マルシィ、幸せな二人の姿を描いた新曲「ラブソング」を配信リリース 最新アーティスト写真も公開に

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マルシィの新曲「ラブソング」が本日・9月27日より配信となった。

「ラブソング」は、恥ずかしくて中々伝えられない“愛してる”を歌ったマルシィ流のストレートなラブバラード。大切な人との幸せな日常の尊さを、まっすぐな愛情表現と多幸感溢れるサウンドで表現している。

新曲「ラブソング」のリリースに合わせて、マルシィの新たなアーティスト写真も公開された。

「ラブソング」

「ラブソング」

 

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9月28日25:05よりTOKYO MXにて放送が開始されるTVアニメ『お嬢と番犬くん』より、エンディング主題歌・鬼頭明里「Magie×Magie」を使用した放送直前PVが公開となった。

 

鬼頭明里

鬼頭明里

今回のPVには、1・2話先行上映会にて来場者から寄せられた感想がふんだんに使用されており、初解禁となったエンディング主題歌、新規カットにあわせて楽しみたい。

(c)はつはる・講談社/「お嬢と番犬くん」製作委員会

(c)はつはる・講談社/「お嬢と番犬くん」製作委員会

(c)はつはる・講談社/「お嬢と番犬くん」製作委員会

(c)はつはる・講談社/「お嬢と番犬くん」製作委員会

『お嬢と番犬くん』は『別冊フレンド』(講談社)で連載中のはつはるによる漫画作品のアニメ化。原作累計250万部を突破している大人気ラブコメ作品。極道一家のお嬢・瀬名垣一咲を鬼頭明里、過保護な若頭・宇藤啓弥を梅原裕一郎が演じる。

初回は9月28日(木)25:05よりTOKYO MXにて最速放送、9月28日(木)25:30よりPrime Videoにて見放題独占配信がスタートする。放送を楽しみに待ちたい。
 

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話題の新曲を最速で知れる、Spotifyの人気プレイリスト『New Music Wednesday』を、ナビゲーターの竹内琢也が深掘りするポッドキャスト『New Music Wednesday [Music+Talk Edition]』。今週は記念すべき100回目の配信!これを記念したイベント(パーティー?)の開催についても番組内で少しずつ紹介されているので要チェック! このSPICEでは同番組で紹介されている、プレイリストだけでは知ることのできないエピソードやSpotifyのエディター(プレイリストを構成している人たち)のこだわりをピックアップして掲載。

今週は、映画『キリエのうた』で主演を務めるアイナ・ジ・エンドが、主人公・Kyrieとしての楽曲をリリースしてカバーに! ほかにもXGの1stミニ・アルバム、君島大空、TOMOO、SiM、GRAPEVINEのニューアルバム、ヤングスキニーのメジャー1st EP、マルシィの新曲などピックアップ。海外からはドージャ・キャット、トロイ・シヴァンなど、今週注目の新作11曲を紹介!  また紹介アーティストのライブやフェス情報も掲載しているので要チェック。番組への感想やリクエストは「#NMWミュージックアンドトーク」をつけてツイートを!

Kyrie「キリエ・憐れみの讃歌」

アイナ・ジ・エンドが、Kyrieとして『New Music Wednesday』のカバーを飾りました。10月13日(金)より公開される岩井俊二監督の最新作品『キリエのうた』で主人公・Kyrie(キリエ)として主演を務めるアイナ・ジ・エンド。先週Kyrieとしての楽曲「名前のない街」がリリースされ、この『New Music Wednesday M+T Edition』でピックアップしていました。

今週リリースされた「キリエ・憐れみの讃歌」は映画の主題歌で、作詞・作曲は小林武史が担当。本作の音楽および主題歌は、小林武史が担当しており、音楽映画としては『スワロウテイル』(1996年)、『リリイシュシュのすべて』(2001年)など、長年タッグを組んできた岩井俊二監督と小林武史に、アイナ・ジ・エンドが加わり生まれた主題歌となります。Spotifyでは『キリエのうた』公式プレイリストが公開されており、岩井俊二監督、小林武史、アイナ・ジ・エンドへのインタビューも公開されています。この主題歌「キリエ・憐れみの讃歌」についても語っています。(このシーンでこう使われていて、その時にこうだった……といった裏話が語られているので、見終わった後にもう一度聞くと更に解像度あがっておもしろいと思います!)

君島大空「16:28」

君島大空のニューアルバム『no public sounds』がリリースになりました。今年1月にファースト・アルバム『映帶する煙』をリリースした君島大空が、わずか8ヶ月という短いスパンで早くもニューアルバムをリリースしました。アルバムには先行で配信されていた「˖嵐₊˚ˑ༄」や「c r a z y」、すでに君島大空トリオで披露されている「札」や「沈む体は空へ溢れて」など全11曲が収録されています。『New Music Wednesday』には「16:28」がリストインしています。

TOMOO「Super Ball」

TOMOOのメジャー1stアルバム『TWO MOON』がリリースになりました。TOMOOはSpotifyが2023年に躍進を期待する次世代アーティスト『RADAR:Early Noise 2023』にも選出されているアーティストで、代表曲の「Ginger」や「オセロ」、ドラマ『ソロ活女子のススメ 3』オープニングテーマ「夢はさめても」、映画『君は放課後インソムニア』主題歌の「夜明けの君へ」、サウンドプロデュース、アレンジに小西遼(象眠舎、CRCK/LCKS)が参加した「Grapefruit Moon」など全13曲が収録されています。

『New Music Wednesday』には「Super Ball」がリストイン。「Grapefruit Moon」と同じくサウンドプロデュースに小西遼(象眠舎、CRCK/LCKS)が参加しています。2023年11月2日(木)東京・EX THEATER ROPPONGIにて開催の弾き語り公演を皮切りに、全国7都市8公演のアルバムを引っ提げたツアー『TOMOO LIVE TOUR 2023-2024"TWO MOON"』の開催も決定しています。

ヤングスキニー「愛すべき日々よ」

ヤングスキニーのメジャー1st EP「どんなことにでも幸せを感じることができたなら」がリリースになりました。ヤングスキニーはSpotifyが2023年に躍進を期待する次世代アーティスト『RADAR:Early Noise 2023』にも選出されているアーティストです。先行配信されていた「君の街まで」、「愛の乾燥機」などが収録。すでにライブでも披露している楽曲や、インディーズ時代の再録楽曲も含む全5曲収録のEPとなりました。『New Music Wednesday』には「愛すべき日々よ」がリストインしています。(この番組で行ったインタビューでも話していましたが、ドラマ『だが、情熱はある』の1シーンからインスピレーションを受けて名付けたそうです)

XG「PUPPET SHOW」

XGの1stミニ・アルバム『NEW DNA』がリリースになりました。XGは韓国を拠点に活動する7人組のガールズグループで、メンバーは全員日本人。『NEW DNA』から先行でリリースされた「GRL GVNG」、「TGIF」、「NEW DANCE」もアメリカを含む多くの国の『New Music Friday』にリストインし、今年5月にはニューヨークのフォレスト・ヒルズ・スタジアムで開催された88rising主催の大型音楽フェスティバル『Head In The Clouds New York Music & Arts Festival』にも初出演を果たすなど日本のみならず、海外でも人気があります。

『NEW DNA』は常識にも枠にも囚われることのない”新たな種族”であるという表明が作品に込められており、先行配信曲に新曲を加えた全6曲が収録されています。『New Music Wednesday』には「PUPPET SHOW」がリストインしました。初の単独有観客ライヴ『XG 'NEW DNA' SHOWCASE in JAPAN』を11月26日(日)にぴあアリーナMMにて開催することも決定しています。

MAISONdes feat. れん、maeshima soshi「bathroom」

MAISONdesが、れん、maeshima soshiを迎えた新曲「bathroom feat. れん, maeshima soshi」がリリースされました。MAISONdesの3週連続リリースの締めくくりとなる楽曲です。「けーたいみしてよ feat. はしメロ, maeshima soshi」でも参加していたmaeshima soshiが作詞・作曲を手掛け、Spotifyが2023年に躍進を期待する次世代アーティスト『RADAR:Early Noise 2023』にも選出されているアーティストれんが歌唱を務めています。れんは、初めて自身以外が作詞作曲した楽曲を歌唱しました。入浴剤バブとコラボした楽曲です。

ドージャ・キャット「Agora Hills」

ドージャ・キャットのニューアルバム『Scarlet』がリリースになりました。ドージャ・キャットにとって4枚目となるスタジオ・アルバムで、先行でリリースされたシングル「Paint the Town Red」は全米シングルチャートのBillboard Hot 100 で1位、UKシングルチャートでも1位を獲得するなど世界中で大ヒットしています。2019年にリリースされた『Hot Pink』(全米9位)、2021年にリリースされた『Planet Her』(全米2位)でも成し遂げられなかった全米アルバムチャート制覇が期待されます。

(ドージャ・キャットは前作から今作までの間に髪と眉毛を剃り、ルックスを大幅にチェンジ。Doja Catはラッパーとしてポップすぎるという声にも、かなり憤慨していたり……過去の2作品について「金目当ての粗悪品で、あんたたちはみんなそれに引っかかったんだよ。(おかげで)あんたたちが平凡なポップスを欲しがって泣いている間に、私は今どこかに消えて愛する人たちと島で現実を楽しむことができる」とツイートして話題になったりしていました。それから背中にコウモリのタトゥーを入れて、それが不評で”彼女は悪魔崇拝だ”と叩かれたり……。今回はそれを逆手にとったアルバムのジャケカバーのようです。そしてサウンド面にも結構変化があるアルバムかなと)

トロイ・シヴァン「Got Me Started」

トロイ・シヴァンの新曲「Got Me Started」がリリースになりました。10月にリリースされる予定のサード・アルバム『Something to Give Each Other』からの「Rush」に続く先行配信楽曲となります。トロイ・シヴァンと同じオーストラリアのエレクトロ・ポップ・デュオBag Raiders(バグ・レイダース)の2009年の楽曲「Shooting Stars」をサンプリングしています。デュア・リパやセレーナ・ゴメスへも楽曲提供をしているイアン・カークパトリックがプロデュースを担当しています。

