イ・ジョンジェの来日が決定 初監督作『ハント』ジャパンプレミアに登壇へ

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俳優のイ・ジョンジェが来日することが決定。8月31日(木)に東京・T・ジョイ PRINCE 品川 シアター3で開催される映画『ハント』ジャパンプレミアに登壇することがわかった。

映画『ハント』は、Netflixオリジナルドラマ『イカゲーム』主演などで知られるイ・ジョンジェが初めて監督した長編映画。盟友であるチョン・ウソンとともに、ダブル主演した作品だ。共演には、チョン・ヘジン、ホ・ソンテ、コ・ユンジョンらが名を連ねている。なお、本作は第75回カンヌ国際映画祭ミッドナイトスクリーニング部門のほか、第47回トロント国際映画祭、第55回シッチェス国際映画祭、第27回オースティン・ファンタスティック映画祭ほか数々の映画祭で上映。韓国国内では、第43回青龍映画賞、第31回釜日映画賞などで新人監督賞を受賞している。

1980年代、安全企画部(旧KCIA)の海外次長パク(イ・ジョンジェ)と国内次長キム(チョン・ウソン)は組織内に入り込んだ“北”のスパイを探し出す任務を任され、それぞれが捜査をはじめる。二重スパイを見つけなければ自分たちが疑われるかもしれない緊迫した状況で、大統領暗殺計画を知ることになり、巨大な陰謀に巻き込まれていく。

 
 

イ・ジョンジェが登壇予定のジャパンプレミアチケットは、8月25日(金)10時より一般発売がスタートする。

また、イ・ジョンジェの来日決定にあわせ、本編映像の一部も解禁。1983年、ワシントン DCの米韓首脳会談が行われる会場の周辺で、安全企画部(旧KCIA)のパク・ピョンホ次長(イ・ジョンジェ)率いる海外チームと、キム・ジョンド次長(チョン・ウソン)率いる国内チームが、狙撃犯らを追いながら激しい銃撃戦を繰り広げる姿がアクションたっぷりに描かれている。

『ハント』は9月29日(金)新宿バルト9 ほか全国ロードショー。

 

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back numberが2024年1月からファンクラブツアー『one room party vol.7』を開催することが決定した。

この情報は8月22日(火)20:00から行われたFC会員限定の生配信内で発表となった。日程や会場、チケット詳細は9月中旬にオフィシャルサイトにて発表予定。

なお、back numberは8月27日(日)山梨県 山中湖交流プラザ きららで行われる『SWEET LOVE SHOWER』に出演する。

『one room party vol.7』

『one room party vol.7』

 

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様々なジャンルで活動する「歌×ダンス×芝居」が融合したハイブリッドパフォーマンスユニット・円神の5thシングル「Dreamland」の表題曲「Dreamland」の先行配信が本日8月22日にスタートし、併せてミュージックビデオが公開された。

今回のミュージックビデオは「それぞれが妄想するドリームランド=夢の世界」を表現しており、それぞれの日常を送るメンバーが魔法のハンバーガーを食べることで、"Dreamland"に入っていく物語となっている。またダンスシーンは、フォーメーションダンスやキャッチーで華やかな振り付けが際立つ内容となっており、ストーリー部分のメンバーの演技と合わせて注目してほしい。

円神の5thシングル「Dreamland」は、9月13日にリリースされる。

 

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サーキットフェス『Raise Up 2023』が11月26日(日)に東京・下北沢Shangri-Laほか11会場で開催されることがわかった。あわせて、第一弾出演アーティスト8組が発表されている。

『Raise Up』は、ファッションブランド・ZEPHYRENとロックサーキットイベント『SNAZZY TUNES』が2020年にスタートさせた、下北沢のサーキットフェス。コロナ禍のために制限された4会場での初回開催から3年の時を経て、2023年は11会場に規模を拡大して開催。当日は、下北沢Shangri-La、ReG、SHELTER、MOSAiC、LIVE HOLIC、ろくでもない夜、ERA、UP、WAVER、近松、近道の各会場を自由に往来可能だ。

a crowd of rebellion

a crowd of rebellion

AIR SWELL

AIR SWELL

FABLED NUMBER

FABLED NUMBER

MAKE MY DAY

MAKE MY DAY

第一弾出演アーティストとして発表されたのは、a crowd of rebellion、AIR SWELL、FABLED NUMBER、MAKE MY DAY、NOCTURNAL BLOODLUST、アイリフドーパ、ヒステリックパニック、神使轟く、激情の如く。の8組。

NOCTURNAL BLOODLUST

NOCTURNAL BLOODLUST

アイリフドーパ

アイリフドーパ

ヒステリックパニック

ヒステリックパニック

神使轟く、激情の如く。

神使轟く、激情の如く。

なお、同時に公開されたイベントのメインビジュアルは、共同主催のZEPHYRENがデザイン。同ブランドの2023 summerのシャツ柄をモチーフに構築されているという。

