白かったですね。あとは、小手くんの役がとても魅力的でした。原作とかなり変わっていた部分の一つですよね。
――改めてタングというキャラクターのどこに魅力を感じますか?
三木:何もできないところですかね(笑)。何もできないから、すごく愛おしいんです。いろいろ助ける道具を出してくれるわけじゃないし、ただそばにいてくれるだけ。それこそペットの犬や猫に話かけていると、なんとなく自分と対話しているような感じになるじゃないですか。それと似ていて、タングを見つめることが自分を見つめることにつながる気がします。
小山:舞台版のタングはゆっくりしたことしかできないし、できることも少ない。人間なら一瞬なのに、舞台上をはけるのも時間かかるんですよ(笑)。だから、最初はどうしよう!と思いました。お客さんはこの時間を待たないといけないのか、と。でも、いや、待てよ、その価値観があっているのかな、このゆっくりというところにあわせてみたときに何が見えるのかなと考え始めたんです。
タングが最後に「ようこそ。この世界へ。」というんですね。旅をしてきて「この世界ってめちゃめちゃ素敵なんだよ!」ということを伝えてくれる。それに私は毎回感動するんです。生きていると嫌な事も沢山あって、なかなか、世界のささやかな素晴らしさや美しさに目が行かなくなるけれど、タングは真っ直ぐにその事を教えてくれる。タングには、原作でも映画でも、すごくシンプルなことに立ち返らせてくれる力があると思います。
劇団四季オリジナルミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』(撮影=阿部章仁)
>(NEXT)作品を魅力的にした、二宮和也の演技力と劇団四季の底力
作品を魅力的にした、二宮和也の演技力と劇団四季の底力
――映画版では、設定を日本に置き換えたということで、健の職業などいろいろ違いがありましたよね。なぜ変えたのでしょう。理由を教えてください。
三木:イギリスの夫婦観を日本に置き換えると、ウェットになりすぎる感じがしたので、日本人の観客が見ても違和感ないように、健と絵美の関係性はすごく意識したかもしれないですね。
また、原作でもいろいろな場所を旅しますけど、その場所の中で何かを得ていくというよりは、タングとの関係がどう変化していくかというところにフォーカスを当てていたので、場所選びもそんなに苦労はしなかったです。日本でやるなら、どこを旅したらお客さんがその場所場所の変化にワクワクできるかなというのを考えながら選びました。
『TANG タング』ポスタービジュアル
――健の職業については。
三木:映画では特に、傷ついて前に進めなくなった人間が、タングと出会うことで、自分を見つめ直すきっかけを与えてもらって、それで一歩進むことを物語の核にしたいなと思ったんです。なので、彼のバックボーンというか、何を彼が問題視していて、何を乗り越えたいかと思っているかということをより強化するために、そういう設定にしてみました。
小山:お父さんとのシーンの関わり方が直接的になっていましたよね。
――それぞれ映画の見どころ、舞台の見どころ教えていただきますか。
三木:自分の作品で言うと、いろいろな場所場所で変な人が出てくるんですけど、それぞれのキャラクターたちにクセがあって。一番は健とタングのやりとりなんですけど、サブキャラたちがとても彩り豊かなので、そこをぜひ見ていただきたいなと思います。
小山:舞台は限られた人数でやっているので、一人の俳優がいろいろなことをやっているという点が楽しいかな。どこを見るかはお客様の自由なので、そこを楽しんでいただけたらなぁと思います。
映画『TANG タング』
映画『TANG タング』
――キャスティングをする際に大切にされたことはありますか。
三木:こういうファンタジーだからこそ、演技力が問われるんじゃないかなと思っていました。特に健と絵美の2人は、CGキャラクター相手にお芝居をしなくてはいけない。普通の映画だったら、相手のお芝居を受けて、キャッチボールをすることで、お芝居ができるわけですけど、今回はそれができない作品。芝居の技量が問われるので、キャストに負荷がかかると思ったんですけど……最初に二宮くんにこの話を持って行った時に、印象的だったことがあります。
彼は、タングは実際にはいないけど、いないことで、映し鏡のように、タングに自分を反射させて、自分のお芝居を見つめ直すきっかけになるのではないかな。それが今回のチャレンジであり、僕が面白いと思っているところだ、というようなことを言っていて。ああ、そういう意識でいてもらえるなら、この物語は健が自分を見つめ直す物語になっていくので、マインドがシンクロするなと。二宮さんにお願いしてよかったなと思いましたね。
小山:劇団四季の方たちは、歌やダンスはお出来になるので、その上で、外から来た私は、台本を担当した長田育恵さんとも話して、その俳優さんの人生がお芝居を通して透けて見えてくる方がいいなと思っていたんです。
例えば、ベンをやってくださった田邊真也さんは、オーディションも素晴らしかったんですけど、ご自身の順番を待っている時に、紙で作られた仮のタングを他の方が動かしている様子をニコニコしながら見ていらっしゃった。その姿が温かくて、美しくてチャーミングで、「この人ベンだ!」と思ったんです。タングとどういう風に関わってくれるかというのはすごく気にしましたね。
劇団四季オリジナルミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』(撮影=阿部章仁)
――撮影のエピソードを伺いたいです。二宮さんとのやりとりのなかで印象的だったことは?
