ギャラガー兄弟が製作総指揮 オアシスのドキュメンタリー映画『オアシス:ネブワース1996』日本公開が決定

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映画『オアシス:ネブワース1996』が9月23日(木・祝)に公開されることが決定。あわせて、予告編が解禁された。

『オアシス:ネブワース1996』は、1996年8月10日・11日の2日間にわたってイギリス・ハートフォードシャー州ネブワースで開催されたオアシスのコンサートを映像に収めた音楽ドキュメンタリー映画。『プランケット&マクレーン』などで知られ、リドリー・スコット監督の長男でもあるジェイク・スコット監督がメガホンをとっている。また、製作総指揮はノエルとリアムのギャラガー兄弟が務めている。なお、本作は、当時の会場の盛り上がりから、コンサートやバックステージの膨大な未公開映像を中心に、バンドやコンサート主催者へのインタビューも加えて構成されている。

 (C) 2021 Oasis Knebworth 1996

(C) 2021 Oasis Knebworth 1996

解禁された予告編では、当時のコンサート映像とともに、「モーニング・グローリー」や「ドント・ルック・バック・イン・アンガー」といった楽曲がフィーチャーされている。

 

『オアシス:ネブワース1996』は9月23日(木・祝)より全国公開。

 

 

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音楽シーンに多大な影響を与えてきた近田春夫氏の活動50周年を祝うパーティー『B.P.M. Syndicate』が9月11日土曜日にageHaで開催される。

小泉今日子、石野卓球、藤原ヒロシ、高木完、TSUYOSHI SUZUKI、ブライアン・バートン・ルイス、YOU THE ROCK★、LUNASUN (OMB & 近田春夫) という、近田春夫に所縁の豪華ラインナップがアナウンスされた本パーティー。9月9日に制定された「ダンスミュージックの日」の1週間を通して、都内各所で展開されるTOKYO DANCE MUSIC WEEKの公式イベントとしてサポートされ、「B.P.M.」というダンスシーンの最重要キーワードをテーマに、音と人、シーン同士を繋ぐ一大セレブレーションとなっている。

多くの待望の声に応えるべく「B.P.M. Syndicate」のリアルタイム配信が決定。チケット制ライブ配信サービス「Streaming+」を通し、リアルイベントと連動して24時から6時まで6時間の配信が行われる。配信終了後も1週間アーカイブ視聴ができる。配信閲覧用のチケットは2,000円にて8月14日以降イープラスで販売。

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2021年8月10日に活動8周年を迎えたARAKIが、『ARAKI LIVE TOUR 2021 -HETERODOX-』の開催を発表した。

ツアーは、2021年9月23日(木祝)豊洲PITより全国7箇所9公演実施する。なお、本日・8月10日(火)21時からはチケットのオフィシャルFC「あらき組」会員先行が開始となる。

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2021年10月7日(木)~10月14日(木)新国立劇場 小劇場にて上演される舞台『2つの「ヒ」キゲキ』に、剛力彩芽 がヒロインとして出演することが決定した。

女優であり、演劇ユニット「プロペラ犬」の主宰も務める 水野美紀 と、2016年放送、 TBSテッペン!水ドラ!『毒島ゆり子のせきらら日記』で全話の脚本を手がけ、第35回向田邦子賞を受賞し、その後もドラマ・舞台など多くの脚本を手がける東京マハロの 矢島弘一 がタッグを組み上演する本作。

共通のテーマ「悲喜劇」に応じて、水野と矢島の2人がそれぞれ脚本を書き下ろし、一幕と二幕で一つの作品として上演。その2つの別々の物語がリンクしていく2作品同時上演作品となる

水野と矢島はそれぞれの作品で、脚本と演出を務めるほか、主演も務め、すでに発表されている、和田雅成、 富田翔真凛椎名鯛造宮下貴浩 らと共に、剛力も水野、矢島の両作品に出演し、二役を演じ分けることになる。

さらに公式サイトではティザー映像も公開されている。

剛力彩芽 コメント

2つの全く違う物語がいつの間にか1つに溶け合い、観てくださる方の心に何か響くような作品に、私も挑戦させていただけることがとても嬉しいです。今もまだ続く世の中の状況だからこそ、直接伝えられることの喜びも葛藤も。そして小さくても何か希望を、伝えていきたいです。
 

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2021年9月・10月明治座にて上演される『第2回 ももクロ一座 特別公演』。この度、第1部 大江戸ミュージカル 『CHANGE THE FUTURE!~未来を変えろ~』の共演者と第2弾・新ビジュアルが解禁となった。

ダイナミックなパフォーマンスと天真爛漫なキャラクターで人気を誇る唯一無二のアーティスト・ももいろクローバーZが、約2年ぶり、2回目の明治座出演となる今回の『ももクロ一座 特別公演』。大江戸ミュージカル 『CHANGE THE FUTURE !~未来を変えろ~』と、ももクロのヒット曲満載のライブショー『ももいろクローバーZ 大いに歌う2021』の豪華2部構成で、『踊る大捜査線』シリーズをはじめとした数々の映画作品を送り出してきた本広克行監督が総合演出を務める。

第1部『CHANGE THE FUTURE!~未来を変えろ~』は、時空を超えて繰り広げられる新作ミュージカル。書き下ろしの楽曲で彩られるこの奇想天外なステージで座長を務めるのは、演技・歌・アクロバット・MCと何でもこなす“ももクロの若大将”こと玉井詩織。時代を股にかけて奮闘するヒロイン役を務める。もちろん他のメンバー3人(百田夏菜子・高城れに・佐々木彩夏)も出演。さらに、前作に引き続いての出演となるお笑い芸人のオラキオ、元宝塚歌劇団宙組男役で現役アイドルの彩羽真矢、そして、日本のロック界を牽引し続ける、生ける伝説のロッカー・大友康平の出演が決定。大友は今回が舞台初出演だ。まさにももクロ一座でしか実現できない、多彩なキャストが顔を揃えた。はたしてどんな科学反応が起きるのか、しおりん座長とももクロメンバーが描く時空を超えた笑いと涙のミュージカルに注目だ。第2部のライブショーは、明治座ならではの趣向を凝らした演出と迫力のパフォーマンスで、ももクロの魅力を存分に楽しむことができるという。

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シアターコクーンが海外のクリエイターを迎え、新たな視点で挑む演劇シリーズ「DISCOVER WORLD THEATRE」。2016年にスタートして以来、様々なクリエイター陣とキャストが化学反応を起こし、名作を世に送り出してきた。

シリーズ第11弾となる今回は会場をオーチャードホールに移し、ジェームス・マシュー・バリーが手がけた「ピーターパン」の小説版を、エラ・ヒクソンがウェンディの視点から翻案した『ウェンディ&ピーターパン』が上演される。演出は同シリーズにおいて『るつぼ』『民衆の敵』を手がけたジョナサン・マンビィ。黒木華(ウェンディ)と中島裕翔(ピーターパン)、堤真一(フック/ミスター・ダーリング)といった面々が顔を揃え、2013年に英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの新作として上演された本作の日本初演に挑む。公演を間近に控える中、ウェンディ役・黒木華へのインタビューが行われた。

■たくさんの人に愛される作品になるはず

ーー今回、黒木さんは誰もが知っているウェンディという役を演じます。出演が決まった時の気持ちを教えてください。

ジョナサンとまた一緒に仕事したいですねと『るつぼ』の時から話していたので、この作品でまたご一緒できるというのが嬉しかったです。みんなが知っている、夢のある作品を新しい形でできるのも、刺激的だなと思っていました。

ーー稽古が始まって、作品や役の印象に変化はありましたか?

(作家である)エラさんがウェンディの視点から翻案されたということもあり、作品の中で女性の社会的な立場や成長が大きく描かれています。ウェンディやタイガー・リリー、ティンク、お母さんといったそれぞれの女性がきちんと前を向き進んでいくところが(原作と)大きく違うんじゃないかと思います。

ーー通し稽古をしてみて、改めて感じた作品の魅力を教えてください。

通してみて、とても忙しい舞台だなと思いました(笑)。その分、観ている人はすごく面白い舞台だと思うんです。ステージ上でいろんなことが起き、舞台装置もマジカルだったりします。多くの方に愛される舞台になるだろうなと感じています。あとはちゃんと体力をつけないと、というのが正直なところです(笑)。

ーーお客さん目線で、見所や面白いポイントはどこだと思いますか?

全部面白いですよ(笑)! 見所がたくさんある作品だと思いますね。人間模様もそうですし、もちろんフライングや殺陣もあります。衣裳や舞台装置も、イギリスのスタッフの方々とのコラボレーションでできた素晴らしいものになっています。お子さんだけでなく、大人の方にも楽しんで観ていただける作品になるよう頑張っているところです。

■和気あいあいとしたパワフルなカンパニー

ーージョナサン・マンビィ氏の演出の面白さ、魅力はどういったところだと感じますか?

