YOASOBI、香港フェスClockenflapより「アイドル」ライブ映像が公開

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“小説を音楽にするユニット”YOASOBI”、9月29日には、TVアニメ『葬送のフリーレン』オープニングテーマとなる新曲「勇者」をリリースし、10月18日に3rd EP『THE BOOK 3』を発売したばかり。12月には香港のフェスClockenflap、台北のフェス2023 Simple Life 簡單生活節にてヘッドライナーを務め、今後予定する海外ワンマン公演もチケットが即完するなど、J-POPを代表し世界に打って出ていくアーティストとして、国内外のあらゆる場面で際立った活躍を見せている。

そんなYOASOBIが、2023年12月1日(金)に香港フェスClockenflapで披露したTVアニメ『【推しの子】』オープニング主題歌「アイドル」のライブ映像が本日22:00よりYouTube公開した。公演当日はチケットが完売、YOASOBIグッズラインナップがすべて完売するなど、現地ファン待望の公演の映像となっているので、是非チェックしてみて欲しい。

YOASOBI「アイドル(Idol)」from『Clockenflap』2023.12.01@Central Harbourfront in Hong Kong

 

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Kannaが2024年3月27日(水)に地元・名古屋ell.SIZEにて、初となるワンマンライブ『ONE MAN LIVE “SHOWCASE”』を開催する。

2022年に『FUJI ROCK FESTIVAL’22 -ROOKIE A GO GO-』と『SUMMER SONIC 2022 -出れんの!? サマソニ!?-』の2大大型フェス新人ステージに異例の同年出演を果たし、ライブシーンを中心に注目を集めているZ世代のミクスチャーロックユニットKanna。本日、初となる自主企画『MIC CHECKERS』を開催したばかりのKannaが、初となるワンマンライブの開催を発表した。

チケットは各種オフィシャルSNSのDMとライブ会場での手売り販売にて受付開始。

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2024年1月29日(月)~2月25日(日)THEATER MILANO-Za にて上演する、戦国時代活劇『HiGH&LOW THE 戦国』の楽曲情報が解禁となった。

連続ドラマ4本、映画7本、累計興行収入89億円、累計動員621万人を突破。音楽・コミック・LIVE・テーマパーク・フラッシュアニメ・ソーシャルゲームあらゆるメディアを融合させたエンターテインメント・プロジェクト「HiGH&LOW PROJECT」。本プロジェクトのひとつとなる本作は、戦国時代を舞台にした公演。

公開された楽曲は、本作のために書き下ろされた。舞台主題歌であり須和国テーマソング「NO FEAR NO MORE」を片寄涼太×DOBERMAN INFINITYが担当。HiGH&LOWシリーズならではの疾走感と爆発力を兼ね備えた楽曲で、片寄涼太がDOBERMAN INFINITYと初のコラボを果たし、勇ましさと力強さの顔色を映し出した作品となっている。

そして、尊武国テーマソング「INFERNO」を担当したのはRIKU×MA55IVE THE RAMPAGE。超攻撃的なエレクトロサウンドに、燃え盛る灼熱の炎のような熱い信念を持ち、誰に何を言われようと気にせず、目指すべき場所に向かい我が道を突き進む覚悟を込めた楽曲。

その舞台主題歌/須和国テーマソング「NO FEAR NO MORE」と尊武国テーマソング「INFERNO」は、舞台の上演に合わせ2024年1月29日(月)に配信リリースが決定。

さらに、テーマソング「群雄割拠」を手掛けたのは、EXILE/GENERATIONSのパフォーマー・クリエイティブユニットPKCZ®のメンバーであり2022年には海外ソロデビューし、先日12月8日にリリースしたEP「null」で待望の日本ソロデビューを果たしたALAN SHIRAHAMA。劇中では、舞台にも出演するLDH発の世界一激しいパフォーマンス集団RAG POUNDの楽曲「BANG OUT」も登場する。

本作のテーマソングを手掛けたALAN SHIRAHAMAは「今回手掛けた楽曲『群雄割拠』を作るにあたり『HiGH安堵LOW THE 戦国』の世界観を掘り下げ、まずは2パターンの音源を制作しました。そして制作スタッフの皆さんにその音源を聴いてもらって細かな改善点や要望を聞いて、もっと解像度を高めて新たなアプローチが必要だなと感じて作った2つとはまた違う音源を制作しました。僕が作るのは歌も歌詞もないあくまでインストゥルメンタルでの表現なので大合戦の開幕、名乗りを上げる各国の戦士の雄叫び、己の野望を掲げ戦乱を駆け回る姿、戦の熾烈さ、試される仲間との絆、など様々なシチュエーションを想像して一つの「音」にしました。それに加えてステージで映える音と、観ている人の鼓動を高め世界に没入させられるサウンドアプローチを意識しました。是非とも舞台と一緒に楽しんでもらえると嬉しいです」と楽曲に込めた想いを語った。

楽曲が劇中のどのシーンで流れるのか、舞台とともに音楽にも注目しよう。

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羊文学が、ニューアルバム『12 hugs (like butterflies)』の初回生産限定盤Blu-rayに収録されている『Live at FUJI ROCK FESTIVAL’21』より、冒頭2曲の「mother」と「人間だった」をYouTubeチャンネルにて年末年始限定で公開した。公開期間は1月8日(月)いっぱいまで。

