2月歌舞伎座で名作のヒロインに! 中村鶴松インタビュー『新版歌祭文 野崎村』でみせる新たな挑戦、勘三郎の面影

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2024年2月2日(金)より26日(月)まで開催される『猿若祭二月大歌舞伎』にて、中村鶴松が『新版歌祭文(しんぱんうたざいもん) 野崎村』に出演する。鶴松がつとめるのは、ヒロインのお光だ。

お光は、野崎村で暮らす百姓の娘。許婚の久松と祝言を挙げることになり浮かれるが、久松は奉公先の油屋の娘・お染と深い関係になっていたことが明らかに。お染が野崎村まで追いかけてきた時、お光のとった行動は……。

「十八世中村勘三郎十三回忌追善」と銘をうたれた2月の歌舞伎座公演に向け、鶴松にインタビューをした。『野崎村』への意気込み、勘三郎のお光から感じたこととは?

■小学5年生で歌舞伎の世界へ 

ーー鶴松さんは、いわゆる「一般家庭」のご出身です。子役時代に勘三郎さんに才能を見いだされました。

小学校5年生の時に、勘三郎さんの部屋子として歌舞伎界に入りました。学業優先の時期もありました。高校3年生になり、ようやく大人の役がつく年齢に……という時期に勘三郎さんが亡くなられてしまって。いよいよこれからという時で、寂しかったのはもちろん、本当に苦しい思いもしました。色々な思いがありました。

それでも勘三郎さんの十三回忌に、勘三郎さんの部屋子である中村鶴松が、歌舞伎座という歌舞伎俳優の誰もが目指す劇場で主役をやらせていただく。しかも、中村屋が非常に大切にしてきてた、野崎村のお光。これは天国の勘三郎さんのおかげだと思っています。

中村鶴松

中村鶴松

ーー鶴松さんは、2021年にも歌舞伎座で物語の芯となる役(『真景累ヶ淵(しんけいかさねがふち) 豊志賀(とよしが)の死』の新吉)を経験されました。その翌年には自主公演『鶴明会』(浅草公会堂)を成功させ、2023年は根本宗子さんの作品(『くるみ割り人形外伝』KAAT大スタジオ)にも出演されています。さまざまな経験を重ね、歌舞伎座で古典の主役です。

そういったこれまでの経験が生きて……みたいな実感は、正直今はありません。10年後20年後ぐらいなんじゃないでしょうかね、何か実感を得られるのは。

プレッシャーも感じますし、僕は人一倍“緊張しい”なので、ひとりで稽古をしている時はスムーズにできたことも、人前に出ると途端に上手くいかなくなることが多々あります。そこはもう稽古ですよね。何回も何回も稽古して、七之助さんに見ていただき、やっていくしかありません。勘九郎さんや七之助さんもよく言っているんです、「プレッシャーを感じなくなったり、緊張しなくなったらもう役者は終わり」だって。

■ピュアで真っ白なお光を

ーー2月の『野崎村』では、鶴松さんがお光を勤め、許婚の久松役に中村七之助さん。恋のライバルとなるお染が中村児太郎さんです。

プレッシャーと、圧がすごいですよね(笑)。とはいっても、やはり心強いです。優太(児太郎)くんは過去に2回、七之助さんのお光で、お染を演じられています。その時と同じく、お光の義理の父・久作は、坂東彌十郎さんです。過去の映像で勉強させていただけるので、共演の皆さんがどのような芝居をされるのかを予習できます。歌舞伎の古典では、全体での合わせ稽古が3、4日しかありませんが、そうくるんだ! と直前に驚くようなことは少ないと思います。

ーー鶴松さんがお光を、と聞いた時、ぴったりだと思いました。鶴松さんご自身は、どう思われたのでしょうか。

先ほど別の取材でも言われました! 七之助さんが推してくださったのも、多分僕にあうと考えてくださったからですよね。でも、自分では思いもしませんでしたし、自分が手をつけてはいけない領域にある役だと思っていました。もっといろいろな女方の役を経験した上で、初めてやる役だと思ったから。だから、釣り経験がない人がマグロを釣りに行く、みたいな。いま僕、マグロのこと分からないで例えていますけど(笑)。

『新版歌祭文 野崎村』久作娘お光=中村鶴松      撮影:篠山紀信

『新版歌祭文 野崎村』久作娘お光=中村鶴松      撮影:篠山紀信

ーー(笑)。やることが多くて大変な役、という意味でしょうか?

それもあります。そして歌舞伎のいろんな要素が詰め込まれています。義太夫狂言で娘役、娘役の中でも田舎っぽさも出さなくてはいけない。お染よりもお光の方がピュアで真っ白。男性を知らない、何も知らない雰囲気も。また、日本舞踊をやっていなくてはできない動きもあります。

それでいて、主役としては意外と台詞が少ない。だから短いセリフと動きや仕草で空気感を作らないといけません。後半のお光の選択って、普通の感覚なら思いもしないこと。でも、こんなお光ならば、それが最善の選択だったのだろう、と説得力のあるお光をお見せできなくてはいけません。

