徳島のロックフェス『若者たち2023』全出演者発表、スサシ、Sunny Girlが出演決定

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2023年12月23日(土)に、徳島・あわぎんホール 特設ステージにて開催されるライブイベント『若者たち2023』に、SPARK!!SOUND!!SHOW!!、Sunny Girlの出演が決定し、全アーティストが発表された。

2018年に、徳島市内中心部を周遊するライブハウスサーキットとして誕生した『若者たち』。コロナ禍となった2020年の開催中止を経て、翌年から舞台をあわぎんホールでの屋内フェス形式に移し今回で3回目の開催となる。

今年はステージネームをTSURUGI、MAYU、BENTENと徳島に縁深い山の名前にちなみ、出演者もロックバンドに限らず、お笑い芸人やアイドル、阿波おどりなど、より徳島色の強いラインナップを予定している。

チケットは現在一般発売中。

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映画『Furiosa: A Mad Max Saga』が、『マッドマックス:フュリオサ』として2024年に日本で劇場公開されることが決定。US版の予告編とビジュアルが解禁された。

『マッドマックス:フュリオサ』は、2015年に公開された『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の登場人物・フュリオサの若き日を描く、『マッドマックス』シリーズのスピンオフ作品。世界が崩壊し、水も尽きかけた世界で生きる元・警官マックス(トム・ハーディ)と、支配者への反逆を企てるフュリオサ(シャーリーズ・セロン)の自由への逃走劇を描いた『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、第88回米アカデミー賞でアクション作品としては異例のアカデミー賞作品賞候補となり、最多10部門にノミネート、6部門を受賞した。日本でも2度のリバイバルを含め、長期間にわたって劇場で上映されている。

『マッドマックス:フュリオサ』で若きフュリオサを演じるのは、『クイーンズ・ギャンビット』や『ラストナイト・イン・ソーホー』のアニャ・テイラー=ジョイ。また、共演には『アベンジャーズ』シリーズなどのクリス・ヘムズワースが名を連ねている。メガホンをとったのは、『マッドマックス』から『マッドマックス 怒りのデス・ロード』までのシリーズ4 作品すべてを手掛けてきたジョージ・ミラー監督。

『マットマックス:フュリオサ』 (C)2023 Warner Bros.Ent. All Rights Reserved

『マットマックス:フュリオサ』 (C)2023 Warner Bros.Ent. All Rights Reserved

本作の舞台となるのは、世界の崩壊から45年後の世界。家族から引き離された若きフュリオサ(アニャ・テイラー=ジョイ)は、ウォーロード・ディメンタス将軍(クリス・ヘムズワース)率いるバイカーの大群の手に落ちる。荒地で戦いに明け暮れる男たちと行動を共にしていくうち、フュリオサは城塞都市に君臨するイモータン・ジョーと出くわすのだった。

 
 

解禁された予告編では、シリーズではおなじみとなった迫力のカーチェイスのほか、イモータン・ジョーと彼の私設軍隊・ウォーボーイズも登場。ディメンタス将軍とイモータン・ジョーによる水、緑、石油、土地の覇権を巡る争いから、フュリオサの数々の試練と故郷への道を探す姿が映し出されている。

『マットマックス:フュリオサ』 (C)2023 Warner Bros.Ent. All Rights Reserved

『マットマックス:フュリオサ』 (C)2023 Warner Bros.Ent. All Rights Reserved

『マットマックス:フュリオサ』は2024年全国公開。

 

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2024年2月6日(火)~5月6日(月・振休)の期間、国立国際美術館にて古代メキシコの至宝約140件が一挙集結する特別展『古代メキシコ -マヤ、アステカ、テオティワカン』が開催される。

地平線に沈んだ夜の太陽を表現、メキシコ先住民の世界観では太陽は沈んだ(死んだ)のち夜明けとともに東から再生すると信じられていた

地平線に沈んだ夜の太陽を表現、メキシコ先住民の世界観では太陽は沈んだ(死んだ)のち夜明けとともに東から再生すると信じられていた

35もの世界遺産があるメキシコ。なかでも古代都市の遺跡群は高い人気を誇る。東京、福岡で巡回してきた同展では、前15世紀から後16世紀のスペイン侵攻まで、3千年以上にわたり繁栄したメキシコの古代文明のうち、「マヤ」「アステカ」「テオティワカン」に焦点をあてる。考古と民族資料の宝庫であるメキシコ国立人類学博物館をはじめ、アルベルト・ルス・ルイリエ パレンケ遺跡博物館、テンプロ・マヨール博物館、テオティワカン考古学ゾーンなど、メキシコ国内の主要博物館から厳選した約140件を、近年の発掘調査の成果を交えて紹介する。

