逢田梨香子、ミニアルバム「Act 2」より大塚 愛の書き下ろし楽曲「プリズム」先行配信決定 大塚 愛のコメントメッセージも到着

NO IMAGE

逢田梨香子の9月13日(水)にリリースされるミニアルバム「Act 2」から、リード曲となる大塚 愛の提供楽曲「プリズム」が8月30日に先行配信されることが発表された。

大塚 愛の書き下ろし楽曲「プリズム」は、軽快かつ疾走感のあるサウンドに、主人公の内なる葛藤や迷いが繊細に表現され次第に前を向いていく歌詞になっており、本作のタイトル「Act 2」=第二章のような、次へのステップを感じさせる楽曲に仕上がっている。大塚 愛からのコメントも届いている。

大塚 愛

大塚 愛

<大塚愛コメント>
今回オファーをいただきまして、「プリズム」を提供させていただきました。梨香子ちゃんの声がもつ、ストレートラインの強さを引き立たせられたらと思い、サビでロングトーンを使い、突き抜ける疾走感と煌めきをアレンジで大事にしました。 これからの日々も今までのように、躓くことも悩むこともあるかと思いますが、光に向かって進むことに変わりなければ大丈夫だと、この楽曲を歌いながら歩んで行けるよう、応援しています。

大塚 愛

さらに、「プリズム」の配信開始にあわせて、ミニアルバム「Act 2」のPre-order/Pre-Add/Pre-Saveも各種音楽配信サイトで開始される。配信後いち早く聴きたい人は事前に予約登録をしておきたい。

source:New feed

“愛”をテーマに活動する松田歩(Vo)と別府純(Gt)による二人組ユニット・離婚伝説が、サマーチューン「眩しい、眩しすぎる」を8月30日(水)0時にリリースする。

ストリングスから始まる今作は、シティポップやディスコミュージックの要素を落とし込んだサウンド展開と、ハイトーンで艶のあるボーカルに口ずさみたくなるメロディーが合わさった、夏の情景を思わせる爽やかなナンバーに仕上がっているとのこと。

レコーディングは前作の「さらまっぽ」と同じく、BassにDENIMSの土井徳人、Drumsに田中匠郎、Mix &Masteringにはmillennium parade等も手がける佐々木優を迎えた布陣で制作されている。

なお、同曲のMusic Videoも近日公開予定。

「眩しい、眩しすぎる」

「眩しい、眩しすぎる」

 

source:New feed

オメでたい頭でなによりが、東名阪クアトロ2マンツアー『対寿祭』の開催を発表した。

2023年からスタートしているオメでたい頭でなによりのワンマンシリーズ『大寿祭(だいことぶきまつり)』に対して、今回開催が発表された『対寿祭』(読み:たいことぶきまつり)は、対バンを招き2マンを繰り広げるライブ。

初開催となる今回は、12月11日名古屋CLUB QUATTRO、12月12日東京・渋谷CLUB QUATTRO、12月20日大阪・梅田CLUB QUATTROの東名阪クアトロツアーとなる。各地の対バンは後日発表。

『対寿祭』は、それぞれが自由に楽しめるライブハウス空間を目指したイベントになっており、全力で楽しみたい!盛り上がりたい!という人向けの通常フロアの他、騒がず静かに安心して見られる『デリケートゾーン』エリアが設置され、さらに小学生以下の児童をお連れの親子専用シート『大五郎シート(親子席)』もオフィシャル先行限定で申し込みが可能。

なお、チケットオフィシャル抽選先行受付もスタートしており、9月10日23時59分までの申し込みとなっている。

source:New feed

12月8日(金)・9 日(土)・10 日(日)に千葉・幕張メッセで開催される『東京コミックコンベンション 2023』(『東京コミコン 2023』)から、エヴァンジェリン・リリーら3名の俳優陣があらたに参加することがわかった。

『東京コミコン』は、日米の映画・コミック・アニメ・ゲームなどのポップカルチャーの祭典。サンディエゴを発祥とする『コミコン』をモデルに、2016年から毎年幕張メッセで開催されてきた。会場では、来日した俳優らとの写真撮影やサイン会、トークショー実施、作品に使用された小道具や衣装などの展示、コスプレコンテストのほか、漫画家やアニメーターの作品展示や販売を行うアーティストアレイなどが行われる。今回の『東京コミコン 2023』で、『大阪コミコン』とあわせ、通算8回目の開催を迎える。

(C)2023 Tokyo comic con All rights reserved.

(C)2023 Tokyo comic con All rights reserved.

あらたに来日・参加が発表されたのは、マーベル『アントマン&ワスプ』シリーズやドラマ『ロスト』などで知られるエヴァンジェリン・リリー、映画『ハリー・ポッター』シリーズのトム・フェルトン、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』などのクリストファー・ロイドら3名。いづれも、『東京コミコン 2023』全日程に来場する予定だ。サイン会や撮影会に参加できる“セレブチケット”の詳細は、後日発表される。

『東京コミコン 2023』チケットは、イープラスにて一般発売中。そのほか詳細は、『東京コミコン/大阪コミコン』公式サイトを確認しよう。

source:New feed

ミュージカル『刀剣乱舞』に、2017年上演の「三百年の子守唄」より出演する、千子村正と蜻蛉切。2振りによる「千子村正 蜻蛉切 双騎出陣」を、2023年冬に、IHIステージアラウンド東京にて上演することが決定し、メインビジュアルが公開となった。

ミュージカル『刀剣乱舞』は、大人気PCブラウザ・スマホアプリゲーム「刀剣乱舞ONLINE」 (DMM GAMES/NITRO PLUS)を原案とする舞台作品。

今回、千子村正と蜻蛉切による新たな公演を行うことが決定。そして演出は千子村正役の太田基裕と蜻蛉切役のspiが務める。さらに、クリエイティブディレクションを、ボーカルダンスグループ“PaniCrew”のメインボーカルとして名を馳せ、近年は『ヒプノシスマイク -Division Rap
Battle-』Rule the Stageシリーズの演出など、クリエイターとしても多方面で活躍する植木 豪が担当する。

刀ミュシリーズに刀剣男士キャストとして深く関わってきた2人が、演出という立場でどのような化学反応を起こすのか、これまでも“シリーズ史上初”を更新してきた刀ミュのさらなる挑戦に期待しよう。

source:New feed

2023年10~11月、東京・大阪にて上演される、『Dancing☆Starプリキュア』The Stage。この度、プリキュアに変身する5人の男の子のフルネーム、追加キャストのビジュアル、STORY(あらすじ)が解禁となった。

『Dancing☆Starプリキュア』The Stage 公演CM

どんな困難にも立ち向かう少女たちの物語を描き、幅広い世代に愛されてきた「プリキュア」シリーズ。20周年のアニバーサリーイヤーに舞台オリジナルの「男子プリキュア」が活躍するプリキュアシリーズ初の舞台化作品を上演する。

今回プリキュアに変身するのは男子高校生で、彼らのダンスにかける日常と、プリキュアとしての使命を描くオリジナルストーリーとなる。

この度、プリキュアの変身前フルネームが解禁。名前は、キュアトップ/星河 楽(ほしかわ がく)(田村升吾)、キュアロック/夏目 颯斗(なつめ はやと)(滝澤 諒)、キュアソウル/月宮 爽々奈(つきみや ささな)(森田桐矢)、キュアカグラ/天弦 晃雅(てんげん こうが)(寺坂頼我)、キュアブレイク/黒瀬 舞人 (くろせ まいと)(小辻 庵)。

