WANG GUNG BAND、2023年3作目となる新曲「1126」をデジタルリリース【コメントあり】

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現在1年ぶりのツアー『素敵な相棒ツアー2023』を開催中の、京都を拠点に活動するミクスチャーバンド・WANG GUNG BAND(ワンガンバンド)が、2023年3作目となる新曲「1126(ヨミ:イイフロ)」を11月26日(日)にデジタルリリースすることを発表した。

今作は、忙しない日常を生きる中で忘れてしまった「すりむいたら涙を流す」「日が暮れたら手を繋いで帰る」といった当たり前だったことを思い出させてくれる歌詞と、お風呂のようにあたたかくてやさしいサウンドで、「ホッと一息」を感じるような楽曲となっているとのこと。

「1126」

「1126」

杉本周太(Vo/AGt)コメント

WANG GUNG BANDの新しい曲「1126」はゆらゆらあったかくて気持ちいい音楽。
肩までゆっくり浸かって、苦しいことや嫌やったこと、日頃の疲れとか全部全部水に流せたらええな。
あなたにとっての1126、いい風呂になれたらええなあと思います。

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2024年2月6日(火)~3月3日(日)東京・ 明治座にて上演される明治座創業150周年ファイナル公演 舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』より、メインキャスト3名の第一弾ビジュアルが解禁となった。

1981年の発表以来、爆発的な人気を博し、時を超えて令和となった今の時代も愛され続けている「CAT‘S♥EYE」。原作漫画はアニメ化、実写映画化だけにとどまらず、様々にメディアミックスが展開されてきた。今回の舞台版は、明治座の創業された時代でもある明治時代に 設定を変え 、 怪盗キャッツアイの3姉妹が鮮やかな盗みの大一番を披露するオリジナルストーリーだ。物語の主人公となる怪盗キャッツ アイの3姉妹には、 来生瞳役は藤原紀香、来生泪役には高島礼子、来生愛役は剛力彩芽が トリプル主演する。共演には舞台版オリジナルキャラクタ―で3姉妹の営む喫茶店に現れる謎の人物に美弥るりか 、来生瞳の恋人でキャッツアイを追う警察官・内海俊夫役に染谷俊之、内海の後輩刑事・ 平野猛役に上山竜治、三姉妹の父親ミケール ・ ハインツ役には 長谷川初範。更に、川久保拓司、佃井皆美、新谷姫加などを加えた個性豊かなキャストが集結した。

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Galileo Galilei(ガリレオガリレイ)のメンバーを軸に結成された、尾崎雄貴(Vo/Gt)、尾崎和樹(Dr)、DAIKI(Gt)からなる3人組バンド・BBHF(ビービーエイチエフ)。彼らにとって9か月ぶりとなる新曲「エデンの花」が、12月6日(水)にデジタルリリースされることが決定した。併せて、「エデンの花」ジャケット写真と新アーティスト写真も解禁となった。

「エデンの花」は無人の惑星に不時着し、共に宇宙船に乗っていた亡き相棒と会話をしながら、なぜ自分だけが生き続けているのかを自問自答するある宇宙パイロットが主人公。その歌詞のストーリーに沿うように、宇宙からの通信を意識した壮大なギターロックサウンドで構成されている。 

また、Pre-save, Pre-Addの事前予約もスタート。Spotify / DeezerのPre-save、Apple MusicのPre-addボタンをクリックすると、自身のお気に入りまたはライブラリに予約登録され、配信初日に聴き逃がすことなく新曲を楽しむことができる。

「エデンの花」

「エデンの花」

そして、2023年2月の恵比寿LIQUIDROOM公演以来となるワンマンライブ『Billboard Live presents BBHF “Neigborhood”』が、12月11日(月)ビルボードライブ横浜、2024年1月9日(火)ビルボードライブ大阪で開催される。このライブは新たな編成でのスペシャルライブで、サポートにNewspeakのYoheyとGalileo Galileiの岡崎真輝を迎えて、5人編成でのライブとなる。

さらに2024年3月には、Galileo Galileiとのスプリットツアー『Tsunagari Daisuki Club “Galileo Galilei×BBHF”』が、札幌、東京、大阪で開催されることも決定している。

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本日11月24日(金)21時からの映画番組『金曜ロードショー』(日本テレビ系)内にて、ディズニー・アニメーション映画『ウィッシュ』の劇中シーンが放送されることがわかった。

『ウィッシュ』は、ウォルト・ディズニー・カンパニー100周年記念作品。どんな“願い”も叶うと言われているファンタジーの世界“ロサス王国”を舞台に、“願いの力”をまだ知らない17歳の少女・アーシャが、ある出来事によって王国に隠された秘密を知り、恐ろしいヴィランに立ち向かう姿を描く。

(C)2023 Disney. All Rights Reserved.

(C)2023 Disney. All Rights Reserved.

ヒロイン・アーシャの声は、『ウエスト・サイド・ストーリー』で第94回アカデミー賞助演女優賞を受賞したアリアナ・デボーズが担当。『アナと雪の女王』シリーズのクリス・バック&ファウン・ヴィーラスンソーンの両監督がメガホンをとる。また、日本語吹替版では、生田絵梨花がアーシャの声を担当する。

 
 

本日11月24日(金)の『金曜ロードショー』では、ディズニー・アニメーション映画『ノートルダムの鐘』を放送。番組内では、同じくディズニー最新映画『ウィッシュ』から5分超にわたる劇中シーンが世界初放送される。今回放送されるのは、日本語吹替版でアーシャ役の声優を務める生田絵梨花が歌う一連のシーン。米ディズニー本社が日本のためだけに全編を用意ものだという。公開されるのは、魔法の王国ロサスに住む17歳の少女・アーシャが劇中歌「ウィッシュ~この願い~」を歌う、物語の中でも特に重要な場面だという。

『ウィッシュ』は12月15日(金)全国公開。

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「2023年は少年社中25周年」ということで、記念公演第一弾『三人どころじゃない吉三』、第二弾『光画楼喜譚』に続き、いよいよファイナル公演『テンペスト』が動き出した。劇団員はもちろん、客演及び日替わり出演も多数の社中愛溢れるメンバーで繰り広げられる本作は、舞台への濃密な思いが詰め込められた“演劇への復讐劇”だ。今回、脚色・演出の毛利亘宏&出演の鈴木拡樹・本田礼生・矢崎広が集結。稽古〜本番へ向けてのそれぞれのワクワクを語り合ってくれた。

ーー今回、周年記念シリーズのファイナルに『テンペスト』を選んだのはどういう構想からだったのでしょう?

毛利:第一弾の『三人どころじゃない吉三』は僕らが過去にやった作品で、紀伊國屋ホールでやる一種の最高峰ともいえる作品。あの劇場、あの雰囲気に合った芝居というものをやらせてもらいました。続く第二弾は創設の地である中野、初めてアトリエを飛び出し使った劇場である中野ザ・ポケットで密に演劇をするというコンセプトの『光画楼喜譚』。そして今回はサンシャイン劇場でとにかく一番でかい祭りをドカンとやろう、という企画です。で、『テンペスト』なんですけど、僕もいた早稲田大学演劇研究会、そこの劇団東京オレンジさんがかつて堺雅人さん主演でやった『テンペスト』……彼らがグローブ座で最初にやった公演でもあるんですけど、僕自身、すごく思い入れがある作品なんですよ。その東京オレンジの主宰で演出の横山仁一さんが一昨年逝去されまして。その時、自分自身のルーツである早大劇研というもの……横山さんに教えてもらった演劇というものが自分の中にすごくたくさんあるということを、改めてしみじみと思ったんです。そこから自分もその作品に、『テンペスト』に挑戦してみたいなという思いがものすごく湧き上がり、「じゃあ今、僕の劇団員、頼れる人たち、信頼する役者のみなさんとで、ひとつ自分なりの『テンペスト』を作ってみたいな」となったわけです。

毛利亘宏

毛利亘宏

ーー毛利さんご自身の深い思いの表れなんですね。そしてその思いの大きさと重さを一緒に背負ってくれるメンバーの中に、今日ここにもいらしてくれた3人のお名前が。 

毛利:そうなんですよ! スケジュールとかいろいろ、ホントにこんなにうまくこれだけの方々に出演してもらえるとは思っておらず(笑)。でも、なんか今すごく全力で「これだ」っていうのを作りたいというか、拡樹も広も長い付き合いでずっと少年社中に出てもらっていて、礼生もこの前初めて一緒にやって、今回はぜひホームで一緒にやりたいって思いもすごく強かったので。横山さんの件もだけれど、人間、いつ終わりになるかわからないって考えると、今手の届く範囲で最高のものを作る環境があるならそうしたい。そうやって自分の今一番一緒にやりたい役者……背中を任せられるというか、ね。そういう役者のみなさんに集まってもらって……とにかく「明日から演劇作れなくなってもいい」「次からもう全てなくなっても悔いがない」というような作品にしたいんです!

ーーまさに「共に注ぎ込む一作」に、と。

毛利:これが最後の作品になっても悔いがないってものをひとつ作りたいなと。今までもそういう思いではありましたけど、今回の『テンペスト』に関しては一層そういう思いが強いです。彼らも出会った頃はもっとみんな若かったけど、みんなすごい役者になって……みたいな印象もありますし、時間というものを噛み締めながらのキャスティングですね。

鈴木・本田・矢崎:(頷く)。

ーー今回参加が決まり、いかがですか?

鈴木:まずはこの25周年を、出演する立場として自分も一緒に祝えるっていう特別感に対し、とても嬉しいなと思っています。「明日何があるかわからない。だから悔いのない作品を残す」っていう毛利さんの言葉、そして『テンペスト』を選んだ理由も今こうして直に聞いて……やっぱり舞台として記憶に残るものを作れるのはすごいなと思うので、25周年の祭りではありますけど、この演劇の力を、特別な思いも込めてあらためてお客様に届けなきゃなという気持ちでいっぱいです。僕は少年社中さんに参加するのは4回目になるんですけど、ちょっと久しぶりで、しかも周年公演のタイミングで出れるということも、さらに嬉しいですね。

鈴木拡樹

鈴木拡樹

ーー鈴木さんは「演劇に目覚めたのは少年社中に出会ったことだ」と公言されていますね。

鈴木:はい。舞台を始める原点、きっかけが少年社中だったので。

ーー鈴木さんと矢崎さんは“準劇団員”としても定評があって。

矢崎:そうですね(笑)。ただ僕も少年社中とは『モマの火星探検記』(2020年)でご一緒して以来で久々なんですけど、でもその間もずっと戦い続けている少年社中を見ていましたし、自分がまたご一緒するならそれこそ記憶に残るようなでかいことをやりたいなと思っていたタイミングでこの25周年のファイナルというお話をいただいて。結構早い段階で「ぜひ」と返事をしていました。あと、それこそ毛利さんが『テンペスト』というワードをプライベートの場で言ってる時期があって、それがちょうど2年ぐらい前だったんですよ。で、今お話を聞いて、「ああ、そういうことか」とつながりました。毛利さんがやりたいことに対しての何か演劇的な信頼って僕の中にもものすごくある。だから「“毛利さんがやりたい『テンペスト』”、こちらこそお願いします」という気持ちです。

