ダウ90000の道上珠妃と吉原怜那が出演 少年キッズボウイの新曲「ダイムバッグ・ヒーロー」ミュージックビデオを公開
- 2024.05.05
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5月5日(日)、少年キッズボウイの新曲「ダイムバッグ・ヒーロー」ミュージックビデオがYouTubeで公開された。
「ダイムバッグ・ヒーロー」は、コントユニット・ダウ90000の単独公演『30000』に提供された楽曲。MVには、ダウ90000から、道上珠妃と吉原怜那が出演している。
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くじらが7月4日(木)より放送されるTVアニメ『先輩はおとこのこ』のオープニング・エンディング主題歌両曲を担当することが決定した。
ぽむ氏による漫画『先輩はおとこのこ』は、『次にくるマンガ大賞2021』Webマンガ部門で3位、『第5回アニメ化してほしいマンガランキング』で1位を受賞。『LINEマンガ』では、2024年1月時点で1億8,000万ビューを達成している。アニメは、フジテレビ“ノイタミナ”枠ほか各局にて、7月4日(木)24時55分より放送がスタートする。
(C)pom・JOYNET/LINE Digital Frontier・「先輩はおとこのこ」製作委員会
同アニメのオープニングテーマは、くじら作詞作曲・歌唱の「我がまま」に決定。また、エンディングテーマは、くじらが作詞・作曲を手掛けボーカルを招いたfeat.楽曲「あれが恋だったのかな」とのこと。
くじらからのコメントは以下のとおり。
くじら
テレビアニメ『先輩はおとこのこ』主題歌担当させて頂くくじらです!
素敵な作品に関われて本当に嬉しいです。
原作を読んでて涙と感動止まらなかった、、。まことへの感情移入と「みんな本当にいい子!(泣)」を繰り返して、読んでいるうちに自然と曲が出来上がりました。話の中で身に覚えのある悩み、傷つき、立ち直りがすごく多くて、何度も心がグッとなりました。
個人的な話ですが、自分もずっと女の子の輪で育ってきていて、かわいいものが大好きだし昔から友達はほとんど女の子だし、紆余曲折あり最近ようやく性別的に少し踏ん切りがついたところだったので本当にいい瞬間に携わらせていただきまし
た。みんな読んでー!!そして、アニメを見てーー!!
PVでわかる、声と映像の良さ!!頼みます!あわよくば是非、主題歌も聴いてください!よろしくお願いします!
くじらは、自身最大規模となる東京・Zepp Shinjukuで、10月12日(土)に4thワンマンライブを開催する。
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MONGOL800が、12年振りの島ツアー『〜モンパチがやってくる イヤァ!サァ!サァ!〜 MONGOL800 tropical tour 2024』の開催を発表した。
今回のツアーでは、7月17日(水)鹿児島県・大島郡「おきえらぶ文化ホールあしびの郷・ちな」での公演を皮切りに、 沖縄県・久米島、本島、宮古島、石垣島を巡る。
チケットは本日より5⽉12⽇(⽇)23:59まで先行予約を受付中。
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劇作家・演出家・俳優・小説家の唐十郎さんが2024年5月4日21時01分に都内の病院で急性硬膜下血腫により死去した。5月1日に自宅で転倒し、中野区内病院に緊急搬送されていた。84歳だった。
唐組『泥人魚』2003年初演時 ©唐組
唐十郎(本名:大靏義英 オオツルヨシヒデ)さんは、1940年2月11日東京生まれ。1958年、明治大学文学部演劇科に入学、学生劇団「実験劇場」で俳優として活動後、1963年、サルトル作『恭しき娼婦』で劇団「シチュエーションの会」(1964年「状況劇場」に改名)を旗揚げ。1967年、新宿花園神社境内にて初の紅テント興行を行ない、アンダーグラウンドカルチャーの旗手として絶大な人気を誇る。また、独自の演劇論「特権的肉体論」共々、計り知れないほどの影響を演劇界に与えた。韓国、台湾、バングラデシュ、レバノン、シリア公演など海外公演も敢行した。
紅テント in 新宿花園神社 2024.5.5
1970年、戯曲『少女仮面』で岸田國士戯曲賞受賞。1983年、小説『佐川君からの手紙』で芥川賞受賞。1988年、状況劇場を解散し翌1989年に劇団「唐組」を旗揚げ。2003年『泥人魚』にて紀伊国屋演劇賞、読売演劇大賞演出家優秀賞、鶴屋南北賞、読売文学賞受賞。2012年度朝日賞受賞。2021年、文化功労者 顕彰。
唐組『泥人魚』2003年初演時 ©唐組