キュアトップ / 星河 楽 役:田村升吾   (C)Dancing☆StarプリキュアThe Stage製作委員会

キュアトップ / 星河 楽 役:田村升吾   (C)Dancing☆StarプリキュアThe Stage製作委員会

キュアロック / 夏目颯斗 役:滝澤 諒   (C)Dancing☆StarプリキュアThe Stage製作委員会

キュアロック / 夏目颯斗 役:滝澤 諒   (C)Dancing☆StarプリキュアThe Stage製作委員会

キュアソウル / 月宮爽々奈 役:森田桐矢   (C)Dancing☆StarプリキュアThe Stage製作委員会

キュアソウル / 月宮爽々奈 役:森田桐矢   (C)Dancing☆StarプリキュアThe Stage製作委員会

キュアカグラ / 天弦晃雅 役:寺坂頼我   (C)Dancing☆StarプリキュアThe Stage製作委員会

キュアカグラ / 天弦晃雅 役:寺坂頼我   (C)Dancing☆StarプリキュアThe Stage製作委員会

キュアブレイク / 黒瀬舞人 役:小辻 庵   (C)Dancing☆StarプリキュアThe Stage製作委員会

キュアブレイク / 黒瀬舞人 役:小辻 庵   (C)Dancing☆StarプリキュアThe Stage製作委員会

 
パドドゥ 役:和合真一   (C)Dancing☆StarプリキュアThe Stage製作委員会

パドドゥ 役:和合真一   (C)Dancing☆StarプリキュアThe Stage製作委員会

 

そして、追加キャストである鈴ノ木 蛍 役の平松來馬、内海 充 役のTAISEI(G.U.M)、室井 一帆 役の伊藤裕一のビジュアルも公開となった。

鈴ノ木 蛍 役:平松來馬   (C)Dancing☆StarプリキュアThe Stage製作委員会

鈴ノ木 蛍 役:平松來馬   (C)Dancing☆StarプリキュアThe Stage製作委員会

内海 充 役:TAISEI(G.U.M)   (C)Dancing☆StarプリキュアThe Stage製作委員会

内海 充 役:TAISEI(G.U.M)   (C)Dancing☆StarプリキュアThe Stage製作委員会

室井 一帆 役:伊藤裕一   (C)Dancing☆StarプリキュアThe Stage製作委員会

室井 一帆 役:伊藤裕一   (C)Dancing☆StarプリキュアThe Stage製作委員会

 
<STORY>
【星河 楽(ほしかわ がく)】は、好きなものはダンス! 特技もダンス! 憧れのダンス部で全国大会優勝を夢見る高校2年生。
レギュラー選抜テストに向かう途中、奇妙な衣装の青年【パドドゥ】と、虚ろな目をしたスーツの男と出会う。
スーツの男は突然不気味な音楽に合わせてリズムを取り始めると、姿を変えて襲いかかってくる!
絶体絶命とおもった時、パドドゥのもつペンダントが強く輝き、楽は光につつまれる—
『胸に高鳴れ、希望のビート!キュアトップ!』
…って何言っちゃってんだ俺? てか、何だよこの格好!
絶望を希望に変える【光のリズム】を乗りこなせ! Dancing☆Star
プリキュア開幕!

舞台ならではの演出、目の前で繰り広げられる力強いダンス&アクションで心躍る新たなプリキュアの世界をおくる。

source:New feed

2023年11月3日(金・祝)〜12日(日)横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホールにて上演される、舞台『雷に7回撃たれても』のメインビジュアル&全キャストなど解禁となった。

本作は脚本家・演出家の濱田真和が、“雷に7回撃たれても生き延び、失恋により拳銃自殺をした”と言われる実在した人物を源流に、現代日本に生きる青年に設定を置き換え描く、オリジナル作品。主人公・田中八起役を初舞台となる大下ヒロトが、ヒロイン・清澄美波役を本格的な俳優デビューとなる加藤千尋が演じる。

今回、そんな大下と加藤が映る本作品のメインビジュアルが公開。

併せて全キャストも決定。新たに出演が発表されたのは富田健太郎、小槙まこ、見津賢、北村優衣、笈川健太、平山由梨、古角貴弘、田原未梨、島田惇平、岡山健二、テイ龍進の11名。

2013年から俳優活動をスタートし、昨年東京国際映画祭で上映され、劇場公開が待機中の映画『i ai』(監督:マヒトゥ・ザ・ピーポー)の主演を務めた富田健太郎は、大下演じる田中八起の親友・楠本春一役で出演。その存在感で、映画・ドラマ・舞台問わず数々の作品で活躍するテイ龍進が田中八起の父親・田中和道役で出演する。

また、元andymoriのドラマーとして活動し、現在は自身のバンドclassicusやソロ活動、様々なドラムサポートとして活躍する岡山健二は、本作ではドラムの生演奏&俳優として出演。

公式インスタグラムではそんな各キャストのコメントを本日から日替わりで発表予定。

source:New feed

2023年9月、CS放送「衛星劇場」にて、 2023年に上演された舞台『ナイロン100℃ 48th SESSION「Don‘t freak out」』、2018年に上演された『ナイロン100℃ 45th SESSION「百年の秘密」』がテレビ初放送されることが決定した。

「Don‘t freak out」は松永玲子&村岡希美がW主演し、松本まりか、尾上寛之、岩谷健司、入江雅人を客演に迎えたレトロホラー作品。「百年の秘密」は犬山イヌコと峯村リエが主演し、第26回読売演劇大賞 最優秀作品賞を受賞した作品だ。その他、ケラリーノ・サンドロヴィッチ作の舞台4作品も9月に放送される。今回の放送に寄せて、ケラリーノ・サンドロヴィッチからコメントが到着した。

『ナイロン100℃ 45th SESSION「百年の秘密」』 ©️シリーウォーク キューブ

『ナイロン100℃ 45th SESSION「百年の秘密」』 ©️シリーウォーク キューブ

ラリーノ・サンドロヴィッチ

ナイロン100℃でここ5年間に上演された3作と、素晴らしい演出家達が蘇らせてくれた1993年〜2004年の拙作3作がオンエアされます。
計6作を眺めると、とても同じ作家が書いたとは思えぬバラバラな作風に我ながら唖然としながらも、よく観てもらえば同様の「筆跡」が、きっと感じとれるはず。ぜひ、よく観て頂きたい。よろしくお願い。

カメレオンズ・リップ

カメレオンズ・リップ

KERA CROSS第四弾「SLAPSTICKS」

KERA CROSS第四弾「SLAPSTICKS」

舞台「室温~夜の音楽~」

舞台「室温~夜の音楽~」

ナイロン100℃ 47th SESSION『イモンドの勝負』

ナイロン100℃ 47th SESSION『イモンドの勝負』

source:New feed

結成25周年のMUCCが、2008年に発表したアルバム『志恩』と2009年に発表したアルバム『球体』をコンセプトにしたツアーのファイナル公演を逹瑯(Vo)の誕生日でもある8月21日(月)に地元茨城・水戸市民会館で開催。当日のオフィシャルレポートが到着した。


