ハンブレッダーズ、新曲「ワールドイズマイン」を『SCHOOL OF LOCK!』で初オンエア

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7月21日(水)にリリースされるハンブレッダーズの2ndシングル「ワールドイズマイン」が、6月30日(水)22:00から放送のTOKYO FM / JFN系38局ネット『SCHOOL OF LOCK!』で初オンエアされることが決定した。

「ワールドイズマイン」は遊び心満載のロックンロールで、ハンブレッダーズ流ダンスナンバー。7月9日(金)より放送のTVアニメ『迷宮ブラックカンパニー』のエンディングテーマとして書き下ろした楽曲となっている。

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鳥海浩輔安元洋貴が出演する、新感覚リモートエンターテイメント『リモート☆ホスト』が本格始動し、キャラクタービジュアル、追加キャスト、PVが公開された。

ホスト5名による配信番組も毎月実施

『リモート☆ホスト』はキャストがリモートでホストをする新感覚のエンターテイメント。Twitter、note、YouTubeなど今後様々な媒体で展開される予定となっている。毎月クラブごとでホスト5名による配信番組を公式Youtubeにて定期配信予定となっており、作品タイトル通りリモートで行うホストも予定しているという。

PV

6月23日に開催された製作発表会では、『Club Venere』と『Club Saturno』に所属する10名のホストが発表され、キャラクタービジュアルも公開された。さらに、彼らが歌う『ゲラメキユ』を使用したPVも公開となった。公式Twitterでは、ホスト達の日常が今後毎日つぶやかれていく予定となっている他、公式HPもグランドオープンされ、キャストの額縁写真やキャラクターの詳細プロフィールなども掲載されている。

東京・K『Club Venere』(クラブ ヴェネーレ)

(C)馬谷いちご

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ルシフェル:鳥海浩輔

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輝石(だいや):坂田将吾

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明星(みょうじょう):田邊幸輔

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愛抱夢(あだむ):柏崎隼史

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金多(かなた):岡野友佑

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夕星(ゆうづつ):石井孝英

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東京・R『Club Saturno』(クラブ サトゥルノ)

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クロノス:安元洋貴

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桐野(きりの):小林節

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環珠(かんじゅ):安田陸矢

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亜土夢(あとむ):小池貴大

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蔡久良(さいくら):山本智哉

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てん星(てんせい):柴野嵩大

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ストーリーが1話ずつ公開

さらに、noteにて「Club Venere」と「Club Saturno」のストーリーが1話ずつ公開。第1話は特別に無料公開となっており、今後は毎月第1水曜日に「Club Venere」、第3水曜日に「Club Saturno」のストーリーを更新していく予定となっている。

『リモート☆ホスト』イントロダクション

7年前……ホストクラブの頂点の街、東京・Kにあった伝説のホストクラブ、『Club Galassia』。

そこには『帝王』と呼ばれたオーナーの下に、『Planet6(通称P6)』と呼ばれる6人のスターホストがいた。

――ルシフェル
――クロノス
――マルス
――ユピテル
――オーディン
そして、もう一人……
――ルーナ。

ホストを志す者、誰しもがこの店に憧れ、この店で働くことを夢見た。
P6達の人気は絶好調。
ナンバー1を決められない程、6人とも人気が高く、売り上げは拮抗していた。

そんなある日、オーナーである帝王がP6を集めた。
オーナーは自分が深刻な病気であることを告白。しかも先はもう長くないという。
そこで、オーナーはP6にある提案をする。
「お前達、P6の中の一人に、『Club Galassia』を譲る」というものだ。

6人は、今度こそ、No.1をハッキリさせようとするのだが……
そんな折、ある事件が起こる。
――それは、P6の一人、ルーナが不審な死を遂げたのだ。

5人となってしまったP6。
ルーナの死は、病気でも事故でも、ましてや自殺でもない。
きっとルーナはP6のメンバーの誰かに殺されたのだ……。
互いにそう思い込み、疑心暗鬼になっていた。
そして、それからというもの、残された5人は亡くなったルーナのことについては固く口を閉ざすようになった。

このルーナの死をきっかけに、残された5人は皆、『Club Galassia』を去り、
バラバラに。
しばらくして病気であったオーナーも人知れず、地方の病院で亡くなったらしい。
と、同時に、『Club Galassia』そのものも姿を消した……。

あれから7年……
かつてP6であったルシフェル、クロノスは自らの手で、東京にホストクラブを立ち上げていた。

――ルシフェルは、故人の意志を継ぎ、『東京・K』に『Club Venere』を。
――クロノスは、『東京・R』に『Club Saturno 』を。

彼らはそれぞれの場所で、かつての『Club Galassia』の輝きを復活させようとしていた。
各店には、極上のホスト達を集めた。

そして、これも運命なのか、宿命なのか……
7年の時を超えオーナーの遺言であるP6の争いがここに再燃。
再びホスト界の頂点・No.1ホストクラブ、そしてNo.1ホストを目指すことになる!

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永久メイ(21)が、マリインスキー・バレエのファースト・ソリストに昇格したことが発表された。

永久メイは、モンテカルロのプリンセス・グレース・アカデミーで学び、15歳の時に、マリインスキー・バレエのファテーエフ監督にスカウトされ、弱冠18歳でセカンド・ソリストとして入団。『くるみ割り人形』『ジゼル』『ロミオとジュリエット』などの主役を務め活躍中で、先月《ジュエルズ》のダイヤモンドでもデビューした。また、2021年4月にForbes Asiaによる 「Forbes 30 Under 30 Asia 2021」(アジアを代表する30歳未満の30人)アート部門の” Featured Honoree”に選出され、ABEMA開局史上初となるオリジナルドキュメンタリー番組『MILLENNIAL / ミレニアル』の密着ドキュメンタリーに起用されるなど、活躍の場を拡げる気鋭のダンサーだ。

今回のファースト・ソリスト昇格にあたり永久は、「本当に感謝しかありません。これからも観てくださる方を幸せにするダンサーになれるよう努力します」とコメントしている。

永久メイ プロフィール

兵庫県の深田真紗子バレエアカデミーで学び、モンテカルロのプリンセス・グレース・アカデミーに入学。2017年に卒業し、マリインスキー・バレエに研修生として加入。2018年にセカンド・ソリストに昇格した。主なレパートリーには《眠れる森の美女》のフロリナ王女、《白鳥の湖》の王子の友人、《ドン・キホーテ》のキューピッド、《海賊》の3人のオダリスク、《くるみ割り人形》のマーシャとパ・ド・トロワ、《ラ・バヤデール》の精霊、《ロミオとジュリエット》のジュリエットの友人、フォーキン振付《カルナヴァル》のパピヨン、スメカロフ/ブルラーカ版《パキータ》のパキータの友人がある。マリインスキー・バレエのイギリス、イタリア、スイス、アメリカ公演に出演している。

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2021年7月10日(土)〜18日(日)にドラマを生放送で行う『今日と明日の狭間の日々』を配信することが決定した。

本作は、コロナ禍で配信作品が溢れる中、ドラマクオリティの映像を、配信で多くの人に届けたいという、トキエンタテインメントとDe-LIGHTがタッグを組んだ新しい企画。

監督を務めるのは、WOWOWドラマW『セイレーンの懺悔』や、Amazonオリジナルドラマ『ガキ☆ロック〜浅草六区人情物語〜』など数々の作品を手掛けた中前勇児

出演者は、映画・舞台・ドラマ等、幅広く出演する実⼒派の馬場良馬が主演を務めるほか、社会現象になった『おそ松さん』の実写舞台『おそ松さん on STAGE〜SIX MENʼS SHOW TIME〜』の主演のおそ松役を演じ、ドラマ・映画・CMなどで活躍する高崎翔太。忍たま乱太郎やツキステなど人気作に数々出演し、今年秋にはアニメ『スケートリーディング☆スターズ』に出演が決定している鷲尾修斗

