クジラ夜の街、『竹取物語』をイメージした新曲「輝夜姫」のMVが完成
- 2023.12.04
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クジラ夜の街が、メジャー1stフル・アルバム『月で読む絵本』(12月6日発売)より「輝夜姫」のMVを12月6日に公開する。予告映像も本日・12月4日(月)から視聴開始となった。
「輝夜姫」は、導入のイントロを含めてバンド史上初となる「和」のテイストを取り入れ、『竹取物語』からもインスピレーションを受けて生まれた楽曲。
MVは今回も小林洋介が監督を担当。⽉のメタファーとして砂丘を舞台に、⼒強い演奏シーンに加えてアルバムタイトルに入っている「絵本」を「月で読む」シーンも表現として取り入れた、シンプルかつ幻想的な描写が際立つ映像構成となっているとのこと。
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モンキー・パンチ原作の大人気シリーズ『ルパン三世』が、片岡愛之助主演の新作歌舞伎となって2023年12月5日(火)より25日(月)まで新橋演舞場で上演される。タイトルは、新作歌舞伎『流白浪燦星(ルパン三世)』。脚本・演出を手がけたのは、松竹芸文室の戸部和久。これまでに新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』や新作歌舞伎『東海道中膝栗毛』といった話題作の脚本を手掛けてきた。近年ではOSK日本歌劇団のレビューも担当し、現在も翼和希の主演作『へぼ侍』の再演を控えている。
活躍の場を広げる戸部だが、歌舞伎の演出は本作が初めてになるという。出演者それぞれの見どころ、元ネタとなった古典歌舞伎や『ルパン三世』のエッセンス、作品に込める思いを聞く。
※『ルパン三世』ファンの方にはルパン関連の、歌舞伎ファンの方には歌舞伎関連のネタバレを含む記事となります。
■ルパンも歌舞伎も、出し惜しみなく
ーー漢字5文字(奇数)の『流白浪燦星』というタイトルは、初見ではまず読めず、意味が分かれば納得の歌舞伎らしさに溢れています!
原作アニメの主題歌にある“一筋の流れ星”というフレーズ、そして盗賊を意味する“白浪(しらなみ)”を組み合わせました。このお話が出た時から「古典歌舞伎であることにこだわって作ろう」と決まっていましたので、そのようなタイトルを考えました。演出もやらせていただくこととなり、オープニングから我ながらかなり痺れるものになっています。
ーー『ルパン三世』のオープニングといえば……。
そう、あれです(ニヤリ)。ストーリーは、安土桃山時代を舞台にしたオリジナルです。歌舞伎がお好きな方ならご想像がつくと思うのですが、初代石川五右衛門のいる世界。歌舞伎で五右衛門といえば……の華やかな名場面も出し惜しみなくお見せします。
ーー原作にも歌舞伎にもリスペクトを感じます。
僕自身がルパンファンであり歌舞伎ファンでもあるので(笑)。子どもの頃、学校から帰ると夕方にアニメの再放送でやっていました。その頃からのファンでした。
■歌舞伎版ルパン一味、その見どころ
ーー出演者も豪華です。
意外と珍しい座組だと思いませんか。松嶋屋の愛之助さんがいて、音羽屋、澤瀉屋、大和屋、天王寺屋。それぞれ違う学校(歌舞伎の一門)で育ってこられた方々が集まり、どんな引き出しを開けてアイデアを出してくださるのか楽しみです!
ーーおひとりずつ見どころをうかがいます。ルパン三世役の片岡愛之助さんはいかがでしょうか。
ビジュアルから愛嬌があり格好良く、まさにルパン。ルパンなだけに劇中で変装をします。愛之助さんが、いつ誰に変装するのか。僕自身、どのように演じてくださるのか楽しみにしています。不二子ちゃんとの定番のやり取りもあります。歌舞伎らしい見どころとしては、花道の六方。立廻り。そして愛之助さんから「やりたいよね」といっていただけたおかげで、本水(本物の水を使った演出)もできることになりました。とてもうれしいです!
ーー石川五ェ門を演じるのは尾上松也さんです。
かっこいい立廻りをみせてくださると思います。松也さんは、最近はご自身でも演出をされる機会がおありですね。チームの中で、いい意味でバランスをとりながら、皆をゴールまで運んでくれる方なので、一緒に作品を作るのが楽しみです。
ーー峰不二子に、市川笑也さんです。
だってもう、お綺麗じゃないですか。それが見どころです! 古典歌舞伎の名作『籠〇〇花〇〇〇』をパロディにした花魁道中があります。峰不二子といえばあの名曲、『ラ〇・〇〇ー〇』の和楽器アレンジでの花魁道中です。
ーー次元大介に、市川笑三郎さんです。
ふだんは女方を中心に活躍をされている方なので、次元に笑三郎さんのお名前が挙がった時は、目からウロコでした。すぐに「なるほど! それは見てみたい!」と。お芝居を作り込んでくださる方です。みたことのない笑三郎さんにご期待ください。
ーー市川中車さんは、銭形警部です。
生演奏の『銭形マーチ』で「ルパン、逮捕だ~」と随所にご登場いただきます。何度出てきても銭形。中車さんがあまりにも銭形警部なので、まさに銭形警部な銭形そのものが見どころです。下まつげの隈取りもさすがですよね。中車さんには、舞台の上で自由に皆を翻弄していただきたいです!
