H.U.G、ツアーのサポートメンバーにNi~ya(NIGHTMARE)、 TAKEO(PIERROT/Angelo)の出演が決定

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H.U.Gが来年2024年3月にツアー『H.U.G TOUR 2024-VERSE-』を開催することを発表、併せてサポートメンバーとしてNi~ya(NIGHTMARE)と TAKEO(PIERROT/Angelo)が参加することが発表された。サポートベースに新たにNi~yaを迎え、さらに進化するH.U.Gのステージに注目だ。

チケットは、Karyu Official Fan Club先行が12月9日(土)22:00から、オフィシャル先行1次受付が12月20日(水)12:00からスタートする。

Ni~ya(NIGHTMARE)

Ni~ya(NIGHTMARE)

TAKEO(PIERROT/Angelo)

TAKEO(PIERROT/Angelo)

 

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Vocal&Chorusの石川智晶、Keybordsの梶浦由記によるユニットSee-Sawの新曲「去り際のロマンティクス」が、2024年1月26日より全国劇場公開となる『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』のエンディングテーマになることが発表された。

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』キービジュアル (c)創通・サンライズ

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』キービジュアル (c)創通・サンライズ

See-Sawが「機動戦士ガンダムSEEDシリーズ」のテーマソングを担当するのは、「あんなに一緒だったのに」(2002年:『機動戦士ガンダムSEED』)、「君は僕に似ている」(2004年:『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』)を経て本作で3作目、約19年ぶりとなる。今回の発表に伴い、石川智晶、梶浦由記、福田己津央監督からのコメントが到着している。

<石川智晶コメント>
このような巡り合わせでまたSEEDに再会でき驚きと感謝です。当時、脚本家の両澤さんから助言を頂き、音楽をつくる上での多くの気づきを得ました。今回の劇場版ではそれを背景に言葉を紡いだつもりです。また福田監督とお話しさせて頂く機会があり、個々のキャラクターの心情から戦争の話まで雑談のように広げて下さり、最終的な着地点が見えました。いつの間にかSEEDらしいものができたかな?と。喜んで頂けたら嬉しいです。

<梶浦由記コメント>
この度は、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』エンディングテーマを再び石川智晶さんと共に作らせていただけたこと、本当に光栄に思っております。20年を経て、ファンの皆様が待ち続けたこの新たな物語の目指すところに、See-Sawの歌が必要であるとお声をかけていただけた喜びを噛み締めつつ、ラストシーンを送るための曲を書かせていただきました。作品の思い、ファンのみなさまの思いに叶うものであればと祈っております。

<福田己津央監督コメント>
まず、素晴らしい曲をありがとうございました。初めて聞いた時は不思議な気持ちでした。どこか幻想的な梶浦さんの曲と、強いテーマを感じさせる石川さんの歌詞が見事な世界観を描き出しており、20年前の『機動戦士ガンダムSEED』の世界と現在(いま)が繋がったように感じました。感情を揺さぶるメロディラインと世界を構築する編曲、登場人物の心情と聞く人の心情を繋ぐ言葉がスッと心に染み込み、映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の壮大なエンディングテーマを見事に表していたと思います。「ガンダムSEEDシリーズ」はそのエンディングが象徴的です。「あんなに一緒だったのに」を聞くと各話各話のテーマとシンクロして感動がクライマックスになる魔法のような曲でした。「君は僕に似ている」もそうです。作品世界ではなく身近な語りの言葉が各話のテーマとリンクして心を打ちます。「去り際のロマンティクス」もまた映画のラストを彩る新しい一曲になると私は確信しております。

「ガンダムSEEDシリーズ」監督 福田己津央

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』は、C.E.(コズミック・イラ)を舞台に、旧来の人類”ナチュラル”と遺伝子調整された新人類”コーディネイター”の間の戦いを描いた『機動戦士ガンダムSEED』『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に続く、「機動戦士ガンダムSEEDシリーズ」の最新作。『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の戦いのあと、C.E.75年の物語を描いた完全新作となる。

また「去り際のロマンティクス」が1月24日(水)にシングルリリースされることも決定。CDシングルには2019年に開催されたフラインドッグ設立10周年記念ライブ「犬フェス!」でサプライズ出演した大ヒットシングル「あんなに一緒だったのにlive in2019 @犬フェス」も収録される。

これを記念して、本日より犬フェス!で歌唱した「あんなに一緒だったのに」ライブ映像を1週間限定で公開された。

ファンには嬉しいSee-Sawの新曲「去り際のロマンティクス」。『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』は2024年1月26日より全国劇場公開。

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12月15日(金)公開のディズニー・アニメーション映画『ウィッシュ』から、日本語吹替版声優・生田絵梨花のレコーディングスタジオ歌唱映像が解禁された。

『ウィッシュ』は、ウォルト・ディズニー・カンパニー100周年記念作品。どんな“願い”も叶うと言われているファンタジーの世界“ロサス王国”を舞台に、“願いの力”をまだ知らない17歳の少女・アーシャが、ある出来事によって王国に隠された秘密を知り、恐ろしいヴィランに立ち向かう姿を描く。

ヒロイン・アーシャの声は、『ウエスト・サイド・ストーリー』で第94回アカデミー賞助演女優賞を受賞したアリアナ・デボーズが担当。『アナと雪の女王』シリーズのクリス・バック&ファウン・ヴィーラスンソーンの両監督がメガホンをとる。また、日本語吹替版では、生田絵梨花がアーシャの声を担当する。

ディズニー・アニメーション映画『ウィッシュ』 (C)2023 Disney. All Rights Reserved.

ディズニー・アニメーション映画『ウィッシュ』 (C)2023 Disney. All Rights Reserved.

どんな願いも叶うと言われる魔法の王国ロサスでは、国民は偉大な魔法使いであるマグニフィコ王に願いを捧げ、いつか王様が魔法で自分の願いを叶えてくれることを信じて暮らしていた。しかし、アーシャは、人々に慕われているマグニフィコ王が、実はみんなの願いを閉じ込め支配しているという王国の真実をひとり知ってしまう。思いもしなかった真実を知ってしまったアーシャが夜空に向け「どうか お願い」と強く願ったとき、彼女のもとに降りてきたのは願い星(スター)だった。スターや相棒の子ヤギ・バレンティノ、そして仲間たちと共に皆の願いを取り戻そうとするが、みんなの“願い”を破壊しながら魔法の力を増すマグニフィコ王がアーシャの前に立ちはだかる。

 
 

解禁された映像は、本作の日本語吹替版でアーシャを演じた生田絵梨花が、レコーディングスタジオで劇中歌「ウィッシュ~この願い~」を歌唱する姿を収めたもの。映像は、アーシャの「星が私たちを導き、自分の可能性を思い出させてくれる」とのセリフから始まり、劇中歌「ウィッシュ~この願い~」の歌唱へと続く。生田は、自身のレコーディング時を振り返り、「ギュッと固まった強さにならないように、地を踏みしめて、空の星まで届くような伸びやかな力強さになったらいいなと思いながら歌っていました」と語っている。

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12月8日(金)に発売された『SPA!デジタル写真集 大原優乃「オトナな天使」』から、誌面カット3点が解禁された。

女優の大原優乃は、2009年に『天才テレビくんMAX』のオーディションに合格し、Dream5のメンバーとしてデビュー。「ようかい体操第一」のヒットをへて、『第65回NHK紅白歌合戦』に出場した。女優としては、2022年に犬飼貴丈とのW主演ドラマ『-50kgのシンデレラ』(TBS系/Paravi)や『あせとせっけん』(MBS/TBS)、朗読劇『私の頭の中の消しゴム 13th Letter』などに出演。2023年は映画『さよならモノトーン』(中田圭祐主演)が公開されほか、『秘密を持った少年たち』(日本テレビ)や『おいしい給食 season3』(tvk ほか) など出演ドラマが放送中だ。

SPA!デジタル写真集 大原優乃「オトナな天使」表紙 撮影:松岡一哲 ヘアメイク:鈴木海希子 スタイリング:柾木愛乃

SPA!デジタル写真集 大原優乃「オトナな天使」表紙 撮影:松岡一哲 ヘアメイク:鈴木海希子 スタイリング:柾木愛乃

そんな大原は、2017年よりグラビア活動をスタート。本作『オトナな天使』では、「夏休み」をテーマに、“弾ける笑顔”や“大人な表情”を激写するべく撮影を行ったという。表紙には、黄色のビキニで向日葵を片手に持ちながら、笑顔をみせる大原のカットを採用。ログハウスへと入室しようとする瞬間や、網ニット×白ビキニ姿の一枚も公開されている。なお、誌面には黒のボンテ―ジ姿やシャワーシーンも収録されているとのこと。

SPA!デジタル写真集 大原優乃「オトナな天使」 誌面カット 撮影:松岡一哲 ヘアメイク:鈴木海希子 スタイリング:柾木愛乃

SPA!デジタル写真集 大原優乃「オトナな天使」 誌面カット 撮影:松岡一哲 ヘアメイク:鈴木海希子 スタイリング:柾木愛乃

 
SPA!デジタル写真集 大原優乃「オトナな天使」 誌面カット 撮影:松岡一哲 ヘアメイク:鈴木海希子 スタイリング:柾木愛乃

SPA!デジタル写真集 大原優乃「オトナな天使」 誌面カット 撮影:松岡一哲 ヘアメイク:鈴木海希子 スタイリング:柾木愛乃

 

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 2023年11月に上演された『眠れる森の美女』(新制作)のオーロラ姫に続いて、12月の『くるみ割り人形』では主役マーシャ役を踊る東京バレエ団のプリンシパル 沖香菜子。

 2016年に発表されたブルメイステル版『白鳥の湖』、2019年に37年ぶりにリニューアルされた『くるみ割り人形』、そして先日の『眠れる森の美女』で、東京バレエ団はチャイコフスキーの3大バレエ作品すべてを新制作で上演したが、沖はそのすべての主役を踊ってきた。2018年にプリンシパルに昇格して以来成長めざましく、繊細な演技と可憐な舞台姿、完璧なテクニックに加えて、内側から放たれる大輪の薔薇のようなオーラが眩しい。