馬場良馬

馬場良馬

高崎翔太

高崎翔太

鷲尾修斗

鷲尾修斗

本配信は、初回1話は無料放送となっており、以降は各話3,000円(税込)の有料視聴となる。

【あらすじ】 
とあるカフェに毎晩のように集まる男3人。
幼馴染の彼らは30過ぎても未だ自分の仕事や人生に行き詰まりを感じながら生きていた。
しかしそのカフェで奇妙な客達と関わり合う事で、3人は少しだけ癒され、励まされ、
思い通りにならない人生に少しづつ慣れていく。

 

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2019年、新国立劇場と東京文化会館の共同制作『トゥーランドット』にて大胆な解釈で日本の観客を魅了した演出家のアレックス・オリエが、再び指揮者・大野和士とタッグを組むこととなった。今回の演目は、ビゼー作曲の人気オペラ『カルメン』。2021年7月3日~19日、新国立劇場 オペラパレスで上演される(7月31日と8月1日には、沼尻竜典の指揮により滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール大ホールでも上演予定)。感染症によって変化を余儀なくされた世界でどのような『カルメン』の世界が展開されるのか。東京でクリエーションの最中であるオリエ氏にリモート取材をおこなった。

『カルメン』セットプラン

『カルメン』セットプラン

ーー『トゥーランドット』から『カルメン』までの2年間。感染症の流行で演劇の現場は大きなダメージを受けたと思われます。

世界中のほとんどの都市と同様、スペインでも私たちの日常生活、特に文化は大きな影響を受けました。私自身、大きなプロダクションが2つキャンセルとなり、経済的な打撃も受けました。けれど、今回のパンデミックを否定的なものとしてのみ捉えたくはありません。今回の経験を経て、日常生活における文化や芸術の役割や、人間として何を大切にしていくべきかを改めて考えさせられました。自分のエゴを追い求めるのではなく、未来にどのような世界を託していかなければならないか、ということも考えさせられた時期と言えます。

ーー身体的に接触し、言葉を交わし歌を交わすことがリスクとなる状況で、スケールの大きなオペラの制作は挑戦となりますね。

また日本に呼んでいただいて、『トゥーランドット』に続き大野和士さんやドン・ホセ役の村上敏明さん、ミカエラ役の砂川涼子さんたちとクリエーションできることをとても喜ばしく思っています。また、カルメン役のステファニー・ドゥストラックさんと初めて組むことができるのも嬉しいです。今回演出するにあたり、舞台上でコーラスやソリストの皆さんにソーシャル・ディスタンスをお願いしなければならないので、プランの変更が余儀なくされているところです。コンタクトの取れない状態で『カルメン』の情熱やパッションを表現することはとてもチャレンジングで、楽しみながら取り組んでいるところです。

ーー現在、これまで気づかれなかった、あるいは気づかないふりをされてきた抑圧と暴力への告発が様々な局面でなされており、感染症の流行はその動きの後押しにもなっていると思います。カルメンという自由を求めて様々な世界を渡り歩く女性を描くことには、現在どのような意味が生まれると思われますか。

カルメンの原動力として自由への渇望があるとイメージしています。誰と愛し合うか自由に選ぶこと、自分の進む道を決断し、運命を掴み取る意志を持っていること。そういう意味で人間関係における対等性が今回のプロダクションの大きなテーマになるでしょう。カルメンの人生は彼女のものであり、彼女を屈服させる男などいないということを表現したいのです。勇気と反骨心を抱いたカルメンに降りかかる悲劇は、これまで長い間、多くの女性たちの身に起こってきたことと思います。カルメンの辿る物語に、このオペラ初演時から200年の間に女性たちが求め続けてきた権利を象徴的に読み込もうとしています。

ーー屈服を拒む女性キャラクターと言いますと、まさに前作のトゥーランドットです。2019年の『トゥーランドット』は、おとぎ話のようでありながら境界を侵犯するカラフへの拒絶が生々しく描かれていました。カルメンとトゥーランドットにどこか共通性はあるのでしょうか。

『トゥーランドット』はファンタジーという世界観で作られてはいましたが、トゥーランドットというキャラクターについては、祖先が受けた暴力のトラウマを抱え続け、これを乗り越えることはできないという気持ちをリアルに表現しようと試みました。『カルメン』に関して言えば、異国情緒あふれる世界として作るのが常套手段となっていますが、そこからは離れ、世界中で日々ニュースとして取り上げられる女性に対する暴力の普遍性を描こうと考えています。100年、200年ほど前のクラシカルなオペラの台本を読むと、女性の視点がほとんど書かれていないと感じられます。しかし私が手がけてきた『マノン・レスコー』に『蝶々夫人』、『トゥーランドット』、そして今回の『カルメン』ははいずれも、女性キャラクターの思考や感情、主体性を描き出すことが重要になる作品だと考えています。もちろん、『カルメン』はたくさんの魅力的な要素が詰まっている作品です。密輸入のスリルやインパクトある闘牛士の場面……それらも『カルメン』というオペラを構成する欠かせない部分です。その中でカルメンという女性が求める選択の自由や対等な関係、ドン・ホセとの愛に絡めとられて見舞われる暴力というテーマは今回のプロダクションの底流となるでしょう。

『トゥーランドット』新国立劇場公演より 撮影:寺司正彦

『トゥーランドット』新国立劇場公演より 撮影:寺司正彦

ーー今回のプロダクションでカルメンの魅力をどのように表現しようとしていますか。

スペインのセビーリャという設定からあえて離れてキャラクターを理解しようとした時に浮かび上がったのが、パフォーマーとしてのカルメンです。彼女は歌うことを愛し、人と関わることを愛し、パーティーを愛しています。たとえ昼間はタバコ工場で働いていても、そして他人から否定されても、彼女は芸術家として振る舞っています。大人数の前でもこじんまりとした空間でもカルメンは歌い、ドラッグをやり、アルコールを浴び、不特定多数と性的関係を持つ。それを楽しんでいる。けれどドン・ホセと出会って道が逸れていってしまう。こういった風にカルメンを思い描いた時、参考となるイメージとしてエイミー・ワインハウスの姿が浮かびました。エイミーは自分のスタイルを持つ歌手でしたが、周囲の環境に呑み込まれていった。もちろん、エイミーの人生を直接カルメンに重ね合わせているわけではないのですが、ヴィジュアル的なイメージとして参考になると感じています。このように歌と酒の世界に生きるカルメンの物語は、何もセビーリャでなくても可能ではないかと考えました。そこで、東京を舞台にカルメンとドン・ホセが出会うというプランで進めています。

ーーアルフォンソ・フローレスのセットプランでは、鉄骨が舞台空間全体に張り巡らされていました。これは東京という設定と関係があるのでしょうか。

セットは特定の場所ではなく、ニュートラルな空間を提示するものとしています。カルメンとドン・ホセが出会い、愛し合い、すれ違い、傷つけあう、その感情と関係に集中して観客の皆さんにご覧になっていただくために。そしてオペラ作品と舞台設定の密接な結びつきを解きほぐすために。たとえば『蝶々夫人』は日本を舞台にすることがお約束となっていますが、ストーリーとしてはどこででも起こり得るものです。異国の人と現地の人が恋をするというのは、日本を舞台にしていなくてもできます。そして『カルメン』もセビーリャを舞台にしていなくてもできるでしょう。今回は日本でクリエーションをしていることもあって東京を舞台としていますが、どこの国でも起こりえる物語を作ることが目標です。

『カルメン』セットプラン

『カルメン』セットプラン

ーー伝統を踏まえつつ音楽や言葉に新しい意味や文脈を読み込み、全く新しい作品を作り出すことが、オペラ演出の醍醐味だと思います。『トゥーランドット』の終盤でトゥーランドットが「あなたの名前は愛」とカラフに向かって歌う時、従来はカラフの愛を受け入れたと解釈されてきましたが、オリエ氏の演出では新たな支配者の名前を口にしない抵抗の身振りだと感じました。