結成25周年を迎えたMUCCが、2022年から様々なコンセプトツアー『Timeless』を行なっている。過去にリリースしたアルバムをコンセプトにしたツアーで、2023年6月からはシリーズ第三弾となる『MUCC 25th Anniversary TOUR「Timeless」~志恩・球体~』をスタートさせた。2008年に発表した8枚目のアルバム『志恩』と2009年に発表した9枚目のアルバム『球体』をコンセプトにしたツアーだ。そのファイナル公演となったのが8月21日(月)=茨城・水戸市民会館でのライブ。

MUCCの地元である茨城で、この日は逹瑯(Vo)の誕生日。開場のBGMは、逹瑯が選曲したであろう懐かしいナンバーの数々。穏やかでピースフルなムードも流れる会場だ。そんな空気が一変したのは、18時30分にSE「球体Instrumental」が響き始めたとき。 

呪術的な調べに合わせ、会場を埋め尽くしたMUCCの熱狂的ファンである夢烏たちのハンドクラップが巻き起こった。照明で真っ赤に染まったステージに、まず姿を現わしたのはサポートメンバーの吉田トオル(Key)とAllen(Dr)。曲が「99」のイントロであるシーケンスフレーズへと切り替わる中、YUKKE(Ba)とミヤ(Gt)も登場し、歓声と拍手が二人を包み込む。そしてミヤが哀愁あるメロディを弾き始めると、二段仕様のステージセットの上段にスポットライトの光が集中。上段のセンターに光を浴びて姿を見せたのは逹瑯である。誕生日を祝福する大きな拍手も起こるが、逹瑯の浮かべる表情は嬉しさというより不適さも入り混じった笑み。すでにライブに入り切った逹瑯がいた。 

その逹瑯がマイクを力強く握り直した直後だった。ド迫力のシャウトをとどろかせ、それを合図にミヤとYUKKEはリフをかき鳴らす。一気に攻め立ててくるMUCCの極悪サウンドとストロングなボーカルに、覚醒されるしかない夢烏たち。ホールで椅子席なのにも関わらず、MUCCと夢烏はゼロ距離。そう感じるほどの熱狂ぶりだ。それでも容赦なく激しいライブパフォームを繰り返しながら熱いプレイを浴びせ続けるMUCC。曲のエンディングで「このでっけえヤツの44歳を祝おうぜ!」とミヤの放った言葉は、火に油を注ぐ格好となった。「咆哮」に突入するや、ミヤとYUKKEの繰り出す殺戮リフに合わせてヘッドバンギングするわ、サビでは逹瑯と一緒になって声をあげるわ、衝動と激情が渦巻くフロア。逹瑯も「いい感じじゃん! でっかい声、ちょうだいよ!!」と煽りを喰らわせる。夢烏たちの祝福も兼ねた狂騒ぶりを前に、ようやく嬉しそうに笑顔もこぼす逹瑯である。 

また夢烏なら十分に分かっていると思う。MUCCはいつだって変化を恐れないバンドであることを。発表する曲やアルバムのたび、MUCCは新たな表情や側面を見せつけてくる。このツアーのコンセプトとなった『志恩』と『球体』は、そうしたMUCCの音楽的スタンスを強く印象付けた2作品だった。 

なにしろ、メタリックさを極めたアグレッシヴな曲もあれば、トライバルでヘヴィネスな曲もあるし、後のEDMの先駆けと思えるダンサブルなナンバーだってある。約15年前にそういった曲を発表したとき、あまりにも振り切った多種多様な曲の数々に、バンドを理解しているはずの熱心なファンですら驚いた。だが、頭で理解する前に、身体や心が勝手に反応してしまう曲たちばかりだった。『志恩』と『球体』に収められた曲は、様々な曲調でありながら、その後、ライブのキラーチューンとして威力を発揮し続けている。 

その曲が軸になっているライブだから、夢烏たちは正気を失うほどの盛り上がりっぷり。それを前に、さらに気合いと気持ちの入ったステージを展開するMUCC。故郷でのライブというのも、逹瑯の誕生日というのも、メンバーと夢烏らのモチベーションが高まる要素になっているはずだ。 

「バースディイ・ボーイが君たちを楽しませるために来ました」

6曲目「レミング」を終えたところで、逹瑯が話し始めた。

「私を祝いに来たあなたたちのために、カラッカラになるまで働かさせていただきます。カラッカラになるまで、いろんなものを出していってください」

YUKKEの弾くアップライトベースに逹瑯がハープフレーズを絡ませる「ファズ」、夢烏たちの手にするLEDの光るMUCCの扇子が舞い踊る中でダンサブルに決める「アンジャベル」、50'sロカビリーとブルース・テイストが同居する「カナリア」など、『志恩』と『球体』の時期ならではのヴァリエーションで、まさに逹瑯のMCどおり思いっきり楽しませるMUCC。どの瞬間もクライマックスだが、一人ひとりを曲の世界に思いっきり引き込んだのは、ライブ中盤過ぎ。今ツアーでは披露されていなかった『志恩』収録の「蝉時雨」から立て続けに組曲のように披露した「小さな窓」。切なさ、悲しみ、願いなど、曲に描いた情景と感情で夢烏たちを溺れさせていく。逹瑯の歌は、会場にいる全員の心をつかみ、そして優しく抱きしめてもくれた。「讃美歌」を歌い終えたとき、夢烏たちからの感謝の拍手が逹瑯を包み込んだ。 

しかし次からは急展開。「志恩」でヘヴィネスをまき散らすMUCCに、夢烏たちも全身をグルーヴながら快楽を貪る。

「今日はアタシの誕生日ということらしいんですけど、それもそうなんだけどさ、今日はこの『志恩』と『球体』ツアーのファイナルとなってます。水戸市民会館へ、ようこそ! 長くやりすぎた25周年のツアーが、今日が終わると、(『Timeless』シリーズのツアーが)残り1本になるんですよ。2023年、まだ25周年が続きますんで。25周年やっている間に、2回、誕生日が(笑)」

夢烏たちを歓迎する言葉もはさみながらライブはエンディングに向かって突き進む。小気味いい「空と糸」に続いて、「やるか! 騒ぐか!!」と「塗り潰すなら臙脂」もたたみ掛けた。スモークも吹き上がるステージで、勢いよく走り周りながら抜群のフォーメーションでも視線を奪うミヤとYUKKE。ステージ・センターでシャウトやグロウル、メロディなど唱法を瞬間ごとに切り替えながら、シンガーとして存在感を放ち続ける逹瑯。曲が次々に続く中、逹瑯とミヤとYUKKEはステージセットの上段で3人で並んでライブパフォームしながら笑顔も。会場を埋め尽くす夢烏たちも、もちろん最高の笑顔を輝かせた。そしてライブ本編のラストを締めくくったのは「リブラ」。強い生命力も宿らせた逹瑯の歌声に、ストリングスもフィーチャーした美しいバンド・アンサンブルが絡み、夢烏たちを感動で包み込んでいった。 

