i☆Risが畑亜貴、佐藤純一(fhána)、Elements Gardenとのコラボ新曲発売決定

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活動11周年目を迎えた声優とアイドルのハイブリッドユニット″i☆Ris″(アイリス)が、11月7日(火)に自身のYouTube生配信番組内において24枚目となるシングルを2024年1月24日(水)に発売する事を発表した。

現在i☆Risは『キミと一緒に″Full Energy!!″』と題した、来年公開される劇場版アニメに向け、様々な著名クリエイターとコラボを実施しているが、第三弾・第四弾として2024年1月24日に発売されるシングルでは、アニソン界のトップクリエイター陣を迎え『全力コラボ』を行う事が発表した。

まず第三弾では作編曲にアニソン界でも爽やかなポップスを多数生み出している佐藤純一(fhána(ファナ))、作詞にアニソン界でも“レジェンド”として位置づけられる作詞家・畑亜貴を迎えた1曲で、タイトルは「White Lyrical Kingdom」(読み:ホワイトリリカルキングダム)。本楽曲は11月15日(水)に先行配信される。佐藤純一、畑亜貴からのコメントも届ている。

佐藤純一(fhána)

佐藤純一(fhána)

<佐藤純一(fhána)(「White Lyrical Kingdom」作編曲)コメント>
コメント:i☆Risの皆さま、全力コラボにお声がけいただきありがとうございます!i☆Risさんとfhánaはアニサマで共演させていただいたりと仲良くさせていただいているのでとても嬉しいです。今回の楽曲はファンタジックなウィンターソングでありながら、11周年を迎えるi☆Risさんのこれまでと未来を祝福する曲をイメージして作りました。畑亜貴さんの素晴らしい歌詞の力で壮大で感動的な楽曲に仕上がったと思います。10年以上グループを続けるのは並大抵のことではないと思います。これからの未来も楽しみです!

畑亜貴

畑亜貴

<畑亜貴(「White Lyrical Kingdom」作詞)コメント>
コメント:i☆Risさん10周年おめでとうございます。全力コラボへ参加させて頂くということで、ファンの皆様と共に駆け抜けた年月を想いつつ、純白の王国でこれまでとこれからを語り合えるような歌詞を書きました。一緒に歌って踊るときめきをたくさん感じて頂けたら嬉しいです。これからも時代と共に輝くi☆Risさんのご活躍が楽しみです!

そして第四弾はアニソン界でロック楽曲に定評がある”Elements Garden”の菊田大介と織田あすかによる楽曲提供曲「キセキ-ノ-フィラメント」。菊田大介、織田あすかからのコメントも届いている。

Elements Garden

Elements Garden

<菊田大介 (Elements Garden)(「キセキ-ノ-フィラメント」作編曲)コメント>
コメント:この度はコラボに参加させて頂き大変光栄です。i☆Risさんの魅力を更に引き出せる様な楽曲を僕らの中で解釈し制作中ですので是非ご期待ください!

<織田あすか (Elements Garden)(「キセキ-ノ-フィラメント」作詞)コメント>
コメント:この度は、全力コラボにお声がけくださり大変光栄に思います。i☆Risの皆様とファンの皆様が一体となって紡がれる景色を、ワクワクと想像しながら制作させていただいております!是非ともご期待くださいませ!

さらにこの後も『全力コラボ』が続く事も明かされた。i☆Ris 24rd両A面シングル「White Lyrical Kingdom/キセキ-ノ-フィラメント」は1月24日(水)に発売予定。i☆Risを今後もしっかりとチェックしておきたい。

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マルチクリエイター「まふまふ」を中心に、After the Rainでユニットを組む「そらる」、浦島坂田船の「うらたぬき」「あほの坂田。」の4人によるユニット・そらまふうらさかが、2020年1月以来、4年ぶりとなる有観客ライブ『復活のそらまふうらさか!』を開催することが決定した。

1月の東京・有明アリーナでの公演は「新年会」、2月の神奈川・Kアリーナ横浜公演では「バレンタイン」とテーマを変えて行われる。 

チケット先行は、イープラスにて11月19日(日)23:59まで受付中。またチケットは全席特典付となっており、特典の詳細は後日発表予定とのこと。

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黒田育世再演譚 vol.3『YSee』が、2023年11月9日(木)~12日(日)、KAAT 神奈川芸術劇場 大スタジオで上演される。 2022年3月のvol.1「春の祭典」「病める舞姫」、2023年3月のvol.2「波と暮らして」「ラストパイ」に次ぐ“黒田育世再演譚”の第三弾は、アメリカのハープ奏者でシンガーソングライターでもあるジョアンナ・ニューサムの代表アルバム「Ys」に黒田育世が振付をおこなったダンス小作品集だ(初演:2021年8月@セッションハウス) 。出演は、黒田が敬愛し、日本を誇るダンサーである加賀谷香、イデビアン・クルー主宰で個性派ダンサーとしても注目を集める井手茂太、舞踏による身体法を基本に持ちコンテンポラリーの振付家作品にも数多く出演する奥山ばらばに加え、黒田の主宰するBATIKが久しぶりにカンパニーらしい群舞で出演。黒田自身がBATIKメンバーと踊るのも近年では珍しいことだ。さらに今回、黒田の愛娘、松本野々花が初出演し、親子共演が実現するのも注目のひとつだ。そんな黒田に話を聞いた。

黒田育世 (photo:関暁)

黒田育世 (photo:関暁)

――ご自身の作品を新たな舞踊家、アーティストと共にリ・クリエーションする「黒田育世再演譚」も、『Ysee』で第三弾となります。上演し続けるため〝創作を重ねる〟ことに、黒田さんはどんな意味を見出していらっしゃるのでしょうか?

作品を創り始めた当初から、自分が再演にこだわる振付家だという自覚がありました。それはダンス、舞踊作品が、お客様に一度観ていただくだけでは容易に伝えきれないものを内包した表現であり、分野だと考えているからです。

私たちの稽古場での創作時間は、1時間が通常の1時間ではなく、時にはその間に1万年を過ごすような濃密な体感を得ることもあります。また逆に1時間を1秒に感じる瞬間もあり、そんな自在に在りようを変化させる創作の時間、そこで得た成果である舞踊を、1回の上演で全てお客様にお渡しするのはとても難しいのです。

だから再演という機会をつくり、そこで再び作品と、創作の過程の時間をつくり手である私たち自身がかみ砕き直し、さらに深く理解することはお客様と私たちの両方に大きな意義・意味があると考えています。

――今作は、アメリカのハープ奏者でシンガーソングライターのジョアンナ・ニューサムの楽曲との出会いが始まりにあります。はじめは「ONLY SKIN」という曲による小品だったものが、楽曲やメンバーを増やしながら創作を重ねていく。その過程はどういうものだったのでしょうか。

始まりは2021年春、神楽坂のセッションハウスでのワークショップでした。受講生の方たちとの創作を、どういう楽曲で発表公演に持っていくかを考えた時、私自身大好きだったジョアンナの楽曲ならば、私が考える〝舞踊にとって大切なもの〟をお渡しできると考えたんです。ただ、その時はコロナ禍の影響で、オンライン配信のみになってしまいました。私自身はお客様を迎えての上演を熱望していたので、「いつか必ずライブで上演する!」という想いに火がつき、同じ年の8月に、「ONLY SKIN」を含め5曲を収めたジョアンナのミニアルバム「Ys」の全曲を使い、今回もご出演下さる加賀谷 香さん、奥山ばらばさんも迎えたカンパニーで『YSee』を創作・上演しました。ジョアンナには「Ys」に連なる「The Ys Street Band EP」という3曲入りアルバムもあり、こうして「Ys」の楽曲と共に継続的に創作できるのも何かのご縁と感じ、「再演譚」版『YSee』は「The Ys Street Band EP」も加えた全8曲で構成することにしたのです。

『YSee』 (photo:関暁)

『YSee』 (photo:関暁)