すごく丁寧ですし、それぞれの役者のいいところを見つけて、引き出してくれます。その上で、役者の挑戦を喜んで、楽しんで聞いてくださるので、物語が広がっていく感じがあります。今回のカンパニーは初めてジョナサンの演出を受けるキャストも多いですが、そうしたキャストの戸惑いも楽しんで見ている感じがあります。

黒木華

黒木華

ーーピーターパン役の中島裕翔さんとは初共演です。印象はいかがですか?

ご本人がどういう方かまだ分からないですが、とても真面目で素直な方だというのはお芝居から感じます。あと身体能力がすごく高くて、殺陣やフライングも、全部一発で覚えちゃう。そういう身体能力の高さは、ピーターパンにピッタリだなと思いながら見ています。

ーー堤真一さんはウェンディたちの父、ミスター・ダーリングとフックの二役です。一緒に演じてみてどうですか?

堤さんとは今までにも何度かご一緒させていただいているので、すごく安心感があります。堤さんご自身がとてもユーモアのある方で、違和感なく父と娘の関係が築けているように思います。立ち回りに関しても経験が豊富だと思いますし、すごくお上手なので、教えていただいています。

ーーカンパニーの雰囲気を教えてください。

チーム自体はすごく和気あいあいとしています。若い方が多く、すごくパワーのいる作品なので稽古中はみんなのパワーがみなぎっています。それと今回、シャドウというピーターパンの影役の方々がいらっしゃるんです。その皆さんが本当に素晴らしくて、私たちができないフィジカルな部分を全部担ってくださっています。そういう方々も含め、とても明るい現場です。

■今までとは違うウェンディ像を楽しんでほしい

ーーウェンディを演じる上で「核」として大事にしていきたい部分はどこですか?

稽古をしている中でウェンディは、家族に大きな影響を与える存在だと感じています。壊れかけた家族を自分がなんとかしないといけないという思いがネバーランドについてからも結構あるんです。現状をどう打開し、どう成長していくかという過程を見せていくことが大事だと思っています。

ーー黒木さん自身は、「ピーターパン」という作品にどんな印象を持っていましたか?

私の中では、ディズニーのイメージなんですよね。タイツを履いた少年が空を飛んでいるみたいな。子供のための物語であり、夢の世界に誘われるイメージでした。

今回はエラさんがおっしゃっていたように、女性の社会的な立場や成長に注目していて、作中の女性に対するイメージに疑問を持って描かれた作品になっています。

ーーちなみに今回中島さんはタイツを履かれる……?

タイツ? 履いてませんよ(笑)! 格好良いままですから安心してください(笑)。

ーーこの作品で、ウェンディにとってのピーターパンはどんな存在だと思いますか?

ウェンディの想像の中の登場人物なのかなと思います。ウェンディが思う理想のヒーローであり、目の前に現れてほしい人物の象徴なのかなと。

ジョナサンから演出を受けた際に、フックはウェンディが想像する、魅力的でちょっと危ない大人の男性のイメージと聞き、ウェンディと同年代のピーターも、自分を助けてくれる理想の男の子なのかなと。強くて、アグレッシブで、怖いものなしだけど繊細な一面もある、素敵な男の子ですかね。

■いま一番の楽しみはこの作品の稽古

ーーピーターパンという作品に絡めて、黒木さんが最近した冒険、楽しかったことがあったら教えてください。

最近はあまり外に出られていないので……。稽古が冒険ですかね。

楽しかったことも稽古なんです。舞台が本当に好きで。あとは、稽古場まで自分で運転して通っているので、その間にラジオや音楽を聴いていて、その時間が結構楽しいです。

黒木華

黒木華

ーー舞台が好きとのことですが、演じる側、観る側それぞれから考える舞台の魅力は?

観る側としては、目の前で演者さんが感情を出して動いているのをフィルターなしで生で観られるところ。その迫力は舞台ならではの伝わり方で、映像にはないものだと思います。演じる側としては、目の前にいるお客様の反応を生で感じることができるところ。そこが一番の大きな魅力ですね。

ーー夏休みに観るのにぴったりな作品ですが、この状況下で心配もあると思います。演者としてどんな気持ちでしょうか。

お客様に心配なく来てもらうことがとても重要なことだと思います。そのために劇場側も様々な対策をしてくださっているので、そこは安心して来ていただけたらと思います。

コロナ禍だからこそ、舞台やエンターテインメントの力を私は信じたいし、信じています。もやもやした気持ちは拭えないですし、手放しで「遊びにきてください」とは言えない状況ですが、皆さんの心に残る舞台にできればと思っています。

日常を忘れられたり、登場人物に自分を重ねたり想いを馳せたりできるのが舞台空間だと思うので、純粋に楽しんでいただけたら。

ーー最後に、お客様へのメッセージをお願いします。

フライングをはじめ、ステージ上ではいろんなことが起き、お子さんだけでなく、大人の方にも楽しんでいただけるような作品になると思います。まだ上演まで期間があるので、これからどんどん稽古を重ねて、より面白い舞台になるよう頑張ります。

取材・文・撮影=吉田沙奈

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WOWOWオリジナルミュージカルコメディ福田雄一×井上芳雄「グリーン&ブラックス」(以下、「グリブラ」)。2021年8月27日(金)放送の#53のラインアップが発表され、ミュージックショーコーナーでは、ミュージカル『The PROM』と『オリバー!』の名曲が披露されることがわかった。

#53の放送は、ミュージックショーと稽古場取材コーナーの2本立て。ミュージックショーのコーナーでは井上芳雄がミュージカル『The PROM』より「Tonight Belongs to You」を披露。

さらにこの9月に上演予定の不屈の名作、ミュージカル『オリバー!』より、オリバー・ツイスト役のエバンズ隼仁、越永健太郎、小林佑玖、高畑遼大、アートフル・ドジャー役の大矢臣、川口調、酒井禅功、本田伊織の計8名が登場し、スペシャルメドレーを披露する。開幕より一足早く『グリブラ』だけのパフォーマンス。出演者からコメントも到着した。

さらに人気の稽古場取材コーナーでは、この秋話題のミュージカル作品を紹介予定。こちらの詳細は後日発表となる。

▼「Tonight Belongs to You」(ミュージカル『The PROM』より)

【井上芳雄】
少し前にコンサートで初めて歌ったんです。日本版の舞台も上演されましたが、そのときはまだ英語詞しかなかったので、今回も英語で歌いました。歌詞が難しく、リズムが早くて大変だったけど(笑)、ダンサーの方と、コーラスの方もいらっしゃったので盛り上がってよかったです。比較的新しい、LGBTQについてもテーマとして扱っているミュージカルです。もし興味を持ってもらえたら、映画版もあり素晴らしいので、ぜひ観ていただきたいですね。今回の僕の歌がそのきっかけになったら嬉しいなと思います。

▼「オリバー!スペシャルメドレー」(ミュージカル『オリバー!』より)

【エバンズ隼仁】
皆さんと一緒に、マイクをつけて歌ったのがとても気持ち良くて、楽しくて、皆の声を聴いてすごいな〜って憧れました。

【越永健太郎】
心の中に今あるのは、一言で、メッチャ楽しかったです!

【小林佑玖】
テレビ収録と聞いてとっても緊張したけれど、やってみたらとっても楽しかったです。

【高畑遼大】
マイクをつけて歌ったら、声がすごく響いたので気持ちよかったです。

【大矢臣】
バンドの皆さんと合わせたりとか、いつも練習している時とは違う環境で少し緊張したのですが、練習したものが出し切れて、とてもよかったです。ぜひ観てください!

【川口調】
番組の収録をさせていただいて、衣装を着て、本番と同じような形で、皆で楽しく歌えたのは嬉しかったし、いい経験になったなと思います。

【酒井禅功】
番組収録があると聞いて、最初は緊張していたんですが、本当にすごく楽しくて、すごく充実した時間を過ごすことが出来ました。ありがとうございます。

【本田伊織】
最初で最後かもしれないテレビに出演させていただくという経験をさせていただいて本当にありがたく思います。そして、皆で衣装も着て、メイクもして出来るというのは本当に幸せでした。ありがとうございました。

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現在放送中のTVアニメ『かげきしょうじょ‼』の山田彩子役やTVアニメ『キラッとプリ☆チャン』のだいあ役など、声優・歌手として活動している佐々木李子が8月29日(日)に神田明神ホールにて、有観客&配信公演『SynapstoRy~完璧になりたかったピノキオ~』を開催する。

「SynapstoRy(シナプストーリー)」とは、“歌とピアノと朗読が、切なく、情熱的に絡み合う“をコンセプトにする朗読ライブ公演。今作では、ひまわりの花言葉「歪な憧れ」を題材に、優しくも怪しい童話の世界観で展開していく。ゲストにはTVアニメ『キラッとプリ☆チャン』で共演した林鼓子と、ゲーム「誰ソ彼ホテル」にて共演した酒井広大の2名のキャストを迎える。