FUJI ROCK FESTIVALの新人アーティストの登竜門「ROOKIE A GO-GO」出身の羊文学にとって初のメインステージ出演となった本公演は、レッドマーキーとしては異例の動員を記録、YouTubeで行われた生配信でも10万人以上が視聴するなど注目を集めたライブアクトとなった。CD初回生産限定盤には「あいまいでいいよ」、「1999」など「FUJI ROCK FESTIVAL’21」出演時の映像全11曲がフル収録されている(Blu-ray)。

『12 hugs』初回生産限定盤

『12 hugs』初回生産限定盤

『12 hugs (like butterflies)』には、TVアニメ『呪術廻戦』「渋谷事変」EDテーマ「more than words」や、NTTドコモ「iPhone14/青春割」CMソング「永遠のブルー」、MBS/TBSドラマイズム『往生際の意味を知れ!』ED主題歌「FOOL」を含む全12曲を収録。

また、2024年4月21日(日)には、キャリア史上最大規模の初のアリーナ公演となるワンマンライブ『羊文学 LIVE 2024 “III”』を横浜アリーナにて開催することが決定している。

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アイナ・ジ・エンドが、本日12月30日(土)12:00に自身のオフィシャルXにて、真っ黒なサムネイルと「This is AiNA THE END」というYouTubeのURLが公開された。

「This is AiNA THE END」

アイナ・ジ・エンドオフィシャルYouTubeにてプレミア公開のページが公開され、あと8時間というカウントダウンが始まっており、本日20:00になにかが公開されるとのこと。「This is AiNA THE END」が一体なにを指しているのか、要チェックだ。

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BUCK-TICKが、2024年12月29日(日)に日本武道館公演を開催することを発表した。

12月29日(金)に日本武道館にて『バクチク現象-2023-』を開催したBUCK-TICK。同公演は今年は公演中止となった、年末恒例の日本武道館公演『THE DAY IN QUESTION 2023』に代わって行われ、WOWOWにて2024年2月24日(土)20:00より放送・配信が予定されている。同公演の終演後に来年の武道館公演がサプライズ発表された。

今後の活動に関してはオフィシャルサイトで随時発表になるが、12月13日(水)に発売されたライブ映像作品『TOUR THE BEST 35th anniv. FINALO in Budokan』は、12月25日(月)付オリコン週間ミュージックDVD・Blu-rayランキングで自身初の1位を獲得。2024年3月7日(木)には、2023年4月発売のアルバム『異空 -IZORA-』を引っ提げて行った全国ホールツアー『BUCK-TICK TOUR 2023 異空-IZORA-』の最終日に行われた東京ガーデンシアター公演の模様を全曲収録した、ライブ映像作品『TOUR 2023 異空-IZORA- 0723 TOKYO GARDEN THEATER』の発売も決定している。

さらに2024年3月7日(木)には、ボーカル櫻井敦司唯一のソロアルバム『愛の惑星』の2023年最新リマスター盤CDの発売も決定。同作では、岡村靖幸や佐藤タイジ、土屋昌巳などの国内制作陣に加え、コクトー・ツインズのロビン・ガスリーやXYMOX、2001年にSCHWEINとして活動を共にしたレイモンド・ワッツなど海外制作陣ともコラボレート。後の2015年に、櫻井敦司のソロ・プロジェクトとして結成されたTHE MORTALのメンバー、村田有希生(my way my love)、Jake Cloudchairや、BUCK-TICKではマニピュレーターとしてお馴染みのCube Juiceも参加し、櫻井自身のルーツ・ミュージックと美学をファクターに孤高のロックサウンドへと昇華させた作品となっている。

同作は初のアナログ化も決定しており、日本屈指のマスタリング、カッティング・エンジニアの小鐡徹による最新リマスター&バイナル・カッティングとなり、2枚組・180g重量盤、クリア・バイナル仕様でオリジナルポスターが封入される完全生産限定盤となる。同日の2024年3月7日(木)に櫻井敦司のプロジェクトTHE MORTALのアルバム『I AM MORTAL』のアナログ盤も発売される。

日本武道館公演のチケットは、オフィシャルファンクラブおよびモバイルサイトの両方に入会・登録している「W会員」を対象とした最速先行受付が受付中。詳しくは公演特設サイトをチェックしてほしい。

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YOASOBIが、2023年に年間タイトル77冠、さらに2タイトルで全世界1位を達成した。

77冠のうち、4月12日にリリースされたTVアニメ『【推しの子】』オープニング主題歌「アイドル」が、まさに2023年を代表する楽曲としてチャートを席巻し、国内外問わず67冠を記録。楽曲は、Apple Music 「2023年トップソング100:Sing」及び、Google 2023年Google検索ランキング「Songs」カテゴリーでは全世界1位を獲得。加えて、「YEAR-END CHARTS Billboard Global 200」チャートにて42位を獲得し、J-POPアーティストとして初のTOP50入りの最高位を記録。2023年「Global Excl. U.S.」チャートでも、J-POP史上最高位となる19位を獲得した。

