LiSA、ソロデビュー13周年の武道館公演に2万人を動員 全国8ヶ所16公演のアリーナツアー開催&新曲「拝啓、わたしへ」配信を発表

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LiSAが4月19日(金)・20日(土)の2日間にわたり、東京・日本武道館で『LiVE is Smile Always~i SCREAM~』を開催した。

LiSA

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LiSAは、『LiVE is Smile Always~i SCREAM~』と題した公演で、2日間合わせて2万人を動員。2日目の通算11回目の武道館公演にあたる4月20日(土)には、ソロデビュー13周年を迎えた。会場は、今か今かとLiSAの登場を心待ちにする観客で見切れ席まで埋め尽くされていた。客席の照明が落ちると、会場はペンライトでピンク色に染まる。2024年の年間テーマ「ROUTE13」を彷彿とさせるような映像が流れると、観客は息を飲んでモニターを見つめる。さらに、アメリカン・ダイナーをベースにしたアイスクリーム・ショップがテーマのステージの全体が明らかになり、冒頭「LiTTLE DEViL PARADE」の一節を歌う子供のシーンから、LiSAがダンサーに囲まれてセット上に登場。「LOSER」「ROCK-mode’18」を歌いこなし「今日という、大切な大切な記念日を叫び倒す準備はいいですか?」と声高らかに舞台の幕を開けた。

公演中には、放送中のTVアニメ『魔法科高校の劣等生』第3シーズンのオープニング主題歌である「Shouted Serenade」をはじめ、映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』日本語吹替版主題歌「REALiZE」や、ソニー デジタル一眼カメラα7C II Web CMソング「HELLO WORLD」などを含む全22曲を8パターンの衣装とともに披露。LiSAは、ライブ中に「色んな事が明けて、叫べるようになった武道館でリベンジしたいと思っていました。今日はそんな想いを詰め込んで『i SCREAM』というタイトルを付けました」と武道館への想いを語った。

アンコールのMCでは、2024年9月から全国アリーナツアー『ソニー銀行 presents LiSA LiVE is Smile Always~COCKTAiL PARTY~[SWEET&SOUR]』を8ヶ所16公演で実施することを発表。会場の高まりが最高潮の中「Rising Hope」を歌い上げ、舞台の幕を下した。そして、翌週グランドオープンとなる中日ビル開業記念イメージソング「拝啓、わたしへ」が4月24日(水)に先行配信されることも明らかになっている。

 

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4月21日(日)、AMEFURASSHI(アメフラッシ)新曲「Secret」のダンスプラクティス映像とレコーディングメイキング映像をを同時公開した。

「Secret」は、二面性をテーマにしたAMEFURASSHIの新曲。ダンスプラクティス映像では、三猿をモチーフにした特徴的なサビの振り付けや、本楽曲の主題となる「二面性」を、左右に振り分ける姿勢で表現している。

 
 

また、レコーディングメイキング映像“Behind the scenes『Secret』recording” では、ボーカル・レコーディングを通じて楽曲の解釈をリアルタイムで作り上げる様子が映し出されている。

 

 

AMEFURASSHIは、6月7日(金)には『梅雨祭2024』を東京・文京シビックホールで開催。9月16日(月・祝)には東京・LINE CUBE SHIBUYAで、2025年2月11日(火・祝)(会場は後日発表)でそれぞれワンマンライブを開。さらに、大阪、愛知、福岡をめぐる夏ツアー開催も予定している。

 

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皆さんこんにちは! 『いまさらチャンネル』のはるなです。

KOBE SONO SONO

KOBE SONO SONO

4月6日(土)、関⻄では桜の満開を迎え綺麗な⻘空とぽかぽかとした陽気が気持ちいい中、 神⼾フルーツ・フラワーパークで⾏われた『KOBE SONO SONO』に初参戦してきたので、その様⼦を動画とレポートでお届けします。

この会場は⻄⽇本最⼤級の道の駅で、ホテルや温泉、遊園地、バーベキュー場も併設。桜並⽊を抜けて⼊場すると、「ここは海外?」と思わせるようなヨーロッパ⾵の建物や可愛らしいお花が迎えてくれました。 

KOBE SONO SONO

KOBE SONO SONO

会場内に⼊ると、様々な出店が⽬に⾶び込んできます。 

本格的にフェスシーズンが始まったことを実感し、わくわくする気持ちが⾼まりました! 飲⾷コーナーでは、神⼾や宝塚、芦屋など兵庫県内の⼈気飲⾷店がずらり。 

KOBE SONO SONO

KOBE SONO SONO

どれも美味しそうで、何を⾷べようか迷う……! 