マルシィ「ラブソング」

マルシィの新曲「ラブソング」がリリースになりました。マルシィはZ世代から支持を得ており、『RISING SUN ROCK FESTIVAL 2023 in EZO』、『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2023』、『MONSTER baSH 2023』、『SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2023』、『WILD BUNCH FEST. 2023』などこの夏は多くのフェスに出演しています。大切な恋人との幸せな日常の尊さを「まっすぐな愛情表現」と「多幸感溢れるサウンド」で表現したストレートなラブバラードとなっています。

(この番組では、『SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2023』のバックヤードではインタビューを敢行。吉田右京さんとフジイタクミさんがテニス部だったということを、私もテニス部だったので、かなり掘り下げたところ……。後ほどスタッフの方にこんなにテニスのことを聞かれたのは初めてですと言われました……。マルシィといえば恋愛ソングですが、この曲はそんなマルシィが送るストレートなラブバラードとなっています)

SiM「UNDER THE TREE – Full Length Ver.」

SiMのニューアルバム『PLAYDEAD』がリリースになりました。2020年の『THANK GOD, THERE ARE HUNDREDS OF WAYS TO KiLL ENEMiES』以来約3年ぶりのアルバムとなります。SiMは2020年にリリースした、TVアニメ『進撃の巨人』The Final Season Part 2のオープニングテーマにSiMの「The Rumbling 」が米ビルボード・ホットハードロックソングチャートで1位を獲得、LAやロンドンでのワンマン公演、イギリスのダウンロード・フェスティバル出演など海外での活動も活発に行っています。

アルバムには「The Rumbling」オーケストラアレンジバージョン、「進撃の巨人 The Final Season 完結編(前編)」主題歌「UNDER THE TREE」フルサイズバージョンを含む全13曲を収録。『New Music Wednesday』にはその「UNDER THE TREE – Full Length Ver.」がリストインしています。Spotifyでは『Liner Voice +』が初のビデオポッドキャストという形で公開されています。

GRAPEVINE「停電の夜」

GRAPEVINEのニューアルバム『Almost there』がリリースになりました。2021年のアルバム『新しい果実』から約2年4ヶ月ぶりとなるニューアルバムはで、ロック、フォーク、サイケデリック、R&B、ソウルなど様々なジャンルを取り入れたアルバムです。アルバムを携えた全国ツアーの開催も決定しており、10月6日(金)の北海道・札幌PENNY LANE24を皮切りに全国9都市で行われる予定です。

(ちなみにGRAPEVINEは1993年に活動を開始し、今年活動30周年。そんなGRAPEVINEがバンド結成の1993年から上京する1997年までを過ごした大阪で、ゆかりの場所や人を巡る特別番組がスペースシャワーTVにてオンエアされました!)

文=竹内琢也、Y.SHOGO


『New Music Wednesday [Music+Talk Edition]』とは……

毎週水曜日に、その週リリースされた注目の新曲を中心に更新される、Spotifyのプレイリスト『New Music Wednesday』をさらに深掘りするSpotify公式ポッドキャスト。この番組をチェックすると話題の新曲をいち早く、そして詳しく知ることができて、今の音楽シーンがまるわかりに。あなたの通勤、通学、スキマ時間に無料で聴くことができるので是非チェックを。また番組では、Spotifyアプリの「Q&A」からメッセージやリクエストも募集中。あなたのオススメ曲や思い出ソングが紹介されるかも!? 番組への感想やリクエストは「#NMWミュージックアンドトーク」をつけてツイートを!

メッセージテーマは「 #好きな月の曲は?」

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indigo la Endがニューアルバム『哀愁演劇』の発売を記念して10月26日にフリーライブを開催することを発表した。

このイベントはアルバムリリースの翌日に豊洲PITで開催され、抽選に応募すると無料招待され参加することができるというもの。二部制のフリーライブとなっており「一部マチネ(After school):はじめてのindigo」は学生優先、「二部ソワレ(After work):あたらしいindigo」は社会人優先で招待されるとのこと。

さらに、当日会場にてアルバム『哀愁演劇』を購入した人の中から抽選で参加できる、indigo la Endメンバーとのミート&グリートも開催される。

LINE MUSIC、indigo la EndオフィシャルTikTok、オフィシャルサイトそれぞれから応募することができるとのこと。

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2023年10月28日(土)から11月12日(日)まで明治座、12月14日(木)から12月16日(土)まで新歌舞伎座で上演される『赤ひげ』の合同取材会が9月26日(火)に行われた。取材会には、船越英一郎、新木宏典、崎山つばさ、猪野広樹、高橋健介、河相我聞、菅井友香、山村紅葉が登壇した。本取材会のオフィシャルレポートが到着した。


船越英一郎:赤ひげという作品は山本周五郎先生の原作でございますけれども、私は2017年からNHKでテレビドラマとして赤ひげを大切に4シーズンにわたって演じ続けております。今回はその赤ひげが装いも新たになるということでお声をかけていただいたんですが、私は今63歳なんですけれども、63歳にして恥ずかしながら今回初舞台・初座長です。そして、この作品、歴史ある明治座さんの150周年記念作品ということで、大変な栄誉と、そしてとてつもない重責を担って挑むという形になりました。とにかく初でございますから、何を胸を張ってお見せできるものがあるわけでもありません。63歳、そしてキャリアも41年になろうという、でもその役者が初の舞台に無謀にも挑む、その懸命にあがきもがきのたうち回る姿をですね、皆さんにほほえましく楽しんでいただいて、そしてその先に自分もまだまだ歳とか言ってらんないなとか、まだ63歳でもあんなに頑張れるんだとか、63歳の若造がこんなに頑張っているんだからわしらも頑張らないととか、皆さんの小さな勇気に繋がっていければ、役者冥利につきるかなと思っております。ぜひ沢山の方に足を運んでいただきたいです。今やっとコロナから少し抜けましたけれども、でもまだまだ完全に皆さんが上を仰ぎ見るという状態じゃない時にこの赤ひげという作品を皆さんにお届けするという意義も感じながら、皆さんにもそういうところを受け取っていただけたらさらに幸甚でございます。よろしくお願いいたします。

新木宏典:保本登を演じる、新木広典です。赤ひげという作品はこれまで映像でいろんな形として世に出ている作品ですが、舞台で赤ひげを作るということ、明治座150周年の記念すべきアニバーサリー期間に作品を届けるということにすごくプレッシャーを感じますし、また船越英一郎さんが初舞台に立たれ、初座長を務められるので絶対に失敗することができないという(笑)、このプレッシャーがとても気持ちよく、やってよかったなというのを、船越さんにもそうですし、明治座さんにも150周年を飾れたなって思ってもらえるような作品になるだろうという自負もありますし、そう思わせたいという想いがすごく強くあります。稽古もとても大変なんですが、大変だという文字にふりがなを打つなら“しあわせ”と書けるぐらいのすごく充実した毎日を送らせていただいております。医療のお話ですので命というすごく重くのしかかるテーマにもなってきますし、また医療従事者の皆さんがここ数年感じられた大変な思いというのが江戸時代にも違った形であった、そういうところで葛藤を持っていたという話でもあったりします。現代においても同じように共感したり悩んだり苦しんだりしている方がいると思うので、今のこのタイミングでこの作品を皆さんにお届けすることで、感じられるものがあるんじゃないかなというのをすごく感じています。繊細にしっかりと責任を持って表現していこうと思っております。ぜひ本番観に来てください。よろしくお願いします。

崎山つばさ:本日はお集まりいただきありがとうございます。まさに今稽古の真っただ中でして、色々と迷うこともあって個人的にすごく崖っぷちに追い詰められているところがあるんですけど、船越さんが近寄ってきてくれて個人的に言葉をかけてくれたりとか、若い医員を集めて稽古してくれたりして、ほんとにすごく崖っぷちの自分を救ってくれるという意味で本当の意味で崖の帝王だなっていうのをすごく感じております。

船越:うまいこと言えるもんだね。

崎山:ありがとうございます。本当に助けられた言葉が多いんですけど、でも本当に若き医員としてしっかりと生きていかなきゃいけないなという思いもありますし、作品のテーマである生きることだったり、生きづらい世の中をどう生きるかっていうのをテーマにしておりますので、観に来てくれる方にとって生きるヒントになるようなそんな作品にできたらいいなと思っておりますので、是非本番を楽しみに待っていてくれたらなと思います。よろしくお願いします。

猪野広樹:森半太夫を演じます、猪野広樹と申します。「赤ひげ」は江戸時代の医術の話です。今はいろんな技術も医療も発達していますが、江戸時代は何もわからないことが多かった。その中で医術をやる人として、命を助ける。生きる死ぬが出てきて、本当に難しいテーマだと思いますし、当たり前の熱量では到底できる作品ではないと思っています。船越さんがたくさん医術についてお話くださり、最高のエンターテインメントとしても面白い作品をお届けできたらなと思っております。

髙橋健介:皆さんこんにちは、高橋健介です。作品の深いところは先輩方がお話ししてくださると思うので、僕は稽古場でのお話をしたいんですけど、まずは初日に船越さんが全員に名前入りのマグカップをくださって、非常に士気が上がりました。僕ら若手にもすごい気さくに話しかけてくださってありがたいんですけど、昨日僕が原作の小説を読んでいたら船越さんがちょっと読みたいって言ってくださって。その後、稽古に呼ばれて本を開いたまま後ろ向きにして机に置いてお帰りになられたんですけど、このまま続きを読むのかこのまま閉じていいのか、しおりを挟むのかっていうのが昨日最後の最後まで悩んでて、一旦間にしおりを挟んでいるので続きから読めます。

船越:読んでたわけじゃないので大丈夫です。

髙橋:ああそうなんですか!(笑)という感じで、船越さんが僕らにいっぱい気さくに話してかけて下さって、本当にいい雰囲気でやっています。本当に良い作品になると思いますので、皆さんも是非本番をお楽しみください。河相我聞十兵衛役を演じる、河相我聞と申します。船越さんとはドラマで沢山共演させているんですが、まさかこういう形で初舞台もご一緒できて非常にうれしい限りでございます。ドラマで赤ひげにも出演させていただいているんですが、今回はそこの役とはまた違って長屋の住人ということで、ちょっと変わった役といいますか難しい役で、非常に難しく頑張っております。非常に心温まる作品なのでぜひご期待ください。よろしくお願いいたします。

