アイナ・ジ・エンド、初主演映画『キリエのうた』からKyrie名義のアルバム『DEBUT』をリリース メイキングティザー映像も公開に
- 2023.08.13
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アイナ・ジ・エンドがKyrie名義の1stアルバム『DEBUT』(デビュー)を10月18日(水)にリリースすることがわかった。
アイナ・ジ・エンド
『DEBUT』には、アイナ・ジ・エンドが主人公“Kyrie”(キリエ)役で初主演を飾った映画『キリエのうた』(10月13日公開/岩井俊二監督)の主題歌である「キリエ・憐れみの讃歌」をふくむ全9曲収録予定。アイナ・ジ・エンドは、映画『キリエのうた』劇中で“Kyrie”が歌唱する楽曲の多くで作詞・作曲を担当。また、アルバム全楽曲は小林武史がサウンドプロデュースし、劇中で流れる音楽とは異なるアレンジで収録されるという。
映画『キリエのうた』 (C)2023 Kyrie Film Band
また、小林武史による映画のサウンド・トラックもリリースも、同日に発売されることも決定。解禁されたメイキングティザー映像には、主題歌「キリエ・憐れみの讃歌」のレコーディング時や映画の完成報告イベント、『ap bank fes ‘23』で初歌唱した場面が盛り込まれている。
アイナ・ジ・エンドのコメントは以下のとおり。
アイナ・ジ・エンド
“キリエのうた”
キリエとして生き抜いた日々で生まれた曲を
小林武史さんに編曲していただいて
岩井俊二さんとも歌詞を紡ぎました。
地面の暗がりも、底なしの空の明るさも
どっちも大切です。
どっちも愛おしいです。
他愛のない日常が煌めいていけますように、
あなたのそばに、このアルバムを。
よかったら聞いていただきたいです。
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オメでたい頭でなによりが、秋田・札幌で10月下旬にワンマンシリーズ『大寿祭(だいことぶきまつり)』を開催することを発表した。
『大寿祭』は、2023年からスタートした、オメでたい頭でなによりのワンマンシリーズ『大寿祭』。今回は、10月28日(土)に秋田Club SWINDL、10月31日(火)に札幌Sound lab moleで開催される。
秋田は、オメでたい頭でなによりが2019年に秋田県男鹿市の『OGA NAMAHAGE ROCK FESTIVAL』に初出演したことから、Vo.赤飯を中心に秋田愛を年々深めていっているという場所。男鹿ナマハゲをテーマにした楽曲「the OGAnizer -来訪神-」も発表している。秋田Club SWINDLでのライブは、1部と2部の2公演を予定している。
札幌でのワンマンは、『大寿祭 ~324生誕祭 蝦夷の大地で墳墓建立GIG2023~』と題し、北海道出身メンバーGt.324の誕生日当日に開催。前日10月30日(月)には、札幌VyPass.で『癖ロックDJパーティー 〜324生誕前夜祭 カウントダウン〜』を開催する。こちらでは、メンバーそれぞれがDJとなり、各々の”癖”となる音楽を流していく予定とのこと。
『大寿祭』チケットのオフィシャル抽選先行受付は、イープラスにて8月16日12時から8月27日23時59分まで実施。そのほか詳細は、オメでたい頭でなによりのオフィシャルサイトを確認しよう。
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舞台『弱虫ペダル』シリーズの最新作が2024年3月に東京で上演されることがわかった。
渡辺航氏が2008年より『週刊少年チャンピオン』(秋田書店刊)にて連載中の、自転車競技・ロードレースを題材とした漫画。孤独なアニメオタク少年の小野田坂道が、総北高校自転車競技部の仲間と共にインターハイを目指し、その中でライバル校である王者・箱根学園や京都伏見高校らのメンバーと切磋琢磨しながら成長していく姿を描いた作品だ。これまでに、コミックスの累計発行部数は3,000万部を突破している。