そしてアンコールだが、この日は“アンコール”の掛け声ではなく“逹瑯”コールも巻き起こった。それに答えて逹瑯が登場するが、ステージ袖から普通に出てしまったため、自ら仕切り直し。ステージセットの上段センターから再びカッコつけながら登場して笑わせる。誕生日を迎えた瞬間にLINEで12012やWaiveのメンバーからメッセージが届いていた話や、YUKKEやミヤとのお笑いトークなども展開。すると、そこに突然現れたのは、茨城のご当地ヒーロー=イバライガー。逹瑯の誕生日をお祝いするために来たという。逹瑯とイバライガーをデザインしたケーキやプレゼントを渡し、「今日から君もイバライガーだ!」と一緒にヒーロー・ポーズを取ろうとするイバライガー。ノリノリでポーズを決めるミヤとYUKKEに対して、傍観者と化す逹瑯。主役の逹瑯がやってくれないことに戸惑うイバライガー。YUKKEの「やったほうがカッコいい。みんなも見たいべ」という説得で、ようやく4人全員でイバライガーポーズを決めた。

「これからも愛する地球と茨城を一緒に守っていこう。MUCCのみんなに絶え間ない愛を注いでくれ。さあ、これからアンコールだ!」

イバライガーの高らかな宣言で始まったのは「蘭鋳」。もちろんイバライガーも一緒だ。曲の合間には“イバライガー!”と叫ぶミヤ。そして夢烏たちを激しいモンキー・ダンスで狂乱させる「スイミン」も喰らわせる。そしてラストは「WORLD」。メンバー全員によるコーラス・ハーモニーが響く中、夢烏たちは愛情を込めて一緒に歌い、コーラスをさらに美しく彩っていく。みんなの歌声を全身で浴びながら、想いを込めて歌う逹瑯の姿がステージにいた。その幸せそうな表情に、最高のバースディを迎えられた喜びも満ちていた。

文=長谷川幸信 撮影=冨田味我

>>すべての画像を見る

source:New feed

2023年10月26日(木)〜11月5日(日)こまばアゴラ劇場にて、円盤に乗る派『幸福な島の夜』が上演される。

円盤に乗る派とは、カゲヤマ気象台を代表とし、2018年にスタートした演劇プロジェクト。日常生活の中の「自由さ」と「豊かさ」を損なうことなく劇場に立ち上げる作品を追求すると共に、その方法を集団のあり方にまで拡張し、「複数の作家・表現者が一緒にフラットにいられるための時間、あるべきところにいられるような場所」を目指す。現在のプロジェクトチームはカゲヤマの他に日和下駄(俳優)、畠山峻(俳優)、渋木すず(アドバイザー/ウォッチャー)の4人。

前作の『仮想的な失調』(2022)でアイデンティティの不確かさにフォーカスを当て、存在の根拠の希薄さやリアリティの乏しさを「現代におけるムード」として描いた円盤に乗る派。新作公演となる本作では、そのテーマをさらに推し進める。

『幸福な島の夜』は、革命によって独立し、歴史から断絶した架空の島を舞台に、主人公がある出来事に巻き込まれていく中で島の真実が明らかになっていく様を描いた、SF仕立ての寓話。絶対的なものなど何もなく、あらゆるものが少し見方を変えるだけで不気味な存在となってしまう現代の感覚を、都市の中の劇場空間で立ち上げる。今回、円盤に乗る派として初めてとなる2週間の長期公演に挑む。

なお、公演期間中、同会場にて全2回のシンポジウム「現実をまた見つけるためのシンポジウム」を開催。本作でも扱う現代社会における自己の揺らぎについて、幅広いゲストを交えて議論することで、多角的に思考を刺激し、新たな言葉を誘発することを試む、とのこと。各回のテーマと登壇者の詳細は、公演特設ページにて後日発表となる。

source:New feed

文化放送で放送中の『ガキパラ~NEXT STAGE~』(毎週火曜日 午後9時00分~)。2023年8月29日(火)放送回に、ピアニストの清塚信也がゲスト出演することが決定した。

当番組は、俳優でサックスプレーヤーの武田真治と、ヴォーカル・あんにゅ、サウンドクリエイター・小幡康裕からなる男女2人組ユニット・コアラモード.がパーソナリティを務める音楽番組。

ゲスト出演を終えた清塚は、パーソナリティの武田真治・コアラモード.の印象を、「武田真治さんは昔からご縁あってお知り合いでした。気配りが出来る方ですが、カメラが回ったら華があるのは、さすが主役を張っている方は違うなと感じています。コアラモード.のお二人は、それぞれにタレント性があるのに、それをひけらかさない良さを感じました。」とコメント。また、番組内で4人で行ったセッションについては、「最高じゃないですか。本当に皆さん音楽に精通しているからこそ、リハもせずに一発でセッションしたのですが、この時でしか出来ない音楽だと感じました。音楽家は、一度合わせると相手の癖が分かり、相手を補う演奏が出来てしまうので、本番で(相手を)知らないつもりで弾くことができない。だから知ってしまうと音楽が変わってしまうんです。だから、今回何も合わせずに一発録りでセッションしたのは素晴らしかったです。」と語った。

8月29日(火)の放送では、武田真治、コアラモード.の3人と清塚信也のトークや、リハーサルなしで行われたセッションの模様を届ける。

source:New feed

海蔵亮太がデビュー5周年を記念して、1年に渡って毎週楽曲配信をしながら世界記録に挑戦する新プロジェクト“Anniversary Every Week Project 週刊海蔵”。8月30日(水)に配信リリースのオリジナル楽曲「未来のトビラ」MVの予告映像を公開した。本編はリリース当日の20:00にプレミア公開する。

今回のMVは、Tokyo Street Live 4K などを運営している4K.makotoを監督に起用。ファンから公募して集まった“愛のある写真”を映像に使用して完成した、ハートフルな内容に仕上がっているとのこと。

 

併せて解禁となった、9月配信リリース曲とセルフライナーノーツは以下の通り。
 

9月6日リリース「カルアミルク」

「カルアミルク」

「カルアミルク」

僕自身もこの曲は聴いたことはもちろんあるのですが、実際に歌ってこうやって形にすることはなかったので、歌ってみましたが本当に素敵な曲。不器用な男の恋模様を表したような曲だなと思ったので、是非皆さんもこの曲を聴いて「海蔵だったらこんな恋愛するんだろうな」というイメージで聴いていただけたらと思います。
 

9月13日リリース「傘がない」

「傘がない」

「傘がない」

タイトルだけ聞くと一体どんな曲なんだという風に思うかもしれませんが、
実はすごく若者の苦悩だったり、怒りみたいなものがすごく込められた力のある曲です。僕自身もこの曲を歌いながら、今こうやって皆さんに歌を届けていられるのも本当に応援してくださる皆さんのおかげだと思いますし、こういうハングリー精神をこれからも持ち続けていい曲どんどん歌っていきたいなと、そう思えるような曲です。
 

9月20日リリース「不安の中に手を突っ込んで」

「不安の中に手を突っ込んで」

「不安の中に手を突っ込んで」

ファンキーなR&Bの効いたかっこいい曲なんですが、僕自身も学生時代にたくさん歌っていたので、今回このような形でカバーすることができてとても光栄に思っております。全身で楽しんでいる海蔵亮太をイメージしながら聴いていただけたら嬉しいなと思います。
 