菅井友香:お杉を演じさせていただきます、菅井友香と申します。偉大なる先輩方とご一緒に、そして何度も観劇させていただいていた歴史ある明治座さんの150周年という素晴らしいタイミングで、今回この作品に挑ませていただけること本当に光栄です。私は女中という役柄、そして和装でのお芝居と色々初めてのことが多い中で日々試行錯誤してるのですが、船越さんや演出の石丸さんをはじめ皆さんがほんとにたくさんアドバイスをくださって、課題を沢山感じながらもとてもやる気に満ち溢れた毎日を過ごさせていただいています。この作品を通して皆さんに生きる力を、そして観劇し終わった後、なんだか大変だけど明日も頑張って生きようと思っていただけるパワーをたくさんお届けできるように精一杯努めてまいりたいと思います。よろしくお願いします。

山村紅葉:本日はありがとうございます。お光を演じさせていただきます、山村紅葉でございます。大好きな明治座さんには3年ぶりで、また何十年間デビュー以来ずっとドラマでご一緒しています船越さんが座長ということで本当にうれしく張り切ってお稽古しております。今回は養生所の女中ということで、お料理をしたり洗濯をしたりお掃除したり色々しなきゃいけないんですが、ちょっととても苦手なもので(笑)。大体演じさせていただくのが若いときはわがまま放題、やりたい放題なお姫さんかお嬢様で、この間の明治座さんではヤクザの女親分で、「借金返せー!」って客席走り回るような役で、そういうのは地でできたんですが、今回はうわ~洗濯はどうするんだろうとか色々考えながらやっております。船越さんとは夫婦役もさせていただきましたし、崖にもいっぱい連れていっていただいた仲ですので色々聞きながら、そして友香ちゃんは本当にどうしようかしらってとてもかわいく聞いてくれるので、本当の娘か妹かみたいに思っております。あとは私の大好きなイケメンさんが何人もいらっしゃるので嬉しくてドキドキしているんですが、時節柄、声をかけたり、なんかしゃべって問題になったらいけないんじゃないかと思って、ただ今は眺めております(笑)。向こうからお声がかからないかな~と思いながら、なかなか目を合わせていただけずただひたすら眺めております。

船越:みんな頑張って声かけるように。

新木・崎山・猪野・髙橋:ありがとうございます。

山村:そんな風に楽しくやっておりますので、是非皆さんに観に来ていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

主題歌『人間賛歌』を歌う坂本冬美さんからコメント:船越英一郎さん初座長公演の主題歌を歌わせていただくお話をいただき、大変に光栄に思うとともに、そのような記念すべき舞台で私の歌声が流れることを想像しますと今まで感じたことのないような緊張感が走りました。今年の春、ドラマで船越さんの元恋人役を演じさせていただいたご縁もあり、赤ひげ先生を演じる上で船越さんの心が動くような歌を歌わねばと強く感じました。そして楽曲をいただき、初めて詩を読み曲を聞かせていただきましたとき、石丸さち子先生と宮川彬良先生の切なくも温かくふつふつと力が湧いてくるような素晴らしい作品に私自身の様々な出来事が重なり感情がこみあげてきて何度も泣きそうになりました。レコーディングの時は船越さんや出演者の皆様が舞台に立たれているお姿を、その舞台をご覧になられているお客様のお顔を思い浮かべながら魂を込めて歌わせていただきました。私も船越さんの初舞台をお客様とご一緒に楽しみに拝見させていただきます。
公演の大成功を心よりお祈りいたしております。

坂本冬美さんからのメッセージをうけて(船越英一郎):舞台をご覧にならなくても、この曲を聞いただけで皆さんに赤ひげの世界観が全部伝わってしまうんじゃないかという素晴らしい歌、そして楽曲でございます。この主題歌が舞台の全編を通じて皆さんのもとに届けられるということでございます。初めてこれを稽古場で聞かせていただいたときには文字通り心がもうすでに揺さぶられました。いまだにですね皆さんの前でもちょっと目頭を熱くしてしまう、非常に恥ずかしい・・・。63歳ですよ私。というほどこの曲に感動をいつもいただいております。困るのは稽古中にこの曲が流れるとそこで泣いちゃうんですよね。芝居にならなくなるから、なんとか本番までにこの楽曲、そして坂本冬美さんのこの歌声に負けないようにしなきゃいけない。この楽曲に負けないような舞台をこのメンバーで作り上げていかなきゃいけない。これは大変なエールであるとともに、また私たちにとってまた一つ乗り越えなければいけない大きな山をいただいたというように感じております。本当に素晴らしい曲を、そして想いを込めて歌ってくださった坂本冬美さんに一同で感謝しております。

――(船越さんに)初舞台で苦労だと感じるところは?

船越:全部苦労でございます!そもそもこの赤ひげに挑むというのはドラマの時からこれは険しく高い山に剣山に登るというような大冒険に出なきゃいけないなと思っていたんですけれども、でも長年いたフィールドでございますので今回は自分のフィールドじゃないところでさらなる大冒険に出てしまって、さあ地獄を見るのか天国を見るのかドキドキした状態でいます。今のところ稽古場は皆さんのおかけで大変楽しく、辛いきつい中でも楽しく稽古をさせていただいております。これでどんどん本番の足音が近づいてくるとね、どうなりますことやらという感じですが。

でも赤ひげという舞台は、あるいは赤ひげという役は私にとってはライフワークにしたいなとずっと思っている役でございますから、その役に挑める幸せだけをきっちり見つめながら頑張っていこうと思っております。

――(山村さんに)初舞台に挑戦する船越さんの変化とは?

山村:舞台の最初の顔寄せで、「僕は初舞台なので皆さまの力を借りて」とか「皆さん助けてください」みたいにすごく謙虚におっしゃって、2時間ドラマの帝王と呼ばれているお方なのにとも思いましたが、考えてみると2時間の現場でも主役だとか全然偉そうな感じは全くなく同じような謙虚な方なのであまり変化は今のところ感じておりません。

いつもの船越さんで、だからすごく稽古場は楽しいです。

――(船越さんに)初舞台のオファーを受けた理由は?

船越:ちょうど還暦を迎えるというときが3年前になりまして、還暦を迎えた時に弊社の社長から「還暦っていうのは新たに生まれかわるときだから、何か新しいことをゼロから始めることをやりましょうよ」と。でもすごいいろんなことやらせていただいたんでね、もう残ってないよって言ったら、「何言ってんですか、ずっと逃げてる舞台が残ってますよ」って言われて、いよいよそれを切り出されたなと思いまして、じゃあここはひとつ決心するかと思ったらコロナがやってまいりまして。色々先送りになってるうちに明治座さんが150周年というとんでもないまた大きな栄誉が転がり込んでまいりまして、そこにまんまと乗れた次第でございます。そして今回舞台を務めさせていただこうと思ったもう1つの理由は、今までは映像の中でございましたからそれでも去年ちょうど40周年を迎えまして、なかなか応援しくださった皆さんたちに直に感謝を表すことをなにかしたいという思いもございまして、その2つが初舞台というところに背中を押してくれたということになります。

――(船越さんに)舞台を避けていた理由は?

船越:若気の至りで40になるまで劇団「MAGAZINE」という劇団を率いておりまして、そこで脚本を書いて演出をずーっとやっていたんですね。ほんとに小劇場から始めた劇団でございますから、そういうアンチテーゼみたいなものを持ってやってた身としては、なかなか自分がうかうかとお金をいただいて大きな舞台にというわけにもいかず。あとはですね見てわかるように、今も皆さんの前に立つと小さくですね、ズボンのすそがぱたぱたと揺れるぐらい緊張するんです。その2つが(笑)、舞台から遠ざかっていた主なる原因です。

――(船越さんに)赤ひげという作品の魅力とは?

船越:赤ひげっていうのは実は60年以上前に書かれた作品ではございますけれども、その時代を山本周五郎先生がものすごく鮮やかにすごく深い鋭いメスで切り込んだっていう作品だと私は思っております。でもそこに描かれているものは普遍的なテーマです。どの時代にこの作品が世の中にぽんっと押し出されても必ずその時代の世相を映す。そしてその時代の人の情をきちんと描きこんでいるっていうそれだけの力を持った作品でございます。先ほど若い俳優さんたちからもコロナっていうお話もございましたけど、江戸時代の病気は全部がコロナみたいなものです。これは医者にとっても、そして患者にとっても全ての病がどうなるかわからない、一体これがなんなのかなんの知識もない。その中で医者がもがきあがき苦しみ、それこそ患者たちも不安と戦い、一体いつこの病から抜け出せる。その目途が立つか立たないかもわからない、そんな混沌としたまさに我々が数年で経験してきたことがこの江戸の世の日常だったと思います。そんな中でも今よりももっと絶望してしまうような現実がたくさんある中でも人々はどこかに希望を探して、なんとか希望を見つけ出して日々を営んでいかなければならない。そんなことが今を生きている我々に大きな生きるヒントや、小さなあるいは大きな勇気を必ずもたらしてくれる作品。それが僕は赤ひげが持つ大きな魅力だと思いますし、この赤ひげをお届けしたいと思ってやまない意義だという風にも思っております。

――(船越さんに)以前若い俳優たちから刺激を受けたいと言っていたが、稽古で刺激を受けたエピソードは?

船越:赤ひげというお話は、赤ひげっていうとシンボリックな存在で僕は青春ドラマだと思ってます。赤ひげ診療譚っていうのは、言い換えると赤ひげ成長譚だなと思って、赤ひげに関わる若き医師、それからそこで働く若き女中。

赤ひげも含めてですけどみんなが赤ひげと触れ合う、向き合うことによって少しずつ自身の殻を破り、そして少しずつそれぞれの中に自我が芽生え独立していかれるような成長を遂げていかなければならない。その成長譚だなと思っております。だからドラマの時もそうでしたけれども、稽古場の我々の関係それがそのまま養生所の若き医師と赤ひげの関係になって、それが皆さんの前に我々が立った時に得も言われぬ僕らの中に流れている何かが皆さんに感じとっていただけるようになることが一番もしかしたら赤ひげを楽しんでいただく近道かもしれない、あるいは大きな要因や力になるかもしれないと思って、稽古場では厳しく若い連中をしごき(笑)、その方たちの向かってくるエネルギーを私は吸い取っています。そんな感じで楽しい稽古場だね?発言したまえ、きみたち!(新木・崎山・猪野・髙橋に向かって)

新木・崎山・猪野・高橋:頑張ってます!

