井上真央×松本潤『花より男子ファイナル』の配信がdTVでスタート ドラマ最終回の4年後を舞台としたオリジナルストーリー

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映画『花より男子ファイナル』の配信が映像配信サービスdTVでスタートした。

神尾葉子氏のコミック『花より男子』は、超金持ち名門高校に通う貧乏な少女・牧野つくしが、学園を牛耳る御曹司の4人組、通称“F4(花の4人組:Flower four)”とぶつかり合い、さまざまなトラブルに巻き込まれながらも、持ち前の明るさと雑草魂でけなげに立ち向かっていく姿を描いた作品だ。日本のほか、これまでに台湾・韓国・中国、タイでもドラマ化されている。

2005年にTBSで放送されたドラマ『花より男子』では、牧野つくし役を務めた井上真央が、連続ドラマ初主演。“F4”のリーダー・道明寺司を松本潤が演じた。また、道明寺の幼馴染にして恋のライバル・花沢類を小栗旬が演じ、松田翔太(西門総二郎役)、阿部力(美作あきら役)らも出演。2007年には、同ドラマの1年後を描く続編『花より男子2(リターンズ)』が放送され、最終回には視聴率27.6%を記録した。

シリーズ初の映画『花より男子ファイナル』は、2008年に劇場公開。ドラマ『花より男子2(リターンズ)』最終回から4年後を舞台に、原作コミックにもない、ふたりの「その後」をオリジナルストーリーで描いている。

あれから4年。日本のホテルでは、全世界に向け、盛大な記者会見が行なわれていた。現代のプリンセスとして、テレビ番組でも注目される牧野つくし(井上真央)。その後行なわれた道明寺家、牧野家がそろった結納の席では、2人の交際にあらゆる手段を使って猛反対し、かつてはつくしの天敵であった司の母・楓(加賀まりこ)から、道明寺家へ嫁ぐ者に代々受け継がれてきた、推定100億円ともいわれるティアラ“ビーナスの微笑”を婚約の証として贈られる。その夜。ホテルの部屋で光輝くティアラを見つめながら、つくしは、大財閥の跡を継いだ司(松本潤)との結婚で、質素ながらも穏やかな生活が一変してしまうことに不安を抱き始めていた。

『花より男子ファイナル』はdTVほか動画配信サービスで配信中。

 

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1:2023/01/11(水) 16:40:27.83ID:2DFnhvCz9 NGT48の本間日陽が、7日発売の「BOMB」2月号の店舗限定版表紙に登場。
美しいボディが輝く水着姿を披露した。

本間日陽、水着姿の美ボディが眩しい
2022年12月28日に8枚目のシングル「渡り鳥たちに空は見えない」をリリースしたNGT48からはセンターの本間が、1年ぶりの本誌水着グラビアに登場。
毎年恒例(?)の恋人目線グラビアも披露。
すっぴんでパックしていたり、シャンプーハットをかぶってお風呂に入っていたり、今回も近い距離間の本誌でしか見られない本間を堪能することが出来る。

表紙は田村真佑
今号の通常版表紙には、乃木坂46の田村真佑、裏表紙には、乃木坂46の阪口珠美、そのほか誌面には、乃木坂46の池田瑛紗と小川彩、店舗限定版裏表紙には高崎かなみが登場する。

http://mdpr.jp/news/detail/3542594
http://www.rbbtoday.com/article/2023/01/10/205400.html

「新潟の太陽」本間日陽、美ボディ輝くセクシーな水着姿披露!
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「BOMB」2月号店舗限定版表紙 本間日陽
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通常版表紙 乃木坂46田村真佑
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NGT48 本間日陽
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共有:

1:2023/01/12(木) 05:51:11.14ID:JOKCpKLc9 U2、代表曲新録音の4枚組新アルバムを3月17日発売 ギターのジ・エッジ「新たなコード、歌詞も」
2023年1月12日 2時0分スポーツ報知
https://hochi.news/articles/20230111-OHT1T51165.html?page=1
新アルバム「ソングス・オブ・サレンダー」のジャケット
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 アイルランド出身の世界的ロックバンド「U2」が、3月17日に4枚組み新アルバム「ソングス・オブ・サレンダー」(CDまたはLP)をリリースすることが11日、分かった。

 1980年に初アルバム「ボーイ」を発表し、これまでスタジオアルバム14枚をリリース。全世界のアルバムセールス1億7500万枚以上を誇る。40年以上に及ぶキャリアから「サンデイ・ブラッディ・サンデイ」(83年)を始め、「ホエア・ザ・ストリーツ・ハヴ・ノー・ネイム(約束の地)」(87年)、「ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー」(同)、「ワン」(91年)、「ビューティフル・デイ」(2000年)などの代表曲を新たな音楽的解釈、アレンジを取り入れて新録音。2年間にわたるセッションにより全40曲が収録された。

 「ウォーク・オン」(00年)は「ウォーク・オン(ウクライナ)」に曲名を変更。昨年4月にウクライナ支援を求めるキャンペーン「Stand Up For Ukraine」で演奏した歌詞のバージョンで収録された。

 CD1からCD4にはメンバーの名前(ジ・エッジ、ラリー、アダム、ボノ)がつけられ、10曲ずつを収録。ベストアルバムと呼べるような豪華盤になっている。

 プロデュースと編集を手掛けたギターのジ・エッジ(61)は企画・経緯について「音楽はタイムトラベルを可能にする。現代に楽曲を持ち帰り、21世紀風に創造し直した時にもたらされる恩恵の有無を想像してみた。最初は一種の実験として始まったが、初期の楽曲の多くが生まれ変わり、気づけば夢中になっていた」と説明。

(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)

1:2023/01/12(木) 16:22:06.44ID:0M1SWaM19 HKT48の田中美久が、12日発売の「週刊少年チャンピオン」7号の表紙&巻頭撮り下ろしグラビアに登場。
美しいバストが輝く水着姿を披露した。

田中美久「週刊少年チャンピオン」5回目ソロ表紙
今号では、HKT48の絶対エース田中が、本誌5回目のソロ表紙を飾っている。
巻頭グラビアは特大11Pで、全部がハイテンション。
エモカワいいを制した田中が、2023年最初に魅せるのは幻想的で大人エモなグラビアだ。

田中は「5回目のソロ表紙、やった!嬉しい!ゴ(5)ーゴ(5)ーゴ(5)ー!!応援してくれるファンの皆さん、読者の皆さん、ありがとうございます」と喜びをあらわにし、感謝を込めた。

http://mdpr.jp/news/detail/3550228

エモカワいい!田中美久、美しいバストが輝く水着姿披露! 「週刊少年チャンピオン」7号
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HKT48 田中美久
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1:2023/01/11(水) 06:42:06.00ID:qBXyuq4Z9 神はサイコロを振らない「カップスター」プロジェクトに新曲書き下ろし提供、川床明日香出演MV公開
2023年1月11日 4:00 12 3 音楽ナタリー編集部
https://natalie.mu/music/news/508332
神はサイコロを振らない
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サンヨー食品株式会社の「カップスター」によるプロジェクト「NEXT GENERATION NEXT CREATION」に神はサイコロを振らないが参加した。

「NEXT GENERATION NEXT CREATION」は、箭内道彦率いる東京藝術大学美術学部デザイン科第2研究室Design Alternative所属の4人の学生監督が、4バンドとコラボレーションし、4楽曲のミュージックビデオを制作するというもの。プロジェクトのリードコラボレーションソングとして神はサイコロを振らないが新曲「夜間飛行」を書き下ろし、東京藝術大学美術学部デザイン科4年の山城浩平がMVの監督を務めた。

MVはメンバーが楽曲を制作し、ライブリハーサルを行う様子と、俳優の川床明日香が悩みながらも真摯に芝居に向き合うシーンが交錯する構成に。カップスターはそのシーンに寄り添うアイテムとして描かれており、合間には柳田周作(Vo)の幼少期に撮影されたホームビデオの映像も織り交ぜられている。

撮影はドラムのセッティングでスタートし、黒川亮介(Dr)と柳田が話し合いながら音像を決めていく。箭内がスタジオ入りすると、バンドメンバーと談笑タイムに。「絵コンテを初めて見たときから最高でした」と柳田が声をかけると、箭内は「監督に言ってあげてください。遅刻したことは本人十分反省しているんで。悪い奴じゃないんですけど、誤解されがちなところがあるんでね」と返す。どうやら監督が遅刻した模様。そんなハプニングがありつつも、箭内は「曲がこれだけいいからね、何やってもいいと思うんだけど」とメンバーにエールを送った。

神はサイコロを振らないのMVはサッポロ一番のYouTube公式チャンネルと特設キャンペーンサイトで公開されており、ほか3バンドのMVは2月15日に公開される予定だ。

箭内道彦 コメント

若い力に求めるものは、小さく纏まってしまう大人達の焼き直しなどでは決してなく、迸る創造の沸騰が放つ感情と閃光。
音楽と映像。唯一無二の才能が出会い、刺激し合い、助け合い、混ざり合って生まれた、4本のクリエイション。
この世界に、それぞれのリアルタイムが未来を照らす、永く短い、奇跡の3分間。
CupStarは、そのそばにいたいのです。

柳田周作(神はサイコロを振らない)コメント

かつてないほど愛情と熱量を注いだ「夜間飛行」という楽曲。今回は作詞・作曲だけでなく、編曲まで僕一人でやり切りました。
箭内道彦さん、カップスターチームからのオーダーとしては、CupStarにとってレガシー(遺産)になるような、ポジティヴでエネルギーに満ち溢れた楽曲。曲尺が3分ジャストであること。チャレンジャーであり続けるということ…。
これら全ての条件を最高の形で表現できたと自負しています。スターとは刹那的で、終わりがあるからこそ輝ける。
いつの日かロックスターになれることを夢見て書き上げました。

●神はサイコロを振らない「夜間飛行」【Official Music Video】
https://www.youtube.com/watch?v=nqy9HwfwfrQ

1:2023/01/10(火) 05:59:59.71ID:u0YVIG8a9 https://pctr.c.yimg.jp/t/amd-img/20230110-00000091-spnannex-000-3-view.jpg
卯年にちなみ、笑顔で餅をつく藤井王将(撮影・西尾 大助、小海途 良幹、河野 光希)

藤井王将先勝!隙なしタイトル戦最速40勝 生九段から将棋史に残る初勝利 うさ耳にも満面の笑み
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20230110-00000091-spnannex-ent

 ◇第72期ALSOK杯王将戦7番勝負第1局第2日(2023年1月9日 静岡県掛川市 掛川城二の丸茶室)

 藤井聡太王将(20)=竜王、王位、叡王、棋聖含む5冠=に羽生善治九段(52)が挑む将棋の第72期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負は9日、静岡県の掛川城二の丸茶室で第1局が指し継がれ、91手で藤井が勝利した。前期から続く王将戦7番勝負の連勝を無傷のまま「5」に更新。史上最速のタイトル戦40勝を達成し、タイトル戦第1局における連敗も「3」で止めた。第2局は21、22日に大阪府高槻市の「摂津峡花の里温泉 山水館」で指される。

 将棋史に残る1勝を刻んだ。羽生からタイトル戦初勝利を挙げた藤井は終局後、大盤解説会場で「課題はあったが充実感もありました」と振り返った。

 「こちらが予想しない手を指され、長考することが多かった。自分にないものを持たれていると思いました」

 2日制、持ち時間8時間の対局で羽生と盤を挟むのは初めて。相手の指し手を推し量り、自らの指し手を読む「棋は対話なり」の繰り返しから、その思考に深く触れた。主導権を握りやすい先手番で一手損角換わりの隠し玉をぶつけられたが、はね返した。

 午前のおやつ。掛川桜をデザインした「掛川桜のプリン」を控室で味わうと、戻った対局場で上着を脱いだ。臨戦態勢で見せる本気モード。そして羽生用意の作戦を、強気に打ち返した。

 1時間41分の長考で封じ手をした羽生の秘策が46手目△3七歩だった。直前、▲5八金と王の脇腹を固めた藤井の指し手をとがめにきた。

 素直に▲同桂と応じると△1五角の返し技がくる。藤井は44分の考慮で放置を決断し、▲4三銀(第1図)と攻め合った。

 △同金なら▲2三飛成と飛車の進入を許す。許せない羽生は△3五銀と飛車取りで返した。衝突する読みと読み。飛車を与えた藤井は金、桂を入手。緊迫する盤上を示すように、静止した藤井の息が荒くなった。

 7番勝負を前に、藤井は色紙に心境を記す揮毫(きごう)を「初心」とした。5歳から通う将棋教室には羽生による定跡書「羽生の頭脳」があった。「初心に返って、純粋に局面を考えたい」。ここまでタイトル戦敗退なしの11連覇。圧倒的実績をもってしても、羽生は大きな存在だった。天王山へ放たれた角を67手目、駒台へ置くと、初形の5一からついに動かなかった羽生王目がけて全軍躍動した。

 渡辺明名人(38)=棋王との2冠=からストレート奪取した前期に続く王将戦7番勝負での連勝は「5」へ。同時に、タイトル戦勝ち星を「40」へ乗せた。

 所要48局での到達は、35局で達した30勝に続く史上最速。羽生による従来の記録58局を大幅短縮した。昨年の棋聖戦以降、王位戦、竜王戦と屈した鬼門の第1局も突破。次代へ語り継がれる黄金対決は、20歳が先勝した。(筒崎 嘉一)

 ≪うさ耳にも…満面の笑み≫藤井は終局後、勝利を記念した撮影に臨んだ。干支(えと)にちなみ、うさぎの耳がついたカチューシャを着用。満面の笑みを浮かべ、きねを手に餅をつくポーズも取った。

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2023年1月25日(水)より上演される舞台『オッドタクシー 金剛石(ダイヤモンド)は傷つかない』主役・二階堂ルイ役の小栗有以(AKB48)のオフィシャルインタビューが到着した。


――舞台『オッドタクシー 金剛石は嘘つかない』に取り組むにあたって、アニメ『オッドタクシー』をご覧になったそうですね。

以前から、『オッドタクシー』が面白いという話は周りからも聞いていました。今回、この舞台をやるにあたってまず劇場版を観に行き、その後にTVシリーズも観ました。登場するキャラクターがどれも個性的で、しかも本職が声優の方だけでなく、いろんな方が声優をされていたので声も魅力的で。どのキャラクターにも隠されたストーリーがあって、それがあちこちに散りばめられているから、物語がすごく奥深い。その出来事が伏線になっていてだんだんつながっていって、最後に驚かされて。可愛い動物のキャラクターたちのミステリーにどんどん引き込まれていきました。多くの方に愛されている理由がわかりましたね。

――舞台『オッドタクシー 金剛石は嘘つかない』は、『オッドタクシー』の主要キャラクターであるアイドルグループ“ミステリーキッス”を主人公にしたスピンオフです。脚本を読んでいかがでしたか。

私はこれまで、いくつかのドラマや舞台に出演させていただいた中で、アイドル役はやったことがないんです。現役アイドルのうちにアイドルの役を演じるのは面白いなと思いましたし、お話をいただいたときから楽しみでしたね。脚本を読ませていただいて、やっぱり同じアイドルとして共感できるところが多々結構ありました。どうしてここまでアイドル芸能界のことがわかるんだろうって驚いたぐらいリアルな部分もあったりして。そういったところは現役アイドルが演じるこの作品ならではの面白い部分だと思います。もちろん全部がリアルということではないですけど(笑)。

――小栗さんが演じる二階堂ルイは、事務所のアイドルオーディションを受けて合格し、ミステリーキッスの一員としてスタートを切ります。

オーディションでの二階堂は物怖じせず堂々としていて、むしろ「私を見て」っていう感じですよね。私がAKB48のオーディションを受けたときはすごく緊張してしまって、二階堂みたいな堂々としている子に圧倒されてちょっと小さくなっていたんです。お芝居で二階堂を演じることで、私もあのとき自信を持ってやっていたらこうなっていたんだろうなって思いましたし、改めて自分のオーディションを思い出しましたね。二階堂みたいなタイプだけじゃなく、ちょっとダンスが苦手な子がいたり、オーディションっていろんな人が集まっているので、その様子も楽しんでもらえるんじゃないかなと思います。

――ミステリーキッスは小さな事務所の所属なので、決して華々しい芸能活動ではありません。そのあたりの苦悩も伝わってきますよね。

メンバーの市村しほも三矢ユキも、最初は「負けたくない」っていう気持ちがあったと思うんです。けれど二階堂の実力を認めて、「この子についていこう」と思ったことで3人の中に絆が芽生えていく。そして一緒に喜んだり乗り越えたりしていくところは、ああわかるなって思いましたし、初心を思い出しました。そういうキラキラした中に、『オッドタクシー』らしい黒い部分が見え隠れするところが、やっぱり面白いんですけどね。

 舞台『オッドタクシー』キービジュアル

舞台『オッドタクシー』キービジュアル

――演じられる二階堂ルイを、どんなキャラクターとして捉えていますか?