『Raise Up 2023』のチケットは、最速となる一次先行受付がイープラスにて8月31日(木)23時59分まで実施中だ。

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2023年9月8日(金)TOHOシネマズ 日本橋ほかにて公開される、ナショナル・シアター・ライブ『ベスト・オブ・エネミーズ』の出演者とスタッフのインタビュー動画が公開された。

   (C)Johan Persson

   (C)Johan Persson

   (C)Johan Persson

   (C)Johan Persson

アカデミー賞ベストドキュメンタリー部門の最終候補のひとつに選ばれた、映画”BEST OF ENEMIES”に着想を得た演劇『ベスト・オブ・エネミーズ』は、1986年のアメリカ大統領選の時期に放映されたあるTV討論番組を主題としたドラマ劇。この多くの賞を受賞したジェームズ・グレアム作『ベスト・オブ・エネミーズ』は、1968年のアメリカを舞台に保守vsリベラルの戦いをTV討論の様子を主題に、俳優デヴィッド・ヘアウッド(ドラマ『HOMELAND』)が演じるウィリアム・F・バックリーと、俳優ザカリー・クイント(映画『スタートレック』)が彼に反目する政治的ライバルのゴア・ヴィダルに扮して、演出家ジェレミー・ヘリン(NTLive『みんな我が子』)により舞台化された。

   (C)Johan Persson

   (C)Johan Persson

   (C)Johan Persson

   (C)Johan Persson

この度、二人の主演俳優と劇作家、演出家のインタビュー映像が公開された。また、本編を観劇した翻訳家の小田島創志より推薦コメントが届いた。

NTLive『ベスト・オブ・エネミーズ』インタビュー動画

翻訳家/小田島創志 コメント

『ベスト・オブ・エネミーズ』は、凄まじくスリリングでスピーディー。
ベトナム戦争が続く1968年のアメリカ大統領選挙を背景に、保守の論客ウィリアム・バックリー・ジュニアとリベラルの論客ゴア・ヴィダルが、ABCテレビの生番組で激しい討論を繰り広げる。
メディアは社会の現実とどう関わるべきか。
我々はメディアを通して何を観るべきか。
人間はメディアに囚われ、メディアは人間に囚われる。
演劇的仕掛けの魅力が詰まった、ヒリヒリする傑作だ。

なお、8月31日(木)には本編を一足先に楽しめるトークイベント付きの先行上映が実施されるので、チェックしておこう。

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2015年に旗揚げし、近年は年1回の本公演以外にも、メンバー個々がプロデュースする舞台企画を次々と発表している劇団ゴツプロ!。2023年8月30日(水)より下北沢・本多劇場にて、ONEOR8の田村孝裕作・演出による新作『イノレバカ』を上演する。主宰の塚原大助と、自身も劇団を主宰し今回住職役で出演する田中真弓に話を聞いた。

【イントロダクション】
都心からそう遠くはない、知る人ぞ知るお寺。
その境内。
ここの住職の説法が有名で、かつては人で溢れかえり、住職を慕って出家した者たちが今では僧侶となり、この寺で働いている。
元反社、元実業家、元ミュージシャン、元ホームレス……
皆一度は地獄を見たが、今ではその個性を失うことなく、生き生きと暮らしている。
彼らが企画した修行体験や断食イベントも人気で人に感謝される人生を送っていた。
何もかも住職のおかげだ。
 
その住職が、ボケてしまった。

――お二人の出会いは?

塚原:カゾクマンですね。2017年の『世襲戦隊カゾクマンⅡ』に出演したときにご一緒しました。真弓さんもパ―トⅡからですよね?

田中:そうですね。

塚原:プリエ―ルさんが主催する作品で、田村(孝裕)くんがその作品でも作・演出。その後2019年の『世襲戦隊カゾクマンⅢ』でまたご一緒して。パ―トⅡ・Ⅲとも地方公演もあって交流を深めました。

田中:旅公演があって、いろんなところに行って、面白かったですね。

――その時の塚原さんの印象はいかがでした?

田中:カゾクマンではすごい役だったんだもん(笑)

塚原:イ―ゲンね(笑)

田中:やることがえげつなくて、ミドラ―に酷いことをするんですよ!

塚原:悪役で、相手役のミドラ―にDVをするという役だったんです。

田中:だから役柄の印象が強くて(笑)それでまた、靴が置いてあるのを見ると、でかい!これは人間が履くものだろうかという!だから、初対面の印象は“大きい”“怖い”でしたね(笑)

――今回出演することになったのはどのような経緯ですか?

塚原:実は当初、住職役を男性で考えていたんですよ。ゴツプロ!は男ばかりの劇団なので。田村くんと話しているうちに、瀬戸内寂聴さんをイメ―ジしているということをおっしゃっていたので、これは女性のほうが面白いんじゃないかと思って。それで、真弓さんにやってもらえれば最高だなということでオファ―しました。

田中:ありがとうございます。もう二つ返事でした。願ってもないことで。
ただ私はクリスチャンの家庭だったので、正直仏教にあまり馴染みがなくて、他のお芝居でお葬式のシ―ンがあるときに「数珠持ってきて」と言われて「持ってない」と言ったら驚かれたこともありました。天に召されると教えられてきているから、明るいんです。(お葬式で)拍手したり歌を歌ったりもしちゃうし。

塚原:ゴスペルとか。全然違うんですね。

――台本を読んでみていかがでしたか?