ありがとうございます。その読み替えは前回最も力を入れた部分です。リューが「愛の力」と言って自殺をする時、誰かのために命を絶つこともできる人がいることをトゥーランドットは初めて知り、打ちのめされます。他方カラフは名誉欲に突き動かされていて、リューの死に全く動揺しない。なので、トゥーランドットがカラフを受け入れたわけではないことが伝わっていたなら、とても嬉しいことです。オペラ演出における伝統と創造の関係を考えた時に、私の立場は、ベラスケスの《ラス・メニーナス》を踏まえてモダンに作り替えたピカソのようなものだと思っています。アイディアの大元は必ず作品にあるけれど、表現はコンテンポラリーに変えていく、といった具合に。

ーー『カルメン』において、伝統と新しい解釈とのバランスを考える上で最も刺激的な楽曲や場面はどこでしょうか。

今回のプロダクションでは、カルメンはとても現代的な女性として描きたいと思っています。人生経験が豊富で、様々な世界を自由気ままに渡り歩いてきた、知的で自立心旺盛なキャラクターです。けれど、そのエッセンスはすでに作品にあるものです。ドン・ホセの独占欲が強く嫉妬深く捨てられることを許せない男というキャラクター性も作品にあるものですし、そんな男に恋をしてしまったがために転落していくカルメンというのも作品にあります。エッセンスは現在でも変わりません。その上で表現をアクチュアルなものに変えていこうとした時、やはり最後の合唱付二重唱の「あんた、俺だね」がとても重要になると思います。

ーー精力的にオペラの演出をするモチベーションはなんでしょうか。

オペラ演出には3つの挑戦が待ち受けているからです。1つ目は、未来のオペラ文化を継いでいく子供たちに魅力を伝えるということ。2つ目は、20代から30代の若者たちにオペラは楽しい娯楽であると伝え、足を運んでもらうこと。3つ目は、オペラに選択肢を増やすことです。興味があるけど見たことがないという人に向けて、選択肢を増やして好きなものを選べるようにするということは、巡り巡ってオペラ文化の発展につながると考えています。オペラに通じている観客の皆さんの中には、私たちのプロダクションに戸惑いを覚える方がいらっしゃるかもしれません。けれど、ぜひ挑戦していただけたらと願っています。そして、このような挑戦を引き受けてくださった大野和士さんと歌手の皆さん、新国立劇場にびわ湖ホールの皆さんに感謝しています。

ーー2020年「巣ごもりシアター」(新国立劇場がステイホーム支援のために『トゥーランドット』等の過去公演記録映像を無料配信した企画)の反響も大きかったですし、『カルメン』で初めて劇場に足を運びオペラを見るという方もいるかもしれません。最後に、オペラ初挑戦を楽しみにしている観客にメッセージをお願いします。

あなた方の挑戦を喜ばしく思います。そして迷っている皆さんも、ぜひ踏み込んでいただけたらと嬉しいです。ワーグナーが提唱したように、オペラは「総合芸術」です。音楽は素晴らしく、歌手もコーラスも素晴らしく、ステージも衣装も素晴らしい。楽しめるポイントはたくさんあります。ぜひ、先入観を持たずに足を運んでほしいです。古典的な視点から離れて作られた私たちのステージに、身を委ねてほしいのです。劇場でお会いしましょう。

アレックス・オリエ(リモート取材時の様子)

アレックス・オリエ(リモート取材時の様子)

聞き手・辻佐保子  通訳・五十嵐文


【PROFILE】アレックス・オリエ(Àlex OLLÉ)
バルセロナ生まれ。パフォーマンス集団ラ・フーラ・デルス・バウスの6人の芸術監督の一人で、同カンパニーは世界的な評価を確立した。カルルス・パドリッサと共同演出したバルセロナ・オリンピック開会式をはじめとする大規模イベントや、演劇、映画と多くの分野で活動している。近年ではオペラの演出で特に活躍し、ザルツブルク音楽祭、ウィーン芸術週間、マドリード・テアトロ・レアル、リセウ大劇場、パリ・オペラ座、モネ劇場、英国ロイヤルオペラ、イングリッシュ・ナショナル・オペラ、ザクセン州立歌劇場、ルールトリエンナーレ、ネザーランド・オペラ、ミラノ・スカラ座、ローマ歌劇場、オーストラリア・オペラなど世界中で活躍、『魔笛』『ノルマ』『仮面舞踏会』『イル・トロヴァトーレ』『ファウストの劫罰』『トリスタンとイゾルデ』『さまよえるオランダ人』『ペレアスとメリザンド』『ラ・ボエーム』『蝶々夫人』『青ひげ公の城』『消えた男の日記』『マハゴニー市の興亡』『火刑台上のジャンヌ・ダルク』など幅広い作品を手掛けている。新国立劇場では19年、東京文化会館共同制作『トゥーランドット』を演出した。

 

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2021年7月3日(土)~8月31日(火)兵庫県淡路島にある劇場&ソーシャルディスタンスレストラン「青海波」内の劇場「波乗亭」にて、ミュージカル『どうにかなるさ~神戸ジャズ物語~』が上演される。

本作は、日本でのジャズ音楽発祥の街である神戸を舞台に、エンターテイメント事業での成功を目指す主人公を中心としたコメディーミュージカル。

制作には、宝塚歌劇団出身の日本を代表する演出家・謝珠栄のほか、脚本を東宝ミュージカル出身で現在は脚本家・演出家・演技講師として幅広く活躍している大谷美智浩を迎え、本劇場初となる完全新作ミュージカルを完成させた。

ゲストには劇団四季で圧倒的な歌唱力と表現力で様々な役を演じた雅原慶近藤真行らを迎え、有名なジャズのスタンダートナンバーとともに、“愛”や“夢”そして“笑顔”を届ける。

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2021年7月25日(日)CS放送局「衛星劇場」にて、古屋兎丸原作の人気漫画『帝一の國』を「學蘭歌劇」と銘打って舞台化した作品、學蘭歌劇 『帝一の國』を昼0:30からシリーズ全4作品を一挙放送することが決定した。

本作は、原作・古屋兎丸、脚本・喜安浩平、演出・小林顕作によって生まれた過剰で過激な学園政権闘争歌劇で、木村了、入江甚儀、三津谷亮ら俳優たちが共演した人気舞台。

放送される4作品は、學蘭歌劇 『帝一の國』(2014年)、【第二章】學蘭歌劇『帝一の國』-決戦のマイムマイム(2015年)、【最終章】學蘭歌劇『帝一の國』-血戦のラストダンス-(2016年)、學蘭歌劇『帝一の國』-大海帝祭-(2017年)。

【第二章】學蘭歌劇『帝一の國』-決戦のマイムマイム-  (C)古屋兎丸/集英社

【第二章】學蘭歌劇『帝一の國』-決戦のマイムマイム-  (C)古屋兎丸/集英社

【最終章】學蘭歌劇『帝一の國』-血戦のラストダンス-  (C)古屋兎丸/集英社

【最終章】學蘭歌劇『帝一の國』-血戦のラストダンス-  (C)古屋兎丸/集英社

學蘭歌劇『帝一の國』-大海帝祭-  (C)古屋兎丸/集英社

學蘭歌劇『帝一の國』-大海帝祭-  (C)古屋兎丸/集英社

シリーズ全作を一日でイッキ見するチャンスとなるこの機会を見逃さないでおこう。

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株式会社 SCRAPは、2021年6月24日(木)より全国で順次開催される新作リアル脱出ゲーム『スーパーペーパーキングダムからの脱出』の劇中人形劇を、「人形劇団ひとみ座」が監修することを発表した。

(C)SCRAP

(C)SCRAP

(C)SCRAP

(C)SCRAP

『スーパーペーパーキングダムからの脱出』は、2015年開催のリアル脱出ゲーム『ぺーパーキングダムからの脱出』にも登場した、すべてが紙でできた絵本の世界「ぺーパーキングダム」を舞台にした完全新作のリアル脱出ゲーム。

住民や草木や街すべてが紙でできた王国「ペーパーキングダム」に迷い込んだプレイヤーは、住人である紙でできたキャラクターたちと協力し、冒険をしながら、ペーパーキングダムを襲う「カミ隠し事件」の謎を解き明かすことを目指すという内容になっている。

