『ブルーロック展 -Additional Time-』が広島PARCOにて開催

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『ブルーロック展 -Additional Time-』が2023年12月23日(土)から2024年1月21日(日)まで、広島PARCO 新館9F イベントスペースにて開催される。

『ブルーロック』は、『週刊少年マガジン』(講談社)にて連載中の、原作・金城宗幸氏、漫画・ノ村優介氏によるサッカー漫画。日本をW杯優勝に導くストライカーを養成する“ブルーロック(青い監獄)”プロジェクトを舞台に、主人公・潔世一ら個性豊かなメンバーが繰り広げる物語を描いている。

2023年4月からは、同漫画史上最大規模の原画展『ブルーロック展 -BLUELOCK EXHIBITION-』が東京・大阪ほかで巡回開催。『ブルーロック展 -Additional Time-』は、同展の内容を“ギュッと詰め込み”リニューアルしたもので、ノ村氏の原画展示や資料のほか、イベント記念商品のグッズ販売も行われる。

アクリルスタンド(全8種) 価格:1,980円(税込)

アクリルスタンド(全8種) 価格:1,980円(税込)

コマプレートスタンド(全20種)  価格:1,100円(税込)

コマプレートスタンド(全20種) 価格:1,100円(税込)

コマプレートスタンド(全20種)  価格:1,100円(税込)

コマプレートスタンド(全20種) 価格:1,100円(税込)

ミニマスコットキーホルダー(きみとふれんず)(全8種)  価格:1,980円(税込)

ミニマスコットキーホルダー(きみとふれんず)(全8種) 価格:1,980円(税込)

ぱしゃこれPREMIUM(1BOX9パック入り) 価格:1パック 550円(税込)

ぱしゃこれPREMIUM(1BOX9パック入り) 価格:1パック 550円(税込)

また、会場では、同作のキャラクターたちによる音声ガイド(有料)全2種も予定。音声ガイドのストーリーは、原作の金城宗幸氏が監修している。

『ブルーロック展 -Additional Time-』チケット(前売券)は、イープラスにて11月23日(木・祝)10時より受付がスタート。入場方法など詳細は、イベント公式サイトを確認しよう。

※画像はイメージ。※商品の仕様・価格などは予告なく変更になる場合がございます。※価格はすべて税込価格です。

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2024年1月19日(金)に、大阪のOSAKA MUSEにてライブイベント『心斎橋を刻め』が開催され、Blue Mashなど7組が出演することが決定した。

2016年から毎年恒例で開催されている同イベント。Blue Mash、UNFAIR RULE、板歯目、猫背のネイビーセゾン、アルステイク、あすなろ白昼夢、明くる夜の羊の7組が出演する。

チケットは11月25日(土)23:59まで、イープラスにて先着先行受付中。

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TOMOO LIVE TOUR 2023-2024"TWO MOON" 2023.11.02(thu)EX THEATER ROPPONGI

シンガーソングライター・TOMOOにとって、自己最大規模となる新しいツアーが始まった。〈TOMOO LIVE TOUR 2023-2024"TWO MOON"〉は、メジャー・ファーストアルバム『TWO MOON』のリリースに伴う、2024年1月まで8公演をおこなう全国ツアーだ。『TWO MOON』は、過去2年間の配信リリースを中心にした選曲で、ツアーもきっとベストのセットリストになるはずだ。しかも初日の東京・EX THEATER ROPPONGI公演はスペシャルメニュー、一夜限りの弾き語りライブだ。ステージ上には、二つの月をイメージしたような二つの丸い舞台と、グランドピアノとキーボード。静かに流れる「ムーンリバー」のBGM。あちこちに月の要素を散りばめたロマンチックなライブ、いよいよ開演。

1曲目は、メランコリックなスローバラード「Mellow」。澄んだピアノの音色に乗せた、温かくて飾りのないTOMOOの声が、耳元で歌っているようにすぐそばで聴こえる。たくさんの星球を散りばめ、ステージ全体が満天の星空のような輝きに満たされた照明が、息を呑むほどに美しい。続く「Ginger」は、自然に湧き起こった盛大な手拍子をリズム代わりに、アップテンポで軽快に。きゃしゃな腕からは想像できない、左手の激しいタッチにほれぼれする。最小限の光と音と歌声だけで、オーディエンスを一瞬で非日常の空間へと連れ去る引力。まるで魔法にかかったようなオープニング。

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「初日は一夜限りの、スペシャルな弾き語りでお届けする夜です。いろんな意味でスペシャルなことがいっぱいで、『TWO MOON』のイメージにどっぷりと、一緒に浸かる夜を作れたらいいなと思っています」

二つの舞台のもう片方に置かれているのは、TOMOOお気に入りの電子ピアノ、ウーリッツァーだ。柔らかい音色をポロンポロンともてあそび、ドビュッシー「月の光」をちょこっと弾いてみせたり、自宅にいるような気楽な感じがとてもいい。アルバムには入っていないが、アルバムのイメージに合わせて選んだという「レモン」と「ネリネ」は、儚く幼い恋心の風景が、電子ピアノのふんわりと温かい音色で、なおさらせつなく胸に迫る。刻々と色を変える星空の照明の、冷たい美しさが身に沁みる。そこに、大人になる痛みと渇きをまとった「Grapefruit Moon」が輝く。コンサートというより、小劇場で朗読や演劇の舞台を見ているような気持ちになる。

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「『TWO MOON』は、いろんな時期に書いた曲が入っているアルバム。バラバラに見えるけど、何か共通していることはあるかな?と思ったら、少女の頃から大人になってもずっと変わらず、本当を探したいと思っているまなざしが、共通していると思います」

真面目な話になっちゃった。どこから来たのー?とか、そういう感じにすればよかった。でもそういう雰囲気じゃないかも。――MCでは、一人で先走って一人で突っ込んで一人で笑って、オーディエンスが優しくそれを見守るスタイルは、TOMOOのライブの自然体だ。「POP’N ROLL MUSIC」ではミラーボールがまばゆい光を投げかけ、満天の星が七色のグラデーションに染まる。「ベーコンエピ」はリズミックに力強く、「Cinderella」はソウルバラードのように味わい深く、「夢はさめても」はメロディックなピアノポップの魅力を全開に。弾き語りと言えどもすべての曲のアプローチが違う、なんて個性的で表現力豊かなピアニストだろう。この歌にしてこのピアノあり。

「人の心は実際に見えるものじゃなくて、自分がそう感じ取ったものだけど、その想像と想像の思い合いでもいいかなと、思ったりします。そして、明日の天気を思うことと、人の気持ちを想像することは、近い気がしています」

本物の月と、湖や海に映る月と、二つの月があります。――『TWO MOON』に込めたいくつかのイメージの一つに触れながら、人と人との思い合いについて語る、独特でみずみずしい感覚の言葉。そのあとに歌われた「窓」の中にも、TOMOOらしい優しさと繊細な感性がたっぷりと詰まっている。「夜明けの君へ」の中に出てくる月が、その柔らかな光で夜明けに向かって走り出す恋心を後押しする。悲しい歌も希望の歌も、TOMOOの歌には確かに一つのまっすぐな道筋がある。本当を探したいと思っているまなざしが、いつもここにある。

