SUPER BEAVER、書き下ろしの新曲「値千金」が『第103回全国高校ラグビー大会』のテーマソングに決定

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12月27日(水)に開幕する『第103回全国高校ラグビー大会』のテーマソングが、SUPER BEAVERの新曲「値千金」に決定した。

「値千金」は、SUPER BEAVERによる書き下ろしの新曲。本日11月5日(日)から、各都道府県の地区決勝の模様とともに各系列局で随時楽曲が使用されている。MBSでは、11月12日(日)放送・配信の「大阪地区決勝」や、今冬放送の『全国高校ラグビー大会 ハイライト』、大会の試合中継などで使用。また、大会期間中の大阪・花園ラグビー場でも流れるとのこと。

『第103回全国高校ラグビー大会』

『第103回全国高校ラグビー大会』

SUPER BEAVERのコメントは以下のとおり。

 

SUPER BEAVER

勝ちと負けが存在するグラウンドは、バンドマンが想像し得ない程に厳しいものだと

思っています。でもだからこそ、そこにしか生まれ得ない輝きに、誰もが魅了されるのでしょう。

我々の音楽で、選手の、そしてその周りの人の、背中を押したいです。

 

SUPER BEAVER

 

楽曲のリリースなど詳細は、SUPER BEAVERオフィシャルサイトにて随時発表される。

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ヒグチアイの新曲「いってらっしゃい」のミュージックビデオが11月5日(日)にYouTubeで公開された。

配信中の「いってらっしゃい」は、TVアニメ『進撃の巨人』The Final Season 完結編 (各話版)のエンディングテーマ。解禁されたMVは林響太朗氏が監督したもので、ヒグチアイが森の木々の間に差し込む柔らかな光の中や、「おばけ杉」と呼ばれる巨木の元で歌う姿が映し出されている。

 

 

また、TVアニメ『進撃の巨人』The Final Season完結編(各話版)のノンクレジットエンディング映像も公開されている。

 

 

ヒグチアイは、2024年1月24日(水)に自身5枚目となるオリジナル・フルアルバムを発売。アルバム発売後の2月から、東名阪でのバンドワンマンツアーを開催する。

 

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Awich(エーウィッチ)が『THE UNION TOUR2024』を2024年4月より開催することを発表した。

同ツアーは、ニューアルバム『THE UNION』をたずさえて開催される全国ツアー。2024年4月27日(土)の大阪・Zepp Nambaを皮切りに、ファイナルとなる5月23日(木)の東京・Zepp Hanedaまで、東京・大阪・広島・札幌・福岡・仙台・名古屋の全国7都市を巡る、Awich最大規模のワンマンツアーを予定しているという。

また、バースデープレミアムライブを来月2024年12月16日(土)に恵比寿ガーデンホールで開催することも決定している。

ワンマンツアー、バースデープレミアムライブともに、開設されたばかりのAwichファンクラブ“Awich fanclub Asia Wish Children”にて、チケット先行受付がスタートしている。

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2024年7月、日比谷・シアタークリエにて、ミュージカル『モダン・ミリー』が上演されることが決定した。

原作は1967年公開のミュージカル映画『モダン・ミリー』。ジュリー・アンドリュースが演じたモダンガール・ミリーが好評を博し高い評価を得たこの作品は、公開から約30年を経て舞台化され、楽曲をほぼ一新したブロードウェイ版は上質なミュージカルとなり、2002年にトニー賞作品賞や主演女優賞ほかを受賞するなど大ヒットした。

コロナ禍で全公演中止を余儀なくされた2020年公演を経て2022年9月、小林香演出・翻訳による公演がシアタークリエで待望の幕を開け、1920年代のニューヨークを舞台に仕事と恋に頑張る主人公・ミリーを朝夏まなとが活き活きと演じ、心に残る美しいソングナンバーや、華やかなダンス、抱腹絶倒のストーリーが、多くの観客の心を掴んだ。 

「観た後は誰でも元気になる、文句なしに楽しいミュージカル」と大好評を得た、本作がこの度、再演されることとなった。

映画ではジュリー・アンドリュース、ブロードウェイ版ではサットン・フォスターが演じた主人公・ミリーを再び務めるのは、2020年に第45回 菊田一夫演劇賞を受賞した朝夏まなと。宝塚歌劇団宙組トップスターを務め2017年に退団後、『マイ・フェア・レディ』『SPYxFAMILY』『SHINE SHOW!』『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』など大作・話題作に出演を重ね、演技・歌・ダンス全てで客席を魅了し続けている。

そして演出・翻訳は、朝夏とは4度めのタッグとなる小林香。『SHOW-ism』シリーズや、『MEAN GIRLS』、『リトルプリンス』、せたがやこどもプロジェクト 2023 ミュージカル『カラフル』ほか、来年2024年4月には日生劇場でのミュージカル『王様と私』を演出予定など、あらゆるジャンルで活躍する小林が再び、この傑作を手掛ける。

ポジティブなエネルギーにあふれた、とびきりハッピーなミュージカル『モダン・ミリー』を楽しみにしよう。

朝夏まなと コメント

予想外の再演に驚きとともに、またあのハッピーな時間を過ごせることが楽しみです。
再演により、どう変わっていくのかもわくわくです。
モダンミリー2024! よろしくお願いいたします。

演出/翻訳 小林香 コメント

劇場は夢の箱だと思い出させてくれるミュージカル、『モダン・ミリー』。
笑って笑って笑って笑って、ちょっぴりほろっと、そしてまた笑って笑っているうちに、ガラス玉が宝石にかわる魔法を体験できます。
大切なものの大切さをリマインドするために、ただただ楽しむために、ぜひ劇場へお越しください。
一同、笑いと愛に磨きをかけて、お待ちしております。 