そして、2023年の「日本レコード大賞」にて、YOASOBIは「特別国際音楽賞」、さらにAyaseが楽曲「アイドル」にて「作曲賞」を受賞。受賞を受けて、今夜17:30から放送となるTBS系『第65回 輝く!日本レコード大賞』にて、「アイドル」の香港フェス『Clockenflap』の映像が公開されるので要チェックだ。

YOASOBI 2023年12月30日付 年間タイトル獲得 実績一覧

<日本国内 アーティストランキング実績>
・Billboard JAPAN Artist 100 of the Year 2023
・Spotify 海外で最も再生された国内アーティスト
・auスマプレミュージック 2023年 ベストアーティスト
・Amazon Music 2023年 Best Artists Ranking
・レコチョク アーティストランキング1位
・dヒッツ年間ランキング2023 アーティストランキング1位
・dミュージック アーティストランキング 1位
・オリコン年間ランキング2023 アーティスト別セールス部門デジタルランキング

<全世界 「アイドル」実績>
・Apple Music 「2023年トップソング100:Sing」 全世界1位
・Google 2023年Google検索ランキング「Songs」カテゴリー 全世界1位

<日本国内「アイドル」実績>
・「TOWER RECORDS MUSIC 2023 年間再生ランキング」アーティストTOP10 1位
・LINE NEWS AWARDS「話題の人賞」アーティスト部門
・Billboard JAPAN Hot 100 of the Year 2023
・Billboard JAPAN Streaming Songs of the Year 2023
・Billboard JAPAN TOP User Generated Songs of the Year 2023
・Billboard JAPAN Hot Animation of the Year 2023
・Billboard JAPAN Download Songs of the Year 2023
・LINE MUSIC 2023年10代トレンドランキング1位
・LINE MUSIC 2023年プロフィールBGMランキング1位
・LINE MUSIC 2023年カラオケランキング1位
・Spotify 国内で最も再生された楽曲1位
・Spotify 韓国で最も聴かれた国内の楽曲 1位
・AWA 2023年にラウンジでよく聴かれた曲TOP10 1位
・AWA 2023年『今年最もFavoriteされた楽曲』1位
・AWA 2023年『今年最もリピートされた楽曲』1位
・AWA 2023年『今年最もプレイリストに採用された楽曲』1位
・KKBOX 年間邦楽シングル1位
・auスマプレミュージック 2023年 年間楽曲ランキング トップ 50」1位
・auスマプレミュージック 輝く!!<Myうた>大賞2023年」1位
・auスマプレミュージック 2023年年間プレイリストランキング(アーティストプレイリストランキング)」1位
・JOYSOUNDカラオケ年間ランキング アニメ/特撮/ゲームランキング1位
・JOYSOUND カラオケ年間ランキング ネット発アーティスト楽曲ランキング1位
・JOYSOUND カラオケ年間ランキング スマホアプリランキング1位
・JOYSOUND カラオケ年間ランキング カラオケJOYSOUND for Nintendo Switchランキング1位
・JOYSOUND 2023年 年代別カラオケ年間ランキング 10代 女性 1位
・JOYSOUND 2023年 年代別カラオケ年間ランキング 20代 1位
・JOYSOUND 2023年 年代別カラオケ年間ランキング 20代 男性 1位
・JOYSOUND 2023年 年代別カラオケ年間ランキング 20代 女性 1位
・JOYSOUND 2023年 年代別カラオケ年間ランキング 30代 1位
・JOYSOUND 2023年 年代別カラオケ年間ランキング 30代 男性 1位
・JOYSOUND 2023年 年代別カラオケ年間ランキング 30代 女性 1位
・JOYSOUND 2023年 年代別カラオケ年間ランキング 40代 1位
・JOYSOUND 2023年 年代別カラオケ年間ランキング 40代 男性 1位
・JOYSOUND 2023年 年代別カラオケ年間ランキング 40代 女性 1位
・通信カラオケDAM 2023年年間カラオケランキング【アニメ楽曲 TOP10】1位
・通信カラオケDAM 2023年年間カラオケランキング【今年発売楽曲 TOP10】1位
・通信カラオケDAM 【DAMセレクト!SNS人気楽曲】【おうちカラオケ TOP10】1位
・Amazon Music 2023年 Best of ANIME 1位
・OTOTOY Yearly Best Selling Singles/Eps 1位
・Deezer Top Japan 2023 1位
・レコチョク シングルランキング1位
・レコチョク アニメランキング1位
・レコチョク ハイレゾシングル ランキング1位
・dヒッツ年間ランキング2023 楽曲再生回数ランキング 1位
・dミュージック シングルランキング 1位
・dミュージック アニメランキング 1位
・「TOWER RECORDS MUSIC 2023 年間再生ランキング」楽曲TOP10 1位
・mora 2023年 年間ダウンロードランキング【総合シングル(単曲)】部門 1位
・mora 2023年 年間ダウンロードランキング【ハイレゾシングル(単曲)】部門 1位
・mora 2023年 年間ダウンロードランキング【アニメシングル(単曲)】部門 1位
・YouTube“国内トップ音楽動画”1位
・TikTokトレンド大賞2023ミュージック部門
・MTV Song of the Year
・MTV Best Animation Video
・高校生が選ぶ「今年一番流行った楽曲」ランキング(ディー・エヌ・ジー) 1位
・オリコン 年間ランキング2023 作品別売上数部門デジタルシングル(単曲)ランキング 1位
・オリコン 年間ランキング2023 作品別売上数部門ストリーミングランキング 1位
・オリコン 年間ランキング2023 作品別売上数部門合算シングルランキング 1位
・CDTV 2023年年間オリジナルランキングトップ80 1位
・全国FM/AMラジオ・エアプレイチャート 総合 1位
・全国FM/AMラジオ・エアプレイチャート 邦楽部門 1位
・全国FM/AMラジオ・エアプレイチャート TVミュージックビデオ・ランキング 1位
・TSUTAYA 2023年間ランキング 音楽レンタル シングル総合ランキング 1位
・モデルプレス読者が選ぶ「ベストエンタメアワード2023」ベストJ-POP 1位
・日本アニメトレンド大賞2023 アニメソング賞 