マヤの王朝美術の傑作と名が高い「赤の女王のマスク」をはじめとする王妃の墓の出土品が本邦初公開

マヤの王朝美術の傑作と名が高い「赤の女王のマスク」をはじめとする王妃の墓の出土品が本邦初公開

みどころのひとつは、メキシコ国内とアメリカ以外で初公開される通称「赤の女王」(スペイン語で「レイナ・ロハ」)。マヤの代表的な都市国家パレンケの黄金時代を築いたパカル王の妃とされ、赤い辰砂に覆われて見つかった「赤の女王」の墓の出土品から、200年にわたる王朝一族の物語を浮き彫りにする。またパレンケのパカル王と王妃(赤の女王)の墓、アステカの大神殿(テンプロ・マヨール)、テオティワカンの三大ピラミッドなどの古代都市遺跡を、映像や再現展示で体感できる。

アステカ首都テノチティトラン(現メキシコシティ)中央に建てられた大神殿「テンプロ・マヨール」

アステカ首都テノチティトラン(現メキシコシティ)中央に建てられた大神殿「テンプロ・マヨール」

前売り券は12月11日(月)10:00から、イープラスほかプレイガイドにて発売開始。

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ギター1本で変幻自在の音世界を作り出すアコースティックギタリスト、押尾コータローが贈る恒例のクリスマスライブが近づいてきた。毎年さまざまなアーティストとのコラボレーションで、大いに盛り上がるこの人気公演。今年はデビュー翌年の2003年から続く自身のラジオ番組の20周年を祝し、まずは12月21日(木)に『MBSラジオ「押尾コータローの押しても弾いても」20周年スペシャルライブ 〜みんなでお祝い!TWENTY×TWENTY!〜』を、続く22日(金)には盟友インストデュオDEPAPEPE、23日(土)には彼のルーツでもある世良公則をゲストに迎えた『クリスマス・スペシャルライブ2023』を、大阪・なんばHatchで開催する。そこで、定番のクリスマスライブが始まったきっかけから、ラジオへの思いや20年の裏話、さらには、初日のスペシャルゲストの1組として先日発表された平原綾香をはじめ、DEPAPEPE、世良公則との関係性etcまで……押尾コータローによる、見どころ満載の3日間の徹底解説をお届けします!

ミュージシャンならではの聞き方で、自分なりのスタイルを作っていった

――2023年ももう終盤ですが、押尾コータローの一年の締めくくりと言えば=クリスマスライブ3DAYSと思えるぐらい、今となっては恒例になっています。押尾さんの活動の中でいつからそうなっていったんですか?

2008年に「大阪・サンケイホールブリーゼのこけら落とし公演で一日お願いできませんか?」というお話をいただいたことがキッカケで、最終的に3日間やることになったんです。でも、せっかくなら3日間を特別なものにしたいと思って、それまではライブにゲストをお呼びすることはなかったんですけど、日替わりでゲストをお呼びしてセッションを楽しんでもらうのもいいんじゃないかと始めたのが最初ですね。それがバレンタインの時期なら、バレンタインライブを毎年やっていたかもしれないですけど(笑)。そういうこともあり普段のライブとは違うことをしたくて、クリスマスには毎回ゲストとがっつりセッションをするのが定着していきました。

――今年の初日は、押尾さんが長年担当しているラジオ番組のアニバーサリーイベント、『MBSラジオ「押尾コータローの押しても弾いても」20周年スペシャルライブ ~みんなでお祝い!TWENTY×TWENTY!~』として行われますね。

番組も20周年を迎えるので、感謝の気持ちを何かきちんとした形にしたいなと。トーク中心の番組イベントではなく(笑)、今まであった公開収録ともまた違って、番組初のスペシャルライブです。3日間の中でも、ちょっと変わった企画も用意していますので。

――番組が始まったのがメジャーデビュー翌年の2003年で、それが20年も続くなんて、なかなかないことだと思います。

僕もこんなに続けられるとは思ってませんでした(笑)。MCの南かおりさんとの出会いが大きかったですね。最初の半年間は僕一人の番組で、決められた時間の中でしゃべるのが苦手だったんです。でも彼女はプロなのでタイムキープや告知は任せて、僕は横でギターを弾く。ゲストが来てくれた時は、できるだけセッションや生演奏をして……そうこうしているうちに僕もレコーディングの苦しみとか、ライブ5分前の舞台袖の緊張とか、ミュージシャンならではの聞き方で、自分なりのスタイルを作っていった。東京から来るゲストも多いので、「大阪と言えば押尾くん!」と番組に出てくれるようになったのはうれしいですね。