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「人は人の光を受け取って、受け取られて、そうやって一緒に生きていくようにできているんだなと思います。そんなこと、十代の頃は考えてもいなかったけど、10年ちょっと経って気づかせてもらいました」

ラストソングは「Super Ball」。込み入ったリズムパターンを、歌いながら何なく弾きこなす姿がかっこいい。それを会場いっぱいの手拍子がしっかりサポートする。素敵な一体感に包まれたフィナーレから、鳴りやまない拍手に呼び戻されたアンコールは、ウーリッツァーで弾く「ムーンリバー」のノスタルジックなメロディに乗って。さらに、この季節にぴったりの「金木犀」の美しい調べと共に。TOMOOの歌は、特にバラード調の楽曲は、風景と感情と、匂いと音と、思い出と空想が入り混じって、色鮮やかなストーリーを作り出す。聴くたびに新鮮で、季節と共に移り変わってゆく魅力がある。

「今日は私一人でしたけど、ここから始まるツアーはまた違った形で、いろんな音が一緒になって、あらためて『TWO MOON』を届けていくツアーが始まるので、また会えるのを楽しみにしています。元気でまた会いましょう」

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最後を締めくくる「オセロ」は、手拍子のリズムが作り出す一体感と共に、名残り惜しくも明るく楽しく元気よく。12月15日の北海道から再開されるツアーは、アルバム『TWO MOON』の世界をバンドサウンドで、より深く豊かに表現する形になるはずだ。セットリストも変わるだろう。TOMOOのライブは日進月歩、ファイナル公演・1月30日のTOKYO DOME CITY HALLにたどり着く頃には、どんな景色と感情を見せてくれるだろう。この冬いっぱい、『TWO MOON』をリピートしながら、再会の時を楽しみに待とう。

取材・文=宮本英夫 撮影=Kana Tarumi

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ミュージカル『刀剣乱舞』小狐丸役や、MANKAI STAGE『A3!』高遠 丞役、ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』波風ミナト役といった人気舞台に数多く出演する俳優・北園涼が、2024年1月17日(水)に自身初となるベストアルバム『RYO KITAZONO BEST~2019-2023~』をリリースする。この度、アルバムのジャケット写真とトレーラー映像が公開となった。

今作は2019年に音楽活動を開始してから約5年の間にリリースされてきた数々の楽曲の中から、特に本人の思い入れのある12曲を収録した北園涼初のベストアルバムとなる。トレーラー映像には、今までリリースしてきたアルバムやシングル曲からリード曲を振り返るような内容になっている。

「RYO KITAZONO BEST~2019-2023~」トレーラー映像

また、ベストアルバムの発売を記念したリリースイベントの開催も決定。第1弾は12月27日(水)と28日(木)にSpace emo池袋で開催。第2弾の詳細は後日解禁される。

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中村獅童が11月13日に行われた取材会で、2023年12月3日(日)より歌舞伎座で上演される超歌舞伎 Powered by NTT『今昔饗宴千本桜』への意気込み、初お目見得となる次男・小川夏幹(なつき)への思いを語った。フォトセッションには長男・小川陽喜(はるき)と夏幹も登場し意気込みを語った。

「超歌舞伎」歌舞伎の殿堂、歌舞伎座に初登場

「超歌舞伎」のはじまりは2016年。幕張メッセで開催されたイベント「ニコニコ超会議」で誕生し、獅童とバーチャル・シンガー初音ミクとのコラボ模様はニコニコ生放送でLIVE中継もされた。今年12月、初めて歌舞伎座に登場する。

「うれしい思いが強いです。けれども歌舞伎座でやるには異質な演目でもあります。思えば今年は10月に寺島しのぶさんと歌舞伎座で共演させていただきました。12月には、初音ミクさんや女流の日本舞踊家の皆さんと共演です。賛否両論ある中でも、伝統と革新を追求していくのが中村獅童の生き方。この「超歌舞伎」を、ひとつのジャンルとして本物にしていきたい、という思いは心の中にありました」

『今昔饗宴千本桜』(左から)中村獅童、初音ミク

『今昔饗宴千本桜』(左から)中村獅童、初音ミク

「超歌舞伎」はライフワークだという。

「初音ミクさんのファンの皆さんお一人おひとりの思いがあったからこそ、歌舞伎座に繋がったと思っています。初音ミクさんのことは尊敬しています。どんどん踊りも上達されて(笑)。NTTさんのデジタル技術も進化され、『超歌舞伎』も進化しております」

上演するのは『今昔饗宴千本桜(はなくらべせんぼんざくら)』。2016年の第1回目の「超歌舞伎」で初演された作品だ。当時大ヒットしていたボカロ曲「千本桜」、歌舞伎の三大義太夫狂言のひとつ 『義経千本桜』のエッセンスが融合している。12月の歌舞伎座では、冒頭に「発端」の場を加え、中村勘九郎と中村七之助が出演する。

「勘九郎さんと七之助さんが、出る、と言ってくださったことがうれしいです。長年一緒に芝居をやってきた仲間です」

勘九郎と七之助は、自分たちが出ることにより、これまで「超歌舞伎」を支えてきた俳優たちの役が小さくなることがないように、と言っていたことを明かす。「超歌舞伎」で獅童は、世襲・門閥にとらわれず澤村國矢や中村獅一たちを大事な役に起用してきたからだ。

「世の中全体が変わっていく中、歌舞伎界も変わっていかなければいけない時だと思っています。お弟子さんたちがもっと活躍できる歌舞伎界に、という思いもある。12月のポスターでは、はじめ(第一報)から國矢さんの名前が掲載されました。一つひとつ歌舞伎界を動かしていけたら」

変えていきたいのは、歌舞伎の幕内のことだけではない。「超歌舞伎」をきっかけに、はじめて歌舞伎座に足を運ぶ人もいれば、歌舞伎座で初めて初音ミクに出会う人もいる。

『永遠花誉功』(左から)小川陽喜、中村獅童

『永遠花誉功』(左から)小川陽喜、中村獅童

「歌舞伎座の敷居が高い、と言いますがそれは(歌舞伎俳優として)僕らだけが感じればいいこと。お客さんへの敷居はどんどん取っ払っていった方がいい。歌舞伎は江戸時代は庶民の娯楽だったのですから」

獅童にとって、歌舞伎座での「超歌舞伎」はひとつの節目となるようだ。

「『超歌舞伎』を7年やってきて、自分の中で歌舞伎座はひとつのゴール地点でした。『超歌舞伎』に“第一期”というものがあるとすれば、ここでひとつのピリオドを。今までの集大成となるよう、全てをぶつける公演にしたいです。そして第2期、第3期とやれるよう我々も話し合いを重ね、より良いものをお見せできるようにしたいです」

夏幹の初お目見得を前に

会見の後半、12月公演で初お目見得となる夏幹について獅童が話を切り出した。

「あまり重たく受けとめていただきたくないのですが、我々はごく普通にどこにでもある家族として今日まで生活をしてきました。夏幹は2020年6月27日に誕生しました。生まれながらに両手の小指が欠損してるという状態です。生まれて初めて分かったことです。何となく普通にみえるように、という手術を2回重ねてまいりました。これを公表するか、しないか。どちらが正しいかは僕も分かりません。今日も家を出る前まで、妻と話し合っていました」