<日本国内「THE BOOK 3」実績>
・DMM 宅配レンタル 2023年 年間 総合ランキング ベスト100 1位

<日本国内 「夜に駆ける」実績>
・世界で最も再生されたリリース年代別の国内の楽曲1位

<その他「アイドル」受賞グローバルチャート実績>
・YEAR-END CHARTS Billboard Global 200 42位
・Apple Music 2023年“Global Excl. U.S.”チャート 19位
・Apple Music 2023年トップソング100:グローバル 7位

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声優・アーティスト・俳優として活動する蒼井翔太が、2021年から2022年にかけて開催したライブツアー『蒼井翔太LIVE 2021-2022 WONDER lab. coRe』より「Eclipse」のライブ映像をフル尺で公開した。

蒼井翔太は11月8日(水)にリリースしたニューアルバム『DETONATOR』を引っ提げ、2024年1月28日(日)NHK大阪ホールを皮切りに愛知・東京の3都市でライブツアー『蒼井翔太 LIVE 2024 WONDER lab. DETONATOR』を開催することが決定している。

また『蒼井翔太LIVE 2021-2022 WONDER lab. coRe』と、2023年に開催した『蒼井翔太LIVE 2023 WONDER lab. Garden』のライブ音源を1月10日(水)に配信リリースすることが発表された。

さらにライブ音源の配信リリースを記念して、蒼井翔太公式YouTubeチャンネルで1月13日(土)と14日(日)の2日間限定で楽曲ストリーミング配信企画「SHOUTA leap」の開催が決定。今回の企画では、サブスク配信中の蒼井翔太ライブ音源全曲がYouTube上でストリーミング配信される予定だ。

本企画は、キング・アミューズメント・クリエイティブ公式YouTubeチャンネルにて365日24時間アニメソングが聴くことができる、アニソンライブストリームプロジェクト『Anileap』のスピンオフ企画となっている。

『蒼井翔太 LIVE 2024 WONDER lab. DETONATOR』のチケットは、現在東京公演と愛知公演のプレイガイド先行を受付中。東京公演に関しては、立ち見席の受付も開始している。

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ボーカルのYOMIが機能性発声障害から回復するのと並行して、バンド全体のパフォーマンスのクオリティーは急上昇、MUCCとのツーマンツアー『悪夢69』で再びヴィジュアルシーンから熱い視線を集めているNIGHTMARE。結成23年目にして、勢いだけではない円熟味をさらに増してきた2023年の彼らにとって、この1年はどのようなものだったのか。改めて振り返ってもらうことで、バンドの好調ぶり、その根底にあるものを探ってみた。

――まず、2023年は自分にとってどんな年だったのかを漢字一文字で表現してください。

柩(Gt):出た(笑)。

Ni~ya(Ba):出たよぉ~。

一同:……。

RUKA(Dr):じゃあ、はい! 「難」。いろいろ難しい年だった。生きるのも難しいし、ドラムも難しいし、体調管理も難しいし。全部難しい。

Ni~ya:「痛」。腰は痛ぇ、膝は痛ぇ、ちょいちょい体の痛みを感じる1年でしたね。

咲人(Gt):原点の原だと意味合いが変わっちゃうから「源」。2023年は昔の自分はどうだったのかを振り返ることが例年より多くて。そこから学ぶことも多かったから、自分の源になってるものはなんだろうな? ということをすごく考えた年だった。

:「纏」(まとまる)。春にやったツアー(「FAREWELL」発売に合わせて行なった『NIGHTMARE LIVE HOUSE TOUR 2023 FAREWELL TO SHADOWS』)が久々に長いツアーだったのもあって、ライブ感もメンバー間も、こんなに長くやってるのにさらに纏まった気がする。あとは2025年に向けての計画的なものがかたまりつつあって、一つの目標が見えてきたから、そこも纏まった。