⾷の誘惑を我慢して、まずはFLOWER STAGEへ。 

Laura day romance 撮影=渡邉一生

Laura day romance 撮影=渡邉一生

ちょうどLaura day romanceの演奏中。 

その透き通った声と演奏は、春の空気にぴったりで⼼地良いひとときが味わえました。

メインステージの後⽅では、多くの来場者がレジャーシートを広げてピクニックのようにくつろいでいて、⼈それぞれが⾃由に⾳楽を楽しむ様⼦は、都市型フェスでは味わえないリラックスした雰囲気。

これは『KOBE SONOSONO』ならではの魅⼒だと感じました。 

KOBE SONO SONO

KOBE SONO SONO

そして、⼦供向けには牛の形をしたクライミングスペースも設置されていて、⼦供たちは終始夢中で遊んでいました。

家族連れが多く訪れているのも印象的。このフェスは、⼩さな⼦供から⼤⼈まで、全ての世代が楽しめるような空間作りがされています。 

さて、お腹が空いてきたので飲⾷コーナーへ。 何を⾷べるか迷った結果、宝塚・清荒神にある旬の野菜を使った料理が特徴のシチニア⾷堂さんの「花束ブーケラップサンド」をいただくことに。 

シチニア食堂 花束ブーケラップサンド 撮影=SPICE

シチニア食堂 花束ブーケラップサンド 撮影=SPICE

店主さんが⼀つ⼀つ丁寧に巻いてくれる、まさに花束のように美しいラップサンド。⾷べるのがもったいないくらい綺麗だけど、躊躇せずガブリ。 たっぷりのシャキシャキ野菜と⾃家製のミートボールがぎっしり詰まってて美味しかった……! 

奇妙礼太郎 撮影=オイケカオリ

奇妙礼太郎 撮影=オイケカオリ

お腹が満たされたところで、続いてはFRUITS STAGEへ。 ここでは奇妙礼太郎さんのステージを楽しみました。 こちらのステージは、アーティストとの距離が近く、⽣の声や⾳をダイレクトに感じられるのが特徴。 観客を巻き込むパフォーマンスに、⾃然と体が動き出し、⼀緒にリズムを取ってしまうほど楽しいステージでした。 

休憩を兼ねて、会場内を再び探索。 今度はショップゾーンへ。 こちらも、兵庫県の⼿ぬぐい屋さんやアンティークショップ、本屋さんや古着屋さんなど多彩な店舗が並び、⾒ているだけでも楽しめます。 

湊河湯

湊河湯

なんと! 神⼾の銭湯「湊河湯」が出店していて、温泉グッズを販売していました! サウナ好きな私にとっては⾒逃せないアイテムだったので(笑)、ステッカーを購⼊。 

それからカフェラテを⼿に⼊れ、レジャーシートを敷いて、気候が⼼地よい中でライブをのんびりと楽しむことに。 暑すぎず、たまに吹く⾵がとても⼼地よいこともあり、リラックスして、うとうと……。

 Bialystocks 撮影=渡邉一生

Bialystocks 撮影=渡邉一生

そんな時、楽しみにしていたBialystocksのステージがスタート。 彼らの伸びやかで美しい⾼⾳はわたしの⼼をつかみ、特に「灯台」の⾼⾳ハーモニーは、時間が⽌まったかのような息をのむ瞬間でした。 

夜になり肌寒くなってきたので、マウンテンパーカーを⽻織り、本⽇ラストを飾るKIRINJIのステージへ。 

KIRINJI 撮影=渡邉一生

KIRINJI 撮影=渡邉一生

「僕たち撮影OKだよ〜」というMCに、会場は⼀層盛り上がる! アンコールでは⼦供たちが⾃由に踊り、親⼦でハンドクラップする姿も⾒られ、⾳楽を全⾝で楽しむ様⼦が印象的でした。 『KOBE SONO SONO』の魅⼒が存分に発揮された瞬間だと感じました。 

『KOBE SONO SONO』を振り返ると、⼀般的なアウトドアフェスでも都市フェスでもない、独⾃の魅⼒を持つフェスでした。 ⾮⽇常的ながら誰でも気軽に楽しめる雰囲気があり、時間がゆったりと流れる中で⽇常の疲れを忘れさせてくれる。家族連れやフェス初⼼者にもおすすめで、春の季節にまさにぴったりのフェスでした。

KOBE SONO SONO

KOBE SONO SONO

来年も訪れたいと⼼から思いました!