三木:タングがいない現場で撮影しなくてはいけないので、悩むかなと思ったら、割とスッと悩まずにやっていました。二宮くんが一番タングと近いところにいるので、二宮くんがお芝居しているところをみて、周りも「こういうことなのね」と理解していく感じがあって。ある種、座長感がありました。言葉でなくて、この映画の世界の空気を示していくという感じがすごく素敵でした。背中で語るタイプでしたね。
――劇団四季とクリエイションをしてきた小山さん。その過程で感じた劇団四季の底力や印象的だったことは?
小山:日本の演劇界は、純粋に作品を作ること以外に考えないといけない事が多いこともよくあるのですが、劇団四季はすごく特殊で、本当に作品至上主義を貫いていらっしゃるんです。俳優さんたちもその思いでいるから、クリエイション自体がとても丁寧。作品をどういう風にしたら魅力的に立ち上げられるかということにみんなが向かっているんです。それがとても印象的で、劇団四季のすごいところだなと思いました。
――脚本の長田さんとはどのようなやりとりを重ねたのでしょう。作品を作る上で大切にしようと思ったことは。
小山:長田さんの中にはすごく明確なビジョンがあって、オーディションをしてからも、この人が演じるからこういう風にしようというアイディアがかなり脚本の中に盛り込まれていますね。稽古もこまめに見にきてくださって、本当に細かいセリフの修正も重ねました。作品を作る上で、大切にすることは、ベンとタングなど、人と人との関係性をどう見せていくか。そこに尽きると思います。
>(NEXT)実は、早稲田大の演劇サークル同期という縁も……
実は、早稲田大の演劇サークル同期という縁も……
――さて、お二人は大学のサークルで同期だったそうですね。当時のことを伺っても良いですか。
三木:25年前の話だからね。だいぶ記憶が……(笑)。
小山:私もそんなに記憶が……(笑)。三木さんはもともと映画の人だったじゃない。なぜ演劇のサークルに?
三木:そう、最初は映画サークルに入っていて、自分の映画に出てくれるキャストを探すため、そして自分の経験値をあげるために、演劇に片足突っ込んだみたいなところがあるんですけど、入ったら演劇がすごく楽しくて!自分で作・演出をしたり、役者をやったりしたこともあるんですけど、それが結果生きてきたなと思います。つながりもできたので、ありがたかったね。
小山:私も早稲田の映像のサークルにもちょっといたんですけど、タルコフスキーについて語れないとダメとか、分かりやすいものが好きなだけではやっていけない緊張感の中にいた(笑)。でも三木さんは意外とそうではなくて、「難解なものを好き」と言わなくても話せた。映画の方なのに安心感がありましたね。
――映画と演劇というそれぞれの畑で一線で活躍されているわけですが、お互いをどう見ているのですか?
三木:同志ですよね。それこそ小手くんもそうだし、映像美術をやってもらっているスタッフさんもそうですが、同じ出自の人たちがなんとなく近いところにいて、活躍しているのは嬉しいです。そういう意味では「自分も負けないように」と、ライバル心ではないですけど、発奮する材料になりますよね。
小山:うん、嬉しいですよね。ときどき活躍しているのを見て、「すごく面白かったよ」と言い合うぐらいの関係なんですけど、困ったときは助け合うし、みんなで頑張ろうねという感じですね。
>(NEXT)ぜひ映画→舞台をはしごして、見比べて
ぜひ映画→舞台をはしごして、見比べて
――これからのクリエイターとしての夢や希望を教えてください。
三木:いつも日本を舞台にした日本人たちの物語を作ってきました。今回もそういう設定ではあるんですけど、原作が海外の小説ということもあって、自分が昔見た海外映画のオマージュを盛り込めたんですね。自分が映画に対して抱いていた憧れや、非日常的空間に入りたいと思って映画館に通っていたことを、映画をつくりながら思い出させてくれることが多かった。なので、もちろん自分が住んでいる日本を舞台にした作品もいっぱい作りたいんですが、海外の役者さんと海外を舞台にした映画にもチャレンジしたいです。自分がかつてみた映画のように、ワクワクする映画が撮れるんじゃないかなと思っています。
小山:目の前の作品に全力で取り組んでいるので、なぜ演劇をやろうと思ったか、という原点をしょっちゅう見失いそうになってしまうのですが、そこをより大切に作品を作っていければなと思います。
三木:え、なぜ演劇をやろうと思ったんですか。
小山:人と人との関係の間にあるものを想像できて楽しいから。映画もそうなんだけど、それを誰にも邪魔されずに、それを感じられる時間だから。すごくシンプルなことだと思うんだけどね、仕事としてやるとなると、やらなくてはいけないことも増えていくから……その原点をちゃんとお客様に渡せているかなと振り返っていきたいと思います。
――最後に、映画はこれから公開になりますし、舞台はまだまだ全国ツアーが続きます。ファンの皆様や観客の皆様に一言お願いします!