本田:僕も今、毛利さんのお話が聞けてよかったですっていうのが、まず一番の印象ですよね。本当に今日ここに来てよかったな、と思いました。やっぱりこの25周年というものすごく記念すべきタイミングで初参加にかかわらず出演させていただけることが何よりも光栄なことですし、しかもこの豪華なキャストの中でやらせていただけるというのはもう、楽しみでしかないですよ! 何よりこのラインナップに自分がいられるっていうことが……役者を志した当時、観客としてみなさんの名前を見ていた側の自分に今伝えてあげたいぐらいの感動で、すごく感慨深いです。なのでもう何が来ても楽しくしかならないでしょうね(笑)。例えば僕が稽古中めちゃめちゃ苦戦したとしても、このメンバーの中で苦しめるというのは役者としてはとても貴重な経験になります。そういう全部が楽しいんだよなぁと思うんです。「楽」と「楽しい」は別ですから。

本田礼生

本田礼生

鈴木・矢崎:うんうん。

ーーストーリーは25周年記念にウィリアム・シェイクスピアの『テンペスト』を上演することになった人気劇団「虎煌遊戯」の過去と現在を繋ぐ “復讐”の物語。俳優のみなさんは劇団員と劇中劇の『テンペスト』のキャラクターの2役を演じられます。プロットを拝見し、メタ要素もかなり多い内容だと感じたのですが……。

毛利:歳を取るにつれ自分の知っていることしか書けないなっていうのを、特にここ2年ぐらいすごく思うようになりました。もちろん、知っていることから始めつつ想像を働かせていろんなことを書くんですけども、でもそういう時に嘘をつき過ぎると失敗するっていう経験も多々あって。だからここではシェイクスピアの『テンペスト』という題材も使うんですが、まずは、自分がすごく知っていることをちゃんとエンタメにしたいなぁと。

ーー劇団を続けている、という実体験ですね。

毛利:現実ではそれこそ新型コロナウイルスの影響があって、みんな本当にいろんな苦労をされていたと思うんですけど、そんな中でもやり続けている「演劇」に対しての愛と恨みというか……「憎しみ」も含め、僕が愛し続けている「演劇」を描いてみたいなというか。しかも「憎しみ」っていう感情に自分は今まで作品の中であまり触れたことがなかったので、それはちょっと新しいなと思ったし、25年間劇団として求めてきた「演劇」ってもはや自分にとって半分「呪い」でもあると思うので、そのへんを一度正面から見てみたいんですよ。自分自身で「なんだろう」って考えてみたいというのと、もちろんやはり「演劇」を心から愛したいという思い……それがすごく『テンペスト』とマッチするんです。それ(演劇への愛と憎しみ)をやろうとする面々の物語、というところでね。

ーー鈴木さん演じるランは、突如現れて劇団全体をかき回していく存在。

鈴木:そうなんです。演劇の才能で場を乱していくランとしての重責を背負わせてもらえる幸福を感じながら作っていきたいなとは思いますし、ラン自身、ものすごく人間的な変化も生まれる役ではあるので、精神的にも肉体的にも結構きつくなってくるとは思っていて……。でもだからといって、たぶんセーブするのは魅力的じゃないと思う。僕はもう1公演1公演、リアルファイトぐらいにぶつかっていくっていうのは決めています。「心地よく疲れてやるぞ」っていうのを(笑)、自身のテーマに臨もうかと。

ーー天才役者、「演劇の力」を体現していくようなキャラクターですよね。

鈴木:思想がすごく近いものを書いてくださってるな、と感じました。「観てくれる人に幸せな時間を」というランの夢は最高のコンセプトだと思います。でもそう思っていても実現するためにはなかなか難しいこともたくさんあるので、それを「目指す」という作品のあり方がいいなと思いますし、自分が体当たりするにも一番いいと思った。僕が体当たりしたその結果、劇場にもそういう幸せな空間が生まれたら、最高のステージになるでしょうね。

ーー『テンペスト』では精霊のエアリアルを演じるというところはもう、普段の鈴木拡樹のイメージそのままで。

矢崎:ホントですよ! そこはもう右に出るものはいないというぐらいの。

矢崎広

矢崎広

鈴木:ああ、謎の生物説?

本田:(笑)。

毛利:ハハハッ(笑)。でしょ? いやもう書きながらみんなの担ういろんなピースが自分の中でバチバチってはまってったのが気持ちよかったですよ〜。

ーー矢崎さん演じるカグラは、劇団の危機を救うべく新人の頃から努力を重ねてきた劇団の中心人物で、先輩に可愛がられ後輩に好かれる責任感の人。

矢崎:初めてこのプロットを読んだときに「25周年のファイナルに少年社中は崩壊と仲違いを描くのか!?」という衝撃があり(笑)。どっちかというとそういうイメージが少年社中になかったものですから、劇団としてもまた新しい挑戦なるんだろうなって感じました。プラス、毛利さんから劇研の話がありましたけど、僕、今年はその劇研イズムを感じる作品や世代の方々とご一緒することがすごく多くて、その出会いから自分の中の演劇がすごく整理されたり、また、新しい経験をさせていただいたりという時間を体験していました。そうして得た今の僕の演劇に対しての思いだったり、ルールだったり、許せることだったり、許せないことだったりが、「いろんな世代があって、受け継ぐものがいて、受け継がないものがいて……」というこの物語の構図の中でそのままカグラとして表現できるんじゃないかなって思うんです。まあ役者ってどこか思想と思想のぶつかり合いだったりもするし、そういうこともそのまま素直に板に乗せられるような気もしていますし。ランに対して投げかける思いなんかも自分に重なる部分が多かった。どうして演劇を続けてるんだろうとか、演劇をなんでここまでやってるんだろうみたいな……僕だけじゃなく、そういう自分の琴線と繋がるシーンがもしかしたらここにはたくさんあるかもしれないな、と予感してます。

ーー『テンペスト』ではプロスペローを演じます。

矢崎:劇団の中で劇団員を演じるというのはちょっと不安はありますけど、でも周りはみなさん本物の劇団員なので(笑)、取材対象が目の前にいるっていうのはすごくありがたいことだし、そこはしっかりリサーチしながら自信を持ってやりたいなと。

(左から)本田礼生、矢崎広、鈴木拡樹、毛利亘宏

(左から)本田礼生、矢崎広、鈴木拡樹、毛利亘宏

(左から)矢崎広、鈴木拡樹、毛利亘宏、本田礼生

(左から)矢崎広、鈴木拡樹、毛利亘宏、本田礼生

ーー本田さん演じるヒナタは新進気鋭の途中入団組。『テンペスト』ではファーディナンドを担当と、フレッシュな存在を担っています。

本田:プロットを読んだ感じでは昔から知ってる先輩方の中に突っ込んでいってなんとか互いを取り持とうとする、という立場だと思っているんですけど、まさに今の自分の境遇に近い立ち位置ですよね。実際にはこの年でフレッシュと言って良いのか微妙ですが(笑)、今回は思いっきり飛び込んでいける先輩方がほとんどなので、あらためてそういう役どころができるというのは嬉しいです。20代とは違う、今のこの年齢だから表現できるフレッシュさ、飾らないフレッシュさが出せればいいな、とはなんとなくイメージしています。

ーー脱サラして劇団員になるという背景も、絶妙にリアルな劇団あるあるっぽくて。

毛利:礼生のヒナタ、いかにも脱サラとかしてどんどん上がってきそうな気がするんだよ(笑)。でもそもそも礼生ってこう……第一印象が「すごい苦労してそうだな」だったから。

本田:ああ〜、苦労、してそうですかぁ(笑)。確かにそんなポン、ポン、と来れたタイプではないです。

毛利:うん。すごく地道にコツコツやってきてるんだなぁって、ちょっと話をした時にもそんな印象を受けたのでね。そういう役どころを渡してみたいなって思ってのヒナタです。

ーーこの3人が一緒に舞台に立つのは初ですが、今までもそれぞれに交流はあって。

矢崎:拡樹くんとは少し前に拡樹くんMCのバラエティ番組でご一緒して……。

鈴木:あの時でだいぶ久しぶり〜っていう感じでしたよね。

鈴木拡樹

鈴木拡樹

矢崎:そう。でもそこでめちゃめちゃ深い話ができてありがたかった。そこから拡樹くんと舞台やりたいなっていう気持ちがすごく高まってるタイミングでのこの『テンペスト』だったんで、すごい楽しみ!

鈴木:僕は常に新しい武器を身につけ続けている矢崎くんを見ていて、お芝居の中でこちらに鋭い刃を突きつけてくる、その姿勢というのはずっと変わらないし、こちらもヒリッとする刺激をもらえるんで、それがいつも嬉しいんですよね。今回はたぶん過去一番に絡むことができる役柄だと思うので、そういう部分でもしっかりと向き合いながら作り上げていけるのが僕も楽しみです。

本田:僕は拡樹さんとは舞台でご一緒するのは初めてで……まだセリフをちゃんと交わしたことがないんですよ。

鈴木:そうだよね。これが初になります。

本田:広さんとは一度舞台をご一緒させていただいたことがあります。あるシーンでの圧倒的な存在感に打ちのめされたんですよね。でもそのシーンに僕は出てなくて。一緒のシーンはありましたが、お互いちょっと離れて立ってる、みたいな感じだったので、やっぱり舞台上でセリフを交わしたことはまだないんです。

本田礼生

本田礼生

矢崎:うん、柱的なね、横並び的なね(笑)。

本田:はい(笑)。なのでお二人ともずっとがっつりご一緒したくて、それが一度に叶って僕はもうすっごく楽しみです。

矢崎:今日も取材でずっと一緒だったけど、礼生くんはほんと器用だし何でもそつなくこなすように見えて、毛利さんもおっしゃっているようにすごくたくさんの……いわゆる泥水を啜っていっぱい悔しいも経験をして、「チクショー」と思いながら役者をやってきたような思いや熱量を感じる瞬間があって。それがしっかりと本人の土台になっているんだろうなって思うんですよね。で、演劇の現場ではそれって信頼に繋がるんですよ。「この人は信用できる人だ」って。実際、現場の居方も本当に上手で、そこにもちゃんと苦労してきたんだなという積み重ねを感じるから……僕はもう彼には期待しかないです。

鈴木:うん。僕も今回礼生くんがいたことがすごく嬉しかったんですよ。というのも、一番最初に会ったとき……舞台『刀剣乱舞』シリーズにお互い前後で出ていた時に、僕、本番を観に行ってたまたま裏で礼生くんと会って自己紹介し合うことができて。そこで「今回は絡めなかったけど、いずれ一緒にやりたいね」って話していたから、それが案外早めに実現して。そういうのって結構一回タイミングを逃し始めるとすれ違い続けてなかなか共演できない、というケースを多々経験しているので(笑)。

本田・矢崎:(頷く)。

ーー日替わり出演者でもいろんな方がどんどんと。

毛利:ね。ちょっとやばいくらいのメンバーが集まってくれて、もうほんとにありがたくて。でも、それこそ日替わりのみなさんからも力をもらって、毎回ちょっとずつみんなの芝居が変わっていくと面白いですよね。「え、こんなに出番あるの?」っていうところのギリギリまで攻めさせてもらおうと思っていますから。

矢崎:ほんと、日替わり陣は結構キーパーソン! あれだけの出番があれば、その人によっても相当作品の質感変わるんじゃない? って思います。

矢崎広

矢崎広

毛利:そうそう。

ーー場合によってはぶっつけに近い稽古量にもなるでしょうし……。

毛利:そうそう。人によってはね。

鈴木:確かに。でもそれはそれでまた本番が生きるかもしれないですよね。

矢崎:ああ! それも面白そうだなぁ。

ーー少し前にお話をうかがった際、毛利さん自身が演劇と自分の距離感というか、自分はこの先も作っていけるのか、作っていくのだろうか……と、自身にその根本からを問いかけ直していた、とおっしゃっていました。そこがあって、今、ご自身の劇団で、劇団モノの根本に斬り込むような作品を生み出そうとしている。それはやはりひとつの大きな覚悟ですよね。

毛利:そうですね。そこに関しては今ものすごくまっさらな気持ちでいます。もちろん今までの少年社中っていうのがあっての、そしてこうして役者が集まってくれたからこそというのもあるんですけども、僕はこれをスタート地点だと思って、ここからどうしていこうかな、どう演劇と楽しんでいこうかな、少年社中をどうしていこうかなというのを、今回終わって考えたいかなっていう心境なんです。いろんな未来を夢見ながらの今作、改めての旗揚げ公演みたいな気持ちですね。この先何が起こるかわからないところにもう一回船出していくというか。きっと嵐しかないんでしょうけど。

ーーまさに「テンペスト」。

毛利:まさに。ここまで嵐の中ずっと航海してきたけど、今回が本当にひとつの区切り。コロナも落ち着いてきてのリスタート、とはまだいかないかもしれませんが、もう一回「自分にとって演劇とは何か」、もう一回少年社中を始めるためにこの舞台を楽しみたいなと思います。

毛利亘宏

毛利亘宏

ーー少年社中のリスタート。どんな船出になるのか、楽しみです!

