浪川大輔・小野賢章・梶裕貴らキャスト陣が、“胸アツ”トーク&2002年風のゲームに挑戦 アニメ『体操ザムライ』イベントレポート

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TVアニメ『体操ザムライ』のオンラインイベント『祝宴ザムライ』が、2021年6月5日(土)に生配信された。Blu-ray&DVD BOXの購入者だけが楽しむことができた、貴重な本イベントのレポートをお届けする。

出演は、浪川大輔(荒垣城太郎役)・小野賢章(レオナルド役)・本泉莉奈(荒垣玲役)・梶裕貴(南野鉄男役)・吉野裕行(滝沢友樹役)。『体操ザムライ』はコロナ禍の2020年に収録された作品だったため、この5人がそろうのは、じつは今回が初めてだという。作品について話したかったというキャスト陣の熱い振り返りトークや、作品にちなんだバラエティーコーナーで盛り上がった。

イベントを盛り上げる、“名台詞”の合いの手

この日は、各キャストの手元に自身が演じたキャラクターの名台詞入りサンプラーが用意されており、好きなタイミングでボタンを押せば、合いの手&ツッコミがわりにボイスを流せるという仕様に。

浪川大輔(荒垣城太郎役)

浪川大輔(荒垣城太郎役)

城太郎の「しませぬ!」「ですね!」、レオナルドの「忍法土下座!」「天晴でござったよ!」、玲の「切腹ね!」、鉄男の「クソが!」、滝沢は「ヤッベ!」「Iru en la inferon(地獄へ堕ちろ)!」など、作中でも印象的だった名台詞が、無観客のイベントを盛り上げていた。

さらに、『体操ザムライ』が2002年~2003年を舞台にした作品だったことから、キャストの周りにはガラケーやファービー、写ルンですなどの懐かしいアイテムがずらり。そこから、吉野がMCとなって、まずは5人の2002年当時の話題へ。

吉野裕行(滝沢友樹役)

吉野裕行(滝沢友樹役)

梶は当時高校生で、声優を目指して演劇部に在籍しながら、FIFAワールドカップの日韓大会に夢中だったそう。サッカー好きな吉野も、全試合を録画して観ていたのだとか。また、小野は某魔法学校に通っていたり、浪川は指輪を捨てに行く冒険に出ていたりと、当時からすでに声優として活躍。一方まだ小学生だった本泉は、「山に冒険に行っていました!」とリアルな思い出を語り、和ませていた。

梶裕貴(南野鉄男役)

梶裕貴(南野鉄男役)

本泉莉奈(荒垣玲役)

本泉莉奈(荒垣玲役)

振り返りコーナー“荒垣家の食卓”

お互いの2002年を振り返ったところで、さっそく作品について語っていくことに。なんと本イベントのコーナーは、すべて2002年当時に放送されていた人気番組をオマージュするというこだわりっぷり。伊○家ならぬ“荒垣家の食卓”では、演じたキャラクターの裏話や、スタッフによる裏話で盛り上がった。

吉野裕行(滝沢友樹役)

吉野裕行(滝沢友樹役)

トップバッターの吉野が挙げたキーワードは、“城太郎”。滝沢が、作中で一度も「城太郎」とはっきり言えていないのは、じつは吉野のアイディアだったことが明らかに。一緒に収録していた浪川は、吉野がスタッフに「このキャラ、“城太郎”って言えなさそうですよね。“じょたろう”でいいですか」と提案していたとコメント。また、滝沢の独特なラップ調のセリフも、収録時は当然音楽がないため、吉野がイメージだけで演じていたのだとか。別々の収録だからこそ初めて知る裏話に、キャスト陣も興味津々。

梶裕貴(南野鉄男役)

梶裕貴(南野鉄男役)

続いて梶が挙げたキーワードは、“胸アツ”。10話で、“たいそうでいちばんになる てつお”という、子どもの頃の夢が書かれたアームカバーを投げ捨てるシーンを挙げ、鉄男から城太郎への憧れについてコメント。オリジナル作品で先の展開が分からず、さらに序盤は鉄男の想いが具体的には描かれていなかったため、自身で想像しながら役作りしていったそう。だが10話でアームカバーを捨てたとき、「自分が信じてきたお芝居は間違ってなかったんだ」と確信できたと話す。ある種の"城太郎からの呪縛"から解放された鉄男の今後の体操人生と、中ノ森コーチ(CV:平川大輔)との信頼関係は、まさに“胸アツ”だ。

吉野裕行(滝沢友樹役)

吉野裕行(滝沢友樹役)

すると吉野から、「先の展開を知ったうえで演じたいかどうか」という役者ならではの質問が。小野は、世界観や雰囲気の大枠はできれば知っておきたい派だそう。続いて浪川が、「何話で死ぬのか知りたい」と話すと、キャスト陣からどよめきが。「このくらいの年齢になってくると、演じるキャラクターが突然死ぬから……」と、ベテランならではの悩みを必死に説明していた。

本泉莉奈(荒垣玲役)

本泉莉奈(荒垣玲役)

本泉が挙げたキーワードは、“スッキリ”。玲がため込んでいた想いを爆発させ、授業参観に来たレオと、同級生たちに怒りをぶちまけるシーンは、本泉自身も演じ終えたあとスッキリできたと言う。一緒に収録していた小野は、2ページ以上に及ぶ長ゼリフを見事に演じきった本泉に「素晴らしかったです」とコメント。『体操ザムライ』の真の主人公は玲なのでは? と、改めて玲の存在の大きさを語っていた。

小野賢章(レオナルド役)

小野賢章(レオナルド役)

そんな小野が挙げたキーワードは、“苦労”。レオの日本語のカタコト加減が難しかったと語り、役作りのために、外国人が日本語を話す動画を見て研究もしたのだそう。でもそれ以外は、そこまで作りこまずとも自然体で演じることができたキャラクターだったと話す。ただし、レオのあの高い声を朝イチの収録で出すのは大変だったと、しみじみ振り返っていた。

浪川大輔(荒垣城太郎役)・小野賢章(レオナルド役)・梶裕貴(南野鉄男役)

浪川大輔(荒垣城太郎役)・小野賢章(レオナルド役)・梶裕貴(南野鉄男役)

最後に浪川が挙げたキーワードは、ちょっと意外な“邪念”。過去の回想シーンや、玲の誕生日に自転車を贈ったシーンのVTRが流れると、本泉の瞳には涙が。また、視聴者からも、「泣いちゃう」「切ない」といったコメントが寄せられた。そんななか、浪川が「(玲の想いに気づかない)天然すぎる城太郎を演じるのがものすごく難しかった」と一言。するとキャスト陣からは「浪川さんは、天然を“演じる”必要はなかったのでは?」という意味の無言のツッコミが……。それでもなかなか認めようとしない浪川に、梶は鉄男の「クソが!」ボタンを、吉野は滝沢の「Iru en la inferon(地獄へ堕ちろ)!」ボタンをそれぞれ押して、問答無用のツッコミを浴びせていた。

“上海ハニー”は練習なしでも問題なし!