三木:原作も大好きなんですけど、大人も楽しめる……むしろ大人のための寓話なので、ぜひ!もちろんロボットが出てくるデフォルメされた世界観ではあるんですけど、大人の皆さんにも見て欲しい作品です。
小山:せっかく夏に映画も公開されるから、舞台と見比べてもらったりして。
三木:昼は映画、夜は舞台ではしごできるね!(笑)
小山:そういう楽しみ方も楽しいんじゃないかなと思います!
取材・文=五月女菜穂
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ピアニスト反田恭平率いるJapan National Orchestra(ジャパン・ナショナル・オーケストラ/通称:JNO)。反田恭平自らが各地の演奏会に足を運び、実力は折り紙付きの精鋭たちを揃えたJNOのコンセプトは、 “全員ソリスト” 。2022年7月より、拠点とする奈良そして東京の2か所で、各メンバーがプロデューサーとして企画するリサイタルシリーズがスタートしました。
それに合わせSPICEでは、メンバー紹介リレー連載を開始! 一人ひとりの素顔に迫るべく、〈100の質問〉形式でインタビューを敢行。音楽のことからプライベートまで、それぞれの頭の中を徹底解剖。国内外を拠点に活躍する個性豊かなメンバーにご注目ください。
JNO×SPICEリレー連載。第三回は、コントラバスの大槻健(おおつき・けん)さん。「手放せないモノ」をお聞きしたら、前回の水野優也さんと同じくシズル感たっぷりの飯テロ画像が送られてきました!(JNOは美食家揃い?)ウィットに富んだ回答に注目です。それでは、どうぞ!
大槻健
――まずは自己紹介をお願いします。
大槻健、9月29日生まれの27歳、A型、出身は奈良県、担当はコントラバスです。
〈大槻健(Ken Otsuki)/ 解剖グラフ(自己申告)〉
小さい頃
奈良県出身。第二回Japan International Contrabass Festival Solo Competition1位。これまでに東京フィル、東響、新日本フィル、札響の客演首席奏者を務める。現在、読売日本交響楽団首席コントラバス奏者。
――ここからは、一気42問、お答えいただきます!
Q1.楽器を始めたのはいつから?きっかけは?
9歳、チェロをアマチュアの父の影響で始めました
Q2.子どもの頃なりたかったものは?
おじさん、サラリーマン(3-5歳頃)(母親談)
おじさん、というのはどうやら道路工事のおじさんのことだったそうです。
子供ながらに安定した仕事に就きたいと思っていたようです。高校からは英語や音楽と関わる仕事がしたいと思うようになりました。
Q3.子どもの頃の自分に会ったら、なんて言う?
音楽家として食べていくのはとてつもなく難しいけれど、君は運がいいからなんとかなるぞと言いたいです。
初めて楽器に触ったとき
Q4.好きなアーティストは?
一つには絞れませんが1970-90年代の洋楽が大好きです。
Q5.ご自身の楽器、指揮者、作曲家からそれぞれあげるとしたら?