僕は古典の義太夫狂言もほとんど経験がありませんでした。こんなにもいろいろなことを考えながらやらなければいけないのかと痛感しています。

■勘三郎さんのお光が一番好きなので

ーー勘三郎さんのお光を映像で何度もご覧になったそうですね。

勘三郎さんのお光が好きなので、少しでも近づけたらという気持ちで稽古をしています。すべてが素晴らしいのですが、あらゆる動きが勘三郎さんの体に染みついて、何をしても“お光っちゃん”なんですよね。勘三郎さんが初演されたのは、今の僕と変わらない年齢の頃でした。だから素の初々しさもお光にぴったりで。

中村鶴松

中村鶴松

それから、勘三郎さんの初演の映像を見て「ものすごく稽古をされたんだろうな」と思ったんです。決して悪い意味ではなく、お客さんがそれを感じることはまずないと思います。僕自身がお光の稽古をした上で、完璧な勘三郎さんのお光を見たから、ということです。勘三郎さんがいかに難しいことを、いかに自然にやられているか。稽古なしにできることではないと、少し前なら分からなかったかもしれません。勘三郎さんは、きっと毎日お光がやっていたように、お光として大根を切ってたんだろうな。日常生活でお辞儀する時、多分ちょっと(身体を傾けて)こうやったりしてたんだろうなって。

昼の部『新版歌祭文 野崎村』久作娘お光=中村鶴松 /(C)松竹

昼の部『新版歌祭文 野崎村』久作娘お光=中村鶴松 /(C)松竹

『身替座禅』という作品で、山蔭右京が花道でちょっと“おこつく(つまずくような、よろけるような動き)”のですが、勘三郎さんは「十七代目がやるのをみて何千回、何万回と稽古したんだよ」と話していました。その動きを稽古場ではないところでも練習されていました。酔っ払った時には、酔った芝居の稽古をしていたとも聞いています。だから、こんなにもすべてがお光なんだなと。

ーー『猿若祭二月大歌舞伎』では、勘三郎さんとゆかりの深い方々が多く出演されます。

僕は『野崎村』の他、『籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのえいざめ)』、『猿若江戸の初櫓(さるわかえどのはつやぐら)』にも出させていただきます。演目を見てみると、古典が並んでいて、十八代目の勘三郎さんを表すような公演だなと思いました。

勘三郎さんは、新しい客層を歌舞伎に取り込んだ方で、新作歌舞伎のイメージを持たれている方もいらっしゃるかと思います。でも勘三郎さんが、そうやって取り込んだお客さんに一番見せたかったのは、今回みていただけるような歌舞伎だったんじゃないかな、という気がします。

ーー十三回忌追善興行は今年1年続きます。まずは2月、そしてこの1年のご活躍を楽しみにしています。

今回このようにたくさんの取材をしていただいて、自分で自分にプレッシャーかけまくることになっているんですよね? どうしよう(笑)。でも一所懸命勤めます。その第一歩の『野崎村』を成功させ、自分の自信にしていきたいです! 

中村鶴松

中村鶴松

取材・文・撮影=塚田史香

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2024年3月31日に結成15周年を迎える女王蜂の書籍『qb図鑑Ⅱ』(読み:きゅーびーずかんつー)が、2024年3月29日(金)に発売されることが決定した。

アーティスト写真、ディスコグラフィー、ライブ写真、衣装、メンバーやスタッフ、そしてゲストのインタビュー、さらに台湾で撮り下ろした写真も40ページにわたって掲載される。

「やしちゃんメイク講座」や「ひばりくんのアクセサリーづくり」、「アヴちゃん直筆の手紙」など、ここでしか読むことができない企画が収められている。

全184ページという大ボリュームで女王蜂の魅力を感じることができる1冊となっている。

『qb図鑑Ⅱ』先行カット

『qb図鑑Ⅱ』先行カット

アヴちゃん コメント

前作『qb図鑑』から5年の歳月が経ち、今回めでたく女王蜂の15周年の結成日に
『qb図鑑II』を発売致します!
この5年間で女王蜂が織り成した、濃厚な進化。
そのめくるめく変貌の細部、感情を取りこぼさず、楽曲作品・ステージ衣装の解説や対談、海外ロケ紀行、チームスタッフや近しい共演者からの会談・インタビュー、
地獄のアイドル『ぁゔち』の出自、そしてわたしたちからの独白、手紙、等々。
思い切った情報量で、非常に読み応えのある一冊となっています。
「次は20周年」なんて、気が早いかしら?
戦い続けてゆくから、見えてくる筈。
『qb図鑑II』
是非とも、お買い求めください!

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6月1日(土)に岡山県井原市青野町 葡萄浪漫館 特設ステージで開催される『hoshioto'24』の第二弾出演アーティストが発表された。

『hoshioto』は、「最高の星空の下で最高の音楽を」をコンセプトに開催されているインディペンデントの野外フェスティバル。2012年からスタートし、2024年で12回目の開催を迎える。会場となる葡萄浪漫館は雄大な自然に囲まれ、夜空には星が広がり、終演後タイミングがよければ天の川など目視できるという。また、キャンプエリアも設置され、宿泊可。夜には天体観測会も開催される予定。会場までは最寄りの駅である井原駅やJR福山駅からシャトルバスも発着予定で、公共交通機関を利用したアクセスも可能だ。

第二弾アーティストとして発表されたのは、炙りなタウン、アルステイク、浦小雪、さとうもか、TETORA、Homecomings、ルサンチマンの7組。第一弾の発表とあわせ、14組の出演が決まっている。