俳優としては、映画『犯された白衣』(1967年、監督:若松孝二)、映画『銭ゲバ』(1970年、監督:和田嘉訓)、映画『修羅』(1971年、監督:松本俊夫)に主演した他、NHK大河ドラマ『黄金の日日』(1978年 原田喜右衛門役)、ドラマ『北の国から2002 遺言』(2002年 高村吾平役)、ドラマ『ハンチョウ〜神南署安積班〜 第3シリーズ』 (2010年 石倉晴夫役)等でも強烈な印象を放った。一方、横浜国立大学、近畿大学では教授・客員教授を務めた。
唐組『泥人魚』2003年初演時 ©唐組
訃報の流れた5月5日は、唐さんの主宰する劇団唐組が第73回公演『泥人魚』(作:唐十郎、演出:久保井研+唐十郎)の東京公演初日でもあった。公演会場の新宿花園神社紅テント前では午前中に、劇団の座長代行を務める久保井研氏による会見が行なわれた。
【動画】会見を行なう劇団唐組座長代行 久保井研氏(ノーカット映像)
久保井氏によれば、東京公演に先立って行なわれた神戸公演・岡山公演に出発するために劇団員一同で唐さんの自宅に挨拶に行ったのが4月13日。2012年5月に転倒して以来、療養中だった唐さんはその日、劇団員たちを激励し、旅巡業の自動車のところまで見送りに来たという。
【写真】2024.4.13の劇団公式ブログより(前列左から二番目が唐さん)
通夜、葬儀は近親者のみで執り行う予定で、日程等はまだ未定とのこと。また、今回唐さん本人が観ることの叶わなかった劇団唐組 第73回公演『泥人魚』東京公演は予定通り行なわれ(6月9日迄)、長野公演も6月中旬に行なわれる。
新宿花園神社 2024.5.5
現代演劇史上最大の巨星のご他界に際し、謹んでお悔やみを申し上げます。
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声優・アーティストとして活躍している田所あずさが3年ぶりとなるオリジナルミニアルバム『Ivory』を、田所あずさのアーティストデビュー日である7月30日(火)にリリースすることが発表された。
2021年1月にリリースした『Waver』以降、田所あずさのサウンドを支え続けている神田ジョンを今作でもサウンドプロデューサーとして起用。表題曲の「アイボリー」は楽曲のポップさの中に見え隠れする、毒っ気が病みつきになる1曲に仕上がっているとのこと。
田所あずさ、そしてオリジナルミニアルバム『Ivory』のさらなる情報を待ちたい。
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J(LUNA SEA)が『J LIVE 2024 SPRING -Stand at the Summit- FINAL』を5月4日(土)に東京・LIQUIDROOMで開催した。
写真=KEIKO TANABE
Jは、2024年ソロライブの幕開けとなる『J LIVE 2024 SPRING -Stand at the Summit-』を大阪と東京で開催。昨年11月以来約半年ぶりとなるライブで、フロアを灼熱色に染め上げた。ライブ中盤では、未発表の新曲を立て続けに3曲披露している。
写真=KEIKO TANABE
写真=KEIKO TANABE
最終日となる恵比寿LIQUIDROOM公演のアンコールに応え、再びステージに登場したJ。高揚したフロアに向けて、「ここ数年いろんなことが起きて、それを乗り越えて、俺たち今ここにいるんだと思います。そこで学んだことは、一瞬一瞬を大切に、逃さずに、俺なりの言葉でいうと“楽しみ尽くす”というか、その瞬間を逃さないように生きてゆくこと。それが俺たちのテーマっていうか、ROCKしていくってそういうことなんだって、俺自身思っています。明日のことはわからないけど、だからこそ今を全力で燃え上がっていきたいって、そう思っています」と語りかけた。
写真=KEIKO TANABE
続けて、11月に東京・大阪でスペシャルライブを開催することを発表。「BRAND NEW FRAME」と銘打たれたこのライブでは、次なるステージへの新たな扉を開く、最新型のJを思う存分に感じることができそうだ。
写真=KEIKO TANABE
Jは、5月8日(水)に東京・新宿LOFTにて、『SHINJUKU LOFT PRESENTS 歌舞伎町移転25周年記念プレミアム・ワンマンライブ』を開催。8月には、東京・渋谷Spotify O-EASTでバーズデイライブも控えている。
また、LUNA SEAは、結成35周年を記念した全国ツアーを5月25日(土)の神奈川・相模女子大学グリーンホールよりスタート。11月15日(金)の神奈川県民ホールまで、全国28都市41公演を巡る。
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2024年6月5日(水)~6月9日(日)六行会ホールにて上演される、アメツチ『ジャック・モーメント』のキービジュアルが公開となった。
「幻調乱歩シリーズ」の細川博司とアメツチが新たに挑む、バンタムクラスステージの名作ハードボイルド『ジャック・モーメント』。キャスト・脚本も新たに再演する。。
同作はギャング達による争いと巻き込まれた会計士の活躍を描くハードボイルド作品。エンターテインメント性が評価され、過去公演時には大阪市主催の芸創セレクションに選出された。