田中:私はもう、やばいと思って……。セリフが多くて。いや、もう、歳とともにほんとに覚えが、ね(苦笑)

塚原:でも昨日から台本離してらして。あんちょこがそこら中に貼られているなと(笑)今回セリフ量も多いし、一人で語るシ―ンが多いからなおさら難しいですよね。会話になったらごまかせる部分もあるけど。

田中:手助けが、ね。

塚原:でも真弓さん、しゃべっているだけで可愛らしさがにじみ出るというか、優しさとかキャラクタ―が出るので、面白いなと思って聞いています。僕ら身体が大きいじゃないですか。だからその真ん中に真弓さんがいたらそれだけで面白いだろうというイメ―ジが頭の中にあって、その通りになっているなと。

田中:役はだんだん瀬戸内寂聴さんという匂いがしてきました。背景も含めて。だから面白いですよね。それぞれの僧侶のこともわかってきて。

塚原:僕ら(僧侶役)もそうですが、お寺を訪ねてくる人がみんな訳ありで、面白いですね。僕の役柄も、元ヤクザで。真弓さんを母のように思っている役。忠誠を誓う昔気質の男なんじゃないかと思っていて、昔はきっと親分にそう接していて、僧侶になった今は住職をリスペクトしている。血の気は多いけど一本気なところがある役ですね。

田中:自分もそうですけど、当て書きというか、みんな無理に(役を)作るのではなくて、ぴたっとくる感じがしています。

――共演者の皆さんの印象や、真弓さんから見たゴツプロ!の印象はいかがですか?

田中:面白いですね。芝居の質はみんなそれぞれ違うんだけど。

塚原:窪塚(俊介)くんの受けの旨さというか。

田中:うん!ね!濃い芝居しないのね。

塚原:リズムとか間とか、いつも感心して見ていて。(那須)凜ちゃんはやっぱりね、エネルギッシュで。

田中:そうね、豪快。

塚原:古山の憲(憲太郎)ちゃんのあの空気感はなんですかね(笑)何事にも動じずに淡々と自分のペ―スで芝居を作っていくという。それぞれ作り方が違うから面白いですね。

田中:ゴツプロ!のやる演目はいつも違っていて。今回観てこういう集団かなと思ったら次は全く違うことをする。マンネリがないというか。それは大ちゃん(の意向)なんですか?

塚原:役者集団なので、いろんな作家さんや演出家さんと違う世界観を表現していくのは役者としては面白みだと思うし、なかなかそういう劇団もないと思います。

田中:だいたい座付き作家がいるもんね。

塚原:それはそれで、その世界観でやっていくのはいいと思いますけど、僕らはいろんな世界観を繰り広げていくという。

田中:それは絶対魅力ですね。

――真弓さんも劇団「おっ、ぺれった」を主宰されています。

田中:私がテアトル・エコ―の養成所の3期生だったんですけど、1期後輩で永井寛孝くんという子がいて。歌が好きなんだけどミュ―ジカルを受けると落ちちゃって、でも歌いたいよねということで、最初は曲だけ決めて、詞を永井くんが書いて有り物の曲で無理やり繋げたみたいな公演を一回やったんです。次のときに、永井くんが(脚本を)書いてきたんですよ。それが意外と面白くて。そこからはもう、書いてよっていうことで。

塚原:もう長いんですよね?

田中:30……40年近くなるんじゃないかな。年に3回やった年もあれば、解散したのかと思われたくらい、4年に1回になっちゃったときもあります。永井くんの筆が走ったときがあって、4月・6月・8月と連続してやったこともあった。筆が走るときもあれば、走らない時もあるので(笑)大変ですよ、10月も(笑)(※10月13日(金)より小劇場B1にて『おっ、ぺれった学園〜秋の文化祭は胸騒ぎ〜』を上演予定)

塚原:楽しみにしています!劇団にした経緯は何があったんですか?

田中:当時渋谷でミュ―ジカルを抜粋してやっているところがあって、そこのオ―ディションを永井くんと受けにいったんです。そこで「10年早い」って言われて(笑)それで、お酒を買って駐車場で夜を明かしながら、自分で(劇団を)作るしかないですよって。

塚原:劇団員は今何人くらいですか?

田中:12人くらい。ミュ―ジカルっていうと踊ったりもしないといけないし、オペレッタというと唱法が違う。だから、後ろ指さされないように、千鳥足程度の踊りと鼻歌程度の歌ということで、「おっ、ぺれった」にしたんです。

――真弓さんは声優としても活躍されていますが、俳優と声優の違いはどんなところですか?