人形劇監修の様子 (C)SCRAP

人形劇監修の様子 (C)SCRAP

人形劇監修の様子 (C)SCRAP

人形劇監修の様子 (C)SCRAP

『スーパーペーパーキングダムからの脱出』の特徴は、リアル脱出ゲームと人形劇を組み合わせた、新しい物語体験。参加者の目の前で、リアルタイムの「人形劇」が繰り広げられる。さらに劇中に登場するキャラクターの音声は、人気声優の古賀葵、西山宏太朗、神尾晋一郎らが担当しており、紙で作られた人形を使った会場での演劇と、声優陣の名演が、「紙でできた絵本の世界」へといざなってくれる。

そんな人形劇を、「人形劇団 ひとみ座」が監修することが決定いたしました。 
TV映像作品『ひょっこりひょうたん島』の制作でも知られている、「人形劇団ひとみ座」は、1984年創立の人形劇専門劇団で、舞台やテレビ、映画などで数多くの作品を発表し、東京都児童演劇コンクール優秀賞、NHK会長特別賞を受賞するなど高い評価を数多く得る、日本を代表する人形劇団。

「人形劇団ひとみ座」の監修のもと、本格的な人形劇で繰り広げられる新作リアル脱出ゲーム『スーパーペーパーキングダムからの脱出』にはぜひ足を運びたい。

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株式会社QualiArtsは、2021年6月24日(木)に配信開始する、iOS/Android向けアイドルマネジメントRPG『IDOLY PRIDE』の事前ダウンロードを2021年6月23日(水)より開始した。

本作では、TVアニメ『IDOLY PRIDE -アイドリープライド-』の物語を追体験できるストーリーのほか、アニメの舞台裏のエピソードや本ゲームオリジナルのストーリーも楽しむことができる。

2021年6月24日(木)の配信開始に先駆け、2021年6月23日(水)より、App Storeおよび、Google Playにてアプリの事前ダウンロードを開始した。ゲームプレイは配信開始以降楽しむことができる。

(c) 2019 Project IDOLY PRIDE

(c) 2019 Project IDOLY PRIDE

また、ゲーム配信を記念して2021年1月より放送していたTVアニメ『IDOLY PRIDE -アイドリープライド-』を期間限定でYouTubeにて全話無料で公開されている。ゲーム、アニメの両方で『IDOLY PRIDE』を楽しみたい。
 

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舞台を見つめる観客たちは、それぞれどんな思いでチケットを求め、劇場に足を運んだのだろうか……?

舞台上ではなく“客席側”にあるドラマにスポットを当てる異色の舞台、『観劇者』が2021年6月30日(水)〜7月4日(日)まで、池袋のシアターグリーンBIG TREE THEATERにて上演される。作・演出は構成作家・脚本家として幅広く活躍する開沼豊。そしてキャストにはベテランから若手まで、個性豊かな男女9人の俳優が揃った。

公演初日を数週間後に控えた6月某日。カメラの前に集まったのは、梅雨の湿気をものともしない、活気に満ちた4名の女優陣(外岡えりか、大滝樹、わたなべかすみ、斉藤レイ)だ。前回の“男子会”に続いての、笑いの絶えない“女子会”インタビューの様子をお届けしよう。

M列12番 松下 彩夏の場合/きっと誰でも“変わってる”

外岡えりか

外岡えりか

ーー今回は舞台の客席側を描くという、ちょっと珍しい趣向の作品ですね。客席の「観劇者」を演じる皆さんひとりひとりがドラマを抱えていらっしゃるそうですが……外岡さんが演じる「彩夏」は、“劇場の前をたまたま通りがかって当日券で入った女”だそうですね?

外岡:彩夏は自分の中で大切にしていることがしっかりある子。だけどそれを守るだけでなくて、自分にとってものすごく大きな一歩を踏み出すんです。人から見たら、ほんの些細なことかもしれないんですけど。何かに挑戦しようっていう気持ちや、実際に踏み出す力を持った魅力的な女の子だなって思ってます。

ーー台本を読ませていただいたんですけど、彩夏ってけっこう変わってますよね?

外岡:やっぱ変わってるんですかね?!

一同:ええっ(笑)!

外岡:わりと共感できる部分があって……私にとっては寄り添える役ですね。だから「変わってますよね」って今言われた時に、あぁやっぱりそうなのか……って(笑)。きっと彩夏にとっては、まわりの皆の方が変わってるように見えるだろうし。もしかしたら、誰でも自分以外は“変わってる”のかもなぁ、なんて思いますね。

ーー彩夏は生活に自分なりのルールを持って日々を過ごしていますが、外岡さん自身は自分の中で細かくこだわりを持ってるところってありますか?

外岡:そこまでの細かさは無いんですけど、でも洗濯物のたたみ方とかは気になるっていうか(笑)、自分はこうやるっていうやり方はありますね。あと、毎朝必ずコーヒー飲むとか、そういうルーティーンも。

M列6番 田淵 舞の場合/キラキラの正体って?

大滝樹

大滝樹

ーー大滝さんが演じる「舞」は、“推しの俳優を彼氏候補の男と見に来た女”とのことですね。

大滝:はい。舞の年齢は29ぐらいかなって思ってて。リアルに考えると、結婚や出産を視野に入れてる頃だなと……舞も、やっぱり結婚はしたいんだろうなって思います。その中で、譲れないものって言ったら「推し」なんです。それを理解してもらう、イコール自分を理解してもらうってことじゃないですか。その、「推しを応援している自分」っていうのも自分だし。だから、そんな全てを受け入れてくれる人を探してるというか、なんでしょうね……スミマセン、まとまってますか(笑)?

ーーわかります!舞のセリフで印象的なのは、推しの俳優を「キラキラしてる」って表現するところですよね。「キラキラ」ってどういうことだと思いますか?

大滝:何かの統計で見たんですが、自分のやってる仕事を生き甲斐にして満足してる人って、実は全体の20数%しかいないんですって。それ以外の人は生きるために仕事をしてるだけ、みたいな。じゃあ生き甲斐を皆どこで見つけてるかっていうと、舞にとってはたまたま観劇、推しだったんです。役者さんって、生き甲斐を自分の仕事にしてる人たちじゃないですか。だから輝きが全然違ったんでしょうね。そこに夢を見た、というか……それがキラキラの正体なんだと思います。

ーー大滝さん自身は、これまで何かに猛烈にハマったり、追っかけた経験はありますか?

大滝:ねー、それが無いんです(笑)。絶対この俳優さん、とか、このアイドルが好き!とかは本当に無かったので、そこはちょっと役とは離れてる。自分に置き換えるとしたら、この仕事かな?って思いますね。やっぱそれが生き甲斐だし、すべてだから。

ーーちなみに、自分の趣味の世界はパートナーと分かち合ったり、理解してほしいと思うタイプですか?

大滝:してほしい!私映画が大好きで、やっぱり、一緒に映画見てくれる人はすごいイイなって思いますね。そこは共感したり、共有したいなって思うところです。

M列7番 林田 未来の場合/「好き」に向かって一直線

わたなべかすみ

わたなべかすみ

ーーわたなべさん演じる「未来(みらい)」は、“ずっと観たくて仕方なかった作品を初めて観劇する女”だそうですね。

わたなべ:未来はとっても素直で、好きになったものをとことん追いかけて東京までやってくるっていう子です。すごい可愛らしいなって、台本見て思いました!

ーーあの、実は私も昔演劇やってまして……演劇に携わりたいって夢を抱く「未来」のストーリーには、すごく共感してしまいます(かくかくしかじか)

わたなべ:わあ……今その体験を聞けてすごいうれしかったです。なんかウルっときちゃった……人の話聞く方が好きなんで、私。取材なのにあれですけど(笑)。

斉藤:聞き上手(笑)!

ーーわたなべさん自身は、女優を志すうえでご家族からの反対などはありましたか?