本田:毛利さんのホームでやらせていただくという部分で、僕としては観客のみなさんにあらためての自己紹介になるのかも。役者としてはちょっとしたプライド……本当にほんの一握りのプライドを持って立ち、そして25周年という記念すべき公演へのお祝いの気持ちと、劇団のみなさんの胸を借りる気持ちでやりたいと思っています。光栄ですし、感謝の気持ちでいっぱいです。今情報が出ているこのラインナップを見ればすでに「これはもう間違いない!」というところですし、先日プロットをいただき、そして今日毛利さんのお話も聞けて、今は「明日からでも稽古したい!」という気持ちが溢れています。とりあえずそのパワーをしっかり貯めて、稽古に挑み、そして自分の全力を全公演にぶつけたいと思っております。どうぞ楽しみにしていてください。

矢崎:僕は『贋作・好色一代男』で少年社中に初参加して、『モマの火星探検記』の時は自分が本当に好きで憧れて観ていた作品をある種自分で焼き直し、再演ではさらにブラッシュアップするということをやってきました。けど、さっき毛利さんが「改めての旗揚げ」とおっしゃっていて、実は自分も今回それに似たような思い……もう一度少年社中に初参加するような気持ちがすごくあるんです。だから昔からのファンの方にはぜひこの作品での少年社中を観ていただきたいですし、ずっと気になっていたけどまだ観たことがないという方は、この記念公演ファイナルが最初の機会になるのはとてもいいタイミングなんじゃないでしょうか…と思ったりもしています。本当にたくさんの方に観ていただきたいな。観客の方々はもちろん、劇団員、そしてこんなにたくさんの日替わり出演者と僕らが集まって、みんながそれぞれに少年社中愛を持って参加してくれると思うので、本当にとんでもない渦が出来上がるはずです。

鈴木:少年社中25周年。今回出ているキャストの何倍、何十倍もの人数、劇団のことを愛している人たちがきっといてくれて、でもまずはこれだけの方々が出演するお祭りになっているのは、僕もとても嬉しさを感じています。僕らのこの少年社中愛をお客様に思い切り受け取ってほしいし、また、客席のほうからも舞台上に向けてすごいラブコールもありそうで。公演中はおそらく日本で一番幸せな空間になるんじゃないかな。僕らもそれを目指して頑張ります。少年社中さんの演劇はセリフの交わし合いとかを超えた魂のぶつけ合いみたいなものが、とても魅力だと僕は思っています。そして、日常のほんとに些細なことでもいろんな幸せがあるんだなという価値観に気付けるようなパワーが舞台にはあると思いますので、それを劇場で肌で感じて、お客様も僕たちと一緒に魂震わせてほしいなと思います。劇場でお待ちしてます。

毛利:今回の作品は「劇中の劇団がお芝居をする」という体になるので、お客さんもその場にいるはずの参加者、出演者だと思って作りたいなと。コロナ禍中、つくづく思ったのは、「やっぱりお客様のエネルギーで舞台は全然変わっていく」ということ。劇場で、できれば満員のお客様に僕らの芝居をちゃんと観てもらうことで、作品って完成するんですよね。だからお客様も参加して我々と一緒に演劇を作ってもらいたい。この作品は特にそれが大きな意味になると思っています。近年は「旗揚げから観てます」と高校生の娘さんを連れて観に来てくださる方がいらっしゃったりもします。少年社中の客層もかなり幅広くなっていて、25周年とはそういうことなんだよなぁ……やってきた甲斐があったよなぁって、なりますね。『テンペスト』はそうやってこれまで自分たちが経てきた時間も含めて全部をお芝居に乗っけられる作品。そこはまさに25年続けてやっている強みですね。そして僕らは25年だけど、みなさんにとっては同じく25周年とか、または10周年とか、5周年とか、あなたが少年社中と一緒にいていただいた年月のそれぞれの周年を分かち合いたいんです。ぜひこのファイナル公演でそれぞれにとっての“少年社中との時間”をお祝いしましょうね。

(後ろ左から)矢崎広、鈴木拡樹、本田礼生(前)毛利亘宏

(後ろ左から)矢崎広、鈴木拡樹、本田礼生(前)毛利亘宏

 

ヘアメイク:AKI(鈴木拡樹) 城本麻紀
スタイリスト:小田優士

衣装協力:
【鈴木拡樹】ジャケット・パンツ(共にAM3/LANCE PR tel.080-3705-4272)
【毛利亘宏】シャツ(Connecter Tokyo/connecter.tokyo.infor@gmail.com)

 

取材・文=横澤由香    撮影=武田敏将

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2023年11月24日(金)東京・天王洲 銀河劇場にて、ミュージカル『東京リベンジャーズ』が開幕し、舞台写真が公開された。

本作は、「週刊少年マガジン」にて2017年から2022年まで連載された和久井健による人気漫画『東京卍リベンジャーズ』を原作とするミュージカル化作品。主人公・花垣武道が人生唯一の恋人であった橘日向を救うため、12年前にタイムリープし自身の過去を変えていくバトルアクション作品で、コミックスのシリーズ累計発行部数は7,000万部を突破し、日本のみならず海外でも絶大な人気を誇る。2021年にはアニメ、映画、舞台化が実施され、2023年10月よりアニメ天竺編が放送中だ。

本ミュージカルでは、花垣武道(タケミチ)役を竹中凌平、佐野万次郎(マイキー)役を北村 諒、龍宮寺堅(ドラケン)役を井阪郁巳が演じるほか、横田龍儀、佐藤信長、さらにアイドルグループより佐々木舞香(=LOVE)など、多くの注目株たちが名を連ね、ヒナを救うため、タケミチのリベンジの幕が開ける。

演出はミュージカル『テニスの王子様』4thシーズンの演出を手掛ける三浦香、脚本に舞台「あんさんぶるスターズ」シリーズを描く赤澤ムック。音楽は、舞台『弱虫ペダル』シリーズ、舞台『刀剣乱舞』シリーズのmanzo、「ブルーピリオド」The StageのTAKA、振付はMANKAI STAGE『A3!』シリーズを担当する遠山晶司(梅棒)、ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズンのYOUと、2.5次元舞台を代表するスタッフ陣が名を連ねる。

東京公演は、11月26日(日)まで上演。その後、12月1日(金)~12月3日(日)大阪・メルパルクホール大阪にて行われる。また、12月3日(日)はライブ配信も実施。

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2024年1月11日(木)~21日(日)EX THEATER ROPPONGIにて、舞台『Go back to Goon Docks』が上演されることが決定した。

本作は、劇作家・演出家・脚本家・映画監督と、数多くの顔を持つ西田大輔が主宰するエンターテインメント集団「DisGOONie」(ディスグーニー)による、第13弾公演。

本公演は、ディスグーニー設立時の公演スタイルと同様に「3作品一挙上演」として行うこととなり、西田が劇作家として挑んできた中で、原点回帰ともいえる異なる色の作品を上演する。

メインタイトルの「Go back to Goon Docks」とは、1985年の映画「グーニーズ」の中に存在する町の名前。映画は、この町に住む少年達による、町に眠る宝を探す冒険譚だ。本公演は、過去に上演された作品の再創造から新たな冒険を目指して「少年達の故郷」であり「宝物の眠る町」の名前を、この3作品の冠題としたそうだ。3作品のタイトルは、『十三夜』『桜の森の満開の下』『チックジョ~』。

『十三夜』は物語の鍵となる戯曲「十二夜」が劇中劇として挿入され、変わっていくのどかな町とその町を愛した人々が力強く描かれた物語。伊波杏樹、田中良子、椎名鯛造、村田洋二郎、文音、瀬戸祐介、樋口裕太、中西智也、こぴ、佐久間祐人、平山佳延、一内侑、星野陽介(学芸大青春)、西田大輔が出演。

伊波杏樹

伊波杏樹

田中良子

田中良子

椎名鯛造

椎名鯛造

村田洋二郎

村田洋二郎

文音

文音

瀬戸祐介

瀬戸祐介

樋口裕太

樋口裕太

中西智也

中西智也

こぴ

こぴ

佐久間祐人

佐久間祐人

平山佳延

平山佳延

一内侑

一内侑

星野陽介(学芸大青春)

星野陽介(学芸大青春)

西田大輔

西田大輔

『桜の森の満開の下』は、坂口安吾原作の「桜の森の満開の下」を西田大輔が脚色。聖徳太子をモチーフにしたウマヤドという人間の「心を読めてしまう能力」を持った青年の孤独、そしてそれを取り巻く人間群像劇。瀬戸利樹、田中良子、谷口賢志、文音、細貝圭、村田洋二郎、一内侑、書川勇輝、本間健大、伊波杏樹が出演する。

瀬戸利樹

瀬戸利樹

田中良子

田中良子

谷口賢志

谷口賢志

文音

文音

細貝圭

細貝圭

村田洋二郎

村田洋二郎

一内侑

一内侑

書川勇輝

書川勇輝

本間健大

本間健大

伊波杏樹

伊波杏樹

『チックジョ~』は、戦国シチュエーションコメディ。歴史に名高い一夜城の真実とは? 天下布武に向けて美濃を攻めんとする織田信長にたいそうな無茶ブリをされる木下藤吉郎。「美濃攻略の最前線に城を作れと言われるがは、期限は一日。収集のつかない現場、時間は迫る。朝日の中、信長が目にするのは…。樋口裕太、椎名鯛造、田中良子、村田洋二郎、中西智也、文音、瀬戸祐介、平山佳延、佐久間祐人、甲斐千尋、星野陽介(学芸大青春)、谷口賢志が出演する。

樋口裕太

樋口裕太

椎名鯛造

椎名鯛造

田中良子

田中良子

村田洋二郎

村田洋二郎

中西智也

中西智也

文音

文音

瀬戸祐介

瀬戸祐介

平山佳延

平山佳延

佐久間祐人

佐久間祐人

甲斐千尋

甲斐千尋

星野陽介(学芸大青春)

星野陽介(学芸大青春)

谷口賢志

谷口賢志

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2024年7月、8月に東京、大阪にて、舞台『転生したらスライムだった件』-魔王来襲編&人魔交流編-が上演されることが決定した。

本公演は、WEB発の大人気小説をベースに、原作者完全監修のもとコミカライズされた『転生したらスライムだった件』(講談社「月刊少年シリウス」連載)を原作とし、2023年8月に上演した舞台『転生したらスライムだった件』の第2弾公演。