――加賀谷さん、奥山さんに加え、イデビアン・クルー主宰の井手茂太さんをゲストに迎えるほか、BATIKメンバーの群舞、娘さんである松本野々花さんとの共演など、出演者だけでもトピック満載です。BATIKは昨年20周年を迎えましたが、今のBATIKは黒田さんにとってどういう存在でしょうか。

先にお話ししたように、BATIKは再演を多く行うカンパニーなので、作品によってダンサーも私自身も育ててくれたことで今日まで続けてこられたと思っています。作品が、メンバーの中で「文化」として共有されており、だから人の入れ替わりがあってもBATIKの核となるものは変わらずにいられる。そんな「BATIKという文化」を共に築いてくれたこれまでのダンサーと、その継承を体現してくれている現在のメンバーの両方に、心から感謝しています。

――そこに、娘さんの野々花さんが加わることも興味深いところです。

こんな日が来るとは思ってもみませんでしたが(笑)、子役がどうしても必要だったんです。野々花は今9歳ですが、0歳から稽古場で過ごしているので舞踊をつくる場所や時間を、言葉を覚えるのと同様、呼吸するように身に沁み込ませていて。今回も最初は子ども特有の空間把握の幼さなどありましたが、驚くほど手はかからず順調に稽古しています。一つの目標に真っ直ぐ向かう子どもの姿をお見せすることで、お客様に明るい「光」を感じていただけたらな、と。まだまだしごきますが、純粋に、一緒に踊れることが楽しみです。

『YSee』 Emily (photo:関暁)

『YSee』 Emily (photo:関暁)

――客演のお三方についても伺えますか。

加賀谷さんは心から尊敬できる〝日本ダンス界の宝〟ともいうべき方。何度も私の作品に出演していただいていますが、表現から自己主張が切り離されていて、作品に必要ない無駄なことは一切なさらない。その表現は非常に清く厳かで、そんな稀有な踊りをお客様にお届けしたいのはもちろん、共に踊るBATIKのダンサーたちや、来場くださる若いダンサーの方たちにも大きな学びや財産になると考えています。

加賀谷香 (photo:大洞博靖)

加賀谷香 (photo:大洞博靖)

ばらばさんは今回4作も踊ってくださるのですが、どんな役回りでもパシッとはまる踊りをしてくださる。作品ごとに柔軟に形を変える「器」のような方で、〝作品をどう生きるか〟を純度高く追及し、時には自分を無化して臨んでくださる。非常に稀有な存在であり、同じ年なのですが非常に尊敬しています。ダンサーの質としては加賀谷さんとばらばさん、お二人は何か共通するものを持っていらっしゃるのかもしれません。

奥山ばらば

奥山ばらば

井手さんが、他の振付家の作品を踊るのは学生時代以来なのだとか。謙虚な方なので最初は不安そうにしていらっしゃいましたが、稽古ははじめから素晴らしく、本当に美しい姿、踊りを見せてくださっています。とてつもなく貴重な機会になることは確実ですので、ここでは多くを語りません。是非、公演を目撃してください。

井手茂太

井手茂太

――最後に、お客様へのメッセージをお願いします。

要素の多い8つの作品から成る『YSee』は、受け止めるためのエネルギーも必要な作品かも知れません。ですが、観てすぐに意味などわかる必要はないので、まずはお気軽に観にいらして欲しいと思っています。

ジョアンナは歌詞を書く際、わかりやすく説明する言葉よりも、敢えて核心から回り道をする、聴く人を意味から切り離すためカムフラージュするような言葉を選んで紡ぐそうで、『YSee』もそれを踏襲した振付・構成になっています。それは、「わかりやすくすると失われてしまうもの」を抱きしめるための、敢えての選択です。それらは一見わかりにくい、難解なものとされてしまいがちですが、観聴きした人の中に深く沈み、ある時不意に甦ることがある。そもそも私が考える創作・作品は、「何万年も先に向けて放った矢」のようなもの。そんな遥かな時間を想定した作品は、いつでも記憶の中で甦り、色褪せることなく反芻されながら、その人と共に在り続けるはず。『YSee』は私にとってそんな時を超えるものであり、その経験を一人でも多くのお客様と分かち合いたいと強く思わせる作品です。

ジョアンナの楽曲、特に歌詞については予備知識があればより作品を楽しんでいただけると思いますので、ご興味のある方は是非お目通しの上お越しください。

『YSee』 Sawdust & Diamonds (photo:関暁)

『YSee』 Sawdust & Diamonds (photo:関暁)

取材・構成・文(リード文以外)/尾上そら


【プロフィール】黒田育世 (くろだ いくよ):BATIK主宰、振付家・ダンサー。6歳よりクラシックバレエを始め、97年渡英、コンテンポラリーダンスを学ぶ。 02  年自身のカンパニー BATIK を設立。バレエテクニックを基礎に、身体を極限まで追いつめる過激でダイナミックな振付は、踊りが持つ本来的な衝動と結びつき、ジャンルを超えて支持されている。BATIKでの活動加え、金森穣率いる Noism05 、飴屋法水、古川日出男、笠井叡、野田秀樹、串田和美など様々なアーティストとのクリエーションも多い。2022年3  月「黒田育世再演譚 vol.1」(「春の祭典」「病める舞姫」)を KAAT神奈川芸術劇場大スタジオ、「黒田育世再演譚 vol.2」(「波と暮らして」「ラストパイ」) を2023年3月に森ノ宮ピロティホールとシアターコクーンにて開催。今回、愛娘・松本野々花と初めて共演する。 http://batik.jp/
 

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2024年1月18日(木)〜1月28日(日)紀伊國屋ホールにて上演される、舞台『咎人の刻印〜レミニセンス〜』の追加キャストが決定した。

本作は蒼月海里による小説「咎人の刻印」の舞台化第2弾。脚本・演出は中島庸介(キ上の空論)が務め、舞台オリジナルストーリーを描く。

主演には松田昇大、赤羽流河、前回から引き続き、川隅美慎、伊勢大貴、中村誠治郎が出演の他、今回から新たに荒木健太郎、佐藤永典、大西桃香、彩凪翔が出演。

そして今回、昨日2023年11月6日に行われた日本武道館ライブを最後に、ハロープロジェクトに所属する女性アイドルグループ「つばきファクトリー」を卒業した山岸理子の、今作品への出演が決定した。ハロプロ研修生時代からグループ在籍中にも数々の舞台に出演、今後本格的に女優業を志す彼女のグループ卒業後、初の舞台出演となる。

山岸理子

山岸理子

どんな役柄になるのか、舞台を楽しみにしよう。

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目次

関西発の10人組ティーンエイジャー演劇ユニット・神戸セーラーボーイズ。4月の結成以来、公演を重ねて進化途中の彼らは、11月17日(金)〜11月26日(日)に、戯曲 MANKAI STAGE『A3!』〜SPRING & SUMMER 2018〜の劇中劇を一部脚色した、神戸セーラーボーイズ 定期公演vol.1 『ロミオとジュリアス』『Water me! ~我らが水を求めて~』を上演する。そんなメンバーの魅力を掘り下げるべくスタートした、リレー形式で行う対談企画の第2弾。初回の明石侑成と石原月斗に続いては、クールな表情が抜群に似合う17歳の奥村頼斗と、いつも元気で笑顔を絶やさない14歳の崎元リストが登場。今回もお互いの第一印象や、『いろいろ ドルフェス2023』での初めての東京遠征の感想、演出の古谷大和に荒牧慶彦ら総勢21名の俳優陣をゲストに迎えたトークショーの実施も決定した次回公演や今後の目標についてなど、楽しく話してもらった。さらに、お互いの似顔絵を描く特別企画も。

奥村頼斗×崎元リスト

奥村頼斗×崎元リスト

リストはとにかく甘え上手(奥村)

ーー崎元くん、4月から身長何cm伸びましたか? 今日久しぶりにお会いして驚きました。

崎元:4月のお披露目会の時は157cmでした。半年で5cm伸びて、今は162cmくらいあると思います。

奥村:僕も久しぶりに会ってビックリしました。りゅうちゃん(髙橋龍ノ介)も夏の間にすごく伸びていて。

崎元:4月の頃は僕、細見奏仁くんより背が低かったんですよ。でも今は細見くんの身長を抜きました。

ーーどんどん成長しますね。お互いの第一印象はいかがでしたか?