9月27日リリース「ベイビー・アイラブユー」

「ベイビー・アイラブユー」

「ベイビー・アイラブユー」

この曲は、初めて聞いたときはラジオで耳にふと届いた曲で、聴き心地の良い曲で何度も口ずさみたくなるようなメロディーラインとあたたかいこの歌詞がすごく素敵だなと思ってたくさん聴いたことを覚えております。今回このような形で歌わしていただいて本当に嬉しいなと思っておりますので、
ぜひ少年の気持ちに戻って歌っている海蔵亮太をイメージしながら聴いてみてください。

source:New feed

2023年9月2日(土)に、歌舞伎座で『秀山祭九月大歌舞伎』が開幕する。昼の部では『祇園祭礼信仰記 金閣寺(ぎおんさいれいしんこうき きんかくじ)』が上演され、中村米吉が雪姫に初役で挑む。「三姫」の一つに数えられる大役だ。

米吉は『新作歌舞伎 風の谷のナウシカ』でナウシカを、『新作歌舞伎ファイナルファンタジーX』でヒロインのユウナを演じ、歌舞伎ファンからも原作ファンからも好評を得てきた。時代物の名作で、どのような雪姫をみせるのか期待が高まる。扮装写真の撮影を取材し、役への意気込み、播磨屋の役者としての思いを聞いた。

■9月歌舞伎座の秀山祭で

ーー雪姫が決まった時のことをお聞かせください。

米吉:憧れの役でしたが、歌舞伎座で、しかも吉右衛門のおじさまのご追善でやらせていただけるとは思いもしませんでした。6月、同じ楽屋にいる父(中村歌六)から何だか知らないんだけど暗号のようなラインが来たんです。

"金 土 二"
"車 連 一"

9月の演目が決まったから当ててごらん、ってことだろう。金は『金幣猿島郡』の突然の上演? 土は『土屋主税』で二は『二月堂』だな、あれ? これ山城屋のおじさまのご追善か? とかなんとかあえて捻ってみたり(笑)。ふざけずに真正面から考えたら、金が『金閣寺』なのはすぐに分かりました。そして詳しく話を聞いたら、父が松永大膳をやると分かって、それは良かった! と思いました。「此下東吉は雅行(中村勘九郎さんの本名)だよ。栄ちゃん(栄一。中村福助さんの本名)も慶寿院で出るって」と。じゃあ雪姫は? とたずねると「あなただよ。優太(中村児太郎さんの本名)と半分ずつ」。びっくりしましたよ。

「顔をみたら帰るよ。最近会っていなかったから」と姿をみせた父・中村歌六さん。4時間ぶりの再会だったそうです。

「顔をみたら帰るよ。最近会っていなかったから」と姿をみせた父・中村歌六さん。4時間ぶりの再会だったそうです。

米吉:『金閣寺』は、大膳、東吉、雪姫の3人が物語の中心となります。配役のバランスによってお芝居の印象が変わる作品でもあり、雪姫が主役と受け取れる公演もありますよね。9月は、吉右衛門のおじさまのご追善の「秀山祭」ができるのか。できるのであれば、そこに自分もなるべくたくさんのお芝居に出していただけたら。それ以上のことは頭にありませんでしたから、本当に驚きました。

ーー初めての役です。どなたに教わりますか?

米吉:もしお願いできるなら、と思い浮かんだのは坂東玉三郎のおじさまです。しかし、おじさまは8月は京都南座でご自身の舞台がおありなので難しいかもしれない。そんな中、最近よくご一緒させていただいている尾上菊之助の兄さんが、雪姫の夫・狩野之介直信役で出演されると知りました。

縄に縛られ桜の木に繋がれた雪姫は、桜の花びらに鼠を描き奇跡を起こします。

縄に縛られ桜の木に繋がれた雪姫は、桜の花びらに鼠を描き奇跡を起こします。

ーー菊之助さんは、2012年に雪姫をつとめられています。

米吉:お兄さんは、玉三郎のおじさまに雪姫を習われています。お兄さんに稽古していただければ、開幕後も見ていただけるはず。玉三郎のおじさまにもどこかで1度は見ていただけたら、と思いました。そんなことを考えだした矢先、もう1人の雪姫からラグビーのタックルのような勢いで、「ねえ! 聞いた!? どうする!!? 僕はもう1回玉三郎のおじさまに見ていただきたいんだけれど! 南座だよね!」と連絡が。

ーー児太郎さんですね! 中学から高校までラガーマンでした。2018年に雪姫をつとめられています。

米吉:児太郎さんは、前回はお家のやり方でもある成駒屋さんの型で雪姫を勤めていました。そちらの型の場合、雪姫が繋がれる桜の木の位置が、舞台上手側になります。玉三郎さんのおじさまの場合、本行(文楽)に倣って桜の木を舞台下手側にされますし、本行にはあった台詞を足すなどの工夫もされています。今回は児太郎さんも、玉三郎さんのやり方でやってみたいと話していました。

雪舟の孫でありながら「姫」となった経緯など、竹本葵太夫さんにも話を聞きにいったそう。

雪舟の孫でありながら「姫」となった経緯など、竹本葵太夫さんにも話を聞きにいったそう。

米吉:彼とも色々と相談をした上で玉三郎のおじさまにお電話したところ、「私が教えた人に細かいことを習っておいて。お稽古は見に行くから」と仰って頂き、すぐに菊之助兄さんにもお電話してお稽古をお願いしました。不思議なもので、菊之助兄さんが雪姫をなさった時の直信は父だったんですよ。今度は僕の雪姫でお兄さんが直信。ご縁を感じますね。

■雪姫は自分から動き、奇跡を起こす

ーー『鎌倉三代記』の時姫、『本朝廿四孝』の八重垣姫、そして本作の雪姫が「三姫」と呼ばれています。

米吉:「三姫」の中でも雪姫が特殊なのは、能動的に自分から行動を起こすところでしょうか。時姫は、恋しい人に強く言われて、その人と一緒になるためにようやく親を討つ覚悟をする。八重垣姫は、死んだ許婚が忘れられず、瓜二つの人を見て、やっぱり生きていた! と(笑)。狐の神様の力で、男を助けに諏訪湖を渡ります。

米吉:雪姫の場合、大膳によって金閣寺に幽閉され、夫を人質にとられ、はじめは「どうすることもできない」と諦めた気持ちでいます。しかし大膳が仇だと知って変わります。桜の木に縛られても、祖父雪舟の血筋が助けてくれると信じて行動し、超自然的な奇跡を起こして夫を助けに行きます。

米吉:ふわふわとしたお姫様とは違うんですよね。心がぐっと決まるところ、踏み込むきっかけとなる大切な台詞など、菊之助のお兄さんに教えていただいているところです。僕がイメージしやすいように、「ユウナが、父ブラスカの血を信じているのと似ているね」なんて例えてくださったりもして。雪姫を経験された方々は、上手の障子屋台にいる間が大変だ、と口を揃えます。動くことなく、雪姫という存在をどう見せていくかが難しいそうです。