林鼓子

林鼓子

酒井広大

酒井広大

 

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aikoが、9月6日(月)スタートのNHKよるドラマ『古見さんは、コミュ症です。』(毎週月曜22時45分〜23時15分)の主題歌を担当することが決定した。

『古見さんは、コミュ症です。』は、現在漫画週刊誌に連載中の同名作品が原作。相手の顔を見て話すことが思うようにできない若者たちの苦悩としなやかに向き合う仲間たちの物語となっており、ドラマには増田貴久、池田エライザらが出演している。

ドラマは、NHK総合にて9月6日(月)より毎週月曜日に放送される。

NHKよるドラマ『古見さんは、コミュ症です。』

NHKよるドラマ『古見さんは、コミュ症です。』

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家庭用ゲーム『鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚』のufotable描き下ろしイメージビジュアル第2弾が公開された。あわせて、ソロプレイモード「鼓屋敷」のスクリーンショットも解禁された。

イメージビジュアル第2弾は、バーサスモード内プレイアブルキャラクターの中で、先行して公開している炭治郎を中心としたイメージビジュアル第1弾に描かれていないキャラクターが描かれている。

早期購入特典「ufotable描き下ろしA4クリアファイル」は、片面に先行公開済のイメージビジュアル第1弾、もう一方の面にイメージビジュアル第2弾をデザインした数量限定特典になるとのことだ。

ソロプレイモード「鼓屋敷」スクリーンショット解禁

ソロプレイモードでは、 アニメで描かれた竈門炭治郎の軌跡を、プレイヤーが追体験できる。 TVアニメ「竈門炭治郎 立志編」から、劇場版「無限列車編」までのエピソードを収録している。
 
(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable (C)「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚」製作委員会

(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable (C)「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚」製作委員会

(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable (C)「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚」製作委員会

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(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable (C)「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚」製作委員会

(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable (C)「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚」製作委員会

(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable (C)「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚」製作委員会

(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable (C)「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚」製作委員会

(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable (C)「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚」製作委員会

(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable (C)「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚」製作委員会

(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable (C)「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚」製作委員会

(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable (C)「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚」製作委員会

バーサスモードではアニメの12キャラに公式スピンオフ「中高一貫!!キメツ学園物語」より6名を加えた総勢18キャラクターから2キャラクターでの対戦ができる。

また、店舗別購入特典のデザインサンプルも新たに公式サイトにて公開されているのでチェックしてみよう。

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結成15周年イヤーのa flood of circleが、15年を総ざらいするベストセットツアー『FIFTHTEEN』の開催を発表した。

ツアーはベストセットリストワンマンとなり、10月28日(木)千葉LOOK公演を皮切りに、12月23日(木)Zepp DiverCity Tokyo公演まで行われる。

なお、本日・8月10日(火)よりa flood of circle FC先行がスタートしている。詳細はオフィシャルサイトを確認しよう。

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2021年12月15日(水)~26日(日)オンライン型演劇場・浅草九劇にてオフ・ブロードウェイ ミュージカル『キッド・ヴィクトリー』の上演が決定した。

本作品は、日本では、2019年に加藤清史郎主演で上演された作品。今回は、キャストの一部をオーディションにより決定し、前回公演を演出した奥山寛を迎え、全役ダブルキャストで、九劇ミュージカル『キッド・ヴィクトリー』として、新たに蘇る。

主演は、和田庵(わだ・いおり)坂口湧久(さかぐち・わく)が務め、和田は、石井裕也監督の映画『茜色に焼かれる』で尾野真千子の息子役を繊細に演じ、評価を受けている。今回が初舞台となり、行方不明となっていた少年という難しい役どころに挑む。

坂口は、幼少期からミュージカルに多数出演し、前回公演はアンドリュー役で出演。今回、主役のルーカスに挑戦する。

和田庵コメント

ルーカス役を演じます、和田庵です。もともと舞台をやりたいという想いがあったので、今回『キッド・ヴィクトリー』に挑戦出来ること、今とても嬉しい気持ちで一杯です。僕が演じる主人公ルーカスは1年間行方不明になったがその時の出来事や記憶に苦しみながら、どのように日常を取り戻すのか、あるいは取り戻すことが出来ないのか、という難しい役です。これから稽古に入るにあたり、これまでのドラマや映画の経験や現場感覚などを信じて、ダブル主演の坂口湧久さんをはじめチームの皆さんと共に最高の作品を創りたいと思います。

和田庵 プロフィール

2005年生まれ、東京都出身。8歳から芸能活動をスタートさせ、映画「ミックス。」で俳優デビュー。フジテレビ「隣の家族は青く見える」やHBOアジア「フォークロア:TATAMI」に出演し、注目を集める。その後、語学力と人間力を高めるべくカナダへと留学、2020年夏に帰国。2021年5月21日公開の映画「茜色に焼かれる」(監督:石井裕也)では尾野真千子さん演じる主人公の息子・田中純平役を熱演。趣味はスケートボード、俳優業の傍らスケートボードの技術も日々、邁進中。

坂口湧久コメント

ルーカス役の坂口湧久です。2019年の日本初演ではアンドリュー役を演じましたが、再演でまたこの作品に携われることを本当に光栄に思います。初演で大切に創り上げてくれた清史郎(加藤清史郎さん)ルーカスを引き継ぎつつ、自分なりのルーカスを演じられたらと思います。今回は完全ダブルキャストということで、チームごとに全く違う『キッド・ヴィクトリー』ができあがると思うと今からわくわくします。両チームで助け合い、高め合っていけたら嬉しいです。心強いキャスト・スタッフの皆様と改めてこの作品と向かい合い、素敵な作品になるよう全力を尽くします。

坂口湧久 プロフィール

2001年11月7日生まれ。劇団ひまわり砂岡事務所 所属。主な舞台出演歴としてミュージカル『エリザベート』、ミュージカル『モーツァルト!』、舞台『PERSONA3 the Weird Masquerade~群青の迷宮』、ミュージカル『八犬伝~東方八犬異聞』、ミュージカル『KID VICTORY』、ミュージカル『無題-1[MONO]-』、ミュージカル『ボードビル』等がある。その他、NHKよるドラ「ここは今から倫理です。」等TVドラマにも多数出演。8月5日より上演のミュージカル『王家の紋章』にセチ役で出演している。

物語概要

アメリカ カンザス州の小さな町に、両親と暮らす高校生のルーカス。1 年間行方不明となっていた彼は家に戻って来るが、行方不明中、自身に降りかかった出来事のフラッシュバックに苦しみ、日常生活に戻れずにいた。忘れることの出来ない経験、心に負った深い傷。彼はどう日常を取り戻していくのか、どう生きていくのか。ルーカスと両親、彼をとりまく人々の物語。

 

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シンガーソングライターのガホ(Gaho)が、シングル「RIDE(ライド)」発売とともに『Gaho Live-Stream Concert 』を開催することが決定した。

プラネタリウムレコード(PLT)は、公式SNSアカウントを通じて8月29日に開催されるGahoのオンラインコンサート『RIDE OUT』のティザー映像を公開した。映像には、8月12日18時発売予定のGahoのニューシングル「RIDE」のBGMが流れ、空の空間に一人残されたGahoの姿と、それに対比しGahoのクルー「KAVE」と楽しく盛り上がっている様子が映されている。

今回の公演は、K-POPのプラットフォーム「amazer」と共に初めてのグローバルライブストリーミングで行われる。4月に「amazer」と行ったファンミーティング形式の『ヒストリーライブ』以来、ファンのリクエストに応えるため単独公演の形で準備をした。

シンガーソングライターでありボーカリストであるGahoは、本人の代表曲とドラマOST、グローバルカバー曲を歌唱するステージと共にリアルタイムでクイズへの参加、デジタルプラカード、アバターなど、様々な機能を活用して、観客と交感する予定。

デビュー前からドラマ『あなたが寝ている間に』のOSTとSHINeeの正規アルバム6枚目の収録曲「I Say」の作曲家としても知られているGahoは、昨年JTBCドラマ『梨泰院クラス』のOST「スタート(始まり)」で各種音源チャート1位を記録し、次世代の「OST期待の星」として注目された。

Gahoのオンラインコンサート『RIDE OUT』は、本日・8月10日12時からイープラスにてチケット予約が開始となった。

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DULL-COLORED POPは第23回本公演『丘の上、ねむのき産婦人科』を、2021年8月11日(水)~29日(日)、下北沢 ザ・スズナリで上演する(9月1日~5日には大阪 in→dependent theatre 2nd でも上演)。

谷賢一がDULL-COLORED POPで扱う題材が「妊娠と出産」だ。昨年、KAATで上演した『人類史』は200万年に及ぶ歴史をダイナミックに描き話題となった。その過程でさらに深堀りしようと思ったテーマを劇団公演として手掛ける。これまでとはテクスチャーの異なる作品となりそうだ。稽古真っ只中の谷賢一に、話を聞く。
 

■妊娠や出産の営みについて見つめる

——新作の『丘の上、ねむのき産婦人科』で妊娠・出産を題材としたのは、谷さんにお子さんが誕生したことも関係していますか?