二階堂ルイは、アイドルとして自分の見せ方をよくわかっている子だと思います。自分の考えや強い芯を持っていて、すごくかっこいい。アイドルとして真剣に取り組むところは私も同じだなと思いました。ただ二階堂ルイに足りないのは、愛嬌。芸人さんの番組に出させてもらっても愛想がなくて、『どうして私がこんな仕事をしなくちゃいけないの』って思ってしまうんですよね。でも強い心とアイドル性の高さで勝負していく二階堂は、やっぱりかっこいいなと思います。

――ツンとした二階堂ですが、交際しているホモサピエンスの馬場の前ではちょっと違う表情を見せますよね。

二階堂ってずっと気を張っているんですけど、馬場さんに出会ってちょっと女の子らしい部分が見えますよね。私はこの作品の中で、馬場さんってすごく重要なキャラクターだと思うんです。芸人さんとしてはあまり売れていなくても、ひたむきに頑張っていて、そういう人だからこそ二階堂のことを癒やすことができる。馬場といるときにしか見せない二階堂の顔もあると思うので、そこをうまく表現できるように頑張りたいです。

――共演する濱岸ひよりさん(和田垣さくら役)、鈴木瞳美さん(市村しほ役)、山口乃々華(三矢ユキ役)さんからはどんな刺激を受けていますか。

濱岸ひよりさんは今回の稽古で初めてお会いしたんですが、すごくふんわりしていて、みんなから愛される方ですね。私も一緒に、経験豊富なキャストの方たちにフォローしていただいています。和田垣さくらの役なので、他の3人とは違う動きをすることもあって大変そうですが、一緒に楽しくやっていきたいです。鈴木瞳美ちゃんは、以前アイドルフェスのときに「一緒に写真を撮ってください」って声をかけていただいたことがあるんですよ。ビジュアルはもちろん声がすごく可愛いので、ピュアな市村しほ役にすごく合っているなと思います。演出のなるせゆうせいさんから言われたことをちゃんとノートにメモしていたのが印象的でした。私は台本に書き込んじゃうタイプなんですけど、偉いな、私もノートを使ってみようかなって思いました。山口乃々華さんは舞台を何度も経験されていらっしゃいますし、すごく舞台慣れをされているので、わからないことがあるときは山口さんに聞いちゃいます。このセリフの言い回しどうしたらいいですかねって相談させてもらったり、他にも色んなことを教えてもらっています。すごく信頼できるお姉さんです。

――今回、舞台の中でミステリーキッスとしてのパフォーマンスがあるんですよね。

そうなんです。しかもダンスの先生役としても出演する後藤健流さんが振り付けを考えてくださったんですよ。「普段は男性に教えることが多いから、女の子の振り付けは難しい」っておっしゃっていましたけど、すごく可愛い振りを考えてくださいました。オーディションで踊るダンスと、ミステリーキッスとして3人で踊るダンスがあるんですが、オーディションではクールにしなやかに。ミステリーキッスのダンスはすごくキャッチーで、観たら真似したくなるようなダンスです。アイドルとしてパフォーマンスするので、ミステリーキッスのときは私も笑顔で踊れると思います(笑)。

――俳優としての活動もされている小栗さんですが、舞台にはどんなやりがいを感じますか。

私にとって舞台は団体戦というイメージです。みんなで一緒に、時間をかけて作っていくもの。試行錯誤するので大変なこともたくさんあるけど、最終的には達成感を感じられると思うので、そこを目指して頑張りたいですね。初日は、無事にできたという安心感があると思いますが、本当の達成感は千秋楽を終えた後だと思うので、その日まではプライベートでも二階堂を意識して過ごしたいですね。私が初めて舞台に挑戦したのは『マジムリ学園』という作品だったんですが、クールな役だったので、役に入り込み過ぎてしまい間違えて無視しちゃった事もありました(笑)。その後、そのメンバーには急いで謝りに行きました(笑)普段の私はつい口角が上がってしまうのですが、頑張って二階堂の表情作りから意識したいですね。

――舞台を楽しみにしているお客様に向けて、今の意気込みを聞かせてください。

昨年、一度公演延期となってしまったので、待っていてくださったみなさんには本当に感謝しています。共演者のみなさん、スタッフのみなさんと心をひとつにして作り上げていきたいですね。小栗有以ではなく二階堂ルイとして見てもらえれば、普段の私とのギャップも楽しめると思いますし、『オッドタクシー』ファンの方たちに期待以上のものをお見せしたい。楽しみにしていただけたら嬉しいです。

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「無意味・無駄を積極的に取り入れユニークな空間を醸し出す」と評される振付家・演出家・ダンサーの白神ももこが、埼玉県東松山市の高齢者福祉施設「デイサービス楽らく」で滞在制作した『どこ吹く風のあなた、ここに吹く風のまにまに』が上演される。これは東松山市の医療法人社団保順会、公益財団法人東松山文化まちづくり公社、そして一般社団法人ベンチが連携するプロジェクト、「クロスプレイ東松山」により実現するもの。「デイサービス楽らく」施設長の武田奈都子、企画プロデュースを担当するベンチの藤原顕太、福祉施設などでのワークショップ経験も豊富な白神ももこに話を聞いた。

――このプロジェクトの言い出しっぺは武田さんだそうですね。きっかけを教えていただけますか。

武田 はい。デイサービス「楽らく」は15年ほどやっていますが、母体は東松山市で内科小児科を営んでいる医療法人です。実は私は「水と油」、公共劇場やフェスティバルなどパフォーミングアーツの制作をやっていましたが、10年前に家業を引き継いだわけです。知識も経験もないまま医療や介護の現場を見ていく中で、アートとケアの親和性を感じていました。具体的に動き出したのは2021年からかな。2022年6月に施設長になり、施設を建て替えるのを機に文化施設的な機能も加えよう、アーティスト・イン・レジデンスの場をつくろうと決めました。ただ一人で回すのは無理なので、ベンチさんにご相談したわけです。

藤原 僕も大学時代に福祉を勉強し、その後で舞台芸術関係の仕事をしていました。近年は障害ある人の芸術活動に携わっていたのですが、支援するされるの関係ではなく、アーティストが対等な立場でいろいろな作品をつくったり関わる方が面白いと感じていました。そんなところに武田さんからアーティストが介在できる場を考えたいというお話をいただき、ぜひと立ち上げから関わらせていただいています。

武田 介護の現場を見た当初は、すごく閉ざされているという印象がありました。開かれていないから「あんなところは行きたくない」みたいに言われてしまうんですけど、現場で繰り広げられる時間はすごく豊か。誰しも老いは経験するものじゃないですか。だったら老いを肯定できる場所をつくりたいと思い、アーティストによる単発のワークショップなどをやってきたんです。

――そうした流れで白神さんにお声をかけたと。

武田 初回をどなたにお願いするか考えたときに、地域を重視したくて。東松山は東武東上線沿線ですが、白神さんが芸術監督をされている「キラリふじみ」も近いんです。高齢者とダンス、言葉ではない、身体表現がいいんじゃないというところで白羽の矢を立てました。

藤原 バリバリ作品をつくりましょうとか、デイサービスの人たちにサービスを提供しましょうみたいな発想ではなくて、まずはデイサービスとしてのプログラムがあって、そこにアーティストがゆるやかに寄り添うような環境をつくりたいと思ったときに、白神さんなら一緒に考えていただけるという意味でもまさに適任だと思いました。

白神 私、「初めて」に弱いんですよ、「はーい、いいですよ」みたいな感じでした。私自身は福祉施設に慰問や、ダンスの時間だけ出かけるみたいなことはありましたが、日常に関わるわけではないからデイサービスがどういう場所で、どういう方たちがいるかは詳しく知らなかったんです。1日過ごしたらどんな感じだろうと気軽に引き受けたんですけど、かなり大変でした(笑)。

武田 やっぱりケアする人とケアされる人という構造があるんですよね。限られた時間の中でやらなければいけないことが多いので効率化が運営の目標になりがちなんです。でも介護者が相手にしているのは生きてる人たちなわけで、認知症でも感情がある。介護者の中で当たり前になっていること、これはやっちゃいけないみたいな固定概念をふわっとしたアーティストの視点によって刺激してもらいたいと思ったんです。お話をするのでも、介護者のお声がけと白神さんからのお声がけはやっぱり違ったりするんです。

藤原 それこそ人間の日常は無駄なことがたくさんあるはずです。施設の日常でも無駄なことを含んだ文化的なコミュニケーションがたくさん起きることが大事だと思います。現場にとって、一見いらないと思うようなことばっかりやってくれるアーティストの存在によって、利用者さんが今まで話さなかった大事なエピソードとか面白い話がたくさん掘り起こされていたりするんですよ。

――白神さんは現場で何ができそうかイメージはあったんですか。

白神 ワークショップの講師で呼ばれれば、みんなで体を動かしてみましょうとかやるわけじゃないですか。ここはそれをやらなくてもいいし、何かやりたければやればいいしという自由度があるんです。それで何日間も「ただいる」ということをやってみたかったんですよ。皆さん予定のプログラムができないと気にしちゃうので、夕方テレビを見始める、一番することがなさそうな時間帯に加わって一緒にしゃべったりしていました。

武田 施設では職員だったら「介護する」といったように必ず役割があるんですよね。お年寄りも自分たち以外の人は介護してくれる人だと思ってここに来ている。だけどたまに何もしない人がいるんです。一緒に話したり、塗り絵してみたり、たまに庭で踊っていたり。

白神 塗り絵をしている利用者さんに「何してんの?」って聞かれたから「ウロウロしてます」と言ったら「そう、あなたは幸せ者だよ」って言われました。

武田 いるだけで「えらいね」みたいに言われる存在がいる。何か新しい関わり方だなと思いましたね。

――でもいるだけでいいって一番困りませんか。

白神 そうなんです。やっぱり何か役に立たなきゃいけないと思ってしまうし、そういう目で見てくる利用者さんもいる。アーティスト自身も認められるために世間の役に立とうとする気持ちが人一倍ある気がして。お年寄りは自分が役に立たなくなっていくかもしれないことにすごく苛立ちを感じている気がします。私を見て「何もしない奴がいる」と苛立っている人もたまにいらっしゃいます。もしかしたら老いていく自分への苛立ちと私を重ねている可能性もあるかもしれません。日本は役に立たないみたいなことに不寛容なんですよね。

武田 クロスプレイ東松山では大きな成果は求めていないんです。まずここに滞在して交流することを一番に置いている。

藤原 作品としてのアウトプットを考えることはあるんですけれど、プロセスの中に生まれるものが最終的に一番大事だと思っていて。たとえばデイサービスの人たちの日常を作品にしてみるといったときに見えてくるあれこれの問題、そこでいろいろ考えたりすること自体がすごく重要。そこを目指したいんです。

――白神さんみたいな人が入ってくると、職員さんも変わってくるかもしれませんね。

武田 あります。最初はすごく警戒されてたと思うんです。まずアーティストという存在と交流がない人たちだし、どうやって白神さんと関わったらいいんだみたいなのはあったでしょう。でも白神さんが介在する時間を積み重ねることによって、ちょっとした仲間感ができてくるんです。何日か単位で滞在してくれていたんですけど、「お元気でしたか」みたいなやりとりを介護職員としているのを新鮮に感じて見ていました。

――ちょっと風が吹くというか?

武田 そうそう、本当に風が吹く感じはあります。

藤原 職員からもいろいろな新しいアイデアが出てきたりします。

武田 介護の現場ってリスクを取ることに対してすごく敏感なんですけど、わりと「わかりました、やってみましょう」みたいな感じにもなってきました。ある職員はデイサービスはいっぱいあるから「特色を出していかないといけませんよね」みたいなことも言ってくれて。それはすごくうれしかったですね。でもアーティストが来ると面倒くさいことが増えるじゃないですか。さっきも言いましたが、介護の現場は効率化のためになるべく面倒くさいことは排除していく。お年寄りになっていくとキャラがすごい煮詰まって濃くなるんですよ。言葉は悪いけれど、やはり面倒くさい部分がある。でも面倒くさいからやめてくださいと言ってしまうと、その人を否定する対応になってしまう。そういうところがとっぱらわれてきてる感じはします。

――さて、何もしない中から、それでもダンス作品をつくるわけですよね。

白神 デイサービスの1日みたいな作品になります。ギュッとした。

――利用者さんと一緒に踊るのですか。

白神 踊ります。踊れるかわかんないけど。

武田 皆さん踊ると言っていても、「私、そんなこと言ったっけ」みたいな感じの繰り返しなんです。「やだ、やらないわよ」って。

白神 でも曲かかると踊ってくれたりもする。どうなることやら(笑)。

武田 お年寄りに翻弄されている白神さんが自然に出てきてしまうような気がします。普段の舞台とは想定すること、時間の使い方もまったく違うので手探りですね。

白神 かなり手探りで最後まで見えない感じはあります。

――作品ができるという視点でみてはいけないのかもしれないですね。

武田 そうです。観る方の寛容さも大事です。

白神 こちらの演出や意図とか通ると思わないですから。ふだん作品をつくるときは絶対に伝えることがあって、みんな見えない糸につながっているように動くけれど、今回はそうじゃないですね。むしろ意図とかあんまり気にしない方がいいものになるんじゃないでしょうか。コントロールが不可能なんです。

――白神さんも踊るんですよね。

白神 踊ります。職員さんも踊ります。

――皆さんには振付を渡すんですか?