取材・文=はるな 撮影=KOBE SONO SONOオフィシャル写真提供(渡邉一生、オイケカオリ、羽場功太郎)

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Bimi(ビミ)がニューEP『Snack Box』を8月28日(水)にリリースすることがわかった。

ニューEPのリリースは、4月21日(日)に愛知・NAGOYA JAMMIN'で開催された『Bimi Release Party 2024 –心色相環-』で発表。前作『心色相環』の発売から5ヶ月を経たリリースとなる。

なお、4月19日(金)に東京・恵比寿LIQUIDROOMで開催された『Bimi Release Party 2024 –心色相環-』の映像がアーカイブ配信中。4月26日(金)23時59分まで視聴可能だ。Bimiは5月4日(土)には所属レーベル「EVIL LINE RECORDS」の音楽フェス『“EVIL A LIVE” 2024』に出演する。そのほか詳細は、Bimiのオフィシャルサイトを確認しよう。

 

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SILENT SIRENが4月20日(土)に東京・Zepp Diver Cityでツアー『SILENT SIREN LIVE TOUR 2024「I’m Home」』のファイナルを迎えた。

SILENT SIRENは、2年の活動休止期間を経て昨年2023年末に活動を再開。『SILENT SIREN LIVE TOUR 2024「I’m Home」』は、そんなSILENT SIRENが自主レーベル「YOUTHFUL TUNE」よりリリースしたミニアルバム『YOUTHFUL』を携えて行ったものだ。

ツアーラストには、『サイサイ対バン祭2024』の開催を発表。6月17日(月)に東京・渋谷O-EASTで開催される『サイサイ対バン祭2024 〜 そのまま友達でいてくだサイ! 〜』には、フレンズ・井上苑子が出演。8月1日(木)に東京・恵比寿LIQUIDROOMで開催される『サイサイ対バン祭2024〜 太客になってくだサイ! 〜』には、粗品が出演する。

『サイサイ対バン祭2024』各公演のチケットは、4月22日(月)より販売開始。詳細は、SILENT SIRENのオフィシャルサイトを確認しよう。

 

 

 

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Conton Candyの新曲「アオイハル」が4月26日(金)に配信リリースされることがわかった。

「アオイハル」は、Conton Candyの9thシングルにあたる新曲。ジャケットビジュアルは、青い空をとらえたフィルム写真に絵が重ねられたデザインが採用されている。

 
Conton Candy「アオイハル」ジャケット

Conton Candy「アオイハル」ジャケット

 

紬衣(Vo./Gt.)によるセルフライナーノートは以下のとおり。

 

紬衣(Vo./Gt.)

大人になるにつれて少しずつのしかかるものも多くなるけど、みんなの心の中には幾つになってもアオイハルが咲いているということを忘れないで欲しくて書いた1曲です。

忘れないように、枯らさないように。

 

Conton Candyは、6月22日(土)東京・SHIBUYA CLUB QUATTROを皮切りに、東名阪をめぐるワンマンツアーを開催する。

 

 

 

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2023年からヴォーカルグループ「REAL TRAUM」(リアル・トラウム)のリーダーとして活躍し、グループ結成一周年の東京・大阪ツアー(7月19日(金)住友生命いずみホール/7月20日(土)浜離宮朝日ホール)、旧友・藤川有樹とのソロ・リサイタル(9月29日(日)浜離宮朝日ホール)も控えるテノールの高島健一郎。

ドイツで2024年末から年明けにかけて上演されるレハールのオペレッタ『メリー・ウィドウ』に、カミーユ役でキャスティングされたとのビッグ・ニュースが飛び込んできた。この決定についての詳細を、高島本人にインタビューした。

――高島さんまずはおめでとうございます。この夢のような話がどうやって実現したのか、その流れをお聞きできますか? 高島さんはすでに何役かドイツでの公演を経験されていますね。