崎元:僕はオーディションの時の印象が残っていて。自己紹介で「エントリーナンバー何番、奥村頼斗です」と言った時に「名前カッコよ!」と思いました。

奥村:僕はオーディションの時は緊張していて、あまり周りが見れてなかったんです。なので最初に10人集まった時の印象になりますが、リストはメガネをかけていたので大人しい穏やかな子なのかなと思っていました。でもいざ話してみたら、とにかく明るくて。

崎元:(明石)侑成くんに「メガネかけた元気な子」と言われています(笑)。お披露目会あたりで、頼斗くんが陸上部だと知って。僕も学校で足が速い方なので、「楽屋の廊下の端から端まで走って、どっちが速いか競争しよう」と僕が誘ったのですが、めちゃくちゃ負けました(笑)。もうぶっちぎりでした。

奥村頼斗×崎元リスト

奥村頼斗×崎元リスト

ーー陸上部ではどの種目をされているのですか?

奥村:専門はハードルで、短距離をしています。リストは甘え上手で、年上の(塚木)芭琉くんや侑成くんに結構ベタベタ甘えています。すごくコミュニケーション能力が高いです。1番大人な侑成くんに、リストも僕もみんな「甘える=いじっている」。侑成くんを中心に仲が深まった気がします。

ーーお披露目会から約半年経ちましたが、お互いの印象に変化はありましたか?

崎元:本当に変わりました。最初はあまり自分から話しているイメージがなかったので、「落ち着いた子やな。もっと話したいな」と思っていたのですが、今はとてもおもしろい。僕が一方的にボケるだけだったのが、拾ってくれるようになって、そこからまたボケてというリレーができるようになってきました。

奥村:ハハハ(笑)。リスト以外のみんなはほぼツッコミです(笑)。それぞれボケるんですけど、スタート地点はほとんどリスト。楽しくやっています。

ーー今の神戸セーラーボーイズの空気感はどんな感じですか。

奥村:家族……と言うと言い過ぎですけど、それくらい心を開いて自分を出せていて、団結力が高まってきました。

崎元:輪が広がった。最初は稽古の休憩時間になると、みんな端っこでスマホをいじっていたのですが、今は必ず誰かと誰かが話しているし、空気感がとても明るくなったと思います。

目指すはオールマイティなアーティスト&歌手

奥村頼斗

奥村頼斗

ーーそれぞれセーラーボーイズに応募したキッカケは?

崎元:僕は音楽が大好きなので、オーディションを知った時にめちゃくちゃ心惹かれて「やってみたい」と応募しました。

奥村:僕も元々歌とダンスが大好きなので応募しました。これまで舞台は関わったことが少なかったのですが、ネルケプランニングといえば2.5次元ミュージカル、2.5次元ミュージカルといえばアニメや漫画のイメージがありました。でも神戸セーラーボーイズはそれとは少し違う新しいエンターテイメント。すごい経験をさせてもらっているなと思います。

ーーでは、神戸セーラーボーイズ在籍中に成し遂げたいことや夢は?

奥村:僕は良い役者さんやアーティストになるために、ダンスと歌と演技を伸ばしたいです。演技、合唱、ダンス、歌、全部オールマイティにできる人になりたいと思っています。

崎元:僕は人生の夢と、セーラーボーイズでの活動の目標を分けて考えています。この活動の目標としては、僕の役が今何を思っているのか、このシーンはどういうことを表現したいのか、ということが全部お客様に伝わるような俳優になりたいです。これから演技を磨いて、表現力を身に着けていきたい。人生の目標の最高到達地点は歌手になることです。

「胸を張ってガツンといっていいんや」と実感できた(崎元)

崎元リスト

崎元リスト

ーーこれまでの公演で得られたことはありますか?

崎元:1番大きいのは、たくさんのお客様の前で演技をしたり、立ち振る舞いに気を配ったりする経験です。今はまだお客様に観られていることが少し恥ずかしくて。だから緊張が生まれているんだと自覚しているので、「観てくれているんだ」という考え方に変えられるよう努力中です。

奥村:僕は初めて舞台で演技をしたのが8月公演でした。大勢の方がいる中で舞台に立つと、どうしてもうまく自分をコントロールできないことがあって、表情の作り方が難しかったです。とにかく一番の基礎となる表情と立ち方を習得したいですね。

ーー8月公演のあとは、9月末に東京で行われた『いろいろ ドルフェス2023』に出演されていました。(レポートはこちら

奥村:たくさんの先輩方がおられて、いつもとは違った空気感のイベントで刺激をもらいました。リードしていただいていたらテンションが上がって、ステージに立ちたくて堪らない感覚になりました。本当に歌っていてずっと楽しかったです。

崎元:逆に僕は不安でした。神戸セーラーボーイズの公演は、僕たちのことが気になって来てくださる方がほとんどですが、『ドルフェス』は他の先輩方のファンの方もいる。なので、いつもみたいに「よっしゃかますぜ」みたいなテンションではなく、「楽しませないと、盛り上げないと」ということで頭がいっぱいになりました。でも先輩たちのステージを観て、少し安心しました。いざステージに出てみたら皆さんペンライトを振って応援してくれて。「胸を張ってガツンといっていいんや」と実感できたような気がします。今まで緊張していましたが、次からは胸を張ってできそう。ほんとに良い経験だったなと思います。

サブリーダーは皆のテンションを上げる人(崎元)

奥村頼斗×崎元リスト

奥村頼斗×崎元リスト

ーー崎元くんはサブリーダーですよね。どんなことをしているのですか?

崎元:お披露目会後に任命されてから、「サブリーダーとリーダーは何が違うんやろ」と正解か分からなくて不安で。リーダーの(中川)月碧くんには皆をまとめるとか、皆の士気を上げるとか、役割があるじゃないですか。サブリーダーは責任感があるけど、リーダーを支えるだけじゃメンバーを支えられないし、どうしたらいいんやろうと悩んでいました。最近ようやく「サブリーダーは皆のテンションを上げる人なんだ」と役割を見つけられたんです。サブリーダーに選んでもらえて良かったなと思っています。

ーー奥村くんから見るサブリーダーの活躍はどうですか?

奥村:落ち着いたしっかり者の月碧と、皆を盛り上げて場を明るくしてくれるリスト。その2人がリーダーとサブリーダーでいてくれてとても過ごしやすいです。

ーーセーラーボーイズでの奥村くんの立ち位置は?

奥村:僕はリストと比べると静かです。明るすぎる雰囲気を僕で中和しているかなと思っています。

崎元:僕は静かな空気だと「やばい、盛り上げないと」とでしゃばって、度を越しちゃう時があるんですよね。でも頼斗くんが僕を制御してくれます。とても助かっています。

奥村:いやあ(照)。中学生のブルーチームは全体的に盛り上がり過ぎてしまうことがあるんですよね。それを僕が個人的にというより、僕たち高校生のブラウンチームが「ちょっとちょっと」と落ち着かせています。

ーーそうなのですね。次のリレー対談にはそんな中学生組の髙橋龍ノ介くんと田中幸真くんが登場してくれます。

奥村:自分も子供なので偉そうに言えないですけど、やっぱりめちゃくちゃ可愛い。僕の弟もそのくらいの年ですが、ほんまに幼くて。リストは甘え上手で可愛い部分がある中でも大人っぽくなってきた感じがあるけど、りゅうちゃんはまだほわほわしている。いてくれるとすごく場が和む。幸真は中3でりゅうちゃんとリストの1個上やのに、結構大人。自分も年齢のギャップを感じない、ほんとに同い年くらいの感覚で話せるしっかり者ですね。

崎元:『Boys×Voice 308』(8月に行われたセミフィクション公演)でも「子供だもん」というセリフがあったんですけど、僕と同い年のはずやのに、りゅうちゃんはめちゃくちゃ子供っぽい(笑)。何をしても可愛いんですよね。どんな写真を撮ってもどんな行動をしても可愛い。そこは尊敬する部分でもある。いてくれるだけで幸せになれるし癒される。セーラーボーイズに欠かせない存在だと思います。幸真くんは万能。何でもできる。歌も演技もダンスも勉強もできて尊敬しています。もう30歳くらい年の差があるんじゃないかと思うくらいすごい。僕のテンションが上がりすぎて「うっへっへー」となった時、たまに幸真くんも止めてくれる。僕からするとほとんどブラウンチームみたいな印象ですね。頼りがいがある。

奥村:でも幸真は、芭琉くんにはずっと前から甘えています。『ドルフェス』の時は、僕にも甘えてくる一面を見れてビックリしました。しっかりしているけど可愛いところもある。ギャップですね。

崎元:最高の2人です!