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舞台『華Doll* THE STAGE -Another Universe-Part.Ⅱ』のBlu-rayが2024年5月3日(金)に発売されることが決定した。

『華Doll*』は、体内に特殊な花の種を埋め込まれ、「完璧なアイドル」を人工的に作り出すプロジェクト・通称「華人形プロジェクト」に人生を捧げる少年たちを中心に、彼らの成長と人生を描いた作品。ドラマと楽曲によるCDシリーズとして展開している。

『華Doll* THE STAGE -Another Universe-』(華ST)は、同シリーズ舞台の第2弾公演。原作ドラマCDの1stシーズンにあたる物語を描いており、アイドルユニット・Anthosの結城眞紘役で北出流星、影河凌駕役で三島涼、チセ役で徳井太一、灯堂理人役で丸山ナオ、如月薫役で中島優斗、清瀬陽汰役で水瀬裕也が出演。2023年10月28日から11月5日まで東京・アニメイト池袋本店 アニメイトシアターにて上演された。

『華Doll* THE STAGE -Another Universe- Part.Ⅱ』   (C)HANA-ST.AU (C)HANA-ST.AU02

『華Doll* THE STAGE -Another Universe- Part.Ⅱ』  (C)HANA-ST.AU (C)HANA-ST.AU02

同公演の模様を収めたBlu-rayには、アニメイト、ステラワース、ムービック通販共通で早期予約特典としてメイキングスペシャル映像エムカード(ランダム6種から1種)が付属。早期予約は、2023年11月5日(日)から2024年3月10日(日)の期間受付中だ。

また、同公演のアーカイブは、Streaming+にて配信中。本日11月5日(日)の千秋楽公演は、2023年11月12日(日)23:59までアーカイブが配信されている。

 

そのほか、同公演のの海外配信、国内ディレイ配信実施も決定。チケットの販売など詳細は、近日公式ホームページやSNSで発表される。

 

 

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観る者を幸せにする最高にハッピーなミュージカル『天使にラブ・ソングを〜シスター・アクト〜』。老若男女に愛されるコメディ・ミュージカルが、2023年11月5日(日)に東急シアターオーブで開幕する。

映画『天使にラブソングを・・・』で主人公を演じたウーピー・ゴールドバーグが、自らプロデューサーを務めミュージカル化に至った本作。物語の舞台設定をディスコミュージック全盛期の1970年代へと移し、巨匠アラン・メンケンが極上のミュージカルナンバーを書き下ろしたことでも話題となった。2009年にロンドンで世界初演、その後世界各地で上演され、日本版は2014年に帝国劇場で初演を果たす。長きにわたり大勢の人々から愛される本作は、今回でいよいよ5度目の上演を迎える。

演出は日本版初演から山田和也が続投、主人公のデロリス・ヴァン・カルティエは森公美子と朝夏まなとがWキャストで務める。森は初演から5度目、朝夏は3度目となるデロリス役だ。本公演では廣瀬友祐(エディ役)や梅田彩佳(シスター・メアリー・ロバート役)といった初参加のフレッシュなキャストが加わり、さらに2019年公演ぶりに林翔太(パブロ役)が再参加するなど新たな座組となった。

11月4日(土)に東急シアターオーブで開催された初日前会見とゲネプロ(デロリス:朝夏まなと、エディ:廣瀬友祐 出演回)の模様をレポートする。

ミュージカル『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』フォトセッションより

ミュージカル『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』フォトセッションより

フォトセッションにはカンパニー全員が大集合。壇上に上がるまでも賑やかで、カンパニーの仲の良さが伝わってきた。会見に登場したのは舞台衣装に身を包んだ森公美子、朝夏まなと、廣瀬友祐、梅田彩佳ら4人のキャスト陣だ。

ーー開幕に向けて、まずデロリス役のお二人から意気込みをお願いします。

:私はもう去年で引退だと思っていたんです。歌は大丈夫なんですけど、どうも膝の具合が〜とかね。けれど1年もしないうちに再演となって「やるやるやるやるやる!」と。やり残したことがたくさんあったので、やらせてくださいという気持ちでいっぱいでした。まぁちゃん(朝夏)にも稽古でいろいろ教えてもらいながらたくさんお世話になり、舞台に立てる幸せを今本当に感じております。みなさんお誘い合わせの上ぜひ来ていただきたいなと。私「これが最後じゃないか」と毎回思っているのですが、今回は本当にその最後感がとてもありまして。一つひとつもっと丁寧に歌おうと思いますし、『シスター・アクト』という作品に出会えたことの幸せを感じております。

(左から)森公美子、梅田彩佳

(左から)森公美子、梅田彩佳

朝夏:私は2019年から参加させていただいていますが、前回公演は半分くらい止まってしまって。「観に行きたい」と言ってくれていた友達がいて、何度かリスケしたのですが結局観ることができず、今年やっと観に来られることになったんです。それも含め去年のリベンジでもありますし、こんなに短いスパンで再演させていただくことはなかなかないなって。「覚えていないかもしれない、どうしよう」と思っていたのですが、実際に動いてみると体の中に自分のデロリスがまだ残っている感じがしました。お稽古をしながら発見もあり、新キャストのお二人からいろんな刺激をもらいながら、また新たなデロリス像が作り上げられてきたんじゃないかなと。お客様と一緒に2023年度版の『シスター・アクト』を作れたらいいなと思います。私自身は今年21周年を迎えさせていただき、これからますます頑張っていかなきゃなと思っているときにこの作品・役に出会えたことに感謝しています。千穐楽まで頑張りたいと思います!

:(朝夏さんの)代表作になりますよね。

朝夏:いやいやいや!