新木:楽しんでます。

船越:そんな感じを舞台でも感じ取っていただけたらなと思います。

――(皆さんに)稽古場の印象深いエピソードは?

新木:船越さんはセリフを覚えるのが早いんですよ。常に完璧で、もう抜き打ちで台詞合わせをしてくれるんですね。ちょっと始めようかって言って、どこやるかも聞かずに、急に第一声で言われた言葉でここのシーンなんだなっていう。その抜き打ちがあるからこそ、僕の保本登は出番をいただいているので自分のペースでしかできない自主練に、巻き込んでくれているっていうのがすごく覚えるに役に立っていて、僕は救われています。

船越:いいやつだね。俺が覚えたくて君を利用しているんだよ。

新木:でも僕らからは言えないですからね。「すいません、ちょっと台詞合わせ・・・。」っていうのはなかなか言えることじゃないので、こうやって寄り添ってくれるというか、自分から言ってくれるのが本当に後輩としてはすごい救われていますし、船越さんと一緒にやる自主練のシーンは、気持ち込めて声を出して言われるので非常に台詞合わせがスムーズにできたっていうのが僕ら後輩を救っています。

――そういったところとかでも座長として引っ張っている?

新木:そうですね。あとは差入れとかもすごい頻繁に入れてくれますし。すごい健康的に僕らは稽古場ではいられるんじゃないかなと思っています。

髙橋:毎日次をなに入れてくれるんだろうっていう期待をしちゃいますよね。

船越:嫌なプレッシャーをかけるんじゃない!

菅井:すごい美味しいおにぎりを差入れしてくださって、見たことがないような形のすごく大きい梅干しとかしらすとかすごいたくさん乗ってて、初めて見るものもたくさん教えてくださいますし、お稽古の面でも練習をしているとこんなに偉大な方なのに、一緒に保本先生の代役をやって教えてくださったりとかもして、赤ひげ先生という役柄でも私にとっても偉大な先生で大尊敬しております。

船越:ああ…差入れはまだ先が長いからなあ…。

新木:ちょっとペース配分を考えていただいた方がいいかも(笑)。

船越:明治座さんに相談してギャラを上げていただかないと。

――あらゆる面で皆さんを引っ張っていっていかれているということですが、他の皆さん何かエピソードはありますでしょうか。

髙橋:僕はダブルキャストなので、先に広樹くんがやってくださってシングルキャストの皆さんが相当疲れてらっしゃる。でももう一回僕でやらせてもらう時に船越さんが率先して、「頭からやるか」って言ってくださるのがめちゃくちゃ嬉しいですね。あれは本当にありがたいですね、広樹くんもそうだと思うけど。

猪野:本当に船越さんもそうなんですけど、周りのベテランの方々のエネルギーがすさまじくて。これに負けちゃいかんと毎日毎日毎日思っているんですけど、どうもまだ敵わないというか。そこのエネルギーが江戸を生きる力なのかなと今思ってる所存です。

――今のお話、船越さんいかがでしょうか。

船越:我々は元気ですよ。ね?(河相に向かって)

河相:はい。何回でもできます。

船越:そうだよ。俺より先に限界迎えるなよ!

新木:(笑)。そうなんです。もうねフラフラになるまで毎日稽古するんですけど、それでももう一回やりたいって思っても体がきかないのでね。船越さんにもう一回だぞって言ってもらえたらもう一回できる。

船越:嘘です。昨日は演出家の方が「さあどこからやる?」って言ったら、「船越さん、途中からでいいですよね!」って。これが赤ひげと保本の関係でございます。そんな日常を刻みながら役と現実の我々が同化していければという稽古場であることは間違いないね?

新木・崎山・猪野・高橋:はい!

船越:そういうことにしよう!

新木:楽しんでやってます。

――崎山さんいかがでしょうか。

崎山:医療に関して船越さんは赤ひげという作品を長年やられているので、このシーンで何が必要かとかこの場合は医術としてこういう手を取るっていうのをすごく細かく教えてくださるので、ある種授業を受けてるようなそんな時間が流れたりするので、そこは僕自身も知識を蓄えていかないとなと思うんですけどやっぱり知らないことも多いので、船越さんのそのサポートっていうがすごくありがたいなって思ってます。

――まさに先生という感じですね。

崎山:そうですね、本当に先生と生徒みたいな感じで。でもなんか途中、ユーモアがある方なのでユニークなことを言われたりするんですけど、先輩のボケをスルーしてしまうときがあったりして(笑)。そうですね、はいって聞いてるんですけど、今のは拾っていいんだろうかってそういうところがまだちょっとつかめてなくてすいません。

船越:いいんです。親父ギャグといわれるものですから無視してください。

崎山:いえいえ(笑)。

――とても和気あいあいとした稽古場の様子が伝わってきますが、笑顔で聞いていらっしゃった山村さんいかがでしょうか。

山村:稽古場のそのまんまなので、いい感じでみんなしゃべってくれてえらいな、若いのにとかって思います。船越さんと同じ歳なんですが(笑)。

船越:そんなこと言わなくても(笑)。

山村:本当に楽しく和気あいあいとした稽古場です。絶対にこの雰囲気が本番にも出ると思うのでよろしくお願いいたします。

――最後に、船越さんよりご挨拶をお願いします。

船越:どうしても赤ひげというと憂鬱な暗いイメージを抱きがちな方もいらっしゃるかと思いますが、もちろん原作の持つテーマはきちんと描きつつもどなたも楽しんでいただけるような、笑って泣いてそして最後は心を揺さぶって、観劇後はちょっと皆さんの視線が上を向いているんじゃないかというような一大エンターテインメントを目指して今猛稽古中でございます。本当に若い方からご年配の方まで沢山の方たちに足を運んでいただいて、日本人が持つ原点みたいなものにこの赤ひげの舞台でもう一度触れていただいて、皆さんに少しでも元気になっていただければなと思っております。劇場にて全員で皆さんをお待ちしております。今日は本当にありがとうございました。

フォトセッション後には鏡開きを行い、船越の乾杯の音頭と共に登壇者が升に入ったお酒を味わって、会見は幕を閉じた。

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2023 年10 月7 日~9 日に草月ホールで開催される『こえかぶ 朗読で楽しむ歌舞伎 ~雪の夜道篇~』の合同取材会が都内にて実施されました。全12 名の出演者より10 月7 日出演の斎賀みつき、10月9 日出演の平田広明、吉野裕行、立花慎之介の計4 名と脚本・演出をつとめる岡本貴也が登壇し、お客様への想いや公演の見どころを語った。オフィシャルレポートをお届けする。


――まずは脚本・演出の岡本さんにご質問です。これまで数多くの朗読劇を手掛けられていますが、『こえかぶ』は歌舞伎が題材ということで、通常の朗読劇の脚本・演出とは異なる点や特別に意識されている点はありますか?

岡本:歌舞伎のストーリーをきちんとお客様に伝えたいと考えています。江戸時代におけるドラマのありかたと、現代のドラマのありかたは大きく違います。江戸時代に書かれたドラマを現代のお客様にどう伝え、どうドラマチックに感じていただけるか、その点を深く考えています。今回は1952 年のラジオ番組を舞台として、歌舞伎の演目二つをその中に包みます。全編を通してさまざまな事件が起こりますので、お客様に笑っていただける楽しい舞台になればと思っています。

――もうひとつ岡本さんに質問です。今回の公演の観どころを教えていただけますでしょうか。

岡本:ベテランの声優たちが一堂に会し、声の技術や声色の魅力をふんだんに使って、歌舞伎を目の前で演じる。その様子を生で観られるということが、観客の皆様にとって光り輝く宝物のような美しい体験になるのではないかなと思っています。

――ありがとうございます。では、次に出演者の皆様に何点かお伺いします。まず『こえかぶ』への出演オファーを受けたときのお気持ちと、公演に対する意気込みを教えてください。

斎賀:『こえかぶ』を通して、歌舞伎を知らない初心者の方にもわかりやすく物語の魅力を知っていただけるように、作品作りのお手伝いができればいいなと思っております。

平田:歌舞伎はどうしても敷居が高いと思われがちなので、現代語の朗読劇として初心者の方に知ってもらえるのはいいですね。僕自身、歌舞伎を何度か観に行っていますが、はじめのころは幕が開く前に筋書をきっちり読まないと物語が分からなかった。でも回数を重ねていくことに、チラシの裏のあらすじだけで何となく分かるようになってきたり……と少しずつ物語を理解できるようになりました。今回、『こえかぶ』を通して歌舞伎の演目を知ってもらえることで、皆様にとって少しでも身近になってくれればいいなと思います。

吉野:『こえかぶ』は今回が第2弾と聞いて、参加させていただけることが嬉しかったです。初演の作品に出演するのはプレッシャーを感じてしまうので嫌なんですけれども、2 回目ならば……(笑)。でも、僕は歌舞伎の知識がほぼゼロでして、過去に観たのも『新作歌舞伎 ファイナルファンタジーX』を2 回だけ、という初心者中の初心者。ただ、今回は歌舞伎そのものではないので、朗読劇としてこれからどのように仕上がっていくのか、楽しみにしています。

立花:僕はもともと日本舞踊をやっていたこともあり、古典芸能は好きなのですが、実は歌舞伎はあまり通っていませんでした。僕自身もわからないことが多い世界ですので、観客の皆様も僕と一緒に歌舞伎を理解してもらえたら嬉しいです。しかし、歌舞伎をライトに楽しめる朗読劇は面白そうだと思っていたのですが、あとから同じ日(10 月9 日)の出演者が名立たる先輩方ばかりと知って、「これはやべえぞ」と思いましたね(笑)。ご一緒できることは楽しみですが、今からドキドキしています。