■二代目吉右衛門のところにいた中村米吉

ーー9月は「秀山祭」であると同時に、二世中村吉右衛門さんの三回忌追善公演でもあります。吉右衛門さんが旅立たれ、播磨屋としての意識に変化はありますか。

米吉:強く思うようになったのと、あまり思わなくなったのと、行ったり来たりです。ご存命の頃は、「播磨屋の役者」と言えば「二代目吉右衛門のもとにいる役者」でした。播磨屋という大きな看板を掲げたお店に、二代目吉右衛門というとんでもなく大きくて素晴らしい旦那がいた。お客さまはそこに信頼をよせてくださっていた。僕はそこにいる丁稚さんみたいなものですよ(笑)。

米吉:誰よりもおじさまが怖かったし、おじさまの前が一番緊張しました。だからおじさまのいない座組のお芝居でも、「吉右衛門さんのところで何を学んでいるんだ?」と思われないようにしなくちゃいけないと思っていました。そして、そういう意識があろうとなかろうと事実おじさまがいて、僕は播磨屋の役者でした。それがまごうことなき事実でした。

米吉:でも、おじさまが亡くなられて2年。「播磨屋の一門」という言葉を以前のまま使うのは難しくなってきたのかもしれません。実際、叔父(中村又五郎)や従兄弟(中村歌昇、種之助)さんたちと、全然一緒になっていないんですよ。今年は種之助と一緒に1回踊って、あとは『研の會』でご一緒したくらい。でも播磨屋の意識が薄れた、というのではないんです。僕は常に「吉右衛門さんのところにいた役者」になり、吉右衛門のおじさまは、いつでもこちらを見られるところへ行かれたのですから。播磨屋の精神性は、自分の中で何よりも強く持ちながら、それぞれの舞台に精一杯立たせていただくことが大事なのかな。おじさまが見ているかもしれない、という緊張感をもって。まあ……おじさまは、お孫さんである尾上丑之助くんのことだけをご覧になっているのでしょうけれど(笑)。

■傾城歌六に三代目時蔵。女方のルーツはあるけれど

ーー歌六さんが人間国宝に認定されました。おめでとうございます! 歌六さんは、米吉さんに「歌舞伎役者になれ」と言うことはなかったそうですね。

米吉:父は言いませんでしたし、子どもの頃に踊りのお稽古に行きたくないと駄々をこねれば、母からも「じゃあ行かなくていいです」と言われていたし(笑)。踊りのお稽古も舞台に立つのも好きではなく、子役時代はたった3回くらいしか舞台に出ませんでした。周りの同世代と比べて圧倒的に少ないです。

ーー歌舞伎俳優になるつもりでは、あったのでしょうか。

米吉:歌舞伎役者がこんなに大変だなんて、大人になるまで知らなかったから(笑)。子供の頃、父が家で稽古する姿を一回も見たことがありません。当時、父は市川猿翁のおじさまのところにいましたから、楽屋に行けば(市川)猿弥さんが「おう、修ちゃん(修平。米吉さんの本名)!」と遊んでくれて、父が「うるせえなあ」なんてぼやいて。春猿(現・河合雪之丞)さんと段治郎(現・喜多村緑郎)さんのお二人はだいたい一緒の楽屋で声をかけてくれて、猿之助のお兄さんは顔をあわせれば、イーッ! なんて構ってくれて、段四郎のおじさまもいて。皆いつも優しかった。そして舞台に出れば本当に格好良い。スーパー歌舞伎『新・三国志Ⅱ』で、(市川)笑三郎さんがなさった南蛮国の祝融は、なんて格好いい女方だろう! と憧れたのを覚えています。

『祇園祭礼信仰記 金閣寺』雪姫=中村米吉  (C)松竹

『祇園祭礼信仰記 金閣寺』雪姫=中村米吉  (C)松竹

ーー昔から、女方を視野に入れていたのでしょうか。きっかけは?

米吉:きっかけは一つではありません。祖母に「あなたの手は女方に向いている」みたいなことを言われたのも一つ。児太郎さんのお父さま、中村福助のおじさまの存在も大きいです。中学生の頃に福助のお兄さんの『京鹿子娘道成寺』(2006年5月新橋演舞場)に、所化で出していただき、初めて踊りの面白さ、歌舞伎の音楽の魅力を知りました。同じ月に、お兄さんは『夏祭浪花鑑』でお辰もなさっていて、それも大変素敵で憧れました。何かの機会に「女方やりなさいよ」と言ってくださり、自分には女方の道もあると気がつきました。大人になって分かったのは、「女方の役者は、手当たり次第に、女方やったら? と言う」ってこと。僕も若い人たちを捕まえて言っています(笑)。

ーー初代中村歌六は、大変な人気の名女方だったそうですね。

米吉:「傾城歌六」と呼ばれ、江戸時代の終わりに上方で活躍しました。当時、京都南座の向かいに北座という芝居小屋があり(今は八ツ橋屋さんの北座ビル)、初代歌六は、その両方で立女形を勤めたといいます。派手好きで、帰宅の時は家の一つ前の角から門の前までの道にダーッと灯りをたてさせていたとか……何がしたかったのでしょうね(笑)。そんな初代歌六の孫が、初代中村吉右衛門のおじさま、曾祖父の三代目中村時蔵、十七代目中村勘三郎のおじさまです。

『祇園祭礼信仰記 金閣寺』雪姫=中村米吉 (C)松竹

『祇園祭礼信仰記 金閣寺』雪姫=中村米吉 (C)松竹

米吉:僕が本格的に歌舞伎の道に入ったのは18歳の時でしたが、それより前から歌舞伎への気持ちはあり、「舞台経験が少ない」と自覚もしていました。その焦りもあって芝居の本を読んだり写真や映像を見たり。やたらと知識だけはある耳年増の頭でっかちになったんです。知識を集めていく中で、三代目時蔵という女方、つまり曾祖父のすごさを知りました。

『祇園祭礼信仰記 金閣寺』雪姫=中村米吉 (C)松竹

『祇園祭礼信仰記 金閣寺』雪姫=中村米吉 (C)松竹

米吉:紆余曲折あり色々なことの積み重ねで、僕は女方への覚悟を決めました。それでも吉右衛門のおじさまに「女方で」とお伝えした時は、電話口で震えが止まりませんでした。「みんな子供の頃から徹底的に女方の踊りを覚えて、やっとで舞台に出るんだよ。そう簡単にできる事できることではないよ」と言われ、歩き方から女方の稽古を始めたんです。

ーーそして播磨屋で、女方として。

米吉:僕は女方なので、立役の吉右衛門のおじさまから習ったお役はありません。父のように、ともいきません。女方へのルーツはあっても、もう誰も初代歌六や三代目時蔵の芸をきちんとは知りません。だからこそ自由でもあるのかもしれない。玉三郎のおじさまや菊之助のお兄さん、違うお家のたくさんの先輩方に教えていただくことができます。先ほどお話したような、播磨屋としての精神は自分の中の土台骨として持ちつつ、自分なりの米吉という女方を作っていかなくてはいけないのかな。なんてことを、いつも考えているわけではありません。聞かれたから考えてみました(笑)。

ーー9月の雪姫が楽しみです。昨今のご活躍や雪姫への抜擢を思えば、もう「頭でっかち」ではなくなった、とも言えますか?