続いては、視聴者の質問にキャストが答える“一問一答”コーナー。

すると第1問目から浪川に「城太郎と似ていると思う部分は?」という質問が。これにはちょっと不満げに「……天然です」と回答し、直前の流れに見事なオチがついた。また、芸歴の長い浪川が「アフレコのなかで編み出した必殺技は?」という質問には、「噛んでしまったときにする、必殺・ドヤ顔!」と回答。再びキャスト陣からツッコミが殺到した。

浪川大輔(荒垣城太郎役)

浪川大輔(荒垣城太郎役)

次は小野の番。「“上海ハニー”を歌った感想は?」という質問には、「最高でした! 練習なし!」と回答。高校時代にカラオケで何回も歌った思い出のある楽曲だったからこそ、すんなり収録できたのだそう。

TVアニメ『体操ザムライ』オープニング・ムービー

ちなみにレコーディングは、まだアニメのアフレコが始まって間もないタイミングだったため、梶は鉄男としてどの程度ノリノリで歌っていいのか、かなり迷ったと明かしていた。また、「居候させてもらえるとしたら誰?」という質問には、「浪川さん」と即答。理由は「受け入れてくれそうだから」とのことで、小野が「結構仲良くやれる自信はあります」とアピールすると、浪川は「まあいいけど」と、うれしそうにさっそく受け入れていた。

小野賢章(レオナルド役)

小野賢章(レオナルド役)

本泉は、「浪川さんからプレゼントをされるとしたら何が欲しい?」という質問に「どら焼き」と回答。美味しいものをたくさん知ってそうな浪川に、大好きな和菓子をリクエストして雰囲気を和ませていた。が、「本日の出演者を動物に例えるとしたら?」という質問には、「浪川さん=パンダ、小野さん=フラミンゴ、梶さん=マヌルネコ、吉野さん=アライグマ」と、ちょっと不思議な答えが続出。その理由を聞かれた本泉が、「希少動物のマヌルネコは、フォルムはかわいいけれど目つきは鋭いので、ギャップがいい」など、褒め上手な才能を発揮してキャスト陣を喜ばせつつ、見事に納得させていた。

吉野裕行(滝沢友樹役)・本泉莉奈(荒垣玲役)

吉野裕行(滝沢友樹役)・本泉莉奈(荒垣玲役)

梶は、「幼い頃一番なりたかったものは?」という質問に、「戦隊ヒーローのレッド」と回答。実際に声優として戦隊ヒーロー作品に出演できたことから、「夢が叶ってうれしい!」と笑顔に。また、「浪川さんに決闘を挑むとしたら、どんな勝負内容にしますか?」という質問に「漢字」と即答すると、横からボソッと浪川のツッコミが。それに対してすぐさま「クソが!」ボタンで応戦し、再び笑顔に。梶はイベント冒頭から、「"ビジネス用クソが"ですよ(笑)」とフォローしていたが、4問目と5問目で「梶さんの口癖は?」「印象に残ったセリフは?」という質問が続くなど、すっかりいじられキャラの仲間入りを果たしていた。梶の回答は、もちろん「クソが!」だ。

梶裕貴(南野鉄男役)

梶裕貴(南野鉄男役)

ラストの吉野が、「2002年の一番の思い出は?」と聞かれると、当時初対面だった浪川がついたという、眉毛に関する小さな嘘を暴露。笑ってごまかす浪川を、鉄男の「クソが!」、玲の「切腹ね!」、レオの「忍法土下座!」という容赦のないボイスが追い詰めていくと、浪川は城太郎の「ですね!」というボイスを押して降参し、一同爆笑。キャスト陣の仲の良さと、名台詞の面白さを改めて実感する楽しいコーナーとなった。

小野賢章(レオナルド役)・梶裕貴(南野鉄男役)

小野賢章(レオナルド役)・梶裕貴(南野鉄男役)

ファイナルアンサーならぬ、「ファイナルザムライ?」

最後のコーナーは、“体操ザムライ チャンピオン”。ゼッケンを付けた4人が、豪華賞品をかけてゲームに挑戦することに。

吉野裕行(滝沢友樹役)

吉野裕行(滝沢友樹役)

浪川大輔(荒垣城太郎役)

浪川大輔(荒垣城太郎役)

1つ目のお題は、作品に関する問題に4択で答える“ザムライ$ミリオネア”。回答者の4人に「ファイナルザムライ?」と迫る吉野の眼力や気合の入った演出は、まるで本家の番組のよう。本物のビッグバード(CV:山口勝平)の声を当てる問題や、作中でレオが土下座した回数と、鉄男が「クソが!」と言った回数の差を問う問題などで盛り上がった(※ちなみに、土下座と「クソが!」は、どちらも6回ずつと“同じ回数”が正解!)。

小野賢章(レオナルド役)

小野賢章(レオナルド役)

梶裕貴(南野鉄男役)

梶裕貴(南野鉄男役)

2つ目のお題は、“ザムライサスペンス劇場”。「玲が彼氏を連れてきた時に品定めをするポーズ」を4人が実演し、勝者を決めることに。

それぞれ目頭を押さえるポーズや、パニックに陥っている城太郎の心情を顔で表現してみせたが、勝者は、“白目をむいて立ったまま気絶”してみせた梶に決定! アニメ本編では城太郎に負けてしまったが、バラエティーコーナーでは見事に梶がチャンピオンに輝いた。

本泉莉奈(荒垣玲役)

本泉莉奈(荒垣玲役)

小野賢章(レオナルド役)

小野賢章(レオナルド役)

梶裕貴(南野鉄男役)

梶裕貴(南野鉄男役)

たっぷり『体操ザムライ』の世界を振り返ったオンラインイベント『祝宴ザムライ』。キャスト陣の、続編やスピンオフを望む声や、いつか有観客でまたイベントができたらという声、そしてスタッフのたくさんのこだわりからも、作品への愛を再確認した素敵な時間となった。

TVアニメ『体操ザムライ』Blu-ray Disc&DVD BOXは好評発売中。

文=実川瑞穂、撮影=池上夢貢

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TAKU INOUEのメジャーデビュー楽曲「3時12分 / TAKU INOUE&星街すいせい」が7月14日(水)に配信リリースすることが決定した。

本楽曲のボーカリストには、ホロライブ所属のVTuber星街すいせいを迎えており、TAKU INOUEが創り上げる切なくも心踊る歌詞とメロディに、星街の歌声が合わさったキャッチーでエモーショナルなミッドナイト・ミドルチューンに仕上がっているとのこと。

ジャケットは楽曲タイトルにもある「3時12分」を表現した、深夜から明け方へと切り替わる日常の狭間を体現したアートワークとなっている。

また、ジャケットアートワークと楽曲「3時12分 / TAKU INOUE&星街すいせい」のインスト楽曲を使用したTeaser映像も完成したので、こちらもあわせてチェックしてほしい。

「3時12分 / TAKU INOUE & 星街すいせい」Teaser

 

「3時12分」TAKU INOUE&星街すいせい ジャケット写真

「3時12分」TAKU INOUE&星街すいせい ジャケット写真

また本楽曲のリリースを記念して、7月14日(水)21:00に『TAKU INOUE メジャーリリース記念配信DJ』が、TAKU INOUE OFFICIAL YOUTUBEチャンネルにて開催される。ゲストに星街すいせいを迎えた一夜限りの特別な配信なっている。
 

TAKU INOUEコメント

すいせいさんの歌が震えるほどすごいので、想定よりもだいぶ音量を上げてしまいました。

この曲と出会えて本当に良かったなと思うし、この曲がすいせいさんと出会ってくれて本当に良かったなと心から思います。

ぜひ聴いてみてください!
 

TAKU INOUE

TAKU INOUE

星街すいせいコメント

イノタクさんのデビュー曲を歌わせていただけるなんてすごく光栄です!

エモさ爆発で魂込めました!皆さんに気に入っていただけたら嬉しいです!!