炙りなタウン

炙りなタウン

アルステイク

アルステイク

浦小雪

浦小雪

さとうもか

さとうもか

TETORA

TETORA

Homecomings

Homecomings

ルサンチマン

ルサンチマン

なお、2月16日(金)21時から、『hoshioto'24オープニングアクトオーディション』の結果発表が、hoshiotoオフィシャルツイキャス生配信で行われることも決定している。

チケットは、イープラスにて2月17日(土)10時より一般発売がスタート。先行早割では、売り切れとなった場内駐車場付前売券も再度販売予定。先行早割では販売が行われなかった場外駐車場付前売券も取り扱う。

そのほか、実施中のクラウドファンディング、ボランティアスタッフ募集、イベント詳細については、公式サイトを確認しよう。

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osageが2月17日(土)に配信リリースされる最新ミニアルバム『ENSEMBLE CAST』より「エピローグ」のミュージックビデオを公開した。

「エピローグ」は、誰もが経験するであろう青春の“終わり”にフォーカスを当て、出会いと別れを表現したバラードとなっている。アレンジャーに宮田“レフティ”リョウを起用しており、osageが2022年にリリースした配信シングル「ニューロマンス」以来2度目のタッグとなった。

 
『ENSEMBLE CAST』

『ENSEMBLE CAST』

 

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2024年5月、IMM THEATERにて、舞台『歌舞伎町シャーロック』が上演される。この度、新たなキャスト、公演詳細が解禁となった。

2019年10月より2クールにわたり放送されたオリジナルTVアニメーション『歌舞伎町シャーロック』。数多くの大ヒット作品を手掛けるProduction I.G制作のオリジナルTVアニメで、架空の町・新宿區歌舞伎町を舞台にしたコメディありサスペンスありの独特なストーリーが大きな注目を集めた。

そして、同名を原作とする舞台『歌舞伎町シャーロック』が上演決定。落語を愛する変人探偵シャーロック・ホームズを新木宏典、平凡な依頼人ジョン・H・ワトソンを鈴木裕樹が演じる。

新木宏典

新木宏典

鈴木裕樹

鈴木裕樹

今回、個性溢れる6キャラクターのキャストが解禁。成り上がりを夢見る童貞探偵の京極冬人を稲垣成弥、生意気で頭脳明晰な高校生のジェームズ・モリアーティを設楽銀河、策略家の小悪魔系ギャル探偵のメアリ・モーンスタンを佐倉初、男前なシスコン探偵のルーシー・モーンスタンを古畑奈和、義理人情にアツいあんちゃん探偵の小林寅太郎を日向野祥、歌舞伎町のグレート・マザーのハドソン夫人を磯貝龍乎が演じる。

稲垣成弥

稲垣成弥

設楽銀河

設楽銀河

佐倉初

佐倉初

古畑奈和

古畑奈和

日向野祥

日向野祥

磯貝龍乎

磯貝龍乎

公演スケジュールは5月17日(金)~26日(日)の全10日間13公演で、うち4公演はそれぞれ出演者を変えたアフタートークを開催する。

TVアニメーションで大暴れした新宿區歌舞伎町の面々が舞台ではどう活躍するのか、期待しよう。

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ワイン醸造に⻘春をかけた⼥⼦⾼⽣たちの物語『ワインガールズ』が、2024年4⽉25⽇(⽊)から5⽉2⽇(⽊)までシアター1010にて上演されることが決定した。

原作は、実話をもとにした松⼭三四朗の⼩説『ワインガールズ』(ポプラ社刊)。 昭和18年にワイン造りを始め、ブランドワイン「KIKYO」が国産ワインコンクールで銅賞を受賞するなど⾼い評価を得ている塩尻志学館⾼校をモデルに、⼥⼦⾼⽣たちの恋と友情、ワイン醸造への情熱を描いた物語だ。本作は⻘春ストーリーであると同時に、塩尻とワインの歴史、戦争とワインの関係、ワインガールズと開拓者の繋がりも描かれる、奥深いエンタテインメントとなっている。

脚本・演出は、ミュージカル『忍たま乱太郎』シリーズ、舞台『アンフェアな⽉』シリーズなどを⼿がける菅野⾂太朗。

主演の北村いちる役は、2023年8⽉にNMB48を卒業した加藤⼣夏。加藤とともにワインガールズを演じるのは、百瀬結⽣⼦役として元NMB48で現在はタレント・歌⼿の横野すみれ、奥沢美麓役として俳優・声優の有井ちえ。

英語教師の倉林舞役として元NMB48で現在は⼥優として活躍する上⻄恵、奥沢美麓の⺟親の奥沢陽⼦役に元宝塚歌劇団星組・雪組娘役トップスターの⽉影瞳、桔梗ヶ原学園の校⻑・⽶原真⼀郎役として、ドラマや映画で幅広く活躍する⾠⺒琢郎の出演が決まっている。さらに坂⽥秀晃、本間健太、⽥中尚樹、鷲尾昇、三原珠紀、池⾕祐⼦、⻫藤レイと、若⼿からベテランまで花と実⼒を兼ね備えたキャストが集結した。