わたなべ:止められました、すごい。私、6人きょうだいの末っ子なんです。それですごく可愛がってもらって育った感じなので……「大丈夫なの?東京で一人暮らしなんて!」ってすごい心配されて。でも、「東京行って俳優になるから!」って飛び出して。ちょっと未来みたいですね。

M列11番 一条 かなえの場合/ママはチャレンジがお好き

斉藤レイ

斉藤レイ

ーー斉藤さん演じる「かなえ」は、“出演する娘を観に来た母”だそうですね。

斉藤:かなえはいつもニコニコしてて、家庭の中では太陽みたいな存在、って自分では思ってるんですけど。でもそうしてニコニコしてられるのは、お父さん(勉)がいるからなんですよね。娘の芝居を観に行くのをちょっと嫌がったりするお父さんなんですけど、あれ恥ずかしいからなんですよ。それがわかってるから、なんとかうまく誘導して……(手のひらで)コロコロ♡っとハンドリングしてる感じはありますね。

ーーもし斉藤さんに娘がいて、「私、演劇やりたいの!」って言われたらどうしますか?

斉藤:喜んで!もちろん、新しい挑戦は全力で応援しますよ。「ママも後からついて行くね〜!」って、ついて回っちゃいそうですね。ママの方が前に出ちゃったりして(笑)。それぐらいやっちゃうかも。

ーーなるほど!斉藤さんご自身も、新しい試みとしてYouTubeに挑戦されてますよね?

斉藤:こればっかりは、魔が差したとしか思えない。

一同:(爆笑)!!

斉藤:ありえないよね、私が機械を触るなんて(笑)。Wi-Fi引くところから始めたんですから。でもやり始めたらもう止まんなくなって、今はお仕事しつつ、週一回更新目指して頑張ってるんですよ。

女優が客席にいるとき  〜劇場のお作法〜

前左から 外岡えりか、わたなべかすみ/後左から 斉藤レイ、大滝樹

前左から 外岡えりか、わたなべかすみ/後左から 斉藤レイ、大滝樹

ーー皆さんは観劇するときの、自分なりのお作法はありますか?例えば、開演前に必ずお手洗いに行くとか……

一同:それは絶対っ。

大滝:あと、フリスクとかミントタブレットは必ず持っていきます。なんか、大体空腹なんですよね、観るとき……。そうすると、お腹が鳴るのを止めるためにフリスクを。

斉藤:そんな小さいので大丈夫なの?

大滝:いやそのかわり、えげつなく食べますよ(笑)。

外岡:まわりがスーッとしちゃいますね、清涼感に包まれちゃう〜(笑)。

ーー客席での、印象に残ってるエピソードってありますか?

外岡:一回、前の席の方が多分すごく背の高い方で、舞台が全く見えない!ってことがありました……でもこうやって左右に動いちゃうと、今度は自分の後ろの方の邪魔になっちゃうから、音声を聞きながらひたすら想像で楽しむっていう(笑)。よし、これも巡り合わせかなって。

左から 斉藤レイ、外岡えりか、わたなべかすみ、大滝樹

左から 斉藤レイ、外岡えりか、わたなべかすみ、大滝樹

ーーそれは殊勝な……(涙)。女優の皆さんって、観劇してすごく感動したときには、どんな風にそれを表現するんでしょうか?

わたなべ:超感動するときあります。泣いちゃう。もうカーテンコールじゅう、じゅーっと(ずーっと)泣いちゃって。

斉藤:ね。そういう時って、帰りが恥ずかしくない?ぐちゃぐちゃになった顔で、そのあと役者面会に行きたいのに〜って。

大滝:私、抑えられないんで、もう構わず抱きついちゃいます。「最高だったよー!」って。だけどね、今は接触できないから面会も無くて、すっごい寂しい。

外岡:そうそう、ひとりで観に行ってると誰とも喋れないから、帰り道とかで感動のやり場がなくてね(笑)。

想いが交差し、渦巻く場へ

左から 斉藤レイ、外岡えりか、わたなべかすみ、大滝樹

左から 斉藤レイ、外岡えりか、わたなべかすみ、大滝樹

ーーそれでは最後に、劇場へ足を運んでいただく「観劇者」の皆さまへ、意気込みやメッセージをお願いします!

外岡:舞台って、本当にその時一回限りの生のもので、お客さんと一緒に作るものだなって思うんです。お客さんも、この物語のように色んな想いや人生のドラマを背負って来て下さっていて、私たちも、色んな想いとか人生のドラマをそれぞれ背負って舞台に立っていて。舞台と客席でその想いが交差するのが、演劇のすごく素敵なところだなって思うんですよ。

今回はお客様を描いているので、より想いが交差しやすい作品だと思います。あまり普段舞台を見ないという方も、足を運んでいただけたらいいなって。すごく見やすい舞台だと思うので。

大滝:私の演じる役は20代後半の女性の等身大の悩みを背負っているので、それをリアルに生きられたらいいなって思ってます。それから、観劇に来てくださる方の中には、きっと実際にキャストの中の誰かを「推してる」方もいると思うので、そこはプレッシャーでもあって。(俳優を応援する)プロの方が客席にいるぞっていうプレッシャーを感じつつ、楽しんでやれたらなって!

わたなべ:お二人の言うとおり、観劇者を描いた舞台なので、お客さんがすごく共感できる作品だと思います。ぜひぜひ楽しんでいただければいいなって。来ていただいた方には、観てよかったなって思って欲しい。この時期だからこそ、観てよかったなって。

斉藤:これはお客様のお話です。何よりも、この状況の中でご来場いただけることに、とにかく感謝したいです。だから私たちひとりひとりは、ね……血反吐吐いて、汗水垂らして、マンパワーでやるっきゃないね。

一同:(深くうなずく)

斉藤:お客様に、劇場にしか無い何かを持って帰っていただきたいと思いますので。ぜひ足を運んでいただければと思います!


『観劇者』は6月30日(水)〜7月4日(日)まで、池袋のシアターグリーンBIG TREE THEATERにて上演される。舞台上で俳優たちが演じるのは、まるであなたのドラマかもしれないし、隣の席の誰かのドラマかもしれない。エネルギー渦巻く劇場へ足を踏み出し、ぜひ客席で作品の一部になってみては。

文=小杉美香 撮影=池上夢貢

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声優の八木ましろと菅まどかによる声優デュオユニットGothic×Luckが、UNISON SQUARE GARDENの田淵智也の提供曲である「ユメゴコチ進展系!」の先行配信をスタートした。同曲は、6月30日にリリースするセカンドEP『おやすみ おはよ』に収録。

また、6月30日にLINE LIVE特番を配信することも発表された。

「ユメゴコチ進展系!」は、Gothic×Luckの曲の中でも最もアッパーな楽曲で、セリフや言葉アソビがふんだんに散りばめられているとのこと。先行配信と同時にiTunes StoreにてIGTプレオーダー(予約注文)もスタートしたので、先行配信で気に入ったら予約しておきたい。

初回限定盤『おやすみ おはよ』 (c)Gothic×Luck

初回限定盤『おやすみ おはよ』 (c)Gothic×Luck

『おやすみ おはよ』通常盤 (c)Gothic×Luck

『おやすみ おはよ』通常盤 (c)Gothic×Luck

リリース日にLINE LIVE特番を配信

EP発売日となる6月30日(水)21時より、ビクター公式LINE LIVE特番にて『Gothic×Luck “おやすみ おはよ”発売記念特番』を配信することが決定した。特番ではセカンドEPの楽曲についての想いとEPの魅力、制作秘話などを2人が自由にトークする予定とのこと。

Gothic×Luckは初のライブツアー『Gothic×Luck ユメノナカノセカイ LIVE TOUR 2021』が大阪公演を皮切りに、仙台、東京にて7月から8月に開催することも決定している。こちらもぜひ追いかけたい。
 

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2021年9月1日(水)~5日(日)日暮里d-倉庫にて、演劇製作たゆたえども、沈まず 第一回公演『負傷者16人』が上演されることがわかった。

たゆたえども、沈まずは、自分や仲間の演劇関係者が、挑戦したい役・作品に挑戦できる場を作るべく、2020年に主宰の手塚優によって旗揚げされた。演劇に親しみのない方との接点を多く持ち、多くの方に演劇を好きになってもらうこと・楽しんでもらえる公演づくりを目指している。また、演劇を通して、多くの方へ心の幅を広げるきっかけを届けたいそうだ。