『眠れる森の美女』の初日は久しぶりに緊張しました。プロローグ付の版だとオーロラ姫の登場まで時間があるので……落ち着くために同じオーロラ姫役の秋山さんと金子さんの顔を見に楽屋へ一回戻ったりしていました。それ以前にはマラーホフ版と子供のための版を踊ったことがありましたが、今回は3時間を超える大きなプロダクションで、この1年間で身体も変化していたこともあり、緊張もひとしおでした

 『くるみ割り人形』は2019年の初演でも好演。愛らしく優美な演技で観客を魅了したが、この4年の間に可愛らしさだけでない大人の魅力も加わった。

まだリハーサルも始まっていないので、この1年で自分の『くるみ』の踊りがどう変わっているのか予想がつかないですが、身体は年齢とともに確実に変わってきています。それがどう作用していくのか、楽しみでもあるんですよ。チャイコフスキーの音楽はよく聴いています。「ここはこうやって踊りたいな」「ここはちゃんと直さないといけないな」とか考えながら(笑)。でも、チャイコフスキーのクラシック音楽は本当に素晴らしいし『くるみ割り人形』は大好きな曲です。クリスマスの雰囲気が漂っているし、主役も「出てきました」っていう感じじゃなくて、気づいたらみんなと一緒に踊っていたという感じが好きなんです。ロシアに留学(ボリショイバレエ学校)していたときから、花のワルツなどを踊っていたので、演目自体に色々な思い出があります

Photo;Kiyonori Hasegawa

Photo;Kiyonori Hasegawa

 2010年に東京バレエ団に入団。5年前にプリンシパルになり、主役を踊る頻度が高くなったことで精神面でも変化が大きかったという。

昔はほとんど緊張しなかったんです。プリンシパルになってから、今まで考えなかった責任のようなことを考えたり、舞台でプロとして踊ることの重みを感じるようになりました。それまで責任を感じていなかったわけではないのですが……入団したての頃は怖いもの知らずで、年齢とともに緊張するようになりました。公演の日に至るまで、先生方がみっちり教えてくださって、細かく見てくださって、練習に練習を重ねてやっと本番を迎えるので、昔はとにかくお客様がいる舞台に立つのが楽しみで仕方なかったんです。今はもっと自分のハードルを上げて、いい踊りを踊りたい、もっと綺麗に見せたいという自分に対しての欲が強くなってきていると思います

Photo;Kiyonori Hasegawa

Photo;Kiyonori Hasegawa

 プリンシパルになる前のバレリーナは主役と脇役を兼任することがあるが、プリンシパルになるとコールド・バレエとして舞台に立つことはほとんどなくなる。

毎回出なくてもよくなるので、出る演目が減るし、役は減ってしまうんです。ある意味「舞台慣れ」していない状態でステージに立つことになるので、身体が動きにくくになってしまうのですね

Photo;Kiyonori Hasegawa

Photo;Kiyonori Hasegawa

 チャイコフスキーのバレエでは、どの役が一番自分に近いか? と聞くと、特に似ている役はないと語る。舞台では可憐で儚げに見えるが、話し声のトーンも落ち着いていて、とても強い芯を感じる。

負けず嫌いかと聞かれたら、そうなのかも知れません。とにかく子供の頃から「あなたの脚はバレエに向いていないからやめなさい」と先生から言われ続けてきましたから。バレリーナとして、自分の身体が条件に合っていると思ったことは一度もないんです。今でもすごくコンプレックスを抱えていますし、留学してからもロシア人と並んで、鏡を見て「あーっ」と思っていました。でも、そこで鏡を見るのをやめちゃったら終わってしまう。「じゃあどうしたら近づけるのか」という風に考えるようにしていました

Photo;Kiyonori Hasegawa

Photo;Kiyonori Hasegawa

 取材は朝早く行われ、取材のあとすぐに『かぐや姫』の新潟公演のため出発していった。舞台では妖精のようで、つねに完璧を目指して鏡と向き合うバレリーナの、人間としての強い精神力を見た。

取材・文=小田島久恵

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2023年12月9日(土)KAAT 神奈川芸術劇場<ホール>にて、KAAT 神奈川芸術劇場プロデュース『ジャズ大名』が開幕し、舞台写真と出演者コメントが公開された。

筒井康隆の傑作小説『ジャズ大名』を舞台化した本公演。江戸末期、アメリカから漂着した黒人奴隷と出会った音楽好きの藩主が、彼らの奏でる音楽の虜となり、城中でジャム・セッションを繰り広げる姿を描く奇想天外なコメディだ。
岡本喜八監督による映画(1986年)でも知られているが、今回は小説から新たに上演台本を書き起こし、物語の舞台を原作の九州の小藩から、実在した神奈川・小田原藩の支藩、荻野山中藩に置き換えたKAAT版オリジナル作品を上演する。

KAAT 神奈川芸術劇場プロデュース『ジャズ大名』舞台写真       撮影:引地信彦

KAAT 神奈川芸術劇場プロデュース『ジャズ大名』舞台写真       撮影:引地信彦

上演台本と演出は福原充則。音楽はジャズの周辺で多彩な活動を展開する関島岳郎。振付は、ダンスカンパニーBaobab主宰の北尾亘が担当。

撮影:引地信彦

撮影:引地信彦

撮影:引地信彦

撮影:引地信彦

出演者は、音楽好きの荻野山中藩の藩主・大久保教義役に千葉雄大、家老・石出九郎左衛門役に藤井隆。今回、舞台での初共演を果たす2人が、息の合った掛け合いで、爽快に、かつ熱く舞台を駆け抜ける。

撮影:引地信彦

撮影:引地信彦

さらに、大鶴佐助、山根和馬、富田望生、大堀こういち、板橋駿谷、北尾亘、永島敬三、福原冠、今國雅彦、佐久間麻由といった個性的なキャスト。そして、日本に流れ着く黒人役としてダンテ・カーヴァー、イサナ、モーゼス夢と、人気・実力を兼ね備えた俳優陣が集結し、福原が創り出す筒井ワールドを実現させる。

本公演は、12月24日(日)までKAAT 神奈川芸術劇場<ホール>にて上演。その後、兵庫・愛知・大阪でも上演する。

撮影:引地信彦

撮影:引地信彦

撮影:引地信彦

撮影:引地信彦

出演者コメント

■千葉雄大
今回の稽古場は、学生時代以来の席替えがあったんですが、ぐっと雰囲気が変わりますし、皆で話し合う時間もより増えて、とてもいいきっかけでした。踊る場面で、目が合うとお互いが繋がったような、セッションする瞬間があって、藤井さんにはそういうところを引っ張っていただいているなと感じます。
幕が開いてから下りるまでこんなに汗をかいている舞台は初めてで、音が鳴ったら自然と揺れてしまう身体になりました(笑)。劇場を揺らして、お客様をやみつきにさせて、また来たいと思っていただける舞台にしたいです。
どんな方にどんな風に観ていただいても感情が昂る芝居になっていると思うので、何かしら感じていただけたらいいなと思います。寒い冬がこれから待っていますが熱い作品をお届けしますので、ぜひ劇場にお越しください。よろしくお願いします!

■藤井隆
原作も映画も80年代の作品ですので今とはまた違う表現方法でドキドキするようなシーンもあって、令和に舞台でどのように表現するのか稽古前からすごく楽しみでしたし、挑戦的だなと思っていました。
福原さんは役で先ず自然にやったことをすごく尊重してくださる方なので、のびのびとやらせていただいています。足袋一枚で舞台に上がるので芯から冷えて膝や腰が痛いんですが(笑)、そんなことがどうでもよくなるくらい、早く幕が上がらないかなと楽しみです。
1年の中でもにぎやかで華やかな12月と1月に『ジャズ大名』に参加できていることを本当にうれしく思います。出演者、スタッフ一同万全の状態でお客様をお迎えできるようにしておりますので、楽しい気持ちで観ていただけると思います。ぜひ劇場にお越しいただきたいです!

■富田望生
緊張していますが、怪我なく病気なく明日初日を迎えられるのではないかなととても嬉しく思っています。本番も皆で元気に、そして稽古場で紡いできたことをしっかりお客様に届けたいです。
今までは、舞台に上がる前に役の気持ちを作ってから出ていくタイプだったので、稽古当初は時間がないまま役が変わることに対する混乱もありました。でも、やこという人間がすべてに化けているんだというのを掴めたとき「理解できるような気がする」と思ったのは大きな発見でした。大変なこともありましたが、楽しい、新しい発見がすごく多い稽古場でした。
つむじから足の爪までぞわぞわと熱く燃え上がるような作品になっています。何度も出てくる音楽があるんですが、帰りの電車や車の中、歩いているときにこの音楽がぐるぐるとまとわりつくような時間になればいいなと思います。ぜひ劇場にお越しください!

