獣愛ブースト音楽劇『Lamento -BEYOND THE VOID-』のメインビジュアルが解禁 全ルートコンプリート特典&猫の日企画内容も

NO IMAGE

2024年2月16日(金)~2月25日(日)品川プリンスホテルステラボールにて、獣愛(じゅうあい)ブースト音楽劇『Lamento -BEYOND THE VOID-』(ラメント ビヨンド ザ ヴォイド)が上演される。この度、メインビジュアル、全ルートコンプリート特典および猫の日企画内容が解禁となった。

本作は、壮大なストーリーと緻密で美しいグラフィック、世界観を彩る音楽などで多くのファンを魅了したニトロキラルのBL(ボーイズラブ)ゲームの舞台化作品。

演出は中屋敷法仁が、脚本は内田裕基が担当。ニトロキラル作品でこれまで舞台化されてきた、脳内クラッシュ演劇『DRAMAtical Murder』、本能バースト演劇『sweet pool』に続くこの二人のタッグで、猫耳と尻尾を持つ種族「リビカ」が主人公の異世界ファンタジーを物語の結末が3ルートに分かれる形でおくる。

今回、「全公演カーテンコール撮影会」を開催。カーテンコール中、指定した時間内の写真・動画の撮影が可能だ。撮影した画像・動画はSNSへの投稿もOKで、「#ラメステ」を付けて投稿しよう。そして今回のカーテンコールは「応援うちわ」の持ち込みもOKとなっている。

そして3つのストーリーを劇場で観劇した方へコンプリート特典を配布する、「全ルートコンプリート特典」を行う。コンプリート特典は、特別ブロマイド3枚セット(非売品)。コノエ&ライ、コノエ&アサト、コノエ&バルドのスペシャルなデザインとなる。

さらに、2月22日(木)19:00公演でお楽しみ企画として「猫の日企画」を開催。来場した全員にティザービジュアルとメインビジュアルを使用した、2L判ブロマイド2枚セット(非売品)をプレゼントする。

source:New feed

2024年3月、東京・大阪にて上演される、『舞台 PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Vice 3』の追加キャスト、およびキャラクターソロビジュアルが解禁となった。

本作は、フジテレビ“ノイタミナ”で放送されたアニメ作品「PSYCHO-PASS サイコパス」をオリジナル脚本で舞台化した『舞台 PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Vice』シリーズ第三弾で最終章。

最終章を迎えるに際し、新たな出演キャストが決定。馬場吾郎役には映画『G メン』や『東京リベンジャーズ』シリーズなど幅広い活躍を見せる中村祐志、青蓮院洸也役にドラマ『ナンバ MG5』(2022年)で初のメイン出演を果たして以降活躍の場を広げている春本ヒロが決定。そして、舞台『ヒプノシスマイク』シリーズやミュージカル『新テニスの王子様』など舞台を中心に活躍中の高橋駿一、ミュージカル『東京ローズ』や『ルーザーヴィル』など、ミュージカルを中心に活躍をしている山本咲希の出演も決定した。

さらに今回、主人公・九泉晴人(演:鈴木拡樹)を含む、9名のキャラクタービジュアルが解禁。

キャラクタービジュアル

九泉晴人:鈴木拡樹

九泉晴人:鈴木拡樹

海堂自我:和田雅成

海堂自我:和田雅成

林崎仁哉:多和田任益

林崎仁哉:多和田任益

鹿取尊:田村心

鹿取尊:田村心

水落涼介:菊池修司

水落涼介:菊池修司

馬場吾郎:中村祐志

馬場吾郎:中村祐志

青蓮院洸也:春本ヒロ

青蓮院洸也:春本ヒロ

高橋駿一

高橋駿一

山本咲希

山本咲希

「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズに新たな1ページを刻んだ『舞台 PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Vice』 シリーズ最終章を飾るに相応しいキャラクターたちに注目しよう。

なお、チケットは2月3日(土)より、オフィシャル二次先行がスタートする。

source:New feed

シンガーソングライター・ヒグチアイが先日リリースしたばかりの5thアルバム『未成線上』から、「大航海」のミュージックビデオをYouTube公式チャンネルにて公開した。