60年代のシカゴを舞台にギャングスターになる会計士の青年ジャックを『パッチギ!』や『ROOKIES』で知られる小出恵介が演じる。その他、中島健、窪塚俊介、山本博(ロバート)、黒木文貴、橋本全一、土田卓、福地教光などのキャストが集結した。
今回、ジャックを演じる小出恵介を中心に、様々な思惑を持つ曲者キャラクター達が一堂に並ぶキービジュアルが解禁。どんな公演になるのか楽しみにしよう。
キャラクタービジュアル
小出恵介
中島健
黒木文貴
橋本全一
後藤萌咲
村島未悠
千広真弓
西間庭惇
小島ことり
福地教光
土田卓
平野勲人
山本博(ロバート)
窪塚俊介
これはギャングスターになってしまった、ある青年の物語。
1960年代シカゴ。好景気に沸き、時あたかもベトナム戦争前夜。
しかし実際は貧富格差が蔓延する時代。
孤児の身ながら苦学して会計士となった青年ジャックの元へ、顔も知らない母親の遺産相続の話が舞い込んでくる。
ジャックはそのカネで世話になった人々に恩返ししようとするが、突然、ギャングたちに拉致され、遺産を譲渡するよう脅迫される。
亡くなった母親は、暗黒街の顔役ヴィットリオの愛人で、遺産は元々ギャングの金だという。
ジャックは初めて知った「肉親」からのかたみを、理不尽な暴力によって奪われることに怒りを感じ、戦う事を決意する。
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森口博子のアニソンカバーアルバム『ANISON COVERS 2』が8月7日(水)にリリースされることがわかった。
森口は2019年から2022年にかけてに「大人のためのガンダムソングカバーアルバム」をコンセプトとした『GUNDAM SONG COVERS』シリーズを3作リリース。シリーズ全作品がオリコン週間アルバムランキング3 位以内にランクインし、シリーズ累計出荷枚数は25万枚を突破している。
森口博子
『ANISON COVERS 2』は、そんな『GUNDAM SONG COVERS』の流れをくんだ「大人のためのアニソンカバーアルバム」がコンセプトの『ANISON COVERS』シリーズ第2弾。森口のデビュー記念日でもある8月7日にリリースされる今回は、1980年代から1990年代にかけて発表されたアニソンの名曲を中心にセレクトし、森口がカバー&セルフカバーする。
同アルバムには、1983年にリリースされ「想い出がいっぱい」(TVアニメ『みゆき』エンディングテーマ)や、1988年にリリースされた「STILL LOVE HER (失われた風景)」(TVアニメ『CITY HUNTER 2』エンディングテーマ)、「おジャ魔女カーニバル!!」(TVアニメ『おジャ魔女どれみ』オープニングテーマ)、1992年リリースの「微笑みの爆弾」(TVアニメ『幽☆遊☆白書』オープニングテーマ)、1990年リリースの「ゆめいっぱい」(TVアニメ『ちびまる子ちゃん』初代オープニングテーマ)、自身のセルフカバー「BE FREE」(TVアニメ『鎧伝サムライトルーパー』エンディングテーマ)など、全10曲を収録。
森口博子『ANISON COVERS 2』初回限定盤ジャケット
アートワークは、収録するカバー楽曲のオリジナル発表年代や、真夏のリリースタイミングにあわせ、「夏×レトロ」をコンセプトに考案。通常盤のジャケットにもなっている実写のクリエイティブでは、森口がレトロなデザインのビキニ姿で撮影に挑戦している。なお、森口がビキニ姿を披露するのは、写真集『WOW!』(発行:株式会社スコラ/発行日:1990年4月10日/撮影:野村誠一)以来、34年ぶりとのこと。また、初回限定盤ジャケットには水着姿の森口がデザインされた、イラストレーター・電Q氏によるレトロポップなイラストを採用。さらに、CD封入の歌詞カードの一部は“水着袋とじ仕様”となっているという。
森口のコメントは以下のとおり。
森口博子
おかげ様で来年はデビュー40周年を迎えます。昨年リリースした「ANISON COVERS」がオリコンデイリートップ10入り、各配信サイトでもランキング1位を頂き、有り難い限りです。コンサートでのファンの皆さんとの一体感も興奮しました。たくさんの方々から続編を望むお声が届き、こうしてデビュー記念日にリリースだなんて、幸せすぎます。実は前作のミーティングの段階で既に「ANISON COVERS 2」の構想も描いていたので、これは以心伝心だとニヤけています。今回も、豪華アーティストの方々とのコラボレーションを予定していますので、さらなる解禁情報も楽しみにしていて下さいね。色褪せないアニソンの名曲のパワーと共に、ジャケットにも注目していただければ嬉しいです。夏にリリースという事で季節感マシマシに!近年、グラビアや写真集のオファーもいただいていましたが、なかなか私のイタズラなボディがお応えできず(笑)。ここにきて、ようやく身体が仕上がって参りました。お早めにご賞味下さいね!
