川﨑皇輝(少年忍者/ジャニーズJr.)初主演舞台『ロミオとロザライン』の“きゅんきゅんした稽古場”を、作・演出の鴻上尚史が語る

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シェイクスピアの恋愛悲劇『ロミオとジュリエット』で、ロミオがジュリエットに出会う前に片思いしていた女性ロザライン。原作では名前しか出てこないこのジュリエットのいとこが、もしもロミオとジュリエットの前に現れたら……という着想から生まれた新作舞台『ロミオとロザライン』が、2021年7月9日(金)に初日を迎える。作・演出は、エッセイなどの著書も多い劇作家・演出家の鴻上尚史。本作品で舞台初主演を果たす川﨑皇輝(少年忍者/ジャニーズJr.)、モデル・俳優の吉倉あおい、元「モーニング娘。」メンバーの飯窪春菜、鴻上の盟友・大高洋夫らが出演する。稽古の様子や見どころを、鴻上に聞いた。

ーー舞台『ロミオとロザライン』は書き下ろし作品とのこと。前に同名の小説(集英社刊「ジュリエットのいない夜」に収録)も上梓されていますが、違った内容なのですか?

まったく別物です。小説は中年の男の演出家を主人公にした劇団の話なんですが、この舞台の主人公は北山という若い俳優で、演出家は20代の女性なんです。彼らは『ロミオとジュリエット』の稽古をしているんですけど、本番5日前になって、ロミオ役の北山が突然「ロザラインもジュリエットと同じキャピュレット家の人間なのに、なんでロミオはロザラインを好きになることを問題にしないの?」と根本的な疑問を持つ。その問いに答えられずに持ち帰った演出家は、自分がロザラインになった夢を見て……という設定の話です。

鴻上尚史

鴻上尚史

ーー構想は以前からあったのですか?

前からロザラインのことがずっと気になっていて、いつか舞台版をやらなきゃとは思っていました。ロミオがどれだけロザラインに夢中かということが最初に語られるのに、ロミオがジュリエットと恋に落ちて以降、まったく話に出てこないなんて、あまりにも可哀そうじゃないですか。しかもロザラインにしてみれば、自分のことが大好きだと言っていた男が5日後にほかの女性と心中しているという、すごい状況なわけです。

ーーロザライン的には、まったく腑に落ちない気がします。

そもそもシェイクスピアは、なんでこんなふうにしたのかが気になります。流行りの製作委員会方式で作品づくりをしようものなら、「ヒーローが好きな女に会いたくてパーティーに忍び込んだら、そこでヒロインに出会った」なんてエピソードは、間違いなくカットされるでしょうから。委員会のエラいおじさんたちに「何バカなことを言っているんだ。ヒーローが好きになる女の子は昔から一人じゃないか」ってなことを言われて(笑)。

ーー確かにそうですね。でもバレエ作品には、結構しっかりロザラインが登場している印象があります。

バレエはセリフがないから、セリフがないロザラインを出しやすいんじゃないかな。普通の芝居で出そうとすると、ロザラインに何かしゃべらせるために、シェイクスピアの戯曲にセリフを書き足すことになってしまうんです。この『ロミオとロザライン』では、ロザラインがロミオやジュリエットにたくさん話しかけるんですけど、それは演出家が見ている夢という設定だから。夢の中だったら、シェイクスピアも許してくれるんじゃないかなと思って(笑)。

ーーなるほど。役柄としては、川﨑さんはロミオ役の俳優・北山と夢の中のロミオ、吉倉さんは演出家と夢の中のロザライン、飯窪さんはジュリエット役の俳優と夢の中のジュリエットを演じることになるわけですね。稽古の手応えはいかがですか?

3人とも毎日必死になってやってくれています。それぞれワークショップに出てもらったうえで稽古に臨んでもらったんですが、非常に熱量を感じます。最年少の皇輝がまた素直ないい青年で、何を言い出すかと思ったら、「鴻上さん、僕は小学校から高校までずっと男子校だったんです。稽古以前に、隣を見て女子がいるというこの空間が、僕にとってはもうドキドキです」なんて言うもんだから、「それは、ロミオをやる俳優としてどうなんだ?」と(笑)。

鴻上尚史

鴻上尚史

ーーなんて可愛らしい! そういえば、所属事務所のタレントさんも男性ばかりですよね。

そうなんです。ジュリエットがロミオに熱い視線を投げかけるような場面になると、傍目にもはっきりと皇輝がドキマギするから(笑)、稽古場は日々、きゅんきゅんしてます。まあ、後半になったら「ドギマギしている場合じゃないぞ」というふうになっていくとは思いますが。本人には、若いからこそできるロミオというものがあるだろうから、それを必死になって誠実にやればいいと思うよ、という話をしています。原作ではジュリエットは14歳になる直前、ロミオは16歳くらいで、年齢的には皇輝と近いですから。

ーー映画『ジュリエット・ゲーム』で監督デビューしている鴻上さん。『ロミオとジュリエット』の物語に惹かれる理由は何ですか?

世界でいちばん有名な恋愛物語だという点は、ひとつありますね。あとは何だろう……やっぱり、恋に落ちた2人が突っ走っていく感じが、自分にはないものだからかな。この物語が長く支持されているのは、愛だけでこれだけ突っ走って死んでいく若者には、自分はとてもなれないという憧れがみんなにあるからじゃないかなあという気がします。

ーー確かに、若さゆえの純粋さといった、分別臭い大人が失ってしまったものが詰まった物語ですよね。そこにロザラインが加わったらどうなるのか、とても楽しみです。コロナ禍の中での舞台作りは大変だと思いますが、どんなことをお感じですか?

これはもう、あっちこっちで言っていることなんですが、八百屋さんが野菜を、パン屋さんがパンを売るように、演劇人は演劇を作ってみんなに観てもらうしかないんです。去年、「休業要請と自粛要請はセットだ」とみんなが言った時に、演劇界はかなりバッシングを受けたわけですが、それはたぶん、公演中止や無観客配信を余儀なくされたことに対する世の中の理解の総量というのかな、「大変だね」「可哀そうに」と思われる総量が、たとえば、プロスポーツの試合に対するものに比べて、すごく小さかったからだと思うんです。それを増やしていくには、結局、面白い作品を作って、演劇は不要不急のものかもしれないけれど、それぞれにみんな掛け替えのないものとしてあるんだよということを、わかってもらうしかないんだなと改めて思いました。

鴻上尚史

鴻上尚史

ーー社会における認知度の違いなんでしょうね。でも演劇というものは、実は人間の生き方や日々の生活に深く関わっているものだと個人的には思っています。

そうなんです。それで書いたのが、つい先日出たばかりの「演劇入門 生きることは演じること」(集英社新書)という本。演劇的な知恵を生活に取り入れたら、こんなに役に立つよ、日本はせっかく能とか狂言とか歌舞伎の伝統がある国なんだから、生活の中にちゃんと演劇的な手法を取り入れませんか、という内容です。このデジタルの時代に演劇が滅んでいない理由は、みんな演じているからだと思うんです。たとえば、会社ではビジネスパーソンだけれども、隣近所の人の前ではご近所さんとして振る舞うし、夫の前では妻、子供の前では母……というように。どうせ演じるなら、その手がかりを知ってもらったほうが、みんな楽になるんじゃないかと。

ーー学校教育にも、演劇のワークショップでやっているようなことを取り入れたらいいのにと思います。想像力を豊かに育めるんじゃないかと。

いいですね、それ。以前、コラムニストのブレディみかこさんと対談したときに、シンパシー(sympathy)とエンパシー(empathy)の違いの話になったんです。シンパシーは同情心、エンパシーは共感する力で、日本人はずっとシンパシーをベースに人付き合いをしてきたけど、これから大事なのは自分とは違う立場に立って物事を考えられるエンパシーだと。それを養うのにいちばんいいのは、自分以外の役をやることなんです。たとえば1人が歴史上の人物になって、みんなでその人にインタビューするだけでもいいと思う。「なぜ戦を起こしたんですか」「勝てると思いましたか」とかね。

ーーそういった中で、演劇を観ることがもっと“普通のこと”になっていったらいいですよね。今はまだ気軽には足を運べない状況ではありますが、閉塞感がある今だからこそ、お芝居で救われる人もいるように思います。

そうですね。僕はいつも、劇場に来た時よりも元気になって帰ってほしいと思いながら、芝居を作っているんです。今回の『ロミオとロザライン』も、こんな時期ですが、いや、こんな時期だからこそ、来てくれたら元気になれると思います。ファンはヤキモキしていると思いますが、小学校からずっと男子校で育ってきた川崎皇輝くんが、お姉さま2人に挟まれて、三角関係のロミオをどう演じるか? というところを、ぜひ観てもらいたいです。

鴻上尚史

鴻上尚史

取材・文=岡﨑 香   撮影=鈴木久美子

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2012年に始まり4回目を迎える日本最大級のダンスフェスティバル「Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2021」が、2021年8月28日(土)~10月17日(日)に行われる。横浜市内全域を会場とし、横浜の「街」そのものを舞台に約200のオールジャンルのダンスプログラムを展開する。6月24日(木)オンライン記者説明会が行われた。登壇したのはディレクターを務める小林十市(元モーリス・ベジャール・バレエ団)、ディレクター補佐の山本康介(元英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団)、横浜アーツフェスティバル実行委員会事務局長の菊地健一。

