彫刻家 名和晃平とダンサー 田中泯の初のコラボレーション ダンス『彼岸より』が上演

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彫刻家 名和晃平とダンサー 田中泯の初のコラボレーションとなる舞台『彼岸より』が、2024年1月10日(水)・11日(木)YCC県民文化ホール(山梨県民文化ホール)にて上演される。

70年代より型破りな実験的活動を展開し、身体と世界の関係性を追い求めてきた田中泯。その活動の一つに、自身の拠点・山梨県の山村で決行された「白州フェスティバル」がある。日本における野外芸術祭の先駆とも言えるこれに名和晃平はボランティア・スタッフとして参加し、強い影響を受けたと公言する。

高度情報化に伴って人々の身体性は希薄化し、非身体的な表現が蔓延し始めている。人類はどこに向かおうとしているのか。カラダとはすべての生命に固有の、最初の環境であり、世界との接続点でもある。田中泯と名和晃平はそれぞれの仕方でカラダと向かい合うことで、あらゆる階級の世界と対峙し、新たな創造の可能性を切り拓いてきた。そんな両名が今、その出会いの地・山梨で舞台へと挑む。

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12月27日(水)、28日(木)、29日(金)の3日間、インテックス大阪にて開催される、大阪のラジオ局・FM802による年末恒例のロック大忘年会『FM802 RADIO CRAZY 2023』で、番組公開収録や弾き語りライブを実施する「こたつサテライトスタジオ」と「音波神社境内ステージ」の全ラインナップが発表された。

会場の2号館内に設置される音波神社・境内STAGEでは、yama、ヤングスキニー、BIGMAMAが登場してFM802の番組公開収録を実施。スカイプラザにて設置されるこたつサテライトスタジオには、miletがDJをつとめる『YOUR RADIO 802』の公開収録、キュウソネコカミ、クリープハイプなど豪華アーティストとFM802の番組公開収録を実施される。

そのほか、音波神社境内ステージではFM802料理部による餅つきや忘年会トーク、アーティストによる弾き語りLIVEなどの企画も盛りだくさん。詳細は下記の通り。ライブと合わせて要チェックだ。

​​【音波神社・境内STAGE】

●12月27日(水)
・15:15~ ゲスト:yama/番組:Roundtable with Komaki(DJ:土井コマキ)
・16:40~ ゲスト:ヤングスキニー/番組:RADIO∞INFINITY(DJ:ハタノユウスケ)

●12月29日(金)
・16:20~ ゲスト:BIGMAMA/番組:TACTY IN THE MORNING(DJ:大抜卓人)

【こたつサテライトスタジオ FM802公開収録】

●12月27日(水)
・14:00~ ゲスト:キュウソネコカミ/番組:FRIDAY Cruisin’ Map!!(DJ:飯室大吾)
・15:00~ 出演:milet、ゲスト:塩塚モエカ(羊文学)/番組:YOUR RADIO 802

●12月28日(木)
・15:30~ゲスト:クリープハイプ/番組:Chillin’ Sunday(DJ:落合健太郎)
・17:30~ゲスト:NEE/番組: living room 802(DJ:豊田穂乃花)

●12月29日(金)
・17:30~ゲスト:オカモトショウ&オカモトコウキ(OKAMOTO'S)、ROY&TAXMAN(THE BAWDIES)/番組:UPBEAT! (DJ:加藤真樹子)

FM802料理部 RADIO CRAZY編<ふるまい餅の部>

●12月27日(水)14:30~15:00

会場:境内ステージ
出演:真壁刀義選手(新日本プロレス)
実況DJ:内田絢子(FM802)
内容:餅つき&トーク&料理部考案レシピ ふるまい(限定50食)

●12月29日(金)14:30~15:00

会場:境内ステージ
出演:高橋ヒロム選手(新日本プロレス)
実況DJ:仁井聡子(FM802)
内容:餅つき&トーク&料理部考案レシピ ふるまい(限定50食)

※上記に関しては両日とも伊地知潔、金澤ダイスケの出演はありません

FM802料理部 RADIO CRAZY編<忘年会の部>

●12月28日(木)16:15~17:00

会場:境内ステージ
出演:伊地知潔(ASIAN KUNG-FU GENERATION)、金澤ダイスケ(フジファブリック)
ゲスト:ホリエアツシ(ストレイテナー)、小倉誠司(flumpool)、棚橋弘至選手(新日本プロレス)
実況DJ:加藤真樹子(FM802)
内容:餅つき&料理実演&料理部考案レシピ ふるまい(限定50食)

境内ステージ 弾き語りLIVE

●12月27日(水)16:00~ 映秀。
●12月28日(木)13:30~ 森 大翔
●12月29日(金)15:30~ tonun

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お風呂でピーナッツの自主企画『スーパー銭湯ライブ vol.3』が2023年1月6日(土)に東京・月見ル君想フで開催されることがわかった。