舞台『弱虫ペダル』では、演出家・西田シャトナー氏が、一本のハンドルと俳優のマイムで自転車を走らせているような演出“パズルライドシステム”で舞台化。2012年の初演舞台『弱虫ペダル』から、インターハイの3日間を描く「インターハイ篇」やライバル校・箱根学園メンバーをフィーチャーした「箱根学園篇」、主人公・小野田坂道が2年生になり新体制となったチームを描く「総北新世代、始動」や「箱根学園(ハコガク)新世代、始動」を経て、2017年2月公演から始まった「新インターハイ篇」が2020年2月の公演で3日目のゴールまでを描くファイナルを迎えた。2021年には「SPARE BIKE篇」を上演。2022年には10周年を迎え、西田シャトナー氏が総監督・脚本、鯨井康介氏が演出、manzo氏が音楽を担当し、新キャストで構成された舞台『弱虫ペダル』The Cadence!を上演。メインキャストはそのままに、2023年8月に舞台『弱虫ペダル』THE DAY 1が上演された。
今泉俊輔役・砂川脩弥
鳴子章吉役・北乃颯希
巻島裕介役・山本涼介
金城真護役・川﨑優作
田所迅役・滝川広大
福富寿一役・髙﨑俊吾
荒北靖友役・相澤莉多
東堂尽八役・フクシノブキ
新開隼人役・百成瑛
泉田塔一郎役・青柳塁斗
真波山岳役・中島拓人
御堂筋翔役・新井將
シリーズ最新作の情報は、本日8月13日(日)に舞台『弱虫ペダル』THE DAY 1 千秋楽公演にて発表。小野田坂道役の島村龍乃介、今泉俊輔役の砂川脩弥、鳴子章吉役の北乃颯希、巻島裕介役の山本涼介、金城真護役の川﨑優作、田所迅役の滝川広大、福富寿一役の髙﨑俊吾、荒北靖友役の相澤莉多、東堂尽八役のフクシノブキ、新開隼人役の百成瑛、泉田塔一郎役の青柳塁斗、真波山岳役の中島拓人、御堂筋翔役の新井將が出演することがわかっている。公演日程などの詳細は、後日発表されるとのこと。
舞台『弱虫ペダル』続編公演は、2024年3月東京にて上演。
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10月28日(土)から11月12日(日)まで東京・明治座で、12月14日(木)から12月16日(土)まで大阪・新歌舞伎座で上演される舞台『赤ひげ』から、メインビジュアルが解禁された。
山本周五郎の小説『赤ひげ診療譚』の舞台化となる本作は、江戸時代の小石川養生所を舞台に、武骨で謎めいた医師・赤ひげと、青年医師、貧しい患者や市井の人たちとの魂の交流を描く。
通称「赤ひげ」こと新出去定(にいで きょじょう)役で、船越英一郎が主演を務めるのは、船越英一郎。船越は、本作が舞台初出演および初主演となる。また、長崎遊学後に小石川養生所にやってくる医員見習い・保本登役で新木宏典、同じく若き医員・津川玄三役で崎山つばさが共演。森半太夫を猪野広樹と高橋健介がWキャストで演じる。また、ある患者を献身的に看病する女中・お杉役で菅井友香、養生所で女中として働くお光役で山村紅葉が出演する。
江戸・小石川養生所の医長・新出去定=通称「赤ひげ」(船越英一郎)は、名医ではあるが武骨で変わり者である。貧しい者たちを救うため身を粉にして働き、時には経費削減を命じる公儀に逆らうことも厭わない。新しく医員見習としてやってきた保本登は、養生所に足を踏み入れた瞬間に「自分はこんなゴミ溜のような所にいるべき人間じゃない」と思うのだった。長崎遊学を終え幕府の御目見医になるはずだった保本は、赤ひげに反発する。しかし、同僚の津川玄三や森半太夫、養生所を訪れる様々な患者たちと関わって行く中で、少しずつ保本の態度に変化が生まれて行く。
解禁されたメインビジュアルは、赤ひげを演じる船越らメインキャストが集結したものだ。そのほか詳細は、明治座、新歌舞伎座の公式サイトを確認しよう。
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水樹奈々が、10月より放送されるTVアニメ『でこぼこ魔女の親子事情』のオープニングテーマを担当することがわかった。
『でこぼこ魔女の親子事情』は、水樹が“ビオラ”役で出演することが決定しているアニメ。そんな水樹の新曲「Sugar Doughnuts」がオープニングテーマを飾ることになる。
「Sugar Doughnuts」は10月にデジタルリリースされる予定。配信日時や配信サイトなどの詳細は、追って発表される。
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星野源の新曲「生命体」ミュージックビデオが8月14日(月)0時よりYouTubeにてプレミア公開されることがわかった。
「生命体」は、8月19日より放送がスタートする『世界陸上ブダペスト』(TBS)と、9月23日からスタートする『アジア大会 中国・杭州』(TBS)のテーマソングとして書き下ろされた楽曲。
