女王蜂、WEBラジオ『qbラジオ』に声優・佳原萌枝がゲスト出演

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女王蜂のWEBラジオ『qbラジオ #7』がYouTube/Podcastにて公開された。

今回、『qbラジオ #7』には声優の佳原萌枝がゲスト出演している。佳原は、女王蜂が明日・11月15日に発売するNew Single「01」でオープニングテーマを務めているTVアニメ『アンデッドアンラック』で主人公・出雲風子役で出演中。

佳原萌枝

佳原萌枝

『qbラジオ #7』

『qbラジオ #7』

 

女王蜂はNew Single「01」を明日・11月15日発売。New Single「01」は毎週金曜深夜1:23より、MBS/TBS系で放送中のTVアニメ『アンデッドアンラック』オープニングテーマとなっている楽曲で、「01」の先行配信もスタートしている。

CDパッケージは2形態でのリリースとなり、初回生産限定盤、通常盤共通で、表題曲「01」に加え、カップリング曲として新曲「02」を収録。初回生産限定盤には加えて上記2曲のオフボーカル音源、アニメ盤となる通常盤初回仕様には表題曲「01」のオフボーカル音源とアニメサイズ音源が収録となる。

そして、初回生産限定盤に付属するBlu-ray Discには、2023年7月3日にZepp Haneda(TOKYO)で開催された『全国ツアー「メフィスト召喚」』追加公演から選りすぐりの楽曲が収録されることも決定。TVアニメ『【推しの子】』エンディング主題歌として引き続き話題を呼び続ける「メフィスト」が初の映像商品への収録、さらには「ファウスト」、「火然ぇるミ毎」、「夜啼鶯」が初の映像化となる。

女王蜂は11月17日より、今回のNew Singleのタイトルも冠した『全国ホールツアー2023-2024「十二次元+01」』を開催。2024年3月1日(金)には東京国際フォーラム ホールAでの追加公演も決定している。

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伊東歌詞太郎が11月8日(水)にリリースした新作『魔法を聴く人』から「ランダムウォーク」のミュージックビデオを、11月15日(水)0:00にYouTubeでプレミア公開することが決定した。また、オリジナル壁紙が貰えるApple Music / Spotifyのライブラリ登録キャンペーンも実施中。

「ランダムウォーク」は、TBS系『王様のブランチ』11月エンディングテーマとしてオンエア中。バンド・Ovallのメンバーであり、あいみょん、米津玄師、川崎鷹也など国内外のアーティストのサポートなど多彩な活動をする関口シンゴとの共作で生まれたチルで心地よいナンバーとなっている。また、関口シンゴからのコメントも到着した。

関口シンゴ コメント

初めての歌詞太郎さんとのコラボは初めてとは思えないくらい息の合った作品になりました。
というか、歌詞太郎さんのこの音楽的振り幅と懐の深さ!
横揺れ的なゆるいビートにも優しく、でも力強く歌詞太郎さんの歌がのっかって、
今までにないポジティブな空気が溢れる散歩ソングが完成しました。
歌詞の言葉の選び方も素敵でシンパシーだらけ。
レコーディングで歌の微細なニュアンスや声質を詰めていく姿は完全に職人でした。
改めて刺激と共感に満ちた楽しい時間をありがとうございました!
そしてアルバムリリースおめでとうございます。

関口シンゴ
 

 

伊東歌詞太郎は、東名阪ワンマンライブツアー『伊東歌詞太郎 ワンマンLIVEツアー2023 「主人公を訪ねて」』を、11月25日(土)愛知:ダイアモンドホール、12月9日(土)大阪:ゴリラホール、12月16日(土)東京:豊洲PITで開催。そして、2020年より毎年開催しているクラシックアレンジでのワンマンライブ『Live Classics Vol.4 〜Visit the Stars〜』を、12月22日(金)に日本橋三井ホールで開催する。昨年に引き続き、未来古代楽団の砂守岳央(指揮、Manipulator)、松岡美弥子(Piano)のアレンジ・演奏のもと、今回もピアノ六重奏のストリングス編成で恒例のアニソン・メドレーを含めた伊東歌詞太郎の楽曲が演奏される。ライブ後にはアフタートークも実施する。

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作家、シンガーソングライターとして大活躍中の草野華余子が、作家活動10周年を記念したセルフカバーアルバム『産地直送vol.1』を12月20日にリリースことがわかった。本人からのコメントも届ている。

<草野華余子コメント>
自分の全てを削って振り出して曲を書き続けていたら、気付いたら34年が経っていました。そして、そんな自分の渾身の楽曲たちが、誰かの力強い相棒になれるんだと知って10年が経ちました。草野華余子作家十周年、アーティストの皆さんが大切に育ててくれた楽曲たちを、今一度産地から直送しようと一枚のアルバムを作りました。鮮度100%、少し味が濃いかもしれませんが、どうか皆様のお口に合いますように。

草野華余子 セルフカバーアルバム『産地直送vol.1』

草野華余子 セルフカバーアルバム『産地直送vol.1』

今作では、作家活動の「始まり」に纏わる曲をテーマに、鈴木このみの「Bursty Greedy Spider」、ARCANA PROJECT「たゆたえ、七色」、アプリゲーム『バンドやろうぜ』に収録の「スリルを頂戴」(Fairy April )をはじめとした、選りすぐりの楽曲が収録される。

草野自身のオーガニックなボーカルと、堀江晶太や岸田(岸田教団&THE明星ロケッツ)など豪華クリエイターによるフレッシュなサウンドにも注目したい。

また2023年12月23日(土)には大阪・心斎橋 Music Club JANUSにて、2024年1月8日(月)には東京・渋谷WWW Xにてライブも開催される。チケットも発売中。

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東京のシェアハウスにある日突然、60年後の未来からタイムマシンで「おっさん」と「おばはん」がやって来る――。宅間孝行が主宰するエンターテインメントプロジェクト、タクフェスの10周年を記念し、タクフェス第11弾『晩餐』の大阪公演が11月16日(木)に開幕する。本作は2013年にタクフェス第1弾として初演し、大好評を博したコメディ。現在、地方で2公演が終了したが、主演の石黒英雄がケガで降板し、大阪公演以降は永井大が代わりを務める。満を持して10年ぶりにこの作品に再び挑む宅間と、ヒロインをダブルキャストで演じる入山杏奈に話を聞いた。

――今回、「晩餐」を再演する理由は?

宅間:10年前にやった時に非常に評判が良くて、何か節目で再演したいなと。タクフェス10周年の節目だったらいいなと思っていたんです。

――宅間版『バック・トゥ・ザ・フューチャー』とも言われていますが、何かモチーフやきっかけはあったのでしょうか。

宅間:キッカケは、初演の前の年に離婚しまして、息子がいるんですけど、なかなか会わせてもらえなかったんです。息子に会いたいという気持ちがすごくあったので、作る時に僕がお父さん役の高槻純二(今回は永井大)で、60年後から大きくなった息子が会いに来るという設定にしたんですね。息子に、お父さんはこんなにも僕のことを愛してくれてたんだということを分かってほしいなと。そこが軸になっていました。ただ、それは一つのキッカケで、僕はストーリーを考える時にオチというか、どこにクライマックスを持ってくるかを考えるんです。逆算で物語を作っているから、そこに僕の個人的な思いや要素を足していった感じですね。

宅間孝行 (c) 友澤 綾乃

宅間孝行 (c) 友澤 綾乃

――再演の脚本を拝読して、もしかして、宅間さんがお父さまの介護をされていて大変だったのかなと想像していました。息子さんだったのですね。

宅間:ええ。僕が10年前に父親役をやり、戻ってくるのが年老いた息子。今回は逆に僕が息子の耕太郎役で、父親が永井君なんですが、稽古が始まる一か月前ぐらいに父が亡くなりまして……。すごい巡り合わせだなと。僕が息子の役をやる今年に自分の父を亡くした。当時は息子のことをずっと考えて書いていて、父のことはほとんど考えていなかったのに、物語が父とかぶることが多くて、父と自分の話になっていたという。父は神道で、五十日祭の時は稽古がちょうど休みで、うまいこと逝ってくれたなと……。父の人生を振り返るというか、非常に物語が父とリンクしていて、10年後の再演で不思議な縁を感じています。

入山:私もタクフェスに出さしてもらうのは3回目ですが、いつも何かしら人生とリンクしているんですよね。『歌姫』はかぶることが多くて、『天国』では自分も震災を経験した。今回の『晩餐』では、実は私も父が昨年亡くなったんですよ。それを経て感じることがあるなと思いました。

――親の死は本当につらいですよね……。ほかのキャラクターとは演じる上で全然違うのではないでしょうか。

宅間:僕にとってはドンピシャなことが起こりすぎていて、やっていて楽といえば語弊がありますけれど、リサーチして役づくりする必要がない。

入山:私は大阪公演で初めて舞子を演じるのでやってみないと分からないですね。

『晩餐』舞台写真 (c) 友澤 綾乃

『晩餐』舞台写真 (c) 友澤 綾乃

――入山さんは永井さん演じる純二の恋人役です。

宅間:稽古の状況では、今回すごくはまっているんですよ。入山さんとは今まで2回も一緒にやっているし、分かっているつもりだったんですけど、ここまでコミカルな役がはまるとは。

入山:私の新たな一面ですか?