はじめに菊地があいさつ。まず「withコロナでの安全・安心な開催に向けて着実に準備していることをお伝えさせていただきます」と話す。続いて、多くのイベントが中止・延期になっている現状に触れ「日本のダンスアーティストや団体が大きなダメージを受けているからこそ、また発表の場を失った市民の皆様の失意が大きいからこそ、3年に一度のダンスのフェスティバルの場を作ることが重要だと考えております」という旨を語った。そして、コンセプトを紹介した。

Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2021 4つのコンセプト

1 街じゅうがダンス空間 舞台は横浜の「街」そのもの。

2 クリエイティブ・インクルージョン あらゆる人にダンスの楽しさを。

3 クリエイティブ・チルドレン ダンスとの出会いが子供たちを待っている。

4 国際発信 横浜 “発”、世界へ

小林は20世紀バレエの大家モーリス・ベジャールの薫陶を受けた名ダンサーで、巨匠は彼のためにソロ作品(『東京ジェスチャー』)を創った。退団後もベジャール作品の指導を任される。記者発表会には居住するフランスから参加。コロナ禍における開催意義について、「アーティストを救う場ではないか。ダンサーたちは踊る場所を必要としている」「芸術に携わることは心の栄養。見る方もそうですし、ダンサーたちにとって本当に大きなことだと思う」と語る。

海外招へいが容易ではない現状を踏まえ「今回はオールジャパニーズでやってみようじゃないか」と思うに至った。「いま海外で活躍しているダンサー、本当に素晴らしいです。海外のカンパニーで経験してきた人たちが日本に戻ってくるのもとても増えていると思う。日本人のダンサーたちで、世界の振付家の数々の素晴らしい作品を上演できるんじゃないか」と話す。

小林十市

小林十市

ディレクター就任を打診された際の気持ちを聞かれると「無理だと思いました(笑)。さまざまなプログラムがあるので、芸術監督として具体的に何をすればいいのかが分からなかった。もともとトップに立つタイプではないので、二番手、三番手あたりに落ち着いていたいんです」と胸の内を明かす。そこで、「フェスティバルの主軸となるトップアーティスト事業の公演を成立させるために」山本に補佐を依頼した。「自分の中では(山本を)裏芸術監督と言っていまして、お互い背中合わせ、2人で1つみたいな感じです」とユーモアを交えて語る。

山本は英国から帰国後、振付・指導に力を発揮し、ローザンヌ国際バレエコンクールのテレビ解説を務めるなどバレエの発展に力を注ぐ。小林の補佐役を「喜んで引き受けることにしました」という山本は「(コロナ禍で)やろうとしたことができなくなくなった時期もありましたけれど、いま形になりつつあるので、うれしく思っています」と述べる。

オープニングを飾る『横浜ベイサイドバレエ』東京バレエ団『白鳥の湖』などトップアーティストによるプログラムの中でも、今回の象徴的存在になりそうなのが、9月18日(土)神奈川県民ホールで上演される『International Choreography × Japanese Dancers ~舞踊の情熱~』。ベジャール、ローラン・プティ、ウィリアム・フォーサイス、クリスタル・パイトら世界の大物振付家の名作を上野水香、中村祥子ら国内外で活躍する日本人ダンサーが踊る。山本は「振付家の流れを見て、バレエ/ダンスの発達をお客さんに理解していただく。それを日本のダンサーたちが難なく踊れる時代が来たことをテーマにするとおもしろい」と意図を説明した。

「Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2021」ポスターデザイン

「Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2021」ポスターデザイン

小林が出演するプログラムも話題である。

9月23日(木)~26日(日)KAAT神奈川芸術劇場大スタジオで上演される『エリア50代』は、小林と近藤良平、それにもう1人50代のゲスト(安藤洋子、伊藤キム、平山素子、SAMの中から日替わり)のソロを上演するトリプル・ビル。50代のダンサーたちに焦点を当て異彩を放つ。

小林は「凄いことになっているなと感動しています。承諾してくれたアーティストが凄すぎて、巻き込んでしまった感じがあります。構成のヴィジョンははっきりしているんですけれど、その場に行ったらどうなるかはまだ分からない。ちょっと怖い気持ちと、アブ・ラグラさんという方にソロを振付していただいたので、自信をもって踊ってやるぞ!という気持ちがあります。日本で踊るのは6年半ぶりです。自信をもってお薦めできる企画です」と胸を張る。

10月16日(土)~17日(日)KAAT神奈川芸術劇場ホールで行われるクロージングプログラムNoism Company Niigata ×小林十市にも期待が高まる。りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館の専属舞踊団Noismを率いる金森穣は、ベジャールがスイスに創設した舞踊学校ルードラに学び、当時ベジャール・バレエで踊っていた小林と親交がある。

小林は「新潟市と横浜市には東アジア文化都市(に選ばれたことがある)という共通点がありまして、Noismはクロージングに相応しいのではないか」と述べる。「僕の頭の中には、前から穣くんと何かできたらいいなというのがありました。直接僕が穣くんに電話して振付をしてもらえないだろうかと言ったら、すぐにOKの返事をいただきました。既に一部の振付が出来上がってビデオが送られてきているんですが、大変だなと思って。自業自得なんですけれど。自主練をして鍛えております」と、やる気まんまんの様子。

また、小林の弟で落語家の柳家花緑による「柳家花緑独演会」が9月12日(日)横浜にぎわい座芸能ホールで行われる。花緑はバレエ『白鳥の湖』に取材した創作落語『鶴の池』ほかを披露し、そこに小林がゲストとして登場予定。なお、9月23日(木)神奈川県立青少年センター紅葉坂ホールにて『おさよ(落語版ジゼル)』 柳家花緑 × 東京シティ・バレエ団が上演される。これは2015年に初演され、バレエと落語のコラボレーションとして話題を呼んだ。小林は「実験的に行われて大成功しました。それを多くの方に見ていただきたいのでお願いしました」と話した。

【動画】Dance Dance Dance @ YOKOHAMA2021 ディレクター 小林十市 メッセージ

取材・文=高橋森彦

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2021年9月3日(金)~5日(日)サイエンスホールにて、朗読劇『Astrologhias!~mythos1~(アストロロギアス ミュトスワン)』が上演されることがわかった。

本作は、昨年2020年3月に上演予定だったがコロナの影響で上演中止となっていた完全オリジナルファンタジー。

出演者は、ミュージカルや2.5次元舞台などを中心に活躍している多彩な俳優陣。正直者の熱血漢なアリーズ役には昨年から引き続き北乃颯希が、口が悪い不良少年のようなトーラス役を健人が演じ、二人がW主演として座組みを引っ張る。

そのほか器用で頭の回転が早くちょっとチャラ男なジェミニ役に工藤大夢、知的で穏やかだが切れたら幼稚なバルゴ役には星乃勇太、元学者で感情表現が苦手なアクエリアス役を泰江和明、明るく元気な楽天家のサジタリアス役に中島拓人、健気で癒し系のピスケス役を結城伽寿也、そして全員の中でもお兄さんのまとめ役であるキャンサー役を三好大貴が演じる。またストーリーテラー のヘルメス役は声優の山口竜之介が担当する。

本作のタイトルには、星座の守護たち~神話1~という意味があり、今回は8名が12星座の守護者を演じ、山口竜之介がストーリーテラーとなる。ファンタジーと友情、コメディと様々な要素を約60分の朗読でおくり、約25分のアフターイベントも行われる。また、全通特典で千秋楽の終わりには出演者のミニ撮影会を開催予定。なお、本作の目玉でもある可愛らしい衣装や音響・照明といった部分は通常の舞台に負けない凝った作りになっているそうだ。

さらに、大物声優×2.5次元俳優のコラボ番組も決定した。『アストロロギアス☆山口勝平の朗読劇ナビ』と称し、声優の山口勝平がナビゲーターを務めるYouTube番組が配信されることとなった。初回は7月2日(金)、ゲストには三好大貴が登場し、PLUS音ステージチャンネルにて毎週金曜日に配信される。

【あらすじ】
天上の国、エルスカディア。
そこは、神話に語られる神々や、神に愛された英雄たちの住まう国。
不老不死である神々は、長く変化のない生活を送ってきたが、ここ100年ほどで人間界の便利な道具や情報をとりいれだし、宮殿の様子も変化しつつあった。
そんな中、黄道12宮の守護者たちが、伝令神ヘルメスによって集められた。
ヘルメスは、かつてゼウスによって火山の下に封じられた怪物テュポーンの、復活のきざしがあるのだと言う。
エルスカディアの各地に鍛冶神ヴァルカンによってつくられた数個の封印球があり、それによってテュポーンの力を封じていたが、そのうちの1つが何者かによって奪われていた。
黄道12宮の守護者たちは、ヘルメスから封印球の奪還と守護を命じられる。
ところが、長らく戦いがない中で現代の娯楽にまみれ、ゆとり化した守護者たちは不満たらたら。
いくつかの組に分かれて封印球の奪還と守護に向かうが、その旅はトラブル続き。
テュポーンの子である怪物、キマイラやヒュドラに襲われたりもするが、喧嘩しながらも協力しあい、敵を倒していく。

 

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2021年7月から世田谷パブリックシアターほかで上演される『森 フォレ』。一人の女性がみずからのルーツを探るなか、時代は遡り、1870年から約140年もの時間が繋がっていく。

『森 フォレ』はひとつの独立したストーリーだが、劇作家ワジディ・ムワワドによる「約束の血 4部作」の3作目にあたる。1作ずつ登場人物も世界観も異なるが、世田谷パブリックシアターでも上演してきた『炎 アンサンディ』『岸 リトラル』とともに、いずれも「血」が共通する物語だ。『森 フォレ』は、過去2作がつくられたからこそたどり着いた、そして、そのまた一歩先を描いた作品となっている。

前2作がそれぞれ数々の演劇賞を受賞するなど高く評価され、待ち望まれた『森 フォレ』の上演も今回ついに実現されることとなった。シリーズすべての演出を手掛けてきた上村聡史と、上村演出は初となる成河、「約束の血4部作」出演2作目となる亀田佳明の3人に話を聞いた。

■想像力の継承

──上村さんはワジディ・ムワワド作品を『炎 アンサンディ』『岸 リトラル』と演出してきました。しかし本当は、まず『森 フォレ』を上演したかったそうですね?

