Galileo Galilei、『劇場版 僕らのGalileo Galilei〜会えたね〜』の限定劇場公開が決定 テーマソング「あえたね」を先行配信【コメントあり】

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2016年に日本武道館ライブを最後に活動休止し、2022年10月に活動再開したロックバンド・Galileo Galilei(ガリレオガリレイ)の、『劇場版 僕らのGalileo Galilei〜会えたね〜』が上映されることが決定した。

Galileo Galileiの軌跡を振り返り、さらに再始動からツアーを追った特別番組『僕らのGalileo Galilei〜会えたね〜』がスペースシャワーTVで7月に放送されたが、放送後はファンだけにとどまらず、彼らを初めて知ったオーディエンスからも大きな反響があったという。そこで今回、スペースシャワーTVでは放送されなかった未公開のドキュメンタリー映像とライブ映像を加え、『劇場版 僕らのGalileo Galilei〜会えたね〜』のタイトルで上映館数、上映期間限定で劇場公開が決定した。

『劇場版 僕らのGalileo Galilei〜会えたね〜』より

『劇場版 僕らのGalileo Galilei〜会えたね〜』より

バンドがデビューする前後の秘蔵映像、始動後のメンバーインタビューやツアー『“Bee and The Whales”Tour 2023』の密着映像に加え、6月24日にZepp Hanedaで行われたファイナル公演のライブの模様を収録。メンバーである岩井郁人と尾崎雄貴が監督を務め、バンドのこれまでとこれからがエモーショナルな映像で綴られた映像作品となっている。各劇場の上映開始時間、チケット販売スケジュールなどの詳細は後日発表される。  

公開に寄せてGalileo Galileiのコメント

Bee and The Whalesをリリースしツアーをまわることで、僕らがステージを去り、物語を語ることが無くなってからも、
僕らの音楽は忘れ去られることなく沢山の人たちと人生を共に過ごしていたんだと知りました。 
バンドの歩いてきた道、7年ぶりの始動、ファンのみんなとの再会、みんなと会えた事を歌った新曲「あえたね」。
みんなの愛が1つになったこの作品は、これから新しいステージに立つ僕らにとって大きな勇気になります。 
この作品を劇場で一緒に楽しむことが出来て、心から嬉しいです!劇場で待ってます! 

 

さらに、この作品のテーマソングであり、バンドのこれからに対する決意表明ともいえる新曲「あえたね」が公開に先駆け、10月11日(水)に配信リリースされる。ツアーで全国を巡りながら、ステージ直前の楽屋や移動する車の中、フェリーの客室、立ち寄った海、あらゆるところで曲のアイデアを出し合って、少しずつ完成させていった楽曲となっている。

また、「あえたね」のPre-save、Pre-Addの事前予約もスタート。SpotifyのPre-save、Apple MusicのPre-addボタンをクリックすると、自身のお気に入りまたはライブラリに予約登録され、配信初日に聴き逃がすことなく新曲を楽しむことができる。さらにPre-save、Pre-Add参加者全員に、「「あえたね」特製スマホ壁紙画像データ」がプレゼントされる。

「あえたね」

「あえたね」

 

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2023年8月9日に韓国で正式デビューした韓国ボーイズグループ・n.SSign(エンサイン)が、ビクターから日本デビューすることが発表された。

n.SSignは、2022年5月に韓国のChannel A と日本のABEMAで同時に放送された日韓男女グローバルオーディション番組『青春スター』で最終選抜されたカズタ、ヒョン、ドハ、ジュニョク、ソンユン、ハンジュン、ヒウォンのTOP 7より結成。そしてTOP 7のメンバーと、『青春スター』に出演し惜しくもファイナリストに選ばれなかったメンバーを含むエディ、ロビン、ロレンスの3人の新メンバーを迎え10人編成の完全体となり、韓国、日本、台湾、オーストラリア、アメリカ国籍のメンバーで構成される多国籍グローバルボーイズグループ。沖縄出身のカズタは韓国ボーイズアイドルグループ史上初、日本人でリーダーを務める。

2023年8月9日に発売されたデビューアルバム『BIRTH OF COSMO』は、初動販売量20万枚以上のセールス(韓国音盤販売量集計サイト「HANTEO(ハント)チャート」)を記録し、歴代ボーイズグループのデビューアルバム初動記録でも5位に付けた。日本では、同アルバムでオリコン週間アルバムチャート6位を記録した。また、8月31日に先行公開された収録曲「Higher」は、日本 iTunes K-POPチャート4位を記録し、アルバム「BIRTH OF COSMO」は日本 iTunes総合アルバムチャート1位を獲得した。デビュー1週間でSBS M, SBS FiL 「THE SHOW」で1位候補に挙がるなど、韓国でも人気を実感させている。

そして2023年9月28日に行われたInstagram Live内で、ついに2023年11月29日にビクターから日本デビューすることが発表された。

n.SSignの日本デビューシングル「NEW STAR」は、今年8月に韓国デビューしたリード曲にn.SSignならではのフレッシュなエネルギーや魅力を存分に感じられるギターサウンドと爽やかな明るいメロディーが特徴的な日本オリジナル楽曲「NEW STAR」のほかに、カップリングには韓国で8月に発売し初動20万枚を超えるセールスを記し、韓国歴代ボーイズグループのデビューアルバム初動記録5位に付け、日本ではオリコン週間アルバムチャート6位、日本 iTunes総合アルバムチャート1位を獲得したデビューアルバム『BIRTH OF COSMO』からリード曲「Wormhole : New Track」のJapanese ver. 、先行公開曲として話題となった「Higher」それぞれのJapanese ver.を含む全3曲が収録される。

初回限定盤A・初回限定盤B・通常盤・Solo盤の合計12形態のリリースと、各リリースイベントの日程も発表され、抽選イベントなど盛りだくさんな内容となっている。11月に開催される抽選イベントにはそれぞれ応募期限があるため早めにチェックしよう。

なお、ジャケットや特典の絵柄などは追って発表される。

11月11日、12日に有明アリーナにて自身初となるアリーナ公演『n.SSign 1st ARENA CONCERT "BIRTH OF COSMO"』の開催も控えている。

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Netflixシリーズ『今際の国のアリス』シーズン3が制作されることが決定した。

Netflixオリジナルシリーズ『今際の国のアリス』は、『週刊少年サンデーS』にて2010年から2015年まで、『週刊少年サンデー』にて2015年から2016年まで連載された、麻生羽呂原作のコミックを実写ドラマ化したもの。人生に夢を見出せず曖昧に生きてきたアリスと、どんな苦境でも「生きる意味」を探し続けるウサギが、突然放り込まれた謎の世界“今際の国”で信頼を築き、命懸けの“げぇむ”を生き延びようとする姿を描いたサバイバル・サスペンスだ。

シーズン2では、シーズン1からW主演の山﨑賢人、土屋太鳳のほか、村上虹郎、三吉彩花、桜田通、朝比奈彩、渡辺佑太朗、阿部力、青柳翔、仲里依紗らが続投。“げぇむ”を主催する絵札のカード・クラブのキング・キューマ役で山下智久、サバイバル能力に長けた高校生・ヘイヤ役で恒松祐里、言葉巧みに参加者たちを翻弄するバンダ役で磯村勇斗、続々と脱落者が出る裏切りの“げぇむ”に怯えるマツシタ役で井之脇海、自信家で支配欲が強いヤバ役で毎熊克哉、ヤバを盲目的に信頼するコトコ役でさとうほなみが登場。また、シーズン1から引き続き佐藤信介監督(『キングダム』)がメガホンをとり、下村勇二氏(『キングダム』)もアクション監督を続投した。

シーズン3では、山﨑賢人・土屋太鳳が続投。また、制作決定とともに公開されたキーアートは、シーズン2のラストで映された「JOKERカード」がフィーチャーされている。

シーズン1・2に続いてメガホンをとる佐藤信介監督のコメントは以下のとおり。

 

佐藤信介(監督) 

