私立恵比寿中学、YouTube『THE FIRST TAKE』でパフォーマンスした「なないろ」が公開2日で100万回再生を突破

NO IMAGE

私立恵比寿中学(エビ中)が7月16日に出演したYouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』の「なないろ」映像が公開2日間で100万回再生を突破した。

『THE FIRST TAKE』は、アーティストが一発撮りパフォーマンス披露するチャンネル。今回は、池田貴史(レキシ)提供の2017年発表曲「なないろ」をTHE FIRST TAKE ver.でパフォーマンス。メンバー・安本彩花の悪性リンパ腫寛解からの279日ぶりのメディア復帰に、ファンからは祝福の声が多く寄せられている。エビ中は今年2021年5月に新メンバー3名の加入が発表され、9人体制に。今回は、真山りか、安本彩花、星名美怜、柏木ひなた、小林歌穂、中山莉子の6人で歌唱している。

 

 

また、エビ中は本日7月18日に、福岡PayPayドームでライブイベント『NUMBER SHOT 2021』に、真山、星名、柏木、小林、中山の5名が出演。小田和正、BACK NUMBER、スキマスイッチらが出演する同イベントで、エビ中バンドを従えて山笠ステージに登場した。エビ中にとっては初のPayPayドームでのライブを、30分間全力のパフォーマンスで駆け抜け、ドーム会場全体を引き込んでいった。「THE FIRST TAKE」出演後初のライブ出演となったが、2曲目には「なないろ」をバンドアレンジで、ダンスパフォーマンス交えての歌唱を披露している。

私立恵比寿中学は、8月21日と22日には2年ぶりの夏の野外イベント『みらいに響け、みなとのPLAYGROUNDこと ファミえん2021 in 赤レンガ倉庫』(神奈川県・横浜赤レンガパーク特設会場)を開催し、新メンバーの初パフォーマンスを披露する。

また、8月18日(水)に新メンバーを迎えた新曲を含むCDアルバム『FAMIEN’21 L.P.』をリリースすることも発表に。これまでのファミえんのテーマのベストソング集ともいえる内容で、メンバー全員で初期作品のボーカルを再レコーディングするなど予定しているとのこと。

source:New feed

東京を中心に活動している時速36kmが、2021年8月25日(水)にリリースするフルアルバム『輝きの中に立っている』より「アンラッキーハッピーエンドロール」のMVが公開となった。

アンラッキーハッピーエンドロール【Music Video】

時速36kmらしいスピード感のあるサウンドに、センセーショナルな歌詞を表現するかの様な完全一発撮りのMVになっている。

合わせて7月19日(月)より各サブスクリプションにて先行配信も決定した。さらに『輝きの中に立っている』リリースに際して、東名阪企画の開催も発表。東京公演はワンマンライブとなり、大阪/名古屋公演のゲストアクトは後日発表となる。

source:New feed

AdoによるタマホームのCMニューバージョン「ハッピーソングAdo篇 B」が7月18日(日)にYouTubeほかで公開された。

Adoは、デビュー曲「うっせぇわ」のミュージックビデオ&ストリーミングの累計再生回数が合わせて3億を突破した18歳女性の歌い手。4月に配信された「踊」は、国内外の各配信サイトで50冠を獲得し、6月には新曲「夜のピエロ」を配信リリースしている。

そんなAdoが登場するタマホームのCM「ハッピーソングAdo篇 A」は、6月より放映がはじまり、YouTubeでは公開から3週間で600万再生を突破している。

 

新たに公開された「ハッピーソングAdo篇 B」は、前回に続きAdoのイメージディレクターを務めるイラストレーター・ORIHARA氏がCMのためにイラストを描き下ろし、フルアニメーションで制作。振り付けをまなこが担当している。

 