米吉:ナウシカやユウナなど、ありがたいことに話題性の高いお役をいただき、皆様のお目にとまるようになったとは思います。けれども上手くなった訳じゃないとも思っています。常に「できなかった」の感覚しか残りませんし、それでも「あーあ、今日もできなかった」と諦めて、次の舞台に立ちます。

『祇園祭礼信仰記 金閣寺』雪姫=中村米吉  (C)松竹

『祇園祭礼信仰記 金閣寺』雪姫=中村米吉  (C)松竹

米吉:子どもの頃に一度だけ、神谷町のおじさま(七世中村芝翫)に稽古をみていただいたことがあるんです。心配していた父に、おじさまは「まあ、鳥居の数(経験)だからね」とおっしゃったそうです。どこまでも並ぶ鳥居を一つひとつくぐり前に進んで、積み重ねていくしかありません。昨日より今日、今日より明日より明後日。少しずつでも良くなればいいと思っています。

『祇園祭礼信仰記 金閣寺』雪姫=中村米吉  (C)松竹

『祇園祭礼信仰記 金閣寺』雪姫=中村米吉  (C)松竹

歌舞伎座新開場十周年『秀山祭九月大歌舞伎』は、9月2日(土)から25日(月)まで。米吉は、昼の部の『金閣寺』、そして『新古演劇十種の内 土蜘』に出演する。

水分補給。

水分補給。

扮装写真=松竹株式会社提供   取材・文・写真((C)松竹の表記がないもの)=塚田史香

source:New feed

2023年11~12月に上演される、中村倫也、ユースケ・サンタマリア出演の舞台『OUT OF ORDER』。この度、東京公演、大阪公演の詳細が解禁となった。

本作は、ロンドンのウェストミンスター・ホテルのスイートルームで、副大臣リチャードを演じるユースケ・サンタマリアと、秘書ジョージを演じる中村倫也が、次々と巻き起こるピンチの連続に奮闘する、レイ・クーニーによるコメディ。演出は、俳優としても映画やドラマに出演、話題作の作・演出など多岐にわたり活躍するマギーが手掛ける。

出演者が、中村倫也、ユースケ・サンタマリアに加え、リチャードの不倫相手のジェーン役を山口紗弥加、リチャードの妻役を猫背 椿、ジェーンの夫役を加治将樹、物語のキーとなる謎の死体役を春海四方、舞台となるホテルの支配人役を坂田 聡、気の利かないウェイター役を森下能幸、新人のメイド役を平井珠生、ジョージの母の介護士役をトリンドル玲奈が務める。

舞台『OUT OF ORDER』の東京公演は12月7日(木)~12月24日(日)世田谷パブリックシアターにて、大阪公演は12月28日(木)~30日(土)森ノ宮ピロティホールにて上演する。

全国公演は既報の通り、鳥栖公演は11月11日(土)・11月12日(日)鳥栖市民文化会館 大ホール、兵庫公演 11月16日(木)~11月19日(日)兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール、仙台公演 11月24日(金)~11月26日(日)仙台電力ホール、愛知公演 12月1日(金)~12月3日(日)東海市芸術劇場 大ホールにて行われる。

source:New feed

2024年2月、帝国劇場にて上演することが発表されていた、ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』。この度、キャスト発表&ビジュアル、公演詳細が解禁となった。

原作は、シリーズ累計発行部数1億2,000万部を誇る荒木飛呂彦の大人気コミックシリーズ『ジョジョの奇妙な冒険』。人間の誇りと勇気を描き上げる〈人間讃歌〉をテーマに、頭脳戦と肉弾戦で織りなされる熱いストーリーテリング、独特のポージングに代表される大胆にして緻密な画力と色彩、独創的にしてインパクトのあるセリフ回しと擬音の数々など、唯一無二の世界は、多くのファンを魅了しており、映画化、アニメ化、ドラマ化、ゲーム化、小説化、原画展、ハイブランドとのコラボなど、数々のマルチ展開で日本国内のみならず、ワールドワイドで熱狂的な支持を獲得している。

この度、作品の全ての始まりとなる「第1部 ファントムブラッド」をベースに世界初の舞台化が行われる。19世紀末のイギリスを舞台に、主人公ジョナサン・ジョースター(通称“ジョジョ”)と運命的な出会いを果たすディオ・ブランドーを中心に、〈謎の石仮面〉をめぐる熱き戦いと奇妙な因縁を描いた壮大な物語を、グランド・ミュージカルとして第一級のエンターテインメントステージに昇華させる。

〈ジョジョ×帝劇〉というビッグプロジェクトに相応しく実力・人気ともに兼ね揃えた豪華キャストとクリエイター陣が集結。注目のキャストも決定した。

英国貴族ジョースター家の一人息子で通称“ジョジョ”で、〈謎の石仮面〉の闇の力を研究するジョナサン・ジョースター役を松下優也・有澤樟太郎(Wキャスト)、スラム街出身で、両親の死後、ジョースター家の養子となる“ジョジョ”の宿命のライバル、ディオ・ブランドー役を宮野真守。ジョナサンの想い人でディオとの死闘で負傷した“ジョジョ”を献身的に介抱するエリナ・ペンドルトン役を清水美依紗。貧民街の悪党だったが、“ジョジョ”の高潔な魂に触れ、仲間となるスピードワゴン役をYOUNG DAIS。〈謎の石仮面〉発掘隊唯一の生存者で、闇の力に対抗する〈波紋法〉を“ジョジョ”に伝授する、ウィル・A・ツェペリ役を東山義久・廣瀬友祐(Wキャスト)。ロンドンに実在した殺人鬼で、ディオの配下となり“ジョジョ”たちに襲い掛かる切り裂きジャック役を河内大和。貧民街で暗躍する毒薬の密売人だったが、ディオの忠実な下僕となるワンチェン役を島田惇平。ディオの実父で小悪党。死の間際、ジョースター家に行くことをディオに薦めるダリオ・ブランドー役をコング桑田。誇り高き英国貴族で“ジョジョ”の父。ディオを養子として迎え入れるジョースター卿役を別所哲也が演じる。

そして、ファッションブランド「yoshiokubo(ヨシオクボ)」による本作のためのオートクチュール衣裳を身に纏い、新進気鋭のヘア&メイクアップアーティスト奥平正芳によって彩られたメインキャスト陣に、振付も担う演出の長谷川寧がポージングを自ら演出した扮装ビジュアル(フォトグラファー:間仲 宇/アートディレクション:三嶋章義)も公開された。

なお本公演は帝国劇場での東京公演のほか、全国ツアーとして札幌、兵庫でも上演する。

出演者コメント

■松下優也:ジョナサン・ジョースター役

松下優也:ジョナサン・ジョースター   製作:東宝 (C)荒木飛呂彦/集英社

松下優也:ジョナサン・ジョースター   製作:東宝 (C)荒木飛呂彦/集英社

この度、世界的な人気と歴史のある『ジョジョの奇妙な冒険』という作品の中で、物語の始まりともいえるジョナサン・ジョースター役を演じさせていただくことになりとても光栄です。あの“ジョジョ”をミュージカル化するという、大きな挑戦の作品創りに、素敵なキャストやクリエイターの皆さんと共に参加できること、とても楽しみです。また自分自身初めての帝国劇場でもあり、気合十分です!ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。