――次に皆様の歌舞伎との関わりや思い出、歌舞伎に対するイメージをお伺いできればと思います。

斎賀:劇場で観たことはなかったのですが、テレビの特集などを通して、歌舞伎がどのようなものかというイメージはなんとなく持っていました。とても大事な日本の芸能だと思っているので、それに少しでも関わることができる、経験させていただけることはとても嬉しいと感じています。

平田:僕は新劇出身ですが、新劇って地味で暗くて予算がない。そういうところで育ちましたので、歌舞伎は大きい舞台で綺麗なお衣裳や豪華な装置、演出でうらやましいなと思ったのが最初の印象です。その後、僕が出演しているアニメ『ONE PIECE』が歌舞伎化されたご縁で、市川右團次さんや中村隼人さんなど多くの歌舞伎俳優の方と仲良くさせていただき、新春浅草歌舞伎なども観に行くようになりました。ここの共演者の方よりも歌舞伎の距離は少々近いのかなと思っておりますが、 観れば観るほどきらびやかで華やかな世界だなと感じております。

吉野:歌舞伎については本当に分からないことばかりですが、平田さんがおっしゃったように、『ONE PIECE』や『ファイナルファンタジー』などのアニメ・ゲーム作品が歌舞伎化されることで、身近に感じられるというのはありますよね。だから、分かりやすい題材で歌舞伎化してくれると本当にありがたいですし、もともと歌舞伎にはいろいろなジャンルがあるので、今の時代の歌舞伎がどんどん生まれるといいな、と。それが歌舞伎がずっと続いていくことにもつながる、そうなってほしいと思います。昔の作品でも物語さえわかれば人間の心の揺れ動きなど現在に通じる面白いところがあると思いますので、新作歌舞伎やこの『こえかぶ』を入口に、そこから「昔の時代の作品はどんなものだろう」とさらに歌舞伎を観たくなるきっかけになったらいいですね。

立花:子どものころから、時々テレビで歌舞伎を観ることはありましたが、すごくきらびやかで着物も素敵だなとは思いつつも、そもそも「何を言っているのかわからない」という印象がありました。理解しようとしても、言葉が難しくてなかなか頭に入ってこないんです。でも結婚してから、テレビで歌舞伎を観ているときに妻が「ここはこんな内容なんだよ」と教えてくれるようになりました。隈取が赤だったら正義、青だったら悪、など歌舞伎の舞台上のルールが分かってくると、少しずつ面白くなってくる。まだまだ知っていくことができる要素がたくさんあるのが、奥深いところだなと思っています。

でも、歌舞伎の物語にでてくる登場人物って「大丈夫なの、これ?」という本当にとんでもないやつばかりですよね。そこに恋物語が絡んだり、昼ドラなみのドロドロさがあったり、最後は悲劇だったり……といろいろな要素が絡まっていく。物語の面白さがあると思いますので、もっと知っていきたいと思っている段階です。

――まだ稽古初日ではありますが、『こえかぶ』の台本を読まれた際の印象をお伺い出来ればと存じます。

斎賀:今回は劇中劇になっていて、本人として舞台に立つのではなく、役として舞台に立って、そこからさらに歌舞伎の物語の役に入っていくという構造になっています。台本を読んだときはとても驚きましたが、最初に登場してくる役を確立させたあとに、さらにその人が歌舞伎の物語をどう演じるのか……というのは考えさせられることも多く、やりがいがあると感じています。稽古で理解を深めていって、最終的にどんな本番になるのか楽しみですね。

平田:こんなにコント的要素満載のお話だとは思いませんでした。でも、話の流れをよく聞いていると、さまざまなところに歌舞伎のエッセンスや知識が散りばめられています。話が全部きっちり伝わらなくても、 まずは我々のわちゃわちゃしているコントを楽しんでいただいて、そのなかでひとつでも歌舞伎の理解を深めるきっかけを持ち帰っていただければいいなと思っています。そしてぜひ、今回の演目が歌舞伎で上演される際には、筋書もチラシも持たずに楽しんでもらいたいですね。

吉野:難しい台本だなと思っています(笑)。歌舞伎独特の七五調のリズムが台本の中に入ってくると、どうしてもそのリズムに引っ張られてしまう。でも、お芝居としては、本当は違うところで勝負したほうがいいな、という気がするんです。そして、やはり言葉が難しい。「分からない」というのは、お客様の観劇の没入感や集中を切らせてしまいますので、これからいかに分かりやすくできるかが鍵になってくると思っています。

立花:ラジオスタジオの設定は喜劇としての面白さがある一方で、歌舞伎の演目部分はとても真面目に進む。感情やキャラクターがジェットコースターのように変わるので、その切り替えが難しいなと感じています。また、普段聞き慣れない言葉や見慣れない漢字はやはり多いですし、アクセントも何が正解なのか分からないので、本当に未知の台本だなというのが最初の印象でした。

しかも、僕が演じるラジオディレクターは、3人の先輩方を引っ張っていかなければならないので、それも難しいですね(笑)。

――今回取り上げる『仮名手本忠臣蔵』と『雪暮夜入谷畦道』の演目や忠臣蔵と直侍という演目、および皆様が演じられるお役のイメージをお聞かせいただければと存じます。また、今後の役作りで意識されることがあれば、教えてください。

斎賀:ふたつともはじめて知った物語なので、まっさらなところから素直に受け止めて、役作りしていければと思っています。今回は劇中劇なので、私が歌舞伎を読むというよりは、「風吹蘭」という人間が歌舞伎を読むという意識で役の作り方を考えていければと考えています。

平田:僕は「京本竹夫」というアナウンサーを演じます。もともとタイトルコールだけのはずが、いつの間にか役を押し付けられて……という流れで進んでいくので、歌舞伎の演目よりも竹夫というキャラクターの捉え方が一番大事になってくるのかなと思っています。お客様と歌舞伎との橋渡しをする上で、竹夫が観客の皆様の代弁として入っていくことができればいいですね。

吉野:今回は歌舞伎をそのまま朗読するのではなく、劇中劇としてぎゅっと凝縮されています。だから、ひとつひとつの役というよりも自分の役割をまっとうできるか、最終的にひとつの物語として仕上げられるかどうかが大切になってくるかなと思っています。

物語のイメージとしては、先ほど立花くんも言っていたように、歌舞伎の登場人物は本当にどうしようもない人物が多い(笑)。この演目は何が伝えたいんだろうということを、これから稽古を通して深めていくのも楽しみですね。

立花:僕はラジオディレクターの役ですが、そのキャラを作った上で歌舞伎の役も作っていかなければならないので、ちょっとハードルが高いとは思います。『仮名手本忠臣蔵』ではおかるを演じますが、それを女方として演じるのか、女性キャラクターとして演じるのか、など今後の稽古でディスカッションしながら作っていければいいなと思っています。

――「こえかぶ」を観に来てくださるお客様へのメッセージをいただけますでしょうか。

斎賀:とにかくまずは『こえかぶ』を観て、聴いて、感じていただきたいです。そして、歌舞伎公演もしっかり観てみたいな、『こえかぶ』もまた観たいなと思っていただければいいですね。我々も楽しみながら演じていきたいと思いますので、皆様も楽しんでいただければと思います。

平田:同じく歌舞伎に興味を持っていただけるきっかけになればいいですね。「忠臣蔵」は歌舞伎だけではなく映画やドラマにもなっていて、既に知っている方も多い作品ですので、入口としてもとてもいいと思います。僕は古典落語を柳家小三治さんがきっかけで好きになったのですが、歌舞伎も同じで現代語で分かりやすくなると「なるほど」と思える話がたくさんある気がします。そうすると次から次へと興味が湧くようになってくる。歌舞伎にはまだまだ多くの演目がありますので、この先も『こえかぶ』が続いてくれたらいいなと思います。

吉野:皆様もおっしゃっていますが、歌舞伎に興味を持つきっかけになってほしいです。『こえかぶ』がひとつのコンテンツとしてずっと続くことで、少しでも歌舞伎の入口が広く浅くなり、初心者が勉強する機会になればいいと思いますので、まずは『こえかぶ』をしっかりやりたいと思います。

立花:これをきっかけに歌舞伎に興味持っていただければと思いますし、ハードルを少しでも下げられたらいいなと思います。朗読劇はチームが変わると同じ台本でも全く違うものに仕上がるということが面白さの一つですので、日替わりの3 チームすべてを楽しんでもらえたら幸いです。

『こえかぶ 朗読で楽しむ歌舞伎~雪の夜道篇~』は10月7日から9日まで草月ホールにて開催される。

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2024年2月~3月に上演される、藤原竜也主演の舞台『中村仲蔵 ~歌舞伎王国 下剋上異聞~』。この度、新たなキャスト&メインビジュアルが解禁となった。

厳しい階級制度の江戸歌舞伎界で、努力と才覚と不屈の精神で大スターへと駆け上がった、破天荒な歌舞伎役者・中村仲蔵(なかむらなかぞう)。梨園の血縁ではない彼は、市川團十郎に見出されて異例の出世を遂げ、一代で「名人仲蔵」と言われるまでになった。その波乱万丈な人生は落語や講談でも語り継がれ、いまなお人気の演目である。NHKでもドラマ化され、2022年度文化庁芸術祭テレビドラマ部門の大賞を獲得した。

そんな唯一無二の中村仲蔵の物語を、ドラマ版で脚本・監督を務めた源孝志が舞台戯曲として書きおろし、2017年赤坂大歌舞伎にて新作歌舞伎の作・演出も務めた蓬莱竜太が演出する。

中村仲蔵役を務めるのは藤原竜也。さらに、今回新たに市原隼人、尾上紫、廣田高志、植本純米、古河耕史、斉藤莉生、今井朋彦、池田成志、髙嶋政宏の9名が出演するすることが決定。他出演キャストは追って発表となる。

