150社・7万点以上の文具が集結 過去最大規模で開催される『文具女子博2023』文具ラインナップ&イベント情報を公開
- 2023.11.22
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12月14日(木)から17日(日)までの4日間にわたり、神奈川・パシフィコ横浜 展示ホールDで開催される『文具女子博2023』から、文具ラインナップやイベントなどの詳細情報が公開された。
『文具女子博』は、日本最大級の“文具の祭典”。老舗の文具メーカーや気鋭の新しいメーカー、オリジナル商品が充実した文具店などが一堂に会する文具の即売イベント。来場者は直接文具を見て、触れて、その場でお気に入りのアイテムを購入できる。今年で7年目を迎える同イベントの累計来場者数は、これまでに40万人を超えている。会場では、テーマに合わせた限定イベントやオリジナルグッズが用意されるほか、人気の文具メーカーや作家のアイテムも多数出品される。
『文具女子博2023』は、「Welcome!文具ティーパーティー」をテーマに、昨年2022年までの1.5倍以上の広さを誇るみなとみらい・パシフィコ横浜で開催。出店者数は過去最多の150社を予定しており、会場には筆記具やマスキングテープ、スタンプ、ノート、万年筆用インクなど、7万点以上の文具が集結するとのこと。
文具ラインナップのひとつとして発表された「マルマン×サンビー コラボセット」は、マルマンとサンビーが初コラボを果たしたアイテム。マルマンのスケッチブックバインダーと、サンビーのミニスタンプがセットで販売される。バインダーには、サンビーで人気のごきげんとりスタンプ・サンビーぼうやを箔押し(全3種)。
「マスキングテープボックスセット」WORLD CRAFT 税込 1,650 円
WORLD CRAFTの「マスキングテープボックスセット」は、2種類のボックスと6種類のマスキングテープの中から自分の好きなものを選んで作るオリジナルのボックスセット。ひとり1点限り購入可能なアイテムだ。
クツワ株式会社の「ハサルラ定規」は、クリップではさんで携帯できるアルミ定規。紙をきれいに安全に切れる機能付き。
bandeの「レディアリスのお茶会」は、ロールステッカー2本のスペシャルBOXセット。『文具女子博』とメーカー公式オンラインショップ bande storeでのみ限定販売される。
スタンプスタンダードの「カバースタンプ」は、文具女子博限定柄で登場。主にハガキや封筒の住所・宛名などに捺して、文字を見えにくくするもので、『文具女子博 2023』の開催テーマ「Welcome!文具ティーパーティー」をイメージした限定デザインを採用している。
今回の『文具女子博2023』会場では、様々なイベントも実施。「2way ボールペンコレクション」では、参加文具メーカーをイメージしたボールペンが新登場。パーツを組み替えてミニサイズにできる2way仕様のボールペンで、軸部分には各メーカーをイメージした絵柄がデザインされている。なお、絵柄は全10種類からランダムで販売されるとのこと。
「2way ボールペンコレクション」1個500 円/なくなり次第終了
「文具女子博ラリースマホ」は、スマートフォンを使って会場内に散りばめられたアイテムを集める企画。すべてのアイテムを集めると「文具女子博 2023 オリジナルスマホ壁紙」がプレゼントされる。会場では、先着でオリジナルポストカードももらえる。
「えんぴつ de パターゴルフ」では、文具ティーパーティー会場でパターゴルフに挑戦可能。えんぴつ型のスティックでボールを打って、的に入れると、オリジナルステッカーがプレゼントされる。チャンスは2回で、参加無料だ。
「えんぴつ de パターゴルフ」※画像はオリジナルステッカーデザイン
「#文具女子博戦利品」キャンペーンでは、「#文具女子博戦利品」タグカードとともに、文具女子博で購入した商品を撮影。写真に「#文具女子博戦利品」ハッシュタグをつけて SNSに投稿することで、抽選で豪華文具詰め合わせセットがプレゼントされる。
「#文具女子博戦利品」キャンペーン 協賛:RyuRyumall
来場が思い思いに好きな言葉やメッセージを壁に残せる「文具 de メッセージ in BunguTeaParty」ブースも設置。参加は無料だ。
「文具 de メッセージ in BunguTeaParty」 ※イメージ
そのほか、会場内に設置されたスタンプを集めて楽しむ「来場記念スタンプ」、文具女子博限定デザインのマスキングテープがゲットできる「マスキングテープくじ&ビュッフェ」など、『文具女子博』おなじみのイベントも予定。
なお、『文具女子博2023』で販売される注目商品のレポート動画が、12月5日(火)に公開される予定だ。
『文具女子博2023』入場チケットはイープラスにて販売中。定員に達し次第、チケットの販売は終了する。
source:New feed
11月18日(土)、19日(日)の2日間、大阪府立国際会議場(グランキューブ大阪)にて開催された大阪国際文化芸術プロジェクト『OSAKA DREAM LIVE 2023 -autumn-』。オフィシャルレポートが到着したのでお届けする。
11月18日(土)・19日(日)、大阪府立国際会議場(グランキューブ大阪)にて、大阪国際文化芸術プロジェクト『OSAKA DREAM LIVE 2023 -autumn-』が行われた。本プロジェクトは、大阪・関西万博を前に「音楽」の力を活かして大阪を盛り上げるとともに、世界に魅力を発信するため、大阪府と大阪市が中心となって主催するもの。会場には、中学生・高校生・専門学生・大学生の生徒・学生限定で無料招待された5,000名(各日2,500名)が来場した。1日目はAile The Shota、DA PUMP、LIL LEAGUE from EXILE TRIBE、REIKOが、2日目はきゃりーぱみゅぱみゅ、SCANDAL、TOMOO、ビッケブランカが出演(各日50音順)。さらには学生とプロアーティストのコラボステージも実現。学生たちがアーティストの生ライブの素晴らしさを体感するだけではなく、アーティスト自身も学生からエネルギーをもらっていることが感じられた、とても意義深い2日間となった。今回はその模様をレポートする。
『OSAKA DREAM LIVE 2023 -autumn-』
木枯らし一号が到来し、すっかり冬の気配になった11月の大阪。グランキューブ大阪には、10代の若者たちが推しの応援グッズを手に続々と来場した。土日だったが、学校帰りだろうか、中には制服姿の人も散見された。中学生は保護者と、高校生以上は友人や家族と連れ立って席につき、そわそわした様子で開演までの時間を過ごしていた。
FM802 DJの落合健太郎、近藤夏子
1日目はMCにFM802 DJの落合健太郎と近藤夏子が登場。近藤は「行政の力で学生のために音楽を楽しんでもらおうという、素晴らしい企画」と語り、落合は「この数年間、色々と我慢してきたり、生でエンターテイメントを楽しむ場所がなくなった時間もありましたが、ここから若い世代の皆さんと一緒に大阪万博と大阪の文化を盛り上げていきたいと思っております」と述べ、最初に登場するREIKOへとバトンを繋いだ。
●REIKO
REIKO
トップバッターは、SKY-HI率いるBMSGのオーディション『THE FIRST』で、歌とダンス未経験ながらも最終審査に勝ち残り、今年10月6日(金)にメジャーデビューを果たしたREIKO。「グランキューブの皆さん盛り上がれますか? 踊りましょうよ」と笑顔で呼びかけ、まずはDREAMS COME TRUEの「決戦は金曜日」をカバー。続けてREIKO自身が作詞作曲を手がけた「No More」を、より大人っぽく歌い上げる。歌いながら器用に披露する、滑らかでキレのあるダンスからは、鍛錬の成果が如実に感じられる。MCでは自己紹介をして「今日はソロアーティストとしての2回目の遠征なんです」と嬉しそうに顔をほころばせる。そして「今日は夢を与えたり、逆に皆さんから夢をもらう機会かなと思っていて。僕はメジャーデビューして、やっとひとつ夢が叶った瞬間で、もっと夢を見つけて広げていきたいタイミング。目の前にいる方々のおかげで、いつも夢を追いかけて良かったなと思ってます。ありがとうございます」と感謝を述べて、メジャーデビュー曲「BUTTERFLY」をパワフルかつ繊細にキメてステージを去った。1人ながらも存在感のあるパフォーマンスで、会場に熱をともしたREIKOだった。
●LIL LEAGUE
LIL LEAGUE
登場するやいなや、会場がひときわ大きな黄色い声に包まれたのは、今年1月にLDHからメジャーデビューしたLIL LEAGUE。年下組の岡尾真虎、百田隼麻、難波碧空は14〜15歳、年上組の岩城星那、中村竜大、山田晃大は18〜19歳ということで、まさに来場者と同世代だ。ラフでオシャレなワントーンコーデの衣装に身を包み、まずは「Rollah Coaster」と「Coloring Book」を明るくポップに披露。ボーカルとダンスを次々にスイッチしながらダイナミックにステージを動き回り、エネルギーを解き放つ。2曲を終えて一旦ステージから掃けると、雷のようなSEが流れ、ダークな「Monster」で雰囲気を一変させ、既に高まった会場の熱をまたひとつ、熱狂的に引き上げる。しなやかなバネとたっぷりの色気で、山田と岡尾が振付したハードなダンスを見事に踊って魅了した。
LIL LEAGUE
「Hunter」では、ドリームライブならではの企画として、ステージ参加に応募した学生とのコラボステージが実現! 大阪府内の中学生のダンス部5名が登場し、制服姿でキレキレのダンスを披露する。さらに「Okay」では大阪府内の高校生10名も加わり、総勢21名と客席で大迫力のタオル回し。メンバーと学生が入り乱れて踊る様子は圧巻だったし、メンバーも学生も本当に楽しそうな笑顔を浮かべていた。LIL LEAGUEと同じステージでダンスできるという貴重な機会に、彼らは何を得ただろうか。続けざまに勢いよく「飛龍-FeiLong-」を投下。ラストに向けて熱く観客を盛り上げるメンバーの姿に会場のテンションはMAXに。中村は「僕たちには4年後にドームツアーを達成したいという夢があります。夢を追うことは、もちろん不安や辛いこともあります。ぜひ音楽の力を通して、そういったものに立ち向かって、皆さんの夢を叶えていけたらと思います」と力強く述べて「Higher」を披露した。山田は「皆さんの夢は大丈夫、絶対に叶います!」とエールを贈り、また大阪に戻ってくる日を約束して、フレッシュかつエネルギッシュなステージを終えた。
●Aile The Shota
Aile The Shota
続いてはAile The Shota。DJを従えてゆらりとステージに現れ、「LIL LEAGUEもREIKOも最高にヤバいダンスをしてくれたので、僕は皆さんを踊らせたいと思います」と 「DEEP」をハイトーンボイスで響かせる。クラブミュージックと浮遊感漂うボーカルが心地良い。続き「まだまだノリ方わかんないと思うので、一旦音楽に体預けてみましょうか」と、高速BPMのダンスナンバー「Pandora」と疾走感のある「IMA」で客席の学生たちを導いていく。MCでは「学生って夢もあって楽しくて、でもめちゃくちゃ不安定で色んなことを吸収して、色んな感情がごちゃまぜになる期間だと思う」と述べ、自身の学生時代を回顧して書いたという「常懐」を柔らかく響かせる。そしてTikTokで踊ってみた動画が増加中の「M.L.N.D」をアーバンに歌唱し、独自の世界観で満たしていった。
Aile The Shota
「「夢を持て」って、説教もしたくないしされたくないじゃん。好きなことやろう。やっぱそれ大事だと思う。でも好きなことすらできないのが学生時代だと思って。その抑制されてる学生時代の中で好きと思えるものは超好きだと思うから、これからもそれを大事にしていってほしい。結局自分が好きな自分でいるということで、勝手に自分らしさになっていくと思います。わかるかな?」と優しく説いて、<代わりはいない 誰でも唯一無二>と歌う愛の歌「No Frontier」を歌い上げ、「数年後J-POPSTARになります。よろしくどうぞ」と夢を宣言し、まだリリース前の最新曲「J-POPSTAR」でグッと背中を押した。最後は「音楽が鳴る場所に集まってくれる、君たちみたいな存在が音楽シーンをより良くしていくと思います。それに感謝して、僕は音楽で恩返ししていきます」とピースサイン。兄のような優しい雰囲気で学生の目線に寄り添い、学生時代の貴重さを説きつつ、人生の先輩、そして夢を追う者としての背中を見せたAile The Shotaだった。
●DA PUMP
DA PUMP
1日目のトリを飾るのはDA PUMP。SEが流れ、上手と上手に分かれてゆっくりステージに現れたISSA、YORI、TOMO、KIMI、U-YEAH、KENZO。のっけから総立ちの客席は「P.A.R.T.Y. 〜ユニバース・フェスティバル~」のイントロが流れると大歓声を上げる。小刻みに体を揺らすダンスやゾンビウォーク、レインボージャンプといった見所満載のナンバーを惜しげもなく披露し、大人の余裕と安定感をばっちり提示する。客席にはペンライトを点灯し、サビで一緒にダンスする保護者の姿も見られた。キレのあるダンスで圧倒した「Dream on the street」を経て、MCではKIMIとYORIを中心に会場全体を巻き込むトークで楽しく盛り上げる。KIMIは「色んなことを続けていれば、こんな年齢になっても楽しいことはできた。俺は勉強はできなかったけど、紅白は出れた。自信持っていこうぜ!」と、好きなことを続ける大切さを明るく真剣に語った。ここで、学生にとっては新鮮で、同伴の保護者にとっては懐かしく突き刺さる「ごきげんだぜっ! 〜Nothing But Something〜」と「if…」を連続で披露。フォーメーションを変えつつ滑らかにダンスしながらも、一切ブレることなく張りのある歌声を響かせるISSAの不変ぶりに驚かされた。
DA PUMP
