ラーメンからスイーツまで「味わいロード」総勢60店舗から出店店舗を一部公開 『OSAKA MOBILITY SHOW 2023/第12回大阪モーターショー』

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12月8日(金)から12月11日(月)までの4日間にわたり、大阪・インテックス大阪1号館・スカイプラザで開催される『OSAKA MOBILITY SHOW 2023/第12回大阪モーターショー』から、「味わいロード」の出店店舗が一部公開された。

『OSAKA MOBILITY SHOW/大阪モーターショー』は、国産車から二輪車までさまざまな車両が出展される西日本最大級のモーターイベント。会場には、全国各地から選りすぐりのグルメが集結する「味わいロード」も登場する。

出店されるのは、濃厚焦がし味噌らーめんの「札幌ラーメン武蔵」、焼き小籠包の「王府井」、うにコロッケの「天草海まる」、「佐世保バーガー」、特上海菜天丼の「鹿児島 天一」など。

また、松阪牛ステーキ丼の「松阪牛専門店小池」、牛たん焼きの「利休」、チャーライの「チャーライ極」、赤身ステーキ丼の「ザ・グリルふじ」、チーズステーキサンドウィッチの「JEST KITCHEN」など、肉や丼ものもそろっている。

さらに、海宝弁当の「札幌今井商店」、捌きたて本マグロ贅沢三味丼の「黒潮市場」、「十勝牛とろ丼」、特盛 北海三色盛丼の「蔵」、のどぐろ丼など海鮮や牛とろなどの「出雲 日本海」など、北海道や和歌山、島根からの海鮮類も登場。「黒潮市場」では、開催中毎日11時30分より生マグロの解体ショーも行われる予定だ。

そのほか、ティラプリの「大阪プリン専門店うっふぷりん」、ブッセの「一富士製菓」、ジャージーソフトクリームの「ジャージー牧場カップル」、わらび餅の「京ひみこ」、「サーティワンアイスクリーム」などのスイーツも盛り沢山。

そのほか店舗詳細は、『OSAKA MOBILITY SHOW 2023/第12回大阪モーターショー』公式ページを確認しよう。

『OSAKA MOBILITY SHOW 2023/第12回大阪モーターショー』のチケット(前売券)は、イープラスで12月7日(木)23時59分まで受付中。

※出店商品・料金は予告なく変更となる場合があります。

 

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SAKANAMONが最新曲「猫の尻尾feat.蒼山幸子」のミュージックビデオを公開した。

SAKANAMON「猫の尻尾feat.蒼山幸子」

「猫の尻尾」は、SAKANAMONが「PLUS ONE(プラスワン)」をテーマに三部作となる配信シングルの第三弾として11月15日(水)にリリースされた楽曲で、ゲストとして「儚さ」と「力強さ」を兼ねた透明感溢れる歌声をもつ蒼山幸子(ex-ねごと)がピアノとコーラスで参加。SAKANAMONのサウンドと蒼山のピアノと声が切なく絡まり合うSAKANAMON史上初の失恋ソングとなっている。

公開されたMVは、2人の思い出の場所である喫茶店で、失ってしまった人を思い返しながらも次第に前を向くヒロインの様子が描かれている。ヒロインは山本奈衣瑠が演じ、監督は初タッグとなる常間地裕が担当。歌詞とのリンクや変化していく表情にも要注目だ。

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2024年5月25日(土)、26日(日)に、兵庫県・神戸メリケンパーク 特設会場にて『KOBE MELLOW CRUISE 2024』の開催が決定した。

同イベントは、文化を発信してきた港町・神戸を象徴するポートタワーの麓にあるメリケンパークで2022年より開催されている都市型音楽フェス。アクセス抜群の海風感じる心地良い空間で、音楽・アート・ファッション・フードなどさまざまなカルチャーをクルージングするように贅沢に楽しむことができる。

2023年はヘッドライナーとしてAwich・BIMの2組を迎え、総勢29組のアーティストが出演し、大いにメリケンパークの地を沸かせた。3回目の開催となる『KOBE MELLOW CRUISE 2024』は、さらにパワーアップした心地の良い唯一無二のフェスを目指す。

開催発表と併せ、お得な早割2DAYS TICKETの受付がスタート。出演アーティストやその他詳細は後日発表となるので要チェックだ。

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2023年11月30日(木)東京芸術劇場シアターイーストにて、リーディング『銀河鉄道の夜』が開幕した。初日を前にゲネプロ(公開舞台稽古)が行われ、オフィシャルレポートならびにキャストコメントが到着した。


2016年に矢田悠祐と山本一慶がジョバンニとカムパネルラを日替わりで演じ好評を得、およそ8年の時を経て新たな世界観で復活した本作。舞台は東京五輪閉会式でも歌われた宮澤賢治・作詞作曲の『星めぐりの歌』で幕をあける。
ジョバンニ(矢田悠祐)と、カムパネルラ(山本一慶)の歌唱でしっとりと誘われるのだが、和楽器と作品の世界観が絶妙にマッチし、和楽器の奥深さを再認識させられる。

カメラマン:山副圭吾 (C)2023 ArtistJapan

カメラマン:山副圭吾 (C)2023 ArtistJapan

カメラマン:山副圭吾 (C)2023 ArtistJapan

カメラマン:山副圭吾 (C)2023 ArtistJapan

ジョバンニとカムパネルラは仲の良いクラスメイトだ。辛い日々を送っていたジョバンニにとって、いつの間にか始まったカムパネルラとの旅は、戸惑いながらもワクワクしてしまうのだった。

鳥捕りの男、子供と青年たちとの出会いを重ねるうちにふとよぎる不安。その心の機微を矢田と山本は優しい声で繊細に表現、お互いを想い合う姿にほのぼのさせられる。

その星巡りの旅に寄り添うのは紫吹淳。紫吹は語り手のほかに、様々な登場人物を演じ分け物語を支える。語りからキャラクターに豹変する技はぜひ劇場で楽しんで欲しい。

カメラマン:山副圭吾 (C)2023 ArtistJapan

カメラマン:山副圭吾 (C)2023 ArtistJapan

カメラマン:山副圭吾 (C)2023 ArtistJapan

カメラマン:山副圭吾 (C)2023 ArtistJapan

触れる年齢によって印象が変化する本作、世代を超えて人々の心に“さいわい”とは何かを語りかける。公演は12月3日(日)まで。上演時間は約100分(休憩なし)。

矢田悠祐コメント

カメラマン:山副圭吾 (C)2023 ArtistJapan

カメラマン:山副圭吾 (C)2023 ArtistJapan

8年前に一慶と共演した作品を、本や演出は変わっていますが、以前より大人になった感性で届けることができて良かったと思っています。前回は朗読劇でありながら動き回る演出でしたが、今回は純粋に僕たちの発する言葉に集中した演出になったので、大人の楽しみ方をしてもらえるのではと思います。
物語は輪廻転生や宗教のお話などいろんな要素が入っています。
子供は星座をめぐりワクワクして少し悲しい物語としてファンタジーに感じると思いますが、大人になって読んでみると人間の深い部分の描写があり、今回読み込むことで改めて面白い作品だと思いました。

カメラマン:山副圭吾 (C)2023 ArtistJapan

カメラマン:山副圭吾 (C)2023 ArtistJapan

見どころは歌ですね。2人で歌う楽曲が増えて幅が広がり、さらに紫吹淳さんとは久しぶりの共演で一緒に歌うことが毎回楽しみです。原作がとても有名なのでお話の流れはご存知かもしれませんが、しばらく離れていると、あれ?こんな話だった?ときっと違った印象が生まれると思います。
この機会にもう1度この作品に触れてみてください。とてもゆったり過ごせて、そしてしっとり楽しんでいただける作品になっています。ぜひ気軽に劇場に足を運んでいただければと思います。