子どもが産まれたことは、作品のきっかけと関係なくて(笑)。妊娠や出産を演劇にしたいと思った時期と次男の誕生が重なったのは偶然なんです。2020年に『人類史』を上演した際、妊娠や出産を取り上げることができなかったので、劇団で公演しようと。

——何組かのカップルに取材したとか。

この題材をイメージした時点で、いろんな人に話を聞いて台本にしようと思っていました。福島三部作で取材を重ねて、人から聞くことが一番刺激を受けるということがわかりました。関連する本も読みましたが、実際に聞いたエピソードには強さがあるというか。モデルとなる人たちの話はかなり反映されています。20数組聞いた時点で、一つ一つのエピソードが濃すぎて、2時間の芝居に収まらないくらい素材が集まってしまいました。

——妊娠や出産にまるわる現実問題として興味があったのですか?

「出産の苦労は男の人にはわからない」とか「女性の考えていることなんてわからない」という互いの差異が、妊娠・出産では極めて如実に出てきます。簡単に分かり合えることではないと思いつつ、「どうせわからないだろう」で終わるのは社会的な損失だと思うんです。もっとも分かり合えない、分かりにくいテーマだからやってみたいと思いました。

——脚本監修に北村紗衣さんが加わったのは、どういった狙いがあったのですか?

第三者の視点があったほうがよりいいと思ったからです。北村先生はフェミニズムの専門家であると同時に演劇の専門家でもいらっしゃいますから、監修として最適だと考えました。ほかの公演でも、制作ほかスタッフに読んで意見をもらうことはもちろんあります。しかし作・演出家は非常に強い権限を持っているので、現場で対等に振る舞おうと心掛けているだけではダメで、こちらから頭を下げて「ご意見下さい」というくらいじゃないと意見はもらえない。そこで気兼ねなく意見を言いやすい、座組みの外側にいる方に読んでもらおうと考えました。

——実際に夫婦や恋人同士といったカップルに取材したことで、分からないことが分かるようになったのか、反対に、ますます妊娠・出産というものが分からなくなったのか……。

うーん。個別のエピソードとして驚きや感動はたくさんありました。それによって知識が増えていく喜びもあったけど、いろんな人に聞くだけ、さらに妊娠・出産という営みの本質的なところが分からなくもなりました。一人一派じゃないですけど、一人一人「妊娠」というキーワードが共通しているだけで全く違うことがわかる。取材すると、めぐりめぐってそこに戻って来ざるを得ないんですけどね。

「福島三部作第一部『夜に昇る太陽』」photo by bozzo

「福島三部作第一部『夜に昇る太陽』」photo by bozzo

■「対立」や「論破」とは異なるものを

——台本を読んだ限りでは、ハッピーになれないカップルの姿もありました。

悲劇的なエピソードが多く、打ちのめされることもありました。妊娠・出産となると、生命の話になるし、今なら格差社会の話にも及びます。でも、分断を進めるのではなく、最後には和解とか歩み寄りとか、何かしら生命に希望が持てる芝居にしたいと思った。「ねむのき」なんていう優しい単語を選んで、これまでの作品とは異なるテイストのタイトルにしたのもそんな理由からです。ねむの木は、夫婦円満を象徴する意味もあるらしいです。

書き進めるうえでも、これまでとは随分異なる挑戦をしました。僕は人と人が衝突して問題を語り合う、深刻な対立状況をいつもお芝居にしてきました。対立によって人が変わったり考えたり成長したりする瞬間にドラマを感じていたので、必ずしも和解や解決を描く必要はなかったんです。今回もお互いの違いやわかりあえなさに直面し、激しく対立しつつも、でもどうにかして一緒にいよう、どうしたら一緒にいられるかを考える夫婦やカップルという関係を描いているので、普段とはプロットの立て方からして違ったんです。

夫婦・恋人同士の話なので、本心では対立も論破も望んでいない。互いを否定し合うだけでは物語にならない。かといって、物分かりのいい人ばかりでは嘘くさいでしょう。わかりあえないことをわかりつつ、何とか一緒にいる方法を探ろうとする、そんな話というか。それぞれの悩みや主張はあるんだけど、妥協というか、新しいやり方や関係性を探そうとして歩み寄ろうとしている。もしかしたらそれがわかり合うということなのかもしれませんけれども。

谷賢一

谷賢一

■演じることは究極の他者理解

——男女を入れ替えたバージョンを考えたのはなぜですか?

もともと演劇は、時代や国籍、性別をびゅんびゅんと飛び越えて上演できるわけじゃないですか。たとえば、1950年代のルイジアナ州に住む自動車整備工の男を演じるのと、現代の妊娠した女性を演じるのとどちらが遠いかといったら、一概にどちらが近い遠いとも言えない気がします。自分とはまるで環境も背景も違う人を演じるということが演劇の面白さですからね。つまり、演じるということは、究極の他者理解だと思うんです。

男性が女性を演じているのを観ると、お客さんも「これはあくまでお芝居なんだ」という前提で観るになる。普段とはちょっと違う、より演劇的なものを観ている感じがします。稽古してみると、入れ替えたことの面白にはすごく手ごたえがありました。

——ダルカラでは初のスズナリ公演です。

大好きなスズナリなので、本当ならいろんな関連企画を立てたかったんですが、緊急事態宣言のなかで上演することで頭がいっぱいで、公演以外のことをあまり考えられないんですよ。アフタートークもできないしイベントもできないし、本当に残念です。その分、お芝居本編の内容に集中しようと思っていますが。

今回のセットはシンプルです。抽象的で、なんにもない空間にしようと思います。テキストを書く段階でも、観ている人に想像してもらうことをテーマにしました。想像のヒントとして、テレビの音や電車の音が加わります。カップルの会話さえ聞いていれば、「この二人はいいマンションに暮らしていそうだ」とか「ここは大阪よりちょっと東かな」とか、イメージがわいてくると思います。観客の想像力が一番のセット・背景・舞台美術になるといいなあと思っています。

取材・撮影・文/田中大介

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2021年8月3日(火)、歌舞伎座で『八月花形歌舞伎』が開幕した。28日(土)千穐楽まで、1日三部制で公演が行われる。コロナ禍の昨年8月の再開から、クラスターを発生させることなく興行を続け1年。歌舞伎座は、客席の販売を50%に制限し、各部が終わるごとに観客と出演者を入れ替え、消毒作業を行っている。場内での会話や飲食、大向うは控え、退場時はスタッフのアナウンスに従い整列退場を行うよう呼びかけられている。それを意識しながらの来場となるが、幕が開けば「花形」と銘打つにふさわしい、エネルギッシュな観劇体験となった。初日の模様をレポートする。

■第一部 11時開演

第一部は、『加賀見山再岩藤(かがみやまごにちのいわふじ)』が上演される。先行作品となる『加賀見山旧錦絵』で、お家騒動の首謀者として討たれた局・岩藤の後日談だ。死んだ岩藤の骨が寄せ集まり、亡霊となって登場することから、「骨寄せの岩藤」とも呼ばれている。

満開の桜の大乗寺に、多賀大領(坂東巳之助)、側室のお柳の方(市川笑也)たちが、供物の奉納をするべく集まっている。岩藤の一件が落ち着いた多賀家だが、今は、お柳の方が大領の寵愛を受けているのをいいことに、お柳の方の兄・望月弾正(巳之助)が幅をきかせはじめている。これに疑問を呈した花房求女(市川門之助)は、大領の怒りを買い、多賀家から追い出されてしまう。求女を許してもらおうと、大領の妻・梅の方(巳之助)と、局浦風(市川笑三郎)がやってくるのだが……。

『加賀見山再岩藤』左より、二代目中老尾上=中村雀右衛門、岩藤の霊=坂東巳之助 /(C)松竹

『加賀見山再岩藤』左より、二代目中老尾上=中村雀右衛門、岩藤の霊=坂東巳之助 /(C)松竹

本公演は、市川猿之助の六役早替りで上演される予定だったが、公演前の定期的なPCR検査で猿之助は陽性判定を受けた。そこで急遽、6役を引き受けたのが巳之助だ。巳之助は2016年に、巡業公演で猿之助とWキャストで13役早替りを経験している。しかし「骨寄せの岩藤」 に出演するのは今回が初めてのこと。4日の稽古で迎えた初日、巳之助は1役目の大領を、気品をもって、代役と思えない安定感で勤めた。最初の場面を終えた巳之助に、客席から熱い拍手が贈られるのも束の間、2役目の梅の方で登場。美しさの内に湛える悲しみを繊細に表す。続く奴伊達平は、颯爽と登場し華のある立廻りや六方で盛り上げる。悪者の弾正、その企みを暴くキーマンとなる安田隼人、そして亡霊となった岩藤……。見た目、声だけでなく、佇まいから演じ分ける。あまりにも鮮やかで、時には早替りであることを忘れるほどに、ストーリーに引き込まれた。草履打ちの場で、去り際の巳之助の岩藤に、ふと猿之助が重なってみえた。4日の稽古で仕上げた代演だと思い出して鳥肌がたった。