2度目のMCでは学生に影響を受けて「青春モード」に入ったKENZOが「俺はただダンスが好きで夢を見ていた。大人が「こうした方がいいんじゃない?」と言うことがあると思うけど、それは参考書でいいかなと思うんですよ。きっと皆さんの中に答えはあって、それを選択することで自分たちの人生が豊かになると思うので、今持ってる夢や好きなことをたくさん貫いて頑張ってください」と熱いメッセージを贈る。そしてエグゼクティブ・プロデューサーの木梨憲武によるトータルコーディネート、所ジョージによる作詞・作曲の「サンライズ・ムーン 〜宇宙に行こう〜」で会場がひとつに。KIMIは「皆いいね。ありがとう。大好きだよ〜! ほんと元気もらってる!」と愛を伝え、最後は特大アンセム「U.S.A.」を投下! 待ってましたとばかりに、サビの「いいねダンス」で一緒に体を動かす客席。間奏のインベーダーフォーメーションを生で見れたことも学生にとっては貴重な経験となったのではないだろうか。トークもパフォーマンスもさすがの大御所感で全世代を魅了し、貫禄たっぷりに大トリを務め上げたDA PUMPだった。
●TOMOO
TOMOO
2日目のトップバッターを担ったのはTOMOO。キーボードの前に静かに腰掛け、まずはしっとりと「Grapefruit Moon」を歌い始める。ソウルフルな低音ボーカルが響き渡った瞬間、会場の空気が引き込まれる。衣装と同じ色の、夜空の月を思わせるイエローとブルーのライトが美しくステージを照らし出す。続けてアップテンポの「Ginger」を披露。客席からは自然にクラップが発生し、ピアノのシンプルな音色と会場から生まれるリズムに歌声を乗せて、早くも一体感で満たされる。MCでは笑顔で挨拶し「きっと初めましての人ばかりですよね」と客席に尋ねると手が挙がり、「嬉しいな。出会いばかりってことですね」と喜ぶ。「普段はバンドスタイルが多いんですけど、今日は私も音楽を始めた学生時代の原点の弾き語りスタイルでお届けします」と述べ、「ベーコンエピ」をクリアな歌声と華麗な鍵盤さばきで魅了した。ここまで演奏された楽曲は全て、9月にリリースされた1stアルバム『TWO MOON』に収録のもの。「10年くらい活動して初めてのアルバムが出てるところで。ライブ会場でライブを見るのが初めてという人もいると思うけど、私も「やっぱりライブだよな」って、そういう気持ちを持ち帰って、また会える日を楽しみにしたいと思います」と述べて、10月度のFM802邦楽ヘビーローテーションにもなった「Super Ball」をパワフルにぶつけてライブを終えた。ピアノとボーカルというシンプルな構成ながら、心の隙間にグッと入り込むパフォーマンスで爪痕を残したTOMOO。同時に続けることの大切さも伝えてくれた素敵な時間だった。
●ビッケブランカ
ビッケブランカ
圧巻のステージ力で会場をひとつにし、音楽を享受して楽しむ喜びをありありと教えてくれたのはビッケブランカ。SEに『ライオンキングのテーマ』が流れ、バンドメンバーの井手上誠(Gt.)、熊代崇人(Ba.)、若山雅弘(Dr.)、横山裕章(Key.)が先にスタンバイ。やがてビッケが登場すると、会場は大盛り上がり。これからの素晴らしい時間を予祝するようなファンファーレが鳴り響き、「革命」を鮮やかに放つ。迫り来る音の洪水と、どんどん変わる曲展開にあっという間に飲み込まれる。ギターを置き、ビッケが軽快に鍵盤を奏でた「Winter Beat」では一糸乱れぬクラップが発生。演奏後は、しばし無言で端から端までくまなく手を振り、客席と丁寧にコミュニケーションを取る。そんなビッケの気遣いも嬉しい。
ビッケブランカ
MCではイベントの趣旨に触れて「今で言うと僕が「ドン」ってやって、皆さんが「わーい」と言う。それがいかに素晴らしく、いかにシンプルでいかに深く、いかに大きい喜びを作り出すかということを、体感したことのない皆に体感してほしいというのが、今日の目的なんですね。僕も主催者の心意気を受け継ぎました。どうぞ一度僕に任せてみて、お付き合いください」と、頼もしい言葉とともに深々とお辞儀する。続けて述べた「生で見るとこんなにすごいんだ。YouTubeで見るとかサブスクで聴くのと全然違うんだ。生で見ないとわからなかったり、面白いこともある。僕を見て元気になって、元気に叫んでくれたら、何か糸口が掴めるんじゃないかなと思います」との言葉には激しく同意した。ビッケがリズムや楽器パートに合わせ、身振り手振りをつけて動くごとに、会場の空気が大きく変化する。この自由さは本当に現場でしか体験できない。そんな空気に牽引されて、最初は遠慮がちだった学生も、最後にはしっかり手を挙げていた。ラストは「ウララ」で最高潮の盛り上がり! ハイライトシーン満載で、生のライブの面白さや醍醐味を存分に伝えてくれた濃厚な時間だった。
学生コラボ
ビッケブランカ
ここでお待ちかね、ドリームライブならではの学生参加コラボステージ。2日目はビッケブランカと大阪府内の高校の軽音楽部が共演した。軽音楽部のメンバーが「技術を持った人がひとつの良いものを作り上げる、プロの空気を感じてみたい。『Shekebon!』を演奏したい」という熱いメッセージを添えて応募したことで実現した。ビッケも学生との演奏は初めてだそう。制服姿で登場した5人の学生(ドラム、ベース、ツインギター、キーボード)は緊張した様子でバンドメンバーの間にセッティングされた楽器の元へスタンバイ。何と贅沢でスペシャルな展開だろう。「これだけのステージで、皆さんの温かく強い目の中で演奏できるのは、糧になるんじゃないかなと思います」と述べたビッケは、曲振りから早速カウントに入ろうとするドラムを制し「待って待って。この静寂を楽しむの」とプロ直伝のアドバイス。前方からじわじわ立ち上がる客席の様子を観察し、「こういう大きい会場は「私も立とう」という波が後ろに流れていくから、待つ。で、何事もなかったようにカウント4を入れていく。いい? 任せるよ」とのビッケの言葉に学生の緊張感がこちらまで伝わってきたが、それを振り切るように力強くイン! 気合いの入った軽音部の演奏を見て、嬉しそうな表情を浮かべるビッケバンドの面々。やがてバンドメンバーがジョインすると、音圧も一気にアップ! ビッケも全力で歌声を張り上げる。演奏中、ビッケは学生の近くで歌ったり、バンドメンバーは学生を気にかける様子で視線を送り続けていた。学生に花を持たせる場面もあり、ビッケとバンドの優しさが伝わってきて思わず胸が熱くなる。客席ももちろんハンズアップで盛り上げる。そして後半のドラムパート。若山と学生の2人が力強くビートを放ち、見事フィニッシュ! ベーシストの学生は「全部出し切れました!」と興奮した様子。ビッケも「良いですね」と満足気だった。最後は皆で記念撮影。ビッケは「こういう時にギタリストはダラダラ来る! で、それをキーボードは「行けよ」って感じで促す」と、ミュージシャンらしい振る舞いについてもアドバイス(笑)。学生の勇気ある応募がこの素晴らしい時間を作り出した。勇気をもってチャンスに飛び込めば、現実が変わり夢が叶うということを教えてくれた尊いコラボだった。
●きゃりーぱみゅぱみゅ
きゃりーぱみゅぱみゅ
4人のダンサーを引き連れて登場したきゃりーぱみゅぱみゅは、「大阪ー! 皆楽しむ準備できてるー?」と高らかに声を上げ「にんじゃりばんばん」でのっけからポップに会場を巻き込んでゆく。白いレースの衣装と白いヘッドドレスに身を包んだきゃりーと、同じく白い衣装に動物のようなお面をつけたダンサーがステージで見せる息の合ったダンスは、少し不思議で魅惑的。カラフルな照明も相まって、世界観に没入する感覚に陥った。テクノサウンド全開の「どどんぱ」では、オノマトペのような歌詞と刻まれるビートのみで体を揺らす体験をする。きゃりーは曲中「動きを真似してみてー! 右! 左!」と学生を導き、音楽で踊る楽しさを伝授。
きゃりーぱみゅぱみゅ
MCでは「大阪の皆さんこんばんはー!」と挨拶し、「今日タダでしょ?タダ最高ー!」と笑わせる。「私のライブは一緒に歌ったり踊ったり楽しんでほしいなと思っています。私も皆さんぐらいの年代の時は、手を挙げてとか言われても「はんっ」みたいなね、スカしたりしてたんだけど、皆のこと、私しか見てないから。今日は恥ずかしがらないで、一緒に踊ってくれませんか」と「一心同体」のダンスレクチャーをして楽曲へ。ひとつになった会場に続けて投下された「原宿いやほい」と「最&高」でも、きゃりーにリミッターを外された学生たちは楽しそうに体を動かして、会場を揺らしていた。「いい感じじゃーん!」と嬉しそうなきゃりーは「学生時代にやっておけばよかったこと」を告白。それは英語と恋愛。「英語って大切。私ワールドツアーやってるんだけど、英語全然喋れなくてね、皆さんぐらいの年代の時にもっとやっとけばよかったと思う。あと恋愛! 女子校だったので異性との出会いがなくて。皆は英語と恋愛、頑張ってください♡」とキュートにアドバイスを送り、最後は「ファッションモンスター」で最高潮の盛り上がりを作り出し、笑顔でステージを後にした。
●SCANDAL
SCANDAL
イベントの大トリを飾ったのは、2006年に大阪で結成されたSCANDAL。過去にはドリームライブで学生とのコラボをしたこともある彼女たち。SEが流れ、ミントグリーンのセットアップで衣装を揃えたメンバーが、足取り軽くステージに登場。RINA(Dr.&Vo)の鋭いカウントから「瞬間センチメンタル」でライブが始まると、総立ちの客席は一斉にハンズアップ! HARUNA(Vo.&Gt)の突き抜ける歌声と疾走感のあるパワフルサウンドが全身を揺らす。結成17年の彼女たちは今年の夏、「同一メンバーによる最長活動女性ロックバンド」としてギネス世界記録(TM)に認定された。重ねたキャリアが魅せるキレのあるパフォーマンスと、堂々たる存在感からは安定感が感じられる。HARUNA、MAMI(Gt.&Vo)、TOMOMI(Ba.&Vo)はお立ち台に上がり、実に楽しそうに骨太ロックを響かせる。
SCANDAL
MCでHARUNAは「普段ライブで見えてる雰囲気とはちょっと違って新鮮」と笑顔を見せる。「SCANDALを知ってたけど、曲は知らないって人」と問いかけると正直に手が挙がり「いいのいいの。今日はそれを知る日じゃないですか。親子で見に来て、色んなアーティストを見て楽しんで、もっと音楽の良さを知る日。今日は私たちのこともちょっとだけ知っていってほしいな」と述べる。そして「皆と同じぐらいの中高生の時に4人で結成して。17年続けていると、自分たちには自分たちのコンプレックスがあったり、孤独に感じる瞬間があったり。色んな悩みを抱えながら、それでも4人だから楽しく続けてこれた。どんな瞬間も私たちは4人でいればハイライトだったなって。皆にもハイライトな瞬間がたくさんあったらいいなという願いを込めて」と10月にリリースされた新曲「ハイライトの中で僕らずっと」を披露。想いを語るHARUNAを3人がじっと見守っていた様子が印象的だった。曲の終わりには「色んなことを乗り越えて一緒に頑張っていきましょう」と改めてエールを送る。その様子からは、4人にとってこの楽曲がいかに大切か伝わってきた。
SCANDAL
そこからターボ全開の「夜明けの流星群」「Tonight」を経て、「SCANDAL BABY」でエネルギッシュにライブを締め括ったSCANDAL。HARUNAが残した「嫌なことやしんどいことがあったら、またSCANDALのライブに来てね! 絶対皆のこと守るからね!」という言葉はきっと、学生にとってお守りになったに違いない。
スマイル・瀬戸洋祐、FM802 DJ・高樹リサ
全てのライブが終了し、MCのスマイル・瀬戸洋祐とFM802 DJ・高樹リサがステージに登場。高樹は「想いに応えてくれるアーティストの皆さん。コラボステージでは夢が叶う瞬間、夢を身近に感じる瞬間がありました。皆さんも感じてもらえたものがあったんじゃないかと思います」と述べ、自身も「学生時代のように戻って楽しんでいた」という瀬戸は「音楽のパワーを繋いでいくのが大阪の若者の皆さん。皆のパワーで一緒に大阪を賑やかに盛り上げていただきたい。ぜひ応援しているアーティストのライブ会場へ足を運んで楽しんでいただきたいと思います。今日がそのキッカケになればありがたい」と述べて『OSAKA DREAM LIVE 2023 -autumn-』を締め括った。
イベントの趣旨をしっかりと汲み取り、それぞれの方法で全力のステージを見せてくれた8組のアーティスト。2日間を通して、彼らが学生に向ける眼差しの優しさに感銘を受けると同時に、これからの時代を作る若者への期待を感じて胸が熱くなった。目の前のステージで繰り広げられた大迫力のパフォーマンスを見て、学生は何を感じただろうか。どうかもっと音楽を好きになって、自由に音楽を楽しんで、夢を叶えていってほしいと思う。そしてぜひ、イベントライブでは感じきれない魅力を感じるため、各アーティストのワンマンライブにも足を運んでみてほしいと、切に願う。
取材・文=久保田瑛理
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2024年にデビュー35周年イヤーを迎える東京スカパラダイスオーケストラが、アニバーサリーライブを開催することを発表した。日程は2024年11月16日(土)、開催地は阪神甲子園球場だ。スカパラにとっては初のスタジアムライブとなる。
1989年11月にアルバム『東京スカパラダイスオーケストラ』(通称「黄色いアナログ」)でデビューしてから、まさに35年が経過しようとするタイミングでの開催であり、阪神甲子園球場にとっても2024年は開場100周年を迎えるアニバーサリーイヤー(2024年8月1日が開場100周年)となっていることから、祝祭感溢れるライブになることは間違いないだろう。
デビュー以来、ライブバンドとして止まることなく日本国内を駆け巡り、さらに、バンドのテーマである“NO BORDER”を掲げて世界31カ国でライブを繰り広げ、“トーキョースカ”の楽園を広げ続けてきたスカパラが、まだ見ぬ地“甲子園”で、いったいどんなライブを披露して観客をパラダイスへと誘うのか期待しかない。
チケットなどに関する詳細は特設サイト「スカパラ甲子園」をチェックしよう。
■東京スカパラダイスオーケストラ コメント
NARGO (Trumpet)
デビュー35年目にして最大のイベントにワクワクが止まりません。高校野球で観ていたあの地で演奏出来るなんて夢のようです。応援してくださっているファンの皆さんとライブでお会い出来ることは僕らにとって最高の喜びです。当日はかつて無いほどの楽しさで盛り上げ、感謝の気持ちを込めて演奏したいと思っています。
北原雅彦 (Trombone)
今年の熱闘甲子園のテーマ曲にスカパラホーンズで参加させていただき、
なんだか甲子園にご縁がある気配が~ンプンプ~!って思っていたら、クリビツテンギョ~!