『スーパー銭湯ライブ』は、お風呂でピーナッツが毎年開催している恒例の新春イベント。第三回となる今回は、お風呂でピーナッツのほか、北村蕗、S.A.R.、Khamai Leonが出演する。

北村蕗

北村蕗

S.A.R

S.A.R

Khamai Leon

Khamai Leon

チケット(前売券)は、イープラスにて2024年1月5日(金)18時まで受付中。

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2024年1月12日(金)〜15日(月)CBGKシブゲキ!!にて上演される、OFFICE SHIKA PRODUCE Operetta『Ms.YAMA-INU』。この度、追加アフタートークイベントが決定した。

11月に上演された、Operetta『YAMA-INU』(原作 入交星士【小説「山犬」】)。毎回、様々なジャンルのアーティストが参加し、クリエイションを重ねてきた舞台『山犬』を20~30代の若手女優陣を中心により身体表現、そして歌、音楽に特化した「Operetta(軽歌劇)」として全く違うアプローチでリクリエイションした作品だ。

本作は、その対となる男女逆転作品。伊藤純奈、能條愛未、佐藤祐吾、木﨑ゆりあ、仲万美、そして丸尾丸一郎が出演。

伊藤純奈

伊藤純奈

能條愛未

能條愛未

佐藤祐吾

佐藤祐吾

木﨑ゆりあ

木﨑ゆりあ

仲万美

仲万美

丸尾丸一郎

丸尾丸一郎

今回、カンパニー&作品に所縁の強い特別ゲストを招いた追加アフタートークイベントが決定した。

1月12日(金)18:30の回では、ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン、ミュージカル『刀剣乱舞』、ミュージカル『薄桜鬼 志譚』など、2.5次元ミュージカルを中心に活躍する山﨑晶吾と同シーズンのテニミュで共演した佐藤祐悟による「同期のぶっちゃけ同窓会」。

山﨑晶吾

山﨑晶吾

1月13日(土)13:00の回では、ミュージカル『刀剣乱舞』、「僕のヒーローアカデミア」The“Ultra”Stageなど話題作へ連続出演し、11月に上演したOperetta『YAMA-INU』にて、イイダ役(今作ミズ・ヤマイヌでは「雲雀」として伊藤純奈が演じる)で出演の雷太と公私共に仲良しの佐藤祐悟と共におくる「男だらけの同窓会」。

雷太

雷太

1月15日(月)13:00の回では、ミュージカル『ピーター・パン』、舞台『鋼の錬金術師』など舞台出演多数で、2022年に上演したOFFICE SHIKA MUSICAL 雑踏音楽劇『ネオンキッズ』、『私は怪獣 -ネオンキッズ Live beat-』の主役・ミユキを演じた岡部麟を招き、木崎ゆりあと丸尾と語る「卒業を語る会」。

岡部麟

岡部麟

アフタートークの枠をはみ出す、濃い目のコンセプトで熱く深く語りあうイベントを行う。

また、1月13日(土)18:00の回、1月14日(日)18:00の回では出演者のみで、年をまたいで作り上げたOperatta『Ms.YAMA-INU』の濃密な制作秘話を語る。

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2024年3月22日(金)~3月24日(日)LINE CUBE SHIBUYAにて開催される『Amuse Presents SUPER HANDSOME LIVE 2024 “WE AHHHHH!”』のメインビジュアルが解禁となった。

2005年よりスタートした、アミューズ所属俳優による恒例のファン感謝祭、『SUPER HANDSOME LIVE』通称『ハンサムライブ』は、18年目に突入し、今回は「20周年に向けて一緒に旅をしよう!」をテーマに開催。ハンサムライブ参加メンバー総勢22名が20周年に向けて「ここから歩み出す」という想いを込めた力強いメインビジュアルとなっている。

12月20日(水)には、ミニアルバム「HERE WE AHHHHH!」が発売され、その記念として12月22日(金)、12月23日(土)に東京-渋谷HMV&BOOKS SHIBUYA、12月25日(月)に大阪-心斎橋HMV&BOOKS SHINSAIBASHIにて計3日間の「対面式お話会イベント」が開催。これまで年末にライブを行うことが多かったチーム・ハンサム!とハンサムファンにとって、12月は特別な時期だが、今年は「お話会」という形でファンの方1人1人に直接感謝を伝えるイベントが実施された。

イベントには、3日間で約3,500人を動員。ミニアルバム購入特典の「特製HANDSOME PASSPORT」に、ここでしか押せないスタンプをメンバーが押したり、参加者と会話したり、盛り上がりを見せた。