山本一慶コメント

カメラマン:山副圭吾 (C)2023 ArtistJapan

カメラマン:山副圭吾 (C)2023 ArtistJapan

素敵なリーディング作品に仕上がりました。8年ぶりに矢田ちゃんとこの作品ができることが嬉しいです。稽古から劇場に入ってより思ったことは、お互いに声質も少しずつ変わってはいるはずなのに、前回と同じく彼の声がとても心地良い。カムパネルラとしてジョバンニとの友情を描きますが、僕が思う矢田ちゃんに対しての安心感や優しさをこの中に感じます。
今回の見どころのひとつに歌唱がありますが、和楽器の生演奏と歌は難しいです。でもハマった時にすごく心地良い響きになり、感情に寄り添う楽器であることを改めて感じました。
この作品の不思議な世界観は、何が起きているのかわからなくても僕はいいと思っています。

カメラマン:山副圭吾 (C)2023 ArtistJapan

カメラマン:山副圭吾 (C)2023 ArtistJapan

ジョバンニやカムパネルラの想いがほっこりと心に響いてくるのは、この物語が持つ魅力でもあると思うので、何も考えず聞いていただけたらと思います。今回は紫吹淳さんに支えられ、3人ならではの魅力もいっぱい詰まっています。文学作品ということでちょっとハードルを感じる方もいらっしゃると思いますが、気軽に不思議な世界観を味わいにぜひお越しください。

紫吹淳コメント

カメラマン:山副圭吾 (C)2023 ArtistJapan

カメラマン:山副圭吾 (C)2023 ArtistJapan

初日の幕を開けることができて、ほっと胸を撫で下ろしております。皆さまにはどう伝わったでしょうか。
最初お話をいただいた時は“語り手”だったので、本を開けてみたら何役もあって驚いたことを覚えています。語った瞬間に違う役になったり、しかも性別も超え幅広い役どころで、難しいと思いながらもそれがまた楽しみですし、私がやる醍醐味なのかと思います。
この作品はカムパネルラとジョバンニの友情から大きく広がって、アダムとイブを思わせる輪廻転生的なものであったり、ちょっと難しいですがリーディングにすることで入りやすいと思うので、楽しんでいただいて“さいわい”をお届けしたいです。

カメラマン:山副圭吾 (C)2023 ArtistJapan

カメラマン:山副圭吾 (C)2023 ArtistJapan

生演奏とプロジェクションマッピングの相乗効果でポロっと、綺麗な天の川のような涙が流れそうです。
個人的には「さそりの火」の所が印象深くて、私自身もさそり座なので、これは何か意味があるのかと感じています。宮沢賢治、没後90年というタイミングですが、友情や家族、人間にとって一番大切な根本となるメッセージが込められているからこそ、時を超えて語り継がれていく作品なのだと思います。
今、大変な世の中になっておりますが、この作品が皆さまの“さいわい”となったら嬉しく思います。

カメラマン:山副圭吾 (C)2023 ArtistJapan

カメラマン:山副圭吾 (C)2023 ArtistJapan

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2023年12月7日(木)から11日(月)まで、京都・先斗町歌舞練場(ぽんとちょう かぶれんじょう)にて『ZIPANGU(ジパング) 光が彩る演舞祭』が開催される。光と伝統芸能と体験型のエンターテインメントショーと銘打たれた公演だ。日本で育まれた芸能として芸舞妓の踊り、OSK日本歌劇団のステージ、そして石見神楽(いわみかぐら)に、最新のLED技術を駆使した「光の演出」が融合。さらに没入型体験演劇(イマーシブシアター)の要素も加わるという。それぞれ手掛けるのは、歌舞伎やOSK日本歌劇団の作・演出にも携わる戸部和久(松竹)、光の演出を担う藤本実(MPLUSPLUS)、体験演出を仕掛ける広屋佑規(ノーミーツ主)。新たな試みにどのような景色が生まれるのか。異なる分野のクリエイターへのインタビューから、『ZIPANGU』の根底にある文化へのリスペクトとエンターテインメントへの熱意を探る。

『ZIPANGU』

『ZIPANGU』

■伝統×光の体験で、憧れのZIPANGUへ

—— 公演名『ZIPANGU』に込めた思いをお聞かせください。

戸部:訪日外国人の方々に伝わりやすいタイトルを意識しました。マルコ・ポーロの時代、「ZIPANGU」は世界の人々にとって憧れの地でした。当時、情報が乏しい中でも皆、まだ知らない素晴らしいものとの出会いや冒険に憧れていたのだと思います。皆の憧れの国であり続けたいという意味を込めています。そして日本には、昔も今も変わらずに輝き続ける素晴らしい伝統文化があります。情報が氾濫するこの現代でも、海外から訪れた方がここで新たな発見に出会えるように。日本の人たちには、ここから自分たちの国や文化への自信を取り戻し、再び日本が輝けるように。そういった願いも込めています。

—— インバウンドを意識されるのは、開催地が京都・先斗町だからでしょうか。

戸部:ええ。観光庁さんの「観光再始動プロジェクト」の助成金の関係もありまして。
(「いい話のあとに……」「正直すぎる」「生々しい」など、一同口々に)

藤本:でも実際、助成金なしには語れない挑戦なのです(笑)。はじめに僕から松竹さんに、インバウンド向けに日本発のイベントを作りたい、と企画を持ち込みました。訪日外国人には「日本に来たなら、本物を観たい」という気持ちがある。それに応えるものを作りたいと考えました。松竹さんの伝統芸能と、MPLUSPLUSが目指す最先端の光の演出を組み合わせれば、新しいものが作れるはず。日本のインバウンド需要は、コロナ禍の前まで盛り上がってきていましたが、一度ゼロになってしまいました。どう復活を試みるか、というのが観光庁さんのプロジェクトと僕が考えていたコンセプトが一致したことが『ZIPANGU』のはじまりなのです。

広屋:藤本さんとは、それ以前からお話をしていて。「MPLUSPLUSさんの光の演出を、よりショーナイズドしたものにできないか。インバウンドのお客様向けにやれないか」と。その流れで藤本さんから「松竹さんとこういう話をしているけれど、よかったら広屋さんも」と巻き込んでいただいて。松竹さんの伝統芸能の文化と、MPLUSPLUSさんの最新技術のエンターテインメントショーの組み合わせに、体験演出を加えることができたなら、面白い化学反応が生まれるのではないかと興味が湧きました。

■歌舞練場で「本物」に出会う

戸部和久(松竹)

戸部和久(松竹)

——『ZIPANGU』で出会える「本物」についてお聞きします。まずは、芸舞妓さんの踊りです。振付は、歌舞伎や舞踊の世界でご活躍の尾上菊之丞先生(日本舞踊尾上流四代家元)です。

戸部:芸舞妓は京都の歴史の中で何百年と培われてきた文化です。その文化の、ある意味では真髄でもあると思う。「こういうものがあるんだ」と観てほしい。いわゆる本物のお座敷でしか観られないものを、『ZIPANGU』の舞台でご覧いただきます。

——続いてOSK日本歌劇団のパフォーマンスが披露されます。宝塚歌劇団、松竹歌劇団と並ぶ三大少女歌劇のひとつで、 1922年にはじまり紆余曲折を乗り越えて100年。NHK朝の連続テレビ小説『ブギウギ』で再注目されています。

戸部:歌劇は、日本ならではのエンターテインメントです。OSKさんの歌と踊りを、井筒衣裳(井筒装束店)さんの衣裳でお見せします。井筒衣裳さんは、天皇陛下が即位の礼でお召しになった着物を作られたりもしている、1705年創業の京都の老舗です。日本の着物の自然の色、糸、織物の美しさを、ファッションショーではなくOSKさんの華やかなステージで楽しんでいただきたいです。

——戸部さんは、歌劇の作詞もされていますね。

戸部:日本語の言葉、唄の美しさを体感してほしいです。その歌詞は、もしかしたら現代の人には、パッとは意味が分からないかもしれません。それでも言葉そのものに美しい響きを感じていただけたら。

——そして石見神楽です。絢爛豪華な大蛇(おろち)による奉納の舞がクライマックスを飾ります。

戸部:神楽はより根源的、土着的な文化ですよね。田んぼで稲刈りした後の秋祭りとかで村のみんなで踊る、といった日本人の魂の深いところから生まれて根づき、伝承されてきたものだと思っています。今回は、藤本さんの光の演出で大蛇全身を光らせていただきます。約5,000粒のLEDが巻き付いた15メートルの胴体がバーって伸びたり縮んだりしながら、ウワッとなり、光がダーッてなって! ですよね?(と藤本に視線を投げる)

藤本:鋭意製作中です!(笑)

広屋:90分間の公演全体、そして会場全体にも光の演出が入るんですよね。

藤本:たとえば芸舞妓さんたちのパートでは振りや仕草と連動して空間全体が染まる、などの見せ方を考えています。開演前や幕間の広間もデザインしているので、アーティストさんのアリーナツアーと変わらない規模のLEDを歌舞練場に仕込みます。

戸部・広屋: おおー!