誰もがこれで終わりだと思っていた。でも、ただ一つ、残されていた欠片があった。

Season3が始まります。まったく誰も知らない、新たな旅が始まります。さらなるゲーム。さらなるプレイヤー。一体敵は、誰なのか? 生き残るのは、誰なのか?その答えを知る者はいない未知なる旅。お楽しみに。

 

 

Netflixシリーズ『今際の国のアリス』シーズン1・2はNetflixにて独占配信中。

※山﨑賢人の「ざき」は「たつさき」が正式表記

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20歳の歌い手・Adoの新曲「DIGNITY」(読み方:ディグニティー)のMUSIC VIDEOが本日・9月28日に公開された。

MVのイラストはジャケットも手がけたomaoが担当。MUSIC VIDEOの舞台は現在からはるか未来の話で、海底に数100年取り残されたある寂しいロボットの話となっている。

なお、「DIGNITY」のインスト音源もAdoのピアプロアカウントにて公開となった。

 

「DIGNITY」は大沢たかお主演の映画『沈黙の艦隊』(9月29日全国公開)主題歌で、B’zが楽曲提供。稲葉浩志の作詞、松本孝弘の作曲にて、本作のために書き下ろされた楽曲で、映画の世界観にリンクした、悲痛かつ美しく、荘厳で生命力溢れる壮大なバラード。主人公海江田の静かなる苦悩や本篇の中でも広がる登場人物たちのDIGNITY=運命、尊厳に寄り添うような楽曲に仕上がっている。 

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3markets[ ] ONEMAN TOUR 2023「トビウオ祭 夏」
2023.9.8(Fri) 渋谷Spotify O-WEST

3markets[ ] ワンマンツアー『トビウオ祭 夏』の追加公演である。ここのところファンから「チケットが取れない」という切実な声が上がっているせいか、ツアーファイナルの会場(新代田FEVER)よりも大きなところでの追加公演となったわけだが、案の定、本公演もすぐにソールドアウト。台風13号の客足への影響が危ぶまれていたものの、スタンディングエリアはぎゅうぎゅう詰めで、2階席から見渡した感じでは男女比は3:7ぐらい。若い女性が圧倒的に多い印象だ。TikTokで「社会のゴミカザマタカフミ」がバズった影響も大きいのかもしれない。

ステージの中央には黒い布が被せられた大きな箱のようなものが置いてあったのだが、ベースの田村亮が布をさっと取ると、なんと箱の中には無表情のカザマタカフミ(Vo/G)が! い、いつの間に……まさか開場時間からずっと入っていたのか……!? (※) 「きゃー!」という歓声よりは「ひゃー!」という悲鳴が大きかったような気がするが、江戸川乱歩の『人間椅子』を思わせる演出に、会場は冒頭から異様な盛り上がりを見せた。

オープニングナンバーはスリマの世界観を最も端的に表わしている曲「レモン×」。続いて「愛の返金」、そして「サイゼ」と、テンポが速くキャッチーな3曲が続いて場内は早くも興奮のるつぼ状態に。カザマは観客と「スリマのどこが好きか」などと気さくにやりとりしたり、自虐的なMCで笑いを誘ったりしつつも、「最愛(モアイ)」や「君が太るべきたった一つの理由」といった純愛ソングではとびきりエモーショナルな歌唱でしんみりさせたりもして、最近のステージ運びには余裕さえ感じられるようになった。

もちろんカザマだけではなくバンドの成長も著しい。「いらない」のジャジィなアンサンブルには豊かな音楽的知識に裏打ちされた大人っぽさが感じられたし、ブレイクが多くて緊張感がハンパない「OBEYA」も見事にピッタリ合わせてしまうし、「さよならスーサイド」の、お互い競うように疾走する演奏も最高だった。

毎回唸らされるのは、一人ひとりの技量の高さだ。特にギターの矢矧暁(やはぎあきら)が奏でるメロディアスなリフや、空を切り裂くようなアグレッシブなソロはライブの大きな見どころの一つでもある。また、曲の始まりはmasaton.のドラムが担うことが多いのだが、彼がパワフルかつクールに叩き出すビートは田村亮のうねるファットなベースと相まって、スリマのサウンドをガッチリ下支えしている。2022年5月に田村亮が正式加入してまだ1年ちょっとだが、バンドは今、間違いなく最良の状態にある。また、この日は2曲の新曲も披露したのだが、いずれもスリマらしさを保ちつつ、同時に彼らが新しい領域に入ったことを感じさせる力強い楽曲だった。

《言いたいほどの意見もないからわかるわかるって逃げている「レモン×」》《お前といるなら1人のほうがマシ「さよならスーサイド」》《そんなに仲良くないんだって 友達じゃないよ知り合いだって「拝啓、1メートル」》……カザマタカフミのことばは、私たちが円滑な日常生活を送るために封じ込めていた感情を呼び覚ます。無視し続けたネガティブな感情は“成仏”しないまま体内に垂れ込めて澱のように固まっているのだけれど、ライブでカザマのことばを浴びることで失った感情を思い出し、麻痺していた心には痛みが戻って、再び生きている実感が宿る。つまり、楽曲のネガティブなイメージとは正反対に、スリマのライブに行くことはとてつもなくポジティブな行為なのだと、いつも思う。

そんなことをしみじみ思いながら迎えた本編最後は、今やスリマの代表曲となった「社会のゴミカザマタカフミ」。複雑で性急なギターリフと自虐の極みのような歌詞が痛快なマリアージュ(?)を成すこの曲は、まさにライブの大団円にふさわしい。大喝采の中で終わったライブではあるが、当然興奮冷めやらないオーディエンスはすぐにアンコールを要求する。

1回目のアンコール「マイニッチ」が終わると、ステージ中央にスクリーンが下りてきて映像が流れた。そこには驚きの告知が二つ。一つは12月25日に六本木EXシアターで行なわれるイベント『ラブ・カザマタカフミ』。bokula.、なきごと、クジラ夜の街という交流のある3組が脇を固める自主イベントである。もう一つは2024年3月3日、Zepp Shinjuku (TOKYO)での単独ライブ。

それぞれ1700人、1500人規模の大会場で、スリマ史上これまでにないスケールのライブとなる。特にZepp Shinjuku (TOKYO)は単独公演なので、彼らにとってもファンにとってもエポックメイキングな公演となるだろう。ここがバンドとしての正念場だが、今の彼らならきっと、予想を遥かに上回る素晴らしいライブを見せてくれるに違いない。

この日の2回目のアンコールにしてラストナンバーは「裏セブンスター」。心にしっとりと染み入る歌。この余韻を胸に、家に帰る。今夜のライブは過去イチいいライブだった。そしてそれは今後ライブを重ねるごとにしっかり更新される予感もしている。

(※)あとで聞いたら実際、開場時間から小1時間ずっと箱の中でじっとしていたそうだ。カザマ曰く「最初にこの構想をメンバーに話したときにmasaton.が『イカレてるね』って言ったから、これはもうやるしかないと思って(笑)」。

取材・文=美馬亜貴子 撮影=ニイミココロ

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2023年9月28日(木)EX THEATER ROPPONGIにて、『ハロルドとモード』が開幕した。初日に先駆け行われたゲネプロ(公開舞台稽古)のオフィシャルレポートならびに出演者コメントが到着した。


1971年にアメリカで公開された映画『ハロルドとモード』。狂言自殺を趣味とする青年と自由奔放な老婦人の運命的な出会いを描いた作品だ。その舞台化である本作は、ブラックユーモアを散りばめながら、二人の恋と人生の楽しさをイキイキと見せている。
79歳のチャーミングな女性・モードを演じるのは、2020より本作をライフワーク公演としている黒柳徹子。モードに恋する19歳の少年ハロルドを向井康二が演じる。さらに、桜井日奈子、片桐仁、渡辺いっけい、戸田恵子といった豪華キャストが顔を揃えた。上演台本・演出は、2020年の公演で本作を朗読劇に仕上げたG2が引き続き手がける。