12月22日(金)左から甲斐翔真、猪塚健太、林優大、松島庄汰、溝口琢矢、東島京、本島純政

12月22日(金)左から甲斐翔真、猪塚健太、林優大、松島庄汰、溝口琢矢、東島京、本島純政

12月23日(土)左から徳永智加来、山崎光、福崎那由他、富田健太郎、新原泰佑、太田将熙、青山凌大

12月23日(土)左から徳永智加来、山崎光、福崎那由他、富田健太郎、新原泰佑、太田将熙、青山凌大

12月25日(月)左から水田航生、平間壮一、植原卓也

12月25日(月)左から水田航生、平間壮一、植原卓也

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2022年、イギリス出身のショーン・ホームズ演出の『セールスマンの死』で主人公ウィリー・ローマンを演じ、高い評価を受けた段田安則。そのショーン・ホームズ演出のもと、今回挑むはウィリアム・シェイクスピアの不朽の名作『リア王』だ。『セールスマンの死』同様、現代寄りの演出になるという。段田に作品への意気込みを聞いた。

ーー『セールスマンの死』でタッグを組んだショーン・ホームズさんと、今度は『リア王』に挑戦されます。

今は、大丈夫かなという不安ばかりです。ショーンさんに「シェイクスピアで何がやりたい?」と聞かれて、「ロミオ」って言ったら「ジュリエットはどうだ」と返されて(笑)。その後実際には『リア王』でご依頼をいただきました。『リア王』は、1991年に蜷川幸雄さんの演出で、エドガーを演じたことがあって、その時に、いい芝居だなぁ、と感じ入った記憶があります。今回、改めて読み返して、はてさて、自分がどういう風にできるのかと考え込んでしまいました。もちろん、楽しみは楽しみですし、うれしいことなのですが、今はまだ、楽しみな気持ちと不安な気持ちと半々です。

ーーショーンさんの演出についてはいかがですか

海外の演出家さんは、イギリスやアメリカ、ルーマニアの方々など、これまで何度かご一緒してきましたが、それぞれに皆さん素晴らしかったんです。その中でも、ショーンさんは、稽古も全然無理がない進め方で、相性がいいというか、戯曲への向き合い方も、とても面白いと思いました。今回も、演出がショーンさんじゃなかったらもっと不安が大きかったかもしれません。『セールスマンの死』で得た彼への信頼感はとても大きいですね。そういえば、『セールスマンの死』でもそうでしたが、今回も、背広を着た現代に近づけた設定でやるらしいと聞いています。ショーンさんだったら僕でも成立する面白い創り方をしてくれるだろう、と今から頼り切っています。

舞台『リア王』ティザー

ーーショーンさんへの信頼についておうかがいできますか。

ご自分の明確な演出プランがしっかりありながらも、そのプランを押し付けるのではなく、柔軟な思考ももっていて、ユーモアもある。それで、こちらが何か提示すると、耳を傾けてくれる。最初から決まっている演出に当てはめていくのではなく、一緒に作っていく姿勢です。こっちですよ、という方向への道しるべが明確なので、じゃあ、こっちはこういうこともやってみようという前向きな作業ができるんです。冗談もよく言いますし、稽古場の空気が割と大らかで、そんなに必死すぎない、その加減がいいなと。その居心地の良さと言いますか、空気感が合っている気がしますね。

ーー『セールスマンの死』のラストで、段田さん演じるウィリー・ローマンが棺桶の如き冷蔵庫に入っていくシーンが忘れがたいです。

稽古場の割と最初の時期に決まった演出でした。ショーンさんの進め方としては、稽古場で俳優を見ながら稽古の中で考えて、どんどん練っていって、こういう形にしようと決めていっていました。ショーンさんはリアリズムだけではない演出で、ウィリー・ローマンの頭の中の出来事ということですべて答えが出て、問題が解決されていたと言いますか。普通ならありえないことも、現実と夢がそこでふわっと重なり合うというか、ショーンさんの演出によってその場面その場面で納得できるようになって、稽古をやりながら、どんどん演じやすくなっていきました。