ーー傾城糸星/伊都之大王に、尾上右近さんです。花魁です。
本作には峰不二子という登場人物がいますが、ヒロインは右近さんが演じる傾城糸星だと思っています。映画『カリオストロの城』に峰不二子とクラリスがいるように。とはいえ、あくまでも歌舞伎らしいヒロインです。ある方とのラブロマンス的な場面もあります。こんな右近さんをみたい! を詰め込みました。
ーー長須登美衛門に中村鷹之資さんです。
今年大活躍の鷹之資さん。見せ場は、やはり立廻りです。前半から大切な役で登場されますが、最後まで目がはなせません。モンキー・パンチ先生は歌舞伎がお好きだったそうですね。そしてしばしば神話や伝承を題材にされていました。この役の名前も、日本の神話にヒントを得ています。
新作歌舞伎『流白浪燦星』
ーー牢名主の九十三郎に市川寿猿さんです。
御年93歳の寿猿さんです! 澤瀉屋さんであまり上演されることのない、河竹黙阿弥『四千両小判梅葉(しせんりょう こばんのうめのは)』をオマージュした場面でご活躍いただきます。
※市川寿猿さんは1958年に十七世勘三郎さんの『四千両』に出演。以来66年ぶりの『四千両』となります!
ーー唐句麗屋 銀座衛門(からくりや かねざえもん)に市川猿弥さんです。
猿弥さんはアイデアが豊富な方。銀座衛門という、AIやロボットに侵食されていく世界を代表した役をお任せしています。大きな見せ場もあり、どんな銀座衛門を見せていただけるのか楽しみです。
ーー坂東彌十郎さんが演じるのが真柴久吉。豊臣(羽柴)秀吉が、歌舞伎に登場する時の名前ですね。
本当に存在感が大きくて。実際に背も高い方なのですが、存在感からまず大きい。「からくりの兵隊を使えば、兵糧いらねえじゃねえか」と世界制覇を目論む悪い役です。でも彌十郎さんですから、間違いなくチャーミングな久吉になると思います。
ーー久吉の目論見は、戦争にドローンが使われる今の時代と重なるものを感じます。戸部さんご自身は、人工知能やロボットテクノロジーについてどう思われますか?
なんのための技術なの? という問いは、非常に重要だと思っています。たとえばロボットに仕事を奪われる人たちがいる。ご承知の通り社会にはいろいろな人がいて、さまざまな仕事があります。その仕事を必要としている人がいる。でもロボットを開発できるほど社会的に成功している人たちは、奪われる側の生活は想像できないのだろうな、と感じます。原作の『ルパン三世』は、社会の課題をデフォルメして、コミカルに風刺するところがありますよね。原作の世界観を作る上でも、大事なことに思います。そして、歌舞伎もそのように時代を映す鏡であってほしい、とも思っています。
ーー『流白浪燦星』は、歌舞伎を初めてご覧になるお客さんの来場も多く見込まれます。片岡千壽さんによる解説が入るそうですね。
「だんまり」の説明が必要だな、と思ったんです。暗闇で物を奪い合う歌舞伎独特の演出ですが、初めてご覧になる方には「さっきのゆっくり動くあれは何だったんだ」となるでしょう。それに僕らも、奪い合った物が、結局誰の手に渡ったのか分からなくなりませんか。
ーーはい、大事なアイテムを毎回見失います。
アイテムが1個ならまだしも、複数あると、どこだ? あれ? 誰か出てきた、誰? 今どこ? となるうちに全員同時に決まって(アイテムをかざして決めポーズ)幕! 終わってしまった……となりがちです(笑)。物語の本筋にも関わる、劇中であれだけ奪い合ったお宝が、だんまりであっさり盗られてしまう。歌舞伎のだんまりって、すごいですね!(笑)
■寄せずに、ふまえて、ルパンを目指す
ーーまもなく開幕です。初めての歌舞伎の演出のご感想は?