コロナ前の留学中に、ドイツのツアーで『ジプシー男爵』のバリンカイ役や『伯爵令嬢マリツァ』のタシロ役等オペレッタの主役をやらせていただいています。東京芸大在学中から、将来はウィーンに行ってヨーロッパの舞台でオペレッタを歌いたいと思っていた僕にとって、これらの経験はまさに夢が叶った出来事でした。

ウィーンでは、ドイツ語が母国語ではないアジア人がセリフや舞台映えを要求されるオペレッタの主役をやるのは難しい、と色んな先生に言われましたが、「大好きなオペレッタを作品が書かれた言語(ドイツ語)で、ドイツ語が母国語の人たちの前で、ヨーロッパの舞台で歌って演じたい」という強い想いだけは誰にも負けていなかったと思います。

――思いだけで実現するわけではないでしょうから、その道のりは大変だったのではないですか?

まさにおっしゃる通りですね。ウィーン市立音大のオペレッタ科に入学した時は補欠合格で、8人のクラスでビリの成績からスタートだったのですが、在学中は毎日のように新しい曲やダンスの振付に追われ、何よりも苦労したのがやはりドイツ語のセリフでした。セリフも演技もうまく出来なくて、ひたすら授業についていくのに必死でしたが、ある日先生からいきなり「『ジプシー男爵』のアリアは歌える? 明日のレッスンで歌ってみて」とメールがきました。

僕はてっきり次の課題かと思っていたのですが、授業で歌ったら「来週オーディションがあるから受けてみなさい」と言われました。オーディションを受けたら、ドイツ・ツアーの責任者の方が大変気に入ってくれてその場で合格になりました。でも、正直夢が叶った実感は全くなくて、ただひたすらその日の公演がうまくいくように必死に歌っていました。幸いにも各地の新聞の批評が良かったので安心しましたね。そしてツアーが終わる頃に責任者の方から、来年も是非出演して欲しいと言って頂けました。翌年には『伯爵令嬢マリツァ』という作品で、その主役タシロをドイツで出来るなんて本当に夢のようでした。この時に初めて「あ、夢が叶ったんだな」という実感を少し持てた気がします。

――素晴らしい体験ですね。うかがっている方も胸が熱くなる話です。次のツアーはどんな感じだったのですか?

翌年のツアーは俯瞰して見られるようになり、演技でも自分のアイディアを出したりセリフも工夫したりと少し余裕が出てきました。演出家の方も僕のタシロ役を気に入ってくれて、僕を初日(プレミエ)キャストに選んでくれました。

2年目のツアーも無事に終わり、レハール音楽祭にも毎年のように呼んでいただけるようになり、ヨーロッパでのキャリアが軌道に乗ってきた2020年に起きたのがコロナ禍でした。ヨーロッパの舞台はすべてキャンセルされ、翌2021年にカミーユ役で出演予定だった『メリー・ウィドウ』のドイツ・ツアーも中止になりました。

『メリー・ウィドウ』のカミーユ役はオペレッタのテノールを代表する役で、比較的若い年齢の時にしか出来ない役なのでこのチャンスを失ったことは本当にショックでした。夏のレハール音楽祭もキャンセルされ、ただ家にいるだけの日々で何か出来ないかと考えて始めたのが日本の方々に向けたYouTubeの配信でした。

――YouTubeでの活動はそんな事情で始まったのですね。

そうなのです。これまでウィーンやドイツで経験してきた事やオペレッタの魅力を日本の方にも知ってほしいと思って配信を始めましたが、ウィーンの友人であるピアニストの石井琢磨くんのチャンネルに出演させて頂いた事をきっかけに多くの方に僕の存在を知って頂く事が出来ました。そんなことがあって、2022年からは日本での活動も本格的にスタートし、舞台出演や東京大阪でのリサイタル、そして新たな活動として藝大声楽科時代の友人たちとヴォーカルグループ・REAL TRAUMも結成し様々なイベントに出演させて頂きました。

有難いことに日本での活動の機会も増えていきましたが、同時に少しずつ自分の中で「もう一度原語(ドイツ語)でオペレッタを歌いたい」という想いも強くなりました。

――そうですよね。コロナでやりきれなかった『メリー・ウィドウ』のカミーユをやれたら最高ですもんね。

とはいえ、せっかく日本での活動も軌道に乗ってきたタイミングだったので、日本で僕の活動を支えてくださっているプロデューサーの方に、もう一度ヨーロッパでの挑戦をするべきか相談したところ、チャンスがあるなら絶対に再挑戦するべきだと言って頂きました。