――イベントでの共演も知り合う場にはなりますけど、週に一回ラジオ番組があると、コンスタントにいろんなジャンル、世代のアーティストと出会えますね。

以前、全然ジャンルの違うロックバンドのギタリストの方がゲストで来てくれた時、僕のことなんてあんまり知らないだろうなと思っていたら、「実は押尾さんが弾いていた「戦場のメリークリスマス」をめちゃくちゃ練習してました!」とか言われたりもして(笑)。そうやって盛り上がって一緒にレコーディングするようにもなったり、出会いはすごくありましたね。

最初は「セッションはちょっと……」と言っていた方も、今では「押尾が言うなら」って(笑)

押尾コータロー

押尾コータロー

――今や20年来の仲の南かおりさんは、押尾さんから見てどんな方ですか?

番組が始まった頃の僕は、台本に書かれてあることしか言えない=自分の言葉じゃないから、パッと気の利いた返答もできない。かおりちゃんならその辺の切り返しもうまいんですけど、僕は「うっ……」ってなっちゃう(笑)。だから本当に思ったこと、感じたことを言わないといけないと、この20年で教えられました。あと、かおりちゃんはキャリアをひけらかさないんです。僕の話も尊重してくれるというか、立てるのが上手で。だから続けられたのはありますね。僕とかゲストの方が聞いてほしいことを聞いてくれるし、興味を持ってくれる。それは彼女の才能だなと。

――この20年を振り返って思い出す苦労やハプニングはありましたか?

最初はイントロで曲紹介をするとき、めちゃくちゃ緊張していました。30秒後に歌が始まるまでに、「メールをご紹介します。今日は寒いですけど、押尾さんも頑張ってくださいね。○○さんのリクエストです、それでは聴いてください」って言いたいのに、「もうイントロ始まってもーたがな! ボーカルとかぶったやん!」みたいな(笑)。今なら30秒あればこれぐらい話せるとかが何となく分かるんですけど、当時は焦ってしまって。

――でも、そのタイム感を体が覚えると、どんな場でも対応できそうですね。

そうなんですよ。逆に自分が5分番組に出させてもらって、メールにちょこっとリアクションしてギターを弾く時も、ちょうどいいタイミングがわかるようになりました。

――そりゃ大阪に来たら皆さん、押尾さんの番組に出たいと言いますわ。安心して話せる。

ゲストが決まったらセッションをお願いするんですがラジオでの生演奏はやらない方も多いらしくて、最初は「セッションはちょっと……」と言っていた方も、今では「押尾が言うなら」って(笑)。

――もしかしたらそういうセッションとかフィーチャリングを、ラジオを通じて押尾さんがみんなに慣れさせていったのかもしれない(笑)。そう考えると功績は大きいですね。

そう思うからこそ、この番組がずっと続いてほしいのはあります。曲をかけるのはもちろんですけど、やっぱり生演奏できる番組があるのはいいですよね。

また一緒にやりたいなと思わせる魅力的なディーヴァ

――番組内では過去にいろんなコーナーがありましたが、とりわけ思い出深いのは?

僕が好きだったのは「まかせんかい!アレンジャー」というコーナーで。例えば、「平原綾香さんの「Jupiter」が聴きたいです」とリクエストが来て、聴いてみたらグスターヴ・ホルストの組曲『惑星』第4楽章「木星」のカヴァーで平原さんが歌詞を付けている。なので原曲も聴いてみたんですよ。そうしたら刑事ドラマで流れそうな勢いがあって、あの「エーブリィデ~イ♪」のフレーズがなかなか出てこない。その後もずっと盛り上がって、やっとあの「Jupiter」のフレーズが出てくるんですがすごい曲だなと思って、番組ではホルストバージョンの方を譜面を8枚ぐらい並べて弾いたんです。それを後に録音し直して『Be HAPPY』(2004年)というアルバムにも入れて。

――普段の活動と並行して来週までに採譜とアレンジと練習となったら、かなりのプレッシャーですね。ラジオのコーナーと言えど妥協なきクオリティだったからこそ、後にアルバムに収録されたんでしょうし。

