浦島坂田船、2024年夏に全12公演の全国アリーナツアー開催決定

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浦島坂田船が、7月から全国6カ所をまわるアリーナツアー『浦島坂田船 SUMMER TOUR 2024 Weddiing』を開催することを発表した。

4月28日、有明アリーナで開催された春ツアーファイナル公演の最後にツアーの開催がサプライズ告知され、29日21時より放送された浦島坂田船による配信でその詳細が発表された。

本公演は、7月20日の広島・広島サンプラザホールを皮切りにツアーをスタートし、ファイナルは9月15日の愛知・Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)で締めくくる全12公演の開催となる。

現在、チケットの最速先行を5月6日までイープラスにて受付中。

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元宝塚歌劇団雪組トップスターで、ミュージカル界で活躍を続ける望海風斗。2024年4月28日(日)SkyシアターMBSで開催された大阪公演で全国コンサートツアー『Hello,』の大千秋楽を迎え、この度、「Breath」のMVが公開となった。

望海風斗 ドラマティックコンサート『Hello,』より

望海風斗 ドラマティックコンサート『Hello,』より

全22公演2万人以上を動員したツアーで初日より披露した新曲「Breath」は、アンジェラ・アキが作詞作曲した渾身のバラードで、会場を埋め尽くすファンのハートに深く染み渡る名曲として話題となっている。

そして、ツアー完走を経て4月29日には同曲のMUSIC VIDEOがYouTubeで公開された。望海風斗が力強く独唱するシーンや、美しく佇む姿を収めた映像に仕上がっており、こちらも注目を浴びることになりそうだ。

「Breath」

「Breath」

望海風斗「Breath」-MUSIC VIDEO-

さらに、6月20日からは主演する『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』がスタート。今夏はファンクラブ会員限定イベントの開催や、メジャーでのファーストアルバム発売も予告されるなど、ますますの活躍が期待される。また、コンサートツアー『Hello,』東京公演の模様が、6月30日にCS衛星劇場で放送予定となっている。

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ミュージカルに伝統芸能、オペラに音楽と多様な舞台が日々上演されている街・日比谷。6回目となる今年も日比谷フェスティバルが5月6日(月・祝)まで東京ミッドタウン日比谷(千代田区)で開催され、開催2日目となる4月27日(土)、ミュージカル『ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー〜』の主人公ビリーによるパフォーマンスと出演者らによるトークが披露された。

本作品は、1980年代のイギリス北部の炭鉱の町を舞台に、踊ることが好きなひとりの少年と彼を取り巻く大人たちの姿を描き、世界中を虜にした映画『BILLY ELLIOT』(邦題『リトル・ダンサー』)をミュージカル化した作品。ビリーの圧倒的なパフォーマンスと、作品の持つ巨大なエネルギーが評価され、2006年には英国ローレンス・オリヴィエ賞4部門、2009年にはトニー賞で10部門を獲得している。日本では2017年に日本人キャストによる初演が開幕。2020年には再演もおこなわれ、今回は3度目の日本上演となる。

ミュージカル『ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー〜』のパフォーマンスの様子

ミュージカル『ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー〜』のパフォーマンスの様子

ミュージカル『ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー〜』のパフォーマンスの様子

ミュージカル『ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー〜』のパフォーマンスの様子

この日、披露されたのは、浅田良舞石黒瑛土井上宇一郎春山嘉夢一と4人の3代目ビリーによる「エレクトリシティ」。2月に行われた製作発表のときも同様のパフォーマンスが披露されたが、そこから約2ヶ月の間にも地道にレッスンを積み重ねてきたビリーたち。伸びやかかつキレのあるダンスと、堂々とした歌唱を見せ、着実な成長を感じさせた。

以下に、ビリーのおばあちゃん役を演じる阿知波悟美(※根岸季衣とWキャスト)と、ビリーの兄・トニー役を演じる西川大貴(※吉田広大とWキャスト)も交えたトークの様子を写真とともにお伝えしたい。