本作の魅力は、なんといっても黒柳演じるモードの可愛らしさやパワフルさと、向井演じるハロルドの心の動き。世界や命について自分なりの考えを持つモードの言葉は、黒柳の素直な芝居によって、すとんと胸に落ちてくる。身近に彼女のような人がいたら楽しいだろうなと思わせる魅力と説得力に満ちている。向井は若者らしい苦悩や感性を等身大で表現。モードとの掛け合いはもちろん、母親をはじめとする周囲の人々との駆け引きもユーモラスで楽しい。二人の心の交流、心温まるやりとりやによって生まれる変化を、黒柳と向井は繊細に描き出していた。芝居に加えてピアノとのセッションなどもあり見応え抜群だ。

また、二人に振り回される人々は、片桐と渡辺、戸田、桜井が兼役で演じる。そのキャラクターもどれも皆個性豊かで、笑えるシーンも随所にある。シリアスな部分からコミカルな芝居まで担当し、ハロルドとモードの二人を支える四人の芝居にも注目したい。

ゲネプロ後に行われたフォトセッションでは、多くの報道陣に手を振り続けるのは大変だからと、「僕が手を振るので大丈夫ですよ!」と向井がサポートする一場面も。向井が疲れてきたのを察した黒柳が止めに入って代わりに手を振るなど、ほのぼのと可愛らしい光景が繰り広げられていた。

また、初日に向けて出演者からのコメントも到着した。

黒柳徹子

原作も良く、映画にもなり、皆様の好きな作品だけあって、幕が閉じた時、きっと皆さまは良かったと感じていただけると思います。
戸田さんは迫力があってステキ!
向井君、プライベートの姿からもハロルドにピッタリ!
渡辺さん、とっても力強くて、おもしろい!
片桐さん、普段の言動からおもしろい!
桜井さんは、表情豊かでかわいい!
今回の出演者の『ハロルドとモード』をお楽しみください!

向井康二

稽古を通してお芝居の楽しさを感じました。
朗読劇は初めてなのでどういうものなのかワクワクもしていましたが、 いざやってみるとやはり難しいことがいっぱいで、学ぶことがたくさんあります。
さらに、共演者のみなさんの演技が本当に素晴らしくて刺激を毎日もらえました!!
稽古場の雰囲気は温かくてとても楽しいです。
戸田さんがよくフルーツを差し入れしてくださり、みんなで一緒に食べたりもしていました。
徹子さんが稽古前よく食べているのですが、席が隣なので可愛いなと思いながらこっそり見てます。
そんな徹子さんだからこそモードという素敵な女性を自然に演じられるのかなと思います。 僕はこの作品が大好きなので、この舞台の一員として参加できることが幸せです。

公演を楽しみにしている皆さん。
観てもらった後に何か大切なものを皆さんなりに受け取ってもらえたら嬉しいので 僕は1公演1公演大事にハロルドを演じたいと思います。
劇場まで気をつけてご来場ください!

桜井日奈子

黒柳徹子さんが演じていらっしゃるモードの、常に新しい経験を求める生き方が、私は大好きです。
生きていく中で様々なしがらみを抱え、平坦に生きてしまう、私を含めそんな方は少なくないと思います。この作品は、人や物に執着しない、モードの型破りな生き方に心躍らされる作品です。 存外面白い芝居をするねと言われる事が今回の目標です。 大ベテランの皆様とご一緒できることを心から感謝して、精一杯頑張ります。

片桐仁

"落語的な演出"とG2さんが仰っていた通り、見ている人の想像力をかき立てる朗読劇になっていると思います。僕は役柄ごとに着替えるので、普段の演劇に近い感覚でやれるのも面白いです。
モードのセリフを黒柳さんが発すると、「普遍的ないいこと言ってるなー」といつも思います。
素直な向井くんハロルドとの掛け合いが最高です。
早く皆さんにも体感して欲しいです!

『こうでなければならない』『こうあるべきた』みたいな、いつも僕たちの周りにある見えない圧力を、軽く吹っ飛ばしてくれる朗読劇だと思います。
楽しんでいただけるといいなー

渡辺いっけい

ちょっと普通ではない2人が出会い、心を通わせていく物語です。
稽古を重ねるうちに「普通って一体なんだろう。幸せってなんだろう?」演者である僕自身が色々と考えさせられています。
個性の全く違う6人の声がピアノの調べに乗って紡いでいく「朗読劇の名を借りたゲリラ芝居」です。
ふっふっふっ。心してご覧ください!

戸田恵子

稽古場では日々の徹子さんのモードの台詞に泣いてばかりでした。聴き入ってしまうと、自分の出番に影響ありと思い、みみを半分塞いでいます。
こんなゴージャスな朗読劇は無いです。至極の台詞があちこちに散りばめられていて、感動です。
どうぞお楽しみに。

本作は9月28日(木)~10月12日(木)まで東京・EXシアター六本木、10月14日(土)~10月16日(月)まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演される。

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2024年3月に5度目の上演を迎えるミュージカル『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』の全キャストならびに東京公演チケット詳細が発表となった。

ミュージカル界の巨星、スティーヴン・ソンドハイムの代表作にして問題作と名高いミュージカル『スウィーニー・トッド』は、トニー賞8部門受賞をはじめとして数々の賞を受賞しており、2007年にはティム・バートン、ジョニー・デップの名コンビで映画化もされた。2023年春からはブロードウェイでもリバイバル版が上演され、トニー賞8部門ノミネートする等、永きに渡って人々に求められている作品である。

過去舞台写真/撮影:渡部孝弘

過去舞台写真/撮影:渡部孝弘

ミュージカル界のレジェンド、宮本亞門×市村正親×大竹しのぶでの本作上演は今回で5度目。この度、全キャストが発表され、一部キャストに今回初めてダブルキャスト制を導入することとなった。乞食女役にマルシア、アンソニー役に山崎大輝/糸川耀士郎、ジョアンナ役に唯月ふうか/熊谷彩春、ターピン役に安崎 求/上原理生、ビードル役にこがけん、トバイアス役に武田真治/加藤 諒。新旧キャストも入り乱れ、他出演者もオーディションを経て実力派キャストが集結し、ソンドハイムの難曲に挑む。

東京公演は2024年3月9日(土)~3月30日(土)東京建物Brillia HALLにて上演、その後、仙台、川越、大阪にてツアー公演あり。東京公演のチケットはホリプロステージにて9月30日(土)10:00~最速販売が開始となる。なお、上演時間は、休憩20分を含む約3時間が予定されている。

ストーリー

舞台は18世紀末のロンドン。フリート街で妻子と共に幸せに暮らしていた理髪師 ベンジャミン・バーカー(市村正親) が、ある日、妻に横恋慕した悪徳判事 ターピン(安崎 求/上原理生) によって無実の罪を着せられ流刑に処せられる。長い年月を耐え忍び、やっと脱出した彼は、若い水夫・ アンソニー(山崎大輝/糸川耀士郎) に助けられ、不吉予言を吐く 乞食女(マルシア) もたむろする、ロンドンのフリート街にたどり着く。かつての自分の店を訪ねた彼は、その階下でパイ屋を営む昔なじみの ミセス・ラヴェット(大竹しのぶ) から、妻はターピン判事に陵辱された果てに狂死し、娘の ジョアンナ(唯月ふうか/熊谷彩春) はそのターピンの養女となっているという事実を知らされる。怒りに燃える彼は、スウィーニー・トッドと名乗り、素性を隠して新たに理髪店を開いて虎視眈々とターピン判事や、部下の ビードル(こがけん) に復讐する機会を狙う。そしてラヴェットを慕う孤児の トバイアス(武田真治/加藤 諒) を巻き込み、スウィーニーとラヴェットは、奇想天外で荒唐無稽な計画を実行する…!!