1人の役者として高い壁を乗り越えていきたい(奥村)

奥村頼斗×崎元リスト

奥村頼斗×崎元リスト

ーー次の定期公演ではMANKAI STAGE『A3!』の劇中劇『ロミオとジュリアス』『Water me! ~我らが水を求めて~』を上演されます。おふたりとも『ロミオとジュリアス』に出演されるということですが、MANKAI STAGE『A3!』~SPRING & SUMMER 2018~は観られましたか?

崎元・奥村:観ました!

ーー「セミフィクション公演」として、それぞれ奥田頼、崎フランツという等身大のご自身を投影した役として、ティボルトとロレンス神父を演じられます。オリジナルを観られてからだとより役作りが難しそうな気がします。

崎元:今は「どうやればいいんだろう」と模索中です。崎フランツという役の分析もまだできてない部分があるのに、さらにロレンス神父というもう1個上の段階のキャラを分析して演じるとなったら、プレッシャーと責任感と緊張がグワっと来ます。

奥村:『A3!』さんのキャラクターを奥田頼役で演じるので、今までやってきたセミフィクションの自分たちも磨かないといけない。そこは難関というか、ひとつの壁になるのかなと思います。

ーー次回公演に向けた意気込みをお願いします。

崎元:今回は劇中劇で2人分の役を演じるということで、めちゃくちゃ難しい。でもこれを乗り越えたらどんな景色が待ってるんやろうとすごく楽しみなので、不安もあるけど、好奇心をバネに良い舞台を作り上げていきたいです。

奥村:僕たちは、最初はぎこちなかったので可愛いとかフレッシュのイメージが大きかったと思います。ですが、結成から半年以上経つし、公演も次で3回目なので、ちょっとずつレベルを上げて、1人の役者としてレベルアップして、堂々とした姿でお客さんに感動や変化も見てもらえるようにしたいです。さっきリストが言ったように2役は難しいし、とても高い壁ですが、乗り越えていきたいです。

奥村頼斗×崎元リスト

奥村頼斗×崎元リスト

終始笑顔でハキハキとインタビューに答えてくれた奥村と崎元。数々の経験を通して自信がついたのか、心なしか顔つきがりりしくなったように感じられた。似顔絵は「えー難しい」と言いながらもサクサク筆を進めるふたり。実に成長がめまぐるしい彼ら。11月公演ではどんな姿を見せてくれるのだろう。

次回対談は髙橋龍ノ介&田中幸真ペアの予定。お楽しみに!

取材・文=久保田瑛理 撮影=高村直希

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月刊「根本宗子」新しい試みの第3弾、『Progress3』が、2023年11月14日(火)〜11月17日(金)に東京・西麻布の音楽実験室 新世界で上演される。

様々な演劇の可能性を探ってきた根本宗子が、2022年6月より俳優の安川まりとタッグを組んで始めた「新しい試み」。『Progress1』は根本が描いた30分間の新作戯曲を安川まりとクリエーションした作品がKAAT神奈川芸術劇場小スタジオで、『Progress2』は踊り手の山之口理香子を迎えて象の鼻テラスで上演された。

第3回目の今回は、俳優の早織を安川まりの相手役に迎え、根本戯曲の肝とも言える「対立構造」を掘り下げる。ワーク・イン・プログレスの要素も含んだこの公演は、30分間の上演のあとに根本と安川、その他出演者による30分前後の公開ディスカッションも行なう。

また、キービジュアルと舞台美術は画家のharuneが担当。同じ戯曲を時期を分けて様々な場所で上演を重ねていく「新しい試み」では、上演を重ねる度に美術の絵も書き足される。根本の戯曲も演出も、演者の芝居も変わっていくというタイトル通り新しい試みとなる。毎回、新しい挑戦を繰り広げる根本の演劇へのストイックな姿勢を目撃すべく、『Progress3』へ足を運んでみてはいかがか。

■根本宗子コメント

「3度目の新しい試みがやって参りました。今回は、自分の戯曲の対立構造の会話部分がどのようにして作られているのをお観せできたらと思っております。安川さん、早織さん、haruneさんといっしょにまた数日間の旅のはじまりです。劇場でお待ちしております」

根本宗子

根本宗子

 

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ザ・ビートルズの最後の新曲「ナウ・アンド・ゼン」の日本盤CDシングルが2023年12月1日(金)に発売されることが決定した。

「ナウ・アンド・ゼン」は、ジョン・レノンが書き、歌い、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターが練り上げ、40年以上経ってようやくポールとリンゴが完成させたThe Last Beatles Song (最後のビートルズ・ソング)だ。

「ナウ・アンド・ゼン」は11月2日(木)23時にデジタル配信が開始され、日本や英国、米国など17カ国のiTunes Storeにて配信直後に総合1位を獲得。11月3日には日本にて輸入のアナログシングル盤が発売されたが、多くの店では発売と同時に売り切れるなど、今でも全く衰えないバンドの人気を物語っている。

日本盤CDシングルには、1962年の英国でのデビューシングル 「ラヴ・ミー・ドゥ」が両A面として収録され、オリジナルジャケットアートは有名アーティスト、エド・ルシェが担当している。 

また、「ナウ・アンド・ゼン」など多くの楽曲が追加された通称『赤盤』『青盤』の2023年バージョンが11月10日に日本盤CD、輸入盤LP、デジタルにて、11月22日には日本盤[直輸入盤仕様]のアナログ盤が発売となることも決定している。


■ポール・マッカートニー コメント:
「ジョンの声が、とてもクリアに聞こえる。かなり感動した。僕たち全員が参加した本物のザ・ビートルズのレコーディングだと言える。2023年にまだビートルズの音楽に取り組んでいて、一般の人々がまだ聴いたことのない新曲をリリースしようとしているなんて、本当にエキサイティングなことさ」

■リンゴ・スター コメント:
「彼が部屋に戻ってくることの次に彼に一番近づいた瞬間だったから、僕たち全員にとって、とても感慨深いことだった。まるでジョンがそこにいるようだった。斬新だった」

■オリヴィア・ハリスンのコメント:
「1995年当時、スタジオで数日間この曲に取り組んだ後、ジョージはデモの技術的な問題を克服できないと感じ、この曲を十分に高い水準で仕上げることは不可能だと結論づけたんです。ダニーと私は、もし彼が今日ここにいたら、彼がポールとリンゴとともに心を込めて「ナウ・アンド・ゼン」のレコーディングを完成させたに違いないと確信しています」

■ショーン・オノ・レノンのコメント:
「父がいなくなって何年も経ってから、彼らが一緒に仕事をしていると聞いて、ものすごく感動しました。この曲は父とポール、ジョージ、リンゴが一緒に作った最後の曲です。この曲はタイム・カプセルのようなもので、運命的なものだと感じています」

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2024年4月、大阪・東京にて上演される、ミュージカル『VIOLET』の出演者が発表された。

