チョン・ウソンが長編映画初監督&主演、キム・ナムギルら共演 『ザ・ガーディアン/守護者』日本公開が決定

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韓国映画『보호자|(保護者)』が、『ザ・ガーディアン/守護者』の邦題で2024年1月26日(金)に日本で劇場公開されることが決定した。

『ザ・ガーディアン/守護者』は、『アシュラ』『ハント』など多数の作品で知られる俳優チョン・ウソンの長編監督デビュー作。チョン・ウソンは監督のみならず、脚本も手掛けている。劇中で描かれるのは、10年ぶりに出所し、平凡に生きようとする男・スヒョクの死闘。チョン・ウソンがスヒョク役で主演しているほか、共演にはキム・ナムギル(『非常宣言』など)、パク・ソンウン(『新しき世界』、Netflix『ブラッドハウンド』など)らが名を連ねている。

 
 

凶悪な殺人の罪で懲役10年を言い渡されたスヒョク(チョン・ウソン)が出所の日を迎える。今も忘れられずにいる昔の恋人の元を訪れたスヒョクは、自分との間に子供が生まれ、幼い女の子の父親になった事実を悟る。所属していた犯罪組織との縁を切り、家族のために平凡な日常を送ろうとするスヒョクだったが、ボスの反感を買い、組織が雇った成功率100%の殺し屋に元恋人を殺され、娘は人質に取られてしまうのであった。自分に残されたかけがえのない最愛の人を守るため、スヒョクは再び暴力と謀略の世界に身を投じていく。

『ザ・ガーディアン/守護者』 (C)2022 ACEMAKER MOVIEWORKS & STUDIO TAKE CO., LTD. All Rights Reserved.

『ザ・ガーディアン/守護者』 (C)2022 ACEMAKER MOVIEWORKS & STUDIO TAKE CO., LTD. All Rights Reserved.

解禁されたティザービジュアルでは、チョン・ウソン演じるスヒョクと彼の愛車をフィーチャー。本作では、スヒョクら登場人物らのアクションのほか、迫力のカースタントも登場するとのこと。

『ザ・ガーディアン/守護者』は2024年1月26日(金) 新宿バルト9 ほか 全国ロードショー。

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Cody・Lee(李)が、本日・12月5日(火)東名阪ツアーのファイナルである東京・恵比寿LIQUIDROOM公演を完遂。アンコールのステージでは、昨年も好評だった“お笑い”と“音楽”を融合させた主催イベント『ようこそ!すももハイツへ -3LDK- 2024』の開催を発表した。

Cody・Lee(李)が「自分達が好きな、友達になりたい人達を<来客>として招く!」をコンセプトに、昨年は芸人枠に真空ジェシカ、9番街レトロ、マツモトクラブを、ミュージシャン枠にMONO NO AWRE、水曜日のカンパネラ、時速36km、chelmicoを招いて5都市で開催した『ようこそ!すももハイツへ -3LDK-』。全会場ソールドアウトし、大盛況で幕を閉じたイベントが、1年半ぶりに復活を遂げる。

今回『ようこそ!すももハイツへ -3LDK- 2024』と銘打たれたイベントは、来年3月に東京キネマ俱楽部で2日間に渡って開催され、<来客>として招待される「芸人枠」「ミュージシャン枠」は2日間それぞれ別アーティスト(後日発表)になるとのこと。

また、本日21時よりチケットの先行受付がスタートした。

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2018年より日本文化の魅力を発信してきた「J-CULTURE FEST」。2024年の年始は『源氏物語』をテーマとする詩楽劇『沙羅の光~源氏物語より~』を上演する。作品の中で詠まれた和歌を、日本舞踊や歌、語り、和楽器演奏の演奏等と共に聴かせていく趣向。有職装束を製作・販売する井筒が特別に製作した豪華な装束の数々も見どころだ。光源氏役を演じる紅ゆずるに舞台への意気込みを聞いた。

ーー『源氏物語』の印象はいかがですか。

パニック・ラブ・ストーリー。展開が次から次へとすぎて、ひとりに対する愛情、話が完結しないままエンドレスに続いていって、何だかパニックじゃないですか。それと、光源氏という人が本当に美しくて、誰もが憧れる存在、でも、外見は美しくても中身まで惚れ込まれているのかどうかはちょっとわからない。外見ありきの人物というイメージがすごく強いです。中身までがすごくすばらしかったら、ひとりの人を愛し続けたりとかするんでしょうけど、そうじゃないから。宝塚在団中、「光源氏をやったらいいのに」という声をものすごくたくさんいただいたし、自分としても男役として光源氏をやりたい気持ちもあったし、劇団からもそんなお話をいただいたことがあったんですよ。だけど、『ANOTHER WORLD』(2018。あの世を舞台に繰り広げられる落語ミュージカル)に行っちゃったんですよ、コメディやりたかったんで。光源氏とは真逆の世界でしたね(笑)。

紅ゆずる

紅ゆずる

ーービジュアル撮影で光源氏の扮装をされた感想は?

宝塚メイクの光源氏のイメージしか自分の中になかったんですが、撮影のときは素化粧で。生地から作った綺麗で豪華な衣裳なんですよね。とても重たかったですし、本番もこれで行くので、かなり重たいと思います。本当の着物の重さを初めて体感して。これまでも着物のお衣裳や色袴はありましたが、そこまで重たいものではなかったし、現役中に『宝塚舞踊会』で弁慶を踊らせていただいたときも、そんなに重たくない、動きやすく作られた衣裳だったので。昔の人は本当にこういう重さのものを着ていたんだな……という気持ちになりました。その重さが時代背景や心情ともつながったりするのかなとも思います。お衣裳や靴の重さって、現役のときからすごく気にしていたんですよ。『霧深きエルベのほとり』(2019)で船乗りを演じたときも、この役は足元が重い方が絶対いいと思って、公演期間も長かったですが、あえてすごく重たい本物に近い船乗りの靴を履いて。その方が役に入りやすい、近づきやすいと思ったんです。今回も着物が本当に重たいので、自分の心情と重なればいいなと思っています。

ーー『源氏物語』との出会いは?

宝塚花組公演『あさきゆめみし』(2000)が出会いですね。めちゃめちゃ綺麗な舞台でした。宝塚音楽学校の予科生だったとき、見学会で二階席の一番後方の席で見せていただいて。その後、映像などでいろいろな『源氏物語』にふれてきて。光源氏が美しくなかったらこういう話にはならなかったと思うんです(笑)。本当に美しくて、何をさせても様になるというところからすべては始まっていくから。

ーー宝塚退団後、男役を演じる心境は?

光源氏に関しては、あまり男役だと思ってないんですよ。私は、宝塚を退団した後は男役をやることは金輪際ないだろうと思っていたんですね。光源氏に関して言えば、もちろん男性ですごく女性を魅了していくんですけれど、あまり男男していない。今回のお話をいただいたときも、光源氏ならばやらせていただきたいなと思いました。人たらしって言うんですかね。他の男性がこういう女性を知ってるかって光源氏に情報提供したりするじゃないですか。人としても、魅力というか、魔性というか、男性でもない女性でもない中性的なものをすごく感じるんですよね。だから今回も、男性を演じるけれども男役とは思っていないんです。妖艶に魔性的なものを演じるというか、本当にこの人は人間なんでしょうかみたいな、ペガサスとかユニコーンみたいなそういうイメージですね。人間らしいところがあるからこういう話になっているとは思うんですが、そうじゃないところを出せたらいいなと。六条御息所が生霊になって出てきたりしますけれども、そういったものを光源氏自身が常に持ち合わせているんじゃないかなと思ったり。現実世界じゃないようなところで行われているようなことが形になって出ているのが『源氏物語』なのかもしれないなという思いもあって。母親の影を追い求めた結果がこうなっているわけじゃないですか。その時点で妄想っていうか、自分の欠けている愛情、一番欲しかった愛がなかったがために、そこを埋めたくても埋められなくて、愛を探し続けているみたいなイメージがあります。

紅ゆずる

紅ゆずる

ーーお話を聞いていて、新之助時代の市川團十郎が演じた『源氏物語』(2002)の光君がどこか宇宙人のように感じられたことを思い出しました。

その舞台は拝見できていないんですが、後輩が持っていたそのクリアファイルを見て、すごく綺麗だなと思いましたね。美しい人がやるからこそ惑わせられるというか、顔だけではいけないとも思うけれども、「その笑顔を見たら何かもういいか」と思える着地点がすごく大切だと思うんですよ。

ーーそういう役どころを演じるにあたって気をつけたいこととは?