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埼玉県東松山市にあるCOEDOクラフトビール醸造所で11月11日(土)・12日(日)に開催されるキャンプ型音楽フェス『麦ノ秋音楽祭(むぎのときおんがくさい)#Seeds』。キャンプチケットが早々に完売し、キャンパーからも注目を集めている同イベントへの出演アーティストが追加発表された。

GENERATIONS from EXILE TRIBEのボーカリスト 数原龍友がソロで登場することが決定。サーフィン・バイクなど多彩な趣味を持つ数原龍友、今年2023年はキャンプに没頭。『麦ノ秋音楽祭』でもおなじみキャンプ芸人・阿諏訪泰義のキャンプYouTube番組『WILD STOCK』にも度々登場しキャンパーとしてのスキルを磨いている。

イベントスタッフからの情報によると、今年5月に開催した『麦ノ秋音楽祭』に数原龍友本人がお忍びで遊びに来ていただけでなく、来場者に交じって「サッカーダーツ」に挑戦。2日間の最高得点を叩き出して周りを驚かせていたそう。

なお、チケットはオープラスにて販売中。

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2007年のスタート以来、魅力的なストーリーと幾重にも入り組んだハイレベルな謎解きで多くのファンを魅了してきたSCRAPの「リアル脱出ゲーム」。その動員数1000万人突破を記念して、5回目となる幕張メッセでの大規模公演が5年ぶりに開催! 1公演最大4000人の参加者が、広い幕張メッセを飛び回りながら挑んだ謎解きの全貌をレポートしよう。


■謎解きは開会前から始まっている? ヒント満載のオープニングセレモニー

幕張メッセという会場の広さをフルに活用したアトラクション性の高い謎解きで参加者を唸らせてきたSCRAP「リアル脱出ゲーム」×幕張メッセ公演。2013年「巨大神殿からの脱出」、2016年「竜王迷宮からの脱出」、2017年「ある大戦場からの脱出」、2018年「大魔王ゾーマからの脱出」と過去4回開催されたが、「リアル脱出ゲーム」動員数1000万人突破を記念して、2023年8月26~27日に5年ぶりの開催! 

今回の公演のテーマは「夏祭り」。幕張メッセ展示ホール1~3をフルに使った広大な会場では、中央に建てられた盆踊りのやぐらを中心に様々な夜店が立ち並び、はっぴ(法被)姿のスタッフが元気な声を上げながら参加者を迎え入れる。さらにゲーム開始までの時間を楽しむための物販ブースやアトラクションも用意され、参加者は買い物やゲームを楽しんだり、これから始まる謎解きのヒントが隠されているかも!と屋台などをチェックしたりと、これから始まるゲームに向けてテンションを上げていった。

そしてSCRAP代表取締役・加藤隆生氏の挨拶と共にゲームのオープニングセレモニーがスタート。筆者が参加した公演は屋内夜にもかかわらず場内に響くセミの声や、トーク中のダジャレに対してスタッフから厳しいヤジが飛んだり、何故かそば屋の出前持ちがステージ上にもりそばをもってきたりと何やら怪しげないアクシデントも……。

そして、ウォーミングアップで始まった全員参加の〇×クイズでは、単純な問題からモールス信号を使うような頭を悩ませるった高難易度の問題も飛び出し、最後は     今この公演のために作られた新曲「恋の脱出音頭」を全員で踊って、これから始まる謎解きのヒントが散りばめられたセレモニーは終了。

そしていよいよ発表された今回の脱出成功条件は「伝説のアタリくじ」を手に入れること。そのためには事前に配られた封筒の中のツールを駆使して謎を解き、制限時間90分以内に「伝説のアタリくじ」を手に入れなくてはならない。広い会場だけに移動にも時間が掛かり、会場に設置された、たこ焼き、おめん、射的といった、いくつもの屋台の謎を解き明かさないといけないなど、時間が重要なリアル脱出ゲームにとっては手強い障害も待ち受ける中、いよいよゲームスタート!

■「リアル脱出ゲーム」シリーズの集大成のような驚きの謎が続々と!

スマホで専用サイトにアクセスしながらゲームは進んでいく。特定の情報を調べる際には「検索システム」で特定のワードを入力すればヒントに辿り着けることも?

最初に待ち受ける謎・STEP1はクロスワードパズル。メインステージのスクリーンに打ち上げ花火と共に映し出されるヒントを参考にしながらキーワードを導き出していく。

各ステップの謎を解くと、くじ引きにチャレンジできて、アタリくじを引けば次の謎へと進むことができる。STEP2は7つの屋台に隠された謎の中から4つを解き明かすというもの。自分の得意そうな謎解きを見極める能力を試されつつ、実際の夏祭りのように、自由に屋台を選ぶことができる、楽しいSTEPだ。

懐かしい縁日遊びの「カタ抜き」にチャレンジ。出来映えが荒かったり、割れてしまっていてもクリアできたのだが、凝り性の人も多かったようでついキレイに仕上げようと時間を掛けてしまう人も。

色とりどりの金魚が宙を舞う「金魚すくい」。20匹の金魚それぞれに名前があり、問題で指定された4匹の金魚を探し出し、その名前から暗号の答えを導き出すのだ。金魚たちの泳ぐ高さや見る際の角度にも謎を解く手掛かりが!

「射的」では付属の割り箸をうまく差し込むことで謎の答えが見えてくる立体的なギミックや、輪ゴム鉄砲をその場で作って的に当てるとクリアというアトラクション要素も。

 

様々なお面が並ぶ「おめん」では、おめんそれぞれの視線や色々な方向から見続けていると浮かび上がる謎が仕込まれている。さらにシールを使ってあるお面の再現をするなどのパズル要素も。

そしていよいよ最後の謎のへと繋がるSTEP3&4へ。用紙を折り曲げるパズル要素や、これまでの謎の解答に使ってきた用紙や透明シートなどのアイテムとの組み合わせ、さらに自分が書き込んだ以前の解答自体が新たな問題を解く鍵になっているなど、リアル脱出ゲームシリーズの醍醐味を総動員したような驚きの謎が続々登場! 自分を含めて7割近い人が残念ながらタイムアップに。

■そして解答編へ…「史上最大の謎」の意味がついに明かされる!

90分の制限時間を終えてゲームは終了し、いよいよ答え合わせがスタート。脱出条件となる伝説のくじ引き箱のヒントは、各STEPをクリアすると手に入るアタリくじに示されていた。

このヒントが指し示していた伝説のくじ引き箱はステージ上の大きな提灯になるのだが、そう考えて進めていくと答えがループする謎へと迷い込んでしまう。オープニングで指示された「終わらない謎」の罠だ。その罠の起点がどこにあるのか? もう一度アタリくじを調べてみると、最初の二枚にあった「A」「B」のマークが三枚目には存在しない…いや、「C」のマークが左隅にあったためにヒントの分と混じってしまっていたのだ。つまり伝説のくじ引き箱の大きさは「135㎝」ではなく「135m」が正解なのだ。

全長135メートルの巨大なくじ引き箱が会場に存在するのか…そこでスマホの専用ページ内の検索システムで「幕張メッセ」の「地図」か「施設」で検索すると、そこにはまるで巨大な提灯のような形の「幕張イベントホール」が!

そう、伝説のくじ引き箱の正体は幕張メッセの施設の一つである全長135メートルの「幕張イベントホ-ル」そのものだったのだ!