■光の演出はオーダーメイド

藤本実(MPLUSPLUS)

藤本実(MPLUSPLUS)

——MPLUSPLUSさんは『東京2020パラリンピック』開会式でも光の演出を担当したクリエイティブカンパニーです。LEDを搭載したフラッグやリボンを使ったダンスパフォーマンスを発表された他、最新の布ディスプレイは縦6.8m×横2.6mに17,280個のLEDを搭載されたとか。『ZIPANGU』における挑戦とは?

藤本:一番は、やはり大蛇です。全長15メートルあり蛇腹状の可動式で、多少伸縮しても壊れることなく安定して光を制御できるもの。それをパフォーマンスできる重量におさめなくてはいけません。神楽では胴体が何度も床に叩きつけられますので、耐久性も必要です。少し前ならできないご相談だったかもしれませんが、LED自体が日々改良され、僕らも100回地面に叩きつけても壊れないリボンを開発できていた。構造的にはできるかもしれない、とお引き受けしました。

広屋:藤本さんはプロジェクトごとにハードウェアから作られるんです。そして物語に紐づいて、光が意味のある変化をみせます。ここまで柔軟に脚本や演出に寄り添えるクリエイティブチームは、なかなかありません。

——それができるのはなぜですか?

藤本:ステージの演出に特化して、電池から全て特注で開発しているからです。一般的なLEDは、インテリアや内装に使うためのものなので、そこまで小さくする必要はありません。ですから既存のLEDで大蛇を作ろうとしたら、重さが30キロでは済まないでしょう。でも自分たちは、チューイングガムくらいのサイズのハードウェアを開発し、それで2,000個のLEDを個別にコントロールします。

戸部:藤本さんは、「これが出来たらすごくないですか?」に対し、「たしかにすごいですね!」と反応してくれるところがいいですよね。

藤本:普通の業者なら「無理です」と断るところさえ(笑)。自分自身が開発者であると同時に、パフォーマーでもあり演出もするからだと思います。それは観たい! と思ったアイデアは、どうにか実現したいと引き受けてしまいます。

——戸部さんは、最新技術とのコラボにどのような思いがありますか?

戸部:正直に言ってしまえば「伝統と最新技術がコラボする初の試み」は、弊社としてはもう何十年とやってきていることなのです。僕自身も、松本幸四郎(当時市川染五郎)さんとチームラボさんのラスベガス公演で脚本を担当しました。

——たしかに近年でも『超歌舞伎』(バーチャルシンガーとNTTの最新技術とのコラボ)や仮想空間での『META歌舞伎』などがありますね。

戸部:もちろん毎回切り口は変わります。でも「最新技術を使ってください。新しいものを作りましょう」と持ち込んでいただきつつ、毎回最後は、技術の制限に伝統芸能側の人間の力で対応していくことになります。伝統芸能にはそれができる柔軟性と包容力があり、だから数々のコラボもやってこられました。でも人間が合わせるのではなく、人間が使いたいように便利に使える道具にならなくては続きませんよね。数々の最新技術やクリエイターチームに浮気をしつつ、時代も進み、少しずつ、使いたいように使える世界が近づいている感じはあります。だって今回も「大蛇を光らせたい」という無茶に対応いただいているのですから。

■物語世界への没入体験へ

広屋佑規(ノーミーツ)

広屋佑規(ノーミーツ)

——現在の先斗町歌舞練場は、1925大正14)年着工の本物のレトロがつまった建物です。『鴨川をどり』の会場としても知られています。広屋さんが担当されるのは、歌舞練場と町を繋ぐエンターテインメント体験のパートです。

広屋:一般チケットの方は、歌舞練場に入場したところからMPLUSPLUSさんがつくる光輝く世界観をお楽しみいただきます。一方スペシャル体験チケットの方は、先斗町の花街の町中や鴨川を歩き、歌舞練場へ向かうところから『ZIPANGU』のイマーシブ体験がはじまります。まずはMPLUSPLUSさん開発の「光るはっぴ」という、何とも楽しい衣装を着て京都の町中を歩いていただきます。これだけでも高揚感が増すと思いませんか?

——記念写真を大量に撮ります!

広屋:是非、撮ってください(笑)。

戸部:先斗町のあの狭い路地にこれが集合するの? 絶対楽しいじゃん! と言って、僕は裏で先斗町のえらい方やお茶屋のお母さんに「すいません。ちょっと街が騒がしくなるかもしれなくて」とお願いに周って。

藤本:そこも含め、松竹さんのおかげで実現するエンターテインメント体験です(笑)。

——ノーミーツさんは「新しい物語を生み出すストーリーレーベル」として様々なイベントに携わっています。オールナイトニッポン55周年記念公演『あの夜を覚えてる』では、東京国際フォーラム・ホールAの空間を、まるごと架空のラジオ番組のイベント会場という設定に。来場者はリスナーとして客席にいる、という仕掛けが生きた没入型体験を演出されました。

広屋:お客さんが会場にいる意味が、メタ的にひとつ乗っているんですよね。それはノーミーツとしてこだわりで、個人的にも好きな作りなんです。『ZIPANGU』でも、ステージを楽しんでいただくのはもちろん、京都の町を歩いて歌舞練場に足を運び、公演を観て帰るところまでに意味をのせた体験を演出したいです。光の演出が舞台を拡張する。それを体験型の演出で町中にも広げられたら。

——具体的に、どのようなアイデアか伺えますか?

広屋:公演とは別にイマーシブのためのキャストが登場します。街をジャックしよう、というアイデアからはじまりましたが、神官と妖怪が登場し、お客さんを歌舞練場に誘う。そこに、戸部さんが作る舞台に沿ったストーリーを作れれば。公演の前後や幕間にも仕掛けも作っています。そして詳しくはお話できないのですが、公演後も体感としての思い出となる演出を計画中です。

戸部:広屋さんのアイデアは、かつての日本の芝居見物のあり方に戻す試みにも思えます。たとえばニューヨークのマンハッタンに、The BOXというナイトクラブがあります。超一流のショーマンたちのステージをお酒を飲みながら楽しんで、最後はお客さんも舞台もひとつになり朝まで踊る。またヨーロッパなら、オペラ鑑賞といえば観る前にも後にも食事やお酒を楽しむのがセットです。

——江戸時代の芝居小屋も、そのように観劇を楽しんでいたと聞きます。

戸部:神楽もそう。夕方から近所の皆でご飯やお酒を持ち寄り、子どもたちも集まって楽しみ、最後はみんな一緒に盛り上がり、余韻のままに帰っていく。今の日本は、観劇の楽しみが「舞台を観る」で独立してしまっている気がします。そして客層も歌舞伎、オペラ、バレエ、ミュージカルを観る人、現代劇でも小劇場と大劇場で分かれている。広屋さんのやりたい事は、そうなってしまう前に時間を戻すことに繋がるんじゃないでしょうか。そして来日観光客の方にとっては、日本でそのような体験をできる場所が他にない。だからこそ需要があるような気がします。

■ZIPANGUの持続可能性と拡張性

『ZIPANGU』

『ZIPANGU』

——今回限りではもったいない取り組みですね。継続してほしいです。

藤本:インバウンド向けならば継続は重要です。海外から来られる方が「今度京都でどこへ行こうか」と調べた時、「京都に行けばいつでもこれが観られる」というコンテンツとして。オフブロードウェイのようなライトさで、オムニバスだけどノンバーバルで楽しめるもの。それが日本発の本物であること。

——たしかに観光客として京都を訪れた時、神社仏閣は夕方に閉まってしまうから、夕方以降は何をしようかな、と色々探した経験があります。

戸部:京都には五花街(ごかがい。祇園甲部、宮川町、先斗町、上七軒、祇園東)があり、歌舞練場も5箇所あります。季節により持ち回りとかで、ある程度継続的にできる可能性も感じますよね。

——ところで日本初ではなく、日本発にこだわるのはなぜですか?