また、⾠⺒琢郎、加藤⼣夏、有井ちえ、根岸可蓮、平館真⽣など、ワイン通のキャストが揃っている本作。北千住エリアの飲⾷店とのタイアップ企画を実施することも決定している。シアター1010 と⾜⽴区では、2023 年5 ⽉に上演した舞台『珈琲いかがでしょう』でもカフェコラボ企画を実施。出演者の⼀⼈でバリスタとしても活動するある花陽みくが様々なカフェのレポートを⾏った。今回は、出演者が⾜⽴区のワイン取扱店のレポート取材を⾏い、SNSを通じて発信。公演を⾒て国産ワインの歴史を知った後で美味しいワインを楽しみたい⽅に役⽴つ情報を伝える予定だという。

公演は2024年4月25日(木)~5月2日(木)までシアター1010にて。上演決定にあたり、脚本・演出の菅野⾂太朗よりコメントが到着した。

菅野⾂太朗 コメント

⽇本の
⽇本⼈の素晴らしさを演劇で届けたいと思っています。

そして
⽇本を⽇本⼈を演劇で元気にしたいと思っています。

今回
私のもとに⾶び込んで来た⼩説「ワインガールズ」舞台化のお話。
⻑野県塩尻市で実話をもとにしたワインと歴史と友情、そして命を繋ぐ物語。

ワインは葡萄から造られ
葡萄は畑から作られ
畑は⼈の⼿で耕された。
⻑野で⽣きた先⼈たちの⾎と汗の結晶。
⻑野県出⾝の私としては運命を感じています。

ワインは葡萄の命の雫。
そして
先⼈たちの命の雫。

「今
当り前にある様々なものは
先⼈たちが私たちに残してくれたものなんだ」

そんな想いが伝わる演劇を
カンパニー⼀同で創り上げたいと思います。

STORY

⻑野県塩尻市・桔梗ヶ原学園。⽣徒たちがブドウ栽培からワインを瓶詰めにする⼯程までを実際に⼿がける、全国でも珍しい「ワイン醸造」を⼿がけるコースのある⾼校だ。 鎌倉から⺟親の実家がある塩尻に越してきたばかりの北村いちるは、イケメンの先輩に勧められて、軽い考えからコースを選択する。学年⼀の優等⽣・百瀬結⽣⼦は、実家のワイナリーが倒産⼨前であることを知り、⾃分がワイナリーを再建するため、医師になる道をあきらめて、ワイン醸造を学ぶ決意をする。テニスに⻘春のすべてを賭けて打ち込んでいた奥沢美麓は、⽗が突然病に倒れてしまい、繁盛していたイタリアンレストランを閉店せざるをえなくなる。落ち込む⽗をなんとかして励ましたいと考えた美麓は、ワインをこよなく愛する⽗のために、⾃分の⼿で最⾼のワインを作ろうと考え、コースを選択する。三⼈の少⼥は、ワイン造りの名⼈と呼ばれる⾼⼭秀次郎の厳しくも温かい指導によって、ワインの奥深い魅⼒にどんどん引 きこまれていく。ときには激しくぶつかりあい、ときには⽀えあい、挫折をくりかえしながら、ひたすらワインづくりに没頭していく三⼈。そんなワインガールズたちの情熱が、やがて「奇跡のワイン」を⽣み出すことになる……。塩尻とワインの歴史、ワイン ガールズと開拓者の繋がりも描かれているワインエンタテインメントストーリー。

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宝塚歌劇団 星組が2024年4月6日(土)東京宝塚劇場(東京都)にて上演する、『RRR × TAKA"R"AZUKA ~√Bheem~(アールアールアール バイ タカラヅカ ~ルートビーム~)』、レビュー・シンドローム『VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)』千秋楽の模様が全国各地の映画館にてライブ・ビューイングされることが決定した。

1920年、イギリス植民地時代のインド。
ゴーンド族の守護者、ビームは、圧政を敷くインド総督スコットによって連れ去られた幼い少女を救うため、立ち上がる。素性を隠しデリーへと潜入するビームだったが、少女の行方を追う中で出会ってしまったスコットの姪、ジェニーの美しく優しい姿に、恋をしてしまう。そんなビームに協力したのは、強く内なる大義に燃える男、ラーマ。
二人はお互いの素性を知らぬまま、熱き友情を育んでいく。だがラーマの正体は、インド人でありながらビームを捕らえスコットへ引き渡そうと目論む警察官であった・・・。宿命に導かれた二人が進む先は、友情か?使命か?それとも愛か?
2022年に全世界で公開された大ヒット映画「RRR」。友情と使命の間で揺れ動き、ロマンスを織り交ぜながら展開が二転三転する、息もつかせぬダイナミックなドラマを宝塚歌劇として新たに生まれ変わらせた豪華絢爛なダンシング・インドロマン・ミュージカル作品。

同時上演されるレビュー・シンドローム『VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)』。「Violette(スミレ)」が、110年咲き続ける劇場、Takarazuka。異界「VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)」に棲むもの達が、時代や国を超え、宝塚歌劇110周年の幕開きを盛大に祝う劇場の光と闇を描く豪奢なレビュー作品

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4月20日(土)・21日(日)の2日間にわたり、大阪・京セラドーム大阪にて、『NEXT ARTEC COLLECTION OSAKA』が開催される。