開催準備中に幕張メッセから届いた「イベントホールが空いたので使いませんか」というメールから生まれたという今回の最後の謎…まさに「史上最大の謎」だったわけだ。

この謎に辿り着けたのは開催前日の体験会では約3割ほどだったが、二日間の公演でははたしてどれくらいの参加者が謎を解き明かせたのだろうか。イベント公式サイトでは今回の脱出成功者も発表されているので、気になる人はチェックしてもらいたい。

最後は10月19日より開催の「リアル脱出ゲーム×ストーンオーシャン ジョジョの奇妙な冒険 ジョジョの奇妙な悪夢からの脱出」などの新たな公演や企画の発表が。

そして最後は夏祭りの終わりらしく、参加者・スタッフ全員で「脱出音頭」を踊ってのエンディング! さらに来年8月に再び幕張メッセでの大規模公演「リアル脱出ゲームフェスティバル」開催決定のサプライズ発表で「終わらない夏祭りからの脱出」は大団円にて終了となった。

ますます謎のクオリティもアップし、手強さと楽しさを増していく「リアル脱出ゲーム」。今回の「終わらない夏祭りからの脱出」はその未来を確信させてくれるような、参加者にとって最高の夏の締めくくりとなったはずだ。

レポート・撮影=斉藤直樹

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『彼女、お借りします』展 DISCOVERが、2023年10月27日(金)から12月3日(日)まで、東京アニメセンター in DNP PLAZA SHIBUYAにて開催される。

宮島礼吏による『彼女、お借りします』は、『週刊少年マガジン』(講談社)で好評連載中の、世界累計1,000万部突破の人気ラブコメ。本企画展では、TVアニメーション作品『彼女、お借りします』に登場するヒロインたちの様々な表情をたっぷり詰め込み、木ノ下和也目線で5人それぞれの魅力を再発見することのできる展示が用意されているとのこと。TVアニメシリーズのキャラクターデザインを担当する平山寛菜氏による描き下ろしイラストや、アニメーション原画の展示も楽しめるほか、描き下ろしイラストを中心に企画展オリジナルグッズの販売も行う。

前売券(土日祝のみ「日時指定制」)は、10月6日(金)18:00より、イープラスにて販売開始。

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2024年1月8日(月祝)紀尾井ホールにて、『ヴィオラ演奏集団SDA48』が開催されることが決定した。

本公演は、東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者、日本センチュリー交響楽団首席客演奏者である須田祥子が結成した、出演者全員がヴィオラ奏者のアンサンブル「SDA48」のコンサート。

SDA48

SDA48

「オーケストラではあまり目立たないヴィオラ奏者が全員主役になり、ヴィオラという楽器の魅力をより多くの方に伝え、クラシックのファンの裾野を広げる」というコンセプトで活動するSDA48(エスディーエーフォーティーエイト)。神奈川フィルハーモニー管弦楽団や東京フィルハーモニー交響楽団をはじめとした国内外のオーケストラの首席奏者やオーケストラに所属している若手演奏家などが参加し、2023年8月にはNHKFM「ベストオブクラシック」及びNHKBS「クラシック倶楽部」の公開収録を行った。演奏曲目は、クラシックからロックまでと多岐にわたる。

同アンサンブルでは初めての紀尾井ホール公演で、温かく豊かなヴィオラの音色を存分に楽しもう。

須田祥子 メッセージ

須田祥子

須田祥子

天皇陛下が演奏される楽器にも関わらず、その見た目がヴァイオリンと酷似しているためか、またアンサンブルの上でもイマイチ目立たないためか、いまひとつ認知度の低いヴィオラ。
このヴィオラという楽器の魅力を世に広めるべく10年前に立ち上げた「SDA48」。
オーケストラなどでは目立つパートのサポートをすることが多く、バイプレイヤーのように扱われることがほとんどですが、本来の姿は…??
ヴィオラの魅力は未知数かつ無限大。そしてヴィオラ奏者は個性派揃い。
個性の融合と無限大の魅力。ぜひ会場でご堪能ください!

■SDA48 <プロフィール>
東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者、日本センチュリー交響楽団首席客演奏者である須田祥子を中心としたヴィオラ奏者によるアンサンブル。SDA48が紡ぐそのハーモニーは、他の楽器とのアンサンブルでは表せない独特な温もりに満ち溢れている。メンバーには、神奈川フィル首席の大島亮、東京フィル副首席の加藤大輔ら、国内外のオーケストラの首席奏者やオーケストラに所属している若手演奏家などが参加。コンセプトは「ヴィオラという楽器の魅力をより多くの方に伝え、クラシックのファンの裾野を広げること」。 2016年には NHK「ららら♪クラシック」のヴィオラ特集に出演し、普段あまり目立たないヴィオラの魅力を大放出した。2020年2月NHK-FM「今日は一日ビオラ三昧」に須田はトークゲストとして出演、SDA48は番組最後の45分間の生ライブに出演。2023年8月にはNHKFM「ベストオブクラシック」及びNHKBS「クラシック倶楽部」の公開収録を行った。

■須田祥子 <プロフィール>
桐朋学園大学を首席で卒業。第23回ヴィットリオ・グイ国際コンクール他多数のコンクールで第1位優勝。「報道ステーション」での生中継、「題名のない音楽会」や「らららクラシック」でもソロ演奏をフィーチャーされた。現在、東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者、日本センチュリー交響楽団首席客演奏者、洗足学園音楽大学非常勤講師。「SDA48」主宰。

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佐野瑞樹と佐野大樹による兄弟演劇ユニットWBB(ダブリュビービー)第24回公演『幻のイントルーダー』が、2023年11月22日(水)~12月3日(日)まで赤坂RED/THEATER上演されることが決定した。主演に青木滉平を迎える。

佐野瑞樹の生誕50周年を記念し、脚本・演出を佐野瑞樹本人が担当、佐野⼤樹がプロデュースを担当する新作『幻のイントルーダー』は、人気作家の一室で繰り広げられる、ワンシチュエーションコメディ。主人公の担当編集者を演じるのは着実に舞台を重ね、今後の活躍が注目されている青木滉平。今作が初主演作品となる。また、ストーリーの軸になるであろう人気小説家をWBBの佐野瑞樹が演じる。さらにWBB初出演の田中志奈(たなかしな)、野島大貴(のじまだいき)、長塚拓海(ながつかたくみ)、奥田こころ(おくだこころ)、 宮原理子(みやはらりこ)といったフレッシュで個性豊かな役者陣の出演の他、vol.16「ミクロワールド・シンフォニア」 にも出演した和泉宗兵(いずみしゅうへい)が約3年ぶりにWBB本公演へ出演が決定した。

青木滉平、佐野瑞樹、佐野⼤樹よりコメントが到着した。

青木滉平

青木滉平

青木滉平

末國役を演じさせていただきます、少年忍者の青木滉平です。
今回初めての主演舞台ということで、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。
また、コメディにも初挑戦なのですが、少年忍者のメンバーには面白い人が沢山いるので、メンバーにアドバイスをもらいながら頑張りたいと思います。
初めての挑戦が沢山あると思いますが、全力で取り組み、来て下さった皆さんがHappyになれるような舞台に出来るように頑張ります。

佐野瑞樹(WBB)

佐野瑞樹(WBB)

佐野瑞樹(WBB)

[佐野瑞樹]の50歳を記念した公演でございます。
なので脚本・演出・出演と全てやります。もちろん新作でございます。その新作に僕の脚本ではお馴染みの人気キャラクター『藤澤』を登場させます。その相方の『末國』も登場します。その末國を[青木滉平]君に演じてもらいます。
ベテランの小説家と新米の編集者というコンビ的な関係になるので、二人でどうやって作り上げていこうかと今からワクワクしています。笑える作品になりますよ!!
皆様、お祝い込みでぜひ観に来て下さい!!

プロデューサー 佐野大樹(WBB)

佐野大樹(WBB)

佐野大樹(WBB)

24回目のWBB公演は佐野瑞樹が得意とするワンシチュエーションコメディとなります!
青木滉平さんをはじめ、とてもフレッシュなキャストの皆様に加え、
芝居を固めてくれる和泉宗兵さんが集まってくれました!
一室で紡がれる会話劇、とても重厚でありながらWBBらしいスピーディーな展開になりますので絶…っ対に面白いですよ、皆様!(笑)
劇場でお待ちしております!