そこで久しぶりにドイツ・ツアーの責任者の方と連絡を取り、「次のツアーのオーディションを受けるチャンスがあるなら受けさせて頂けないでしょうか」とメールをしました。すると5分後に返信を頂き、「是非今のあなたの声を聞かせてください」と言ってもらえました。

さらに僕はオーディションのためだけにでもウィーンに行く覚悟でいましたが、ドイツ・ツアーに2回出演している実績をふまえて「今のあなたの声がわかれば良いのでビデオ審査で構いません」と言ってもらえました。

――高島さんの実力がしっかりと評価されていたのですね。

課題曲として出されたのが、なんと!!!『メリー・ウィドウ』のカミーユのアリアでした。次のツアーの演目が『メリー・ウィドウ』という事を知り、運命的なものを感じました。コロナ禍から4年が経ち、もう一度メリー・ウィドウのカミーユ役をドイツで歌うチャンスが巡ってきたのです。

ビデオを責任者の方に送り、指揮者や演出家を含めたキャスティング会議が行われ、先日正式に今年度のドイツ・ツアーに『メリー・ウィドウ』のカミーユ役として22公演契約したいと連絡をいただいたのです。

――22公演もですか? すごいですね!!

僕らアーティストは常に新たな挑戦の繰り返しですが、コロナ禍で中断してしまった夢の続きを再び追いかけられる事は本当に幸せだと思っています。そしてこのコロナ禍の4年間、ヨーロッパでのキャリアを失いかけた僕を支えてくれた日本のファンの皆様やプロデューサーをはじめとしたスタッフの皆様にも本当に感謝しています。

また日本に帰ってきた時に成長した姿を皆様に見て頂けるよう精一杯頑張って歌ってきたいと思います。

――このオペレッタのツアーはどんな雰囲気のものなのでしょうか?

年末から年始にかけてドイツ45箇所を回るオペレッタツアーは、オペレッタの本場・ウィーンの伝統プロダクションがジルベスター&ニューイヤーコンサートとして毎年オペレッタを1作品上演するイメージです。衣装や演出は伝統的なもので、ドイツのお客様は毎年このツアーを楽しみにしていて客席からもオペレッタを純粋に楽しんでいる事が伝わってきます。いわゆる堅苦しいクラシックの演奏会ではなく、純粋に舞台を楽しみに来ているお客様がほとんどという感じです。いつかこうした雰囲気のオペレッタを日本の皆様にも見てもらえるように出来るとさらに次の夢がかなう気がします。

リアル・トラウムの名前に恥じないよう、素晴らしい夢と現実にできるように活動を続けていければ嬉しいです。

プロフィール
東京藝術大学声楽科卒業後、同大学海外留学支援奨学生としてウィーンへ留学。  
ウィーン市立音楽芸術大学オペレッタ科在学中の2018年バートイシュル・レハール音楽祭にてオペレッタ 微笑みの国 / フー・リー役にてデビューし、2018/2019シーズンからルッケンヴァルデ市立劇場、ゾーリンゲン市立劇場、レックリングハウゼン祝祭劇場等ドイツ各地の劇場でジプシー男爵タイトルロール / バリンカイ役、伯爵令嬢マリツァ / タシロ役等オペレッタの主役を務めドイツ各地の新聞で好評を得る。
舞台活動の出来ないコロナ禍ではJAM MUSIC LAB音楽大学ジャズヴォーカル科修士課程にてジャズヴォーカルも学び、2022年夏にはヨーロッパ最大規模の野外フェスティバル・メルビッシュ湖上音楽祭にソリストとしてデビュー。
2022年春より日本でも活動を開始。オール・シューマン・プログラムの初リサイタルを東京オペラシティ・リサイタルホールで成功させ、2022年秋のコンサートチケットは発売開始5分で完売するなど現在最も注目を集めるクラシック系男声歌手の一人。23年にはリアル・トラウムを結成し、さらに日本での活躍の幅を広げた。
YouTubeチャンネル「Vocalist Ken Takashima」も開設し、ジャンルを問わず様々な歌を公開中。  アーティストビザを取得しウィーン在住。