梅田芸術劇場が英国チャリングクロス劇場と共同で演劇作品を企画・制作・上演し、演出家と演出コンセプトはそのままに「英国キャスト版」と「日本キャスト版」を各国それぞれの劇場で上演したミュージカル『VIOLET』。演出家、藤田俊太郎が単身渡英し、現地のキャスト・スタッフと作り上げた2019年のロンドン公演は、オフ・ウエストエンド・シアター・アワードで6部門にノミネートされ、中でも日本人演出家の作品が栄誉ある「作品賞」候補に選ばれる快挙となった。2020年にはコロナ禍での中止を乗り越え3日間の限定上演で日本での日本キャスト版が実現。そして、2024年に待望の再演が始動する。再演への注目が集まる中、この度、出演者が決定した。

主演のヴァイオレット役には、女優として映画やテレビドラマ、舞台、さらには音楽活動と多彩な才能を発揮している三浦透子と、類まれな歌唱力と表現力を活かし、ミュージカル界で快進撃を続ける屋比久知奈。この実力派二人がダブルキャストで、顔に大きな傷を負いながらも自らの人生を切り開く為バスの旅に出る主人公を演じる。

ヴァイオレットが運命の出会いを果たす二人の男性が物語のカギを握る主要な役どころで登場。人種差別という、理由は違えど「顔の傷」という外見が理由で自身を判断されるというヴァイオレットと同じ思いを抱えることから意気投合する黒人兵士フリック役には、東啓介、旅の途中にヴァイオレットと一夜を共に過ごすことになる白人兵士モンティ役を立石俊樹。そして、旅の中盤となるメンフィスの夜に、ソウルフルな歌声を聴かせるミュージックホール・シンガー役にsara、伝道師のアシスタントを務めるヴァージル役に若林星弥、ゴスペル聖歌隊のソリスト・ルーラ役は谷口ゆうな。

そして、この旅で一番最初に出会いヴァイオレットの人生に大きな影響を与える老婦人役に樹里咲穂、ヴァイオレットの旅の目的となる、あらゆる傷を癒すという奇跡のテレビ伝道師役に原田優一、ヴァイオレットの顔に一生残る傷を作った父親役をspiが演じる。

個性豊かなキャスト陣が顔を揃え、藤田俊太郎がロンドン、日本公演の経験を経て挑む新たな『VIOLET』に期待しよう。

【STORY】
1964年、アメリカ南部の片田舎。幼い頃、父親による不慮の事故で顔に大きな傷を負ったヴァイオレットは、25歳の今まで人目を避けて暮らしていた。しかし今日、彼女は決意の表情でバス停にいる。あらゆる傷を癒す奇跡のテレビ伝道師に会う為に。西へ1500キロ、願いを胸に人生初の旅が始まる。
長距離バスの旅でヴァイオレットを待ち受けていたのは、様々な人と多様な価値観との出会いだった。ヴァイオレットの顔を見た途端目を背ける人々。一番最初の出会いとなった南部出身で白人の老婦人。運命的な出会いを果たす黒人兵士フリックと白人兵士モンティの対象的な二人の男性。思いがけない正体を現したテレビ伝道師。追憶の中にあらわれる父親。これらの出会いによりヴァイオレットの中で何かが少しずつ変化しはじめる。 長い旅の先に彼女が辿り着いたのは—

 
演出・藤田俊太郎 コメント

『VIOLET』に初めて触れた時、ジニーン・テソーリの音楽、ブライアン・クロウリーの脚本・歌詞、作品の瑞々しさに深く感動しました。2019年英国初演、2020年の日英共同プロジェクト日本公演で一緒に作品を創ったキャスト、スタッフ、カンパニーの仲間たちをいつまでも尊敬しています。素晴らしいミュージカル演出のチャンスを与えてくださっ
た梅田芸術劇場、プロデューサーの皆さんに感謝しています。VIOLETは幼少の頃に不慮の事故にあい、大人になってからその傷を癒してもらうために旅に出ます。
舞台は1964年アメリカ南部。様々な人たち、多様な価値観との出会いで彼女は変わります。人生を旅とするならば、傷も旅の一部。一緒に強く進んでいく。新しい座組、そして観客の皆様と、再びこの旅を始められることを心から幸せに思っています。

ヴァイオレット役・三浦透子 コメント

大きな挑戦の機会を頂けたこと、本当に嬉しく思います。音楽に乗せるからこそ届けられる心からの言葉を、ヴァイオレットと共に見つけたいです。素敵な旅になるよう、精一杯頑張ります。

ヴァイオレット役・屋比久知奈 コメント

大好きな作品なのでとても嬉しいのと同時に、ヴァイオレットを演じる重みをひしひしと感じています。
素晴らしい楽曲を支えに、今の私だからこその生き方で、彼女の旅路を大切に歩んでいきたいと思います。

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2023年12月22日(金)、23日(土)、24日(日)、25日(月)に、マリンメッセ福岡A・B館などで『福岡モビリティショー2023』が開催される。

4年ぶりとなる『福岡モビリティショー』は、従来のモーターファンはもちろん、ファミリーにも車・バイクの魅力を感じてもらうため、 新たに人々のライフスタイルを豊かにする次世代 “モビリティ”が楽しめるイベントにパワーアップした内容に。企画、出店内容等は以下の通り。

マリンメッセ福岡A館

国内自動車メーカー・国内二輪メーカーのコンセプトカーや 最新型自動車・バイクが大集結。空飛ぶクルマをはじめとする最先端のモビリティゾーンも登場する。
【出展メーカー】 トヨタ、ホンダ(二輪含む)、日産、ダイハツ、マツダ、スバル、 スズキ(二輪含む)、レクサス
【企画出展】調整中

マリンメッセ福岡B館

最新型輸入車(四輪・二輪)の展示・プレゼンテーション クリスマス気分を盛り上げる企画や子ども体験教室も開催。

【出展ブランド(四輪)】ビーワイディー、アルピーヌ、ルノー、アウディ、BMW、アバルト、アルファロメオ、フィアット、 マセラティ、ヒョンデ、ボルボ、アストンマーティン、ビーエーシー、ベントレー、ディフェンダー、 レンジローバー、ロータス、ミニ、マクラーレン、ロールス・ロイス、ジープ

【出展ブランド(二輪)】KTM、カンナム、BMW、ベスパ、ピアッジオ、ドゥカティ、モト・グッツィ、アプリリア、 ハスクバーナ、トライアンフ、ロイヤルエンフィールド、ハーレーダビッドソン

福岡モビリティツアー

会場全体を巡りながら、次世代モビリティの展示や試乗、 アトラクションを体感する新コンテンツ! 空飛ぶクルマも登場! さまざまなモビリティによる近未来社会がここに。

・次世代モビリティの展示、次世代モビリティ試乗エリア、次世代モビリティアトラクションコーナー

屋外企画など

子ども向けコンテンツも充実。 家族で1日中満喫することができる。
・グルメコーナー、はたらくクルマの展示、最新型市販車試乗会、子ども向けコーナー


現在、チケットは一般発売中。

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『バズリズム LIVE 2023』Day01公演が11月3日(金)に神奈川・横浜アリーナにて開催された。『バズリズム LIVE』は日本テレビ系列の番組『バズリズム(現:バズリズム02)』が発信する音楽イベントで、2015年に横浜アリーナで初開催。9回目を迎える今年は11月3日(金)から5日(日)まで3日開催。MCは番組『バズリズム02』の司会でもあるバカリズムと、市來玲奈(日本テレビアナウンサー)が担当。6組のアーティストが出演した初日(Day01)公演のオフィシャルレポートをお届けする。


XY(オープニングアクト)

オープニング・アクトはYOSHIKIがプロデュースする13人編成のXY。先ずは挨拶代わりにと演奏したのはグループ名と同タイトル楽曲。続いては『もうひとりのバンドメンバーに捧げます』と演奏されたのは「VOICE」。2022年11月に急逝した元・メンバーのYOSHIに捧げたナンバーで、スクリーンには在りし日のYOSHIの写真も映し出された。XYは2023年6月30日にデビューシングル「Crazy Love」をリリースしたが、この日はなんと新曲「Spiky Fashion」を初披露。パフォーマンズはバレエのような美しいダンスもある。振り付けはマイケル・ジャクソンを担当したトラヴィス・ペインに依頼した堂々たる新曲だ。ロックバンドとダンス・ボーカルグループを融合させたニューカマーXYは、観客の目に鮮やかな印象を植え付けた。