同ビデオは、昨年7月に真打ちに昇進した落語家・三遊亭とむ改め錦笑亭満堂の真打昇進披露興行「満堂フェスin日本武道館」を追ったドキュメンタリー。

かねてからヒグチアイとも親交が深い錦笑亭満堂が、今年1月21日(日)に日本武道館に6,000人を集めて開催した真打昇進披露興行の本番当日の舞台裏や、開催へ向けての稽古期間に密着した映像になっている。

まさに「大航海」で歌われる“衝動”“感動”“葛藤”“焦燥”“激情”“情熱”の先にある、未成線上の物語が記録されている。楽曲とともにミュージックビデオをじっくりと堪能してほしい。

ヒグチアイ5th ALBUM『未成線上』

ヒグチアイ5th ALBUM『未成線上』

ヒグチアイは2月4日(日)に、錦笑亭満堂もレギュラー出演中のMBSラジオ『ヤングタウン日曜日』(毎週日曜22:00〜23:30)に生出演する。ヒグチアイファンを公言する笑福亭鶴瓶師匠も交え、アルバム「未成線上」を深掘りしたレアなトークやミュージックビデオの撮影秘話も飛び出しそうな放送回をお聴き逃しなく。

そしていよいよ今週末2月4日(日)からは東名阪バンドワンマンツアーHIGUCHIAI band one-man live 2024 [ 未成線上 ]が大阪なんばHatchからスタート。さらにバンドツアーと並行して、ソロツアーHIGUCHIAI solo tour 2024 [ 未成線上 ]も3月から開催。チケットは発売中だ。
 

source:New feed

『SAKURA WINE FESTIVAL 2024』が3月30日(土)・31日(日)の2日間にわたり、愛知・名古屋市の鶴舞公園にて開催されることが決定した。

『SAKURA WINE FESTIVAL 2024』は、ロゼワインを中心に赤・白あわせて約70種類以上のワインが集まる“ワインフェス”。桜の名所・鶴舞公園にちなんで「SAKURA」を冠したイベントだ。輸入ワインのほか、国内ワイナリーの出店も予定されており、多種多様な銘柄の試飲が可能だという。

会場への入場は無料。ワイン試飲イベントに参加するには、「スターターセット」の購入が必要だ。当日は、会場内で「ワインカップ+会場内で使える飲食用コイン10枚+リストバンド」と引き換えることが可能。そのほか、おつまみやソフトドリンクの販売も予定。また、気に入った銘柄は、土産用として購入(一部販売のない銘柄もあり)できるとのこと。

『SAKURA WINE FESTIVAL 2024』前売スターターセットは、イープラスほかにて販売中。そのほか詳細は、イベントオフィシャルサイトを確認しよう。

 

source:New feed

ミュージカル界で活躍する石井一孝と上原理生がユニット「Las Voces(ラス・ボセス)」を結成。2024年5月25日(土)ビルボードライブ大阪にて結成ライブを開催することが決定した。

「ラス・ボセス」はスペイン語で、英語にするとThe Voices。ミュージカル界屈指の「バズーカ・ヴォイスを持つ2人」という意味でもあり、響きが「ラスボス2人」にも聞こえるということから2人でネーミングしたとのこと。『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』『スカーレット・ピンパーネル』そして現在 絶賛上演中の『イザボー』と共通の作品が4つもあり、さらには“日本人ばなれした異国顔を持つ者同士”として意気投合した2人が、満を持しての結成ライブを開催する。

2024年、年明け早々ミュージカルファンの話題をさらったミュージカル『イザボー』からは、メドレーでたっぷり歌唱予定。また、本物のヴァルジャンとジャヴェールによる『レ・ミゼラブル』の「病院の対決」や2人で何役も演じる「ワン・デイ・モア」、他にも「勝手にしやがれ」「傷だらけのローラ」「あずさ2号」などの昭和歌謡メドレーも構想中だという。石井と上原による“重厚な歌声の圧”と"ホッコリキャラの楽しい爆笑トーク"を密な空間で体感できるスペシャルなステージに期待したい。

source:New feed

高音も難なくこなす美声、物語を克明に伝える語り。豊竹呂勢太夫(58)は今や文楽を担うとされる太夫の一人だ。初代国立劇場が閉場し、他劇場での公演をスタートした文楽。昨年12月のシアター1010に続き、2月は日本青年館ホールで公演……と新しい挑戦が続く中、今年芸歴40年となる彼は、どのようにこの芸能と向き合っているのだろうか?