宅間:もともとそういう人だったのか? もちろん、これからの稽古で修正したり、変わっていったりする部分はあると思うんですけど、観ている人はびっくりするのかな?

入山:『歌姫』の時はキャラが全然違ってびっくりされたんですよね。喜怒哀楽が激しいキャラクターを、私は全然、自分じゃないと思っていたのに、親戚からは「杏ちゃんだねー」って言われて。『天国』の時もしっかりしているキャラクターだったんですけど、お酒飲んで騒いだりするシーンで、友達に「杏ちゃんだったね」と言われて(笑)。今回も、もしかしたらすごく私と言われるかもしれないです。

宅間:今回はある意味、普通のキャラクターじゃないですか。無理してやっている感がないし、何かはまっている。

入山:家族の中では確かに、舞子みたいに皆を笑わせたりするタイプなんです。

宅間:クールな世間のイメージとは全然違うんですよ。

――それは意外で楽しみですね。ところで、大阪公演の開幕前に主演が永井大さんに代わるというハプニングがありました。

宅間:大阪公演前の稽古は2日間だけのはずだったんですが、永井君が入ったことで、新たに稽古をし直すことになりました。キャストも皆、やりたいって言ってくれて。永井君はタクフェスの『わらいのまち』にも出ているし、プライベートでも親しいので良かったなと。災い転じて福となすですね。

『晩餐』舞台写真 (c) 友澤 綾乃

『晩餐』舞台写真 (c) 友澤 綾乃

――地方公演の前に舞子役の方が降板し、入山さんとダブルキャストの高柳明音さんも、緊急で稽古したそうですね。高柳さんとはどのようなやり取りをされていますか。

入山:グループLINEで、「ここはこういう風にやったほうがいいよ」と情報を共有し合っています。同じ芝居をするわけではなく、お互いの個性を残しつつやっているんで、「私はこうだけど、共有します」という感じです。ダブルキャストは初めてで、稽古場に行って演じない日があるので、外側から芝居を観られて助けられたなと。

宅間:ダメ出しの時間があって、それを僕たちは「ギフト」と呼んでいるんですけど、そこで自分の役を客観的に観て、僕が「こうしたほうがいい」と言う演出と照らし合わせてやっている。すごくクレバーな時間の使い方になっていますね。

入山:そうですね。

――「ギフト」というのはいいですね。ダメ出しというとネガティブな感じがしますものね。

宅間:なんですけど、ギフトといっても、もはや皆の中ではそうはなってない(笑)。こっちとしては、芝居が良くなるために言っているし、結果的にお客さんに何を届けるかなんですよ。でも、もはや言葉の意味を感じてないよね(笑)?

入山:はい(笑)。

宅間:「俺が言ってるのはギフトなんだよ!」とたまにいうことはある(笑)。

――ハハハ(笑)。ご本人を前にして何ですけど、ギフトも含めて宅間さんの演出はいかがですか。

宅間:厳しい、うるせぇとか噂があるけど、どうですか? という意味ですよね(笑)? 本人の前で言うわけがないですよ(笑)。

入山:厳しいです(笑)。

宅間:記者発表とか囲みでも、皆、それしか聞きたがらない鉄板ネタだから(笑)。キャストが、「たいしたことなかったと言うと、あまり苦労してないみたいだし、やっぱり厳しいと言ったほうがいいんじゃないか。宅間さんもそのほうがいいでしょ?」とよく分かんないループに入っていくんですよ(笑)。僕は言うほうだし、時には言葉も強めだったりするけど、「僕が言っていることが厳しいんだとすれば、エンタメの世界が緩すぎる。このレベルで僕が求めていることを厳しいと断ずるなら、ちょっとヤバくねぇか?」という話はよくします。

――なるほど。

宅間:初舞台の時に入山さんが陰で頑張っていて、皆、感動したんですよ。大人たちが「すげえな、入山って」。そこでちょっと調子に乗ったんですよね(笑)?

入山:ハハハ(笑)

宅間:ある時、ちょっとサボっていた感じがしたんですよ。「入山、調子に乗ってサボったら承知しねえからな」と彼女に言ったら、「宅間さん、そういう言い方していたら評判悪くなりますよ」と返されました(笑)。

――ハハハ。お二人の関係が見えるようです。

入山:言いました、そんなこと? 言ったかもしれないけど、あまり覚えてないです(笑)。ある種、リップサービスで「厳しいです」とは言いますけど。厳しいか厳しくないかでいえば、厳しいですが、理にかなっているし、あたり前だと思うんです。ほかで言われてないとすれば、当たり前にできてない現場が多いんじゃないかと。セリフを覚えてくるのは当たり前じゃないですか。

宅間:理不尽なことを言っているつもりはないですね。たとえ先輩たちでも、ちゃんとできてなかった場合は、僕は言いますよ。

『晩餐』舞台写真 (c) 友澤 綾乃

『晩餐』舞台写真 (c) 友澤 綾乃

――物語には環境汚染や温暖化など、今の時代、このままでいいのか? と考えさせられるセリフも多いです。それは初演の時より感じていらっしゃいますか。

宅間:僕自身が歳を取って子どもができてから、世の中の不条理なシステムに敏感になりましたね。初演の時は震災の後で、放射能や原発問題を軽く考えているんじゃない? という意識が色濃かったんですけど、今、失われた30年と言われている通り、戦争などもっと世界が混沌としている気がして。『晩餐』では、ちょこちょこ時事問題を入れていますが、そこまで説教臭くはない。入山さんは今、メキシコに住んでいるけど、どうなの? よくメキシコに行ったよね?

入山:友達は今まで一人しか遊びに来ていないです(笑)。マフィアはアメリカの国境近くにいたり、貧困地帯は治安が悪かったりするんですが、首都や観光地は安全ですよ。環境問題は世界共通で、メキシコは車の排気ガスを減らすために、「何曜日はこの車種は車を使っちゃダメ」というルールがあるんです。そういう対策は日本ではないですよね。

――皆、守っているのですか?

入山:守っていると思います。

宅間:きっと罰金がすごいんだよね? 皆、鞭がシュールだと守ったりするので。

――確かに。本番がますます楽しみです。

宅間:演劇の入門編で楽しいイベントだととらえて、気軽に来ていただけたら。

入山:こんなシェアハウスに住みたいな、家に帰って温かいお味噌汁を飲みたいなと思ってもらえたらうれしいですね。本番に向けて頑張ります!

取材・文 米満ゆう子

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2024年1月12日(金)〜15日(月)CBGKシブゲキ!!にて、OFFICE SHIKA PRODUCE Operetta『Ms.YAMA-INU』が上演されることが決定した。

11月12日に千秋楽を迎えた、Operetta『YAMA-INU』(原作 入交星士【小説「山犬」】)。全編生演奏のバイオリンによって彩られる丸尾丸一郎初の「Operetta(軽歌劇)」は、ハードなサスペンスサバイバルストーリーと共に、大宮大奨と作り上げる唯一無二のパフォーマンスシーン、痛いほどに感情が刺さる11曲の音楽、そして生歌唱が極限まで客席をえぐる2時間となって、力強いスタンディングオベーションの連続と大きな反響を呼んだ。

そしてこの度、Operetta『YAMA-INU』の対となる作品、Operatta『Ms.YAMA-INU』を上演する。今作は、男女逆転、ジャンルレス、異色の布陣で行われる。

原作の小説「山犬」は、Acrobatic Chirimenjako(アクロバティックチリメンジャコ)のメンバーにして集英社ゲームクリエイターズCAMP オリジナルゲームコンテスト GAME BBQ vol.1 大賞受賞の入交星士が17年前(2006年)に書き下ろした作品。

出演者は、乃木坂46、2期生として活躍し、在籍時からミュージカル『美少女戦士セーラームーン』2019、犬夜叉など、舞台を主戦場に活躍、丸尾とは『墓場、女子高生』(2016年上演・丸尾丸一郎 演出)ぶりのクリエイションとなる、伊藤純奈。

伊藤純奈

伊藤純奈

中学生時代からミュージカルに出演、2012年からは乃木坂46、1期生として活躍。以降、ミュージカル『少女革命ウテナ~白き薔薇のつぼみ~』、『グッドバイ』と舞台出演を重ね、丸尾とは同じく『「墓場、女子高生』(2016年上演・丸尾丸一郎 演出)ぶりのクリエイションとなる、能條愛未。

能條愛未

能條愛未

逆紅一点、『僕のヒーローアカデミア』The“Ultra”Stage、舞台『鬼滅の刃』と話題作に連続出演し注目を集め続けている、佐藤祐吾。丸尾とはOFFICE SHIKA PRODUCE『秘剣つばめ返し』ぶりのクリエイションとなる。