あの頃の僕にとって平原綾香さんは雲の上の人のような存在で……でも、この20年の中でラジオのゲストに来てもらったり、僕が平原さんのラジオ番組に出演したり。平原さんは歌はもちろんサックスも吹かれるからか、声も楽器のように自由自在で、それこそニコライ・リムスキー=コルサコフの「熊蜂の飛行」とかチック・コリアの「スペイン」とか、「この世に歌えない曲はないんじゃないか?」と思うぐらいテクニカルにも歌えれば、朗々と歌い上げる曲もとてもレンジが広い。これまでも平原さんとは何回かセッションさせてもらったんですけど、ジョン・レノンの「イマジン」をやったときも、歌ったことがないと言っていたのに、すぐ平原綾香の曲になる。「Jupiter」もそうですけど、全部自分の歌にしてしまう。楽器の音を楽しんで、そこにスッとなじんでくるのが気持ちいい。また一緒にやりたいなと思わせる魅力的なディーヴァなんですよね。

平原綾香

平原綾香

――というわけでね、ラジオ番組のようにきれいな流れですけど(笑)、初日は平原綾香さんがスペシャルゲストの1組として出演してくれることが決定したんですね!

めちゃくちゃうれしいです! 今回もスケジュールが大変な中、番組放送20周年のお祝いということで駆けつけてくれることになりました。ステージでの2人のセッションをぜひ楽しみにしていてください。さらに、初日はもう一人スペシャルゲストが登場します。その方も僕が大好きな方で、ライブでのセッションは初めてなので楽しみです。

――そちらは当日のお楽しみということで。他にもイベントならではの企画が進行中だと。

バックバンドを従えて僕がギターを弾く、押尾バンドを結成します! これは3日間で初日しかやりません。

――それは押尾さんのライブを見たことがある人にとってもレアですね。

でしょ? だからラジオ番組のイベントとは言え、トークショーではないんです。もちろんしゃべりはしますけど(笑)。

――押尾さんにとって、『押尾コータローの押しても弾いても』とはどういう存在ですか?

田舎のばあちゃん家みたいな感じかな。ここに来ればホッとする、アットホームな場所でありたいし、自分の故郷でもある。リスナーからのメッセージも毎回すごく楽しみでね。気持ちが少し落ち込んでいるときには励みになったり、一歩進めるような気持ちになれる。そういった番組があると、僕が出る側だとしても安心するので。

――この20周年を通過点に、30周年でまたライブができたらいいですね。

そのつもりで、これからもいい番組をちゃんと続けていかないといけないなと思っています。

コラボレーションだから実現できる素晴らしさを僕自身が誰より体感している

――残り2日間のゲストは、12月22日(金)がDEPAPEPE、23日(土)が世良公則さんです。DEPAPEPEとはDEPAPEKOとしてユニットも組んでいて、最も共演回数が多いアーティストじゃないですか?

そうですね。ただ当初はDEPAPEPEと一緒にやることはないと思っていたんです。お互いギタリストだし、DEPAPEPEは2人で完成しているでしょ。メロディもキャッチーで、やきもちをやく瞬間もたくさんあったので(笑)。いざ会ってみると同じ関西人で波長が合うし、自分のパーカッシブな奏法と、三浦(拓也)くん、徳ちゃん(=徳岡慶也)の持ち味がうまく生かされて……ただ単にギタリストが3人集まったわけじゃなく、DEPAPEPEとやるから面白くなるのかなと。

DEPAPEPE

DEPAPEPE

――そもそもDEPAPEPEを知ったのも、ラジオ番組のスタッフから神戸で路上ライブをやっているインストデュオがいると聞いたのが初めらしいですね。

その頃は三浦くんはまだ19歳でしたから、長い付き合いですよね。これまでもいろんな方とコラボレーションする機会がありましたけど、DEPAPEKOは僕の自信作なんです。DEPAPEKOなら2時間でも3時間でも演奏できますよ(笑)。23日(土)の世良公則さんはめちゃくちゃカッコいいので、むしろこっちが遅れを取らないように頑張らないと……世良さんに全部持っていかれますね(笑)。もうね、存在感がすご過ぎて。やっぱり歌の魅力というか、世良さんの魅力ですよね。この日は世良さんの名曲の数々を僕のギター1本のアレンジで歌っていただきます。