合同会社NFT COLORが主催する『NEXT ARTEC COLLECTION OSAKA』は、Web3.0、NFT、メタバース、AIなどエンターテイメントを主題としたフィジカルイベント。デジタルネイティブ世代を中心に、未来のビジョンを共有する「交流の場」を提供することを目的としており、会場では様々な最先端技術を駆使する企業ブースや、NFTクリエイターによる物販ブースが展開。また、参加者同士および出展社と参加者が繋がるためのマッチングエリアや、直接商談を行うための専用スペースなども設置される。

今回の『NEXT ARTEC COLLECTION OSAKA』は、参加クリエイター・プロジェクトが100以上におよび、過去最多となる。また、NFT会員証などのソリューション技術を提供するブロックチェーン開発企業・DART's株式会社がタイトルスポンサーに決定。来場者やクリエイターが“DARコイン”や“DART'sウォレット”の使用を体験可能とのこと。

参加NFTクリエイター・プロジェクト一覧

参加NFTクリエイター・プロジェクト一覧

なお、主題歌・イベントテーマソングを、前回開催に続いて燦然世界が担当することに決定。燦然世界は、当日特設ステージでスペシャルパフォーマンスも披露する予定だ。

『NEXT ARTEC COLLECTION OSAKA』早割チケットは、イープラスにて2月26日(月)23時59分まで受付中だ。

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aikoの新曲「相思相愛」が4月12日公開の劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』の主題歌に決定した。

『名探偵コナン』は、青山剛昌による原作漫画の連載が30周年を迎え、コミックスは104巻、累計発行部数は全世界で2.7億部を突破。TVアニメシリーズも放送1,000回を超えている。

昨年4月に公開された劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)』は興行収入138.8億円を突破し、26作目にしてシリーズ史上最高記録を更新するという前代未聞の偉業を達成。シリーズ累計興行収入も1,180億円を超えるなど勢いを増すばかり。

今回主題歌を担当したaikoは、「昨年のツアー中に主題歌のお話を頂き、驚きと共にめちゃくちゃ嬉しくて毎日本当に頑張れました。制作スタッフの皆さまが「自由に作ってほしい」と言ってくださったお陰でこの曲が生まれました。大切な人を想う一心で書いた「相思相愛」です。 工藤くんが昔「言葉じゃなきゃ伝わらない事もあると思ってよ」と言っていましたが、音楽じゃなきゃ伝わらないこともあると信じて歌います。」とコメントしている。

 

 

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2024年5月2日(木)~5月7日(火)シアターサンモールにて、山本試験紙vol.2『ピクトグラム』が上演されることが決定した。

山本試験紙とは、映像ディレクターの杉本達と舞台演出家の倉本朋幸がそれぞれのストーリーを演出した後にシャッフルし、ひとつにまとめ上げる、W演出を試みるユニット。

今回は前回作品に引き続き「別々のストーリーだが演じる役者は同一で、それぞれのストーリーの役を瞬時に演じ分けてもらう」という「W演出」に挑戦する。

演出を務めるのは、映像で演出する杉本達と舞台を演出し続けている倉本朋幸。そんな主戦場が違う演出家が、役者に求めるものは全然違う。主人公の気持ちの流れを最優先にする杉本の演出。 概念やメタファーを大切にする倉本の演出。それを同じ舞台上で同時に役者に求める。

そんなW演出に、智順、津村知与支、横尾渉、吉田電話ら、合計7名の出演者が挑む。

智順

智順

津村知与支

津村知与支

横尾渉

横尾渉

吉田電話

吉田電話

また今作は、過去に実際に起こった二つの悲劇をモチーフに、若者たちの「熱狂」を描く。繰り返していけない悲劇を生み出す若者の熱狂を目撃した時、きっとその原因の種は現在にもあることに気づくはず。

山本試験紙とキャストがが挑む「W演出」と「熱狂」を目撃しよう。

【あらすじ】
『革命』の名の下に仲間を制裁したあの悲劇。
『救済』の名の下に他者を排除しようとしたあの悲劇。
過去、実際に起こった二つの悲劇をモチーフに
「その時、なぜ若者たちは熱に犯されたように熱狂したのか?」
「その熱狂の中、彼らを突き動かした物は何だったのか?」
「その熱狂の中、彼らは立ち止まり 自身を振り返る事は出来なかったのか?」
をそれぞれ脚本化します。

いまの常識に照らし合わせれば信じられない悲劇です。
繰り返していけない悲劇です。
しかし、あの時と同じように若者が熱狂した原因の種は現在にもあるのではないでしょうか?
我々は、いつあの時のような熱に犯されるか分からないのです…。

 

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2024年6月6日(木)〜6月16日(日)下北沢・本多劇場にて、ゴツプロ!第九回公演『無頼の女房』が上演されることが決定した。本公演は東京公演のほか、7月6日(土)大牟田文化会館小ホールにて大牟田公演も予定。

本作は、日本を代表する作家・坂口安吾とその妻・三千代をモデルに、戦後、混沌の時代を懸命に生きながら、どこか滑稽で愛おしい人々の姿を描いた、中島淳彦の代表作。

ゴツプロ!第九回公演『無頼の女房』出演者

ゴツプロ!第九回公演『無頼の女房』出演者

出演者にはゴツプロ!メンバーのほか、かんのひとみ(劇団道学先生)、浅野令子、土屋佑壱、鹿野真央(文学座)、前田隆成、剣持直明(劇団だるま座)、久保酎吉が名を連ね、劇団道学先生の青山勝が演出を務める。