佐藤祐吾

佐藤祐吾

SKE48/AKB48のメンバーとして活動し、2017年にグループを卒業。舞台『熱海殺人事件』(2018年)、フジテレビ『教場』(2020年)、WOWOWドラマ『さまよう刃』(2021年)等の話題作品に出演し俳優として活動中の、木﨑ゆりあ。

木﨑ゆりあ

木﨑ゆりあ

そして、2021年には東京オリンピック2020競技大会・開会式にて森山未來に振付をし話題となった大宮大奨(Operetta「YAMA-INU」の振付も担当)が演じた、「或る男」のパフォーマンスを引き継ぐのは、5歳からダンスをはじめ、20年以上のキャリアを誇り、加藤ミリヤやBoAなどのアーティストをはじめ、2015年にはマドンナのバックダンサーとしてワールドツアーに同行。2016年リオデジャネイロ パラリンピックの閉会式における、日本のプレゼンテーション「SEE YOU IN TOKYO」にも参加。雑誌・広告・CM・PV・イベントなどに数多く起用されるなど、世界的にも活躍するプレイヤー、仲万美。

仲万美

仲万美

さらに脚色・演出とともに引き続き出演するのは今年春に演出をつとめた舞台『桜姫東文章』(原作 鶴屋南北 / 脚本 加納幸和(花組芝居)/ 主演 三浦涼介)が話題を呼び、さらに脚本をつとめた映画『Gメン』(監督 瑠東東一郎 / 主演 岸優太)が公開中の丸尾丸一郎。

丸尾丸一郎

丸尾丸一郎

男女逆転バージョンに相応しい、パワフルでオリジナリティ溢れるパフォーマンスに定評のあるメンバーが集まった。見どころはなんといっても今作のために書き下ろされた 11曲の多彩な楽曲。舞台に渦巻くサスペンスホラーなストーリー、そして歪な純愛を臨場感を極限に高めるバイオリンの生演奏で歌い上げる、劇場ならではの贅沢なライブ体験となるだろう。

空腹と恐怖の中で、隠していた全ての愛憎を曝け出し、奪い合い、ぶつけ合う生々しくも美しい監禁劇の先に辿り着いた思い出には、二つの純粋な眼差しがあった……。

どんな公演になるのか、期待が高まる。

丸尾丸一郎 コメント

ただいま上演中のOperetta(オペレッタ)『YAMA-INU』は、男性2名、女性1名の同級生たちが監禁される物語です。
しかし、『Ms.YAMA-INU』は、女生徒2名、男性教員1名が、ハマダマコトという謎の生徒から「シヌキデオモイダセ」と血で書かれた山小屋に閉じ込められます。
飢えと恐怖の中、10年前の禁断の恋、過去のいじめ、反故にされた約束が見えてくる、精神的監禁へと追い詰められていく。
登場人物たちが、僕のイメージする以上の素晴らしい女優たちによって、狂喜乱舞する姿が今から目に浮かびます。
監禁ホラー劇ですが、その本質は、美しくも儚い純愛の物語です。僕たちの精一杯の愛情を注ぎ込んで、『Ms.YAMA-INU』を作りたいと思います。皆さんも一緒に、開けてはいけないタイムカプセルを掘りに行きましょう!

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韓国のオリジナル・ミュージカルを紹介する『K-Musical Roadshow in TOKYO』の日本初開催が決定した。この度、5作品のキャスト、スタッフが来日し、2023年12月14日(木)13時~、有楽町のI'M A SHOW(アイマショウ)で名場面をダイジェストで上演する。

韓国ミュージカルは、今年だけでも『サンキュー・ベリー・ストロベリー』『マリー・キュリー』『ダーウィン・ヤング 悪の起源』『DEVIL』『フィーダシュタント』『伝説のリトルバスケットボ―ル団』など日本でも数多く上演されており、韓国発のコンテンツとして注目を集めている。

『K-Musical Roadshow』は企画支援、海外事業、研究開発・コンサルティングを行う舞台芸術専門の国家芸術支援団体「韓国芸術経営支援センター」が主催し、韓国文化体育観光部・韓国文化芸術委員会が後援。2016年から北京、上海などで開催してきた。今回、韓国ミュージカルのプロモーションが目的で、韓国ミュージカルの人気が高まる日本での初開催が決定した。

同センターが主催する「K-Musical Market」では英米、中国、日本からプロデューサーを韓国に招き、現地で韓国オリジナル・ミュージカルの紹介と交流も実施しており、新たなコンテンツとしてオリジナル・ミュージカルの海外進出を狙い、さまざまな施策が実施されている。

日本初となる今回は、韓国での審査を通過した5作品のスタッフ・キャストが来日。韓国演劇のメッカ、大学路(テハンノ)で活躍する人気俳優も登場し、20分強のダイジェスト場面の披露と作品紹介を行う。終演後には日韓のプロデューサーの交流会も実施。5作品はクラシック音楽テイスト、子供向け、ミステリアスな文芸作、伝統的な韓国の姿など、全く異なるタイプが揃っており、韓国オリジナル・ミュージカルの多彩さ、豊かさを堪能できるラインナップとなっている。

加藤和樹

加藤和樹

また、今回は司会進行を韓国ミュージカルへも出演し渡韓し現地での観劇も多い俳優・加藤和樹、韓国ミュージカルに造詣の深いキム・テイが務める。

【参加作品】

■NTA カンパニー製作『ブラームス』

『ブラームス』                     (C)ナム・スンジン

『ブラームス』 (C)ナム・スンジン

 
『ブラームス』は、19世紀を代表する音楽家のヨハネス・ブラームス、クララ・シューマン、ロベルト・シューマンの3人を描いた作品。ブラームスが愛したクララとその夫のロベルトの実話から、3人の関係の背後にある芸術と愛について問いかける。
19世紀を彩ったロマンチックな音楽と映像を活かしたメディアアートの世界と融合させた演出も、韓国で話題となった。

作・演出:ソン・スミン(『サン=デグジュペリ』、『ラスト・ムーン』)
音楽:ジン・ジュベク(『サン=デグジュペリ』)

■カルチャーホリック製作『ドラララ歯科』

『ドラララ歯科』      (C)ユン・ダムヨ

『ドラララ歯科』      (C)ユン・ダムヨ

 
韓国のロングセラー絵本が原作。深夜12時にオープンする歯科医院が舞台。ドラキュラだけど、優しくて愛情深い歯医者のララは歯だけでなく、心も治療していく。歯医者を怖がる子どもたちに勇気と想像力を届ける物語。 歯磨きの大切さや習慣を歌やダンスで学ぶことができ、昨年の初演は観客占有率の90%以上の好評を博した。

脚本:キム・ジョンミン(『ニジンスキー』、『飛べ!テコンドー』、『野球王マリーンズ』など、子供へアピールする劇作に定評がある)
作曲:ソン・チャンギョン(『ニジンスキー』、『飛べ!テコンドー』、『野球王マリーンズ』など、作のキム・ジョンミンの夫で夫婦クリエーター)

■ネオ製作『最後の事件』

『最後の事件』       (C)ホワイトスタジオ

『最後の事件』       (C)ホワイトスタジオ

 
韓国ミュージカル界を代表するソン・ジェジュンが脚本、作曲は『国楽(くがく)』出身のホン・ジョンイ。作家コナン・ドイルの創作の苦悩と実話をベースに、名探偵ホームズ誕生の裏に迫る。作者と生れ出たキャラクターの対峙、成功と夢が生み出す死の真相…。『死の賛美』など熱狂的なマニアファンを生み出すネオらしいミステリアスでダークなミュージカル。

作・演出:ソン・ジェジュン(『カフェ・イン』、『RUN TO YOU』、『神と共に』『シングルズ』など、韓国ミュージカルを代表するクリエーター
音楽:ホン・ジョンイ新人)

■文化アイコン製作『春を描く』

『春を描く』      (C)DIMF

『春を描く』      (C)DIMF

 
新人の劇作家、作曲家による伝統楽器と電子楽器を融合させた意欲作。美術展で幻の絵が発見され、その絵を見たキュレーターと作曲家は過去へと導かれる。時間を超えた運命的なラブストーリーを美しい絵を背景に抒情的に綴る。2013年、CJ 文化財団の CJCreative Minds Musical 部門に選出されリーディング公演を行った後、約8年後にミュージカルへ生まれ変わった作品。

■アシン・アートカンパニー製作『不思議な家』

『不思議な家』     (C)カン・ビョンサム

『不思議な家』     (C)カン・ビョンサム

 

店主が亡くなり放置されたカルグクス(うどん)店が舞台。店を処分しようと娘が帰ってくると、家の神々たちがあの手この手で再建を企てて…。伝統音楽に現代音楽を融合。現代人が忘れがちな『もの』に対する価値と大切さを見直す物語。戯曲『神秘のレストラン 百年麺』をベースにミュージカル化。