田中:特に感じるのは、(声優は)型を置いていくということ。絵と自分、つまり相手役がいない。自分じゃないんですよ。アニメだと絵が出来上がっていて、洋画だと違う人が芝居していて、そこになるべく合うようにというのは、お芝居とは違う技術なんです。スキルではあると思うけど、自分の肉体を通してお芝居に使えるかというと、全く使えない。

塚原:画面のカウントが進んでいく中でやるんですもんね。

田中:声優の仕事が増えた時、だんだんと役者としての焦りを感じた時期もありました。

塚原:でも芝居って声がすごく重要じゃないですか。稽古でも、真弓さんの声はすごく聞きやすいし、内容がちゃんと伝わってくる。役者には感情表現がついてくるけど、感情が強すぎて言葉が届いてこない役者さんもいて、そうすると観ていてストレスなんです。だから、感情が乗っていても物語がちゃんと伝わることって、役者として重要なことだと思います。

――今までの芝居で印象に残っているのはどんな役ですか?

田中:これ(今回の役)になるのかもしれないなと思うけど、前だと、永井くんが書いた『恋はコソっと』という作品があって。私は新入社員の中田という役で、永井くんは課長の役。自分はすごく綺麗な先輩を好きになって、課長はかっこいい男の人を好きになるんだけど、自分たちがブサイクでモテないことを、同性が好きだからという言い訳にしたという話で。

塚原:何年くらい前ですか?

田中:40年近く前ですね。当時30歳くらいで。再演したんですよ。

塚原:数年後に?

田中:数年後ならいいんだけど、数十年後に(笑)それで、定年間近なのに新入社員の中田に変えようかとか(笑)

塚原:今回のチラシが出来上がった時に、たまたま下北沢で真弓さんに会ったんです。チラシをすごく喜んでくれてて。

田中:(両手を上げて)こうやって持って歩いてました。

塚原:その時に「やっと私はこれで、声優界に演劇人だって言える」っておっしゃっていただいて、涙ぐむくらい嬉しかったんです。

田中:ほんと。声優さんもわりと劇団もっているんですけど、声優さん同士でやっていることが多いんですよね。

塚原:この作品が真弓さんの代表作って言ってもらえるようにしたいですね。

田中:そうなります!観ない人は損をしますよ!(笑)という感じですね。力を入れて宣伝もしていますし、頑張ります。

塚原:今までにないゴツプロ!の色だし、今回15人出演しているのは今までのゴツプロ!で一番多いんですけど、それを田村くんがどう料理していくのか。“祈る”という純粋な行為が、演劇を通してお客さんに沁みわたっていったらいいなと思います。

稽古写真撮影:MASA HAMANOI

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2023年10月9日(月・祝)~15日(日)の7日間、東京文化会館にて、“東京×オペラ”をテーマにしたイベント『Tokyo Opera Days』が開催されることとなった。

公益財団法人東京二期会は、文化庁が統括する文化資源コンテンツ創成事業「日本博2.0」へ参画する。 2023年度から3年間、各年秋にて東京文化会館でオペラ公演を中心に、オペラに関連するさまざまなイベントを実施しており、初開催となる『Tokyo Opera Days』では「秋は上野でオペラ!」を合言葉に、東京・上野からオペラの魅力を発信するため、さまざまな企画をおくる。

『Tokyo Opera Days』のメインは、シュトゥットガルト州立歌劇場との提携によるヴェルディの名作オペラ『ドン・カルロ』公演。「オペラ王」とも称される、イタリアオペラの大作曲家ジュゼッペ・ヴェルディを代表するグランドオペラで、16世紀絶対王制時代のスペイン王朝を舞台に繰り広げられる、全5幕8場に及ぶ壮大なドラマだ。

ロッテ・デ・ベア演出、シュトゥットガルト州立歌劇場公演オペラ『ドン・カルロ』より   Photo Matthias Baus

ロッテ・デ・ベア演出、シュトゥットガルト州立歌劇場公演オペラ『ドン・カルロ』より   Photo Matthias Baus

ロッテ・デ・ベア演出、シュトゥットガルト州立歌劇場公演オペラ『ドン・カルロ』より   Photo Matthias Baus

ロッテ・デ・ベア演出、シュトゥットガルト州立歌劇場公演オペラ『ドン・カルロ』より   Photo Matthias Baus

指揮は、世界の主要歌劇場で絶賛が続くレオナルド・シーニ。演出は、オペラ新時代を築くと呼び声の高い、ウィーン・フォルクスオーパー芸術監督のロッテ・デ・ベアが日本初登場。現代においても男性が多く活躍するオペラ演出界の中で、世界の第一線で活躍し評価されている女性演出家のひとりが、ヴェルディの名作に新鮮な息吹をもたらす。当公演は、9月30日(土)に神奈川(よこすか芸術劇場)、10月7日(土)、8日(日)に北海道(札幌文化芸術劇場 hitaru)を巡回し、ツアーのラストを『Tokyo Opera Days』で飾る。