星野源「生命体」
MVは、のべ4日間にわたって多種多様な“今を生きる人”を中心に撮影し、映像を分割画面に繋ぎ合わせて構成されているという。プレミア公開の待機画面では、予告編が公開中。公開にあわせ、星野本人のチャット参加も予定されている。
また、「生命体」リリースを記念した配信キャンペーンの実施も決定。“「生命体」ジャケットデザインスマホ壁紙”や、未公開アーティスト写真を含む“星野源 ポストカード2枚セット”、“星野源 描き下ろしイラストスマホ壁紙”が抽選でプレゼントされるとのこと。応募方法などの詳細は、キャンペーンサイトを確認しよう。
星野源描き下ろしスマホ壁紙
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2023年8月11日(金・祝)、東京・サンシャイン劇場にて 、朗讀劇『極楽牢屋敷』(木下半太版四谷怪談)が開幕し、舞台写真とオフィシャル公式レポートが公開された。
本作は、『仮面ライダーリバイス』でメインライターをつとめた木下半太が書き下ろすオリジナル作品。『四谷怪談』を木下半太が新解釈し、謎が謎を呼ぶミステリーと愛憎渦巻く令和のホラーを描く。
出演者は、浅沼晋太郎、伊藤美来、井本彩花、小澤亮太、岸洋佑、岐洲匠、木原瑠生、木村昴、工藤美桜、久保田悠来、小池唯、駒木根葵汰、小宮有紗、小宮璃央、榊原徹士、佐野岳、志田友美、庄司浩平、新條由芽、鈴木勝大、鈴木達央、鷲見友美ジェナ、関隼汰、八条院蔵人、馬場良馬、濱尾ノリタカ、日向亘、福圓美里、細貝圭、前田拳太郎、増子敦貴(GENIC)、松本寛也、水崎綾女、水石亜飛夢、南圭介、宮本侑芽、森日菜美(五十音順)の全37名。「仮面ライダー」シリーズと「スーパー戦隊」シリーズゆかりの俳優、声優が集結し、回替わりでさまざまな組み合わせの中でおくる。
そして今回、「かりそめ」と「みせかけ」の2つのエンディングがあり、公演によってエンディングが異なる。また、全公演で、松本寛也が司会をつとめるアフタートークも実施。本作の制作の裏話等々も聞ける貴重な機会となるので、朗読劇本編はもちろん、アフタートークも楽しもう。
<8月11日(金・祝)18:00 公演レポート>
初日公演の出演者は、かつてスーパー戦隊シリーズ第36作『特命戦隊ゴーバスターズ』(2012年)で共演していた鈴木勝大、小宮有紗、鈴木達央、馬場良馬、松本寛也の5人。物語は、現代パートの主人公となる小説家・音坂コウを、荒木刑事が取り調べるシーンから始まる。恋人・まどかを殺害した容疑者とされているが、これを否定している音坂。荒木は現場で発見した音坂の最新作が、この事件の謎を解くカギなのではないかと推理する。
音坂の新作は『四谷怪談』をモチーフとしつつも、斬新な着想と展開が光る衝撃的な作品だった……。音坂と『四谷怪談』の伊右衛門を演じたのは鈴木勝大。音坂の恋人で女優のまどかと『四谷怪談』のお岩は小宮有紗。鈴木達央はお岩の妹・お袖や、まどかの後輩・莉子など女性役を中心に演じ、馬場良馬は伊右衛門の上司・喜兵衛や、音坂の担当編集者・小笠原などを演じた。松本寛也も荒木刑事のほか、数多くの役を担当。江戸時代と現代を行き来する謎めいた物語を大いに盛り上げた。
「木下半太版四谷怪談」と謳われている本作は、脚本・演出を手がける木下氏曰く、ベースは「純愛ホラー」だが、サスペンスやミステリー、あるいはコメディといった要素もふんだんに盛り込まれており、さまざまな楽しみ方を許容する、当代随一のストーリーテラー・木下氏ならではの贅沢なエンターテインメントとなっている。
また、それぞれの出演チームが醸し出す雰囲気も当然ながら異なるゆえ、同じ脚本がそれこそ、回によって無限の広がりを見せていくことだろう。
公演後には「極楽トーク屋敷」と題されたアフタートーク。「スーパー戦隊親善大使」としても活動している松本寛也がMCを務め、『極楽牢屋敷』を演じ終えた感想や、『特命戦隊ゴーバスターズ』時代の思い出などをテーマに進められたが、初日は松本自身もレギュラー出演していた『ゴーバスターズ』の仲間たちとのトークとあって、終始、松本はイジられっぱなし。しかし、そもそもチームワークが抜群なだけに、制限時間いっぱい、会場は爆笑の渦に包まれていた。最後には、鈴木勝大が衣裳のベルトの調節ができなかったために、本番中、実は大ピンチ(?)に陥っていたという事実も判明。今後も、各回が豪華な「同窓会」も兼ねているアフタートークは、必見の内容となりそうだ。