作:キム・テリン
作曲:チェ・ヒヨン

2023 K-Musical Roadshow in TOKYO ご挨拶 

(財)韓国芸術経営支援センター代表 ムン·ヨンホ

2023年、東京で開催される『K-Musial Roadshow』に興味をお持ちいただき、誠にありがとうございます。

『K-Musical Roadshow』は、韓国オリジナル・ミュージカルの海外交流及び各国との協力の強化を図るため、2016 年の中国を皮切りに、2022年英国、今年10月には米国のブロードウェイにてリーディングショーケースを開催し、現在は英米圏にも拡大しております。
そして2023年12月、いよいよ『K-Musical Roadshow』は日本のお客様に韓国の最新オリジナル・ミュージカルをご紹介すべく、この度日本の劇場へと参ります。

『2023 K-Musical Roadshow in TOKYO」では、今年6月に韓国・ソウルで開催されました『2023 K-Musical 国際マーケット』のコンペティッション部門にて選ばれたトップ5作品のダイジェストシーンをご覧いただけます。日韓両国のミュージカル作品がお互いの国で様々な形で公演されているだけに、今回の行事で披露する作品も日本と韓国のミュージカル市場にて、多くの観客に愛される作品として認められることを、心より願っております。

(財)韓国芸術経営支援センターは、本行事をきっかけに日韓ミュージカル市場の絆がさらに深まるよう、プロデューサーおよびクリエーター陣の、中・長期的なコミュニケーションをサポート致します。また、2021年から毎年6月には、韓国・ソウルにて『K-Musical 国際マーケット』の開催を通じて日本と韓国を含む全世界のミュージカル専門家による交流イベントを開催していますので、今後の歩みにも多くの関心をいただければ幸いです。

日韓ミュージカル産業の持続的な交流を通じ、両国が成長し、アジアが創り出すミュージカルへの世界的な関心を引き出すよう、(財)韓国芸術経営支援センターは様々な努力とサポートをさせていただきます。

韓国オリジナル・ミュージカルへの持続的な興味と応援をお願いしながら、日本現地の観客の皆様と関係者の方々の幸せを願っております。

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2024年3月22日(金)に公開される、松竹ブロードウェイシネマ最新作『ピアノ 2 Pianos 4 Hands』の予告編とポスタービジュアルが完成した。

『ピアノ 2 Pianos 4 Hands』は、ニューヨークのオフ・ブロードウェイで6ヶ月に及ぶロングランを記録し、世界200都市で200万人の観客を動員した、史上最も成功したカナダ発の大ヒット音楽ドラマ・エンターテイメント。“カナダ演劇界のレジェンド”と言われるテッド・ダイクストラとリチャード・グリーンブラットが競演した超話題作で、この2人の俳優が少年から大人、父親・母親、音楽教師ら様々な役を演じ分けると同時に、バッハ、モーツァルト、ベートーベン等の名曲からジャズやビリー・ジョエルに至るまで、様々な音楽を2台のピアノで生演奏する今までに見た事がない斬新でユニークなスタイルの作品となっている。本作品はその舞台を撮影し映画化したものだ。

日本では2004年に待望の来日公演を果たし東京で3週間上演。その後、2012年にも来日公演を行い4週間にわたる日本国内ツアーを実施している。

(C)Rick O'Brien

(C)Rick O'Brien

(C)Rick O'Brien

(C)Rick O'Brien

(C)Rick O'Brien

(C)Rick O'Brien

ストーリー

(C)2 Pianos 4 Hands

(C)2 Pianos 4 Hands

強引な親に風変わりな教師、何時間にもおよぶ反復練習、舞台恐怖症、ライバルや試験の重圧、そして偉大なピアニストになるという夢――ピアノ漬けの日々を送るなか、テッドとリチャードは“ピアノオタク”になっていく。成長するにつれ、2人は“とても上手”と“偉大”との差を痛感し、コンサートに引っ張りだこのスターにはなれないのではないかと、身の程を思い知らされることに。とはいえ、2人がこの界隈で1、2を争うピアニストかもしれないこと自体、祝福する価値あり!『ピアノ』(原題:2 Pianos 4 Hands)は、ピアノのレッスンに付き物のユーモラスなあれこれや、いずれ来る夢を手放す瞬間の喪失感を描く。

『ピアノ 2 Pianos 4 Hands』予告編

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宝塚OG Anniversary公演シリーズがこの度、DVD化され、2024年3月1日(金)に発売されることが決定した。

1921年の誕生から2021年で100年を迎えた宝塚歌劇 花組・月組、そしてまもなく2024年に100周年を迎える雪組と、今年25周年を迎えた宙組。

それぞれの節目に上演した『Greatest Moment』『Greatest Dream』『明日へのエナジー』では、各時代を彩ったスターが集い、各組の歴史を振り返りながら、心躍った懐かしいあの歌や名シーンを届けた。そして、今回、多数の熱い要望を受けて、この3作品のDVD化が決定。

花組・月組 100th anniversary『Greatest Moment』と雪組 pre100th Anniversary『Greatest Dream』は”1セット”となり、豪華3本組DVDとして発売。Cosmos 25th Special Concert『明日へのエナジー』は、出演者の対談やスペシャルメッセージの特典映像付きで発売。

また、12月24日(日)までに予約すると、各DVDオリジナルのミニカレンダー(カードサイズ)がプレゼントされる。

スターたちがおくる最高の瞬間の数々をふたたび堪能しよう。

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レビュー in Kyoto Go to the future~京都(みやこ)から未来へ!~ 2023.11.11(SAT)~19(SUN) 南座

現在放送中のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』の主人公・福来スズ子のモデルとなった、往年のスター歌手・笠置シヅ子が在籍していたことで知られるOSK日本歌劇団(以下OSK)。スズ子が所属する「梅丸歌劇団」の先輩・橘アオイ役で団員の翼和希が出演し、梅丸のショーという形でOSKのレパートリーが再現されたことで「実際のOSKの舞台はどうなのかな?」と気になった方も多いだろう。そんな絶好のタイミングで、OSKが得意とするダンスを中心にしたレビューショー『レビュー in Kyoto Go to the future~京都(みやこ)から未来へ!~』が、11月11日(土)から南座で開幕した。

演出家&振付家の上島雪夫を招き、2023年初頭に大阪・東京で上演したレビュー「未来への扉~Go to the future~」に、京都をモチーフにした場面を加えてヴァージョンアップした本作。70分間ノンストップで、クラシックバレエからヒップホップまで、多彩なスタイルのダンスを次々に繰り広げる。「ダンスのOSK」に初めて触れるにはこれしかない! と断言したくなる、まさに決定打と言えるようなレビューショーだ。

翼和希、千咲えみ、楊琳、舞美りら、華月奏

翼和希、千咲えみ、楊琳、舞美りら、華月奏

公演初日となる11日(土)には、午前11時の公演の前に、南座のエントランスで劇団員たちのあいさつが行われた。トップスターの楊琳をはじめとする、5人の団員たちがあでやかな舞台衣裳で登場すると、集まったOSKファンたちはもちろん、黒山の人だかりに興味を持って立ち止まった観光客らしき人たちからも「おー」という声が上がる。この華やいだ空気の中で、団員たちは京都の街に向かって、以下のように挨拶をした。

楊琳

楊琳

楊琳:本日から19日(日)まで、京都南座にて『レビュー in Kyoto』を上演いたしております。劇団員一同、真心を込めてお届けいたしますので、ぜひよろしくお願いいたします。

舞美りら

舞美りら

舞美りら:これまでの歴史を紡いで下さった上級生の方々の思いと、さらなる未来へと願いを込めまして、1公演1公演大切に舞台に立ちます。

千咲えみ

千咲えみ

千咲えみ:本日より少し肌寒い気候となってまいりましたが、南座の中は熱い、熱いステージをお届けしたいと思います。千秋楽までどうぞよろしくお願いします。

華月奏

華月奏

華月奏:一気に秋らしくなりましたが、千咲も申し上げました通り、劇場の中は熱い状態でございます。それに加えて桜も満開でございます。皆様どうぞ御覧ください。

華月奏

華月奏

翼和希:「強く、たくましく、泥臭く、そしてあでやかに」(がキャッチフレーズの)朝ドラの世界から、約100年後の現在のOSKを、皆様にぜひとも全身で浴びていただきたいと思います。千秋楽までどうぞよろしくお願いいたします。

この挨拶の約30分後、四条通に直結した南座の入口が開かれて、ロビーや客席は観客たちでたちまちいっぱいになった。1階の客席では、OSKのスターたちのブロマイドがずらりと並べられ、他の南座の興行ではなかなか観られないほど華やいだ雰囲気となっている。さらに今回は朝ドラと連動して、笠置シヅ子にまつわるミニ展示も。笠置が長年CMキャラクターを務めていた台所洗剤「カネヨン」まで、ずらりと並べられていた。