星街すいせい

星街すいせい

 

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2021年12月に東京・大阪の2都市にて上演される、新シリーズ・ミュージカル『ヘタリア』。本公演のメインキャストが決定した。

本ミュージカルは、「ジャンプ+」(集英社)にて連載中のコミック「ヘタリア World★Stars」(日丸屋秀和・著)を原作とした公演。さまざまな国を擬人化したコメディで、原作はこれまでに4巻までが発行され、累計発行部数は50万部を突破している人気作だ。

この度、新たなシリーズが上演されることとなり、出演者が解禁となった。

主演のイタリア役を長江崚行。また、日本役に植田圭輔、アメリカ役に磯貝龍乎、イギリス役に廣瀬大介、フランス役に寿里、ロシア役に山沖勇輝、中国に杉江大志、オーストリア役にROU、スペイン役に山田ジェームス武、プロイセン役に高本学というお馴染みのメンバーが集結。

イタリア役:長江 崚行

イタリア役:長江 崚行

日本役:植田圭輔

日本役:植田圭輔

アメリカ役:磯貝龍乎

アメリカ役:磯貝龍乎

イギリス役:廣瀬大介

イギリス役:廣瀬大介

フランス役:寿里

フランス役:寿里

ロシア役:山沖勇輝

ロシア役:山沖勇輝

中国役:杉江大志

中国役:杉江大志

オーストリア役:ROU

オーストリア役:ROU

スペイン役:山田ジェームス武

スペイン役:山田ジェームス武

プロイセン役:高本学

プロイセン役:高本学

ロマーノ役:樋口裕太

ロマーノ役:樋口裕太

さらに、新シリーズ公演にて初登場となるロマーノ役には、ミュージカル『DREAM!ing』やLIVE STAGE『スケートリーディング☆スターズ』など話題作に多数出演の樋口裕太が決定した。

演出を吉谷晃太朗、脚本をなるせゆうせいという強力タッグのカンパニーで“ヘタミュ”ワールドを新たにおくる。

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2021年8⽉7⽇(⼟)〜8⽉11⽇(⽔)吉祥寺シアター 劇場において、吉祥寺ファミリーシアター新作演劇公演『ぞうれっしゃがやってきた』が上演されるが、このたびチラシビジュアルが解禁となり、新たな公演情報が公開された。

本公演は、主に吉祥寺エリアの小中学生とその保護者に向けて開催する吉祥寺シアター初のオリジナル公演となり、脚本・演出は、劇作家・演出家で、青☆組の吉田小夏が手掛ける。

本作は、実話をもとにした絵本が原作。第二次世界大戦を日本で唯一生き延びた、名古屋・東山動物園の2頭のぞうと、全国の子どもたちが「ぞうれっしゃ」に乗り、ぞうに会いに行く物語。戦争の日々を懸命に生き抜こうとした人々、そして動物たちの姿を、大胆な想像力と美しい日本語で情感豊かに描き出す。全キャストが人間と動物の両方を演じ、想像力を掻き立てるステージとなる。

あらすじ

さぁ、お話がはじまります。これは、今日よりもすこーしだけ、昔のお話。
1949年。ぞうれっしゃ「エレファント号」が、ぞうとの対面を心待ちにしている東京の子どもたちをいっぱい乗せて走ります。
行先は名古屋。東山動物園を目指して。
1937年。寒い冬の日、エルド、マカニー、アドン、キーコ、4頭のぞうが東山動物園にやってきました。
こんがりとこげたおむすび、やさしい飼育員のお兄さん。動物園にはぞうたちが大好きなものがたくさんありました。
その年、戦争が始まりました。おむすびにお兄さん、大好きなものたちは一つずつ、動物園から消えていきました。
ついに動物園にも爆弾が落とされました。空襲です。
これは、今日よりもすこーしだけ、昔のお話。
―そして、本当にあったお話です。

 

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2021年9月16日(木)~19日(日)、ヒューリックホール東京にて舞台『元号男子~回顧~』が上演されることが決定した。

イラストレーター・志島とひろが元号を擬人化した「元号男子」を原作とした舞台『元号男子』。「元号男子」は、時代と共に生まれ、人々の傍で生きる男子たちが、一つ屋根の下で生活する日常を描いた作品。この春予定していた公演は、緊急事態宣言の延長により全日程を中止、無観客収録での有料配信を行い、配信開始時には、Twitterで舞台のハッシュタグ「 #元男舞台 」がトレンド入りを果たすなど、注目を集めた。

この秋の公演は春に続いて脚本・総合演出は川尻恵太、演出は白鳥雄介が担当、メインキャストは、和合真一(大正)、校條拳太朗(昭和)、平賀勇成(平成)、大薮丘(令和)、ゲストとして登場する先輩元号も、前田剛史(江戸)、星璃(幕末)、大原海輝(明治)が務める。

今回の発表に先駆けて、6月26日(土)~7月12日(月)まで東京・渋谷モディ 7Fイベントスペースにて実施中のオンリーショップ「ONEder STORE in 渋谷モディ」の初日に、和合真一、平賀勇成、大薮丘の3名が来店。開店を記念してテープカットのセレモニーを行った。同店では、舞台「元号男子」の物販や展示も実施中で、入場は無料。詳細は「元号男子【公式】」のTwitterアカウントで確認してほしい。

上演に向けて、和合真一、校條拳太朗、平賀勇成、大薮丘の4名からコメントも到着しました。

■和合真一(大正役)

大正_和合真一

大正_和合真一

皆様にぜひとも、舞台「元号男子」の熱量、そして素晴らしいお話をお届けしたい、ということで再上演が決定いたしました。本当に嬉しく思っています。“令和の和に合格の合”という自己紹介があったり、平成を駆け抜けたり、生まれは昭和だったりして、自己紹介に大正がまったく入っていないんですが(笑)、素敵な大正という役を頂きまして、独特の雰囲気を持った大正さんを演じることが出来るようになって、僕も非常に嬉しく思っています。また元号男子たちと和気あいあいとしたお話をお届けできるかと思いますので、みなさん楽しみにしていてください。

■校條拳太朗(昭和役)

昭和_校條拳太朗

昭和_校條拳太朗

皆様が応援を続けてくださったおかげで、無事に次につなげることが出来たということで、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。僕は昭和役なんですけれども、映像で見てくださった方もいると思うんですけれども、昭和の良さを詰め込んだ魅力たっぷりの男になっています。僕自身平成生まれなんですけれども、昭和っぽいと言われることがあって、顔も昭和顔だよね、アイドルっぽい恰好をすると、昭和のアイドルだね、みたいなことも言われたので、すごくピッタリな役のはずなので、しっかり昭和の魅力をお届けできるように頑張ります。皆様にお会いできることを楽しみにしております。

■平賀勇成(平成役)

平成_平賀勇成

平成_平賀勇成

前回は配信でお届けしましたが、今回はしっかりと生でお届けできる機会ができました。平成は性格やゲームや猫が好きだったりするところ、ずっと家にこもっていたりする部分が僕と似ていて、素の状態で演じているなって思っています。自分も名前にも“平”“成”が入っているので、すごく縁を感じています。ほかのキャラクターとの掛け合いもどんな風になるのか楽しみにしていてください

■大薮丘(令和役)

令和_大薮丘

令和_大薮丘

めちゃくちゃ嬉しいです。前回の舞台「元号男子」は、劇場で上演することが出来なくてもどかしい気持ちもありました。ただ、配信でお届けできて本当に嬉しかったんですけど、今回は劇場でみなさんが、生で舞台「元号男子」を堪能できるということで、僕たちも俄然力が入っています。この作品は、誰でも楽しめるような内容が満載になっていて、大正、昭和、平成、令和の4人が軸になっているんですが、明治、幕末、江戸もいて、こんな時代、こんな世界があったんだと噛みしめながら物語を楽しめる作品なので、ぜひ劇場に足を運んで頂けると嬉しいです。