岩藤が目の敵にする尾上役は、中村雀右衛門。愛らしさと健気さが、岩藤の禍々しさとぶつかり合う。巳之助に代わり、鳥居又助を勤めたのは中村鷹之資。巳之助と異なる個性で、舞台に新しい風を送り込んだ。門之助、笑也、笑三郎、そして市川男女蔵、中村亀鶴たちが、手堅く、何事もなかったかのように安定して、歌舞伎座の舞台を支える。幕切れの拍手は、とても大きなものだった。巳之助をはじめ、すべての出演者、舞台裏で早替りや公演を支えたすべてのメンバー、そして有事にも頼れるチームを育み、率いてきた猿之助に向けられた拍手に違いない。7月30日の松竹の発表によれば、猿之助は無症状だという。猿之助の岩藤、巳之助の又助による『加賀見山再岩藤』にも期待が高まる。

■第二部 午後2時30分開演

一、『真景累ヶ淵(しんけいかさねがふち) 豊志賀の死』

原作は、近代落語の祖・三遊亭圓朝の長編怪談噺。主人公は、富本の師匠・豊志賀(中村七之助)と、弟子であり豊志賀と親密な仲の新吉(中村鶴松)。顔が腫れる病に悩まされる豊志賀を、新吉が甲斐甲斐しく看病している。豊志賀は病気への苛立ちからか、どんな会話も愚痴や嫌味で返し、「私さえ死ねば」と嘆いては新吉を困らせるのだった……。

『真景累ヶ淵』左より、新吉=中村鶴松、豊志賀=中村七之助 /(C)松竹

『真景累ヶ淵』左より、新吉=中村鶴松、豊志賀=中村七之助 /(C)松竹

七之助の豊志賀は、顔の片側が醜くただれ、残る側はいつも通りの息をのむ美しさ。美醜の落差で色気が際立っていた。新吉の助けなしには起き上がれないほど弱っているのに、新吉を困らせることにかけては抜群のバイタリティを発揮。嫉妬や邪推の台詞も、七之助が絶妙な間で放つことで、客席に笑いが起きていた。 鶴松の新吉は、豊志賀に辟易しながらもぎりぎりまで優しさを諦めない、愛情深さと義理堅さを感じさせる。鶴松の持ち前の愛嬌は、四苦八苦するほどに可笑しみとなっていた。噺家・さん蝶を勤めるのは、中村勘九郎。長屋に住む落語家のフラをお芝居で体現。大いに盛り上げ、嵐のように去っていた。羽生屋のお久に中村児太郎、伯父の勘蔵に中村扇雀という配役だ。

先月の取材会で鶴松は、今回の大抜擢が、勘九郎と七之助の薦めによるものと明かしている。だからといって勘九郎と七之助が、鶴松に花を持たせるような演技をすることはない。むしろ兄弟は、隙あらば注目をかっさらうフルパワーの芝居で、鶴松を鼓舞し激励しているようだった。

二、仇ゆめ(あだゆめ)

二幕目は、勘九郎の狸と七之助の深雪太夫による『仇ゆめ』。作・演出は、北條秀司。京都・壬生寺のほとりに住む狸が、島原遊郭の深雪太夫に恋をした。狸は舞の師匠の姿をかりて、太夫を口説きにいく。かねてより師匠に思いを寄せていた太夫は、狸と気づかず両想いを知って喜ぶが、本物の舞の師匠(中村虎之介)がやってきて、偽の師匠の正体がバレてしまう。揚屋の亭主(扇雀)は、“色狸”をこらしめてやろうと、狸と気づいていないふりをして、千両あれば太夫の身請けができると説明する。狸は、よろこんで“千両箱を買い”に行くのだった……。

『仇ゆめ』左より、狸=中村勘九郎、深雪太夫=中村七之助 /(C)松竹

『仇ゆめ』左より、狸=中村勘九郎、深雪太夫=中村七之助 /(C)松竹

幕が開くと、愛らしい新造が廓の雰囲気を創り上げる。つい先ほどまで、豊志賀に追いかけられていた鶴松だ。七之助もまた、一幕前とは打って変わって、深雪太夫を優美に勤める。高飛車ではなく、可憐で愛らしい傾城だ。勘九郎の狸は、時事ネタあり女雛男雛に見立てた振りもありと、遊び心満点。♪めでたいな、めでたいな、と舞う場面は、浮かれる狸の心中を、勘九郎が人間離れしたバランス感覚、スピード、跳躍で表現。同時に、その身体能力の高さで爆笑を起こしていた。愛嬌たっぷりに演じながらも、エンディングでは静かに涙を誘う。劇中では、途切れ目のない舞台転換や、吸い込まれそうな大きな夜桜の美術なども効果的で、おとぎの世界を見たよう。終演後、いつまでも余韻が残る舞台だった。

■第三部 午後6時開演

一、源平布引滝 義賢最期

第三部は、松本幸四郎が初役で義賢を勤める『源平布引滝 義賢最期(よしかたさいご)』。木曽義賢の壮絶な最期を描く物語だ。幸四郎は先月の取材会で、片岡仁左衛門に教わったと語っていた。

舞台は、義賢の館。前半は、下部折平の正体が多田蔵人(中村隼人)であること、さらに平家方に仕える義賢が、心の中に「打倒平家」の思いを秘めていることが、重厚な芝居で語られる。身重の妻・葵御前(市川高麗蔵)や、蔵人と恋仲にある待宵姫(中村米吉)が雅やかな彩りとなり、百姓の九郎助(松本錦吾)、娘の小万(中村梅枝)、孫の太郎吉(梅枝長男・小川大晴。偶数日は次男・綜真が出演)の親子は和やかな空気を作っていた。

『義賢最期』左より、進野次郎=大谷廣太郎、木曽先生義賢=松本幸四郎 /(C)松竹

『義賢最期』左より、進野次郎=大谷廣太郎、木曽先生義賢=松本幸四郎 /(C)松竹

ドラマは、平清盛の使者たちの到着をきっかけに大きく動き出す。使者は義賢に、源氏の白旗を出すよう求める。これにシラをきる義賢に、今度は兄の頭蓋骨を踏むように迫る。耐えかねた義賢は、使者のひとりを斬り捨てるのだった。まもなく平家の軍兵たちが、館に攻め込んできて……。

大立廻りの中で披露される「戸板倒し」は、見どころのひとつ。3枚の戸を組み上げた上に義賢が立つと、喝采が起きた。見上げる高さから何の助けもなく落ちはじめると、客席はどよめきの後、再び大きな拍手が湧いた。凄まじい立廻りには舞うような美しさがあり、額や肩から流れる血は赤い花が咲いたような美しさがあった。終盤になると義賢は、肩で息をしはじめる。白旗を預けるべく小万を呼ぶ声は荒々しく、その生々しさが悲しみの解像度を上げる。生まれてくる我が子を思う姿からは、型や様式を超えた生身の義賢を感じた。圧巻の「仏倒し」に息をのみ、次の瞬間、喝采が起き幕となった。

二、伊達競曲輪鞘當、三社祭

最後を締めくくるのは、不破伴左衛門に中村歌昇、名古屋山三に中村隼人、茶屋女房お新に坂東新悟の『伊達競曲輪鞘當(だてくらべくるわのさやあて、通称『鞘當』)』と、市川染五郎と市川團子による『三社祭』だ。

『伊達競曲輪鞘當』

『伊達競曲輪鞘當』左より、名古屋山三=中村隼人、茶屋女房お新=坂東新悟、不破伴左衛門=中村歌昇 /(C)松竹

『伊達競曲輪鞘當』左より、名古屋山三=中村隼人、茶屋女房お新=坂東新悟、不破伴左衛門=中村歌昇 /(C)松竹

舞台は、江戸・吉原のメインストリート。2人の浪人、伴左衛門と山三の鞘がすれ違いざまに当たりケンカになる。それを茶屋女房のお新が止めに入るが……。

この場面に起承転結はほとんどなく、話は進むようで進まない。歌昇と隼人は、どちらも笠を深くかぶり、美しい顔を隠している。筋もなく主役の顔も見えず、現代劇の感覚で観ようとしたら、つかみどころのなさに困惑する。しかしこれが、楽しみ方の幅を広げることに気づかされる。声や台詞回しに意識を向ければ、伴左衛門の太さ、山三の柔らかさが見えてくる。派手な羽織の粋な着こなしや、独特の足運びにも、歌舞伎ならでは。ようやく2人が笠を外した時の大きな拍手は、マッテマシタ! の掛け声そのものだった。緊迫した1対1の構図に、花道からお新が加わった瞬間は、パッと視界が開けるような解放感があった。