ーー続いて、今回新キャストのお二人も意気込みをお願いします。

廣瀬:学生時代の夢が叶ったと言いますか、アフロになることで僕は初日を迎える前に大満足しております。モリクミさんが「最後」だとおっしゃっていましたけれど、今自分がこの場所にこの役として出演できるのは、これまでこの作品をたくさん愛し、お客様と共に育んで培ってきてくださったみなさんがいるから。場当たり中に客席から観ていても、この作品が持っている楽曲の素晴らしさとエネルギーにいつも感動していました。この感動をお客様に新しいエディとしても届けたいですし、カンパニー一同、最後まで一生懸命頑張りたいと思っています。よろしくお願いします。

梅田:シスター・メアリー・ロバートがすごく好きで、演じてみたいなと思っていました。実は昔オーディションを受けて落ちてしまったんですけれども、今回こうしてお声掛けいただき演じさせていただけるのが本当に幸せです。大好きな曲「♪私が生きてこなかった人生」を歌わせていただけるのもすごく嬉しくて。1年前にシアターオーブに観に来ていたので「このセットに立てるんだ、この衣装を着れるんだ」と一つひとつが感動で、初日を迎えるのが本当に幸せです。頑張ります!

ーー見せ場だらけの作品だとは思いますが、「私のここを見てほしい」というおすすめのシーンを教えてください。

:デロリスは教会に来るまで人の愛を知らずに生きてきた人間なんですけれども、しいていうなら教会に来たばかりの頃のあの“ずべ公さ”。(修道院で)「タバコの火ない〜?」と言ってしまうような人間が、シスターたちと出会ってどんどん変わっていく姿を、作品を通してみなさんに感じてほしいなあと思っております。

朝夏:このミュージカルの主役でもあるシスターたちにも、新しいメンバーが増えたり戻ってきたメンバーもいたり。そのシスターに出会ってデロリスが変わっていくというストーリーでもあるので、デロリスがシスターのみんなに歌を教えて一緒に盛り上がる1幕ラストのシーンはぜひ観ていただきたいです!

廣瀬:全部なんですけど、エディが歌うナンバーは見応えのあるナンバーになっていると思うんです。デロリスのお二方が言ったように、この作品は殻を破る瞬間や人を想って一歩踏み出す瞬間といった感動が詰まっています。エディ的には、物語後半でシスターたちを助けに来るシーンで銃を打つ瞬間。下手側のお客様にしか見えないんですけど、その瞬間はエディにとってひとつの成長でもあるので、そこですかね。

(左から)廣瀬友祐、朝夏まなと

(左から)廣瀬友祐、朝夏まなと

梅田:ロバートが初めて大きい声が出せるところは、ロバート的にすごく観てほしいです。そのときに周りのシスターたちがすごく喜んでくれているのが、とっても愛があって素敵だなと思うので。

ーー2023年も残り2ヶ月となりましたが、今年はご自身にとってどんな年でしたか?

梅田:夢だったロバートを演じられることになった、本当に幸せな年でした。来年もそんな風にひとつ夢が叶うように頑張りたいと思います!

廣瀬:俳優としてというより、ひとりの人間として、男として、大きな出来事(結婚)があった1年になったので、たくさん覚悟を持って来年も頑張りたいです。まずは今年『シスター・アクト』を幕開けから最後まで頑張って、さらなる成長に繋げたいなと思っています。

朝夏:私も今年1年いろんな役に出会うことができて、今までやってこなかった挑戦もできたんです。一番大きなトピックスは、21周年ということで自分のコンサートをさせていただいたこと。自分がここまで来られたのは、本当にたくさんの方の愛や応援があってこそだなと改めて実感する年になって、すごく背中を押してもらいました。なので、これから年内は『シスター・アクト』、そして来年も努力をし続けて、これからももっと成長していきたいと思っております。

:私は芸歴が42年ということでございまして、(朝夏さんと比べて)ちょうど倍なんですね。とにかく毎日を楽しく生きるということ、それだけを目標にしてきました。今年はたくさんの作品に関わらせていただき、私事ではございますがジャズを歌うようになりました。私、ジャズ歌手になるのが夢だったんですね。64歳になるんですけれども、ひとつずつ夢を叶えさせていただいてきたのかなあなんて思っております。また新しい作品やいろんなことにどんどん挑戦していける心を持つような、そんな風に歳を取っていきたいなと思っております。

『シスター・アクト』という作品に出会えなかったら、他の作品にも出会えていないような気がするんです。この作品の素晴らしさ、愛の深さ、シスターの優しさ、目に見えない神様を信じる熱い気持ち……それらをぜひ劇場で体験していただきたいなと思います。ここではミラクルが起こります! ですので、ぜひ『シスター・アクト』を観に来ていただきたいです。お待ちしております!

(左から)廣瀬友祐、朝夏まなと、森公美子、梅田彩佳

(左から)廣瀬友祐、朝夏まなと、森公美子、梅田彩佳

ゲネプロレポート

ミュージカル初心者にも玄人にも自信を持っておすすめできる懐の深い作品、それが『天使にラブ・ソングを〜シスター・アクト〜』だ。

物語の舞台は1977年のフィラデルフィアにあるカトリック修道院。厳粛な修道院だからといって肩肘張ることはない。劇場で待っているのは、破天荒なクラブ歌手デロリス、個性豊かなシスターたち、気弱な警察官、癖の強いギャングたちといった、いずれも愛すべきキャラクターばかりなのだから。