同CMは、タマホームの公式YouTubeチャンネル、Instagram、Facebookなどで視聴が可能。本日より全国で一斉放送されている。

Ado タマホームCM「ハッピーソングAdo篇 B」より

Ado タマホームCM「ハッピーソングAdo篇 B」より

Ado タマホームCM「ハッピーソングAdo篇 B」より

Ado タマホームCM「ハッピーソングAdo篇 B」より

Ado タマホームCM「ハッピーソングAdo篇 B」より

Ado タマホームCM「ハッピーソングAdo篇 B」より

Ado タマホームCM「ハッピーソングAdo篇 B」より

Ado タマホームCM「ハッピーソングAdo篇 B」より

 

source:New feed

7月17日(土)と18日(日)の2日間にわたり、ライブイベント『J-WAVE LIVE 2021』が神奈川県・横浜アリーナで開催中。初日7月17日(土)のオフィシャルレポートが到着した。出演者には、KREVA、JUJU、東京スカパラダイスオーケストラ、Nulbarich、マカロニえんぴつ、Doul(オープニングアクト)の6組が名を連ねている。

『J-WAVE LIVE』は、FMラジオ局J-WAVE(81.3FM)が毎年夏に開催している大型ライブイベント。2019年には、20回目の開催を迎えており、昨年2020年は会場での開催を見合わせている。2021年は、「#音楽を止めるな」をテーマに掲げ、J-WAVEのオンエアとオンライン配信の両形態で実施。新型コロナウイルスの感染症対策を十分に行ったうえで開催されている。

トップバッターは、18歳の新星・Doul。楽曲からアートワークまで完全自己プロデュースする、国内外で注目されるアーティストだ。この日はひとりで登場し、ギター、ピアノを弾きこなしながら、なめらかな美声を響かせる。横浜アリーナという大舞台にも臆さない堂々としたパフォーマンスは、今後の活躍を期待させるものだった。

Doul photo by Tsukasa Miyoshi (Showcase)

Doul photo by Tsukasa Miyoshi (Showcase)

続くNulbarichは、「Twilight」からスタート。のびやかな歌声が会場全体にひろがり、観客は身体を揺らして楽しんだ。「踊り方は自由で、楽しんでいきましょう!」と笑顔を見せるJQ。「LUCK」などスタイリッシュなナンバーで魅せる場面も。観客と音楽を分かち合えるリアルな空間への喜びに溢れるステージだった。

Nulbarich photo by Tsukasa Miyoshi (Showcase)

Nulbarich photo by Tsukasa Miyoshi (Showcase)

3組目はマカロニえんぴつ。自身のホールツアーを終えたばかりの仕上がったグルーヴで、「listen to the radio」「レモンパイ」とボルテージを上げていく。はっとりの力のこもった歌声とバンドの演奏は、聴く者の身体を震わせるほどの熱量。彼らの勢いに応えるように、観客の手拍子が横浜アリーナを満たした。

マカロニえんぴつ photo by Tsukasa Miyoshi (Showcase)

マカロニえんぴつ photo by Tsukasa Miyoshi (Showcase)

東京スカパラダイスオーケストラが姿を見せると、観客は総立ちで歓迎。谷中敦も「思いっきり楽しんでほしい!」とテンションも前のめりに、スカパラらしい豊かなサウンドで盛り上げていく。コロナ禍、J-WAVEのために書き下ろして多くのリスナーを励ました「倒れないドミノ」も披露し、会場は一体に。

JUJUは1曲目から名バラード「この夜を止めてよ」で、自身の持ち味である“ままならない恋”の世界に観客を引き込む。しなやかで芯のある歌声、バンドメンバーの一糸乱れぬ演奏で、アリーナはしっとりとした雰囲気に浸されていく。カバー曲も含むセットリストで、彼女のシンガーとしての魅力が堪能できるひとときだった。

JUJU photo by Tsukasa Miyoshi (Showcase)

JUJU photo by Tsukasa Miyoshi (Showcase)

初日のラストを飾ったのはKREVA。メロウなムードの「瞬間speechless」からスタートし、「一緒に“手で”歌って!」と呼びかける。「人生」「ひとりじゃないのよ feat. SONOMI」と、徐々に温度を高めていく。「音色 ~2019 Ver.~」などお馴染みのナンバーや新曲「変えられるのは未来だけ」を経て、「C'mon, Let's go ~2019 Ver.~」ではアカペラの高速ラップとバンドそれぞれのパフォーマンスで、盛り上がりは最高潮に。ラストはNulbarich・JQが登場し、初日のトリにふさわしいスペシャルなコラボレーション「One feat. JQ from Nulbarich」で幕を下ろした。