YOMI(Vo):俺は「楽」かな。いろいろライブもそうだしレコーディングもそうだし、2023年は楽しんでいろいろ活動することができた。

YOMI

YOMI

――次は、バンドとしてこの1年の活動を総括してください。

:今年のバースデーライブから“声出し”が解禁になったんですよ。それまで拍手だけのライブが3年間ぐらい続いてたから、コロナ前は当たり前だったみんなの歓声がやっと聞けて、すごい感動したところから始まった1年でした。春のライブハウスツアーと、冬にもツアー(「Rebels」発売に合わせて開催した『NIGHTMARE TOUR 2023 Rebels』)をやって。そのなかで2025年の25周年に向けての話し合いができたので、バンドのこれから先のことが楽しみになる1年でしたね。

咲人:2本のツアーのなかで、特に春にやってたものはちょっと昔の気持ちを思い出したくて。インディーズやデビュー当時の勢い、がむしゃら感を取り戻したいというテーマが個人的にはあって。新曲「FAREWELL」を作って、ライブハウスを廻ったんだけど。そこで昔の気持ちを取り戻せた感はあったし。柩の言う声出しも、無いのに慣れてたつもりだったけど、やっぱね、あるのと無いのとでは違うね。俺の場合はソロ(JAKIGAN MEISTER)でひと足先にそれを感じていたけど。冬のツアーも含めて、MUCCとのツーマンツアーもそうだけど。バンドとしてはまだまだやれることはいっぱいあるなと思ったかな。このバンドはまだまだ可能性があるなと思った1年だった。あとは我々がそれをどうもっていくかだけ。

――私も個人的に咲人さん同様、NIGHTMAREはまだまだいけるというのを強く感じた1年でした。

咲人:活休が決まる前ぐらいかな。ライブが終わったあと、いまと同じようなことを言われたのを俺はいまでもはっきり憶えてて。バンドがぐしゃぐしゃな時期でも外の人にはそれが見えてて、俺も気持ち的にはいきたいんだけどって。すごく悔しかったんだよね。だけど、いまもそれが感じてもらえてるというのは単純に嬉しいです。

――Ni~yaさんはどうでしたか?

Ni~ya:個人的には春のツアーがデカかったな。あれだけの本数をやったツアーは復活後初めてだったし、久々に行けた地方もあって。このツアーをやったお陰で、メンバー同士の関係がさらに良くなった気もするし。

――どう良くなったんですか?

Ni~ya:単純に仲良くなった。

:いまさら(笑)。

Ni~ya:いまさらだけど、なった気がしたの。楽屋の空気感とかさ。そこでしょうもないバカ話で盛り上がったりして、すごい居心地が良かった。あと、初めてやったMUCCとのツーマンツアー。あれもいろいろ学ぶものが多かった。やっぱね、あの人たちって本気でくるの! アンコールでBOOWYのカバーをやるってなったらミヤ(Gt)さんはHOTEIモデルのギター持ってくるわ、LUNA SEAのカバーをやるってなったらYUKKE(Ba)さんはJモデルのベース持ってくるわで。俺、アレ見たときに“やられたっ!!”と思ったもん。そういうところからMUCCさんたちの本気度が伝わってきて。俺らも負けらんねぇなという気持ちが出てきたね。

――いい刺激を受けたと。

Ni~ya:そうだね。ライブ以外では、お互い楽屋できゃっきゃしてて。逹瑯(Vo)さんとかずっと俺らの楽屋にいたからね。RUKAさんは逆にMUCCの楽屋に行ったりして。一緒にご飯にも行けて。そうやって仲良くなれたのも良かった。その後、冬にもツアーがやれて。バンドってライブをやってなんぼだなというのを改めて知った1年だったかな。

――ではRUKAさんはどうでしたか?

RUKA:2021、2022年に引き続きなんですけど、初期の頃、メジャーにいってからの曲で、やってなかった曲を今年も結構やったんですよ。冬のツアーだと「Gotta Get a Ghost」とか久しくやってなかったんですよ。そういう曲が毎ツアーあって。断然いまのほうが良いんです、当時よりも。それがすげぇ不思議だなと思いました。俺は昔のほうがいいと思ってたから。まあでも、観てる人はもしかしたら違うかもしれないけど。なんなんでしょうね、あれは。こんなに違うもんかと思ったので。

――具体的にどんな違いを感じたんですか?

RUKA:俺はただ叩いてるだけだから、なんて言っていいのか分からないんだけど。没入感が全然違いますね。いままでがイヤホンだったら、いまはVRみたいな。それぐらい没入できる気がします。

柩

――MUCCとのツーマンはどうでしたか?

RUKA:おもろかったですよ(笑)。

――あのステージで、RUKAさんはMUCCに思いっきりいじられていましたけど。

RUKA:グイグイきますからね(笑)。だから、いじる人はいじられるのが苦手なんだなというのが、あのステージでハッキリわかりましたね。

――BOOWYのカバー、「Dreamin’」の曲振りをやれとMUCCのメンバーに言い寄られてたとき、RUKAさん的にはどんな気持ちだったんですか?

RUKA:“早く時間が過ぎないかな”って。

Ni-ya:ははははっ(笑)。

RUKA:でもこの年齢でね、BOOWYを叩くとは思ってもいなかったんで、それも不思議でした。中学校とか高校生のときにやってたのを、まさかあんな人様の前でやるとはって感じで、ド緊張しました。

――緊張してたんですか?