WBBvol.24「幻のイントルーダー」あらすじ

そこは人気小説家・藤澤智彦の自宅のリビング。
編集担当者の末國が藤澤夫妻の留守中の掃除を頼まれやってくるが、実はそこには別の思惑があった。
自分の姉に藤澤に会わせると約束してしまった末國だが、そういうことが大っ嫌いな藤澤が会ってくれるわけがない!
そこで、自分の友達を藤澤に仕立て上げ、藤澤夫妻がいない間に姉に会わせてしまおうと企んだのだ。

偽の藤澤を使い計画は順調にいくと思われたそのとき、急遽藤澤が戻ってきてしまう。
慌てた末國は、本物の藤澤のことを『藤澤のアシスタント』だと咄嗟に姉に嘘をついてしまった。
そこへ追い打ちをかけるように姉の友達、その彼氏がやって来てしまう。そして、急遽戻った藤澤にも緊急事態が起きていた・・

嘘に嘘が重なり、いろんな人たちを巻き込んで事態は大パニックに!?
末國と藤澤の運命はいかに・・

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「花とゆめ」(白泉社刊)で2015年より連載された、友藤結による大人気漫画『贄姫と獣の王』が舞台化されることが決定した。

“人外×少女”の異種ロマンスとして、多くのファンを魅了し根強い人気を誇っている本作。2023年4月からはテレビアニメが放送され、9月27日に最終回を迎えた。舞台詳細は後日発表。続報を待とう。

目次

STORY

人間を寄せつけない瘴気漂う禁忌の世界。
そこにはかつて人間を喰らい支配した異形の眷属と魔族を統べる王がいる。
異形の眷属の王の 99 番目の生贄として捧げられた少女・サリフィは、供儀の夜、何者も寄せ付けない孤高の王・レオンハートの真実の姿を知る。
ひとりぼっちの少女と孤高の王の隠された心が触れあい、二人の運命は大きく動き出す。

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劇作家・演出家・役者であり、「NODA・MAP」を主宰する野田秀樹が、2023年9月27日に日本記者クラブで会見を行い、文化芸術が「不要不急」とされたコロナ禍での経験、この間の自身の公演活動を通じ見えてきた日本の文化政策の課題、そして自身にとって夢の一つである「国際芸術祭」構想などについて語った。

野田は先ず、コロナ禍の始まりに舞台芸術が「不要不急」とされたことについて、「忘れもしない2020年2月26日、我々は2.26事件と呼んでいる」と振り返った。文部科学大臣から劇場や学校などへ自粛要請が出されたことを受けて、野田は3月1日に自身の公式ホームページで劇場での公演継続を望む意見表明を行った。「演劇で生きている人間にとっては、自分たちの生活そのもの、人生そのものであって、もちろん不要不急ではない」という思いを抱き、「飲食店などに対しても根拠なく自粛要請が進められていることと、文化芸術関連のものがあっさりと不要不急と言われるところにこの国における文化芸術に対する人々の思いの在り方を感じたことで、半分憤りのようなものを抱いた」と当時の心境を振り返った。

自身のロンドン留学時代(1992~93年)のことにも触れ、「文化が共同体の礎であり、それが崩れてしまうと共同体自体が危ういものになる。留学当時のイギリスは経済状態が悪かったが、彼らには自国の文化に対するプライドがあったことで踏ん張り切れた印象を受けた。日本は特に、今すぐ役に立つもの、目に見えて役に立つものが重んじられる傾向があり、例えば文化のように目に見える成果の出ないものに対してお金を出すことを含めてリスペクトが下がっている。今のままではいつの間にか足元をすくわれてしまうのではないか」という危機感を、不要不急と言われていたときに感じていたと述べた。

一方で「演劇の世界を見たときに、不要不急と言われても仕方のない状況も少し感じた」と告白。野田自身は「40年間演劇だけで食べてきて見せたという自負がある」が、最近の演劇人は演劇だけで食べていくということ、また自分たちでお金を生み出していくということへの意識が薄いと感じたという。そんな中、公演の中止延期が相次いだ舞台芸術界の損害の実態を把握するための調査を機に、プロデューサー・製作者・公共劇場等が一堂に会して緊急事態舞台芸術ネットワークが形成され、感染症対策ガイドラインの作成や経済支援などに取り組んだ。同ネットワークに理事として携わった野田は「劇場の仕組みが世間にはまったく理解されていないと感じた。何か行動を起こさなければ舞台芸術は捨てられてしまう。大変ではあったが、コロナを契機にネットワークで横の繋がりができたという、良い結果も生まれた」と危機感を募らせた当時の状況も含めて思いを語った。

海外の状況との比較を尋ねられた野田は「3日前にロンドンから帰国したが、ロンドンの劇場・客席はコロナ前に完全に戻っていると感じた。日本では、劇場に来ている人の心にまだ蓋がされているような感じがする」と印象を述べた。コロナ禍以降の公演について、「僕は2020年7月に、東京芸術劇場プロデュース公演『赤鬼』という作品で再開した。そのときは僕たちもおっかなびっくりで、劇場に来る人たちもおっかなびっくりだったが、見終えて帰って行くお客さんの顔が全然違った。劇場には顔の表情を変える力があるなとすごく感じた」と当時の様子を振り返った。

野田が「演劇的な最後の夢の一つ」とする「国際芸術祭」構想について聞かれると、「コロナ禍以前から、東京にもいくつか芸術祭はあるが、規模が小さくクオリティも今一つと感じていた。もっと規模を大きくして世間に認められるような、エディンバラ国際芸術祭のようなものが東京にできたらいいのにな、という夢を持っていた。スポーツのワールドカップのような盛り上がりが、芸術の中にあってもいいはずだと強く思う。政府だけでなく東京都や民間にも呼び掛けたい」と述べた。野田自身は、1987年に劇団夢の遊眠社としてエディンバラ国際芸術祭に招聘され参加している。当時の写真をスライド投影で紹介しながら「こういう賑わいが東京で定期的に行われれば、二度と不要不急と言われることもない気がする」と語った。

質疑応答にて、国際芸術祭に向けた現状について問われると、「夢からちょっと進んだぐらい。これからどうやってお金を集める作業をしていくか、どういうステップを踏んでいけばいいのか、フェスティバルを熟知している人たちと会って話を聞こうと思っている段階」と述べた。頭の中にあるイメージについては「現在組み立てているところ。プラットフォーム的な場所を上野公園のあたりに作れたいいのでは、ということを少し考えている。東京は芸術祭をするにはあまりにも広すぎる。祭りは気配なので「来るぞ」「終わったぞ」という気配が街に漂うような演出が必要だろうと思っているので、小さな拠点がかなりの数必要ではないか、ということも考えている」と述べた。

最後に、記者会見に臨む前に野田が書いたサインが披露された。

「余韻」と記したことについて野田は「演劇をやっていると、終わった後のお客さんの余韻、終演後の劇場内だけではなく、劇場を後にしたお客さんの中に残るものも含めて、余韻というのが自分の中で大事だなと思っている」と解説した。

野田が構想する国際芸術祭は、まだどのような形になるのか具体的なものは見えない段階ではあるが、野田の目指す方向性が伝わってくる会見だった。コロナ禍は失うものの多い期間ではあったが、その中においても緊急事態舞台芸術ネットワークの形成などにより生まれた横の繋がりや、世間に理解がされていない舞台芸術の現状と向き合ったことが、今後において大きなカギを握ると感じられた。野田の抱く「演劇的な最後の夢」が、未来の舞台芸術への希望となるような開花を見せてくれることに期待したい。

取材・文・撮影=久田絢子

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2023年11月から2024年1月にかけて、日本テレビ開局70年記念舞台『西遊記』が上演される。16世紀の明時代に書かれた中国の小説が基となっている本作。三蔵法師一行が化け物を退治し、襲いくる苦難を乗り越えて天竺を目指す物語は広く知られ、ドラマや映画、舞台、漫画といった幅広いジャンルで長年愛されてきた。 

今回は、主演・孫悟空を片岡愛之助、三蔵法師を小池徹平、猪八戒・戸次重幸、沙悟浄・加藤和樹、玉竜・村井良大という実力派が三蔵法師一行として旅をする。彼らと相対する妖怪は、牛魔王を松平 健、妻・鉄扇公主を中山美穂、息子・紅孩児を藤岡真威人、金角・藤本隆宏、銀角・山口馬木也、虎力大仙・小宮璃央、鹿力大仙・押田 岳、羊力大仙・桜庭大翔が演じる。また、鎮元子を田村 心、玉帝と高伯欽を曽田陵介、高翠蘭を柳 美稀。ベテランから若手まで、多彩なキャストが顔を揃えた。また、日本テレビ開局60年舞台『真田十勇士』、開局65年舞台『魔界転生』に続いて脚本・マキノノゾミ、演出・堤 幸彦のタッグが実現。