みなさぁ~ん♬この機会に是非スカパラ35周年記念公演、
アタクシ達と共にあなたの人生の想いでの1ページに~いかがでしょうか♡
よろしくですぅ~♬
GAMO (Tenor sax)
白球を追いかけていた頃に夢見た場所で、あれから何十年もの月日を経てこのようなかたちで35周年のスペシャルなライブができることにとても感謝しています。間違いなくスカパラの歴史に大きく刻まれるライブになると思うので是非足を運んでみて下さい!35年間世界中で鳴り響かせてきた“トーキョースカ”のサウンドで甲子園を最高のパラダイスにします!
谷中 敦 (Baritone sax)
スカパラで甲子園。デビューしてから34年の間、考えたこともなかったチャレンジをすることになりました。今は出来ることは全てし尽くす勢いで全身全霊で臨む所存であります。僕らにとっても未知数な未来を、甲子園で是非一緒に作ってください。一体何が起こるのか。とにかくドキドキするライブになると思います。お楽しみに!
加藤隆志 (Guitar)
2024年スカパラ史上最大の作戦がついに実現!インストにコラボレーションに35年分の“トーキョースカ”の歴史を体現できるような一夜限りのライブを秋の甲子園で繰り広げます!デビュー当時から好きだった方も最近好きになった方も一時期ライブから離れていた方も、この日だけは甲子園球場に集まっていただきたい!日本中どこからでもこの伝説となる1日を目撃しに来てください!
川上つよし (Bass)
本来ならまず最初に祝うべきデビュー10周年の年、スカパラは存亡を賭けた未曾有の危機に直面しており、それどころではありませんでした。何とかその危機を乗り越え、活動が軌道に乗ってからは、15周年には代々木第一体育館で、20周年には両国国技館と東京体育館で、25周年には日本武道館で、本拠地である東京で華々しく記念LIVEを行なう事が出来ました。残念ながら30周年はコロナ禍により流れてしまいましたが、その分も35周年は大きい花火を打ち上げたい!
デビュー前、スカパラがまだアンダーグラウンドな東京のクラブ・シーンで活動していた頃、とある大阪の大きなイベントに呼ばれて喜んで参加する事になったのですが、その際「関西で『東京』がバンド名に付いてるのはよろしくない。変えた方がいい」という意見を真面目に提言して下さるスタッフがいました。一笑に付しながらも、そんなものか?・・と思った記憶があります。実際には関西の音楽好きの人達は、名前には捉われずに僕らの音楽を喜んで受け入れてくれました。東京ローカルだったスカパラが、全国区に一歩を踏み出すきっかけになった瞬間でした。
その後、スカパラが日本全国、はたまた世界へ活動の幅を広げたその歴史のきっかけとなった関西、それも歴史ある甲子園で35周年を!というのは無謀でもありスカパラらしいと思います。この先、40周年が出来るとは限りません(笑)!ぜひ二度と無いこの機会に甲子園に集い祝ってくれたらこの上ない喜びです!
沖 祐市 (Keyboards)
甲子園!青春をかけた球児たちの勝敗の行方に手に汗を握った事はもちろん、10代始めの頃より、漫画「ドカベン」の世界にどっぷりとハマり、山田太郎、里中、殿馬、そしてもちろん岩鬼が胸の中に生きている自分にとって、この球場は特別な場所、正に「夢」の舞台です。
35年前に、街角のストリートで始まったスカパラが、皆さんの応援に支えられて、とうとう日本のおヘソに位置するような甲子園という球場でライブをすることになりました!
そんな激アツな場所が100周年を迎え、スカパラが35周年に突入したこのタイミングで、まさかのまさか、遂に自分に打席が回ってくることに!
夢と現実を繋ぐ音楽というものに携わってきて良かった、本当に良かった!
今から武者震いしています。スカパラ一世一代の、鮮やかな花火を打ち上げられるよう、毎日を、戦うように楽しんで、仕上げていきたいと思います!
そして、広い広い空の下、フルスイングで、ベストオブベストのパフォーマンスをお見せしますので、そこでしか見ることのできない景色を、吸うことのできない空気を、ぜひ体験しに来て下さい!
大森はじめ (Percussion)
一度も止まる事なく走り続けた東京スカパラダイスオーケストラの35年の想いを、この大舞台の「甲子園」で披露します。スカパラ史上最大の打ち上げ花火を1人でも多くの人に観てもらいたい!
この甲子園というライブ会場で、みんなで踊って、歌って、騒いで、弾けて、一緒に喜びを分かち合いましょうー!!
茂木欣一 (Drums)
スカパラの歴史は常にチャレンジの連続。予想がつかない未知なものへと向かう時、心は奮い立つ!!
35周年、みんなと盛大なお祭りがしたくて、すごい場所を選んだよ!!
たくさんのドラマを生み出して来た"甲子園"で、僕らの集大成を響かせようじゃないか。
スカパラ史上最大のロマン、この特別な舞台に集まって、一緒にどこまでも完全燃焼しよう。
source:New feed
話題の新曲を最速で知れる、Spotifyの人気プレイリスト『New Music Wednesday』を、ナビゲーターの竹内琢也が深掘りするポッドキャスト『New Music Wednesday [Music+Talk Edition]』。このSPICEでは同番組で紹介されている、プレイリストだけでは知ることのできないエピソードやSpotifyのエディター(プレイリストを構成している人たち)のこだわりをピックアップして掲載。
今週は、『RADAR: Early Noise 2023』選出アーティストのFurui Rihoがカバーに登場! YOASOBIの『ポケモン』インスパイアソングやChilli Beans.のアルバム先行曲、eillの全編韓国詞曲、ドレイクのニューアルバムのほか、STUTSと北里彰久、Billyrromの新曲など今週注目の新作11曲を紹介! また紹介アーティストのライブやフェス情報も掲載しているので要チェック。番組への感想やリクエストは「#NMWミュージックアンドトーク」をつけてツイートを!