“和”に魅せられ、人形劇に心惹かれて

趣味も義太夫関連のグッズ集めと、公私ともに文楽漬けの呂勢太夫さん。その原点は、幼い頃に親しんだ世田谷の祖父母の家にあった。

「母親が弟を産んだあと体調が悪かったため、私は曾祖母と祖父母が住む梅ヶ丘の家によく預けられていたんです。戦後すぐに建てられたような日本家屋で、庭に灯籠があり、冬は火鉢に鉄瓶が乗っていて。そこで和の雰囲気に親しみました。特に曾祖母は、武島羽衣さんに短歌を習っていたり、お茶をやっていたり、柳田國男さんと本を貸し借りしたり、道明寺の先代やこないだ亡くなった住職さんが家に泊まりに来たりするような文化人。全く大阪人の匂いのしない人だったのですが実は大阪の出身で、晩年の超高齢になった頃お風呂に入ったら『年寄りに新湯は毒』なんて『絵本太功記』の尼ケ崎の段の一節を語り出したりして。警察署長の娘で厳格な家庭に育ったのに、大阪人の体には義太夫節がしみ込んでいたんですね。この曾祖母がとても可愛がってくれ、よく渋い番茶を一緒に飲んだりしていたので(笑)、その影響は結構大きいんじゃないかと思います」

文楽を知ったきっかけは、1973年から1975年まで放映されていたNHKの連続人形劇『新八犬伝』。

「夢中になって見ていました。当時は私だけじゃなく、みんな好きでしたよね。そこから先がうちの親の変なところで、『そんなに人形劇が好きなら文楽というものがあるよ』と。親は別に、文楽がすごく好きだったわけではないんですよ。祖父母は歌舞伎を観に行っていたし、母は大学の時に日本舞踊をやっていたから、文楽も行ったことがある、という程度だったのですが、『新八犬伝』の音楽に義太夫の三味線が使われていることがわかるくらいの知識はありました。祖母の友人の息子の友達という人が国立劇場に勤めていたので、その方に文楽の切符を取っていただいて観に行ったところすっかりハマり、しょっちゅう切符をお願いしていたら、ある日、佐々木英之助さんという当時の養成課の一番偉い人が、カモが来たということで(笑)『文楽の人に会わせてあげましょう』と、楽屋にたまたまいた先代(五世豊竹)呂太夫師匠に紹介してくださいました」

しかし、呂勢太夫さんの父の転勤で富山県へ行くことに。すると佐々木は、地歌を習うよう勧めた。

「義太夫の三味線は大きくて子供には弾けないから、文楽では最初、地歌の三味線をお稽古することが多いんです。指使いがほぼ一緒なので。それで(地歌箏曲演奏家で人間国宝の)菊原初子先生のお弟子さんを紹介してもらい、地歌の三味線とお箏を教わりました。もともと楽器が好きで、家にあるピアノや祖母のお箏や太鼓で遊んでいましたし、ブラスバンド部ではパーカッション担当だったくらいなので楽しかったですね。新しいことを覚えてできるようになるのが嬉しくて。その先生は今95歳くらいなのですがお元気で、この前も巡業の際にお目にかかったんですよ」

≫10代で学んだ重造師匠、南部太夫師匠
 

 

10代で学んだ重造師匠、南部太夫師匠

2年ほど富山で過ごしたあと東京へ戻った呂勢太夫少年は、以前楽屋で挨拶をした呂太夫師匠の紹介で、13歳から四世鶴澤重造のもとへ通い始める。1899年生まれの重造師匠は当時80歳。新しい弟子は取らないと言っていたが、呂太夫師匠の頼みで引き受けてくれた。