楽しまなくてはと思いつつ、やはり責任が重いです(苦笑)。「どれくらいを狙うか」の判断が何よりも難しいです。
ーー原作と歌舞伎のバランスでしょうか。
どれくらいのバランスの世界観に落とし込んでいくのか。衣裳ひとつをとっても、バランス次第で大衆演劇や2.5次元など、歌舞伎とは違う演劇にもなりえます。もちろんそれらを否定するつもりはありません。ただ歌舞伎として歌舞伎俳優がやるものとしてお見せする以上、歌舞伎でなくてはいけませんよね。今回も笑也さんや笑三郎さんのビジュアルをソロでみたら、「不二子ちゃんだ! 次元だ!」とは思われない可能性もあるくらい、歌舞伎に振っています。でも、この舞台のこの座組におさまれば、紛れもなく不二子ちゃんで次元大介になる。そのバランスを、音楽や美術などすべてにおいて見ていかなくてはいけません。いっそ原作に寄せてしまった方が安心感はあるんです。「だって原作がこうだから」と逃げられるから。でも、そこを超えないと、歌舞伎として成功とは言えないように思います。原作をしっかりとふまえた上で、寄せすぎないことを意識して。
ーー「寄せる」と「ふまえる」は別ものなのですね。
今回はとくに、寄せすぎなくても成立するんです。なぜなら、俳優さんたちの力があり、「そういう意図ならやってみましょうか」と受け入れてくださる裏方の皆さんがいて、裏方さんに受け入れてもらえる環境を作ってくれた近年の新作歌舞伎の積み重ねがある。そして何よりモンキー・パンチ先生の原作に力がありますから。
ルパンって本当にすごいんですよ。劇中で、ルパンは泥棒で次元という相棒がいて……などの説明を一切しなくても通用するんです。思えば原作もそういう始まり方でしたね。説明なしでも違和感なく見せられる。その世界観に、原作の強さを感じます。
■晴れやかな世界になればいいね、と願いを込めて
ーー最後に、戸部さんのお気に入りのシーンもお聞かせください。
やはりラストシーンでしょうか。実に歌舞伎らしく、ルパンファンの方にも「PART〇のあれだ!」と楽しんでいただけるであろう演出です。ルパンファンの方が、その“あれ”が「実はもともと歌舞伎のコレだったのか。元のコレはどんな芝居なのだろう」と興味をもってくださるきっかけになれば、とも思います。
ーーオマージュも綯い交ぜ(複数の作品世界をミックスする)も、歌舞伎の伝統的な作法ですね。戸部さんは、神話も題材にされたとのお話でした。
物部氏の先祖と伝えられている、ニギハヤヒの神話です。アマテラスより前に降臨していたけれど、アマテラスに敗れてしまった神々です。歌舞伎では、大伴黒主(おおとものくろぬし)や平将門など“負けた側”を主人公にした復讐劇が、しばしば描かれてきました。それは、負けた側に「忘れていないよ」と光を当てることで魂を鎮め、世界の闇が晴れるように。芸能が持つ大きなテーマとしての、鎮魂の意味があると思っています。この脚本を書き始めた時、決してそれを全面には出さないけれど、鎮魂と「より晴れやかな世界になればいいね」という願いを込めた作品にできれば、と思いました。1年の終わりに『流白浪燦星』をご覧くださった皆さんに、楽しく晴れやかな気持ちでお帰りいただけたらうれしいです。
新作歌舞伎『流白浪燦星』は、新橋演舞場で12月5日からの上演。
取材・文=塚田史香
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12月2日(土)に大阪ステーションシティシネマにて、長編アニメーション作品『屋根裏のラジャー』の親子試写会が行われ、主演の寺田心、百瀬義行監督、西村義明プロデューサーによるティーチイン付き舞台挨拶が行われた。同日の公式レポートが到着した。
同作は、長編第一作『メアリと魔女の花』が150の国と地域で公開され、世界で鮮烈なデビューを飾ったスタジオポノックの最新作で、イギリスの詩人・作家のA.Fハロルドによる『The Imaginary』を原作とし、想像から生まれた誰にも見えない少年・ラジャーを主人公に、イマジナリーフレンドたちによる現実と想像が交錯する世界で繰り広げられる大冒険が描かれる。
映画『屋根裏のラジャー』予告編
大阪ステーションシティシネマでの親子試写会の上映終了後、会場に集まった親子たちの大きな拍手の中ゲストの3名が登壇。まずMCから大阪の印象を聞かれた寺田は「大阪にはよく来るけど食べ物がおいしい! たこ焼きや551なども美味しいし、モンブランやチーズケーキの新しいスイーツが流行っていると聞いて、ケーキ作りが好きなので食べて自分でも作ってみたいです!」と話した。百瀬監督は「新喜劇など観に来たことがありますが、特に夏の暑い日に行った天王寺動物園のセミの声が大きくて印象に残っていますね」、西村プロデューサーは「2年程前、脚本の内容を相談しているときに、(実際には実現しなかったが)イマジナリ(劇中に登場する“想像のともだち”のこと)を道頓堀の橋から川に飛び込ませるとおもしろいと思っていたんです。そしたら、まさか今年来る(阪神タイガースがリーグ優勝、そして38年ぶりの日本シリーズ制覇を達成したこと)と思っていなくて!やっときゃ良かった…!あれをやっていたら今年大ヒット間違いなかったのに!」と悔しさを滲ませ会場は笑いに包まれた。