コントラバス奏者=池松宏:僕の先生ですがソロでもオケでも間の取り方が天才で、しかも他の人も自然と従うような空気感を作る技術が職人的で憧れの奏者です。
指揮者=ユーリテミルカーノフ:読響で共演した名指揮者で、音楽とはなにかを教えていただきました。彼が指揮台に立つだけでオケの音がガラリと変わるんです、一生忘れないと思います。
作曲家=ジャン・シベリウス:情景が思い浮かぶような音楽が大好きです。交響曲第5番の3楽章など。
Q6.クラシック以外だったら?
earth wind & fire
中学の先生の影響で知り、なんて素晴らしい音楽だ!と思って家に帰って親に報告したらリビングに全てCDがすでに揃っていました。そこからグルーシンやチックコリア、ロックバンドなども聴き漁るようになりましたね。
Q7.ヘビロテしているCD/おススメしたいCDは?理由も併せてお願いします。
山下達郎さんの『All time best 1975-2012』
単純に山下さんの曲が好きなんです、「Ride on time」、「sparkle」などを聞いて育ちました。
初めての発表会
Q8.座右の銘は?
大は小を兼ねる
Q9.今気になっている世界情勢は……
ロシアによるウクライナ侵攻。
亡くなった方や国を追われた方々のことを思うと胸が張り裂けそうです。自分がいかに恵まれているかを自覚するとともに戦争の悲惨さも感じます。
Q10.空いている時間/休みの日は何してる?
最近は休みがあまりありませんが、、あったとしたら寝ているとほとんど一日が過ぎます。
Q11.あなたにとって「完璧な日」とは?
好きな時間に起きて寝る日
Q12.好きな食べ物は?
からあげ
Q13.好きな動物は?
犬、特にゴールデンレトリーバー
Q14.好きな言葉は?
「今日のリハは早く終わります」
Q15.好きな和声進行は?
ドレスデンアーメン
Q16.海と山どっちが好き?
海
Q17.奈良の好きなところは?
人間。優しい方が多いです
Q18.一日のうち好きな時間は?
家族と過ごす時間、人と楽器を弾く時間(一人は苦手)、友達と遊ぶ時間
音楽の道に進もうと思った中学生の頃
Q19.インドア派?アウトドア派?
インドア
Q20.目覚めはいい方?悪い方?
悪い、携帯のアラームは10個、それ以外にデジタル時計のアラームもかけます
Q21.最近or今までで一番嬉しかった経験は?
結婚、いい仕事ができたとき
Q22.得意だった科目は?
家庭科、意外と手先が器用で裁縫とかも得意でした。
Q23.反対に苦手だった科目は?
数学。数字を見るだけで頭が痛くなりますね。
Q24.推し教えて!
配信者の だるまいずごっど さん
Q25.どこにでも行けるならどこを旅したい?
晴れた日のイングランドの湖水地方
Q26.人生もう一巡するなら、やってみたいことは?
ヨーロッパの田舎の湖のほとりにのんびり住んでみたい。
Q27.あなたが手放せない「三種の神器」教えてください。
ハバキ、タンナカ、ハラミ、ツラミ
三種の神器①ハバキ
三種の神器②タンナカ
三種の神器③ハラミ
三種の神器④ツラミ
Q28.演奏できる楽器はいくつある?
コントラバス、エレキベース、チェロの3つです
Q29.音楽家になりたいと思ったのはいつ?それはなぜ?
17-8歳(高校2年)。先生や学校のOBにそういう道もあると言われて
Q30.クラシック音楽のどこが好き?
アナログなところ
Q31.楽譜のカキコミ、こだわりある?
オケ譜は先人の書きこみをなるべく消さないこと
Q32.今のアー写、何枚目?
3枚目。18歳の写真を25歳まで使い続けて詐欺だと言われた過去がある
現在のアーティスト写真 ©Kenryou Gu
Q33.演奏する楽器の好きなところは?
包み込むような柔らかい低い音
Q34.反対に、「ここだけはちょっと…」と思うところは?
電車と坂道がつらすぎるところ
Q35.オーケストラで大切なことは?
チームワークが大事なのでなによりも人間性が大事だと思います。白黒つけるよりもグレーゾーンで、しかし自信を持って上手にやっていくこと。
Q36.JNOってどんなオーケストラ?
JNOは高校の仲の良いクラスという感じです。気を使わずに音楽の話ができるし、皆非常にフレキシブルな考え方を持っています。心優しい人が多いです。
Q37.練習に遅刻した!言い訳は?
しない
Q38.メンバーに言っておきたいことはありますか?
今後も仲良くやりましょう
現在
Q39.この人のここが気になる、というメンバーはいますか?
弦楽器の人に、ソロを練習するときにどういう練習をするのかが知りたいです
Q40.もし一日だけメンバーの誰かになれるとしたら、誰になりたい?何をする?
反田(恭平)くん。自分が弾いているオケを振ってみてどう聴こえるのかを知りたい
Q41.三年以内に叶えたい目標は?