■有澤樟太郎:ジョナサン・ジョースター役

有澤樟太郎:ジョナサン・ジョースター   製作:東宝 (C)荒木飛呂彦/集英社

有澤樟太郎:ジョナサン・ジョースター   製作:東宝 (C)荒木飛呂彦/集英社

初めまして。ジョナサン・ジョースター役の有澤樟太郎です。この名前を口にするだけで既に武者震いが止まりません。歴史ある大役をいただいたなと実感しております。世界初演ということで演出の長谷川寧さんを筆頭に強力なクリエイター陣、そしてキャストの皆さんと一から世界を作っていくということ、今から楽しみで仕方ありません。“ジョジョ”の可能性を存分に活かして皆さんの想像を超越する作品になればいいなと思います。2月帝国劇場でお会いしましょう。

■宮野真守:ディオ・ブランドー役

宮野真守:ディオ・ブランドー   製作:東宝 (C)荒木飛呂彦/集英社

宮野真守:ディオ・ブランドー   製作:東宝 (C)荒木飛呂彦/集英社

自分がまさか、このような形で『ジョジョの奇妙な冒険』に携わる事ができるとは夢にも思っていなくて、驚きと喜びを隠せません。そして“ジョジョ”のシリーズの中でも、カリスマ中のカリスマ〈ディオ・ブランドー〉を演じられる事、心より光栄に思います。しかも僕は〈第1部〉が大好きで、当時、何度も何度も原作を読み返していました。ディオの圧倒的な存在感、恐ろしさ、狂気の奥底にある…繊細な感情をつぶさに捉え、彼に向き合っていきたいと思います。ミュージカルだからこそ出来る衝撃的な演出で、今まで誰も見た事のない“ジョジョ”の世界を繰り広げますので、どうぞお楽しみに!

■清水美依紗:エリナ・ペンドルトン役

清水美依紗:エリナ・ペンドルトン   製作:東宝 (C)荒木飛呂彦/集英社

清水美依紗:エリナ・ペンドルトン   製作:東宝 (C)荒木飛呂彦/集英社

エリナ・ペンドルトン役を演じさせていただきます。清水美依紗です。世界でも大人気を誇るこの“ジョジョ”にエリナという役で出演させていただくなんて、本当に夢にも思いませんでした。小さい頃、アニメを兄と一緒に見ていたので私にとってすごく馴染みのある作品です。心を込めて、精一杯演じたいと思います。よろしくお願いいたします。

■YOUNG DAIS:スピードワゴン役

YOUNG DAIS:スピードワゴン   製作:東宝 (C)荒木飛呂彦/集英社

YOUNG DAIS:スピードワゴン   製作:東宝 (C)荒木飛呂彦/集英社

時代や世代を超えて今なお世界中のファンから愛される『ジョジョの奇妙な冒険』がミュージカルとして舞台化、しかも“ジョジョ”を語る上で欠かすことの出来ないエピソードであるファントムブラッド。この時点でフラグ立ってますよね!皆さんの頭にある期待や不安を長谷川寧さんや制作に携わる皆さんと共に凌駕できるよう、スピードワゴンとして熱く熱く演じます。お見逃しなく!

■東山義久:ウィル・A・ツェペリ役

東山義久:ウィル・A・ツェペリ   製作:東宝 (C)荒木飛呂彦/集英社

東山義久:ウィル・A・ツェペリ   製作:東宝 (C)荒木飛呂彦/集英社

連載当初より、キャラクターの魅力とその独特の世界観に魅せられた1人です。もし舞台化されるのであれば絶対に観に行こう、もし許されるのであれば出演したいと思っておりました。そして今回、光栄なことにツェペリとして出演することとなり、感謝と共に身の引き締まる思いです。一ファンとして原作に忠実に努めながらも、自分にしか出せない魅力をもって今作に助力できればと思っております。

■廣瀬友祐:ウィル・A・ツェペリ役

廣瀬友祐:ウィル・A・ツェペリ   製作:東宝 (C)荒木飛呂彦/集英社

廣瀬友祐:ウィル・A・ツェペリ   製作:東宝 (C)荒木飛呂彦/集英社

この度、ウィル・A・ツェペリ役を務めさせて頂きます。廣瀬友祐です。世代を超え愛され続ける『ジョジョの奇妙な冒険』その始まりの物語が、初めてミュージカル化されます。この「始まり」の瞬間に立ち会えること、素晴らしいキャスト、クリエイターの皆様と共に挑戦できることを心から光栄に思います。感謝と責任を持って誠実に。精一杯に努めます。既に緊張しております。

■河内大和:切り裂きジャック役

河内大和:切り裂きジャック   製作:東宝 (C)荒木飛呂彦/集英社

河内大和:切り裂きジャック   製作:東宝 (C)荒木飛呂彦/集英社

中学生の時からずっとずっと憧れ続けてきた『ジョジョの奇妙な冒険』。その舞台に立てるなんて夢のまた夢で、いまだに実感が湧きません。登場人物たちの哲学から放たれるセリフの数々に、これまでどれだけ励まされ、勇気をいただいたか分かりません。荒木先生の描き出す途轍もなく美しく危険で妖しい冒険の世界へ、尋常じゃないワクワクと恐怖とともに、丸ごとダイブできるよう全身全霊をかけて挑みます。

■島田惇平:ワンチェン役

島田惇平:ワンチェン   製作:東宝 (C)荒木飛呂彦/集英社

島田惇平:ワンチェン   製作:東宝 (C)荒木飛呂彦/集英社

いつの日か舞台化の時が来る。そう信じて役者を始め約10年、この日を待ち侘びていた。それ程までに“ジョジョ”という作品は私の血であり酸素であり、あらゆる表現活動において精神的肉体的な糧となった!! この場に参加させて頂けるのも、とても奇妙だがある種必然とも言える引力のおかげだと確信している。あの時それを選択していなかったら、これをやり続けていたから、或いはあれを諦めざるを得なかったから、今私はここにいる。歩んできた人生に誇りを持ちたい。

■コング桑田:ダリオ・ブランドー役

コング桑田:ダリオ・ブランドー   製作:東宝 (C)荒木飛呂彦/集英社

コング桑田:ダリオ・ブランドー   製作:東宝 (C)荒木飛呂彦/集英社

連載スタートの1987年、26歳。欲しがり屋で、1週間待ってられへん性格なので、週刊漫画にはハマっていませんでした。出演が決まり第一話から読ませていただき、ディオの父親として「こんな息子に育ててしまい、ジョースター家の皆々様、申し訳ございません」。生育環境はホンマ大切な事やと感じました。が、『ある人間の不幸ってのは、ある人間を幸福にする』という信条を胸に最悪で愚かな父親を力一杯演じます。ウワッハハハハーッ!

■別所哲也:ジョースター卿役

別所哲也:ジョースター卿   製作:東宝 (C)荒木飛呂彦/集英社

別所哲也:ジョースター卿   製作:東宝 (C)荒木飛呂彦/集英社

ジェントルマン、紳士であること! ジョースターとしての品格、教養! 騎士道とは何か?! 息子への愛! 運命の悪戯! 参加が決まり興奮しています! そして!コスチュームでの撮影にさらにエキサイトしました! 熱狂的な原作ファンの皆さんと、ミュージカルを愛する皆さんの熱視線と期待を感じながら、オリジナルミュージカルを産み出すダイナミズムを、携わるクリエイティブな仲間と築き上げたいと思っています。今から僕自身、興奮で眠れない!

source:New feed