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劇作家・根本宗子がLINE NEWS「VISION」と手を組み、スマートフォンで観られるミュージカル作品の配信を開始することが決定した。LINE NEWS「VISION」にて、2021年6月29日(火)より全10週にわたり無料配信される。

今作『20歳の花』、登場人物は田村芽実ひとり。根本が劇団月刊「根本宗子」の公演にて2018年に発表した『愛犬ポリーの死、そして家族の話』の主人公“花”のアナザーストーリーを描く。チャラン・ポ・ランタン 小春による全曲オリジナル楽曲描き下ろし、そして、お互いにずっとタッグを組みたかったという田村芽実との念願の初タッグが実現した。

全10話、最新話更新のたびにお知らせが届く「友達追加」機能もあり、詳細はサイトにて確認してほしい。

クリエーターコメント

●根本宗子

スマートフォン用作品で消費者の心を掴むポイントは、
「サクッと観られる」
これが一番大事だそうで。ふむ、確かに。
でもわたしは、「サクッとなんてさせないよ♡」の気持ちで作りました。
「気軽に手を出したつもりが癖になる」をやることが自分の使命だと思い、今回全員で力を合わせてそれを形にしました。
全て一人で演じてくれた主演の田村芽実さん、楽曲を全話書き下ろしてくれた小春さんを筆頭に最強のスタッフィングで挑んだので、
このメンバーで「サクッと観れる」に殴り込みです。(笑)
いくつものお芝居に楽曲を書き下ろしてきてくれた小春ちゃんとだから作れた我々の真骨頂です。
大好きな作品が出来上がったので是非、お友達登録をして毎週たっぷりお楽しみください!
無料だなんて、なんてこった!

●田村芽実

田村芽実

田村芽実

ずっとご一緒したかった根本さんと、まさかこのような形でお仕事できるとは思っておらず、お話をいただいた時は、飛び上がるほど嬉しかったです。この作品の主人公である花ちゃんは一見変わった子ですが、共感するところも多く、花ちゃんに寄り添って役作りすることができました。根本さんや音楽の小春さんをはじめとするスタッフの皆様との現場では何度も、「天才」という言葉が頭に浮かびました。今思い返しても、素晴らしい企画に参加させていただいたんだな。と感じます。どうか、お楽しみに!

●小春(チャラン・ポ・ランタン)

小春

小春

こんな面白い作品に関わることができて光栄です。
演劇なのか、ドラマなのか、いやミュージカルなのかな。あ、ミュージカルって書いてあるや。
でもそんな言葉では表現できない映像と物語。
書き下ろしの楽曲を作りながら思いました。やはり根本さんの世界はどこかヒリヒリしていて、むき出しで、楽しい。
これから観る皆さんは可愛い花ちゃんの事が心配になるかと思います。
こんな時代だから起き得るこの物語。どうか、皆さんも、お気をつけて。

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島田歌穂がミュージカル楽曲を歌うコンサート『島田歌穂 Musical, Musical, Musical!! vol.2』が2021年6月17日(木)、東京・Bunkamuraオーチャードホールで開催された。(構成・演出:下山啓/音楽監督:島健/振付・ステージング:広崎うらん)
本来ならば、昨年7月5日に開催予定であったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を鑑み、延期されていた。

スペシャル・ゲストとして山崎育三郎を招き、ミュージカルへの愛をぎゅっと詰め込んだステージを写真と共にレポートする。

島田歌穂

島田歌穂

Overtureとともに、幕が開く。赤いスパンコールのドレスを着た、島田歌穂が登場する。最初に歌ったのは『Hello Dolly』より「ハロー・ミュージカル」。曲の中に「この日が来るのを信じていた」という歌詞があった。まずはコンサートの開催ができたことを感謝し、喜び、楽しみましょうという、島田の思いが代弁されたような1曲だった。

1幕は、ミュージカルに登場する世界の女性たちをテーマにした選曲。さまざまな国や社会情勢を背景につくられるミュージカル。それぞれの立場で強くたくましく生きる女性を紹介していった。

例えば、『ウエスト・サイド・ストーリー』から「I Feel Pretty」。マリアという女性が、デートに胸を膨らませるという、なんとも可愛らしい曲だ。島田自身2004年にマリアを演じており、「大好きな作品」と語っていた。

例えば、『メリー・ポピンズ』から「2ペンスを鳩に」。大聖堂の前で鳩の餌を売っているおばあさんが歌う、作中の隠れた名曲だが、彼女の本当の名前や彼女のこれまでは語られていない。島田は、優しく、しかしどこか物悲しさも感じる歌い口で、おばあさんの人生をにじませた。

島田歌穂

島田歌穂

そしてその他にも、ダンスも含めて『シカゴ』から「All That Jazz」、『ライオン・キング』から「Circle of Life」などを熱唱。ちなみに「Circle of Life」はシャーマンのラフィキが歌う1曲だが、アニメ版とは異なり、ブロードウェイのミュージカルでは演出家の意図で、女性の設定になったことなどを解説していた。2019年に始まったこの『Musical,Musical,Musical!!』が「聴く」だけではなく、「学ぶ」「歌う」をもテーマにしたコンサートだということを強く思わせるコーナーだった。

続いては、サポートメンバーとともに、『サウンド・オブ・ミュージック』の「ドレミのうた」に乗せて、ミュージカルをコミカルに紹介する替え歌メドレー。ミュージカル好きにはたまらない、楽しいメドレーだった。この日のサポートメンバーは、島田が2003年から歌の指導をしている大阪芸術大学舞台芸術学科ミュージカルコースの卒業生8人。各地で活躍している“教え子”たちとの共演については、島田も「幸せを噛み締めています」と話していた。

1幕の終盤、スペシャル・ゲストである山崎育三郎が登場した。山崎は自らを「島田歌穂世代です」と語る。というのも、1994年の『レ・ミゼラブル』のCD(いわゆる“赤版”)を子どもの頃に「聞き込んでいた」そう。島田はエポニーヌ役で当時出演しており、何度も島田の声を聞いていたため、「僕にとっては伝説のエポニーヌ」と感慨深そうだった。

山崎育三郎

山崎育三郎

このコンサートの2日前にも、山崎は、自身のコンサート『billboard classics 山崎育三郎 Premium Symphonic Concert Tour 2021 -SFIDA-』で、オーチャード・ホールに立ったため「まさか2日後に来るとは」と笑っていたが、「歌穂さんのためなら飛んでいく」と話していた。

(左から)島田歌穂、山崎育三郎

(左から)島田歌穂、山崎育三郎

山崎は『モーツァルト!』から「僕こそ音楽」をソロで披露したのち、島田とともに、同じく『モーツァルト!』から「愛していれば分かり合える」をデュエットした。コンスタンツェのパートを歌うことに「ずうずうしいかな」などと照れていた島田だが、息ぴったりの歌唱で、「幸せです」と自身も満足そうだった。

1幕の終わりには、「It's All Right with Me」に乗せて、音楽監督・作、編曲の島健ら演奏メンバーの紹介があった。

島田歌穂

島田歌穂

20分の休憩を挟み、2幕が始まる。冒頭は、サポートメンバーと島田らによる、15分ほどのオリジナルミニミュージカル『リハーサル』。バレエのバーや机が置かれ、そこが「稽古場」であることが分かる。『コーラスライン』のような作品かしらと勝手に想像していたが、ソーシャルディスタンスや消毒の徹底など、このコロナ禍における舞台芸術の創作の難しさをコメディタッチで描く。苦しさもあるけれど、最後には希望が持てる作品だった。