レオナルド・シーニ    Photo Laila Pozzo

レオナルド・シーニ   Photo Laila Pozzo

ロッテ・デ・ベア    Photo Philipp Ottendorfer

ロッテ・デ・ベア   Photo Philipp Ottendorfer

そして『ドン・カルロ』の魅力をより深く味わってもらうため、ロッテ・デ・ベアのプレトーク(13日)、バックステージツアー(14,15日※15日は英語通訳付き)を実施。プロフェッショナルを目指す日本の若いアーティストのための教育プログラムとして、指揮者シーニと演出家デ・ベアによるマスタークラスも開講。シーニのマスタークラスは一般の方も聴講可能で、デ・ベアのクラスも後日無料配信を予定している。

また、オペラ史上最高のソプラノ、マリア・カラス生誕100周年を記念して、特別展と映画上映を開催(いずれも無料)。特別展では、堂島リバーフォーラムの企画・協力により、大阪『-L’AMORE- Maria Callas 生誕 100年記念展』(堂島リバーフォーラム)、東京『MARIA CALLAS-ディーヴァが愛した真珠-』( ミキモトホール)で開催される展覧会の一環として、『Tokyo Opera Days』の期間中、その一部が東京文化会館大ホールホワイエで展示される。貴重な舞台写真、当時のポスター、レコード、プライベートで愛用していた衣服やジュエリーなどを見ることができる(一般観覧:9~12日/『ドン・カルロ』公演入場者のみ:13~15日)。

イタリア・ヴェローナ州 ゼーヴィオ市で開催された「Maria Callas- Forever Divina」展覧会の様子   協力:ACCADEMIA LIRICO INTERPRETATIVA MARIA CALLAS

イタリア・ヴェローナ州 ゼーヴィオ市で開催された「Maria Callas- Forever Divina」展覧会の様子   協力:ACCADEMIA LIRICO INTERPRETATIVA MARIA CALLAS

イタリア・ヴェローナ州 ゼーヴィオ市で開催された「Maria Callas- Forever Divina」展覧会の様子   協力:ACCADEMIA LIRICO INTERPRETATIVA MARIA CALLAS

イタリア・ヴェローナ州 ゼーヴィオ市で開催された「Maria Callas- Forever Divina」展覧会の様子   協力:ACCADEMIA LIRICO INTERPRETATIVA MARIA CALLAS

Petit Dragon  Unbeldi Productions - France 3 Cinema   (C)2017 - Elephant Doc  -

Petit Dragon Unbeldi Productions – France 3 Cinema   (C)2017 – Elephant Doc –

今回は特別に、大ホールのステージにスクリーンを設置し、マリア・カラスの生涯を肉声と貴重な映像でつづったドキュメンタリー映画の名作『私は、マリア・カラス』(2017年フランス)を無料上映する(9日)。人生そのものがオペラのようにドラマティックだった不世出の歌姫の素顔を、展示と映画を通して垣間見ることが可能だ。

そのほか、『Tokyo Opera Days』では、東京二期会オペラ劇場の過去の公演から、宮本亞門が演出し、世界的デザイナーの故・高田賢三が衣裳を手掛け、その後ザクセン州立歌劇場、サンフランシスコ歌劇場で上演されることとなった、2019年東京でのワールドプレミエ公演の映像(収録:NHK)を特別に映画上映する(9日/10~12日は大ホールホワイエのモニターで連続放映)。また、宮本亞門の講演会『オペラを演出して~宮本亞門が語るオペラの魅力』を開催(10日)。ジャンルを越えて活躍する宮本亞門だからこそ語ることのできる、オペラならではの魅力を伝える。

2019年東京二期会オペラ劇場、宮本亞門演出『蝶々夫人』より   Photo 三枝近志

2019年東京二期会オペラ劇場、宮本亞門演出『蝶々夫人』より   Photo 三枝近志

さらにキャノピーの特設ステージでは、オペラエンターテインメント時空間絵巻(R)による『蝶々夫人』公演を予定(11、12日)。同特設ステージでは、国立能楽堂の特別ステージも企画されている(12日)。屋外ステージのイベントはいずれも無料となっているので、気軽に立ち寄り、オペラの魅力に触れてみてはいかがだろうか。

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2023年9月8日(金)公開のナショナル・シアター・ライブ『ベスト・オブ・エネミーズ』のトークイベント付き先行上映のが、8月31日(木)夜にTOHOシネマズ 日本橋にて行われることが決定した。

2015年12月にアカデミー賞ベストドキュメンタリーの最終候補の1つに選ばれた映画”BEST OF ENEMIES”に着想を得て英国の劇作家ジェームズ・グレアムが脚本を手がけた演劇『ベスト・オブ・エネミーズ』は1986年のアメリカ大統領選の時期に放映されたあるTV討論番組を主題としたドラマ。