藤本:ヒップホップやウエストサイドストーリーを輸入しても、やはり二番煎じになってしまうのですよね。そして自分が海外に行った時に思うのは、どこの国で買い物をしても、大抵のものは日本で買えるものと変わらない。食文化も想像以上に国を越えていて、日本食もわりとどこでも食べられるし、ラーメンも2,000円以上するけれど普通に美味しい。ファッションも食も世界が均一になっている中でも、日本の本物の芸能は、日本に来なければ観られないと気づきました。最後は人だと思ったのです。

——芸舞妓さん、OSKさん、神楽、そして歌舞練場を含めた街そのものが、そこに当てはまるのですね。多方面に意義のある公演になりそうです。本番に向けて、この先ハードルとなることはありますか?

戸部:どれだけ良いコンセプトで意義のある挑戦でも、お客さんにたくさん来ていただかないと興行としては成功とは言えません。そこが一番の課題です。

広屋:光るはっぴを着たお客様が、神官や妖怪達と一緒に街中をうろちょろ徘徊します。京都観光の方々が「あれはなんだ?」と気づいてくれたらうれしいですね。

藤本:世界の奇祭ではないけれど、相当珍しい光景になりますね。

戸部:「その後をついていけば、面白いものが観られるよ。切符も買えるよ」と広めてください。

広屋:ぜひ後についてきてください!

『ZIPANGU』

『ZIPANGU』

取材・文=塚田史香 撮影=福岡諒祠

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2023年12月16日(土)〜25日(月)東急シアターオーブにて開催される『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド2023』にて、渋谷ヒカリエのオリジナルクリスマスキャラクター「HikariELF(ヒカリエルフ)」とのコラボレーショングッズが販売されることが決定した。

コラボレーショングッズは全3アイテム。エコバッグやデイリーユースにぴったりの巾着バッグ、竹の繊維を使った軽くて丈夫なタンブラー、そして、昨年も大人気だった缶バッジ(ガチャガチャ)に今年は新たに「HikariELF」のイラストバージョンが加わり全12絵柄で展開される。なお、コラボレーショングッズは、本公演の会場でのみ販売となる。

巾着バッグ(ネイビー) 1,200 円(税込)

巾着バッグ(ネイビー) 1,200 円(税込)

バンブーファイバー入りタンブラー (レッド) 1,500 円(税込)

バンブーファイバー入りタンブラー (レッド) 1,500 円(税込)

缶バッジ(ガチャガチャ) 300 円/回(税込)

缶バッジ(ガチャガチャ) 300 円/回(税込)

缶バッジ(ガチャガチャ) 300 円/回(税込)

缶バッジ(ガチャガチャ) 300 円/回(税込)

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11月26日(日)、大阪・大阪城ホールにて、FM802が主催するライブイベント『802 RADIO MASTERS 15th Anniversary LIVE~GO! HAPPY GO!~』が開催。そのオフィシャルレポートが到着した。


本イベントはFM802でDJを務める中島ヒロトが担当する、平日午後の看板番組『THE NAKAJIMA HIROTO SHOW 802 RADIO MASTERS』の15周年、そして中島ヒロトの55歳(GO!GO!)を記念して行われるダブルアニバーサリー。出演者も番組や中島に所縁のある豪華アーティストが多数顔をそろえた。ラインナップは阿部真央、梅田サイファー、岡崎体育、木村カエラ、キュウソネコカミ、KREVA、スガ シカオ、スキマスイッチ、秦 基博、flumpool(山村隆太・阪井一生)、矢井田 瞳、レキシ。オープニングにはダンスグループのアバンギャルディが。さらに本イベントのスペシャルハウスバンド【GO!GO!HAPPYバンド】として、ハマ・オカモト(OKAMOTO’S)、大樋祐大(SANABAGUN.)、Rei、岡本啓佑(黒猫チェルシー)が出演。会場には約8000人のリスナーが集まり、祝宴をともに楽しんだ。

中島ヒロト

中島ヒロト

イベントスタートを前に、ステージにDJ中島ヒロト(以下、中島ヒロト)とアシスタントMCにレキシが登場。レキシの出演は当日までシークレットで、キャンプの焚火風セットでのトークにお祝い感満載の黄金に輝く袴姿で登場したこともあって観客は大盛り上がり。2人はラジオ番組さながらの自由気ままなトークで会場を温めると、「GO!HAPPY! GO!」と声高らかに開幕を宣言。

アバンギャルディ(オープニング)

アバンギャルディ

アバンギャルディ

オープニングには謎の制服おかっぱ集団として話題のダンスチーム・アバンギャルディが登場。令和&昭和のヒット曲「アイドル(YOASOBI)」や「シンデレラ・ハネムーン(岩崎宏美)」、「迷い道(渡辺真知子)」に合わせ、大人数で一糸乱れぬキレ味抜群&奇怪なダンスで観客の心を鷲づかみしていく。多数のメディアでも注目される彼女たちのパフォーマンスに中島ヒロトもレキシも大興奮。しかも、中島ヒロト自身が彼女たちのファン。せっかくの一大イベント、音楽だけでなく、ダンスパフォーマンスもリスナーのみんなに楽しんでほしいと、自ら出演をオファーしたんだとか。

アバンギャルディ

アバンギャルディ

梅田サイファー

梅田サイファー

梅田サイファー

この日は7MC+2DJでのライブとなった彼ら。「KING」からMC一人一人の個性を打ち出したハイクオリティなラップで観客を圧倒。ステージを右へ左へと自由気ままに練り歩き、ヴァイブス高めなラップで魅せていく。「めでたいところに呼んでもらえて光栄」「この瞬間を一緒にフィーバーしてくれますか?」と、続いて「梅田ナイトフィーバー’19」へ。次々に繰り出されるラップはとにかく華やか! この日の出演者はジャンルレスということもあって、集まった観客も老若男女様々。それでも、梅田サイファーは『THE NAKAJIMA HIROTO SHOW 802 RADIO MASTERS』の番組ジングルを制作したこともあって、リスナーには馴染みの存在。メンバーは観客と一緒になって、「ヒロト」のコール&レスポンスで祝祭を盛大に盛り上げる。

梅田サイファー

梅田サイファー

阿部真央

阿部真央

阿部真央

まずはアコースティックギターの弾き語りで「貴方の恋人になりたいのです」を届ける。凛とした歌声で、優しくも切ないメロディラインを丁寧に歌い上げる彼女。感情が極まる歌声は美しくも儚くて、誰もが真剣な眼差しで彼女に魅入っている。次曲は「ヒロトさんにリクエストされた曲を。あなたに会いたいよっていう歌。1人では寂しいので、バンドのみんなと」と、スペシャルハウスバンド【GO!GO!HAPPYバンド】を呼び込み、「I wanna see you」をコラボ。バンドの音が大きく鳴り響くと、一瞬でステージは華やかさがアップ! 阿部真央も気持ちよさそうに笑顔を見せ、キュートな歌声を聴かせる。この日限りのスペシャルバンドということもあって、アーティスト自身も祝宴を存分に楽しんでいるようで、みな一様に素敵な笑顔を見せてくれた。

阿部真央

阿部真央

木村カエラ

木村カエラ

木村カエラ

鮮やかな花模様のワンピースをひらりとひるがえしながら、キュートな笑顔を振り舞いた木村カエラ。「リルラ・リルハ」からご機嫌に歌い、踊り、広い会場にたっぷりのハッピーオーラをふりまいていく。ポジティブなリリック、弾むメロディに観客も夢中になって飛び跳ねる姿を観た彼女は「みんな最高!!」と言葉を送る。デビュー当時から中島ヒロトの番組に出演していた彼女。「デビュー当時からお世話になりっぱなし。いつも優しくて、こういうイベントにも呼んでもらえてうれしい」と、感謝の気持ちを伝える。ラストは「私がすごく好きな曲。音楽をしている理由はみんなの笑顔が見たいから。最高の笑顔を見せてください!」と「Magic Music」へ。エネルギッシュなバンドサウンドが響くなか、高くジャンプ&足を跳ね上げ、フロアを盛り上げる。「みんなの笑顔が見たい」の言葉で、リスナーみんなも満面の笑顔に!