西村義明プロデューサー、寺田心、百瀬義行監督
その後、会場の親子の皆さんからの質問を受け付けるティーチインがスタート。すると会場の子供たちから次々と手が挙がり、ゲスト3名に対して様々な質問をぶつけられた。
まず、お母さんと見に来た子どもから「この映画でこだわったところは?」と聞かれると寺田は「収録は、まだ作品が白黒で手書きの状態で1年程前に行ったんですが、声変わりギリギリの時期でラジャーと共に声が成長しているのでは?という時期でした。オーディションの際も使用された印象的な映画の一番最初のセリフが、ラジャーとしての第一声だったんですが、本番でも一番難しく、こだわった部分です」と答え、百瀬監督は「イマジナリは第三者からは見えない存在なんですが、この映画では第三者がみることができるので、輝きを持ってしっかりと存在してほしいと思っていたので、“イマジナリをどう描くか”が難しくも、面白く、やりがいがありました」と話しました。西村プロデューサーは子供のころに聴いたある歌を引き合いに「(その歌を)子供の頃聞いた時に、“子供の時にだけ素敵なものに出会えるのかぁ”と思ってたんです。でも、“そうじゃないよ、大人になっても素敵な出会いはあるし、みつかるんだよ”と伝えたくてこういう映画を作ったんです。“隣にいるお母さんにも、君が見えている素敵なものは見えているよ“と伝えたかったのが僕のこだわりでした」と答え会場もその深い言葉に聞き入っていた。
また、「寺田さんにはイマジナリがいたんですか?」という質問に寺田は、「いたことがあるんだよ!小さいころに持っていた黄色いクマのぬいぐるみにコロちゃんと名前を付けて。ぬいぐるみだから見える存在だったけど…想像の世界で遊んだり喋ったりする秘密のお友達だった!僕にもイマジナリはいたよ!」と子どもの時のエピソードを披露。さらに別の子供から「この作品を通して学べたことは?」という質問が飛ぶと、西村プロデューサーは「例えば、小さい頃に出会った人の名前を忘れてしまうけど(中略)、そういう方々のおかげで生きているし、小さい頃に『火垂るの墓』と映画を観ていなかったらアニメーションを作ろうと思わなかったなと。忘れてしまってもちゃんと心の中に残っていくんだな、ということをラジャー君たちに教わりました」と話し、寺田は「僕がいま、絶賛反抗期だから(笑)、余計なことを考えてしまうんですが、いつでもまっすぐで諦めないラジャーのようにいつもいれたらいいなと思います」と答えた。
ティーチインの最後に「自分の夢の為にどのような努力をしてますか?」という質問が出たところ、寺田は「何事に対しても諦めない気持ちとか、好きな気持ちとかを大事にしています。学校の校長先生に教えてもらった“時間は有限、努力は無限、後悔は永遠”という言葉の意味が、中学生になるとわかったんです。もう友達と遊んでいると楽しくて……本当に時間がないと思ったんです。でもそんな中で30分とか10分とかちょっとした時間でも良いので夢に向かって勉強するようにしています」と、現在中学3年生である等身大の言葉でアドバイス。
最後に会場の親子たちをバックにフォトセッションを行い、会場が大盛り上がりの中、大阪での舞台挨拶は終了した。映画『屋根裏のラジャー』は、2023年12月15日(金)より上映スタート。
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2024年6月、俳優・演出家の串田和美率いる「フライングシアター自由劇場」第二回公演『あの夏至の晩 生き残りのホモサピエンスは終わらない夢を見た』が新宿村LIVEにて上演されることが決定した。
数々のヒット作を生み出し、日本の小劇場演劇を牽引した「オンシアター自由劇場」の解散から27年。串田和美は自身が探し求める演劇活動『自由劇場』を再開するため、『フライングシアター自由劇場』と名を改め、企画創作を開始した。その第二作目ととなるのが今作『あの夏至の晩 生き残りのホモサピエンスは終わらない夢を見た』だ。
原作は、これまで世界各国において様々な形で上演され、映画や絵本、ダンスやオペラ、音楽にもなった、Wシェイクスピアのロマンス劇『夏の夜の夢』。アテネの公爵シーシアスとアマゾン国のヒポリタの結婚を祝う夢の物語として書かれ、森の妖精たちや、その森に入った二組の恋人たち、公爵の結婚を祝うお芝居の稽古をしにその森に集まった職人たち。彼らが織りなす滑稽な幻想劇だ。串田は独特の発想で、そのシェイクスピアの世界を、見知らぬ、或いは極身近な人類が共有する夢と捉え、脚色し直し、21世紀の我々の世界を見据える作品にしようと目論んでいるという。