トークイベントでは、ゲストトーカーに、当時のアメリカの社会背景について詳しい学習院女子大学教授・石澤靖治氏、進行役に、東京大学教授・河合祥一郎氏が登壇する。『政治コミュニケーション概論』(ミネルヴァ書房、編著)、『戦争とマスメディア』(ミネルヴァ書房)、『アメリカ大統領の嘘』(講談社)、『大統領とメディア』(文藝春秋)などの著者である石澤氏に、演劇にも造詣が深い河合氏が本作に関わる話を聞きだす。

なお、NTLive Japanの公式HPでは、今回の劇場公開に向け石澤氏が執筆した、1980年代のアメリカの様相が現代アメリカに通じる状況を解説したコラムを掲載中だ。当時のアメリカでは何が起きていたのか、そしてその事象が今のアメリカにどう繋がるのかを、本作の見どころに絡めて解説しているので、こちらも合わせてチェックしてほしい。

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野村萬斎がニッポン放送で初の地上波ラジオパーソナリティを務めることが決定した。

2023年8月27日(日)25時30分~27時00分放送、『野村萬斎の少年時代~初心忘るべからず』と題した特別番組では、8月最後の日曜に放送ということから、野村萬斎が少年時代の夏休みを振り返りながら、当時熱中していた音楽とエピソードを語っていく。

狂言方和泉流の狂言師で、俳優や演出も手掛ける野村萬斎が、地上波ラジオでパーソナリティを務めるのは、初のこと。狂言の家に生まれ、幼い頃から夏も稽古をしていた萬斎少年は、合間にロックに目覚め、ヘビメタにハマった時代もあったそう。タイトルコール後にオンエアされる1曲目は、野村萬斎が中学1年生の時に、初めてお小遣いで買った洋楽のシングルレコードを選曲し、軽快にスタート。若き時代の話から、狂言や伝統芸能への想いもたっぷり語る。初の番組収録を終えた野村萬斎は、「最初のうちは、テンポよく喋れたかなと思います。でも、興が乗りすぎると、トークが伸びますね(笑)。90分を通してとても楽しかったです」と感想を語った。

特別番組『野村萬斎の少年時代~初心忘るべからず』は、8月27日(日)25時30分~27時00分に、FM93.0 AM1242 ニッポン放送でオンエア。

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2023年11月19日(日)Bunkamuraオーチャードホールにて、Bunkamuraオフィシャルサプライヤースペシャル『未来の巨匠コンサート2023』の開催が決定した。

本公演は、Bunkamuraが次世代を担う若き演奏家をセレクトし、その才能を幅広い層に紹介するコンサート。Bunkamuraの活動を支えるオフィシャルサプライヤーの支援のもと行われる。

ピアニスト・五十嵐薫子は桐朋学園大学を首席で卒業し、多数のコンクールで優勝・入賞するなど活躍を続けている。2022年、難関として知られる第76回ジュネーヴ国際音楽コンクールにて第3位を受賞。若さ溢れるフレッシュな感性と圧倒的なテクニックでピアノ協奏曲の最高峰、ベートーヴェンの「皇帝」に挑む。 

五十嵐薫子

五十嵐薫子

ヴァイオリニスト・村田夏帆 は2007年生まれの16歳ながら、すでに多数のフェスティバルや記念コンサートに招かれ国内外のオーケストラとも共演。2022年には『アルゲリッチ&フレンズ』公演に抜擢されるなど話題を集めている。今回は、シベリウス:ヴァイオリン協奏曲を演奏する。

村田夏帆

村田夏帆

共演は、日本を代表しオーチャードホールのフランチャイズ・オーケストラである東京フィルハーモニー交響楽団と、同団首席指揮者を務める世界的指揮者アンドレア・バッティストーニ。

また、本公演は、Bunkamuraの“若く才能に溢れたアーティストを応援したい”という気持ちと、オフィシャルサプライヤーの支援のもと、一般公募により500名を無料招待。また、席数限定のパトロネージュチケットが用意されている。詳細は公式サイトにて確認してほしい。

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2023年12月15日(土)〜25日(月)東急シアターオーブにて、『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド 2023』が上演されることが決定した。

2016年の日本初演から “劇場で楽しむクリスマス”として、新たな渋谷の冬の風物詩となった『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド』。NYで80年以上にわたり親しまれている『ラジオシティー・クリスマス・スペクタキュラ—』に続く、東急シアターオーブのスペシャルなクリスマスショーが今年も開催される。

巨大ツリーやステンドグラスが輝くクリスマスタウン、氷の世界やクマのぬいぐるみが動き出すサンタのおもちゃ工場など、夢のようなクリスマスの光景がステージいっぱいに。そして世界で活躍するシンガーたちの歌う、心躍るクリスマスソングの数々。ゴスペルからポップスまで、誰もが一度は耳にしたことがあり、一緒に口ずさんで楽しめるようなクリスマスソングのオンパレード。さらにはダンサーたちによる華麗なラインダンスやタップに、舞台上に現れるスケートリンクでのスケートショーなど、息つく間もない圧巻のステージ演出は見どころ満載だ。