『レビュー in Kyoto Go to the future~京都(みやこ)から未来へ!~』

『レビュー in Kyoto Go to the future~京都(みやこ)から未来へ!~』

男(華月奏)

男(華月奏)

ほぼオンタイムで劇場が暗転し、舞台に照明が入ると、貴族から武将まで様々な和の衣裳を身にまとった、劇団員たちが浮かび上がった。このあまりにもドラマティックなオープニングに、客席からは「待ってました!」という大向うまで入る。そして黒いタキシード姿の男(華月)が現れると、今回のために書き下ろされた「この都で」を歌唱。古の街で生きて恋して、そして散っていった先人たちに思いを馳せながら、過去にタイムスリップしていく。

葵の上(舞美りら)、紫の上(千咲えみ)、光源氏(楊琳)、夕顔(実花もも)

葵の上(舞美りら)、紫の上(千咲えみ)、光源氏(楊琳)、夕顔(実花もも)

まずは平安時代を舞台に、光源氏(楊)、葵の上(舞美)、紫の上(千咲)が優美な舞を披露。男性が訪れるのをひたすら待つしかなかった女たちと、逆に待たせることの辛さにさいなまれる男の心情が、静かに伝わってくるようだ。そこに義経(翼)や弁慶(椿りょう)などが次々に現れると、舞台上に大きな橋がかかり、世界は一気に男と男が刀で競い合う、侍の時代へと移る。剣を振りながら舞う翼たちの姿が、実に凛々しくも麗しい。

龍馬(楊琳)とおりょう(舞美りら)

龍馬(楊琳)とおりょう(舞美りら)

戦いの合間に男たちは、花街の女たちと一時の恋の花を咲かせる。やがてその中に龍馬(楊)と、浅葱色の羽織をまとった新選組の隊士たちが現れ、舞台はついに幕末に突入。龍馬は妻のおりょう(舞美)が見守る中で奮闘するが、最後には凶刃に倒れてしまう――これらの京都の過去を見届けたタキシードの男は「未来へ」という、タイトル通り都の未来を思う歌を歌うが、暗転していた舞台にバッと照明が入ると、そこには紫のきらびやかな衣裳をまとったOSKの団員たちが!!

「未来への扉~Go to the future~」

「未来への扉~Go to the future~」

思いがけず満開の花が咲いたような空気の中、タキシードの男からバトンを受け継ぐように、本作のテーマ曲「未来への扉~Go to the future~」を全員で歌い踊る。今回の舞台の見どころの一つが、和テイストにあふれた新作部分から、洋物テイストの再演部分へと、いかに違和感なく移行させるか? ということだったが、見事にシームレスにつなげることに成功していた。

「ひと夜の戯れ」

「ひと夜の戯れ」

「KYEE」

「KYEE」

ここからは「ダンスのOSK」にふさわしい、バラエティに富んだダンスシーンの連打だ。アルゼンチンタンゴでクールに決める「ひと夜の戯れ」、ストリート感にあふれるヒップホップダンスが異色の「ここが僕たちのベスト・プレイス」(華月のレペゼン京都のラップがあざやか!)、これぞ歌劇の群舞の王道「スタイリッシュに決めて」、情熱的なフラメンコの熱さにクラクラしそうな「Passion」と、まったく観客の気持ちをゆるめる隙がない。なかでもキュートなチアリーダーたちが、『ブギウギ』でも大評判となった名物の高速ラインダンスを見せる「KYEE」は、奇跡的なまでの一糸乱れなさに思わず拍手喝采だ。

「ワルツ」

「ワルツ」

「Swan Lake」

「Swan Lake」

娘役だけによる優美なバレエの「ワルツ」、黒服の男役がダンディに決める「Swan Lake」と続き、最後は再び「未来への扉~Go to the future~」を全員で合唱。<レビューはきらめく 愛を乗せて レビューの光いつまでも/(略)/さぁ踊ろう さぁ歌おう みんなと一緒に 百年のこの舞台で>と、OSKの団員たちの気持ちをそのまま歌にしたような、決意と希望に満ちたナンバーに乗って、幕は閉じられた。

楊琳

楊琳

再び幕が上がると、楊がOSKを代表して感謝のあいさつを行った。最初に「(客席から)名前を呼んでいただけると、コロナも少し落ち着いたのかなと思います。自分の名前を叫んでいただけるのは、とても光栄です」と言うと、客席からはさらに大きな拍手と声援が。それに続けて「この初日に向けて劇団員一同、日々お稽古に励んでまいりました。そしてこうして、満杯の皆様にご来場いただいて、やっと『レビュー in Kyoto』が完成しました。毎回この瞬間は、感謝の気持ちで一杯でございます」と感慨深げに礼を述べた。

「桜咲く国」

「桜咲く国」

さらに続けて「歌劇という文化、レビューという文化を、心から好きになっていただきたいと思います。19日(日)まであでやかに! お届けいたしたいと思いますので、『ブギウギ』とともに、どうぞよろしくお願い申し上げます」と挨拶をすると、ドラマにも登場したOSKのテーマ曲「桜咲く国」が流れる。舞台上に桜色のパラソルを持った全団員が現れ、客席もそこかしこで小さなパラソルがポン、ポンと開く。華月がエントランスのあいさつで述べた通り、劇場が桜で満開になった。

「桜咲く国」

「桜咲く国」

紙吹雪が顔に付着するのを避けるという、苦肉の策で使われるようになったというパラソルだが、タイミングよく閉じたり開いたりすることで、まるで桜の花が舞台で絶え間なく咲くかのように見える。京都は間もなく紅葉の季節に入るけど、この場所だけは辺り一面桜に包まれたような心地。その多幸感一杯の中で、初日のショーは終了した。とにかく密度が濃くて、たった1時間ちょっとの上演時間とは思えないほどの充実度だ。

「I love music」

「I love music」

そしてOSKのレビューを観て感じるのは、楊がこの公演の会見でも言っていた通り「ただキレイなだけじゃなくて、生命力の強さがあってたくましい」ということ。確かに、なんだか心が浮き立って応援したくなるような気分となってくる。楊は以前OSKの舞台を「スポーツ観戦」に例えたことがあるらしいが、言い得て妙だろう。まさに「強く、たくましく、泥臭く、そしてあでやかにー!」という言葉通りの世界が、そこには確かにあった。

翼和希

翼和希

このレビューショーは一週間に渡って、1日3公演行われる。上演時間がコンパクトでスケジュールの調整がしやすいのも、トライアル気分で入りやすいポイントだろう。特に18日(土)の17時公演はイープラスの貸切で、通常よりもお得な特別料金で観劇できるので、利用しない手はない。『ブギウギ』を通じてOSKのレビューに興味を持った人、特に翼が演じた橘パイセンの魅力にハマってしまった人は、ぜひ京都まで足を運ぶべしだ!

取材・文=吉永美和子 撮影=ハヤシマコ

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ミュージカル『トッツィー』が、山崎育三郎主演で2024年1月に東京・日生劇場で日本初演を迎える。

本作は、俳優としてなかなか芽が出なかった男性が、ひょんなことから女性としてミュージカルのオーディションを受けることから始まるコメディ・ミュージカル。ダスティン・ホフマンが主演した映画『トッツィー』(1982年)を原作とし、ミュージカル『バンズ・ヴィジット』で作詞・作曲を手掛けたデヴィッド・ヤズベックをはじめとするブロードウェイの気鋭のクリエイターによってミュージカル化された。2019年のトニー賞ミュージカル部門で計11部門にノミネートされた話題作だ。

2023年11月13日(月)、都内にて本作の製作発表会が開催された。会見には山崎育三郎、愛希れいか、昆夏美、金井勇太、岡田亮輔、おばたのお兄さん、エハラマサヒロ、羽場裕一、キムラ緑子、デイヴ・ソロモン(演出)ら計10名が登壇。アンサンブルキャスト12名が加わっての歌唱披露も行われた。

冒頭ではロン・カーライル役のエハラマサヒロが客席後方から登場。見事なボイスパーカッションを披露し、応募総数1500名から抽選で選ばれた130名の一般参加者を盛り上げた。

そしていよいよ本日の主役、山崎育三郎演じるマイケル・ドーシーの登場だ。キャップを被ったボーイッシュな装いで、1幕最後のビッグナンバー「Unstoppable 止められない」を颯爽と歌い上げる。この日のパフォーマンスは製作発表記者会見スペシャルバージョン。アンサンブルキャスト陣と息の合ったダンスも披露し、ブロードウェイのスターダムを駆け上がるマイケルの勢いが感じられるナンバーになっていた。

中盤で上手袖に捌けた山崎は、40秒後にステージ中央からスポットライトを浴びながら再登場。煌めく赤いドレスに身を包んだドロシー・マイケルズの姿に、客席から拍手と歓声が沸き上がる。曲も雰囲気を変えてゆったりとゴージャスに、歌のキーも一気に高くなり、山崎は女優として力強く高らかに歌い上げた。