ーー『リア王』のおもしろさをどう感じていらっしゃいますか。

以前演じたときの「面白い芝居だ」という印象はもちろん強烈に残っているのですが、今回改めて台本を読んでみて、今これを自分がやるのかと思ったら急に怖くなってきたというか……。ショーンさんが提示する現代版リア王がどういう風になるのか、自分でもとっても楽しみなんですが、本当に僕にできるのかなという不安が……。何だか不安だばっかり言ってますよね(笑)。昨日も戯曲を読んでいたら、最後に上演年表があって、多くの名優の皆さんの名前がずらっと並んでいて、僕が出た1991年の蜷川演出版も載っていたんです。あれから32年経っている、その年月の方にびっくりしました(笑)。今から30年経ったら、僕は絶対生きていないですからね。そのことに気づいたら、作品のおもしろさどころじゃなくなりました(笑)。30年前は、まさか自分がリア王を演じる日が来るとは思ってもいませんでしたから。『セールスマンの死』のウィリー・ローマンにしても、自分ができるとはまったく思いませんでしたし、そもそもウィリー・ローマン役は、しっかりした大木のようなお父さんというイメージを勝手に抱いていたので、自分には縁がない役だと思っていたんです。それが前回幸いにもお話をいただいて、実際に演じてみて、「こういうウィリー・ローマンもあるんだ」と思えたので、今回も、山﨑努さんのようなリア王にはなれないですが、僕なりのリア王という、つまり今までにないイメージのリア王が、ウィリー・ローマンと同じようにできあがるのではないか……という希望があります。そのためにも、きっとショーンさんが何かいろいろと考えて演出してくれるはずだと信じています。

ーー今、リア王という人物をどのようにとらえていらっしゃいますか。

年齢を重ねた今だからこそできる役なのではないか、と思います。最近、ブツブツと文句を言いながらテレビを見るようになってきました(笑)。若いときはそんなことなかったのに。リア王がそういう文句ばかりを言っているわけではないですけど、例えば、子供の頃は、歩けるようになったとか、自転車に乗れるようになったとか、ひとりで電車に乗れるようになったとか、前向きなことが多いですよね。それが歳を取ると、昨日階段を一段飛びできたけど今日はもうできないとか、字が見えづらくなったとか、日々できなくなっていくことが多くなってくるんです。その影響もあって、癇癪を起したり、何かにつけて腹立たしさを覚える気持ちがわかるというか。そう考えると、きっとリア王もつらかったんだろうなと思えてくるんです。だんだんリア王という老人の感情に共感するところが多くなってきました。

PARCO PRODUCE 2024『リア王』出演者

PARCO PRODUCE 2024『リア王』出演者

ーー共演者の方々についてはいかがですか。

『セールスマンの死』のときもそうでしたが、今回も素敵な俳優さんが揃っています。道化役の平田敦子さんは、お芝居は拝見していますが、初共演です。「道化役」はだいたい面白いおじさんがやる役というイメージですが、女性が演じることで、どういう面白さが出てくるのか楽しみです。娘たち(上白石萌歌、江口のりこ、田畑智子)は、舞台では初共演になるのかな。グロスターの息子二人(小池徹平、玉置玲央)は映像でご一緒したことがあります。ケント(高橋克実)は、確か二枚目がやる役だと思うんですけれどもね(笑)。前原滉さん(日本におけるショーン・ホームズ演出全4作に出演)はまた一緒ですが面白い役者さんです。おじさんたち二人(高橋克実、浅野和之)はね、このお二人がいなかったら僕は荒海の中にひとり放り込まれたような気分になって不安が倍増していたと思います。このお二方がいらっしゃるのでかなり心強いですね。グロスター(浅野和之)の話もおもしろいですから、僕がダメになったらグロスターに任せます(笑)。

ーー1991年に『リア王』に出演されたとき、物語のどんなところに魅力を感じましたか。

あのときは、蜷川さんの演出舞台が初めてで、それがうれしかったですし、エドガーも面白い役だったんです。父親のグロスターを思いながら、ちょっとおかしくなったふりして、目が見えなくなったお父さんに寄り添って。壤晴彦さんがグロスターで、津嘉山正種さんがリア王でした。いい戯曲だなと思いましたね。はっきりしている話で、悪人の中にもいいところがあるとかではなくて、上の娘二人は悪くて一番下の娘は心優しく親思いだとか、グロスターの方も悪巧みばかりしているエドマンドと親思いのエドガー、そのはっきりしているところがおもしろかったですね。

ーーシェイクスピアのセリフのおもしろさについてはいかがですか。

楽しいんですけど、やっぱり難しいですね。でも、難しいからこそ、芝居をしている! という高揚感が出てきて、気持ちがいいんです。

ーーショーンさんの演出では役へのアプローチを変えたりということはありますか。

特に自分の方から何かを変えるということはなかったです。ショーンさんは日本語をしゃべらないし、僕も英語をしゃべらないですが、自然にまったく問題なく稽古が進んでいった感覚で、それはいい演出家だからこそなんだと思いました。今の段階で明確に、こういう感じで行ったらこうなるかなというのがあれば不安も少ないんでしょうけれども、まだ、それがないですから。実は、こんな感じで行こうかなって画策している秘策はひとつあるんですけれども、大失敗するかもしれないのでそれは内緒にしておきます。稽古場で一回やってみて、失敗したら諦めます(笑)。『セールスマンの死』のときも、僕だったらどんな感じでできるかなと考えながら入っていったので、あまり決めずに、こんな感覚かなとか、こんなしゃべり方かなとか、具体的にこういう人というのが、稽古をしながら見えてくるんじゃないかなと思っていて。割といつもそうですね。こんな感じの歩き方とかしゃべり方とか、あんまり最初から決めないです。稽古場でやりながら、つかんでいくという感じです。

ーー過去に演じた方々を参考にされたりは?