魔王来襲編、人魔交流編に突入する本作では、尾木波菜(≠ME)がジュラの森大同盟の盟主となった主人公・リムル=テンペストを演じるほか、ベニマル役の仲田博喜、シオン役の吉川友、ソウエイ役の北村諒、ハクロウ役の萩野崇、ゴブタ役の杉咲真広が続投する。さらに、新しい顔ぶれとしてベニマルの妹でキジンの姫、シュナ役に石田千穂(STU48)が加わる。

リムル=テンペスト:尾木波菜(≠ME)

リムル=テンペスト:尾木波菜(≠ME)

ベニマル:仲田博喜

ベニマル:仲田博喜

シオン:吉川友

シオン:吉川友

ソウエイ:北村諒

ソウエイ:北村諒

ハクロウ:萩野崇

ハクロウ:萩野崇

ゴブタ:杉咲真広

ゴブタ:杉咲真広

シュナ:石田千穂(STU48)

シュナ:石田千穂(STU48)

また、今作から登場する新キャラクターとして、ホブゴブリンになったことで、筋骨隆々の姿へと変化したゴブリンロードのリグルド役に髙木俊、武装国家ドワルゴンを治める3代目のドワーフ王ガゼル・ドワルゴ役に森山栄治、イングラシア王国で、冒険者の互助会である自由組合(ギルド)の総帥(グランドマスター)を務めているユウキ役に横田龍儀、三獣士と呼ばれるユーラザニアの最高幹部のひとりで、黒豹牙の名を冠するフォビオ役に岸本勇太、ファルムス王国が豚頭帝(オークロード)調査のためジュラの大森林に向けた調査団のリーダー、ヨウム役に林光哲、400年前に生まれた新世代の魔王クレイマン役に中村太郎、『破壊の暴君(デストロイ)』のふたつ名を持つ竜魔人(ドラゴノイド)ミリム・ナーヴァ役として宇咲(#ババババンビ)が出演する。前作同様、リムルが転生時に身につけたユニークスキル「大賢者」の声は、TVアニメ『転生したらスライムだった件』と同じく、豊口めぐみが務める。

リグルド:髙木俊

リグルド:髙木俊

ガゼル・ドワルゴ:森山栄治

ガゼル・ドワルゴ:森山栄治

ユウキ:横田龍儀

ユウキ:横田龍儀

フォビオ:岸本勇太

フォビオ:岸本勇太

ヨウム:林光哲

ヨウム:林光哲

クレイマン:中村太郎

クレイマン:中村太郎

ミリム・ナーヴァ:宇咲(#ババババンビ)

ミリム・ナーヴァ:宇咲(#ババババンビ)

大賢者:豊口めぐみ(声の出演)

大賢者:豊口めぐみ(声の出演)

また、本作の脚本と演出は、第1弾に続き、舞台『東京リベンジャーズ』や舞台『ブルーロック』など数多くの作品を手掛ける伊勢直弘が担当。

第2弾ではコミックス6巻~11巻のエピソードを中心に、魔王ミリムの来襲、そしてシズに託された5人の子どもたちとリムルの交流までを描く。

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『ワールドスケートボードストリート世界選手権2023東京』が12月10日(日)~17日(日)、有明コロシアム(東京都)で開催される。

スケートボードの世界選手権が日本で行われるのは、今回が初となる。世界50カ国以上から200名を超えるアスリートが集結。スケートボード大国のアメリカ、ブラジル、オーストラリアをはじめ、ホスト国の日本を含む各国の男女トップ選手がアスリートリストに名を連ねた。

グスタボ・リベイロ

グスタボ・リベイロ

ケウビン・ホフラー

ケウビン・ホフラー

ジャガー・イートン

ジャガー・イートン

男子部門ではナイジャ・ヒューストン(米国=世界ランキング2位)、グスタボ・リベイロ(ポルトガル=同3位)、ケウビン・ホフラー(ブラジル=同4位)、ジャガー・イートン(米国=同9位)がエントリーした。

堀米雄斗

堀米雄斗

白井空良

白井空良

小野寺吟雲

小野寺吟雲

根附海⿓

根附海⿓

また、日本からは、堀米雄斗(同12位)、白井空良(同5位)、小野寺吟雲(同7位)、根附海⿓(同15位)、青木勇貴斗(同17位)、松本浬璃(同20位)、池慧野巨(同40位)、長井太雅(同118位)の出場が決まった。

ライッサ・レアウ

ライッサ・レアウ

クロエ・コベル

クロエ・コベル

パメラ・ロザ

パメラ・ロザ

ペイジ・ハイン

ペイジ・ハイン

女子部門では、ライッサ・レアウ(ブラジル=同2位)、クロエ・コベル(オーストラリア=同5位)、パメラ・ロザ(ブラジル=同7位)、ペイジ・ハイン(米国=同9位)といった海外スケートボード界のアイコンたちが並ぶ。

西矢椛

西矢椛

織田夢海

織田夢海

赤間凛音

赤間凛音

中山楓奈

中山楓奈

そして、日本からは西矢椛(同1位)、織田夢海(同3位)、赤間凛音(同4位)、中山楓奈(同6位)、吉沢恋(同8位)、上村葵(同11位)、伊藤美優(同13位)、中島ののか(同16位)、藤澤虹々可(同29位)が出場する。

世界的に注目を浴びるスケーターがこれほど多く集結する大会が、ついに日本で開催される。日本のスケートボードの歴史に、新たな1ページが刻まれることになるだろう。

※掲載している世界ランキングは2023年11月24日時点のもの

日本初の世界選手権『ワールドスケートボード東京2023』は12月10日開幕

日本初の世界選手権『ワールドスケートボード東京2023』は12月10日開幕

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2024年3月9日(土)・10日(日)の2日間、東京・渋谷にて開催される『IDORISE!! FESTIVAL 2024』の第2弾出演アーティストが決定した。

『IDORISE!! FESTIVAL』は2019年にスタートしたシブヤテレビジョンが主催するサーキットイベントで、前回2023年3月は過去最多となる8会場連動、2日間で全153組(266ステージ)が出演し約6500名超の来場者を迎えた。2024年はさらに規模を拡大し、9会場連動サーキットでの開催を予定している。

今回、第2弾アーティストとして、クマリデパート / LinQ / 夜光性アミューズ / のんふぃく! / #2i2 / #よーよーよー / #Mooove! / なんキニ! / Merry BAD TUNE. / 可憐なアイボリー / 衛星とカラテア / feelNEO といった計12組の出演が発表された。出演者は今後も随時追加される。

なお、イープラスでは2DAYSチケット・VIPチケットの抽選先行を受付中。

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「けものフレンズプロジェクト」から登場し現在好評配信中のVTuber「けものフレンズVぷろじぇくと」のシマリス、ジャングルキャット、ウサギコウモリの3D化が決定し、各Youtubeチャンネルにて、11月28日(火)にシマリス、12月1日(金)にウサギコウモリ、12月4日(月)にジャングルキャットがお披露目配信を実施が発表された。
それぞれがゲストを招き、3Dを存分に活かした企画内容でお送りするとのこと。

■シマリス 配信日時:11月28日(火)20時から

シマリス (C)KFP (C)KFVP

シマリス (C)KFP (C)KFVP

■ウサギコウモリ 配信日時:12月1日(金)20時から

ウサギコウモリ (C)KFP (C)KFVP

ウサギコウモリ (C)KFP (C)KFVP

■ジャングルキャット 配信日時:12月4日(月)20時から

ジャングルキャット (C)KFP (C)KFVP

ジャングルキャット (C)KFP (C)KFVP

 

(C)KFP (C)KFVP

(C)KFP (C)KFVP

また、2023年12月16日(土)19:00よりStreaming+にて、全けものフレンズVTuber10人が登場する『けものフレンズV LIVE♪ かがやきをより強く!』を配信される。オンラインチケットは好評発売中だ。

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アルシュシュ  (C) Re:STAGE! PROJECT

アルシュシュ (C) Re:STAGE! PROJECT

思考型リズムアクションゲーム『Re:ステージ!プリズムステップ』の2024年1月下旬より登場予定のアイドルユニット「トライアムトーン」と「アルシュシュ」に所属する新キャラクターと、担当声優が発表された。

今回発表されたのは、プリズムステージ2年連続準優勝という実績を持つ福岡の強豪校「希ヶ丘(のぞみがおか)女子中学校」のアイドル部で今年あらたに結成されたユニット「トライアムトーン」と神奈川の「泉咲(いずみざき)学園中学校」のアイドル部で結成された、全員中学2年生の幼馴染3人による仲良しユニット「アルシュシュ」の2組の6名。

◆トライアムトーン 旭日向(あさひひな)CV:和泉風花

トライアムトーン 旭日向(あさひひな)CV:和泉風花  (C) Re:STAGE! PROJECT

トライアムトーン 旭日向(あさひひな)CV:和泉風花 (C) Re:STAGE! PROJECT

未雨に憧れてアイドル部に入部した「ちょっとオタク」気質な中学2年生。担当カラーはチェリーピンク。

◆トライアムトーン 佐倉未雨(さくらみう)CV:齊藤未莉依

トライアムトーン 佐倉未雨(さくらみう)CV:齊藤未莉依  (C) Re:STAGE! PROJECT

トライアムトーン 佐倉未雨(さくらみう)CV:齊藤未莉依 (C) Re:STAGE! PROJECT

過去2回、プリズムステージで「あるユニット」に敗北し挫折した中学3年生。担当カラーはカナリアイエロー。

◆トライアムトーン 中野りんか(なかのりんか)CV:小宮山あかり

トライアムトーン 中野りんか(なかのりんか)CV:小宮山あかり  (C) Re:STAGE! PROJECT

トライアムトーン 中野りんか(なかのりんか)CV:小宮山あかり (C) Re:STAGE! PROJECT

天才肌で何でもできるものの「出来る姉」と比較されて生きてきた中学1年生。担当カラーはシアン。

◇アルシュシュ 空野音々(そらのねおん)CV:吉武千颯

アルシュシュ 空野音々(そらのねおん)CV:吉武千颯  (C) Re:STAGE! PROJECT

アルシュシュ 空野音々(そらのねおん)CV:吉武千颯 (C) Re:STAGE! PROJECT

「とあるボイスノイド」と所縁のあるポジティブな甘えん坊の中学2年生。担当カラーはストロベリー。

◇アルシュシュ 古海チエ(ふるみちえ)CV:中林新夏

アルシュシュ 古海チエ(ふるみちえ)CV:中林新夏  (C) Re:STAGE! PROJECT

アルシュシュ 古海チエ(ふるみちえ)CV:中林新夏 (C) Re:STAGE! PROJECT

「あるお嬢様たち」と同じ小学校から転校して音々たちと出会った中学2年生。担当カラーはイエローゴールド。

◇アルシュシュ 双葉詩穂(ふたばしほ)CV:平塚紗依

アルシュシュ 双葉詩穂(ふたばしほ)CV:平塚紗依  (C) Re:STAGE! PROJECT

アルシュシュ 双葉詩穂(ふたばしほ)CV:平塚紗依 (C) Re:STAGE! PROJECT

実家の常連客の「とある人物」と師弟関係にある、ゲテモノ好きの中学2年生。担当カラーはネモフィラブルー。

 (C) Re:STAGE! PROJECT

(C) Re:STAGE! PROJECT

 (C) Re:STAGE! PROJECT

(C) Re:STAGE! PROJECT

公式X(旧Twitter)では新キャラクターボイス投稿、新キャラクター登場の前日譚を琴慈がコミック化して公式X(旧Twitter)で投稿なども展開される。今後もTVアニメ・ストーリー・音楽・ライブ・ゲームと、多方面に展開する『Re:ステージ!プリズムステップ』に注目していきたい。