福原充則 コメント

初日公演の前日というのは、一番ワクワクする時期であると同時に一番緊張する時期ですが、色々うごめく感情を最終的に吹っ飛ばすような芝居なので、そういう意味ではいつもより落ち着いています。
大好きな筒井先生の作品をやらせていただくというのはとても緊張しますし、とてもイヤだな、という気持ちで。でも絶対断りたくはないなと、向き合わなきゃいけないな…という思いが同時に浮かんできて今ここにいます。
舞台上で起こることは誇張はしていますが、お客さんの心中にあるものを増幅して見せるものだと思っているので、お客さんからパワーをいただいて舞台上からお返しできればと思います。舞台はお客さんが入ってくださってやっとピースが埋まるものだと思いますし、完成が楽しみです。
オープンな気持ちでご覧になっていただき、普段自身に内包されている感情が舞台上で爆発する様を楽しんでください。

(左から)富田望生、千葉雄大、藤井隆、福原充則        撮影:引地信彦

(左から)富田望生、千葉雄大、藤井隆、福原充則       撮影:引地信彦

 

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2023年12月8日(金)TACHIKAWA STAGE GARDENにて、『ミュージカル「忍たま乱太郎」第13弾 忍術学園 学園祭2023』が開幕した。この度、オフィシャルの舞台写真とキャストコメントが届いたので紹介する。

撮影:丸山 尚  (C)尼子騒兵衛/NHK・NEP (C)ミュージカル「忍たま乱太郎」製作委員会

撮影:丸山 尚  (C)尼子騒兵衛/NHK・NEP (C)ミュージカル「忍たま乱太郎」製作委員会

本公演は、過去弾を含むミュージカル「忍たま乱太郎」楽曲の披露をメインとしたライブイベント。これまで多くの名曲を生んできた「忍ミュ」。ファンの方々だけでなく本公演をまだ観たことない方にも「忍ミュ」の楽しさを感じることができる公演だ。なお、学園祭で四・五・六年生が全員揃うのは今回が「忍ミュ」初となる。

撮影:丸山 尚  (C)尼子騒兵衛/NHK・NEP (C)ミュージカル「忍たま乱太郎」製作委員会

撮影:丸山 尚  (C)尼子騒兵衛/NHK・NEP (C)ミュージカル「忍たま乱太郎」製作委員会

撮影:丸山 尚  (C)尼子騒兵衛/NHK・NEP (C)ミュージカル「忍たま乱太郎」製作委員会

撮影:丸山 尚  (C)尼子騒兵衛/NHK・NEP (C)ミュージカル「忍たま乱太郎」製作委員会

なお、東京公演は12月10日(日)まで。その後、12月15日(金)~12月17日(日)大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて行う。

撮影:丸山 尚  (C)尼子騒兵衛/NHK・NEP (C)ミュージカル「忍たま乱太郎」製作委員会

撮影:丸山 尚  (C)尼子騒兵衛/NHK・NEP (C)ミュージカル「忍たま乱太郎」製作委員会

出演者コメント

<忍術学園 六年生>

■立花仙蔵 役 湯本 健一
13弾学園祭がやってきましたね!! 12弾の学園祭から随分と時間が経ちましたが、今回は皆様ご存知の通り、待ちに待った上級生が勢揃い! で最高のお祭りになること間違いなし!! 久々に顔を合わせるメンバーもいますので、稽古期間から既に楽しいんですよ♪ 私は今年で4回目の学園祭となりますが、毎年沢山の楽しい思い出を重ねてきました。 今年の学園祭も私は勿論、ご来場くださった全てのお客様の思い出になることを願っていますので、全力で一緒に楽しみましょうね! 2023年の最後は声枯らすぞーーー!

■潮江文次郎 役 渡辺 和貴
ついに開幕します! ミュージカル『忍たま乱太郎』学園祭!! しかも今回四・五・六年生が全員勢揃いということで本当に楽しく嬉しく最高でーす!! そしてなんと今回登校してくださった皆様も声出しOKということで!! 学園祭で声出しOKが本当に本当に楽しみで待ってましたー!!でございます!! 一緒に声枯らして楽しみましょう!!笑  稽古も毎日皆でワイワイ明るい現場で毎日が幸せな時間を過ごせました。 この幸せを皆さんにも学園祭を観て感じてもらいたい!! 一緒に同じ時間を同じ空間で過ごし、終わった時に一緒に幸せだったー! 楽しかったーって思ってもらえるよう、そして自分もそう思えるよう、ギンギンに頑張ります!! 応援宜しくお願いしますっ!!

■中在家長次 役 新井 雄也
13弾学園祭!! 今回は圧倒的マンパワー!! 四・五・六年生も全員集合!本当にエネルギーが凄いです。
そして今回は、、、声出し、スタンディングOK!!!! 学園祭では10弾ぶりですから…! 感慨深いですね。
それを込みでの演出も数々ありますので、一緒に大盛り上がりしましょう! あとは個人的に図書委員会メンバーが大集合!
長次、雷蔵、きり丸、松千代先生! やっっっと帰ってきたな雷蔵!! 図書委員会が活躍する場面もあるかも…!?
最高潮に豪華な忍術学園学園祭に、是非お越しください!!

■七松小平太 役 坂垣 怜次
皆さんこんにちは! 七松小平太役の坂垣怜次です。いつも応援の程、ありがとうございます。今回は四・五・六年生が全員揃うということで、素敵な学園祭になる予感しかありません。みんなの思い出に残るような最高に楽しい学園祭に出来るよう、頑張りたいと思います。僕はダンスが好きなので、自分にしか出来ない小平太の豪快でキレッキレなダンスを踊りたいと思います。是非学園祭を細かい所まで観て頂ければと思います。みんなで一緒に盛り上がって行きましょう!

■食満留三郎 役 鈴木 祐大
皆様初めまして。 食満留三郎役の鈴木祐大と申します。 13弾学園祭いよいよ初日の幕が上がりました。 今回初めて四・五・六年生の上級生が勢揃いします。稽古を通じて団結力を高めた事はもちろんなんですが、その中でも学年毎にある個性と言いますか、各学年のカラーみたいなものもあってその点もお楽しみにご観劇頂けたらと思います。 そしてなんと言っても、総勢30名以上のキャラクターが出演致します! 大きな会場を忍たま、先生、ドクタケ忍者隊が走り回ります! お客様の声援も解禁されました!! ミュージカル忍たま乱太郎第13弾最後の締めくくりを一緒に盛り上がりましょう!! 劇場でお待ちしております。

■善法寺伊作 役 反橋 宗一郎
やってまいりました13弾の締めくくりでもあります学園祭っ!! これぞ13弾! というような仕上がりになったのではないでしょうか!
なんと四・五・六年大集合! ということで稽古場からすんごいパワーでした。あぁこの曲はこんな事があったなぁとか思わず思い出したり、みなさんも色んな楽しみ方をして一生の思い出を作ってほしいです!
てなわけで、皆さんの声帯に期待してます!!!

撮影:丸山 尚  (C)尼子騒兵衛/NHK・NEP (C)ミュージカル「忍たま乱太郎」製作委員会

撮影:丸山 尚  (C)尼子騒兵衛/NHK・NEP (C)ミュージカル「忍たま乱太郎」製作委員会

撮影:丸山 尚  (C)尼子騒兵衛/NHK・NEP (C)ミュージカル「忍たま乱太郎」製作委員会

撮影:丸山 尚  (C)尼子騒兵衛/NHK・NEP (C)ミュージカル「忍たま乱太郎」製作委員会

<忍術学園 五年生>

■久々知兵助 役 山木 透
上級生が勢揃いした学園祭、そして何より五年生が5人揃った学園祭。こんなに嬉しいことはありません。そして今回からまた皆さんの声出しもOKになりました。久しぶりだとは思いますけど沢山声を出してもらうことになると思うので覚悟しておいてくださいね。
2023年、そして13弾の締めくくりのお祭りです。きっと始まったら一瞬で終わってしまうと思います。色々な面倒なことは全て忘れて、僕たちと皆さんとで一緒に楽しみましょう!

■尾浜勘右衛門 役 佐藤 智広
いよいよだー! 始まったぞー! どうも、尾浜勘右衛門役の佐藤智広です。 ありそうでなかった、やってそうでやっていなかった四年生・五年生・六年生全員集合! そしてもちろん先生方やドクタケ忍者隊の皆さん、土寿烏・万寿烏のお二人に雑渡昆奈門と、とても賑やかな学園祭。 推しやお気に入りの出番でなくとも、全てを楽しめること間違いなし。 年の瀬にお客様と最高の時間を共にできることが嬉しくて幸せです。 お互いに全力で楽しみ尽くしましょうね!

■不破雷蔵 役 吉田 翔吾
お久しぶりです! 約4年振りに学園祭に出演させていただきます。
久しぶりな忍ミュ…初稽古の時からドキドキしていましたが、キャストの皆さんお変わりなく、且つパワーアップしまくっておりまして現在は初日の幕が開くのを今か今かとワクワクしております!
不破雷蔵として優秀なところが華開くのか…優柔不断なところが炸裂するのか…。どっちなんだろう。迷いますね…。
でもきっと三郎、八左ヱ門 、兵助 、勘右衛門 そして先輩、後輩、先生方が支えてくださいますのでご心配なく! 本番をお楽しみに!!

■鉢屋三郎 役 久下 恭平
大切な仲間達の中で、そして大切な家族である皆様の前で、自分にとっても大切な役を生きることが出来たこと、幸せでなりません。改めて、光栄でなりません。ステージ上で、皆様より少しだけ近くで仲間の顔を見てました。今後のお面づくりの参考になる程、皆最高の笑顔でした。間違いなく、応援してくださる皆様あっての笑顔です。心から感謝しております。引き続き、宜しくお願い致します。以上、鉢屋三郎役、鉢屋三郎でした。

■竹谷八左ヱ門 役 栗原 大河
ついに五年生全員揃っての出演。
13弾の曲はもちろん、懐かしいあの曲もさらに進化して披露させていただきました。
またこの5人で戻ってくることが出来て本当に嬉しいです。
四・五・六年生が全員集合したステージは激アツですよ! 会場みんなで歌って踊って盛り上がりましょう!
今年一年を締めくくる最高のコンサートにしますので残りの公演も是非楽しんでいただけたら嬉しいです。

撮影:丸山 尚  (C)尼子騒兵衛/NHK・NEP (C)ミュージカル「忍たま乱太郎」製作委員会

撮影:丸山 尚  (C)尼子騒兵衛/NHK・NEP (C)ミュージカル「忍たま乱太郎」製作委員会

撮影:丸山 尚  (C)尼子騒兵衛/NHK・NEP (C)ミュージカル「忍たま乱太郎」製作委員会

撮影:丸山 尚  (C)尼子騒兵衛/NHK・NEP (C)ミュージカル「忍たま乱太郎」製作委員会

<忍術学園 四年生>

■平滝夜叉丸 役 龍人
いよいよ年に一度のお祭り、忍ミュ学園祭が始まりますね。
今回は四・五・六年生が全員揃うということで大ボリュームになっております。その中でも個人的に五年生の不破雷蔵先輩とドクタケ忍者隊の竜鬼のパフォーマンスが熱いと思っています。どちらも客席で皆様と一緒に見たいくらいです。是非そのパフォーマンスを見て盛り上がってください。
そして四年生も12弾再演振りに5人揃います。13弾から見た方は5人揃った凄まじいパワーを、以前から見てた方は久しぶりの5人の絆を是非楽しんでください。
一緒に盛り上がって記憶に残る最高の思い出を作りましょう!