それは難しいと思うんです。これまで、だいたい男らしい立派な方々が演じていらっしゃるイメージがありますが、体格からして僕は違うので、どなたかの真似ではなく、少し毛色の違ったリア王でもいいのかな、と今は思っています。少し違う、変化球を投げるというか…。でも、あんまり変化球を狙い過ぎてもだめですが。と言いながら、山﨑努さんの著書「俳優のノート」に、リア王を演じるにあたってお書きになった記述があるのですが、それを読んで、こんなに深いお考えをもっていろいろな挑戦をしていらっしゃるのか……、と驚くことばかりでした。うわあ、やっぱり素晴らしい俳優さんは違うな、少しでも参考にできないかなとは思っています。僕なんか出たとこ勝負みたいなところがあって恥ずかしいのですが(笑)。

段田安則

段田安則

ーー現段階で何かショーンさんからお話は?

まだ具体的ではないですが、少し話を聞いたところでは、今回、今までで一番見やすい、『リア王』になるんじゃないかという感触です。初めてご覧になる方にも入りやすい、身近に感じられる舞台になればなと。衣装も現代風に背広ですし。ただ、そうすると、僕の場合、通勤電車に乗っているお父さんになってしまいそうで、ちょっと心配ですけど(笑)。

ーーさきほどから不安不安とおっしゃっていますが(笑)、最終的には舞台に立たれるわけで、そのどんな瞬間に喜びや醍醐味を感じられるのでしょうか。

やっぱり、自分の演技に対してお客様が笑ってくださったり、少しでも心が動いたり、そういう反応が感じられることが一番うれしいですね。今回もお客様の心が動けばいいなと、それだけですね。

ーーショーン演出作品のお勧めポイントは?

『セールスマンの死』にせよ『桜の園』にせよ、名作戯曲が、演出でこんなにも変わるのかという衝撃を与えてきた方なので、その世界観に注目してご覧いただきたいですね。演劇がお好きな方々は、「あの人のリア王」というのが心に残っていらっしゃる方もいると思いますが、見比べていただくのも面白いんじゃないでしょうか。「すみませんけど、こんなのもちょっとありますよ」という感じです(笑)。僕自身も、有名な演目や役を、この俳優さんで観たことはあるけれども、この俳優さんだとどうだろう、と見比べるのが楽しいので、僕が敗れ去るとしても全く構わないので(笑)見比べて楽しんでいただけたら嬉しいです。何よりも、何百年も上演され続けている名作戯曲『リア王』が。シェイクスピアの本場イギリスから来た演出家の斬新なアプローチと充実の俳優陣の総力で、今の日本にどのような姿を見せようとしているのか……。是非、劇場で目撃してください!

取材・文=藤本真由(舞台評論家)

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2024年2月~3月、シアタートラム(兵庫・愛知にてツアー公演あり)にて上演される『う蝕』。この度、追加公演が決定した。

本作は注目の劇作家・横山拓也と演出家・瀬戸山美咲が今回、強力タッグを組む。「う蝕」とは虫歯のこと。フランツ・カフカ、サミュエル・ベケット、別役実の作品をモチーフの参考とした濃密な会話劇となる本作には、坂東龍汰、近藤公園、綱啓永、正名僕蔵、新納慎也、相島一之という実力派の俳優6名が出演。

荒れ果てた島で、歯のカルテを使い遺体の照合をするために集められた歯科医師と役人が、それぞれの正体を不審に思いながら、進まない作業へのいら立ちを募らせてストーリーが展開していく、不条理劇をおくる。

撮影:阪野貴也

撮影:阪野貴也

この度、追加公演として2024年2月16日(金)14:00の回と2月29日(木)14:00の回が決定。会場はシアタートラムとなる。

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TVアニメ最新作『邪神ちゃんドロップキック【世紀末編】』が本日12月26日(火)にBS日テレにて放送される。さらに、BS日テレの放送に先駆け、Amazon Prime Videoにて、本日23:50頃からアニメ本編データのダウンロード販売が開始される。購入したデータはYouTubeやニコニコ等での切り抜き動画作成、考察動画での使用・公開を許諾しており、本日の放送開始以降、『邪神ちゃんドロップキック【世紀末篇】』の二次創作作品としての利用が可能となっている。