冒頭、盛り上げ上手なマエストロがオーケストラピットから客席に手拍子を促し、手拍子の音が鳴り響く中で華々しく幕が開く。ステージ中央から眩い光が差し込んできたかと思いきや、クラブシンガーデロリスの登場だ。ド派手な衣装を着こなし、長い手脚を使った華麗なダンスとエネルギッシュな歌声で客席を瞬く間に魅了する。脇を固めるミッシェルとティナのコーラスとキレのあるダンスも見逃せない。

実はこのシーンはクラブのオーディション。デロリスはスターの座を掴むべく、極悪非道のギャングのボスであるカーティスと付き合っており、彼のクラブで歌うためにオーディションを受けていたのだ。しかしカーティスは当然のようにデロリスに不合格を言い渡し、さらにクリスマスプレゼントとして本妻が着ていたコートを与える。これを機に目を覚ましたデロリスは「自分自身の力で世に出てみせる」と意気込むが、ひょんなタイミングでギャングたちの殺人現場を目撃。元恋人カーティスから命を狙われるハメに……。

警察に身を寄せたデロリスは、高校の同級生だったエディと偶然再会する。当時デロリスに惚れていたというエディは、全力で彼女を守ると宣言。デロリスを匿うためにエディが用意した場所、それはカトリック修道院だった。厳しい規律に従い清く正しく生きる修道女たちが慎ましく暮らす神の家。デロリスを一目見た修道院長は嫌悪感を顕にするものの、警察から多額の寄付を受けると聞いて渋々彼女を受け入れることに。価値観が全く異なるデロリスと修道院長の二人。相容れない彼女たちが一体どのような変化を辿っていくのかが、本作の見所のひとつでもある。

シスター・メアリー・クラレンスとして一時的に修道院で生活をすることになったデロリスだが、自分の常識が一切通じないシスターたちに最初は頭を抱える。シスターたちはお祈り大好き、懺悔大好き、断食さえも喜んで受け入れる。シスターになることがいかに素敵なことかを説く姿に、思わず圧倒されるデロリスであった。

そんなシスターたちとデロリスの距離がグッと近づくきっかけは、音楽だった。デロリスは“言葉にできない”程の歌声である聖歌隊の歌唱指導を任されたのだ。彼女の持ち前のカリスマ性と熱心な指導により、聞くに耐えなかった聖歌隊の歌声はどんどん良くなっていく。シスターたち一人ひとりが歌う楽しさを知り、互いの成長を喜び合う姿のなんと幸せそうなこと。さらに魅力的なのは、シスターたちと共に歌うデロリスの活き活きとした姿だ。舞台上からの溢れんばかりの愛とエネルギーが客席へと広がり、劇場全体に多幸感が満ちていく。こんなに幸せなミュージカルが他にあるだろうか。

物語が進むにつれ、デロリスナイズされていく聖歌隊のパフォーマンスも痛快だ。地味な修道服を脱ぎ捨てギラギラと輝く衣装に身を包み、指を加えて腰を振り、天まで届くほどパワフルで美しいコーラスを響かせる。シスターたちによるパフォーマンスはもはやミサではなく、ライブと化していた。一方、この事態を修道院長が嘆き続けていたのは言うまでもない。

我々を『シスター・アクト』の世界に誘い、心揺さぶる名シーンの数々を鮮やかに彩るのはミラーボールのように煌めく音楽だ。ディスコサウンド、ソウル、ファンクといった1970年代を彷彿とさせる魅惑的な音楽を中心に構成され、どのナンバーも無条件で心が踊ってしまう。とあるシーンでは、オーケストラピットの中央に立つあの人が劇中の人物を演じる場面も!? 舞台上と一体となって極上の音楽を奏でるオーケストラにもぜひ注目してほしい。

後半にかけてはまるでジェットコースターのようにストーリーが展開する。デロリスはギャングたちに見つからずに済むのか? 修道院長とデロリスの関係に進展は? 密かに生まれた恋心の行方は? 続きは劇場でご堪能あれ。

ここで改めて魅力的なキャスト陣を紹介したい。

3度目のデロリス役を演じた朝夏まなとは、磨きがかかった台詞回しと持ち前の太陽のような笑顔で愛すべきキャラクターを表現。奔放なデロリスらしさを持ちつつも、シスターたちと出会ってからの気持ちの変化の過程を丁寧に演じていた。中でもドラマチックなソロナンバー「♪シスター・アクト」で響かせる芯のある歌声は、胸に深く刺さるものがある。

一見弱々しい見習い修道女のシスター・メアリー・ロバートを演じたのは本作初参加の梅田彩佳。デロリスと出会って自分の殻を破り、初めて自らの意志で人生を切り開こうと「♪私の生きてこなかった人生」で希望に満ち溢れた歌声を響かせる。聖歌隊の指揮を務めていたシスター・メアリー・ラザールスを演じるのは、ベテランの春風ひとみ。客席をあっと驚かせるパワフルな歌とダンスは健在だ。シスターのひとりとして本作に参加していた経験を持つ柳本奈都子は、朗らかな笑顔で愛嬌たっぷりにシスター・メアリー・パトリックを演じていた。他のシスターたちも個性たっぷりで、一人ひとり見ていて飽きることがない。

デロリスを守ろうと奮闘する警察官のエディ役は、初参加の廣瀬友祐。何事も真面目で一生懸命なのだが、謎の言動が多くツッコミどころ満載な新しいエディ像を作り上げていた。哀愁漂う瞳で歌い上げる「♪いつか、あいつになってやる」の切々とした歌声は、胸にジーンと染み渡る。