演出:青山勝(劇団道学先生)コメント

『無頼の女房』は中島淳彦の代表作で、これまでいろいろな劇団で上演されてきました。初演はぼくが主宰する劇団道学先生で、無頼派作家の塚口圭吾もぼくが演じています。
当時中島には多くの執筆依頼が来ていて、毎年のように年間五~六本の書き下ろしを続けていました。締め切りなどはあってないようなもので、稽古初めには最初の数ページしかなかったように覚えています。台本が届くそばからセリフを覚えて立ち稽古の連続で、じっくり読み込む余裕などはありませんでした。
今回、ゴツプロ!の塚原さんから演出の依頼を受けあらためて脚本と向かい合ってみました。ほぼ二十年ぶりです。
中島は四十代になったばかりでした。作品のそこここに、人生でもっとも忙しかった時期の劇作家の熱のほとばしりを感じて、身体の中のどこかに火がついたような気分になりました。まだ稽古に入る前からはやる気持ちを押さえかねています。
血の汗を流しながら書き続けた友人の脚本です。最高の芝居にしなければ、と我が身に言い聞かせ、稽古入りを待っています。

プロデューサー:塚原大助(ゴツプロ!主宰)コメント

中島淳彦さんの作品でゴツプロ!メンバーのほとんどが共演し出会い今があります。
そんなご縁を頂いた中島さんの作品を今、ゴツプロ!で劇団道学先生の青山勝氏を演出に迎え上演できることに喜びを感じております。
青山さんにも本当に沢山のことを教えて頂きました。良いじゃないかだらしがなくて、良いじゃないかずる賢くて、良いじゃないか滑稽で、今を一生懸命に生きる大人たちが愛おしい。
多くの若者たちにも是非観に来て頂きたい、こんな温かくて優しい世界を。
ワクワクする役者とスタッフが集まってくれました。この『無頼の女房』がまたゴツプロ!の新たな一歩になると確信しています。

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2024年6月15日(土)・6月16日(日)に開催される、お笑いコンビ・エレキコミックのやついいちろうが主催する音楽とお笑いのエンタテインメントフェス『YATSUI FESTIVAL! 2024』の第二弾の出演者が発表された。

第二弾出演者 22組

小山田壮平(band set) / 藤巻亮太(band set) / TENSAIBAND BEYOND / Wienners / Helsinki Lambda Club / 街裏ぴんく / ゲッターズ飯田 / GOING UNDER GROUND / the dadadadys / ザ・チャレンジ&ONIGAWARA / the telephones / SUSHIBOYS / TENDOUJI / POLYSICS / Sundae May Club / 幽体コミュニケーションズ / kurayamisaka / ゆうらん船 / 城谷歩 / 細井徳太郎とタコ足イヤホンズ / LAUSBUB / RYUTist / and more…
 

日割り

6月15日(土)出演者一覧(16組)
DJ やついいちろう / エレ片 / Khaki / ゲッターズ飯田 / GOING UNDER GROUND / Sundae May Club / 渋さ知らズオーケストラ / 水曜日のカンパネラ / CENT / Nagakumo / Helsinki Lambda Club / 細井徳太郎とタコ足イヤホンズ / 幽体コミュニケーションズ / ゆうらん船 / LAUSBUB / RYUTist / and more…

6月16日(日)出演者一覧(20組)
DJ やついいちろう / Apsu Shusei / Wienners / 小山田壮平(band set) / kurayamisaka / ゲッターズ飯田 / the dadadadys / the telephones / ザ・チャレンジ&ONIGAWARA / 城谷歩 / 水中、それは苦しい / SUSHIBOYS / 田中俊行 / TENSAIBAND BEYOND / TENDOUJI / 都市ボーイズ / fishbowl / 藤巻亮太(band set) / POLYSICS / 街裏ぴんく / and more…

そして、昨年に引き続き“eggs”との連動企画も実施される。さらに、本日・2月15日(木)よりイープラスにて先着先行のチケットが発売開始。今年はお得なU-20チケットも用意されている。

やついいちろうよりコメント

やついフェス2024!第二弾アーティストの発表です!

ずっと出てもらいたかったやついフェス初出演のアーティストからずっと一緒に支えてもらってきたアーティストまで多種多様な22組の方々!!
6月15日16日の渋谷に全員集まるなんて、なんて楽しみなんだーー!
今後もどんどんアーティストが発表になっていきます。
日割りも発表されたので、気付いたらチケットが完売していたなんてこともあるかもしれません。
お早めにお買い求めくださいねー!

やついいちろう

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2024年7月7日(日)~8月2日(金)福岡・博多座、8月12日(月祝)~9月26日(木)東京・明治座、10月5日(土)~10月17日(木)大阪・フェスティバルホールにて、2024年劇団☆新感線44周年興行・夏秋公演 いのうえ歌舞伎『バサラオ』が上演されることが決定した。

劇団☆新感線の最新作いのうえ歌舞伎『バサラオ』は、劇団☆新感線の44周年興行であり、生田斗真生誕39年を記念してのサンキュー公演。さらに、新感線40周年であった2020年4月、新型コロナウイルスの影響で涙を飲んで生田主演『偽義経冥界歌』の全公演を断念し、「必ず帰ってこよう!」と誓った博多座へのCOME BACK公演でもあり、エンターテインメントの殿堂・明治座への初進出公演でもある。