Furui Riho「LOA」
Furui Rihoの新曲「LOA」がリリースになりました。今年はSpotifyが2023年に躍進を期待する次世代アーティスト『RADAR: Early Noise 2023』への選出、『SUMMER SONIC 2023』や『Local Green Festival』への出演など飛躍の年となったFurui Riho。『New Music Wednesda M+T Edition』ではA.G.Oをプロデューサーに迎えた「ピンクの髪」、Shin Sakiuraとのコラボ曲「n.o.y.b(feat. Furui Riho)」、knoak(Nobuaki Tanaka)との「Super Star」、「PSYCHO」と今年リリースした全ての楽曲を紹介。今年本当に素晴らしい曲がたくさんリリースされたなと改めて振り返ってみると、全てピックアップしていて驚きました。今回この「LOA」で初の『New Music Wednesday』のカバーを飾りました。今作は「Super Star」「PSYCHO」でもタッグを組んだknoakが参加(Furui Rihoさん以外にもyama、MAISONdesなどともやってます)、タイトルは「互いに愛し合う」を意味する「Love One Another」の略で、「人を愛する」にはまず「自分を愛して」いないといけないという、Furui Rihoが今伝えたいメッセージが詰まっています。自身のルーツであるゴスペルを取り入れたサウンドにのせて「愛」を歌った楽曲です。同シングルを引提げて全国5カ所のワンマンツアー『CHIT CHAT』を開催することも決定しています。
YOASOBI「Biri-Biri」
YOASOBIの新曲「Biri-Biri」がリリースになりました。同作は、11月18日(土)に発売1周年記念日を迎えたゲーム『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』のインスパイアソング。ゲームを原案として執筆され、11月10日に公開された作家・武田綾乃によるオリジナル短編小説『きみと雨上がりを』を楽曲原作とし、制作されました。ちなみにYOASOBIがゲーム作品とコラボするのは初めてです。『ポケモン』はここ数年動きが凄くあります。2021年にはポスト・マローン、ケイティ・ペリー、J・バルヴィンらが参加した25周年記念アルバム『Pokémon 25: ザ・アルバム』を、昨年はエド・シーランとコラボした「Celestial」をリリース。そして今年は私も小学生からお世話になったサトシ&ピカチュウが主人公のアニメが26年の歴史に幕を下ろし、新たなシリーズがスタート。『THE FIRST TAKE』にサトシ役を務める松本梨香が登場。むちゃくちゃよかったです! サトシが歌ってました……。あとユニバーサル・スタジオ・ジャパンのハロウィンショーが初めてポケモンとコラボ。私も今年滑りこみで行きまして、ピカチュウがDJしてました……。あと余談なんですが、日清のどん兵衛の新しいCMでは、クールな男性役をサトシ役の松本梨香、どんぎつね役を『ポケットモンスター サン&ムーン』リーリエ役の真堂圭と、『ポケモン』コンビが担当しているというホットなコラボも。私はゲームはまだプレイしていないですがAyaseさんはもう3周くらいしているらしいです。公開されたMVでは全編3Dアニメーションでゲームの世界観が表現されています。Spotifyでは急上昇チャート6位にランクイン(11月22日(水)時点)、プレイリスト『Dance Pop:Japan』のカバーも飾っています。
Nulbarich「Just A Game feat. ベニー・シングス」
Nulbarichの新曲「Just A Game feat. ベニー・シングス」がリリースになりました。二人は間接的に、2019年のアニメ作品『キャロル&チューズデイ』のオープニング・エンディングテーマをそれぞれプロデュースしていましたが、楽曲でのコラボは初。ベニー・シングスはオランダ出身で、ウーター・ヘメルやジョヴァンカなどのプロデュースをするポップアーティストです。私も大好きで、初めて聞いたという方へのオススメは、レックス・オレンジ・カウンティとの「Loving Is Easy」、Nujabes、ベニー・シングスとともにシャーデーをカバーした「Kiss Of Life」です。ベニー・シングスがプロデュースしたジョヴァンカの「ON MY WAY」という楽曲もオススメ。二人は2021年から制作をスタートし、コロナ禍でリモートで何度も打合せを重ね楽曲を完成させました。11月30日(木)に東京・渋谷WWW Xにて開催されるベニー・シングスの来日公演でNulbarichのJQがスペシャルゲストとして参加することも決定しています。Nulbarichが12月20日(水)にリリースするニューアルバム『The Roller Skating Tour』にも収録される予定です。Spotifyではプレイリスト『.ORG』のカバーを飾っています。
STUTS「パノラマ feat. 北里彰久」
STUTSの新曲「パノラマ」がリリースになりました。資生堂のCMソングで使われており、ライブでも披露されるなどファンの間では話題になっていました。同作には北里彰久(Alfred Beach Sandal)が参加しています。STUTSとAlfred Beach Sandalは、2017年に共作ミニアルバム『ABS+STUTS』をリリースするなど何度もコラボしています。私も初めてSTUTSさんの名前を知ったのは、Alfred Beach Sandalとの作品だったと思います。STUTSの1stアルバム『Pushin’』での「Sail Away」のイメージも凄くあります。『Sweet Love Shower 2023』のバックヤードでSTUTSのインタビューをした時に、オフトークで「今年北里さんが出ますよ」と言われて凄く嬉しかった記憶が蘇ります。Spotifyでは日本の現行のソウルミュージックを特集するプレイリスト『Soul Music Japan』のカバーを飾っています。
ドレイク「You Broke My Heart」
ドレイクが『For All The Dogs Scary Hours Edition』をリリースしました。今作は2018年にリリースした『Scary Hours』、2021年にリリースした『Scary Hours 2』の続編で、先月リリースされたアルバム『For All The Dogs』の全23曲に加え、ニュー・シングル6曲が収録されています。『For All The Dogs』は米ビルボード・アルバム・チャートBillboard 200で初登場1位を獲得。収録曲「First Person Shooter feat.J・コール」も米ビルボード・ソング・チャートHot 100を制し、Hot 100で通算13曲目の首位を獲得し、男性ソロ・アーティストとして故マイケル・ジャクソンの記録に並ぶ最多記録をマークしました。新アルバムにもJ・コールが「Evil Ways」に客演参加、『New Music Wednesday』には「You Broke My Heart」がリストインしています。
テイト・マクレー「exes」
テイト・マクレーが新曲「exes」をリリースしました。『New Music Friday Japan』でカバーを飾り、『New Music Wednesday』にもリストインしています。テイト・マクレーはカナダのシンガーソングライターで、2020年にリリースした「you broke me first」がUKシングルチャート最高3位を獲得、2020年のデビューアルバム『I Used to Think I Could Fly』はUKアルバムチャート7位を獲得しています。9月15日(金)にリリースした最新曲「greedy」がTikTokで話題になり配信開始から約2ヶ月で累計3億回を突破、Spotifyグローバルチャートで1位を獲得するなど、自身最高のヒットとなっている中での新曲ということで注目されています。テイト・マクレーは12月8日(金)に2nd アルバム『Think Later』をリリースする予定で、今作は「greedy」に続くアルバムからの先行シングルとなります。
eill「CHEAT LIFE(feat. punchnello)(prod. by GRAY)」
eillの全編、韓国語と英語で構成された新曲「CHEAT LIFE(feat. punchnello)(prod. by GRAY)」がリリースになりました。10月に自身初の韓国・ソウルでワンマンライブを行ったeill。チケットはソールドアウトし、NewJeansの「Super Shy」、「Cool With You」 のカバーも弾き語りで披露。このライブでも発表されていた通り、元2PMのパク・ジェボムが設立した韓国の人気ヒップホップ、R&BレーベルAOMGのGRAYがプロデュースを務め、同じくAOMG所属で新進気鋭のラッパーpunchnello(パンチネロ)が参加しています。eillさんはGRAYさんが元々大好きだったみたいで、学生時代から聴いていたそうです。eillが実際に韓国を訪れ、GRAYのスタジオでセッションして完成させた作品で、eillは「憧れのGRAYさんと一緒に曲作りできたことがとても嬉しい」とコメントしています。
れん「通り雨」
れんの新曲「通り雨」がリリースになりました。れんは2019年からギターの弾き語りを始め、TikTokを中心としたSNSを軸に活動しているZ世代のシンガーソングライター。SNSの総フォロワー数は100万人を越え、動画総視聴回数は1億回を突破。今年の年明けにはSpotifyが2023年に躍進を期待する次世代アーティスト『RADAR: Early Noise 2023』にも選出されています。新作はSNSにて話題を集める恋愛小説家・MIYAMUの新作『愛、執着、人が死ぬ』と連動した楽曲です。今回初めて小説を基に曲を書いたそう。小説の中に出てくる「君に恋をしないことができないと分かった」という言葉が素敵だなと思い、こから歌詞やメロディを考えていったとのことです。Spotifyではプレイリスト『RADAR: Early Noise』のカバーを飾っています。
Chilli Beans.「doll」
Chilli Beans.の新曲「doll」がリリースになりました。今年は2月に「mixtape」、8月に「for you」と2枚のEPをリリースしたChilli Beans.。今年は『SWEET LOVE SHOWER 2023』でインタビューし、その模様もSpotifyで公開していますが、個人的には「Raise」は超フェイバリットでむちゃくちゃ聴きました。海外のロックサウンド、インディーサウンドとも呼応しながら日本のシーンで活躍する、非常に貴重なバンドです。12月13日(水)にバンド2枚目となるアルバム『Welcome to My Castle』をリリースすることを発表。アルバムには、TVアニメ『ONE PIECE』エンディングテーマ「Raise」、EP『for you』に収録された「aaa」、5月にリリースされたシングル「you n me」、10月にリリースされた「I like you」など既にリリースになっている楽曲に加え、9曲の新曲が収録予定です。先行シングルの「doll」は不穏でメランコリックなサウンドに、繊細なMotoの歌声が絡まるダークポップな一曲。アルバムはタイトル通り「Chilli Beans.の城に招待する」というコンセプトのもと作られるとのことで、「doll」の世界観がアルバムを貫いているのか、「Raise」はアルバムで聴くとどう聴こえるのかが楽しみです。Spotifyでは日本のロックシーンの話題曲を集めたプレイリスト『J-Rock Now』のカバーを飾っています。
Billyrrom「Eclipse」
Billyrromの新曲「Eclipse」がリリースになりました。Billyrromは2020年に結成されたソウル、ファンク、ロックなど幅広いルーツを持つ6人組音楽集団。敬愛するビル・エヴァンスが持つ「流されないマインド」と、移動型民族であるジプシーのロマ族による「自分たちの音楽を様々な場所から発信していく」という流動性を大切にしたいという信念からバンド名が名付けられています。昨年初のワンマンライブを行い、今年は『FUJI ROCK FESTIVAL '23』にも出演、EP「noidleap」もリリースしています。Spotifyでは日本のインディーシーンの注目曲と最新曲を集めたプレイリスト『Edge!』のカバーを飾っています。
YONA YONA WEEKENDERS「Lively Christmas」
YONA YONA WEEKENDERSの新曲「Lively Christmas」がリリースになりました。11月1日(水)に「あんしん」をリリースしたYONA YONA WEEKENDERS、同作は11月Wシングルの第2弾楽曲となります。11月16日(木)からスタートしている渋谷スクランブルスクエアのXmasキャンペーンソングとして書き下ろされたバンド初のクリスマスソング。12月25日(月)までの期間中、同キャンペーンのCMソングとして渋谷スクランブルスクエア館内随所で流れるとともに、屋外ビジョンでの展開も予定されています。Spotifyでは既にクリスマスソングの再生数がアップ、様々なクリスマスソングが聴かれ始めています。
文=竹内琢也、Y.SHOGO
『New Music Wednesday [Music+Talk Edition]』とは……
毎週水曜日に、その週リリースされた注目の新曲を中心に更新される、Spotifyのプレイリスト『New Music Wednesday』をさらに深掘りするSpotify公式ポッドキャスト。この番組をチェックすると話題の新曲をいち早く、そして詳しく知ることができて、今の音楽シーンがまるわかりに。あなたの通勤、通学、スキマ時間に無料で聴くことができるので是非チェックを。また番組では、Spotifyアプリの「Q&A」からメッセージやリクエストも募集中。あなたのオススメ曲や思い出ソングが紹介されるかも!? 番組への感想やリクエストは「#NMWミュージックアンドトーク」をつけてツイートを!
SNSでのメッセージテーマは「クイズ『今年のNew Music Wednesdayで最も聞かれた曲は?」
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2023年11月30日(木)~12月3日(日)、東京芸術劇場 シアターイーストにてリーディング『銀河鉄道の夜』が上演を迎える。
原作は宮沢賢治の同名童話。貧しく孤独な少年ジョバンニは、友人カムパネルラと銀河鉄道に乗って夜空の旅をする。そこで不思議な人たちとの出会いを経てーー。
初演は2016年1月、矢田悠祐・山本一慶のW主演で上演。初演では二人がジョバンニとカムパネルラを交互に演じていたが、今回8年ぶりの共演にあたり、主人公ジョバンニを矢田が、友人カムパネルラを山本が演じる。さらに特別出演に紫吹淳を迎え、上演台本や演出も新たに大きく生まれ変わる『銀河鉄道の夜』。8年ぶりに再タッグを果たす矢田と山本に、本作への想いと公演への意気込みを聞いた。
■大人になった自分が今表現するもの
――お二人のW主演で初演を迎えた本作ですが、当時の想い出で特に記憶に残っていることは? 今回どんな気持ちで作品に取り組んでいますか?
山本:前回は公演ごとに僕らが入れ替わりでジョバンニとカムパネルラを演じたんだよね。
矢田:そうだった、それで大変だったんだ。立ち上がるきっかけのタイミングがそれぞれ違ったりして、入れ替わるとそれがまた変わってくるから。朗読劇といってもすごく動きが多い作品で、ほとんど普通にお芝居していた記憶がある。
山本:どっちの役がやりやすい、やりにくいとかはなかったけれど……ただ今回はキャラクターが固定されるぶん、当時よりはそのキャラクターに対する気持ちが整理しやすくはなるし、もっと役について深掘りできるかもしれない。
矢田:僕は思い悩む役が好きだから、今回ジョバンニ役でよかったかも。
山本:だけど矢田ちゃん、思い悩んでる印象あんまりないけど(笑)。
矢田:あの頃はあまり悩みもなかったから(笑)。
山本:人生について悩むというのはむしろ今の方かもね。この年齢になっていろいろ考え出すタイミングでもあるだろうし。
矢田:そうそう。ジョバンニに惹かれるのも今だからこそ、という感じかな。
山本:カムパネルラはジョバンニと違って、どこか飄々としているイメージがあるんだよね。
矢田:一慶はもともとわりとそういうタイプじゃない?
山本:そうかもね。カムパネルラってどこか掴みどころがなくて、だからこそ導き手としてこの作品に存在しているのかなっていう気がする。どうとでもとれちゃうし、ジョバンニもついて行くしかなかったりする。そこがカムパネルラの魅力でもあるのかなって思う。
矢田:ジョバンニは物語を通して大人になっていくわけだけど、あれから8年経って大人になった自分が、一歩大人になる姿を本当に表現しないといけない。当時と比べて、いろいろ成長していればいいなって思ってて。
山本:20代半ばの一歩と、この年齢になってからの一歩は全然重みが違う。大人になってからの一歩をどう見せるか、今回の再演でまた挑戦できそうです。
ーー8年前と今でお互いの印象に変化はありますか? この8年でご自身の中で一番変わったことは?