ストーリーを動かすキーマンであるギャングたちは、この作品になくてはならないスパイスだ。カーティス役を極めた大澄賢也は怖さと甘さを兼ね備えた低音ヴォイスと俊敏な動きで、ギャングのボスとして強い印象を残す。カーティスの子分を演じるのは、TJ役の泉見洋平、ジョーイ役のKENTARO、パブロ役の林翔太。肝心なときにお人好しで、それ故にワルになりきれない何かが惜しい3人組。どこか抜けているのだけれど歌とダンスはキレッキレ。そのアンバランスさが堪らない。

劇中で最も頭を悩ませ葛藤しているのは、鳳蘭演じる修道院長かもしれない。自分にも人にも厳しいけれど、ポロポロと本音をこぼしてしまいがちなところが憎めない修道院長を魅力的に演じていた。鳳の神々しいほどの佇まいと歌声の説得力が本作を支えていると言っても過言ではないだろう。

修道院長を慰めつつ、テキパキと物事を進めていくオハラ神父を演じるのは太川陽介。デロリスの歌の力を信じて経営難の修道院を救おうとするのだが、誰よりもこの予想外の展開を楽しんでいるお茶目さが微笑ましい。

舞台と客席の一体感が楽しいカーテンコールも本作の醍醐味だ。初めての人もパブロとジョーイによるレクチャー付きなので心配ご無用。難しいことは一切考えず、日常を手放し、笑って泣いて全力で楽しんでほしい。

上演時間は1幕75分、休憩25分、2幕30分の計3時間。東京公演は東急シアターオーブにて11月29日(水)まで。その後は大阪公演が12月6日(水)〜10日(日)梅田芸術劇場メインホールにて、静岡公演が12月23日(土)〜24日(日)静岡市清水文化会館マリナートにて上演される。

観る度に愛と勇気をもらえる最高のハッピー・ミュージカルを、どうぞお見逃しなく。

取材・文・撮影=松村 蘭(らんねえ)

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11月4日(土)、水曜日のカンパネラが『RELEASE PARTY〜LET’S PARTY 4〜』を福岡・DRUM LOGOSにて開催した。

『RELEASE PARTY〜LET’S PARTY 4〜』は、デジタルシングル「聖徳太子」のリリースパーティー。詩羽が2代目主演/歌唱担当に就任して2年を経て、4回目の開催を迎えたツアーだ。

水曜日のカンパネラ『RELEASE PARTY〜LET’S PARTY 4〜』

水曜日のカンパネラ『RELEASE PARTY〜LET’S PARTY 4〜』

定刻から少し過ぎると、照明が落ち、「金剛力士像」のイントロが流れる。真っ暗な会場の中、客席後方にスポットライトが当たるとそこに詩羽の姿があるという、水カンらしい不意打ちの登場で観客を驚かせた。詩羽は、客席を歌い歩きステージに到着すると、青と赤の照明の中しっとりと歌い上げる。そして、間髪入れずに「バッキンガム」へ。強調されたリズムにラップが掛け合わさる同楽曲を、ステージ左右に飛び跳ねながら歌った。そして、「改めまして、水曜日のカンパネラの詩羽です」と自己紹介をしつつ、「初めて喉を枯らしたライブを観れた皆さんです!逆に特別ということで思い出にして欲しいです(笑)!」と、喉のコンディションが悪いことを謝りつつ、笑いを誘った。

水曜日のカンパネラ『RELEASE PARTY〜LET’S PARTY 4〜』

水曜日のカンパネラ『RELEASE PARTY〜LET’S PARTY 4〜』

続く3曲目の「ディアブロ」では、観客が振り付けとコール&レスポンスで一体感を生み出し、4曲目「赤ずきん」へ。おばあさんの格好をしたオオカミが登場し、サビではかわいいペンギンダンスが披露された。5曲目の「モヤイ」ではステージをおり、客席中央の脚立にのぼってパフォーマンスを行う。

「モヤイ」が終わると、ステージの「聖徳太子」ミュージックビデオのようなセットで、曲になぞらえた“お悩み相談室”を開催。「看護学生なのですが、髪色、髪型に迷っています」との悩みに対し、詩羽は「刈り上げピンクにすべし!」との提示で、観客の笑いを誘った。お悩み相談室が終わると、セットもそのままに「聖徳太子」へ。ファンクなサウンドに観客も体を揺らしていた。

水曜日のカンパネラ『RELEASE PARTY〜LET’S PARTY 4〜』

水曜日のカンパネラ『RELEASE PARTY〜LET’S PARTY 4〜』

そして、ブレイクビーツとレゲエがミックスされた、水曜日のカンパネラ流のサマーソング「マーメイド」に続く。サビでは、詩羽が「オイ!オイ!」の声に合わせてタオルを振り回し、客席からも歓声が上がった。会場が爽やかな空気に包まれると、初代水曜日のカンパネラ時代から歌い継がれる代表曲「桃太郎」へ。昔話をコミカルに描いたユーモラスなダンスミュージックを歌いながら、詩羽はウォーターボールの中に入って客席の上を転がり、観客とさらなる一体感を見せた。

MCでは、詩羽が日本武道館公演を告知し、「武道館に向けて新しい試みだったり、武道館後も楽しいことを考えているので、ふらーっと遊びにきてほしいです!」とコメント。最近ネットニュースになったことを笑いながら、「自分の言葉やスタイルを大事にしているということがみんなに伝わればいいなと思っています。みんなも自分のことを大切にしながら、水曜日のカンパネラの曲を聴いて楽しんでくれたらうれしいです」と語る。

「みなさんが大好きな曲なんじゃないかな?」と話し、スタートした曲は大ヒット曲「エジソン」だ。イントロが流れると観客たちも一緒に歌い、より一層大きな歓声が会場を包む。アップテンポなハウスミュージックに、観客たちは体を揺らした。