上村:いやぁ、なにを考えていたんでしょうね! 『森 フォレ』は、ものすごーく壮大な作品だからやりたいなぁって、それだけだったんです(笑)。『炎 アンサンディ』や『岸 リトラル』よりもメタファーが多く散りばめられている。森とか、海とか、動物などのメタファーが出てくる瞬間に見えてくるイメージに、10年前は惹かれたんでしょうね。今思えばよくこんなのやりたいと思ったな。

成河・亀田:(爆笑)

──4部作とはいえ、それぞれが独立したストーリーです。それでも繋がったテーマやモチーフがあるこの「約束の血」シリーズ。そのなかで『森 フォレ』の面白さとは?

上村:一見、家族の「血の物語」にも見えるけど、実は「想像力を継承していく物語」だと思います。ギリシャ悲劇の劇作家たちが書いたような嘆き、悲しみ、怒りが脈々と継承されていき、現代、そしてその先の時間まで続いていく。だから僕たちの作ったものが、お客さんの記憶にも継承されていければいいですね。

亀田:登場人物が、それぞれの痛いところを鷲掴みにして提示するようなところが多々あるんです。ムワワドさんの戯曲には台詞の中に、会話の相手だけに向けているのではない「語り」のような言葉、本来、口語だけなら書かれないような、詩的だったり、徹底的に傷つける言葉がたくさん散りばめられています。そういう「語り」が印象的で、面白いですね。でもその言葉を言う時には、自分の身体の中から発語しなければいけないから「なんでこんな言葉を選ぶんだよ、ムワワドさん~!」って苦しむのですが、しかしそれは同時にやりがいでもある。『森 フォレ』には壮大な140年の時間の流れがあるので、そこにいる人間達の言葉や痛みを、できるだけ具体的に自分の今の言葉として吐いて、相手役やお客さんに伝えていけるようにトライしていきたいですね。

成河:生活の中でも、見たくないものを見たり、居心地悪い思いをしたり、考えたくないことを考えないといけないことは、たくさんあります。『岸 リトラル』『炎 アンサンディ』を経て、『森 フォレ』は3作目にして、その居心地の悪さをきちんと味あわせ、見たくないものや見た先の遠くにある光のようなものをきちんと描こうとしてくれている。それは簡単にできることではないからこそ、お客さんにとっても作る人間にとっても、それぞれが抱える自分の問題を解決するヒントになるだろうと、そんな気がするのです。

成河

成河

 

■何を翻訳するか

──ワジディ・ムワワドさんはレバノン生まれで、フランス、次いでカナダに亡命後、フランスで演劇活動を続けています。その経験は作品にも反映されていると思われます。このような翻訳劇を上演するにあたって心がけていることはありますか?

上村:僕の場合は、日本の劇場でも今の私たちに馴染みがものをよく演出してますね(笑)。このあいだも幕末の芝居(『斬られの仙太』)を上演しましたし。どちらにしても、どうやってその劇世界にジャンプするかという問題かな…。作り上げたイメージのなかに飛び込むのか、それとも、今の自分たちの等身大に引き寄せてで芝居をやるのか……。世界を顕微鏡でみるか、望遠鏡でみるか、の違いだけですので、さして意識はしていません。

成河:いやぁ、でも、これ好きなテーマだから話しが長くなっちゃうな(笑)。翻訳劇の上演は、俳優が自主的に、自分の言葉に責任を持って投げかけないといけないと思うんですよ。演出家のジョン・ケアードとシェイクスピアの『十二夜』をやった時(2015年)、「君たち日本人にはチャンスなんだよ。イギリス人はシェイクスピアの台詞(英語)は一切変えられないから大変なんだ」と言われました。僕たちも日本語の戯曲なら「ここに書かれた言葉通りに向き合うしかない」と覚悟が決まる。でも翻訳劇なら「そちらの台詞は直訳に価値があるから書かれた通りに喋りましょう。でもこちらの台詞はやりやすく言い換えてもいい」と考えられる。『十二夜』の翻訳をされた松岡和子さんも「台詞が言いづらいならどんどん言ってほしい。チャンスだから」と言ってくれた。もちろん変えられない台詞もあるけど、それは俳優がしっかり納得すれば言える。もっとも、納得するためにいろんな可能性を考えているうちに「すみません、もうわかったので元通りでいいです……みんなありがとう……」となることも往々にしてあるけどね(笑)。

亀田:あるね。でも、それは大事だよね。

亀田佳明

亀田佳明

成河:そこにたどり着くまでのプロセスを踏んだかどうかが大事なんです。翻訳劇っぽく喋ることはできるんだけど、現実感のある言葉として受け取ってほしいから「台本のエッセンスの何を翻訳したいのか」を考えながら落とし込んでいかないと。

──台詞を変える時は、今回だったら翻訳の藤井慎太郎さんと相談しながら言葉を探していくのでしょうか?

上村:藤井さんの翻訳に、僕がスタッフワークを鑑みてテキレジしていくというスタイルかな。というのも、ムワワドさんがフランスで演出したものは俳優が12人で約40ほどの役を振り分けていましたが、僕は11人の座組にしたんです。ムワワドさんは配役も含めて劇作をしており「この役とこの役を同じ俳優がやると、こういう言葉になる」ということも踏まえています。それを僕が11人にするわけなので、藤井さんが訳して精査してくださった言葉を、僕が全体の流れを見て調整していきます。

──なぜ11人に変更を?

上村:少々散漫に感じたところがあるので整理したかったことがひとつ。それと、空間としても、フランスの大きい劇場なら12人でよかったけれど、世田谷パブリックシアターで一番いいマックスの人数は11人かなと考え、男性を一人減らしました。

上村聡史

上村聡史

 

■“読み合わせ”の意義

──稽古に入って数日は、全員で台本を読み、意見を出し合うそうですね。

上村:みんなで「ここがわからない」みたいな質問大会をします。いろんなお客さんがいるように、多角的に作品を捉え「ここは面白いけど、この部分はつまらない」と共有していった方が、視野が広がる創作の時になるので。

成河:盛り上がりますよ(笑)!

上村:ムワワドさんは俳優たちと一緒に作品を作っていくんです。複合的な視点が多いし、現地の俳優さんのクセも台本に反映されているので「ここは必要かな?」「ここはなにを言いたいのか」と探りながらやっています。

成河:キリがないですよね。小さな言葉の意味から、台本の構造的なことから。

亀田:書かれていないことが膨大にあるので、「なぜこの人物はこうしたんだろう」とか。

成河:でも素敵なのは、他の役の人が、僕の役についても質問してくれる。自分では見えていなかったことを聞いてくれるんです。むしろ、みんな、自分の出ていないシーンについてバンバン言ってくる(笑)。それだけ台本の言葉がすっと入ってきているんだろうな。自分が出ていないシーンでも、他の役が、自分と同じ単語を話していたり、同じ言い回しをしていたりしますからね。

上村:無意識に他の役のことも考えてしまうんだろうね。

──立ち稽古の前に台本について話し合うことの意図はなんですか?

上村:読み合わせは、自分のイメージだけに偏らずに相手役と擦り合わせていくことで、立ち稽古でどう板の上に存在するか考えるプロセスだと思います。あと、今回は初めての方もいるので、声の質感を探っていますね。その人の声の出し方によって聴こえ方が変わる。「ありがとう」という台詞ひとつでも、素直な感謝に聴こえることもあれば、「含みがあるのかな?」と感じることもある。それを擦り合わせています。

亀田:僕は新劇の劇団(文学座)に所属しているので「(新劇は)読み合わせが長い」とよく言われるんですけれど、やらないとやはり不安になってしまいます。現場によってはすぐに立ち稽古に入るところもありますが、1週間くらい読んで内容を理解していくことは、非常に大事な時間ですね。脚本の内容や、相手が喋っていることを聞いて、落とし込んでいくんです。

成河:「当然、そうだろう」と思っていたことが、共有してみるとみんな違うことを感じているのがすごく面白い! 自分にこびりついてしまった変なこだわりを「ああ、自分は思い込んでいただけなんだな」って発見する。こういうことも、共同作業ならではのひとつですよね。

上村:全体の時間がない時でも、読み合わせをしっかりしておいた方が逆に速いんだよね。もし読み合わせの次の日から立ち稽古だったらどうなっていたか。

亀田:たしかに!(笑)

亀田佳明

亀田佳明

 

■俳優と演出家の関係

──2014年からムワワドさんの作品を上演してきて、演出に変化はありますか?