所作です。そこは尾上菊之丞さん(演出・振付・出演)に教えていただきたいですね。女性で所作が綺麗って絶対損しないと思うんですよ。菊之丞さんに一度ご挨拶させていただいたとき、片足ずつ膝をついて正座されるんだなと思いましたし、指先までお美しくて。ご飯とか一緒に食べたら緊張して何も食べられなさそう(笑)。

ーー日本の伝統文化、和の世界が展開される舞台ですが、楽しみなところは?

宝塚音楽学校時代、三味線は好きで成績はものすごくよかったんですね。でも、この時代は三味線はまだなくて、箏なんですよね。その演奏が楽しみなのと、歌舞伎がすごく好きで。客席で観るのとやってみるのとでは全然違うと思うので、いろいろ聞いて教わりながら苦しもうと思って。音楽学校時代、『あさきゆめみし』の舞台を観て、「二年後入団したら自分もこういうことやってるんだ」と思いましたけれども、大間違いでしたから。二年間でそんな立ち振る舞いはできるようにはならないですし。ラインダンスひとつ作るにもこんなに練習してもできない、何場面も出ていらっしゃる上級生の方って本当にすごいなってそのとき本当に思ったので、それと同じだと思うんですよね。好きだったら上達は早いと言いますけれども、そんな急激には上手くならない。でも、自分なりに、お正月公演にふさわしい立ち振る舞いができるようにしておきたいので、頑張ります。現役時代、菊之丞さんの振付を一度も受けたことがないんです。他の組が受けていて、お稽古場でよくお見かけしてはいたんですが。今回、演出も振付もされる方と共演もさせていただくのが初めてなので、不思議な感覚です。

ーー共演者の方々についてはいかがですか。

紫の上を演じる井上小百合さんには一度お会いしましたが、かわいい方だなと。すごくはかなそうなイメージで、そういう役がお似合いになるのかなと思っています。

紅ゆずる

紅ゆずる

ーーお正月に舞台に立たれることについてはいかがですか。

ありがたいことだと思います。芸能界で年末とお正月が忙しいのってすごくいいことだって言うじゃないですか。やっぱり何か気持ちが引き締まりますよね。1月1日から舞台に立っていたこともありますし、ご観劇くださる皆様にとっても、舞台関係者にとっても、年の始まりってその一年を占うみたいなところがあると思うので、『源氏物語』でスタートできて、気持ちも新たに舞台に立てる気がします。

ーー公演以外のお正月の過ごし方についておうかがいできますか。

一月に京都に行くのが好きですね。南座に観劇に行くのも好きです。「お正月!」という感じで、なんていい年の始まり方だろうと思います。1月2日に大阪の松竹座に歌舞伎を観に行くのもいいですね。絶対おめでたい演目で、ありがたいみたいな気持ちになりながら観劇できるし。あと、実家が、お正月をものすごくちゃんとする家で。親戚一同集まってお屠蘇とか回すんです。お重の中に入っている食材の意味とか小さいときからものすごく聞かされてきたし、12月30日くらいから「あけましておめでとうございます」という親戚へのご挨拶を練習し始めたり、挨拶回りもすごく緊張しましたね。だから、1月1日はうれしいけど緊張する日ですね。クリスマスが終わったら母がおせち料理を本格的に作るのを手伝ってました。

ーー2023年はどんな年でしたか。そして、2024年はどんな年にしたいですか。

2019年に宝塚を退団して、コロナ禍になって、舞台を含めいろいろな仕事が前に進んでいかなくて、ものすごく歯がゆかったんです。2023年に入り、ドラマやバラエティ番組といったいろいろなお仕事をいただけるようになって、瞬発力の発揮が大切だなとすごく思うようになって。それは舞台にも言えることだと思うので、2024年もどんどんいろいろなところに進出していきたいなと思っています。

紅ゆずる

紅ゆずる

 

ヘアメイク:miura(JOUER)
スタイリスト:鈴木仁美

衣裳:
ブラウス、スカート〈参考商品〉(AKIKO OGAWA)
イヤリング¥5250、リング¥13200(ABISTE)

 

取材・文=藤本真由(舞台評論家)    撮影=中田智章

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今年デビュー15周年を迎えた福原みほが、約2年ぶりとなる新曲『クリスマススピリット/SWEET HARMONY』を12月6日(水)に配信リリースすることが決定した。

プロデューサーにYancyを迎えた「クリスマススピリット」は、クリスマスの高揚感と身近にある幸せを歌ったソウルフルな一曲。彼女の娘の「メリークリスマス!」という声から始まる可愛らしいナンバーで、後半のゴスペルアレンジは福原のライブを意識したアレンジメントとなっているとのこと。

「SWEET HARMONY」はデビュー期がほぼ一緒のシンガーソングライター・エミマイヤーの書き下ろし楽曲。福原がライフワークとして関わっているオルタナティブスクールの設立と教育への活動支援のイメージでエミマイヤーが作詞作曲。福原が愛してやまないオールディーズレゲエアーティストであるフィリス・ディロンへのリスペクトアレンジとしてYancyがアレンジ、全楽器の演奏、ミックスまでを仕上げた。

さらに今週・12月7日(木)・8日(金)には、ブルーノート・プレイス1周年を記念したクリスマスライブの開催も決定しており、当日はクリスマスソングの名曲のカバーの他、今回配信となる新曲2曲も披露するという。

『クリスマススピリット/SWEET HARMONY』

『クリスマススピリット/SWEET HARMONY』

 

福原みほコメント

「クリスマススピリット」
クリスマスは私にとって大事な季節、行事です。
福原家も私が小さいころ、クリスマスの日にみんなで音楽を演奏したり、ケーキを手作りしたり、楽しい思い出が詰まっています。
今年も悲しいこと、環境の変化など、色々なことが起こりすぎていた世界で、やはりこのシーズンになると私が見たいものは子供たちの笑顔。
クリスマスの喜びは一夜に通り過ぎるものですが、心が温まる日々はずっと続いてほしいとの願いを込めて歌いました。
そして15周年応援してくださったファンの皆様への感謝の気持ちも込めて。
 
「SWEET HARMONY」
デビュー期がほぼ同じエミマイヤーちゃんの書き下ろし楽曲。
彼女も私も音楽活動もしながら、母になり、子を持つことで教育やこれからの未来のことを考えるようになり、私がライフワークとして携わっているオルタナティブスクールの設立や活動を見てくれていたエミちゃんが一曲書いてくれました。(Sotoboコミュニティースクール)
母として力強くもあり、音楽家としても今一番いい時期を過ごし、フリーで高いエネルギーを蓄えた私たちへの応援歌でもあり、私が大好きなフィリスディロンを彷彿されるレゲエリスペクトなアレンジも気にいっています。
こんなに心を解放して歌った歌も久しぶりですので、ぜひたくさん聴いてみんなも心を自由にしてほしいと願います。

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2024年1月24日(水)~2月3日(土)新国立劇場 オペラパレスにて、新国立劇場 2023/2024 シーズン オペラ『エウゲニ・オネーギン』が上演される。

本作は、2019/2020 シーズン開幕作品として、大野和士芸術監督のロシア・オペラ新制作の第1弾として上演された、チャイコフスキーの甘美なオペラ。今回は再演となる。

新国立劇場『エウゲニ・オネーギン』2019年公演より        撮影:寺司正彦

新国立劇場『エウゲニ・オネーギン』2019年公演より        撮影:寺司正彦

新国立劇場『エウゲニ・オネーギン』2019年公演より        撮影:寺司正彦

新国立劇場『エウゲニ・オネーギン』2019年公演より        撮影:寺司正彦

『エウゲニ・オネーギン』はロシア・オペラの中でも最もポピュラーな作品であり、華麗な管弦楽やバレエ音楽でおなじみのチャイコフスキーの叙情性が存分に味わえる傑作。原作は帝政ロシア貴族社会の男女の行き違いを描いた、プーシキンの格調高い韻文小説。ニヒルな知識人オネーギン、夢見がちな少女タチヤーナらの若者たちが愛と絶望、死に直面する物語が、チャイコフスキーならではの甘美な音楽で綴られ、誰しも胸を打たれる。「手紙の歌」や「青春は遠く過ぎ去り」、終幕の華麗なポロネーズなどは単独で演奏されることも多い人気曲だ。