歌唱披露直後の山崎は「すっごい嬉しい。リハーサルでは2回とも(早替えが)間に合わなかったの。本番、あたし完璧。ありがとう」と、ドロシーになりきりつつホッと胸を撫で下ろす。そのまま「せっかく私キレイだから、ちょっと近くに・・・・・・」とステージを降りて客席に近づくと、観客からは喜びの悲鳴が上がっていた。すぐに「ごめんね、台本にないことして」と謝罪を欠かさないところも山崎らしい。

(左から)本田大河、青山瑠里、富田亜希、照井裕隆、田中真由、松谷嵐、村田実紗、髙田実那、常川藍里、藤森蓮華、岩瀬光世、米澤賢人

(左から)本田大河、青山瑠里、富田亜希、照井裕隆、田中真由、松谷嵐、村田実紗、髙田実那、常川藍里、藤森蓮華、岩瀬光世、米澤賢人

その後はアンサンブルキャスト陣の紹介を経て会見へと移り、一人ずつ挨拶が述べられた。

山崎育三郎(マイケル・ドーシー/ドロシー・マイケルズ役)

いよいよミュージカル『トッツィー』が来年開幕ということで、すごくワクワクしております。今回のミュージカルの出演者は、私も含めてみんな厳しいオーディションを通って集まったメンバーでございます。華やかで、楽曲も美しくて、本も笑えて、ミュージカルの素晴らしさが全て詰まっている作品でございますので、2024年は『トッツィー』がみなさまと一緒に最高のスタートを切れればなと思っております。日生劇場はチケットが完売ということで、これは地方公演向けの製作発表となっております。大阪、名古屋、福岡、岡山と、みなさまどうぞよろしくお願いします。

愛希れいか(ジュリー・ニコルズ役)

私も台本を読ませていただき、こんなに明るくハッピーな作品に出演できることを本当に嬉しく思いました。そして海外の素晴らしいクリエイティブチームのみなさんとご一緒できることも本当に光栄です。この作品にはすごく個性的なキャラクターが登場するんですけれど、それぞれが悩んだり壁にぶち当たったり苦しんだりする中で、みんなすごくポジティブに前向きに進んでいくんです。周りから「えっ」と思われるようなことも、自分の信念を持って強く生きていく。そこに私はすごくエネルギーをもらいました。なので、お客様にもそういったポジティブなエネルギーをお届けできるよう精一杯努めてまいります。

昆 夏美(サンディ・レスター役)

今すごくワクワクしています。山崎さんの歌唱を会場の後方で拝見していたのですが、こんなに高揚する力を持った作品なんだなということを今日感じることができました。きっとお客様も「わあ!」となったと思いますが、それが続く作品になるのではないかなと思っています。2024年の幕開けを精一杯務めたいです。

金井勇太(ジェフ・スレーター役)

この作品の台本を読んだときに、「時代が『トッツィー』に追いついたな」と感じました。本当にいい雰囲気で稽古が進んでおりまして、ムードメーカーの“エハラのお兄さん”(エハラマサヒロさんとおばたのお兄さん)がいっぱい盛り上げてくださって(笑)。このような楽しい雰囲気をお届けできるように精一杯頑張ってまいりますので、よろしくお願いいたします。 

岡田亮輔(マックス・ヴァン・ホーン役)(Wキャスト)

この素晴らしいカンパニーの一員としてここに立てていることを、本当に嬉しく光栄に思っております。僕自身も『トッツィー』を楽しみたいということしか浮かんできません。音楽も、こういう情熱的な赤という色に囲まれて舞台に立てることも、すごく嬉しく思っております。よろしくお願いいたします。 

おばたのお兄さん(マックス・ヴァン・ホーン役)(Wキャスト)

このキャストのみなさんで顔合わせをした帰りにもう「いい現場だね」という話になったんですよ。本当に素晴らしい方々とご一緒できるのがすごく嬉しくて。僕個人で言うと、マックスはものすごくナルシストですぐに身体を見せたがるマッチョの役なんです。どう役作りしようかなと今やっているのが、NON STYLEの井上(裕介)さんとなかやまきんに君を同時に見るという作業。そんな作業を一生懸命していますので、ぜひ劇場に足をお運びいただければと思います。

エハラマサヒロ(ロン・カーライル役)

本当にパワフルで、ただただ楽しんでガハハと笑って、元気になるような作品にしたいと思っています。私自身としましては、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』でロンを演じていて、その前の作品でもロンに憧れている役をやっていまして。ロンにすごく繋がりがあるので、もし次の子どもが生まれたらロンという名前にしたいと思います。本番もロンをしっかり体に入れて頑張っていきたいです。

羽場裕一(スタン・フィールズ役)

僕はこの作品の原作の映画を今から40年くらい前にリアルタイムで観ていました。その頃、僕はもう劇団に入ってお芝居を始めていたんです。あれから40年近く経ち、お芝居を続けてこの場に立つことができ、「俺も頑張ったなあ」と思っているところです。みなさんどうか楽しみにしていてください。

キムラ緑子(リタ・マーシャル役)

このような華やかな記者会見にみなさんとご一緒に立てているのは本当に嬉しいなと思っています。私は山崎育三郎さん演じるドロシーという役者さんの才能をいち早く見つけ、この人の一生を引き上げるという、こちらも才能のあるプロデューサーの役を演じます。どうぞみなさんよろしくお願いします。 

デイヴ・ソロモン(演出)

このように日本に来ることができてとても嬉しく思っております。実は日本に来るのは今回が初めてです。このプロダクションを日本にこのような形で持ってきてくださった東宝のみなさんに、本当に感謝を述べたいと思います。オリジナルの振付師であり、トニー賞ノミネートも受けておりますデニス・ジョーンズも来日いたします。自分は演出補として作品のワークショップや最初のシカゴ公演、ブロードウェイのプロダクションにも関わっており、2年間アメリカを周っていたナショナルツアーでは演出家を務めさせていただきました。ここ数年間、自分の人生の大きな一部を占めてきたこの『トッツィー』という作品を、今回は日本のみなさまに日本のバージョンとしてお届けできることを非常に嬉しく思っております。素晴らしい才能溢れるみなさんとご一緒させていただけることを本当に心から嬉しく思います。ありがとうございます。

挨拶を終えると、記者からの質疑応答へと移った。

>(NEXT)日本公演の見どころ、キャスト陣の意気込みは?

 

ーー演出家のデイブ・ソロモンさんへ質問です。ミュージカル『トッツィー』の見どころと、日本公演ならではの演出プランを話せる範囲で教えてください。

デイヴ:この作品の見所に関しては、コメディというのが非常に大きな部分なのかなと思います。本当に楽しい物語ですし、その中に共感していただける部分もたくさんあるんじゃないかなと。それぞれの登場人物の人生もコメディとして描かれているところがありますので、それらも含めて見どころではないかと思います。

日本に向けてという意味では、毎回自分がこの作品に関わらせていただいてきた中で、コメディだからこそ、その土地のお客様に向けてどのように面白くしていくかというプロセスがありました。もちろんブロードウェイ・プロダクションをやるわけですが、キャストのみなさんやチームのみなさんと一緒に日本のお客様にも楽しんでいただけるよう、どのようにアダプテーションしていくべきかを探っていくプロセス自体も非常にエキサイティングなのではないかと考えております。

ーー山崎さんに質問です。現状はドロシーの衣装で登壇なさっていますが、この会見に臨まれている心境としてはドロシーなのか、マイケルなのか、それとも山崎さん御本人なのか、どれでしょう?

山崎:ドロシーなのか、マイケルなのか、育三郎なのか・・・・・・。半分ドロシー、半分育三郎。“ドロ三郎”ですね。普段の感じで喋るのも違う気がするし、ドロシー過ぎても内容が入ってこないかもしれないし、そんなところでいるようにしていますね。

おばたのお兄さん:それで言うと“ドロ三郎”が響き的に一番違うと思います(笑)。こんなに美しい方がドロ三郎なんて!

山崎:ちょっと入ってこないでもらっていーい?(笑)

ーー山崎さん、とても美しい扮装姿ですが、ご自身で自信のあるパーツはどこでしょうか?