森口は、5月11日(土)・12日(日)に神奈川・Kアリーナ横浜で開催される『KING SUPER LIVE 2024』に両日出演。7月20日(土)には、東京・LINE CUBE SHIBUYAで開催される『Anison Days Festival 2024』への出演も控えている。
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現在TVアニメも放送中の「コミック百合姫」(一迅社刊)で連載中の竹嶋えくによる“ひとめぼれ”から始まるガールズバンドラブストーリー『ささやくように恋を唄う』が2024年7月に舞台化が発表された。
ライブシーンではオーディションにより選ばれたキャストが生歌・生演奏にも挑戦するとのこと。またチケットの最速先行が本日、5月5日(日)12:00からスタートしている。
そしてTVアニメ『ささやくように恋を唄う』の木野ひまり(CV:嶋野花)によるエンディングテーマ「ギフティ」によるノンクレジットエンディング映像公開された。
さらにTVアニメ『ささやくように恋を唄う』OPテーマ、朝凪依の歌唱担当“笹倉かな”による「Follow your arrows」のアーティストMVも公開された。
(C)竹嶋えく・一迅社/ささやくように恋を唄う製作委員会
またTVアニメ『ささやくように恋を唄う』とMORAELのコラボが決定。キービジュアルや場面カットなどのデジタルコンテンツが期間限定無料配布されている。※コラボ特設ページは欄外に掲載。
ファンには嬉しい『ささやくように恋を唄う』舞台化。原作、アニメと共に楽しみたい。
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Drawn to You!! vol.1 powerd by SPICE 2024.0426(fri)渋谷STARLOUNGE
イープラスのエンタメ特化型メディアSPICEが贈る新企画、今ライブハウスで見ておくべき女性アーティストをレコメンドするイベント『Drawn to You!! vol.1 powerd by SPICE』が4月26日、渋谷STARLOUNGEで開催された。第1回目となる今回は、5月22日に3rdミニアルバム『spice “X”』のリリースと全国ツアーを控える3人組ガールズロックバンドTRiDENT、これまで数々のアニメ/ゲーム主題歌を担当し昨年9月に再活動を発表したシンガー西沢幸奏、『ラブライブ!スーパースター!!』Liella!のメンバーとして活躍する声優・結那のアーティストプロジェクトLustQueenという個性豊かな3組が出演。満員のフロアを前にエネルギッシュなステージを展開した。
西沢幸奏
西沢幸奏
トップバッターを務めたのは西沢幸奏。リズム隊に続いてギターを抱えた西沢がステージに姿を現すと、「かかってこいよ!」と荒々しい煽りとともに「Gray Blaze」からライブはスタート。早くもクライマックスのような盛り上がりを見せる観客に対し、タイトなバンドアンサンブルと刺々しいボーカルをストレートに届けていく。気づけばフロアにはモッシュピットも発生し、オープニングから最高潮と呼べる盛り上がりを見せていく。続く「Shark」で西沢が鋭いギターリフを奏でると、フロアからはクラップが自然発生。エモーショナルな歌声が会場中に充満するのに合わせて、ステージとフロアの一体感はさらに高まっていった。
西沢幸奏
西沢幸奏
西沢幸奏
「みんな、楽しもうね!」と簡単に挨拶を済ませると、西沢は新曲「ミカボシ」でライブを再開。アッパーな曲が続いた序盤から、ドラマチックなミディアムナンバーでライブの流れを変えていく。さらに、リズミカルなビートの「LIVE MEN HOLIC」ではギターを置いて、手にしたタオルを頭上に高く掲げ、オーディエンスと一緒にクルクルと回して高揚感も急上昇。「ものすごくたのしい!」と興奮気味に語る西沢だが、自身の原点となる楽曲「吹雪」を投入すると、観客の大合唱とともにフロアの熱量はさらに加速していく。最後はダンサブルな「The Asterisk War」でクライマックスを迎え、約30分におよぶ西沢のステージは終了した。
TRiDENT
SERINA(Ba&Cho)
NAGISA(Dr)