新国立劇場『エウゲニ・オネーギン』2019年公演より        撮影:寺司正彦

新国立劇場『エウゲニ・オネーギン』2019年公演より        撮影:寺司正彦

新国立劇場『エウゲニ・オネーギン』2019年公演より        撮影:寺司正彦

新国立劇場『エウゲニ・オネーギン』2019年公演より        撮影:寺司正彦

新国立劇場『エウゲニ・オネーギン』2019年公演より        撮影:寺司正彦

新国立劇場『エウゲニ・オネーギン』2019年公演より        撮影:寺司正彦

演出を務めるドミトリー・ベルトマンは、ロシア近代演劇の祖・スタニスラフスキー演出をモチーフに、スタニスラフスキーのリアリズムを踏まえ、現代的な視点で人物を自然に活き活きと動かす演出を行う。序盤のロシアの地方貴族の人間模様と、サンクトペテルブルクの公爵夫人となったタチヤーナとオネーギンの絶望を描く終幕とのコントラストも鮮やかで、美しい美術・衣裳も好評を得ている。

新国立劇場『エウゲニ・オネーギン』2019年公演より        撮影:寺司正彦

新国立劇場『エウゲニ・オネーギン』2019年公演より        撮影:寺司正彦

新国立劇場『エウゲニ・オネーギン』2019年公演より        撮影:寺司正彦

新国立劇場『エウゲニ・オネーギン』2019年公演より        撮影:寺司正彦

出演者は、ウィーン国立歌劇場、ミラノ・スカラ座などで主演を重ねる世界トップソプラノ、エカテリーナ・シウリーナが新国立劇場に初登場。オペラパレスでタチヤーナ役のロールデビューを飾る。そしてオネーギンにはヨーロッパで実力派バリトンとして頭角を現し、モネ劇場などで同役を歌っているユーリ・ユルチュク、オリガ役にウィーン、チューリヒなど主要歌劇場を席巻するメゾソプラノ、アンナ・ゴリャチョーワ、レンスキーに欧米で活躍を拡げる強力なテノール、ヴィクトル・アンティペンコらロシア・オペラのスペシャリストが集まる。

エカテリーナ・シウリーナ(ソプラノ)

エカテリーナ・シウリーナ(ソプラノ)

ユーリ・ユルチュク(バリトン)

ユーリ・ユルチュク(バリトン)

アンナ・ゴリャチョーワ(メゾソプラノ)

アンナ・ゴリャチョーワ(メゾソプラノ)

ヴィクトル・アンティペンコ(テノール)

ヴィクトル・アンティペンコ(テノール)

指揮はコンサート、オペラ双方で活躍し、ペルミ歌劇場ムジカ・エテルナ、フランクフルト歌劇場などに出演を重ねるヴァレンティン・ウリューピンが新国立劇場に初登場する。

指揮 ヴァレンティン・ウリューピン

指揮 ヴァレンティン・ウリューピン

 
【あらすじ】
19世紀ロシア。 女地主の娘タチヤーナは、妹オリガの恋人レンスキーが連れてきたオネーギンに強く惹かれる。
募る想いを手紙に託すもののオネーギンは相手にしない。 舞踏会でオネーギンはオリガとばかり踊るため、 レンスキーの嫉妬を買い、決闘にまで発展する。 レンスキーを殺害したオネーギンは、自責の念から放浪の旅に出る。 数年後、今や公爵夫人となったタチヤーナの前にオネーギンが現れ、以前とは逆に熱い恋心を打ち明けるが、タチヤーナは彼の気持ちを拒むのだった。

 

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2023年7月7日に株式会社K-BALLET(代表取締役社長・K-BALLET TOKYO芸術監督:熊川哲也)が設立した一般財団法人「熊川財団」。メイン事業である奨学金事業の第一期生の募集が開始となった。

一般財団法人「熊川財団」は、日本におけるバレエをはじめとする舞台芸術、クラシック音楽などの振興に寄与するために設立されたもの。ダンサーとして世界的に活躍したのみならず、バレエ団・オーケストラ・バレエ教育機関の運営、そしてオリジナル・バレエ作品の発表と、バレエ市場のすそ野を広げる活動をしてきた熊川が、その経験をよりいっそう社会に還元すべく、奨学金給付等を通した若き才能の支援や芸術家の国際交流を目的として立ち上げた。

設立者・代表理事 熊川 哲也コメント

若い頃より、目標という目標を持たずに、ただ自らの感性の赴くままに決断し、駆け抜けてきて築いたキャリアでした。結果的に登ってきた山を振り返ると想像を超える高さですが、その全貌を知らなかったからこそ、怯まず足元だけをみて進んでこられたのだと思います。

もちろん自らの実力で登った自負はありますが、その道中には、チャンスをくれた方々、惜しみないサポートをくれた方々がいることもまた間違いありません。バレエ芸術の道はときに過酷です。情熱や思いだけではカバーしきれない身体的条件などが必要とされ、技術だけでない人間的な魅力も問われます。特に経済的に問題を抱えている子供たちや、知見が十分でない海外の国々でのバレエ教育にはより適切なサポートが必要とされるでしょう。

バレエ芸術は無形文化と有形文化の両方の視点での継承が重要です。無形である人間の「わざ」の継承、そして有形である振付作品の正しい保持と継承、その両輪を持って、次の未来にこの美しい芸術を繋ぎ、芸術とともにある豊かな人間形成に貢献したいと思います。

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2.5次元俳優の中でも「国宝級の横顔」と話題の阿部快征がデジタル写真集を発売。2023年12月1日(金)より、秋田書店にて販売が開始されている。

2013年のジュノンスーパーボーイコンテストにてフォトジェニック賞を受賞し、以降2015年より2.5次元舞台をメインに活動している阿部は、SQSシリーズも含め出演舞台総数50本以上にも出演しているなどキャリアの持ち主。撮影では商店街を食べ歩きしたり、公園のベンチで休んだり、はたまた自宅でコーヒーを飲んだり、窓辺でひなたぼっこをしたりとまるで恋人と何気ない一日を過ごしているようなシチュエーションで敢行。ファンにとっては彼女目線で楽しめるようなドキドキする写真が満載だ。

また、花柄のシャツを着たセクシーなショットでは潤んだ瞳に惹き込まれ、屋上で夕焼けをバックに少し儚げにたたずむようなショットでは「国宝級の横顔」と言われる美しい表情を堪能することができる。

阿部は12月7日(木)まで舞台『鬼人の影法師』、1月には2.5次元ライブ「S.Q.S Episode10『月野奇譚 太極伝奇 -干戈騒乱-』」への出演を控え、12月31日(日)には、『NEW YEAR BRIDGE LIVE featuring MNOP Fes』『KAIWAしま祥』2つのイベントにも参加予定だ。

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2023年12月5日(火)、フジコ・ヘミングの誕生日に、10月25日(水)に発売された『赤いカンパネラ~フジコ・ヘミング スペシャルソロコンサート~』から「幻想即興曲」スペシャルミュージックビデオが特別公開された。

フジコ・ヘミング「幻想即興曲」スペシャルMV Blu-ray『赤いカンパネラ』より

フジコ思い出の地 港ヨコハマで開催された一夜限りの伝説のコンサート『赤いカンパネラ』。美しい照明と映像演出による幻想的なステージが大きな話題となったプレミアムなコンサートを収録した『赤いカンパネラ~フジコ・ヘミング スペシャルソロコンサート~』は、4Kシネマカメラ17台で捉えた豪華映像作品となっている。鮮やかな赤いアートワークは、フジコ本人もお気に入り。

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2023年12月6日(水)から東京・大阪にて舞台『ある都市の死』が開幕する。

本舞台は、映画『戦場のピアニスト』の主人公としても知られるポーランドのピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンが壮絶な第二次世界大戦の戦禍を生き延びた軌跡を、シュピルマンのみならず、彼の息子・クリストファー、そして敵国ながら彼を助けたドイツ軍将校ホーゼンフェルト、それぞれの目線で描かれている。

出演者は、s**t kingzの持田将史(shoji)・小栗基裕(Oguri)と、世界で活躍するジャズピアニストの小曽根真。持田は主人公のシュピルマン、小栗は息子であるクリストファーやドイツ軍将校ホーゼンフェルトを演じ、またダンスで表現。さらに、小曽根もシュピルマンとして舞台上に存在しつつ、戦争によって破壊されていく街の魂もピアノで表現する。戦争は人から何を奪うのか。人の心に何を残してしまうのか。なぜ、戦争はなくならないのか。そして、なぜ、この世には音楽や芸術が必要なのか。生の舞台でしか表現の出来ない、一度きりのピアノの演奏、声、ダンスを通じて、「一度きりの人生」を描き出す。