取材・文=神山薫

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現代ジャパニーズ・プログレ・シーンの牽引役と称されるバンド「金属恵比須」は、昨年2023年11月25日に“人事異動”という名の体制変更を行なった。まず、同日付で2017年以来ベースを担当してきた栗谷秀貴がバンドを脱退、新たに2000年生まれの若手ベーシスト・埜咲ロクロウが正式メンバーとして加入した。また、キーボード担当の宮嶋健一がやはり同日付で活動休止、2024年のバンド活動では必要に応じてそのつどゲスト鍵盤奏者を外部から迎える形に変更された。

こうして昨年末、2017年以来の体制が6年ぶりに変わった「金属恵比須」だが、新メンバー加入後の初ライヴ、金属恵比須ワンマン・ライヴ「猟奇爛漫FEST Vol .6」が2024年4月27日(土)に吉祥寺シルバーエレファントで開催される。

新加入のベーシスト・埜咲は2023年11月の横浜ランドマークホールのライヴに「代打」出演し、若々しいノリを全面的に出しつつも、歴史あるプログレを知り尽くしたかのような堂々たるプレイが会場の度肝を抜いたが、正式メンバーとなってからの初のライヴで、金属恵比須の名曲の数々をどのようにプレイするか、要注目だ。

そして今回のライヴ、キーボードには、特別ゲストとして塚田円が参加。塚田はレジェンド・プログレ・バンド「プロビデンス」でメジャー・デビュー、現在は自身のバンド「那由他計画」のリーダーとして活動し、近年は日本を代表するアヴァンギャルド界ドラマー・吉田達也とのプロジェクト「あかねさす」でも活躍している。プログレを知り尽くした塚田によるキーボードは金属恵比須にどのような影響をもたらすのか。

なお、ライヴのチケットは既に完売したが、ライブ配信のチケットは販売中であり、こちらは5月11日までアーカイブ視聴も可となっている。

また、2024年8月3日(土)には、ピアニストの大和田千弘をゲストに迎えたライヴ、金属恵比須ワンマン「邪神“大和田千弘”覚醒」を吉祥寺シルバーエレファントにて開催する。チケットは2024年4月20日(土)よりイープラスで販売中。

大和田千弘は、アバン・プログレッシヴ・ロックバンド「烏頭 (うず) 」を主宰するピアニスト。渋さ知らズや、ナスノミツルとのduo「NOU(ノウ)」でも活動中。様々な表現者と共演し、生命力ある生身の表現を追求している。


<金属恵比須 PROFILE>
1991年結成のプログレッシヴ・ロック・バンド。2024年で結成33周年。横溝正史など日本の文学作品や映画に影響を受け、おどろおどろしさや和の薫り漂う世界観を、プログレやハードロックのサウンドと融合させた楽曲が特徴。定評ある演奏力を武器に、五木ひろし、頭脳警察、聖飢魔II創始者ダミアン浜田陛下といったレジェンド達と、振り幅の広い共演を果たし、俳優の髙嶋政宏氏など著名人のファンも多い。2015年から元・人間椅子の後藤マスヒロがドラムで在籍。2022年には特撮音楽の巨匠・渡辺宙明氏作曲指導による楽曲や、50周年を迎えた人造人間キカイダー役・伴大介氏とのコラボ作を発表。代表作『ハリガネムシ』『武田家滅亡』。2023年10月発表の初のベストアルバム『邪神覚醒 〜プログレ・ベスト〜』は、前作『虚無回廊』に続き2作連続オリコンにランクイン。

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2024年8月に東京・PARCO劇場、その後、9月に愛知、大阪、福岡にて、PARCO PRODUCE 2024『破門フェデリコ~くたばれ!十字軍~』が上演されることが決定した。

佐々木蔵之介が立ち上げ主宰する演劇ユニットTeam申の第5回本公演として上演された『君子無朋(くんしにともなし)』(2021年8月)。以来3年ぶりに、待望の佐々木蔵之介×阿部修英×東憲司のコラボレーションで、全てにおいて規格外の“神聖ローマ皇帝フェデリコ”の実像に迫る。

脚本を手掛ける阿部は、ドキュメンタリー番組のディレクターでもあり、世界の歴史の彼方に埋もれ隠れた偉人たちに光を当て続けている。演出を手掛ける東は「劇団桟敷童子」の主宰を務め、ダイナミックな舞台美術で、人間関係を時に大胆に時に繊細に描き出す手腕を持つ。『君子無朋』では、執務室にこもって20時間以上毎日働き続け、過労死したと言われている皇帝雍正帝の真実に迫り、真のリーダーとは何かを問う硬質な舞台として大きな評判を呼んだ。