『邪神ちゃんドロップキック』は、フレックスコミックスが運営するWebコミックサイト「COMICメテオ」にて、2012年から連載を開始し(既刊22巻)、TVアニメ3期まで放送されたユキヲによる人気作品。

地方自治体とコラボレーションし、ふるさと納税を活用したご当地アニメや、返礼品としてコラボグッズを制作するなど、旧来のやり方にとらわれない様々な取り組みを行っている本作。アニメ4期の制作に向けたクラウドファンディングでは、3,000人以上から1億円を超える支援があるなど人気を博している。

今回は熊本県高森町とコラボレーション。自然豊かな阿蘇山脈のふもとにある高森町でも繰り広げられる邪神ちゃんたちのドタバタ愉快な騒動と物語になるとのこと。

これまでも「違法より早い切り抜き」「転売より安い販売」などの企画で話題を呼んできたTVアニメ『邪神ちゃんドロップキック』。今後も常識にとらわれない様々な工夫をしながら、コンテンツを提供していくとのこと。ファンならば本日の放送をチェックしておきたい。

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2024年6月1日(土)~23日(日)三越劇場にて、『初夏の新派祭(しんぱさい)』が行われることが決定した。演目は、『螢(ほたる)』と『喜劇 お江戸みやげ』の2作品を上演する。

久保田万太郎作の『螢』は、1941(昭和16)年6月に有楽座で初演された。昭和初期の浅草鳥越神社附近が舞台の情緒あふれる作品で、根は良い男なのに酒癖が悪く身を誤ってしまう錺(かざり)職人の物語。本作は、2014年以来、三越劇場で10年ぶりの上演となる。

2本目に上演するのは、川口松太郎作の『お江戸みやげ』。対照的な性格の行商人、おゆうとお辻が宮地芝居を見物したことから起こる騒動を描いた作品で、二人のやりとりが楽しい人情味あふれる喜劇。1961(昭和36)年の初演(歌舞伎公演)以来、好評を博し、再演が重ねられている。

(上段左から)波乃久里子、渡辺えり(下段左から)喜多村緑郎、瀬戸摩純、河合雪之丞

(上段左から)波乃久里子、渡辺えり(下段左から)喜多村緑郎、瀬戸摩純、河合雪之丞

出演は、ますます円熟味を増した波乃久里子と、舞台や映画・ドラマなど多岐にわたって活躍する渡辺えりを中心に、喜多村緑郎、河合雪之丞、瀬戸摩純といった俳優陣を加え、初夏に相応しい新派の演目『螢』と、歌舞伎狂言としてお馴染みの『お江戸みやげ』を賑やかにおくる。

特に波乃は、2017年に『お江戸みやげ』のお辻を経験、今回はおゆうを演じる。渡辺は、初役でお辻に挑戦。息の合った二女優の掛け合いに注目したい。

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上野の森美術館にて2024年1月28日(日)まで開催中の『モネ 連作の情景』東京展の来場者が30万人を突破。「週末夜にゆっくりと見たい」「平日も訪れやすく」などの要望に応え、1月12日(金)から月~土曜の開館時間の1時間延長を決定した(日~木は18時まで、金土は20時まで開館)。

延長時間分のチケットは12月27日(水)10時より公式チケットサイトおよび上野の森美術館チケット売り場(当日券)のみ販売。そのほかの日程は各プレイガイドでも販売中。詳細は公式サイトで確認を。

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2024年、夏に帝国劇場(東京)、秋に梅田芸術劇場 メインホール(大阪)にて上演が発表されていた、『ムーラン・ルージュ! ザ・ミュージカル』。この度、2024年公演の新ビジュアル、公演情報&チケット情報、舞台映像が解禁となった。

望海風斗、井上芳雄         写真提供/東宝演劇部

望海風斗、井上芳雄         写真提供/東宝演劇部

平原綾香、甲斐翔真         写真提供/東宝演劇部

平原綾香、甲斐翔真         写真提供/東宝演劇部

望海風斗         写真提供/東宝演劇部

望海風斗         写真提供/東宝演劇部

平原綾香         写真提供/東宝演劇部

平原綾香         写真提供/東宝演劇部

『ムーラン・ルージュ! ザ・ミュージカル』は、バズ・ラーマン監督が映像によってつくり上げた、きらびやかなビジョンを、アレックス・ティンバース演出によってさらにパワーアップさせ、めくるめく世界へと観客をいざなう革命的なミュージカル。