上演台本・演出は『スラムドック$ミリオネア』『ザ・ビューティフル・ゲーム』で菊田一夫演劇賞を受賞した瀬戸山美咲。

この度、持田、小栗、小曽根のインタビューと持田と小栗がポーランドへ視察に行った模様が公開された。

この時代だから届けたい作品に——

(左から)小曽根真、持田将史、小栗基裕

(左から)小曽根真、持田将史、小栗基裕

持田と小栗は、2019年・2021年に、演出家・瀬戸山美咲とタッグを組み朗読劇『My friend Jekyll』を上演。その後、どんな作品に挑戦しようかと考えていた中で、小曽根のピアノと出会い、『戦場のピアニスト』というテーマが浮かんだと言う。

小曽根が奏でるピアノについて、持田は「初めてのリハーサルで、小曽根さんがポーンと一音弾いただけで、街の情景が見えるような不思議な感覚がありました。僕たちが演じるセリフを聞いて、その瞬間に小曽根さんが捉えた音を弾いていく。それにより、セッションのように、どんどん新しい空気が生まれるんです。音楽ってすごい力を持っているんだなと改めて感じながらリハーサルに取り組んでいます」と話し、「僕自身も、この作品は大きなチャレンジで、どう向き合うべきか、日々葛藤しています。人生のターニングポイントになると言ってもいいくらい。充実した時間を過ごしています」と語る。

小栗は、1940年代、壮絶な戦禍を生き延びた『戦場のピアニスト』主人公の実話をもとに描かれる今作について「僕が演じる役のひとつ、息子のクリストファーは、ストーリーテラーとしての要素もあり、歴史的な事実をきちんと伝えていかなければいけません。そして、ドイツ軍でありながシュピルマンを助けたホーゼンフェルトは、このナチスドイツによる虐殺に疑問と怒りを持っていた。そもそも、どうしてこんな悲劇が生まれたのかと、本を読み、ドキュメンタリーや映画を観ても、簡単に定義づけられることではない問題だなと思います。この作品が、みなさんにとってもっと知りたくなる、考えたくなるようなきっかけになれたらいいなと、精一杯作品と向き合っています」と明かした。

小曽根は、2人の演技・ダンスについて「吸収力が本当に素晴らしく、常にアンテナを張って、僕が出した音から瞬時に何かを捉え、パフォーマンスにつなげてくれます。同じ場面を稽古していても、毎回全く違うので、セッションをしているような楽しさを感じながらリハーサルに臨んでいます」と新たな化学反応を楽しんでいると言う。ショパンの作品に対して特に顕著な芸術活動を行った世界の芸術家へポーランド政府から贈られるというショパン・パスポートを授与されている小曽根によるショパンの旋律も見どころのひとつ。劇中では、ショパンの「ノクターン第20番嬰ハ短調」も演奏。小曽根は、「演奏会ではなく、シュピルマンというピアニストの物語の中で、僕がどんな風に弾くのか。想像力を高めて臨みたいと思います」と作品への意気込みを語った。

物語の舞台であるポーランドへ視察も

ワルシャワの街

ワルシャワの街

持田・小栗は、この作品を演じるにあたり、舞台であるポーランド・ワルシャワへ。ユダヤ人居住雨域として詰め込まれたゲットーのエリアや旧市街、アウシュビッツ強制収容所も訪問した。

惨劇の傷跡を目の当たりにし2人は「ここで何人もの命が奪われてしまったこと、その事実だけでも胸が苦しくなりました」と振り返り、「ポーランドの街には、ゲットーの壁の跡、銃撃戦の弾痕など、いたるところに戦争の記憶が残されていました。この悲劇を忘れないように、という意思とともに、破壊されて跡形もなかった建物を昔の写真や絵画をもとに再現し、こんなに美しい街を復興させたポーランドの人々のパワーも感じました」と語った。

現地では、瀬戸山とも合流し、地名や道の幅など、ワルシャワの空気を感じたり、ドイツ軍将校ホーゼンフェルトと出会った場所にも立ち、作品への理解をさらに深めた。

登場人物のひとりであり、『戦場のピアニスト』主人公の長男とも対面

(左から)小栗基裕、スピルマン氏、持田将史

(左から)小栗基裕、スピルマン氏、持田将史

さらに、持田・小栗は、シュピルマンのご子息であるクリストファー・W.A.スピルマン氏と対面した。実は、近代日本思想史の研究者として長く日本に住むクリストファー氏。息子から見たシュピルマンを描いた著書「シュピルマンの時計」(小学館刊)は、舞台の原作のひとつ。

「父は寡黙な人で、毎日ピアノと向き合う日々でした。そんな父は、お願いしても自転車を買ってくれなかったり、僕が危ないことをしたときには過剰に怒りをあらわにしていました。いま思うと、ですが、きっと、もう二度と家族を失いたくないという思いだったのかなと思います」と父親像を語ってくださいました。クリストファーさんは、シュピルマンさんの体験記を屋根裏部屋で見つけ、初めて父親がユダヤ人であり、壮絶な戦禍を生き延びたことを知ったそうだ。刻銘に記録された体験記について「想像することしかできませんが、頭の中にある恐怖の記憶をすべて詰め込んで、忘れたかったのかもしれません」と振り返る。

クリストファー氏の話をうかがい、持田は「シュピルマンさんが本当に実在していたんだなということ。と、同時に、特別な人物ではなく、ひとりの“父親”であったことを改めて感じました」と、親族の方からの話を聞くことで自身の役作りへのヒントを集めていた。

(左から)小栗基裕、持田将史

(左から)小栗基裕、持田将史

ゲットーのユダヤ人たちが立ち上がったワルシャワ・ゲットー蜂起から80年目を迎える2023年。舞台『ある都市の死』の東京公演は12月6日(水)~12月10日(日)草月ホールにて、大阪公演は12月12日(火)・13日(水)サンケイホールにて上演。本作はブリーゼウクライナやイスラエルでの紛争など、世界情勢が不安定な中、いま改めて考えるきっかけになるであろう。

今回の舞台について持田は「この作品は、“一人の人間が生きる”ということを描いています。皆さんにとっても、“どう生きるのか”何かを感じていただけるきっかけになればと思っています」と話し、小栗は「いまの時代にも通じるテーマがたくさん詰まった作品です。小曽根さんのピアノとともに作り出すこの世界をぜひ体感しにきてください」と意気込みを示した。

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12月7日(木)に発売される豊田ルナ2nd写真集のタイトルが『Good to see Moon』に決定。あわせて、表紙画像が公開された。

豊田ルナは、5歳から子役として芸能活動をスタート。『ミスマガジン2019』では、グランプリを獲得している。また、2021年3月にアイドルグループ・Shibu3 projectを卒業すると、2021年7月からは『ウルトラマントリガー』シズマユナ役を務めるなど、女優としても活躍の場を広げている。

『Good to see Moon』は、そんな豊田にとって3年ぶり、2作目となる写真集。撮影は、本人初訪問となるベトナムで敢行。パン好きの豊田とベトナム中部のホイアン・ダナンで本場のバインミーを探しながら旅をしているようなロードムービー風な1冊に仕上がっているとのこと。豊田は、ベトナムの民族衣装・アオザイや、初となるランジェリーをまとった姿を披露しているそう。

豊田ルナ写真集『Good to see Moon』  撮影:藤本和典/スタイリスト:望月詩穂/ヘアメイク:哘絵美子

豊田ルナ写真集『Good to see Moon』 撮影:藤本和典/スタイリスト:望月詩穂/ヘアメイク:哘絵美子

写真集のタイトル『Good to see Moon』は、豊田本人の発案で決定。解禁された表紙カットでは、豊田がベッドに横たわる姿に、「二十歳、大人になったルナと旅に出る。」とのコピーが添えられている。

豊田のコメントは以下のとおり。

 

豊田ルナ

1st写真集『月-Luna-』に引き続き、今回の写真集も名前にある“月”の要素は欲しいなとずっと思っていて。いくつかタイトル案が送られてきたときに、ちょうどお母さんと温泉に行っていて、2人でくつろぎスペースで寝転がりながら、どんなタイトルがいいだろうねって話していたところ、パッと思い浮かんだのが『Good to see you』という言葉だったんです。私は海外ドラマをよく観るんですけど、挨拶のときによく出てくるフレーズで頭に残っていて。“あなたにまた会えて嬉しい”みたいな意味なんですけど、youをmoonに変えたら語呂もいいし、2冊目の写真集なので“ルナにまた会えて嬉しい”みたいな意味になって良くない?と思って。お母さんの反応も上々だったので、こんなのどうですかって編集の方に提案したら、幸いにも採用していただきました(笑)