今回上演するのは、キリスト教に支配されていた中世ヨーロッパで、当時の最高権力者のローマ教皇から最大の罪である「破門」を三度言い渡されながら、たったひとりで時代の門を破り、次の時代をこじ開けた皇帝フェデリコの物語。実の息子をも敵に回し、敵である異教の君主と友情を育むなど誰も思いもよらない方法で前人未到の道に進もうとしたフェデリコの真実とは何かを描き出す。時代の閉塞感を一気に貫き、開かずの「門」を「破る」。現代にこそおくりたいエンターテインメントだ。

そして、己の道を突き進むフェデリコにとって唯一人思い通りに動かない男は、フェデリコの息子でドイツ王ハインリヒ。ハインリヒは父とは正反対の道に進み、老獪なるローマ教皇グレゴリウスと結託。父に叛旗を翻し、皇帝の座を奪い取ろうする。

本作品で、主演を務めるのは、情熱溢れる演技で多くの人を魅了し、ドラマ・映画・舞台と数多くの作品で活躍し続ける、日本演劇界には欠かせない存在の佐々木蔵之介。既存の権威は全て無視、己の眼で見た事しか信じず未来への重き扉をひとりで無理やりこじ開けた、破門皇帝・フェデリコを演じる。
そして、フェデリコと対峙する息子ハインリヒを演じるのは、アーティストとしてはもちろん、俳優としてもドラマ・映画・舞台と幅広く活躍する上田竜也。初共演の佐々木と父子の確執を描く。

この豪華な二人の競演に花を添えるのは、イスラム教の聖地エルサレムを奪還すべく十字軍の遠征に執念を燃やす、カトリック最高権威者ローマ教皇グレゴリウスを、その確かな演技力とおかしみで独特の存在感を放つ六角精児。また、時空を超え、世界の行く末を見守り続ける常闇の一族の末裔イザベルを「第29回 読売演劇大賞杉村春子賞受賞」の那須凜。フェデリコが唯一人心を通わせ、心震わせた心の友イスラムの君主アル・カーミルを栗原英雄が、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で見せた哀愁と知性を漂わせながら演じる。さらに近年話題の舞台への出演が続く「劇団柿喰う客」の田中穂先、東演出の舞台でひときわ活躍する石原由宇と、独特様々なジャンルで活躍する豪華実力派キャストが集結した。

未だかつて描かれたことのない前人未踏の皇帝の物語。キリスト教徒とイスラム教徒の戦争、200年にわたる十字軍の遠征、この果てしないと思われた戦争を10年という限定ではあるものの、フェデリコは一滴の血も流さず、とめてみせた。そこにどんな真実が隠されていたのか。今に生きる私たちのそばにある「戦争」そして「平和への願い」。求めるべき答えを探すきっかけになる壮大な物語に期待しよう。

13世紀、中世ヨーロッパ。
神聖ローマ皇帝となったのがフェデリコ2世 (1194~1250)。
100年やっても決着しない戦争の無駄に気付き、得意のアラビア語を駆使し敵の長と「文通」。
十字軍を停戦し奇跡の平和を築く。だが神の意に沿わぬ和平は教皇の怒りを生み、中世最大の罰「破門」(戸籍抹消。社会的な死刑)を受ける事に。
“神の代理人”教皇との罵詈雑言の応酬や、父が天才すぎて理解できぬ息子の悲哀と確執
その父子の対決と理解の長い旅路は、世界に何をもたらすのか…
『破門フェデリコ』の壮大な物語が始まります。

作・演出コメント

■阿部修英
大国の侵攻? またか。無差別爆撃? またか。AIが進化しても人類は愚かなまま、平和への糸口すら見えぬ今。この物語を描きたかった。中世、誰もが終わると思わなかった戦争「十字軍」に奇跡の平和をもたらした皇帝・フェデリコ。決して聖人ではない。約束は? 破れ! 愛は? 疑え! 息子は? 敵だ! 「破門=人でなし」の烙印を幾度も受けし大罪人。だがそんな神を恐れぬ者にしか平和は築けなかった。クレイジーかつジーニアスな皇帝を演じる佐々木さん。彼に最も苦しめられ、最も苦しめるプリンスに上田さん。豪華出演陣と綴る物語。戦争は人の宿命か? 否! 宿命に中指を突き立てた者たちのドラマを、今、見てほしいです。