獅童は悲観でも楽観でもなく、覚悟は感じさせつつもフラットな空気で話をする。

獅童は悲観でも楽観でもなく、覚悟は感じさせつつもフラットな空気で話をする。

「長男の陽喜にも次男の夏幹にも、僕から『歌舞伎をやれ』と言ったことはありません。親にやれと言われても、本人が好きでなければできない仕事ですから。僕自身、親戚やいとこの舞台を見て歌舞伎に憧れて、この世界に入りました。そんな中、幸いにも陽喜はやりたいと言ってくれ、去年1月に初お目見得をさせていただきました。すると環境的に、弟の夏幹も『僕もやりたい』と」

大きくなったらなりたいものを問われて「パパ」と即答の夏幹。

大きくなったらなりたいものを問われて「パパ」と即答の夏幹。

「倅が自分と同じ道を歩みたいと言ってくれることは、純粋にうれしいです。しかし親としての葛藤がない、と言えば嘘になります。歌舞伎俳優になれば、指は隠せるものではありません。では歌舞伎俳優にするべきではないのか。“そういう子”は表に出さない方がいい、と言われた時代もあったかもしれませんが、今はそうではないと思っています。子供の気持ちを尊重し、やらせよう、となりました」

このあと抜群のタイミングでペンライトの大向う機能(「萬屋!」)を発動した陽喜。「今のいいね!兄弟愛!」と獅童も絶賛。

このあと抜群のタイミングでペンライトの大向う機能(「萬屋!」)を発動した陽喜。「今のいいね!兄弟愛!」と獅童も絶賛。

夏幹は現在3歳。子役にとって、舞台メイクを我慢できるかはハードルのひとつ。夏幹は優しい性格でママっ子で泣き虫なのだそう。

「先月お化粧をしてもらうお稽古をしました。妻が夏幹を歌舞伎座まで送ってきてくれたのですが、感染症対策で妻は楽屋に入ることができません。そこで楽屋口で夏幹を見送ったそうです。離れる時、泣いてしまうのでは……と心配したけれど颯爽と楽屋に入っていったそうです。その姿に『この子は本当に歌舞伎をやりたいんだ』と思ったと」

お化粧の稽古は無事に終わった。

「夏幹は良いところばかりなのですが、ひとつだけ欠点を挙げるなら、うれしくなると唇をペロペロ舐めてしまう癖がある。白塗りでも舐めてしまうので、口のところだけ剥げてしまうんです。もし本番の舞台で夏幹の唇が落ちていた時は『うれしかったんだな』と思っていただければ幸いです(笑)。感動的に捉えてほしいのでも、同情されたいのでもありません。普通の子役と同じように、ひとりの歌舞伎俳優として温かく見守っていただきたいです。マイノリティの方のコンプレックスもひとつの個性として受け入れられる社会になってほしい。人前に立たせていただく仕事ですから、夏幹が同じような境遇の方たちに勇気を与えられる、ひとつの光のような存在になってくれれば。そして『歌舞伎俳優になりたい』と言った夏幹には、一生懸命稽古に励み力強く生きてほしいです」

チャレンジド、かっこいいと思いました

「障がい者とかハンディキャップとかいろいろな言い方がありますが、最近海外では“チャレンジド(challenged)”という言葉が使われるそうです。かっこいいと思いました。前を見据えてチャレンジしていく精神。彼がこれから学校や舞台で、どんな思いをするのか。まだ分かりませんが家族皆で手をとり合って、前を見据えて生きていきたい、というのが僕の思いです」

「今日はどんな質問にもお答えしますが、夏幹の個性は僕ら家族にとってはもう普通のことです。このような機会は、今日を最初で最後にしたいです。インターネットがある時代、この仕事をさせていただいている以上、何も隠せません。過去のこともです。僕が“長男、次男”という言い方をすると、『お前、他にも長男がいるだろう』と言われることもあります。分かっていますよ、そんなことは。言われなくても忘れたことは1日もありません。当たり前です。そのことも陽喜、夏幹が物心ついた時に、『パパはこういう人生を歩んできた』と説明したいと思っています。包み隠すことなく、潔く生きていきたいです」

コロナ禍の緊急事態宣言下では公演の中止も続き、獅童は家族と密な時間を過ごせたと振り返る。夫婦でパラリンピックを見た時は、「スポーツと演劇でジャンルは違うけれど、夏幹も色んな人に勇気を与えてくれる人になったら」と感動したことも明かす。

「良いことだけでなく、悔しいことや悲しいこともあるのが人生です。彼には彼にしかわからない悲しみを、これから味わうのかもしれません。でも役者にとって、それは最大の武器になります。その意味で、歌舞伎界に小川夏幹というすごい強力なライバルが現れたな、と思っています。陽喜にもまだまだ追い越されたくありませんし、中村獅童の名前も、まだあげたくありません。このような場で陽喜と夏幹のことばかり聞かれると、もっと僕のことを聞いてもらいたいって思いますし(笑)」

相手が子供であろうと、ジャンケンも腕相撲も手加減なし。喧嘩になっては「妻に、いい加減にしてよと言われる」と気まずそうに笑う。夏幹は、チャレンジドの自覚はまだない。

「幼稚園や学校に行き、ほかの子との違いに自分で気づくと思うんです」

その時も、子どもだから……と話を誤魔化すつもりはない。

「皆さんにお伝えしたことをそのまま言うと思います。役者はすべてを芝居に繋げていける。これだけ便利に進化した時代の人間が、アナログな歌舞伎の世界の人を演じるのだから、今後どう伝えていくのかは課題になっていくと思っています。でも恋とか失恋とか傷ついたこととか。一つひとつ全部が芝居に出る。君には君の悲しさがあり、それが最大の武器になる。全てが芝居に繋がる。僕自身、この年になり一層実感するようになったことです。彼も、すぐには分からないかもしれません。でも、いつか分かってくれればと思います」

愛くるしいてんやわんやに対応する獅童。

愛くるしいてんやわんやに対応する獅童。

陽喜は5歳。弟についてどう受け止めているのだろうか。

「ある時、陽喜が『なっちゃん(夏幹)の手って僕となんか違うよね』と言ったんです。いろいろな人がいるんだよ。肌が白い人もいれば肌が黒い人もいる。いろんな人がいるのが世の中なんだよ、と伝えました。その1回だけ。それ以降何かを言ってくることはありません。偏見を持つことなく受け入れてくれたのだと思っています」

うっかり「紀伊国屋!」の大向うも。

うっかり「紀伊国屋!」の大向うも。

では獅童自身は、夏幹が生まれた時、何を思ったのだろうか。

「今は強いことばかり言っていますが、これから彼がどんな人生を歩んでいくのだろうかと想像して、最初はやはり泣きました。でも産んでくれた妻が泣いている時に、自分が泣いてはいけないと。だから、そこからは泣いていません。それに日々彼を見ていて、僕らが泣いてる場合じゃない、と。父親として母親として、我々夫婦を育ててくれたんじゃないかな。そのような日々の積み重ねで今回の公表に至りました」

兄弟仲良く助け合って

夏幹は、日常生活に支障はないという。

「お箸も器用に使いますしボールも投げられます。ストライダーという足で地面をキックして進む乗り物なんか本当にうまくて。長男の陽喜は、『俺を見てくれ!』というタイプ。僕にもそういうところがあります。役者をやる上で大切なものですが、夏幹はそのタイプではないようです。優しい子です。陽喜は、歌舞伎とヒーロー物以外にはあまり興味がないようですが、夏幹は乗り物にも興味があったりして。そして歌舞伎が好きで、兄弟で毎日立廻りごっこをしています」