西川大貴

西川大貴

ーー西川さん、最初に『ビリー・エリオット』はどんなストーリーかご説明いただけますか。

西川大貴(以下、西川):イギリスの田舎町が舞台になっているんですけど、炭鉱で栄えてきた町なんです。エネルギーが石炭から石油へと変わり、これからどうしていこうかという中で、このビリーという少年が現れるんですけど……彼、ボクシングを習っているんですが、そのボクシングのクラスの次にバレエのクラスがあって、ひょんなことからバレエをやることになるんですよ。

当時は男の子がバレエをやるなんて、ちょっとどうした? みたいな感じの時代。そんな中、彼の才能はバレエの先生に見出されて、彼がバレエをやりたいとなって。でも町はストライキ中で大変だし……どうする?! どうするんだ、ビリー?! そういう感じです(笑)。

阿知波悟美(以下、阿知波):素晴らしい説明! 臨場感もあった! ……炭鉱なので、みんないろいろな意味で苦しい生活を送っているわけです。 社会問題もありますし、職業差別みたいなものもありますし、いろいろな状況の中で、さぁどうするんだ? というところなんですけれども、そこにビリーがいて、バレエをやりたいと思ったときに、いろいろな苦難を乗り越えて、ひとつの夢に突進していく姿がとても感動的な作品になっています。

阿知波悟美

阿知波悟美

ーー本当に力をもらえる作品ですよね。

阿知波:そうなんです! 私は初めてお稽古場に行って、子どもたちのダンス——このビリーの役の子だけではなくて、たくさんの子どもたちが出るんですけれど、彼/彼女たちがお稽古している姿を見て、もうずっと泣いてました。あまりにも素晴らしくて、可愛くて。この子たち一人ひとりに、ビリーと同じように夢があって、このお稽古しているんだなと思ったら、もうずっと泣けて泣けて……。

西川:しかも(前回の再演は)コロナ禍で本番ができるかどうかという環境でしたからね。

阿知波:はい。私は再演からの参加なんですね。ですから、初演の方たちにどういうお稽古のシステムかを聞くこともあったんですけれども、コロナ禍ということで、人のお稽古が見られない。自分が出ているところだけのお稽古で。

西川:3密を避けるため。

阿知波:そう。子どもに限らず、大人たちのダンサーさんたちも、みんなマスクをしてやっているものですから、もう息が苦しくて。大変な状況の中、みんなでお稽古していました。最終的にみんなが揃ったのは舞台稽古で、そのときにマスクをとったんですが、誰が誰だか分からなくて。(稽古場では)目しか見ていなかったから。そういうことも思い出されます。

浅田良舞

浅田良舞

石黒瑛土

石黒瑛土

ーーこの『ビリー・エリオット』という作品が世界中で愛されている理由はどういうところにあると思いますか。

阿知波:いろいろな屈境に負けないで、夢に突進していくビリーの姿が、やっぱりすごく感動を呼ぶんだと思います。それと、周りの大人たちが今まで強いられてきたことをそのまま子どもに強いてしまっている状況が、この子によって変わっていく様が、とても感動的だと私は思っています。

西川:ほんとにね、これを喋り出したら止まんないんだよな(笑)。演出がいろいろ素晴らしいんですけど、特に「Solidarity」というナンバーがあって。阿知波さんが仰った、大人たちの苦しさみたいなものと、子どもたちが頑張っていく姿が1曲の中で交差するんですよ!

阿知波:そうなの、そうなの。

西川:これ普通にやったら、なんかぐちゃぐちゃになるというか、見づらくなっちゃうんだけど、これが綺麗に……!

阿知波:そう、素晴らしいステージング、構成になっているんですね。

西川:アイディアが素晴らしい。もちろんストーリーも素晴らしいんですけど、演出とアイディアが。

井上宇一郎

井上宇一郎

春山嘉夢一

春山嘉夢一

ーービリーたちの今日のパフォーマンスはいかがでしたか。

阿知波:涙をこらえました。(製作発表のときよりも)身長も高くなってて、振りも少しのびのびしてるような気がしました。

西川:いや、当たり前なんですけど、個性が全然違うじゃないですか。だからこれ本番までに今よりもっと自分らしくなるはず。4人でやっているからこそのパワーは出ると思うけど、多分1人になったときに、また「自分のステージだ」という個性がどんどん出ていくと思う。

阿知波:そうなの。前回もそうだった。一人ひとりが「僕だ!」という魅力を醸してきて……。

西川:それが本当に楽しみ!