KREVA photo by Tsukasa Miyoshi (Showcase)

KREVA photo by Tsukasa Miyoshi (Showcase)

なお、『J-WAVE LIVE 2021』は、オンラインで事後配信も行われる。ライブ映像にインタビューも加えたスペシャルバージョンは、公演日ごとに7月31日(土)0時から8月8日(日)23時59まで配信。早割チケットは、19日(月)23時59分まで発売中だ。各日5名ずつ合計10名の事後配信チケット購入者に出演アーティストのサイン入りTシャツをプレゼントする企画も実施されている。

source:New feed

TVアニメ『ちびまる子ちゃん』8月1日(日)の放送回に、芸人のゆりやんレトリィバァが登場することがわかった。

『ちびまる子ちゃん』は、8月の1ヶ月間を「~まるちゃん大好き!8月のゲスト声優まつり~」と題し、5週連続で「芸能界のさまざまなジャンルで活躍する」ゲスト声優を登場させる予定。その第1弾として登場するゆりやんレトリィバァは、「まる子、楽しいお姉さんに出会う」の巻に登場する“元気なお姉さん”役。お姉さんは、大阪から祖父母がいる静岡に遊びに来ていたところで、モモという名前の犬を散歩させている時にまる子たちと出会う。ゆりやんレトリィバァ本人をモデルに描かれたというお姉さんは、努力家で諦めない強い気持ちを持ち、常にポジティブなオーラをまとう女性。一緒に過ごすうちに、そんな前向きな雰囲気がまる子やその友達にも伝わり、徐々にみんながお姉さんのポジティブパワーに包まれていくという。

(C)さくらプロダクション/日本アニメーション

(C)さくらプロダクション/日本アニメーション

(C)さくらプロダクション/日本アニメーション

(C)さくらプロダクション/日本アニメーション

(C)さくらプロダクション/日本アニメーション

(C)さくらプロダクション/日本アニメーション

まる子役のTARAKOとゆりやんレトリィバァのアフレコは収録が同時に行われ、終始笑いに包まれた楽しい収録となったそう。子どもの頃から『ちびまる子ちゃん』の大ファンだというゆりやんレトリィバァは、モニターにうつる自身の演じるキャラクターに大興奮。ときおり緊張した様子をみせながらも、持ち前の器用さで役を演じきり、収録はとてもスムーズに進行したとのこと。エピソードの後半では、お姉さんが元気なダンスも披露する。

ゆりやんレトリィバァのコメントは以下の通り。

 

ゆりやんレトリィバァ

(C)さくらプロダクション/日本アニメーション

(C)さくらプロダクション/日本アニメーション

――ちびまる子ちゃんに出演すると決まったときの感想は?

うれしすぎました~。子どもの頃からまるちゃん大好きで、私はまるちゃんと家族構成が全く一緒で、私が妹なので、まるちゃんと同じ立場で。まるちゃんと一緒に生きてきたみたいな感じで大好きなので、夢みたいです。

――実際に演じてみていかがでしたか?

信じられなくて、まず、TARAKOさんとお会いできたこともうれしいと思いましたし、本当に私にそっくりなお姉さんのキャラクターを作って頂いて、それがまるちゃんとか、たまちゃんとか、みんなが私としゃべってくれていると言う状況が、信じがたくてうれしくて、感動しました。実感がないくらい、感激感激です。

――今後も声優に挑戦してみたいですか?

是非お願いします!それもまた大きな夢のひとつです。ありがたいです。

――楽しみにしているみなさんにメッセージを。

まるちゃんの世界に入らせて頂いて、非常にありがたく、うれしいです。ありがとうございます!私自身が子どもの頃から見ていたまるちゃんの世界に入っていることが信じられなくて。まるちゃんの家にもあがらせてもらって、夢がかなったと言うか、ありえないと思っていることってかなうことってあるんだなって思いました。みなさんにもそんな風に夢がかなうことがあるんだってことをお伝えしたいです!