白神 「炭坑節」を軸にやろうかと。ふだんからたまにやるんですよ。

武田 お年寄りには染み付いていて。

白神 いろいろ新しいことをやってみるんですけど、最初はやってくれていてもだんだん「炭坑節」の振りが出てくるんですよね。やっぱりなじんでいる動きは強い(笑)。

――照明さんとか音響さんとかもいるからそれなりにカチっとした作品になるのかと思い込んでいました。

武田・白神 まにまにです。

藤原 フォーマットを決めてつくり込んでいくというよりは遊びや余白ができていくような作品になるのかなと思います。

――このクロスプレイ東松山はどういう展開になっていきそうですね。

藤原 企画側としては、こういうプログラムがこの「楽らく」だけではなくて、いろいろな場所でそれぞれの特色がある形で増えていくといいなと思いますね。そういう意味では、ここで起きた出来事をいろいろな形で伝えていきたいと思っています。

武田 これからもいろいろなアーティストに入ってもらいたいと思っています。でもアートマネージャーの経験があるスタッフが福祉施設にいたということが、このプロジェクトを成立させるのには大きかったと思うんです。逆に言えばアートマネージャーをやっていきたいと思っている人が、福祉の現場に入ることによって何かできるかもしれないみたいな発想になっていくといいなとも思います。劇場とかだけじゃなくて、福祉施設のような場所が文化的な場所になる可能性を考える人が増えていくと、新たな動きにつながると感じます。そして世間に伝わっている以上に、職員の皆さん介護の仕事を楽しんでやってくださっているんです。お年寄りと接することの楽しさをやりがいとしてくれています。ネガティブなニュースばかりが流れますけど、現場は至って楽しんでやっているんですよ。

白神 毎日、話さずにはいられないようなことがたくさん起こる、楽しい現場でした。私も引き続き、遊びに来たいなと思っています。

取材・文:いまいこういち

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2023年1月18日(水)~1月24日(火)新宿シアタートップスにて、TAAC(ターク)による新作公演『GOOD BOYS』が上演される。

TAACは2018年に旗揚げされたタカイアキフミが主宰・作・演出をつとめるソロプロデュースユニットで、日本社会が抱える問題を背景にして人々の「営み」を描き、現実にありながらも普段は感じることのない微かな希望や愛を掘り起こす作品を世に送り出している。

今作は、タカイがコロナ禍に入った2020年に読んだアゴタ・クリストフ『悪童日記』を下敷きに、舞台を現代の日本に置き換えて「生きる」ことについて描いたものになっている。

主演の双子役には、福崎那由他と佐久本宝という注目の若手俳優二人。そのほか双子の祖母役の増子倭文江をはじめ、実力派俳優が顔をそろえ、作品世界を舞台上にどのように立ち上げるのか期待が高まる。

今作について、作・演出のタカイ、双子のうちのひとりを演じる福崎、双子の祖母を演じる増子に話を聞いた。

TAAC『GOOD BOYS』

TAAC『GOOD BOYS』

目次

『悪童日記』を読んで「今必要な話だ」と思った

ーーまずはタカイさんにうかがいます。『悪童日記』を読んだときに「これは今の話だ」と思われたそうですが、具体的にどういったところが「今の話だ」と思ったのか教えてください。

タカイ:もう少し正確に言うと「今伝えるべき話だ」という気がしたんです。『悪童日記』の中に出てくる双子のような生き方、どんな環境にあっても誰かのせいにすることもなく、自分自身を高めて強くなることによって生き抜いていこうという姿勢は、現代を生きる人間にはなかなかないものだと思いました。コロナ禍で社会の機能が低下したり、様々なことが停止してしまって、それを誰かのせいや何かのせいにすることで、人々の間で分断が生まれてしまったと思うんです。そんな中で『悪童日記』を読んだとき、自分自身で生き抜く、という元々人間が動物として持っている強さみたいなものがどんな時代においても必要なんじゃないかな、と思ったので、「今必要な話だ」と思ったんです。

ーー『悪童日記』を読まれた2020年と今現在で「今必要な話だ」と思った感覚に何か変化はありましたか。

タカイ:コロナ禍に入ってすぐの頃は、僕自身もどこか孤独を感じていたり、「この先どう生きていこう」と考えたりして気持ち的に弱くなっていたところがありました。今はこの生活にも慣れてきて、これからどうやってこの世の中や社会を動かしていくかを考えたときに、この物語を通じて何か生き方のひとつのようなものを表現できたらいいなと思っていますし、あの頃よりは物事を俯瞰的に見られるようになった気がします。

ーー双子の年齢が10歳と設定されているのは、『悪童日記』の双子が大体10歳くらいと推定されるからこの年齢にしたのでしょうか。

タカイ:それもありますし、現代という設定で物語を紡いでいくときに、ある程度年齢を重ねて社会に触れすぎていると、強く生きていこうというピュアな気持ちが生まれにくいのかなと思いました。だんだん自我が芽生えてきてはいるけど、まだ自分の考えというかポリシーみたいなものが深くはできあがってない年齢、という意味で10歳に設定しました。

双子は隣にもうひとりいることが生きていく上での支え

ーー福崎さんは双子のひとりを演じるということで、10歳という自分の役に対してどういう思いを抱いていらっしゃいますか。

福崎:難しい役だな、というのはすごく思います。21歳の自分が、自分の年齢の半分よりも下の年齢の役を演じるということもそうですし、僕自身がこの作中に出てくる双子みたいに、アクティブに挑戦し続けたり、自分で考える力をしっかり持っていたりという要素をあまり持っていないので、役との共通点をあまり感じられなくて、自分の経験を利用できないというか、もっと別の方法で双子を理解してトライしていかなければならないので、難しいなと思っています。

福崎那由他

福崎那由他

ーー福崎さんが10歳の頃はどんな子どもでしたか。

福崎:すごく静かな子だったと思います。おとなしかったというか、「自分が自分が」というような動きをするよりも、流れに身を任せている子どもだったと思います。その頃はもう今の事務所に所属してレッスンを受けたりしていたので、それでいっぱいいっぱいだったところもありました(笑)。

ーー当時のご自分と、この作品の双子と比べてみて、どういうところが違うと感じていますか。

福崎:くじけそうになった時いつも隣にもうひとりいて、二人で頑張っていけるのは大きいと思います。そこが一番、生きていく上での支えだと思いますし、お互い何も言わなくても思っていることは同じというような、阿吽の呼吸でいられることがすごく支えになるし、考える原動力になっているのかなと思います。

ーー増子さんは双子のおばあちゃん役ということですが、台本上だと本当に良くも悪くもパワフルなすごいおばあちゃんだなという印象です。

増子:今作の台本は短いエピソードが繋がっていくという形式で「今までこういう作品を台本として読んだことがない」という書かれ方なんですよ。おばあちゃんは台本だけ読むと暴力的で妖怪のような感じなんです(笑)。ちょっと人間離れしていて、そんな人と自分のどこが重なるか最初読んだときは全然わからなかったんですけど、すごく闇を内に抱え込んで孤高に生きてきた人だと思うので、それはきっとしんどかっただろうし、寂しくもあっただろうし、いろんな悲しみもあっただろうし、弱さも甘さもいろんなものがある人なんだろうなと思いました。あと、このおばあちゃんは真っ当だと思うんです。

タカイ:筋が通っている人ですよね。

増子:ずるさがなくて裏切らない人で、それは多分双子にも伝わっていて、双子にとってすごく嫌なおばあちゃんなんだけど、真っ当さがあるから双子もおばあちゃんのことを認めていくというところは多分あるんだと思います。

(左から)福崎那由他、増子倭文江

(左から)福崎那由他、増子倭文江

この物語の根底にはおばあちゃんの存在が常にある

ーーお稽古が始まってみて、タカイさんから見た福崎さんと増子さんの印象を教えてください。

タカイ:福崎くんは、佐久本宝くんと二人で双子役なんですけど、数ヶ月前にワークショップをしたときにも思ったことですが、人間としても役者としても持っている素質みたいなものが二人は結構逆で、対照的な役者さんだなと思っています。そんな中、それぞれが補完し合ったり、触発されたりすることで、うまい具合に双子の姿が浮かび上がってくるといいなと思っています。あと、彼は僕より9歳下なんですが、それくらい下の方とやるのは初めてなんです。福崎くんは口数がすごく多い方ではないんですけど、でもしっかりと信念があるし、もの作りが好きなんだろうな、ということが伝わって来るので信頼できるなと思っています。

増子さんは圧倒的な存在感と素晴らしい声で、もうそこに居るだけで成立をしてくださっているというところがあってすごくありがたいです。僕はおばあちゃん子だったので、いずれは祖母との別れが来るということを考えながら今作を書いたところもありました。と言っても、僕の祖母はこの作品のおばあちゃんみたいな感じでは全然ないんですけど(笑)、でも僕の思い描いた作品の中で、増子さんにおばあちゃんを演じてもらえることは僕にとって宝物だなと思っています。

ーー福崎さんと佐久本さんは全然タイプが違うということですが、逆にここは似ているな、と感じる部分はありますか。

タカイ:似てる部分……何だろう? 増子さんから見て何かありますか?

増子:芝居に対しては二人とも意地がある感じがしますね。タイプは違うんだけど、すごく真摯だし、お芝居に対しては二人とも気が強いんだと思います。

福崎:自分自身ではよくわからないですけど……ありがとうございます。

タカイ:どちらかがしんどそうなときは、もうひとりが手を差し伸べたりしているので、二人で合わせようという意識は日に日に濃くなっているのかなという気はしますね。違いはちゃんと認めつつも、その違いを埋めていくというよりは、その違いを持ちながら歩幅を合わせようとしているというんでしょうか。たまに稽古中に、歩くときの二人の歩幅がぴったり合っていたりするんですよ。

増子:やっぱり合って来てるんだね。

増子倭文江

増子倭文江

ーー福崎さんから見た増子さんはどういう印象ですか。

福崎:一緒にお稽古していて、すごく勉強になります。この物語の根底にはおばあちゃんの存在というのが常にあって、おばあちゃんがいなかったら絶対に成立しないんだ、というパワフルさを増子さんからすごく感じます。増子さんがおばあちゃんとして存在してくださることで、僕たち双子も作品の中に引き込んでもらっているところがあります。

ーー増子さんから見た福崎さんはいかがでしょう。

増子:私からすると、年齢的には孫と言ってもおかしくないくらい離れてるんですよ。だけど、それはタカイくんがやろうとしていることでもあると思うんですけど、全然年齢を気にせずにみんなが同じスタートラインに立っている感じがするんです。それは芝居を作る上での面白さだと思うし、だから年齢差を感じずに福崎くんのことを見られるし、役者としての自覚はこの若さにしてきちんとあるので、普通に頼ってますよ。

タカイ:今回は、僕が「こういう絵を描きたいんです」と皆さんに伝えながらやっていくというよりは、皆さんにこの台本を読んでもらったうえで、いろんな素材とか画材を持ってきてもらって、一緒に絵を描いているという感じがあります。もちろん「演出家」という役割と「役者」という役割はそれぞれにあるんですけど、役割による上下もなく、年齢による上下もなく、みんなで同じレベルに立って作っていこうという気持ちを全員が持っているカンパニーだなと思います。

ーー最後にお客様へのメッセージをお願いします。

福崎:きっと見終わった後に思うことや抱く感想が人によって全然違うお芝居になると思います。僕たちが伝えたいことが伝わったらいいなという思いはもちろんありますが、それを見て受け取ったお客様がどう思うかは自由ですし、これまで僕が経験してきたお芝居とまたちょっと違った作り方をしていて、恐らく新感覚なものになっていると思うので、その感覚を楽しんでいただけたら嬉しいです。

増子:今はまだ稽古中で混沌としていますが、私がこれまでやったことがない作品だなという感じがしています。きっと、予定調和がなくて、どこか不安定で、闇が深くて、ちょっと危険な香りがする、そんな舞台になるのかなと思います。私は逆に観てくださった方々にどうだったか聞いてみたいので、観劇後は是非SNSなどで感想を発信してください!

タカイ:今作は、確かに今までのTAACの中でもかなり独特な構成をしている物語ですが、今僕ができる最大限のことをまずやろうと思ってますし、そこにカンパニーのキャスト・スタッフの皆さんがしっかりと並走してくれているので、良い作品ができるという自信を持っています。表層的な部分で言うと、暴力的なシーンだったり、強い言葉が出てきたりしますが、僕が伝えたいのはそこではなくて、その根底にある温かい部分を見てほしいと思います。世の中的に表層的な部分ばかりが評価されてしまう傾向にある気がするんですけど、奥底に流れている温かい川を探し当てて欲しいなと僕は思っていますし、そういう作品をやりますので、ぜひお越しください。

(左から)福崎那由他、増子倭文江

(左から)福崎那由他、増子倭文江

取材・文=久田絢子    撮影=池上夢貢

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2023年1月19日(木)より下北沢 小劇場B1にて、神谷圭介のソロプロジェクト画餅(えもち)の第2回公演『ホリディ』が上演される。自身がメンバーとして参加するテニスコートのコント公演をはじめ、玉田企画や東葛スポーツ、マレビトの会、劇作家のケラリーノ・サンドロヴィッチや犬飼勝哉が作・演出を手がける作品など話題の舞台に数多く出演をしてきた神谷が「画餅」を立ち上げたのは昨年のこと。4月に上演された旗揚げ公演『サムバディ』は連日満員、作り込まれたキービジュアルや複数台のカメラを駆使した配信公演も話題を呼んだ。

そんな画餅の第二回公演となる本作だが、前作同様前売チケットは発売間も無く完売。終幕後に準備される配信公演が待望されている。(キャンセル待ちや当日券などのチケット最新状況は公式Twitterにて随時更新)第二回公演にしてこの話題ぶり。果たして、画餅のクリエーションや神谷の手がける作品にはどんな魅力があるのだろうか。まだそれほど多くは語られていないソロプロジェクトにかける思いや、画餅の魅力、間も無く開幕する新作『ホリディ』の見どころについて、神谷圭介と本作のキャストである佐久間麻由小野カズマ波多野伶奈の4名に話を聞いた。
 

目次

■”画づくり”の基本となるビジュアル撮影は七五三?!