XY

XY

XY

XY

XY

XY

ここでMCのバカリズムと市來玲奈(日本テレビアナウンサー)がステージに登場。声出しが解禁された会場に向け『今日はどんどん声出していきましょう!』と開会を宣言。『皆さん、今日はどこから来ました? お昼に何を食べましたか?』と客席に問いかけ『全員町田からですね!全員崎陽軒ですか!さすが横浜!』とバズリズム LIVE 恒例となったオープニングで場内を爆笑の渦に包み込む。

バカリズム

バカリズム

 

MAZZEL

バズリズム LIVE 2023 Day01のトップバッターを務めるのは8人組ボーイズグループのMAZZEL。純白のコスチュームに身を包んだメンバーが登場するや客席から大きな歓声が上がる。オープニングは最新シングル曲「LIGHTNING」。ラテン音楽のビートにヒップ・ホップのエッセンスを加えたアグレッシブなナンバーだ。
SEITOから『盛り上がる準備できてますか?』と始まったのは「Came To Dance」。後半には各メンバーがソロでダンスを披露するコーナーもあり、オーディエンスを魅了。MAZZELの魅力はダンスの技術の素晴らしさはもちろんだが、ひとりひとりがリードヴォーカルを担える程の歌唱力の高さ。さらにここに切れのあるラップが加わることでMAZZELの良さが最大限に際立つ。ラストに歌ったプレデビュー曲の「MISSION」、デビューシングルの「Vivid」ではボーカル、ラップ、ダンスが渾然一体となりながら頂点に登り詰めていくパフォーマンスは圧巻。

MAZZEL

MAZZEL

MAZZEL

MAZZEL

MAZZEL

MAZZEL

 

ONE N' ONLY

続いてはダンス&ボーカルユニットのONE N' ONLY。6人がステージに表れるや割れんばかりの歓声が会場からあがる。「OPEN」、「Category」と目の覚めるような力強いダンスとボーカルで場内を圧倒。HAYATOは『バックステージまで皆さんの熱気が伝わってきました!』とこの日の熱いオーディエンスを讃え『(デビューして)5年間ずっと、夢の舞台でもあるバズリズムLIVEに出たかった!』と参加への興奮を話す。
中盤には自分たちをもっと知ってもらいたいと、歌詞をスクリーンに映し出し個性溢れるアルバム収録曲4曲メドレーで披露。ONE N' ONLYの素晴らしさはお祭り感が漲る力強いダンス・パフォーマンス。オーディエンスの身体を自然に揺らせ、横浜アリーナを巨大なフェスティバル会場に転じさせる。ラストはEIKUのハイトーン・ヴォイスをフィーチャーした、オーディエンスを幸せな気分に高揚させてくれる「My Love」で締め『めちゃくちゃ最高の時間でした!』と6人は客席に向かって深々とお辞儀してステージを降りた。

ONE N' ONLY

ONE N' ONLY

ONE N' ONLY

ONE N' ONLY

ONE N' ONLY

ONE N' ONLY

 

Novel Core

これまでの3組は全てグループであったが、続いてステージに表れたのはソロ・アーティストのNovel Core。ドラム、ギター、キーボード、DJ/ターンテーブルの4人編成バンドを従え『始めようぜ横アリ!』と元気よく登場。「BABEL」「WAGAMAMA MONDAIJI「TROUBLE」といった激しいチューンの楽曲3曲を、バンド演奏ならではのノンストップで叩き込む。「独創ファンタジスタ」の前にはオーディエンスにクラップを指導。この練習の甲斐あって客席も見事なクラッピングで応える。さらに『タオルでも振り回して遊びましょうか?』と場内を煽っていく。気がつけば客席はすっかり自分のペースに持っていく力量は鮮やかだ。Novel Coreの音楽は、大枠ではHIP HOPになるかもしれないが、ロックやポップの要素がふんだんに盛り込まれている。何よりも聴衆を楽しい気分にさせてくれる。終盤の「SORRY, I'M GENIUSでは」では超高速ラップまで披露し、客席を圧倒。ラストは11月8日にリリースが予定されている新曲「No Way Back」。ノイジーなギターリフから始まるロック・テイスト満載の豪快なナンバーで締めた。

Novel Core

Novel Core

Novel Core

Novel Core

Novel Core

Novel Core

M!LK

トリマエを務めるのは10月22日にここ横浜アリーナでワンマン公演を成功させたばかりのM!LK。5人がステージに出てくると、会場内には色とりどりのサイリウム・ペンライトが一斉に点灯され、息を呑むような美しい光景になる。全員が真っ赤なコスチュームに身を包み、肩や背中、腕などにワンポイントで白を配色しているところがとっても可愛いい。ここまで出演してきた各アーティストは、どちらかというとパワフルなフィジカルさをフィーチャーしてきたが、M!LKはポップでキュート。全員のキラキラ感が半端なく眩しく、会場の女子のハートをわしづかみ。もちろん歌も半端なくうまい。「Brave」では全員で美しいハーモニーを聞かせ、佐野勇斗が『次はキラキラした曲です』と紹介した「topaz」は、90年代の王道歌謡グループのサウンドを彷彿させ場内をうっとりさせる。中盤には5人のわちゃわちゃトークも披露し客席を沸かせ「シアワシェイク」のサイリウム・ペンライトを使ったアクションをレクチャー。曲中、メンバーは左右の花道に分かれて指導したアクションを客席に向けて煽っていく。ラストはM!LK恒例のバラエティ・コーナー。この日はステージに置かれたマットを土俵に見立て相撲大会。優勝したのは佐野勇斗。客席からの、やんやの拍手と歓声を受け、最後は2017年5月度の「バズリズム」のテーマ曲にもなった「テルネロファイター」。サビの"テルネロ"を全員が大きな声を出して歌い、歌あり、ダンスあり、ヴァラエティありの盛りだくさんの35分のステージを降りた。

M!LK

M!LK

M!LK

M!LK

M!LK

M!LK

 

THE RAMPAGE

バズリズム LIVE 2023 Day1のトリはTHE RAMPAGE。アウターは黒、インナーは白のモノトーンで統一されたコスチュームで、先ずはパフォーマー・チームでデビュー曲「Lightning」を。肉体と肉体がぶつかり合うような熱量溢れるフィジカル・パフォーマンスで場内をグイグイと引っ張っていく貫禄のパフォーマンス。後半には各々のメンバーがダンス・ソロを披露。6分超に及ぶ、まさに横綱相撲とも呼べる超弩級のパフォーマンスで客席を圧倒。オープニングからTHE RAMPAGE!の真髄を見せつけた
続く「Everest」の冒頭、全員が横一線に並び右腕を大きく掲げて、熱いパフォーマンスを届ける開会宣言。ここからは怒濤のアップチューンを畳みかけ会場を盛り上げていく。
この日は、ヴォーカルの川村壱馬が体調不良のため、不参加。つまり普段3人で歌っているパートを2人で越えなければいけない。吉野北人は『(ひとり)欠席となってますが、今日はこのメンバーで精一杯頑張っていきます!後悔のないように最高の思い出を作って頂ければ!』と話し、続いて"Say Yeah?" "Say Buzzrythm?"のコール&レスポンスを経て「SWAG & PRIDE」に突入。吉野から『ラスト、この曲で盛り上がって行きましょう!』と紹介されたのは「100degrees」。オープニングの「Lightning」同様、THE RAMPAGEの全てを見せるパフォーマンスで場内は最高潮にヒートアップ。最後は再び各々のダンサーがソロ・パフォーマンスを再び披露。15人のメンバーは左右の花道に別れ客席に最接近。『また会いましょう!』と残し、それぞれがステージを降り、4時間超に及んだバズリズム LIVE 2023の初日が終了。