阿知波:もう最低でも4回観なきゃいけない(笑)。

西川大貴

西川大貴

ーーお二人の好きなシーンや胸が熱くなるシーンは?

阿知波:自分も出ているので、私が歌う「Grandma's Song」と言いたいところだけど……。

西川:あ、僕、それを言おうと思いましたよ!

阿知波:本当? 嬉しい! あなたのそういうところ好きよ(笑)。でもね、私の好きなところは、ワンシーンワンシーン、小さく見どころが散りばめられてるところ。例えばクリスマスパーティーも、ただパーティーをやるだけじゃない。詳しくは観てのお楽しみなんですけれども、今まで私が観たこともないような演出がされたクリスマスパーティーを見ることができます。

楽しいだけのパーティーじゃなくて、 自分たちが置かれている世の中のことやら、社会情勢のことやら、いっぱい盛り込んであって……。そういうところが私は“激アツ”ポイントだと思っています。2幕の頭です!

西川:どこを言おうか……でも、おばあちゃんのシーンも本当に大好きで。当時は、ビリーのお父さんからすると「男の子がバレエをやるなんて、何を考えているんだ」みたいな。で、おばあちゃんの歌の中でも、男は男、女は女の時代を生きてきてみたいなことが含まれていて。で、私はもう生まれ変わったら妻になるのは嫌だ! 男に頼らないで生きていく! と、回想のシーンになって……。最後、チューをするんですよね?

阿知波:そう、それで泣いちゃうの。ビリーが、少しだけ認知症になっているおばあちゃんに文句を言って、わーって騒いでいるんですけども、最後にビリーが手を握ってチュッとしてくれるんです。もうそれで泣きそうになるんですけど……。その後、舞台は暗転になるので、ビリーとおばあちゃんは2人で腕を組んで袖に入っていくんですね。その途中で 「よかったよ、おばあちゃん」と言ってくれる、人たらしなビリーが前回はおりました(笑)。ただでさえ、このぐらいの年の子って可愛いのに、余計なそういうことで、また泣きそうになっちゃった……。

阿知波悟美

阿知波悟美

ーービリーの皆さんにも感想を聞いてみましょう。お客さんの前で踊ってみて、楽しく踊れましたか?

浅田:はい。とても楽しく綺麗に踊れたのでよかったです。

阿知波:いやあ、いいな。綺麗に踊れたと自分で自信持って言えるんだもん。素敵! みんなが少しずつ成長しているのがよくわかりました。製作発表のときもみんなのパフォーマンスを見て感動したんですけど、今日またさらにみんなが成長してるなと感じました。あれからずっと稽古していたんだよね?

石黒:はい。毎日のように練習しています。

阿知波:でも、よく考えてみると、みんなは学校に行っているわけじゃない? 学校に行って、しかもレッスンも週5日やるということは、自分の時間がないじゃん? 大丈夫だった?

石黒:はい、大丈夫です。

ミュージカル『ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー〜』のパフォーマンスの様子

ミュージカル『ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー〜』のパフォーマンスの様子

西川:僕からもいいですか。今日は「Electricity」のパフォーマンスをやりましたけど、他に好きなシーンや好きな歌詞は?

井上:「Solidarity」を最近練習していて、楽しくて。好きになりました。

春山:僕は「Dream Ballet」が好きです。

阿知波:前回の本番のときにモニターの前で手をグーにして祈るように見てました。緊張感がすごくあるシーンだから、それがこちらにも伝わってきて。失敗しないでよ、 頑張ってよと思いながらずっと応援していたの覚えている。みんなも頑張ってね。

ーー改めてビリー役が決まったときの気持ちは?

春山:世界一幸せな気持ちになりました!

井上:受かったときは本当に受かったのかなと信じられない気持ちでした。

阿知波:ずっとレッスンしてきて、今どんな風に感じていますか?