そして、再び山崎育三郎を招き、『レ・ミゼラブル」より「民衆の歌」を歌う。本来ならば観客も一緒に熱唱したいところだが(なにせこのコンサートのテーマの一つは「歌う」だから!)、昨今の感染状況を鑑みて、足踏みや手拍子で参加することに。曲の高揚感もあって、舞台と客席との距離がまた一段と近くなり、一体感を感じた瞬間だった。

MCパートでは、「レミゼオタク」と自ら称する山崎育三郎が初めて『レ・ミゼラブル』のオーディションを受けた時の裏話が明かされた。島田の歌声も収録されている“赤版”を一人で全曲歌えるほどに聴き込んだ山崎は、オーディションで楽曲を堂々と披露することができ、演出家のジョン・ケアードを驚かせたという。

(左から)山崎育三郎、島田歌穂

(左から)山崎育三郎、島田歌穂

その流れで、島田エポニーヌと山崎マリウスのデュエット「恵みの雨」、そして島田ソロの「On My Own」が立て続けに披露され、会場の熱気は最高潮に。レミゼファンにとっては、なんとも特別なギフトになったことだろう。

島田歌穂

島田歌穂

(左から)島健、島田歌穂

(左から)島健、島田歌穂

本編の最後に披露されたのは、『I Love  a Piano』より「I Love Musical」。そして、アンコール曲は『キャッツ』より「Memory」。すーっと心に染み渡るような、優しい歌声で、幕を下ろした。

ミュージカルの愛がたくさん感じられたし、もっともっとミュージカルのことを知りたいと思ったおよそ2時間半のコンサート。島田がこれからどんな世界を私たちにまた見せてくれるのか、ずっとこれからも期待していたい。

取材・文=五月女菜穂  撮影=iwa

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スマートフォン向けMMORPG『ラグナロクオリジン(以下、ラグオリ)』が、2021年6月28日(月)より、日本国内向けの正式サービスを開始した。

合わせて、ゲーム内にてリリース記念イベントも開催される。

『ラグナロクオリジン』とは

『ラグオリ』は世界累計1億人以上がプレイした「ラグナロク」シリーズの最新作。『ラグナロクオンライン(以下、RO)』の特徴であるポップなキャラクターと、職業・ステータス・スキル・装備の各要素を組み合わせて自分だけのスタイルで戦う「圧倒的な自由度」は本作でも健在。

既存の世界設定をベースとしながらも新たな解釈を加えたストーリーが展開されており、シリーズのファンはもちろん、これまで『RO』を知らなかった方もゼロから楽しむことができるMMORPGとなっている。

大勢のプレイヤーと常に"一つの世界"を共有するなかで、仲間と出会い、ともに戦い成長する中で、自分だけの物語が紡がれていく『ラグオリ』ならではのゲーム体験が楽しめる作品となっている。
(※)全世界「ラグナロク」シリーズ累計(2021年6月時点)

基本の6職業 (c)Gravity Co., Ltd. & Lee MyoungJin(studio DTDS). All rights reserved.(c)GungHo Online Entertainment, Inc. All Rights Reserved.

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エンドレスタワー内 (c)Gravity Co., Ltd. & Lee MyoungJin(studio DTDS). All rights reserved.(c)GungHo Online Entertainment, Inc. All Rights Reserved.

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「聖歌の試練」 (c)Gravity Co., Ltd. & Lee MyoungJin(studio DTDS). All rights reserved.(c)GungHo Online Entertainment, Inc. All Rights Reserved.

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モンスター討伐 (c)Gravity Co., Ltd. & Lee MyoungJin(studio DTDS). All rights reserved.(c)GungHo Online Entertainment, Inc. All Rights Reserved.

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リリース記念イベント

「リリース記念イベント」開催 (c)Gravity Co., Ltd. & Lee MyoungJin(studio DTDS). All rights reserved.(c)GungHo Online Entertainment, Inc. All Rights Reserved.

「リリース記念イベント」開催 (c)Gravity Co., Ltd. & Lee MyoungJin(studio DTDS). All rights reserved.(c)GungHo Online Entertainment, Inc. All Rights Reserved.

本日・6月28日の正式サービスを記念して、様々なイベントがゲーム内にて開催される。対象期間中にゲームにログインすることでアイテムを受け取ることができる「リリース記念15日間ログインボーナス」や、モンスターを討伐すると特別な回復アイテムをドロップするイベントなど、冒険に役立つアイテムを手に入れることができるイベントが開催される。

詳細はゲーム内、もしくは公式サイトのお知らせにて確認してほしい。

正式サービス開始記念キャンペーン

「正式サービス開始記念キャンペーン」開催

「正式サービス開始記念キャンペーン」開催

正式サービス開始を記念して、「Amazonギフト券10万円分」が抽選で3名様に当たるキャンペーンも開催される。『ラグオリ』公式Twitterアカウントをフォローして、ハッシュタグ「#ラグオリ正式サービス開始」をつけてツイートをリツイートするとキャンペーンに参加することが可能となっている。

公式アカウントでは、最新情報、キャンペーン情報の発信が随時行われる予定となっているので、こちらもぜひチェックしてほしい。

そのほかキャンペーン情報

6月28日から「フレンド招待キャンペーン」が開始される。応募者とフレンドのプレイヤーIDとプレイしているワールド名を応募フォームから送ると、ゲーム内アイテム「羽のベレー帽(黒)」を入手することができる。さらに応募された方の中から抽選で10名様にAmazonギフト券10万円分が当たるとのこと。
 

「ラグオリレポーター」スタート (c)Gravity Co., Ltd. & Lee MyoungJin(studio DTDS). All rights reserved.(c)GungHo Online Entertainment, Inc. All Rights Reserved.

「ラグオリレポーター」スタート (c)Gravity Co., Ltd. & Lee MyoungJin(studio DTDS). All rights reserved.(c)GungHo Online Entertainment, Inc. All Rights Reserved.

また、ファン活動を応援する「ラグオリレポーター」を開始。プレイ中に撮影したお気に入りの瞬間やファンアートなどを「#ラグオリレポート」「#ラグオリ」の2つのハッシュタグ を先頭につけてツイートすると「冒険者レポート」として『ラグオリ』公式Twitterアカウントにて紹介される。「冒険者レポート」が紹介されるとゲーム内アイテムがプレゼントされるとのことだ。

『RO』にはまった世代には嬉しい『ラグオリ』のリリース。ダウンロードして遊んでみたい。

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2021年8月15日(日)東京宝塚劇場で上演される、宝塚歌劇団 月組トップスター・珠城りょうの退団公演、ロマン・トラジック『桜嵐記(おうらんき)』、スーパー・ファンタジー『Dream Chaser』千秋楽の模様を、全国各地の映画館でライブ・ビューイングすることが決定した。

上演される作品は、武将・楠木正行の儚くも鮮烈な命の軌跡を、一閃の光のような弁内侍との恋と共に描く、ロマン・トラジック『桜嵐記(おうらんき)』。そして、夢を追うひたむきな情熱をテーマにしたスーパー・ファンタジー『Dream Chaser』のオリジナル二本立て公演。本公演は、この東京宝塚劇場公演千秋楽をもって宝塚歌劇団を退団する月組トップスター・珠城りょうのラストステージとなる。