写真集の予約は、すでに各ネット書店でスタート。12月16日(土)には、写真集発売記念イベントが都内2ヶ所の書店で開催される。

 

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スケートボードストリートの世界選手権『ワールドスケートボードストリート世界選手権2023東京』が、12月10日(日)~17日(日)に有明コロシアム(東京都)で開催される。そのコースデザインが公開された。

今回発表されたコースについて、アクションスポーツナビゲーターで大会MCを務めるアリー氏が見どころを解説している。

今大会の会場にはダウンレッジが全部で7本設置されているが、中でもアリー氏はコースのセンターに設置されたステアに注目している。

「このステアのダウンレッジは高さがあり、両サイドのステアレールはアプローチから2段離れて設置されているので、視覚的にもハードなセクションになりそう。でも、選手たちは難易度の高いトリックを簡単に決めてくるでしょう。そのステアレールは横から入れるバンクもついているので、スピン、フリップや高さのあるオーリーなどからのレールトリックも楽しめそう」(アリー氏)

高さがあって、両サイドのステアレールはアプローチから2段離れて設置されている真ん中のステア

高さがあって、両サイドのステアレールはアプローチから2段離れて設置されている真ん中のステア

さらに、中央部については「大きなバンクtoバンクがあり、そのギャップ(植栽)越えトリックにも注目したい」とコメント。

「バンクから飛び乗るエントリーとなる真ん中のレールも、多彩なトリックが飛び出すはず。その左右にあるダウンレッジも見応えがあるセクションになりそう」(アリー氏)

その他のセクションについても、「大小セクションがバランスよく配置されているので、選手それぞれのスタイルが表れるライン取りや、1本のランで幾つのトリックをみせてくれるのか楽しみ。ベストトリックでは、どのセクションで、どんなヤバいトリックがメイクされるのか? 大いに期待したい」と語るアリー氏。「世界選手権にふさわしいコースですね! 選手のポテンシャルを大いに引き出してくれるレイアウトであり、随所に見所になりそうなセクションがある」と、同コースを絶賛していた。

『ワールドスケートボードストリート世界選手権2023東京』は、日本で初めて行われるスケートボードの世界選手権。スケートボード大国のアメリカ、ブラジル、オーストラリア、ホスト国の日本を含め、世界50カ国以上から200名を超えるアスリートが集結する。

男子ではナイジャ・ヒューストン(米国=世界ランキング2位)、グスタボ・リベイロ(ポルトガル=同3位)、ケウビン・ホフラー(ブラジル=同4位)、ジャガー・イートン(米国=同9位)のほか、日本から東京オリンピック金メダリストの堀米雄斗(同12位)をはじめ、白井空良(同5位)、小野寺吟雲(同7位)、根附海龍(同15位)らが出場。

ナイジャ・ヒューストン

ナイジャ・ヒューストン

堀米雄斗

堀米雄斗

女子では、ライッサ・レアウ(ブラジル=同2位)、クロエ・コベル(オーストラリア=同5位)、パメラ・ロザ(ブラジル=同7位)、ペイジ・ハイン(米国=同9位)のほか、日本から東京オリンピック金メダリストの西矢椛(同1位)をはじめ、織田夢海(同3位)、赤間凛音(同4位)、中山楓奈(同6位)、吉沢恋(同8位)、上村葵(同11位)、伊藤美優(同13位)、中島ののか(同16位)、藤澤虹々可(同29位)が出場する。

※世界ランキングは2023年11月24日時点のもの。

西矢椛

西矢椛

ライッサ・レアウ

ライッサ・レアウ

本大会は、来年に迫った『パリ 2024 夏季オリンピック』の出場権をかけたランキングポイントを、もっとも多く獲得できる予選大会となっている。オリンピックに出場できるのは男女各22人という狭き門。各選手ともこの大会に賭ける思いは強い。

なお、12月10日(日)~12日(火)は練習日となっており、13日(水)には女子予選、14日(木)には男子予選を実施。予選が免除されている世界ランキング1位から5位の出場選手と、予選を勝ち抜いた選手による準々決勝は15日(金)に行われ、16日(土)の準決勝を経て、17日(日)に頂点を争う決勝が予定されている。

観戦チケットは15日(金)~17日(日)の3日間のものが、イープラスで好評発売中。3日間通し券や1日券など、多数の席種・チケットが用意されている。一般1名+小中学生以下2名まで同時入場可能な「自由席(ファミリーチケット)」や「自由席(高校生)」といった割安なチケットも用意されており、家族での観戦もお得に楽しめそうだ。

世界有数のアスリートたちが集う『ワールドスケートボードストリート世界選手権2023東京』。華麗で多彩な技を、ぜひ会場で目にしてほしい。

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2023年12月21日(木)~25日(月)京都・The sideにて、安住の地 一人芝居企画『声』が上演される。

安住の地は、京都を拠点に活動している劇団/アーティストグループ。 2017年旗揚げ。 複数の作家やジャンルの異なる俳優が集い、ひとつの作品を組み立てていくスタイルはSF劇・コメディ・メディアアート劇・VR劇・音楽劇・無言劇など、新感覚でカオティックな劇体験を生み出している。近年は、ロームシアター京都×京都芸術センターU35創造支援プログラム「KIPPU」、神戸アートビレッジセンターセレクション「KAVC FLAG COMPANY 2020-2021」、金沢21世紀美術館 芸術交流共催事業「アンド21」、世田谷パブリックシアター「シアタートラム・ネクストジェネレーション」などに選出され、全国的な活動が期待されている。

今回、フランスの19世紀末から20世紀初頭にかけて多彩な分野で活躍したジャン・コクトーの作品である『声』(原案:“LA VOIX HUMAINE”)を、静岡県舞台芸術センター(SPAC)を主な拠点として活動する寺内亜矢子による完全新訳で上演する。演出・出演は、安住の地の中村彩乃。

 
【あらすじ】
部屋に電話が鳴り響き、ひとりの女が受話器を手に取る。数日前に別れを告げられた恋人との、最後の会話が始まるのだ。別れを受け入れたかのように嘘をつく女は、時に執着し、時に冗談めかし、時に強がりながら、最後の繋がりを求めて電話越しに語り続ける。

安住の地 中村彩乃 コメント

『声』は「女の別れ話」として銘打たれることの多い作品ですが、今回は「一人の人間が嘘をつき傷つきながらも、人とつながり続けようとする話」として、作品を紐解いていきます。
1930年前のフランス初演から国や時代を超えて今なお愛される作品を、どうぞお楽しみください。

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2024年4・5月に東京・サンシャイン劇場、大阪・サンケイホールブリーゼにて、ニッポン放送と、「ヨーロッパ企画」上田誠のタッグでおくる、エンタメ舞台シリーズ第4弾『鴨川ホルモー、ワンスモア』が上演されることが決定した。

原作は、2006年に発表された万城目学のデビュー作にしてベストセラーとなった小説『鴨川ホルモー』(角川文庫刊)とその外伝的続編『ホルモー六景』(角川文庫刊)。日本古来の陰陽道を取り入れた奇想天外な設定を、緻密な構成と独創的なユーモアと個性豊かなキャラクターで描き、「第4回ボイルドエッグズ新人賞」受賞、「本の雑誌」エンターテインメントで2006年度の第1位、「2007年本屋大賞」6位などに選ばれ話題を呼んだ。