「学校の帰りにお稽古に通いました。事前に録音を聴くこともなくまっさらな状態で行き、お師匠さんが一遍見本を聴かせてくれて2回目一緒にやって、3回目は一人でやって……稽古を録音しておいて後から聞き直すなんてこともしない、昔流の稽古で。重造師匠は指導が上手いと言われていて、私は孫みたいな年齢ですから可愛がってもらいました。『無理だと笑われるくらい、目標を高く持て』とよく言われましたね。あと、『今はカフェも映画もあって、誘惑がたくさんあるけれど、いつも浄瑠璃のことを考えていなきゃダメだよ』とも」

祖父が三味線の初世鶴澤重造、父が太夫の2世豊竹呂太夫だった重造師匠に、初めは三味線と語りの両方を教わっていたという呂勢太夫さん。

「どちらに向いているか分からないから、という理由です。ただ、私は当時ガリガリに痩せていたので三味線弾きのほうが合っていると思われていたようで、私が太夫になりたいと言ったら師匠はがっかりしていたと、師匠の奥さんに後から聞きました。どうして太夫を選んだのか、子供の頃のことなので今となっては上手く説明できないのですが」

高校生の頃(左)。鶴澤重造師匠(右)宅での稽古風景。      提供:呂勢太夫

高校生の頃(左)。鶴澤重造師匠(右)宅での稽古風景。      提供:呂勢太夫

太夫を志した呂勢太夫さんは、1982年、国立劇場文楽第8期研修生に編入し、2年後、五世竹本南部太夫に弟子入り。竹本南寿太夫の名で初舞台を踏む。

重造師匠と南部太夫師匠について、呂勢太夫さんが共通して印象に残っているのは、自身の師匠をどこまでも尊敬する姿勢だ。

「重造師匠は10代の時、自分の師匠である三世鶴澤清六師匠の三味線を取ってこいと言われて緊張して、 天神(三味線の一番上の部分)をぶつけて欠いてしまったのですが、清六師匠は最初怖い顔をしていたけれど途中で急に優しい顔になって、『お前には、まだ三味線の大切さは分からない』と許してくれたそうです。その話を、80代の重造師匠は涙を流しながら話すんです。南部太夫師匠も同じで、修業時代、自分の師匠である先代の南部太夫師匠が熱で舞台に出られなくなって代役を仰せつかり、三味線の二世野澤喜左衛門師匠の宿屋で朝まで稽古してもらって戻ったら、師匠は熱があるのに寝ずに待っていてくれたという話をしながら、やはり号泣するんですよ。何十年前の話なのに、その時の感情が蘇るほど師匠を尊敬している。子供心に、文楽の師弟ってすごいなと感じました。我々の世界では、師匠の言動も芸に対する取り組み方も、すべてを身近に見るわけですよね。若ければ若いほどこっちも素直で、自分の価値観がまだないから、そういうものが染み付く。悪く言えば“洗脳”ですが(笑)、ビジネスライクなお付き合いではなく、ものすごく密着した師弟関係なんです」

南部太夫師匠のもとで兄弟子となった松香太夫との出会いも大きかったという。

「とても親切な方で、文楽人としての常識や言動、考え方を仕込んでくれました。例えば、何か失敗したら、翌日ではなくすぐに謝りに行け、行ったら『こんな遅い時間に来やがって』と師匠は言うけど、一晩放っておいて翌日行くより、怒られてもすぐに謝るなり何なりして解決しておく方がいい、とか。どなたかに稽古していただいて自分の師匠と違うことを教わったあと、その方と師匠と両方の前でやることになったら、師匠じゃない方に教わったことをやれ、師匠は怒ってもまた教えてくれるけれど、他の人は『わしの言うことを聞かない』となったらもう教えてくれない、とか。入門当初は松香兄さんに毎日怒られていて、本当に口うるさい人だなと逆恨み(笑)していましたが、今となっては自分の財産。松香太夫兄さんが最初に色々細かく教えて下さったお陰で、厳しい文楽の世界で今まで曲がりなりにもやっていくことができましたので、本当に感謝しています」
 

≫呂太夫師匠、嶋太夫師匠のもとで研鑽を積む

 