『三社祭』

『三社祭』左より、善玉=市川團子、悪玉=市川染五郎 /(C)松竹

『三社祭』左より、善玉=市川團子、悪玉=市川染五郎 /(C)松竹

舞踊『三社祭』は、宮戸川を背景にはじまる。船の上にすらりと立つ2人の漁師。客席から一斉にオペラグラスが向けられる中、振り返った染五郎と團子はとぼけた化粧。客席から、ドッと明るい笑いを引き出した。温かい拍手の中、三社様の呼び名で親しまれる浅草神社の縁起を踊りがはじまる。2人は、キレの良さやしなやかさに個性をみせつつ、息をぴたりとあわせている。おかしみのある振りでは、しっかり笑いを誘う。清元にあわせ、しっとりとした踊った後、怪しい雲がやってきて、染五郎は悪玉に、團子は善玉になった。扇子を使った踊りは高揚感に溢れ、2人が刻むリズムにつられて、観客の頭も心なしかタテノリに。心も弾む舞踊だった。
 

歌舞伎座『八月花形歌舞伎』は、8月28日(土)まで。どの演目も、何年か後にまた同じ配役で観てみたいと思わせる勢いがあった。なお今月の筋書では、出演者の声を紹介する「花競木挽賑」が、特別企画として俳優のプライベートが垣間見えるアンケートを掲載している。幕間や観劇後に楽しみたい。

取材・文=塚田史香

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ロケットに夢を賭ける高校生たちの青春を描いたミュージカル『October Skyー遠い空の向こうにー』が2021年10月、シアターコクーンにて上演される。

本作は、全米でベストセラーとなった元NASAの技術者ホーマー・H・ヒッカム・Jr.による感動の自伝小説『ロケットボーイズ』が原作で、ジェイク・ギレンホール、クリス・クーパーらが出演し、アメリカの小さな炭鉱を舞台に、厳しい現実に直面しながらもロケットに夢を賭ける高校生の姿を描いた1999年公開の青春映画の決定版がミュージカル化されたもの。アメリカでの2度のトライアウト公演を経て(2015年シカゴのマリオットシアター、16年サンディエゴのオールドグローブシアター)、今回が日本初演となる。

今回は、厳格な炭鉱夫の家庭に生まれながら、衛星との出会いにより夢を見出す快活な高校生のホーマー・ヒッカム役の甲斐翔真、ホーマーと一緒にロケット制作に励むロイ役の阿部顕嵐、ホーマーの幼馴染で、明るい性格とユーモアのセンスを持つオデル役の井澤巧麻、学校ではいじめられているが、優れた科学的知識を持つクエンティン役の福崎那由他の“ロケットボーイズ”4人にインタビュー。それぞれの役の魅力や、小さい頃の夢などを語ってもらった。

夢に向かって突き進む姿を届けたい

甲斐翔真

甲斐翔真

ーー原作を読んだり、映画をご覧になられたりされたかと思いますが、今回の作品はどんなところが見所になりそうですか?

甲斐:夢を持つということが、どれだけ人の心を動かすことができるか。夢のパワーというのでしょうか。夢というのは、自分一人のことではなくて、そこにいるすべての人のことを未知の場所へ連れて行ける力があって。今、忘れかけているじゃないですか、夢を持つことを。コロナ禍で、いろいろ制限された中だから。世界中がそんな状況で、この作品をやる意味は、どんな逆境のなかでも、どれだけ馬鹿にされても、「俺はこれがやりたい!」という夢の力を伝えることだと思うんです。

阿部:僕ら4人の“ロケットボーイズ”の関係性、父との関係、先生との関係など、いろいろな関係性が描かれていて、きっと誰でも、共感できるポイントや登場人物がいると思います。夢を原動力にして、ゴールに向かって走り抜けられるか。見てくれる人が「自分も夢を持とう」と思ってくれるような作品にしたいと思います。

井澤:時代的にも「炭鉱夫の息子は炭鉱夫である」という時代だったと思うんですね。その中で、いろいろな人に反対されながらも、ロケットに夢を賭けて、夢に向かって一生懸命に研究をしているロケットボーイズたちは、すごくキラキラしていると思うんです。そういう少年たちの憧れやキラキラしたものをお客さんにも見ていただきたいです。

また、もう一つ大きなテーマとしては父と子の絆があると思います。親子だからこそ意地を張ってしまったり、親子だからこそ分かり合えたり。現代に通じるものがあると思うので、そこもみんなで作っていけたらなと思います。

福崎:僕は映画を見たのですが、少年たちが一つの目標に向かっていく勇気や、壁を壊していくパワーみたいなものを感じました。そこを印象に残したいなと思います。

役との共通点は?そして違うところは?

阿部顕嵐

阿部顕嵐

ーーそれぞれ演じられる役とご自身との共通点があれば教えてください!

甲斐:きっとホーマーって、ロケットに出会うまでは、なんとなく夢がなくて、なんとなく炭鉱の街に生まれて、なんとなく親父の言うことを聞いて……という感じだったと思うんです。僕も芸能界に出会って、それまでは別に「夢は仮面ライダーとかサッカー選手」と言っていても、本気でなれると思っていなかったし、思えなかった。でも、そこで1つ、芸能界という切符をもらったときに突き進めたのは、やっぱりそこに夢を抱けたから。その気持ちを忘れずに、ホーマーに投影していけたらいいなと思います。

阿部:ロイは、いろいろなバックグラウンドがありますけど、やんちゃな高校生で、好きなものに対しては真面目で、一直線な少年。僕との共通点で言えば、僕は今でも少年心を持っていると思っています。「無理」と言われても、夢に向かって頑張る姿には、共感できます。

井澤:オデルはムードメーカーで、やんちゃな子という役柄なんですけど、僕も小さい頃は、結構やんちゃでしたし、自然豊かな田舎出身というところも似ているかな。僕は中学生のときから芸能界に興味を持ち始めて、「こんなところで燻っていないで、もっと憧れに近づいていきたい」という思いがあって、それは今回の役にも共通する部分もあるのかな。

福崎:クエンティンは、内向的で、一つのことにのめり込んでしまうような役なんですけど、自分も一つの事柄に対して、自分で止められないぐらいのめり込んじゃうところがあるので、そういうところは一緒だなと感じています。まぁ、クエンティンは、それを自分がやりたいことに活かせているんですけど、僕はまだそこまで達していないので、その点、見習いたいと思います。

ーー逆に正反対の部分はありますか?

甲斐:ホーマーほど、行動力はないかもしれません。誰も彼も巻き込んで、自分のことをやるんだというここまでの行動力はないかもしれないですね。遠慮しちゃうと思う。自分のことなのにすみませんとなっちゃいそう(笑)。

阿部:僕は、ロイのように家庭環境が複雑ではないので、そこは正反対だなと思います。ありがたいことに、すごいちゃんと育てていただいたので(笑)。

井澤:僕は、原作もちょっと読んだんですけど、オデルって、身長が低いらしくて。僕は身長が高いので、そこに違いが1つあります。それから、オデルはカッとなりやすいんですけど、僕はやんちゃではあったけど、喧嘩はしなかったので、その点は全然違うなと思いました。

福崎:なんだろう……やっぱり似ているんですよね(笑)。あ、でも僕は学校で蔑ろにされることはあまりなかったので、そういうところは違うかな……。

ーーちなみにきょうは、ヴィジュアル撮影ということで、衣装を着た感想を教えてください!

甲斐:僕は身体がデカいので、アメリカの高校生っぽく半袖ワイシャツにしてみました(笑)。他には生地がパリッとした衣装があったのですが、大人っぽく見えてしまうので、この衣装を選びました。

阿部:僕も衣装を何パターンか用意していただいたのですが、どれも全部レザーでしたね(笑)。僕自身もすごくレザーが好きなので、「レザーが着れるんだ!」と嬉しかったですね。

井澤:普段サスペンダーとかしないので、実際につけてみると、時代を遡った感じがします。僕も何着かTシャツの種類があって、袖のまくり具合が全部違ったんですけど、その袖をまくる感じも時代を感じましたね。髪型も含めて、イメージが少しわいたし、その時代の学生気分に浸れました。ますます、これからが楽しみになりましたね。

福崎:見ての通りオタクで内向的さをイメージしました。僕もクエンティンのように、何かにのめり込むことがあるので、親近感があります。

「忍者」「仮面ライダー」……それぞれが語る小さい頃の夢

左から 福崎那由他、甲斐翔真、阿部顕嵐、井澤巧麻

左から 福崎那由他、甲斐翔真、阿部顕嵐、井澤巧麻

ーーロケットボーイズはロケットに夢や憧れを抱いたわけですが、皆さんの小さい頃の夢をぜひ教えてください!また、親子の絆が描かれるということで、お父様との関係も伺いたいです。

甲斐:夢は、仮面ライダーとかサッカー選手とかでしたね。父との関係は、可もなく不可もなく、普通です。でもけっこう厳しかったです(笑)。

阿部:小さい頃の夢はありきたりですけど、野球選手とか、空を飛ぶこととか。自分で空を飛んでみたかったんですよね。それから、全世界に行きたいと思っていました。300何十カ国に……

甲斐:そんなに国の数、ないよ(笑)。

阿部:そっか(笑)。でも世界に行きたかったです。父との関係については、ロイのように、暴力を受けたことはないです(笑)。

井澤:僕は父親が警察官だったので、警察官になりたいと思っていました。その中でも、白バイのおまわりさんになりたかったんです。僕も仮面ライダーに小さい頃憧れていたので、なんか仮面ライダーっぽいから、白バイに乗りたいなと思っていました。

井澤巧麻

井澤巧麻

福崎:小さい頃から僕は忍者という夢がありまして(笑)。まだ達成できていないんですけど、その夢に向かって、精進しています(笑)。父は、足場をかける仕事をしているんですけど、仲はいいですね。円満です。

ーーロケットや宇宙に憧れた経験はありますか?