木村カエラ

木村カエラ

岡崎体育

岡崎体育

岡崎体育

観客を盛大に巻き込み、笑いたっぷりのステージで盛り上げたのが岡崎体育。「Call on」でご機嫌なトラックに合わせて会場を盛り上げたと思いきや、無茶ぶりしまくりの複雑なハンズクラップ&コール&レスポンスを観客に要求するシーンも。「なにをやってもあかんわ」ではハウスバンドとともにスペシャルなステージを展開。会場をあっという間にポジティブオーラに変えてしまうキャッチーなサビに観客も一緒になって大合唱。締めはバンドで歌うならいつかやってみたかったと、ボーカルがかっこよく曲を締めるやつをやりたい!と、ハウスバンドを使って贅沢に遊ぶという、岡崎体育ならではのステージで楽しませてくれた。

岡崎体育

岡崎体育

矢井田 瞳

矢井田 瞳

矢井田 瞳

「どうも矢井田 瞳です。大阪、楽しんでますか? ヒロトさん15周年、55歳、“GOGO”の年、おめでとう! 大好きな大阪と大好きなヒロトさんに愛をこめて、この曲を歌います」と「My Sweet Darlin’」へ。「Are You Rready?」と観客を煽ると、あっという間に会場のテンションをピークへもっていってしまう。ポップ&キャッチーなサビに観客は盛大に拳を突き上げ大盛り上がり。バンドの力強いビートに乗っかり、無邪気な歌声が会場いっぱいに響き渡る。ハイトーンの歌声にはグルーヴもたっぷりと感じられて、バンドの音も一層気持ちよく響きわたる。彼女も中島ヒロトとは長年の付き合いがあり、「デビュー前、大学生の頃からお世話になっていて。宇宙一早く音源を(ラジオで)かけてくれた。ヒロトさんがいないと、今の私はいないと言ってもいい! これからもイチファンとして、番組を楽しみにしたい」と感謝の気持ちを伝える。ラストは「たくましく日々を生き抜く全ての人を思って描いた曲」と、テレビドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」の主題歌にもなっている「アイノロイ」を披露。伸びやかな歌声で、心情をリアルに描いたリリックを丁寧に歌い上げた。

矢井田 瞳

矢井田 瞳

flumpool(山村隆太・阪井一生)

flumpool(山村隆太・阪井一生)

flumpool(山村隆太・阪井一生)

flumpoolはこの日、山村隆太と阪井一生、2人でのアコースティックライブで登場。「花になれ」から美しいメロディで観客を心酔させていく。アカペラで歌い始めた山村はぐっと深みのある歌声を響かせ、バンド編成とはまた違った魅力を見せていく。2人は「ヒロトさんの人柄は最高!安心感があって、いつもトークで、言葉で背中を押してくれる。DJ(のイベント)でこんなにも人が集まる人おる!?」と、中島ヒロトを絶賛。さらに、中島ヒロトからリクエストを受けたという「君に届け」では、より心の深層に染みこむ、力強く伸びる歌声を聴かせる。多幸感たっぷりな心弾むメロディラインも秀逸で、客席からは大きな拍手が届けられた。最後は「星に願いを」で、バンド編成とはまた異なる力の漲るステージで楽しませてくれた。

flumpool(山村隆太・阪井一生)

flumpool(山村隆太・阪井一生)

スガ シカオ

スガ シカオ

スガ シカオ

スガ シカオはハウスバンドとコラボしてのステージ。「ヒロト、55歳おめでとう!一生懸命歌うんで、みんなも楽しんで!」と1曲目「午後のパレード」へ。さっそくのキラーチューン、ギターリフが鳴り響くだけで会場は大盛り上がり。ギターをかき鳴らし、ご機嫌にステップを刻み、声を高めていくスガ。抜群のメロディセンスに誰もが夢中だ。バンドのビートもご機嫌度が増し、Reiの圧巻のギターソロにはスガも大喜び。今年でデビュー27年を迎えるというスガは、もちろん中島ヒロトとは長年の付き合いがある旧知の仲。「キャリアを積むと仕事に慣れて楽になると思っていたけれど、そんなことはない。プレッシャーとの闘い。こんなにも長くDJを続けていることをリスペクトしている」とエールを送る。そして「みんなそれぞれ自分の壁を少しずつクリアして生きていかないといかない。みんなに、あと一歩前に進もうという曲をプレゼントしたい」と、「Progress」へ。ギターリフだけで会場から歓声が沸き起こる名曲。思いが込められた言葉のパワー、それを伝えるメロディの存在感に圧倒され、観客はただじっと前を見据えて楽曲に世界観に没入していた。

スガ シカオ

スガ シカオ

イベントの合間には中島ヒロトと交流のあるアーティストからのお祝いVTRとして、増子直純(怒髪天)、トータス松本、奥田民生、スピッツといったビッグアーティストからのお祝いコメントも届けられた。さらに、小中高校と同じだったというフリーアナウンサーの武田真一からのコメントも飛び出すなど、ラジオだけでなく幅広い交流を持つ中島ヒロトの一面が見えるシーンも。

キュウソネコカミ

キュウソネコカミ

キュウソネコカミ

イベントの休憩時間中に行われたサウンドチェックでも、本番さながらに盛り上げたのがキュウソネコカミだ。本番のステージも「ビビった」から「ロックバンドと一緒にヒロトさんのお祝いしようぜ!」と、タフなバンドサウンドを響かせる。アッパーなロックサウンドに拳を突き上げ、高くジャンプでライブを満喫するリスナーたち。ショートすぎるアッパーチューン「家」では入場時のお土産として配布された手ぬぐいを振り回して会場をひとつに。中島ヒロトからは毎年お年玉をもらうというもはや“親戚のおじさん”並みに仲のよい彼ら。最終曲「ハッピーポンコツ」では曲フリを中島ヒロトが担当するコラボステージも展開。底抜けに楽しくなるロックサウンドで盛大に祝砲を上げ、最後の瞬間まで観客を楽しませ、ステージを後にした。

キュウソネコカミ

キュウソネコカミ

KREVA

KREVA

KREVA

この日はハウスバンドでのバンドセットでステージを展開したKREVA。抜群のライムセンスが輝く「アグレッシ部~2019Ver.~」では、バンドのリラクシンなビートに合わせて丁寧にリリックを綴っていく。「みんなでヒロトさんをお祝いしよう!楽しみ方は自由。あなたのできる100%をください」と、中島ヒロトからリクエストを受けたという「C'mon, Let's go〜2019Ver.〜」へ。バンドの抜群のグルーヴに乗せ、滑らかなフロウを届ける。曲間にはトラックもバンドサウンドもないなかで、エッジを効かせまくった高速ラップを披露。圧巻のパフォーマンスに観客は大興奮。中島ヒロトも「キメるよねぇ」と思わず唸りをあげた。

KREVA

KREVA

スキマスイッチ

スキマスイッチ

スキマスイッチ

この日のライブ前日、自身のデビュー20周年を記念したライブで大阪城ホールでのステージを終えたばかりのスキマスイッチ。大橋卓弥と常田真太郎の2人は「自分たちもハウスバンドと共演がしたかった」とうらやみつつ、2人だけのステージで祝宴に花を添えた。「ボクノート」では、丸く柔らかな歌声、美しいメロディラインで会場を優しく包み込んでいく。次曲では「ハウスバンドとは一緒にできないけど、(ライブを)手伝ってくれる人がいます!」と、阿部真央を呼び込む。さらに、せっかくのアニバーサリーイベントだからと中島ヒロトも飛び込み参加! 中島は「やっぱり2人のライブがいい」と、今回のステージはバンド編成ではなく2人だけのライブが聞きたかったと、この日のライブに懸ける思いを伝える。そして、デビュー20周年と番組開始15周年、互いのアニバーサリーをお祝いしようと「全力少年」をコラボすることに。阿部真央は美しいハーモニーを、観客もめいっぱい大きなハンズクラップを響かせ、特別なステージをお祝い。照れくさそうにしながらもコラボステージを満喫する中島ヒロトに、スキマスイッチの2人は「セカイを開くのは僕だ」を「中島ヒロトだ!」と歌詞をアレンジし、ダブルアニバーサリーを盛大にお祝い。

