竹下景子を中心に総勢17名の豪華声優陣が終結 プレミア音楽朗読劇 VOICARION『女王がいた客室』の全出演者が決定

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2021年10月7日(木)~14日(木)日比谷シアタークリエにて、プレミア音楽朗読劇 VOICARION  XIII『女王がいた客室』が上演される。この度、全出演者が決定した。

東宝が贈るプレミア音楽朗読劇シリーズ VOICARION(ヴォイサリオン) XIII(第13回公演)。2020年に上演された作品のリベンジ公演という位置づけでもある本作は、2020年2月27日初日を迎えるはずだったが、開幕前日に「大規模イベントの自粛」が要請され、公演2日目以降は全て中止となってしまった。だが、急遽無観客上演&後日映像配信が行われ、実際の客席は無人だったものの、Twitterで観客から届いたメッセージを客席に1枚1枚貼り付けて行った。公演を楽しみにしていた人々の想いを感じながら上演した光景は、「不要不急」として軒並み公演中止を余儀なくされたライブエンターテインメント業界において話題となり、「#心はクリエに」「#これはきっともう無観客じゃない」といったハッシュタグで注目を集め、各種メディアでも取り上げられた。

本作の出演者は、全公演出演で、マダム役の竹下景子を中心に、アレクサンドル・パーレン(アレックス)役の安元洋貴山口勝平諏訪部順一豊永利行梶裕貴鈴村健一朴璐美、マイカ・デミドフ役の保志総一朗小野大輔中村悠一福山潤津田健次郎浪川大輔緒方恵美、エレオノーラ役の三石琴乃沢城みゆき高垣彩陽(出演日順)ら人気・実力を兼ね備えた総勢17名の豪華声優陣。

東京公演最終日にはシリーズ5周年を祝うアニバーサリーイベントを開催。そして11月には大阪でも上演する本作。キャスト・スタッフ一同、万感の想いを込めてお届けする、とのこと。

原作・脚本・演出 藤沢文翁 より ご挨拶

「夢が叶うホテル」が再び戻って参ります。思い起こせば、この作品は VOICARION シリーズ最初の一作でございました。日本のブロードウェイとも言える日比谷のシアタークリエにおいて初めての朗読劇シリーズの幕開けに相応しい物語とは何だろう。どのような物語でお客様を迎えよう。何か「夢のある物語」がいい。でも「大人の人がうっとりするような夢」がいい。そして「クリエに相応しい高級感のある物語」がいい。色々と考えを巡らせてはみたものの、その答えは僕を育んでくれたヨーロッパの冬を覆う分厚い雲の先にあるような気がして、手をのばしても曇天が晴れることはありませんでした。それなら、気晴らしに旅へ出かけようとたどり着いたのが、日本・英国と合わせて第三の母国と言えるフランスのパリでした。以前、住んでいた実家はすでになく、旅人としてパリに降り立った僕は、常宿のル・ムーリスに宿泊しました。そこで、チェックインした瞬間に僕の想像力にまとわり付いていた雲は薙ぎ払われました。フランスは様々な亡命貴族を受け入れてきた国であり、このムーリスもそんなシェルターの役目をしたホテルの一つです。「ロマノフの没落貴族だけのホテルがあったらどうだろう?」「貴族であったことなど、全て忘れてしまったあ
る日、本物の皇太后陛下が訪ねてきたらどうなるだろう?」「彼らの夢とは何だろう」次から次へと、イメージが湧き始め、部屋の中でイメージが消えてなくなってしまわぬように必死に書き続けたことを覚えています。音楽監督の小杉紗代さんも、この台本が出来上がってから、わざわざムーリスへ行き、僕が作品中で描いたパリの「黄金の夜景」を目にして作曲をしたと聞いています。こうして、旅のはてで完成したのが『女王がいた客室』です。そして竹下景子さんを中心に声優をはじめあらゆるジャンルのトップレベルが集結し、お陰様でVOICARIONの看板作品となりました。

2020年、待望の再演となりまして、チケットは完売し、あとはお客様を待つのみという開幕前日、「大規模イベントの自粛」が要請され、初日を除いて配信のみの公演となってしまいました。それでも全国のお客様から連日、多くのメッセージを頂き、僕たちはそれを座席に貼り付け上演を続けました。竹下景子さんをはじめ、全てのキャストが一度は客席に降り、メッセージに涙し、「ここにお客様はいる」と全力で演じきった姿を僕は一生忘れないでしょう。
そして、ついに今秋、この偉大なるホテルの扉が再び開きます。今回はVOICARIONにとっても5周年ということもありトーク&ライブの催し物もご用意いたしました。皆様のご滞在が最高のものとなりますよう、スタッフ・キャスト共に最高のおもてなしを致します。ご宿泊、お待ち申し上げております。ご予約はお早めに……。

【STORY】
本当だよ……
このホテルの従業員は皆、ロマノフ王朝の生き残りなんだ
嘘じゃないよ!
パリへ亡命してきた貴族達なんだ……
ポーターは伯爵家執事
フロントクラークは男爵
包丁を磨いているシェフは近衛連隊長なのさ
嘘だと思うなら、コンシェルジュにぶつかってみなよ
きっと馬鹿に礼儀正しくお辞儀をするはずさ……

20世紀初頭のパリを舞台に、
ロマノフ王朝最後の生き残りとなった貴族たちが織り成すヒューマンドラマ。
それは、アナタがきっと宿泊したくなるホテル。

 

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まふまふ主催のイベント『ひきこもりたちでもフェスがしたい!~世界征服II@東京ドーム~ONLINE』が、新たに中国地域向けに「WEIBO」での配信が決定した。

WEIBOは、ユーザー数7億人以上を誇る中国圏最大のメディアで、WEIBOでの配信ライブの実施は日本人アーティストとしては初となる。まふまふは中国でも多くの支持を得ており、彼のWEIBOアカウントのフォロワーは25万人以上、中国の動画配信サイト・bilibiliの登録者数も78万を越える人気ぶりから、WEIBOがまふまふへ配信ライブのオファーし、日本人アーティストとして初となる配信が決定したという。

まふまふのWEIBOアカウントを期間限定で「Vplus(ヴィ―プラス)会員」仕様にすることで、まふまふアカウントから配信が可能となった。通常、Vplus会員は月額制の有料コンテンツだが、今回はチケットを購入することでVplus会員になることが可能とのこと。

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シチュエーション朗読劇『Love on Ride~通勤彼氏』が、8月6日(金)~8月11日(水)に浅草花劇場にて開催され、現在一般チケットが発売中だ。

シチュエーション朗読劇『Love on Ride~通勤彼氏』は、花江夏樹ら人気声優の参加で大人気のシチュエーションCDシリーズの初の朗読劇化で、電車で出会う彼との恋のシチュエーションが、1公演に3つのストーリーで構成されたオムニバスストーリー。

 

CDを飛び出しリアルの舞台で多くの女性を癒してくれるのは、5月の公演から引き続き、佐伯大地、國島直希、大野瑞生。そして新たなキャストとして、大平修蔵、小林大紀、才川コージ、TAKA(CUBERS)、田中晃平、にーちゃん(MeseMoa.)、春斗(CUBERS)、樋口晃平、松村泰一郎が参加。

様々な分野で活躍する個性的で魅力あふれるキャストが、どんな声で、どんな仕草で彼氏を演じるのか期待が高まる。特に今回は1人のキャストがいろんな役を演じるというのも楽しみのひとつ。さらに SPECIAL STORYでは3つのストーリーの主人公の3人の彼氏が偶然に出会う新しいシチュエーションも。

さらに公式Twitterでは、キャストからのコメント映像が展開されるなど、公演まで様々なイベントも開催中なのでフォローしておきたい。

すべての頑張る貴女に贈るシチュエーション朗読劇『Love on Ride~通勤彼氏』で、今年の夏は、耳で癒され、目でときめきたい。

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『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』が、2021年7月12日(月)、東急シアターオーブにて開幕した。