山本:矢田ちゃんは全然変わらない。久しぶりに会って、“あれ、変わった?”と一瞬思ったけど、髪が黒くなっただけだった。茶髪とか金髪の印象が強くて、矢田ちゃんの黒髪ってみたことなかったから(笑)。
矢田:一慶も印象はあまり変わらない。
山本:矢田ちゃんと知り合ったのは22,23歳の頃だから、もうかれこれ10年以上の付き合いになるんだよね。なかでも20代半ばからの8年ってすごく大きいと思う。
矢田:そうかもしれない。だから自分の中で変わったことはいっぱいあって。この8年で主演を含めて何本も舞台をやらせてもらってきたけれど、僕の中で一つの転機になったのがミュージカル『アルジャーノンに花束を』。幅のある役で表現しなければいけないことが多過ぎて、演出家の方にすごい叩き込まれて。引き出しに無理やりいっぱい詰め込まれた感覚があったし、あの経験は大きかったよね。そこからその人のメソッドでお芝居作るようになったから、芝居も変わった。若い頃なんて感覚でしかお芝居してなかったから。
山本:お互い人生経験を積んできたってことだよね。僕の中で1番変わったことは、責任を負いたくなったこと。責任を負うことによって発言力を得られるし、また逆もしかりで、発言するからには責任を負わなきゃいけない。若い頃って無鉄砲に言いたいことを言ったり、勝手に責任取ったりできるけど、年齢を重ねて考えが深くなればなるほど、発言力と責任を取る力がイコールになるんじゃないかと思っていて。またそこをイコールにしたいっていう思いが強くなってる気がしてる。
■不確定さに魅力を感じて
ーー前回の公演を経て、改めて感じる『銀河鉄道の夜』の魅力とは何でしょう?
山本:前回はこの物語がよくわからなかったんですよね。それで8年経った今もよくわからない。
矢田:抽象画みたいな作品だよね。
山本:書いた人の中に答えはあるんだろうけど、それがはっきり指定されていないというか。
矢田:装飾的な言葉が多くて、詩的な表現がいっぱい出てくる。わかりやすい文じゃないから、読み手に任せますというところがあって。
山本:今となっては、わからないことも正解というか、ここで演じ手がわかってしまっても面白くないのかなと思う部分がある。わからない美学というのもあって、その不確定さがやっぱり魅力な気がしてる。
矢田:また大人になって読むと思うことも違うだろうし、だから今回はまた違う印象になりそう。
山本:年齢の縛りがないから、子供も読むし、大人も読む。幅広く読まれるってそういうことなのかもしれない。
矢田:朗読劇なので言葉の綺麗さを楽しんでもいいし、内容を自分で深掘りしてこういう意味だったのかなと思うのもいい。いろんな楽しみ方ができる作品だなって感じています。
ーージョバンニの台詞に「ほんとうのさいわいは一体何だろう。」とありますが、お二人が思う「自分にとっての幸福」とは?
矢田:小さな幸せならたくさんある。お風呂に入浴剤入れるときとか。僕、透明の水って嫌なんですよ。
山本:え、なんで?
矢田:何故かわからないけど、透明な水に入るのがちょっと違和感あるというか、それならシャワーでいいやってなる。お風呂は色がついててほしい。もちろん香りで癒やされたりもする。
山本:そういう小さな幸せ、僕はないなぁ。
矢田:そう? 探そうと思えばはいっぱいあると思うけど。家系ラーメンで濃いめって頼むときとか。
山本:小さな幸せを僕は日々感じていないのかもしれない。最近自分の中ですごく欲しているのが、“無”の時間。もう常にいっぱい考えちゃって、寝ててもずっと何か考えてるから、休めないんだよね。一回ブレーク入れて、全て無にしてみたい。そこに「ほんとうのさいわい」がある気がする。修行にでも行ってこようかな(笑)。
矢田:じゃあお寺に行かないと。座禅組んだらいいんじゃない?(笑)。
山本:でもあれ今やったらずっと叩かれてると思う。太鼓の達人並みに連打されるよ、きっと(笑)。
矢田:僕が考える「ほんとうのさいわい」は、人と比べないこと。上を見たらきりがないし、下を見てもきりがない。でも自分は自分だと思ったらそこに幸せがある。
山本:うん、確かにそうだよね。極論は自分を愛するということ。
矢田:幸せって相対的なものではなくて、自分がそういう風に感じたら、そうなんだってこと。だから比べないことが1番なんだろうなとは思うけど……。まぁ現実はなかなかそうもいかないので、そういう風になれたらいいなって思ってます。
■歌に生演奏の上演で新たな作品世界を繰り広げる
ーー今回は台本や演出も変わり、新バージョンでの上演になります。本公演の見所をお聞かせください。
山本:今回はプロジェクションマッピングの演出に加え、僕らの歌もあって、前回とはまた違う世界観になりそうです。
矢田:さらにお箏や笛など和楽器の生演奏が加わるので、かなり贅沢な作品になるんじゃないかなと思ってて。
山本:この『銀河鉄道の夜』という作品はこれまでいろいろな人たちが取り組んできたけれど、和楽器での上演というのはあまりない挑戦だと思う。だからちょっとレアな公演になるだろうし、お客さまにとっても貴重な体験ができる作品になるんじゃないかなと思っています。
矢田:8年前の公演を観に来てくれた方にも、もう一度観てほしい。そこでどう感じてもらえるか……。
山本:初見の方はもちろん、僕らをずっと応援してくれているファンの皆さんをはじめ、多くの方に観てもらえたらうれしいよね。
矢田:当時は純粋で、若い時にしかできなかった表現もあると思うけど、お互いにこの8年間で引き出しも増えたと思う。しゃべり方一つ、仕草一つにしてもそう。それをこの作品でどれだけ使えるか、お見せできるのか。楽しみにしていてくださいというよりも、僕自身すごく楽しみです。
山本:僕らの集大成というか、8年間の成果が見えたらいいなと思っていて、また新たな気持ちで取り組んでいます。
取材・文=小野寺悦子 撮影=山副圭吾 ヘアメイク=太田夢子
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2022年3月に世界初演として帝国劇場にて開幕した舞台『千と千尋の神隠し』。すでに発表されているが、2024年3 月の帝国劇場公演を皮切りに日本全国ツアーを、2024年4月よりロンドン・ウェストエンドで初の海外公演を東宝株式会社製作、PWプロダクションズ共同製作にて行うことが決定している。
そしてこの度、舞台『千と千尋の神隠し』2024年公演出演キャストが発表された。
舞台『千と千尋の神隠し』2024年出演キャスト
千尋役は、橋本環奈・上白石萌音・川栄李奈・福地桃子。ハク役は醍醐虎汰朗・三浦宏規(※帝劇公演の出演なし)・増子敦貴(GENIC)。カオナシ役は森山開次・小㞍健太・山野 光・中川 賢。リン/千尋の母役は妃海 風・華 優希・実咲凜音。釜爺役は田口トモロヲ・橋本さとし(※帝劇公演の出演なし)・宮崎吐夢。湯婆婆/銭婆役は夏木マリ・朴 璐美・羽野晶紀・春風ひとみ。兄役/千尋の父役は大澄賢也・堀部圭亮。父役は吉村 直・伊藤俊彦。青蛙役はおばたのお兄さん・元木聖也が務める。
総勢78名のキャストが出演し、そのいずれかが、帝国劇場、御園座、博多座、ロンドン・コロシアム、梅田芸術劇場メインホール、札幌文化芸術劇場 hitaru 公演を巡る。今回、2024年最初の公演地となる帝国劇場の公演日程、出演キャスト、キャストローテーション、チケット情報が公式サイトにて発表。
舞台『千と千尋の神隠し』ロンドン公演
一方でロンドン公演についは、驚異的な売り上げを受け、さらに5週間の公演延長が決定した。これによりロンドン公演は総公演回数135回となる。
ロンドン・コロシアム 撮影:Guy de Laubier
ロンドン・コロシアム 撮影:Guy de Laubier
ロンドン・コロシアム 撮影:Guy de Laubier
ロンドン・コロシアム 撮影:Guy de Laubier
なお、帝国劇場公演に続く、2024年御園座、博多座、ロンドン・コロシアム、梅田芸術劇場メインホール、札幌文化芸術劇場 hitaru のキャストスケジュールは、後日発表される。
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俳優・歌手として活動する山崎育三郎のオリジナルアルバム『The Handsome』(読み:ザ・ハンサム)が来春リリースされることが決定した。前作『I LAND』以来、オリジナルとしては約6年ぶりのリリースで、レーベル移籍後初のアルバムリリースとなる。
さらに本アルバムを掲げ、2024年5月18日(土)の神奈川・相模女子大学 グリーンホール 大ホールを皮切りに9月11日(水)の東京ガーデンシアターまで全国27カ所30公演を回る自身最大規模となる「山崎育三郎 全国TOUR 2024 『THE HANDSOME』」の開催も決定した。本日11月22日(水)より、山崎育三郎オフィシャルファンクラブでFC先行チケットの受付がスタートした。
23年はドラマ『リエゾン-こどものこころ診療所-』、『ハイエナ』、ミュージカル『ファインディング・ネバーランド』と主演作品に続けて出演。レギュラーMCの「おしゃれクリップ」やラジオパーソナリティを務める「山崎育三郎のI AM 1936」など多岐にわたり活躍。さらに第105回全国高等学校野球選手権記念大会の開会式では大会歌「栄冠は君に輝く」を歌唱し、高校球児達にエールを送った。24年1月からはブロードウェイ発の日本初演ミュージカル『トッツィー』での主演舞台を控えているが、来春から夏にかけては音楽活動にも力を注ぐことになりそうだ。 山崎育三郎のコメントが到着した。
山崎育三郎コメント
■アルバム「The Handsome」について
6年ぶりのオリジナルアルバムが完成しました! 今回は、長年オリジナルミュージカルを創りたいという自分の願いをアルバムに込めました。尊敬する劇作家、ジャンルを超えた魅力溢れる数々のアーティストの皆さん、錚々たる顔ぶれがこのアルバムに参加して下さいました。素晴らしいクリエイターの皆さんと0から作る制作期間は刺激的で幸せな時間となりました。アルバム全体が一つの物語としてHandsome(物語の主人公)の人生を辿ります。一曲一曲真剣勝負、魂を込めた楽曲となっていますが、是非物語として通して聞いて頂きたいです。ニューアルバム「The Handsome」楽しみにしていて下さい。
■全国ツアーについて
全30公演、過去最大規模の全国ツアーの開催が決定しました。まさに新作ステージ「THE HANDSOME」の幕開け。ミュージカルなのかライブなのか、NEW ALBUM「The Handsome」をステージで魅せるエンターテインメントショー。是非サウンドトラックでもあるアルバムを聴き込んでライブに参加して下さい。もちろん後半は、育三郎全開の楽曲で会場を一つにします。全国の皆さんと直接お会い出来ることを嬉しく思います。そして来年は【6】に縁がある年。198【6】年生まれの育三【6】が、デビュー2【6】年目に、【6】年ぶりのオリジナルアルバムで全国【6】万人を"Handsome World"に誘います。皆さん、会場でお待ちしています。
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ドラマ『癒やしのお隣さんには秘密がある』(日本テレビ)で、二面性のあるストーカー役が話題となり、2023年11月28日(火)からは舞台『ジャンヌ・ダルク』への出演を控え、活躍の場を益々広げている俳優、小関裕太が、自身5年ぶりとなるリアルイベントを開催することが決定した。
イベントテーマは「colorful」。コロナ禍での数年間を振り返った時、「真っ暗なトンネルの中にいた」と表現していた小関だったが、「今しか感じられないこの感情」を「ものづくり」に昇華していく中で、一緒に乗り越えようとする仲間の存在や、いつも応援してくださるファンの方々の存在や想いに共鳴して、辿り着いたのは以前よりも鮮やかに感じられる新しい景色だったと話す。映像や舞台、バラエティーなど幅広い分野に挑戦し、様々な経験をしてきた「今の小関裕太」だからこそ表現できる「色とりどりな魅力」をファンの方々と共有して過ごしたい。イベントタイトル「colorful」にはそのような想いが込められているという。
『colorful』イベントロゴ
小関はこれまでロードムービーの製作や写真展の開催など、様々な「ものづくり」に挑戦し、イベントでも「ものづくり」の発表をしてきたが、今回、取り組んだのは映像作品。“しぐさという表現方法を、物語の中に落とし込みたい”という小関の発案からはじまった映像企画を、最前線の映画作家・中川龍太郎脚本・監督のもと、短編作品としての製作が実現した。題名は『メロスの誕生』。小関自身が主演をつとめ、文学史に残る『走れメロス』の設定を現代に置き換え、中川龍太郎監督が新解釈を加えたハイテンション文学コメディとなっている。なお、本作はイベントに先立ち、日本映画専門チャンネルにて、『2ヶ月連続 小関裕太に落ちたい』内での放送が決定している。
今回のイベントでは、『メロスの誕生』ダイジェスト映像とこのイベントでしか見ることのできないメイキング映像の公開、小関がこめた「ものづくり」の裏側トークや、ファンの方々と楽しめる内容も絶賛企画中。イベントに向け、小関裕太のコメントが到着した。
■小関裕太 コメント
先日、日本映画専門チャンネルにてオリジナル作品の製作と2ヶ月連続の小関裕太特集の放送が発表されましたが、それに伴ってイベントの開催をさせていただくことになりました!
対面イベント、5年ぶりです!