上村:「音」をすごく気にするようになりました。俳優の台詞の音、身体から醸し出される音……。ある時は身体のノイズも含めて、どうやってお客さんに届けた方がいいのだろう、熱狂的な方がいいのか、静かにポツーンと感じさせた方がいいのか、など。俳優が抱える作品の背景のイメージを、どういう「音」で広げさせればいいのかを大事にするようになりました。やはり芝居って、物語の起承転結を楽しむだけじゃなく、俳優個人の存在が物語になると思うんですよ。それを表現できるのが「音」です。お客さんには俳優の立ち姿や、声といった「音」が印象に残りますから、『森 フォレ』も11人の「音」が記憶に残る作品にしたいですね。

──俳優の側から見て、上村さんの演出はいかがですか?

上村:最近よく自分の演出を「民主的」ってしつこく言ってるよね。

亀田:そう、自分で言ってますね(笑)。

上村:理屈で強引に行きたい方に持っていってるなと自分で感じてるから、あえて自分で「民主的」って言ってプロパガンダしてるんでしょうね(笑)。

亀田:俳優がちょっと変化することに気付くのはとても早いですよね。そして、非常に細かい。作品の裏側の部分をとにかく詰めていく。その作業は俳優にとって大事な楔(くさび)のようなものです。僕たちはできるだけぼんやりした部分がないように作っていくので、その楔がないとちょっとふわふわしてしまう。

成河:芝居って、どれだけぼんやりしないでいられるかが勝負。上村さんはどんな質問をしても全部ちゃんと返してくれるんです。その“返し方”が衝撃的でした!こんなこと聞いてもいいのかなというような質問にも、とても論理的に理路整然と返してくれるのかと。さっき「民主的」とおっしゃっていたけれど、民主的なのと独裁的なのは両義性でどっちもなきゃ駄目。上村さんは、何度も試作を繰り返していくことを押し付けがましくなく信頼させてくれるので、「じゃあこっちからも投げてみよう!」と、頼りがい、恥のかきがいがものすごくあります。

成河

成河

──演出家として上村さんは、俳優たちとどういう関係であろうとしていますか?

上村:結局、台本が媒介してくれるんですよね。俳優と僕の間で不都合があっても「ここに言葉がある。この言葉でどうやってお客様に届ければいいのだろう」と台本を軸に俳優とキャッチボールしている。もし、自分が劇作家だったら俳優と対立関係になってしまうだろうから、いつも「劇作家じゃなくてラッキー」と思います(笑)。

成河:たしかに。劇作家と演出家が同じ人の場合は、ぶつかり合いをエネルギーにしているところがありますからね。それはそれで良さもありますけど。

──上村さんは台本を地図にして「一緒に道を探していこう」と。

上村:そうですね。その促し方については、いろいろとあの手この手がある(笑)。どのタイミングでどういった提案を俳優に切り出すかはとても繊細なことで、演出を始めた15年前の僕は、よく破綻した言い方をしてました。今、こうして素晴らしい台本を基に「一緒にここから紐解きましょうよ」とできるのは、とても幸せなことだと思います。

上村聡史

上村聡史

今作にあたって、劇作家のワジディ・ムワワドが『森 フォレ』台本の冒頭にしたためた「覚書」が、世田谷パブリックシアター公式サイトの公演ページ( https://setagaya-pt.jp/performances/202107mori.html )に掲載されている。そこには、日本においても衝撃を与えてきたこのシリーズに対する思いや、作品としての在り方が記されている。いかにこの『森 フォレ』が、シリーズにとって、演劇にとって、さらに人間にとって残酷で柔軟な希望となりえるかを感じられるかもしれない。いずれにせよ観劇の手引きとして、目を通していただくことを望む。

取材・文=河野桃子  写真撮影=ジョニー寺坂

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2021年8月に開催を発表している『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage 初のライブ公演となる、『ヒプノシスマイク -Division RapBattle-』Rule the Stage -Battle of Pride-。この度、本公演に出演するキャラクター総勢28名のビジュアルが解禁された。

さらに、初お披露目の新曲<Battle of Pride>を使用したスポット映像が本日公開。

Battle of Prideスポット映像公開!/『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage -Battle of Pride-

また、来場者限定特典「オーディエンスキット」の詳細も発表となった。今回の「オーディエンスキット」は、“新曲 CD”に加え、ライブにぴったりな“マフラータオル”、ヒプステオリジナル応援グッズ“Clapping Stick”、応援グッズや飲み物などが入る“ショルダーバッグ”の4点セットとなる。(詳細は下記を参照)

「オーディエンスキット」  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

「オーディエンスキット」  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage(通称:ヒプステ)は、キングレコード EVIL LINE RECORDS が手掛ける音楽原作キャラクターラッププロジェクト『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』(通称:ヒプマイ)の舞台化作品。2019年11月に第1弾となる-track.1-を上演後、-track.2-、-track.3-、-track.4-と公演を行い、この度、過去に出演したキャラクターが勢ぞろいしての初のライブ公演-Battle of Pride-を開催する。

キャラクタービジュアル

■イケブクロ・ディビジョン“Buster Bros!!!“

山田一郎:高野 洸  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

山田一郎:高野 洸  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

山田二郎:松田昇大  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

山田二郎:松田昇大  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

山田三郎:秋嶋隆斗  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

山田三郎:秋嶋隆斗  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

■ヨコハマ・ディビジョン“MAD TRIGGER CREW“

碧棺左馬刻:阿部顕嵐  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

碧棺左馬刻:阿部顕嵐  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

入間銃兎:水江建太  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

入間銃兎:水江建太  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

毒島メイソン理鶯:バーンズ勇気  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

毒島メイソン理鶯:バーンズ勇気  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

■シブヤ・ディビジョン“Fling Posse” 

飴村乱数:世古口 凌  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

飴村乱数:世古口 凌  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

夢野幻太郎:前山剛久  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

夢野幻太郎:前山剛久  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

有栖川帝統:滝澤 諒  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

有栖川帝統:滝澤 諒  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

■シンジュク・ディビジョン“麻天狼”

神宮寺寂雷:鮎川太陽  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

神宮寺寂雷:鮎川太陽  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

伊弉冉一二三:荒木宏  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

伊弉冉一二三:荒木宏  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

観音坂独歩:宮城紘大  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

観音坂独歩:宮城紘大  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

■オオサカ・ディビジョン“どついたれ本舗”

白膠木 簓:荒牧慶彦  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

白膠木 簓:荒牧慶彦  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

躑躅森盧笙:里中将道  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

躑躅森盧笙:里中将道  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

天谷奴 零:東山義久  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

天谷奴 零:東山義久  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

■ナゴヤ・ディビジョン“Bad Ass Temple”

波羅夷空却:廣野凌大  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

波羅夷空却:廣野凌大  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

四十物十四:加藤大悟  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

四十物十四:加藤大悟  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

天国 獄:青柳塁斗  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

天国 獄:青柳塁斗  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

■アカバネ・ディビジョン“North Bastard“

堂庵和聖:岸本勇太  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

堂庵和聖:岸本勇太  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

狐久里梁山:南部海人  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

狐久里梁山:南部海人  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

蛇穴健栄:松浦 司  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

蛇穴健栄:松浦 司  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

■アサクサ・ディビジョン“鬼瓦ボンバーズ”

 

鬼灯甚八:加藤良輔  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

鬼灯甚八:加藤良輔  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

駒形正宗:和田泰右  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

駒形正宗:和田泰右  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

影向道四郎:結城伽寿也  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

影向道四郎:結城伽寿也  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

■糸の会 

大蜘蛛弾襄:植野堀 誠  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

大蜘蛛弾襄:植野堀 誠  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

■道頓堀ダイバーズ

小鳥遊ハル:星乃勇太  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

小鳥遊ハル:星乃勇太  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

綿本裕孝:北乃颯希  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

綿本裕孝:北乃颯希  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

茜ヶ久保遼太郎:髙橋祐理  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

茜ヶ久保遼太郎:髙橋祐理  (C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会

なお、飴村乱数役の世古口 凌は、本公演がヒプステへの最後の出演になる。

飴村乱数 役:世古口 凌

この度『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage -Battle of Pride-でヒプステへの出演を最後にすることにしました。
僕がヒプステに出会ってから約二年半が経ちます。懐かしく感じると同時に、今の自分が在るのはカンパニーの皆が側で支えてくれていたからだと思います。感謝しかありません。

今回の決断は、自分の意思で決めました。
僕はカンパニーの皆が心の底から大好きです。だからこそ甘えていたくはないし、頼っていてばかりではいけないと思い、決断させていただきました。

僕が思い悩んでいた時に、演出の植木豪さんから「違う場所に行っても皆と一緒に過ごした事実は変わらないし、これからもずーっと仲間なんだよ。遠慮せずに自分のやりたい事を思う存分思いっきりやってこい。お前なら絶対どこでも戦っていけるから。」と言っていただきました。その場では涙を必死に堪えましたが、そんな豪さんのストレートな言葉が僕の中で刺さりました。

シブヤを含めここで出会えた仲間達、ヒプステの飴村乱数を通して僕を知ってくれたファン皆さんは僕の宝です。

これからも進化し続けるヒプステを応援していただけたら幸いです。僕も想い続けます。残りの限られた時間で飴村乱数として最後まで皆さんにパワーを届けます‼︎
応援の程よろしくお願いします!