そんな「鴨川ホルモー」を“ワンスモア”とタイトルを新たに、京都を代表する劇団「ヨーロッパ企画」上田誠が魅力たっぷりにセンセーショナルに舞台化する。

出演は、京大新入生で謎のサークル「京大青竜会」に入ることになった主人公・安倍役に、『仮面ライダーゼロワン』(EX)で注目を浴び、現在も『コタツがない家』(NTV)、『くすぶり女とすん止め女』(TX)などドラマ出演多数、メンズノンノ専属モデルとしても活躍する、若手最注目俳優・中川大輔。
安倍と同じく京大1回生で「京大青竜会」に入会し安倍に一目惚れされる早良京子役に、モデルとしてデビュー後、雑誌やCMで多く活躍する他、俳優としても、連続テレビ小説『舞いあがれ』(NHK)、『おとなりに銀河』(NHK総合)、『パリピ孔明』(CX)など話題作に出演、さらに10月より『アナザースカイ』(NTV)新MCに就任するなど、活躍が目覚ましい八木莉可子。
安倍と共に「京大青竜会」に勧誘を受けた帰国子女でやや常識はずれな京大1回生の高村役に、2.5次元系作品のみならず、ドラマ・映画などに活躍の場を広げ、今年公開のヨーロッパ企画製作の映画『リバー、流れないでよ』での好演が記憶に新しい実力派俳優・鳥越裕貴。
安倍たちと「京大青竜会」の同期で無口で不愛想な京大1回生の楠木ふみ役に、「乃木坂46」4期生の中心メンバーで、近年グループ以外の活動で、舞台・映画・バラエティでの活躍が目立つ清宮レイ。
さらにスポーツマンでイケメンな京大1回生で「京大青竜会」のメンバー・芦屋満役を、映画『正欲』(2023/岸善幸監督)での突き刺さる演技が印象深い、劇団EXILEの佐藤寛太が演じるなど、次世代を担うアップカミングなキャストが集結した。

そして、演劇界でも注目をあつめる、お笑いコンビかもめんたる・岩崎う大と槙尾ユウスケが前作『たぶんこれ銀河鉄道の夜』に続き再登板。今回はもう一組、2021年キングオブコント準優勝、昨年M-1グランプリファイナリストと快進撃が続く人気お笑いコンビ男性ブランコの浦井のりひろと平井まさあきの出演も決定。

さらには、石田剛太・酒井善史・角田貴志・土佐和成・中川晴樹と劇団「ヨーロッパ企画」の主要メンバーが脇を固め、藤松祥子、片桐美穂、日下七海、ヒロシエリと演技派俳優が勢ぞろい。豪華絢爛18名のキャストでおくる。

京都の街に巻き起こる疾風怒濤の狂乱絵巻に期待しよう。

【あらすじ】
2浪したのち京大に入学した安倍が、怪しい先輩の誘いと早良さんへの一目ぼれに任せて入った「京大青竜会」なるサークルは、千年の昔から脈々と続く謎の競技「ホルモー」をするサークルだった。当惑とときめき、疑いつつ練習、そしてこの世ならざる「奴ら」との邂逅。俺たちが開けたのはなんの扉だったろうか。世界の謎よりも魅惑的な彼女の鼻、そして押し寄せるリグレット。すべては思い返せば喜劇。鴨川ホルモー、叶うならワンスモア。

キャストコメント

■中川大輔/安倍 役

中川大輔

中川大輔

「いつかヨーロッパ企画の舞台に出たい」と公の場でもプライベートでも話していたので、
今回お話を聞いた時は驚きました。しかも演目は『鴨川ホルモー』。
想像するだけでわくわくしてきます。京都は撮影で長期滞在したこともあり、大好きな街なので、あの市内の景色を思い浮かべながら京大青竜会の怒涛の青春を駆け抜けたいと思います。
僕が演じる安倍は京大生です。自分とは思考回路が全く違う人間ですが、出来うる限り理解して、彼の可笑しみを表現できたらなと思います。
初めての主演舞台ですが、原作ファンのみなさん、そして劇団ファンの皆さんにも満足してもらえるよう全力で演じていきますので、皆さんぜひ劇場に足をお運び下さい!

■八木莉可子/早良京子 役

八木莉可子

八木莉可子

早良京子を演じさせていただきます、八木莉可子です。
実は以前からヨーロッパ企画さんが大好きで…。今回ヨーロッパ企画さんとご一緒させていただける事になり、夢のような気持ちです。
しかも原作は万城目学さんの『鴨川ホルモー』。実は今回が初舞台で、緊張や不安も大きいのですが、とっても素敵な原作と素敵な役者の皆さまに、心をずっしりと支えていただいている気持ちです!
京都の摩訶不思議なお話をつくれる事に、感謝とワクワクでいっぱいです。『鴨川ホルモー、ワンスモア』よろしくお願いします!

■鳥越裕貴/高村 役

鳥越裕貴

鳥越裕貴

この度、舞台『鴨川ホルモー、ワンスモア』にて高村役を演じさせて頂きます、鳥越裕貴です。
まさか自分が地元の友達と小説や映画で楽しんできた作品の舞台版に出演する事になるとは思いもしなかったです。友達も驚いていると思います。
そして、大好きなヨーロッパ企画さん!
素敵なキャストさん方の中でしっかり高村を演じられればと思います。
果たして、高村の"ちょんまげ"は見れるのか?!
もう、色々と楽しみで仕方がないです! 

■清宮レイ(乃木坂46)/楠木ふみ 役

清宮レイ(乃木坂46)

清宮レイ(乃木坂46)

今回、このニッポン放送さんと、ヨーロッパ企画・上田誠さんのシリーズ第4弾に参加することができ、本当にうれしいです!
過去に出演させていただいたメンバーからも楽しいお話をたくさん聞いているので、私も今からワクワクが止まりません! すでに待ちきれなくて物語の舞台となる京都へ勝手に下見に行ってきました。もう準備万端です!
初めての大学生役ですが、見に来てくださる皆様に楽しんで頂けるよう、ご一緒する同世代の方々や、ヨーロッパ企画の皆様とともに精一杯役を務められたらと思っております。

■佐藤寛太/芦屋 満 役

佐藤寛太

佐藤寛太

この舞台のお話が来た時に、「どうやって?」という疑問がまず浮かび、あらすじをいただいた時に、その謎はますます深まるばかりでした。
舞台の内容もエチュードで芝居をしながら話を構成していくと伺っていますし、今現在、どんな舞台になるのか全く想像がつきません。
何ひとつとして保証はないのですが、全てを受け入れて、上田さんについていこうという心の準備はできており、きっとうまくいくと信じています。
来てくださった方が、劇場を後にする時に来て良かったと心から思えるものを創作したいと思っておりますので、楽しみに劇場へお越しいただけると幸いです。

■浦井のりひろ(男性ブランコ)/三好 弟 役

浦井のりひろ(男性ブランコ)

浦井のりひろ(男性ブランコ)

あのヨーロッパ企画さんの舞台に参加させていただけるだなんて! しかも『鴨川ホルモー』の舞台版! 京都出身としては恐悦至極でございます。少し前から、見たドラマや映画の脚本が偶然上田さんだったり角田さんだったりして、いつの間にかヨーロッパ企画さんのエンタメに取り囲まれていたんだなあと感じています。演劇スペシャリストのみなさんとまずは「角田さんに雰囲気が似ている」の一本槍でコミュニケーションを図ろうと思います!

■平井まさあき(男性ブランコ)/松永 役

平井まさあき(男性ブランコ)

平井まさあき(男性ブランコ)

こんにちは男性ブランコ平井と申します。
今回、舞台版『鴨川ホルモー』に一枚噛ませていただくことなりました。
好きな作品『鴨川ホルモー』が原作で、なおかつ好きな劇団のヨーロッパ企画さんと共に舞台をやらせていただくことに、喜びを噛み締めております。噛めば噛むほど喜び汁がじゅわりと染み出してきます。相方以外、まだ同じ作品で共演したことのない凄腕の演者さんばかりです。凄腕だけでなく凄胸でもあると思うので、その凄胸を借りる気持ちで、この舞台のおもしろさの礎になれたら本望です。皆さんぜひ劇場に凄足をお運びください。

■槙尾ユウスケ(かもめんたる)/立花美伽 役

槙尾ユウスケ(かもめんたる)

槙尾ユウスケ(かもめんたる)

今回は女性役での出演ということで、今からとても緊張しています。数年前と比べて、女性メイクや女性の格好をする機会がめっきり少なくなったので、腕が鈍っていると感じます。顔のたるみを引き上げたり今の自分に合ったメイクの仕方を研究したりするなど、ベストを尽くしてこの舞台に臨みたいと思います。
昨年の『たぶんこれ銀河鉄道の夜』に続いて今回もヨーロッパ企画の方々とご一緒できるのも嬉しいですし、男性ブランコの二人との初共演もとても楽しみです!