クリスマスプレゼントを開けるときのようにワクワクドキドキ、大人から子どもまで、日常を忘れ心から楽しめて笑顔になれる、特別なクリスマスのひとときを今年もおくる。

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『シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ』は音楽座ミュージカルとしてのスタートした第一弾として1988年に初演された原点とも言える作品。その後もキャストを変えながらここぞのタイミングで上演され、そのたびにさまざまな受賞も成し遂げてきた。そして2023年秋、初演から35周年にちなんで東京など全国で公演を行う。

遊園地の迷路で出会った作曲家を志す青年・三浦悠介とスリとして育てられた孤児・折口佳代の数奇な出会いが、地球に飛来した宇宙人の存在もあって想いもよらない展開を招く。主人公の悠介役(Wキャスト)・畠中祐は、実は1993年に悠介役を演じた畠中洋、1991年に佳代役を演じた福島桂子の長男でもある。声優や歌手として活動してきた彼が、満を持してミュージカルの舞台に立つ心境を伺った――。

――(インタビュアーの)私が音楽座ミュージカルに出会ったのは、1993年に東京芸術劇場で3カ月・3作品連続公演を行ったときなんです。『シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ』もそのラインナップに入っていて、お父様の畠中洋さんが音楽座ミュージカルでの初舞台を踏まれたときだったようです。

ええ、音楽座さんがそんなロングラン公演をされていたんですか? たぶん僕がまだ母のお腹にいたころですね(笑)。3カ月で3作品を上演するなんて超巨大な組織ですよね? だって別働隊がいて、次の作品の稽古を並行してやっていかないと成立しないじゃないですか。僕の母はちょうど『泣かないで~遠藤周作著「わたしが・棄てた・女」より~』(1994)のころに僕を身ごもっていて、さすがに無理だろうと降板したそうです。

――そういう意味では、祐さんのDNAの中に音楽座ミュージカルのエッセンスが入っていたのかもしれませんね?

そうですね。赤ちゃんのころは抱えられてよく舞台を見ていたようです。両親は日常的に『シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ』『アイ・ラブ・坊っちゃん』など出演した舞台のナンバーを家で歌っていましたからなじみはありましたが、音楽座ミュージカルを意識して見始めたのは物心ついた小学校の高学年くらい。母親が保管していた公演の資料やビデオを通してです。ほかには『21C:マドモアゼル モーツァルト』を母と見にいったときに「ああ、ここが両親がいた場所なんだ」と思った記憶がありますね。そこから改めて音楽座ミュージカルを意識したのは本当に最近です。

――今回、出演のオファーがあったときは、どんなことをお思いになられましたか?

いえ、実は音楽座ミュージカルさんから声が掛かったわけではなく、僕から連絡をさせていただきました。きっかけは、高野菜々さんが「プリズム」というCDをリリースされて、その記念のライブにゲストで呼んでいただいて『シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ』のナンバー「ドリーム」を歌うことになったんです。このとき改めて母の資料を当たったときにすごく面白い作品だと思い、僕が所属する事務所(賢プロダクション)の社長に「『シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ』は本当にいい作品だからやりたい」と頼み込んだんです。また音楽座ミュージカルの相川タロー代表と、事務所の社長が幼なじみだったので、声優としての活動も並行して行わなければならないので、なんとか調整をつけてもらえるんじゃないかというのもありました。だから出演が決まってうれしかったです。とは言え音楽座ミュージカルでは日々の稽古がオーディションのようなものなのでいつ降ろされるかわからない緊張感も同時にありますけどね。

――その辺の厳しさもご両親からは伺っていらっしゃったわけですか。

そういう話は中学校ぐらいから聞いていました、もう本当に過酷だったみたいです。でも僕自身は「ここができていない」とはっきり言ってもらった方が、何をどうすればいいのかわかりますから、その方がやりやすいと思っています。

――そういう背景があったのに、最初から舞台俳優になろうと思わなかったのですか。

いえ、小学校のころから舞台役者を目指していたんですよ。ただ、最初に受けたオーディションが声のお仕事で、そのときに合格させていただいてからずっと声の仕事を続けてきたんです。声の仕事の現場も非常に厳しくて、生半可な気持ちじゃできない。舞台をやってみたいとかは置いておいて、声の現場に集中せざるを得ない状況ではありました。もうここまで必死でしたよ。

――声優・祐さんのファンに対して、舞台に架け橋を築いていただければなあと思います。

僕のファンの方々は、もしかしたらミュージカルというものに触れたことない方が多いんじゃないかと思いますし、演劇そのものに触れることも初めてという人もいらっしゃると思います。確かにそういう方々が『シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ』を見てくださったらいいなと思います。何よりも本当に面白い作品なので、ご覧になって楽しんでいただけたらうれしいです。ただ、架け橋になるためにはもっともっと声優としても頑張らなければいけません。今回『シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ』に出演できることは本当にいい経験になるなって。板の上に立つということは役者としてとても大事だと思っています。その経験も声優としての活動に還元できると思うし、自分の中で役というものを育てていくという作業が本当に楽しみです。今回は本当にいいチャレンジをさせてもらっています。