甲斐:昔から僕は、宇宙関連の番組がテレビでやっていると、それをのめり込むように見ちゃうんですよね。学校の授業でも、宇宙に関しては好きでしたね。宇宙とか動物とか、規模がデカいものが好き。だから、ロケットが好きというのは共感できるかな。今でも「飛行機はあんなにデカいのに、よく飛んでいるな〜」って思います(笑)。

阿部:僕も宇宙とか空が大好きで、今でも好きですね。毎日星空は見ますし、旅行に行ったら、旅先で夜空を平気で2時間ぐらい見ています。どれだけお金を払っても、生きているうちに宇宙に行きたいなと思います。何十年後かに行きたいですね。

井澤:僕も宇宙の話がすごく好き。ビックバンは、無が歪んで、爆発してできたとか、よく分からないじゃないですか(笑)。その分からないことが楽しくて。百科事典を見たり、いろいろ調べたりしていた時期もありました。で、これは結構最近なんですけど、月の土地を買えると知って。しかも意外と安くて、自分でも買えそうな値段だったので、ちょっと買っておこうかなと思った時期はありました(笑)。

福崎:小学校の理科の授業でやる天体観測はすごく好きでした。田舎に住んでいたので、灯りもなくて、めちゃくちゃ星が綺麗に見えるんですよ。それこそ「宇宙人とかいるのかな〜」と思いを馳せてはいましたね。

日本初演という「面白さ」と「責任」

福崎那由他

福崎那由他

ーー日本初演ということで、初演ならではの難しさもあると思います。その辺りをどう感じていらっしゃいますか?また、劇場はシアターコクーンということで、劇場に関する思いや思い出があれば合わせて教えてください。

甲斐:今まで出演してきた作品は再演が多く、日本初演の作品に関わることが初めてです。また、シングルキャストも初めての経験なんですよ。つまり、頼れるものが何もない。前の映像もないし、形もない。何もない状態から、自分たちがこの作品を作り上げていかなくてはいけない。それはすごく楽しみではあるんですけど、同時に、僕たちには、この作品がこれからもやり続けられるような作品になるか、その責任は感じています。でも、自由にやれるというのは、ある種、役者としてはかなり楽しめる期間になるんじゃないかな。いろいろ苦しいこともあると思うんですけど、それさえも楽しめるように頑張ってやっていきたいです。

コクーンは、まだ舞台を踏んだことがない時に、一度、オーディションにいったことがあって。その時はストレートプレイのオーディションでした。今度こそ爪痕を残していきますという感じで、頑張ります。

阿部:日本初演ということは、前例がないということですよね。もちろんプレッシャーはあるんですけど、そこに楽しさを感じるので、みんなとその楽しさを共有したいなと思いますね。厳しいところも難しいところもあると思うんですけど、今は、みんなで模索していいものをつくることが楽しみです。

シアターコクーンの前はすごくよく通るんですが、いつかこの舞台に立ちたいなとずっと思っていました。格式高いイメージなので、それに見合った作品に絶対にしたいと思っています。

井澤:最初に映画を見させていただいたんですけど、意外とオデルのキャラクターがそこまで出ているわけではなくて。それで原作を読み返したりしたんですけど、今回はミュージカルということで、自分のキャラクターがどういう風に描かれるのか、すごく楽しみですね。また、ブロードウェイに先駆けての公演ということで、責任は感じてはいます。

シアターコクーンは由緒ある場所で、そこに立たせていただけること自体が光栄です。その名に恥じないものをちゃんと届けていきたいなと思います。

井澤巧麻

井澤巧麻

福崎:最初に出てくるのは、責任がすごく大きいなということですね。やはり僕たちがどうしても根っこになってしまうので。だからこそ、意見をすり合わせて、1シーンずつ残るものにして、ちゃんと皆さんの前にお見せできたらと思います。

コクーンは、舞台によく出演されている方も「すごいところだ」とよく仰っていて。僕はあまり舞台経験がないんですけど、そのすごさを感じることがあります。その点が楽しみでもあり、そこにもまた責任や重さはあると思うので、それらをしっかり受け止めて、しっかりと演じられるようにしたいなと思います。

ーー演出を手掛ける板垣恭一さんについての印象を教えてください。

甲斐:僕は板垣さんが演出を手掛けられた『FACTORY GIRLS〜私が描く物語』(2019)を見ました。読売演劇大賞優秀作品賞を受賞した作品ですが、めちゃくちゃ面白くて。女性の物語ですが、男性でも楽しめましたし、ミュージカルなのだけれど、やっぱり演劇的なところもしっかりとあって。だから今回も、舞台であること、そしてミュージカルであることという、その両方にちゃんと向き合っていかなくてはいけないのかなと思います。

阿部:お話を聞いているのは、本当に優しい方だというのは聞きました。……でもまだお会いできていないので、早くお会いしたいです!

井澤:僕は『歳が暮れ・るYO 明治座大合戦祭』(2018)で一度、ご一緒しました。板垣さんは、確かに厳しい部分もあるんですけど、すごく探究心がある方。このシーンでこうしたいという思いが強いので、そこを何回も練習させたり、役者に求める部分もあるんですけど、それはただ厳しいだけではなくて、ちゃんと愛があるんです。役者のいい部分もちゃんと見てくれるし、それを踏まえた上ですごく丁寧に教えてくださる。すごく勉強になったし、またご一緒できて嬉しいですね。

甲斐翔真

甲斐翔真

ーー板垣さんからどんな薫陶を得たいですか?

甲斐:お芝居に関しては、板垣さんから吸収できることすべてを受け取りたいです。学びの姿勢も大事なんですけど、僕も提示できるものをちゃんと持っていかないといけないなと思っています。

福崎:僕も『FACTORY GIRLS』を見させていただいたんですけど、物語として、困難に向かい、それに打ち勝っていくという意味では、今回の作品と通ずるところがあると思うんです。『FACTORY GIRLS』では、自分の心が突き動かされる瞬間が何度もあって、とても感動したので、そういうお芝居を作る方とご一緒できるのはすごく嬉しいですね。

ロケットボーイズの第一印象を語り合う

前列左から 甲斐翔真、阿部顕嵐 後列左から 福崎那由他、井澤巧麻

前列左から 甲斐翔真、阿部顕嵐 後列左から 福崎那由他、井澤巧麻

ーーみなさんは、4人でお会いするのがきょうが初めてということで、互いの第一印象を教えてください。

甲斐:まず、なんて呼び合う?(福崎は)那由ちゃん。

井澤:俺は巧麻で。

阿部:じゃあ、顕嵐で、お願いします。

甲斐:じゃあ、翔真。

福崎:俺だけ、ちゃん付け!(笑)

井澤:3人に共通しているのは、仲良くなれそうだということ!みんな壁がなくて、話しやすいので、よかったなと思います。顕嵐くんは、格好いい。ヴィジュアル撮影の様子を見ていたんですけど、貫禄があるというか、すごくどっしりとしていて。顔も綺麗だし、すごく格好いいなというのが第一印象ですね。翔真くんは、出演されているミュージカルを見に行ったことがあって、歌がすごくうまいなと。だから、今回、共演できると聞いて、すごく嬉しかったし、いっぱい教えてもらえたらなと思います。今日、実際に会ってみての第一印象は、すごく爽やか!王子様みたいな爽やかな格好良さがあるなと思いますね。

甲斐:(『ロミオ&ジュリエット』に出演中の)今だけです(笑)。

井澤:那由ちゃんは、すごい白いなって(笑)。役的にすごくぴったり、礼儀正しいし、大人しいし、真面目で、いい子そうだなというのが第一印象です。

阿部:巧麻は、ヴィジュアル撮影のメイクを一緒にしていたんですけど、話かけてくれて、人と話すのが好きなのかなという印象ですね。あと、顔がすごく優しい顔をしているので、話しかけやすいです。壁がない顔をしています(笑)。翔真は、昔1回会ったことあるんですけど、ほぼ初対面。すごく大きくて、落ち着いているなという印象ですけど、話すと、面白いことが好きなのかなって。言い間違えを揚げ足とったりして、場を和ませてくれます(笑)。那由ちゃんは……僕、那由ちゃんがメイクしている部屋に、1回、入ったんですよ。そうしたら、寝ていて!初めての現場で、寝ていて、すごいなって。寝てましたよね?(笑)

福崎:髪を触られると寝ちゃうんです……(笑)。

福崎那由他

福崎那由他

甲斐:巧麻は、警察官の息子という感じはしない。お父さん、厳しい?