水曜日のカンパネラ『RELEASE PARTY〜LET’S PARTY 4〜』

水曜日のカンパネラ『RELEASE PARTY〜LET’S PARTY 4〜』

そのまま「招き猫」のサウンドが流れ始めると、ステージ上にバルーン型の巨大招き猫が登場。これも、初代水カンから受け継がれる伝統的演出のひとつで、ステージ中央には光る招き猫がパートナーとして鎮座。詩羽はしなやかに動きながら招き猫とじゃれたり、愛でたりしつつ、観客とともに手招きする振付で一体感を生んだ。そして、「ありがとうございました!みなさんまたぜひ遊びに来てください!愛してるよ!」と声を枯らしながらも言葉を残し、笑顔でライブの幕を閉じた。

水曜日のカンパネラ『RELEASE PARTY〜LET’S PARTY 4〜』

水曜日のカンパネラ『RELEASE PARTY〜LET’S PARTY 4〜』

リリースパーティーの日本公演は、11月17日(金)まで続く。その後は、北京、上海、広州、台湾と、アジア公演も開催。また、来年2024年3月16日(土)には、日本武道館単独公演も控えている。

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愛知発の戯曲賞「第21回 AAF戯曲賞」(2022年1月)で応募総数115作品の中から大賞に選出された『鮭なら死んでるひよこたち』が、2023年11月24日(金)から 26日(日)まで愛知県芸術劇場小ホールにて、第21回AAF戯曲賞受賞記念公演として上演される。戯曲:守安久二子、演出:羊屋白玉。出演は遠藤麻衣、神戸浩、スズエダフサコ、田坂哲郎(非・売れ線系ビーナス)、リンノスケ(きっとろんどん)。プロデューサーは長年にわたり本戯曲賞および愛知で演劇に携わってきた山本麦子。

AAF戯曲賞(Aichi Arts Foudation Drama Award)は、公募から次代を担う劇作家および後世に遺す戯曲を発掘し、受賞作品を「受賞記念公演」として上演する愛知発の戯曲賞。 愛知県芸術劇場主催のもと、2000年からスタートした本戯曲賞は20年以上にわたり、固定観念に捉われない個性ある作品群から演劇に携る審査員が作品を選定。過去には松原俊太郎(2015年第15回AAF戯曲賞大賞受賞、2019年第63回岸田戯曲賞受賞)、市原佐都子(2011年第11回AAF戯曲賞大賞受賞、2020年第64回岸田戯曲賞受賞)も受賞している。2015年からは「戯曲とは何か?」をコンセプトに、劇作家の育成も行いながら、地方から文化の発信・演劇界の振興・発展を目的に、新しい価値観と出会いの場の創造を目指してきた。

今回上演される『鮭なら死んでるひよこたち』の戯曲は、2019年にデビューした岡山在住の劇作家・守安久二子(もりやす くにこ、受賞時62歳)が執筆。色付けされたことに気づかず鳴くひよこや、産卵後に死ぬサケ等のイメージから人の性(さが)や巡る命の不思議さに人生観を織り交ぜた物語。

本作の演出は、過去のAAF戯曲賞で審査員を務めた経歴を持ち、瀬戸内国際芸術祭や新潟の大地の芸術祭で地域の特性を活かした作品制作を行うことに定評がある羊屋白玉(ひつじや しろたま)。主宰する「指輪ホテル」では芸術監督を務める一方、コロナ禍ではホームレス支援などのソーシャルワーカーとしても活動する演出家だ。人や物や街など、あらゆる現象の看取りや喪失、目に見えない境界などのテーマに取り組み続けている。 

稽古は今年(2023年)3月から愛知県芸術劇場でスタート。8月には札幌で創作した過程を一般に公開するワーク・イン・プログレス(公開稽古)を実施した。2024年2月16 日(金)・17 日(土)には福岡(なみきスクエア)、同月22日(木)・23 日(金・祝)には札幌(生活支援型文化施設コンカリーニョ)で、本戯曲賞として初のツアー公演もおこなう。

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娯楽百貨プロデュース Doctor Shopping『タットビ』(作・演出:黒川 麻衣)が、2023年11月8日(水)〜12日(日)新宿シアタートップスにて上演される。

娯楽百貨は、¡OJO!や熱帯で全作品を手掛けてきた劇作家・演出家の黒川麻衣が落語会を中心にさまざまなイベントを企画制作する団体。その娯楽百貨による初の演劇プロデュース公演が、Doctor Shopping『タットビ』だ。なお、DoctorShoppingというのは2000年から設立された黒川麻衣による個人プロデュースユニット。つまり、黒川麻衣による企画制作団体である「娯楽百貨」が、黒川麻衣のよる個人プロデュースユニット「DoctorShopping」を初プロデュースするという構図となっている。

上演作品『タットビ』は、黒川による新作書き下ろしで、タイトルは《尊び》から由来し、そのテーマは《師を仰ぐ》。師匠と弟子の関係は多種多様。同じ師を仰いでいても弟子それぞれに師匠への想いは違う。一人の男を師事した五人の弟子たちの物語が描かれる。

出演は、演劇界で活躍する山田伊久磨や浅見紘至をはじめ、昨年花形演芸大賞金賞を受賞した落語家の入船亭扇橋、吉本興業所属のピン芸人ピクニック、YouTubeでも活躍中の劇団スカッシュ前川健二など。バラエティーに富んだキャスティングも見どころ。

また、サステナブルでパンキッシュな服作りを続け20周年を迎えたブランド「NEBULAVO」とコラボレーションを展開。キャストが着用した宣材写真ではインパクトのあるビジュアルをつくりあげている。