■岩崎う大(かもめんたる)/菅原 真 役

岩崎う大(かもめんたる)

岩崎う大(かもめんたる)

『たぶんこれ銀河鉄道の夜』に続いて再び上田作品に出られること、非常に楽しみです。上田さんと鴨川ホルモーの相性は大分良さそうなので、そこに水を差さないように頑張ります。男性ブランコもいるので、とりあえずみんなで協力して一緒に史上最高のコメディを一旦創りあげたいと思います。

脚本・演出:上田 誠 コメント

上田誠

上田誠

ホルモーなる謎めいた競技をめぐる、京都の大学生たちの青春群像劇でありリグレット劇です。春ごろに万城目先生から思いがけない導きをいただき、17年前に書かれた傑作奇書を一も二もなくワンスモアさせていただく運びとなりました。
僕も他ならぬ京都で大学時代をすごし、演劇サークルの打ち上げの2次会では鴨川沿いへと繰り出したものです。演劇サークルに入りたてのころは、日々が謎先輩やカラフルな同級生たちとの出会いの連続だったし、ときめきや棘のようなできごとや、ワンスモアと叫びたいリグレットに満ちていました。当時はそれなりに切実で、今振り返ると喜劇です。そんなのすべてがそうですが。友人のマンションのあの夜の冷え方や、喫茶店の日当たりをよく覚えています。
その真ん中に劇があり、先輩たちが作るそれはとても謎めいていました。そして劇をとりまく日常の方がむしろイベントフルでした。思いがけず自分語りになってしまいましたが、鴨川ホルモーを読んで、強烈に思い返すのはそういう季節です。
カラフルな俳優たちやおもしろ先輩がたが鴨川デルタに集まってくれました。『鴨川ホルモー』それから『ホルモー六景』で語られたことや語られなかったこと、2次会の土手のあちこちに落ちて煌めいていたものを、拾い集めて語ってゆくような劇になりそうです。喜劇にします。

原作:万城目 学 コメント

前回公演『たぶんこれ銀河鉄道の夜』を鑑賞後、一個の小説をステージ上の物語に組み替えるメソッドを確かに体得したかに見える上田誠氏に「もう、何でも作れますね」と伝えたら、「何か、おすすめの作品ありますか」と訊ねられました。
「うーん、鴨川ホルモー?」
瓢箪から駒。言ってみるもんやで精神万歳。このひと言から、話が進み始めました。実は『鴨川ホルモー』は十七年もむかしに書かれた小説です。それを今の若者たちが演じ、物語に新たな命を吹きこんでもらえることが何よりうれしい。「ワンスモア」はその新たな命の証であります。

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2024年3月9日(土)~17日(日)博品館劇場にて『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』が上演されることが決定した。

主催・企画は、CMをはじめとする映像の企画・演出・制作を行うアジアトップクラスのプロダクションであるAOI Pro.において、映画『怪物』(東宝・ギャガ配給/2023年)やドラマ『いちばんすきな花』(フジテレビ/毎週木曜22時〜放送中)、『うちの弁護士は手がかかる』(フジテレビ/毎週金曜21時〜放送中)などこれまで多くの劇場映画、テレビドラマの制作を担当したエンタテインメントコンテンツプロデュース部。AOI Pro.は、2023年から本格的に演劇事業に参入し、映像演出を多用した朗読劇シリーズ第一弾となる『したいとか、したくないとかの話じゃない』やコント公演『混頓(こんとん)』シリーズ(vol.2出演:堀田茜、樋口日奈、納谷健、神谷圭介(画餅・テニスコート)、12月15日〜17日上演/チケット好評発売中)を立ち上げている。

朗読劇シリーズ第二弾は、映画『461個のおべんとう』(2020年公開/配給:東映)の原作となった、TOKYO No.1 SOUL SET・渡辺俊美のエッセイ『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』(マガジンハウス)をサンライズプロモーション東京とタッグを組み、初の舞台・朗読劇化。監督に映画『461個のおべんとう』で監督・脚本を務めた兼重淳が、今作では監督・脚本・映像監督を担当。映像制作プロダクション・AOI Pro.による映像を多用した、通常の朗読劇とは違う演出となる予定だという。

主演・渡辺俊美役には、フジテレビ木曜劇場『silent』(2022年放送/AOI Pro.制作協力作品)で古賀良彦役を好演し、中京テレビ『君が、おにぎり好きだから。』では主演・白田聡志役を務めた山崎樹範が決定。山崎は朗読劇シリーズ第一弾となった、『したいとか、したくないとかの話じゃない』で篠原涼子と夫婦役を演じた。息子役には、映画『461個のおべんとう』で小学生時代の鈴本虹輝役を演じた、人気グループ「少年忍者」メンバーの田村海琉が決定。兼重監督とは3年ぶりの再タッグとなる。

あらすじ

ミュージシャンとして活動する渡辺俊美は、長年連れ添った妻と離婚した。その影響なのか、15歳と多感な年頃を迎えた息子・登生は高校受験に失敗してしまう。好きな事をやって生計を立てている俊美は、”学校に行く事だけがすべてではない”と考えるが、登生は「もう一度、高校受験をしたい」と伝える。次の年、見事高校に合格した登生は3年間休まずに学校に通うことを約束する。お昼ご飯をどうするか問いかける俊美。登生は「パパの弁当がいい。コンビニの弁当より、パパが作った方がおいしいから」と答えた。こうして「3年間お弁当を作る」「3年間、休まず高校へ行く」という”大切な男の約束”が生まれた。
徹夜明けの朝も、ライブの翌日も、二日酔いの朝も、一日も欠かすことが無かったシングルファーザーの怒涛の弁当作りの記録を通して、親子の絆を描く。

主演・山崎樹範のコメント

山崎樹範

山崎樹範

お母さんのお弁当が大好きでした。運動会や遠足等のイベントの時にしか食べられない特別なもの。ともすれば徒競走の順位よりも高尾山の山頂の景色よりも特別だったかもしれません。お弁当は「愛」そのものです。誤解を恐れずに言えば「愛」は「手間」がかかります。「手間」とは費やした「時間」です。だから愛は育むものだと先人は言ったのだと僕は思います。この作品は愛の物語です。461個のおべんとうは461通のラブレターです。海琉君とお客様に誠実にお届けしたいと思います。

渡辺登生役・田村海琉のコメント

田村海琉

田村海琉

少年忍者の田村海琉です。なんとこの度、朗読劇『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』に出演させていただくことになりました!過去に僕が初めて出演した映画、『461個のおべんとう』で鈴本虹輝の小学生時代を演じさせていただいたのですごく思い出のある作品です。今回は朗読劇ということで、これまでの演技とは少し違いますが、皆さんにこの作品の良さをたくさん届けられるように頑張りたいと思います!劇場でお待ちしています!

監督・脚本・映像監督:兼重淳のコメント

「あたりまえ」は辞書によれば2通りの意味があり、「①わかりきった、言うまでもないこと。 当然。 ②なんの変ったところもないこと。」だそうだ。渡辺俊美さんは東日本大震災でたくさんの大切な人、大切なモノを失って、その直後から大切な人と一緒に居ること、大切な人にできることを探していた。それは「あたりまえ」の日常の有り難さを痛感したから…そして、そのひとつが息子・登生さんに作り続けたお弁当であり、それを通して親子の日常を綴ったエッセイ『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』は、俊美さんが登生さんに送ったラブレターだと感じた。そんな俊美さんの思いのこもった原作を映画『461個のおべんとう』として監督し、ありがたいことに今回は舞台化のお話をいただいた。震災で「あたりまえ」の日常の有り難さを感じて綴られた物語は、映画の公開時に新型コロナという非日常に見舞われ、劇場も客数が制限されて満席にすることを許されなかった。それが今回、ようやく何の制限もなく「あたりまえ」に観て頂けるのが本当に嬉しい。今回の舞台公演を観て頂いた方々が「あたりまえの日常」の素晴らしさを感じていただけたら光栄だ。

チーフプロデューサー:代情明彦(AOI Pro.)のコメント

父と息子の感動実話を朗読劇でお届けします。親子は時には兄弟のように、時には親友のように男同士の絆を深めていきます。そして、そんな二人を見守るもう一つの主役は「お弁当」。舞台化に際しては実際に、また映像としてもたくさんの素敵な愛情弁当が登場します。何気ない日常に笑い、親子の絆に泣き、そして美味しそうなお弁当にお腹が空く?朗読劇です。ぜひお楽しみください

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2024年3月、東京・PARCO 劇場にて、PARCO PRODUCE 2024 『東京輪舞』の上演が決定した。

オーストリアの劇作家アルトゥル・シュニッツラーが1900年に発行し、当時のウィーン社会にセンセーションを巻き起こした問題作『輪舞』(La Ronde)。19世紀末の世相を背景に、男女の情事前後の会話をリレー形式で描写した本作品は、当時の性道徳や階級理念に反していたために、上演を巡っては法廷論争まで引き起こした。しかし、人間の普遍的な関係性と欲望を描いた本作品は、時代が変わっても支持され続け、1950年、64年、73年と三度映画化され、93 年にはオペラ化もされている。