1970年にロック・オペラのコンセプト・アルバムとして発表され、翌1971年にブロードウェイで初演がおこなわれた『ジーザス・クライスト=スーパースター』。イエス・キリストの最後の7日間を描いた本作は、ティム・ライス(作詞)とアンドリュー・ロイド=ウエバー(作曲)という、当時まだいずれも二十代前半の若者だった(やがて天才として大成することになる)二人の英国人クリエイターによって作られた本格的ロックミュージカル。ユダ視点で描かれたキリスト物語というセンセーショナルな内容と、ミュージカルナンバーすべて名曲揃いという画期的作品として、世界に衝撃を走らせた。その後、けっして朽ちることなく、半世紀に渡り、多くのプロダクションにより上演が重ねられてきた。

「GETHSEMANE」マイケル・K・リー ソロ  (撮影:渡部孝弘)

「GETHSEMANE」マイケル・K・リー ソロ  (撮影:渡部孝弘)

そして、2019年10月、コンサート形式ではあるが、日本では初めて作品のオリジナル言語である英語歌詞による全編上演が実現した。しかも、世界各国で活躍するミュージカル界のトップスターたちがキャストとして名を連ねるという豪華企画。それが、東急シアターオーブでの『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』だった。ミュージカル・ファンの間で大きな話題を呼び、チケットは発売と同時に全日程完売した。が、チケットを入手ができなかった人々や、さらに台風による一部公演中止により不運を味わった人々からは、当然、再演リクエストが止まなかった。そんな声に応えて、このほど『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』が東急シアターオーブに帰ってきたのだ。

「SUPERSTAR」ラミン・カリムルー ソロ  (撮影:渡部孝弘)

「SUPERSTAR」ラミン・カリムルー ソロ  (撮影:渡部孝弘)

今回の再演に集結したキャストも、初演に負けない多彩な陣容だ。ジーザス役は、韓国系アメリカ人としてブロードウェイで活躍、韓国ミュージカル界のトップスターとしても絶大なる人気を誇るマイケル・K・リー。ユダ役はイラン生まれ、カナダで育ち、ブロードウェイやウエストエンドで活躍し、世界中に多くのファンを持つラミン・カリムルーが初演に続き出演。

「I DON‘T KNOW HOW TO LOVE HIM」セリンダ・シューンマッカー ソロ  (撮影:渡部孝弘)

「I DON‘T KNOW HOW TO LOVE HIM」セリンダ・シューンマッカー ソロ  (撮影:渡部孝弘)

また、オランダ出身で現在はイギリス・ウエストエンドを中心に活動中のセリンダ・シューンマッカー(マグダラのマリア役)、フランス系カナダ人のロベール・マリアン(ピラト役)、カナダ出身でブロードウェイでも活躍するアーロン・ウォルポール(アンナス役)、そしてアジア系アメリカ人を代表するブロードウェイスターのテリー・リアン(ペテロ役)。そして日本を代表するキャストには、ミュージカルやストレートプレイ、そしてドラマ や映画でも活躍する柿澤勇人(シモン役)、人気ヴォーカルグループ『LE VELVETS』のバリトン宮原浩暢(カヤパ役)、そして抜群の歌唱力で客席を魅了する藤岡正明が出演(ヘロデ王役)。

「SIMON ZEALOTES」柿澤勇人 ソロ  (撮影:渡部孝弘)

「SIMON ZEALOTES」柿澤勇人 ソロ  (撮影:渡部孝弘)

東京では、7月12日・13日のプレビュー公演を経て、7月27日まで上演。緊急事態宣言への対応については、公式サイトを参照のこと。また、7月31日~8月1日(日)には大阪・フェスティバルホールでも公演がおこなわれる予定だ。

出演者より開幕に際してのコメントが届いたので紹介する。

■マイケル・K・リー〈ジーザス・クライスト役〉

今回この作品に出演することができて、とても光栄です。短い期間でしたが、情熱的で、アメージングな『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』の稽古を経て、今、公演が待ちきれない思いです。共演者のみんなと一生をともに過ごしたような濃密な時間でした。準備万端でございます。皆様に最高な作品をお見せいたします。

「GETHSEMANE」マイケル・K・リー ソロ  (撮影:渡部孝弘)

「GETHSEMANE」マイケル・K・リー ソロ  (撮影:渡部孝弘)

■ラミン・カリムルー〈イスカリオテのユダ〉

お久しぶりです。また劇場に戻ってくることができてとても幸せに思っています。またこうして舞台に立てることにわくわくしていますし、大好きな東急シアターオーブで皆様にお会いできるのを楽しみにしています。

「SUPERSTAR」ラミン・カリムルー ソロ  (撮影:渡部孝弘)

「SUPERSTAR」ラミン・カリムルー ソロ  (撮影:渡部孝弘)

■セリンダ・シューンマッカー〈マグダラのマリア役〉

東京に来るのは2回目です。大好きな東京で『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』という作品に初めて参加させていただけることがとても幸せです。世界中のキャストが一堂に会しての公演になりますので、とても楽しみにしています。

「I DON‘T KNOW HOW TO LOVE HIM」セリンダ・シューンマッカー ソロ  (撮影:渡部孝弘)

「I DON‘T KNOW HOW TO LOVE HIM」セリンダ・シューンマッカー ソロ  (撮影:渡部孝弘)

■藤岡正明〈ヘロデ王役〉

早々たる世界のトップスターが東京の渋谷、ここシアターオーブに大集結する『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』。コロナの不安・恐怖が続きますが、我々自身もステージに立つことで、明日への希望にあふれるような稽古期間を過ごしてきました。お客様には勇気をもって明日へ進んでいく活力になるような公演にしたいです。頑張ります。

■宮原浩暢(LE VELVETS)〈カヤパ役〉

緊急事態宣言が今日から発令されましたが、公演を行うことができてとてもうれしいです。リハーサルでも世界から来たスーパースターたちの歌を聴きながら、心が震えていました。会場に来ていただいたお客様には、この作品がコロナで疲弊した心を癒すような 救世主になるのではないかと思います。

■テリー・リアン〈ペテロ役〉

この作品で東京に戻ってくることができてとてもうれしいです。2019年の公演と今回の公演の間で世界は一変してしまいましたが、また新たにこの作品に携わることで、様々なアーティストと関ることができて、お互いの絆をとても感じています。幸せな時を過ごしたこの作品を完成させるのは、劇場にお越しになる皆さんです。この作品を皆さんとシェアするのが楽しみです。

■ロベール・マリアン〈ピラト役〉

今回で東京は9回目ですが、東京に来ると毎回夢が叶うようなわくわくする思いをしています。このような状況でも公演が行えるということまさにが夢のようです。ここシアターオーブで素晴らしいカンパニーの皆さんと舞台に立てることにとても興奮しています。お客様とこの素晴らしいカンパニーとこの作品をシェアしたいと思っています。まるで魔法のような公演です。どうぞお楽しみに。

■柿澤勇人〈シモン役〉

19歳の時に劇団四季の研究生の時に初めて舞台に立った作品が『ジーザス・クライスト=スーパースター』です。時が経って、あの頃、憧れていたシモンという役で世界のトップスターと同じ板の上に立てる、夢が叶ったと思っています。ピュアでかわいかったあの頃の自分に頑張ったなと言ってあげたいです。熱狂的な作品ですので、袖で聴いていて涙がこみ上げます。皆さん、劇場に来る際はタオルを忘れずに!

「SIMON ZEALOTES」柿澤勇人 ソロ  (撮影:渡部孝弘)

「SIMON ZEALOTES」柿澤勇人 ソロ  (撮影:渡部孝弘)

■アーロン・ウォルポール〈アンナス役〉

大好きな『ジーザス・クライスト=スーパースター』という作品にまた出演することができて言葉に尽くせない、感慨深い思いです。私はこの1年半公演は役者活動ができなかったので、こんなに素晴らしい皆さんと大好きな作品でご一緒できることはこの上ない幸せです。お客様には、一生忘れられないような体験になると思いますのでどうぞお楽しみに!