THE RAMPAGE

THE RAMPAGE

THE RAMPAGE

THE RAMPAGE

この日の模様は日本テレビ『バズリズム02』にて11月24日(金)、CS・日テレプラスでは12月23日(土)にDay1~3を一挙7時間半放送、Huluでは12月15日(金)より配信がスタートする。

撮影=山内洋枝

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ダリル・ホール&トッド・ラングレンの来日公演のスペシャルゲストが発表された。

11月19日(日)東京:すみだトリフォニーホール、11月21日(火)大阪:Zepp Namba、11月23日(木・祝)東京:東京ガーデンシアターにて行われる来日公演。今回、最終日となる11月23日(木・祝)のスペシャルゲストとして、コーネリアスの出演がアナウンスされた。

なお、チケットは現在イープラスほかにて販売中。

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PARCO劇場開場50周年シリーズ『月とシネマ2023』が、2023年11月6日(月)~28日(火)に東京・PARCO劇場、12月3日(日)~10日(日)に大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演される。

本作は2021年4月に上演を予定していたがコロナ禍で中止となった作品で、今回はバージョンアップした『月とシネマ2023』として上演される。

初日に先立ち行われた会見と公開ゲネプロの様子をお伝えする。

初日前会見

会見には、出演者の中井貴一、藤原丈一郎(なにわ男子)、永作博美、村杉蝉之介、清水くるみ、木下政治、金子岳憲、奥田一平、たかお鷹、今井朋彦、作・演出のG2が登壇した。

まず登壇者全員に初日を迎えるにあたっての意気込みを尋ねると、G2は「前回(2021年の『月とシネマ』)がコロナで中止になって、今回は新しい血も混じって、違う形として練り上げた作品。いよいよお客さんに見せられるという実感がまだ自分にはわいてこない。ご覧のようにとても優秀な、世界に誇れる俳優が集まったカンパニーだと思うので、僕自身初日を楽しみに待っている」と述べた。

奥田一平

奥田一平

金子岳憲

金子岳憲

木下政治

木下政治

奥田は「この作品に参加できることに喜びを感じている。責任持って最後まで演じさせていただく」、金子は「前回からの皆さんの意思を引き継いでやっていきたい」、木下は「風通しのいい稽古場で、それぞれが通称で呼び合うということから始まり、とてもいい現場だった」とそれぞれ思いを述べた。

清水くるみ

清水くるみ

村杉蝉之介

村杉蝉之介

清水は「笑いあり涙ありのコメディで、稽古場でも笑いが絶えなかった。コメディ作品はお客さんが入って初めて完成するものだと思うので、(初日を)楽しみにしている。個人的には藤原くんの衣装がすごくお似合いのところがあって(笑)、シリアスなシーンだけど楽しい感じになったので、どういう反応が来るのか気になる」と、回想シーンで藤原が演じるある役の衣装について言及して登壇者たちの笑いを誘い、村杉は「僕は前回も参加していたが、皆さんご存じの通り“アレ”で“アレ”になってしまい(笑)、全公演できなくなった。今回初めてお客さんの前でできることがとても嬉しい。諸事情で僕が出演できないかもしれなかったが、結果的に前回と同じ役でまた呼んでいただいて、本当にGちゃん(G2)と貴一さん、丈くん(藤原)もありがとうございます。スケジュールの関係で皆さんより稽古日数が少なくてとても不安だが、今作を客席で見たら悔し泣きをしていたと思うので、(出演できて)本当に嬉しい」と感謝の言葉を述べた。

たかお鷹

たかお鷹

今井朋彦

今井朋彦

たかおは「映写技師のロクさん役で前回も出ていた。もう充分稽古したので、ただ淡々とやるだけ。それで伝わると思う」と稽古の手ごたえを感じている様子で話し、今井は「榊 哲哉という映画監督役。途中で敵役のように見えるかもしれないが、最終的にはG2さんの描くハートフルコメディの中に無事着地できるのではないかと思っている。一日中笑いが絶えないような楽しい稽古場だったので、その雰囲気をそのまま舞台に乗せられたら成功間違いなしだと思う」と稽古場の様子も交えて話した。

永作博美

永作博美

永作は高山万智子役での出演だが「村上万智子です」と役名を言い間違え、登壇者から総ツッコミを受けて「課長(木下が演じる村上課長)の名前を言っちゃった」と照れ笑い。「今回から参加できて嬉しく思っている。G2さんの演出の下、それぞれが個人個人、そして全体で作っていく感じがあって、気持ちいい稽古場だなと思っていた。見終えた後、気分が軽くなって、うっすら顔が笑っちゃうような感じで帰れるような作品になっているので、楽しみにしてもらいたい」と笑顔で述べた。

藤原丈一郎(なにわ男子)

藤原丈一郎(なにわ男子)

藤原は「僕の演じる小暮涼太は映画会社の宣伝部の若手社員で、要所要所でかき回すアクセントになっている役だと思う。中井貴一さんとの掛け合いも見どころなので楽しみにしていただきたい。2021年の『月とシネマ』以来、こうしてPARCO劇場で初日を迎えられるということが、本当に嬉しい。昨日は関西がすごく“アレ”で盛り上がっているので(笑)、“アレ”に負けないように、今日から11月・12月は『月とシネマ2023』を盛り上げられたらと思う」と、前日行われたプロ野球日本シリーズに言及して会場を沸かせた。

中井貴一

中井貴一

中井は開口一番「なにわ男子の中井貴一です」と会場の爆笑をさらい、藤原が「違います、っていうのもちょっと言いづらいんですけど(笑)」と中井に言うと、中井は「言うてくれなあかんやん、言うてほしい」とツッコミを要求。これには藤原も「そうですね(笑)」と大笑い。和やかな雰囲気の中、中井は「皆さん(2021年の『月とシネマ』のことを)「前回」と言うが、お客さんは誰も見ていないので、今回がほぼ初ということになると思う。2年前、僕たちの直前に上演予定だった作品がコロナで中止になって、ここの場所(PARCO劇場)で1か月稽古をして、舞台上にセットが立って、いざ本番というときに緊急事態宣言で中止になってしまった。そのときに、芝居に一番大切なのはお客さんなんだ、ということがわかった。お客さんがいてくださることによって芝居というのは成熟し進歩をしていくので、今日初めてお客様と相対することになって、どんな反応になるのかちょっと心配だが、全員で最後までケガのないように、お客様に夢を配れるように頑張っていきたいと思う」と今作にかける思いを語った。

G2

G2

今作が、2021年に上演予定だった『月とシネマ』ではなく、バージョンアップした『月とシネマ2023』として上演されることについてG2は「中井さんから、『月とシネマ』は誰にも見せていないがもう稽古をやり切ったので、何か違う新しいチャレンジをしたい、というお話しをいただいた。登場人物を増やして練る中でキャスティングが決まり、本当にユニークかつ優秀な、自分の世界を持っている人が集まってくださったので、いい意味で稽古中にどんどん役が僕の手元から離れて、その人のものになっていった。(観客が)笑ったけどなんで笑ったかわからない、感動したけど何で感動したのかわからない、みたいな感想を抱いてくれたら嬉しいなと思っている」と思いを述べた。

どのような気持ちで稽古に臨んだのかを尋ねられると藤原は「やっぱり(2年前の)悔しさもあったが、その悔しさをバネに今作は無事に完走できたら、という思いが今は強い。今作の本読みで中井貴一さんに挨拶に行ったとき、「おお、久しぶり!」と言われるかと思ったら「初めまして中井貴一です」と言われて、ちょっと待ってくださいよ、あれだけ2年前一緒にやったじゃないですか、と(笑)」と稽古初日のエピソードを披露。すると中井も「(藤原を示して)ガラガラ声で来たんですよ。ひとりだけ声が出てないという最悪な稽古初日を迎え、そこから徐々に回復をし、やっと本日に至った」と応酬。藤原は「ちょうどライブツアー中で、そこで声を枯らしてしまった」と苦笑いを浮かべた。