世良公則

世良公則

――世良さんは押尾さんのルーツじゃないですか。その方を自分のライブに呼べるようになったのは、ギター少年の美しい未来だなと思います。

そうですよね。だからこそ自分も、そういう存在にならないと、と思います。

――追いかける背中であり、自分が見せなきゃいけない背中を意識させてくれる人。

最初はあまりにもオーラがすごくて話し掛けられなかったんです。だって、「小学生の頃にモノマネしていた本物が目の前にいる!」と思ったら(笑)。そういう方がゲストに来てくれるなんて……本当にうれしくて、感謝の気持ちでいっぱいです。

――3日間それぞれ色も思いも違って、当日が楽しみですね。

コラボレーションだから実現できる素晴らしさを僕自身が誰より体感しているので、この3日間はそれを生で見てもらいたくて。CDよりも臨場感があるのがライブだし、これを見れば「来年も頑張ろう!」と思うはずです(笑)。ぜひ、なんばHatchに来てほしいです!

取材・文:奥“ボウイ”昌史

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波乃久里子の主演舞台『糸桜(いとざくら)』が、2023年12月1日(金)より配信が開始された。12月1日は波乃久里子の誕生日。その誕生日を記念しての配信となる。

『新編 糸桜』舞台写真

『新編 糸桜』舞台写真

『新編 糸桜』舞台写真

『新編 糸桜』舞台写真

10月12日(木)、13日(金)の二日間限定で、演劇ユニット「新派の子」錦秋公演として日本橋劇場で上演された『新編 糸桜』は、今年が没後130年となる歌舞伎の名作者・河竹黙阿弥の娘で、黙阿弥の作品を守り抜いた糸を中心に繰り広げられる感動の物語。

『新編 糸桜』舞台写真

『新編 糸桜』舞台写真

『新編 糸桜』舞台写真

『新編 糸桜』舞台写真

2016年の初演から、コロナ禍の2021年の再演を経て、三度目の上演となった『糸桜』は、『新編 糸桜』として磨き上げられた。「新派の子」主宰で脚本・演出の齋藤雅文は「“新編”はより深く描き出した“決定版”となりました。久里子は本当にすごい。今回、『新編 糸桜』をやってよかった!」と上演時にコメントを寄せていた。役者の個性を最高の形で発揮させる“究極の当て書き”がなされた齋藤雅文の脚本は、父・河竹黙阿弥の作品を守るために生涯独身を貫く一人娘・糸と、名優・十七代目中村勘三郎を父に持つ波乃久里子とが重なり合い、まさに“虚実皮膜”の演技で賞賛を浴びてきた。

『新編 糸桜』舞台写真

『新編 糸桜』舞台写真

『新編 糸桜』舞台写真

『新編 糸桜』舞台写真

『新編 糸桜』舞台写真

『新編 糸桜』舞台写真

今回の上演では、本格的なストレートプレイに初挑戦となる日本舞踊尾上流四代家元・尾上菊之丞が、糸の養子となる実直な繁俊の役を見事に演じ抜き話題となった。初演以来、作者の家に嫁いでくるみつを演じた元宝塚歌劇団宙組トップスターの大和悠河はじめ、初演以来のメンバーと新たな出演者により、作品世界が深く掘り下げられた仕上がりで評判を呼んだ。

『新編 糸桜』舞台写真

『新編 糸桜』舞台写真

『新編 糸桜』舞台写真

『新編 糸桜』舞台写真

また、今回の『新編 糸桜』では、河竹登志夫(黙阿弥の曾孫。歌舞伎研究家)の原作「作者の家」でクライマックスとして描かれた関東大震災の場面が鬼気迫る描写で表され、特に関東大震災で家族の安否が知れず慟哭する菊之丞の姿、阪神淡路大震災を経験した大和悠河が劇中で息子を亡くす場面は観客の心を打つ感動的な場面となった。

『新編 糸桜』舞台写真

『新編 糸桜』舞台写真

『新編 糸桜』舞台写真

『新編 糸桜』舞台写真

『新編 糸桜』舞台写真

『新編 糸桜』舞台写真

主演の糸を勤める波乃久里子は、「素敵なお誕生日プレゼントを頂戴しました! 千穐楽のカーテンコールでもご挨拶しましたが、この『糸桜』という作品に出合えたこと、本当に感謝しかありません。こんな幸せなことはございません。二日間限定の公演でしたので、劇場に来られなかった方もいらっしゃるかと思います。すっかり冬らしい寒さとなってまいりましたことですし、是非、この機会におうちで暖かくされて、ゆっくり、じっくりと『新編 糸桜』の配信映像をご覧いただけますと嬉しいです。糸の、繁俊の、みつの、私たちの生きている証がこの中に詰まっています!」 