RUKA:あの曲が一番緊張しましたね。

――そういうところも含めておもろかったと。

RUKA:でも、こういうのは刺激が強すぎて心が持たないんで、年イチあるぐらいでいいです。刺激が強いのは。

咲人

咲人

――YOMIさんはどうでしたか?

YOMI:春のツアーは久しぶりのロングツアーでしたし。なによりもそのツアーの途中で、僕の喉、機能性発声障害が治りましたよという報告もできて、すごくいいツアーになったなと思ってます。MUCCとのツーマンも、いままで俺らってこういうツーマンをやってこなかったんですよ。たぶん、他の人たちとやるのがあんま好きじゃないタイプで。

咲人:俺はそんなことないけど。そこは人それぞれじゃないかな。あと、やるタイミングもこれまでなかったしね。

YOMI:そうなんだよね。今回のMUCCに関しては、俺らみんなMUCCのメンバーが大好きで曲も大好きで。そういうリスペクトがすごくあったからこそ、いいツーマンになったんじゃないかなって思いますね。俺は逹瑯さんとツーマンのプロモーション時期も含め、いろいろ話をさせてもらうことが多かったんですけど。そのなかで、いまの自分が昔と比べて“おりこうさん”になってるなと思って。

――逹瑯さんにそう言われたんですか?

YOMI:いや。会話の中で俺が感じただけなんですけどね。だからもっと自由に。インディーズの頃のスタンスを思い出してやんなきゃいけないなと思いました。自分のなかでは、それが一番大きな気づきだったかな。

――喉が回復したからこそ、よりそう思うようになったところは。

YOMI:あるかもしれないですね。喉もそうだし、そのお陰で精神的なところも楽になって、昔の自由なスタンスを求めるようになったところはある。それをぶつけたのが冬のツアー。

――その冬のツアーでは、さらに喉の調子も良くなっていった。

YOMI:そうですね。活動休止してからこうなるために自分のプライベートを含め、環境を変えてやってきたんですけど。やっと、その結果が出てきて、自分が目標としてたところまでいけたかなという感じがします。

――ここまでの道のりは長かった?

YOMI:長かったですね。本当は20周年、活休が開けた頃にいまの状態にもっていきたかったんですけど。理想では。

――その間、何が一番の支えになりましたか?

YOMI:メンバーもだし、ファンもだし、スタッフもそうですね。俺の病気は喉を休ませれば治るというものではなくて、歌っていくことで治すしかなかったから。いままでずっと歌わせてもらえる環境をもらえたことが、なによりもありがたかったなと思いますね。

――そうして、いまやNIGHTMAREはLUNA SEAやGLAYなどのベテラン勢に続く中堅どころを代表する存在です。ヴィジュアルシーンのなかで、自分たちの役割というのはどんな風に考えているんでしょうか。

YOMI:えー、特に考えてないな。先輩方、後輩も含めていいバンドがたくさんいるなかで、俺らはどういうバンドなの? というところで。楽曲もそうだけど、ヴィジュアルやライブも含め、俺たちにしかできなもの、それを突きつめていけたらいいな、というぐらいかな。考えてることは。

――俺たちにしかできないものって、どんなものだと思います?

YOMI:やってる側だからうまくは言えないけど、俺的にはすげぇ楽曲から普段っぽいMCにいって、そこからまた楽曲にいくという切り替え。そこのギャップは俺らの売りなのかなと思ってますけどね。音楽だけじゃない、エンタテインメントなところが俺らにはある。そこは強みだと思います。

:ゾジー(=YOMI)と同じで、ヴィジュアル系のシーンのなかで自分たちが引っ張っていかなきゃという責任感みたいなものは、シーンに対しては感じてなくて。うっすらとは、他のバンドと一緒にこのシーンを盛り上げていきましょうとは思ってたとしても、それを糧にバンドをやってないから。俺らは俺ら、他は他なんで。だから、自分はヴィジュアル系っぽいことだけをしなきゃとも思ってなくて。もっとロックっぽくても、もっとポップでもいい。このシーンでこういなきゃいけない、というのは考えてないかな。シーンがいまこうだからヘヴィロックに寄せなきゃとか、刹那的な世界観に寄せなきゃとか、まったくないから、俺らは。俺らは王道でいればいいと思ってるんで。

――王道というのは?

:いろんなことができる王道。そういうロックバンドでいれたらいいかなと俺は思ってる。そこはMUCCとツーマンをやったりすると感じる。MUCCは音楽性もライブの空気感もいい意味で個性的で独特で、カッコいいと思うんだけど、自分たちがやるべきものとは違う。だから、さっきNi~yaが“刺激をもらった”って言ってたけど、刺激と同時に“俺らはこれでよかったんだ”という自信をもらったというか。ホッとできた。

――いろんなことをやっていけばいいんだと確信した。

:逆に“こうでなきゃいけない”って決めつけてたら、俺らはどんどん小ちゃくなっていってた気がします。メンバー5人それぞれが、やりたいようにやってきて、それが形になったものがNIGHTMAREだと思うので。もちろん、咲人やRUKAさんを筆頭にコンポーザーが持ってきた作品の世界観は守りますよ。けど、コンセプトを立ててないときのライブや見た目は、みんな自由にやってたほうがNIGHTMAREはカッコいいのかなと思いますね。

Ni~ya

Ni~ya

――なるほど。咲人さんはどうですか?