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サンボマスター『全員優勝フェスティバル~ゴールデンLIVE’it~』
2023.11.19(SUN)横浜アリーナ

サンボマスターのワンマンライブ「サンボマスター『全員優勝フェスティバル~ゴールデンLIVE’it~』」が、2023年11月19日(日)、横浜アリーナにて開催された。

チケットは完売で、追加指定席や注釈付き指定席も追加販売になったが、それも完売。

オフィシャルサイトの先行販売でチケットを買った人には、「メンバー直筆購入者名前入り表彰状型チケット」が、後日配送された。そして、当日の会場には、通常の物販の他に、コーヒーやカレーの出典DJブース、出張図書館や写真展も設けられた。

いずれも、単なる「大会場ワンマン」ではなく「フェスティバル」であるからこその施策だろうが、横浜アリーナ場外の入口左に、綿菓子の屋台が出ていたのには、笑った。「フェス」というより「お祭り」な感じで。サンボらしい。

なお、この日のステージは、U-NEXTで生中継された。

2023年はデビュー20周年であることを記念して行ってきた『サンボマスターデビュー20周年全員優勝計画』──「第1弾」から「第5弾」まであるのだが──の、ひとつであること。2021年1月9日に行うはずだったが、コロナ禍により無観客生配信に切り替えて決行した、初の横浜アリーナのリベンジ公演であること。そのふたつが、この横浜アリーナの開催の意味合いである。

よって、開演予定時刻を10分ほど過ぎたあたりで客電が落ち、60から始まったカウンドダウン映像が0になると、「あなたは0ときいて何を思いますか?」という問いかけの文字が、画面に現れる。

「2021年1月9日横浜アリーナ、0人」で、その日の無観客ライブの模様が映し出され、「みんながいなくたってライブはできる。けどやっぱり、きみはいたほうがいいよ」と、画面のメッセージが、最新シングル「Future is Yours」の歌詞につながる。

「そして今日、11,581人。さあ全ては揃った。ここからは君の番だ」という言葉に続いて、いつものSE「モンキー・マジック」(ゴダイゴ)が大音量で響き、ステージ前方でドライアイスの柱が何本も吹き上がり、山口隆、近藤洋一、木内泰史の3人が登場する──。

という、バンドの音が出る前の時点で「もう優勝!」と言いたくなる演出で、本編22曲・アンコール2曲の全24曲、3時間15分のライブは、スタートした。

ちなみに、予定では、2時間半で終わるはずだったそうである。アンコールで山口、会場の延長料金を気にしていた。

セットも何もなく、いつものようにアンプや機材が真っ平らに置かれたステージの左右に3人の姿を映すビジョン。ステージ後方の壁は、全面が巨大なLEDになっていて、1曲ごとに青、オレンジ、赤、緑、といった具合に色を変え、時には光を消して黒一面になったりもしながら、照明と共にステージを彩っていく。

その前で、ライブ前半は、「ミラクルをきみとおこしたいんです」「はじまっていく たかまっていく」「夜汽車でやってきたアイツ」「美しき人間の日々」「ヒューマニティ!」「青春狂騒曲」と、古くからのおなじみの曲と、4日前に出たばかりのニューアルバム『ラブ&ピース! マスターピース!』からの曲を織り交ぜて演奏していく3人。

「世界をかえさせておくれよ」の間奏では、山口が「俺が夢見たワンマンライブて、こんな静かじゃなかったんですけど!」などと、いつもの調子でオーディエンスをアオる。

TBS系の朝の帯番組『ラヴィット!』のオープニング曲として書いた「ヒューマニティ!」は、「毎朝流れるこの曲で、踊りまくっていただきましょう!」と山口が叫ぶと、画面上の時報が8:00を指し、「時刻は8時になりました! おはようございます、せーの、ラヴィット!!」というご唱和から始まった。「青春狂騒曲」は、山口の「全員優勝!」×4回で締められる。

ここで挟まれた最初のMCで、近藤が、オーディエンスにお願いをする。このあと、どこかのタイミングで、自分がこのポーズをしたら、入場時に全員に配られたもの (花)を、アレしてほしい──と、大きく両腕を広げたあとに、片膝を付いて両手を前に出すポーズをとってみせた。

結成20周年の横浜アリーナはコロナ禍で観客0人だった──と、木内。バンド結成直後、2000年6月の渋谷ギグアンティックのライブが、観客0人だった。結成1年目が0人で、20年経って2021年の横浜アリーナが0人。また0からスタートしろよということなのかな、僕ららしくていいかな、と思った。それから3年経って、みんなよく来てくれた、今日ここに集まった11,581人、全員優勝おめでとうございます!──と、感謝をこめて絶叫する。

「可能性」「光のロック」で、再度オーディエンスを沸騰させてから、「ビューティフル」へ。次の曲は、ずっと歌いてえなと思っていて、コンちゃんと木内もこの曲やった方がいいって言ってくれた。自分の思いが、自分たちの音楽が届くように、歌わしてもらいます──と、山口、曲に入る前に前置きする。この曲で、この日初めて、画面に歌詞が出た。

次の「戦争と僕」は、《明日僕は名も知らぬ街で名も知らぬ人を銃で撃つのさ》で始まる曲である。山口の歌と口笛に、オーディエンスはじっと耳を傾け、大きな拍手を贈った。

続いての、山口隆の長尺MCから歌われた「ラブソング」では、ステージ後方の画面が星空の画像になり、客席もスマホのライトで埋め尽くされた。画面には、時折、流れ星が走る。

曲が終わり、拍手が収まって静寂が戻ったところで、オーディエンスのひとりが「歌ってくれてありがとう!」と叫び、横浜アリーナは、また拍手に包まれた。

ニューアルバム収録の「ボクだけのもの」(のんが脚本・監督・主演の映画『Ribbon』の主題歌として書いた曲)を経て、1stアルバム収録曲であり、サンボマスターが最初に注目を集めた曲である「そのぬくもりに用がある」が始まる。「踊りまくれ、かかって来い!」「おい横浜アリーナこんなもんか? 即完でこんなもんか、違うよなあ! 俺たちもっとできますよねえ! 行きますよおお!」などと、アオりまくる山口。

次の「君を守って君を愛して」では、山口、オーディエンスのシンガロングに「横アリ最高っす!」とリアクション。「全員優勝!」「愛と平和!」コールから始まった「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」では、この日最大ボリュームのシンガロングが、フルコーラスにわたって響いた。「孤独とランデブー」では、オーディエンス全員の腕が、曲に合わせて左右に大きく振られる。

この横浜アリーナのチケットは即完だったが、ホテルはいつものシングルの部屋だった。この間、若手バンドのツアーに呼ばれ、「すみません、ホテルのグレードが普段より下がっちゃうかもしれないんですが」と言われたが、着いたら、いつもと一緒のホテルだった。ある地方では、キャパはデビュー前より5倍6倍になっているが、ホテルは20年前と同じ。でもいちばん腹立つのは、俺、そこがいちばん居心地がいいんだ──。

というMCで笑わせてから、この日二度目の、説法のごとき長尺の語りに入る山口。それを「きみはいたほうがいいよ」という言葉で締めくくり、最新シングル「Future is Yours」から、本編最後のブロックが始まる。

「おめえが輝いてるってことを証明させろ!」「笑ってっかみんな!」「伝説のライブにできる人!」「消え去りてえとか言わせねえかんなこの野郎!」「笑ってくんねえか!」「ひとりぼっちじゃない!」などなどのアジテーションをちりばめながら演奏された、「輝きだして走ってく」と「笑っておくれ」に続いての「できっこないをやらなくちゃ」が、本編におけるピークだったかもしれない。

この曲でのオーディエンスのシンガロングは、「世界はそれを~」を上回る、すさまじいボリュームだったので、オーディエンスの歌声を際立たせるために、バンド側がボーカルをオフにしたり、ギターを止めてリズムだけになったりすることがあるが、バンドの音も山口隆の歌も全開のままでもはっきりと耳に届くシンガロングが、終始横アリに響いた。

そして、近藤がさっきのポーズを繰り出したのをきっかけに、オーディエンス全員が花を掲げ、本編ラストの「花束」へ。山口、「なんとみなさん、横浜アリーナ、花束になっておりますよ! なんて美しい景色なんだ!!」。

間奏で近藤、ベースを置き、花束を持ってオーディエンスをバックに記念撮影しながら、客席スタンド前の通路を、ぐるっと一周回る。木内のドラムと山口のしゃべり&雄叫びが、4分以上に及んだその時間をつないだ。

アンコールでは、山口、「3時間近くやってて思ったのは、やっぱ主役はみなさんだってね。ほんとに思ったのよ俺。みなさんが主人公。歌、作りますか?」と、即興で「主人公」という曲を歌い始める。途中でコード進行を指示し、近藤と木内も演奏に加わった。

そして、2024年2月から始まる次の全国ツアーに関して、「みなさん、ひとり5ヵ所来てください」。それから、表彰状を4000枚ぐらい書いたという話をしたり、オーディエンスにその表彰状を掲げさせたりしてから、「ツアーに来てください」と再度アピールする。「ひとり8ヵ所です、みなさん」。さっきより3ヵ所増えている。

すると近藤が「僕、もう1ポーズ持って来てるんです。やっていいですか?」と、鶴のポーズを繰り出す。山口隆が「『ベスト・キッド』じゃねえか」とつっこんだ瞬間、暗転。

8月25日福島会津風雅堂、9月16日大阪城ホール、10月25日日本武道館の3本を、ツアーのファイナルシリーズとして行うことが、画面で発表になった。「さっきの8ヵ所に3を足して、みなさんは11ヵ所ノルマということで」と、山口。

「花束」でみんなを見て思った、みんなライブを観に来てくれたというよりは、一緒にライブを作ってくれた、みんなでライブをやったんだ、本当にありがとうございました──という木内のお礼の言葉のあとに、アンコールの2曲が演奏される。「月に咲く花のようになるの」と「ロックンロールイズノットデッド」。

全国から来てくれて、花になってくれた。次は俺たちの番だ、あんたの街に行くんだ、おめえに会いに行くんだ。俺、絶対、あんたらとなんか作りてえと思ってんだ。俺がやりてえのはそういうことよ。売れるとかすげえすばらしいと思うけど、でも俺たちは、折れ線グラフで音楽をやってるわけじゃねえ。10年経って、あんたが思い出してくれた時、本当の花になるでしょう。愛してる、また会おう──。

という言葉を、「月に咲く~」を歌い終えた山口は、オーディエンスに贈った。そして、ステージからの銀テープの発射と共に、「ロックンロールイズノットデッド」が始まった。

この20年、楽しかったことも楽しくなかったこともある。楽しかったことは、コンちゃんと木内と過ごした時間の全部。楽しくなかったことは、なんにもできなかったこと。とってもとっても悲しい出来事に、なんにもできなかったこと。

今から12年前に、俺の故郷がとんでもねえことになって、死ぬ気で歌ったけど、やっぱり無力感を感じることが多くて。数えていくと涙が出てくるぐらい、たくさんの命とさよならしなくちゃいけなくて。

すげえ歌ってっけど無力だった。なんの力もねえなって思い知らされた、いなくなっちまった魂、旅立っていった魂。だけど、なんにもできねえ俺たちだけど、きみと一緒に歌うことはできる。祈ることはできる。一緒の時代に生きてくれてありがとうって、その魂に言うことはできる。それしかできねえけど、俺はきみと一緒に歌える。その歌を、ありがとうって祈れる歌を、「ラブソング」って呼びます──。