スキマスイッチ

スキマスイッチ

秦 基博

秦 基博

秦 基博

秦 基博のステージでは、アコースティックギターのリフだけで会場からわっと大きな歓声と拍手が沸き起こった。1曲目「ひまわりの約束」、真っ直ぐに前を見据え、ギター1本だけで唯一無二の世界を作り上げていく彼。素朴でいて心を締め付けて離さない唯一無二の歌声、じっくりと紡いでいく言葉、心震わすメロディに酔いしれ、観客たちは気持ちよさそうな表情を見せている。MCでは、「なんで僕がアシスタントMCじゃないんだろう…。」とレキシに嫉妬する秦。実は、秦と中島ヒロトは「秦サンタとヒロトナカイ」として、毎年クリスマスの時期にダブルDJで特別番組を担当する仲。それでもイベントに呼んでもらえてうれしいと感謝の気持ちを伝え、「鱗」へと続く。ギター1本で圧倒的な歌世界を作り上げ、ふくよかな歌声と多幸感いっぱいの詞世界でリスナーの心の奥底まで確かな印象を残していった。

秦 基博

秦 基博

レキシ

レキシ

レキシ

アシスタントどころかメインMC並みに会場を沸かしてきたレキシも、「人前で歌いたいんや!」と約半年ぶりのライブパフォーマンスを披露。「年貢for you feat.旗本ひろし、足軽先生」では「一緒に年貢を納めてくれる人!」と、さきほどステージを終えたばかりの秦 基博こと“旗本ひろし”(レキシがつけたレキシネーム)が羽織&足袋姿で登場。会場にはたくさんの稲穂が舞い、ハピネスでラブな空間に! さらに「今日の主役にも年貢を納めてもらいましょうか」と、“西中島南方熊楠”こと中島ヒロトもライブに参加。スペシャルハウスバンドで音遊びをする、なんとも贅沢な無駄遣いでイベント大満喫。

レキシ

レキシ

ラストは「最後にもうひと盛り上がり!」と、レキシの「きらきら武士」をオールキャストでセッションし、リスナーも一緒に大合唱! 長時間にわたって繰り広げられた祝宴は大団円で終わりを迎えた。出演者を送り出した中島は集まったリスナーに改めて感謝の気持ちを伝える。

『802 RADIO MASTERS 15th Anniversary LIVE~GO! HAPPY GO!~』

『802 RADIO MASTERS 15th Anniversary LIVE~GO! HAPPY GO!~』

そして、「(番組開始から)15周年、あっという間。ラジオが好きで、毎日が夢のような楽しい日々。小さい頃にラジカセで聴いたラジオ。ラジカセは魔法の箱だった。今の時代はラジオの聴き方は変わってきたけど、これからも魔法の箱の中からみなさんに音楽と言葉を届けたい。来年はFM802は開局35周年。僕はDJになって30年の年。またどこかでお会いしましょう!」と、メッセージを送りイベントは終幕。終演後に流れた音楽はKAN「愛は勝つ」。最後の最後までラジオ愛、音楽愛の詰まったイベントにリスナーからは大きな拍手が届けられた。

『802 RADIO MASTERS 15th Anniversary LIVE~GO! HAPPY GO!~』

『802 RADIO MASTERS 15th Anniversary LIVE~GO! HAPPY GO!~』

この日のライブ音源の一部は、中島ヒロトが担当する番組『THE NAKAJIMA HIROTO SHOW 802 RADIO MASTERS』(毎週月~木曜14:00~17:51)内にて随時放送を予定。ぜひチェックしよう。

取材・文=黒田奈保子 撮影=日吉"JP"純平・ヨシモリユウナ(FM802)

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株式会社Cygamesは、『ウマ娘 プリティーダービー』の初のアリーナツアー「ウマ娘 プリティーダービー 5th EVENT ARENA TOUR GO BEYOND」の第3&4公演の詳細を公開した。

(C) Cygames, Inc.

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『5th EVENT』は、ナンバリングイベントとして初めてのアリーナツアーとなり、今年7、9月に横浜と名古屋で公演を開催。第3、第4公演でも、それぞれ「YELL」「NEW GATE」をテーマに、新たなステージが披露される。

(C) Cygames, Inc.

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両公演とも、オフィシャルWEB最速先行のチケット受付を開始している。さらに今回から、現地チケットを購入した方向けに、配信チケットの割引も。詳細は、5th EVENT 特設サイトから確認して欲しい。
 

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2023年11月29日(水)Mixalive TOKYO(ミクサライブ東京)Theater Mixaにて、泉鏡花原作の朗読×和楽器『天守物語』が開幕した。

今作は昨年好評で幕を閉じた朗読×和楽器『天守物語』の再演。今年も実力派俳優×2.5次元俳優・声優と、ジャンルの垣根を越えた豪華キャストが集結した。演出は日本舞踊・尾上流家元の尾上菊之丞、主演の富姫には篠井英介、姫川図書之助・亀姫に橘龍丸(29日)、和田琢磨(30日)、佐藤拓也(1日)、下野紘(2日)が日替わりで出演。さらに薄役で小西成弥、朱の盤坊役で坪倉康晴も全公演に出演する。

全日程夜公演にライブ配信あり。配信のアーカイブ期間中は何度でも視聴することが可能だ。詳細は公式サイトにて確認してほしい。

『天守物語』あらすじ

姫路城の天守から、妖しい夫人・富姫が地上を高みの見物のように見下ろしている。
地上での鷹狩の最中に、富姫が不思議な力で鷹を武士らから奪い取ると、若い美男の鷹匠・図書之助が鷹を追って天守に上がってくる。恋に落ちる富姫と図書之助。そして事態は思わぬ方向へ…。

秋草を釣り上げる薄(小西成弥)、桔梗(坪倉康晴)

秋草を釣り上げる薄(小西成弥)、桔梗(坪倉康晴)

富姫(篠井英介)の登場

富姫(篠井英介)の登場

亀姫(橘龍丸)の登場

亀姫(橘龍丸)の登場

姫路城天守閣にて仲睦まじく会話する富姫・亀姫

姫路城天守閣にて仲睦まじく会話する富姫・亀姫

姫川図書之助(橘龍丸)の登場

姫川図書之助(橘龍丸)の登場

小西・坪倉のシンメトリーな動きにも注目

小西・坪倉のシンメトリーな動きにも注目

小西・坪倉のシンメトリーな動きにも注目

小西・坪倉のシンメトリーな動きにも注目

恋に落ちる富姫・図書之助

恋に落ちる富姫・図書之助

結ばれることが容易ではない2人の行方は…

結ばれることが容易ではない2人の行方は…

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2021年にオンライン配信として開始した『春風亭一之輔のカブメン。』は、多忙なスケジュールでも時間を見つけて劇場に足を運ぶほどの芝居好き、人気落語家の春風亭一之輔が、歌舞伎俳優をゲストに迎えて送る企画。コロナ禍にも楽しいひと時を提供してきたイベントが、2023年11月24日(金)、第五回目にしてついにライブで実施された。今回は中村獅童がトークゲストに登場し、ウキウキと会場に足を運んだ歌舞伎ファン&落語ファンは、裏話もたっぷりの芸談と一之輔による人情噺『文七元結』他一席を堪能。完売御礼で大盛況となった当日の様子をレポートする。

春風亭与いち

春風亭与いち

公演が行われたのは銀座六丁目、洗練された最先端のモードが集まるGINZA SIX地下の「観世能楽堂」。格調高い雰囲気で会場にちょっぴり漂う緊張感も、前座に出た春風亭与いちの溌剌とした高座でふんわりほぐれた。演目は『金明竹』。骨董屋の店番をする小僧とおかみさんを生き生きと演じ、師匠の一之輔にい〜い空気感でバトンを渡す。