そんな彼らの旗揚げ公演となるのは本作。2004年にブロードウェイで公開された、父親がイスラエル人、母親がユダヤ系アメリカ人の若いアメリカ人劇作家、エリアム・クライエム(Eliam Kraiem)原作の「sixteen wonded」。ユダヤ人パレスチナ人の民族問題を描き、戦争・民族・友情など、あらゆるテーマを投げかける作品だ。

本作の翻訳・演出を手掛けるのは、香港の父と、日本人の母を持つ日本国籍を持ち、多くの活動実績をもつ薛 珠麗(せつ・しゅれい)。そして出演者は、石田登星(演劇集団・円)、南口奈々絵、手塚優(たゆたえども、沈まず)、 板倉愛実(Lumeto)(OFFICE MINAMIKAZE)、藤尾勘太郎。

どんな公演になるのか、チェックしてみてはいかがだろうか。

【あらすじ】
舞台は1990年代中ごろのアムステルダム。
路上で喧嘩し、傷ついた若者マフムードを、老いたパン屋のハンスが救う。
マフムードはハンスのパン屋で働くうちに、心を開いていくが、彼らには大きな民族問題が立ちはだかる。
マフムードはパレスチナからきた、イスラム教徒であり、ハンスはホロコーストを体験したユダヤ人だった。
いつしかパン屋で平穏な日々に居場所を見出してきたマフムードだったが、テロ組織の仲間である弟がやってきて、戦地へと迎えに来た。
ユダヤ人を恨み続けるマフムードに手を差し伸べるハンスとの友情と、殺された仲間や家族への想いの間に揺れるマフムードは、出立を決意する。

 

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2021年8月6日(金)・7日(土)、国立劇場小劇場にて、歌舞伎俳優の中村種之助が、『子守』と『まかしょ』、そして新歌舞伎十八番のうち『春興鏡獅子(以下、鏡獅子)』を披露する。公演名は、『中村種之助「踊りの会」』。直球のタイトルを掲げ、大曲に挑む種之助が、取材会で公演への意気込みを語った。

■上手くなりたい、いい役者になりたい

兄・歌昇との自主公演『双蝶会』を、2015年より4年連続で8月に開催してきた。種之助が単独で開催するのは、今回が初となる。

「今年の8月は、兄が歌舞伎座に出演しますので、僕ひとりで、『踊りの会』をやらせていただくことになりました。やらない方がいい、という選択もある時期です。お客様の数は制限されますし、開催できるかも分かりません。色々と難しい中で、わざわざやろうと強く思ったのは、もし中止になったとしても、そこまでの稽古の日々が糧になると考えたからです。とにかく上手くなりたい。いい役者になりたい。それがやる理由です。やらなくてはならないことは2倍ですが、勉強できることも2倍だと思っています」

公演タイトルは、『踊りの会』。

「色々考えましたが、分かりやすさ重視で(笑)。とにかく種之助が踊りの会をやるんだ! と伝わるものにしました」

父の中村又五郎や歌昇からは、どんな反応があったのだろうか。

「父は、これまでも見えないところで、本当に色々助けてくれました。ですが自主公演は、僕が公演の裏側を学ぶ機会でもあります。父には面倒見が良すぎるところがあるので、そっとしておいてもらおうかと思っています(笑)。兄は……やること自体、知っているのかな?」

種之助は首を傾げてみせ、記者たちの笑いを誘った。

■猿之助が、ふと言った『子守』・『まかしょ』

最初の演目は、『子守』と『まかしょ』。

「雰囲気の異なるものを、組み合わせました。いずれも藤間流宗家の振りで、やらせていただきます。子どもの時から踊っていた演目ですが、本興行ではあまりかかりません。2017年に、猿之助のお兄さんの『浮世風呂』に出させていただいた時、お兄さんは覚えていらっしゃらないと思いますが、ふと“『子守』と『まかしょ』をやったらいいよ”とおっしゃったんです。理由はお聞きしませんでしたが、お兄さんの中に、僕が女方と立役を両方やっているという認識があったことが、嬉しかったです。その時、僕は“なめくじ”役で……なぜ『子守』と『まかしょ』だったのでしょうね(笑)」

この2曲は、素踊りで披露される。

「素踊りでは、化粧や衣裳の助けがありませんので、身体の扱いや表情だけで表現する難しさがあります。『子守』であれば、ただ“子どもの面倒をみる若い娘”ではなく、たとえば田舎で生活しているとどういう身体の使い方になるかとか。深いところまで考えながら踊りたいです。『まかしょ』について藤間勘祖先生には、“もっとお洒落に踊りなさい”と、ご指導いただいています」

■無理をしてでも臨むべき大作

本公演の後半は、初役で大曲『鏡獅子』に挑む。

「歌舞伎役者なら、憧れる演目のひとつではないでしょうか。大曲で名作です。同世代の尾上右近さんや中村鷹之資さんも、自主公演でなさっています。この演目と縁あるお家の、同世代の方々が、あれだけすごい『鏡獅子』をされている。僕がやる必要はないようにも思いました。ですが、この時期に自分で会を開催する以上は、無理をしてでも臨むべき大作に臨まなくては意味がないと考え、宗家と相談の上で『鏡獅子』を選びました」

『鏡獅子』は、前シテと後シテで、大きく2つに分かれる。前シテでは大奥につかえる小姓の弥生として、後シテでは獅子の精となって踊りを披露する。

「小細工が効かない、王道を行く演目ですね。前シテでは二枚扇や袱紗、手獅子を扱う舞踊もあり、隙がありません。先輩方の名演が、目に焼きついています。今は、先輩方の姿を追いかけることで精一杯です。その意味でも、ただ真摯に向き合っていきたいです。昔の本に、“お花になった気持ちで”と書かれていたりもするのですが、“お花の気持ち”って踊りではどういうこと⁉ など思いながら、稽古をしています(笑)」

中村種之助

中村種之助

印象に残っているのは、五世中村富十郎、そして十八世中村勘九郎の『鏡獅子』。とくに富十郎の踊りは、どの曲に取り組む時も、まず参考にするのだそう。

「僕の中で、踊りといえば富十郎さんです。(魅力を問われ)尊敬する方にコメントをするのは本当に難しいのですが……変わったことをなさらない。決められた振りの中で、決められた枠をいっぱいに使う、真っ直ぐな踊りが印象的です」

胡蝶の精は、坂東彦三郎の長男・坂東亀三郎と、勘十郎の長男・藤間康詞がつとめる。

「康詞くんは、宗家から“出そうか?”とお話をいただきました。亀三郎くんは、まさか先に本興行で『鏡獅子』に出演されることになるとは!(※) 亀三郎くんの胸をかりて、勤めます(笑)」

※亀三郎くんは、2021年5月歌舞伎座の第三部で『鏡獅子』の胡蝶の精を勤めました。

■謎の自信が湧いていたのに

幼い頃から、踊りが好きだったのか問われると、種之助は首を横に振り、「稽古場に行くのがイヤな子どもでした。役者になるか悩んだ時期もあるくらいです」と答えた。

「16、17歳の頃から、本興行で大人の役をいただくようになると、台詞をご指導いただくときよりも、身体の動き方を直す時の方が、こうすればいいんだ、ここはこうだ……と、次々と見えてくる感覚があり、当時の僕には易しかったんです。踊りへの印象が良くなり、踊りを好きになるきっかけのひとつになったと思います」

新型コロナの影響による自粛期間には、意識の変化もあった。

「芝居がなかった約半年、ずっと家にいて、ふだんは自分の舞台映像を見返すことが、好きではありませんが、思い立って過去の舞台を観てみたんです。そうしたら、思っていた何倍もひどくて! 今まで、舞台の上でだけは謎の自信が沸いていたのですが、消え去りました(苦笑)。新春浅草歌舞伎の『乗合船惠方萬歳』だって、毎日本当に楽しく踊らせていただいていたのに! これまで、先輩をはじめ、色々な方と芝居をしたり観たりする中で、さまざまな刺激をもらってきました。自宅にこもり、外からの刺激がなくなった時に、一番の刺激をくれたのは、自分でした」