この日一度目の、この長尺の語りに続いて歌われた「ラブソング」は、東日本大震災の1年前のアルバム、『きみのためにつよくなりたい』の収録曲である。

聴けば明らかなとおり、亡くなった人に捧げられた曲であり、音数の少ないスローなバラードなので、フェスなどの持ち時間が限られるステージには不向きだと思うが、それでも、けっこう高い頻度で、サンボはこの曲をやる。

フェスでわざわざこの曲をやるところも、サンボマスターを信用できるところのひとつだなあ、と、そのたびに思ってきたが、この日の「ラブソング」は、とりわけ格別なものとして、こちらに届いたような気がした。

何もできないという無力感と、それでも歌うことはできる、祈ることはできるという希望と、でもそれしかできないという無力感と──その思いを原動力に、明日からも、サンボマスターは続いていく。

取材・文=兵庫慎司 撮影=浜野カズシ

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2024年2月15日(木)~2月25日(日)東京・大阪にて、『舞台「地獄楽-終の章-」』が上演されることが決定した。

本作は、賀来ゆうじ原作コミック『地獄楽』(集英社 ジャンプ コミックス刊 全13巻)の舞台化第2弾。江戸時代末期、かつて石隠れ最強の忍として恐れられた囚われの死罪人“画眉丸”が打ち首執行人を務める“山田浅ェ門 佐切”と共に不老不死の仙薬を探しに向かう忍法浪漫活劇で、美麗かつ悲壮感あふれるタッチで描かれる人間ドラマが読者からの高い反響を巻き起こした。2023年2月に初の舞台化、2023年4月には気鋭のアニメーションスタジオ・MAPPA制作のもとTVアニメも放送され、国内はもちろん海外からも高い人気を誇り、全世界で大きな注目を集めた。

舞台「地獄楽」は、気迫のアクションや殺陣、極彩色の映像演出、コンテンポラリーダンスの美しく優雅な舞、生演奏による楽器の音色、全てが融合し、“地獄楽”の怪しくも美麗な世界観が見事に表現された。本作では、その続編の物語を描く。

(C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

(C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

出演者は、前作に続いて画眉丸役の木津つばさ、山田浅ェ門 佐切役の白本彩奈、山田浅ェ門 桐馬役の田淵累生、杠役の太田夢莉、山田浅ェ門 士遠役の中村太郎ら豪華キャストが続投することが決定。

また、新たな出演者として、亜左 弔兵衛役に『Paradox Live on Stage』では主役も演じ、演技から歌唱までマルチに活躍する佐奈宏紀が参戦。さらに、物語において大きな鍵を持つ天仙を演じるのは、舞台『鬼滅の刃』其ノ肆 遊郭潜入にて鬼舞辻無惨を演じ、圧倒的な存在感を放つ佐々木喜英と、『“Pretty Guardian Sailor Moon” The Super Live』タキシード仮面役から『進撃の巨人』-the Musical- ハンジ・ゾエ役など、ボーダーレスに様々な役を演じる立道梨緒奈の2名。天仙の持つ “陰と陽”の側面を2人で見事に表現する。

第2弾では、“神仙郷”への新たな上陸組として、新キャラクターが登場。山田浅ェ門 殊現を演じるのは、ミュージカル『コードギアス 反逆のルルーシュ 正道に准ずる騎士』では主役を務めるなど幅広く活躍中の小南光司。ほかにも、山田浅ェ門 十禾を、舞台『転生したらスライムだった件』ほか数々の人気2.5次元舞台作品に出演中の松田 岳、画眉丸を崇拝する石隠れ衆の刺客・シジャを、舞台『キノの旅 -the Beautiful World-』では主役を演じ、高い演技力を持つ櫻井圭登が演じるなど豪華キャスト16名が大集結した。

なお、本作では、画眉丸(木津つばさ)ら先発上陸組 vs 山田浅ェ門家の新たな刺客(小南光司・松田 岳)&石隠れ衆のシジャ(櫻井圭登)ら追加上陸組 vs 天仙(佐々木喜英・立道梨緒奈)が繰り広げる、三つ巴の最終決戦を、物語の結末まで描く。

舞台「地獄楽-終の章-」特報PV《2024年2月東京・大阪にて上演決定!!》

そして、メインビジュアルも公開された。クライマックスに向けて激化する闘いが表現され、強敵を迎え撃つ画眉丸(木津つばさ)と佐切(白本彩奈)に加え、新たに参戦する殊現(小南光司)・十禾(松田 岳)・シジャ(櫻井圭登)が描かれました。天仙は“陰と陽”が表現され、役を演じる佐々木喜英と立道梨緒奈が2人でひとつのビジュアルになっている。ソロビジュアルでは、亜左 弔兵衛(佐奈宏紀)・山田浅ェ門 桐馬(田淵累生)・杠(太田夢莉)・ヌルガイ(吉浜あずさ)は、新たな衣装または髪型へと変貌を遂げているので、ぜひ前作と見比べながら楽しもう。

原作者:賀来ゆうじ コメント

改めまして、舞台「地獄楽」第二弾おめでとうございます。
舞台「地獄楽」のいちファンとして、僕もとても嬉しいです。前回公演の千秋楽直後からずっっっと楽しみにしていました。
DVDも今日までに何度見返したかわかりません。第二弾にはあの人は登場するんだろうか? あの人はどう演出されるのだろうか?
第一弾の観劇体験を思い返せば、期待せずにはいられません。

出演者コメント

■画眉丸役:木津つばさ

画眉丸役:木津つばさ

画眉丸役:木津つばさ

舞台「地獄楽-終の章-」、引き続き画眉丸を演じさせて頂きます、木津つばさです。
アニメの放送もあり、より多くのファンの皆様に支持されている素敵な作品の続編を、第2弾という形で再び板の上に生きれる事を幸せに思います。
今作からは新たなキャラクターも登場し、残念ながら出演が叶わなかった仲間の為にも、この素晴らしいキャスト一丸となって神仙峡を生き抜かねばと良い意味でのプレッシャーと覚悟を強く抱いております。
「成長」をテーマに、画眉丸とカンパニーの皆様とそしてお客様と紡がれる時間を大切に演じていきたいと思っておりますので、大切な人の為に己らを鼓舞し戦う僕たちの、業を報いる姿を是非劇場で体感して頂けると幸いです。

■山田浅ェ門 佐切役:白本彩奈

山田浅ェ門 佐切役:白本彩奈

山田浅ェ門 佐切役:白本彩奈

待望のアニメ放送を経て、こうしてまた佐切に息を吹き込めること、沸々と喜びを感じています。
人はそれぞれに恐怖や葛藤があり、どれもが"愛"と隣合わせ。
その先の決意を味方につけることが、どれだけ心を強くさせるか、そんなことを思いながら、また丁寧に、優しく、この世界に色付けしていきたいです。
新たな仲間を迎え、さらにパワーアップした舞台「地獄楽-終の章-」を、是非楽しみにお待ちいただけると嬉しいです!

■亜左 弔兵衛役:佐奈宏紀

亜左 弔兵衛役:佐奈宏紀

亜左 弔兵衛役:佐奈宏紀

元々原作を楽しく読ませて頂いていた一ファンです。
舞台化の発表を見た時は、「僕も極楽浄土に連れてって」と嘆いたほど…
なので、こうしてご縁を頂けて、とても嬉しく思います。
亜左 弔兵衛ほどの激情をもった人物を演じるのは、自分にとって新たな挑戦になる気がしていますが、性根は自分とすごく近いものがあると感じています。
とにかくワクワクが止まりません。勇之介の思いもしっかり繋いで、役作りしていきます!!

■山田浅ェ門 桐馬役:田淵累生

山田浅ェ門 桐馬役:田淵累生

山田浅ェ門 桐馬役:田淵累生

舞台「地獄楽」の第2弾がついにきました。
第1弾に引き続き上演できること、桐馬を演じることができることを嬉しく思います。
アニメ化も始まり、盛り上がっている中で舞台が完結ということで最高の締めくくりができるよう精一杯尽力します。
兄さんと並んで戦えるように、強く変化していく桐馬をお楽しみに! では劇場でお会いしましょう。

■杠役:太田夢莉

杠役:太田夢莉

杠役:太田夢莉

第一弾に引き続き、杠を演じさせていただきます。
テレビアニメが放送されて以降、私の身近でも「地獄楽」の話題を耳にすることが増え、さらにファンの方が多くなったように感じております。
原作を大切にしながら、舞台ならではの世界観を楽しんで演じたいです。
そして、今回、新しい衣装を製作してくださりました!
再現度の高い素敵な衣装もお楽しみください。ご来場をお待ちしております!

■山田浅ェ門 士遠役:中村太郎

山田浅ェ門 士遠役:中村太郎

山田浅ェ門 士遠役:中村太郎

前作に引き続き山田浅ェ門 士遠役を演じさせていただきます、中村太郎です。
また「地獄楽」の世界の中で士遠として生きることが出来るのがとても嬉しいです。
典坐を失った悲しみをより強く感じる続編となりますが、彼の師匠で居続けられるように、いつかまた会えた時に恥のないよう生きたいと思います。
今作の応援もよろしくお願いします。

■ヌルガイ役:吉浜あずさ

ヌルガイ役:吉浜あずさ

ヌルガイ役:吉浜あずさ

ヌルガイ役を演じさせていただきます、吉浜あずさです。
またこの作品に帰って来られたことを心から嬉しく思います。
前作で培った経験と想いを胸に、今作でもヌルガイと共に全力で生き抜きたいと思います。
より一層パワーアップした舞台「地獄楽-終の章-」を、
皆様にお届けできるよう精一杯頑張りますので、ぜひ楽しみにしていてください!

■民谷 巌鉄斎役:郷本直也

民谷 巌鉄斎役:郷本直也

民谷 巌鉄斎役:郷本直也

前作に続けて民谷 巌鉄斎を演じさせて頂く事になりました郷本直也です。
とても光栄で御座います。
ようやく私の剣豪っぷりを皆様にお見せ出来る事になるのかと思うと冷や汗が止まりません…笑。
ナントカエモンとそして仲間達と力を合わせて
物作りに取り組んでいこうと思いますので何卒宜しくお願い致します。

■山田浅ェ門 付知役:宮崎 湧

山田浅ェ門 付知役:宮崎 湧

山田浅ェ門 付知役:宮崎 湧

山田浅ェ門付知役を演じさせていただきます、宮崎湧です。
初演に続き、第二弾も付知くんを演じられることを心から嬉しく思います。
彼の人間味のある豊かな心を表現できるよう、もっともっと彼を掘り下げて、憑依してもらえるように探求を続けます。
細やかで素早い戦闘を殺陣で表現できるよう、身体作りと素振りに勤しみ稽古に臨みます。
物語が紡ぐメッセージをしっかりとお客様に届けられるよう、誠心誠意向き合います。 
応援のほど、よろしくお願いいたします。

■山田浅ェ門 殊現役:小南光司

山田浅ェ門 殊現役:小南光司

山田浅ェ門 殊現役:小南光司

舞台「地獄楽-終の章-」にて、「山田浅ェ門 殊現」を演じさせて頂きます。小南光司です。
この度、舞台「地獄楽」に携われる事とても嬉しく思います。原作も元々知っていて、漫画を読み、アニメを観ていたのでオファーを頂いた時はすんごく嬉しかったです。
それともう一つ。主演の木津つばさくんの熱量を初演で演じていた方々から聞いていたので、その辺りも含めて今からとても楽しみです。
珠現というキャラクターは作中でもかなり力があって、作品的にも影響力のある役なのでとても役作りに苦戦するんだろうなぁとわくわくです。
初演の皆さんで作り上げた舞台「地獄楽」に更なる火力を引き出せるよう、全力で楽しみたいと思います。
よろしくお願い致します。

■山田浅ェ門 十禾役:松田 岳

山田浅ェ門 十禾役:松田 岳

山田浅ェ門 十禾役:松田 岳

山田浅ェ門 十禾役を演じさせて頂くことになりました松田 岳です。
地獄と極楽を同時に味わうような強烈な世界観に一瞬で引き込まれたのを覚えています。
息が浅くなるような緊迫感と予測不能な展開が続き、ラストまで目が離せませんでした。
演じさせて頂く十禾さん。重要人物で気が引き締まりますが
ご本人ののらりくらりとした脱力感も見習い、十禾さんに近づいていけたらなと思います。

■シジャ役:櫻井圭登

シジャ役:櫻井圭登

シジャ役:櫻井圭登

この度、シジャ役を演じさせて頂きます。櫻井圭登です。
原作を読ませて頂いて、シジャの人間像に圧倒されっぱなしでした。
役者としても、とてつもない挑戦になると思います。
初演も観させて頂いたのですが、凄まじい熱量と運動量に圧巻されました。
そんな作品に携われる事、心から幸せに思います。
待ってて下さい、画眉丸さん!