映画『ダメージ』(1992)、『めぐり合う時間たち』(2002)でも著名な英国の巨匠、デヴィッド・ヘアーは、本作品を20 世紀末の英国に移して翻案。『ブルールーム』というタイトルで、ロンドンとブロードウェイで1998 年から1999 年にかけて上演され、サム・メンデスが演出、ニコール・キッドマンとイアン・グレンが女性男性5 人ずつを演じ、世界的な話題に。日本でも、2001年のT.P.T. 公演などで上演されている。

本公演では、この普遍的な問題作『輪舞』(La Ronde)を 「現在」「東京」に翻案し上演する。台本は、注目の劇団、「範宙遊泳」を主宰し、22年に『バナナの花は食べられる』で第66 回岸田國士戯曲賞を受賞した山本卓卓。演出は、 プロデュース公演カンパニーKUNIO を主宰し、演出家・舞台美術家として活躍する杉原邦生。KUNIO による『更地』 『グリークス』などの上演に留まらず、木ノ下歌舞伎をはじめとするさまざまなプロデュース公演で高い成果をあげてきた杉原が、『藪原検校』以来3年ぶりにPARCO 劇場に帰ってくる。

出演は髙木雄也と清水くるみ。それぞれ5人の“男”と“女”、計10人の登場人物を演じ分け、10の情事の風景をリレー形式で描いていく。Hey! Say! JUMPのメンバーとして活躍を続ける髙木雄也は、『薔薇と白鳥』(18)『クイーン・エリザベス 輝ける王冠と秘められし愛 』(19)『ブロードウェイと銃弾』(21)『星降る夜に出かけよう』(23)など舞台でもその力量と輝きを発揮。パルコ・プロデュース作品としては、好演した『裏切りの街』(22)に続く登場となる。清水くるみは、ミュージカル『ロミオ ジュリエット』(13)での 鮮烈な舞台デビューを経て、現在に至るまで舞台・映像作品に立て続けに出演。PARCO 劇場公演は『海王星』(21)『月とシネマ2023』(23)に続く出演となり、直近は『親友は悪女』で連続ドラマ初主演、『ブギウギ』で朝ドラ初登場も果たしている。

山本卓卓

山本卓卓(撮影:雨宮透貴)

山本卓卓(撮影:雨宮透貴)

キックオフミーティングの時に、杉原さんやパルコスタッフのみなさんに「私は私の言葉と物語に責任を持ってこの戯曲を 書く」と宣言してしまったので、私は私の言葉と物語に責任を持って「東京輪舞」を書いています。つまりそれはシュニッツラーや杉原さんに責任を押し付けるようなことは絶対にしないということなのですがそれってめちゃくちゃキツくて苦しいっす。でも山本卓卓いいもの書きます。楽しみにしていてください。

杉原邦生

杉原邦生(撮影:細野晋司)

杉原邦生(撮影:細野晋司)

新作『東京輪舞』は、「シュニッツラーの問題作を〈現在の東京〉で上演する」という、野心に満ち満ちた企画です。ならば、 作家は山本卓卓くんにお願いしたいと思いました。知り合ってすでに10 年以上になりますが、卓卓くんが択ぶ日本語のセンス、その組み合わせによって生まれる独特のリズム、テキストから漂う息が詰まるような現代日本の空気感、そして人と人との交わりに冷静に寄り添う作家としての知性、それらがこの作品には必要だと思ったからです。
二人の俳優が5役ずつを演じ分け、10 組のカップルによる情事の前と後、そのダイアローグを舞い踊るように繋いでいく――そんな挑戦的な作品に髙木雄也さん、清水くるみさんが共に挑んでくれることになりました。お二人とも舞台での存在感の強さは言うまでもなく、ご自身の表現に貪欲な姿勢を感じられるので、稽古場でのクリエーションがとても楽しみです。
着々と準備を進めているいまもまだ、ドキドキしています。このドキドキはきっと、客席のお客様のドキドキへとつづいていくはずです。その鼓動をぜひ劇場で体感してください!

髙木雄也

今回パルコさんからお話をいただき、『東京輪舞』に出演させていただきます。
この作品は1 人で5 役を演じることになりますし、役の幅も広いので、今の自分にできるのかと悩み、お受けするまで少し時間がかかりました。でも自分が諦めて誰かがこの作品に出演し、それを見て後悔するぐらいなら、自分自身が努力して自分の幅を広げれば良いと思い挑戦しようと決めました!
演出の杉原邦生さん、そして清水くるみさんと時間をかけながら、1つ1つの役をしっかり作っていけたら良いなと思います!
みなさん僕の挑戦を是非劇場に見に来てください!

清水くるみ

いつか挑戦してみたいと思っていた2人芝居ですが、こんなにも早く機会をいただけるとは思っていなかったので、正直 驚きました。しかも1人5役ということでかなりハードですが、小悪魔少女から、今まで演じたことのない挑発的な女性まで、 これまでの経験を活かしつつ、チャレンジすべき課題が非常にたくさんあることにワクワクしています!髙木さんとは初めましてなのですが、どんなキャッチボールになるのか全然想像できないので、稽古が本当に楽しみです。ご一緒したかった演出の杉原さん、脚本の山本さん、もう既に出来上がっている前半の脚本がおもしろいのでプレッシャーですが、きっときっと おもしろい作品になる!してみせる!ので、是非是非、観にきてほしいです

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『放浪記』など数多くの東宝演劇や、東宝ミュージカルに数多く出演した、劇団東宝現代劇所属の俳優、演出家の丸山博一(まるやま・ひろかず 本名同じ)さんが、2023年9月29日に死去した。享年88。

丸山博一さんは、1934(昭和9)年11月20日生まれの秋田県出身。1957年に東宝演劇部と契約し、1958年に劇団東宝現代劇に一期生として入団。同年の芸術座公演『モデルの部屋』で初舞台を踏んだ。

丸山博一さん(2020年)上野山役扮装

丸山博一さん(2020年)上野山役扮装

作家・林芙美子役を森光子さんが演じた舞台『放浪記』(作・演出 菊田一夫)に1961年の初演に出演。中抜けしながらも、2009年の森光子さん主演の最終公演まで出演。その大半は、林芙美子を見守る詩人仲間の上野山(うえのやま)役を演じ、当たり役となった。愛嬌と人情味のある演技が評価され、東宝製作の演劇やミュージカルに数多く出演。近年ではミュージカル『ジキル&ハイド』、『ミー&マイガール』、帝劇開場100周年記念作品『風と共に去りぬ』に出演。

第8回(1982年度)の菊田一夫演劇賞演劇賞を、山田五十鈴主演舞台『横浜どんたく-富貴楼おくら-』の演技により受賞。また劇団東宝現代劇の有志による「劇団東宝現代劇75人の会」の結成に参加。75人の会の主催による舞台『熊楠の家』(1996年上演 小幡欣治作)では丸山博一さんが演出を担当し、作品の上演成果により、同会は、第22回(1996年度)菊田一夫演劇大賞、第18回松尾芸能賞研修助成賞を受賞。
近年も、「劇団東宝現代劇75人の会」の舞台に、出演と演出で参加していたが、2019年の公演を最後に、新型コロナ禍の影響で、会の活動も中断していた。2020年にテレビ番組『森光子 生誕100年 ~放浪記 永遠のメッセージ~』(NHK プレミアム)に、11年ぶりに上野山役の扮装で出演し、森光子さんの想い出を元気に語った。

森光子さんと丸山博一さん 『放浪記』(2009年)

森光子さんと丸山博一さん 『放浪記』(2009年)

来る12月21日・22日に、深川江戸資料館小劇場において、劇団東宝現代劇75人の会として4年ぶりの活動となる『菊田一夫没後50年 リーディングの会』にて、菊田作品を二作上演するうちの『夜汽車の人』の構成・演出を丸山博一さんが担当することになっていた。本人も意欲をもって戯曲の構成にあたっていた。稽古を目前に控えた11月に、本人に連絡がつかない為、劇団員が家族へ確認したところ、今年9月29日に都内の自宅で腎不全にて亡くなっていたことがわかった。葬儀は家族で執り行われた。

劇団員は丸山博一さんの遺志を継いで初日に向けて稽古を続けている。『夜汽車の人』は、丸山博一さんによる構成のもと、劇団東宝現代劇の横澤祐一が演出を手掛ける。

謹んでお悔やみ申し上げます。

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