井上:ビリーで踊る振りが入ってきて。もう僕はビリーになったから、頑張らないとなと思いました。

阿知波:最近レッスンをしていて、できるようになったところは?

井上:前までバク転がちょっと難しくて、パッとできる感じがなかったんですけど。(今は)練習してきて、すぐできるようになりました。

ミュージカル『ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー〜』のパフォーマンスの様子

ミュージカル『ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー〜』のパフォーマンスの様子

ーー最後に公演に向けた意気込みをお願いします!

浅田:お客様に感動してもらえるように練習しているので、ぜひ僕のビリーを観に来てください!

石黒:自分自身の限界を打ち破る最高のビリーになります!

井上:お客様に元気を与えられるように、エネルギーを出し切って盛り上げていこうと思います!

春山:お客様に希望を与えられるようなビリーになりたいです!

阿知波:子どもたちの素晴らしいパフォーマンスもそうなんですけれども、周りにいるキャストの方々、それからスタッフの方々みんなが素晴らしい作品にしようと邁進しておりますので、ぜひぜひご期待いただいて、劇場に足を運んでいただきたいなと思っております。その場合にはバスタオルぐらいは必要かもしれません(笑)。ハンカチ1枚2枚をお持ちになって劇場にいらしてください。よろしくお願いいたします。

西川:ミュージカルって歌とダンスとお芝居があると思うんですけど、これ、マジで言いますけど、こんなにいい音楽、こんないい振付、こんないい演出・脚本が揃ったミュージカルはないですから! もう絶対観て後悔ないと思いますので、ぜひ観にいらしてください。一緒に稽古を始められるのがとても楽しみです。よろしくお願いします!

ミュージカル『ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー〜』のパフォーマンスの様子

ミュージカル『ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー〜』のパフォーマンスの様子

取材・文・撮影=五月女菜穂

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2024年8月・9月、東京・東京国際フォーラムホールC、大阪・オリックス劇場にてミュージカル『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』が上演されることが決定した。

本作は1980年に出版されたフランク・W・アバグネイル・Jr著の自伝小説『世界をだました男』をもとに製作された映画のミュージカル版。映画はスティーヴン・スピルバーグが監督し、主役の天才詐欺師をレオナルド・ディカプリオが演じ、彼を追うFBI捜査官をトム・ハンクスが演じるというハリウッドが誇る二大名優の競演が話題となった。
ミュージカルは2009年7月にシアトルにて初演。その後2011年にブロードウェイに進出し、同年のトニー賞ではノーバート・レオ・バッツが主演男優賞を受賞、ミュージカル作品賞をはじめ計3部門にノミネートされるなど、高い評価を得ている。

2022年夏に演出上田一豪、主演岩本照で上演され、上田が描く華やかできらびやかながらも切なさの残る世界観と、キャストが紡ぐスタイリッシュなダンス・心に残る歌唱で大好評を博した。

ミュージカル『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』舞台写真(2022年上演時のもの)

ミュージカル『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』舞台写真(2022年上演時のもの)

初演に続き、主役の若くハンサムな天才詐欺師フランク・ジュニア役を演じるのは岩本照。Snow Manのリーダーとしてグループを牽引する歌・ダンスの確かな実力はもちろん、近年ドラマや映画などで確かな演技力を魅せる岩本が、再びフランク・ジュニアに挑む。天才詐欺師を追うFBI捜査官ハンラティ役を演じるのは、日本のドラマ・映画界には欠かせない存在であり、昨年俳優デビュー35周年を迎え、ますます円熟味を増す吉田栄作が初演に続き続投。そしてヒロインのブレンダ役には新たに元宝塚歌劇団花組トップ娘役・仙名彩世が務める。

吉田栄作

吉田栄作

仙名彩世

仙名彩世

また、初演に続き岸祐二、春野寿美礼、生田智子、阿部裕らミュージカル界の実力者も再び顔を揃え、作品が鮮やかに蘇る。

主演 岩本照 コメント

岩本照

岩本照

またあの素敵な世界へ挑戦させていただけること、本当に嬉しく思います。
ミュージカル『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』のサウンドトラックを今でも聴くぐらい、好きな楽曲たちで溢れていて、嘘のような本当の話を沢山の皆様に“嘘なく”届けさせていただきたいと思ってます。