井澤:いや、めっちゃ優しかった。

甲斐:だよね、そんな感じがする。警察官のお父さんというと、厳格なイメージがあるけど、優しいお父さんに育てられた感じがする。

井澤:はい。大自然に囲まれて、のびのびと育ちました。

甲斐:ちなみに、どんなやんちゃをしていたの?

井澤:お兄ちゃんとカードゲームやっていたときに、負けて、全部破り捨てたことがある(笑)。

甲斐:あー、ゲームのリセットボタン押すタイプだ(笑)。顕嵐は、かわいい服を着ていて、花が歩いてきたのかなと思った。キラっとしている感じ。第一印象はそうでした。那由ちゃんは、もう変なんですよ。掘れば掘るほど、面白い芽がたくさんあるんですよ。一見、喋らなさそうですけど、突けば突くほどいろいろなものが出てきて、面白い人です。

福崎:巧麻くんは話していると、笑顔になれますね。

甲斐:確かに、笑顔だよね(笑)。

福崎:そう。こちらまで口角が上がる感じがして、とても話しやすいです。顕嵐さんは、撮影風景を見させていただいたんですけど、めちゃくちゃ綺麗で格好いい。立っているだけで雰囲気があるなという感じです。最初はクールで話しかけづらいのかなと思ったら、話してみると抜けている部分もあって、話しやすいです。甲斐さんは、事務所のイベントでご一緒させていただいたときに、いろいろユニットがあるなかで、リーダーをやっていました。本当に頼り甲斐があって、「任せておけ!」みたいな感じがします。

甲斐:意外と薄いコメントだな(笑)。

阿部:確かに初対面でもできるコメント(笑)。

阿部顕嵐

阿部顕嵐

ーー最後に、現時点でのみなさんの「夢」をぜひ語ってください。

甲斐:世界中に家を作ること。そこら中に別荘があるって格好いいじゃないですか、人生の成功者みたいで。

阿部:一緒に、自然の中に家をつくる?

甲斐:自然の中にも作るし、すごく高いビルにもつくるし、世界中に行きたいですね。

井澤:僕はいっぱいやりたいことがあるんですけど、一つは映画で主演をやってみたいです。最近は舞台が多かったんですけど、映画に出演してみたいなとずっと思っていて。あとは個人的に海外に行くのが好きで、今、中国語を勉強しているのですが、海外で仕事をしてみたいというのが、夢です。

阿部:仕事面は(井澤さんと)似ているので、仕事面以外でいうと、年をとって、死ぬ直前ぐらいは、自然に囲まれたいなと思っていて。自然の中に家を作りたいですね。滝の横とかに家が欲しい(笑)。ベッドルームから自然が見えるのがいいなって、窓開けっぱなしで寝たいなと思います。

福崎:僕は、仕事面以外で言ったら、家具が作りたいですね。自分で作った家具だけの家に興味があって。父親が建築関係の仕事をしているというのもあるんですけど、自分が作った実績が近くにあるのがいいなと思うので。

ーーへぇ、DIYをされているんですか?

福崎:いや、まだできていないです(笑)。気持ちはあるんですけど。

3人:していないんかい!(笑)。


ほぼ初対面とは思えないほど、いいバランスで取材に答えてくださったロケットボーイズの面々。これからどんなチームワークを発揮してくれるのか、とても楽しみだ。東京公演は10月6日(水)からBunkamuraシアターコクーンで、大阪公演は11月11日(木)から森ノ宮ピロティホールで開幕が予定されている。ぜひお見逃しなく!

取材・文=五月女菜穂 撮影=池上夢貢

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氷川きよしが2021年8月24日(火)に発売するポップスアルバム『You are you』の初回限定盤に収録されるMV「You are you」が解禁となった。

今作は氷川自身が「kii」として作詩を手掛けた「You are you」をタイトルチューンに据えたポップス楽曲全12曲を収録したアルバム。以前から親交のある木根尚登のバックアップを得て、”レジリエンス(復活力)”をテーマに「ありのままに生きる姿が美しい」という氷川のメッセージを詰め込んだアルバムとなっている。

この楽曲について氷川は、「子供たちに、そして、若い、自分に自信がない、自分がダメだって思う人たちに「自分が生きたい生き方でいいし、そこに努力とやっていかなきゃいけないこともたくさんあると思うけど、あなたはあなたでしかないから、あなたが得意なことを伸ばせばいいと。誰かが変に自分の理想とか、そういうものを強制するなんかとんでもないって思っていて、そんな熱い想い、「You are you」あなたはあなたっていうことを私は広い大きな想いで書かせていただきました。」と語っている。

また木根は、「演歌からロックまで何でも歌いこなすズバ抜けた歌唱力、歌を愛する情熱と誠実さは誰にも負けない。そんな氷川きよしさんのポップスアルバム「You are You」のアルバム制作に、楽曲提供を含め携わらせて頂きました。どんな困難も乗り越え、日々挑戦し続ける氷川きよしさんの思いを込めた渾身の歌を是非聴いてください。」とコメントを寄せている。

木根尚登

木根尚登

今回解禁される「You are you」の新作MVは6月に東京都内および近郊のスタジオで制作。氷川のメッセージを伝える等身大の映像となっており、氷川は「シンプルに、ナチュラルに、それこそkii-natural(kiina)な感じで撮らせていただきました。言葉がストレートに伝わればという想いで撮影しました。」と語っている。

You are youMV

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映画『牛首村』が8月5日(金)にクランクアップを迎えたことがわかった。

『牛首村』は、2020年2月公開の『犬鳴村』、2021年2月公開の『樹海村』に続く、「恐怖の村」シリーズの第三弾にあたる映画。心霊スポットを舞台にした同シリーズの最新作で、Koki,は女優デビューを果たし、映画初主演を飾る。なお、本作では“北陸に実在する最凶の心霊スポット”を舞台とし、清水崇監督がこれまでのシリーズから引き続いてメガホンをとっている。

また、クランクアップ報告と同時に、追加キャスト9名の情報も解禁。ドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(NTV)などで知られる萩原利久のほか、『仮面ライダーゼロワン』飛電或人役で注目を浴びた高橋文哉、映画『ソワレ』の芋生悠らが出演。さらに、『犬鳴村』『樹海村』にアキナ役で出演した大谷凜香が再登板する。また、ドラマ『ブラックシンデレラ』(ABEMA)の莉子も共演。さらに、松尾諭、堀内敬子、田中直樹(ココリコ)、麿赤兒らがキャストに名を連ねている。

追加キャストの萩原利久と高橋文哉のコメントは以下のとおり。

 

萩原利久

ほとんどやったことのないホラー作品であり初の清水組で、こんな風に撮るのか、こう見せるのか、など何度も経験ない発見をさせてもらいとても濃い時間を過 ごさせてもらいました。クランクアップまであっという間で、少し経ってやっと終わった実感が湧いてきました。CG を使っているシーンもあるので、撮影したものがどんな風になっているのか、気が早いですが、早く完成が見てみたいです。実際の心霊スポットに行って撮影をすると聞いた時は、霊感ないので大丈夫だろうと思っていましたが、実際に行くと少しだけほんの少しだけビビってました。ホラー映画なので、もちろんホラー部分は楽しんでもらいたいのですが、お芝居のやり取りも現場で沢山コミュニケーションを取って作っていきました。何気ないシーンに見えるところにも色々と遊びを詰め込んできたので、牛首村を隅々まで楽しんでもらいたいです。

 

高橋文哉

今回、牛首村に出演させて頂き、初めてのことが沢山ありました。ホラー映画に出演させて頂くのが初めてなんですが、僕自身、実は心霊が得意ではなくて、プライベートでホラー映画をしっかりと最後まで見れたことがなかったんです。なので、撮影が近づくにつれて楽しみと不安が募っていた事を覚えています。

約一ヶ月、初の清水組に参加させて頂き、清水監督やスタッフの皆様が細部までこだわって、たくさんの思いが重なり、造り上げる映像に毎度興奮を覚えました。自分が牛首村の世界にいることがとても嬉しくて、本当にあっという間に撮影が終わってしまい、もっと皆さんと一緒に撮影をしたいくらいでした。

一つの作品になった牛首村を見るのが今から楽しみです。是非、皆様にも楽しんでいただきです!よろしくお願いします!

 

※Koki,の「o」はマクロン付きが正式表記

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