呂太夫師匠、嶋太夫師匠のもとで研鑽を積む

南部太夫師匠は、弟子入りの翌年にあたる1985年に他界。同年、呂勢太夫さんは、かつて楽屋で挨拶をした呂太夫の門下となり、1988年には豊竹呂勢太夫と改名した。高齢だった二人の師匠と違い、呂太夫は当時40代に入ったばかり。勢いに乗る壮年期の師匠の姿は刺激になったことだろう。

「呂太夫師匠は当時超売れっ子で、付き合っている方も超一流。美術家の朝倉摂さん、イサムノグチさん、当時の日本舞踊のトップクラスの名手である先代の吾妻徳穂さんや吉村雄輝さんといった方々とおつき合いしておられました。そんな方々と仕事をされる時、鞄持ちとして私も連れて行っていただいたり、一緒の舞台に出させていただいたりしたことも、貴重な体験でしたね。そして、太夫としての基礎はほとんど呂太夫師匠に教えていただきました。若い頃、今の(竹本)錣太夫兄さんが誘ってくださってよく一緒に勉強会をやったのですが、そういう時の呂太夫師匠の指導は、細かいところというより、ぶつかり稽古というか、『もっといけ、もっといけ』『いっぱいに語れ』という感じ。考えてみれば、南部師匠もいっぱいに語られる方でしたし、(のちに師事する八世豊竹)嶋太夫師匠も、それから(現在、組むことが多い三味線の鶴澤)清治師匠も『いっぱいにやれ』とおっしゃる方ですから、私の師匠方はどなたも方針が一緒。細かいところの技術がどうこうより、浄瑠璃に対する取り組み方が間違っていることのほうが、ものすごく怒られます」

太夫の語りには技巧が散りばめられており、闇雲に力で押してできるものではない。いっぱいに、と言われても、若い頃はなかなか難しい。

「呂太夫師匠の弟子だった20歳くらいの頃、素浄瑠璃の会で『一谷嫩軍記』の熊谷桜の段を勤めた時、『ヤイ、なまくら親仁(おやじ)め!』という梶原の詞のところを大きく太く言おうと滅茶苦茶に気張ったら、本番の舞台で『オエッ~』とえずいて咳き込んで中断してしまったんです。聴きに来てくださっていた(四世竹本)越路太夫師匠のお宅に翌日、お礼にうかがったら、すごくニコニコしながら『君、昨日舞台で咳込んでいたね』『気張ったら喉がイガイガしてああいうことになるのだとわかっただろう。よろしい』と。よろしいわけがないのですが、間違ったことをやるとこうなるということを、人前で恥ずかしい思いをして、身をもって知ったのだから、それはそれでいい、という理屈なんです。嶋太夫師匠もよくおっしゃっていました、『1年生は1年生の浄瑠璃、10年生は10年生の浄瑠璃をやれ』『通っていくべき道を通らずにズルしていこうとするのは絶対にアカン』と。上の人からしたら、この曲をこいつがやれば当然こういう個所で失敗してこうなるだろうと予想がつくので、失敗しないように逃げてやるほうが怒られるんです。一生懸命、失敗を恐れず挑戦して行くほうがためになる。嶋太夫師匠は『技術がないんだから、お前がこんな役をやって喉を傷めないほうがおかしい。痛まないように加減してやるんじゃなくて、痛めては治し、痛めては治して……を繰り返すことで声の幅も芸の輪郭もできるんだ』と。実際、太夫の師匠方で、若手が舞台で喉を痛めて怒る人はいません。『声の使いようが間違っているから痛むんだ』『気張ってるさかい、そうなるんじゃ』とは言っても、痛めないようにやれとは言わない。やっている本人もガラガラ声を聴かされるお客さんも辛いけれど、そういう時こそ勉強になるんです」

2000年に呂太夫師匠が55歳の若さで帰らぬ人となり、嶋太夫師匠の門下となった呂勢太夫さん。2020年の逝去まで20年間、一番長く師弟関係を結んだ嶋太夫師匠は、教え方に定評がある人物だった。