「日々笑いっぱなしで、昨日の夜も」と獅童は続ける。

「2人はいつも、夜の入浴前に立廻りごっこを始めるんです。僕は音響担当で、古典的な音楽を流すときもあればヒーローのテーマソングを流す時も。昨日は布袋寅泰さんの『スリル』でした。夏幹は“Baby、Baby、Baby”のリズムで服を一枚ずつ脱いでいって。僕も若い頃はロックを聞くと脱ぎがちでした。その血をひいているのかもしれません(笑)」

陽喜も夏幹も「超歌舞伎」の映像を見て歌舞伎が好きになった、と言っても過言ではないという。新作歌舞伎『あらしのよるに』も観ている。獅童が絵本を題材に作った、オオカミとヤギが親友になる物語だ。

「『あらしのよるに』には、“自分らしく生きていれば、必ずそれを信じてくれる友達ができる”という台詞があります。夏幹と境遇が重なる台詞もあって。でも陽喜と夏幹に『あらしのよるに』をやるとしたら、どの役をやりたいか聞いたところ、ふたりともガブ(オオカミ)だと言うんです。どちらがガブをやるのか、をきっかけに兄弟仲が悪くなったらどうしよう。心配になりますよね(笑)。『兄弟仲良く助け合って』と遺言のように言い続けたいです!」

12月、夏幹は大人顔負けの「良いとこどり」、見せ場が詰まった役で初お目見得になるという。

「楽しみといいますか……癪にさわってしょうがないです(笑)。子役はあまり隈取とかしませんし、僕は子役の頃に立廻りなんてできませんでした。陽喜と夏幹は、子ども時代に憧れるような演出をバンバンやりますから。いいな、ずるいなと思いますね」

陽喜、夏幹、各々のペースで立廻りを披露。

陽喜、夏幹、各々のペースで立廻りを披露。

兄の陽喜は、2022年1月の歌舞伎座での初お目見得だった。

「陽喜は毎日舞台に出ました。1日だけ顔(化粧)も衣裳も仕度を終えて、あとは出るだけという時に泣きっぱなしの日があったんです。彼は眉毛の角度がいつもと違うことに納得がいかったそうです(笑)。夏幹は、ちょっと泣き虫なところがあります。心配もありますが、最後までやり遂げてほしい。やってくれると思います」

獅童、陽喜、夏幹が出演、12月の歌舞伎座

会見の終盤、記者から病名・診断名を確認するやりとりもあった。

「申し訳ないのですが、病名を覚える気がなくて。産まれた時に、赤ん坊の全身を確認したお医者さんから、小指がありません、と言われたそうです。それ以降、病名で話をすることもなかったので。このような場では、パネルを出し『先天性何とか何とかという病気です』とやるのが普通だったのかもしれません。でも活字にすると重病であるかのようなイメージになる気もします。皆さんは、『指が普通の人と比べると足りない』という言い方も遠慮されますよね。でもうちの子に限って言えば、そのニュアンスでいいんです。よそ様の子には決して言いませんし、夏幹のことを軽々しく言うつもりもありませんが、難しい話ではなく、ただ指が普通の人より2本足らない。それが僕ら家族の捉え方です」

その上で、「でも皆さんが報道する時に(病名が)必要なんですよね? 何かよい呼び方を考えてくれませんか? このまま皆で飲みにいって、朝まで話し合いませんか?」とユーモアを交えて場を明るくした。

「今回公表しなかったとしても、いつか『あれ? あの子はもしかしたら……いやいや』と気をつかう。社会ってそういうものだと思います。ただ指が普通の人に比べると足りないだけ、そういう個性と見てくれる世の中になってほしいです。簡単になるとは思っていません。ならないでしょう。でも僕らが生きてる限り、少しでも世の中を変えていけたら。今日は皆さんにお伝えできて、僕はすっきりしています。明日からまた頑張ろうと思いました。家族ってありがたいなと思います」

スターの風格の陽喜。

スターの風格の陽喜。

履物を脱ぐ夏幹。

履物を脱ぐ夏幹。

獅童、陽喜、夏幹が出演する、歌舞伎座新開場十周年『十二月大歌舞伎』は12月3日(日)から26日(火)まで。

取材・文・撮影=塚田史香

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片桐はいりが、安藤玉恵とのWキャストで一人芝居に挑む。作品は、2024年2月にKAAT神奈川芸術劇場で上演される『スプーンフェイス・スタインバーグ』(作:リー・ホール 翻訳:常田景子 演出:小山ゆうな)。もとは、ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』などの脚本で知られる英国の劇作家リー・ホールが書いたラジオドラマで、97年に放送されると大きな反響を呼び、テレビドラマ化に次いで舞台化もされたものだ。主人公は、スプーンのように丸い顔からスプーンフェイスと名付けられた自閉症の少女。7歳にして癌に侵され、死を目前にした彼女は、オペラのアリアとともに人生を振り返り、命の輝きや愛、生きる意味や死について考えを巡らせる……。さて片桐は、近年活躍目覚ましい小山ゆうなの演出のもと、この澄んだ瞳と豊かな心を持った少女の、時にユーモラスでもあるモノローグを、どう立ち上げていくのだろう? 片桐に話を聞いた。

片桐はいり

片桐はいり

――この作品のオファーが舞い込んだのは、片桐さんがある取材で「セリフがすごく多い役と病気で苦しむ役はやらないことにしています」と話された翌日のことだったと、リリースで読んだのですが。

その通りです。「こんなことって、ある?」って、笑っちゃいましたよ(笑)。そう言いながらも台本を一応読んでみたんですけど、やっぱり「無理、無理」としか思えなくて。でも、試しに声に出して読んでみたら、楽しかったんです。もちろん辛い気持ちにもなるんですけど、この楽しく語れたモノローグを、人前で言ってみたいような気持ちになってしまって。

――確かに、内容は悲しく切ないのに、美しくて、不思議と暗い印象が残らない作品です。2010年のパルコ劇場でのリーディング公演(演出:長塚圭史、出演:麻生久美子)では、主人公がたまらなく愛しくなりました。片桐さんは、いつも台本を声に出して読まれているのですか?

いえ、普段はやっていません。今回そうしたのは、もしかしたら、覚えられるのかな?という気持ちがあったからかもしれないです。この作品をきっかけに、「台本は声に出して読んでみないとわからないものだな」と思うようにはなりましたね。ただ、セリフを覚えなきゃという段階に入った今は、また違う意味で台本を遠ざけたい気持ちになってます(笑)。ここからさらに人前で演じる段階になったら、また違った心持ちになるんでしょうね。セリフを言って40年になるんですけど、そんなことにも初めて気がつきました。

――安藤さんも一緒に、すでに2回本読み稽古をされているとのこと。演出家の小山さんの印象はいかがですか?

ご一緒するのは今回が初めてなんですが、ディスカッションができそうな方だなと感じたので、こうもできるんじゃないですか、ああもできますよねというふうに、思いついたことを色々提案させてもらいました。私が言うことを、まず全部ちゃんと聞いてくださるのがありがたいですね。翻訳の常田(景子)さんにも、色々ご相談できたらなと思っています。というのも最近、語尾って重要だなと感じていて。

――何かきっかけがあったのですか?