種之助が舞台で踊る姿を知る方ほど、この発言に驚くのではないだろうか。取材会でも、記者たちに「意外」という反応が広がり、「どこを、ひどいと思ったのか」と質問があがった。

「踊りは好きです。体を動かすのが好きなだけではだめで、技術がないといけません。形が決まるまでの流れが、まだまだ拙かったり、自分ではバシッと決まり、やった! と思ったところも、何か気持ち悪かったり。それでいいのか? と思いました。歌舞伎舞踊は、踊りに役の性根が見えなくてはいけません。役者として踊る時の心得は、良し悪しではなく舞踊家さんとは異なるんですよね。そういった部分もあるのかもしれません。でも、それを知ることができて良かったです。何かやらなくては、という気持ちになりました」

この思いが、本公演の開催にも繋がった。

「1公演で3番、2日目は1日2回公演ですから大変です」と中村種之助

「1公演で3番、2日目は1日2回公演ですから大変です」と中村種之助

「年齢的には、“種之助の役柄”が、決まってもよい頃だと思いますが、僕はまだ定まらず、さまざまな役をいただいています。色々な挑戦ができるうちに、色々させていただきたいです。お客様には、兄の歌昇と僕を、播磨屋という一門の兄弟として、見ていただいていると感じることが多く、これは大変に嬉しく、ありがたいことです。でも、“種之助個人として見ていただく部分が少ないのでは?”という気持ちも、正直あります。その意味でも、一人でやる意味があると思っています。そこで今回は、“中村種之助”の文字を少し大きめにしてみました」

種之助は、笑顔でチラシに目をやり、笑いを誘って、取材会を結んだ。中村種之助『踊りの会』は、8月6日、7日に国立劇場・小劇場にて開催される。

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2021年7月6日(火)〜2021年7月12日(月)シアター風姿花伝において、ENGISYA THEATER COMPANY『春の終わりに』の上演が決定した。

本作品は2020年春、青年座・那須の初企画として制作されたものの、新型コロナウイルスによる初の緊急事態宣言を踏まえ、劇場入り直前に劇場公演を自粛中止し、ENGISYAアトリエでの映像撮影のみを行った。2021年、シアター風姿花伝の 「劇作家支援公演」に選出され、辛い状況を乗り越えた座組が、新キャストを迎え、満を持して上演する。

那須が企画・主演を務め、那須の実父でありENGISYA THEATER COMPANYの芸術監督・大村未童が作・演出を手掛ける。

小説家しのぶと、その友人達が住む「老女たちのシェアハウス」の物語。一部WキャストでAチーム、Bチームに分けて上演され、若い女優が素のままの姿で溌剌と老女役を演じ、老いて死に向かう女性達を生き生きと描き出す。

企画・主演:那須コメント

去年、初の緊急事態宣言発令時にゲネプロ。そのまま公演中止となった初の私企画の舞台です。今回、シアター風姿花伝の「劇作家支援公演」に選んで頂き、キャストも新たにお届けします。若い女優がおばあちゃんを演じます。女優ばかり(男一人)おばあちゃん芝居。愛を持って演じます。今年こそ、春を迎えられますように。ご予約お待ちしております。

作・演出:大村未童コメント

「人間はもっと優しくもっと幸せになる為に生まれてきた」

自分で言うのもなんですが私は波乱万丈な人生を歩んできた。この人生体験と修行を通して会得した死生観を基本として、ENGISYA THEATER COMPANYの作品作りを進めている。本作品では、軽やかで希望に満ちた死生観を、神聖かつコミカルに描くべく取り組みました。大人の寓話・ファンタジーの世界をひととき、お楽しみください。

■あらすじ

「死、というものがとうとう私の身に迫ってきている。物書きとしても、一人の人間としても当然そのことについて考えざるを得ない。自身の生涯の終わり、命の終わり、いや、もし命というものが失われもせず永遠に続くのなら、生きている間は、命にとっての春なのかもしれない。そうあって欲しいとずっと小説を書いている。だとすれば、命の春の終わりをどう締めくくればよいのだろう?もうあまり時間は残されてはいない。」

小説家しのぶと、その友人たちが住む「老女たちのシェアハウス」の物語。
若い女優が素のままの姿で溌剌と老女役を演じ、老いて死に向かう女性たちを生き生きと描き出します。
「人間はもっと優しくもっと幸せになるために生まれてきた」

ENGISYA流の軽やかで希望に満ちた死生観を皆様にお届けします

 

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2021年10月7日(木)から17日(日)まで梅田芸術劇場 メインホール、10月21日(木)から11月6日(土)までTBS赤坂ACTシアターにて、ミュージカル『ドン・ジュアン』を上演することが決定した。

藤ヶ谷太輔が初めてミュージカルに挑み、主演を務めたミュージカル『ドン・ジュアン』は、2019年8月~10月にTBS赤坂ACTシアター他にて上演、タイトルロールである稀代のプレイボーイを大胆に、かつ繊細に表現し高評価のうち幕を下ろした。そんな本作が、今秋に待望の再演が決定。名うての色男が帰ってくる。

本作は、モリエールの戯曲であり、モーツァルト作のオペラ『ドン・ジョヴァンニ』などでヨーロッパを中心に広く知られる「ドン・ジュアン伝説」を、フェリックス・グレイの作曲による情熱溢れる名曲でミュージカル化した作品。2004年にカナダで初演され、その後パリや韓国でも上演。フレンチミュージカルとして大好評を博し、2016年に宝塚歌劇で日本初上演された際も大きな話題を呼んだ。

物語の舞台はスペイン、アンダルシア。毎夜、欲望の赴くままに女と酒を求め続けて放蕩の限りを尽くす色男、ドン・ジュアン。そんな稀代の色男がいつしか、「真実の愛」によって変貌していく……。

本作では、貴族の生まれでありながら、快楽を求め続けて悪徳の限りを尽くしていた主人公、ドン・ジュアンが、真実の愛によっていかに変貌していったのか、その変わりゆくさまを軸に描く。前回、類まれな官能的な世界観を見事に体現してみせた藤ヶ谷。今回の再演では、作品の中で人物の変化を、愛に溺れてゆく様をみせていくという、新たな挑戦となる。ヒロインのマリアは、元宝塚歌劇団トップ娘役で、2021年4月に歌劇団を退団後、本作が初の舞台出演となる真彩希帆が務める。凛とした佇まいと抜きん出た歌唱力で華と実力を兼ね備えた真彩。フラメンコをベースにした情熱の楽曲を流麗に歌い上げてくれるだろう。

そして、潤色・演出は引き続き生田大和が務める。前回は、初めての外部作品の演出として、大いなるチャレンジに挑み、好評を博した。ダイナミックな演出と、人物の機微を細やかに描き出すことに定評のある気鋭の演出家、生田。また新たな切り口で彩られる、世界中を魅了してきた情熱の物語に、期待しよう。

【STORY】
スペイン・アンダルシア地方。赤い砂塵の舞う街セビリア。
そこにあらゆる女を魅了して、悪徳と放蕩の限りを尽くす男がいた。
男の名はドン・ジュアン。彼は今宵も欲望の赴くまま、騎士団長の娘を毒牙にかける。
娘を穢されたと知った騎士団長は激怒し、決闘を挑むが、
彼は騎士団長をせせら笑うかのようにその剣をかわし、相手の命を奪う。
それが愛という名の呪いを招くとも知らず……。