メインキャスト16名と脚本のマキノノゾミ、演出の堤幸彦、日本テレビ取締役である澤 桂一による製作発表会見が行われた。

ーーまずはひとりずつご挨拶をお願いします。

澤 桂一:『西遊記』は長年にわたって愛され親しまれているコンテンツです。日本テレビとは少なからず縁があり、1978年には堺正章さん主演の連続ドラマ、1993年には宮沢りえさんが三蔵法師を演じ、開局40年のスペシャルドラマを制作しました。今回、それぞれが主役級の素晴らしいキャストの皆様に集結していただき、開局60年記念舞台の『真田十勇士』、65年記念の『魔界転生』に引き続き脚本はマキノノゾミさん、演出は堤幸彦さんです。デジタルとリアルを駆使した演出に加え、フライングや特殊効果といった挑戦もあると聞いています。物語も笑いあり涙ありで、どんな作品が完成するか私も楽しみです。

マキノノゾミ:日テレさんが西遊記をやるというのは、僕らの世代からするととんでもないこと。プレッシャーの中で台本を書きました。堺さんの『西遊記』は世界中でヒットしていますから、今度の舞台も国際的にヒットするようにという心積りで書いています。

堤 幸彦:連続ドラマの『西遊記』は、僕が若くて心が荒んでいた時、唯一楽しく見ていた番組。それを自分の手で大々的に上演できるとは光栄です。テクノロジーを駆使した演出とストーリーの面白さ、何より人間の肉体の面白さを追求して駆け抜けたいと思っております。

片岡愛之助:日テレ開局70年で孫悟空を務めさせていただくとは夢にも思っていませんでした。本当に光栄でございます。大スター集合のようなキャスティングに驚いていますし、僕自身とても楽しみです。そしてマキノ先生の脚本と堤監督の演出。『魔界転生』にナレーションで参加させていただき圧倒された舞台に立てると思うと嬉しくてしょうがないです。デジタルな演出もそうですが、ヒューマンパワーや役者の魂にも注目していただきたいと思います。

小池徹平:皆さんと天竺を目指し、劇場も大阪から各地を経て東京に戻ってくる。非常に楽しみな舞台です。まだわからないことだらけですが、先程堤さんがホワイトボードにセットの説明を書いてくれてワクワクが増しました。どんなものが飛び出すのか、ぜひ劇場でご覧いただきたいと思います。

片岡愛之助

片岡愛之助

小池徹平

小池徹平

戸次重幸:見てわかる通り素晴らしい豪華キャストの中で、皆さんが唯一違和感を覚えるのが僕の役だと思うんです。というのも、西田敏行さんが演じられた猪八戒は豚の妖怪であり、恰幅のいい役者が演じるという漠然としたイメージを皆さんお持ちだと思う。全く新しい猪八戒になると思いますから、楽しみにしていただきたいですね。本番中に50歳になるので立ち回りが多いのがちょっと心配ですが、しっかりケアしながら最後まで元気に演じていきたいです。

加藤和樹:沙悟浄は個人的にトライアルな役だと感じています。そのことについて先ほど堤監督に質問しようとしたら「今日は質問受け付けません」と言われてしまいました(笑)。稽古に入ってからのお楽しみなので、怖さもあります。立ち回りも多いので全員怪我なく最後まで駆け抜けたいですね。

村井良大:僕が演じる玉竜、お話をいただいた時になんだかわかりませんでした。三蔵法師にお仕えしている馬だと説明を受けました。なので、多分僕は今回小池徹平さんをおぶることになると思います(笑)。腰に気をつけて頑張りたいです。台本を読んで作品のスケールの大きさを実感しました。一体どうやるんだろう、何人フライングするんだろうと、予想がつかない内容になっています。70年記念にふさわしい豪華な作品ですので、この感動をぜひ劇場で体感してほしいです。

戸次重幸

戸次重幸

加藤和樹

加藤和樹

村井良大

村井良大

藤岡真威人:大先輩のみなさんと素晴らしい舞台でご一緒できるのが光栄です。そして何より、松平さんと中山さんの息子役。お二人の存在感と皆さんのパワーに負けず、全力で挑みたいと思っています。

田村 心:僕は堤監督の作品に出演させていただくと毎回吐血をしていて、『巌流島』では周りから「吐血キャスティングだな」と言われました。今回はどうなるのか楽しみです。

曽田陵介:僕のような未熟者が大先輩方とご一緒できるのが本当に嬉しいです。また、今回は高伯欽と玉帝というタイプの違う役を演じます。少々とちっても先輩方が全部受け止めてくれると思うので、稽古で一杯チャレンジしたいと思います。

小宮璃央:三大仙のひとり、虎力大仙を演じます。遊べる部分がたくさんあるので、皆さんにエンターテインメントをたくさんお届けできるように頑張りたいです。

柳 美稀:台本を読んで、私の役は正直美味しいなと思いました(笑)。女性キャストは二人しかいないので、男性陣のパワフルなお芝居に負けないように食らいついていきたいです。

押田 岳:三大仙・鹿力大仙を演じます。三大仙は牛魔王の臣下で、飛び道具的な役割。面白いキャラクターに育てられるようチャレンジしていきたいと思います。

桜庭大翔:羊力大仙を演じます。大先輩の皆さんと一緒に素敵な作品に参加できるのが光栄です。僕は毎日ジムに通っていますが、筋肉はこの作品で使うものなんだと改めて思いました。全力で頑張りたいと思います。

柳 美稀

柳 美稀

押田 岳

押田 岳

桜庭大翔

桜庭大翔

山口馬木也:日テレ開局70年、おめでとうございます。その記念すべき公演に参加できることが光栄です。僕らの世代にとって『西遊記』は非常に思い入れの深い作品。マキノさんが生みの親・堤さんが育ての親となる座組の一員として、藤本の兄貴と大暴れして、50歳オーバーのパワーを見せつけてやりたいと思いますのでぜひ応援よろしくお願いします。

藤本隆宏:70年記念ということで気合を入れて演じなければいけないなと思いますし、マキノさんと堤さんの演出に今からワクワクしています。金角はひとりで作り上げる役ではなく、馬木也さん演じる銀角と二人でひとつの役。そこに気をつけて演じていきたいと思っています。

山口馬木也

山口馬木也

藤本隆宏

藤本隆宏

中山美穂:脚本をいただいた時から毎日、私にこの役が務められるだろうかと思っています。昨日少しだけ稽古を覗いて、熱量に圧倒されました。そのエネルギーをいただいて頑張っていきたいです。立ち回りや役割など、初めてのことだらけ。まだまだチャレンジできるのはありがたいです。

松平 健:『魔界転生』に続き大作に呼んでいただけたことを嬉しく思っています。前回も立ち回りなどハードでしたが、今回は飛んだりもすると聞いていますので頑張りたいと思います。

ーー今回の演出のポイントを教えていただけますか。

:多角的に色々あります。映像・アクション・演技、そして何より皆さんの役者としての魅力が爆発するような仕掛けを用意して臨みたい。見どころだらけになると思います。この10年ほど、LEDの映像技術をいかに使いこなせるかをテーマにしてきました。今回は自由に動ける山車のようなものをいくつか用意し、最新テクノロジーと演技が一体になるようなものにしたいと思っています。

堤 幸彦

堤 幸彦

ーー台本を書くうえでこだわったポイントを教えてください。

マキノ:原作が中国の古い物語で、人間の剥き出しの欲望なども書かれていますが、全体を通しておおらかなんです。次から次へと戦いがあるけど全体としてはどこか抜けている感じがする。そういった原作のテイストは残るように心がけました。また、お話として面白く完結していると同時に、世界中の誰が見ても面白いと思えるものにしようという思いで書きました。孫悟空は暴れん坊だけど優しくて好きなキャラクター。愛之助さんの新しい魅力も見られるんじゃないかと期待しています。

マキノノゾミ

マキノノゾミ

ーー愛之助さんは、ご自身の役についていかがでしょう。

片岡:僕もドラマを見て育ったので懐かしい部分もたくさんあります。孫悟空は天真爛漫で、ちょっと乱暴だけどお師匠さんのことが好きなのがわかる。そういうところを出して、令和版を作っていきたいです。小池さんは永遠の美少年という感じで三蔵法師にぴったりだと思います。

小池:三蔵法師は女性が演じてきた印象が強いと思いますが、今回は男性の三蔵法師のワクワク感や新鮮さを出せたらと思っています。コミカルな部分も多い脚本なので、人間っぽい部分も出していけたら。自分の中でも未知な部分があるので、非常に楽しみです。

ーー村井さんは開局60年、65年に引き続きのご参加です。

村井:本当に光栄です。今回は台本を読んでどうやってやるか全く想像がつかないので今から稽古が楽しみです。また、僕が演じる玉竜はイメージがあまりないぶん自分なりに面白さを作っていきたいですし、今後「西遊記には玉竜がいるのが定番だよね」と思っていただける仕上がりになるよう頑張りたいです。

ーー中山さんは、鉄扇公主をどう演じようと考えていますか?