8月に熱いライブが届けられるよう、カンパニー全員一丸となって駆け抜けていくとのこと。本ライブ公演に期待が高まるばかりだ。

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浪川大輔・下野紘・岡本信彦・松岡禎丞・内田雄馬ら声優陣が出演する朗読劇『池袋ナイトアウルテールズ2』のメインビジュアルが新たに解禁された。

本作は、新感覚朗読劇プロジェクト「READING MUSEUM(通称:リーミュ)第4弾公演。READING MUSEUM館長を務めながら、自身もマスター役として出演する浪川大輔と、脚本・織守きょうやからコメントも到着した。

【コメント】浪川大輔(READING MUSEUM館長/マスター役)

初演から約1年。早いものです。最初はご時世もあり手探りな状態でスタートしましたが、無事完走、イベントもあり、作品がとても膨らんでいます。今回は登場キャラクターがどのようになるのか。さらに、演者として初参戦のメンバーも!あ、安心してください。初めてこのコンテンツを知ったあなた。間に合います。楽しめます。マスターがしゃべるのか問題もありますが、、、なにとぞ! 宜しくお願い致します!!

【コメント】織守きょうや(脚本)

前作「池袋ナイトアウルテールズ」を書いたときは、ナイトアウルと彼らの物語をまた書くことができるとは思いませんでした。観てくださった皆さんのおかげでDVD&Blu-ray発売記念イベントを開催することができ、そして、こうして2を上演できることになりました。本当にありがとうございます。今回は各話すべてに違う内容の怪談を書き下ろしています。前作を観てくださった方も、はじめましての方も、楽しんでいただけたら嬉しいです。

第4弾「池袋ナイトアウルテールズ2」ビジュアル解禁

(C) 池袋ナイトアウルテールズ2/ READING MUSEUM

(C) 池袋ナイトアウルテールズ2/ READING MUSEUM

第4弾「池袋ナイトアウルテールズ2」は、第1弾「池袋ナイトアウルテールズ」の待望の続編。解禁されたビジュアルは、怪しげな雰囲気の漂うBAR「ナイトアウル」 の世界観さながらで、薄暗い中に佇む梟の背景には怪しげな手が忍び寄り、今にも不思議な話が始まりそうな印象的なビジュアルとなっている。

浪川大輔が演じる謎めいたBARの「マスター」、そして、店を訪れる客や、新しく店で働くことになったバーテンダーは、公演ごとに異なる組み合わせのキャストが演じるだけでなく、キャラクターの性格、関係性、そして物語すらも全く違う展開で進んでいき、怖いだけではない、少しずつ世界線の異なる4つの物語が展開する。

現在会場チケットが発売中。今後、配信チケットの販売も決定している。詳細は公式サイトにて確認を。

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9月10日(金)公開の映画『スーパー戦闘 純烈ジャー』に、小林幸子が出演していることがわかった。

『スーパー戦闘 純烈ジャー』は、純烈が銀幕デビューを果たす特撮ヒーロー映画。後上翔太、白川裕二郎、小田井涼平、酒井一圭からなる純烈は、スーパー銭湯アイドルとして、これまでに3年連続NHK紅白歌合戦出場を果たすなど活躍。一方で、酒井が『百獣戦隊ガオレンジャー』、白川が『忍風戦隊ハリケンジャー』、小田が『仮面ライダー龍騎』に出演しており、4人中3人が戦隊ヒーロー出身者で構成されたグループとしても知られている。本作では、歌謡界のスターダムにある純烈が本人役で登場し、温泉施設の平和を守るヒーロー“純烈ジャー”として人知れず温泉の平和を乱す悪と戦う姿が描かれる。メガホンをとったのは、スーパー戦隊&仮面ライダーシリーズや、『美少女戦士セーラームーン』、映画『魔界転生』(2003年)、『男たちの大和/YAMATO』(2005年)などで知られる特撮研究所の佛田洋監督。また、声優の鈴村健一がナレーションで参加している。第1弾として前川清と小林綾子の出演も発表されている。

 

ゲスト第2弾として出演が発表された小林は、純烈ジャーが立ち向かう、温泉の向こう側からあらわれた悪の組織のラスボス・女王フローデワルサを演じることに。解禁された場面写真では、自前の衣装をまとった小林のラスボス姿が公開されている。

小林幸子 (C)2021 東映ビデオ

小林幸子 (C)2021 東映ビデオ

 

あわせて、小林以外の出演者も発表。純烈・後上が運命を感じる占い師役で出口亜梨沙、純烈ジャーに力を与える温泉の女神役でふせえり・中島ゆたか・しのへけい子、事件を捜査する刑事役で栄信、もう一人の刑事役で宮澤佑、純烈がコンサートで訪れる売店の店員役で松下恵がキャストに名を連ねている。

出口亜梨沙 (C)2021 東映ビデオ

出口亜梨沙 (C)2021 東映ビデオ

栄信

栄信

宮澤佑 (C)2021 東映ビデオ

宮澤佑 (C)2021 東映ビデオ

ふせえり・中島ゆたか・しのへけい子 (C)2021 東映ビデオ

ふせえり・中島ゆたか・しのへけい子 (C)2021 東映ビデオ

小林、純烈リーダー酒井のコメントは以下のとおり。

 

小林幸子(悪の女王フローデワルサ 役)

小林幸子 (C)2021 東映ビデオ

小林幸子 (C)2021 東映ビデオ

以前から慕ってくれている純烈から『映画をやるから是非出演してほしい』と依頼があり、女王様の役というので悪くないわね、と思い快諾しました。でも、台本を読んだところ何千年も生きてる妖怪で悪役! 断ろうとおもいましたが、もう遅かった!ところがいざ演じてみると不思議なもので、面白がってラスボスのフローデワルサを演じている自分にびっくりしました。また、私のイメージはどうしてあんなに大きくなるんでしょう?でも巨大化に違和感はなかったです(笑)。結構気に入っております。馬鹿ばかしくて可笑しいシーンもありますが、ホロッとくるところもあってメンバー達の優しい人柄がきちんと出ている作品です。

 

酒井一圭(純烈リーダー)

今回のキャスティングのテーマは『感謝』特撮ヒーローとしてお世話になった故郷・東映撮影所のスタッフ、作曲家、健康センター、どうしても皆さんとやりたかった。前川清さんは純烈結成のきっかけ、様々な場面でご一緒させていただき、またメンバーが純烈を辞めることになった時、手を差し伸べてくださった恩人です。実は同じ頃、小林幸子さんの新曲『ポーカーフェイスにさよなら』のMVに純烈が出演することになっていました。出演辞退を申し入れた純烈に『4人で頑張ろう!』と何事もなかったかのように笑顔で迎え入れてくださったのが幸子さんでした。初主演映画です。どうしても恩人であるお二方にご出演頂きたかったのです。

 

『スーパー戦闘 純烈ジャー』は2021年9月10日(金)全国ロードショー。

 

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2021年8月1日(日)国立劇場 大劇場にて、解説付き入門公演『日本舞踊のススメ』が開催される。

ダンスシーンの最前線を行くアーティストの視点による解説と、躍動感溢れる現代と古典の名作を通じて日本舞踊にふれる『日本舞踊のススメ』。解説『日本舞踊×ダンス おどるカラダ』、創作『御柱祭』、長唄『連獅子』の3つの演目が予定されている。

解説『日本舞踊×ダンス おどるカラダ』では、日本のコンテンポラリーダンス界を牽引しているコンドルズを率いる近藤良平と、同カンパニーのメンバーで身体教育学を専門とする研究者でもある石渕聡が、鋭く日本舞踊に迫る。日本舞踊とコンテンポラリーダンスの振付のアプローチの違い、一つ一つの動きの意味、音楽と身体の関係など、二人の目に日本舞踊はどのように映るのか。ご案内は、古典はもちろん創作にも手腕を発揮する西川扇与一

続く、創作『御柱祭』は、長野県諏訪に古くから行われている「御柱祭」が題材の現代の名作。ご神木となる木を選ぶシーンからクライマックスの山の斜面の木落としまで、衣裳は黒紋付、鬘や化粧なしで、大道具のない舞台空間と照明を巧みに生かしてシンプルかつダイナミックに描く。出演は、 創作作品をはじめ積極的な舞台活動や、 ワークショップなどを通じて日本舞踊の魅力を広めている弧の会(このかい)

長唄『連獅子』は、獅子の精の親子が豪快に毛を振るシーンで知られる、日本舞踊の代表作。前半は、獅子が我が子を谷底に落とし、崖を這い上がって来た子だけを育てるという「獅子の子落とし」の伝説を描き、 胡蝶が可憐に舞う間狂言の後、獅子の精が登場し、長い毛を振り獅子の霊性を表す。出演は、関西を中心に意欲的に活躍する若柳吉蔵、振付などにも活躍の場を広げる気鋭の花柳源九郎、そして若手の藤間眞白花柳寿紗保美

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『プロ野球フレッシュオールスターゲーム2021』が7月15日(木)に坊っちゃんスタジアム(愛媛県)で開催される。その出場選手が決定した。

ドラフト1位のルーキーからは、井上朋也内野手(福岡ソフトバンクホークス)、平内龍太投手(読売ジャイアンツ)、木澤尚文投手(東京ヤクルトスワローズ)、渡部健人内野手(埼玉西武ライオンズ)が選ばれた。