『バサラオ』は、ヒノモトと呼ばれる国で南北朝を彷彿とさせる時代を舞台に、自分自身の美しさを武器に天下取りを目指す男、そんな男の参謀としてバディとなる謎多き男、そしてイキすぎた自分の信念のために裏切り裏切られる人々の物語。

(上段左から)生田斗真、中村倫也(中段左から)西野七瀬、粟根まこと、りょう(下段)古田新太

(上段左から)生田斗真、中村倫也(中段左から)西野七瀬、粟根まこと、りょう(下段)古田新太

主演を務めるのは、17歳で新感線に初めて参加し、今作で5作目、生誕39年を記念したサンキュー公演となる生田斗真。『偽義経冥界歌』で苦渋の決断を強いられ、熱い想いを胸に今作の主演を務める。演じるのは、おのれの美貌を武器に天下取りという野望を持つ男・ヒュウガ。これまで新感線ではおバカでチャラい役ばかり演じてきた生田が、本作では本領発揮!? クールでワルイ男を演じる。

そして、そんな記念すべき公演に「僕を呼ばないわけないでしょう!」と熱い想いを持って名乗りを上げたのは、16年の『Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~』以来、生田と友情を築いてきた中村倫也。幕府の密偵だったが、ヒュウガの参謀としてバディを組み共に天下取りを目論むも、なにやら一筋縄ではいかない謎の男・カイリを演じる。プライベートでも親交が深い二人の息の合った競演に期待したい。

さらに、21年の『月影花之丞大逆転』では手練れの演者の中で新境地を開いた西野七瀬が、今作ではゴノミカドの守護役として、アクション満載の演技でこれまた新たな一面を披露する。そして、新感線には3度目の出演で、生田と同じく『偽義経冥界歌』で悔しい想いを共有したりょうは、男丈夫な姉御キャラ、アクションにも果敢に挑む女大名を演じる。

さらにさらに、生田と中村がかねてから劇団公演での共演を切望していた看板俳優・古田新太が、生田・中村と対峙するゴノミカドを演じ、もちろん粟根まことをはじめとする、平均年齢50代の劇団員も豪華ゲストを迎え撃つ。

コロナ禍以降、意識的に明るい作品を上演してきた新感線が、久しぶりに楽しいばかりではない、今までとはひと味違ったダークなトーンの作品を上演する。

とはいえ、そこは新感線。そして“T(斗真)T(倫也)コンビ”が揃うなら、歌って・踊らないわけにはいかない。物語はキッチリ展開しつつ、ショーの要素もふんだんに、歌って・踊ってガッツリショーアップしたエンターテインメントをおくる。そして新感線に出演経験多数のもはや準劇団員たちと共に、劇団員も体にムチ打ちながらアクションをぶちかます。

【ものがたり】
南北朝を思わせる混乱の時代。
「ヒノモト」に生まれ、裏切り御免の世を征(ゆ)く男が二人。
「俺が好きに生きるのを、誰にも邪魔はさせない」と、
“バサラ”を嘯く眉目麗しい男・ヒュウガ(生田斗真)。
幕府の密偵を務め、聡明で弁の立つ謎多き男・カイリ(中村倫也)。
“狂い桜”の華の下、二人は出会い手を結び、流刑の身だった天子・ゴノミカド(古田新太)を担ぎ、幕府転覆を企てる。
その陰で蠢く思惑、謀りの連鎖——。
善人の皮を被った悪党どもが、道なき道を赤く染め、バサラの宴が今始まる。
時代の変わり目に現れた輩が導く先は、地獄か、それとも極楽か?

スタッフ コメント

■作:中島かずき
「24年は生田斗真39(サンキュー)公演で中村倫也も参加、古田も出る。しかもリベンジ博多座、東京は明治座、大阪はフェス」とプロデューサーから聞いて、「だったら、歌あり踊りありの賑やかで楽しい演目がいいね」と、道中物で二人の盗っ人コンビはどうだろうと考えた。盗みのアイデアもある。共演者も決まり、いのうえとも「これでいこう」と合意してプロットにかかったのだが、なぜだかこれがどうにも進まない。本当にこれでいいのか、斗真君倫也君やりょうさん西野さん、そして古田君に納得のいく役が書けるのか。なんだか上っ面だけの芝居になりそうで躊躇してしまう。
改めて、自分が今、斗真君に一番書きたい役はなんだろうと考え直した。そのときに浮かんだのが、「顔がいいだけで日本を支配しようとする冷酷な男」だった。小学生の時に読んだ『ジャパッシュ』というマンガが大好きで、こういうタイプの話をいつか書きたいとは思っていた。今こそそれにチャレンジしろということか。
だったら他のキャラも悪い方がいい。己の野望欲望に忠実に生きそして死ぬ、互いに裏切り裏切られる。それなら時代設定は南北朝はどうだろう。
思い切ってこちらに舵を切って考え直すと、あら不思議、倫也君も古田君もりょうさん西野さん、粟根君を初めとする劇団員も含めて、あれよあれよという間にキャラクターが見えてきた。動き出した。
というわけで、今回はピカレスクロマンです。但し、度を越した人々がひしめき合って陽気に己が己がと主張します。歌って踊って戦います。ダークでシリアスもあるけれど、むしろ派手で絢爛で極彩色な人間の業の玉手箱のような舞台になるんじゃないかと思います。それがバサラなのかもしれません。ご期待下さい。