 (撮影:渡部孝弘)

 (撮影:渡部孝弘)

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スリーピースオルタナティブロックバンド羊文学が、7月21日(水)に発売する初の映像作品『羊文学 Tour 2021 “Hidden Place” online live 2021.3.14』のハイライトシーンをYouTubeで公開した。

本作品には昨年リリースしたメジャーデビューアルバム「POWERS」の収録曲を中心に披露した「羊文学 Tour 2021 “Hidden Place”」のオンライン公演の模様がノーカットで全編収録されている。同時にジャケット写真、特典情報詳細も解禁となった。

羊文学は8月25日には初のアニメ映画タイアップ曲「マヨイガ」を含むEP『you love』をリリースすることも決定している。

羊文学 Tour 2021 “Hidden Place” online live 2021.3.14 ハイライト映像

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日本青年館ホールで開催するMusical Variety『三都物語』~京都・巴里・東京 装束サマーフェスティバル〜が、いよいよ2021年7月14日(水)に開幕する。このたび構成・演出の菅野こうめいと音楽・ピアノを担当する大貫祐一郎からコメントが到着し、セットリストが発表となった。

本公演は、日本の宮廷装束や服飾文化を研究し製造する井筒(京都)の装束を纏った出演者が、ミュージカルやJ-POP、古今東西の歌はもちろん、タップダンス、舞踊、ジャズ、和楽器演奏など、あらゆるエンターテインメント要素で歌い踊るミュージカル・バラエティショー。

装束を着て「One Day More」、「愛の讃歌」、「宮廷楽士長」、東京メトロ大メドレーと題して全員で東京にちなんだ楽曲をメドレー形式で披露、和楽器とタップのコラボ、そしてオリジナル楽曲「一途な夏」など、この公演でしか味わうことができない内容となっている。

構成・演出:菅野こうめい コメント 

井筒の夏は一途な夏

二年ほど前からでしょうか、知り合いの俳優たちがお正月に平安装束を身に纏い、コンサートなのか、ミュージカルなのか、とにかくなんとも奇妙(失礼!)な舞台をやっているのは存じておりました。今回、ご縁があって夏の舞台の演出を任されることになり、それを企画・制作なさっているのが「井筒」と言う企業であると言うことを初めて知りました。よくよく聞いてみると、井筒さんは、日本中の神社仏閣の装束や様々なグッズ(?)はもとより、皇室の式典装束までをも手がける日本随一の会社であること、そして装束文化を存続、継承するだけでなく、未来に向けて発展させたいと努力を重ねていらっしゃると知り、ただただ感服している次第です。

今回は「三都物語」と題して、時空を超えたミュージカル・バラエティをお贈りしますが、『ショーの中で是非オリジナル曲を』と言っていただいたので、僕と大貫さんで「一途な夏」と言う楽しい歌を作らせていただきました。伝統を守り続ける井筒さんの一途な姿勢こそ称えられるべきと言う想い、コロナ禍で何とかエンターテイメントをお届けしたいと頑張っている、仲間達へのリスペクトソングでもあります。

皆様、どうか井筒な夏、いや、一途な夏の一夜限りのお祭りをお楽しみください。

音楽・ピアノ:大貫祐一郎 コメント

装束と音楽

今回で「井筒」さんと関わらせていただいてから3度目のコンサートとなります。毎回素晴らしい「装束」と共に、音楽で携わってきました。「装束」と「音楽」、一見関わり合いの無いように思えるものが混じったとき、五感をこれでもかと刺激された経験が過去2回にありました。 

 「装束」の持つ力が「音楽」に希望を、

 「音楽」の力が「装束」に光を。

双方が互いを高め合い、誰も見たことのない世界へ連れて行ってくれます。視覚の「装束」、聴覚の「音楽」、時には心地よいアンバランスで脳を揺らしてくれることでしょう。

今回もこのコンサートの為にオリジナル楽曲を制作させていただきました。
夏の夜に相応しい、「装束」と「音楽」の調べをとくとご覧ください。

<Set List>

Opening

女ひとり…土居裕子
Rhapsody In Blue…(ピアノ演奏)
Another Openin’ Another Show /Everything’s Coming Up Roses…全員

京都

京の靴音〜三番叟より〜(和楽器とタップ)…RONxII・吉井盛悟・和楽器
京都慕情…岡田浩暉
風笛…日野真一郎(SAX演奏)
まくらことば…天童よしみ・クミコ・ブレイク☆スルー

巴里

Rhapsody In パリの空の下…(演奏)
宮廷楽士長…日野真一郎
シェルブールの雨傘…岡田浩暉
孤独のドレス (『マリー・アントワネット』より)…土居裕子
One Day More (『レ・ミゼラブル』より)…岡田浩暉・日野真一郎・土居裕子・クミコ・RONxII・ブレイク☆スルー愛の讃歌…天童よしみ
ミロール…クミコ

東京

東京五輪音頭…天童よしみ・岡田浩暉・日野真一郎
夏の終わりのハーモニー…岡田浩暉・日野真一郎
東京メトロ大メドレー…全員
一途な夏(オリジナル・テーマ曲)…全員

※東京メトロ大メドレー

大都会/東京だよおっかさん/東京ナイトクラブ/東京ドドンパ娘/ラブユー東京/東京砂漠/東京の屋根の下/二人の銀座/池袋の夜/新宿の女/渋谷で5時/インフルエンサー/六本木心中/Memories Of You/赤坂の夜は更けて/東京/宙船(そらふね)/TOKIO/東京VICTORY/大都会

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2021年7月12日(月)、KAAT 神奈川芸術劇場<大スタジオ>にてKAAT キッズ・プログラム 2021『ククノチ テクテク マナツノ ボウケン』が開幕した。本公演を手掛ける、振付・演出の北村明子コメントならびに舞台写真が到着した。

KAAT キッズ・プログラム 2021『ククノチ テクテク マナツノ ボウケン』(撮影:大洞博靖)

KAAT キッズ・プログラム 2021『ククノチ テクテク マナツノ ボウケン』(撮影:大洞博靖)

KAAT キッズ・プログラム 2021『ククノチ テクテク マナツノ ボウケン』(撮影:大洞博靖)

KAAT キッズ・プログラム 2021『ククノチ テクテク マナツノ ボウケン』(撮影:大洞博靖)

KAAT 神奈川芸術劇場が、2011年の開館時より開催している「KAAT キッズ・プログラム」。10年目となる2021年は「夏休み」をテーマした、新作ダンスだ。「夏休み」には死者を迎え入れるお盆の時期も含まれているということから、「精神の移動」「死生観」「自然の一部としての身体の躍動」などをキーワードに、子どもたちが言語ではなく身体を通じて、生死や自然について新たな発見・体験ができる作品づくりを目指すという。

KAAT キッズ・プログラム 2021『ククノチ テクテク マナツノ ボウケン』(撮影:大洞博靖)

KAAT キッズ・プログラム 2021『ククノチ テクテク マナツノ ボウケン』(撮影:大洞博靖)

KAAT キッズ・プログラム 2021『ククノチ テクテク マナツノ ボウケン』(撮影:大洞博靖)

KAAT キッズ・プログラム 2021『ククノチ テクテク マナツノ ボウケン』(撮影:大洞博靖)

KAAT キッズ・プログラム 2021『ククノチ テクテク マナツノ ボウケン』上演時間は約70分。KAAT 神奈川芸術劇場<大スタジオ>にて7月19日(月)まで上演される。

北村明子(振付・演出)

私にとっては初めてのキッズプログラムへの挑戦。今日までのクリエーションは、自分の中にあるキッズスピリットを手繰りながら、毎日、大小島さんの美術と横山さんの音楽という地図を片手に、ダンサーの身体とともにイマジネーションの冒険をしているような感覚でした。懐かしいというよりは、今現在の自分が新しいものの楽しみ方を、いつもとは異なる回路で発見していくような感覚でした。今回は、ご来場いただく皆さんと一緒に踊る時間も私にとっては最大の楽しみとなっています。ダンスは日常でもあり冒険でもあることを、(ご参加いただく皆様にも)体感していただけたらと思います!ぜひ私たちと一緒に踊りに来てください!