インターバルを挟んで、続いてステージに登場したのはTRiDENT。オープニングSEに乗せてメンバーが1人、また1人と登場し、3人が揃ったところでASAKA(Vo, G)のキラキラしたギターフレーズとともに「KICKASS」にてライブはスタートした。NAGISAの繰り出すパワフルなビートに、ASAKAとSERINA(B, Cho)は息の合ったハーモニーを乗せていくと、会場は早くも“TRiDENT色”に染め上げられていく。オーディエンスも先ほどの西沢のステージに負けず劣らずの盛り上がりで、彼女たちのパフォーマンスを歓迎。立て続けに披露された「RIDE ON」の冒頭でSERINAがクラップを促し、「腹から声出せ!」と煽ると観客の熱気は急上昇し、フロアは笑顔で満たされていった。
ASAKA(Vo&Gt)
TRiDENT
ASAKAが「このイベント、ほかの2組とも初めまして、このフロアにも初めましての方がいるかと思います。この機会をくださって、ありがとうございます!」とイベント出演への喜びを口にしたあとは、激しい中にも優しさ、切なさを織り込んだ「twinkle」で場の空気を一変。かと思えば、ダイナミックなアレンジのミディアムナンバー「NEO FUTURE」でエモーショナルさを演出するなど、曲ごとにさまざまな表情を見せる。そして、アッパーな「CRY OUT」ではオーディエンスのシンガロングとともにフロアの熱気が再加速。最後は5月22日にリリースされる最新作『spice “X”』から「be with you」をプレゼントし、圧倒的なステージを見事に全うした。
LustQueen
LustQueen
最後に登場したのは、この日が初ステージとなるLustQueen。神秘的なSEが流れる中、くぼたまりん(Dr)、Fami。(Ba)、ささきさくら(Gt)というサポートメンバーが次々とステージに立ち、最後に結那が姿を現すと会場の熱気は早くも急上昇。「LustQueenです。熱くなろうぜ、渋谷!」を合図に、「Changing future」からLustQueenの1stライブはスタートした。Liella!として大人数でステージに立つ機会は何度もあったものの、結那がバンドメンバーを背にひとりで歌う姿を見せるのは非常にレアな機会。にも関わらず、彼女は堂々とした佇まいを見せつつ、疾走感の強い楽曲に乗せて伸びやかな歌声を響かせる。さらに、曲のエンディングでは「皆さん、今日は最高に楽しんでいきましょう!」とメッセージを届けるなど、文字通り女王のような余裕を見せる一幕もあった。
LustQueen
LustQueen
1曲終えたところで、結那が「LustQueenのライブに来たことある人?」と問いかけると、初ライブにも関わらずフロアからは多くの手が挙がる。そんなアットホームなやり取りを交えながら、ライブはマイペースで進行。「Moonlight」ではオープニングから観客はカオスな様相を見せ、「My Answer」では緩急に富んだアレンジを前に爆発的に盛り上がる。そんな中で結那は所狭しとステージ上を動き回り、観る者を果敢に煽り続けた。その後のMCでは、この日のイベント会場である渋谷STARLOUNGEは彼女がかつて初めて足を運んだライブハウスであることを告げ、そんな思い出の地でLustQueenとして初ライブを行えることに喜びを隠せない様子。そして、観客1人ひとりに思いを馳せながら、バラードナンバー「カゲロウメモリー」で感情をたっぷり込めたボーカルを届けてくれた。最後の曲に入る前に、結那が観客とともにシンガロングの練習をすると、そのまま「皆さんの声を聴かせてください!」を合図にアッパーな「Ready, Steady, Go!」へ突入。息の合ったシンガロングも相まって、初ライブとは思えないほどの一体感を見せたLustQueenの初ステージは、大成功のうちに幕を下ろした。
個性的な3組の競演で、初回とは思えないほどの盛り上がりとなった『Drawn to You!!』。この後もこのイベントならではの組み合わせに期待したい。
取材・文=西廣智一 撮影=飛鳥井里奈
Drawn to You!! vol.1 powerd by SPICE
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