■主宰・演出:いのうえひでのり
今回は、生田斗真ありきの公演としてスタートしました。2020年の博多座公演が残念で、博多座での上演を死守したかった。そこに「俺を呼ばないんですか!」と参加してきた中村倫也。『Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~』での初共演で馬が合い、友情を築いてきた二人。そして、ここ数年の新感線を支えてくれた二人が出演してくれることはとても嬉しいですね。この歌って踊れる二人がいるなら、その魅力をふんだんに魅せられるものにしたい。とはいえど、話のトーンはおチャラけてるわけではなく、シリアスさを持たせつつのダークかつスペクタクルなものを目指します。西野さんはアクションも頑張っていただくなど、今回かなりチャレンジングな役になりますが、ハマると思います。りょうさんは、男勝りな役はこれまでも演じてますし、本人の希望でアクションもたっぷりあるので、期待してください。そして、斗真が長年願ってきた、劇団公演での古田新太との共演が今回叶うことは、大きな見所ではありますね。ちなみに、倫也も新感線で古田とやるのはこれが初(過去に『ロッキー・ホラー・ショー』(2011)で共演経験あり)。
歌って踊って“ザ・新感線型商業演劇”を初の明治座で上演するという点でもエポックな企画です。
コロナ禍以降、意識的に暗い話の上演は避けてきたのですが、今回は、軽いばかりでない、ダークな匂いもする、今までとは違った新作になります。とはいえど、楽しい公演にしますので、お見逃し無いように! 

キャスト コメント

■生田斗真
前回出演させていただいた『偽義経冥界歌』は志半ばで公演が中止になってしまい、“あの時のリベンジを一緒にしよう!”という新感線の皆様からのラブコール。受けない訳には参りません。なにがなんでも成功させて、お客様に喜んでいただける公演にしたいと思います。そして、17歳の時初めて参加した新感線。いつもあの時の緊張感と、舞台に立てる喜びを改めて教えていただけます。しかも、生田斗真39(サンキュー)公演なる素敵な名称まで作っていただき、感謝に堪えません。ありがとうの気持ちを全て舞台にぶつけます。
かつて中村倫也さんと共演した際、彼が音頭をとって、完璧なサプライズ、手の込んだ演出、愛のこもったプレゼントで私のお誕生日をお祝いしていただきました。「中村倫也恐るべし、、コイツぁとんでもない男や、、」と思いました。一生忘れられない素敵な日でした。あれ? ちょうど今回も公演中に私の誕生日がやってきますね…倫也きゅん何かしてくれるのかな、、ドキドキ…
今回はとんでもない悪役です。極悪非道です。皆様に嫌われるかもしれません。こんなにいい人の私に、こんなに爽やかな私に、果たしてそんな役が務まるのでしょうか…心配でございます。新感線が描く悪には色気と妖しさが求められるので、新しい挑戦を目撃していただきたいです。

■中村倫也
ということで、色んな想いを乗せて走る本公演。前々回、斗真くんとご一緒した『Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~』ではキケンなヒメとして、前回『狐晴明九尾狩』(2021)では飄々とした座長として参加させていただきました。今回は少数精鋭の客演のひとりとして、クレバーに暴れ回りたいと思います! そして百戦錬磨の、水にも火にもなれる劇団員の皆様の個性が乱れ咲く作品になることでしょう。今年の夏秋は楽しみしかない!

■西野七瀬
新感線の舞台は、観ていて躍動感や痛快さを味わえる印象です。しばらく運動をしていなかったので、躍動感を出せるように準備しておけたらと思います。そして、新感線の皆さんに再びお会いできることが嬉しく、前回出演させていただいた時とはまた違った雰囲気の作品になりそうなので、どんな自分に出会えるのか楽しみです。
今の自分にできることを精一杯お届けできたらと思いますので、よろしくお願いいたします。

■粟根まこと
2024年、ただ一回の劇団☆新感線公演となる『バサラオ』。その代わりに公演期間が超弩級の長さになりそうなのですが、それに負けないほどゲストの皆様も超豪華です。
17歳の時から新感線に出て下さっている生田斗真さんに、ニヒルな仮面の下に熱い心を秘めている中村倫也さん、真っ直ぐで芯の強い西野七瀬さん、そして妖艶なのに迫力も兼ね備えたりょうさん。
そんな豪華なゲストの皆様を古田新太くんを始めとした我々劇団員たちが支えます。特に、古田くんを慕い続けている斗真さんと倫也さんが新感線の舞台上で古田くんと相まみえるのは初めてなのです。
そりゃもう皆さんも楽しみでしょう。でもね、私はもっともっと楽しみにしているんですよ。
長丁場の公演となりますが、最後まで無事に走り切りたいと思いますので、どうぞお楽しみに!

■りょう
あれから四年…
待ってました! 劇団☆新感線!
博多座へCOME BACK!
そして明治座! フェスティバルホール!
大暴れする準備はできています!
どうぞ皆さま。よろしくお願い申し上げます。

■古田新太
(今回の公演)斗真と倫也かー。面白そうじゃないか。ヨロシクたのむ!
全力で楽しんでいただけるよう努力いたしますので、お楽しみに。
なぁちゃん(西野七瀬)はカワイーぞ!

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