■綾部喜八郎 役 大谷 誠
皆さん! 文化祭の学園祭が始まりますよ! 楽しむ準備は出来ていますかー?! んん? あれ?
2年ぶりの学園祭なので、皆さん少々身体が鈍っているんじゃないですか?
しかーし! 学園祭はあっという間に始まって、あっという間に終わっちゃいます! しっかり準備して、目一杯楽しんで下さいね!
みんなでたくさん声を出して、13弾の締めくくりに相応しい学園祭にしましょう!

■田村三木ヱ門 役 三井 淳平
僕の演じる田村三木ヱ門としては、4度目の学園祭出演になります。個人的に、学園祭には初演再演を踏んだ上でのご褒美のようなイメージを持っていて、生徒も先生も味方も敵も関係なしにひとつのステージで大盛りする事が出来る、大好きで大切なイベントです。
13弾は学園祭のみ出演という初めての機会ですが、初演再演での他の四年生の活躍ぶりには三木ヱ門も闘志を燃やしていましたので、今回の学園祭では、自分の身体を通して三木ヱ門が大活躍できるよう、精一杯努めさせていただきます。是非ペンライトやうちわと一緒に、彼に声援を送ってあげてください!

■浜守一郎 役 飯塚 大夢
僕が初めて参加させていただいたこの忍ミュ第13弾の集大成である学園祭がついに開幕します!!
この日を待ち望んでいました。
しかも上級生全員参戦という記念すべき学園祭に参加できることをとても嬉しく思います。
本編で一緒にやってきた仲間、そして学園祭から出会った仲間とともに最後まで駆け抜けます!
毎公演来てくれているお客さん全員にパワーをぶつけるつもりでパフォーマンスしますので、覚悟しておいてください!

■斉藤タカ丸 役 坂下 陽春
13弾学園祭にて斉藤タカ丸として忍ミュの世界に帰ってくることができ、そして参加することができて本当に嬉しいです!
さらに今回の学園祭では上級生六年生、五年生、四年生、が全員参加するということで僕自身お会いしたことのない方もいらっしゃるので本番が楽しみでしかたありません!
2023年の締めくくりとして素敵な学園祭になるよう斉藤タカ丸として全力で頑張りますので応援の程よろしくお願いします!

撮影:丸山 尚  (C)尼子騒兵衛/NHK・NEP (C)ミュージカル「忍たま乱太郎」製作委員会

撮影:丸山 尚  (C)尼子騒兵衛/NHK・NEP (C)ミュージカル「忍たま乱太郎」製作委員会

撮影:丸山 尚  (C)尼子騒兵衛/NHK・NEP (C)ミュージカル「忍たま乱太郎」製作委員会

撮影:丸山 尚  (C)尼子騒兵衛/NHK・NEP (C)ミュージカル「忍たま乱太郎」製作委員会

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伊礼彼方は、2023年12月13日(水)19:00より、生配信『伊礼彼方の部屋 vol.12 ~山路和弘×紅ゆずる×伊礼彼方~』 ――アレがアレやからアレになった宴―― の配信をStreaming+にておこなう。配信予定時間は90分間を予定しているが「変更となる場合もあり」だそう。2023年12月20日(水)23:59迄は、アーカイブでの閲覧も可能だ。

「伊礼彼方の部屋」は、伊礼彼方が毎回、自身の出演する公演中に共演者を迎えて開催してきた、言わば“ここだけぶっちゃけトークショー”。12回目を数える今回は、12月10日に全国ツアーの全日程が終了する舞台『NOISES OFF』の共演者二人である山路和弘と紅ゆずるをゲストに迎えて開催する。

伊礼とは過去に共演したこともある山路、そして今回『NOISES OFF』での初共演で意気投合した紅と、本番中でのエピソードや、ドタバタな熱いトークが繰り広げられること必至。「大千穐楽後の打ち上げ気分でお楽しみ頂ける内容盛りだくさん!」とのことなので、期待しよう。

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有村架純の写真展『sou.』が2024年3月1日(金)に東京・池袋本館7F PARCO FACTORYで開催されることがわかった。

2010年のドラマ『ハガネの女』(テレビ朝日)で俳優デビューした有村架純は、その後2013年にはNHK連続テレビ小説『あまちゃん』に出演。2015年には『映画 ビリギャル』に主演し、2021年には『花束みたいな恋をした』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した。近年は、映画『るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning』や『月の満ち欠け』、NHK大河ドラマ『どうする家康』などに出演。2023年は映画『ちひろさん』が公開され、2024年にはNetflixシリーズ『さよならのつづき』が配信予定だ。

有村架純 写真集『sou.』(2024年2月9日発売) 撮影 今城純 (C)マガジンハウス

有村架純 写真集『sou.』(2024年2月9日発売) 撮影 今城純 (C)マガジンハウス

2024年2月9日(金)に発売される写真集『sou.』は、そんな有村が30代を迎えて初めての写真集。「ファンへの感謝」をテーマに、東京をはじめ、鎌倉やタイの離島で撮影が行われた。

有村架純 写真集『sou.』(2024年2月9日発売) 撮影 今城純 (C)マガジンハウス

有村架純 写真集『sou.』(2024年2月9日発売) 撮影 今城純 (C)マガジンハウス

写真展は、写真集の発売を記念して開催される。会場では、未収録のカットやオフショットのほか、様々な写真や映像を展示予定。来場者には、オリジナルステッカーの特典付きのほか、写真展会場でしか購入できないスペシャルカバーつき写真集(通常版と共通)の販売(ポストカード付)や有村プロデュースによるオリジナルグッズも販売を予定している。

そのほか詳細は、写真展公式ページを確認しよう。

 

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池袋HUMAXシネマズにて開催されたTVアニメ『望まぬ不死の冒険者』第1話・第2話先行上映会で、キービジュアルが初公開された。メインキャラクターのレント、ロレーヌ、シェイラ、リナの4人のキャラクターを描き下ろしたイラストになっている。『望まぬ不死の冒険者』は丘野優による小説のTVアニメ化。

さらにイベント内では放送情報の詳細も発表され1月8日(月)よりAT-X、TOKYOMX、サンテレビ、BS日テレにてTV放送が開始され、1月5日(金)からはdアニメストア、Netflixにて地上波先行・国内最速配信が開始されることが決定。

そしてYouTubeにて本PV第2弾の映像も新たに公開された。またこの映像の中ではエンディングテーマ阿部真央「Keep Your Fire Burning」の楽曲の一部も使用されている。

JUVENILE

JUVENILE

さらに、今作でJUVENILEが担当するオープニングテーマ「IMMORTAL」が第1話テレビ放送タイミングの1月9日(火)0時より各音楽サイトにて配信リリースされることも発表された。

阿部真央

阿部真央

また阿部真央が担当するエンディングテーマのタイトルが「Keep Your Fire Burning」に決定したことが新たに発表され、こちらもオープニングテーマと同じく1月9日(火)0時より各音楽サイトにて配信リリースされることも発表された。

TVアニメ『望まぬ不死の冒険者』の放送を楽しみに待ちたい。
 

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2023年12月14日(月)〜2024年2月14日(水)の期間、鹿児島県立 吉野公園にて『鹿児島イルミナージュ』が開催される。

「イルミナージュ」とは、イルミネーションの「イルミ」とフランス語の「泳ぐ」を意味する「ナージュ」との造語で、日本全国およびハワイをはじめとした諸外国にイルミネーションイベントを展開している人気のイベントだ。圧巻の空間演出は、夢の世界のような光の芸術を織り成し、Yahoo!のクリスマス特集の全国イルミネーション 人気ランキングやアクセス数ランキングで全国1位を獲得。そんな「イルミナージュ」ブランドが、南九州に初上陸する。

『鹿児島イルミナージュ』では、鹿児島県立吉野公園の広大な敷地内に、100万球超えるイルミネーションの装飾で心温まる光の感動作品を体験することができる。会場には参加型のイルミネーションのほか、かわいい動物のイルミネーションやクリスマスツリー、約30mの光のトンネルなど11ヶ所のスポットが用意され、子どもから大人まで楽しめる多彩なイルミネーションが登場。さらに、キッチンカーでフード・ドリンクの販売も予定している。また、ほとんどすべての電球でLEDを使用し環境及び節電に配慮しているという。

お得な前売りチケットは、12月13日(日)まで発売中。

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「可愛いベイビー」でデビューし、歌手・女優として60年以上にわたり活躍を続ける中尾ミエ。2023年6月にコットンクラブで77歳のバースデーライブを開催した彼女が、2024年2月9日(金)から12日(月・祝)、東京・有楽町のI’M A SHOWでさらにパワーアップしたライブを届ける。今回は自身の芸能生活を辿る楽曲に加え、尾藤イサオ、正司花江、モト冬樹、光枝明彦をゲストに迎え、2015年から2019年まで中尾が主演・プロデュースを務めた『ザ・デイサービス・ショウ』の楽曲も披露する。改めてライブへの意気込みや、仕事に対する向き合い方について聞いた。

――どういったステージになるのか、構想をお伺いしたいです。

2023年の6月6日に行ったバースデーライブをベースに、ゲストをお招きしたいという思いがありました。(2019年まで続けていた)『ザ・デイサービス・ショウ』がコロナ禍で中断してしまったところもあって、でも、皆さんまだお元気なのでもう一回できるなと思って。確証はなかったけれど、連絡したらOKをいただくことができました。私自身もすごく楽しみです。

――今回の魅力、見どころはどこになりそうですか?