中でも注目なのがイースタン・リーグで本塁打11本、32打点で二冠王(6月28日時点)の渡部健人内野手だろう。次世代のプロ野球界を担う選手が集う若手の球宴で、その豪快なパワーを見せて欲しい。

<出場選手>

【ウエスタン・リーグ】

■投手
C.スチュワート・ジュニア(福岡ソフトバンクホークス)
尾形崇斗(福岡ソフトバンクホークス)
森博人(中日ドラゴンズ)
近藤廉(中日ドラゴンズ)
本田仁海(オリックス・バファローズ)
玉村昇悟(広島東洋カープ)
西純矢(阪神タイガース)
及川雅貴(阪神タイガース)

■捕手
牧原巧汰(福岡ソフトバンクホークス)
石原貴規(広島東洋カープ)

■内野手
井上朋也(福岡ソフトバンクホークス)
石川昂弥(中日ドラゴンズ)
太田椋(オリックス・バファローズ)
宜保翔(オリックス・バファローズ)
韮澤雄也(広島東洋カープ)
矢野雅哉(広島東洋カープ)

■外野手
佐藤直樹(福岡ソフトバンクホークス)
岡林勇希(中日ドラゴンズ)
来田涼斗(オリックス・バファローズ)
井上広大(阪神タイガース)
小野寺暖(阪神タイガース)

【イースタン・リーグ】

■投手
高田孝一(東北楽天ゴールデンイーグルス)
池谷蒼大(横浜DeNAベイスターズ)
平内龍太(読売ジャイアンツ)
戸田懐生(読売ジャイアンツ)
横山陸人(千葉ロッテマリーンズ)
土居豪人(千葉ロッテマリーンズ)
木澤尚文(東京ヤクルトスワローズ)
佐々木健(埼玉西武ライオンズ)

■捕手
水上桂(東北楽天ゴールデンイーグルス)
内山壮真(東京ヤクルトスワローズ)
梅林優貴(北海道日本ハムファイターズ)

■内野手
森敬斗(横浜DeNAベイスターズ)
平間隼人(読売ジャイアンツ)
小川龍成(千葉ロッテマリーンズ)
元山飛優(東京ヤクルトスワローズ)
上野響平(北海道日本ハムファイターズ)
渡部健人(埼玉西武ライオンズ)
綱島龍生(埼玉西武ライオンズ)

■外野手
武藤敦貴(東北楽天ゴールデンイーグルス)
蝦名達夫(横浜DeNAベイスターズ)
万波中正(北海道日本ハムファイターズ)

昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となったため、2年ぶりの開催となる『プロ野球フレッシュオールスターゲーム』。これまで多くのスター選手が生まれており、特に表彰された選手は1軍の舞台で活躍しているケースが多い。2019年の最優秀選手に選ばれた小園海斗内野手(広島東洋カープ)、優秀選手の中村稔弥投手(千葉ロッテマリーンズ)、梅津晃大投手(中日ドラゴンズ)も、今では1軍の舞台で確固たる地位を確立している。

今回、選出されたメンバーからも、ここでの活躍をきっかけに1軍に上がる選手が出てくるだろう。新たなスターの誕生に期待したい。

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今年結成25周年のゼブラヘッドが、第3章の新ボーカリストにエイドリアン・エストレラを迎えることを本日・6月29日(火)の日本テレビ系『スッキリ』9時台のコーナー「WEニュース」で発表した。

新ボーカリストのエイドリアン・エストレラは2007年からポップ・パンクバンドで活動しており、ゼブラヘッドとは同じプロデューサーの下でレコーディングをしていたときに知り合っており、友達のような信頼関係だったとのこと。

 

エイドリアンが加入後の第3章初のライブパフォーマンスは、MAN WITH A MISSIONが本日より約3か月にわたり全国47都道府県で開催する『“INTO THE DEEP”LIVE HOUSE VIEWING TOUR 2021』にゲスト出演するなかで世界に先駆けて披露される。兼ねてから親交のあるMAN WITH A MISSIONが発案したライブハウス支援にも繋がるフィルムツアーの趣旨にゼブラヘッドも賛同。6月18日から日本で予定されていた『Zebrahead 25th Anniversary BRAIN INVADERS JAPAN 2021』が2022年に再延期になっていたこともあり、“日本のファンにいち早く第3章のゼブラヘッドのパフォーマンスを届けたい”、そして“ライブハウス支援につながるなら”と出演を快諾。新ボーカルのエイドリアンと共に、現地ロサンゼルスからリモートコラボレーションで新体制世界初となるライブパフォーマンスを公開する。

エイドリアン・エストレラ コメント

2007年からゼブラヘッド のメンバーを知っていて、何度か一緒にライブをしているうちに友達になったんだ。
今回彼らから連絡があって一緒にやろうって言われたときには、すごく光栄に思ったよ。
だって、素晴らしいチームであるしバンドだからね。一緒に曲を作るのもとても楽しいみだし、今後、ライブでファンの皆さんにお会いできることを、ものすごく楽しみにししています。

MAN WITH A MISSION・Jean-Ken Johnny コメント

エイドリアンガ加入シテ新体制ノゼブラ、
全世界デノ初ライブガナント我々ノLIVE HOUSE VIEWING TOURニテ!
本当ニ光栄デアリ早ク観テ欲シイ!
Thanks Adrian! Thanks Zebrahead!
Jean-Ken Johnny

ゼブラヘッド メンバーコメント

*アリ(Rap)
ゼブラヘッド ファミリーの新しいメンバーとして、エイドリアンを迎えることができてとても嬉しく思ってる。
彼は、俺たちの次のチャプターに向けて、新たな興奮とエネルギーをもたらしてくれるし、
一緒にキラーソングを作ることができる仲間で素晴らしい才能の持ち主だ。
俺たちの友人やファンのみんなが今制作中の曲を聴いてもらえる日を心待ちにしているぜ。

*ベン(B)
第3章、始まるぜ!ゼブラヘッド ファミリーの新しいメンバーとしてエイドリアンを迎えることができ、嬉しさと興奮を超えた喜びがあるよ。
彼がポップ・パンク・バンドで歌っているのを初めて聞いたときから、俺は15年来のファンなんだ。

*エド(Dr)
ゼブラへッド 3.0にとても興奮してる。新しい友人、新しい音楽、新しいツアー、新しい冒険、そして新しいパーティー!。
25年経った今でも、最高の時間を過ごしているよ。
エイドリアンと一緒に新曲を作ることは、素晴らしい経験さ。
彼はグレートガイであり、素晴らしいミュージシャンなんだ。
彼と一緒に世界中でライブをして、でもって、1杯、2杯でも、ビールをともにしたいね)

*ダン(G)
エイドリアンとは何年も前からの知り合いで、彼の仕事に対する倫理観、温かいパーソナリティー、そして信じられないような
ダイナミックなボーカルにいつも感心してきたんだ。
彼と一緒に新曲を作ることができて嬉しいし、彼と一緒にいるととても楽しいんだ。
彼は正義の男だな。

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2021年7月9日(金)から東京・大阪・福岡で開催するミュージカル『衛生』~リズム&バキューム~の戯曲本発売が決定した。

「人間の業、 汚い部分をエンタテイメントとして描く、 面白いミュージカルをつくりたい」という福原充則と主演・古田新太の発案から生まれたミュージカル『衛生』~リズム&バキューム~。 昭和30年代を舞台に登場人物が全員悪者、 欲望のためには手段を選ばず泥臭くも自らの人生を逞しく生き抜く人々の物語だ。

排泄物を扱う業者一家の悪行三昧を、水野良樹(いきものがかり)益田トッシュの音楽にのせて、ポップかつグロテスクに、それでもどこかあっけらかんと描いていく異色ミュージカルの開幕と同時に刊行される戯曲本は、7月6日(火)河出書房新社より発売される。

また演出家・福原充則の魅力に迫る特別番組のダイジェスト版が、6月30日(水)深夜1:28~TBSにて放送。 福原本人のインタビューで見えてきた彼の人柄と思考と独自の視点。 稽古現場でキャストが語る『衛生』の魅力とは?  過去、福原作品に出演した安田章大(関ジャニ∞)木村多江谷原章介片桐仁高畑充希らの目から見た福原充則とは…。

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演劇ユニット「unrato」(アンラト)は2021年10月16日(土)~24日(日)、『楽屋~流れ去るものはやがてなつかしき~』(作:清水邦夫、演出:大河内直子)を赤坂RED THEATERで上演する。出演は、保坂知寿大空ゆうひ笠松はる磯田美絵。『楽屋』は、今年(2021年)4月15日に他界した劇作家・清水邦夫が1977年に発表した代表作。今回は、蜷川幸雄氏の演出助手として数多くの清水作品に携わってきた大河内直子が満を持して演出を手掛ける。

物語の舞台は、チェーホフの『かもめ』を上演中の劇場の楽屋。女優Aと女優Bが、舞台化粧をしながら、丁々発止、演劇への勝手な思い出をしゃべっている。そこに現れる若い女優D。今、舞台でヒロインのニーナを演じている女優Cのプロンプターらしいのだが……。舞台上で語られるのは、女たちの舞台への想い、チェーホフや三好十郎など名作のせりふたち、そして彼女たちが生きた時代。