(上段左より)藤原竜也、市原隼人(中段左より)尾上紫、廣田高志、植本純米、古河耕史、斉藤莉生、今井朋彦(下段左より)池田成志、高嶋政宏

(上段左より)藤原竜也、市原隼人(中段左より)尾上紫、廣田高志、植本純米、古河耕史、斉藤莉生、今井朋彦(下段左より)池田成志、高嶋政宏

江戸歌舞伎界の表舞台と舞台裏。この両方を連続した人間ドラマとして描く意欲作。現代社会の閉塞感を突き破る、痛快なエンターテインメントに期待しよう。

■市原隼人 コメント

今作は芝居の世界を描かれたもので 、中村仲蔵の出世物語と言われていますが、時代に作られるのではなく自分がこの時代を作ってやるんだという、雑草のように這いつくばって一歩一歩前に出る仲蔵の姿に、同じ役者として思い入れています。約3年ぶりにお客様の前に立たせていただくので、焦りや気負い、色んなもので混沌としていますが、体に馴染むまでしっかりと時間をかけなければできない舞台です。満を持して、しっかりとお客様に尽くせるように、精進してまいります。

■髙嶋政宏 コメント

ドラマ版の方にも出演させていただきまして、そのときの撮影含め仕上がりに、本当に感動しました。舞台のお話もいただいて、見た瞬間にやりますと、とにかくやりたい、それくらい興奮しています。お客様を現実の世界から、当時の歌舞伎の世界に引き込めるような素晴らしい仕上がりにするべく、僕らはとにかく稽古稽古が必要だと思っています。歌舞伎役者は襲名してどんどん名前が変わっていく、そしてその階級の役者がどういう楽屋にいるのかなど、その辺りも面白く見ていただけると思います。お客さんが存分に楽しめる、そんな作品になると思いますし、僕自身もわくわくしています。

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2023年9月27日(水)新宿シアタートップスにて、夫婦印プロデュース『満月~平成親馬鹿物語~(改訂版)』が開幕する。この度、舞台写真と初日に向けてのコメントが届いた。

撮影:武藤奈緒美

撮影:武藤奈緒美

出演者の菅原大吉と竹内都子は自他ともに認めるおしどり夫婦。二人のユニットである夫婦印プロデュースの最初の作品『満月』は2006年に初演された。本作は、16年ぶり三度目の再演となり、新たな思いで上演する。

撮影:武藤奈緒美

撮影:武藤奈緒美

撮影:武藤奈緒美

撮影:武藤奈緒美

物語は、駆け落ちをした娘と息子の親同士が丁々発止でやり合う人情喜劇。二人の容赦のないやり取りに笑って笑って笑ったはずなのに、なぜか家族を思い、空に浮かぶ月を見上げたくなる。9月29日(金)は奇しくも十五夜である。『満月』を観て、“満月”を見上げてみてはいかがだろうか。

本公演は、10月2日(月)まで上演。

撮影:武藤奈緒美

撮影:武藤奈緒美

 
【物語】
舞台は、客あしらいに長けた小粋なお女将が女手一つで切り盛りをしている小さな居酒屋。
彼女には息子が一人。
ある日、やってきた生真面目そうなサラリーマン。彼には娘が一人。
店の二階にある女将の部屋でイライラと閉店時間を待つ男。
ようやく暖簾を下げて女将がやってくる。
男曰く「お宅の息子が、ウチの娘をそそのかして駆け落ちをした!!!」
女将「!?」
一方的に責め立てる男に最初は気圧されていたが、そこは世慣れた女将。
次第に形勢逆転。

さて、コトの結末は…。

初日に向けてのコメント

■作・演出:水谷龍二
再々演から16年が経つが、親馬鹿の本質は変わらない。
今回、改訂版としたが、正直中身にそれほど手を入れていない。
むしろ稽古中の発見が多く、ひとつ例をあげると、役者が偶然見せた視線である。
その視線で芝居の意味合いが変わり、表現として深くなった。
小道具の発見もあった。竹内演じる女性には2度甲子園に出た息子がいる。
部屋に甲子園の土を飾ることにした。

■出演 菅原大吉
いよいよ初日を迎えます。『満月』稽古すればするほど、新しい発見があり楽しくなる、とても愛おしい作品です。劇場で皆さんと空間を共有出来ることを楽しみにしております。愛おしさが伝わりますように!

■出演 竹内都子
初めてこの戯曲を読んだ時「とても素晴らしい本! これはいくつになっても演れる! 私たちのライフワークになるだろう」と感じました。正にその通りになりました! 初演から17年。新たな発見と新鮮なチャレンジを是非とも見にきて下さいね。 

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ピアニスト・五条院凌(ごじょういんりょう)が、『So Fabulous Autumn Concert 2023』北海道公演を茨城、愛知に続いて9月26日(火)に札幌 カナモトホールにて開催した。

北海道では初となるワンマンコンサートとは思えぬ熱気で地元のファンに迎えられた五条院は感無量の様子を見せ、演奏にも熱が入った。この日のアンコールでは、北海道出身のシンガーソングライター・玉置浩二のバンド「安全地帯」の代表曲「ワインレッドの心」が初めて披露。大人の情熱と切なさに満ちた名曲が、五条院の力の入った迫力のある演奏でよみがえる一幕となった。

五条院凌

五条院凌

そして大歓声に応えるかのように、五条院から「特別にもう1曲披露してもよろしいかしら」と予定外の一言で、先日先行リリースしたばかりの「愛の水中花」を披露し、会場は大きな拍手に包まれた。こちらの2曲は10月25日(水)にリリースを控えているカバーアルバム『お愛集』に収録されている。

五条院凌

五条院凌

五条院凌は、昨年末に1stアルバム『Fabulous』をリリースし、それを冠として『So Fabulous Concert 2023』と題したツアーを今年は開催しているが、いまだに全国各地から「ここでもやって!」といった声が寄せられているという。そこで、10月20日(金)に配信ライブを行う事が決定した。これについて五条院は「なるべく多くの場所に行きたいと思ったが、全てはお応えできなかったのでこの配信ライブに至った」と語っている。

五条院凌

五条院凌

配信ライブの内容だが、『1st Cover Album 「お愛集」先行お視聴会』と銘打ち、カバーアルバム『お愛集』に収録されている全曲が披露されるという。

五条院凌のツアーはこの配信ライブ以外にもまだまだ続き、9月29日(金)には東京 ティアラこうとう、11月には熊本、兵庫、12月には大阪、千葉と各地を回っていく。

五条院凌

五条院凌

 

Photo by Yusuke Abe

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2012年に全米で公開された映画『チョコレートドーナツ(原題:ANY DAY NOW)』。偏見や差別意識がまだまだ残る1979年のカリフォルニアを舞台に、シンガーを夢見るショーパブダンサーのルディ、ゲイを隠して生きる検察官のポール、母の愛情を受けずに育ったダウン症の少年マルコが紡ぐ愛の物語で感動の渦を巻き起こし、各地で観客賞を総なめにした。日本では2年後の2014年に上映されく支持を得たこの映画を、2020年に世界で初めて、宮本亞門演出で舞台化。主演を務めた東山紀之の美しいドラァグクイーン姿でも話題を呼んだ。そして今年、東山演じるルディに恋するポールとして、新たに岡本圭人を迎えて10月8日(日)のPARCO劇場公演を皮切りに再演が決定。年内で表舞台からの引退を発表した東山紀之が伝えた、同作のテーマとはーー。

 

世界初の舞台化となった初演を「僕自身も本当に大好きな映画でありましたし、亞門さんと初めてご一緒させていただけるということで、プレッシャーというよりも喜びの方が大きかった」と振り返る東山。しかし新型コロナウイルスの影響で、一部公演の中止や規制もあったことから「制限がある中でもエンターテインメントの力を出さなければと思っていました。今回は開放的に思いっきりできるということで楽しみにしております」と再演へかける思いもひとしおのようだ。

東山が演じるのは実在した人物をモデルに描かれた、ショーパブダンサーのルディ。東山は彼のキャラクターを「愛の人」と言い切り「現代の方が(LGBTQに対しての)理解は深まってきてはいますが、舞台となった差別と偏見が残る70年代のアメリカと今の社会も通ずるものがあります。(同作は)年齢差や性差、育った環境の違いなどを乗り越えていくストーリーです。愛の形、そして偏見や差別と戦う姿勢をエンターテインメントを通して表現したい」と続ける。「亞門さんもセリフの言い回しというより、感情の揺れ動きを非常に求められていらっしゃいました。結構泣き叫んでいます」と、感情を爆発させる演技を引き出してもらったことも明かす。

東山紀之

東山紀之

ルディがショーパブダンサーという役柄のこともあり、煌びやかなダンスショーも見どころのひとつ。70年代アメリカのヒットナンバーで日本でも馴染みのある楽曲が勢揃いする。映画では口パクだったが、東山は歌も日本語でカバーして披露する。YouTubeで公開中の舞台使用曲プレイリストの中から、思い入れのある曲を聞くと「やはりオープニング(のフランス・ジョリ「Come To Me」)です」と即答。「あのステージングは僕にとっても皆様にとっても衝撃的。ハイヒールで登場するところから舞台の雰囲気は一気に変わっていくので、オープニングナンバーは非常に重要だなと。そこから物語が進み、ボブ・ディランの曲で終わるまでお客様の揺れ動きを感じました」とし、映画の原題『Any Day Now』がボブ・ディランの「I Shall Be Released」の歌詞が由来であることにも触れた。

登場シーンが衝撃的というのも、舞台上で「ドラァグクイーンの扮装をした東山紀之」ではなく、ルディとして存在しているからこそ。「(上演する)場所によって「うわー!」と驚いてくれるところと、引かれるところと様々ですが、表現の違いだけで皆さん思ってることは同じなのかな。ハロウィンの化け物だなんて自分でも言ってるように、僕とは思えないんじゃないでしょうか。ただ、僕を観に来たのに居なかったと言われたら困るんですけど(笑)」と冗談を挟みつつ「僕を見失ってくれたら成功です」と笑みを浮かべる。