LGBTQの人が主人公の映画があって、それが面白かったので配信が始まってから、もう一度観てみたんですよ。そしたら、映画館で観た時は女性の言葉だった主人公の字幕が、すべて男言葉になっていたんです。たとえば、「あの人がこっちを見てるわよ」が、「あいつが見てるぜ」になっているというふうに。字幕が変わったことで、逆にしっくりくる場面もあったんですけど、翻訳でこうも印象が変わるんだ!とびっくりしました。

――それはびっくりです。今回の『スプーン~』は、上演形態としては、台本を持たずに演じる一人芝居になるわけですよね?

そう聞いています。ただ、台本を丸々覚えなくてもやれる方法はいくらでもあるので、小山さんにはそういったアイディアも色々お話ししました。別に、セリフを覚えたくないわけではないんですよ。俳優にとってセリフを覚えることは、みんなが税金を払うのと同じように、やって当たり前のことなので。だから終演後、お客さんから「よくあんなにセリフを覚えたわね」なんて言われると、「税金払って偉いね」って言われているみたいで、嫌になっちゃう(苦笑)。それがメインの仕事ではないし、そもそも私は、セリフで伝えられるものはそんなに多くないと思っているんです。

――そんな片桐さんが、この独白劇に惹かれたポイントは何だったんでしょう?

それは自分でも思いますね。このたくさんしゃべる作品を、なんでやるんだろう?と(笑)。でも逆に言えば、これがやれたら、自分にとっていちばん嫌なことがこの世からなくなるわけじゃないですか。それはすごいことだなと思います。考えてみれば、2001年に『ゴドーを待ちながら』(演出:佐藤信、出演:石橋蓮司、柄本明ほか)をやった時もそうでしたね。最初は、絶対に引き受けないつもりだったのに、これを乗り越えられたら、たぶんもう怖いものはないだろうなと思って(笑)。それでなんとか乗り切ったから、今がある。あと、今回で言えば、できる条件が揃っていたというのもポイントだと思います。

――できる条件とは?

去年は初舞台からちょうど40周年だったんですけど、膝を痛めて、舞台は野外劇『嵐が丘』(構成・演出・振付:小野寺修二)に出ただけだったんです。それも、万が一動けなくなった時でも何とかできる設定にしてもらって。お陰で、「40周年なのに、どこの劇場にも立てないのか」「地面からやり直すってことだなぁ」みたいなことを冗談で言いながら、なんとか乗り切れたんですけど、これがすごく楽しかったんですよ。芝居云々よりも、観る気のない街の人に「ギャー!」とか言うのが楽しくて、「これがいちばん血が沸くんだわ」みたいな気持ちになりました(笑)。

――池袋西口の会場の周りを開演前から手押し車で徘徊して、街の人を巻き込んでいく片桐さん、さすがでした。

ある意味、あれで原点に帰らせてもらったところがありました。それで、また街なかで何かやりたいなぁと思っていたら、『嵐が丘』を観た森山未來くんが、神戸のアートプロジェクトの一環として上演する岡田利規さんの“喫茶店演劇”に声をかけてくれたんです。池袋で初演した、女の人が喫茶店にやってきて、窓辺で一人ブツブツ言いながら机の上で宇宙の創世を表現する30分くらいの一人芝居を、神戸の人たちにタダで観てもらうという企画で、聞いた瞬間、「一人で座ってやれるの? これはもう、やるしかない!」と運命を感じました。それで、本当にゲリラみたいなお芝居を喫茶店でやったら、これがまた楽しくて。その一人芝居ができたから、今回もやってみる気になれたんだと思います。

――そんな流れがあったわけですね。きっと今回も楽しく乗り越えられるように思います。安藤玉恵さんという心強い同士と一緒ですし。

そこはやっぱり大きいですね。小山さんは、最初からWキャストでやりたいとおっしゃっていたらしくて、私がお話をいただいた時には、すでに安藤さんが決まっていたんです。それがまず頼もしかった! それに、膝に不安を抱えている私に何かあった時は、安藤さんに代わってもらうこともできるだろうし(笑)、これはもう、私がやれるように道ができているなと。

安藤玉恵

安藤玉恵

――それぞれに面白くなるだろうなという絶妙なキャスティングで、両バージョン観たくなります。

どちらがA面B面とかではない感じですよね。面白さの質も違うと思うし。もう一つ、私が今回惹かれたのは、KAATさんのほうから、今回の公演が上手くいったら、劇場じゃないところでもやれるようなレパートリーにしていきたいという話を聞いたことなんです。もちろん、やってみないことにはわかりませんけど、街なかに出て行けるかもしれないというのは、かなり嬉しい部分ですね。

――それはまた楽しみですね。片桐さんの一人芝居といえば、やはり『片桐はいり一人芝居 ベンチャーズの夜』(作・演出:岩松了)。奇しくも来年は、その初演からちょうど30年です。

そうか、初演は94年ですもんね。そういえば『ベンチャーズ~』で全国を回っていた頃、ある俳優さんに「一人芝居やって、何が楽しいの? 終わった後に、誰かと飲みにも行けないでしょ」って、すごく言われたんです。岩松さんの芝居に出られるというので引き受けたら、それが一人芝居だっただけで、私としては、別に一人芝居がやりたかったわけでも、楽しくてやってたわけでもないんですけどね。その時に改めて思ったんです。「一人芝居だからって、一人でできるものじゃないんですよ」って。それはもちろん、演出家やスタッフがいるという当たり前の話じゃなく、お客さんと作るものなんですよね。

――なるほど。

乗せるも殺すも、お客さん次第。その日その場のお客さんのムードで、ほぼ決まっちゃうんです。あの作品をやった後、しばらく、お芝居を観に行くのが怖くなりましたもん。「私もこの芝居を作っている一員なんだ」と思うと、客席にいてもちょっと緊張しちゃって(笑)。今回も色々な意味で「一人芝居だからって、一人でできるものじゃないんですよ」っていうのを、確認することになるんだろうなと思います。たくさんの方に、一緒に作っていただけたら嬉しいですね。

取材・構成・文/岡崎 香

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電子コミックサービス「LINEマンガ」連載中のオリジナル作品原作で、SIU(シウ)による漫画作品が原作のTVアニメ『神之塔-Tower of God-』の第2期が2024年7月から放送されることがわかった。これはアメリカ・ニューヨークで開催されている「アニメニューヨークシティ(ANYC)」でスペシャルムービーとともに発表された。原作でも人気の「王子の帰還」「工房戦」が描かれる。あわせて第2期のティザービジュアルも公開された。

『神之塔』は、“頂上へ到達すると欲しいものが何でも手に入る”と言われる「神之塔」へと向かった少女・ラヘルを追いかけ、塔に飛び込んだ主人公の少年・夜(よる)が、数々の試練に挑戦し、塔に隠された秘密に迫っていく様子を描いた冒険ファンタジー作品。