数多くのカンパニーが性別を問わず上演してきたこの作品、今回は、ミュージカルを中心に幅広いキャラクターを演じる実力派の保坂知寿、元宝塚歌劇団トップスターで大小様々な舞台で活躍する大空ゆうひ、圧倒的な歌唱力でオペラから松尾スズキ作品まで注目を集める笠松はる、今年文学座の座員になった新人・磯田美絵の4人が、コロナ禍によって演劇上演が厳しい状況に置かれた今、あえて、なぜ演じるのか、なぜ演劇なのかを問いかけつつ、決定版の『楽屋』を目指して、この奥深い戯曲に挑む。

■大河内直子(演出) コメント

1977年初演以来、繰り返し上演されてきている『楽屋』。
はじめて戯曲『楽屋』を手にしたのはまだ10代の頃だった。
作家のリリカルかつ壮絶な言葉に憑かれて折々開いた。
昨年の冬から続く長い長い夜の中、私を強く保たせたのは、清水邦夫さんの台詞だった。
それは10代の頃から応援してくれている友人からの便りがきっかけだった。
「直子、今は生きたマネより死んだマネ」
『真情あふるる軽薄さ』の台詞だ。
1回目の緊急事態宣言の打撃をもれなく受けていた私は、この言葉が、友人の便りが、引き金となり再び清水さんの作品を貪り読んだ。
そして『楽屋』と再会。

『楽屋』には死せる者の魂と生きる者の魂が響き合っている。
「生きていきましょうよ。」
『楽屋』の中で蘇る三人姉妹の台詞に不思議な実感を覚えた。
今、『楽屋』に描かれる女優たちと一緒に一歩踏み出したいと思う。
この長い長い夜の中、愛する遠方にはきっちり目を向けて。
 
「死人たちは決して血を失っていない。
死人たちは決して血を失っていない。
僕らはただしばらく眠りたいだけだ、
ほんの一分間、ほんの一世紀。」 (清水邦夫『血の婚礼』より)

大河内直子

【演出家略歴】

大河内直子(おおこうち・なおこ)
1992年、英国王立演劇学校(R.A.D.A.)に日本人で初めて入学。演出とプロダクションマネージメントを学ぶ。英国で蜷川幸雄に出会い、卒業後は演出助手、翻訳などに携わる。蜷川幸雄演出作品では『夏の夜の夢』『身毒丸』『美しきものの伝説』『コースト・オブ・ユートピア』『ムサシ(ロンドン・NYバージョン)』『マクベス』『尺には尺を』『海辺のカフカ』などに演出助手として参加。海外公演も多数担当する。2017年、プロデューサーの田窪桜子と演劇ユニット「unrato」を結成。演出作品に『犀』(2004年)、『さすらい』(2006年)など。unratoでは、ミュージカル『I DO! IDO!』(2014年、霧矢大夢が読売演劇大賞優秀女優賞)、『THE LAST FLAPPER』(2016年・2017年)、『BLOODY POETRY』(2018年、日本初演)、『受取人不明 ADDRESS UNKNOWN』(2018年・2019年、日本初演)、ダーチャ・マライーニ作『メアリー・ステュアート』(2020年)、木下順二作『冬の時代』(2020年)などを演出している。

【キャスト略歴】

保坂知寿(ほさか・ちず)
東京都出身。1981年、劇団四季『オンディーヌ』で初舞台。ミュージカル『CATS』『マンマ・ミーア!』、ストレートプレイ『オンディーヌ』『永遠の処女テッサ』などで主要な役を務め、2007年に退団。退団後も舞台を中心に活躍している。主な出演作に、『ペテン師と詐欺師』『REEFER MADNESS』『ライムライト』『レベッカ』『夢の裂け目』『ドッグファイト』『ヤングフランケンシュタイン』『これはあなたのもの 1943-ウクライナ』『エドウィン・ドルードの謎』『ヴェローナの二紳士』『休暇-Holidays-』『地獄のオルフェウス』『秘密はうたう』『パイレート・クィーン』など。第34回菊田一夫演劇賞を受賞。 20年は『メアリー・ステュアート』『SHOW-ISMS』『オトコ・フタリ』など、21年は『The PROM』『ブロードウェイと銃弾』『ジェイミー』と多彩な作品に出演。

大空ゆうひ(おおぞら・ゆうひ)
東京都出身。1992年宝塚歌劇団に入団。2009年に宙組男役トップスターに就任し、絶大な人気を誇る。退団後、蜷川幸雄演出『唐版 滝の白糸』で主演を務め、女優としての再出発を果たす。以降、舞台や映像作品で活躍しながら、ライブ開催・コンサートへの出演や朝日カルチャーセンターでの対談MCなど多彩な表現活動を展開している。近年の主な舞台出演作品に、『今日もわからないうちに』(作・演出:加藤拓也)、『鎌塚氏、舞い散る』(作・演出:倉持裕) 、『銀河鉄道の父』(演出:青木豪)、『キオスク』(演出:石丸さち子)、『羽世保スウィングボーイズ』(演出:G2)など。2022年1月からは『マーキュリー・ファー』(演出:白井晃)への出演が控える。

笠松はる(かさまつ・はる)
大阪府出身。東京藝術大学声楽科卒業。同大学院修了。2005年、オフブロードウェイ・ミュージカル『GODSPELL』(演出:青井陽治)で初舞台を踏む。2007年から8年間、劇団四季に在団。『ウェストサイド物語』、『オペラ座の怪人』『サウンド・オブ・ミュージック』『ジーザス・クライスト・スーパースター』『赤毛のアン』『ミュージカル李香蘭』など数多くの舞台でヒロインを務める。退団後の主な出演作に『一人オペラ【声】』『ロマンシングサガTHE STAGE』『父と暮せば』『ボクが死んだ日はハレ』『シークレット・ガーデン』『カリソメノカタビラ』など。近年は、オペラ『紅天女』『フリムンシスターズ』『アニー』『夢から醒めた夢』などに出演している。

磯田美絵(いそだ・みえ)
埼玉県出身。子役での活動を経て2016年、文学座研究所入所。9年4月に準座員、21年4月に座員に昇格。主な舞台 に、『リベリアン・ガール』、文学座アトリエ公演 『歳月/動員挿話』、ワールド・シアター・ラボ 『自殺の解剖』、Tファクトリー『T Crossroad 短編戯曲祭 』などがある。

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W主演を務める古田新太と尾上右近(歌舞伎俳優で江戸浄瑠璃清元節の太夫)を筆頭に、六角精児、元宝塚の咲妃みゆ、NON STYLEの石田明、ともさかりえといった多彩な面々でぶっ飛んだ世界を届けるミュージカル『衛生』~リズム&バキューム~が、いよいよ2021年7月9日(金)に幕を開ける。注目の異才・福原充則が作・演出する、人間の業を音楽と笑いに包んでポップに描き出す異色ミュージカルだ。

都内某所で絶賛稽古中の古田を直撃し、稽古の様子や作品の魅力を語ってもらった。

ーー昭和30年代のある街で、し尿汲み取り業者「諸星衛生」を営む親子を軸に展開する本作品。稽古は順調ですか?

今のところ順調です。おいらは、もっと乱暴というか感覚的なのかなと思っていたんですけれど、福ちゃん(福原)の演出は思いのほか丁寧で、破綻がない。役の感情のことも言ってくれるから、みんなやりやすいんじゃないですか。面白いのは、出自が出るというんですかね。インディーズとメジャーの違いともいえるんですけど、猫背のおいらや六角(精児)さんと違って、梨園のけんけん(尾上右近)や元タカラジェンヌのゆうみちゃん(咲妃みゆ)は、背筋が伸びている(笑)。ゆうみちゃんが演じる麻子は、どん底の人生を送る役なのに、ヒドい目に遭っているシーンでも、なぜか高貴な匂いがしますから(笑)。おかげで、麻子に惚れる禎吉役のノンスタの石田くんが余計に可哀そうに見える。

古田新太

古田新太

ーー麻子も禎吉も「諸星衛生」の従業員。一種の社内恋愛ですね。

そうそう。でも、麻子は人を信用できない人間になってしまっているから、うまい具合にはいかない。そこの2人のシーンがすごくチャーミングで、おいらやけんけん、六角さんのシーンが暴力的だけに、一服の清涼剤になってます。おいらは、石田くんの歌から始まるそのシーンが大好きで、稽古でそのシーンになると必ず拍手をするんですよ。石田くんには「ニヤニヤしながら拍手するのやめてください」って言われてますけど(笑)。

ーー古田さんが演じる「諸星衛生」の社長・良夫と、右近さんが演じるその息子の大(まさる)に対しては、どんな印象がありますか?

良夫のほうが大より打算的というか、理に適った悪党ですね。乱暴だけど、誰と付き合えば得、誰と付き合うと損、みたいな考え方ができて、手順も踏みたいタイプ。大はもっと感情的で、「ぶん殴った方が話が早いぜ」っていうタイプ。ただ、良夫に対するリスペクトはあるし、良夫も大のことを頼もしく思っている。2人は六角さん演じる地元の政治家と手を組んでのし上がっていくんですけれど、自分たち親子のことしか信用してない感じです。今は、けんけんに小劇場の演技パターンを教えているところです。「歌舞伎の見得じゃなくて“すしざんまいポーズ”でいいんだよ」とか、「セリフの語尾を収めなくていいんだよ」「破綻したままでいいんだよ」って。

ーー今回の企画は、2015年に舞台の仕事で一緒になった古田さんと福原さんが、「人間の業を描くものをやりたい」「人間の汚い部分を描きたい」と話したことから始まっているとか?