画餅『ホリディ』キービジュアル 上段左上から右に向かって佐藤有里子、小野カズマ、波多野伶奈、神谷圭介、海上学彦、佐久間麻由、髙畑遊 写真/南阿沙美 デザイン/いすたえこ スタイリング/神田百実 ヘアメイク/山口恵理子

画餅『ホリディ』キービジュアル 上段左上から右に向かって佐藤有里子、小野カズマ、波多野伶奈、神谷圭介、海上学彦、佐久間麻由、髙畑遊 写真/南阿沙美 デザイン/いすたえこ スタイリング/神田百実 ヘアメイク/山口恵理子

――画餅のキービジュアルは世界観がすごく作り込まれていて旗揚げの際から話題になっていました。演劇のチラシや媒体ではなかなか見ないタイプのビジュアルで、私自身も今作『ホリディ』のお披露目を今か今かと楽しみにおりました。

佐久間 すごく楽しい撮影時間でした。デザインは前回と同じいすたえこさんが手がけて下さっていて一目で「画餅のビジュアルだ!」と分かるムードではあるのですが、前回とは少し違うトーンも散りばめられていて……。個人的には台本もビジュアルに沿っている気がしていて、今回はどこか映画的というか物語感がより強まっている印象を受けました。作品もそんな風になっていくのかなとドキドキしています。

神谷 そうですね、ビジュアルに引っ張られる部分は少なからずあるかもしれません。前作の時と同じくキャスト顔合わせがビジュアル撮影日だったので、挨拶もほどほどに各々いきなりメイクが始まって……。ふと思ったのは、これって多分七五三みたいなものじゃないかと。ここまで作り込んで写真を撮ることって記念や行事以外にはほぼないですよね。

佐久間麻由

佐久間麻由

佐久間 小野さんは前日からドキドキして眠れなかったそうですよ。

小野 そうなんです。自分の身に一体何が起こるんだろうって楽しみ過ぎて……。眠れなかった分時間が余ってサウナに行ったので、最高の肌状態で臨めて良かったです(笑)。何より、その道のプロの方たちが撮影中すごくはしゃいでいらして、嬉しかったんですよね。俺の写真を撮りながら大人がこんなにはしゃいでくれるものなのか!って。

佐久間 わかります! 撮影しながらスタッフさんが「かわいい」って言って下さるのがすごく新鮮で嬉しくて。稽古場で「かわいい」って言われることってなかなかないですよね(笑)。

小野 実家にいる時ぐらいですよね、あんなにかわいいかわいい言ってもらえるの。

神谷 え、小野くん、実家でそんなに可愛がられてるの?

小野 いや、さすがに今はそんなことないですけどね(笑)。でも、初孫だったからすごく可愛いがられていたんです。そんな幼少期を思い出しました。まさに七五三の追体験。

小野カズマ

小野カズマ

波多野 衣装もメイクも含めて体験したことのない撮影だったので、私もすごく高揚していました。でもみんなとは初対面だったから、興奮をまだ誰にも伝えられず、スタジオ中を探検してみたりとずっとウロウロしてました(笑)。

佐久間 そうそう。私もすごく興奮していたんですけど、「もしかして、私1人だけはしゃいでるんじゃないかしら」と内心思ってました(笑)。

小野 でも、あの撮影を経てちょっとほぐれましたよね。同じ体験を通じてコミュニケーションをとったような。

神谷 僕自身が美大出身ということもあり、デザイナーや写真家など様々な表現の分野で活躍している知人や友人の力を借りながら、まずは「画づくり」から始めるのがいいかもと思ったんですよね。そこに小劇場の俳優さんをはめていくことで、まずかっこいいビジュアルに収めてみようと。ビジュアルは最初の画づくりだと思っています。

波多野伶奈

波多野伶奈

 

■餅食べたくて絵にまで描くって、すごくないですか?

――画餅という屋号も「絵に描いた餅」からきているんですよね。ビジュアル撮影へのこだわりもそこと通じているような気がしたのですが、改めて命名の由来をお聞かせいただけますか?

神谷 「絵に描いた餅」ってあまりいいイメージを持たれていない言葉だとは思うんです。でも、僕が自分の座右の銘にするならそういうものがいいなと思ったんですよね。餅が食べたいけど、ないから絵に描いた。だけど絵だから食べられない。そういう話ですけど、むしろ「食べたくて絵にまで描いちゃうってすごくないか?」と思うんですよ。

小野 たしかに、そのパッションたるや!ですよね。

神谷 そうそう。そこまで思い焦がれて描いた絵となると、実物の餅が手に入ることよりともすれば豊かなことなんじゃないかって……。なんなら、実物の餅を見ても、「俺のイメージしたやつの方がいい」って思うんじゃないかとかね(笑)。よく「思ったのと違う」とか言うけど、あれってそういうことだと思うんですよ。三島由紀夫の『金閣寺』なんかもそうですけど、その人が描いていたものが実物を越えていたっていうね。僕は「絵に描いた餅」をそういう意味合いでとらえているんです。だから、自分の妄想や想像上で描いているものをとにかく絵に描く、画にするっていうことを重んじていて、絵空事でもいいからやりたいことを詰め込んでやってみようと始めたのが画餅だった。ビジュアルや映像にこだわっているのもそこに通じている気がします。

画餅を手がける神谷圭介

画餅を手がける神谷圭介

 

■続々と顔が浮かぶ、魅力溢れるプレイヤーたち

――なるほど! 創作の元本となるイメージや想像力の無限さを感じる、興味深いお話でした。稽古がいざ始まって、 “画づくり”はより進化しているのではと思うのですが、稽古場の雰囲気はどうでしょうか?

神谷 俳優さんの生き方を作品の中にどう出していけるのか。前作から引き続き、そこを一番考えている気がしています。今はまだ本読みの段階なので、それを掴む作業という感じでしょうか。活躍されている界隈やジャンルが違う方が集まっていることも強みだと感じています。僕なりにはそこはかとない繋がりを感じてお呼びした方々ではあるのですが、普段交わらなさそうな人たちが融合した時の新たな面白さもあるだろうなと。そんな反応に助けてもらいながら作っていけたらと思っています。

佐久間 馴染みの方とクリエーションを重ねるのももちろん嬉しいことなのですが、コミュニティ内で役割や立ち位置が決まっていっちゃう側面もあると思うんです。そういう意味では、こうして初共演の方々とお芝居をしたり、新しいカンパニーに入れてもらえることはすごく貴重で……。自分の新たな役割やポジションを見つけられるんじゃないか、という期待もあってすごく楽しいです。

神谷 佐久間さんは出演される作品によって全く違う役をやられている印象があったので、それらを一つのヒントにしつつ今回の座組だとどの役や立ち位置がハマるんだろうと考えています。基本的には自分も含めて俳優さんの新しい顔を見たくて始めた企画でもあるので、揃った面々のムードを受けてアレンジしながら作って行けたら思っています。

――波多野さん、小野さんもまた様々な作品で活躍されていますが、神谷さんからみた印象は?

神谷 波多野さんを最初に観たのは、劇作家・犬飼勝哉くんの『アイランド 弐』という映像配信のみでやっていた作品で、それがすごく印象的だったんですよね。犬飼くんの作品の系統としては、僕自身がすごく影響を受けている松田正隆さん主宰のマレビトの会などの印象に近しい空気があったので、波多野さんもそういうジャンルで活躍される性質をお持ちかと思っていました。でも、実際には不条理コントに出演されていたりと全く違うこともやられていて、印象が更新されていくような感じがありましたし、世代感も含めて出てもらえたらいいなと思っていました。小野くんは、実は画餅を始める時に早々に声をかけていて……。でも、初回ではタイミングが合わなかったんだよね。

小野 そうです。これには紆余曲折のモヤモヤもありまして! というのも、2回目をやるという情報は入ってきていたのですが、自分が出るかは分からなかったんですよ。だから「これ、俺って出るのかな」ってしばらく考えてました。そんな中で別の流れからご飯に行った時に神谷さんが思い出して……。多分、神谷さん忘れっぽいですよね?(笑)

佐久間 実は私も「1回お会いしましょう」となってから結構時間が空いたので、「忘れられちゃったかなぁ……」と思ってました(笑)。

神谷 いやいや、忘れていたわけでは決してないのですが、自分の出演公演があったりして時間が経ってしまって……。でも、性格としては忘れっぽいとこはあるかもしれない(笑)。そもそもお声がけしたい俳優さんがたくさんいる、というのもありますね。

小野 もし第3回公演で呼びたい方がいたら、もうこのタイミングで連絡しちゃった方がいいかもしれないですよ! もはやこの記事がリマインドになるかも。ちょっと、これ書いておいてもらえますか? 俳優のためにもこれだけは!

全員 あははは!

神谷 そう言われてみれば、髙畑遊さんもそうだ! 「呼びたいんだった!」って思い出して膝を打ちました。作品との相性や配役を自分なりに色々と考えているうちにだんだん抜け落ちていくことがあるんですよね。頭の中に浮かんでいる人は本当にたくさんいるんですけど。

佐久間 よかったですね。私たち、こうやって無事集まれて……(笑)。

 

■「違和感」がクリエーションのキーに

――前作『サムバディ』は短編3作という構成でしたが、今回もそのような構成で上演されるのでしょうか?お答えできる範囲で今作の構想を教えて下さい。

神谷 構成的には同じく3つの短編で考えています。前回は『サムバディ』というタイトルで「誰かにとっての誰か」みたいなイメージがあったので、人物の構図も自ずと2:2:2となっていたんですね。でも、今回は各エピソードにキャスト全員が少なからずとも出てもらうことになりそうです。『ホリディ』というタイトルには旅行や非日常みたいなイメージがあり、前作よりも空間がひらけていくのではないかと思っています。前作はワンシチュエーション的な趣があったのですが、今回はシーンが切り変わるので、エピソードも多くなるだろうなと。そこが前回と違うところで、映像配信も含めてどういう景色を見せていけるか考えているところです。

稽古の一幕。移動中の機内で隣り合った他者と交わされる何気ない会話。男(写真左:海上学彦)が腹の内に抱える”思惑”が見え隠れするシーンに思わず笑ってしまう。

稽古の一幕。移動中の機内で隣り合った他者と交わされる何気ない会話。男(写真左:海上学彦)が腹の内に抱える”思惑”が見え隠れするシーンに思わず笑ってしまう。

――前作を拝見して、神谷さんが紡がれるユーモア溢れる会話劇には、言葉には描かれていない景色をもが立ち上っていくような瞬間があると感じました。セリフそのものは難解なものではなく普遍的な人間同士の会話なのですが、そこから人物像やその背景の複雑さが見えてくるような感触がすごく印象的で……。言葉やセリフ選びにどんな魔法が仕掛けられているんだろう、というところをお聞きたいのですが。

波多野 私も前作を拝見したのですが、単語一つのワードチョイスにもインパクトが光っていて、神谷さんならでは視点を随所に感じました。例を挙げるなら、前作の最初の短編に出てきた「トランポリン」。そのワード自体は全員知っているものだけど、日常にはそう登場してこないワードだとも思うんです。その単語一つでどれだけ景色を広げるか、遊ぶかっていうのがすごく魅力的で一番好きな作品だったんですよね。

神谷 難しい言葉はなるべく使いたくない、とは思っているかもしれませんね。

佐久間 波多野さんのお話にも通じるかもしれないのですが、神谷さんが「セリフに依り過ぎないようしている」というお話をされていたのも印象的でした。セリフで説明はされていないんだけど登場人物に流れる時間を感じるというか、それぞれが生きてきた人生を感じる瞬間があって……。興味深く感じながら稽古をしています。

波多野 今回もそういった神谷さん独特の視点が溢れている気がしています。同時にそもそもが面白い、インパクトのある単語や一言が散りばめられているので、自分がそれらを扱い切れるかということは考えますね。どんな風に発し、どう運んでいくか。ただでさえ面白いものをきちんと面白く届けないと、という緊張感もあります(笑)。

互いのリアクションにおける強弱や間合いを綿密に探る神谷。回を重ねる毎に言葉の奥に潜む意図が景色として立ち上がり、会話劇の可笑しみは加速する。

互いのリアクションにおける強弱や間合いを綿密に探る神谷。回を重ねる毎に言葉の奥に潜む意図が景色として立ち上がり、会話劇の可笑しみは加速する。

神谷 「違和感は、それまで見てたものの見え方が変わっておもしろいな」っていう意識はあるのかもしれません。これはコントを作っている時と変わらない感覚なのですが、デザインやアートの分野でも既存のものへの視点が変わることで別のものに見える、ってことがあるじゃないですか。そこと遠からずのことをやっているような……。言葉一つにしても、なぜかそこだけが浮いている、独立しているもの。そうなっちゃっているものや現象がそもそも好き、という僕個人の趣向もあると思います。だから、映像での見え方も含めて俳優さんには突如謎の位置に移動してもらうこともあるかもしれません(笑)。

小野 謎の位置(笑)。ドキドキしますね。

佐久間 「違和感」って画餅のクリエーションの大きなキーワードな気がしますよね。ビジュアル撮影の時もデザイナーさんや写真家さんが「もうちょっと違和感つけよう」と言いながら、演出を足したり引いたりされていたし……。

波多野 そのギリギリのラインというか、瀬戸際なのがまた面白いですよね。ビジュアルでもパッと見ではその違和感に気付かないというか、一見した時は変じゃないんですよ。でも、よくよく見たらすごい変なトロフィー持っていたり(笑)。そういう目を凝らしてみたら気づくような違和感が作品にも生まれるのではないかと感じます。

神谷 でも、なるべく変なこと言い過ぎないようにとは思っているんですよ。本当です、変なこと言う勝負!とは思っていないので(笑)。何もない中に風景が立ち上がっていく演劇が好きなので、美術も具体的なものを多く盛り込もうとは思っていなくて……。目の前の空間がどんなものかを時間をかけずに伝えるために必要なものや技術は出てくるかもしれないですが。でも、あれだけビジュアルに美術や装飾をかけて、本編はほぼ素舞台っていうのがまた絵に描いた餅=“画餅”というか(笑)。

小野 そこはもう、もはやスタイルですよね。かっこいいです。

画餅『ホリディ』キービジュアル 写真/南阿沙美 デザイン/いすたえこ スタイリング/神田百実 ヘアメイク/山口恵理子

画餅『ホリディ』キービジュアル 写真/南阿沙美 デザイン/いすたえこ スタイリング/神田百実 ヘアメイク/山口恵理子

 

■「コント」と「演劇」、その違いや融合について

――前作の画餅では、短編という尺感も含めてコントの軽やかさも確かに感じたのですが、観劇後には「演劇観たぞ!」という充足感もあって……。コントと演劇って、どういう差があるんだろうということも不勉強ながら考えさせられました。

神谷 個人的には長さだと思ってはいますね。尺が短く、「ドラマ」よりは「笑い」を主軸に演技態や設定を寄せていくのがコントで、演劇との違いはそのバランスや歩合なのではないかと思います。画餅は通常のコントよりは明らかに長い、でも演劇よりは短い。そのぐらいの尺で作品を作っていくのが今の自分には合っていると思っています。そこに「不条理」が入ってくると、また少し勝手は違ってはくるのですが……。画餅では、シーンによっては笑わせるための演技態が入るところもありますし、そういう意味では随所にどちらもの要素が入っているのかもしれません。

波多野 たしかに、コントには「ここで笑ってください」みたいなセリフやタイミング、その導線がよりある気がします。ツッコミのあるなしも演劇とコントの違いかもしれないですね。

――小野さんは劇団「地蔵中毒」などの公演でもコントに近しいことをやられている印象がありますが、画餅ではご自身のカラーやキャリアをどう活かしたいと考えていらっしゃいますか?