作・演出 木下半太 初日コメント
今回、初めて朗読劇の脚本・演出にチャレンジさせていただきましたが、稽古の期間を通じて、確かな手応えを得ております。落語の面白さにも似ていると思うのですが、朗読劇には、お客さんの頭の中で自由にイマジネーションを広げていただけるという良さがあるんです。気が早いですが、今後はこの朗読劇というジャンルも自分なりに極めてみたいです。
『極楽牢屋敷』という作品が他の朗読劇と明らかに違うのは、かつて同じ作品に関わっていたキャストたちが、この企画で再集結していること。それだけに、各チームによって独特の空気があり、同じ脚本が全く違った作品のように感じられることに驚き、喜んでいます。しっとりと怖くやってくれるチームもあれば、中にはずっと笑ってしまうようなチームもあります(笑)。男性が「お岩さん」を演じる回もありますし、本当に毎回の公演を新鮮な味わいで楽しんでいただけると思うので、できれば劇場へ繰り返し足を運んでいただき、この「映画のような朗読劇」をぜひ、見比べてみてください。
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清春が9月10日(日)の京都・京都劇場で『清春とリビドー』と題した公演を行うことが決定した。
『清春とリビドー』は、滋賀甲賀市のアートセンター・福祉施設“やまなみ工房”の利用者たちのアート作品との初のコラボレーション公演。ドキュメンタリー映画『地蔵とリビドー』の笠谷圭見監督が舞台演出を務め、知的、精神、身体障害者によるアール・ブリュット/アウトサイダー・アート作品と清春のパフォーマンスを交錯させるという。
チケットは、イープラスにて9月9日(土)18時まで発売。詳細は、京都劇場の公式サイトを確認しよう。
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東京佼成ウインドオーケストラが、クラウドファンディングのプロジェクト『東京佼成ウインドオーケストラ|ニュー・サウンズ・イン・ブラス再始動』を立ち上げた。支援は800万円を目標に、10月6日(金)まで募集している。
同プロジェクトは、東京佼成ウインドオーケストラが『New Sounds in BRASS』シリーズ制作再開のために行うもの。『New Sounds in BRASS』は、1972年の第1集から約50年にわたって続いてきたが、コロナ禍やCD不況の影響も相まって、2020年の第48集を最後に制作が途絶えていた。
収録風景
収録風景
収録風景 天野正道氏(編曲・指揮)
収録風景 小貝俊一氏(レコーディング・エンジニア)
クラウドファンディングは、期間内に集まった支援総額が目標金額に到達した場合にのみ実行者が支援金を受け取れるAll or Nothing形式で実施。集められた資金は、CD『New Sounds in BRASS 2024』の制作・発売、『New Sounds in BRASS 2024』コンサートの実施費用、クラウドファンディング手数料に充てられるとのこと。リターンには、CD『New Sounds in BRASS 2024』(クラファン限定ジャケット)、『New Sounds in BRASS 2024』コンサートS席チケット(先行販売)、特別レッスンや出張公演などがラインナップされている。
詳細は、クラウドファンディングサイト・READYFORのプロジェクトページを確認しよう。
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2023年8月12日(土) 、TACHIKAWA STAGE GARDEN にてMANKAI STAGE『A3!』ACT2! ~SUMMER 2023~が開幕! これは、記録的な猛暑が続く中、純粋に“夏を楽しむ気持ち”を届けてくれるエーステ最新作。ACT2!・2周目、まだまだ終わらない夏組の大冒険の模様をレポートしたい。
メンバーが6人になり、ますます若々しく、ますます賑やかな日々を過ごしている夏組が、第五回公演の準備に着手。演目は三好一成主演の『SHI★NO★BI 珍道中』。ニンジャモノということで準主役には身体の利く斑鳩三角を据え、稽古は順調に滑り出す。しかし、美大で絵を学ぶ一成はその実力を買われ教授から海外留学に誘われていた。子供の頃からの夢に一歩近づく喜びを感じるものの、いきなり課題制作と稽古がガッツリ重なってしまい、どちらにも集中できないまま時間だけが過ぎていき——。