ドン・ジュアン:藤ヶ谷太輔 コメント

2年ぶりの再演が決まって、ものすごく嬉しかったです。前回は、演出の生田さんからいただいた「無謀かもしれないけれど、僕と冒険に出てみませんか」という言葉に惹かれて、お答えしたところから始まりました。
僕はこの『ドン・ジュアン』が初めてのミュージカルだったので、最初は楽譜もほとんど読めず、歌稽古では楽譜の読み方から始まりましたし、フラメンコもフェンシングも初めての経験でした。今思うとよくキャスティングしてくださったな、と思うのですが(笑)。ミュージカルで、自分の心がこんなにも動くとは思ってもみませんでした。自然に涙が出てきたり、怒ったり……二十数曲、ライブよりも多いような曲数に苦戦もしましたが、その苦しみがドン・ジュアンの苦しみにも通じるところがあったのかも、とも思います。僕はこの『ドン・ジュアン』で、生田さんはじめ、スタッフの皆さんやカンパニーの皆さんからミュージカルの楽しさや難しさというものを教えていただきました。今またこの作品に再会して、また新たな冒険に出られるのかと思うとワクワクします。
カンパニーみんなで愛をもって良い作品を創って届けたいと思っています。是非楽しみにしていてください。

マリア:真彩希帆 コメント

『ドン・ジュアン』は、観客として拝見していて、まさか演者として関わらせていただけるとは思ってもいなかったので、お話をいただいてびっくりしましたが、とても嬉しく光栄です。マリアは彫刻家という仕事に対して誇りを持ち、猪突猛進なところがあると感じますが、私も芸事に対してそういう部分があるので、お稽古で私とマリアの繋がるところを見つけていくのも楽しみです。マリアとして息づくことができればいいなと思っています。
宝塚を卒業して初めての舞台になりますが、新たな世界に出ても、皆さんと話し合ってひとつの作品を創っていく、というワクワク感が一番の楽しみだということは、これまでと変わりません。藤ヶ谷さんとは初めてご一緒させていただきますが、直接お会いして物事に真摯に向き合われる方だと感じました。役としてどんなお話ができるか、そして男性とのデュエットも初めてなので、それもすごく楽しみにしています。
年齢や性別も関係なしに魂でぶつかり合えるのがミュージカルだと思っています。お客様に楽しんでいただけるよう、一つひとつ丁寧に、創っていきたいと思っています。

潤色・演出:生田大和 コメント

あの男が帰ってくる。
藤ヶ谷太輔の演じるドン・ジュアンともう一度巡り会える。その報せがどれだけの喜びだった事か!
2年の時を経て、再び相見えるドン・ジュアン、そして彼を取り巻くセビリアの人々。新たなキャストたちと共に、更なる進化を求めて稽古に取り組む日を、今からとても心待ちにしております。
何かが、変わり始めている——
スペイン・セビリア。赤い大地の上に立ち、そして生きている人々の、愛と呪いの狭間で繰り広げられる情熱の物語が、皆様の心にいつまでも残る舞台となるようキャストの皆様、そしてスタッフ一同と共に歩んでまいります。
どうぞご期待ください。

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期間限定でボーカル・YAFUMI(現LAID BACK OCEAN)の単独プロジェクトとして活動を再開したゼリ→が、本日6月23日より過去にライブ会場やオンラインショップにて限定販売を行っていた3作品を各ダウンロード、サブスクリプションサービスにてリリースした。

本日6月23日はゼリ→活動期に数々の出来事が起こった、バンド、ファンにとって特別な一日。今年は本来であれば1999年6月23日にバンドが上京して初めてライブを行った新宿アンチノックで22年ぶりの記念ライブを開催する予定だったが、新型コロナウイルス感染症による影響で開催を断念。

YAFUMIはSNSで「関係ない人達にあーだこーだルールを決められて一喜一憂するのが性に合わないので終止符を打つタイミングを無期限で先に伸ばすわ。次に会う時はみんな笑顔で!じゃんねー!」と様々な制限が解除された後にライブを行うとファンにメッセージを送っている。

なお、この3作品は当初配信リリースの予定はなかったそうで、ライブが中止となってしまった代わりとして急遽決定したとのこと。

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本日・6月23日(水)に配信EP『Alcoholic club』(読み:アルカホリック クラブ)をリリースした空音。

本作は20歳を迎えた空音が“お酒”をテーマにして制作したという4曲入りEPで、「TSUMAMI」にはビートメーカーの“A.G.O” が、現在BOAT RACE 2021 TVCM イメージソングとしてもOAされている「SPLASH」には空音の楽曲ではおなじみの“RhymeTube” が参加。さらに、リード曲「Alcoholic club」と「crayon」には注目の新進気鋭プロデューサー“KM”を迎えた、濃密なEPとなっている。

また、配信と同時に表題曲「Alcoholic club」のMusic Videoも公開となった。オルタナロックテイストなサウンドのこの曲にあわせ、バンドのボーカルとして歌唱する空音の姿が印象的な作品に仕上がっている。ピザ屋を舞台に1人の女の子と出会うストーリーがコミカルなタッチで描かれており、「Alcoholic club」というタイトルどおり仲間と大量のアルコール
を飲むシーンが象徴的な1作に。

さらに、7月からは延期となっていた『空音 -TREASURE BOX TOUR- 振替公演』がスタート。札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・福岡の6都市でのチケットは現在発売中。『Alcoholic club』からの新曲も披露する。

空音 / Alcoholic club -Official Music Video-

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矢野顕子が8月25日リリースする、デビュー45周年を飾るオリジナルアルバム『音楽はおくりもの』の収録曲を発表した。

アルバムには配信中の「愛を告げる小鳥」「大家さんと僕」のほか、表題曲「音楽はおくりもの」を含む新曲が7曲、さらに「津軽海峡・冬景色」のカバーなどの全10曲が収録される。今回のアルバムでは、10曲中「遠い星、光の旅。」「わたしがうまれる」「愛を告げる小鳥」「なにそれ(NANISORE?)」の4曲の歌詞を糸井重里が担当。

また、45周年記念限定盤に付属するBlu-rayの収録曲詳細も発表となった。『さとがえるコンサート2020』で演奏された17曲が収録され、「クリームシチュー」「春咲小紅」「ラーメンたべたい」から、ライブの時点ではまだ発表されていなかった同アルバムのために制作された楽曲「遠い星、光の旅。」、さらに未発表曲のライブパフォーマンスも楽しむことができる。

そして、アルバムの1曲目に収録される新曲「遠い星、光の旅。」の先行配信が決定し、本日・6月23日(水)より配信がスタートした。この曲は、宇宙をテーマに書かれた楽曲で、作詞は糸井重里が手がけている。

さらに、アルバムのリリースを記念し、8月31日にブルーノート東京にてライブを行うことも決定。今回のアルバムは、小原礼(B)、佐橋佳幸(G)、林立夫(Ds)を迎えて全編バンド編成で制作されたものだが、この公演では同じメンバーで一夜限りのライブとして開催される。なお、8月・9月に行われる矢野顕子のソロ弾き語りライブの予定も同時に発表となった。

『音楽はおくりもの』

『音楽はおくりもの』

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今年4月にメジャーデビューした、“ツマミになるグッドミュージック”を奏でる4人組バンド、YONA YONA WEEKENDERSが、本日6月22日にメジャー2ndシングルとして「Good bye」をリリース、音源配信と共にリリックビデオを公開した。併せてツーマン企画『INGING TOKYO Vol.01』の開催も発表された。

バンド結成当初に作られたこの曲は、自分の元から去ってしまった人や失ってしまったもの、あるいは忘れていた何かをふと思い出すようなセンチメンタルでメロウなナンバー。雨季の物憂げな雰囲気にも合うしっとりとした曲調と、磯野くん(vo)によるクセの少ない伸びやかな歌声が印象的な楽曲となっている。

音源とともに公開されたリリックビデオでは、映像作家オオギシトモヒロ(Focha!)がディレクションを担当。海辺の街を走る車窓の風景が、ノスタルジーを呼び覚ます映像に仕上がっている。

そして8月14日に渋谷CLUB QUATTROで開催するツーマン企画『INGING TOKYO Vol.01』は、YONA YONA WEEKENDERSが新たに立ち上げた企画で、「ねんごろなこと」をコンセプトに、ゲストアクトを丁寧に招き、真心を込めてお届けするイベントだという。出演者情報は追って発表される。

なお、本日の新曲リリースに合わせ「Lonely Times」のリリックビデオがバンドのYouTube chで公開されている。

 

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