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GOOD BYE APRIL「ニュアンスで伝えて feat. ヒグチアイ」(5月1日配信リリース)のMVが配信当日の21時にプレミア公開されることが発表された。

本作のMVは、新生活を始めた人や新社会人にとって何かと不安を感じやすいこの季節に、そっと肩の重荷をおろしてくれるような、穏やかな「春風」を感じる映像となっているとのこと。主演を務めるのはMUSIC VIDEOに今回初出演となる女優の関根優那。撮影、編集は写真・映像作家の瀬能啓太が担当している。

また、MV公開直前の20時半からは、両者の公式Instagramにてコラボ配信の実施も決定している。

 

ヒグチアイ コメント

GOOD BYE APRILとは8年ぐらい前によく一緒にライブをしていて、倉品くんと地元が同じこともあって一緒に曲を書いたり長野に呼んでライブをしてもらったりしていました。少しずつ、自分の道を開拓しながらそれぞれに続けている中でまたこういう風に音楽で再会できてとても嬉しいです。あれやこれや、好きな曲があったり救われた曲があって、そんな話もしたいけど長くなりそうだからやめます。笑
私自身誰かの歌詞を歌うことがあまりないのですが、めちゃくちゃ自分らしいな、というか、本当に心の底からわかり合いながら歌えた気がします。
GOOD BYE APRILの音の上で自由に歌えて、懐かしい気持ちにもなりました。
この歌が誰かの肩をそっと触れる風になれば幸いです。

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「Kiss」(講談社)にて2001年から2010年まで連載された『のだめカンタービレ』は、天才的なピアノのセンスを持つ「のだめ」こと野田恵と、指揮者を目指す青年・千秋真一が繰り広げるラブコメディ。単行本全25巻が刊行され、2006年にはTVドラマ化、2007年にはTVアニメ化され人気を博した。連載20周年を記念して、2021年には全13巻で新装版が刊行、2023年には配信フェスとミュージカルも大好評のうちに終了した。

そして、ついにリアルなフェスティヴァル形式での公演が決定。『のだめカンタービレ・クラシック・フェスティヴァル in KYOTO』と題し、2024年5月3日(金・祝)~5月5日(日)の3日間、ロームシアター京都にて行われる。本企画について、各プログラムの詳細が明らかとなったので、改めて紹介していく。(文=神山薫)


まずは5月4日(土・祝)のプログラムから。この日は、作中登場したクラシック音楽の数々を、メイン・ホールでは『のだめカンタービレ』の音楽監修を担当した茂木大輔指揮によるオーケストラ曲、サウス・ホールではピアノ曲や室内楽曲を中心に楽しめる。

1時間弱のプログラムが合計5つ用意されて、一日どっぷり『のだめカンタービレ』の音楽に浸れるわけであるが、ここではまず、メイン・ホールで開催される、『のだめカンタービレクラシックコンサート オーケストラ編』の3つのコンサートをご紹介したい。

第1部「青春名曲編」では、“桃ケ丘音楽大学”のコンサートをテーマに、ガーシュウィン「ラプソディ・イン・ブルー」を石井琢磨が演奏し、ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」より第1楽章をBudoが演奏する。

石井×茂木のコンビでの「ラプソディ・イン・ブルー」はすでにおなじみであり、茂木氏も石井琢磨のジャズ・センスを褒め称えており、名コンビ感も漂う。一方のBudoは、YouTubeのフォロワー数が10万人に近づき、8月のサントリーホール公演は完売、全国ツアーも発表するなど今乗りに乗っているが、実は協奏曲にトライするのは今回が初めて。フレッシュな演奏は、千秋真一のような若さと勢いを感じさせてくれることだろう。