(中央)井上芳雄(左)上川一哉(右)中井智彦         写真提供/東宝演劇部

(中央)井上芳雄(左)上川一哉(右)中井智彦         写真提供/東宝演劇部

(中央)甲斐翔真(左)上野哲也(右)中河内雅貴         写真提供/東宝演劇部

(中央)甲斐翔真(左)上野哲也(右)中河内雅貴         写真提供/東宝演劇部

(左から)中井智彦、望海風斗、上川一哉、井上芳雄、橋本さとし、伊礼彼方         写真提供/東宝演劇部

(左から)中井智彦、望海風斗、上川一哉、井上芳雄、橋本さとし、伊礼彼方         写真提供/東宝演劇部

(左から)中河内雅貴、平原綾香(奥)甲斐翔真(手前)上野哲也、松村雄基、K         写真提供/東宝演劇部

(左から)中河内雅貴、平原綾香(奥)甲斐翔真(手前)上野哲也、松村雄基、K         写真提供/東宝演劇部

2023年6月24日に東京・帝国劇場で日本初演のプレビュー公演の幕を開け、8月31日の千穐楽まで全85回の公演を走り抜けた本ミュージカル。他に類を見ない非日常空間と、一度観たら忘れることのできない熱気溢れるステージが多くの観客の心を掴み、開幕早々にチケットはSOLD OUTとなった。

(中央左奥)藤森蓮華         写真提供/東宝演劇部

(中央左奥)藤森蓮華         写真提供/東宝演劇部

(左から3番目)加賀 楓         写真提供/東宝演劇部

(左から3番目)加賀 楓         写真提供/東宝演劇部

(中央)望海風斗         写真提供/東宝演劇部

(中央)望海風斗         写真提供/東宝演劇部

(中央)平原綾香         写真提供/東宝演劇部

(中央)平原綾香         写真提供/東宝演劇部

あの熱い夏から一年、2024年公演は6月20日(木)~8月7日(水)に東京・帝国劇場、9月14日(土)~28日(土)に大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて上演が行われる。

望海風斗、井上芳雄         写真提供/東宝演劇部

望海風斗、井上芳雄         写真提供/東宝演劇部

 平原綾香、甲斐翔真         写真提供/東宝演劇部

平原綾香、甲斐翔真         写真提供/東宝演劇部

(左)藤森蓮華         写真提供/東宝演劇部

(左)藤森蓮華         写真提供/東宝演劇部

(左)加賀 楓         写真提供/東宝演劇部

(左)加賀 楓         写真提供/東宝演劇部

出演者も発表。ムーラン・ルージュの看板スターで、クリスチャンと出会い恋に落ちるが、病に冒されているサティーン役は、望海風斗・平原綾香。

【サティーン】望海風斗  平原綾香

【サティーン】望海風斗 平原綾香

作家志望の青年でムーラン・ルージュでサティーンと出会い恋に落ちる、クリスチャン役は井上芳雄・甲斐翔真。

【クリスチャン】井上芳雄  甲斐翔真

【クリスチャン】井上芳雄 甲斐翔真

ムーラン・ルージュの支配人で、サティーンの良き理解者である、ハロルド・ジドラー役は橋本さとし・松村雄基。

【ハロルド・ジドラー】橋本さとし  松村雄基

【ハロルド・ジドラー】橋本さとし 松村雄基

ショー作家でサティーンの幼馴染であり、彼女を密かに慕っている、トゥールーズ=ロートレック役は上野哲也・上川一哉。

【トゥールーズ=ロートレック】上野哲也  上川一哉

【トゥールーズ=ロートレック】上野哲也 上川一哉

ムーラン・ルージュの支援者であり、サティーンのパトロンとなる、デューク(モンロス公爵)役は、伊礼彼方・K。

【デューク(モンロス公爵)】伊礼彼方  K

【デューク(モンロス公爵)】伊礼彼方 K

アルゼンチン人振付家で、ロートレックの仲間、サンティアゴ役は中井智彦・中河内雅貴。

【サンティアゴ】中井智彦  中河内雅貴

【サンティアゴ】中井智彦 中河内雅貴

ムーラン・ルージュのダンサー、ニニ役は加賀 楓・藤森蓮華(各役50音順)。

【ニニ】加賀 楓  藤森蓮華

【ニニ】加賀 楓 藤森蓮華

そのほか、素晴らしいキャスト陣が絢爛豪華なこのマッシュ・アップ・ミュージカルに登場する。

『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』 舞台映像 (90秒ver.)