春風亭一之輔

春風亭一之輔

春風亭一之輔

春風亭一之輔

春風亭一之輔

春風亭一之輔

この日のホストである一之輔が登場すると、会場からは“待ってました!”の万雷の拍手。寄席とは勝手が違う空間でも、いつも通りのんびりと「ここは銀座の一等地ですからね。パーカーで来たら警備員さんに止められました」と笑わせる。若手時代に稽古していた日本舞踊のおさらい会で、頭が真っ白になって立ちすくんだ瞬間、「舞台袖の暗闇にいたお師匠さんからバスタオルが飛んできた。真っ白い灰になりました……」という爆笑エピソードから『あくび指南』へ。「あくび指南所」という妙ちきりんな稽古所で起きる滑稽なやりとりが楽しい一席だが、一之輔版は、投げやりに稽古していた男がだんだんとその奥深さ(?)に触れ、「これかもしれない、求めていたものは!」と、温度が変化していく様がなんとも可笑しい。

そしてお待ちかね、ゲストを招いての「カブメントーク」(進行はフリーアナウンサーの吉崎典子)の時間。揚幕がスッと上がって獅童が颯爽と本舞台へ歩くと、能楽堂の橋掛りが花道のように見えるから役者の身体性とはすごいものだ。“日芸出身”という共通項を話の糸口に、一之輔が6つ年下と知るやいなや、「後輩なんだ!」と一気にざっくばらんになる獅童の様子にも笑いが起こった。距離がグッと縮まったところで、自然と10月に獅童が歌舞伎座で主演を勤めた『文七元結物語』に話が及び、女房役を演じた寺島しのぶや演出を手がけた山田洋次とのやりとり、ポスター撮影での裏話などなど、ここでしか聞けないトピックが次から次に飛び出す。12月に歌舞伎座進出する『超歌舞伎』の話題で一之輔が「初音ミクさんに楽屋はあるんですか?」と聞き、獅童が「もちろんです!」と即答したのも客席爆笑。観客がペンライトを振って鑑賞するような、斬新な内容を歌舞伎座で上演することについて「新しいものをつくる時はいつも賛否両論。批判を恐れず新しいものに向かうのが自分の生き方」と熱い思いを伝えると拍手が起こった。歌舞伎界の仲間とのエピソードもたっぷり披露。相手役が一番多い中村七之助に対し、「先輩の僕に容赦なくダメ出しする」とグチったかと思えば、「でも『僕は中村獅童のいいところを引き出す天才ですからね』と言ってくれる。愛してます」と女房役へのノロケに変化していく場面は、落語『替り目』みたいで笑ってしまった。何度も「配信がなければ、もっと喋るのに」と言いながらもNGなしの大放談、反骨魂とサービス精神、“傾き者”の心意気がぎゅっと詰まった萬屋の飾らない人柄に触れ(後半は一之輔が思わず「かわいいなあ〜」と言う場面も)、なんとも楽しい時間となった。

春風亭一之輔

春風亭一之輔

中村獅童

中村獅童

さあ、いよいよトリは一之輔による『文七元結』。あらすじをざっと説明すると……左官の長兵衛は博打にはまり込み、女房お兼とケンカばかり。いつも通りスッテンテンに金をすられた長兵衛が家に帰ると、女房は「娘のお久がいなくなった」と騒いでいた。お久は貧乏生活を送る家族の苦境を見かね、自ら吉原に身を売ろうとしていたのだ。吉原の大見世「佐野槌」の女将は一年だけお久を女中として預かる約束で長兵衛に50両を貸す。その帰り道、集金した金を盗られて吾妻橋から身を投げようとする手代文七と鉢合わせし、長兵衛は思わず大事な50両をやってしまい……という人情劇。

春風亭一之輔

春風亭一之輔

文七を「金で死ぬなんてバカバカしいよ」と全力で説得し、それでも聞かない若者に困り果てた末に意を決し、身を切るような表情で「バカ〜! 死ぬな〜!」と金を投げつけ逃げるように走り去っていく長兵衛はあくまで人間くさい。「職人としての腕はいいんだから」と長兵衛を優しく励ましながら諭す佐野槌の女将、身投げを考えた文七を「お前は子供同様だよ。みくびってもらっちゃ困る」と叱る旦那の懐深さ。一之輔は、それぞれの登場人物をさりげなく肉付けし、現代人でもすんなり受け入れやすくアップデート、「昔々のおとぎ話」に閉じさせない心憎い工夫が随所に生き、現代人にも沁みるじんわり温かい物語に仕上げていた。地語り部分も丁寧で江戸の風景が目に浮かぶよう、かつトントン運ぶところはテンポがいい。そして、カッコつけず、お涙頂戴にならず、カラッと笑えて明るいところも、この人の人情噺がステキなところだ。

この「なんだか人を信じたくなっちゃうなぁ」と思わせてくれる一之輔の『文七元結』を聴きながら、10月に歌舞伎座で上演された『文七元結物語』と、各場面や人物設定を比べながら聴いた向きもおられただろう。山田洋次版は、金や経済に人生を左右され、都会暮らしに心が擦れて疲れた人間たちの、奥の奥に善意を探すヒューマニズム溢れる構成になっていたように思う。長兵衛さえも自分の行動を「神の啓示」としか説明できない、体から絞り出た善意。長年人と社会を見つめてきた90歳を越えた巨匠が「それでも人間の中には善意がある」と描いたことに感動させてもらった。ちなみに獅童はトークの中で長兵衛を「博打好きでどうしようもないけど、町内からいなくなると淋しくなる人」と愛情込めて語っていた。いろいろな演者たちが、この話に縫いとめられた“ピカピカとした心”を信じて、創意工夫し、私たちに渡してくれているのだろう。歌舞伎と落語、二つのジャンルを並べることによって深まる、なんとも贅沢で愉しい“ひと夜”となった。

春風亭一之輔

春風亭一之輔

取材・文=川添史子

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2022年5月に日生劇場にて上演した、ミュージカル『四月は君の嘘』のコンサートバージョンが、2024年4月に、ロンドン・ウェストエンドのシアターロイヤル・ドルリー・レーン劇場にて上演されることが決定した。

原作は新川直司が2011〜2015年に講談社・月刊少年マガジンにて連載(全11巻)し、20212年度マンガ大賞ノミネート、2013年講談社漫画賞少年部門受賞、2014年~2015年にはフジテレビ「ノイタミナ」枠にてTVアニメ化、2016年には実写映画としても大ヒットを記録するなど多くの人を惹きつけてやまない、全世界発行部数750万部(17ヵ国・地域)を誇る傑作コミック。

音楽に引き合わされた若き音楽家の卵たちが、大切な人との出会いと別れを通してその才能を開花させていく、普遍的な人間愛と音楽の魅力が詰め込まれた作品だ。

ミュージカル化にあたり、グラミー賞、トニー賞、エミー賞に数多くノミネートされてきたブロードウェイの作曲家フランク・ワイルドホーン(『ボニー&クライド』、『ジキル&ハイド』、『デスノート THE MUSICAL』)が音楽を手がけ、脚本にはジブリ映画『かぐや姫の物語』、『メアリと魔女の花』の共同脚本でも知られる坂口理子という日本の豪華スタッフ陣が加わり、物語を深化させた。

ロマンティックかつ涙を誘う作品のひとつである『四月は君の嘘』は、2022年5月に舞台ならではの臨場感と躍動感を有するミュージカル版として日生劇場にて開幕し、多くの観客を感動の渦に巻き込み、大成功を収めた。(ミュージカル『四月は君の嘘』 製作:東宝/フジテレビジョン)

今回、ウェストエンド10公演が完売した『デスノート THE MUSICAL イン・コンサート』を手がけたプロデューサーと演出家ニック・ウィンストン(『ボニー&クライド』)、デザイナーのジャスティン・ウィリアムズ("ワンダーヴィル・マジック&イリュージョン Wonderville Magic & Illusion")らによって、『四月は君の嘘』ミュージカル・イン・コンサートの欧州初演を行う。なお、出演キャストは追って発表となる。