 

なお、『ちびまる子ちゃん』には、8月1日(日)の放送以降も様々なゲスト声優が毎週登場予定。お笑い界や俳優らが清水の町で、まる子と家族や友達の暮らしの中に、新たに登場するキャラクターを演じる。

 

source:New feed

7月22日(木・祝)公開の映画『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』から、特別映像が解禁された。

「スーパーヒーロー戦記」製作委員会(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映(C)2021 テレビ朝日・東映AG・東映

「スーパーヒーロー戦記」製作委員会(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映(C)2021 テレビ朝日・東映AG・東映

『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』は、仮面ライダー50周年とスーパー戦隊45作品を記念した、Wアニバーサリームービー。『仮面ライダー』シリーズは、1971年4月3日に放送を開始した第1作『仮面ライダー』から50年。『スーパー戦隊シリーズ』は1975年4月5日に放送を開始した第1作『秘密戦隊ゴレンジャー』から『機界戦隊ゼンカイジャー』で45作を数える。『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』では、最強の敵・アスモデウス(谷田歩)の企みにより、禁断の地・アガスティアベースで保管されていた“禁書”が解放。現実と物語の境界が曖昧となり、『仮面ライダーセイバー』の神山飛羽真(内藤秀一郎)、須藤芽依(川津明日香)、ユーリ (市川知宏)たちが、スーパー戦隊シリーズ『機界戦隊ゼンカイジャー』の世界へ、『機界戦隊ゼンカイジャー』の五色田介人(駒木根葵汰)とガオーン、マジーヌ、ブルーンたちが、仮面ライダーシリーズ『仮面ライダーセイバー』の世界へ迷い込むことに。さらに、『仮面ライダーセイバー』と『機界戦隊ゼンカイジャー』、そして両シリーズの登場人物たちが、垣根を超えて共闘する姿が描かれる。

「スーパーヒーロー戦記」製作委員会(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映(C)2021 テレビ朝日・東映AG・東映

「スーパーヒーロー戦記」製作委員会(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映(C)2021 テレビ朝日・東映AG・東映

 
 

解禁された特別映像では、アスモデウスが巨大化し、歴代ヒーローたちを圧倒。危機的状況を目の当たりにした神山飛羽真が仮面ライダーセイバーに、五色田介人がゼンカイザーに変身・合体し、アスモデウスに立ち向かうシーンが一部解禁されている。また、仮面ライダー1号、アカレンジャーをはじめとする歴代の仮面ライダー・スーパー戦隊が一堂に会するシーンも公開されている。

Wアニバーサリーアート(シルエットVer.) 「スーパーヒーロー戦記」製作委員会(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映(C)2021 テレビ朝日・東映AG・東映

Wアニバーサリーアート(シルエットVer.) 「スーパーヒーロー戦記」製作委員会(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映(C)2021 テレビ朝日・東映AG・東映

また、入場者プレゼントとして配布される「W アニバーサリーアート スペシャルビジュアルシート(ランダム計3 種)」のシルエットも解禁。同特典は、7月22日(木・祝)から、全国限定45万枚の数量限定で、全3種が劇場にてランダム配布される。

『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』は2021年7月22日(木・祝)全国公開。

source:New feed

「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 」10周年記念イベント『ANOHANA 10 YEARS AFTER Fes.』に、入野自由・茅野愛衣・戸松遥・櫻井孝宏・早見沙織・近藤孝行らメインキャストが集結することが分かった。2021年8月28日(土)に秩父宮記念市民会館 大ホール フォレスタ / 秩父市役所前駐車場にて開催される。

超平和バスターズの6人が秩父に結集

2011年に行われた「ANOHANA Fes.」より約10年。「あの花」メインキャスト陣が久しぶりに再会をはたし、あの花ファン待望の内容を届けるという。イベントの詳細や注意事項は、「ANOHANA 10 YEARS AFTER Fes.」特設サイトにて確認を。

また、10th特設サイトでは、メインスタッフ(長井龍雪・岡田麿里・田中将賀)&キャスト(入野自由、茅野愛衣、戸松遥、櫻井孝宏、早見沙織、近藤孝行)の10周年記念コメントを掲載中。

source:New feed

7月18日(日)、BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEの新曲「Chasin’」の先行配信がスタート。同曲のアートトラック(※アルバムトラックのYouTube バージョンとしてジャケットビジュアルなどから自動的に生成されたもの)が公開された。

 