出演には、元宝塚歌劇団宙組トップスター・大空ゆうひ、世界で活躍するコンテンポラリーダンサー・島地保武、劇団はえぎわ所属の個性派俳優・川上友里、数々のミュージカルや演劇作品で高い評価を受ける皆本麻帆、ドラマや舞台などジャンル問わず活躍を広げる小日向星一、2年前から俳優活動を開始し急躍進を続けている串田十二夜、花組芝居にて男役・女形の両方をこなす実力派・谷山知宏、そして本作の脚色・演出・美術を手がけ、カンパニーを先導する串田和美と、現代の舞台芸術シーンを率いるアーティストたちが揃った。また、本作は来年度のシビウ国際演劇祭へ正式招聘を受けており、現地での上演も予定されている。
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2023年10月17日(火)~11月19日(日)に東京・大阪・福岡で上演された劇団『ドラマティカ』ACT3/カラ降るワンダフル!が、2024年1月12日(金)より映画館で上映されることが決定した。
劇団『ドラマティカ』とは、『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ/THE STAGE』シリーズとは異なり、原作ストーリーにはないオリジナルストーリーを劇中劇として描く、もうひとつの『あんスタ!!』舞台化プロジェクト。第三回公演となった今回は、「不思議の国のアリス」を題材に、劇団『ドラマティカ』シリーズ初出演となる宮崎 湧(真白友也 役)とACT1から出演している松田 岳(乱 凪砂 役)がW主演を務め、木津つばさ(逆先夏目 役)、山本一慶(氷鷹北斗 役)らが出演した。
(C)ENSEMBLE SQUARE/劇団『ドラマティカ』製作委員会
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演出・白井晃、脚本・中島かずき(劇団☆新感線座付作家)、音楽・三宅純のタッグで2010年に初演、2014年に再演が行われた舞台『ジャンヌ・ダルク』。イングランドとの百年戦争に疲弊したフランスに現れてめざましい活躍を遂げ、異端として火刑に処されたジャンヌ・ダルクという少女を描いた歴史スペクタクルだ。
9年ぶりの再演となる今回、ジャンヌを演じるのは舞台初出演にして初主演を務める清原果耶。さらに、小関裕太、福士誠治、島村龍乃介、深水元基、山崎紘菜、坪倉由幸(我が家) 、野坂弘、ワタナベケイスケ、粟野史浩、りょう、神保悟志、岡田浩暉、榎木孝明と、オール新キャストで若手からベテランまで多彩なキャストが集結した。
2023年11月28日(火)に初日を迎えた公演の様子をレポートする。
フランスの田舎・ドムレミ村で育った少女、ジャンヌ・ダルク(清原果耶)。イングランド兵の襲撃に遭った彼女は、「フランスを救え」という啓示を受け、王太子・シャルル(小関裕太)の戴冠式を実現するために行動し始める。
傭兵レイモン(坪倉由幸)とケヴィン(島村龍乃介)の助けや民衆の支持も得て、ジャンヌはシャルルへの謁見を果たす。ランス大聖堂での戴冠式を約束した彼女は、自ら甲冑をまとって戦に身を投じ、タルボット(福士誠治)率いるイングランド軍に占拠されていたオルレアンを奪還した。神の声に導かれるように勝利を収める彼女に鼓舞され、勢いを増すフランス軍。だが、ジャンヌの奇跡は長続きしなかった――。
清原は舞台初出演・初主演らしいピュアさと、初舞台とは思えないほど堂々とした佇まいで抜群の存在感を発揮する。素朴な少女の見た目と力強い声、可憐さと猛々しさのギャップに惹きつけられ、ただの村娘である彼女がどんな活躍を見せてくれるのかワクワクしてしまう。そして、“神の声”が聞こえなくなってからの不安、それでも困難に毅然と立ち向かう強さなど、ジャンヌという人間の生き様に胸を打たれる。射抜くような強さを持つ瞳、落ち着いたよく通る声が印象的で、この先様々な舞台作品で清原が活躍する姿を見てみたいと感じさせてくれた。
もう一人の主人公とも言えるシャルルを演じる小関は、鬱屈した思いを抱える青年の胸の内を丁寧に見せる。シャルルの悩みや苦しみとその背景がしっかりと描かれることで、ジャンヌが自分を見つけたことへの喜び、宣言通りに戴冠式への道を切り開いたジャンヌへの想い、王としての葛藤も伝わってくる。時代に翻弄されながらも王として成長していくシャルルの物語も魅力的だ。
シャルルを挟んで対立するヨランド(りょう)とラ・トレムイユ卿(神保悟志)の腹の探り合いなど、愚直なまでにまっすぐなジャンヌとは真逆の静かながら緊張感に満ちた戦いも見応え抜群。そんな中、懸命にシャルルを支えようとする王妃マリー(山崎紘菜)の愛らしさと健気さが清涼剤となっている。