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トリノオリンピックのフィギュアスケート金メダリスト・荒川静香がプロデュースするアイスショー『フレンズオンアイス2021』が、8月27日(金)・28日(土)・29日(日)の3日間に渡ってKOSE新横浜スケートセンター(神奈川県)で開催される。

『フレンズオンアイス』は毎年夏に開催されるアイスショー。昨年は新型コロナウイルスの影響で開催が見送られたため、今回は2年ぶりの開催となる。

女性陣では荒川静香をはじめ、鈴木明子、安藤美姫、宮原知子、坂本花織、樋口新葉、本郷理華、村上佳菜子などが出演。男性陣でも宇野昌磨、田中刑事、本田武史、織田信成、無良崇人といった人気スケーターが集結する。

『フレンズオンアイス2021』の開催概要は以下の通り。

【開催日時】
・8月27日(金)[1公演] 開演時間 18:30
・8月28日(土)[2公演] 開演時間 12:30/開演時間 17:00
・8月29日(日)[2公演] 開演時間 12:30/開演時間 17:00

【出演者(予定)】
荒川静香、宇野昌磨、本田武史、鈴木明子、安藤美姫、織田信成、無良崇人、本郷理華、田中刑事、坂本花織、樋口新葉、宮原知子、村上佳菜子 他

チケットは7月17日(土)12:00~8月9日(月)23:59に、イープラスにて先行販売が行われる。

【チケット概要】
・スーパーアリーナ席:24,000円
・アリーナ席:19,000円
・SS席:17,000円
・S席:12,000円
・A席:9,000円
・車いす席:17,000円

※全席指定、税込

シートマップ

シートマップ

2年ぶりに開催される『フレンズオンアイス』。人気スケーターたちの演技で、夏の暑さを忘れることができそうだ。

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上野優華が有観客ワンマンライブ『上野優華 23rd Birthday & Debut 8th Anniversary LIVE ~Smile & Song~』を7月11日(日)に東京・大手町三井ホールにて開催した。本記事では、同公演のオフィシャルレポートをお届けする。


シンガーの上野優華(うえの・ゆうか)が昨年の2月以来、実に1年5か月ぶりの有観客ワンマンライブ『上野優華 23rd Birthday & Debut 8th Anniversary LIVE ~Smile & Song~』を東京・大手町三井ホールで開催した。昨年は春に予定したツアーを秋に延期し、そのツアーも結局は中止に。今年2月に予定されていたライブも開催直前に発出された緊急事態宣言を受けて今回の7月に振り替えられ、念願の有観客ライブとなった。

昼夜2公演で行われた本公演。1部の1曲目は自身が作詞をした「君までの距離」で幕を開けた。「久しぶりに会いに行くから」というフレーズから始まる楽曲を1曲目に持ってきたことからも、この日を待ちわびたことがうかがえる。冒頭の歌詞を歌い終えた後、イントロに乗せて、久しぶりに顔を合わせるファンに向けて「みんな久しぶり~!」と喜びを爆発させ、ファンは呼応するように大きな拍手で出迎えた感動の瞬間だった。続く「チャンスのタイミング」ではファンを立たせてクラップを煽り、さらに新曲「君の街まで」とアップテンポな楽曲を立て続けに披露。近年、失恋・片想いソングを中心に歌っている上野優華だが、こうしたアッパーな楽曲でグイグイ引っ張っていくのもライブならではの楽しみだ。

上野優華

上野優華

最初のMCでは「今までとは違うライブの形になってしまうんですが、変わらず私の歌を皆さん一人一人に精一杯届けようと思います!」と話し、7月24日でデビュー8周年を迎える上野優華は、自粛期間中に発表された2枚のアルバムからの新曲と定番ソングを織り交ぜ、「冬色シルエット」「こっちをむいて」「チョコレート」と得意とする恋愛ソングを次々に歌い上げていく。バンド編成による時に激しく、時に切なく壮大なアンサンブルは、ファンの心に寄り添うように歌い上げる上野優華の歌声を見事に支えていた。

ライブ中盤ではYouTubeで450万回再生を突破し、代表曲ともいえる「好きな人」、続けて「空」を弾き語りで披露。「8年間活動できていることはファンの皆さん、一緒にステージに立ってくれているバンドメンバー、お世話になっているスタッフさんみんなのお陰です。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます!」と想いを伝えた。

上野優華

上野優華

再びバンドメンバーを迎えて定番曲「はじまりのうた」で盛り上げ、最新曲「好きが残った」では失恋した主人公の想いを情感たっぷりに歌い、人気曲「あなたの彼女じゃないんだね」、「星たちのモーメント」と上野優華の真骨頂ともいえる歌唱力と表現力を最大限に発揮する楽曲が続き、本編のハイライトとなった。
「この8年間いろんな出会いがあって、その分いろんな別れもあって、その中で私らしく歌を歌って活動できたのもみんなのお陰だし、まだまだ歌っていきたい。1年半できなかったライブというこの幸せな時間をまたこれから取り戻すようにたくさん積み重ねていけたらとても嬉しいです。これからも上野優華は続くので、是非ついてきてください!」と宣言し、ファンへの誓いを歌にした「やくそく」で本編を終えた。

上野優華

上野優華

アンコールでは6月9日にリリースされた新アルバム『ヒロインにはなれなくて』のリリースツアーの開催も発表。全国10か所18公演の過去最大規模となるツアーに、「まだまだ続いていくからね、全国いろんなところで会いましょう!」と意気込みをのぞかせた。

アンコール1曲目は今年3月にリリースした「愛しい人、赤い糸」。自粛期間中にSNSで出会った「魔法の絨毯」という楽曲に感動し、同曲を歌う川崎鷹也へ楽曲提供を依頼し実現したラブソングだ。自身で作詞も多く手掛ける上野優華だが、シンガーソングライター提供の楽曲を見事に自分色に歌い上げるさまはシンガー・上野優華の本領といえる。

上野優華

上野優華

1部のアンコールラストはこの1年半の間続けてきたオンラインライブの中で定番となった「メロンパンのうた」。ロマンチックな歌詞とギターのカッティングが印象的なミドルテンポの楽曲で、メンバーもファンも終始笑顔溢れるステージで締めくくった。

2部は「こっちをむいて」からスタート。1部とはうって変わって抒情的な世界観から始まった。椅子に座り、しっとりと感情的に歌い上げる上野優華の姿が印象的だった。1部では披露しなかった楽曲を何曲も歌い、8年間の集大成を魅せた。この日の大ラスは「好きな人」に並び、上野優華の代表曲と言える「星たちのモーメント」を披露。イントロでステージ後方の幕が全開となり、ガラス張りの会場には東京の夜景が一面に広がった。まるで星空のようなネオンと会場の照明も相まってこの日一番の印象的な演出となった。計30曲を歌い続ける上野優華の歌声はますます冴えわたり、歌詞に出てくる「一人じゃない」というフレーズが会場、そして配信を見ているすべての人たちの心に突き刺さったのは間違いない。

上野優華

上野優華

最後に「また今日みたいな幸せな瞬間をみんなと積み重ねていけるように9年目10年目と頑張ります!今日はありがとうございました!またね~!」と言って深々と頭を下げてステージから去った上野優華。まだまだ進化を予感させる次のステージも見逃せない。
 

Photo by Tezro Hirano

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Foorinの「パプリカ」の新MV『あしたにたねをまこう!バージョン』が完成し、7月18日(日)よりNHK『みんなのうた』で放送されることが決定した。

「パプリカ」は2020年とその先の未来に向かって頑張っているすべての人を応援するプロジェクトの曲として、2018年に米津玄師が作詞・作曲・プロデュースをした楽曲。振付は、辻本知彦と菅原小春が手がけ、2019年には米津玄師のセルフカバーも公開された。2019年12月には、病気や障害のある子たちによるFoorin楽団が結成。同じく、5人の英語ネイティブの子どもたちがFoorin team Eを結成し、全編英語詞の「Paprika」を発表。日本だけでなく、国境を越えて世界に広がり続けている。

「パプリカ」新MVを手掛けたのは、奥山大史監督。25歳にして映画『僕はイエス様が嫌い』でサンセバスチャン国際映画祭最優秀新人監督賞など数々の賞を受賞。メンバーとも対話を重ね、Foorin、Foorin team E、Foorin楽団のメンバーと新世代の子どもたちが、未来の世界でなりたい自分になり、多様性をもって楽しく生きている姿を映像化した作品となっている。