コロナ禍という色の無いような真っ暗な時期から少しずつでも自分たちの過ごし方を探し、彩りを取り戻せてきたような昨今。
このタイミングが僕にとってみなさんにとって「colorful」でありますように。
「colorful」なイベントにしましょう!
2024年2月。楽しみにしております!
source:New feed
リアル脱出ゲームを企画運営する株式会社SCRAPは、参加者とキャストが一体となって物語を作り上げるイベント“体験する物語project”『ALICE IN THE NIGHT MYSTERY CIRCUS』を、東京ミステリーサーカスにて2023年12月29日(金)~2024年2月3日(土)の期間限定でリバイバル開催することを発表した。
イベントの様子 (C)SCRAP
体験する物語projectとは、参加者自身が物語の登場人物の一員となり、キャストと直接会話したり、触れ合ったり、自ら考え行動を起こすことで、参加者とキャストが共に1つの物語を作り上げる体験型演劇作品。
イベントの様子 (C)SCRAP
新宿歌舞伎町にある東京ミステリーサーカスの閉館後の空間で開催される本作は、不思議の国のアリスがテーマ。参加者たちは、「特別な夜」を作り出さなくては元の世界に戻ることが出来ないというアリスたちのために、不思議で心躍るパーティーを開催することに。
イベントの様子 (C)SCRAP
アリスと共に館内を歩き回りながら、参加者を着飾り楽しむ帽子屋、おかしなドリンクを振る舞うウサギ、歌のレッスンに勤しむハートの女王など、行く先々で出会う不思議の国のキャラクターたちと自由に交流を楽しめる。
イベントの様子 (C)SCRAP
誰もが物語の主人公になれる場所、「東京ミステリーサーカス」でしか体験することのできない特別な夜、“体験する物語project”『ALICE IN THE NIGHT MYSTERY CIRCUS』にぜひ参加しておきたい。
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2024年2月23日()~25日()の3日間、よみうり大手町ホールでMusical shoW 『WE ARE MUSIC』vol.1の開催が決定した。
「歌が持つドラマの力で人々を幸せにしたい。」という想いを同じくし、ミュージカルを中心に活動しているアーティストたち。ワタナベエンターテインメント所属の次世代を担うミュージカルスター東啓介、愛加あゆ、豊原江理佳、斎藤瑠希、加藤大悟が一堂に会し、3日間それぞれ異なるコンセプトで開催。本コンサートでしか見られないスペシャルコラボのデュエットや、ミュージカルファンが愛してやまない誰もが耳にしたことのあるナンバーも披露予定だ。
東啓介
この素敵な企画に参加できることをとても光栄に思います。 こうして、皆様とまたお会いできる機会があることに幸せを感じますし、音楽や歌を通して繋がることができるのがとても嬉しいです。 このメンバーでどんな曲をお届けできるか、今からワクワクしています。 少し遅めのバレンタインデーを皆さんで一緒に楽しみましょう!!!!
愛加あゆ
今回、豊原江理佳ちゃん斎藤瑠希ちゃんと共に、素敵なゲストをお招きし、ワタナベ初のミュージカルコンサートを開催する事が決定しました。実は同じ事務所の素敵な歌声の皆様とこんな企画がやりたいなと密かに思っていたので嬉しいです。あんな曲やこんな曲、どんなハーモニーが生まれるのか今からとても楽しみ。皆様のお越しを心よりお待ちしております!
豊原江理佳
小さい頃から、いいことがあったときも、辛いときも、いつもそばにいてくれたのが音楽でした。 今こうして、日々歌を届けることができて本当に嬉しいです。音楽を通して想いをたくさん交換したいですし、皆さんの活力や勇気のスパイスになりたい。会場を後にする時には幸せな気持ちを持って帰っていただきたいです。
斎藤瑠希
自身の出演作品以外のミュージカルソングを皆さんの前で披露するのは初めてなので、今からとても楽しみです! 愛加あゆさん、豊原江理佳さん、ワタナベエンターテインメントの先輩方と共に、名作ミュージカルソングと沢山の歌のドラマをお届けします。 最高に素敵なコンサートになりそうです!! どんなナンバーが歌われるのでしょうか? お楽しみに…。
加藤大悟
この度、Musical ShoW vol.1 「WE ARE MUSIC」に出演させて頂けることになりました。
自分の昔からの夢であったアーティストになりたいという思いで頑張ってきましたので、本当に嬉しいです。 またワタナベエンターテインメントの先輩と共演をさせて頂ける事を誇りに思います。 新しい楽曲にもトライし、皆様に喜んで頂けるよう、精一杯頑張ります。 一緒にアツいライブを創りましょう。 劇場でお待ちしております
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2023年11月19日(日)、ミュージカル『クリスマス・キャロル』が開幕した。初日を前に囲み取材会が行われ、松村雄基、杉本彩、吉田要士が登壇。取材会のオフィシャルレポートならびに舞台写真が到着した。
本作は、イギリスの文豪チャールズ・ディケンズによる小説をもとにしたオリジナルミュージカルで、1年に1度「クリスマスイブ」という特別な日に繰り広げられる、不思議で心温まる12時間の奇跡が鮮やかな音楽やダンスとともに描かれる。
全国19ヶ所22公演を予定している本作は、11月19日(日)の秋田・能代市文化会館大ホールで幕を開け、この日までに、東京・きゅりあん大ホールを含めた3公演を終えた。
スクルージを演じる松村は、「千穐楽まで身体に気をつけて、ご覧いただく皆さま方に喜んでいただける舞台を精一杯務めてまいりたいと思います」とまず挨拶。これまでの公演を振り返り、「とにかくお客さまが温かい。僕たちのメッセージを受け止めてくださって、温かいオーラや気持ちを送ってくださっています。本当は僕たちが温かい気持ちにしてさしあげたいと思っているのですが、お客さまに温かい気持ちにさせていただいていて、感謝の気持ちでいっぱいです。これを溜めて、次の公演、次の公演と繋げていきたいと思います」と語った。
また、松村は今回、初めてのスクルージ役となるが、「このお話をいただくまでスクルージも『クリスマス・キャロル』も観たことがなかったのですが、台本を読んで初めて知ってとても感動しました。生きていくというのはこういうことなんだろうな、人間はこうやって生きていかないといけないなという気がしました」とその思いも明かした。
イザベラ、イライザ、イボンヌの3役を演じる杉本は、実に7年ぶりのミュージカル出演。杉本は「おばあさんのイボンヌは、実年齢が近づいてきたので、ますます迫力が増したんじゃないかなと思います(笑)。ミュージカルだからこそ吹っ切れた役柄になっているので、楽しく演じさせていただいています」と笑顔を見せた。
本作では杉本のダンスも見どころの一つとなっているが、「体力が落ちたのを感じたところもありましたが、稽古でそれも戻ってきている実感があるので、踊っているとすごく幸せです。私を生かしてくださるためにダンスをふんだんに取り入れてくださったことはとてもありがたいです」と楽しそうに話した。
そして、初演からマーレイ役を続投している吉田は、今作ならではの見どころを聞かれると「それはやっぱり(松村)雄基さんのスクルージだと心から思っております。僕にとっても新鮮なスクルージだと感じていますし、ますます深まった。そして、スクルージならではの嫌な感じを見事に演じてくださっている。普段の雄基さんは本当にピュアで素敵な紳士でいらっしゃるのですが、その人柄が作品にもすごく表れているところをお楽しみいただきたい」とコメントを寄せた。
最後に、吉田は改めて「心温まる最高に幸せな気持ちになれるミュージカルだと思います。ぜひともお待ちしております」と呼びかけ、杉本も「人が幸せになるための大切なメッセージがいっぱい詰まった作品。それを素敵なカンパニーの皆さんと共に伝えられる幸せを感じています。心温まるミュージカルですので、ご覧いただきたいと思います」とアピール。
そして、松村は「生きていくことは厳しいことも多いですが、精一杯生きていると必ずそれを支えてくれる人もいる。そして、その人に感謝していけば輪が広がっていく。そんなことを生きる目的にしたいなと思えるミュー
ジカルです。必ず笑顔にして帰っていただきます」と言葉に力を込めて、取材を締めくくった。
ミュージカル『クリスマス・キャロル』は、12月26日(火)まで全国ツアー中。
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三大テノールを継ぐ新世代のヴォーカル・ユニット「イル・ヴォーロ」が世界遺産シリーズとしてアジアで初めて行った世界遺産清水寺での奉納ライブ『IL VOLO in 清水寺 ~京都世界遺産ライブ~』が、2024年1月12日(金)より新宿ピカデリー他全国順次公開となる。世界遺産清水寺が幻想的にライティングされた舞台で、白いスーツに身を包み力強くパフォーマンスを披露するイル・ヴォーロの姿など、本予告と全8点の場面写真が解禁となった。
(C)2024 TATE Corporation. All Rights Reserved.
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イタリアの人気オーディンション番組をきっかけにヴォーカル・ユニットを結成し、当時、14、5歳という若さで、芳醇な歌声を披露し、多くの人々を驚かせたイル・ヴォーロ。アメリカの名門レーベル“ゲフィン・レコード”とイタリア人グループとして初めて直接契約をし、三大テノールの1人、プラシド・ドミンゴとの共演を果たすなど、実力も兼ね揃えている。
その甘美な歌声と深い表現力によって生み出される美しいハーモニーで世界中を魅了するイル・ヴォーロは、2016年にイタリア・フィレンツェのサンタクローチェ広場で、2019年には南イタリアのマテーラと、世界遺産を巡るライブを行っている。人類共通の財産である神秘的な世界遺産と、イル・ヴォーロの圧巻の歌唱力とが融合し、多くの観客を魅了し大好評を博したライブシリーズだ。このライブシリーズを受け、アジア・日本の世界遺産でもライブができないかとプロジェクトが結成され、さまざまな検討・調整を経て国宝でもある京都・清水寺がアジア初の会場として選ばれた。
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コンサート会場とは異なり、舞台装置を一から制作する必要があるため綿密な打ち合わせが重ねられた。照明は、イル・ヴォーロには太陽光に近い光、オーケストラは本堂内陣に入っても譜面が読める明るさが求められる一方、本堂の内々陣に祀られているご本尊、秘仏十一面千手観音立像に外部から光を当てるのは御法度ではありつつも、暗闇に沈んで見えなくなることがないよう、50台を超える照明機器の調整を重ね、幻想的で優美な舞台を見事に完成させた。また、ドローンも含めた13台のカメラを駆使した映像は、京都タワーが佇む市街地の夜景と断崖に聳え立つ本堂の融合など、普段見ることができない映像が収録されている。
このたび解禁された本予告では、三大テノールはもちろん、エルヴィス・プレスリーの「It's Now or Never」など様々な名録音があるイタリアのカンツォーネ「オー・ソレ・ミオ」のイントロから始まり、ジャコモ・プッチーニの歌劇“トゥーランドット”の「誰も寝てはならぬ」や、ホセ・カレーラスのシグネチャーソングとも言われた「グラナダ」など、クラシックの名曲たちを3人の圧倒的な歌唱力によって美しいハーモニーで奏で、幻想的な清水寺の舞台とダイナミックなカメラワークとが見事に融合し、一夜限りの特別なライブの開幕を感じさせる。場面写真には、今にも彼らの美しいハーモニーが聴こえてきそうな、優雅に歌う3人の姿や、美しくライティングされ幻想的な雰囲気を纏う音羽山清水寺本堂の舞台が映し出されている。
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2024年2月に東京芸術劇場プレイハウスにて上演される、舞台『インヘリタンス-継承-』の製作発表会が行われた。
キャストを代表して製作発表会に登壇した、福士誠治、田中俊介、新原泰佑、柾木玲弥、山路和弘、麻実れいのコメントとフォトセッション写真、また、ビデオ・音声メッセージを寄せた演出の熊林弘高、篠井英介のコメントが届いたので紹介する。
本作は、東京芸術劇場と演出家・熊林弘高がタッグを組んで行う舞台。熊林が上演を切望した作品である『インヘリタンス-継承-』は、2015~18年のNYを舞台に、1980年代のエイズ流行初期を生きた60代、HIVと共に生きる30代・20代の3世代のゲイの人々を描いている。
上演時間は、前後篇6時間半にわたる超大作叙事詩(エピック・ストーリー)となるが、熊林はそこに、いま語られなくてはならない物語を見出していく。
出演者は、福士誠治、田中俊介、新原泰佑、そして柾木玲弥はじめフレッシュな若手俳優陣。対するベテラン勢には、篠井英介、山路和弘が顔を揃えた。さらに 麻実れいが後篇のみ、クライマックスで登場するのも見どころとなる。