ルディとともに物語を動かしていくのは、日頃ゲイということを隠して生きてきたが、客として訪れたショーパブで東山が務めるルディに魅了され、恋に落ちる検察官のポール。正義感が強いポールは、『Le Fils息子』(21)や『4000マイルズ〜旅立ちの時~』(22-23)での名演が記憶に新しい、岡本圭人が演じる。初演の谷原章介からバトンを受け取った岡本が、どのようなポールを舞台上で表現するのか気になるところだ。赤ちゃんの頃から見守ってきた岡本について東山は「Hey!Say!JUMPに入る時も、お父さんと同じく演者で生きていくと聞いた時も驚きました。その都度、話をしてきたので、まさかこういう縁が生まれるとは思わず。何度か圭人の舞台を観に行きましたが、きちんと役に向き合っているなという印象があります。ひとりの俳優として敬意を持ちながら接していきたいです」と襟を正した。

東山紀之

東山紀之

ルディとポールが育む愛も気になるところだが、ふたりが保護し共に暮らしていくダウン症の少年、マルコも物語で重要な人物のひとり。マルコを演じるのは、ダウン症をもつ丹下開登、鎗田雄大、鈴木魁人の三人。「ダウン症の方を舞台でキャスティングするということにも意味を感じています。チラシにも載っている開登は初演の時も出演してくれたのですが、その時に開登のお母様が末期の癌だったのです。この間、開登と会ったらもう亡くなられていたのですが、3年前にお母様と話した時に「舞台が決まって生き生きとしてる息子を見ることが本当に幸せだ」と。そんな思いも聞いているので、障がいを持った子たちにも、この舞台で可能性を引き出してあげられたら嬉しいです」と、この日一番の熱意を込めて語る。

それぞれに世間との障壁を抱える三人。「脚本にも少しアレンジが加わりました。なぜマルコは施設にいたのか、なぜポールは酔っ払ったのかなど、初演より登場人物のバックグランドが深く描かれています」と変更点も説明した上で、変わらないものはやはり「愛」だという。「チョコレートドーナツは、愛や希望の象徴になっていきます。歴史的な背景も併せて、こんな家族の愛の形もあるんだと感じていただけたら嬉しいです」と誘った。

東山も熱を込めて語ったように、ダウン症の役を実際にその障がいを抱える役者たちが演じるというリアリティを追い求める同作。11月23日(木・祝)まで巡演する東京、大阪、熊本、宮城、名古屋で、差別が生む罪の重みや愛の尊さをエンターテインメントに昇華して伝えていくことだろう。

取材・文=川井美波(SPICE編集部) 撮影=オフィシャル提供(藤田晃史

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歌い手・Gero、めいちゃんからなるYouTuberユニット・肉チョモランマが、新曲「ミドル」を発表。約10ヶ月振りの配信リリースとなる新曲はボカロP・柊キライ書き下ろしのダークな雰囲気と激しいビートが特徴的な楽曲となっている。 

9月22日(金)19:00に肉チョモランマ オフィシャル YouTubeチャンネルにてミュージックビデオを公開。9月25日(月)0:00より各種ストア/サービスにて配信リリースを開始した。

なお肉チョモランマは、ぴあアリーナMMにて開催される初の2daysワンマンライブ『【神回】肉チョモランマが初ワンマンやったら、ぴあアリーナ2daysでわろたwww』の開催も発表している。

 

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2023年12月東京・大阪にてリーディングアクト『⼀富⼠茄⼦⽜焦げルギー』の上演が決定した。

その温かくユーモアに富んだ作⾵で全国に多くのファンを持つ明⽯在住の画家・絵本作家のたなかしん。2019 年正⽉に毎⽇新聞で⼩説連載開始、2020年に単⾏本として出版された『⼀富⼠茄⼦⽜焦げルギー』(BL 出版)は、第 53 回⽇本児童⽂学者協会新⼈賞を受賞した。リーディングアクト『⼀富⼠茄⼦⽜焦げルギー』は、この⼩説を原作にして、3 ⼈の俳優が“ぼく”と“おとん”と“おかん”を演じ、時に“語り部”や“ぼくの親友”となり物語を紡いでいく。

2021年の初演版では“ぼく”を⼩柴陸、“おとん”を⽣瀬勝久、“おかん”を沢⼝靖⼦が演じ好評を博した本作。2022年の再演版では、“ぼく”を初演から続投の⼩柴陸が演じ、新キャストとして、“おとん”に橋本さとし、“おかん”に⽻野晶紀を迎えた。そして今回、2023年上演版では、橋本さとし、⽻野晶紀が引き続き出演、“ぼく”に Lil かんさいの岡﨑彪太郎を迎えて、新たな家族像を作り上げる。アフターコロナへと向かうこの時期に、多くの⼤⼈たちや⼦どもたちに、「⽣で味わう感動」を知ってもらい、うつむきがちな⽣活に「笑い」を届け、「⼈との繋がりの暖かさ」を⼀冊の本とともにそれぞれの⽣活に持ち帰っていただきたい、という思いを込め、3回⽬の上演に至ったという。演出は初演から引き続き、演劇界の第⼀線で活躍し、コンサートの演出なども⼿がける河原雅彦が務める。

ぼく役 岡﨑彪太郎 コメント

“ぼく”役を演じさせていただきます、Lil かんさいの岡﨑彪太郎です。初めてこのお話を聞いたとき、共演させていただくキャストさんの豪華さにとても驚きました。また今回僕は初めて外部の舞台に出演するのでとても緊張しています。そして何より主演を務めさせていただくということに対し、嬉しいと同時にそれ相応のプレッシャーを感じています。まだ稽古は始まっていないのですが、初単独主演のこの舞台で必ず何か得られるように、ご来場いただく⽅にとってもいい思い出にできるように精進して参ります。

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GRAPEVINEが、前作『新しい果実』から約2年4ヶ月ぶりとなるニューアルバム『Almost there』を本日・9月27日(水)にリリースした。

オルタナティブ・ポップ、インディー・ロック、R&Bなど、さまざまなジャンルの要素を縦横無尽に組み合わせ、より大胆に、よりダイナミックに進化を遂げたGRAPEVINE。今作には、先行配信リリースされた新曲「雀の子」、亀井亨(Dr)のペンによるグルービーなロックンロール「Ub(You bet on it )」をはじめ、11曲の新曲が収録されている。

また本日のニューアルバム『Almost there』のリリースを受けて、新曲「停電の夜」のリリックビデオが公開になった。監督はアルバムから先行配信リリースしてきた新曲「雀の子」「Ub(You Bet on it)」のビデオも担当した映像ディレクターの志賀匠(CAVIAR)が務めている。

 

そして、ニューアルバム『Almost there』を携えて、10月6日(日)から全国9都市を廻る『GRAPEVINE TOUR 2023』を行う。チケットはイープラス他にて販売中。

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女優として活躍する、水谷果穂のファンイベント『find』が、水谷自身の誕生日である2023年11月3日(金・祝)にシダックスカルチャーホール(東京都渋谷区)で開催される。どんなファンイベントになるのだろうか。恒例のお悩み相談コーナーを体験しつつ、水谷本人に構想を語ってもらった。

ーーずばり今回のファンイベントはどんなイベントになりそうですか?

去年10周年を迎えてひとつの集大成という気持ちでいましたが、また今年も開催できるということで、新しいことを取り入れたいと思っています。中でも人気がある「歌唱コーナー」や「格言のコーナー」は残しつつ、ちょっと新しい要素も取り入れて……例えば、今まで歌うのは自分の曲だけだったのですが、今回はカバー曲も歌おうと思っています!

水谷果穂

水谷果穂

ーーネタバレにならない範囲で教えてください。どんなカバー曲を歌う予定なのでしょう?

Instagramとファンクラブのコメントでリクエストをもらって、その中で多いなと思ったアーティストさんの曲を歌います。一部、二部、三部とそれぞれ違う曲を歌うので、通しで参加される方にも楽しんでいただけるのではないかなと思います。

ーーそれはファンの方が水谷さんに歌ってほしいと思った曲だと思うのですが、ご自身としては意外でした? それとも歌ったことがある曲ですか?

うふふ、3曲とも私の好きな曲で、カラオケで歌ったことがある曲です! 

ーーイベントタイトルは『find』。これはどういう意味を込めたのですか?

このイベントを通して、ファンの皆さんにまた新しい私を見つけてほしいと思ってつけました。

水谷果穂

水谷果穂

ーーまた、ファンのお悩みを格言で返すという人気コーナーは今年もやられるのでしょうか? これまで寄せられたお悩みで印象的だったものはありますか?

はい、今回もやります。去年は割と恋愛相談が多かった印象です。「今彼氏と一緒に来ていて、その彼氏がこの隣の人で、彼に関する相談なんですけど」みたいな(笑)。なんで恋愛相談が多いのかなと思ったら「恋愛相談だと果穂ちゃんがすごく楽しそうに答えてくれるから」と言われました。自然とウキウキしていたのかと思って、ちょっと恥ずかしかったです。

ーーあまり重い人生相談よりは、日頃の悩みが多かった。

家族の問題など、結構重い相談もありました。また、お悩み相談だけではなく、家にいる金魚に名前をつけてくださいというリクエストもありましたね(笑)。

ーーいろいろ幅広いですね。ちなみに水谷さんは悩みを相談される方ですか? それとも相談する側ですか?

することもないけど、あんまりされることもないですね(笑)。

水谷果穂

水谷果穂

ーー悩みはあるけど相談をあんまりしないのか、それともそもそも悩みがないのか……。

「悩みがゼロ」と言われたら違う気はしますが、人に相談するほどではなく、自分で解決することが多いです。

友達ともそんなに真面目な話をしたことないですから。だからこのイベントのお悩み相談はいつも割と直感で答えています。後から「すごく失礼だったな……」と思うことはあるんですけどね。

ーーでは、せっかくですので我々も悩み相談をさせていただければと思います(笑)。カメラマンさんの悩みは「最近体力が落ちてしまいました」ということなのですが、いかがでしょうか。

さらさら~っと書いてくださいました!

さらさら~っと書いてくださいました!

(すっと筆ペンを手にとり)「夏だから」。夏なだけです! 寒くなればまた戻ると思います!

ーーなるほど、確かに今年は暑かったですよね。

夏は生きているだけで疲れます。

ーーではライターの私も相談させてください。今、3歳の娘がいるんですけど、トイレのトレーニングがうまくいかなくて、なかなかオムツが外れないんです。「トイレが怖い」と言うんですけど、どうしたらいいですか?