また、「パプリカ」新MVに先駆けて、Foorinの最新アーティスト写真が公開された。最新アーティスト写真は、新しい赤い衣装を身にまとい、その姿は新MVでも楽しむことが出来る。

奥山大史監督 コメント

「あしたにたねをまこう!」
Foorinが繰り返し唱えてきたこの言葉には、
「みんなが夢を叶えられる世界になるために」という枕詞が隠れている気がします。
そんなことを考えながら作った、ミュージカル映画のようなミュージックビデオ。

公開まで楽しみにして頂けたら嬉しいです。

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2021年7月9日(金)、TOKYO DIME CITY HALLにて幕が開いたミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン 青学(せいがく)vs不動峰。シリーズとして19年目を迎えた“テニミュ”が今作よりキャストとクリエイター陣を一新。まっさらなところから新たなスタートを切った新鮮な感動を心に焼き付けるべく、そのゲネプロの模様をレポートしたい。

座席に着いて最初に目に入ったのは、スタジアムのゲートを思い起こさせる大きなパネル状のセット。プロローグを経てそこから最初に飛び出してきたのはやはり……越前リョーマだ! 物語はアメリカ帰りの超スーパールーキーである彼が青春学園中等部に入学し、テニス部へ入るところから動き出していく。

入部希望の同級生・1年トリオと出会い、うっかり厄介な先輩たちに絡まれ……と序盤はまさに学園ドラマの導入。トリオだけでなく他校生徒やテニス部員たちがシーンに合わせてカラフルに行き来することでステージ上に部活モノらしい活気が生まれ、物語を追う中で自然と“強くて生意気だけど仲間思い”なリョーマの魅力が伝わってくる流れは新鮮。その雑多な賑わいを切り裂くように学校名の入ったジャージに身を包んだ青学(せいがく)レギュラー陣がひときわ輝きながら登場するのも非常に効果的で、一瞬で吹き込む“彼らが只者ではないという”空気が舞台上にピリっと緊張感を与えてくれる。

 (C)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会

 (C)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会

第一幕はリョーマvs海堂、リョーマvs乾の校内ランキング戦が中心。リョーマ役の今牧輝琉はとにかくタフ。相手に合わせバリエーション豊富なゲームスタイルを繰り出し、ほぼ出ずっぱりの動きっ放しで序盤から汗だくになりながら“テニスに愛されている”リョーマをのびのびと演じる。何かを強制されそうになった時に発する「やだ」というセリフに込められた少年らしい一言も耳障りよく響き、端的にキャラクターの性格を伝える魂が宿っていた。

手塚国光役の山田健登は部長としての厳しさを備え、重厚感ある歌声も頼もしい限り。大石秀一郎役の原 貴和は瑞々しい歌声と笑顔を忘れぬ優しい副部長。不二周助役の持田悠生は天才プレイヤーとしての落ち着きと洞察力で場を支え、乾 貞治役の塩田一期はデータマンとしてのしつこさとダイナミックなプレーとのバランスが絶妙だ。明るさと人懐っこさで目を引くのはアクロバットもこなす菊丸英二役の富本惣昭。縁の下の力持ちポジションを丁寧に担っていた河村 隆役の大友 海、まさにスポーツ少年なまっすぐさと元気な声も気持ちいい桃城 武役の寶珠山 駿、自分のテニスを貫く海堂 薫役の岩崎悠雅の粘り強くストイックな風情──5月のお披露目会を経ての本公演ということもあり、青学(せいがく)レギュラー陣はそれぞれが時間をかけ、しっかりと自分のキャラクターに向き合い理解を深めてきたことが伝わってくる完成度。ちょっとした場面でのやりとりにも“らしさ”が溢れている。堀尾役のりょうた、勝郎役の白石 寿、カツオ役の市川愛大の1年生トリオのチームワークも同様。青学(せいがく)全員での揺るぎない一体感を持ってのパフォーマンスは、作品全体に瑞々しい勢いを与えてくれた。

 (C)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会

 (C)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会

第二幕は地区大会決勝。いよいよ青学(せいがく)vs不動峰の対戦だ。理不尽な先輩や顧問との衝突の末に生まれた雑草魂溢れる不動峰の結束は固く、実力も相当。登場した瞬間からチームカラーにふさわしいパワフルな歌とダンスの圧が存分に発揮され、青学(せいがく)とともに時間をかけ丁寧にキャラクターを構築してきたであろう安定感と存在感で相手校としての怖さを見せつける。

試合はダブルス2(不二・河村vs石田・桜井)、ダブルス1(大石・菊丸vs内村・森)、シングルス3(海堂vs神尾)、シングル2(リョーマvs伊武)の4戦。原作に描かれている試合展開をギュッと濃縮しつつ「ここは」という象徴的なポイントを強調して伝えることでテンポよくゲームが進む。試合によってミュージカルナンバーもハードロック調からシティポップ風にチル系ラップまでと多彩な切り口で緩急をつけ、それぞれの試合の特徴を際立たせた。また、左右および後方のスクリーンにボールの軌道やラケットのインパクトの瞬間を映像として映し出すことで、ラリーの様子を視覚化、芝居歌よりもレビュー的な歌の見せ方も多く、テニスの多様性を五感から伝えていくのが今シーズンの試合の特色となっている。

 (C)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会

 (C)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会

リョーマの父親であり伝説のテニスプレイヤー・越前南次郎と、「月刊プロテニス」の井上記者も欠かせないキャラクター。演じる中河内雅貴と北代高士はともにテニミュ1stシーズンに出演していた経験を持つ。ミュージカル俳優として活躍する中河内と若き座長・今牧の関係はそのまま「技術を身につけここまでこい」と願う父親と「親父をテニスで超えたい」息子の関係とも重なるようで、テニプリの大きな柱のひとつである父と子の物語を体現しているよう。飄々とそして軽々と歌とダンスと芝居とラリーを操ってみせる中河内が、作品と観客に与えてくれる“目に見えないが確実に噴出しているパワー”は重要だ。そして未来の名選手を求めて足で取材を重ね続ける井上記者。彼の持つ“知っているからこそ見つけられるモノ”の大切さとそれを追いかけ続ける情熱は、テニミュファンのあたたかな思いやブレない目線とも重なり、北代の愛ある誠実な芝居がその効果を増幅させていく。こうしたキャラクターの配置、配役の妙、虚実交錯する作品世界の芳醇さは、長年続いているシリーズだからこその心憎いホスピタリティーだと言えるだろう。

過酷な試合も終えれば笑顔。南次郎と井上がボールを打ち合う様子と青学(せいがく)&不動峰メンバーとの姿が夕焼けに照らされるとき、ふと「夢中になれるモノがある幸せ」を思う。そこにいるのは誰もがただの(永遠)のテニス少年。「勝ちたい」「強くなりたい」と願い、努力し、夢に向かって走り続ける“テニスの王子様”たちなのだ。そして、彼らを見守り応援し続けることはまた、観客にとっての「夢中になれるモノがある幸せ」なのかもしれない。

これまでのシリーズを踏襲しつつ、新たなフェーズで勝負する姿勢を崩さずに今まで描ききれなかったキャラクターの背景や人間ドラマにも重きを置いた4thシーズン。汗臭くなりすぎず、爽やかでポップな後味もその魅力である。3rdシーズンまでのリスペクトを巧妙に滑り込ませた創り手のテニミュ愛と、テニミュを楽しむ全ての人たちのエンジョイ精神が育てる新たなテニミュが歩む期待と──。スタートからゴールまで、いよいよ未知のワクワクが尽きない“テニミュ”との旅が始まった。

 (C)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会

 (C)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会

取材・文=横澤由香

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エンターテインメント集団・BOYS AND MEN(ボイメン)が『EJ MUSIC DAYS 2021 in 日比谷野音』に登場。lolとDJダイノジと共演し、野音に集まったファンたちと一緒に盛り上がった。

この日が初めての“野音”のステージとなったボイメン。このイベントへの出演が決定した時から、アーティストの聖地である野音に立つことができることを楽しみにしていたそうで、メンバーの水野も「数々の有名アーティストたちが立った野音にボイメンも立てるなんて光栄!」と意気込みも語っていただけに、のっけからテンションは最高潮。「帆を上げろ!」からスタートすると、ライブでは定番楽曲である「D.T.G」などを披露し会場の熱を一気に上昇させた。