また、エキストラを含めて総勢110名を超えるキャストが参加している本作。客席も使い、フランス軍・イングランド軍の戦力差や勢いを、臨場感を持って見せている。ジャンヌによって士気を高めたフランス軍の、劇場全体を揺るがすような熱気に圧倒された。ステージに傾斜がついていて奥行きが見えることもあり、多くのキャストが一堂に会する戦場や戴冠式のスケールが一見してわかる。
厳かさや不穏さを効果的に演出する音楽をはじめ、衣装や美術、照明といったクリエイティブも見逃せない。王や貴族は煌びやかな衣服に身を包み、大柄な兵士たちも多くいる。その中で、質素な衣服を着た小柄な少女が凛と立つ様子は異彩を放っている。総合芸術としての演劇の魅力、舞台では滅多にない大人数のキャストで作り上げる大スペクタクルの魅力を存分に堪能することができた。
作中でも度々言われるが、ジャンヌは猪突猛進に行動しているだけ。それでも仲間が奮い立ち、彼女の奇跡に懐疑的だったり反発していたりする者たちも味方につけ、敵国イングランドや教会に危険と判断される理由が、一つひとつのセリフやキャラクターたちの表情からも理解できた。
一番近くでジャンヌを支えるレイモンとケヴィン、共に戦うアランソン公(深水元基)たちフランス軍とのやりとりは、緊迫した戦時下でもどこかあたたかくホッとさせてくれる。
また、優秀な兵士だからこそジャンヌの躍進に戸惑うタルボット、プライドを持ってジャンヌを異端審問にかけるコーション司教(榎木孝明)、イングランドの権力者だがジャンヌの姿に感銘を受けるベッドフォード公(岡田浩暉)など、敵として描かれる人々にも人間味があり、単なる悪とは切り捨てられない。戦争の残酷さや人間の愚かさがリアルに描かれつつ、一人ひとりが魅力的な人間として存在していた。
計算などなく、信じるものに突き進むジャンヌの姿は眩しくも危うい。コロナ禍での混乱や各国で起きている痛ましい戦いといった出来事を目の当たりにしている現代人にも、彼女の純粋さやリーダーシップは羨望や畏怖の念を抱かせるのではないだろうか。約600年前の出来事をもとにした物語でありながら、今を生きる私たちにも多くのメッセージを与え、様々なことを考えさせてくれる。
ひたすら前に進んでいくジャンヌを取り巻くたくさんの思惑。フランスとイングランドの宮廷や軍人、教会、それぞれの立場と正義がぶつかり合い、大きな渦となっていく様子と、その中で自分を貫いた少女の生き様を、ぜひ劇場で体感してほしい。本作は12月17日(日)まで東京建物 Brillia HALLにて上演された後、12月23日(土)~26日(火)まで大阪・オリックス劇場でも公演が行われる。
取材・文=吉田沙奈 撮影=田中亜紀
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シンガーソングライター・iriの最新アルバム『PRIVATE』収録曲「DRAMA」が、カシオ計算機株式会社「CASIO G-SHOCK/BABY-G PRECIOUS HEART SELECTION 2023」のCMソングに決定した。本日・12月4日(月)より、俳優の窪塚愛流とモデルの藤本リリーが出演する動画広告がスタートされる。
「CASIO G-SHOCK/BABY-G PRECIOUS HEART SELECTION 2023」キービジュアル
今回CMに起用された楽曲「DRAMA」は、デビュー当時からの盟友で、先日完走した秋ツアー『iri Plugless Tour』にも参加しているYaffleがプロデュースした楽曲となっている。
iriは来年3月13日(水)に自身初となる単独武道館公演『iri Live at 武道館』を開催。さらに武道館公演を記念して、現在プレミア高騰化している1st〜4thアルバム(『Groove it』『Juice』『Shade』『Sparkle』)のアナログ盤が再発売されることが決定している。それぞれジャケットや収録楽曲からインスパイアされた限定クリアカラーヴァイナルで再編成されたプレミア商品となっており、現在予約受付中。
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2020年より月刊漫画誌「ヤングエース」(KADOKAWA刊)にて連載中の『TRUMP』が2023年12月4日(月)発売の「ヤングエース 2024年1月号」にて最終回をむかえた。コミックスの最終5巻は2024年2月2日(金)に発売が予定されている。
コミック版「TRUMP」は、舞台『刀剣乱舞』シリーズや1月に控えるミュージカル『イザボー』などを手掛ける劇作家・末満健一が2009年より展開する演劇オリジナルの人気シリーズ作より、シリーズの原点となる『TRUMP』を漫画家・はまぐりによりコミカライズしたもので、不死を失った吸血種たちが《生》を渇望し、永遠の命を持つTRUMP(トランプ)の伝説に翻弄されていくゴシック・サスペンス。この度、最終回をむかえるとともに、『TRUMP』の前日譚として、2019年に上演されたシリーズ作『COCOON』が来春より新連載されることが決定した。