山崎:割とお尻が小さめなんですね、育三郎の方が。わりと脚も細身でプリッとしてかわいいお尻なんです(笑)。でもドロシーのときはパッドを入れてちょっと大きめに作っていただいているので・・・・・・(立ち上がってバックスタイルを披露する山崎さん)。

ーーキャストのみなさんに質問です。役に共感できるところ、もしくはできないところを教えてください。

山崎:自分がミュージカルをやるきっかけになったときの気持ち、ですかね。元々人見知りで人前に出るのが大嫌いで、いつも母親の後ろに隠れてるような子どもでした。それがミュージカルに出会って、自分じゃない何かになりきって人前に出たときにすごく堂々といられたんですね。ドロシーの格好をするとそのときの感覚に近い感じがします。全然緊張しなかったり、ひとつ入ることで初めて自分が開放的になれる瞬間があったり、これは共通点かなと思います。

愛希:ジュリーは女優で私自身も同じお仕事をさせてもらっているので、共感するところしかないぐらい共感できます。共感できないところはネタバレになってしまうので言えないんですけど、共感できる部分が多いです。

:私の役は情緒不安定な元カノという設定になっておりまして、なぜそうなってしまったのかというバックグラウンドが彼女の中にはあります。誰でも現実と理想の自分の狭間でもがくことってあると思うので、そこは共感できますね。ただの情緒不安定にならないよう、そういったところもちゃんとつくっていきたいなと思います。

金井:ジェフという役はうだつの上がらないシニカルな脚本家なんです。 言っちゃいけないことが大好きだったり、マイケルの親友だからこそ、彼がドロ沼にハマってトラブルが起きるほど楽しんでしまうような性格の人間。僕もこういうフォーマルな場では言っちゃいけないことをたくさん言いたくなるんですけれど(笑)、それを我慢して本番で発揮していきたいと思います。

岡田:マックスという役は、ブロードウェイの作品はあまり出たことがない感じの俳優で、ちょっと頭が足りないという役。共感できるところは少ないのですが、一つあるとすれば何事もプラスにとってポジティブに生きているところ。人に何を言われても「絶対に褒められている」と思う人なんです。その感覚は自分にもあるのかなと思うので、ポジティブに捉えるところは共感できるかなと思います。

おばたのお兄さん:(岡田さんと)同じ役なので、以下同文(笑)。肉体派なのですぐ見せたがるところがあるんですけど、僕も一応鍛えていまして。日本体育大学出身なのと、先日も「SASUKE」という番組に参加しているのと、僕もすぐに見せたがるんですよ。そこが似ていますね(笑)。

エハラ:ロンという役は、かなり自信過剰でものすごく横柄なドヤ感の強いキャラクターなんです。僕自身がドヤ感と鼻につく顔だけでやってきたので、それを全開にして舞台で演じようと思っています(笑)。

羽場:自分の役についてじゃないんですけれど、なぜマイケルがドロシーにならざるを得なかったのかとか、エンターテインメントの世界で上にいくことができないサンディとか、上に行きたくてもがいている人たちの必死さ、そういうものがこのお芝居の根底に流れているんです。それがリアルであればある程、このお芝居は素敵な上質なコメディになると思っています。そういったところで共感していただけたらなと思います。

キムラ:この作品はお芝居が大好きな人たちが寄り集まって芝居を作るという話なので、全てが今の自分の境遇と被ってきてすごく楽しいんです。私の役はプロデューサーのリタという役。今まで自分が役者を続けてこれたのは、野生の勘を信じてやってきたところがあるので「この人(ドロシー)のすごさを感じた自分の勘を信じる」というリタさんと自分のそういうところは似ているのかなと思っています。

山崎の喋り方が終始ドロシー風のため「セクシー過ぎて気になります!」とキャストに指摘される場面も。

山崎の喋り方が終始ドロシー風のため「セクシー過ぎて気になります!」とキャストに指摘される場面も。

ーーご自身の役作りの参考にしているという方がいれば教えてください。

キムラ:いろんなプロデューサーさんが周りにいっぱいいて「あの人もいいな、この人もいいな」と思うんですけれど、これはアメリカの話で。アメリカでプロデューサーとしてすごい作品を作るなんて、よっぽど強い人じゃないですか。強いものを押しのけてトップの座に行くような人物ということなので、世界観が日本とは少し違うのかなと。メリル・ストリープさんやヘレン・ハントさんのような、強気な人のイメージがあります。

山崎:パッと浮かぶのは自分の祖母ですね。(祖母は)自分の誕生日にディナーショーをやるんですよ。ドレスアップしてアクセサリーをつけて、「愛の讃歌」を歌うような祖母なので。若いときのおばあちゃんに似てるのかなあ。メガネとかパーマをかけて、いつもジャラジャラして、メイクもしっかりされて。岡山にいるんですが、今回は岡山公演がラストなので舞台も観に来てくれます。95歳。楽しみにしてくれているんですよ。「いっくん岡山に来てくれるの。新しい劇場よ」って。それまで元気でいてもらえたら。いい話でしょう?

その後はフォトセッションを挟み、囲み取材が行われた。

囲み取材前、ドロシー自慢のお尻をタッチしたエハラ曰く「むちゃくちゃ柔らかい」!

囲み取材前、ドロシー自慢のお尻をタッチしたエハラ曰く「むちゃくちゃ柔らかい」!

ーー山崎さん自身、ドロシー姿を初めて見たときはどう思いましたか?

山崎:「うーわキレイだなあ!」って感じですね。

ーー他のキャストのみなさんは今日初めてドロシー姿をご覧になったそうですが、いかがでしたか?

キムラ:本当に美しくてビックリしました。山崎育三郎さん御本人も物腰が柔らかくて優しくて本当に穏やかな方なので、女性の持つ優しさを体現されているなと感動しました。

山崎:ありがとうございます。

羽場:お肌がものすごく綺麗だなあって。おじさんの目で見てしまいました(笑)。

山崎:なんか嫌な気持ちがした(笑)。今胸の辺りをチラッと見られたので、ちょっとやめてって思いました(笑)。

ーー歌唱披露では早替えもありましたね。

山崎:大変なんです。40秒くらいで全部を脱いでドレスを着て、メイクして、カツラをつけて、イヤリングとネックレスもして、最後にマスカラもつけて、本当にギリギリ。本番もこのタイムなので慣れるかなと心配ですね。

ーーここに注目してほしいというポイントはありますか?

山崎:え? ここ? 何? え・・・・・・・・・・・・お尻?

おばたのお兄さん:多分、お芝居の話じゃないですか?(笑)

山崎:あ、シーンのね。今回はわりと女性のキーで歌わなきゃいけないので、今までミュージカルで歌ったことがないような音域で歌うのがすごく挑戦になるので、頑張っていきたいです。(昆さん演じる)サンディもぶっ飛び具合がすごいじゃない?

:そうですね。今まであまりやったことがない種類の役なので、これから稽古でみなさんと作っていけたらいいなというのが個人的な気持ちです。

金井:サンディはやばいですね。僕の役は(サンディと)絡みがすごく多いんです。パッと台本を読んだ感じではロンもすごいなと思うんですけど、僕の個人的な感想は「サンディこれはやばいぞ」って。

:ちょっとやめて〜!

山崎:サンディの1曲目、あれはすごい。

:そう、すっごい早口の曲があるんですけど、口が回らないという初めての経験を今しています(笑)。

ーー他にも注目ポイントがあればぜひ。

キムラ:アメリカで上演されて大ウケしている楽しいアメリカンジョークが、日本のお客様に笑いとしてどう伝わるのかということを、演出家のデイブさんが心配してくださっていて。それをみんなで「こういうのがいいんじゃないか」と考える作業をしているんです。日本のお客様とどう繋がるのかということをものすごく努力して作っているので、きっとめちゃくちゃ楽しい作品になるんじゃないかなという予感がしています。

山崎:笑いのスペシャリストが二人いらっしゃるので。

エハラ:すみません、芸人の中でもあまり笑いを取らない特殊なタイプの二人なので(笑)。芸人としてなんとか残れているなというくらい。

山崎:じゃああんまり頼りにしない方が(笑)。

ーーオーディションにはどんな気持ちで臨まれましたか?

山崎:ドロシーのナンバーを歌う審査があって、まだ日本語の歌詞がなかったので英語で歌わせていただいたんです。2年くらい前から発声も勉強し直して女性のソプラノのキーを出すトレーニングをして、かなり頑張りましたね。

ーー所作に関して参考にしたいなと思う女優さんなどはいらっしゃいますか?

山崎:会見では祖母という話もしましたけれど、若い頃に『ラ・カージュ・オ・フォール』というミュージカルで市村正親さんの息子役をやっていたんです。市村さんのザザは自分の中のインスピレーションにあるので、どこか入ってくる気がしますね。

ーー最後に、カンパニーを代表して山崎さんからファンに向けたメッセージをお願いします。

山崎:稽古が始まった段階で東京公演のチケットが完売するくらいみなさまの期待が大きいということで、僕たちはそれを超えていくものを作りたいなと思っております。大阪、名古屋、福岡、岡山と、全国で爆発して“トッツィー伝説”をみんなで作りたいと思います。2024年はぜひみなさん『トッツィー』からスタートして最高な年に一緒にしましょう。今日は本当にありがとうございました!