BOYS AND MEN

BOYS AND MEN

BOYS AND MEN

BOYS AND MEN

さらにこの日の午前中に、ボイメンの水野と辻本がTBSラジオ『木梨の会。』の生出演と、そのメディアミックスであるGYAOの配信番組『木梨の貝。』の収録をしたことがきっかけで、木梨憲武がボイメンのライブに急遽乱入するというサプライズが。「今日のライブ見にいくよ」との約束を本当に果たした上に、7月28日にリリースされるボイメンのカップリング楽曲である「TRAIN-TRAIN」を一緒に披露する展開に。憧れの木梨憲武の登場に、辻本は「ラジオの時にちょっと話しただけだったけど、本当に来てくれるなんて思わなかった」と説明。水野も「憲さんの男気ですよ!」と驚きを隠せない様子だった。

BOYS AND MEN、木梨憲武

BOYS AND MEN、木梨憲武

BOYS AND MEN、木梨憲武

BOYS AND MEN、木梨憲武

その後のライブでも、新曲の「ニューチャレンジャー」の最初から最後まで簡単に踊ることができると話題の振付である「Zダンス」をlolにレクチャーし一緒に踊るという場面も。ファンたちも巻き込んだ大迫力の「Zダンス」で会場中を一つにすると、人気楽曲である「進化理論」や、今の時期に響くメッセージソングである「Oh Yeah」を力強く歌うなど、熱狂のライブを締めくくった。

BOYS AND MEN、lol

BOYS AND MEN、lol

BOYS AND MEN、lol、DJダイノジ

BOYS AND MEN、lol、DJダイノジ

また、この日に放送されたTBSラジオ『木梨の会。』で、木梨憲武が主導している学ラン企画に、ボイメンも参加する事が正式に発表。一緒に楽曲制作などを進めるなど、新しいプロジェクトの始動を予告した。

BOYS AND MEN

BOYS AND MEN

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歌手で俳優の加藤和樹がパーソナリティを務める特別番組『加藤和樹~Rough 15th Diamond~』が、2021年7月15日(木)午後8時より放送される。

パーソナリティを務める加藤は、“ダイヤの原石。磨けば光る人”を意味するミニアルバム『Rough Diamond』で15年前にメジャーデビュー。今年アーティストデビュー15周年を迎えた加藤が15年を振り返りつつ、60分たっぷりトークを展開する。

また、8月4日に配信スタートとなる15周年記念アルバム『K.KベストセラーズⅡ』(9月15日発売)から、先行配信シングル第2弾「Squall」が初解禁される。

加藤和樹コメント

思い入れも深い文化放送で、60分の一人喋りをするというお話を頂いたときに、嬉しい反面、60分一人喋りをした経験がなかったので、不安も感じました。しかし、信頼するスタッフさんもいらっしゃったので、挑戦してみようと思いました。収録では、最初は緊張していたのですが、喋っているうちに楽しくなってしまって、最後は時間を忘れて楽しくトークをしてしまいました!

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2021年11月20日(土)~28日(日)クールジャパンパーク大阪 SSホールにて『関西演劇祭2021』の開催が決定した。

2019年9月にスタートした「関西演劇祭」。 “つなぐ”をテーマに、 劇団・観客・審査員やスタッフなど、 参加するすべての人をさまざまな形でつなぐ演劇祭として開催、 3回目となる今年は、全国から多数の参加エントリーがあり、有名無名問わず、 厳選された10劇団と共に11月の演劇祭を創っていく。

審査員は、2019年・2020年同様、フェスティバル・ディレクターとして板尾創路、 スペシャルサポーターとして西田シャトナー 行定勲、初参加となる一色隆司(NHKエンタープライズ)が務め、関西演劇界の盛り上げに一役を担う。 毎年好評のティーチインも例年同様に行い、劇団・クリエイター・観客との新たなコミュニケーションの場を提供する

さらに、今年は関西演劇祭公式YouTubeチャンネルより関西の演劇情報などを配信し、関西と全国・世界をつなぐ演劇祭になるよう11月の開催にむけて盛り上げていく。

審査員コメント

◆フェスティバル・ディレクター 板尾創路 (お笑いコンビ130R・俳優・映画監督)

今年で三回目になる演劇祭はエントリー数も増え、 期待度が上がり早くもワクワクが止まりません。 終演後の客席との対話が特別なモノになり、 今まで体感した事の無い観劇となります。 演劇が苦手な方にもお勧めしたいです。 皆んなで関西、 日本の演劇を盛り上げていきましょう!

◆スペシャルサポーター 西田シャトナー (劇作家・演出家・俳優・折紙作家)

この祭りの開催を心から嬉しく感じております。 小劇場演劇は、 作り手の頭脳と想いと体が観客に直結する世界だと信じています。 その力と輝きを感じられるよう、 私も心をまっさらにして、 客席から応援いたします。

◆スペシャルサポーター 行定勲 (映画監督)

毎回、 終演後に熱い激論が交わされるのは、 それだけ舞台上から放たれる熱量が凄いからだと思います。
三年目もまた、 新しい出会いがあることを心から楽しみにしています。

◆スペシャルサポーター 一色隆司 (NHKエンタープライズ 制作本部ドラマ番組エグゼクティブ・ディレクター)

この春、 WWホールで予定していた演出公演がコロナ禍の影響で中止となりました。
しかし、 この関西演劇祭は昨年に引き続き今年も開催!
運営の皆さまの努力とお客様のサポートに感動と感謝の気持ちをもって目一杯「祭」を盛り上げていけたらと思います。
参加する劇団の皆さんも自分たちの思いの丈全てを作品に込めて、 明日の自分たちに、 更には演劇界に新風を巻き起こしてくれることを期待します!!新たな才能に出会えるのを楽しみにしております!!

参加劇団詳細

●劇想からまわりえっちゃん(東京)

大阪芸術大学在学中に青沼リョウスケを中心としたメンバーによって、 2008年に結成。
現在9名で活動中。 「演劇なんて大嫌い」をモットーに、 少年漫画的展開をなぞりつつも心の繊細な部分に触れるメッセージ性の強い戯曲を、 圧倒的な熱量で演じる中、 突然のギャグを挟んで自ら茶化す独自のスタイル「ギャラクティックアクト」にて全力全開で表現する。
その技法は舞台客席全てを翻弄し、 いつしか大人が忘れていたピュアな気持ちを呼び起こす。
これまでに、 佐藤佐吉演劇祭優秀作品賞をはじめとした数々の賞を受賞するなど、 今最も注目されている劇団の一つである。

●劇団不労社(大阪)

2015年に代表の西田悠哉が大阪大学を母体に旗揚げ、 以後大阪をはじめ関西を拠点に活動。虚構と現実の間、 条理と不条理の間、 センスとナンセンスの間、 笑いと恐怖の間、 クールとシュールの間、 冷静と情熱の間をかいくぐりつつ、 ニッチな需要を探る隙間産業式零細劇団。現代口語演劇やコント、 ホラー映画などを参照軸として、 リアリティを操作しながら日常的光景から超現実的次元へ物語をスライドさせ、 その裂け目から覗いて見える歪な人間模様を滑稽かつグロテスクに描く作品づくりを行う。「應典院舞台芸術祭 Space×Drama×Next2018」にて優秀団体ほか、 脚本賞・演出賞など受賞。令和3年度「次世代応援企画break a leg」選出。 「KAVC FLAG COMPANY2020-2021」選出。

●劇団5454(東京)

2012年4月旗揚げ。『青空の下になびいている真っ白いTシャツのように、 日々当たり前に見えている風景をリフレッシュさせたい。日常の汚れた気分を“ゴシゴシ(5454)と洗い流したい”』というのが劇団名の由来。作風は、 人間の心理的な部分から作られるヒューマンコメディー。俳優部は、 自然な会話劇を得意としながらも、 日常のどこかで見たことがあるような人間をデフォルメさせたキャラ作りに定評がある。 全ての作品にオリジナル楽曲を起用をし、 台詞とメロディーが融合した、 ポエトリーリーディングが作品の価値を高めている。また、 舞台美術は、 抽象的でシンプルな作品が多く、 照明の演出により映画さながらの展開スピードが強み。