バースデーライブと『ザ・デイサービス・ショウ』のロックバンドのドッキングです。ゲストの方々はモト冬樹さん以外私より先輩。皆さん私を元気だと言うけど、もっと元気な先輩がいるのを知ってほしかったんです。6月のライブは1日だけでしたが、私の周りのご高齢の方から「久しぶりに出かけてショーを観る楽しさを味わえた」という声をいただきました。「機会があったらやっぱり外に出たいんだ。それなら私が頑張ろう」と思ったんです。着ていく服を考えたり、終わったら友達とどこに行こうかとワクワクしながらスケジュールを立てていたりするのを見たら、こういう場を作りたいと思いました。本当に、高齢の方に来ていただきたいですね。若い人に負けないパワーがありますし、みんな現役で頑張っているのを見せつけてやりたいです!

――公演タイトルの『No Time At All〜人生もっともっと楽しまなくちゃ〜』にかけた思いを聞きたいです。

『ピピン』で歌ったんですが、歌詞がすごく等身大でした。70歳になって新曲なんて普通はありえないけど、歳をとったからこそ歌える歌に巡り合ったわけです。自分の気持ちを代弁するような曲を歌い続けたいと思って選びました。

――『ピピン』についての思い出も少しお伺いしたいです。

関西公演もあって2ヶ月近い公演だし、アクロバットは初めて。自分でも持つかどうかわからなかったんですが、やってみたら「あ、できた」となって。若い人もみんな初めての経験で、誰一人として楽な役はなかったから誰も弱音を吐けないんですよね。自分だけが大変じゃないとみんなわかってるし、大袈裟じゃなくみんな命懸けだから。毎日「今日も無事に終わった」と思っていたし、パワフルで充実していました。実は、オーソドックスな『ピピン』は前にもやっているんです。そのつもりで受けたら全然面影がなくて。全員が大変な中に放り込まれて、とにかく1日1日無事に終わればいいという気持ちでした。

――『デイ・サービス・ショウ』のメンバーがまた集結することを楽しみにしているお客様も多いと思います。思い出やゲストの皆さんの印象を教えていただけますか。

正司さんは昔ギターを弾いてらしたけど、弾く方からするとエレキギターはまた全然違うらしいんです。光枝さんもこの作品で初めて楽器を持って、本当に1から始めたんですが、皆さん毎日練習してくれました。正司さんは「冬樹さんには負けたくない」と言ったりして。稽古がすごく楽しみだと言ってくれて、「こんなデイサービスがあったらみんなすすんで行くのに」、「みんながやりたいことをやらせてくれる環境があればいいな」とつくづく思いましたね。目標を作って、発表会でも施設のイベントでもいいから誰かに成果を見てもらうってすごく励みになる。私はロックバンドを作りましたけど、なんでもいいから本当に楽しくてそこに行きたいと思う環境が作れたらと思います。

――その想いに共感するお客様も多かったと思います。反響などはいかがでしたか?

何回も見に来てくださる方が多かったですね。車椅子で来てくださった90代の方もいらして。出かけようという気持ちがパワーになるし、出かけるためにおしゃれしてお化粧するのってワクワクするじゃない? ワクワクするひとときを持ってもらいたいです。こういうと僭越ですが、年寄りばっかりのショーをする人っていないと思うから。ぜひ高齢の方に来て、元気になってほしいし、まだ頑張ればできるというのを証明したいと思っています。

――頑張ればできるということですが、体力やスタイルをどうやってキープしているんでしょう。

やっぱり日々の努力ですね。特別なことって続かない。簡単なことでいいから毎日続けていれば筋肉ってついてくるし体が動くようになるともっといろんなことができるようになる。何歳になっても体は変わります。私はこの歳になって人生で一番体ができていると思いますね。これは声を大にして言いたいけど、いくつになっても遅すぎないから始めてほしいです。

――これまでの芸能生活を振り返って、ターニングポイントはどこでしょうか。

最初は30歳になった時かな。バースデーコンサートをやる時に、6分くらいのダンスナンバーを作ったんです。1日6時間くらい練習していたら本番前日に足を痛めてしまって。付け焼き刃ではいけないと思い、そこからトレーニングを始めました。あとは60歳になった時、「人生一周したんだ」と思って、自分が経験してきたことをもう一回掘り下げてみようと考えるようになりました。自分が苦手だったこと、避けてきたことにもう一度挑戦してみようかなと思うようになって、やってみると芋づる式に発見がある。できないと思っていたこともできるようになるから楽しいですね。

――前向きでいられるマインドの持ち方について聞きたいです。

これから先、周りがいなくなると頼れないでしょう。自分が楽しいと思うことを身につけておかないと。例えば周りの人からしても、「歳をとったので面倒を見てください」って言われても嫌じゃない。まず自分が楽しく生きていれば、周りも楽しんでくれるんじゃないかと思う。一緒にいて楽しいと思ってほしいから、新しいことにもどんどん挑戦しています。こういう取材でも、十年間同じことを言ってたらみんな「それ前も聞いたよ」と思うでしょう。年1回くらい新しいネタを提供すると話題も広がるし。ショーでもそう。同じことだけじゃ自分も飽きるし、目新しいことをしていれば「絶対に楽しいから見にきて」って自信を持って言えるじゃないですか。

――中尾さんのパワーや笑顔の源はなんでしょう?

年々先が見えてくる状態だから、今やっておかないともう間に合わない。健康で体が動くうちに、楽しいこと、やりたいことをやらないと。後悔したくないから1年1年がすごく貴重。この気持ちは年々強くなっていくわけだから、一種の終活だと思っています。

――同世代・若い世代問わず、頑張っている人たちへのエールをいただきたいです。

最近いろんなところで言っているけど、人生を最後の最後まで楽しみたい。何十年先のことはわからないけど、自分で目標を立てて、クリアしたらまた次と死ぬまで志を持っていたい。もしかしたら到達しないかもしれないけど、そこにいくプロセスを楽しむことができれば、日々充実感を得られるからいいの。誰かが亡くなった時に「志半ばで残念だっただろう」ってよく言うけど、私は最近、志半ばで死ねるのは幸せだなって思うようになった。最後まで志を持って生きていたいなと思って。目標に向かうパワーを持って生きるのは幸せだと私は思いますね。必ず終わりはあるから、ゴールまでの間本当に無駄なく生きていかないと。

――最後に、楽しみにしている皆さんへのメッセージや、これからの中尾さんの目標をお願いします。

皆さんにも、嫌々人生を終わってほしくない。でも、自分が何をやりたいのか、何している時が幸せなのかは自分で見つけるしかないんです。楽しいと思えることが見つかったら、時間を無駄にせず今すぐ始めてほしい。なるべく人の迷惑にならないように気を付けないといけないけど、楽しくて明るい人なら、みんな迷惑に思わないだろうから。歳をとった人の強みってやっぱり経験。なんでもないことを話しても勉強になるし、同じことを話しても新鮮に聞いてくれる人もいますから。楽しい、可愛がられる年寄りになりたいと思っています。

取材・文=吉田沙奈 写真=ヒダキトモコ

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株式会社レプロエンタテインメント主催によるミュージカル『春のめざめ』(台本・歌詞:スティーヴン・セイター、音楽:ダンカン・シーク、原作:フランク・ヴェデキント/翻訳・訳詞:金子絢子、演出:奥山寛)の本公演が12月5日(火)より12月23日(土)まで、東京・浅草九劇で上演中だ。

【動画】ミュージカル「春のめざめ」2023 WESTチーム 公演プロモーション映像

 

【動画】ミュージカル「春のめざめ」2023 EASTチーム 公演プロモーション映像

 

本プロダクションは、昨年(2022年)7月に同劇場でおこなわれた初演が高評価を得たことを受けての再演である。出演者はWEST/EASTの2チームに分かれ、各役をダブルキャストで演じる。主人公メルヒオール役は、有馬爽人/東島京。ヒロインのヴェントラ役が、北村沙羅/内田未来。そして、モーリッツ役を坂口湧久/江副貴紀、ヘンスヒェン役を田川颯眞/池田航汰、エルンスト役を天丸翼/平川聖大、ゲオルク役を脇卓史/山下真人、オットー役を熊野義貴/加賀谷奏音、イルゼ役を吉澤まゆう/井上花菜、マルタ役を小多桜子/バリオスアリアナ、アンナ役を那須愛理佳/菊田万琴、テア役を大原よしの/神山彬子、大人の男性役を松井工/森田浩平、大人の女性役を魏涼子/尹嬉淑が、それぞれ演じる。初演時と同様、オーディションを経て選ばれた面々だ(ヴェントラ役の北村と、大人役4名は初演からの続投)。

ミュージカル『春のめざめ』WESTチーム

ミュージカル『春のめざめ』WESTチーム

昨夏も観劇している筆者は今回、プレビュー公演(12月3日)の前日におこなわれたゲネプロ(最終通し稽古)を、WEST/EASTの両ヴァージョンとも見学した。初演と比べて些かも引けを取らない上演クォリティの高さに大きな満足感を得た。

ミュージカル『春のめざめ』EASTチーム

ミュージカル『春のめざめ』EASTチーム

このミュージカルの原作は、ドイツの劇作家フランク・ヴェデキントによる同名戯曲(1891年出版)だ。その舞台は19世紀末のドイツ。厳格なキリスト教社会のもと、(題名が示すとおり)“性のめざめ”を迎える思春期の少年少女たちが、無理解な大人たちから受ける抑圧により、悲劇へと向かう顛末が描かれる。だがそれは、自慰、暴行、虐待、性交、中絶、SM、BL、自死といった要素の含まれる問題作だったために、出版から初演までに15年もの歳月を要し、さらにその後、上演禁止の憂き目にもあった。ただし「これらこの戯曲で取り上げられている出来事については、ほとんどすべて子ども時代のヴェデキントの周辺で実際に起こったことばかりだった」と、岩波文庫版『春のめざめ』で、訳者・酒寄進一氏が解説している。