 
【STORY】
1899年、パリ。退廃の美、たぐいまれなる絢爛豪華なショー、ボヘミアンや貴族、遊び人やごろつき達たちの世界。
ナイトクラブ ムーラン・ルージュの花形スターであるサティーンとアメリカ人作曲家クリスチャンは、ムーラン・ルージュで出会い、激しい恋に落ちる。しかし、クラブのオーナー兼興行主のハロルド・ジドラーの手引きでサティーンのパトロンとなった裕福な貴族 デューク(モンロス公爵)が二人の間を引き裂く。デュークは望むものすべて、サティーンさえも金で買えると考える男だった。
サティーンを愛するクリスチャンは、ボヘミアンの友人たち(その日暮らしだが才能に溢れる画家トゥールーズ=ロートレックやパリ随一のタンゴダンサーであるサンティアゴ)と共に、華やかなミュージカルショーを舞台にかけ、窮地に陥ったムーラン・ルージュを救うことでサティーンの心を掴もうとするのだがーー。

(中央)藤森蓮華         写真提供/東宝演劇部

(中央)藤森蓮華         写真提供/東宝演劇部

(左)加賀 楓         写真提供/東宝演劇部

(左)加賀 楓         写真提供/東宝演劇部

        写真提供/東宝演劇部

        写真提供/東宝演劇部

        写真提供/東宝演劇部

        写真提供/東宝演劇部

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数々のアーティストのサポートベーシストとして活躍している時雨が、新プロジェクト・Quattro Cantare(読み:クアトロカンターレ)として映像作品「アヴェ・マリア」を公開した。

“メロディを奏でたい”という欲求から3年前にヴァイオリンを始め、今年7月には『KAMIJO SOLO Live 「BLOOD OF VAMPIRE」』公演でSpotify O-EASTのステージにてヴァイオリンデビューを果たした。

そして12月24日、「時雨 -Shigure- 4strings project "Quattro Cantare”」として初の映像作品「アヴェ・マリア」が公開された。音と映像共にパイプオルガンを使った厳格な世界の中、時雨の奏でるヴァイオリンと今作のゲストヴォーカルとして迎えられたKAMIJO(Versailles)のドイツ語の歌が響き渡る。

4本の弦を持つベースとヴァイオリン。ベーシストとして30年のキャリアを持つ時雨だが、彼自身の音楽的欲求が導き出したこの"4弦プロジェクト"は、二刀流アーティストとして新境地を切り開いて行くに違いない。

最新情報は「Quattro Cantare公式X」 にて随時発信される。

 

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2023年11月28日(火)より東京、大阪で全27公演、本日12月26日(火)にオリックス劇場にて大千穐楽を迎える、舞台『ジャンヌ・ダルク』。この度、オンデマンド配信が決定した。

2010年、2014年に続き、3度目の上演となる本作は、ジャンヌ・ダルクというひとりの少女が、時代に、政治に翻弄されながらも、自らの信じるものを掴みとっていくまでの「生」に焦点をあてた、人間ドラマであり、歴史スペクタクル。

初舞台で初主演でジャンヌ・ダルクを務めた清原果耶。そして共に時代を生き抜くシャルル7世を演じた小関裕太をはじめ、映像のみならず舞台をもよく知る実力派俳優が揃い、劇団☆新感線の座付き作家である中島かずきの脚本を、白井晃による演出、世界的に活躍する三宅純の音楽で壮大な劇世界を創りあげ、連日満員御礼、大好評のうちに、本日幕を下ろす。

終演を惜しむ声が数多く寄せられる中、本日12月26日(火)から期間限定で公演の模様をオンデマンド配信する。視聴券は15時から「イープラス/Streaming+」にて先行配信。そのほかでも、1月4日(木)より販売する。

劇場で見た方も、未見の方も、総勢110名を超えるキャストの熱演を体感しよう。

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2024年4月~5月に東京・大阪にて上演される、ブロードウェイミュージカル『シカゴ』来日公演2024。本公演で敏腕弁護士ビリー・フリン役として出演するマシュー・モリソンから動画コメントが届いた。

実話に基づいた二人の悪女によるスキャンダラスなシンデレラ・ストーリーを描いた、ミュージカル『シカゴ』。NY・ブロードウェイ(BW)のリバイバル版初演から27年を迎え、世界38か国・500都市以上・13言語で上演されている。

マシュー・モリソンは海外ドラマ『glee/グリー』のシュースター先生役で大人気を博したほか、ブロードウェイミュージカル『ヘアスプレー』、『ファインディング・ネバーランド』のオリジナルキャストでも知られるブロードウェイのトップスター。

2017年にケリー・オハラ、2020年にはシンシア・エリヴォと共に来日、そして自身の来日ソロコンサートで多くのファンを魅了してきたマシュー・モリソンが、日本でミュージカル『シカゴ』デビューを果たす。今回、から、全編日本語で撮影されたメッセージ動画が到着。マシュー・モリソンの日本公演に込めた想いを語ってくれている。

ロードウェイミュージカル『シカゴ』来日公演2024

マシュー・モリソンの圧巻の歌声と華麗に演じる敏腕弁護士を楽しみにしよう。

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