●劇団レトルト内閣(大阪)

2001年、 関西学院大学の演劇サークルを母体として、 座長・川内信弥を中心に旗上げ。演出・脚本・音楽は三名刺繍が担当。 レトルト内閣の創る舞台は、 音楽とショーとアートを融合させた、 エンターテインメント作品。 骨太のストーリーに、 オリジナル楽曲を盛り込む作風で、 エレガンスロック演劇という独自のジャンルを切り開く。近年は歴史的事実に基づいたドラマ性の高い作品を多く創作しており、 2015年に発表した「文明ノ獣」、 2016年の「革命少年」は、 2年続けて劇評家・広瀬泰弘氏の年間ベスト作品と評されるなど高い評価を得た。また、 2017年には近鉄アート館の名物企画「ミュージックアート館」へ招聘され、 サラリーマンの立身出世を全編生バンド演奏で描いた音楽劇「オフィス座の怪人」が好評を博した。

●試験管ベビー(愛知)

1999年から愛知県名古屋市で活動開始。「お客様と一緒に芝居を楽しむ」をモットーに活動する劇団。 高速テンポのセリフ回しと笑い、 個性的なメンバーとどうでもいいストーリーで観客を魅了する。特定のシチュエーションやテーマにおける人間の無意味な会話の中から本当の意味でのリアル、 ナチュラルな笑いを交え喜劇的にアプローチする。楽しい時間を過ごしてもらう作品づくりを心がけ、 他団体では観られない「お客様参加システム」を構築し、 公演中になんらかの形で参加してもらうことで観客と舞台の一体化を図る。わかりやすい物語づくり、 ポップでありながら、 どのようなシチュエーションでも人間臭さを忘れないことが信条。 今年結成22年目。

●創造Street(大阪)

2015年大阪芸術大学在学中にKENSUSAKIが立ち上げる当時、 劇団と名を付ける事に抵抗感があり劇団では無い形態をとる。 以降1人で活動を続けていた。2020年に5周年を迎え「集え!新参者!」のスローガンの元、 所属俳優を募集し長山知史、 柴野航輝、 原佑宜、 山本真央がStreet1&Street2として新たに参加し、 活動の幅を広げていく。日常生活の隙間にS Fやファンタジーの要素を含んだオリジナル脚本・演出を得意とする。最近の上演としては2019年「あるいは沈む殻」2021年「明日くじらが降ってくる」がある。「創造性があるか、 ないか」を創作基準にして活動を続ける。 2017年に上演した「3」を大幅に改編し関西演劇祭へ参加する!

●project真夏の太陽ガールズ(大阪)

2017年より脚本・演出家オカモト國ヒコの呼びかけにより発足。毎年の夏、 15歳~25歳までの演劇の道を志す女子出演者を広く募集し、 3か月間徹底的に鍛え上げシンクロナイズドスイミング演劇『キラメキ』を上演する演劇プロジェクト。2020年度は中止し、 様々な方面より協力を得て2021年復活。例年のHEP HALLではなく、 ABCホールでの上演となる。パフォーマンス指導・演出助手に、 Z system奈可川浩三。 ダンス振付・指導に、 斎藤千秋。鍛えた肉体と想像力の駆使が持ち味であった小劇場演劇の面白さが見失われている昨今、 舞台に立つ者としての基礎を鍛え上げる機会を若い世代に与えつつ、 関西の小劇場演劇が培ったノウハウと心意気を伝え、 広く演劇界の発展に寄与できればと願っています。

●メガネニカナウ(大阪)

メガネニカナウとは、 主宰・上杉逸平が関西や東京の小劇場演劇公演に参加する中で出会った人達とのご縁を更なる縁で繋ぐべく2015年に立ち上げた演劇プロデュース団体です。
様々な拠点で活動をしている人気キャスト同士の意外な組み合わせ
◆脚本・演出陣が所属団体以外で創る普段とは趣向の違う外部作品
など、 お客様には【目新しさ】【作品自体の面白さ】【お得感】を感じて帰っていただけるような舞台をお届けすることをコンセプトにしております。 それと同時に、 関わったキャスト・スタッフもメガネニカナウをきっかけにご縁の輪が広がり、 関西小劇場界を微力ながら盛り上げていければ…という想いで活動しております。

●猟奇的ピンク(大阪)

「猟奇的ピンク」は大阪を拠点に活動する演劇製作ユニット。'生き方の全肯定'をテーマに共に、 今までに本公演を5回、 番外企画「Extra」を10回行う。"劇団"でありながら、 劇場に縛られず、 アイドルライブや、 音楽フェスにもたびたび参加。作品制作に置いても映像、 音楽、 アートデザイナーなどジャンルの垣根を越えたコラボを積極的に行っている。男性作家でありながら、女の子の内省描写を描く事が多く、『男性が書いたと思えない』『女の子に見て欲しい』『男性バイアスが掛かっている』など、 毎公演、 賛否両論を呼んでいる。関西の若手劇団の登竜門とされるWINGCUP(2020年度)にて優秀賞を受賞。

●笑の内閣(京都)

2005年、 京都で旗揚げ。芝居中にプロレスをするプロレス芝居をしていたが、 徐々に時事ネタ風刺コメディに作風が変わる。北は北海道、 南は福岡、 韓国ソウルでも上演したり、 政治家に招かれ永田町で公演も実施した。その風刺力は、 内田樹氏や宮台真司氏など著名な学者・文化人にファンも多く、 東浩紀氏が設立したゲンロンのプラットフォーム「シラス 」にもチャンネルを開設している。COVID-19の影響で劇場での公演がしにくくなった際には、 いち早くZOOM演劇にも挑戦、 「もし戦国時代にZOOMがあって、 織田家臣団がオンライン軍議をしていたら」という設定の「信長のリモート」は、 ラサール石井氏をはじめ40名が参加、 評判を呼んだ。

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2022年1月22日(土)~2月13日(日)東急シアターオーブにて『SINGIN' IN THE RAIN ~雨に唄えば~』の上演が決定した。

コロナ渦がなければ、英国の名門劇場、サドラーズ・ウェルズ劇場と日本の東急シアターオーブで昨年夏・秋で上演予定だった本作。初演からの主演キャストであるアダム・クーパーはそのまま、今夏のサドラーズ・ウェルズ劇場での上演に向けて英国で新たにオーディションを実施し、そのカンパニーが海を渡って来日する。

このたび、間もなく開幕する英国公演を前に、日本のファンに向けて主演アダム・クーパーよりコメントが到着した。

アダム・クーパー コメント

稽古場に向かう途中でコメント時のアダム・クーパー

稽古場に向かう途中でコメント時のアダム・クーパー

皆さんこんにちは! アダム・クーパーです。
今、私はロンドンで「雨に唄えば」のリハーサルの真っ最中です。当初の予定よりも約1年遅れてのスタートになってしまいました。稽古は週3回の検査とあらゆるものの消毒、マスクの着用など、コロナ感染対策の規制に則って進められています。このようなコロナ対策万全の環境での稽古は、私たちにとっては全く新しい経験です。でも、こうして私の大好きな「雨に唄えば」のリハーサルでスタジオに戻れることは何よりの幸せで、毎日がエキサイティングです。8月にはロンドンのサドラーズ・ウェルズ劇場で公演します。そしてもちろん、その後やっと日本に戻り、この素晴らしい作品を皆さんと再び分かち合うことができることが、本当に、本当に待ちきれません。

この1年半、世界中で誰もが本当に大変困難な時間を過ごしました。しかし、今、私たち(英国)はワクチンや私たちの様々な努力の成果で、この状況を乗り越えたのです。その事実を祝ってよいのだと思います。そして再び人生の素晴らしさを感じるには、『Singin’ in the Rain』を観るのが一番です!

皆さんもご存知のように、この作品はとても元気が出る作品です。ですから1月に、皆さんとシアター・オーブで直接お目にかかれるのが待ちきれません。もうすぐ皆様とお会いできるのを楽しみにしています! それまで皆様お気をつけてお過ごし下さい!