まるで夏フェスの様な超ゴキゲンなナンバーから幕を開けた一幕は、「やりたいことは全部やりたい」とウルトラマルチクリエイターを目指す一成の、苦悩と成長の物語。一成を演じる赤澤 燈が丁寧に伝えてくれるナイーヴな美術系男子の優しい心と、本田礼生演じる一成が大好きだからこそどうやって応援したらいいのかわからない三角の戸惑いが交錯する、ふんわりとあたたかく、ほのかにキュンとなるエピソードだ。
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リーダーとしてキッパリとアドバイスを与える皇 天馬(陳内 将)の頼れる感、一成の才能を信じて見守ってくれる瑠璃川 幸(宮崎 湧)・向坂 椋(野口 準)・兵頭九門(新 正俊)の年下組のまっすぐな眼差し。仲間の夢は全員が全力で応援する、そんな夏組メンバーの澄んだ心と、一成の目の前にある真っ白なキャンバスが重なっていく。そして、一成にとって特別な「ともだち」という言葉が、さまざまに深い響きを伴ってドラマを豊潤に彩っていく。きっと夏組はいつもこうやって支え合い、伝え合い、一緒に笑いながら歩んでいくのだろう。
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『SHI★NO★BI 珍道中』は、もちろん大成功! シノビとは思えない(!)色彩豊かなステージで、一成と三角の絶妙なコンビネーションを活かしたハイテンポな掛け合いと、ニンジャならではのアクションシーンもふんだんに取り入れられた、元気がもらえる一作となった。
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二幕は第六回公演『花の王子さま』にまつわるストーリー。「まだ主演を経験していなかった椋を主演に」という天馬の提案を受け、皆木 綴(前川優希)が椋にあて書きしたのはズバリ、“メルヘン・コメディ”。「王子様になりたい」という椋の子供の頃からの夢を叶えるべく、秋組はもちろん、MANKAIカンパニー総出でのサポート体制が取られていく。
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王子様役のレクチャーは本物の王子・シトロン(古谷大和)が、従者の心得はこれまた本物の従者・ガイ(輝馬)が担当と、役作りも抜かりなし。しかし、意欲的に頑張れば頑張るほどに、椋の心は「絶対に失敗できない」気持ちでがんじがらめになっていくのだった……。
一幕同様、二幕も「夢の実現」が大きなテーマ。夢を叶える喜びと苦しさは夏組のみんなもそれぞれに直面してきた“人生のクエスト”だ。野口が演じる椋は、ネガティブな思考と勇気を持ってジャンプする振り幅の大きさが魅力。だからこそ、自分らしく生きること、自分を信じることができれば道は自ずと見えてくるはず。その時を信じ、本人はもちろん、周囲が実感と経験と相手を思いやる心で共に正面から向き合っていく様子が清々しい。
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花の王子さま役の椋のはじけっぷりを筆頭に、個性的な王子たちがお妃候補のお姫様の呪いを解くべく奮闘する『花の王子さま』本番は、予想以上にバラエティー色豊か! ゴージャスな花々に囲まれたセットの中でタイプの違うナルシストたちがひしめき合う“コメディの夏組”の実力を存分に活かした傑作である。
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役作りに熱心な兵頭十座(中村太郎)、メイク担当として仕事をこなす泉田 莇(吉高志音)、そして苦労の絶えない支配人・松川伊助(田口 涼)は、舞台創りの裏の部分を伝える存在としても活躍。MANKAIカンパニーの劇団感をより自然に伝えてくれていた。
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青春期にしか味わえない冒険心とキラキラした特別なモノ、時の流れの中で留めておくことのできないイノセントを体現している夏組。彼らがくれたちょっぴりセンチメンタルな後味と共に、前だけ見ている夏組の足跡をもっともっと追いかけて行きたいと感じさせてくれた真夏の3時間。ラストのレビューは、イエローベースの新しいスーツでおしゃれに登場。コール&レスポンスも照りつける太陽に負けないTHE・夏組テンションで! 声出し解禁、客席降りもあり。会場が一体となり、最後の瞬間まで思う存分2023年の夏の思い出を分かち合った。