演劇・TRUMPシリーズは、今年4月に上演された『LILIUM -リリウム 新約少女純潔歌劇-』を皮切りにシリーズ15周年を掲げ、2024年には待望のシリーズ新作のテレビアニメ化「デリコズ・ナーサリー」の放送も決定。演劇・漫画・アニメとフィールドを拡げ、ますます盛り上がりをみせている
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2023年12月14日(木)~12月17日(日)東京・CBGKシブゲキ!!、12月23日(土)~12月24日(日)大阪・心斎橋PARCO SPACE14にて上演する、Alexandrite Stage Produce『25Magic』のチラシビジュアルが公開された。
本作は、昨年、子供鑑賞体験支援事業にも採択された『25Magic』の再演。物語は出張サンタクロース事業を営む会社の存続を巡り、社員が奮闘するハートフルコメディだ。
舞台『25Magic』Emerald Team
舞台『25Magic』Emerald Team
上演は一部Wキャスト制となり、EmeraldとRubyの2チームが回替わりで出演する。 演出はいずれも野口大輔が手がけ、振付はAyanoが担当。出演者には、藤田よしこ、大槻ヒロユキ、美郷真也(元宝塚歌劇団)、御堂耕平、茉玲さや那(元宝塚歌劇団)、助川真蔵らが名を連ねた。
舞台『25Magic』Ruby Team
舞台『25Magic』Ruby Team
また、本作の取り組みのひとつとして、18歳以下を無料で招待する企画を実施。これについてプロデューサーの野口は、「コロナ禍の影響で、若い方達が文化芸術の鑑賞や体験をする機会が多く失われている現状を知りました。元々、飾りつけをした劇場に子ども達を招待して、クリスマスシーズンの記憶のひとつにして貰いたいという思いもあって、今回の取り組みに至りました。コロナ禍の厳しい状況を沢山の方に応援して頂いたお陰で、今もこうして活動が継続出来ています。その事に感謝して自分達が出来る範囲ではありますが、少しでも誰かに喜んで貰える取り組みをこれからも模索し続けていきたいと思います。それが団体としての存在意義の一つだとも感じています。劇場では少し早いクリスマスプレゼントも御用意しておりますので、是非お誘い合わせの上、劇場へ足をお運びください」と語った。
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wacciの全6公演の全国ホールツアー『wacci Hall Tour 2023~2024 -laugh mix-』が12月2日(土)よりスタートした。
ツアータイトルになっている「-laugh mix-」は、レコーディングにおいて使用される未完成の音源の「rough mix (ラフミックス)」からとり、“wacciの5人だけでは未完成のライブを、お客さんの笑顔、拍手、歌声が加わることで、初めて完成となるLIVEをしたい”という意味が込められている。
wacci
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初日の大阪公演はNHK大阪ホールにて開催され、wacciの代表曲「恋だろ」、「別の人の彼女になったよ」などを披露。さらに2023年10月〜11月のNHK「みんなのうた」に書き下ろした楽曲「まぶたを閉じれば」をライブで初めて披露した。そして最後に、ボーカル橋口が“このLIVEみんなのおかげで完成しました”と話し幕を閉じた。
なお、全国ホールツアーのチケットはイープラスほかにて販売中。
wacci
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2024年3月、『HUNTER×HUNTER』THE STAGE 2が上演されることが決定した。
冨樫義博による大ヒット少年コミックを新たに舞台化し、2023年5月に上演された公演では、完成度の高さから大きな話題となった『HUNTER×HUNTER』THE STAGE。
この度、早くも第二弾の上演が決定し、公演詳細・チケット情報に加え、メインビジュアル・キャラクタービジュアル・公演CMが公開となった。
『HUNTER×HUNTER』THE STAGE 2 公演CM
今作は、ハンター試験を終え、各地で念能力を習得した主人公・ゴン、キルア、クラピカ、レオリオが、世界最大のオークションが行われるヨークシンシティで再会を果たし、通称“クモ”と呼ばれる盗賊グループ・幻影旅団と対峙する、原作コミックでも屈指の人気を誇る「ヨークシンシティ編」を中心に描く。