アニメ第1期は2020年4月より放送されており、その後2023年7月にスタートしたアプリゲーム『神之塔:NEW WORLD』も人気を博している。

アニメ第2期第1話から描かれる「王子の帰還」は、夜達が塔の2階で最終試験を終えてから6年後の世界。選別者にとって狭き門である20階には、何度脱落しても「塔の王になる」と挑戦を続ける男・王野成(おうじなる)がいた。莫大な受験料のために借金を抱える王野は、最後のチャンスとして再び試験に挑戦し、そこで圧倒的な強さを持つ謎めいた長髪の男・ビオレと出会うところから始まる。

放送情報など作品情報の詳細は、後日公式サイトや作品公式X(旧Twitter)などで発表される予定とのこと。嬉しい人気作の2期放送、さらなる情報を待ちたい。

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11月21日にZepp Shinjukuで行われる、T.K.H.R.NIWのレーベルやマネージメントなど制作業務20周年記念イベント『Never Ending Homies T.K.H.R.NIW 20th anniv.feat.2001.01.26』のDJの追加出演者が発表となった。

SCAFULL KINGとDOPING PANDAの22年振りの2マンライブとなる同イベント。今回発表となったDJは、当日のイベントTEEのデザインを担当した松田”CHABE”岳二、今回のイベントロゴを手掛けたTaichi Furukawa、さらにTKHRNIW本人も会場を盛り上げる。なお、チケットはイープラス他にて販売中。

松田”CHABE”岳二

松田”CHABE”岳二

Taichi Furukawa

Taichi Furukawa

そして、20周年を締めくくる12月24日新代田 FEVERにて行われるASPARAGUS、FRONTIER BACKYARD、the band apart出演イベントのチケットは、本日・11月18日(土)より一般発売が開始となった。

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2024年1月から放送されるTVアニメ『異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。』のSizukによるオープニング主題歌「Cotton Days」 楽曲入り新PVが解禁された。

『異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。』は原作:向日葵、漫画:高上優里子による漫画作品のアニメ化。過労死してしまった秋津みどりは、<人間以外の生物に好かれる>という特別なスキルを神様から与えられ、スペック高い貴族の末娘ネフェルティマ・オスフェ、通称、ネマ(3歳)として異世界へ転生。そこでは、もふもふな生き物たちには愛され、「もふもふ」「なでなで」で癒されつつ、ネマは人類存続(?)のために奮闘する、というストーリー。

新PVでは過労死したOLの秋津みどりが貴族の娘ネマ(3歳)に転生し、彼女にとっての究極の癒し“もふもふなでなで”を存分に堪能する姿がSizukによるアップテンポなOP主題歌「Cotton Days」にのり展開されている。

またPV映像の解禁に併せ、追加キャストも発表された。ネマの父親役に古谷徹、秋津みどりの願いを叶える神様役に三木眞一郎、ラルフ役に梅田修一朗、ラース役に武虎、ヴィルヘルト役に大河元気、ソル役に乃村健次、森鬼役に前野智昭が務めることが発表された。各キャストからのコメントも届いている。

◆ラルフ CV:梅田修一朗

ラルフ CV:梅田修一朗 (c)向日葵・高上優里子/双葉社・もふなで製作委員会

ラルフ CV:梅田修一朗 (c)向日葵・高上優里子/双葉社・もふなで製作委員会

<梅田修一朗コメント>
Q1:原作を読んでの感想
異世界転生するときに、神様にひとつ能力を授けよう……と問われて思い浮かべるのは戦闘に役立ちそうなチート能力が多いと思うのですが、「もふもふしたい!」と答えるのはなかなか新鮮で面白いなあ……!と思いました。物語が進むたびに魅力的ないきものがたくさん登場して、もれなくみんなと仲良くなってもふもふなでなでするネマが羨ましくなります。

Q2:ご自身の役柄について
綺麗でやわらかさのある顔立ち、そして眼差しにあらわれている通り、とってもやさしい男の子です。また同時に厳しさと強さを持っていて、そのしっかりとした芯があるからこその優しさ……それがラルフの魅力だと思います。強くて優しいお兄ちゃんが治癒魔法使いなところ、グッときます!

Q3:ファンに向けて一言
動物が好きで日々のもふもふが足りていないなあと感じているひとも、異世界のファンタジーな雰囲気が好きなひとも、ネマと一緒にわくわくして、癒やされて、ドキドキして……たくさん楽しんでもらえたらと思います!どうぞよろしくお願いします!

◆デール CV:古谷徹

デール CV:古谷徹 (c)向日葵・高上優里子/双葉社・もふなで製作委員会

デール CV:古谷徹 (c)向日葵・高上優里子/双葉社・もふなで製作委員会

<古谷徹コメント>
Q1:原作を読んでの感想
向日葵先生の小説版をまず読んで、異世界では可愛い幼児の主人公ネマが、実はとても今風のアラサー女子で、そのリアルな心の声とのギャップが面白くて、すっかりハマってしまい、アフレコ前にコミックスを全巻揃えました。

Q2:ご自身の役柄について
デールラントはネマにはデレデレで優しい父親ですが、一国の宰相として国王の補佐を務めるほど地位の高い実力者でもあり、魔法も使えていわゆる“かっこかわいい”魅力的な大人のキャラクターです。

Q3:ファンに向けて一言
ゲーム以外のファンタジー作品にはあまり出演したことがなくて、決まった時はとても嬉しかったです。コミカルなシーンもたくさんあってアドリブを考えたり、毎回のアフレコが楽しみでした。主人公のネマや異世界の動物たちに癒される素敵な作品です。

◆ラース CV:武虎

ラース CV:武虎 (c)向日葵・高上優里子/双葉社・もふなで製作委員会

ラース CV:武虎 (c)向日葵・高上優里子/双葉社・もふなで製作委員会

<武虎コメント>
Q1:原作を読んでの感想
漫画を拝見してすぐに「ネマがくるっくるのおめめで、かわいすぎる!」って思いました。そして「ネマのモノローグとセリフの言葉のギャップ」がツボでした(笑)全体に漂うキラキラ感を大事にしたいと思いました。

Q2:ご自身の役柄について
演じさせて頂いたラースのおめめもクリンクリンですが、これはネマの眼を通したキラキラ感でもあるのでどこまで可愛く、そして頼もしく表現するのかが大きな課題でした。

Q3:ファンに向けて一言
もふもふしたいですよね~!なでなでしたいですよね~!ネマのような能力は「わたしもそんな力が欲しい!」って思いますよね。そして、ネマの保護者になったような気分でこの世界を楽しんでもらえたらと思います♪

◆ヴィルヘルト CV:大河元気

ヴィルヘルト CV:大河元気 (c)向日葵・高上優里子/双葉社・もふなで製作委員会

ヴィルヘルト CV:大河元気 (c)向日葵・高上優里子/双葉社・もふなで製作委員会

<大河元気コメント>
Q1:原作を読んでの感想
もふもふ達もかわいいのですが、ネマが大変かわいいです。仕草も発言も、何もかもが全部かわいいです。だからこそ、心配になったり、応援したくなったり……。

Q2:ご自身の役柄について
ネマには様々な場面で鬼畜と言われていますが、そう言われてしまう仕草ひとつひとつに愛情のある人物だと思っています。

Q3:ファンに向けて一言
ヴィを演じる上で、沢山悩み、沢山考えてマイク前に立ちました。皆様の愛された作品がアニメになり、どう動くのか……楽しんでいただけたら幸いです。お楽しみに!