「Chasin’」は、8月4日(水)にリリースされるBALLISTIK BOYZ の4th シングル「SUM BABY」に収録される楽曲。3rdシングル「Animal」の収録曲「HIGHWAY」に続き、メンバーの奥田力也・松井利樹・海沼流星が作詞・作曲で参加したHIP HOPチューンだ。

source:New feed

『劇場編集版 かくしごと ―ひめごとはなんですか―』の公開記念舞台挨拶が、7月17日に都内にて行われた。原作者・久米田康治氏、村野佑太監督、神谷浩史(後藤可久士役)、八代 拓(志治 仰役)、安野希世乃(墨田羅砂役)、佐倉綾音(筧 亜美)が登壇した。

神谷が「本当に奇跡的な状況で出来た作品なので、最後まで関われたことが嬉しいです」と、感無量な様子で本作について語った舞台挨拶の公式レポートを紹介する。

【レポート】『劇場編集版 かくしごと ―ひめごとはなんですか―』公開記念舞台挨拶

先日実施された【―Girlsday―】とは異なり、神谷演じる主人公・後藤可久士と共に漫画を支える“ゴトープロ”メンバーが登壇した今回の舞台挨拶。

(C)久米田康治・講談社/劇場編集版かくしごと製作委員会

(C)久米田康治・講談社/劇場編集版かくしごと製作委員会

今回の劇場編集版では、久米田先生と村野監督はすべての舞台挨拶に登壇しているため、久米田先生は「今日の舞台挨拶は、僕と監督の時間は5秒くらいで…」と、さっそく久米田節を発揮。村野監督も「5回目の舞台挨拶」と口にし「今日は役者さんたちの話を楽しみしてきました」と、声優らに一任する気満々といった様子で語った。

「あれ久米田先生の実話なんですよね?」

G-PROメンバーということもあり、安野は「G-PROのみんなで餃子を作るシーンが好きです」とお気に入りのエピソードを披露すると、佐倉は「あれ久米田先生の実話なんですよね?」と久米田先生に投げかける。久米田先生は「…そうですね。実話です」と告白。「僕はちゃんと(餃子を)焼きました。焼いてから原作に…」と続けると、「描くまでが遠ざかってるじゃないですか!」と、神谷と佐倉からツッコミが入った。

それぞれの“かくしごと”秘話が語られるなか、同作への思いを口にしていくキャスト陣。

安野「上映期間中に絶対イチお客さんとして、劇場に観に来たいと思っています。劇場で観られてるみなさんが羨ましいです」

佐倉「今回の劇場版に関しては個人的ではあるのですが、大勢のお客さんを前にしたのは2年ぶりくらいなので、感無量です。私たちはこういう素敵な空間で仕事をしていたんだなと思いました」

(C)久米田康治・講談社/劇場編集版かくしごと製作委員会

(C)久米田康治・講談社/劇場編集版かくしごと製作委員会

(C)久米田康治・講談社/劇場編集版かくしごと製作委員会

(C)久米田康治・講談社/劇場編集版かくしごと製作委員会

八代「TVアニメから携わらせていただいて、このメンバーの雰囲気をみなさんと再び共有できていることが嬉しいです。この作品を知るきっかけが原作だったり、TVアニメ、この劇場編集版とそれぞれの入口があっていいと思っています。ぜひ周りの方に進めていただいて、一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです」

(C)久米田康治・講談社/劇場編集版かくしごと製作委員会

(C)久米田康治・講談社/劇場編集版かくしごと製作委員会

最後に、神谷は「エンタメが届けにくい世の中になっていますが、今日は大勢の皆さんにご来場いただけて嬉しく思っております」とお礼を延べ、「『かくしごと』は、最初から原作の最後まで映像化することを目標に作ってきました。本当に奇跡的な状況で出来た作品なので、このような作品に最後まで関われたことが嬉しいです。この作品観ると、いい気分になるんですよね。良いもの観たなという気持ちになるんです。この親子に会いたくなったら、また劇場に足を運んでいただいたり、自宅でブルーレイをご覧になってくれたら嬉しいです。そして何より、久米田先生の次回作にご期待ください!」と語り、舞台挨拶は幕を閉じた。