(左から)エハラマサヒロ、岡田亮輔、昆夏美、愛希れいか、山崎育三郎、キムラ緑子、羽場裕一、金井勇太、おばたのお兄さん、デイヴ・ソロモン

(左から)エハラマサヒロ、岡田亮輔、昆夏美、愛希れいか、山崎育三郎、キムラ緑子、羽場裕一、金井勇太、おばたのお兄さん、デイヴ・ソロモン

取材・文・撮影 = 松村 蘭(らんねえ)

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『HYBE INSIGHT(ハイブ インサイト)』の日本初上陸企画となる写真展『[HYBE INSIGHT] The Daydream Believers: as꿈,마침내』(日本語訳:夢、ついに)が2023年11月11日(土)に開幕。展示に参加した&TEAMが会場を訪問した。

本展示会は「Daydream Believers」をテーマに、スターになるという大きな夢を信じてたゆまぬ努力を重ね、それを叶えてきたHYBE LABELSアーティストたちの姿を捉えたポートレートを展示した写真展。BTS、SEVENTEEN、fromis_9、TOMORROW X TOGETHER、ENHYPEN、LE SSERAFIM、&TEAMの計7組総勢54名のコンテンツを楽しむことができる。

オープン前に写真展を訪れた&TEAMのメンバーたちは、テーマが体現された展示空間を進みながら、体験コンテンツを楽しんだり、自身が参加した作品や先輩アーティストの作品を鑑賞したりと、特別な空間を堪能した。

『[HYBE INSIGHT] The Daydream Believers: as꿈,마침내』は、12月17日まで品川グランドセントラルタワーで開催中。なお、&TEAMは11月15日に1stアルバム『First Howling : NOW』をリリース予定。

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2024年1月より放送が決定しているTVアニメ『僕の心のヤバイやつ』第2期よりオープニングテーマはあたらよ、エンディングテーマは第1期に引き続き、こはならむが担当することが発表された。あたらよ、こはならむからのコメントも届いている。

◆オープニングテーマ:あたらよ「僕は…」

あたらよ

あたらよ

<ひとみ(あたらよVo/Gt)コメント>
この度「僕の心のヤバイやつ」第2期の主題歌を担当させていただきます。あたらよのVo/Gtひとみです。今回、このお話が決まった時は、驚きと嬉しさと色んな感情が入り交じって胸がいっぱいになりました。「僕は…」という曲は市川の視点や心情を赤裸々に投影した楽曲です。楽曲全体を通して市川らしさみたいなものが溢れ出るようなそんな楽曲に仕上げました。この曲がアニメと共に沢山の方の元へ届きますように。

◆エンディングテーマ:こはならむ「恋してる自分すら愛せるんだ」

こはならむ

こはならむ

<こはならむコメント>
この度、エンディングテーマを務めさせて頂く、こはならむです。1期に引き続き、2期のエンディングテーマも担当させて頂けることになり、とても嬉しいです!今回制作した楽曲「恋している自分すら愛せるんだ」は、1期のドキドキ感を描いた「数センチメンタル」とはまた違い、心の成長を感じてもらえる楽曲になっています。レコーディングの際は、歌詞で描かれた気持ちを整理し、言葉を紡ぐようなイメージで歌ったので、お楽しみにお待ちください!

TVアニメ「僕の心のヤバイやつ」FAN FESTA 2023~karte12.5 僕らは渋谷に集まった~ビジュアル (C)桜井のりお(秋田書店)/僕ヤバ製作委員会

TVアニメ「僕の心のヤバイやつ」FAN FESTA 2023~karte12.5 僕らは渋谷に集まった~ビジュアル (C)桜井のりお(秋田書店)/僕ヤバ製作委員会

さらに2023年12月10日(日)にLINE CUBE SHIBUYAにて開催が決定している、”TVアニメ「僕の心のヤバイやつ」FAN FESTA 2023~karte12.5 僕らは渋谷に集まった~”のイベント用に描き下ろされたビジュアルが解禁された。

今回公開されたイラストには、私服に着替えて渋谷の街で遊ぶ様子をイメージした市川京太郎・山田杏奈・小林ちひろ・関根萌子・吉田芹那・原 穂乃香が描かれている。

TVアニメ「僕の心のヤバイやつ」FAN FESTA 2023~karte12.5 僕らは渋谷に集まった~オリジナルグッズ

TVアニメ「僕の心のヤバイやつ」FAN FESTA 2023~karte12.5 僕らは渋谷に集まった~オリジナルグッズ

そしてイベント会場で販売されるオリジナルグッズも解禁。イベント描き下ろしイラストを使用したトレーディング缶バッジやアクリルスタンド、アクリルキーホルダー、クリアファイルセット、トレーディングカードなどが販売される。

さらに一部を世界最速上映することが発表されている、本編のスピンオフ「ツイヤバ」も昼の部・夜の部で違うエピソードが上映されることも決定。また今回発表された、主題歌を担当する、あたらよ・こはなむの2組がそれぞれ生歌唱を披露することも決定。チケットの一般発売も受付中。豪華キャストが聖地・渋谷に集結するスペシャルイベントにぜひ足を運びたい。

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2024年1月3日(水)~7日(日)東京国際フォーラム ホールD7にて、J-CULTURE FEST presents 井筒装束シリーズ詩楽劇『沙羅の光』~源氏物語より~が上演される。この度、源氏物語の世界をビジュアルに再現する、企画展『よそほひの源氏物語』~紫式部が現代へ綴る美へのかけはし~が、公演と同時期の日程、東京国際フォーラム ホールD5にて行われることが決定した。

企画展『よそほひの源氏物語』~紫式部が現代へ綴る美へのかけはし~

企画展『よそほひの源氏物語』~紫式部が現代へ綴る美へのかけはし~

主催は、井筒東京、井筒企画、東京国際フォーラム。本物の装束を纏う「伝統と革新」の舞台公演プログラムと、源氏物語の展示を同時に味わえる企画となっている。

源氏物語は千年にわたり多くの人に愛読されてきた。物語の中で表現されている平安貴族たちが身に着ける装束は、季節や心情を反映するため、和歌とともに源氏物語の根幹を形成するアイテム。今回の企画展は、特に装束の描写が際立つシーンを抽出。舞台公演とリンクした場面設定を行うことで、双方を補完しあう企画展として構成する。なお、詩楽劇『沙羅の光』~源氏物語より~の公演チケット(半券可)をお持ちの方は入場無料となっている。

【1/4スケール寝殿展示】

紫の上の法華経千部供養(源氏物語「御法」より) 

紫の上の法華経千部供養(源氏物語「御法」より) 

歳暮の衣配り(源氏物語「玉鬘」より)

歳暮の衣配り(源氏物語「玉鬘」より)

『源氏物語』に登場する光源氏の邸宅・六條院を舞台とした、1/4サイズで再現した寝殿模型を用いて、立体的な形で物語の場面を再現。1/4というサイズは、縮小と忠実な再現が可能なギリギリの縮小サイズだ。寝殿の形はもちろん、登場人物が着用している装束やその文様に至るまで、すべて等身大のものを忠実に1/4サイズで再現している。等身大ではスペースの関係上限られたものしか見ることができないところを、1/4サイズでならより多く、より俯瞰的に見ることが可能になっている。絵巻では平面でしか見ることのできない平安時代の貴族文化を、360度から、よりわかりやすく知ることができる展示。

【等身大展示】

十二単の写真

十二単の写真

『源氏物語』に描かれる平安時代の貴族男性や貴族女性の装束を、等身大で展示。貴族男性の勤務服である束帯や日常着であった直衣、平安時代を代表する十二単の変遷を展示することで、平安王朝文化をより間近で見ることが可能。
展示されるのは、「直衣の裏色 二藍の様々」「袍の色」「束帯の構成」「十二単の変遷」。

詩楽劇『沙羅の光』~源氏物語より~は、源氏物語の中で詠まれた和歌を、舞や歌、語りで聴かせ、光源氏と心を通わせた女たちの姿を描く詩楽絵巻として構成。和歌の朗読、二十五絃箏・胡弓、篳篥・笙などの和楽器演奏、日本舞踊などにより、女たちの思い、愛や苦悩を描く。
出演者は、光源氏役に元宝塚歌劇団星組トップスター紅ゆずる。最愛の女性、紫の上役に「乃木坂46」第一期生で、卒業後も幅広く活躍する井上小百合。また、日野真一郎(LE VELVETS)が夕霧の役で脇を固める。演出・振付は、新作歌舞伎『刀剣乱舞』の演出など様々なジャンルで活躍する日本舞踊尾上流四代家元の尾上菊之丞が務める。

豪華絢爛な平安装束と「源氏物語」の世界観が一体となった本作品を楽しみにしよう。

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ミュージカル『テニスの王子様』シリーズ20周年を記念して、ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン・ミュージカル『新テニスの王子様』の「LINEスタンプ」が本日2023年11月14日(火)より販売が開始となった。

ミュージカル『テニスの王子様』       (C)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会

ミュージカル『テニスの王子様』       (C)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会

ミュージカル『新テニスの王子様』                (C)許斐 剛/集英社・新テニミュ製作委員会-

ミュージカル『新テニスの王子様』     (C)許斐 剛/集英社・新テニミュ製作委員会-

様々なセリフでトークを盛り上げてくれる、テニミュ・新テニミュ「LINEスタンプ。 20周年の記念に楽しんでみてはいかがだろうか。

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