<あらすじ>
人気脚本家である八重樫の事務所には、彼を慕う脚本家を目指す者たちが集い、 夢に向かって切磋琢磨する日々を過ごしていた。八重樫のゴーストを務める一番弟子の侘沢。やることなすこと八重樫の気に障る真沼。 自分への評価の低さに不満を募らせる直原。八重樫を純粋に敬愛する団野。のちに師の妻となり、弟子と妻という立場の狭間で揺れ動く愁子。成長していく弟子たちと反比例するように、己の劣化を自覚し始める八重樫。 八重樫の妹倫世と団野が連れてきた水緒。二人の女がやってきたのをきっかけに心の奥に潜んでいた闇が漏れはじめ、彼らの関係は少しずつ歪んでいく。 師を持つのは幸福か不幸か。師弟のあいだに漂う、愛にも似たなにかの物語。

■黒川麻衣 コメント

大学の頃から演劇活動を始め、30代の記憶が丸ごと抜け落ちているほどに演劇三昧に生きて参りました。 未知の場所に自分の身を置いてみたいと娯楽百貨を設立したのが2017年のこと。以後、落語会を中心にイベント興行を企画・プロデュースしております。

この6年間、さまざまなジャンルの娯楽と向き合い、知らなかった世界で生きている方たちと出会い。 これまで暮らしていた演劇界とは違う景色を眺めながら、たくさんのことを学ばせていただきました。 娯楽百貨の興行は落語会が中心なので、当然落語家の方たちと交流を図る機会が多く。会話をすれば必ずご自身の師匠の話になる。人の数だけ師弟関係あり、師匠への想いがありました。演劇を離れていた数年間で最も心を引き付けられたものだからこそ作品として形に残したい。 『タットビ』では神聖であり、時に残酷な《師弟》という関係を描いてみたいと思います。

演劇活動を再開するときはDoctor Shoppingでやりたいと決めていました。 [Doctor Shopping]は私個人のプロデュースユニット。ソロユニットから演劇を始めた自分にとってはまさに原点に回帰した形です。しかも劇場は新宿シアタートップス。前身のTHEATER/TOPSは大変思い入れのある空間です。 もう一度この場所に戻ってこられた喜びは筆舌に尽くしがたいものがあります。

そして出演者はジャンルを超えて集結した、ここでしか見られないメンバーばかり。混ぜたら何色になるのかも想像できない個性豊かな9人の勇者とともに突き進む所存でございます。 たった5日間の短い公演ではございますが、ぜひ足を運んでいただけたらと思います。

黒川麻衣

黒川麻衣

【プロフィール】黒川麻衣(くろかわまい):
東京生まれ。明治大学文学部(演劇学専攻)卒業。大学在学中に1年間のスペイン留学を経て、帰国後本格的に演劇活動開始。 1992年¡OJO!(オッホ)を結成、1995年劇団化。2008年4月、「熱帯」に改名を機に主宰に就任。 ¡OJO!と熱帯、すべての作品の脚本・演出を手がける。2023年 個人プロデュースユニット[Doctor Shopping]で再始動。脚本・演出以外にもテレビや劇団KAKUTAへダンス振付。ENBUゼミナール演劇講師 やキャリア10年目の俳優のためのワークショップ「熱帯ラボ」にて人材の育成や音響 ワークショップ「soniiiiido」の監修にも携わる。2017年に落語会興行などのイベント企画【娯楽百貨】を設立。代表となる。舞台人ならではの発想で、新しいスタイルの演芸やイベントを提案する。演芸プロデュースの他に、YouTube娯楽百貨チャンネルの全コンテンツの企画・編集・プロデュース、落語家の昔昔亭A太郎主演のWEBドラマ「A太郎の区々たる問 題」では監督にも挑戦している。劇作家・演出家から振付家、映像監督、演芸プロデューサーまでジャンルを超えたさまざまな分野で活動を展開している。

 

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11月4日(土)、KOTORIが「トーキョーナイトダイブ」のライブ映像をYouTubeで公開した。

映像は、10月6日(日)に生配信されたスタジオライブの模様を収めたもの。新曲「秘密」のリリースを記念して行われた一夜限りのライブでの、「トーキョーナイトダイブ」パフォーマンスが公開されている。

 
 

KOTORIは、全国25都市27公演をまわるEP『Good Luck』リリースツアーを開催中。

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11月4日(土)櫻坂46が自身のオフィシャルYouTubeチャンネルにて「承認欲求 -新せ界 Performance-」のパフォーマンス動画を公開した。

櫻坂46

櫻坂46

『新せ界』は、2023年7月から10月まで、東京・六本木ミュージアムにて開催しされていた、櫻坂46の歴史をクリエイティブと共に辿る展覧会。展覧会が閉幕した後もメンバーのオーディオコメンタリー付きで映像配信が行われていた。

「承認欲求 -新せ界 Performance-」の動画では、『新せ界』展会場の各クリエイティブが展示されているフロアを使って、櫻坂46が「承認欲求」をパフォーマンスする様子が公開されている。

 
 

櫻坂46三期生は、乃木坂46五期生・日向坂46四期生とともに、『新参者 LIVE at THEATER MILANO-Za』を開催中。櫻坂46は、11月に初のスタジアムライブ『3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE』を千葉・ZOZOマリンスタジアムにて開催する。

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世界最高峰の名門歌劇場のひとつ、ロイヤル・オペラ・ハウス(ROH)で上演された、ロイヤル・オペラ、ロイヤル・バレエの舞台を、特別映像を交えてスクリーンで体験できる人気シリーズ「英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン」。その最新シーズン「英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン2023/24」が、2023年12月15日(金)から2024年9月26日(木)までの期間中、全8演目を各1週間限定づつ、全国公開される。「英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン」は、ロンドンのコヴェント・ガーデンにある歌劇場“ロイヤル・オペラ・ハウス” (通称ROH)で上演された世界最高峰のバレエとオペラを映画館で鑑賞できる人気シリーズ。世界最高クラスのパフォーマンスを大スクリーンと迫力ある音響で体験できることに加え、リハーサルの様子や舞台裏でのインタビューなどの特別映像も堪能できるということで、シーズンを重ねるごとにファンが増えている。