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キャストコメント
■皇 天馬 役:陳内 将
皆さま、いつもご声援有難うございます。皇 天馬役の陳内 将です。
おかげさまで、MANKAI STAGE『A3!』ACT2!〜SUMMER 2023〜の初日を迎えることができました。
この歳月をかけて、ひとつの作品に携わらせていただくというのは、改めて奇跡の様なできごとであり、生涯にわたり忘れることの出来ない経験を共にさせていただけているのだなと、強く思います。
だからこそ、この公演を、誰の視点から見ても最高の夏で締めくくりたいと強く思っておりました。
このメンバー、この6人が中心となって行える公演はこれが最後、かも知れません。
これまでの歳月を振り返っても、今の稽古場が一番笑顔が多かったようにも感じます。
そんな公演を、監督一人ひとりと笑って、楽しんで、前を向いて、無事に千秋楽まで走り切りたい。
一成、椋の主演公演、とんでもないことになってます。そして、1曲目からとんでもなく夏しちゃってます(笑)
長々と綴ってしまいましたが、夏しちゃってる間は、いつかくる夏の終わりのことは一旦忘れて、今を一緒に全力で楽しく生きましょう!
みんなにとって最高の夏が更新されることを願って、大好きな板の上を大切に生きます!
■瑠璃川 幸 役:宮崎 湧
稽古が始まり顔合わせで皆んなの顔を見た瞬間から「あぁ、始まってしまったら終わってしまうんだ」という尊さが込み上げてきました。
夏組が夏組たる所以が随所に散りばめられている最高で最強の公演になると思っています。稽古を経て改めてこのエーステという場所は役者人生をかけて臨みたい演劇なんだということを強く確信できました。
今の夏組としての答えを監督に真摯に届けたいです。
■向坂 椋 役:野口 準
ここまで夏組のみんなと、MANKAI カンパニーのみんなと、関わる全ての人達と、歩んできました。
たくさんのことを学んで少しずつ成長させてもらって。そんな場所で、今、カズくんと共に主演公演を迎えられる事が、とても感慨深いです。自分にとって間違いなく忘れられない日々になると思います。そんな日々を、カントクさんと一緒に過ごせる事。とっっっても幸せです!
僕たちは今まで通り、いや、今まで以上に夏しようと思ってますので、カントクさんも!! 一緒についてきてください!!
■斑鳩三角 役:本田礼生
ついに開幕します△
本読みの段階から、“これは絶対に面白くなる“と確信しておりました△
それに加えて、これまでになくより一層「夏組」らしい演出も盛りだくさんです△
すでに稽古の段階で、ものすごくわくわくしておりました△
僕たちと最高の夏を楽しみに来ていただけたらと思います△
劇場でお待ちしております△
■三好一成 役:赤澤 燈
ついに来ました2023年の夏が!
やっと来た! という思いもあるし、来てしまった…という思いもあるし、ここまで来れたという思いもあります。
自分たちの中で夏っていう言葉が特別な意味を持つようになって5年くらい。何か…過去一番暑くないですか?(気温的な意味で)
それもあってか、今年の夏組は頭からそれはもうめっちゃくちゃです! あっっっついです!
乗り遅れないようにしっかりついてきてくださいね。そして、時に夏組が台風のように暴れてしまった時は、温かく見守ってくださいね。
今年の夏も最高の夏だったなってみんなで笑えるように、最後まで「今、この時」を大事に。
さぁ、SUMMERしましょう!!!
■兵頭九門 役:新 正俊
MANKAI STAGE『A3!』ACT2! ~SUMMER 2023~がついに開幕します!
昨年の ACT2! ~SUMMER 2022~で夏組として初参加して、みんなに支えてもらった公演でしたが、今回は6人全員で同じ1歩を歩めることがとても嬉しいです。
暑くて最高すぎる夏を、そして最高で熱いエーステをぜひ楽しんでください!!
source:New feed
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