これまでダイナミックなダンスと力強い歌声、真摯な舞台姿で、多くのファンを魅了してきた珠城の集大成となるステージ、さらにトップ娘役・美園さくらもこの千秋楽をもって退団を迎え、確かな実力で月組を牽引してきたトップコンビの輝きが詰まったラストデイを、公演はもちろん、サヨナラショー、退団者挨拶まで上映する。

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ROTTENGRAFFTYが、6月9日にリリースした初のアコースティック作品『Goodbye to Romance』を引っ提げ、京都 / 名古屋 / 東京 / 大阪の4都市でツアー『Goodbye to Romance Tour 2021』を開催。ロットン初のアコースティックライブツアーであったが、いわゆる“アコースティック”という概念に収まらないツアーとなった。追加公演が地元・京都で8月に二日間開催されることも発表されたが、本記事では6月26日にBillboard OSAKAで行われたファイナル公演のオフィシャルレポートをお届けする。


ROTTENGRAFFTYが6/9にリリースした4th Mini Album『Goodbye to Romance』はバンド初となるアコースティック作品であり、ROTTENGRAFFTYというバンドと彼らの楽曲の新たな魅力を味わうことができる作品だ。そして6/10(ロットンの日)からスタートした“Goodbye to Romance Tour 2021”は、同作に伴いアコースティック形式でライブを行うという、これもまたバンド初となる試み。京都KBSホール、Zepp Nagoya、Zepp Tokyoと3都市を巡ってきたこのツアーは、本日いよいよ締め括られる。

Billboard OSAKAに詰めかけた観客は、ドリンクや食事を楽しみながら開演を今か今かと心待ちにしていた。大好きなバンドのライブを思う存分堪能できる贅沢な場所と時間。今夜彼らはいったいどんなステージで魅せてくれるのだろうか。開演時間が近づくにつれ、期待はどんどん膨らんでいった。

ROTTENGRAFFTY

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照明が落ち、ステージ後方のバンドロゴに火が灯る。オープニングSEに合わせて会場の至るところから手拍子が沸き起こり、メンバーがステージに登場。手拍子と拍手が一層強くなる中、NOBUYA(Vo.)が両腕を大きく広げてライブがスタートした。

KAZUOMI(G./Programming)が鳴らすアコースティックギターとサポートプレイヤーである匠の鍵盤が心地よく絡み、目の前がパッと開けるような「盲目の街」でまず心を掴まれる。観客は手を叩き、腕を振り上げ、ステージの5人と一緒に心の中で歌う。N∀OKI(Vo.)とNOBUYA、2人の伸びやかな歌声が響き渡る。彼らが鳴らすサウンドに身を任せるのはとてつもなく楽しい時間だ。

N∀OKIが「その目で、心の奥底で楽しんでいって頂戴!」と叫んで「相殺微量サイレンス」へ。侑威地(Ba.)とHIROSHI(Dr.)が繰り出すリズムに身体が揺れ、KAZUOMIがザクザクと刻むギターに心が踊る。N∀OKIとNOBUYAが交互にヴォーカルを取って作り上げていく世界に引き込まれ、会場の熱がどんどん上がっていく。

KAZUOMIが「座っててもロックするぞ!」と激しくギターを鳴らし、そこにN∀OKIのブルースハープが絡む。迫力あるステージングとバンドアンサンブルで圧倒したのは「ドクロの唄」。アコースティックツアーと聞いてしっとりしたライブだと思ったら大間違い、彼らはどこまでもロックを爆発させていた。オーディエンスは身体を揺らして腕を振り上げ、5人のステージに釘付け。曲の最後はN∀OKIがブルースハープのソロで魅せ、客席からは大きな大きな拍手が沸き起こる。興奮は最高潮だ。

「目は口ほどに物を言うから、その目ン玉で思い切りライブしてくれ」とN∀OKIが告げ、KAZUOMIが「来いよ!」「もっと来いよ!」と煽って「D.A.N.C.E.」。筆者はあまり馴染みがないBillboardだが、果たして今までここでこんなに激しいライブが繰り広げられたことはあったのだろうか? とちょっと心配しまうほどに爆発的な盛り上がり。とにかく楽しい。会場全体が一緒になってライブをするという、とんでもなく楽しい瞬間の連続。

HIROSHIのドラムに合わせて鳴り響くたくさんのクラップ。N∀OKIが更に大きなクラップを観客に要求し、その音量が最大になったところで「アンスキニー・バップ」。駆け上がるようなビートに心が踊り、KAZUOMIのギターソロに笑みが咲き、N∀OKIとNOBUYAの歌に引っ張られて自然と身体が動く。「ライブは楽しい」という、我々が少しの間だけ忘れていた感覚を思い出させてくれる。

熱いステージから一転、青い照明に包まれて幻想的に始まったのは「THIS WORLD」。一音一音に命を注ぐかのように歌うNOBUYA、歌で感情のすべてを爆発させるN∀OKI。その雄大なステージにぐっと引き込まれ、胸が震える。楽しいだけじゃなく、感動するだけじゃない。いろんな感情がとめどなく溢れ出す、何にも代え難いひととき。

ROTTENGRAFFTY

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MCでは「ツアーファイナルへようこそ! ありがとう!」とNOBUYAが感謝の気持ちを告げ、N∀OKIがこれまでの10本のライブを振り返る。サポートプレイヤーの匠にも感謝の気持ちを告げ、匠から「楽しいです!」と返される。さらに侑威地とHIROSHIがそれぞれ感謝の気持ちを口にする。メンバーが楽しそうにライブをしている様は、観ていて本当に清々しい。

「みんなが確実に求めているのは爆音のROTTENGRAFFTYやと思うけど、逆に今の環境と状況を心の底から楽しんでいってほしい。ライブハウス、バンド、いろんなところが大変なんですけど、みんなが好きなMUSIC、守っていきましょう」とN∀OKI。「この生のライブ、あの場所に戻れるように」と言葉を重ねて「Familiarize」がスタート。

N∀OKIの歌とKAZUOMIのギターで始まった同曲は、音数が少ないけれどとてつもなく熱を帯びていて、聴く者の胸を鷲掴みにする。続くNOBUYAの歌はどこまでも響き渡り、オーディエンスは食い入るようにステージを見つめ、一音も聞き逃すまじと意識を集中させる。

そしてキラキラとした輝きが目に見えるようなギターの音色で始まった『「70cm四方の窓 」~君のいない空~』。この楽曲に込められた情景が眼前に思い浮かぶような奥深くて叙情的なサウンドと歌。胸に染み入るステージで魅せた同曲は、間違いなくこの日のハイライトのひとつだった。

NOBUYAとN∀OKIが立ち上がって「NO THINK」がスタート。一気に熱くなった空気の中、会場が大きな一体感に包まれたまま「南口」へと続き、軽快なリズムに会場が揺れてマスクの下の笑顔が揺れる。曲の最後にN∀OKIが「音楽、ありがとう!」と叫び、客席からは更に大きな拍手が起こる。

NOBUYAが「アコースティックツアーを発表したときにたくさんの意見が届いたけど、ライブでちゃんと面と向かって伝えられたらいいなと思っていた」という前置きの後、「あのぐちゃぐちゃのライブハウスに戻るための一歩なんです」とこのツアーに込めた想いを説明する。「俺ら不器用やからこれからもみんなを困らせるかもしれないけど、これからもROTTENGRAFFTYをよろしくお願いします」と深々と頭を下げるNOBUYAに、たくさんの拍手が降り注ぐ。