中井は「2年前は藤原くんがデビュー前で、「丈のためにも、もういっぺんやるか」という話になった後でこんなに有名になると思わなかった」とこの2年間の藤原の活躍ぶりに言及。「(2年間で)一番状況が変わったのは藤原丈一郎くん。彼が役者としてこの後やっていくベースみたいなものが作れたらいいなと思いながら(稽古を)やってきた」と、藤原への思いを述べた。

最後にメッセージを求められると中井は「この企画は2年前、コロナ禍でみんなの心がふさいでいるときに、どういうものを見たら心が和やかになるんだろうということを中心に考えた。今コロナが落ち着いて、お客様がどのように感じるのか非常に不安な状態でいるが、嫌なことを忘れられる時間を過ごしてもらえたらいいなと思っている」と述べ、最後に「藤原くんの成長ぶりというんでしょうか、本人も自分で「成長したよ」と言っている」と再び藤原に言及すると、藤原は恥ずかしそうに中井の肩にもたれかかりながら笑い、中井が「そこも楽しみにお客様に来ていただきたいね」と藤原に語りかけると、藤原は「はい!」と元気よく答えた。

公開ゲネプロ

PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『月とシネマ2023』舞台写真

PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『月とシネマ2023』舞台写真

とある映画館「ムーンシネマ」は館長が亡くなって閉館の危機。館長の息子で映画プロデューサーの並木憲次(中井)は父と絶縁状態だった。映画館を売ろうとする並木に、映画会社宣伝部社員の小暮涼太(藤原)、市役所の職員で映画館のボランティアスタッフの朝倉瑞帆(清水くるみ)、映写技師で「ロクさん」と呼ばれている黒川庄三(たかお鷹)は猛反対。そこに並木の元妻でフリーライターの高山万智子(永作博美)が現れて……。

今作は2021年に『月とシネマ』の企画がスタートしたときから、“観た人に温かい気持ちになってほしい”という想いが込められていたという。個性的なキャラクターと、テンポよく進むストーリー運びからもその思いがうかがえる。映画館「ムーンシネマ」は閉館の危機を乗り越えられるのか、というストーリーを軸に、過去に並木と父親が絶縁した理由、並木と映画監督の榊 哲哉(今井)が仲違いをした理由、並木と妻が別れた理由などが次々に明らかになっていき、すべての出来事が「ムーンシネマ」に集約されていく。

G2が会見で、稽古を重ねるにつれ「役がどんどん僕の手元から離れていった」と述べていたように、登場人物とそれを演じる俳優の個性が交じり合って唯一無二のキャラクターが生まれている。屈折した思いを抱えて頑固だが愛情深さをのぞかせる並木、一見頼りなさそうだが自分の思いにまっすぐな小暮、飄々としてつかみどころがなさそうだが強い信念を持つ万智子、と人物像が豊かに舞台上に立ち上がり、物語をよりカラフルに彩っている。

並木をはじめとする「ムーンシネマ」に引き寄せられる人々は、共通して映画への愛を持っている。彼らは映画愛で繋がっていくのだが、その姿が現実とオーバーラップして見えた。今作のキャスト・スタッフはこの作品への愛、演劇への愛でここPARCO劇場に集まった人たちだ。映画館の閉館を食い止めようとする登場人物は、公演中止を乗り越えてもう一度この作品を立ち上げたカンパニーの人々を映しているように思えた。コロナ禍で演劇などの舞台芸術は公演が行えない状況を何度も経験した。それでも「また舞台を上演したい」という「愛」は消えることなく、人々を繋げてこうして劇場に集約され、今作が上演された。

そうしたテーマやメッセージを声高に掲げている作品では決してない。目の前に繰り広げられているコメディをただ心のままに楽しむうちに、観客一人ひとりの心の中には、きっとそれぞれの思いが去来するのではないだろうか。ここにあるのは、何かへの「愛」を抱いた人たちの想いの結晶だ。

取材・文・撮影=久田絢子 

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2023年12月22日(金)東京會舘で開催される彩凪翔のクリスマスディナーライブ、ランチの部のスペシャルゲストに、七海ひろきの出演が決定した。

彩凪にとってセルフプロデュースライブはこれで3作目。今回のライブには殺陣や剣舞、宝塚歌劇団時代馴染のあった楽曲、歌ってみたかった楽曲を盛り込み構成を進めているという。現在稽古真っ最中の彩凪は、「七海さんとは宝塚歌劇団時代は所属する組が異なっていましたので、実は卒業後のほうが共演のご縁に恵まれているんです。卒業した年の七海さんご自身のクリスマスディナーショーをはじめとして、カイさん(七海)の座長公演にも2度ご一緒させていただいています。今年2月の舞台『刀剣乱舞』禺伝 矛盾源氏物語での共演からもうクリスマス!?早すぎる!!と焦りつつ、お稽古しています。今年のテーマは一番大切なものはこれ、と思って頂ける曲をお届けしますので、是非会いにいらしてください!」と意気込みを語る。

七海ひろきは、「ゲスト出演をさせていただくこととなり、とても嬉しく楽しみで仕方ありません!翔ちゃん、そして皆さんと素敵な時間を過ごせますように。Merry Christmas!!」とコメントを寄せている。

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「TVガイドPERSON別冊ミュージカルスターズ」(東京ニュース通信社刊)が2023年11月7日(火)に発売される(電子版は11月中旬以降順次配信開始)。

日本のミュージカルシーンを熱くするスターたちの美麗グラビア&インタビューを掲載する「TVガイドPERSON別冊ミュージカルスターズ」。第1弾の表紙を飾るのは、ミュージカル・ピカレスク『LUPIN ~カリオストロ伯爵夫人の秘密~』で主人公・ルパンを演じる 古川雄大 。ロングインタビューでは、帝国劇場で初の単独主演に挑戦する意気込みや、演出家・小池修一郎が古川をイメージして書いたというルパンの人物像についてたっぷりと聞いている。また、小池との距離感について「作品を作り上げる上では対等でいたい」と語る理由にも迫っている。さらに、本作の脚本・歌詞・演出を手掛けた小池と、ビジュアル撮影を担当した写真家 レスリー・キーの対談も掲載されている。

「TVガイドPERSON別冊ミュージカルスターズ」 (東京ニュース通信社刊)

「TVガイドPERSON別冊ミュージカルスターズ」 (東京ニュース通信社刊)

また、裏表紙&巻末特集には、同じくミュージカル『LUPIN ~カリオストロ伯爵夫人の秘密~』でカリオストロ伯爵夫人をWキャストで演じる柚希礼音×真風涼帆が登場。インタビューでは、Wキャストが決まった時の心情や、共演者の古川と令嬢クラリスを演じる真彩希帆の印象、宝塚歌劇団の元トップで星組の先輩・後輩である2人のエピソードなどを語っている。 

そのほか、大ヒット映画のブロードウェイ・ミュージカル『トッツィー』で主演に挑む 山崎育三郎 、フレンチロックミュージカル『赤と黒』で野心にあふれた美しい青年の主人公を演じる三浦宏規、日本初のオリジナルミュージカル『イザボー』で共演する望海風斗×甲斐翔真、エンターテインメント性にあふれた歌やダンス、アクションが盛り込まれたミュージカル『The Agent』で共演する屋良朝幸×寺西拓人×原嘉孝、韓国発のコメディーミュージカル『ミア・ファミリア』でミュージカルでは初共演の植原卓也×平間壮一×水田航生、ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ最新公演であるミュージカル「『刀剣乱舞』 千子村正 蜻蛉切 双騎出陣 ~万の華うつす鏡~」で演出と出演を務める太田基裕×spiが、ここでしか見られないスペシャルグラビアを飾っている。 

さらに、ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』のジョナサン・ジョースター役が決まり、11月22日(水)に写真集『ショートバケーション』(小社刊)を発売する松下優也が登場する。

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