中山:台本に書かれていない部分を自分の中で作り上げ、それが滲み出るような芝居をしたいと思っています。皆さんとの共演が楽しみですが、旦那さんが松平さん。意外性もありつつ面白くて楽しみですね。

松平:牛魔王は純粋で優しく力持ちなイメージです。そんな牛魔王が孫悟空に出会い、鉄扇公主に惚れ込んで最後は大変なことになる。どこまで狂えるかが挑戦ですね。

中山美穂

中山美穂

松平健

松平健

ーー現時点での『西遊記』の印象、ご自身の役についての思いを教えてください。

片岡:今回は歌も踊りも立ち回りもあります。歌舞伎でもそういった要素はありますが、すごく不安ですね。歌が得意な方が多い座組ですから、頑張って務めたいです。宙乗りは歌舞伎でよくやりますので、そこは安心しています。

小池:とても長い物語なので、舞台に収まるのかな? と思っていましたが、非常にうまくまとまっています。皆さん大満足で劇場を後にできる仕上がりになると思います。今回は立ち回りが多いですが、僕はどちらかというと唱える系(笑)。先輩方の前で申し訳ないですが、応援する気持ちで唱えたいと思います。

戸次:台本を読んで小池さんずるいなって思いました(笑)。私は日本刀を使った立ち回りは好きですが、猪八戒の武器は9本の歯がついたクワ。今までの立ち回りとは全く違うものになるのでひとつの勝負だと思っています。

村井:台本を読んで、僕が知っていた『西遊記』は断片的なものだったと思い知りました。玉竜は「変身」という言葉が結構書いてあります。どうやって変身するのかも楽しみに挑戦していきたいです。

加藤:改めてスケールの大きさを感じましたし、大きな愛に包まれているような温かさのある作品だと思いました。僕も武器がちょっと特殊なので、どう扱っていくか考え中です。

中山:『西遊記』は子供の頃に見ていた印象がすごく強いです。今回、鉄扇公主の武器は扇。扇系でいきたいと思います。

松平:愛がひとつのテーマ。最後に鉄扇公主への愛がどれだけのものだったかわかるように表現していきたいと思っています。

:アクションがちゃんと形になるように仕上げたいです。私が演じる翠蘭はパワフルな女性なので、登場時に舞台上をパッと明るくできたらと思います。

小宮:『西遊記』は漫画や映画、舞台など色々な形で制作されています。この作品もそのひとつとして皆さんに愛されるものにしたいです。虎力大仙は中国拳法もあるので、美しくカッコよく見せたいです。

曽田陵介

曽田陵介

小宮璃央

小宮璃央

曽田:稽古でどう動きがつくのか、まだ全然想像できません。ただ、玉帝はわがままな支配者のような役で、普段は絶対に言えないようなことを先輩方に言いまくります。臆せずやりたいです。高伯欽も演じますが、翠蘭との会話の中にもクスッと笑えるシーンがたくさん。楽しみながらいい作品を作れたらと思っています。

田村:堤さんに鎮元子のイメージを聞いたら「某漫画の傷があるキャラクター」と言われました。その漫画は傷のあるキャラだらけだったので洗い出しから始めています(笑)。

藤岡:台本を読んで、紅孩児はシンプルに純粋な少年だと思いました。信じ続けていた父と母の正体を目の当たりにしてもひたすら慕う、変わらない姿が魅力だと思うので、まっすぐな心を大事に全力で演じたいです。

藤岡真威人

藤岡真威人

田村 心

田村 心

藤本:昔はテレビを見られる時間が決まっていて、見られるのは『水戸黄門』『トムとジェリー』そして『西遊記』でした。大好きな作品の舞台に立てるのは嬉しいですね。

山口:ストーリーはもちろんキャラクターが魅力ですよね。ただひとつ謎なのが、悟空はお猿さん、猪八戒は豚さんときてなぜ河童が出てくるのか。自分の役については、金角と銀角の最後のシーンのト書きが「すたこらさっさと逃げ出した」なんです。僕はすごく重要に思っているので、そこに向かえるようにキャラクターを作れたらと思っています。

桜庭:先ほども言ったように毎日筋トレをしていて、自分の唯一の強みは筋肉だと思っています。ビジュアルの時点でそんなに服を着ていませんが、本番までにどれだけ服を減らせるか。筋肉で笑いを取れるように頑張りたいと思います!

押田:三大仙はずっと一緒にいる三人組のような感じです。メインストーリーの中にたまに出てきてイタズラして帰っていく可愛い三人に仕上げられたらと思っています。

ーー最後に、愛之助さんから一言お願いします。

片岡:皆さんのお話しの通り、笑いあり涙あり感動あり、歌あり踊りありの大スペクタクルです。そして、日本の舞台で使うのは初めてかもしれないという機構も使われるようです。昔から『西遊記』をご覧になっている方は懐かしく思う場面もたくさんありますし、初めて見る方、それこそ小さなお子さんも楽しんでいただける作品になると思います。劇場にてお待ちしております。
 

本作は、2023年11月に大阪・オリッ クス劇場で開幕。福岡・博多座、名古屋・御園座、東京・明治座、全国4ヶ所で上演するほか、札幌での映像上映会も決定している。

取材・文・撮影=吉田沙奈

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2024年2月23日(金)~3月23日(土)日比谷・シアタークリエにて、KERA CROSSシリーズ第五弾『骨と軽蔑』が上演されることが決定した。

KERA CROSSとは、演劇界での名だたる賞を立て続けに受賞し、2018年秋には紫綬褒章を受章、2019年には第26回読売演劇大賞最優秀作品賞・優秀演出家賞を受賞するなど、その勢いがとどまるところを知らない、劇作家・演出家ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)の戯曲を、才気溢れる演出家たちが異なる味わいで新たに創り上げる連続上演シリーズ。2019年の第一弾『フローズン・ビーチ』(演出:鈴木裕美)、2020年の第二弾『グッドバイ』(演出:生瀬勝久)、2021年4~5月の第三弾『カメレオンズ・リップ』(演出:河原雅彦)、2021年12月~2022年2月第四弾『SLAPSTICKS』(演出:三浦直之)と、上演を重ねてきた。

シリーズラストとなる今回は、旧作を気鋭の演出家で上演してきた過去4作品とは異なり、 “書き下ろしの新作”をケラリーノ・サンドロヴィッチ自ら演出し、女優7名の豪華キャストで届ける。出演は、宮沢りえ、鈴木杏、犬山イヌコ、堀内敬子、水川あさみ、峯村リエ、小池栄子。ケラリーノ・サンドロヴィッチよりコメントが到着した。

ケラリーノ・サンドロヴィッチ

女優のみが出演する舞台を書いて演出するのは、記憶が正しければ、これが3作目、23年ぶりのことだ。

女優4人と創った一作目も、女優21人と作った二作目も、独自の香りを放つ特別な作品となった。今の時代、俳優は俳優であって、男優も女優もないと言う向きもあろうが、特別なものは特別なのだから仕方がない。ご期待頂きたい。

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