咲人:俺はいろいろ考えるは考えるんだけど。一度活休して復活して以降の俺は、できるだけそういう重い荷物は持たないようにしてる。いまは自分がやりたいことをこのバンドのカラーに落とし込むだけ。他のメンバーがなにも言わなかったとしても、曲にしろライブのあり方にしろ、(バンドに)合わないものを無理やり入れ込もうとはいまは考えてなくて。そこはむしろ、他のメンバーの意見を参考にして修正していくべきだと思うようになった。

――活休前は、新しいエッセンスを無理やりにでもバンドに取り込もうとしていたところも?

咲人:全然ありましたよ。常にありましたけど、俺的には2014~15年は特に、自分がどうにかできるはずもないのに“どうにかしなきゃ”という気持ちですごい葛藤してた。でもバンドには流れがあるから、その流れを1人で変えようとしても無理で。その流れの中でどうやったら自分がバンドに貢献できるのかというがいまの俺の考え方。それで、結果として、新しく出てきたバンドになにかしらの影響を与えられたとしたらそれでいい。最近、昔のバンドを観たり聴いたりしてるんだけど、数字とかは置いといて、変に気負ったりせず、自分たちがカッコいいと思うことを追求してるバンドのほうが、結果残っていくし、カッコいいなと思って。だから、俺たちがシーンを牽引してとかは、いまはいい意味であまり考えないようにしてます。

――Ni~yaさんは?

Ni~ya:俺は昔、アルバムでいったら『Killer Show』(2008年5月発売)辺りかな。ある先輩に“NIGHTMAREは何がしたいか分からない”と言われたことがあって。憧れてた先輩にそう言われたことが俺はすげーショックで。じゃあ俺らはどうしたらいいんだ? どういう曲を演奏してどういう活動したらいいんだ? って悩んだ時期もあったけど。いま思い返せば、なるようになったなって。その間、例えば“売れる曲を作ろうよ”とか“歌いやすいバラードを作ろうよ”とか、売れ線の方向とかまったく考えずに、自分たちがやりたいようにやってきてのいまだから。1回活休はしたけど、その活休も全然ネガティブなものではなくて。そのお陰でウチらは前を向けたし。こうしてバンドを続けてこれたんだから、あのときは個人的に悩んだけど、俺らはこれでよかったんだなと。周りに流されて、みんながこうしてるから俺らもああしようではなく。気づいたら“我が道をいく”スタイルでやってきた。それがよかったな。だから、周りのことは俺も考えてない。

――振り返ってみたら、我が道をいくスタイルでここまできてたと。

Ni~ya:そう。友だちとか先輩に“NIGHTMAREってなんで海外行かないの?”ってすげー言われてた時期があったんだけど。

――ああ~。MUCCとかガンガン海外を攻めていた頃ですね。

Ni~ya:MUCCだけじゃなくて若い後輩たちもみんな海外に行ってた時期があって。そういうときも“みんなが行ってるから俺らも行こうぜ”って話をメンバーとしたことないし。なんなら俺ら、そういうブームが過ぎ去った後に初めてNIGHTMAREとして海外公演をやったからね(笑)。それぐらい本当に周りに流されないできてるんだよね、NIGHTMAREは。

RUKA

RUKA

――RUKAさんはどう考えてますか?

RUKA:続けることじゃないですか。

――でも、NIGHTMAREはメンバーが1人でも禿げたら終了というルールが……。

RUKA:なくなりました(きっぱり)。

YOMI:もうなくなったんですよ。

:現実味を帯びてきたから(笑)。

YOMI:撤廃しました。

RUKA:YOMIがそう言ってなくなりました。

YOMI:それと同時に年齢も非公表にしました。

:いまさら?

咲人:すでにバレバレだけど。

YOMI:いまは非公表にしたから言わないでね。

――分かりました。では話を戻して、RUKAさんが“続けること”を掲げた意味をもう少し教えてもらえますか?

RUKA:シーンに俺たちが示せるのは、続けることぐらいという意味です。

――NIGHTMAREがここまで続いてきた理由についてはどう考えてますか?

RUKA:えー、なんだろう。YOMIがカッコいいからじゃないですかね(笑)。

:ぐふふふふっ。

YOMI:うぉーーー!

:黙れっ(笑)。

――どんなところがカッコいいですか?

RUKA:めちゃくちゃ適当なところが(笑)。

――ではそれ以外に、ここまで続いてきた理由を挙げるとしたら?

RUKA:自分なりの考えを言うと、ある程度適当だからじゃないですか。かといって他に何がある訳じゃないけど、見てるもの全部がバンド一点集中だと気が狂っちゃう、俺は。だから、任せるところはそっぽを向いて任せるってやってるから俺は続いてる気がします。

――それだけ信頼しているということですよね? メンバーのことを。

RUKA:もちろん。ただ、さっき話が出たMCは、最近打率が甘い気がします。

YOMI:だはははははっ。

RUKA:特大ファールが多いんで、そこは改善の余地ありですけど。

――復活後はMCもするようになったRUKAさんですけど。ボーカルのYOMIさんがうまいボールを投げてくれれば。

RUKA:僕もうまく投げ返しますよ。

――ではYOMIさんは、ここまで続いてきた理由はどう考えてますか?