■東憲司
破門フェデリコ…この題名を聞いた時、興奮しました。演劇畑とは別の世界で生きている阿部修英氏が描く、皇帝とした生れた男とその息子の物語。光と影、夢と狂気…きっと演劇の枠に収まらない作品となる筈です。これは歴史の闇を貪りながら、現代の光を見い出す冒険の旅。佐々木蔵之介さん、上田竜也さん、那須凜さん、栗原英雄さん、六角精児さん、他…魅惑的なキャストと共に、どんな冒険になるのか…今から楽しみです。

キャストコメント

■佐々木蔵之介
フェデリコって誰?! って聞いたところ、人類史上最も長く続いたキリスト教とイスラムの戦争を、一滴の血も流さず「エルサレム無血開城」で終わらせたリーダー。しかも、クイズと文通で。ローマ教皇に生涯3度も「破門」された王。レッドカードを出されて退場だと3度も言われてるのに、ボール蹴り続けて試合してた無法者。あと、マッドサイエンティストばりの実験や、8カ国語を話し、8角形の謎の城を建てたり、とか。
まあ、兎にも角にも破格に天才で狂人で悪魔の様なフェデリコを演じます。
脚本の阿部修英さん、演出の東憲司さん、キャストの上田竜也さん始め信頼できる仲間達と、時代を変え、限界を超え、奇跡を起こした人たちの物語に挑みます! 劇場にて、皆さまのご来場をお待ちしております。

■上田竜也
ハインリヒを演じます上田竜也です。舞台経験豊富な方々に囲まれて良い刺激の中、勉強させていただきながら、この作品を楽しみたいと思っています。そしてどんな現場になるか、それも楽しみです。
また新しい世界へファンの方を連れていけると思うので、楽しみに震えて待っていてください。

■那須凜
佐々木蔵之介さん演じるフェデリコに仕える女官イザベルを演じます那須凜です。
蔵之介さんほど皇帝、キング、が似合う俳優さんは中々いないと思います。勝手に憧れている俳優さんとご一緒できること凄く光栄です。イザベルは「世界全ての書物の記憶を受け継ぐ闇の一族の末裔」という、設定モリモリの人物…! 難しいけれどわくわくするような役。屈強な男性陣に負けない強かで賢い女性を演じられるように、精進したいと思います!

■栗原英雄
本作へのオファーを頂き企画書(プロット)を読んだ時、これは主人公フェデリコを中心に壮大なドラマになるぞ! とワクワクしました。
そして、主演の佐々木蔵之介さん、演出の東憲司さん、脚本の阿部修英さんのチームという事で緊張しました。
素晴らしいスタッフキャストの皆さんと力を合わせて作品を創って行けたらと思っております。 

■田中穂先
きっと、力強く勇気の湧くような作品が立ち上がる予感がします。熟練の素敵なキャストの皆様と共に、体と心を目一杯使って、今作に挑みたいと思います。時代の閉塞感を打ち破り、ひたむきに突き進んだ皇帝フェデリコに導かれながら、作品を作り、そして皆様にお届けできることが楽しみです。劇場でお待ちしております!!

■石原由宇
前回『君子無朋』で阿部さん、東さん、蔵之介さんとご一緒させて頂いて、自分の想像を超えた舞台が出来上がったことにビックリしました。
今回はその御三方をはじめ、魅力的な方々とご一緒出来るのがとても嬉しいです! 舞台で取り上げられる事が珍しいローマ皇帝を描くこの作品は、必ずや観客の皆さんにとって刺激的であり楽しんで頂ける作品になると、今からワクワクが止まりません。劇場でお待ちしております!

■六角精児
今回僕が演じる役は、蔵之介さん演じるフェデリコと対立する役柄なので、蔵之介さんの息を感じながらお芝居をしていきたいです。
東さんとは15、6年前に一緒にお芝居をしたことがありますが、稽古を重ねるうちに東さんの人柄をどんどん好きになりました。今回も演出を通して東さんの人柄に触れられることが楽しみの一つです。
劇場に足を運んでいただき、実際に人間が演じている芝居を観ると、映画やテレビとはまた違った迫力や深みを感じることができると思います。そのような迫力や深みをたくさん表現していきたいと思いますので、ぜひ楽しみにしていてください。

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