ミュージカル『春のめざめ』WESTチーム

ミュージカル『春のめざめ』WESTチーム

そんな約100年前の古典を、ロック・ミュージカルとして生まれ変わらせようと思いついたのが劇作家で詩人のスティーヴン・セイターだった(1999年に発案)。原作をわかりやすく再整理し、細部を膨らませ、物語に明快さと深みを与えた。そして、各場面に登場人物たちの内面を反映させた楽曲をはめこんでいく。作曲を手掛けたのは、友人のシンガー・ソング・ライター、ダンカン・シーク。やがて鬼才演出家マイケル・メイヤーがプロジェクトに参加し、幾多ものワークショップを重ね、オフブロードウェイ上演を経て、2006年12月ブロードウェイ開幕へと漕ぎつけた。公演は好評を博し、翌2007年の第61回トニー賞でミュージカル最優秀賞を含む8部門を“制覇”、2008年にはグラミー賞の最優秀ミュージカル・アルバム賞も受賞した。

ミュージカル『春のめざめ』EASTチーム

ミュージカル『春のめざめ』EASTチーム

筆者もブロードウェイ公演を観て衝撃を受けた。19世紀ドイツのギムナジウムの男子生徒が突如ハンドマイクを握りしめ激しいロックを歌い、「B*tch」「F*ck」といった放送禁止用語で客席を沸かせたり、眼前で性行為が繰り広げられるなど……。そこには無数の不意打ちに満ちた、劇的「異化効果」ーーすなわち“違和を以て尊しと為す”の集大成があった。さりとて芸術的品位が損なわれることはまるでなく、ミュージカル・ナンバーは畏るべき名曲揃いで、作品全体が完成度の極みに達していた。また、ビル・T・ジョーンズによる振付や、ケヴィン・アダムズによる多数のネオン管が組み合わされた照明も、ユニークかつ冴え渡るセンスを感じさせ(いずれもトニー賞を受賞)、後者は我が国の演劇シーンにもエピゴーネン(追随者)を産んだほどだ。そして、なにより魅力的な演者らの活躍が若い観客層を熱狂させた。無名のオリジナルキャストだったジョナサン・グロフ、リア・ミシェル、ジョン・ギャラガーJR.、スカイラー・アスティンらは、本作をきっかけに、その後スターダムへと伸し上がっていく。

こうして最も効果的な姿で原作戯曲のスピリッツを現代に蘇生させることに成功したミュージカル版『春のめざめ』だったが、全米を襲ったリーマン・ショックの影響を受け、2009年初頭にブロードウェイ公演はクローズとなる。そして、日本では同年暮れから翌年にかけて劇団四季による日本語版のレプリカ公演が上演された。一方、アメリカでは“ろう劇団”のデフ・ウェスト・シアターが、手話も交えたリヴァイヴァル版を製作し、2015年~16年にブロードウェイで期間限定の上演をおこなった。その他にも、ネットで調べると、欧米アジアなど世界の諸国で様々な言語での上演がなされている。2021年11月には伝説のオリジナル・メンバーたちが再結集し15周年記念チャリティコンサートを開催、その模様は「春のめざめ -名作ブロードウェイ 再集結の舞台裏-」というドキュメンタリー映像に収められた(日本ではU-NEXTで独占配信中)。同メンバーは第75回トニー賞授賞式でも15周年記念パフォーマンスを披露した。

ときに、2017年3月、芸能の聖地・浅草に<人を育む劇場>というコンセプトのもと「浅草九劇」が開業した。この劇場は自主事業にも力を注ぎ、本格的なミュージカルを小劇場の距離感で楽しめる企画を2021年から開始。第一弾はオフ・ブロードウェイ・ミュージカルの『キッド・ヴィクトリー』、そして2022年夏の第二弾で一気にブロードウェイ・ミュージカルの上演に挑戦、それが『春のめざめ』だった。そして今回、2023年師走に待望の再演である。以下、その模様をお伝えする。

ミュージカル『春のめざめ』EASTチーム

ミュージカル『春のめざめ』EASTチーム

浅草の六区ブロードウェイ商店街を演芸場やストリップ小屋を超えて北に抜け、ひさご通り商店街に入って少し歩けば、明治以来百年以上の歴史を持つ老舗の牛鍋店「米久 本店」が見える。その向かい側が「COFFEE BAR桟敷」、横の外階段を二階に昇れば「浅草九劇」である。いかに六区“ブロードウェイ”商店街からほど近いとはいえ、まだまだ昭和情緒(というか江戸情緒さえ)漂うこの街で、まさか本格的なブロードウェイ・ミュージカルが上演されていようとは誰が思うものか。しかも劇場に入れば、客席数が100にも満たないであろう小さく狭い空間。ニューヨークならばオフオフ・ブロードウェイの規模。そんなところで、まさかオン・ブロードウェイ作品を味わえるとは、或る意味、贅沢が過ぎる(……贅沢といえば、ブロードウェイ版『春のめざめ』の際、舞台上に設けられたステージシートという直近観覧席に坐って観劇したことを思い出した。舞台との距離感は浅草九劇の客席と同じくらいの近さだった)。ともあれ浅草九劇は、昔日の“浅草オペラ”ならぬ、“浅草ブロードウェイ・ミュージカル”の拠点として気炎を上げていいだろう。そして、この意表の突き方こそ、先述した「異化効果」の集大成のようなミュージカル作品にはもってこいの趣向といえそうだ。

劇場の中に入れば、舞台の前景が屋内にも屋外にも見える、白色を基調とした二層構造のシンプルな装置が奥に建っている。それはまた、校舎にも邸宅にも見える。両端の柱の下部にツタのような草が慎ましやかに絡まっているのがオツだ。場内に流れる、小川のせせらぎ、鳥のさえずりのSEが耳に心地よい。

装置の上層部の空間は、演奏者たちのオケピである。開演が近づくと、下手(しもて)から、音楽監督・演出補佐も務める濱田竜司(指揮・キーボード)、浅井智佳子(チェロ)、板本恵太(ベース)、金戸俊悟(ギター)、テオクソン(パーカッション・第二キーボード)が現れ、各々定位置に着席する。ベースはエレキとコントラバスの2本。ギターは、ガットギター、アコースティックギター2本、12弦アコースティックギター、エレキギター2本の計6本。上手(かみて)のテオクソン氏は正面からだと顔も楽器も殆ど見えないのが残念だ。それにしても、この人たちがひとたび演奏を始めれば、驚くほど美しい音色やシャープなリズムが繰り出されるので、本作のブロードウェイ・オリジナル・キャスト・サウンドトラックのCDを愛聴してやまない筆者は、CDの音を見事に超えてくる楽団の生演奏に“耳”が釘付けとなってしまう。

暗転板付きで開演。クラシックギターの哀しげなアルペジオに乗せて、ひとりヴェントラ(北村沙羅/内田未来)が姿見の前に立ち、大人へと変化しつつある自身の身体を確認するかのような身振りで最初のナンバー“Mama Who Bore Me”を歌う。彼女は母親(魏涼子/尹嬉淑)に子どもはどのようにして作られるのかを尋ねるが、はぐらかされてしまう。

次いで、友だちのイルゼ(吉澤まゆう/井上花菜)、マルタ(小多桜子/バリオスアリアナ)、アンナ(那須愛理佳/菊田万琴)、テア(大原よしの/神山彬子)が現れ、ヴェントラを含む5人で“Mama Who Bore Me(Reprise)”が烈しいビートで歌われる。冒頭の楽曲と同じ歌詞・同じ旋律でありながら、別の曲にしか聴こえない。彼女たちがガニ股で左右にカクカクと動く激しい振付も最高だ。

ミュージカル『春のめざめ』WESTチーム

ミュージカル『春のめざめ』WESTチーム

入れ替わるように、ギムナジウムの男子生徒6人(メルヒオール=有馬爽人/東島京、モーリッツ=坂口湧久/江副貴紀、ヘンスヒェン=田川颯眞/池田航汰、エルンスト=天丸翼/平川聖大、ゲオルク=脇卓史/山下真人、オットー=熊野義貴/加賀谷奏音)が各自椅子を抱えて登場すると、舞台は忽ちラテン語の授業が行なわれている教室に早変わり。

厳格な男性教師(松井工/森田浩平)は、居眠りをしていたために指示に対応できないモーリッツ(坂口湧久/江副貴紀)を激しく叱責するが、成績最優秀のメルヒオール(有馬爽人/東島京)が級友を庇って教師に反論すると、それが仇となりクラス全員でラテン語の暗唱をするハメとなる。その暗唱のリズムに載せてメルヒオールが“All That's Known”を歌う。曲の合間にさりげなく髪を手でとくヘンスヒェンの仕草が妙に面白い。

教師が一旦退出したことで油断し、すぐにお喋りを始めるモーリッツだが、ほどなく戻ってきた教師に再び咎められ、カツオがサザエさんにされるように耳を引っ張られてしまう……そんな彼が、日常の不満を爆発させるように歌い出すのがエレキの不協和音で始まる“The B*tch of Living”。オットー、ゲオルク、エルンスト、ヘンスヒェンも追随してリレー形式でソロをとり、アンカーはメルヒオールが務める。パンク調の楽曲に激しいダンスと美しいハーモニーが共存し、想像の中で暴れまわる彼らが最後の一瞬に現実の厳格な教室に戻る様は圧巻だ。

ミュージカル『春のめざめ』WESTチーム

ミュージカル『春のめざめ』WESTチーム

ミュージカル『春のめざめ』EASTチーム

ミュージカル『春のめざめ』EASTチーム

最近エロティックな夢を見るようになった、と悩むモーリッツから相談を受けたメルヒオールは、読書の知識を披瀝し、自分が無神論者になったとも告げる。(なお、メルヒオールが直接言及するわけでもないので、あくまで参考程度に共有しておきたい事柄として、夢から性的な象徴を読み解こうとするフロイトの精神分析や、「神は死んだ」のニーチェが世に出てくるのは、この物語とは地域的にも時代的にも概ね同じ圏内の19世紀末オーストリアやドイツにおいてであった)