自在に演じる主演の波乃久里子はじめ、カンパニーが一丸となって上演した熱気と興奮が詰まった舞台の映像をこの配信で楽しもう。なお、配信は12月31日(金)まで。レンタル視聴申込受付期間は12月24日(日)18:00までとなる。

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2023年12月3日(日)から始まる、歌舞伎座『十二月大歌舞伎』第二部『俵星玄蕃』、2024年1月2日(火)から始まる歌舞伎座『壽 初春大歌舞伎』昼の部『荒川十太夫』の特別チラシが公開された。

歌舞伎座では、尾上松緑主演による「赤穂義士外伝」を二か月連続上演。赤穂義士が討入りを果たした12月には、討入り前夜と当日を描く『俵星玄蕃』の初演、そして1月には、討入りの後日譚を描き好評を博した『荒川十太夫』が再演される。

槍の使い手・俵星玄蕃の鋭い眼差し、そして荒川十太夫の視線の先には……。チラシに掲載された写真からは、義に生きる男の生き様が浮かび上がる。

赤穂義士との交流が胸を打つ、講談から生まれた二つの物語。雪の降りしきるなかに立つ俵星玄蕃と、梅の花びらが舞い散る荒川十太夫の特別ビジュアルも公開され、本公演への期待が高まる。

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連日満席、好評のうちに幕を閉じた舞台「赤堀雅秋一人芝居『日本対俺』」(作・演出・出演:赤堀雅秋、映像監督:山下敦弘、総合演出:大根仁)。この度、本作の配信が2023年12月2日(土)より開始される。

(C)LesPros entertainment

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本公演は、赤堀雅秋の短編一人芝居と 自身も出演する山下敦弘による短編“フェイクドキュメンタリーロードムービー”が交互に上演される形式で、50歳を過ぎた中年男性のリアルを悲喜交交に描いている。

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本公演の芝居パートの演目は順に「COVID-19」、「インフラ対策」、「8050問題」、「無敵の人」、「SDGs」と銘打たれ、“フェイクドキュメンタリーロードムービー”には、水澤紳吾、松浦祐也が出演。
作品のラストパートは、日本の演劇界・映画界を牽引する豪華日替わりゲスト総勢 8名(荒川良々、大久保佳代⼦、大倉孝二、黒田大輔、田中哲司、永山瑛太、森山未來、八嶋智人(50音順))との即興劇が展開された。

撮影:引地信彦

撮影:引地信彦

撮影:引地信彦

撮影:引地信彦

撮影:引地信彦

撮影:引地信彦

今回配信されるのは、『殺風景』(2014)、『世界』(2017)、『美しく青く』(2019)などで赤堀雅秋の作・演出作品に出演してきた大倉孝二の日替わりゲスト出演回。息の合った二人の即興劇は予想できない展開を見せ、必見だ。総合演出を務めた大根仁は、「小屋入り直前になってようやく出来上がった台本は、臭い汗と、汚れた血と、下町のナポレオンこと焼酎いいちこがブレンドされた謎の液体に浸った雑巾を、ギューッと絞りあげた末に滴り落ちたリキッドのようだった。しかもドブ色の」とコメントを残している。

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短編“フェイクドキュメンタリーロードムービー”は再編集されたものとなり、既に舞台版を身ている観客も改めて楽しめる内容になっている。それぞれが“自身を演じ”ながら、山下敦弘らしいオフビートだが愛おしい瞬間に溢れている作品だ。

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9月に発売したニューアルバム『Almost there』を携え10月に実施した全国ツアーの追加公演として、3月23日に愛知・DIAMOND HALL、24日に大阪・なんばHatch、28日に東京・Zepp DiverCity(TOKYO)の計3会場を廻る『Almost There Tour extra show』を先日発表したGRAPEVINE。

そんな彼らが1月24日に発売するアナログ盤『Almost there(ヴァイナル・バージョン)』に追加収録を発表している新曲「Loss(Angels)」を、12月6日に先行配信リリースすることが決定した。同日公開されるLyric Videoにもご期待頂きたい。

また、本日12月2日よりニューシングル「Loss(Angels)」のアートワークが起用されたクリアファイルがもらえるライブラリ追加予約Apple Music「Pre-add」、Spotify「Pre-save」配信キャンペーンがスタートした。キャンペーンページからリリース前にPre-Add/Pre-Save。もしくは、リリース後にライブラリ追加をすると、抽選で10名に“GRAPEVINE「Loss(Angels)」オリジナル・クリアファイル”がプレゼントされる。

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