◆神様 CV:三木眞一郎

神様 CV:三木眞一郎 (c)向日葵・高上優里子/双葉社・もふなで製作委員会

神様 CV:三木眞一郎 (c)向日葵・高上優里子/双葉社・もふなで製作委員会

<三木眞一郎コメント>
物語のきっかけになります、神様の声をやらせていただきました。一見願いを叶えたつもりで、実は投げっぱなしなのでは?とも思いますが、さて、コレからどんな展開が待っているのでしょうか!皆さまと一緒に、楽しみたいと思います!

◆ソル CV:乃村健次

ソル CV:乃村健次 (c)向日葵・高上優里子/双葉社・もふなで製作委員会

ソル CV:乃村健次 (c)向日葵・高上優里子/双葉社・もふなで製作委員会

<乃村健次コメント>
Q1:原作を読んでの感想
ファンタジーの世界で、自然界の摂理を描いていて、人間にとって大切なものは何かを教えてくれる物語になっています。神様から受けた任務、これにはとっても深い何かが隠れているのでは?と思ってしまいました。

Q2:ご自身の役柄について
ソルという炎竜で、ネマが困った時に助けます。これは親、いや、おじいちゃんのような気持ちなんですかね〜。ソル自体は、見識も高く世界を見守っているような役。とてもやり甲斐がありました。

Q3:ファンに向けて一言
心がほんわかしますよ〜!それだけじゃなく、何か心に響くものがあります。それが何なのか、是非皆さんが放送を観て確かめて下さい!お子さんにも観て欲しい作品です。ご期待ください!

◆森鬼 CV:前野智昭

森鬼 CV:前野智昭 (c)向日葵・高上優里子/双葉社・もふなで製作委員会

森鬼 CV:前野智昭 (c)向日葵・高上優里子/双葉社・もふなで製作委員会

<前野智昭コメント>
Q1:原作を読んでの感想
作品のタイトル通り色々な生物と触れ合っていくお話なのですが、主人公であるネマのひたむきな姿や、心温まるストーリーでありながら、種族が生きていく為の難しさや、命の尊さ等も鮮明に描写されており、今ある命を大切に愛でていかねばと改めて考えさせられると共に、自分も色んな動物ともふもふしたいと思いました。

Q2:ご自身の役柄について
多くを望むのではなく、ただ森に必要とされる存在でありたいと願う、心優しいホブゴブリンのリーダーです。ひょんな事からネマに同行する事になるのですが、その先々でも様々な活躍を見せてくれます。口数は多いタイプではないですが、確かな行動力と、周りに圧倒的な安心感をもたらす、とても頼りになるキャラクターです。

Q3:ファンに向けて一言
ひたむきなネマの一喜一憂する姿に、毎話とても共感して頂けると思います。ネマを取り巻く周囲の人間関係も非常に面白いですし、個性的なキャラクター達が多く登場しますので、ぜひ原作と共にアニメ版も楽しんで頂ければと思います。よろしくお願いします。

 

Sizuk「Cotton Days」ジャケット イラスト:森倉円 (c)向日葵・高上優里子/双葉社・もふなで製作委員会

Sizuk「Cotton Days」ジャケット イラスト:森倉円 (c)向日葵・高上優里子/双葉社・もふなで製作委員会

さらに、Sizukの公式Youtubeチャンネルでは、本作のOP主題歌「Cotton Days」1コーラス試聴動画がアップされている。試聴動画ではジャケットイラストも公開。森倉円によって描かれたネマと白虎のイラストをぜひ楽曲とあわせて楽しみたい。

豪華キャストが揃ったTVアニメ『異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。』のさらなる情報を待ちたい。

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2016年の日本初演から “劇場で楽しむクリスマス”として、渋谷の冬の風物詩となった『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド』。NY屈指の劇場「ラジオシティ・ミュージックホール」で、80年以上にわたり親しまれているNYの冬の定番ショー「ラジオシティー・クリスマス・スペクタキュラ―」に続く、スペシャルなクリスマスショーが今年も開催される。

ただ、2016年の日本初演から続く演出バージョンでの上演は、今年で見納めとなるようだ。今回、SPICE編集部は本公演の応援サポーターに就任した本田望結にインタビュー。これまでの公演を振り返ってもらいつつ、本公演への期待を聞いた。

『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド 2023』

『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド 2023』

ーー2016年の日本初演から続く演出バージョンでの上演は、今年で見納め。改めて応援サポーターに就任したお気持ちと、この作品の魅力について教えてください。

私は日本初演のときから参加させていただいているので、この演出が今年で見納めというのは正直、寂しい気持ちです。でも、毎年観に来てくれていた人はもちろんですけど、「あ、終わっちゃうんだ。観に行こう」と思う方もきっといるはず。皆さんにショーを楽しんでほしいですね。

海外だとクリスマスはお家で過ごすのではなく、お出かけをしてショーを楽しむ文化が浸透しているらしいのですが、日本だとあまりイメージがないんですよね。クリスマスショーの文化を広めるための公演でもあると思うし、他にもあまりやっているところはないので、ぜひこのショーを通してクリスマスの新しい過ごし方に出会ってほしいなと思っています。

ーー特に印象深い曲や大好きな場面は?

サンタさんが登場するシーンですね。ポスターにもなっているので「サンタさんに会えるかも!」とワクワクしながら会場にいらっしゃる方がたくさんいると思いますが、想像以上にサンタさんが機敏に踊るんです(笑)。私も初めて観たときに「サンタさんって、こんなに踊るの?!」とびっくりしたことを覚えています。

日本初演のときは私も小学生で幼かったけれど、大人になった今でもやっぱりサンタさんに会えると思うとワクワクする。きっと多くの方が同じ気持ちだと思うので、ぜひサンタさんに会いに来てください! 私の言葉を聞いて「サンタさん踊るんだ〜」と想像していらっしゃるかもしれませんが、その想像をはるかに超えて踊りますから、初めてご覧になる方はぜひ期待していてほしいですね。

ーーそのほか、これまで関わられた公演で印象に残っているエピソードを教えてください。

以前、スケーターとして出演させてもらっていたときに、ダンサーやシンガーの皆さんとたくさん交流したことが印象に残っています。大人しそうに見えていた方が「Hey!」と気さくに話かけてくださったり、舞台上ではパワフルな動きをされていた方にお会いすると意外と小柄だったり……! 海外のキャスト・スタッフに囲まれながら「ここは本当に渋谷?」と思うこともしばしばありましたが(笑)、お客様だけではなく、いち出演者の私をも楽しませようとする皆さんの人柄がこのショーの素晴らしさにつながっているのだなと思いました。近くにいる1人を楽しませられないんだったら、たくさんのお客様を楽しませられないーーそんな感覚でいらっしゃるんだと思います。その考え方や思いは、フィギュアスケーターとしても、お芝居をしている女優さんとしても、すごく素敵だなと思っていました。

ーー毎年テーマやお衣装、振付を考えていらっしゃいましたよね。毎年変化をつけるのは大変だったと思いますが、どんなことを大切にしながら創作にあたっていたのですか?