今楽器製作を頼んでいるので目下の目標は生々しい話、貯金になります(笑)。円安の影響で破産しそうです。
冗談はさておき、ヨーロッパと日本の金銭感覚の差は以前よりも感じるようになりました。
Q42.一番の宝物は?
人間関係、お金では買えないので。
――ありがとうございます。これで質問は終わりです。最後にプロデュース公演について、見どころをお願いします!
『コントラバス 大槻健の世界2022』
ディッタースドルフ:ヴィオラとコントラバスのためのソナタ 変ホ長調
バリエール:2本のチェロのためのソナタ ト長調
シューベルト:八重奏曲 ヘ長調 Op.166 D803
若手メンバーを中心に集めました。どの人も楽器が上手いのはもちろん知っているので、それでいて視野が広く、また音楽に対しても自分の意見も持っていることを大事にしています。
プログラムは、単純で申し訳ないのですが、自分が弾きたい曲を選んだという感じです。
ディッタースドルフは作曲以外にもヴァイオリンの巨匠で、モーツァルトやハイドン、ヴァンハルと四重奏を演奏していた人物、良き友人であったようですね。
今回はヴィオラとコントラバスの曲ですが、当時のウィーンの音楽文化を感じると思います。
バリエールはフランス人のチェリストでしたがその音楽はイタリアにかなり影響されています。類まれなる才能の持ち主で若くに亡くなったことを悔やまれたそうです(享年40歳)。
森田くんとの掛け合いが、特に3楽章で盛り上がると思います。
シューベルトのオクテットに初めて出会ったのは草津音楽祭の先生たちによるコンサート。
当時習っていたクラウスシュトール先生(元ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席コントラバス奏者)が弾いていて、その温かい音がまるで天井から降ってきたように聞こえたんです。そのコンサートのメンバーはその場限りのものですし、コントラバス弾きが中心にリハーサルが進むことなんて世の中にはほとんどありません。彼の見ていた世界をみんなで表現したらどうなるんだろう、という思いはあの時からずっとありました。今回は僕のシリーズということで発言権も強く(?)、コントラバス弾きが密かに憧れている音楽作り、なんて、表現できたらいいなと思っています。
一期一会の音楽会です、ぜひぜひお越しください。
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家入レオが、新曲「レモンソーダ」を8月17日にリリースすることを発表し、最新アーティスト写真を公開した。
同楽曲は作詞・家入レオ、作曲は須藤優と家入レオの共作による楽曲。夏にぴったりの爽やかなアップテンポナンバーとなっているという。さらに、この最新曲「レモンソーダ」を皮切りに、10周年イヤーを飾る数々の新曲リリースを予定しているとのこと。
また、これまでにリリースしたシングル曲全てを網羅する全国ツアー『家入レオ8th Live Tour 〜THE BEST〜』は、現在チケット一般発売中。
家入レオ コメント
喉の奥でパチッと弾けたレモンソーダの痛みで、思い出したあの夏。君と駆け抜けたいのに1人になりたがった子供っぽさとか、どうしても伝えられなかった想いとか。青春に早いも遅いも関係ない!と、傘も差さずに土砂降りの雨に駆け出していく自分の心を歌にしました。
「レモンソーダ」
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1:2022/07/25(月) 22:34:39.55ID:CAP_USER9 スウェーデンでアイアン・メイデン列車“Train 666”が走行
2022.7.25 15:34 BARKS
https://www.barks.jp/news/?id=1000222583
ヨーロッパ・ツアー中のアイアン・メイデンが、彼らのアートワークを施した特別列車“Train 666”をスウェーデンで走行させた。
先週金曜日(7月22日)、ファン約300人がそれに乗り込み、ヨーテボリで開かれた公演へ向かったそうだ。列車の外観だけでなく、シートや飲み物もアイアン・メイデンづくしとなった。その上、乗客には、エディのマスク、ポスター、「Stratego」と「The Number Of The Beast」が収録されたヴィニール盤などが入ったお土産も振舞われたそうだ。
ワーナーミュージックのインターナショナル・プロダクツ・マネージャーは、「スウェーデンはメイデンにとって重要な場所で、ファンに特別な体験をしてほしかった」「メンバーは早めに現地入りし、スティーヴ(・ハリス)はスウェーデンにいる時よくそうするようにサッカーをプレイし、ニコ(・マクブレイン)は多分ゴルフをやってる。彼らはスウェーデンを愛しており、特別な絆がある」と、同国の公共放送局Sveriges Televisionに話している。
(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)
Ako Suzuki
Iron Maiden
@IronMaiden
https://twitter.com/IronMaiden/status/1550413660815872000
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