小野 自分がこれまでやってきたことが画餅の作品に通用するかは正直まだわからないんですよね。でも「違和感」や「不条理」といったところで言うと、今回僕が演じる人物は「違和」を担うキャラクターなのではないかと感じています。こいつさえいなければ普通に進んでいる物事がこいつがいることで進まないという役。だから、効果的に存在できたらいいなとは思うのですが、お客さんに「こいつ、いらないなあ」と本気で思われるのは嫌なので、適度に浮かないよう、嫌われないようにやっていけたらと思っています(笑)。

佐久間 小野さんの仰る俳優のキャラクター性にも通じる話なのですが、神谷さんが以前「俳優のタイプはご飯とおかずに分けられるんじゃないか」って仰っていたのがすごく印象的で、稽古中も時々思い出します。

神谷 マレビトの会に参加した時に俳優間でそういう話が出て、なるほどと思ったんですよね。そういう意味では濃いおかずは白米が美味しいし、しかし白米がなければ意味がなかったりもする。ちなみに僕はその時チャーハンだと言われたんですけどね。だとしたら、出汁のきいた炊き込みご飯になるのも一手だし……って、この話、合ってる?大丈夫?

全員 あははは!

神谷 つまり、いろんな個性とバランスがあるよっていう話です。

小野 みんなで美味しくやっていきたいですね。

 

■7種7様の強者で目指す、画の完成

――楽しいお話の数々、ありがとうございました! 本番に向けてさらなる“画づくり”が続いていきますが、今後どんな画を目指していきたいか、みなさんの展望を教えて下さい。

小野 とにかくまずは、舞台上で笑わないようにすること。髙畑さんと以前共演した時、すごい剣幕で怒鳴りつけられるシーンがあったんですけど、僕がゲラなのと、髙畑さんが面白すぎるのとで「もう少し弱くしてもらえたら耐えられそうなのですが」と相談をしたことがあって……(笑)。今回はそんなお願いをしないように気を引き締めて挑みたいと思います。佐藤有里子さんも要注意ですね。顔合わせの時から「あ、この人はやばいかも」とセンサーが感知しました。

劇団普通、くによし組、MCR、桃尻犬、みそじんなど多様なカンパニー作品に出演が相次ぐ佐藤有里子。そのただならぬ存在感を以て本作でどんな役柄を担うかが気になるところだ。

劇団普通、くによし組、MCR、桃尻犬、みそじんなど多様なカンパニー作品に出演が相次ぐ佐藤有里子。そのただならぬ存在感を以て本作でどんな役柄を担うかが気になるところだ。

佐久間 私はそんな髙畑さんと佐藤さんという強者に挟まれる役柄なので、本読みでは最後まで笑わずセリフを言えたことがまだないんですよ(笑)。個人の課題としては、セリフの言い方をより見極めることかなと思っています。ツッコミとして言うのか、物語の感情に沿って言うのか。そういった絶妙なバランスが必要なので、神谷さんの天才的な塩梅をしっかり体現しなきゃと思っています。コントや笑いの起きるお芝居にそこまで多く出たことがなかったので、空いている時間にコントを沢山見ています。皆さんの面白どころに慣れながら、いろんなアプローチを試したいですね。

波多野 私はこれまでは結構おとなしめのキャラクターというか、相手に振り回される立場の役が多かったんです。でも、今作では人を振り回す側のパッションある役柄を演じるので、そこと自分との距離をどう詰めていけるかを日々考えています。俳優としては元より自分の人生でも経験したことのないような、ある強烈なシーンがあって(笑)。本番を観てくださる方には「ここか!」と気づいてもらえると思うので、そこも含めて楽しみにしていただけたら……。共演者の皆さんの爆発的な面白さにも慣れなきゃいけないし、そもそも自分が発するセリフの面白さがヤバすぎる問題もあるので、まずはそこを笑わずしっかり読める様にしなくては!(笑)。日々の稽古で「笑い」に慣れながら頑張りたいと思っています。

佐久間 舞台上で神谷さんとどう絡むことになるんだろう、という楽しみもありますよね。

小野 そうですね。今はまだ神谷さん演じるキャラクターは出てきていないですもんね。

神谷 画餅は自分が楽しくやるために始めた企画なのですが、たくさんの魅力ある方々のお力をお借りしているので、それらを全部活かそうと台本を書いていると、自分があんまり出て来なくなっちゃうんですよ。今は自分をどこに入れ込むかにも苦戦していますが、それがうまくハマれば完成に近づくんじゃないかなと。僕自身、これからの稽古でどうなっていくんだろうっていうシーンがめちゃくちゃあります。まだそこが野放しになっている状態なので怖くもありますが、楽しみながら描いていきたいと思っています。

取材・文/丘田ミイ子
取材写真/吉松伸太郎

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青年座の気鋭の若手演出家・金澤菜乃英が、ナチュラルでクスッと笑ってしまうような日常のやり取りの中に社会的なテーマを潜めさせた作品で定評のあるMONOの土田英生の新作『時をちぎれ』を手掛ける。2019年に演出した松田正隆の『東京ストーリー』を観た土田が金澤を指名してくれたのだとか。およそ3年越しで実現した今公演、チラシのビジュアルに、つい吹き出してしまう。物語の舞台は、サプリメントの販売で急成長を遂げた嶺岡幕府商事。社長の嶺岡義政と元妻の富子は、異常なほどまでに室町幕府好きで、京都室町の本社を「室町御殿」、東京事務所を「鎌倉御殿」と名付け、 社長を「将軍」と呼ばせる徹底ぶり。そこにとある女性が同社の研修制度でやってきたところから物語が始まる。演出の金澤に伺った。

――以前、青年座の先輩演出家の宮田慶子さんが「金澤がつくるものは変わってるもんね。振り幅がある」とおっしゃっていたのを思い出しました。いきなり立ち入った話で恐縮ですが、金澤さんは地方のお寺さんに嫁がれていらっしゃるんですよね。慣れましたか?

金澤 そうなんです。公演のたびに往来しております。年齢層が高めの、かなりいろいろな職業の方と接しています。私自身はコミュニケーションをとるのは好きな方なので、そういう環境はまったく苦ではありません。劇団も年齢層は幅広いですしね。今はもう慣れてきました。

――そして多摩美術大学のご出身ですよね。新劇関係では珍しいかと思いました。

金澤 青年座では竹中直人さんが唯一、多摩美の出身なんですよ。私がいたのは映像演劇学科で、今は名称が変わってしまったんですけど、16ミリとか8ミリフィルムで映像を撮ったり、演技のコースもありました。ただ良くも悪くもすべてを自分でやらなければいけないんです。というのは先生方は技術的なことを教えてくださるわけではなく、学生と同じアーティストとして向き合ってくださっていた。私は衣裳家の加納豊美さんのゼミを3、4年生のときに選択し、導いていただきました。感性を育む学科だった気がしますね。学生時代大好きだったNODA・MAPの野田秀樹さんの授業は受けたことはあるんですけど、残念ながら直接的な面識はありませんでした。でも近藤良平さんの身体表現の授業は選択していました。私の青年座本公演デビュー作品である『天一坊十六番』では加納さんに衣裳を、近藤さんに振り付けをお願いして、多摩美恩師ズにお世話になりました。

2016年『天一坊十六番』前列左から山﨑秀樹、安藤瞳、山路和弘、横堀悦夫、小林さやか 撮影:飯田研紀

2016年『天一坊十六番』前列左から山﨑秀樹、安藤瞳、山路和弘、横堀悦夫、小林さやか 撮影:飯田研紀

――それはある意味で贅沢ですね。

金澤 ありがたいことです。

――ところで、どうして青年座を選ばれたのですか?

金澤 4年生で進路選択を迫られたときに、自分で劇団を旗揚げしたいと思ったんですけど、なかなか縁がなくて。実は俳優の生理にすごく興味があって、本当は芸大の大学院にある先端芸術表現科に行きたかったんです。それこそ日比野克彦さんのゼミに入りたくて。でも演劇は集団での創作だし、個人の研究がメインになると人を巻き込むことが厳しいかもと考え直して、当時の学科長だった福島勝則先生に相談したところ、新劇系の養成所を勧められたんです。そのタイミングでいろいろな劇団の公演を拝見して、青年座研究所の存在を知りました。俳優と出会って劇団を立ち上げることも面白そうだし、俳優の生理を学べるからと受験して今に至ったわけです。だから新劇の芝居をよく観るようになったのは大学を卒業してからなんですよね。学生時代はコンテンポラリーダンスがすごく好きで、ピナバウシュに始まり、コンドルズ、珍しいキノコ舞踊団、BATIK、大駱駝艦などをよく見ていました。

――俳優の生理を知りたいというのはどういう理由からですか?

金澤 初めから演出はやりたいと思っていました。ただ大学時代は稽古をしていても具体的に言葉にできないことがあって、俳優はどんな思考回路で、どんな感覚で台詞を読んだり動いたりするのか知りたかったんです。青年座研究所は演出家志望でも俳優の授業が受けられましたから。

2015年『二人だけのお葬式~かの子と一平~』山路和弘(左)津田真澄 撮影:坂本正郁

2015年『二人だけのお葬式~かの子と一平~』山路和弘(左)津田真澄 撮影:坂本正郁

2021年『ある王妃の死』佐藤祐四、山賀教弘、綱島郷太郎、久留飛雄己、逢笠恵祐 撮影:坂本正郁   

2021年『ある王妃の死』佐藤祐四、山賀教弘、綱島郷太郎、久留飛雄己、逢笠恵祐 撮影:坂本正郁   

――いわゆる新劇的なメソッドが体験の中になかったところが面白いですね。

金澤 学生時代は演劇ってハキハキと大きな声でしゃべるというイメージでした。青年座研究所に発声の先生がいらして、授業を受けたり、いろいろな新劇の芝居を見たりする中で、形が古いなどの側面もあるとは思うんですけど、私自身がわりとナチュラルなトーンの口調が好みになっていったので、青年座は心地よかったんです。劇団としての色が強すぎず、私に合うかも?と思いました。2年間でだいぶ価値観が変動しました。

――キャスティングする際はナチュラルなお芝居をする俳優さんを選ばれる?

金澤 今回は土田さんの作品ですから、それは意識したかもしれません。土田さんや松田正隆さんはナチュラルを求める劇作家さんなので、あまり作為的にものを見せたら面白くなくなってしまうと思うんです。特に土田さんの脚本は演技を抑えることが重要で、いっぱいやりたい俳優さんにはすごいストレスになると思います。そのストレス、負荷を楽しんでいただける方とやりたいと思いました。例えば山路和弘さんは「俺はすごいやりたがりだから」とおっしゃるんですけど、抑えることにも繊細にトライしてくださる方なので非常に信頼を持っています。若手の俳優さんにはこういう芝居のやり方と言ったらざっくりしすぎですけど、土田作品のアプローチができれば幅広い芝居ができるはずなので、どんどん挑戦してほしいと思っています。ただ演出家としてはナチュラルな芝居ばかりやりたいわけではなくて、いろいろな間口を広げていきたいですね。

2017年『江戸怪奇譚~ムカサリ』 の山路和弘 撮影:坂本正郁 

2017年『江戸怪奇譚~ムカサリ』 の山路和弘 撮影:坂本正郁 

――土田さんの『時をちぎれ』はどういう経緯で実現したのですか。

金澤 『東京ストーリー』のアフタートークに土田さんが司会でいらしてくださって。登壇したのが松田さんとマキノノゾミさんと私でした。その後で飲み会がありまして、その席で土田さんが「金澤さんの演出で新作を描きたい」と夢のようなお話をしてくださったんです。松田さんの作品を演出したこと自体も評価してくださったんですけど、先ほど申し上げた抑えるような芝居のつくり方に好感を抱いてくださったようでした。そのときは劇団では土田さんに書いていただく予定はなかったんですけど、レパートリーを組んでいく中で新作が決まったときに私とのタッグを実現していただきました。

2018年『東京ストーリー』山賀教弘、田上唯、前田聖太、野々村のん、津田真澄、石母田史朗 撮影:坂本正郁

2018年『東京ストーリー』山賀教弘、田上唯、前田聖太、野々村のん、津田真澄、石母田史朗 撮影:坂本正郁

2018年『東京ストーリー』左から野々村のん、田上唯、津田真澄 撮影:坂本正郁 

2018年『東京ストーリー』左から野々村のん、田上唯、津田真澄 撮影:坂本正郁 

――物語は不思議な会社の設定になってますよね。中身についてはいろいろ相談されたのですか?