そして次に始めたのは新曲「Goodbye to Romance」。ハッとさせられるようなアンサンブルと胸を締め付けられる歌、迫りくるKAZUOMIのギター、侑威地とHIROSHIが組み上げたリズム。すべてがひとつになって押し寄せる音像に圧倒される。胸の奥底まで響くその音と歌の感触はいつまでも忘れないだろう。

そして本編最後は「金色グラフティー」。NOBUYAとN∀OKIの掛け合いの後、「輝き狂え!」というN∀OKIの号令でスタートした熱狂の渦。その熱狂を更に加速させるビートと、胸を焦がすギター。オーディエンスは両腕を振り上げ(もちろん着席したまま)、身体を揺らし、感情を沸騰させる。NOBUYAがステージを駆け回り、KAZUOMIが立ち上がって興奮を加速させる。

先ほどNOBUYAが「あのぐちゃぐちゃのライブハウスに戻るための一歩」とこのツアーを説明したが、いや、もうとっくに我々の心の中はぐちゃぐちゃだ。最後はNOBUYAが口上を告げ、この日いちばんの拍手に包まれて本編が終了。

ROTTENGRAFFTY

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メンバーがステージを去った後も会場の興奮は収まる様子がなく、アンコールを求めるクラップもひときわ大きい。そんな観客たちの熱い気持ちに応えるべく、ドリンク片手にメンバーが再びステージに登場して乾杯。KAZUOMIが「ありがとう」と喜びをあらわにし、今回のツアーの追加公演決定を発表する。

突然のサプライズに歓喜の拍手が沸き起こる中、KAZUOMIが「心を込めて演ります。聴いてください」と始まったのは「Walk」。N∀OKIとNOBUYAのヴォーカルに引き込まれ、楽器陣が描く壮大なサウンドに心が震えて鳥肌が立つ。このまま圧倒的に魅了してライブを終了させるかと思えば、最後は「Rainy」。“楽しい時間よこのままずっと続け”とばかりに全員が腕を振り上げ、心の中でROTTENGRAFFTYと一緒に歌って大団円。

ROTTENGRAFFTY

ROTTENGRAFFTY

とてつもなく余韻が残る、楽しくて素晴らしい時間だった。コロナ禍だろうがアコースティックであろうが、我らがROTTENGRAFFTYのライブはやっぱりえぐかった。「あのぐちゃぐちゃのライブハウスに戻るための一歩」とNOBUYAが言ったこのツアーで、我々の心はぐちゃぐちゃにされた。ライブが終わった瞬間に湧き上がったのは「またROTTENGRAFFTYのライブが観たい」という気持ちだった。 

ROTTENGRAFFTY

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Text by Takeshi.Yamanaka Photo by Yukihide”JON…”Takimoto

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配信者・あっとくんが、2021年8月18日(水)にリリースされる5thシングル「寂寞」と、8月22日(日)にZepp DiverCityで開催されるワンマンライブ『あっとくん ONEMAN LIVE『Tr@itor』』の詳細を発表した。

6月26日(土)深夜、あっとくんが自身のツイキャス生配信内でニューシングルの発売と自身最大規模のワンマンライブとなるZepp DiverCityでのライブの開催を発表。 

8月18日(水)に発売される5thシングル表題曲「寂寞」(読み:せきばく)は、ボカロPとして人気のクリエイター・Pegが作詞 / 作曲 / 編曲を担当した楽曲で、不穏で性急なリズム上であっとくんのセクシーなボーカルが炸裂する約2分半のナンバー。M-2「Daylight」は、“ライブでみんなで一体となって盛り上がりたい”という想いをこめたライブチューン。M-3「ヴェスパー」は、怪しいジャジーなビートの中での甘い囁きと情熱的な言葉を歌い上げるサビが対照的な1曲となっている。また、ボーナストラックとして、あっとくんがリスナーへ語りかけるボイスドラマ「夜へ落ちる (Voice Drama)」も収録される。今作もプロデュースをすとぷりのリーダー・ななもり。が手がけているとのこと。 

そして、8月22日(日)にZepp DiverCityで行われるワンマンライブの開催も同時に発表された。タイトルは『Tr@itor』(読み:トレイター、 意味:裏切り者)とサプライズを予感させるタイトルとなっておいる。チケットはイープラスにて先行受付を実施中。 

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彩の国シェイクスピア・シリーズ最後の作品となる第37弾『終わりよければすべてよし』が今秋WOWOWにて放送されることが決定した。全37戯曲、23年の締めくくりに藤原竜也、石原さとみ、吉田鋼太郎らが挑む。

1998年のスタート以来、芸術監督蜷川幸雄のもとで、国内外に次々と話題作を発表してきたシェイクスピア全37戯曲の完全上演を目指す「彩の国シェイクスピア・シリーズ」。2016年10月にシリーズ二代目芸術監督に俳優・吉田鋼太郎が就任し、翌年12月に『アテネのタイモン』でシリーズを再開させた。その後は吉田の演出手腕が高い評価を受け本シリーズにさらなる弾みをつけた。

シェイクスピア・シリーズ最後となる本作品は、若き伯爵バートラムに恋する身分違いの孤児ヘレンを中心に、シェイクスピア喜劇で欠かせない魅力的なキャラクターたちが登場。バートラムが縦横無尽に駆け巡り、ヘレンの一途な恋の行方に、最後までくぎ付けになる本作を、シェイクスピア作品に造詣の深い吉田鋼太郎とフィナーレにふさわしい豪華キャストで届ける。

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2021年6月27日(日)TBS赤坂ACTシアターにて、Color of Theater『ROSSO』が開幕した。

舞台『刀剣乱舞』出演や声優や歌手など多方面で活躍する七海ひろきを主演に迎え、NYでの語学留学から帰国し、プロデューサーズでの好演が記憶に新しい大野拓朗、『七色いんこ』で主演を務めるなど女優としても評価が高い伊藤純奈(乃木坂46)、 舞台や朗読ライブに出演し、モデルなど幅広く活躍している伶美うらら、唯一無二の歌声で数々のミュージカルや舞台で観客を魅了する東山光明、舞台のみならずテレビや映画などに幅広いジャンルで活躍している内海啓貴が共演。全6公演の稀少かつ上質なエンターテインメント・ショーとなる。

この度、本公演に先駆け公開ゲネプロが実施され、オフィシャルレポートが到着した。


七海が演じる「赤」を失った青年が、逃げ出した「赤」を取り戻す旅の途中で出会う、一癖も二癖もある個性的なキャラクターたちとの交流を通して、かけがいのないものを取り戻そうとする物語。

七海ひろき photo by 小境勝巳/江頭はんな (C)COTRP

七海ひろき photo by 小境勝巳/江頭はんな (C)COTRP

お茶目なウサギ、赤ずきんちゃん、マッチ売りの少女、泣き虫な赤鬼、白雪姫に毒リンゴを作る魔女など、「赤」にまつわる寓話にちなんだエピソードと、その中で課せられる様々なミッションを時には観客を巻き込みながらクリアしていく。

七海ひろき、大野拓朗 photo by 小境勝巳/江頭はんな (C)COTRP

七海ひろき、大野拓朗 photo by 小境勝巳/江頭はんな (C)COTRP

伊藤純奈、七海ひろき photo by 小境勝巳/江頭はんな (C)COTRP

伊藤純奈、七海ひろき photo by 小境勝巳/江頭はんな (C)COTRP

ミッションの途中には、3段の高さに並べられたグラスのテーブルクロス引き、ビジュアルポイ、フレアバーテンディングにすべて一発勝負で挑戦する見せ場も用意されている。さらにクイズで観客の拍手を頼りに問題を解いていく演出は会場の一体感を生みだし、赤色のサイリウムで七海を応援する一幕も。会場を訪れる際は、赤いサイリウムを持って行くといいかもしれない。

それぞれのエピソードで出てくるのは、ガタイの良すぎるマッチ売りの少女を演じた大野、Rockな赤ずきんを演じた伊藤、サイコパスな魔女役の伶美、お茶目なウサギを演じた東山、泣き虫な赤鬼を演じた内海。彼らが示す「赤」とは? そしてミッションの先に、七海が演じる青年は自らの「赤」を取り戻すことができるのか!?