第2部「オペラ&レア曲編」では、コミックのオペラ編で登場した、モーツァルトの歌劇「魔笛」の名曲ハイライトを序曲も含めてお届けする。リアル・トラウムの高島健一郎、鳥尾匠海、杉浦奎介らテノール陣、バリトンの堺裕馬とソプラノの鈴木玲奈の歌で、オペラの中でもっとも有名なアリアと言える「夜の女王のアリア」も含めて、コミックを彩った音楽の数々が登場する。

さらに、作中、ブラジルで演奏会の仕事を依頼された千秋が指揮する、ミヨーの「スカラムーシュ」。ブラジルの音楽のフレーバーに満ちた本曲は、なかなかクラシックのコンサートでは聴く機会がないもの。上野耕平のサックス・ソロとオーケストラで届ける。

第3部「ベト7全曲編」では、コミックで重要な曲であり、ドラマのオープニングテーマとしても一躍有名になったベートーヴェン「交響曲第7番」の全曲を堪能できる。第1部で協奏曲を弾いてくれた石井琢磨とBudoが「ラデツキー行進曲」の連弾ヴァージョンでフェスの楽しさを盛り上げ、ラストでは、コミックでもラストシーンを彩った、今年没後100年となるイタリアのオペラ作曲家=プッチーニの名作、歌劇『ジャンニ・スキッキ』からアリア「私のお父さん」を第2部で夜の女王を歌った鈴木玲奈が歌ってくれる。

このように、『のだめカンタービレ』に登場したクラシック音楽のハイライトをオーケストラとソリストたちの演奏でたっぷりお聴きいただける3プログラムとなっている。

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4月27日(土)、東京・渋谷Spotify O-nestにて#KTちゃんがライブイベント『ぱにゃぱにゃ』を開催した。

#KTちゃん

#KTちゃん

#KTちゃんは、4月17日(木)に自身初となるEP『Oneder』をリリースし、アーティストとして新たなステップへと踏み出した。そんな#KTちゃんの主催ライブイベント『ぱにゃぱにゃ』では、TikTokを中心に若者から人気を集めている大阪出身の兄妹ポップラップユニット「ぺろぺろきゃんでー」のライブからスタート。兄妹ならではのいい意味でゆるい2人の絡みが癖になる。

続いては「MIKU BREAK」。昨今耳にする「AI」と「ラップ」を組み合わせた、どんなリリックも瞬時に作り上げるAIラッパー(UoC(博報堂)で開発中のAI x ラップで人の創造性の拡張を目指すプロジェクト)。AIラッパー・初音ミクとテックダンスフュージョン軍団「CONDENSE」のSHUN、#KTちゃんがスペシャルセッションを繰り広げた。ラッパー2人とAIによる化学反応が、フロアを一層盛り上げていく。

そして、いよいよ#KTちゃんの登場だ。先日リリースしたばかりのEP『Oneder』から、リード曲の「choma! feat. Bryn, IIVY B」のビートとともに登場し、フロアから歓声があがる。この曲は韓国人ラッパー・Bryn、タイ人ラッパー・IIVY Bとのコラボ曲。ライブでは2人のパートも#KTちゃん自身のラップで音源とはまた違った印象となり、よりオリジナル感が増した。

続けて「BaNe BaNe feat. DOTAMA」を披露し、先ほどとはうって変わって会場が一気にドリーミーな#KT劇場へ。4曲目の「ぴーおーぴー」では、曲途中で自らトラックを止め、アーティスト活動への決意のこもったアカペララップを披露すると、フロアからは大きな拍手が巻き起こった。#KTちゃんの地元である「夜の横浜」をイメージ した5曲目「PIKA PIKA」では、#KTちゃんのブレッシーな歌声とミラーボールの明かり、観客の手が合わさり会場がドリーミーなムードに包まれた。

その後のMCでは、今後のアーティスト活動や、秋開催予定のワンマンライブへの決意を語った。最後は、EP『Oneder』からリード曲「choma! feat. Bryn, IIVY B」を披露。「またワンマンライブで会いしましょう」との言葉と共に、ライブは幕を下ろした。ストリーミングデビューから1年。今後の「アーティスト#KTちゃん」に期待が膨らむ1日となった。

 

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