金澤 最初は時代劇をやりたいねということからスタートしました。さらに打ち合わせをしていく中で、完全なる時代劇じゃない形で考えましょう、現代の視点を入れたいですね、現代の私たちの言葉でしゃべらせられないかなどの意見が出て次第に固まっていきました。土田さんが参勤交代制度で地方からやってきた下級武士が、江戸に住んで価値観の違いに直面したり、いじめに遭ったりするという導入を現代に置き換えてくださったんです。

制作・紫雲さん ちょうど土田さんご自身が日本劇作家協会でハラスメント対策に取り組まれていたタイミングでもあったので、江戸時代を舞台にハラスメントのことを描きたかったようなんです。そのときに現代的視点をということで、江戸時代の制度をそのまま日本の会社に持ち込んでみたらどうだろうかということになりました。それがある日、時代が室町に変わったんですけど、やはりテーマはハラスメント。時代錯誤の中で起こるギャップもあるし、今と何も変わってないんじゃないかというようなことも描かれています。土田さんらしいコミカルさも深さもある作品になっています。

――戯曲をいただいたときはいかがでしたか。

金澤 室町幕府を現代とリンクさせるのはかなり難しかったと思うのですが、最終的に素敵にまとめ上げてくださいました。一見すると物語としてはシンプルなんです。とてもわかりやすいんですけど、いざ稽古が始まると深掘りしなければいけない部分がかなり散りばめられていました。それを演技で一通りにしてしまうと、広がりや深みが出なくなってしまう。だから多面的に、なるべく演技の幅を広げてほしいと思っています。今回はこのアプローチでいってみましょう、こんなふうに見えましたという話し合いを重ねながら、お客様が登場人物にいろいろな発見をする余白を提示できるように稽古しています。すごく掘り下げどころのある戯曲です。

――土田さんは本番をご覧になれそうですかね、MONOの『なるべく派手な服を着る』のお稽古中のようです。

金澤 年末に一度、立ちげいこを見ていただいて、台本の修正やカット、アドバイスをいただいたりすることができました。ご本人もおっしゃっていましたが演出もされる方だから、外部に脚本を書く場合、どうしても説明的な台詞が多くなっていると。でも「ここまで言わなくてもいいんじゃないかとかいうニュアンスがあったら現場の判断で調整してください」ともおっしゃっていただきました。とにかく現場で起きていることを大事に、解釈も私の演出に沿うことが大事だからと言っていただいた言葉はすごくありがたかったです。

金澤菜乃英

金澤菜乃英

取材・文:いまいこういち

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TVアニメ『ぐんまちゃん』のシーズン2が放送決定、キービジュアル(=上掲画像)とPVが公開となった。

TVアニメ『ぐんまちゃん』PV

群馬県のマスコットキャラクターを主人公とし、2021年に第一期が放送された『ぐんまちゃん』は、「ぐんまちゃんのかわいさに癒される!」「シュールだけど結構深い!」などの反響を呼んだ。

シーズン2の放送は2023年4月からBSフジ、TOKYO MX、群馬テレビにて行われる。ぐんまちゃん役・高橋花林、あおま役・内田彩、みーみ役・小倉唯などの続投も決定し、放送に向けたお祝いコメントも到着した。

■ぐんまちゃん役・高橋花林

高橋花林

高橋花林

「ぐんまちゃん」続きます! シーズン2ですよ! ひらがなぐんまでのぐんまちゃんたちの活躍がまた観られると思うととってもとっても嬉しいです。
ぐんまちゃんは穏やかでぽやぽやな性格で、みんなを癒す力を持っています。シーズン2でも癒しの力ぐんまパワーでいろんなことを解決したり、たくさんのおともだちと世の中のさまざまなことを学んでいきます。
大人も子どもも楽しめるアニメ「ぐんまちゃん」なので、私もぐんまちゃんと一緒に毎話のテーマについて改めて考えてみたいなと思っています。
そして、「ぐんまちゃん」を通して群馬の素敵なところや美味しいものもよりたくさん知れたら嬉しいです!
 

■あおま役・内田彩 コメント

内田彩

内田彩

アニメ「ぐんまちゃん」は、群馬県出身で子どもの時からぐんまちゃんが大好きだった私にとって、ぐんまちゃんがアニメになる事、あおまという新しいお友達の声として参加できる事、沢山の夢と期待が詰まっている作品です。
ほんわかした"ひらがなぐんま"に住んでいるぐんまちゃん達は、元気に可愛く、時にものすごく現実味や人間味に溢れた姿を見せてくれて(笑)、一緒に今を生きているんだなぁと身近に感じられる世界観が大好きです!
そして群馬にまつわる様々なキャラクターやエピソードが盛りだくさんで、だよね~! と笑ったり、改めて知ることが出来て勉強になったり、群馬のことが更に好きになれちゃいます。
シーズン2では、もっともっと群馬の人が大好きなアレやアレが出てきちゃいますよ~♪
新たなキャラクターもたくさんで、収録はいつもとっても楽しいです♪
楽しみに待っていてくださいね!
 

■みーみ役・小倉唯 コメント

小倉唯

小倉唯

【みーみについて】

見た目の可愛らしさとは裏腹に、たまに大人びた発言をすることもあるような、ちょっぴりおませな女の子です。
ぐんまちゃんやあおまとの会話では、みーみがツッコミ役に回ることもよくあります。
頭の回転が早い子なんだろうなぁと思っていましたが、作中では子どもらしい一面や可愛らしさも感じられるので、どちらの面も楽しんでいただけたら嬉しいです。
 

【作品に参加した感想】

待望のぐんまちゃんアニメ第2期!ということで、みーみとして再び作品に参加できることがすごく嬉しかったです。
キャストもお馴染みのメンバーで、アフレコもとても和やかに楽しく進んでいます。
全体を通して、1期から更に作品やキャラクター達の魅力もパワーアップしているなと感じたので、自分のお芝居でもそういった部分を更に引き出していけるよう頑張りたいな、と思いました。
 

【作品の感想】

群馬県出身の声優として、群馬県の作品として、本当に心から自信を持ってお送りできる、素敵なキャラクター達やストーリーだなと思っています。
老若男女、どの世代の方にも楽しんでいただけますし、意外と深いメッセージ性が込められていたりして、いつも感動します。
どの話数から入っても最後まで楽しく観られるのは、この作品の一番の魅力だと思うので、ぜひ気兼ねなくたくさんの方に観ていただき、ぐんまちゃんや群馬県のことを知っていただくきっかけになったら嬉しいです。
 

高い評価を経た第一期から、果たしてどのような物語が描かれるのか。公開が楽しみだ。

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2023年4月22(土)ビルボードライブ横浜にて、『涼風真世 The Fairy ~新たなる一歩~』が開催されることが決定した。

女優、歌手、声優として活躍する元宝塚歌劇団・月組トップスター、涼風真世がビルボードライブのステージに再び登場する。宝塚歌劇団を退団後はテレビドラマや舞台など多方面で活躍。声優としてはアニメ『るろうに剣心』の緋村剣心役として知られている。

第33回菊田一夫演劇賞を受賞するなど華々しい経歴を持つ涼風は、その唯一無二の歌唱力を活かし音楽活動も積極的に展開。芸能生活40周年を記念して昨年ビルボードライブで開催された『涼風真世 40th Anniversary Live Time to shine“Fairy”』からさらにパワーアップした涼風真世の“新章”が始まる瞬間を見逃さないでおこう。

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米屋株式会社は1月17日から「SPY×FAMILY ぴーなっつ最中」を千葉地域を中心とした一部小売店で先行販売することを発表した。

これは大好物が“ぴーなっつ”であることがきっかけでTVアニメ『SPY×FAMILY』とのコラボレーションした「SPY×FAMILYぴーなっつ最中」が実現したとのこと。

TVアニメ『SPY×FAMILY』は「少年ジャンプ+」にて連載中の遠藤達哉による漫画作品が原作。2022年にアニメSeason 1が放送され、2023年にSeason 2の放送が予定されている。

蓋デザイン (C)遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会

蓋デザイン (C)遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会

オリジナルアクリルチャーム(全7種) (C)遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会

オリジナルアクリルチャーム(全7種) (C)遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会

箱デザイン

箱デザイン

個包装 (C)遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会

個包装 (C)遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会

また商品個包装についてはオリジナルパッケージになっており、箱の中にはぴーなっつの形をした オリジナルアクリルチャーム(全7種類)がランダムで1つ封入されている。

パッケージも可愛いアーニャ仕様。オリジナルアクリルチャームを集めたい。

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2023年2月4日(土)~2月12日(日)東京・TOKYO DOME CITY HALL、2023年2月16日(木)~2月19日(日)大阪・オリックス劇場にて上演される、舞台『刀剣乱舞』禺伝 矛盾源氏物語

この度、2月19日(日)18:00、大千秋楽公演のライブビューイングの実施が決定。また動画配信サービスDMM TVにて、東京公演初日の2月4日(土)12:30と18:00公演、2月19日(日)12:30と18:00公演の計4公演のライブ配信も決定した。

本公演は、これまでの刀ステ本丸とは異なる切り口で展開される物語で、歌仙兼定役を七海ひろき、大倶利伽羅役を彩凪 翔、一文字則宗役を綾 凰華、山鳥毛役を麻央侑希、姫鶴一文字役を澄輝さやと、南泉一文字役を汐月しゅう、光源氏役を瀬戸かずやが演じる。

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昨年冬1ヶ月間限定で開催された、郷ひろみのスペシャル・ツアー『Hiromi Go 50th Anniversary Tour "The Final Countdown" in 2022』の模様を1月21日から配信することが決定した(配信対象公演:2022年12月20日名古屋公演)。

楽曲に合わせて様々な表情をする光の演出、夢の世界へと導くラグジュアリーなステージ空間など、バラードを軸に表現される艶やかな"郷ひろみ"を、自宅のPCやスマートフォンで存分に視聴することができる。さらに、ファンクラブ会員は限定特典として、郷ひろみの生配信トークライブが視聴可能。

郷ひろみ (C)GO‛s Club

郷ひろみ (C)GO‛s Club

郷ひろみ (C)GO‛s Club

郷ひろみ (C)GO‛s Club

 

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2023年2月8日(水)講談社より、十一代目 市川海老蔵の集大成となる写真集『EBIZO』が発売される。

2022年10月、十三代目 市川團十郎白猿を襲名した、十一代目 市川海老蔵。
その舞台および舞台裏を、ニューヨークで写真を学び、イッセイ ミヤケの広告写真や、YUKI、きゃりーぱみゅぱみゅ、Charaなど数多くのアーティスト写真等を手掛けてきた写真家・半沢健が、6年間にわたって活写。

そして今回、十一代目海老蔵の集大成と言える写真集が完成。総ページ数は304ページと見応え十分で、迫真の芸が生み出される瞬間を、ダイナミックに、時に静謐に、鮮やかに多彩に写し出している。また、本写真集には、楽屋での貴重な写真も収録。

さらに最愛の家族である、長男の八代目市川新之助(堀越勸玄)、長女の四代目 市川ぼたん(堀越麗禾)の愛らしい姿も成長の足跡を辿りながら、たっぷりと楽しめる写真集となっている。

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ミュージカル俳優の浦井健治が、2023年3月15日(水)にNewアルバム『VARIOUS』をリリースすることが決定した。

本アルバムには、ミュージカル曲から新旧J-POP名曲カバー、松岡充(SOPHIA)、植村花菜など親交のあるアーティスト提供によるオリジナル曲を収録。植村花菜の曲には浦井本人が作詞でも参加している。さらに、同じく過去に共演した望海風斗もゲスト歌唱で参加。

そして、アルバム『VARIOUS』のリリース決定と合わせてライブツアーの開催も決定。アルバムとライブツアーの詳細は、特設サイトをチェックしよう。

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2023年2月15日(水)~2月19日(日)サンモールスタジオにて、serial number08+0.5『Bug』が上演されることが決定した。

2022年11月上演を予定していたが俳優の急病により中止になった公演『Bug』を小空間、新たなキャストで上演する。

本作は、体に虫がいるという若い男とDVの夫から逃れて安モーテルに住む中年女の刹那の道行きを描くトレーシー・レッツ初期の傑作。現代の黙示録のようなこの作品を、主演に阿佐ヶ谷スパイダースの李千鶴、相手役の若い男に鈴木勝大、DVの元夫に文学座の粟野史浩、レズビアンである親友に流山児★事務所の伊藤弘子、そして要を担う医者役に同じく流山児★事務所の塩野谷正幸、実力者揃いの俳優陣で、俳優の息づかいまで聞こえるような小空間で行う。

 
【ものがたり】
息子を亡くし、暴力夫から逃れるためにオクラオマ州のモーテルに暮らす孤独な中年女アグネス。
そこに友人が連れてきたピーターと関係を持つが、ピーターは自分の身体に虫が巣くっていると言う。
男は虫を駆除しようと躍起になり、異常性を増していく。
その狂気はアグネスをも感化していく。
国家の陰謀にまで広がっていくそれは妄想か果たして事実か。

演出 詩森ろば コメント

詩森ろば

詩森ろば

11月中止になりましたserial number08『Bug』ですが、劇場を変え、キャストを変えて、2023年2月に上演を行うことになりました。中止公演としてお知らせしたものが一転延期となることになり、お客様にはご迷惑お掛けいたします。
たくさんのお客様に、ぜひいつか公演してくださいと言っていただき、また思い入れもある作品ですから、わたし自身も諦めることはできないなと思っていたのですが、作品の権利やその他の事情によりこの時期の開催となり、スケジュールが揃わず、同じキャストでと言っていただいたお客様の思いには応えられないこと申し訳なく思っております。またの機会を探してまいります。
新しく集ってくれたキャストはわたしと一度以上組んだことのある信頼する俳優ばかりです。さらけだしあわないと作れない作品というのは、前回の稽古のなかで実感しております。前回の稽古場での様々な学びも活かしながら必ずいい作品に致します。劇場でお待ちしております。

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1:2023/01/10(火) 13:41:24.84ID:yirqcpD49 1/10(火) 12:26配信
オリコン

吉田鋼太郎、64歳前に変化「爪が割れるように」 生活習慣を振り返り「食べるものだけは気をつけています」

 俳優の吉田鋼太郎(63)が10日、都内で行われた株式会社バイオフィリアのフレッシュペットフードブランド『ココグルメ』の新テレビCM発表会に出席。健康のために気を使っていることについて語った。

 14日に64歳の誕生日を迎える吉田は「食事はちゃんととるようにしています。当たり前のことなんですけど」と健康のための心がけを明かした。「爪が割れるようになってきて。調べたら鉄分、亜鉛、カルシウム不足だった」と告白。「お芝居のけいこに入ってしまうと、食事を忘れてのめり込んでしまう。おにぎりを食べてすましちゃうということが続くと、明らかに体調がおかしくなってくるんです」と自身の生活を振り返り「とにかく食べるものだけは気をつけています。野菜ジュースにしたりして野菜をとるようにしたり」と取り組みを語った。

 また、吉田が出演するCMは、誕生日当日に放送開始となる。これには「記念すべき日になると思います。ありがとうございます」とうれしげ。CMでは、かわいいチワワに変身し、愛犬たちを参考にしたリアルな演技を見せた吉田は「着ぐるみを着てのCMは初めて。ちょっと照れ臭いって思ったんですけど、だんだん馴じんできて、着たまま帰ってもいいのではないかと言う思いになりました」と話し、笑いを誘った。

 イベントには、CMで共演した犬のリロちゃん、CEOの岩橋洸太氏も登壇した。

https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/amd-img/20230110-00000354-oric-000-3-view.jpg
https://news.yahoo.co.jp/articles/671d5737dc81e1646be7cadda83a81f69aeb45e4

1:2023/01/10(火) 13:41:24.84ID:yirqcpD49 1/10(火) 12:26配信
オリコン

吉田鋼太郎、64歳前に変化「爪が割れるように」 生活習慣を振り返り「食べるものだけは気をつけています」

 俳優の吉田鋼太郎(63)が10日、都内で行われた株式会社バイオフィリアのフレッシュペットフードブランド『ココグルメ』の新テレビCM発表会に出席。健康のために気を使っていることについて語った。