大野拓朗 photo by 小境勝巳/江頭はんな (C)COTRP

大野拓朗 photo by 小境勝巳/江頭はんな (C)COTRP

伊藤純奈(乃木坂46)photo by 小境勝巳/江頭はんな (C)COTRP

伊藤純奈(乃木坂46)photo by 小境勝巳/江頭はんな (C)COTRP

伶美うらら photo by 小境勝巳/江頭はんな (C)COTRP

伶美うらら photo by 小境勝巳/江頭はんな (C)COTRP

東山光明 photo by 小境勝巳/江頭はんな (C)COTRP

東山光明 photo by 小境勝巳/江頭はんな (C)COTRP

内海啓貴 photo by 小境勝巳/江頭はんな (C)COTRP

内海啓貴 photo by 小境勝巳/江頭はんな (C)COTRP

七海はゲネプロ終了後に「このような状況の中で、無事に初日を迎えられることは本当に奇跡だと思っています。私が演じるのは、爽やかで一生懸命な青年の役です。物語に組み込まれている、3つのチャレンジが果たして成功するのかというのも見所ですので、そこにも注目して観て頂ければと思います。また、個性豊かな出演者の方が集まっていますので、舞台上でどんな化学反応が起きるのか私自身も楽しみです。観てくださったお客様が、笑顔になって楽しかったと、情熱の赤い心を燃やしながら帰っていただければ嬉しいなと思っております」と初日への意気込みを語った。

「ROSSO」=「赤」にまつわる様々なエピソードに、芝居だけではなく歌やダンス、時にはアクションを交えたパフォーマンスがちりばめられ、観客をも巻き込む壮大な演出の本公演の世界観を、劇場と配信で確かめてみてはいかがだろうか。

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2021年11月27日(土)・28日(日)ヒューリックホール東京にて、ミュージカル女優 昆夏美がデビュー10周年を記念した6年振りとなるソロコンサート『Natsumi Kon 10th Anniversary Concert 「Aimer」』を開催することが決定した。

2011年9月、『ロミオ&ジュリエット』においてジュリエットでプロデビューを飾り、今まで数多くの作品に参加。『ミス・サイゴン』ではキム、『レ・ミゼラブル』ではエポニーヌを4度演じ確固たる実力を示し、ミュージカル界スター俳優への階段を上りながら、観客を魅了していた昆夏美。2017年4月には、実写版『美女と野獣』吹替版に主演・ベル(声優)として、ディズニー映画に初出演を果たした。

昆夏美デビュー10周年記念コンサート 『Natsumi Kon 10th Anniversary Concert 「Aimer」』 (Photo: Hideaki Nagata / Hair make: Taichi Yoneo / Stylist: Shingo Tsuno)

昆夏美デビュー10周年記念コンサート 『Natsumi Kon 10th Anniversary Concert 「Aimer」』 (Photo: Hideaki Nagata / Hair make: Taichi Yoneo / Stylist: Shingo Tsuno)

本コンサートでは、これまでに出演した作品の珠玉の名曲や今後挑戦したい楽曲など昆夏美の魅力がたっぷり詰まった2日間となっており、豪華ゲストも出演する。1日目には『レ・ミゼラブル』で共演し、惜しくも2020年に中止となった『ミス・サイゴン』の共演に期待の声が寄せられていた海宝直人、2日目に『マリー・アントワネット』や『メリリー・ウィー・ロール・アロング』で息のぴったりな演技と歌唱が記憶に新しい笹本玲奈を迎え、アニバーサリーを盛り上げる。

昆夏美コメント

この度、デビュー10周年コンサートを開催することになりました。
この10年という月日、たくさんの素晴らしい作品や仲間に出会い、何より皆様に支えていただき無我夢中で走って来ることが出来ました。
そんな自分と向き合いながら、そして素敵なゲストの方々にもご参加いただき、皆様に楽しんでいただけるコンサートにしたいと思っております。
このようなご時世ではありますが、この時間が特別な時間になるよう、今の私の全てをお届けします。
楽しみにしていただけると嬉しいです!

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2021年8月25日(水)~29日(日)博品館劇場にて、二人芝居『息子の証明』の上演が決定した。

本作は、脚色・演出にタカハ劇団の主宰で、舞台『魔法使いの嫁』(脚本・演出)、テレビ『ここは今から倫理です。』(脚本)等を手掛ける高羽彩、テレビ『科捜研の女』(脚本)、映画『魔進戦隊キラメイジャー VSリュウソウジャー』(脚本)等の下亜友美が脚本をつとめる二人芝居となる。

出演は、ミュージカル『17 AGAIN』スタン役やミュージカル『刀剣乱舞』和泉守兼定役など、様々な作品で印象を残す有澤樟太郎とドラマ・舞台、数々の作品で存在感を放つ演技派女優・山下容莉枝を迎え、濃厚な会話劇、二人芝居に挑む。

タイトルの「息子の証明」とは? 「母」とは? 「家族」とは?

完全オリジナルの脚本による“母と息子”の物語。つながることがデジタルによって容易になった今現在だからこそ、この物語を通じて「家族をつなぐのはなにか?」という問いに対する一つの答えを紐解いていく。

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2021年7月8日(木)~7月19日(月)あうるすぽっとにて、serial number06『hedge 1-2-3』(ヘッジワン・トゥー・スリー)が上演される。経済から日本を描く金融エンターテインメントで、資本主義の光と影を2作品構成、15人の群像劇として連続上演する。

2013年、日本初の本格的経済演劇として、企業再生ファンドであるバイアウトファンドを題材とした『hedge』を上演。2016年、バイアウトファンド創設メンバーでもあるエリート社員が行ったインサイダー取引と、それを巡る査察、息詰まる攻防を描いた続編『insider-hedge2-』を上演した。

そして2021年、上記2作品を大幅にリライトの上、2幕構成の作品へと凝縮した『hedge/insider』として再構築、そこにインサイダー取引で失墜した信用を取り戻すべく金融マンたちが奔走する新作『trust-hedge3-』を加え、総合タイトルを『hedge 1-2-3』として連続上演する。経済とは切り離せない社会を生きる人々に、経済の暗部と光、両方から経済を物語のかたちにして届ける。

作・演出は詩森ろばが手掛け、原嘉孝、吉田栄作をはじめ、岡田達也(キャラメルボックス)、浅野雅博(文学座)、井上裕朗、今奈良孝行、根津茂尚(あひるなんちゃら)らの出演が決定している。

【上演によせて】作・演出/詩森ろば

経済を視座として演劇を作ったのは8年前。ほとんどの演劇人にとって経済は中心ではありません。けれど、その時、世界は経済を中心に物事が決まり進んでいくことに気づきました。そしてコロナ禍のなか、それは白日の下に晒されることとなりました。中心でないものに支配される恐怖に耐え、わたしたちと経済が手を携えて進める未来はないものかと考えながら作った作品です。

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