『劇場編集版 かくしごと ―ひめごとはなんですか―』は、愛と笑い、ちょっと感動の漫画家パパ×娘物語『かくしごと』の劇場編集版。久米田康治画業30周年記念作品であり、劇場編集版として新規カットを追加し、TVアニメで描かれなかったもうひとつのラストを描き切っている。

source:New feed

勅使川原三郎版『羅生門』が2021年8月6日(金)~8日(日)東京芸術劇場プレイハウス、8月11日(水・祝)愛知県芸術劇場大ホールで上演される。国際的振付家の勅使川原三郎が主宰するKARASと愛知県芸術劇場の共同企画(東京公演共催:東京芸術劇場)で、愛知県芸術劇場芸術監督の勅使川原、佐東利穂子(KARAS)、ハンブルク・バレエ団プリンシパルのアレクサンドル・リアブコが共演。なお宮田まゆみ(笙 演奏)が東京のみ出演(愛知公演は録音上演)。7月15日(木)愛知でオンライン併用の記者会見が行われ、勅使川原、佐東、リアブコが登壇した。会見レポートならびに愛知で進むリハーサルの模様を捉えた新着写真をお届けする。

■「危機の中にある現実、そこから見える展望がテーマ」(勅使川原)

勅使川原三郎版『羅生門』記者会見の模様 (C)Naoshi Hatori

勅使川原三郎版『羅生門』記者会見の模様 (C)Naoshi Hatori

勅使川原三郎版『羅生門』の原作は、芥川龍之介が「今昔物語集」を基に1915年に発表した同名の短編小説だ。舞台は平安時代、荒れ果てた都に立つ羅生門。職を失った下人と死人の髪から鬘を作る老婆の姿を通して人間のエゴイズムを描き出したとされる。なお『羅生門』といえば、黒澤明監督の映画(1950年公開)を思い起こすかもしれないが、そちらは芥川の他の短編小説『藪の中』に想を得ている。勅使川原は映画とは「別」であると表明し、「私は小説の『羅生門』を基にして、そこから発想したものをダンスにしたい。芥川の原作に戻づいたものとして意義があると感じています」と意気込む。“勅使川原三郎版”と銘打つゆえんである。

勅使川原三郎版『羅生門』リハーサル (C)Naoshi Hatori

勅使川原三郎版『羅生門』リハーサル (C)Naoshi Hatori

勅使川原は、新しいダンス作品を創る際に「いま生きている現代、いま自分が感じている実感が舞台上に生き生きと表せる」原作や題材を選ぶという。芥川の『羅生門』からは「神話性」を読み取った。「いま私たちがある種共有する時代の混乱、動揺、恐怖。きっとそこには綺麗なことではない、醜いことが起こっていたのではないかと思われる状況があって、まさに私たちが暮らし生きている時代そのもの」と指摘する。「どの時代でも人間が抱えなければならない困難、混乱、そして生、死」に「人間が持っている本質」を見出す。「困難、危機の中にしか見られないこと、その狭間にこそ映し出される現実があって、そこから見える展望はなんだろうか。それをテーマにしたい。私が感じる危機というのは、実感している危機です」と語った。

勅使川原三郎 (C)Naoshi Hatori

勅使川原三郎 (C)Naoshi Hatori

■勅使川原作品出演は「今までにない経験」(リアブコ)

勅使川原作品に初めて出演するリアブコは、巨匠ジョン・ノイマイヤー作品を中心に活躍し、2016年にはバレエ界のアカデミー賞と称されるブノワ賞を受賞した名舞踊手。『ニジンスキー』のタイトルロール、『椿姫』のアルマン役などで日本の観客にも大きな感動をもたらしてきた。今回のプロジェクトに際し、勅使川原はリサーチを重ね、リアブコにオファーしたという。

東京での14日間の隔離を経て愛知入りしたリアブコを勅使川原は「我々は通称の“サーシャ”と呼んでいます」と親しみを込めて紹介。隔離生活中にリモートで稽古してはいたが、会見前日に初めて実際に会ったばかりだというのに親密な雰囲気が伝わる。