年によって曲が指定されるときと指定されないときがありましたが、衣装と振付に関しては一貫して自分で考えていました。……大切にしたのは、目立たないようにという意識です。『クリスマスワンダーランド』は一つの物語ですから、演出家の方がオープニングからフィナーレまでをどう盛り上げるか考えていらっしゃいます。その中で振付師さんが特につかない私がパッと現れて踊る……その雰囲気を壊してしまう可能性もあるので、 いかにこのショーに馴染めるか、目立たないようにするか。そこを1番に考えていました。

本田望結(c)Tomoko Hidaki

本田望結(c)Tomoko Hidaki

ーーアイスリンクではない舞台上で滑るのはやはり大変だったのでは?

そうですね。樹脂のリンクは、オイルが塗ってある板の上を滑るだけなので、新しいスポーツをやっているような感覚でした。フィギュアスケートというより、バレエをしているような感覚。でも、フィギュアスケートに見えなくてはいけないので、それはすごく苦戦しました。

少し滑るだけでスケート靴の刃も傷つくので、毎回研磨の作業をしなければなりません。自分が試合で使っている靴は絶対に使えないので、姉が昔履いていた靴を借りて、樹脂用の靴として履いていました。氷上で滑っているときは転倒の心配はありませんでしたが、樹脂のリンクは気を抜いていると本当にころんでしまう。自分の振付なので振付を忘れたり、間違えたりしてもお客様は気づかないと思うんですけど、やはりころんでしまうとショー全体に影響が及ぶので、絶対に転んではいけないとたくさん練習をしました。

ーー出演者として特に印象に残っている公演は?

2019年の公演では、シンガーさんの生歌に合わせて滑らせてもらったんです。それまでは音源に合わせて滑るだけだったのですが、生歌に合わせて滑れるなんて! フィギュアスケーターとしての夢が叶った公演でした。

ーー今回は出演されませんが、逆にいうと一歩引いて、落ち着いて公演を観られるのでは?

どうでしょうね。でも確かに、出演させてもらっていたときは、客席で観るという経験が一度もなかったので……今年もしかしたらそのチャンスがあるかもしれません。

ーー改めて本田さんにとってこの『クリスマスワンダーランド』という作品はどんな作品ですか?

私自身もクリスマスといえば『クリスマスワンダーランド』と思えるぐらいにこの作品に携ってきました。去年、コロナ禍が明けて再び開催されると聞いたときも嬉しかったですし、今年は、再び自分が携わることができて、もっと嬉しかったです。

この演出は見納めになるので、私も気合を入れて応援サポーターとして役割を果たしたいなと思っています。出演していた過去があるからこそ「この公演が好き」という気持ちや作品の魅力、舞台の裏側をたくさん伝えていきたいです。

ーーところで今年はサンタさんからどんなプレゼントをもらいたいですか?

高校卒業しちゃったけど、来てくれるかな〜(笑)。もしもらえるなら……食器が欲しいです。この春から1人暮らしを始めて、食器を集めるのがすごく好きになりました! あんまり食器の系統を揃えず、いろいろな種類を楽しんでいます。和風のものもあれば、洋風のものもあって……私が持っていなさそうな食器をお願いします!

本田望結(c)Tomoko Hidaki

本田望結(c)Tomoko Hidaki

ーーすっかり冬の風物詩となった『クリスマスワンダーランド』。このショーで観劇納めという方も多いと思います。本田さんとしてはこの一年はどんな一年でしたか?また、来年はどんな一年にしたいですか?

今年の大きな変化は1人暮らしを始めたことなのですが、実はあんまり楽しめていなくて。家事全般も食器選びも大好きなんですけど、1人であることが少しさみしい。というのも、もともと7人家族で7匹の犬がいる環境で育ったので、自分が音を出さない限り部屋に音がない状況がなかなか辛いです。でも1人の時間があるからこそ、家族のありがたみを感じる一年でした。家族のことが大好きだなと改めて感じました。

コロナ禍が少しずつ明けてきて、新しいことにチャレンジしたいという気持ちが復活してきていているので、来年はいろいろなことに挑戦して、どんどん失敗して、その失敗を次に生かしていくような年にしたいです!

ーー最後に本公演をお客様にはどんな風に楽しんでもらいたいですか?

もうなんでもありだと思います! サンタさんの格好をしてきてくれる小さなお子様や大人がいてもいいし、 拍手などで一緒に盛り上がっても、おとなしく見ていても……自分なりの楽しみ方ができるんです。席も真ん中の席だと「お、やった!」と思いがちですが、サイドの通路をサンタさんが歩いてきてくれたりもするので、どこにいても楽しめる。それから、予習があってもなくても楽しめますので、何の不安もなく来てほしいですね。劇場でお待ちしています!

取材・文=五月女菜穂

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映画『カラオケ行こ!』が2024年1月12日(金)に公開されることが決定。あわせて、本予告編とポスタービジュアルが解禁された。

『カラオケ行こ!』は、和山やま氏の同名漫画(ビームコミックス/KADOKAWA刊)を実写映画化したもの。原作は、合唱部部長の中学3年生が突然ヤクザにカラオケに誘われ、歌の指導を頼まれる物語を描き、『マンガ大賞2021』第3位などにランクインした作品だ。

絶対に歌がうまくならなければならないヤクザ・成田狂児役で、『最後まで行く』『ヤクザと家族 The Family』などの綾野剛が主演。思春期に悩める合唱部部長の中学生・岡聡実をオーディションで選ばれた齋藤潤が演じている。また、キャストには、芳根京子 橋本じゅん、やべきょうすけ、吉永秀平、チャンス大城、RED RICE(湘南乃風)、八木美樹、後聖人、井澤徹、岡部ひろき 米村亮太朗、坂井真紀、宮崎吐夢、ヒコロヒー、加藤雅也、北村一輝らが名を連ねている。メガホンをとったのは、映画『オーバー・フェンス』などの山下敦弘監督。ドラマ『MIU404』やアニメーション映画『犬王』などの野木亜紀子氏が脚本を手掛けている。

合唱部部長の岡聡実はヤクザの成田狂児に突然カラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないというのだ。狂児の勝負曲はX JAPANの「紅」。聡実は、狂児に嫌々ながらも歌唱指導を行うことに。そんな二人がカラオケを通じて少しずつ打ち解けてきた頃、“ある事件”が起きてしまう。

 
 

解禁された本予告映像では、カラオケに悩めるヤクザ・成田狂児と歌の先生として彼を指導する中学生・岡聡実の関係が変わっていく様子が明らかに。思春期を迎え変声期の悩みを抱える聡実は、行き場のない思いを狂児にぶつけてしまう。そんな中、2人の日常を変えるきっかけとなる“ある事件”が起きるのだった。

また、本作の主題歌をLittle Glee Monsterが担当していることも明らかに。Little Glee Monsterは、X JAPANの「紅」を主題歌としてカバー。『第76回全日本合唱コンクール』で金賞・文部科学大臣賞を受賞した強豪校・府中市立府中第四中学校の合唱部総勢90名とともに、同曲を合唱アレンジで歌い上げている。

Little Glee MonsterのMAYUは、「まさかリトグリ人生で『紅』をカバーさせていただく日が来るとは思いもしなかったです、、!自分たちの強みだと思っている“コーラス”をつけて、誰もが知る『紅』とはひと味違う、リトグリらしさも加えられた、すごく斬新な1曲をお届けできるのではないかなと思っています!」とコメントしている。

『カラオケ行こ!』は2024年1月12日(金)全国公開。

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