■メイ役(Wキャスト):澤田理央

メイ役(Wキャスト):澤田理央

メイ役(Wキャスト):澤田理央

今回も前作に引き続きメイ役で出演させていただく、澤田理央です。
大好きなこの作品にもう一度メイとして舞台に立てる事をとても嬉しく思います。
不思議な力を持ったメイの魅力を皆様にお届けできるように精一杯演じます!
どうぞよろしくお願いします。

■メイ役(Wキャスト):高乘蒼葉

メイ役(Wキャスト):高乘蒼葉

メイ役(Wキャスト):高乘蒼葉

こんにちは! メイ役を演じます、小学5年生11歳の高乘蒼葉です。
前回に引き続き、またメイちゃんになれると聞いた時は、とても嬉しかったです。
私は原作を読むたびに、メイちゃんの決断に涙が出ます。
そしてその『勇気』にいつも励まされているので、舞台からも、メイちゃんの『勇気』と『思い』を皆さまにいっぱいお伝えできるように、がんばります!

■天仙役:佐々木喜英

天仙役:佐々木喜英

天仙役:佐々木喜英

今作より天仙役を演じさせていただきます、佐々木喜英です。
「地獄楽」の原作が好きで、初演の舞台も一ファンとして客席から観劇していたので、
今回この作品に携われる事を大変光栄に思います。
立道梨緒奈さんと2人で天仙を演じ、陰と陽の両極を表現しながら物語を最後まで紡いでいけるよう精一杯努めて参りますので、応援の程よろしくお願いいたします。
皆様と劇場でお会いできる日を楽しみにしています。

■天仙役:立道梨緒奈

天仙役:立道梨緒奈

天仙役:立道梨緒奈

このたび天仙役を演じさせていただくことになりました、立道梨緒奈です。
もともとアニメを観ていたので、お話をいただいたときは驚くと同時にとても嬉しかったです。
出演が決まってから原作も拝読し、美しくも狂っていたり、冷たさの中にある温かさであったり、一言では説明のできない世界観にのめり込みました。
様々な人間模様や心理描写に目が離せなかったです。
このシーンは、あのシーンは…そして今作は天仙2人での戦闘シーン…舞台ではどのように描かれるのか。
私も楽しみに稽古に臨みたいと思います。是非、劇場でお会いしましょう。

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2024年4月、大阪・東京にて、ブロードウェイミュージカル『シカゴ』来日公演 2024を上演することが決定した。また、ブロードウェイスターのマシュー・モリソンが敏腕弁護士ビリー・フリン役で来日することも発表された。

NY・ブロードウェイ(BW)のリバイバル版初演から27年を迎え、世界38か国・500 都市以上・13言語で上演されているミュージカル『シカゴ』。これまでブロードウェイで歴代1位のロングランを記録していた『オペラ座の怪人』の記録を抜き、史上1位の座に輝いた大ヒット作だ。

2022年来日公演より   (C)Tomoko Hidaki

2022年来日公演より   (C)Tomoko Hidaki

2022年来日公演より   (C)Tomoko Hidaki

2022年来日公演より   (C)Tomoko Hidaki

実話に基づいた二人の悪女によるスキャンダラスなシンデレラ・ストーリーは、奇しくも人々の共感を生み、「オール・ザット・ジャズ」など、名曲揃いのミュージカル・ナンバーと、鬼才ボブ・フォッシーの振付を体現するセクシーな衣装に身を包んだ超一流のダンサーたちは、世界中の観客を魅了している。

2022年来日公演より   (C)Tomoko Hidaki

2022年来日公演より   (C)Tomoko Hidaki

2022年来日公演より   (C)Tomoko Hidaki

2022年来日公演より   (C)Tomoko Hidaki

2024年4月に⾏われる来日公演では、大人気海外ドラマ『Glee/グリー』のシュースター先生や、ブロードウェイミュージカル『ヘアスプレー』、『ファインディング・ネバーランド』のオリジナルキャストでもあるブロードウェイトップスターのマシュー・モリソンが、敏腕弁護士ビリー・フリン役で来日する。

2022年来日公演より   (C)Tomoko Hidaki

2022年来日公演より   (C)Tomoko Hidaki

2017年にケリー・オハラ、2020年にはシンシア・エリヴォと共に来日し、コンサートで多くのファンを魅了したマシュー・モリソンは、なんと、日本でミュージカル『シカゴ』デビューを果たす。圧巻の歌声と華麗に演じる敏腕弁護士を楽しみしよう。

【STORY】
1920年代のジャズ全盛時代、イリノイ州シカゴ。不倫を重ねていた夫と妹を殺した元ナイトクラブ・ダンサー、ヴェルマ・ケリーが収監されている監獄に、新顔がやってくる。彼女の名はロキシー・ハート。冴えない夫エイモスに飽き飽きしている女優志願の人妻ロキシーは、自分を捨てようとした愛人フレッド・ケイスリーを殺害したのだ。悪徳敏腕弁護⼠ビリー・フリンの⼒でメディアの注⽬を⼀⾝に集め、スターとなっていたヴェルマに負けじと、ロキシーもビリーを雇ってマスコミを利用し、正当防衛の“悲劇のヒロイン”として⼀躍メディアの寵児になっていく。スポットライトを求めるロキシーの快進撃はどこまで続くのか? 彼女と反⽬するヴェルマのリベンジは? 二人の女と一人の男の名声を賭けた争いが今、幕を開ける——。

 

マシュー・モリソン プロフィール

マシュー・モリソン

マシュー・モリソン

カリフォルニア州出身。ニューヨーク大学で演劇、歌唱とダンスを学び、『フットルース』でブロードウェイデビュー。『ヘアスプレー』リンク役でブレイクを果たし、2005 年『ライト・イン・ザ・ピアッツァ』でトニー賞にノミネート。トニー賞リバイバル作品賞を受賞した『南太平洋』では主演を務めた。2010年〜2015年に放送されたドラマ『glee/グリー』ではウィル・シュースター役を演じて世界中で人気を博し、ドラマはゴールデングローブ賞作品賞を受賞(ミュージカル・コメディ部門 2010年、2011年)。ブロードウェイミュージカル『ファインディング・ネバーランド』ではジェームズ・バリ役(オリジナルキャスト)を務め、映画『恋愛だけじゃダメかしら?』への出演やドラマ『グッド・ワイフ』、『グレイズ・アナトミー』でのゲスト出演など、舞台、映画、テレビと幅広く活躍している。

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2021年に上演が決定しながらも、新型コロナウイルスの影響で延期となっていた『第2回ももクロ一座特別公演』が、2023年11月25日(土)より開幕する。大江戸ミュージカル『CHANGE THE FUTURE!~未来を変えろ~』と、ライブショー『ももいろクローバーZ 大いに歌う 2023』の2部構成となっている新作ミュージカルの主演を務めるのは、演技に歌、アクロバット、MCと多彩な活躍を見せる“ももクロの若大将”こと玉井詩織。初日まで約2週間となったタイミングで、公演への意気込みや座長としての思いを聞いた。

■ももクロの色々な姿を楽しめるスペシャルな公演

ーー元々は2021年に上演予定だった本作。コロナ禍で延期になり、ももクロ15周年×明治座150年というアニバーサリーイヤーに開催されます。

2年ちょっと延期でようやく開催になりました。でもこの延期があったから、明治座さん150周年、私たちの15周年というアニバーサリーが重なる年に上演できることが決まってすごく嬉しいです。普段グループで活動をしていると、もちろんリーダーが締めるところを締めてくれていますがみんなフラット。でも、2019年のももクロ一座で座長を務めた佐々木(彩夏)を見ていても、舞台の座長ってすごく重みのある、大事なポジションだと感じました。私が座長を務めるということで正直、少し不安です。学生時代も、どちらかというと副委員長とかのポジションで、自分が真ん中で引っ張っていくのは得意じゃない。でも変に気負わず、みんながいい雰囲気でできるように務められたらと思っています。前回の座長だった佐々木と、今年参加させていただいた舞台の座長だった三宅裕司さんに座長の心構えを聞いたら「美味しいものを差し入れればいいよ」と言っていました(笑)。やっぱり食べ物のモチベーションってすごいと思うので、みんなが稽古や本番を頑張ろうと思えるような差し入れをしたいです!

玉井詩織

玉井詩織

ーー初めての『ももクロ一座』というファンの方もいると思うので、改めてこの公演の魅力を教えてください。

1部は本格的なお芝居で、2部はいつもの私たちのライブをお届けします。私たちのファンの方で、普段観劇に行かないという方にはお芝居を見にいくという新しいことに出会ってもらえるきっかけに。逆に明治座さんの作品が好きで、ももクロのライブはあまり見たことがない方もいらっしゃると思います。アイドルっていろいろなことにチャレンジできるお仕事なので、私たちがお芝居をしている姿や普段のライブを楽しんでもらえたらいいなと。前回の『ももクロ一座』では、明治座という歴史ある舞台でライブをする非日常感があって、私たち自身貴重な経験ができました。普段私たちのライブを見てくださっている方も新鮮なはず。明治座さんだから出せるももクロの新しい姿がお届けできるのかなと思います。

ーーももクロ15周年ですが、振り返ってみていかがでしょう。

私は今28歳で、人生の半分以上ももクロとして活動していることになるんです。元々すごくアイドルになりたかったわけじゃなく、あるきっかけで始めたお仕事を15年続けさせてもらっているのが本当にありがたいと思います。いろんな選択肢がある中で15年続ける選択をした自分自身も誇れることですが、「続けたい」という思いだけじゃ難しい。応援してくださる方、支えてくれる周りの方々の存在があっての15年だったと思います。人生を作ってくれた大事な15年ですね。感覚的にはあっという間でしたが、細かく振り返るといろんな挑戦、出会いや別れがありました。その経験が自分の中に蓄積されているので、決して何もしないであっという間に過ぎた15年ではないと感じます。

■初めてのチャレンジに、精一杯取り組みたい

ーー今回の公演で特に楽しみなことはなんですか?