【動画】『英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン2023/24』予告

 

そんなシネマシーズン2023/24の全8演目は次の通り

◆オペラ演目(ロイヤル・オペラ)
『ラインの黄金』
『蝶々夫人』
『カルメン』
『アンドレア・シェニエ』

◆バレエ演目(ロイヤル・バレエ)
『ドン・キホーテ』
 『くるみ割り人形』
『マノン』
『白鳥の湖』

■ロイヤル・オペラ~パッパーノの集大成となるラストシーズン

2002年以来音楽監督を務めてきたアントニオ・パッパーノのラストシーズンとなるのが新シーズン(次期音楽監督にはチェコの指揮者ヤクブ・フルシャが発表されている)。「ROHシネマシーズン」をスタート時から牽引してきたパッパーノは、その集大成として、19世紀中盤から20世紀初頭のフランス・ドイツ・イタリアのオペラの名作をラインナップ。

新シーズンで、オペラのオープニングを飾るのは、映画『ロード・オブ・ザ・リング』にも影響を与えたとされるワーグナー畢生の大作『ニーベルングの指環』全四部作の「序夜」にあたる『ラインの黄金』(2023年12月15日公開)。今回の新制作では、世界的な人気演出家バリー・コスキーが、その奇抜なアイデアで観るものの想像をはるかに超える舞台を創り上げる。

 ロイヤル・オペラ『ラインの黄金』 ©2023 ROH

ロイヤル・オペラ『ラインの黄金』 ©2023 ROH

日本人なら一度は観ておきたい名作オペラ『蝶々夫人』は、2003年に初演されたモッシュ・ライザー&パトリス・コーリエ演出プロダクションを、より日本人らしい所作を取り入れアップデートした2022年改訂版の再演。

ロイヤル・オペラ『蝶々夫人』 ©2022 Tristram Kenton

ロイヤル・オペラ『蝶々夫人』 ©2022 Tristram Kenton

『カルメン』ではコロラトゥーラ・メゾソプラノの珍しい声を持ち、いま最も期待されるアイグル・アクメチーナのカルメンに大注目!

ロイヤル・オペラ『カルメン』 ©Lera Nurgalieva

ロイヤル・オペラ『カルメン』 ©Lera Nurgalieva

『アンドレア・シェニエ』ではパッパーノがロイヤル・オペラ・ハウス音楽監督として最後のステージに華を添えます。オーソドックスなグランドオペラから斬新な読み替えまで、演劇の国ならではの演出重視のパフォーマンスと、グローバル都市ロンドンを象徴する国際色豊かなアーティストの競演が見どころ。

ロイヤル・オペラ『アンドレア・シェニエ』 ©2015 ROH. Ph by Bill Cooper

ロイヤル・オペラ『アンドレア・シェニエ』 ©2015 ROH. Ph by Bill Cooper

 

■ロイヤル・バレエ~演劇の国イギリスならではのドラマ表現に注目

そしてバレエの幕開けはスペインを舞台にした陽気なコメディ作品『ドン・キホーテ』(2024年1月26日公開)、バレエを観るのが初めての方でも楽しめる快作だ。

 ロイヤル・バレエ『ドン・キホーテ』 ©2019 ROH. Photographed by Andrej Uspenski

ロイヤル・バレエ『ドン・キホーテ』 ©2019 ROH. Photographed by Andrej Uspenski

冬の風物詩『くるみ割り人形』のロイヤル・バレエ版は幾多の「くるみ」の中でも物語性が高く、ファンタスティックで家族連れにも大人気。

ロイヤル・バレエ『くるみ割り人形』 ©2022 Asya Verzhbinsky

ロイヤル・バレエ『くるみ割り人形』 ©2022 Asya Verzhbinsky

ロイヤル・バレエは演劇の国イギリスならではのドラマティック・バレエも得意だが、その中でも最高傑作とされる『マノン』は、華麗で退廃的な世界観と究極の愛の姿を見せて、深く心に残る作品となるだろう。

 ロイヤル・バレエ『マノン』 © 2019 ROH. Photograph by Alice Pennefather

ロイヤル・バレエ『マノン』 © 2019 ROH. Photograph by Alice Pennefather

シーズンを締めくくる『白鳥の湖』は言わずと知れたバレエの代名詞。世界トップクラスのダンサーたちが、チャイコフスキーのあまりにも美しく心を揺さぶる旋律に乗せて、圧巻のドラマを披露する。

ロイヤル・バレエ『白鳥の湖』 ©2022 ROH. Photographed by Tristram Kenton

ロイヤル・バレエ『白鳥の湖』 ©2022 ROH. Photographed by Tristram Kenton

このほど、到着した日本版予告編には、冒頭、リヒャルト・ワーグナー作曲の『ラインの黄金』の壮大な世界観を感じさせる音楽とともに、シーズンを彩る各作品のワンシーンが次々と登場。後半では、全8作品の厳選されたラインナップの詳細が紹介され、期待の高まる予告映像となっている。併せて到着した日本版ポスター(当記事冒頭の画像)には、『白鳥の湖』の幻想的な名場面をはじめとした各作品のメインカットとともに「映画館の扉を開けるとそこは、バレエとオペラの魔法の空間」という魅惑的なコピーが添えられ、新シーズンの華々しい幕開けに心躍る仕上がりとなっている。

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