――『シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ』をすごく面白い作品だとおっしゃっていますが、具体的に言葉にしていただけますか? 祐さんが心惹かれた部分を教えてください。

この戯曲自体は35年前に初演されたものですが、今回はかなり初演に寄せて上演される予定です。ストーリー的にはボーイミーツガール、二人がいろいろな困難を乗り越えて結ばれるという超王道ラブストーリー。そこにSFやさまざまな要素が入ったコメディになっています。和風洋風中華エスニックといろいろな味わいが入っているのにしっかりとした、すごくまとまったコース料理になっているんです。それぞれの要素がしっかりバランスをとって成り立ってる、そこが面白いなと思っています。

――現在、課題だと感じていらっしゃることはありますか?

すべて頑張らないとなと思ってるところです。まだ皆さんそろっての本格的な稽古は始まっていませんが、声優の仕事と並行してやっていくので、遅れてしまう部分が出てきてしまう。そこは自分の宿題として解決して稽古場に臨まなければなりません。具体的には何より踊りがやばいなという感じです。バレエもダンスもそんなに習ってこなかった僕としては、音楽座ミュージカルさんの朝稽古でバレエをやったりとかすると、もう本当に如実にプロと素人の差を感じますね。小さいころから鍛えられている人たち、毎日稽古でやってる人たちとは違うなって。

――でもCDをリリースされてもいますし、歌は武器ではないですか?

いやあ、ミュージカルでの歌い方と、アーティストとしての歌い方は違いますね。アーティストとして「楽しんで!」という感じの要素もありますが、ミュージカルはやっぱり物語の流れがあるじゃないですか。たとえば家でミュージカル・ナンバーを鼻歌で歌おうものなら、両親からめちゃくちゃ怒られていましたよ。「お前の歌い方はなんだ」って。だんだん思い出してきました(笑)。ミュージカルの場合は、セリフの延長線上で生まれた感情が歌になっていく。むしろセリフそのものなんですよね。もう両親から口うるさく言われてきたのは「セリフだから」「言葉の延長線だから」「歌おうと思って歌うな」みたいな感じでしたね。だから家族でカラオケをやるならミュージカル・ナンバーは歌わないんです。怒られたくなかったから。僕はフェイク(原曲の音程やリズムを変えて歌うこと)とか大好きなんですよ。それはJ-popならいいんですけど、ミュージカルでフェイクを入れると「どれだけいやらしいことしてるんだ」って怒られるんです。

――共演される皆さんについてはいかがですか。

一番絡みがあるのは佳代役の高野さんです。高野さんは本当に経験豊かですし、めちゃめちゃおんぶに抱っこになるだろうなという予感がします。それに高野さんはずっと佳代役をやって来られたわけじゃないですか。そんな高野さんに対してどれだけ新鮮なものを提示できるかが勝負な気がします。高野さんの中で完成したものがあるのであるならば、そこに少しでも変化を起こせるかどうかは僕のアプローチ次第です。まったく新しいものをつくっていくのであるならば、ちょっとアンバランスなことになっても自分の表現をぶつけてみたい気持ちはあります。もう完成されたものがそこにあるだけだったら、何も生まれないだろうし、僕が挑戦する意味もありませんよね。とにかくその瞬間瞬間で素直な思いをぶつけていきたいです。佳代がどれだけ輝けるか、僕にかかっている気がします。今甘えたいなって思っちゃいましたけど、甘えていられないです。そんな場合じゃないですね。悠介として本当をずっと出し続けて、佳代からも本当のことをもらえるか。その先に奇跡が起こったらいいなって思っています。

――お父様と同じ役をやられることについてはいかがですか? お父様とその話はされていらっしゃいますか?

父からも母からも「うれしいよ」と連絡が来ましたので、「うん、ありがとう」って返しました。そう多くは語ってないんですけど、見にはきてくれるようです。きっと重い口が開くのは終わってからですね。それまでは泳がせるかみたいな感じなんじゃないですか(笑)。親子で同じ役をやれるなんてすごい幸せなことですが、それ以前に僕としては挑戦という思いが大きいんです。

取材・文=いまいこういち

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笹川美和が、12月2日(土)に大阪のザ・フェニックスホールにて、『笹川美和 20th Anniversary Live -初冬の都会灯-』を開催する。

アルバム『続』

アルバム『続』

また、2023年9月13日(水)には、デビュー20周年記念アルバム『続』のリリースが決定している。同アルバムは、2023年9月18日(月)で20年という節目を迎える笹川美和がリリースする、初の2枚組となる記念的なオリジナルアルバム。1枚目に収録される11曲中9曲は未発表、2枚目に収録される8曲は、デジタル配信リリースされているものを初パッケージ化となる。

『笹川美和 20th Anniversary Live -初冬の都会灯-』のチケットは、オフィシャルサイト先行(抽選)が8月23日(水)12:00 〜 9月3日(日)23:59まで受付中。

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