フランク・ワイルドホーン(作詞・作曲) コメント

私は『四月は君の嘘』のアニメ版を拝見しました。あまりの感動に涙がとまらず、その後すぐにピアノに駆け寄り、インスピレーションに打たれて作曲しました。この作品は音楽が持つ癒しの力へのラブレターであり、家族、友情、喪失、初恋、そして子どもから若者への移行期といった非常に普遍的なテーマを描いた成長物語です。ウェストエンドの観客の皆さんに英語による(本作の)デビューをご披露できることを大変うれしく思っています。

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2024年3月に、舞台『モノノ怪~座敷童子~』の上演が決定した。

アニメ『モノノ怪』の舞台化第2弾として「座敷童子」が舞台化される。「座敷童子」は2007年に放送された『モノノ怪』の一幕目となるエピソードだ。

公演日程は、2024年3月21日(木)~24日(日)までIMM THEATER、3月29日(金)~31日(日)までCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホール、4月4日(木)~7日(日)までIMM THEATER(東京凱旋)にて、上演される予定。

「モノノ怪」TVシリーズキービジュアル

「モノノ怪」TVシリーズキービジュアル

「劇場版 モノノ怪」ティザービジュアル

「劇場版 モノノ怪」ティザービジュアル

2007年にフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」にて放送された『モノノ怪』は、「ノイタミナ」15周年の企画として行われたファン投票で、数十作品の中で上位となった人気作。また『空中ブランコ』『C』『つり球』『ガッチャマンクラウズ』などの個性的な作品を作り続けてきた中村健治監督の原点となる作品。
2022年、『モノノ怪』の放送から15 周年の記念企画のひとつとして、大奥を舞台とした、完全新作の劇場版プロジェクトが発表された。2024年夏、劇場版ならではのスケールで“完全新作”の『モノノ怪』が誕生する。

舞台『モノノ怪~座敷童子~』薬売り役:新木宏典     (C)舞台『モノノ怪~座敷童子~』製作委員会

舞台『モノノ怪~座敷童子~』薬売り役:新木宏典     (C)舞台『モノノ怪~座敷童子~』製作委員会

本舞台の出演者は、薬売り役の新木宏典に加え、西銘 駿・白又 敦(Wキャスト)、大平峻也、岡田夢以、新原ミナミ、加藤里保菜、中村哲人、西 洋亮、高山猛久。

【舞台『モノノ怪~座敷童子~』あらすじ】
「私は、どうしても産みたいんです!」
老舗宿に駆け込んだ訳ありの女・志乃は、お腹の赤子のためにどうしても泊めて欲しいと懇願する。
根負けした女将・久代に開かずの間に通された志乃は、居合わせた薬売りと共に奇怪な現象に巻き込まれていく。
薬売りが斬りに来たと言うモノノ怪の正体と、開かずの間に隠された秘密とは?——。

監督:TV シリーズ『モノノ怪』監督:中村健治 コメント

アニメ版「座敷童子」を作ることになった時、舞台で活躍されていた高橋郁子さんの顔がすぐ浮かびました。
物語のテーマも高橋さんの描きたいものと「モノノ怪」がどうコラボレーション出来るかを優先した結果です。
結果かなり生々しいお話になり自分もニュアンスを掴むため「妊婦さん」にお話を聞いたりして演出に活かしました。
色々な要素が「命の誕生」の瞬間にはあり、その前段にも沢山の「思い」「辛さ」「嬉しさ」「必死さ」「不安」「愛」「孤独」などがあることを自分も学んだ作品です。
舞台「化猫」のチームならば、そして高橋さん直々の脚本ならば見事な舞台として産み落としていただけるはず。大きな産声の予感がしています。

薬売り役:新木宏典 コメント

舞台『モノノ怪』が、新作で戻ってくる事になりました。
前作を行った際に、達成感に近いくらい、出来る事を全て使った気でおり、今回どのような作品になるのか、私自信想像出来ません。
前作を超えることは自覚を作る上で必須であり、これにプレッシャーを感じないと発言するのは、偽りの言葉を使おうとしても難しいですが、
楽しみに思っている事は確かです。
今の自分からでは生み出せないような世界をお見せする事が出来るよう、カンパニー一同で精進して参ります。

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2023年12月15日(金)〜17日(日)シアターマーキュリー新宿にて上演される『混頓 vol.2』。「vol.1」にて好評だった場内アナウンスを、引き続き、津田健次郎が担当することが決定した。また、日替わりコントには2022年結成の吉本興業所属の若手トリオ・定点計画が登場する。

『混頓』シリーズは、CMをはじめとする映像の企画・演出・制作を行うアジアトップクラスのプロダクションであるAOI Pro.において、映画『怪物』(東宝・ギャガ配給/2023年)やドラマ『いちばんすきな花』(フジテレビ/毎週木曜22時〜放送中)、『うちの弁護士は手がかかる』(フジテレビ/毎週金曜21時〜放送中)など、これまで多くの劇場映画、テレビドラマの制作を担当したエンタテインメントコンテンツプロデュース部がプロデュースするコント公演。2本立ての新作書き下ろしオムニバスコント形式で、一作目の脚本には『キングオブコント2018』で優勝を果たした演技派人気トリオのハナコ・秋山寛貴。演出はAOI Pro.がマネジメントするクリエイターチームAOI biotopeに所属し、BS松竹東急ドラマ『かりあげクン』(2023年放送/AOI Pro.出資・制作)で監督を務めた小村昌士。二作目の脚本・演出には、2003年立ち上げの「劇団競泳水着」主宰の上野友之が担当。堀田茜、樋口日奈、納谷健、神谷圭介(テニスコート・画餅)が出演する。

今回日替わりでコントを披露する「定点計画」は男女3人組(司場才蔵、高杉箱、三部高德)で2022年に結成。今年7月に神保町よしもと漫才劇場にて初の単独ライブ『少年ハート』を行った。男女トリオという特性を生かした、ドラマ仕立てのシチュエーションコントを得意とし、演技力の高さも魅力のひとつだ。

また、好評につき12月17日(日)17:00公演の生配信が決定(7日間のアーカイブ配信付)。ほか、全公演にて、乾杯&トークショーの開催が決定した。登壇者は上演回ごとに異なるので、詳細は公式HP・SNSにて確認してほしい。

トークショー登壇者一覧

トークショー登壇者一覧

津田健次郎コメント

津田健次郎

津田健次郎

混頓vol.2にも音声出演させて頂く事となりました。
今回はどんな混頓が起きるのか…混頓としながらお待ち下さい(笑)。
お楽しみに!

定点計画コメント

定点計画

定点計画

吉本興業所属芸歴4年目の定点計画と申します。普段は神保町よしもと漫才劇場を拠点に活動しております。この度は、名だたる方々の出演する舞台『混頓vol.2』に関わらせて頂くことになりました。日替わりで僕達のコントをお届け致します。出演者の皆様に最大の敬意を持って僕達もパフォーマンス致します。宜しくお願いします!

協力プロデューサー:吉田和睦コメント

AOI Pro.企画・プロデュース公演『混頓vol.2』をvol.1に続き、12月に開催できることを本当に嬉しく思います。今回も「混頓ナビゲーター」として、津田健次郎さんに場内アナウンスをご担当いただき、イベント全体の世界観に彩りを添えていただきます。そして、vol.1で出演した若手お笑いトリオ・伝書鳩に続き、vol.2では今注目を集める若手お笑いトリオ・定点計画が日替わりでコントを披露し、会場を盛り上げてくれます。さらに千秋楽の公演は、生配信を行いますので、会場に来られない方もご覧いただけますし、会場に来られた方もアーカイブで公演を楽しんでいただけます。またvol.1で大好評だった「乾杯&トークショー」も行い、上演したコント作品を出演者と一緒に振り返ることができます。みなさま、ぜひ会場にお越しくださいませ。会場で観るのもよし!生配信で観るのも良し!アーカイブで観るのも良し!余すことなく『混頓vol.2』をお楽しみください

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