(左より)アレクサンドル・リアブコ、勅使川原三郎 (C)Naoshi Hatori

(左より)アレクサンドル・リアブコ、勅使川原三郎 (C)Naoshi Hatori

リアブコは勅使川原のことを世界最高峰の名門パリ・オペラ座バレエ団に新作を委嘱されている存在として知っていたという。「特別な経験をできることをうれしく思います。大きなサプライズとなりました。私自身も、この難しい状況にあって、新しく、変わった、いつもとは違うことをしなければならないなと思いました。勅使川原さんがおっしゃった通り、新しいステップを歩んで難しい課題を乗り越えていくことが人生だと思います。この状況下で、この公演を成功させなければならないと強く思いました」と力強く話す。

勅使川原三郎版『羅生門』リハーサル (C)Naoshi Hatori

勅使川原三郎版『羅生門』リハーサル (C)Naoshi Hatori

勅使川原とのオンラインでのリハーサルは「新しい経験」で「君はどういう風に感じるかということを常に問われてきた」という。「肩を傾けたり、今までにない体の動きを意識したりということは経験としてありませんでした。たとえば、指だけを動かして、その時、頭の自然な位置はどうであったかというように、体の意識を内側から外側に向ける経験をしました。勅使川原さんはヴィヴィッドなイメージを次々にあたえてくれたので、とても興味深くリハーサルのプロセスを進めることができます。皮膚を感じて、皮膚の内側から外側へ。人と話すこととはまた別の形でコミュニケーションを取っていくという、今までにない経験をしています」と説明した。

アレクサンドル・リアブコ (C)Naoshi Hatori

アレクサンドル・リアブコ (C)Naoshi Hatori

■「さらなる喜び」を感じつつ「もう1回新鮮に向かっていきたい」(佐東)

佐東は勅使川原作品の申し子として世に出た。欧州の権威ある舞踊雑誌「Ballet 2000」の年間最優秀ダンサーに選ばれ、日本人として初めてレオニード・マシーン賞を受賞。最近は海外からの依頼も含めて自身の振付作品を発表するなど活動の幅を広げ、無二の存在として輝く。勅使川原は佐東を「世界最高のダンサーの一人だと思っております」と胸を張って紹介した。

佐東は勅使川原、リアブコの話を聞いて「さらなる喜びを感じています」と話し始めた。「“サーシャ”に関していえば、メールでのやりとりやオンラインで話をしたり、実際に勅使川原さんの指示で動いたりしている中で、彼のことを知って納得できる。今日の話でもそうですが、とても真摯な方で、話していることも、物の聞き方もとても落ち着いているのを感じました」と話す。

勅使川原三郎版『羅生門』リハーサル (C)Naoshi Hatori

勅使川原三郎版『羅生門』リハーサル (C)Naoshi Hatori

また、佐東は近年勅使川原が文学作品を基に創作する機会が多いことについて「自分がその題材を知ってたとしても、そこから何が生まれるかは思っていたこととは異なると感じています。今回もおそらくそうであろうという予感がします。自分自身もいろいろなことを手放して、もう1回新鮮に向かっていきたい。今日の話を聞いて、なおさらそんな風に思っています」と語る。

佐東利穂子 (C)Naoshi Hatori

佐東利穂子 (C)Naoshi Hatori

■「強力な仲間」であるリアブコ、佐東と紡ぐ「ダンスの終わりの始まり」

勅使川原は佐東とリアブコを「強力な仲間」と称し、彼らに「とても共通するものを感じます」と述べた。「謙虚だということ、内面的に強いものを持っていること。それこそが何かを表現する人間に必要とされると思います。2人によって、私は大いに力づけられます」と意気軒高。そして「私は『羅生門』をダンスとして翻訳したいわけではない。最初に読んだ時、物語が始まる前があるだろうということを強烈に感じました。そして、この小説の終わりの後に、書かれていないことがあると感じます。それによって、小説家はその小説を成り立たせるのではないかと強く感じました。その終わりの物語の先に何があるのかを感じさせることによって、ダンスが終わることができるというか、ダンスの終わりが始まる。そんな気がしています」と展望を話した。

勅使川原三郎版『羅生門』リハーサル (C)Naoshi Hatori

勅使川原三郎版『羅生門』リハーサル (C)Naoshi Hatori

海外の劇場での再演の可能性を探っていくというビッグ・プロジェクト。先行きが見えず苦しいコロナ禍の最中だが、希望となるような傑作の誕生が期待できそうだ。

取材・文=高橋森彦

source:New feed