YOMI:単純に、次のスケジュールがどんどん決められていくからじゃないの?

:お前、冷めてんなぁ(笑)。

――でも、考えてみたらインディーズ時代からNIGHTMAREってスケジュールに追われている印象がありましたからね。

YOMI:そうそうそう。だから、止まるに止まれないのよ。だはははっ。だし、なんだかんだみんな、NIGHTMAREがなくなることは考えられないんじゃないかな。すでに生活の一部で、これが当たり前になってるから。

:人生の半分以上がもうNIGHTMAREだからね。俺ら。

――非公開の年齢が……。

:赤ちゃんとか小学生からNIGHTMAREやってるかもしれないじゃん(笑)。もしかしたら。

――柩さんはなんで続いてるんだと思います?

:大前提にメンバーのほどよく近く、ほどよく遠くという距離感。あとは、メインで曲を作ってくれてる咲人とRUKAさんの音楽性もあると思う。それがメンバーの好きな音楽じゃなかったら、ライブも楽しくないから。俺は個人的にはバンドをやってて一番楽しいのはライブだから。自分がやってて楽しいと思える音楽がNIGHTMAREにあるから続いてるんじゃないかな。

咲人:なんだかんだ言って、このメンツでやってるのが楽しいんだと思う、みんな。いまはそれぞれソロやいろんなことを外部でやってるけど。その上で、NIGHTMAREのツアーが始まるからリハに入りますってなると、いい意味で気楽だし。曲を合わせててもNIGHTMAREのグルーヴと言ったらカッコよすぎるけど、スピード感があって。BPMが合わない人はどんなにテクニックがあってもしっくりこないんですよ。でも、NIGHTMAREでリハに入ると自分のスピード感にぴったりで。それが20年以上かけて熟成されちゃってるから一番しっくりくるの。肌に合っちゃってる(笑)。だいたい起きるのがみんな朝9時頃、みたいなところが全員一緒で。そのタイム感が合ってるからこそ楽しいんだと思う。

Ni~ya:全員、地元が宮城県っていうのもデカいと思うよ。BUCK-TICK先輩とかGLAY先輩、MUCCもだけど、みんな地元が一緒。そういうのも関係してると思う。

咲人:それはあるかも。

Ni~ya:かなりあると思う。やっぱね、MUCCを見てて思ったけど、似てるんだよね。メンバー間が。GLAY先輩も昔一緒に飲ませてもらったことがあるんだけど、売れててもメンバー間、こんなに仲いいんだと思って。

:その、売れてる=メンバーの仲が悪いという印象もどうなの?(笑)

Ni~ya:俺の偏見かもしれないけど。でも、多くない?

:知らない(苦笑)。

――NIGHTMAREは“メンバー同士、仲がいいよね”とか周りから言われたりします?

Ni~ya:すげー言われる。この間ベース会があってそういう話になったんだけど。ギスギスしてるなかでやってる人もいれば、ビジネスパートナーとして割り切ってやってる人もいて。そういう話を聞いてて“ウチらはそうじゃねぇよな”ってより思ったかな。もちろん仕事ではあるんだけど、ただの仕事仲間として付き合ってる訳じゃないからね。

:俺は最近誰かに“20年以上続いてるバンドで部屋飲みしてるなんて初めて聞いた”って言われたよ(笑)。ツアー先で、メシ行って、そのあと俺らはメンバーの誰かの部屋に集まって部屋飲みだから。

――冬のツアーでは楽屋でトランプのババ抜きで大盛り上がりしたとか、大阪では5人でご飯に行ったとMCで報告されてましたもんね。

Ni~ya:そうそう。

YOMI:俺たち、HISASHIさんから良い言葉を頂きましたよね?

:TERUさんじゃなかった?

YOMI:あ、TERUさんか。

:“続けるときっといいことがあるからNIGHTMAREも頑張ってね”って最近、言ってくれた。GLAYは2024年でデビュー30周年なんだけど“GLAYはここまで続けてきていいことがいっぱいあったから、NIGHTMAREも続けていけばここからいいことがもっとあるよ。頑張ってね”って言われた。

――感動しちゃいますね。そんなこと言われたら。

:うん。めっちゃ嬉しかった。神からのお言葉みたいだった(笑顔)。

――NIGHTMAREとしては2025年が結成25周年のアニバーサリーイヤーです。そこに向けて、2024年はどんな活動をしていくのかを教えてもらえますか?

咲人:節目はなんだかんだ大事だと思うので、個人的にはその先のバンドの方向性を見せられたらいいなと思うとともに、いま応援してくれてる人たちへの“ありがとう”を表せる何かができたらいいなと思います。あとは、ペースを崩さずやっていけたらいかな。体に気を使いながら。

:2024年はファンクラブツアー(『NIGHTMARE FC LIMITED LIVE 2024』)から始まりますね。

――このツアーは、ファンクラブならではの選曲でファンの方々に。

:楽しんで頂く予定です。

取材・文=東條祥恵 ライブ写真撮影=Takehiro  Suganuma

 

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