 14日に64歳の誕生日を迎える吉田は「食事はちゃんととるようにしています。当たり前のことなんですけど」と健康のための心がけを明かした。「爪が割れるようになってきて。調べたら鉄分、亜鉛、カルシウム不足だった」と告白。「お芝居のけいこに入ってしまうと、食事を忘れてのめり込んでしまう。おにぎりを食べてすましちゃうということが続くと、明らかに体調がおかしくなってくるんです」と自身の生活を振り返り「とにかく食べるものだけは気をつけています。野菜ジュースにしたりして野菜をとるようにしたり」と取り組みを語った。

 また、吉田が出演するCMは、誕生日当日に放送開始となる。これには「記念すべき日になると思います。ありがとうございます」とうれしげ。CMでは、かわいいチワワに変身し、愛犬たちを参考にしたリアルな演技を見せた吉田は「着ぐるみを着てのCMは初めて。ちょっと照れ臭いって思ったんですけど、だんだん馴じんできて、着たまま帰ってもいいのではないかと言う思いになりました」と話し、笑いを誘った。

 イベントには、CMで共演した犬のリロちゃん、CEOの岩橋洸太氏も登壇した。

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1:2023/01/11(水) 00:57:27.54ID:GVTNKXlV9 3・5代々木第二大会でKNOCK OUT初参戦

前K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者の木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/Battle Box)が1月10日、
大晦日の「RIZIN.40」で2023年にRIZINで試合をすることが発表されたプロボクシングの6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)について「チャレンジできる機会を与えてほしい」などと対戦相手に名乗りを挙げた。
木村はこの日、KNOCK OUTが3月に開催するビッグマッチ「KNOCK OUT 2023 SUPER BOUT “BLAZE”」(3月5日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)のカード発表会見に出席した。
KNOCK OUTには初参戦で試合はヒジありのREDルールで行われる。
会見後の本紙の直撃にパッキャオ戦について「もちろんやりたい。できればそれは僕の仕事であってほしい。
なんとしても日本にこういうパンチャーがいるということをプロモーションしてもらって、チャレンジできる機会を与えてほしい。
僕なら夢を見せられると思うんで、もっともっと推してほしい」などと語った。
そのためにも今大会では勝利が絶対条件となるが「今回は試合のパフォーマンスでアピールしたい。
だから特に目立つことなく、試合までは淡々と過ごしていいパフォーマンスを見せたい。
今回はムエタイルールということもあって、長めの5Rをお願いしている。
フルでムエタイを一つのショーとして見せるということをやっていきたいと思っている。
今回はノックアウトというよりは5R満足のいくパフォーマンスをしたい」とこれまでの1R秒殺スタイルではなくニュースタイルのお披露目を予告した。
「1RKOじゃなくて5RKO?」という問いには「何ラウンドになるかは分からないですが、長いラウンドをやってみたい。カットでTKOか戦意喪失か。その辺を狙っていきたいですね」とニヤリと笑った。

1/10(火) 21:02配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ea015b7bd36096d42fe474af1c0f85bd6124d29

https://i.imgur.com/IlAMTHK.jpg
https://i.imgur.com/CO7vZYD.jpg
https://i.imgur.com/N5QZ8SY.jpg

1:2023/01/10(火) 14:21:25.35ID:S02hK7DE9 https://hochi.news/articles/20230110-OHT1T51064.html?page=1
2023年1月10日 14時8分

オウム真理教の教祖・麻原彰晃死刑囚(享年63)に手錠をかけた元警視庁警部補・牛島寛昭氏が10日、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」(月〜金曜・前5時)に出演した。

1995年3月20日の地下鉄サリン事件から2か月後の5月16日。山梨県上九一色村のオウム真理教の教団拠点を一斉捜索の末、麻原死刑囚の隠し部屋を突き止め逮捕に至った。逮捕当日、フジテレビ「おはよう!ナイスデイ」でキャスターをつとめていたパーソナリティの生島ヒロシから「今、考えてみるとどうですか?」と聞かれると「はっきり言って、夢のような話ですよね」と笑顔を浮かべた。

殊勲者の牛島氏は、実は“さくら要員”。「検挙班という捕まえる専門組織がありまして。当時、私は参加しましたけど逮捕するのは検挙班ということで“さくら”みたいな感じでした。人数が大勢いないと信者に暴れられたりすると困るんで、人数を整えて。私たちは最初『邪魔をするな』って言われてたんですよ。『決して邪魔をしないように』と。その私がまさか、逮捕できるとは夢にも思っていませんでした」と振り返る。

突入の際、牛島氏は後方で信者を機動隊に渡す係だった。だが、一斉捜索は4時間に及んでも麻原死刑囚は見つからない。そんな時、第6サティアンの中に入ることを許可された牛島氏は、ある光景を思い出した。

ゴールデンウィークの昼間、第6サティアンの警戒に行っていた際「信者が3階と2階の窓から、中間地点に換気扇のカバーみたいなものを着けていたんです。それをたまたま私、見たんですけど『何、やってんのかな?』と思った」ことが記憶によみがえったという。

「何かある」とピンときた牛島氏は「実は探したいところがあるんですが、いいですか?」と小隊長に伝え、許可をもらってついに隠し部屋を発見した。牛島氏は11日も登場し、アッと驚く麻原死刑囚の言葉や逮捕劇を語る。

https://hochi.news/images/2023/01/10/20230110-OHT1I51105-L.jpg

1:2023/01/10(火) 14:21:25.35ID:S02hK7DE9 https://hochi.news/articles/20230110-OHT1T51064.html?page=1
2023年1月10日 14時8分

オウム真理教の教祖・麻原彰晃死刑囚(享年63)に手錠をかけた元警視庁警部補・牛島寛昭氏が10日、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」(月〜金曜・前5時)に出演した。

1995年3月20日の地下鉄サリン事件から2か月後の5月16日。山梨県上九一色村のオウム真理教の教団拠点を一斉捜索の末、麻原死刑囚の隠し部屋を突き止め逮捕に至った。逮捕当日、フジテレビ「おはよう!ナイスデイ」でキャスターをつとめていたパーソナリティの生島ヒロシから「今、考えてみるとどうですか?」と聞かれると「はっきり言って、夢のような話ですよね」と笑顔を浮かべた。

殊勲者の牛島氏は、実は“さくら要員”。「検挙班という捕まえる専門組織がありまして。当時、私は参加しましたけど逮捕するのは検挙班ということで“さくら”みたいな感じでした。人数が大勢いないと信者に暴れられたりすると困るんで、人数を整えて。私たちは最初『邪魔をするな』って言われてたんですよ。『決して邪魔をしないように』と。その私がまさか、逮捕できるとは夢にも思っていませんでした」と振り返る。

突入の際、牛島氏は後方で信者を機動隊に渡す係だった。だが、一斉捜索は4時間に及んでも麻原死刑囚は見つからない。そんな時、第6サティアンの中に入ることを許可された牛島氏は、ある光景を思い出した。

ゴールデンウィークの昼間、第6サティアンの警戒に行っていた際「信者が3階と2階の窓から、中間地点に換気扇のカバーみたいなものを着けていたんです。それをたまたま私、見たんですけど『何、やってんのかな?』と思った」ことが記憶によみがえったという。

「何かある」とピンときた牛島氏は「実は探したいところがあるんですが、いいですか?」と小隊長に伝え、許可をもらってついに隠し部屋を発見した。牛島氏は11日も登場し、アッと驚く麻原死刑囚の言葉や逮捕劇を語る。

https://hochi.news/images/2023/01/10/20230110-OHT1I51105-L.jpg

1:2023/01/09(月) 01:46:35.31ID:+5EW80nv9 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が8日、NHK総合「サンデースポーツ」に出演。古巣・中日の今季の戦い方について語った。 視聴者からの質問に答える「おしえて!!落合さん」のコーナーで、昨季オフに選手が大幅に入れ替わった中日を心配する声が届くと、「バッターを出してピッチャーを獲ったということは、今年はピッチャーを中心とした守りの野球を目指しているんだろうと思います。防御率3点台を2点台にしていく方向性でやっているんだろう」と立浪監督の目指す野球を推測。 そして球団初のリーグ連覇に導いた2011年を振り返り、「2011年の我々が戦った野球を見れば、チーム打率は2割2分台ですよ。それで優勝できたんだから。いかにして無駄なランナーを出さず少ないチャンスをものにしてその点数を守り切っていく野球に専念できれば、そこそこの順位に行くとは思います」と落合氏。

「そのためのピッチャーのトレードなんだろうと思います」と投手中心の補強を説明した。

1/8(日) 23:29配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/406215c4f0f1beedcd3dd7737ba067a13194f2a0

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1:2023/01/09(月) 12:14:21.68ID:oVqIDxgo9 J1北海道コンサドーレ札幌が1月8日に今季の新ユニフォームデザインを発表。
ファンやサポーターからは「ほんとに素敵」「史上最高にカッコ良い」「サポーターであることを誇りに思える」など、絶賛の声が多く上がっている。

札幌は昨季、11勝12分け11敗の成績でJ1リーグ10位フィニッシュ。今季もミハイロ・ペトロヴィッチ監督が指揮を執り、上位進出を目指す。

そんななか、1月8日に札幌が今季の新ユニフォームデザインを発表。
ファン・サポーターからは絶賛の声が多く上がり、注目を集めている。

1stユニフォームはこれまで同様に赤と黒のデザインを採用し、「赤黒縦縞のプライドと北海道全体で戦っていく」というコンセプトが用いられている。
2023年に27年目を迎えることから、27本のストライプでデザインが構成されている。

一方の2ndユニフォームは、昨季に続きメインに黒色を採用し、白色でダイヤモンドダストやブリザードをイメージとしたデザインになっている。
パンツとソックスには、左右12本のストライプを施し、サポーターとともにアウェイの地で戦うメッセージが込められている。

そして3rdユニフォームは、白色を基調にシマフクロウの羽がモチーフとしてデザインされた。

新ユニフォームデザインの発表を受けて、ファン・サポーターからは「ほんとに素敵」「史上最高にカッコ良い」「サポーターであることを誇りに思える」
「かっこよすぎて全身鳥肌」「唯一無二」など、1stユニフォームから3rdユニフォームまで絶賛のコメントが寄せられている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/38a9ce2c2356159be26cadef82e160c79ea6c4ff

札幌がミズノ×相澤陽介CD渾身の新ユニデザインを解禁! “赤黒サポ”からも大好評「全部かっこいい」「全身鳥肌」
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf59b8d6f1772c67b824a42254aed4d44a230215

画像
https://d33qu4elo4g96s.cloudfront.net/article/detail/82/14/QqwwtEY8xyASra1bDeDg063703CaHfWShzN1dMdu.png
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https://d33qu4elo4g96s.cloudfront.net/article/detail/82/14/5MnMKLZDLtt6UylfgUDQaPPi3Ru4pYXLQRp0ZySW.png
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動画
https://youtu.be/oy0UEMCogzE

2023年4月1日(土)から4月16日(日)まで東京・新国立劇場 中劇場にて、4月22日(土)から4月24日(月)大阪・東大阪市文化創造館 Dream House 大ホールにて、加藤シゲアキ主演舞台 パルコ・プロデュース2023「エドモン~『シラノ・ド・ベルジュラック』を書いた男~」の上演が決定した。

本作はフランス・モリエール賞5冠の劇場愛にあふれた抱腹絶倒のドタバタ幕内コメディーとなり、いつの時代も、どこの国でも、初日の幕を上げるために必死で作品創りをしている舞台人がいる! そんな勇気をもらえる本作が、このたび日本で初めて上演される。

演出は、令和3年度第72回芸術選奨 文部科学大臣賞を受賞、令和4年秋に紫綬褒章を受章するなど劇作家・演出家としての功績を高く認められるマキノノゾミが務める。時代劇から現代劇、ストレートプレイからミュージカルと数多くの作・演出作品を手掛け、2018年には『シラノ・ド・ベルジュラック』の日本公演の上演台本(鈴木哲也との共同上演台本)も担当。

これまで、ノーベル賞物理学者の朝永振一郎を描いた『東京原子核クラブ』、平賀源内と杉田玄白を描いた『非常の人 何ぞ非常に』など、実在する人物を、ユーモアと人間味あふれるキャラクターとして現代に甦らせてきたマキノが、崖っぷちの劇作家エドモン・ロスタンをどのように演出するのか、注目が集まる。

そして、“書けない”劇作家エドモン・ロスタン役で主演を務めるのは、NEWSとしての活動に留まらず、作家としても数々の人気作を生み出し、2020年に発表した小説「オルタネート」(新潮社刊)では、2021年に第42回吉川英治文学新人賞、第8回高校生直木賞を受賞するなど、多岐に渡って活躍する加藤シゲアキ

実在の劇作家エドモン・ロスタンにまつわるエピソードを、実際に作家・劇作家としても活動する加藤とマキノが、どのようにつむぎだすのか、期待が寄せられる。

目次

マキノノゾミ コメント

新作劇の初日を開けるまでのムチャぶりの連鎖! 迷走につぐ迷走! 劇作家の受難につぐ受難ぶり! 焦燥の末の奇跡的なインスピレーションの到来と、震えるような執筆の陶酔!これはもう同業者として同情を禁じ得ないどころの話ではありません! いやもう実にリアル! 実に滑稽! そして実に感動的!

この公演は、本邦初演となる現代フランスの傑作喜劇ですが、日本広しといえども、この作品を、強烈な思い入れと、熱烈なシンパシーをもって演出できるのは、もはや「このわたししかいない!」と思いあがって取り組む所存です! やたらと「!」が多いですが、どうぞ、ご期待ください!

加藤シゲアキ コメント

『シラノ・ド・ベルジュラック』を生み出したエドモンがいかなる苦悩を経て、この不朽の名作を生み出したか。

ひもじくも妥協せず、あらゆる犠牲を払って作品に向かい合うエドモンは、誰にでも理解できる人物ではないかもしれません。しかしその過程を切実かつユーモラスに描くこの作品に、私は僭越ながら共感しました。同時に言葉の持つ力も改めて実感し、今この時代にこの公演を行う意味を、台本を読んで以来ずっと考えています。エドモンになれる喜びを胸に、誠心誠意心を込めて演じさせていただきます。

[物語]

1897 年12 月、パリ。
詩人で劇作家のエドモン・ロスタンは、スランプにおちいっている。家には、妻と子供を抱えながら、2 年間も全く書けない。そんな中、彼に、大きな仕事が舞い込み、偉大な喜劇王コクランに、英雄的なコメディ詩劇の新作を書くことを約束してしまう……。ところが、まったく書けない。大女優と大御所俳優のむちゃぶり、親友との三角関係、主演女優のきまぐれ、プロデューサーからの鬼催促、完全なる資金不足、妻の嫉妬など、ありとあらゆるトラブルにみまわれながらも、エドモンは一世一代の創作に取り組むが…。
今のところ、決まっているのは、実在した鼻の大きい詩人のコメディということと、タイトルだけ…。
タイトルは……そう『シラノ・ド・ベルジュラック』!!!