今回は全編オリジナル曲のミュージカルです。オリジナルミュージカルに挑戦するのはメンバーみんな初めてなので、楽しみでもありドキドキするポイントでもあります。でも、私自身ミュージカルや舞台が好きで、大団円というか、みんなで歌って踊っているのをみると自分も入りたくなるんです。今回、実力あるキャストの皆さんに脇を固めていただいているのですごく楽しみです。

玉井詩織

玉井詩織

ーー稽古の手応えはいかがでしょう。

ストレートのお芝居だと自分や役の感情で動いていいんですけど、ミュージカルは歌や踊りを見せるものでもあるので、歌に沿ってこう動くけど、感情的にはこう動かないだろうなというところがあります。ストレートとミュージカルの違いを感じ、日々学んでいます。大枠は固まって最後までの絵は見えてきたんですが、稽古中に変更があることも多いので、まだ不安要素がいっぱい。でも、みんなで作り上げているという楽しさを感じています。

ーー前回演出を務めた本広克行監督さんが、今回は総合演出を務めています。

本広監督と初めてご一緒したのが『幕が上がる』という映画でした。右も左もわからず、お芝居は何かということもそこまで理解していなかった未熟な私たちにお芝居について教えてくださった存在です。監督が初めて舞台の演出をしたのが私たちの舞台『幕が上がる』だったり、今回のオリジナルミュージカルは本広さんも初めてだったり、いろいろなことを一緒に経験させてもらっています。

実は、今回、オリジナルミュージカルになったきっかけは私らしいんです。番組で今後挑戦したいこととして話したら、まさかの明治座さんでこんなことになってしまって(笑)。多分、監督自身も「見たことのないももクロを見たい」と思ってくれていて、今回も「役として近い部分もあるけど、いつものしおりんじゃない部分を出したい」と言ってくれたり、「ミュージカルをももクロに寄せるんじゃなく、ももクロがミュージカルの世界にちゃんと入ってほしい」と言われたり。「自分にはミュージカルの演出は無理だから」と言いながらも、稽古場にはちゃんと足を運んでくれて、ここぞというときにアドバイスをくださっています。

■見た方がメッセージを受け取ってくれるような作品にできたら

ーー演じる役についてもおうかがいしたいです。

今回は異世界に行ったり現実的じゃない部分もありますが、ストーリーとしては誰もが共感できると思います。私が演じる栞里は、誰もが持っている悩みを抱える就活中の大学生。私自身と比べるとネガティブな子ですが、すごく人間味があります。大人になって夢を見ることがなかなかできなくなった、夢を口にできなくなった方にも共感してもらえるんじゃないでしょうか。

普段、見てくれる方が少しでも元気になってくれたらいいなと思いながら活動しています。私は表に出る仕事をしていますが、そうじゃない方も、周りの人を元気にしたり笑顔にしたりできる、アイドル的存在になれる可能性を持っていると思います。私たちが特別なんじゃなく、皆さんその可能性を持っているし、誰かにとってそういう存在になれていることが伝わればいいなと思っています。

玉井詩織

玉井詩織

ーー座長として、キャストの皆さんをどう見ていますか?

本当に雰囲気が良いカンパニーで、そこは悔しいけどオラキオさんに感謝です(笑)。私たちは普段グループで活動しているので、人見知りな部分もあるんです。初めてのキャストさんが多い中で、前回から続投のオラキオさんが中心となって盛り上げてくれていて、ユーモアや明るさにすごく助けられています。作中では大友康平さんが座長役なので、物語上でびしっと締める部分はお任せしてしまっています。座長としては、ニコニコと楽しくいるのと、いろんな方とお話をするように心がけています。

ーー個性的なキャラクターがたくさん登場しますが、お気に入りのキャラクター、栞里としてこのキャラクターとの絡みが楽しいというところがあったら知りたいです。

栞里としてはオラキオさんと(百田)夏菜子演じるかなやっことのシーンが多いんですよね。うーん、誰にするか悩みますが、大友さんかな。私たちの年末のライブなどに何度も出演していただいて打ち解けてきましたが、最初はやっぱりロックスターの印象が強くて、寡黙で怖い方なのかと思っていたんです。でも普段はすごく恥ずかしがり屋でシャイな方。だけどユーモアもあって、静かにギャグを言ったりして和ませてくれます。その姿を知っているので、お芝居の中で座長という役を演じる時の風格に毎回驚かされます。座長と二人のシーンはそんなにないんですけど、栞里が一歩踏み出すきっかけをくれるキャラクターです。座長が自分の夢や思いを語るシーンは本当にずしっとくるものがありますね。あとはオラキオさんがずっとふざけていて(笑)。二人のシーンで回収しきれないボケをされて、どうしたらいいんだろうと。私の力量にかかっていると思うので頑張りたいです!

ーー最後に、皆さんへのメッセージをお願いします。

『ももクロ一座特別公演』は今回第2回目、しかも延期を経てようやく開催できるということで、楽しみにしてくださっている方がたくさんいると思います。今回は私たち自身も初めて挑戦するオリジナルミュージカル。毎日一生懸命稽古をしています。見にきてくださる方には、「2年間待って良かった」と思ってもらえるようなものを届けたいです。1部でも歌とダンスはありますが、ミュージカルとライブはまた全然違いますし、明治座でモノノフの皆さんがコールをしてくれる姿はなかなか見られるものじゃないので、1部と2部の違いも楽しんでいただけたら嬉しいです。私たちだけだと心許ないけど、素晴らしい皆さんが脇を固めてくださるので、何かメッセージを届けられたり、「観てよかった」と思ってもらえたりする作品にしたいと思っています。明治座でお待ちしています!

玉井詩織

玉井詩織

取材・文=吉田沙奈    撮影=中田智章

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2024年1月、大手町三井ホールにて上演される、舞台『ある閉ざされた雪の山荘で』 の全キャストが決定した。

原作は、1992年に講談社ノベルスとして単行本が発行され、1996年に講談社文庫から文庫本が発行された、東野圭吾による傑作ミステリー長編小説『ある閉ざされた雪の山荘で』。1993年には第46回日本推理作家協会賞(長編部門)の候補に上がり、2024年1月には映画の公開も控えるなど、約30年経った現在でも根強い人気を誇る作品。

東野圭吾『ある閉ざされた雪の山荘で』(講談社文庫)

東野圭吾『ある閉ざされた雪の山荘で』(講談社文庫)

舞台版の演出は野坂実が務め、米山和仁が脚本を担当する。

オーディションに合格した俳優志望の男女7人が舞台稽古のために集められた「吹雪の山荘」が物語の舞台の本作。久我和幸役を室龍太が務め、主演する。さらに、中西貴子役に大野いと、田所義雄役に加藤良輔、元村由梨江役に本西彩希帆、麻倉雅美役に入来茉里、笠原温子役に綾凰華、雨宮京介役に小南光司、そして本多雄一役には今江大地が出演する。

舞台を中心に活躍する役者が名を連ね、「舞台稽古」を描く。

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2024年2月22日(木)~3月3日(日)東京・シアターサンモール、3月8日(金)~10日(日)大阪・扇町ミュージアムキューブ CUBE01にて、二人芝居「追想曲『カノン』」が上演されることが決定した。

本作は、東映プロデュースでおくる“本田礼生×赤澤燈”の新たな演劇企画。脚本は、ほさかよう(『あんさんぶるスターズ!THE STAGE』、『Dancing☆Starプリキュア The Stage』(脚本・演出)他) 、演出は松崎史也(「MANKAI STAGE『A3!』』シリーズ(演出)、『チェンソーマン』ザ・ステージ(脚本・演出)他)が手掛ける、オリジナルの新作二人芝居だ。

(C)東映

(C)東映

「記録」と「記憶」が鍵となる会話劇となる本作。「記録」を辿り、「記憶」を重ねて生まれるものはなにか、を描く。

さらに、本田礼生と赤澤燈は公演毎に役を入れ替えて、“type-HONDA”演、“type-AKAZAWA”公演と題しておくる。それぞれの役を二人がどのように演じるのか。

舞台上には二人だけ。二人だからこそ生み出される濃密な演劇を楽しみにしよう。

出演:本田礼生 コメント

本田礼生

本田礼生

尊敬している先輩であり、戦友であり、友人である俳優、赤澤燈と二人芝居。そして演出に松崎史也さん、脚本には初めましての、ほさかようさん。自分にとって最強の布陣になりました。二人きりで生きる空間に加えて、役がシャッフルされていく。これだけでかなりの覚悟が必要な演劇になるかと思います。
これまで沢山の壁を共に乗り越えてきた赤澤さんと、今までに無い、今ぶつかるべき壁に出会えたことを幸せに思います。
鎬を削り、命を削られる場所に感謝して、精一杯お届けしたいと思っておりますので、ぜひ劇場に足を運んでいただけたら幸いです。

出演:赤澤燈 コメント

赤澤燈

赤澤燈

演出はいつでも一緒に演劇を作りたい松崎史也さん。
脚本はいつか一緒に演劇を作ってみたかったほさかようさん。
そして共演はいつも隣にいる本田礼生。
前回のオブセッションでは三人芝居でしたが、今回は二人っきり。そして公演毎に役が入れ替わる企画。
つまり自動的に台本が丸々一冊頭の中に入るということですね…。より濃密な時間になりそうで今からワクワクとガクガクが止まりません。
この企画だから、こいつとだから、この方たちとだからこそ出来る作品に。
そして何より劇場に足を運んでくださる皆さまと一緒に記憶に残る時間を過ごせますように。

脚本:ほさかよう コメント

ほさかよう

ほさかよう

愛する演出家、松崎史也さんから声をかけてもらい、脚本として今回の企画に参加させて頂きます。
とっても演劇的な話を書くつもりです。舞台上には二人だけ。時間も空間も役者二人の芝居の力で飛び越えていく。その先にどんな光景が生まれるのか、その全貌は本を読んだ段階では分からない。稽古場で想像し、積み上げ、思う存分ぐちゃぐちゃになってもらって、本番の舞台上ではじめて見えてくる。
そんな物語になればいいなーと思っています。
頑張りますので、どうぞよろしくお願いしますね。

演出:松崎史也 コメント

松崎史也

松崎史也

本田礼生と赤澤燈の二人芝居。
こんなに楽しみな仕事があるだろうか。
礼生の実力と無限の可能性を知っている。
付き合いは五年になるが、一つの役柄としての付き合いだ。
遂に二つ目の役柄に出会える。三つ目も同時に。
あの渇望を限りなく解き放ったところを見せてもらいたい。
燈とは縁があって、共にしている作品が多い。
どんな場面も任せられる素晴らしい俳優で素敵な人間。
どうも礼生といる時の彼はいつもとは違う顔を見せる。
油断しているし、抜けている。
その関係性でしかできない表現を今回は徹底的に見せて欲しい。
とにもかくにも、幸せなのだ。
屈指の優れた俳優二人と、
最小限の人数で最大に濃密な演劇を作ることが決まっている。
これは彼ら二人への恩返しであり、挑戦状だ。

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12月27日(水)、28日(木)、29日(金)の3日間、インテックス大阪にて開催される、大阪のラジオ局・FM802による年末恒例のロック大忘年会『FM802 RADIO CRAZY 2023』のLIVE HOUSE Antenna 出演者が発表された。

今回発表となったのはBialystocks、Conton Candy、Laura day romance、BREIMEN、TETORA、imase、NIKO NIKO TAN TAN、Re:name、オレンジスパイニクラブ、シャイトープ、ammo、bokula.、カネヨリマサル、鉄風東京、Chevon。3日間、14組のアーティストに、昨年コロナで出演見合わせとなったBREIMENを追加した合計15組。

LIVE HOUSE Antennaの出演者は、FM802主催のライブサーキット『MINAMI WHEEL 2023』出演者の中から、FM802 DJ、プロデューサー、ディレクターによる「もう一度ライブが観たいアーティスト」「今、PUSH すべきライブを見てもらいたいアーティスト」という観点で選ばれたアーティスト達。

現在、チケットはオフィシャル3次先着受付中。1DAY TICKET、ジュニア1DAY TICKET、レディクレグループサポート割チケットを発売。

また、紙チケットの抽選受付も実施中。詳しくはオフィシャルHPをチェック。

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