前作に続き、父に会うため、父と同じハンターとなり過酷な試練に立ち向かう主人公のゴンを大友至恩、ゴンの良き仲間となるキルア、クラピカ、レオリオを、それぞれ阿久津仁愛、小越勇輝、近藤頌利が務め、ゴンたちに異様な興味を示す奇術師・ヒソカを丘山晴己が演じる。そして、団員から絶対の信頼を得る幻影旅団団長・クロロ役には太田基裕が決定したほか、実力派キャストが脇を固める。
公演日程は、2024年3月より、東京・天王洲 銀河劇場、大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティと2都市をめぐる。
今作ではクラピカの因縁の仇であるクロロ率いる幻影旅団が登場。ますます目が離せない舞台ハンターに期待しよう。
(C)P98-24・『HUNTER×HUNTER』THE STAGE 2製作委員会
”9月1日、ヨークシンシティで!!——”
ハンター試験を終えたゴン、キルア、クラピカ、レオリオは、それぞれの地で念能力を習得し、世界最大のオークションが行われるヨークシンシティで再会を果たす。
時を同じくして、クロロ率いる幻影旅団もまた、全ての競売品を奪うべくヨークシンに集結していた。通称〝クモ〟と呼ばれる幻影旅団は、かつてクラピカの同胞・クルタ族全員の命を奪った盗賊グループであった。
鎖のように絡み合う運命。怒りと悲しみで緋色に染まるクラピカの瞳。制約と誓約。
やがてクラピカは復讐を成し遂げるべく、幻影旅団に一人で立ち向かってゆく。
果たしてゴンたちは、大切な仲間の心を安寧へと導くことができるのか——。
キャラクタービジュアル
ゴン(大友至恩)
キルア(阿久津仁愛)
クラピカ(小越勇輝)
レオリオ(近藤頌利)
ノブナガ(村田充)
フェイタン(平松來馬)
マチ(秋野祐香)
フィンクス(田鶴翔吾)
シャルナーク(織部典成)
シズク(佐當友莉亜)
パクノダ(鳳翔大)
ウボォーギン(伊勢大貴)
シルバ(北村圭吾)
ゼノ(椎名鯛造)
センリツ(岩田弘子)
ネオン(櫻井佑音)
ライト(和泉宗兵)
ヒソカ(丘山晴己)
クロロ(太田基裕)
クロロ(太田基裕)
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2024年5月・6月、東京・兵庫にて、ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン Dream Live 2024が開催されることが決定した。
先月、シリーズ20周年を記念して、有明アリーナで開催された『テニミュ秋の合同大運動会2023』。その大盛り上がりも記憶に新しい、ミュージカル『テニスの王子様』シリーズ(通称テニミュ)。
2024年1月~3月に、テニミュ4thシーズン第5弾となる本公演、ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン 青学(せいがく)vs立海の上演を控えるなか、この度、テニミュシリーズ20周年の締めくくりとして、テニミュ4thシーズン初となるライブイベントの開催が決定した。
本公演で披露された楽曲の数々を、ライブならではの演出でおくる「Dream Live(通称ドリライ)」。そしてこのドリライで青学(せいがく)メンバーがテニミュ4thシーズンを卒業となる。彼らの最後の勇姿を心に刻みながら、全員で盛り上がろう。
なお、スタッフ・出演キャスト詳細、公演日程、会場は後日発表となる。
さらに、テニミュ20周年を祝うスペシャルな番組「ミュージカル『テニスの王子様』20周年記念特別番組「テニミュ通信」<第2回>」の配信が、2023年12月25日(月)12:00よりスタートする。出演キャストたちがテニミュ20年の歩みを振り返るトークや、歴代手塚国光キャストが全員集結した「オール手塚座談会」第2回をおくる。
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2024年1月25日(木)に発売されるTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEの初ベストアルバム『16SOUL』から、「SOLDIER LOVE」の音源がYouTubeで解禁された。
『16SOUL』は、同じくベストアルバム『16PRAY』とともに2作同時リリースされるTHE RAMPAGEのベストアルバム。「SOLDIER LOVE」は、『16SOUL』に収録されるリード曲だ。
「壮大な愛を胸に目指すべき世界へと暴れ突き進む16人の戦士の魂を表現した」という楽曲で、公開されたMVの概要欄には全歌詞が公開されている。
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