(左から)山路和弘、新原泰佑、福士誠治、田中俊介、麻実れい、柾木玲弥 撮影:阿部章仁
【演出】 熊林弘高 コメント ※ビデオメッセージ
本作品の演出を担当させて頂きます、熊林弘高です。
初めて出会ったクィア作品(※)は、映画『蜘蛛女のキス』でした。ヴィスコンティ、アン・リー、フランソワ・オゾン、グザヴィエ・ドラン、ベルトルッチの『暗殺の森』、ウォン・カーウァイの『ブエノスアイレス』、『ムーンライト』……ふと思い出すだけでも様々な国のすばらしい映画が浮かびます。ボルヘスは“書物は人々の記憶で歴史だ”と記しました。
私にとって‘クィアの歴史’とは‘映画’だと言えます。エベレストを装備なく登らないように、『インヘリタンス』という巨峰(葡萄じゃないです)を偉大な映画監督から継承したはずのものに背を押されながらこれから登頂しようとしております。
福士(誠治)さん、柾木(玲弥)さん、山路(和弘)さん、麻実(れい)さんは、何度か時間を共に過ごした大切な仲間です。以前より存じ上げていた篠井(英介)さん、映画を観て惹かれた田中(俊介)さん、信頼する方のご紹介で出会った新原(泰佑)さん、と「よくぞこの作品を引き受けていただきました」とまずは感謝を捧げたくなる勇敢な俳優とスタッフと共に辿り着いた頂きからの眺めがどんなになるかを考えると、今はその過程の困難さに怖気づくより、楽しみな方が日に日に勝ってきております。
(※)LGBTQ+を登場人物にした作品や当事者たちが制作した作品のジャンル
出演者コメント
■福士誠治 / エリック・グラス役
熊林(弘高)さんの演出作品に出演するのは三本目です。僕の中では熊林作品の稽古場は楽しいイメージがあり、また、自分がイメージする作品の読み方や表現の仕方を越えてくださる演出家さんだと思っています。2本目にご一緒した『イントゥ・ザ・ウッズ』というミュージカルでは、3メートルくらいの高さから歌いながら跳ぶという初めての経験もさせていただきました(笑)。本作は6時間半の大作ですが、その中で何度驚かされるのだろうと、今から楽しみです。
いろいろな「愛」という言葉がありますが、人が人を愛する美しさ、または愚かさといった、止められない気持ちをこの作品から感じました。それを自分なりに表現して、作品を通して「愛」を伝えられたらと思っています。こちらにいらっしゃる皆さんと一緒に、素晴らしい作品になるよう頑張りますので、よろしくお願いいたします。
■田中俊介 / トビー・ダーリング役
僕の人生経験ではたどり着けない痛みや苦しみを背負った役を演じます。難しいと思いますし、作品作り自体も相当な覚悟がいると思っています。でも、コロナ禍で味わった人との距離感、それによって人との関わり方が分からなくなっている現在の感じは、この作品にとてもリンクする部分があるなと思いましたので、出演を決めました。熊林(弘高)さんの演出作品は初めてで、初対面では優しさや温かさを感じたのですが、「通し稽古は一、二回しかやらないよ」とご本人から言われまして、「まじか」という表情で新原(泰佑)くんと顔を見合わせてしまいました(笑)。今、皆さんのお話を聞いてビビっております(笑)。通し稽古が5回でも6回でもできるよう、なんとかしがみついていきたいと思います。
■新原泰佑 / アダム役・レオ役(二役)
この作品で僕は、顔は瓜二つですが、正反対の二人の人間という二役を演じさせていただきます。とても大切な役をいただけて大変光栄です。演出の熊林(弘高)さんとはオーディションでお会いしたのが初めてで、とても気さくな優しい感じの方なのですが、田中(俊介)さん同様、熊林さんの作品経験がある諸先輩方のお話を伺い、今からワクワクしつつビクビクしております。
キーパーソンともいえる役ですし、自分自身も作品のキーパーソンとなるよう稽古を頑張りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
■柾木玲弥 / ジャスパー役
熊林(弘高)さんとは2021年の『パンドラの鐘』に出演させていただいて、またこうしてご一緒できることをとても嬉しく思っております。そのときには、あまり稽古をされない演出家さんという噂を聞いていたのですが(笑)、『パンドラの鐘』ではしっかり稽古していただきました。本当に映画やお芝居の知識が豊富な方で、稽古中に歓談させていただいた際には、役の参考になる作品などいろいろと教えていただいてとても助けていただきました。僕はここにいらっしゃる皆さんより舞台経験は少ないと思いますし、6時間半というここまで長い作品は初めてです。稽古も長期にわたる中で、今から何を準備したらいいのか、何を頑張ったらいいのかなども見当もつきません。とりあえず、健康管理をしっかりとして作品に臨みたいと思います。
■篠井英介 / ウォルター役・モーガン役(二役) ※体調不良で欠席のため音声メッセージ
本日は発熱してしまい、皆さんにお会いできず残念です。この作品は一生にあるかないかというくらいの大作です。心して、皆さんのお力を借りながら、足手まといにならないように一生懸命務めたいと思っております。ご覧になる方々にとっても大変な作品だと思いますが、熊林(弘高)さんのご指導のもと、皆一丸となってよい作品になることを願っております。よろしくお願いいたします。
■山路和弘 / ヘンリー・ウィルコックス役
まだこの作品がどのような物語なのかも知らないときにお電話をいただいて、演出は誰でどなたが出演されるのかをお聞きしまして、そのメンツでは断ることはできないなと(笑)ご一緒するのは三本目になりますけれども、信頼できる演出家の熊林(弘高)さん、さらに麻実(れい)さんも出演されるとお聞きして、喜んで引き受けさせていただいた次第です。私は来年で70歳になりますが、この仕事をしてきた中で、多くのマイノリティーの方々とお会いしてきました、既に亡くなった方もいます。そんな彼らが、これが観たかったんじゃないかと思える恋愛感情を表現できたらいいなと、心密かに考えています。楽しみにしていてください。
■麻実れい / マーガレット役
この繊細な作品に参加させていただきますこと、とても幸せに感じています。熊林(弘高)さんと初めてお会いしたのはまだ演出家でなかった当時のことでしたが、その後演出家として立たれて、『おそるべき親たち』という作品で初めてご一緒したときには、「仲間」のひとりとして好きなことを言わせていただきました(笑)でも、役者を緊張させずに好きなようにやらせながら、最後はまとめていくという素晴らしい演出家さんで、この歳になってもまだご一緒させていただけるなんてとても幸せなことです。今回はどんな”熊ちゃん”を見せてもらえるのだろうと期待しております。
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BS松竹東急(BS260ch・全国無料放送)で毎週火曜夜10時30分より放送中の『松也Pの◯◯◯』にて、日本キャンドル協会理事である尾上松也と、大親友・城田優の2人によるオリジナルキャンドル作りの様子が、2023年12月5日(火)、19日(火)の2回にわたり放送される。
本番組は、歌舞伎俳優の尾上松也が、“松也P(プロデューサー)”として、企画会議から参加してゼロから番組内容を決めるドキュメンタリーバラエティ。12月は、NHK大河ドラマ『どうする家康』、NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(語り手)や、映画『コンフィデンスマンJP英雄編』、ミュージカル『キンキーブーツ』出演など多岐にわたり活躍する城田優がゲスト。高校の先輩後輩であり大親友の松也と城田だが、2人だけでバラエティ番組に出演することは今までほとんどなかったという。今回は、約5,000名の会員を有する日本キャンドル協会の理事を務め、キャンドルを心から愛し、キャンドルに関する豊富な知識を持つ松也が、一から手作りで巨大なオリジナルキャンドル制作に城田と挑戦する。
(C)BS松竹東急
2人が作った巨大キャンドルは、ストリートピアノを設置しての音楽ステージやクリスマスマーケットなど、週末を中心に様々なイベントが行われる12月の『東銀座ウインターフェスタ2023』の会場にて点火式が行われる。キャンドル点火式では、城田優と共に制作した巨大キャンドルに尾上松也が点火し、会場中のキャンドルにも火が灯る。そんな会場となる銀座松竹スクエアの空間を、“松也P”が数々のキャンドルで飾り、プロデュース。『東銀座ウインターフェスタ2023』は、12月18日(月)19時30分より開催される。
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また、10月27日(金)から3日間開催された『TOKYO TOWER CANDLE DAYS 2023』では、イベント2日目に松也と城田が2人揃ってトークショーに登壇。息ぴったりのトークと、手作りキャンドルの制作秘話などで会場のファンを大いに盛り上げた。尾上松也・城田優のコメントが到着した。
(C)BS松竹東急
◆幼馴染であり、キャンドル好きの城田さんと、キャンドルを通して念願の共演が叶い…
──お馴染みの城田さんを迎えられての収録だったと思いますが、改めてご感想をお聞かせください。
松也:男性でキャンドル好きで家で焚く人が周りになかなか居ない中、城田さんが元々キャンドル好きというのも知っていましたから、いつか一緒にキャンドル関係の仕事をしたいなと思っていました。キャンドルを焚くというと、「なんかあったのか?」と心配されることが多かったりするのですが、そういうことではなく、ただ癒しのために焚いているという共通項があります。友達の一人として、一緒にキャンドルが作れるというのは嬉しかったですし、この番組はゲストのやりたいことを一緒にやっていく番組という僕の中でのコンセプトがあるのですが、今回は幼馴染の城田さんならではの、ただ僕がしたいことに付き合わせるという企画で、お付き合いいただけて大変光栄でした。
◆今年の松也さんへの誕生日プレゼントは、キャンドル!
──お付き合いいただいたと松也さんがおっしゃられていますが、いかがですか?
城田:おっしゃる通り、僕も昔からキャンドルが好きで家に何十個かキャンドルがあります。リビングにも数個、寝室にも置いてあり、お手洗いなどにも焚き終わったものや途中のものなども置いています。中でも、僕はアロマキャンドルが好きなのですが、特に火を焚くと香ってくる匂いや、火の美しさが癒やしです。
僕も昔からキャンドルが好きだったのですが、気づいたら松也さんが僕を飛び超えて日本キャンドル協会の理事になっていて、そんな流れからコロナ禍でもよくキャンドルについてリモートで会話をしていました。「最近キャンドルにはまったんだよね」、みたいな話をされた時に、「キャンドルいいよね、俺もめっちゃ持ってるよ」と、お互いがキャンドルを好きだということが分かり、そこから松也さんが理事をされている日本キャンドル協会主催の「TOKYO TOWER CANDLE DAYS 2022」に参加をさせていただき、キャンドルを見させていただいたり、キャンドル・ジュンさんのキャンドルを買って帰ったりしました。ちなみに余談ですが、僕から今年の松也さんへ贈った誕生日プレゼントはキャンドルでした。
この番組に呼んでいただけるとなった時に、特に事前のアンケートなどは無く、蓋を開けてみたら、今日はキャンドルを作りますと伝えられました。この番組は、本来であればゲストが何をやりたいのか聞かれて、やりたいことを叶えてくれるコンセプトらしいのですが、結果的には素晴らしいキャンドルが完成して、結果オーライでした。
松也:すごい楽しそうだったよね!
城田:ゲストも著名な方たちが沢山出られていて、皆さんやりたいことを叶えているらしいのですが、唯一僕だけがただただ松也さんのやりたいことに付き合わされた…!
松也:僕がやりたいことは多分、城田さんがやりたいことだろうという認識のもとやりました。
城田:ジャイアンの発想です。高校時代の先輩なので逆らえないところがありますね。
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◆巨大キャンドルの制作では、完成形が見えない中でもイメージ通りにできた!
──今回の収録で、新たな発見や、気づき、印象に残っていることはありますか?
松也:こんなに大きいキャンドルはかなりレベルが高く、レッスンを受けている人でも色々勉強をして段階を踏んでここにたどり着くので、正直どうやって作るのか・・・初めての体験でした。大きい筒に詰めていき、色を重ねていくのですが、透明の筒では無いため、完成形が見えないんですよ。外から色のバランスなどが見えず、頭の中でイメージして作っていかなければならないので、技術と想像力が必要だなと改めて感じました。
──実際に出来上がったキャンドルを見て、驚きはそんなになかったですか?
松也:いやいや、驚きましたよ。とても驚きました。なぜかというと、イメージ通りだったから! 本当にイメージ通り、完璧ですよ!「俺、凄くない? 思ったとおりに出来ている!」という驚きです。近くで見ても、グラデーションで緑に変わっていくところ、紫の分量、黄色の分量といい、何一つ文句がないです。
◆ゼロからものを作るのが好き、何かを作ることをシリーズ化したい。もう一度キャンドル制作を希望!