 

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1:2023/01/10(火) 14:18:50.21ID:S02hK7DE9 https://nordot.app/985320894602002432
2023/01/09

米俳優アール・ボーエンが死去した。81歳だった。1985年の『ターミネーター』と1991年の続編で犯罪心理学者のピーター・シルバーマン博士役を演じたことで知られるアールが5日(木)ハワイの自宅で息を引き取ったとTMZが報じている。

同メディアによると、遺族は死因については明らかにしていないものの、アールは昨年後半に肺がんと診断されていたと言われている。

アールの訃報を受けて、『ターミネーター2』で新型ターミネーターT-1000役を演じたロバート・パトリックは、ツイッターで故人を偲ぶ言葉を綴っている。「アール・ボーエンが亡くなったことをとても悲しく思う。彼は素晴らしく才能のある俳優で、良い人だった。遺族にお悔やみの言葉を贈ります。アール・ボーエン、安らかに眠ってください」

女優キャロル・キーンと1970年に結婚し、キャロルが2001年にがんにより58歳で他界するまで連れ添ったアールは、『9時から5時まで』や『花嫁はエイリアン』など80年代のヒット映画に出演後、2003年には『ターミネーター3』でシルバーマン博士役を続投していた。さらに、アニメ声優としても活躍、数々の映画やテレビ番組に出演していた。

https://i.imgur.com/G7dQsbG.png
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1:2023/01/08(日) 13:54:22.52ID:eT8K8ldN9 野村謙二郎は1997年オフにMLB移籍を熟考…ただ一人相談した人物とは

もはや日本人野手のメジャーリーガーは珍しくない。今オフもオリックスから吉田正尚外野手がレッドソックスへ移籍した。振り返れば2000年オフにイチロー氏がマリナーズ、新庄剛志氏がメッツに羽ばたいていったのが、野手では最初だったが、それ以前にもメジャーに挑戦しかけた大物日本人野手はいた。元広島の野村謙二郎氏だ。現在は野球評論家であり、広島大学スポーツセンター客員教授でもある野村氏に、現役時代など、いくつか振り返ってもらった。
1997年に野村氏はFA資格を取得した。
メジャーに挑戦するか否かで迷ったのは、その年のオフだったが、それ以前から夢ではあった。

「何よりも最高峰で自分がどれだけできるかって考えていた」。

1988年ソウル五輪のチームメート・野茂英雄氏がドジャースで活躍していたのが刺激になったし、日米野球に出場し、純粋に力を試したくなったという。

「野茂とは仲がよかったし、活躍しているなぁ、アメリカってどうなのかなぁってね。
それにオリンピックの時の(米国)メンバーだったジム・アボットや、のちにホワイトソックスの監督になったロビン・ベンチュラとか、
ファーストにいたティノ・マルティネスとか、彼らが活躍していたのを見てたからね。
夢っていうのはあったよね、やっぱり」 当時は現在と違って、メジャー挑戦に関して、いろんなことが整備されていなかった。
日本にはまだ代理人制度もなかったし、日本人野手は1人も行っていなかったのだから、未知数な部分も多かった。
それでも野村氏は夢を追いかけることを真剣に考えた。

ダイヤモンドバックスやデビルレイズ(現レイズ)が興味を持っているとも噂された。金銭面のことは全く気にしていなかったが、本当に獲ってくれるのか、
メジャー契約なのか、マイナー契約なのか、招待選手なのか、全くわからない状況でもあったという。
そこで駒大時代の恩師・太田誠監督に相談した。
「この件に関しては太田さんにだけでしたね。自分にとって太田さんは最大のお師匠さんですから」。
恩師からは行けとも、残れとも言われなかったという。
「自分は今、線路の道を外していて、その線路の先は真っ暗で、線路に乗っておけば、どこかに着くのだろうけど、これが右に行くのか、
左に行くのかというなかで、アメリカに行ったらすごいことになるかもしれないし、日本にいてもすごいことになるかもしれないし、それはわからないけど、よーく考えてみなさいって言われた」。
イチロー氏に「俺は残ったから頑張ってこいよ」
その結果、悩んだ末に自分ひとりで広島残留を決断したわけだが「今思えば、残ってよかったのか、行かなくて後悔しているのか、というと、半々ですね」という。
ただ、2005年の現役引退後にロイヤルズの臨時コーチなどを務めたことに「現役が終わった後にアメリカの野球に携わらせてくれた9年間というのは、それを精算したかったというか、やっぱり自分の夢ってこうだったんだなって思いましたね」としみじみと話した。
そして、思い出したようにこう付け加えた。「俺が(メジャー挑戦を)やめた後、(メジャー移籍前の)イチローとたまたま会って『野村さん、行ってほしかったです』って言われた。
同じようなタイプの俺が先に行っていたら、イチローもこれぐらいできるってイメージが湧いたのに、ってことで言ったんじゃないかな。
俺は残ったから頑張ってこいよって話したけどね。懐かしいね」。
もしも、あの時、野村氏がメジャーに行っていたらどうなっていただろうか。「それは想像できないね。
行っていないんだから。だから、行った人はすごいよ」と微笑む。「今は前みたいに、日本に残ったらいいのにとか、なんで出ていくんだよとか、ファン心理もだいぶ変わってきているから行きやすい環境。
トライしている人たちに対して行ってきなさい、頑張っておいでよという後押しはすごくあると思うんで、どんどん俺は行っていいと思うし、やるからには頑張ってほしい」と現役世代にエールも送った。
そんな野村氏は現役時代に数々の記録を達成しているが、次の話は1995年の打率3割、30本塁打、30盗塁のトリプルスリーについて。これに関しては“謎”が多いという……。

1/8(日) 6:50 Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/078ab190bc35fac43a8c73f78d95054ded0ed411

https://i.imgur.com/tdpYrNp.png
https://i.imgur.com/wKwwPpO.jpg

1:2023/01/11(水) 14:58:06.81ID:lWP0gyie9 仙台市宮城野区で) プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスの元投手、森雄大さん(28)は昨年11月、人気回転すし店「廻鮮寿司 塩釜港」(宮城県塩釜市)の社員として第二の人生を歩み始めた。
転機は、店を経営する元楽天野球団社長、立花陽三さん(52)からの誘いだった。

新たな道を切り開いた「おせっかい」について、2人が語り合った。
(聞き手・浅井望) ――回転すし店の社員になったのは。 森 戦力外通告を受けた後、立花社長に誘われました。
元々経営に興味があったのと、社長が楽天にいた時、球場の環境がどんどん良くなっていくのを目の当たりにし、すごいなと感じていた。
だから一番近くで勉強したかったんです。

立花 正直、戦力外になった選手は全員気になります。
特に森は、私が球団の社長就任後、初めてドラフトで指名した選手でした。森が違う業界で成功すれば、次の世代の子供たちや親御さんに「プロ野球で成功するだけが人生ではない」と伝えられる。
そう思い、声をかけました。

――森さんにとってよき「おせっかい」だったと。
森 男気のような部分があると思います。

戦力外になったと色々な人に報告しましたが、大体が「また何か決まったら教えて」なんですよ。
社長はまず「話そう」と言ってくれて。
そんな人はあまりいません。 立花 森がどんな人生を歩もうと、僕には関係がないのかもしれません。うちで働かせることはおせっかいなのかもしれないですね。
それでも森が働く決断をした。
それならば、僕は全力で応援したい。

――森さんは現在どのような仕事を。

森 店でレジ打ちやホールの仕事が中心で、チラシやSNSで、すしのPRもしています。競りにも行きます。
高校卒業後、すぐにプロ入りしたので、初めてのことばかりですが、お客さんから「おいしかったよ」「また来るね」と言われるとうれしいです。
立花 まずは店でお客さんの気持ちを理解してほしい。
今後は宅配サービスや弁当プロジェクトで取引先との交渉を任せたいと思っています。自分で考えて、提案して、会社にどう貢献してくれるかが楽しみです。

1/11(水) 14:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/1cb4f2747b4e7c71e00d6ee9e4d3fcb0d45c8bf3
続きはソースにてお願いします

https://i.imgur.com/sNBdhp8.jpg
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1:2023/01/11(水) 14:58:06.81ID:lWP0gyie9 仙台市宮城野区で) プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスの元投手、森雄大さん(28)は昨年11月、人気回転すし店「廻鮮寿司 塩釜港」(宮城県塩釜市)の社員として第二の人生を歩み始めた。
転機は、店を経営する元楽天野球団社長、立花陽三さん(52)からの誘いだった。

新たな道を切り開いた「おせっかい」について、2人が語り合った。
(聞き手・浅井望) ――回転すし店の社員になったのは。 森 戦力外通告を受けた後、立花社長に誘われました。
元々経営に興味があったのと、社長が楽天にいた時、球場の環境がどんどん良くなっていくのを目の当たりにし、すごいなと感じていた。
だから一番近くで勉強したかったんです。

立花 正直、戦力外になった選手は全員気になります。
特に森は、私が球団の社長就任後、初めてドラフトで指名した選手でした。森が違う業界で成功すれば、次の世代の子供たちや親御さんに「プロ野球で成功するだけが人生ではない」と伝えられる。
そう思い、声をかけました。

――森さんにとってよき「おせっかい」だったと。
森 男気のような部分があると思います。

戦力外になったと色々な人に報告しましたが、大体が「また何か決まったら教えて」なんですよ。
社長はまず「話そう」と言ってくれて。
そんな人はあまりいません。 立花 森がどんな人生を歩もうと、僕には関係がないのかもしれません。うちで働かせることはおせっかいなのかもしれないですね。
それでも森が働く決断をした。
それならば、僕は全力で応援したい。

――森さんは現在どのような仕事を。

森 店でレジ打ちやホールの仕事が中心で、チラシやSNSで、すしのPRもしています。競りにも行きます。
高校卒業後、すぐにプロ入りしたので、初めてのことばかりですが、お客さんから「おいしかったよ」「また来るね」と言われるとうれしいです。
立花 まずは店でお客さんの気持ちを理解してほしい。
今後は宅配サービスや弁当プロジェクトで取引先との交渉を任せたいと思っています。自分で考えて、提案して、会社にどう貢献してくれるかが楽しみです。

1/11(水) 14:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/1cb4f2747b4e7c71e00d6ee9e4d3fcb0d45c8bf3
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2023年5月~6月、東京・大阪にて、舞台『セトウツミ』が上演される。この度、瀬戸(セト)と内海(ウツミ)の主人公2人ほかキャストが発表され、ビジュアルも解禁となった。

2013年~2017年まで「別冊少年チャンピオン」(秋田書店)にて連載された此元和津也原作の人気コミック「セトウツミ」。2016年に実写映画化、2017年にはテレビドラマ化でも話題となった「セトウツミ」が、初舞台化される。

主演の高校生2人、眼鏡をかけたクールな風貌で、放課後、塾までの時間を河原で過ごし、友人の瀬戸に時に絶妙なツッコミを入れる内海 想役に、牧島 輝。ある事情からサッカー部を退部することになり、河原で暇をつぶす、お調子者で、ギザギザの髪が特徴的な瀬戸小吉役に有澤樟太郎。共に2.5次元ミュージカルで人気を博し、新進気鋭の若手俳優として注目を集める2人が、主演を務める。プライベートでも大親友という牧島 輝と有澤樟太郎、実は2人共に原作のファンであり、以前より本作の舞台化を熱望していたとあって、気合も十分。熱い想いを主演舞台にぶつける。

さらに瀬戸が思いを寄せるが本人は内海が好きというクラスのマドンナ樫村一期(かしむらいちご)役と、瀬戸にアプローチをするハツ美役の二役に佐藤日向。センター分け髪型が特徴で、そのキャクターも個性的な瀬戸と内海の同級生、田中真二役に納谷 健。ピエロの格好で河原にいるバルーンアーティストのバルーンさん役と、息子に辛辣な内海の父親役の二役に岩崎正寛。瀬戸と内海が気に掛ける、河原近くの病院に入院中の余命宣告を受けた車椅子の少女役と、成績優秀な内海の姉役の二役を南沢奈央。それぞれの味わい深いキャラクターが、魅力あふれるキャスティングで実現した。

(左から)岩崎正寛(二役)、南沢奈央(二役)、佐藤日向(二役)、牧島 輝、納谷 健、有澤樟太郎、佐藤日向、南沢奈央、岩崎正寛    (C)此元和津也(秋田書店)2013

(左から)岩崎正寛(二役)、南沢奈央(二役)、佐藤日向(二役)、牧島 輝、納谷 健、有澤樟太郎、佐藤日向、南沢奈央、岩崎正寛    (C)此元和津也(秋田書店)2013

本作の魅力は、関西の男子高校生の瀬戸と内海が、放課後に河原で交わす、他愛のない会話の中に2人の間に流れる独特の空気感や端々に盛り込まれるシュールな笑いに思わずクスっとしてしまう、クセのある秀逸なやりとり。牧島 輝と有澤樟太郎のセッションで、どのような空気感が生み出されるのか、本公演を期待しよう。

目次

牧島 輝/内海 想役 コメント

以前より、プライベートでも仲の良い有澤樟太郎と、もし2人で演じるならどんな作品が良いかと話した時に、『セトウツミ』だと妄想していました。原作漫画を読むと、2人の秀逸なボケと返しのやりとりが爆笑してしまうくらい面白い中にも、繊細なストーリーや感動できるところもあり、とても好きな作品です。
公演に向けては、埼玉県出身なので、関西弁を頑張らないと……。
関西出身の樟太郎に教えてもらい、勉強したいです。
元々大好きな作品に、こういう形で携わることが叶い嬉しいです。観に来て下さるお客様にも、『セトウツミ』のクスッと笑える2人の掛け合いを中心に、爆笑あり、感動ありの、この作品が持つ独特の空気感を楽しんでいただけるよう頑張ります。本番、劇場でお会いするのを楽しみにしています。

有澤樟太郎/瀬戸小吉役 コメント

原作漫画から、映画、ドラマと展開されていて元々好きな作品でした。河原での2人の関係性は、普通にしゃべっているだけで漫才のような会話のテンポがあり、関西人なので、共感できる部分があります。これを演劇ではどう表現できるのか、挑戦になると思います。
まずは、牧島君に関西弁を叩き込むところから準備しています。
念願の舞台化ということで、原作ファンや楽しみにして下さっている方が沢山いらっしゃる中で、ハードルが上がっていると思いますが、演劇ならではの表現ですごく楽しい、良い作品になると思っています。内海役の牧島 輝とはもちろん、他の役の方との関係性も大切ですので、皆さんにしっかりと届けたいと思います。原作自体のゆるい空気感がもの凄く好きなので、演じるのがとても楽しみです。皆さん、劇場でお会いしましょう。

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