その頃、学校では、エライネン校長とコトナカーレ先生が、次の学年試験でモーリッツを落第させる謀議を進めている。なお、本作に登場する大人たちは、他にもフルクサス牧師、ダマットレー男爵など、ふざけた名前ばかりであるが、これはヴェデキントの原作からして既にそのような諷刺の利いた命名がなされていることを踏襲している。一方、聖書に登場する“東方の三博士”の一人の名に由来するメルヒオールはヘブライ語で「光の君」を意味し、モーリッツは古代ローマ時代のアフリカ系黒人の聖マウリティウスやギリシャ語で「黒」を意味するマウロスに由来するという。つまりメルヒオールとモーリッツは、光と闇として象徴づけられていると、前述の岩波文庫版「春のめざめ」訳注で明かされている。このミュージカルの中でも、光と闇の主題は、セリフや歌詞、ストーリーに大きく関係していくので、ここは押さえておく必要がある。

さて、女子たちが男子たちの噂話や品定めで盛り上がっている頃、ゲオルクはピアノの家庭教師(の衣服越しの乳房)に夢中になり、ヘンスヒェンはシェイクスピアのテキストをネタに自慰に耽る(“My Junk”)。

ミュージカル『春のめざめ』WESTチーム

ミュージカル『春のめざめ』WESTチーム

ミュージカル『春のめざめ』EASTチーム

ミュージカル『春のめざめ』EASTチーム

メルヒオールの家に遊びにきたモーリッツは、女性の陰部や性の真実を記した紙切れを友から渡され、却って心が揺らいでしまう。ここで他の少年少女たちも揺らぐように一人ひとり紙切れを手に持って、“Touch Me”を官能的に歌唱する。物憂げな旋律と美しいハーモニーが波のように、聴く者の心にひたひたと沁み入ってくる。漂流船の船首に立つかのように周囲の者たちに担がれたオットーがサビのソロを歌う時には、皆の持つ紙切れを波飛沫(なみしぶき)よろしく紙吹雪にして舞わせる演出に唸らされる。なお、紙切れは、少年少女たちが「紙切れよりも軽い」(※Totally F*ckedの日本語歌詞より)存在であることの象徴なのか、他のシーンでも使用される。

ミュージカル『春のめざめ』EASTチーム

ミュージカル『春のめざめ』EASTチーム

ミュージカル『春のめざめ』WESTチーム

ミュージカル『春のめざめ』WESTチーム

場面は変わり、メルヒオールと幼なじみのヴェントラがたまたま森で出会う。異性として意識し合い始める2人(“The Word of Your Body”)。

ミュージカル『春のめざめ』EASTチーム

ミュージカル『春のめざめ』EASTチーム

ミュージカル『春のめざめ』WESTチーム

ミュージカル『春のめざめ』WESTチーム

その後ヴェントラは、友人のマルタやイルゼが父親から虐待を受けていることを知ってしまう。しかしマルタやイルゼには、実はそれ以上に人に言えない、暗い秘密があった……(“The Dark I Know Well”)。

ミュージカル『春のめざめ』WESTチーム

ミュージカル『春のめざめ』WESTチーム

ミュージカル『春のめざめ』EAST

ミュージカル『春のめざめ』EAST

再びメルヒオールのところに現れたヴェントラは、友人の痛みを我が身をもって知りたいから、自分を叩いて欲しいとメルヒオールに懇願する。最初拒んでいたメルヒオールも、いつしか加虐性にめざめ、ヴェントラに暴力をふるってしまう。ちなみに、ドイツ/オーストリアの精神科医クラフト=エビングがサディズム/マゾヒズムという概念を創案した「性の精神病理」の出版は1886年、ヴェデキントの戯曲が出版される5年前であった。

そうこうするうちモーリッツは教師から落第を告げられ、父に激しく叱責され、メルヒオールの母親に救いの手を求めるもやんわり断られてしまい、絶望の淵へと追い詰められる(“And Then There Were None”)。

ミュージカル『春のめざめ』WEST

ミュージカル『春のめざめ』WEST

同じ頃、メルヒオールはヴェントラに加えた暴力を後悔し、自分自身に当惑している(“The Mirror – Blue Night”)。そこに再びヴェントラが現れ、メルヒオールは彼女の胸に耳をあてて鼓動を聴くうちに、もはや衝動を抑えきれなくなり……(“I Believe”)。やがてヴェントラの叫びと、雷鳴の轟と共に、第一幕が終わる。

第一幕のクライマックスというべき最後のナンバーにおいて、原詞では「I Believe/I Believe/I Believe/Oh,I Believe/All will be forgiven」(私は信じる、すべては赦される)が何度も繰り返されるが、浅草九劇版では「闇に/闇に/闇に/光を/与えたまえ」と歌われる(ここにも“闇と光”の主題がのぞく)。大胆な意訳といえるが、翻訳・訳詞の金子絢子はこの曲に限らず、作品全体に渡り、日本語歌詞をつけるにあたり、原曲の歌詞の“音”に寄り添うような言葉を選んでいるように思える。そのうえで劇全体の文脈とは帳尻が合うように調整されている。ここで詳しく触れる余裕はないが、今回の訳詞を、家に帰ってからCDの歌詞カードや戯曲の原書などと比較すると、金子の思いっきりのよさが興味深く浮かび上がってくるのを感じた。このプロダクションの大きな特徴のひとつといえるだろう。

ミュージカル『春のめざめ』WEST

ミュージカル『春のめざめ』WEST

休憩時間中は、この先に待ち受ける第二幕の怒涛の展開を予告するかのように、雷鳴混じりの雨音がSEで流れている。だが、このレポートで物語を追うのはここまでとしよう。ただし、ミュージカルの作者スティーヴン・セイタ―&ダンカン・シークは、観客をけっして暗澹たる気持ちのまま終わらせることはしないだろう、とだけ伝える。具体的なことは本番を観てのお楽しみである。

ミュージカル『春のめざめ』WEST

ミュージカル『春のめざめ』WEST

この物語は19世紀の話だが、21世紀の現代に通用する問題が随所にちりばめられている。それに加えて、現代日本の縮図を鏡に映したような要素さえも多々見受けられる。たとえば観劇をしながら「つい最近も不祥事対応で大人の都合を最優先させようとして問題になった大学があったっけ」などと思い浮かべてしまう人だっているだろう。当然、当舞台の演出家(奥山寛)もそれらを見越しての、独自の面白い仕掛けを最後に加味してくる。なんというか、奥山の演出は、ブロードウェイ・オリジナル版に一定の敬意を払いつつも比較的抑制を利かせたスタイルに見えるかもしれないが、実はしたたかに独自の「異化効果」を仕込ませていることが読み取れるのだ。が、それが何であるか、これもやはり本番を観てのお楽しみとする。

ミュージカル『春のめざめ』EASTチーム

ミュージカル『春のめざめ』EASTチーム

最後に今回の俳優陣について少しだけ。まず、WESTとEAST、両チームとも皆、演技・歌唱・ダンスのクォリティがプロとして高いレヴェルに達している。ただ、もちろん個々の印象は当然それぞれに異なる(それだからこそ良いのだが)。

WESTのメルヒオール・有馬爽人は聡明であるがゆえの(いい意味での)生意気そうな表情が垣間見え、繊細な歌い方も巧みだった。EASTの同役・東島京は少女漫画に出てきそうな造型の顔立ちながら純朴そうで、良く響く声で真っ直ぐに歌うのが素敵だった。WESTのヴェントラ・北村沙羅は思春期の悩ましさを滲ませたような歌唱が魅力的で、EASTの同役・内田未来のほうは少女らしい清涼感のある真っ直ぐな歌声が耳心地よかった。第二幕の“Totally F*cked”では、左右の足を交互に、ナチスの行進やシリーウォークさながら真っ直ぐに上げて踊る北村、ぴょんぴょん飛び跳ねる内田、どちらも楽しく見ていられた。

WESTのモーリッツ・坂口湧久は哀愁を帯びた演技が板についているように見えたし、EASTの同役・江副貴紀はアニメ的な可愛い顔立ちなのに不幸な、暗い闇の坂を転がり落ちていくような様が気の毒でならなかった。イルゼのWEST・吉澤まゆうとEAST・井上花菜は、絶望に打ちひしがれたモーリッツへの心配ぶり、助けたいという思い、をそれぞれ深く表現できていて感動させられたし、“Blue Wind”や“The Song of Purple Summer”もしっかり聴かせてくれた。

ミュージカル『春のめざめ』EAST

ミュージカル『春のめざめ』EAST

WESTの大人の男性・松井工は第二幕での或る場面で身体を微細に震わせて悲しみをこらえる演技に、EASTの同役・森田浩平は同場面で突然の悲しみに呆然と立ち尽くす演技に、それぞれぐっと来るものがあった。大人の女性役のWEST・魏涼子とEAST・尹嬉淑は、冷徹な演技と、(限界のある)優しさの演技をそれぞれのテクニックで見事にスウィッチングに成功していた。大人役はひとりで何役もこなさねばならないから演じ分けの苦労がしのばれる。……キリがないので各役者評はここで打ち止めとするが、本作では出演者全員に注目すべき点があるので、できればWESTとEASTの両チームの舞台を観て、表情の違いを丹念に確かめていただきたい。

ミュージカル『春のめざめ』EASTチーム

ミュージカル『春のめざめ』EASTチーム

取材・文=安藤光夫(SPICE編集部)

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2023年12月9日(土)よみうり大手町ホールにて、PARCO PRODUCE 2023 ミュージカル『ジョン&ジェン』が開幕する。初日公演に先駆けて、出演の森崎ウィン、田代万里生、新妻聖子、濱田めぐみのコメントと舞台写真、今公演では見ることができない出演者4名の集合写真が公開となった。