そう。2人でまた別パターンの芝居をやりたいねという話になって。その時やった、ありものの曲を使った音楽劇で脚本を担当していた福ちゃんが、次は僕が演出もやりたいですって言うから、だったら新しい戯曲を福ちゃんが書き下ろして、誰かに曲を作ってもらって、ミュージカルにしようぜ、と。そんな感じで始まりました。

ーー水野良樹さん(いきものがかり)と益田トッシュさんが手がける音楽は、どんな雰囲気なのでしょう?

福ちゃんが書くヒドい歌詞が「いきものがかり」みたいな音楽に乗っかったらいいなと思って、水野に諸星親子のテーマ曲を頼んだら、水野がこっちに寄ってきちゃって(笑)。おいらは(吉岡)聖恵が歌いそうな曲を歌いたかったのに、えっ!? と思うくらいブラックミュージックっぽい後ノリな感じの曲になってます。しかも、もう1曲は六角さんとのデュエット。福ちゃんは、それがぜひ見たかったらしくて大喜びしてますけど、なんで六角さんとおいらのデュエットやねん! っていう(笑)。 ほかにも、トッシュが書いたロック調の曲とか、スカっぽい曲とか、いろいろありますよ。

古田新太

古田新太

ーー多彩なナンバーの中で、古田さんのお気に入りを1曲挙げるとしたら?

し尿の歴史を歌う、初っぱなの曲かな。昔は作物の肥料として役立っていたウンコが、戦後GHQに怒られて畑に撒けなくなって、単なるウンコとして処理しなきゃいけなくなり、汲み取り屋さんができて……っていう歌で、(新良)エツ子ちゃんの歌唱も含めて、非常に良い出来です。

ーーそういうことを音楽に乗せて一気にポップに説明できるのは、ミュージカルならではですよね。そもそも、どういった経緯で糞尿の話をやろうと?

簡単にいうと、下ネタがやりたかったんです。性欲の話はリーダー(河原雅彦)とか宮藤(官九郎)とかと結構やっているんですけど、糞尿モノはやってないから、やりたいなって。そこから「バキュームカーの世界って面白いらしいですよ」という話になって、それにおいらと福ちゃんが食いついた。ちょっと調べてみたら、昭和30年代って面白いんです。まだ下水道は発達していないし、田舎へ行けば普通に夜這いの風習が残っていたり。敗戦のショックから立ち上ろうと、田舎の人も都会の人もむちゃくちゃ頑張っていた時代なんだけれど、機能としては発展途上国で、先進国になるぞというマンパワーをすごく感じる。「先進国に俺はなる!」みたいな(笑)。

ーーなるほど。諸星親子は、そういう時代のダークサイドを凝縮した存在ともいえそうですね。脚本を読むと、今に通じることも色々あって、それこそ、変わりようのない人間の業を感じます。

これは前からよく言っていることなんですけど、おいらは、そういう人間の業とか汚い部分を隠す必要はないと思っていて。そこも込みで人間で、切り離せるもんじゃないですから。そもそもみんな、ウンコするでしょ?(笑) そこを羞恥する気持ちもわからなくもないですが、基本的に子どもはみんな、ウンコの話が大好きだし。みんな教科書にウンコの絵を描いたことがあるでしょ? そういう無邪気な気持ちを忘れないでね、って言いたいですね。ファンタジーとか、サイエンスフィクションが好きな人もいらっしゃるでしょうが、バキュームカーに馬乗りになって走るほうが面白いんじゃないかなとおいらは思うし、基本的には楽しい芝居にしたいと思ってますから。

古田新太

古田新太

ーー福原さんによると、古田さんは企画段階では「観客を嫌な気持ちにさせたい」と話していたとか。それが「楽しい芝居に」になったのは、どういった心境の変化から?

去年があったからでしょうね。KERAさんと企んでいた芝居がコロナで中止になって、無観客で映像配信をしたんですけれども、打ちひしがれましたから。客がいないオモシロ演劇はなんと無意味なんだろうと思い知って。その後、「ねずみの三銃士」と「劇団☆新感線」で対面公演をやって、改めてお客さんの笑い声はいいなと思いました。そうなってくると、このご時世、ある意味命がけで来てくれるお客さんをどよーんとした気持ちで帰すのは忍びない。本当に嫌な気持ちにさせている場合じゃないなという気持ちになるんですよ。糞尿が嫌な人もいるだろうけど、せめて「くっだらねえなあ」「露悪的だね」って、笑って元気になってもらいたい。そういう心境です、今は。

ーー舞台はまさに、お客さんと一緒に作るものなのだなあと感じます。

ラストシーンにはぜひ期待してもらいたくて、今、作戦を練ってるところです。昭和30年代のノスタルジックな空気も味わってもらいつつ、このご時世だけに、元気出して行こう! よし頑張るぞ! みたいな気持ちになれる作品にしたいですから。とりあえず最後まで観たお客さんには、スカッとした気分で帰って欲しいなと思ってます。

ーー公演が楽しみです。ちなみに、古田さんのいちばんの業は何ですか?

やっぱり酒を飲むことかな。このコロナ禍で、おいらは街に出なくなったんです。なぜなら緊急事態宣言で、店で酒が飲めないから。ということは、おいらにとって、街に出る=酒を飲みに行くことなんだなと最近気がつきました(笑)。たぶん、この『衛生』が上演される頃には、店でお酒が飲めるようになっていて、赤坂の飲み屋さんも復活していると思うんですよね。そんな赤坂で、皆さんをお待ちしています!

古田新太

古田新太

ヘアメイク:大宝みゆき

取材・文=岡﨑 香  撮影=池上夢貢

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TVアニメ『フルーツバスケット』The Final 最終回(第13話)が放送され、原作者・高屋奈月とキャスト、合わせて総勢22名のメッセージ色紙入りサンクスムービーが公開された。

サンクスムービー

また、本田 透の両親である今日子と勝也の物語が、2022年にアニメ制作されること、舞台『フルーツバスケット』も同年に上演されることが発表された。出演キャストなどの最新情報は、作品公式HPより後日公開される。

(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会

(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会

先週のThe Final第12話の放送で、本田勝也のキャラクターボイスを細谷佳正が担当したことが発表されたが、ファンからは「もっと勝也の声をききたい!」「今日子と勝也のエピソード待っています!」といった声が寄せられ、この度ついにファン待望の二人の過去が2022年アニメ制作されることが発表された。

心震える感動のサンクスムービーも公開

2021年6月28日(月)深夜放送の最終回後にさらに涙をさそったのは、名シーンと総勢22名のメッセージ色紙が織り交ぜられた約6分間のサンクスムービー。

(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会

(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会

(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会

(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会

(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会

(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会

(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会

(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会

(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会

(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会

原作者であり作品の総監修も担った高屋奈月、そして、石見舞菜香・島﨑信長・内田雄馬・中村悠一・釘宮理恵・潘 めぐみ・古川 慎・興津和幸・櫻井孝宏・上田麗奈・大地 葉・河西健吾・豊崎愛生・梅原裕一郎・坂本真綾・森川智之・種﨑敦美・佐藤聡美・沢城みゆき・江口拓也・加隈亜衣からの作品愛溢れるメッセージと、キャラクターのセリフの数々が心に染み入る、感動の映像となっている。

(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会

(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会

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(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会

(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会

(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会

(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会

(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会

(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会

(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会

足かけ3年にも及んだTVアニメ『フルーツバスケット』のシリーズは放送終了となったが、今後今日子と勝也のエピソードのアニメ化や舞台制作など、今後の展開をお楽しみに。

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『ワイルド・スピード』シリーズの最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』が6月25日(金)に全米公開を迎えた、週末興行成績首位スタートを切った。

『ワイルド・スピード』は、ストリートレーサー=ドミニク・トレットとブライアン・オコナー、そしてそのファミリーの活躍を描いてきたアクション映画シリーズ。第9作となる『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』では、『ワイルド・スピード ICE BREAK』以後、家族との生活を手に入れたドミニク=ドムの前に、新たな脅威として実の弟・ジェイコブが現れる。本作では、ドミニク・トレット役のヴィン・ディーゼルをはじめ、オリジナルファミリーの面々がカムバック。『ワイルド・スピード  ICE BREAK』で敵役として登場したサイファー(シャーリーズ・セロン)や、死んだとされていたハン(サン・カン)も再登場。そして、ドムの弟ジェイコブをジョン・シナが演じる。メガホンをとるのは、6作目『ワイルド・スピード EURO MISSION』以来のシリーズ復帰となるジャスティン・リン監督。日本では、8月6日(金)から公開される。

 

全米公開を迎えた本作は、6月25日(金)から27日(日)の週末3日間で7,000万ドル(約77億4500万円/6月28日付けBox Office Mojo 調べ)を稼ぎ出して首位スタート。『TENET テネット』(約171万ドル/300館先行公開/拡大公開時初週興収935万ドル)、『ゴジラVS コング』(約3,162万ドル)、『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』(約4,754万ドル)などを超え、パンデミック以降に公開されたオープニング興収を記録を更新している。また、5月下旬以降ロシア・中国などで公開された本作は、世界累計興収4億485万2,000ドル(約448億1,425万円)を突破している。

『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は8月6日(金)全国超拡大公開。

 

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