──次に出演する機会があったらやりたいことをお聞かせください。
城田:ガラス細工や陶芸など、今回のようにゼロからものを作ってみたいです。最近は、松也さんも僕も演出などにも挑戦していて、プロデュースなどゼロからものを作るといったことが好きなタイプなので、何かを作るのはシリーズ化してもいいかなと思いますね。また、キャンドルをもう一度作ってみたいですね。今回は、練習用に小さいキャンドルを作り、要領がわかってから大きいのを作るという流れでしたが、これがあまりにも全容が見えず、手探り状態でした。僕の場合は、結果としては良い感じの色合いにはなっているのですが、自分がイメージしていたものとはやはり全然違うものになっていました。キャンドル作りの難しさを知りましたが、完璧だったと言っている通り、松也さんのキャンドルは最初にイメージした通りのものが出来上がっていました。松也さんは持っているな、と思いました。
◆自己表現を通してエンターテインメントをお届けできるバラエティも大切なジャンル
──「松也Pの◯◯◯」は、企画から番組作りに携わっていらっしゃいますが、意識していることはありますか?
松也:限られた予算内ですが、そういう制限がある中で何ができるかを考えるのも嫌いではないので、のびのびやらせていただいています。とにかく「楽しく」ということを意識していますね。
──バラエティ番組というのは、松也さんにとってどんな存在ですか?
松也:色々な番組に出演させていただき、楽しい時間を過ごさせていただいていますが、視聴者の方にも、ただただ楽しんでいただけるものがバラエティだと思っています。また、舞台もそうですが、今回のキャンドル作りのようなバラエティも、ジャンルは違えど自分を表現し、エンターテイメントをお届けできるという場であるという意味で、僕の中では大切なジャンルです。
◆2人の手掛けたオリジナルキャンドルが誕生した瞬間をぜひ目撃してほしい!
──放送を楽しみにしている視聴者の方へ、見所や注目してほしいところなど、一言お願いいたします。
城田:松也さんの自由な進行に時にツッコミを入れたりするなどしましたが、これが普段通りの2人の温かい空気ですので、人間らしさを感じていただきたいです。今回は、ゲストの僕に何をしたいのか聞いてくれませんでしたが(笑)、予算が増えて海外進出する際には、1回目のゲストに呼んでいただきたいです。英語もいけます!
松也:では、ゲストは別の方で、通訳さんとしてお呼びします。
城田:いやいや、エコノミークラスで大丈夫ですので、よろしくお願いします!
松也:僕もゼロから何かを作ることが好きなので、城田さんに比較的タイプが似ているところがあります。ゼロから作るとなったら、細かいところまでこだわりたいと思うタイプなのですが、唯一この番組は細かいところは気にしないというような、大きな心構えで作っている番組の一つです。普段そんなに関わらないゲストの方も多いので、とにかく楽しんでいただけるように、という部分での気遣いをしています。ただ、城田さんに関しては何一つ気を遣わずに、リラックスした形で臨めました。作っている最中は、特にトークもなく無言でやらせていただきましたので、ナレーションをご担当くださっている有野晋哉さんに頼りっきりになると思います。私達のキャンドルが誕生する瞬間を、ぜひ目撃していただければ嬉しいです!
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2014年、日本での活動休止から約10年、アンジェラ・アキが東宝ミュージカル『この世界の片隅に』への音楽制作参加と同時に日本での活動再開を発表した。
2024年2月7日(水)に本ミュージカル楽曲より、「この世界のあちこちに」を配信リリースする。
アンジェラ・アキは、2005年シングル「HOME」でメジャー・デビューし、翌年12月にはビートルズの初来日公演以降、日本武道館にて史上初となるピアノ弾き語り単独ライブを大成功させるなど、デビュー当時から話題の絶えないシンガー・ソングライターだ。2008年にはシングル「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」NHKみんなのうた(2008年8-9月のうた)~第75回(平成20年度)NHK全国学校音楽コンクール"中学校の部"課題曲~がプラチナディスクを獲得。リリ-スから15年が経った現在も国民的合唱・卒業ソングとして日本全国で歌い継がれ続けている。
そして2013年、日本での活動停止を発表。以前からの目標であったミュージカル音楽家になるべく、2014年渡米、作曲を一から学び直した。2016年、ウォルト・ディズニーの短編ミュージカル作品に作詞家として参加、ミュージカル音楽作家としての一歩を踏み出し、ブロードウェイ作品のプロジェクトにも関わり始めた。また作詞・作曲家として日本のアーティスト達にも楽曲提供を開始するなど、精力的に活動を行ってきた。
東宝ミュージカル『この世界の片隅に』
そして2024年、東宝ミュージカル『この世界の片隅に』への制作参加と同時に日本での活動を再開。本ミュージカル楽曲より「この世界のあちこちに」を配信リリースする。本作は2024年5月から日本全国で上演される東宝ミュージカル『この世界の片隅に』のために書き下ろした楽曲で、ミュージカル本公演用に制作した楽曲をリアレンジ、自ら歌唱したもの。言わば“ミュージカル音楽作家”として作った楽曲を、“シンガー・ソングライター”アンジェラ・アキが歌う作品となる。
シングル「この世界のあちこちに」ジャケット写真
日本でのリリースは2014年3月にリリースしたベスト盤『TAPESTRY OF SONGS-THE BEST OF ANGELA AKI-』以来、新曲としては2013年7月リリースのシングル「夢の終わり 愛の始まり」以来約10年ぶりとなる。
10年ぶりの日本での再始動に関してアンジェラ・アキは
「この度、『この世界の片隅で』ミュージカルに音楽担当として参加させて頂く事になりました。
ミュージカルの音楽作家になりたくて、10年前にアメリカの音楽大学に入学し、作曲を学び直しました。その学びの体験を経て、この素晴らしい作品に巡り会えた事を心から光栄に思っています。
そして、この作品の発表をもって日本での活動を再開させて頂きます。
シンガー・ソングライターとして曲を書くことと、ミュージカル音楽作家として曲を書くこと。その一番大きな違いは、視点です。シンガー・ソングライターとして曲を作るときは私の個人的な視点で書きますが、ミュージカルの場合はキャラクターの視点。そのキャラクターがどの場面で何を感じているのか、その視点になって、言葉ではなくまず音で考えてみる。そのときにどんな音が鳴っているのが正しいのかを探していく。難しいことではあったけれど、ものすごくやりがいを感じている自分がいました。
ミュージカルは総合芸術。関わる全員が答えを探し、何度も書き直したりしながら一緒に作品を作り上げる。この喜び、この経験は、一回やって“楽しかったな”で終われるようなものではありません。私は日本語にこだわりながら、ミュージカル音楽を一生作り続けていきたい。そう思っています」
とコメントしている。
アンジェラ・アキはシンガー・ソングライターにミュージカル音楽作家としての新たなスキルをプラスし、今回10年ぶりに日本での活動を再開する。
この再始動を期に、オフィシャルInstagram, XなどSNSもローンチ。オフィシャルホームページやYouTubeリニューアルされ、今まで以上に数多くの情報を世界に発信していく。
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ニッポン放送をキーステーションに全国36局ネットで放送中の深夜ラジオの代名詞『オールナイトニッポン』のスペシャルパーソナリティとして、 11月28日(火)はHi-STANDARD、Ken Yokoyamaのギタリスト・ボーカリストとして活動する横山健が担当することとなった。
横山健がオールナイトニッポンのパーソナリティを担当するのは、2016年12月以来、約7年ぶり3度目。過去2回、深夜ラジオらしい下ネタ、若者に生電話、そして弾き語りなど横山健にしかできない放送を行い、大きな反響を得た。3回目となる今回は、Ken Yokoyamaの2023年第3弾シングル「These Magic Words」リリース日当日の放送となる。
今年は、Hi-STANDARDとして、6月の『SATANIC CARNIVAL 2023』で約5年ぶりのライブを行い、Ken Yokoyamaとしてはシングル3作連続リリースや、自身初の日比谷野外音楽堂公演を行うなど、精力的に活動をしてきた横山健。激動の2023年を振り返る放送になるという。
募集メッセージなどの詳細は追って、オールナイトニッポン公式X(@Ann_Since1967)で発表される予定。
横山健 コメント
11/28・火曜日の深夜に、星野源さんの代打でパーソナリティを務めさせていただきます、横山健です。
2016年12月以来、なんと7年振り(!)3回目の登場になります。
7年もたってしまっているので、スタジオ内の空気感や生放送の緊張感を忘れつつあります……。
ということは!初回のような、初々しいテンションでできるのではないかと!ワクワクしております!
好きな曲をかけたり、皆さんの人生相談にのったり、少しばかりの下ネタなんかもゴチャ混ぜにして、忘れられない2時間にしたいと思います。
是非お聴き逃しのないように、よろしくお願いいたします!
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HEY-SMITHが、TVアニメ『東京リベンジャーズ』天竺編のエンディング主題歌となっている「Say My Name」のスペシャルミュージックビデオをバンドの公式YouTubeで公開した。
「Say My Name」は、TVアニメ『東京リベンジャーズ』天竺編エンディング主題歌となっている楽曲で、今回のスペシャルミュージックビデオは、アニメ本編の映像が疾走感溢れる楽曲に合わせて使われており、アクションシーンや印象に残る名シーンで構成された見ごたえのあるミュージックビデオになっている。
HEY-SMITHは、「Say My Name」も収録された最新アルバム『Rest In Punk』を携えたツアー『Rest In Punk Tour』を行っている。
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YONA YONA WEEKENDERSが11月Wシングル第二弾となるクリスマスチューン「Lively Christmas」を本日11月22日にリリース。併せて、たくさんのダンシングサンタ(サンタクロースの人形)が街で踊るミュージックビデオのティザー映像も公開となった。
“ツマミになるグッドミュージック”を奏でる4人組バンド・YONA YONA WEEKENDERSの11月Wシングル第二弾となる新曲「Lively Christmas」は、11月16日(木)からスタートしている渋谷スクランブルスクエアのXmasキャンペーンソングとして書き下ろしたバンド初のクリスマスソング。しっとりとしたサイレントナイトではなく、ネオン輝く賑やかで華やかな渋谷の街にピッタリのアップチューンとなっており、今年のクリスマスを盛り上げてくれそうだ。12月25日(月)までの期間中、同キャンペーンのCMソングとして渋谷スクランブルスクエア館内随所で流れるとともに、屋外ビジョンでの展開も予定しているので、ぜひ渋谷に訪れた際にチェックしてみてほしい。
そして、本日「Lively Christmas」のミュージックビデオのティザー映像も公開された。様々な動きをするダンシングサンタ(サンタクロースの人形)が渋谷の街の至る所で踊る様子が収められた、可愛らしい映像になっており、どんなビデオになるのか楽しみだ。ミュージックビデオの公開は、街がクリスマスムード一色になっているであろう12月6日の0時を予定している。
また、本日23時からは開催の度に視聴者数を増やしている、ボーカルの磯野くんとサポートメンバー高橋遼(Key. &Cho.)によるアコースティックインスタライブ配信も実施予定。磯野くんがリスペクトする先輩ミュージシャンのカバーなども披露される予定とのこと。
さらに、楽曲リリースを記念して「Lively Christmasオリジナルハンドタオル」が当たる「教えてあなたのクリスマス♪企画」もスタート。Instagramでクリスマスを感じる写真や動画に本楽曲のミュージックスタンプを付けて投稿したスクリーンショットを撮影して、特設フォームから応募することができる。
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"都会の夜の帳を舞台に、ノスタルジーな音楽を手がける" をコンセプトに、80~90年代の邦・洋楽の名曲群をカバーするプロジェクトとして、2019年夏に活動をスタートした Tokimeki Recordsが、「小さな嘘〜Callin’ me〜 feat. ひかり (DLJ Remix)」をリリースした。
昨年リリースしたオリジナルアルバム『透明なガール』のRemixesを12月13日にリリースするTokimeki Records。これまでリリースしてきたシングルに加え、新たにKan SanoによるRemixを含めた全8曲を収録。
今回、第7弾シングルとしてリリースされた「小さな嘘〜Callin’ me〜」のRemixは、フランスのリヨン出身27歳の作曲家、ヒップホップ・ビートメーカーのDLJを起用。美しいピアノのメロディが印象的な、ダウンテンポでローファイな作品に仕上がっている。
またTokimeki Recordsは、1年ぶりとなるワンマンLIVEが2024年1月にビルボードライブ横浜、クラブ月世界にて予定されている。チケットはイープラスにて販売中。
DLJからのコメント
昨年、Tokimeki Recordsと"Sleep Party" (ft. mindfreakkk)のリミックスを制作した。
新しいリミックスを依頼された時、原曲のノスタルジックな鍵盤に惚れ込み、自分がこの曲に何をもたらすことができるかを直感した、新しいヴァイブを作るために。メロウな鍵盤にギターを加え、スローなローファイ・ヒップホップ・ビートとヴォーカルを重ねました。
ヴォーカルがどのように仕上がり、私が作ったリミックスにフィットしたかを見てとても嬉しかった!
僕にとってはほとんど新しいトラックなんだけど、オリジナルと同じエッセンスを持っていて、ノスタルジーと強い感情に満ちているんだ。
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