アダム・クーパー 【撮影】野津千明

アダム・クーパー 【撮影】野津千明

【ストーリー】

エンターテイナーとしての華々しいキャリアを元に、今やサイレント映画界のビッグスターとなった俳優ドン・ロックウッド(アダム・クーパー)は、作品の中で常にカップルを組まされる大女優リナ・ラモントとプライベートでもカップルだと噂されていた。リナは本気だったが、そんな気がまったくないドンは、パブリックイメージが壊れないよう振る舞いながらも、ある日のプレビュー上映会の後、若手女優を目指すキャシーと偶然出会う。舞台女優を目指していたキャシーは、映画スター然と接してくるドンをたかが映画の有名人とわざと軽くあしらおうとするが、スターへの憧れは禁じ得ない。また、そんなキャシーの言動に傷つきつつ、省みて共感できるものを感じたドンは、駆け出しのキャシーが気になり始める。

まだサイレント映画全盛時代だったが、ある日『ジャズ・シンガー』という音声付き新たな作品が大ヒットし、映画会社は一斉に音声付き映画(ト-キー映画)に流れ始めた。ドンがリナを相手役に製作中だったサイレント映画も、トーキー化が検討される。ところが、作品の試写は大不評。致命的な問題が発覚したからだった。なんとリナは、その美貌とはかけ離れた悪声の持ち主だったのだ。

そこでドンは、昔からの友人コズモと共に、若手実力派のキャシーを相手役にした、だんだん人気を集め始めた作品の“ミュージカル化”を会社に提案するのだが……。

 

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2021年11月~12月、東京芸術劇場プレイハウスにてミュージカル『蜘蛛女のキス』の上演が決定した。

本作は、1976年に出版されベストセラーとなった作家マヌエル・プイグ作の小説を原作として1990年代にミュージカル化され、1993年にはトニー賞ミュージカル作品賞などを多数受賞した、日本でも人気の高い作品。音楽と歌詞は、『キャバレー』や『シカゴ』などのヒット作を生み出してきたコンビ、ジョン・カンダーとフレッド・エブが手掛け、その名曲は、数々のミュージカル俳優によりコンサート等でも歌われてきた。抒情的かつメロディアスな楽曲が、全編にわたり作品を彩る。

出演キャストは、ミュージカル界でトップを走り続けながら、映像の活躍で一層注目を集める石丸幹二がモリーナ役を、舞台で圧倒的な存在感を魅せる安蘭けいが、蜘蛛女/オーロラの二役を演じる。

また、モリーナと刑務所で同室になる青年革命家バレンティン役には、大作ミュージカルへの出演が続く注目株の相葉裕樹と、今旬な実力派俳優であり幅広く舞台で活躍をする村井良大が、ダブルキャストで挑む。

演出を担うのは劇団チョコレートケーキの日澤雄介。読売演劇大賞優秀演出家賞(2014、2017年)を受賞しており、社会派で濃密な人間ドラマに定評ある日澤氏が初めて挑むミュージカル作品に期待が高まる。

▼演出家・出演者コメント

演出:日澤雄介

『蜘蛛女のキス』演出のお話を頂いた時、大変光栄に思うと同時に正直戸惑いました。こんな名作を僕が演出させてもらえるとは微塵も思ってなかったから(笑)。しかしその戸惑いは台本や原作に触れるうちに吹っ飛び、どんどん作品の持つ魅力に支配されていきました。多様性が叫ばれている現代において、モリーナとバレンティンの変化や価値観がどんな風に皆様に映るのかとても楽しみです。その辺りを丁寧に演出できればと思っております。そして何よりバラエティに富んだ素晴らしい楽曲。これを、石丸幹二さん、安蘭けいさん、相葉裕樹さん村井良大さんをはじめ、素晴らしいキャスト陣が歌い上げます。夢の様な劇空間を皆様にお届けしたい、そう思っております。ご期待ください。

モリーナ役:石丸幹二

「蜘蛛女のキス」は、映画で知りました。
密室での話でありながら、奥の深いストーリーにぐいぐいと引き込まれ、モリーナ役のウィリアム・ハートの演技に射抜かれました。その後、ミュージカル版の音楽を聴き、作詞・作曲コンビのカンダー&ウェッブの音楽の美しさ、ラテンのリズムに酔いました。そんな作品に向き合えるとは!しかもモリーナ役で!

興奮しました。が、すぐさま、あまりに高い頂に怖れを抱いています。

私ならばどんなモリーナになるのか。過去に数々の名優が演じてこられたキャラクター。その人物像を模索する日々が始まります。社会派の作品を多く手掛ける演出家日澤さんの手を借りながら、この名作の世界観を一緒に描いていければと願っています。

蜘蛛女/オーロラ役:安蘭けい

蜘蛛女のキスを最初に観たのは、同期の朝海ひかるが蜘蛛女を演じ、荻田(浩一)先生が演出されていたバージョンでした。とてもダークで、心にヒリヒリした感覚が残る作品でした。オーロラはモリーナにとって永遠の憧れで絶対的存在ですが、彼女の演じる蜘蛛女は、モリーナにとっては死の象徴なのだと思います。だからオーロラには絶対的なカリスマ性が必要だと思っています。そんなオーロラを演じることができるのか、私にとって大きな挑戦になると思いますが、是非挑んでみたいと思いました!

モリーナの永遠の憧れ、生きる象徴、あるいは死の象徴として、モリーナと共に舞台に存在したいと思います。ある時は味方で、ある時は敵で、客観的にモリーナ達を見つめるスクリーンの中の女優として、色んな面が出せればいいな、と思っています。

愛とは何か、愛するとはどういうことなのか。我々人間にとって永遠のテーマかもしれませんが、モリーナからその答えのヒントが得られると思います。軽い気持ちで観られる作品ではないかもしれませんが、根底にあるテーマは皆さん誰もが身近に感じているものだと思うので、是非劇場で、我々と一緒に共感してください!

バレンティン役(Wキャスト):相葉裕樹

この度バレンティン役を務めせて頂く事になりました、相葉裕樹です。歴史ある素晴らしい戯曲に参加出来る事に心から光栄に思います。そして石丸幹二さん、安蘭けいさんとまたご一緒出来る事、今からとても楽しみです。

演じる上で作品自体のテーマの深さや、革命家バレンティンの葛藤をどこまで表現できるか、新たな挑戦になると思います。非常に難解だと感じていますが稽古を通して想像力や感情を使い一つ一つ課題を乗り越えていけたらと思います。
見る人それぞれの価値観で様々な感じ方を楽しんで頂けると思います。
劇場でお待ちしております。

バレンティン役(Wキャスト):村井良大

出演のお話しをいただけた時は、素直に嬉しかったです。そして素晴らしいキャスト・スタッフの皆様とご一緒させていただけるという事がなによりも嬉しかったです。

自分にあまりないタイプのキャラクターなので役の声探しが今から楽しみです。この作品の持つエンターテイメント性とリアルな心理描写とのバランスを見つつ、自分の立てる場所を探していきたいと思います。

ミュージカル『蜘蛛女のキス』は、90年代初めにロンドンで初演を迎えたとは思えないほど今の時代にピタリとハマる作品です。観た人の心を笑いで温め、歌とダンスパフォーマンスで魅了し、最後心に突き刺さるラストを迎えます。長年愛される理由が分かるミュージカルです。劇場でお会いできる事を楽しみにしております。

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7月21日(水)にリリースされる鈴木瑛美子のシングル「kIng」のタイトルのミュージックビデオがYouTubeで公開された。

シングルのリード曲「kIng」は、TVアニメ『キングダム』第2クールのエンディング・テーマ。『機動戦士ガンダムNT』『進撃の巨人』などの音楽を手がける澤野弘之氏が楽曲提供・プロデュースした書き下ろし楽曲だ。MVは「守護神」をコンセプトしており、寺を舞台に戦う少女たちの姿と繭が登場。繭の中には、守護神(=鈴木瑛美子)が存在し、少女たちを支え鼓舞している。映像の後半には、ダンスに励む若手ダンサーが登場し、ここでも繭が映し出されている。

 

なお、同曲はシングル発売に先駆け、本日7月12日(月)より各音楽配信サービスにて先行配信がスタートしている。

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