本ミュージカルは、『ワイルド・パーティ』『アダムス・ファミリー』『ビッグ・フィッシュ』といった多くのオン/オフ・ブロードウェイ作品に携わるアンドリュー・リッパと、本作で初めて舞台作品の歌詞・脚本手掛けたトム・グリーンウォルドによる作品で、1995年にオフ・ブロードウェイで初演された。

舞台は1985年から現代にかけてのアメリカ。変わりゆく社会を背景に、親子や姉弟(きょうだい)という家族の関係性に焦点を当て、知性とウィットに富んだ台詞と、全25曲の美しいメロディで紡がれる秀逸なミュージカル。出演者は二人。1幕では姉と弟の幼少期から青春期が、2幕では母親と息子とのすれ違っていく人生が描かれている。ピアノ、チェロ、パーカッションの生演奏が奏でる胸に響く旋律とともに織り成される家族の物語は、人の心に寄り添い、癒しを与えてくれる。

PARCO PRODUCE 2024 『ジョン&ジェン』(左から)新妻聖子、森崎ウィン      撮影:田中亜紀

PARCO PRODUCE 2024 『ジョン&ジェン』(左から)新妻聖子、森崎ウィン      撮影:田中亜紀

PARCO PRODUCE 2024 『ジョン&ジェン』(左から)濱田めぐみ、田代万里生      撮影:田中亜紀

PARCO PRODUCE 2024 『ジョン&ジェン』(左から)濱田めぐみ、田代万里生      撮影:田中亜紀

日本初演となる今公演で、演出・翻訳・訳詞・ムーブメントを手掛けるのは、音楽座および劇団四季を経て、2010年度文化庁新進芸術家海外研修制度の研修員としてロンドンとニューヨークで1年ずつ研修を積み、2013年にアンドリュー・ロイド=ウェバーが学園長を務めるArts Educational Schools Londonにて舞台演出の修士課程を修了、文化間の壁を越えた舞台芸術をテーマに国際的に活躍している市川洋二郎。これまでに国内では、濱田めぐみを第24回読売演劇大賞優秀女優賞に導いた『Tell Me On A Sunday~サヨナラは日曜日に~』(演出・翻訳・訳詞/2016)や、第15回「小田島雄志・翻訳戯曲賞」を受賞した『The View Upstairs -君が見た、あの日-』(翻訳・演出・振付/2022)。国外では、ロンドンでのミュージカル『ユーリンタウン』(演出/2018)や、『GALAXY TRAIN – A New Musical』(原案・脚本・日本語台本・演出/2023)など国内外で多くの作品を手掛けるほか、2023年オリビエ賞最多部門受賞作品のロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)製作『となりのトトロ』では中トトロ役で出演するなど、俳優としても活躍する市川が、日本初演となる本作に挑む。

PARCO PRODUCE 2024 『ジョン&ジェン』(左から)濱田めぐみ、森崎ウィン      撮影:田中亜紀

PARCO PRODUCE 2024 『ジョン&ジェン』(左から)濱田めぐみ、森崎ウィン      撮影:田中亜紀

PARCO PRODUCE 2024 『ジョン&ジェン』(左から)新妻聖子、田代万里生      撮影:田中亜紀

PARCO PRODUCE 2024 『ジョン&ジェン』(左から)新妻聖子、田代万里生      撮影:田中亜紀

舞台に登場するのは、ジョンとジェンの2人のみ。ジョン[1幕=弟、2幕=息子]には、2007年の芸能活動スタートからドラマ・映画といった映像作品に数多く出演し、近年は舞台俳優としてのキャリアも重ねている森崎ウィン、幼少期から音楽に携わり、15歳から声楽を志し、現在ではミュージカルに欠くことのできない存在となっている田代万里生。そして、ジェン[1幕=姉、2幕=母]には、豊かな声量と表現力を武器に、ミュージカル作品に留まらず、バラエティ番組や音楽番組でも他を圧倒する存在感を放つ新妻聖子、劇団四季では数々の作品でヒロインを演じるなど看板俳優として活躍し、退団後はさらに様々なジャンルの舞台作品で引く手あまたの活躍をみせる濱田めぐみが出演する。

PARCO PRODUCE 2024 『ジョン&ジェン』(左から)森崎ウィン、田代万里生、新妻聖子、濱田めぐみ        撮影:田中亜紀

PARCO PRODUCE 2024 『ジョン&ジェン』(左から)森崎ウィン、田代万里生、新妻聖子、濱田めぐみ        撮影:田中亜紀

1幕では姉弟、2幕では親子の関係性を、森崎・田代、新妻・濱田がダブルキャストで演じる。4バージョンの異なる顔合わせが生み出すそれぞれのハーモニーにも期待しよう。なお、今公演は12月24日(日)までよみうり大手町ホールにて上演。その後、12月26日(火)~12月28日(木)新歌舞伎座にて行われる。

出演者コメント

■森崎ウィン / ジョン(Wキャスト)

PARCO PRODUCE 2024 『ジョン&ジェン』森崎ウィン        撮影:田中亜紀

PARCO PRODUCE 2024 『ジョン&ジェン』森崎ウィン        撮影:田中亜紀

二人ミュージカル『John&Jen』
遂に開幕です。僕の人生初の二人ミュージカル。国を越えても、時代を越えても、普遍性を持つ家族の物語。この作品に出会い僕自身、とても勇気をもらえました。しかし、演じる上で向き合う事が多く、稽古場では悩みの毎日でした。でもこの作品を演じられる喜びも大きく、やっと開幕の日を迎えられると思うと、心臓の鼓動が、刻んだ事のない拍で進んでおります。
それと同様に出会った事のない拍を持つ楽曲たち。皆様に触れてもらう事が非常に楽しみなんです。早く皆様にお届けしたい。でもどこか寂しいです。きっと始まったらあっという間に終わる。一回一回大事に心に刻んで、皆様に最高のクリスマスプレゼントをお渡し出来るよう、精一杯努めます。劇場でお会い出来る日を楽しみにお待ちしております。

■田代万里生 / ジョン(Wキャスト)

PARCO PRODUCE 2024 『ジョン&ジェン』田代万里生        撮影:田中亜紀

PARCO PRODUCE 2024 『ジョン&ジェン』田代万里生        撮影:田中亜紀

ついに! 記念すべき日本初演が開幕します! 衣装付き通し稽古を終え…これは一度観たら必ずもう一度観たくなり、きっと日本でも末長く愛される作品になると実感!
新脚本による今回の時代設定は1985年から2023年。僕と森崎ウィンさんが演じるジョン役は5歳児から19歳まで、
濱田めぐみさんと新妻聖子さんが演じるジェン役は11歳から44歳頃までを演じるのですが、共に子供時代からの成長過
程を段階を経て見せていかなければならず、僕もこれまでの舞台経験をフル活用しながら役作りに取り組み、この唯一無二な舞台に臨んでいます。
基本的に、役者のスタンバイや早着替えなどが全て舞台上で行われ、演じている役者が役に入っていく様子や、素でスタンバイしているところもあえて全て客席に魅せていくという市川洋二郎さんの挑戦的な演出。ピアノとチェロ、そして2名のパーカッションという、非常に珍しい組み合わせによる4人の小編成バンドの繊細な演奏にも、是非ご注目下さい。とにかく2人が出ずっぱり、そしてどちらも見所や歌唱ナンバーが非常に多く、まさに全部盛り。2023年を締め括るのにぴったりな作品です。 劇場でお待ちしております!

■新妻聖子 / ジェン(Wキャスト)

PARCO PRODUCE 2024 『ジョン&ジェン』新妻聖子        撮影:田中亜紀

PARCO PRODUCE 2024 『ジョン&ジェン』新妻聖子        撮影:田中亜紀

今作は2人芝居、それぞれダブルキャストで俳優は4人。
それなりにキャリアを積んできた平均年齢41.5歳のミュージカル俳優たちが、高校演劇さながらの熱量で全てをお客様の前にさらけ出します。シンプルに、すごい運動量です(笑)。
キーボード、チェロ、パーカッションの生演奏に乗せて、ミュージカルだけどミュージカルらしくない、独特な世界が展開されます。
私はジェンという女性の幼少期から壮年期までを、駆け足で演じていきます。
複雑怪奇なメロディに悪戦苦闘し、2人芝居の暗記分量に心折れながらも、毎日スッピンにジャージ姿で稽古場に通い
続けた日々。なんとか初日まで辿り着きました。あとはお客様に楽しんで頂くのみ!
年末のお忙しい時期にご来場くださる皆様に感謝して。劇場でお待ちしております!!

■濱田めぐみ / ジェン(Wキャスト)

PARCO PRODUCE 2024 『ジョン&ジェン』濱田めぐみ        撮影:田中亜紀

PARCO PRODUCE 2024 『ジョン&ジェン』濱田めぐみ        撮影:田中亜紀

今までにない試みで凄く刺激的です。
物語の中に沢山のメッセージが詰まっていると思います。
二人だけで繰り広げられる世界。
その時のリアルタイムな感覚を楽しんでいただけたらと思います。

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シングル「Automatic/time will tell」でのデビューから、2023年12月9日で25周年を迎えた宇多田ヒカル。そのデビュー25周年を記念し、自身初となるベストアルバム『SCIENCE FICTION』を2024年に発売することが決定。さらに2018年に開催された『Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018』以来、約6年ぶりとなる全国ツアー『SCIENCE FICTION TOUR 2024』を開催することも発表された。

この発表に伴い、宇多田ヒカルのオフィシャルサイト「utadahikaru.jp」もフルリニューアルされ、最新ビジュアルの映像、アーティスト写真が公開。また同時にツアーオフィシャルサイトも公開されている。

なお、ベストアルバムの予約開始・収録内容ならびにツアーに関する詳細は、後日オフィシャルサイトにて発表予定とのこと。

 

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