トイレが怖いんですか。なかなかトイレに行きたがらない? 外のトイレだけでなく、家のトイレも行きたがらないですか?

ーーはい。オムツの機能性が高くて快適というのもあると思うんですけども……。

ライターからの無茶な(?)質問にもサクっと回答!

ライターからの無茶な(?)質問にもサクっと回答!

(すっと筆ペンを手にとり)「べんざは友達」。子ども向けの番組に、椅子に顔が書いてあって喋るキャラクターがいるじゃないですか。そんな感じで、便座も生き物ということにして、「うんち、食べたい!」みたいな。食料を与える友達としてみたらどうでしょうか。

ーー無茶振りに応えていただき、ありがとうございます。 家宝にします。この後、当日放映する映像のためのロケにも行かれるということですが、具体的な場所は当日のお楽しみとして、なぜここを選ばれたのですか?

ずっと行ってみたいなと思っていて、私が一番テンション上がりそうな場所だからです。

もともとそれをやっているという記事をSNSで見かけて調べたんですけど、それはポップアップで行くことができなくて。そのポップアップのもとになっている場所が近くにあると知り、行ってみたいと思ったのがきっかけですね。

ーーそれから今回イベントでもツーショット撮影会があるということですが、やはり水谷さんとしても直接触れ合える機会は嬉しいものですか?

そうですね。嬉しいし、楽しいですね。一部、二部、三部と全部来てくれる方もいらっしゃるのですが、それぞれの回で「どんなポーズにするか」を少し話してポーズをとって撮ったりするんですよ。

水谷果穂

水谷果穂

ーーファンにとっても嬉しい時間だと思います。さて、今年を振り返るにはやや早いのですが、この一年どんなことが印象に残っていますか?

なんだろう……今年から来年にかけて入っている作品もあるので、正直まだ今年が終わった感はないんですけど……だんだん年下の共演者が増えてきたなぁと感じる日々です。現場によっては自分が1番年上ということもあって、それがすごく新鮮でした。今までは年上の共演者ばかりで、自分が1番下というパターンが多かったので。

ーー2023年は『仁義なき幕末 -令和激闘篇- 』にも挑戦されました。

そうですね。本当にいい経験ができたなと思っています。初舞台で、歌唱シーンがあったり、セリフの声量の加減が難しかったり……慣れないことだらけでしたね。ドラマだと長丁場のシーンが1日に多くても3シーン、4シーンの撮影ですが、舞台だと丸々1本を1日に2回、リハーサルも入れると3回やるときもありましたから、体力も求められましたし、本当に鍛えられたなと思います。

水谷果穂

水谷果穂

ーーこれからも舞台には関わっていきたいと思われますか?

舞台のハードさを経験して、気軽に「舞台なんでもやりたいです!」と言えなくなっちゃったんですけど(笑)、でもすごく成長できたなと思えるので、やはりこれからも舞台は挑戦していきたいです。

ーーよかったです。やはり初舞台はどの俳優さんにとっても特別なもので、初舞台で舞台にハマりまた出たいと思う人と、初舞台がトラウマでもういいやという人と分かれると聞くので……!

舞台はズンと来ますよね。この日のためだけに劇場に来てくれたお客さんの前で生でやるわけじゃないですか。失敗できないというプレッシャーがありました。

ーーでもそれを乗り越えたからこそ、成長を感じられたわけですよね。……では、まだ今年が終わった感はないと思うんですけど、来年の目標を色紙に書いていただいてもいいですか?

来年は「アラサー役」が増えるかも!?

来年は「アラサー役」が増えるかも!?

(少し考えてから、すっと筆ペンを手にとり)「アラサー役、もっとこい」。

ーーその心は?

『沼オトコと沼落ちオンナのmidnight call〜寝不足の原因は自分にある。〜』(テレビ東京)というドラマをやって、「私はしがないアラサードルオタなので」というセリフがあるぐらい、アラサー感がある役だったんですね。それが自分的にすごい楽しくて!

今まで「新人です」という立ち位置の役だったり、学生役だったりが多かったのですが、お仕事や恋愛にアラサー感がある、もうちょっと自分に身近な人生を演じられる役がすごく楽しいなと思ったので、20代後半のアラサーガール役をやりたいです!

ーー最後にファンイベントを楽しみにされている皆さんにコメントをお願いします。

とても温かい空気感で、初めての方もひとりでもすごく来やすいイベントです。毎年来てくださっている方はもちろん、今まで私のイベントに来たことがない人でも楽しめるような内容になっているので、ぜひ楽しみに来てもらえたらと思います。

水谷果穂

水谷果穂

取材・文=五月女菜穂    撮影=池上夢貢

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2024年1月20日(土)〜1月28日(日)新宿シアタートップス(大阪・福岡でも上演)にて、ゴツプロ!presents / 青春の会 第五回公演『熱海殺人事件』を上演することが決定した。

青春の会は、ブラボーカンパニーとゴツプロ!に所属する佐藤正和と北区つかこうへい劇団14期生の井上賢嗣が、「演劇をもっと気軽に楽しんでもらいたい!」という思いで2020年に結成したユニット。

これまでに『熱海殺人事件』や『父と暮せば』を上演し、好評を得てきた、青春の会。
今回は、1990年以降数々のつかこうへい作品に出演してきた山本亨が1998年以来26年振りに『熱海殺人事件』に出演し、初の木村伝兵衛役に挑む。他に、塚原大助、酒井晴江、佐藤正和が出演し、脚色を髙橋広大(ナイーブスカンパニー)が、演出を井上賢嗣が担当する。

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TOMOOが本日9月27日、メジャー1stアルバム『TWO MOON』をリリース。さらにアルバムのリードトラック「Super Ball」のミュージックビデオをTOMOOオフィシャルYouTubeチャンネルにて公開した。

「Super Ball」はサウンドプロデュース・アレンジに小西遼(象眠舎、CRCK/LCKS)を迎え、弾むカラフルなスーパーボールの様なパワフルで華やかなサウンドに、表現力豊かなTOMOOの歌声とピアノがマッチした楽曲。“大人になってからの苦さや葛藤も分かった上で童心を忘れないでいる”ということを表現した、TOMOO独特の切り口のリリックが光る、新境地と言える新曲となっている。

ミュージックビデオの監督は「17」「Cinderella」「夢はさめても」「夜明けの君へ」に続き5度目のタッグとなる中澤太監督が担当。楽曲に合わせて街中を踊り歩くTOMOOの姿や、総勢25名のエキストラと共に走るシーンなどが収められている。ぜひ楽曲と合わせて楽しんでほしい。

さらに、本日よりメジャー1stアルバム『TWO MOON』のリリースを記念して、抽選で“サイン入り「TWO MOON」ミニフライヤー”が当たる配信キャンペーンの開催が決定した。それぞれお使いのプラットフォームでアーティストページをフォロー/お気に入りし、X(旧Twitter)アカウントにて投稿することで参加ができる。詳しくはTOMOOのオフィシャルSNSやHPをチェックしてほしい。

メジャー1stアルバム『TWO MOON』は、9月27日リリースのTOMOO初のフルアルバム。アルバムリードトラックとなる「Super Ball」をはじめ、代表曲の「Ginger」や多数のタイアップ曲、シングル曲を含む全13曲が収録される。Blu-ray、DVDには『TOMOO 1st LIVE TOUR 2022-2023 "BEAT" from 2023.1.15 Zepp DiverCity(TOKYO)』として、今年1月にZepp DiverCity(TOKYO)で開催されたワンマンライブの模様全編が収録。

なお、アルバムを引っ提げたツアー『TOMOO LIVE TOUR 2023-2024"TWO MOON"』を、2023年11月2日東京・EX THEATER ROPPONGIにて開催の弾き語り公演を皮切りに、全国7都市8公演開催。TOMOO最大規模の全国ツアーとなる本ツアーのチケットは現在各プレイガイドにて受付中。

 

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俳優/アーティスト・のんが9月24日(火)のアメーバオフィシャルブログで、『あまちゃん10周年コンサートin久慈』を振り返った。

のん アメーバオフィシャルブログより

のん アメーバオフィシャルブログより

のんは、9月23日(土)に岩手県・久慈市文化会館(アンバーホール)大ホールで開催された『あまちゃん10周年コンサートin久慈』にゲスト出演。翌日の「昨日も赤で」と題したブログのエントリーで、「昨日は、あまちゃん10周年コンサートin久慈にゲストで出演したよー」と切り出し、「あまちゃんの曲をアンバーホールで歌った事はなかったから、とても嬉しかった。生のビックバンドでのあまちゃん劇判、かっこよすぎ。大友さんの指揮はいつも遊び心に溢れていて、バンドの皆さんの演奏は鳥肌立つほど凄いし、心の底からかっけーーだった。宮本さんとトークするのも緊張したけれど楽しかったなー。決して甘やかすのではない、優しい眼差しでお話してくださいます。宮本さんとお会いすると勇気が湧く!」とイベントを振り返った。また、コンサートの舞台裏で撮影したシルクダッチェスサテンで仕立てた、赤いワンピース姿のオフショットも公開している。

のん アメーバオフィシャルブログより Styling: Izumi Machino  Hair&Make up: Shie Kanno

のん アメーバオフィシャルブログより Styling: Izumi Machino Hair&Make up: Shie Kanno

のん アメーバオフィシャルブログより Styling: Izumi Machino  Hair&Make up: Shie Kanno

のん アメーバオフィシャルブログより Styling: Izumi Machino Hair&Make up: Shie Kanno

のんは、最後に「そして、今もずっとあまちゃんが愛されていることをビシバシ感じました」「会場に来てくれた皆ありがとうー。配信で観てくれた人もありがとうー。アーカイヴ配信もあるからまだの方はそちらで観てね」とつづり、感謝とともブログを締めくくっている。

のん アメーバオフィシャルブログより Styling: Izumi Machino  Hair&Make up: Shie Kanno

のん アメーバオフィシャルブログより Styling: Izumi Machino Hair&Make up: Shie Kanno

 

『あまちゃん10周年コンサートin久慈』アーカイブ映像は、9月29日(金)23時59分までイープラスStreaming+で配信中。チケットは、同日18時まで受付中だ。

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