「相手が誰でも同じように教える方もいますが、嶋太夫師匠は人によって言うことを変えるんですよ。この話としてふさわしいかどうかわからないのですが、巡業の解説で私が『義太夫節はまず若いうちに形を覚えて、それから人生経験などを反映してプラスアルファを加えていくんです』という話をして楽屋へ帰ったら、師匠が目を三角にしているんです。『浄瑠璃は形と違うねん。大事なのは情や。何を言ってるんや』とめちゃくちゃ怒られた。ところが翌日、師匠が若い弟弟子の稽古をしているのを聞いていたら『まず浄瑠璃は形や!』(笑)。今思うと、私が、何十年もやっているのにいまだに形なんかに囚われている、と思われて、そうじゃないとおっしゃりたかったんだろうと思います。その人の芸歴や今の力に応じて、必要なことをちゃんと教えて、舞台に出られるよう整えて下さる師匠でした」

技芸員によって昨年出版された本「文楽名鑑2023」の「怖いもの」の項目に、呂勢太夫さんが「師匠(亡くなった今でもしょっちゅう夢に出る)」と書いたのは、この嶋太夫のことだ。

「これは笑い話ですけど、師匠が引退されたあと、若い人たちの勉強会があったんです。その翌日、師匠のお宅にうかがったら『昨日の会を聴いて、〇〇(ご自分の弟子)を厳しく叱ったから、もう明日から来ないかもしれない』と心配しているんですよ。『そんなことはないと思いますが』などと話していたら師匠が『まあ、あんたは子供の時からやっていて文楽は厳しい世界だと見知っているから、何を言っても大丈夫だけど』とおっしゃる。『えっ、そう思われていたの?』と結構ショックでしたね(笑)。師匠からはよく、『お前は将来、人に教えなきゃいけない。自分だけできたらそれでいいんじゃなく、自分が教わったことを後輩に伝えていかなきゃいけない。だから特別な稽古をしているんや』とも言われました」

※『一谷嫩軍記』の嫩の字の右側は正しくは「欠」となります
 

≫人間国宝・鶴澤清治と組んで

 

人間国宝・鶴澤清治と組んで

呂勢太夫さんは勉強会にも精力的に取り組み、若手の賞なども毎年のように受賞していたにも関わらず、本公演でずっと役がつかず不遇の時を過ごす中、2008年から三味線弾きの人間国宝・鶴澤清治の三味線と組むようになる。以来、15年超の歳月が流れた。

「清治師匠に引き上げていただき、大きな役をいただけるようになりました。師匠に特に教わったのは、勉強の仕方。最初の稽古の前には自分でお手本の録音を聴いて勉強していくのですが、例えば自分が録音を聴いて、この曲は『四角いものだ』と思って四角く作って行くと、『何を聴いてるんだ? 全然違う。三角だよ』。え?と思うのですが、言われて家に帰って改めて聴き直すと確かに『三角』なんです。力がないから正しく取れていない。そういうのがたくさんあるんですよ。最初の頃は特に”完コピ“をしてくるようにと言われました。自分流なんてとんでもない。画家でも何でもまず模写だろう、と。越路師匠の完コピなんてできるわけがないのですが、必死にテープを聴いて真似しても『全然違う。越路さん、そんなんとちゃうわ』って。『仮名手本忠臣蔵』の六段目(勘平腹切)の『母は涙の隙よりも、勘平が傍へ差し寄つて』と言うところを稽古してもらっていた時に、『越路さんだとね、おばあさんが横にググっと近づいてくる気配を語りに感じたわ。君のは何もない』。嬉しいとか悲しいとかそういう文章だったら、嬉しかったら嬉しそうに、悲しかったら悲しそうに語らないといけないことくらいは誰でもわかりますが、『勘平が傍へ差し寄つて』なんて、ただ勘平のそばに近寄ったという説明の文章。それを、おばあさんがずーっと迫って来た気配を感じたと言われて。それを表現される越路師匠は勿論ですが、そういうところまで感じ取ることができる感性をお持ちの清治師匠も、やっぱり名人ですよね」

その清治師匠との稽古では、一緒に録音テープを聴くこともあるという。

「清治師匠がお手本のテープを取り出してきて、『君はこう言ったけど、越路さんはそうは言ってないよね(ガチャッ)』と再生されて、一緒に聴く。『ここをゆっくり語ったら次は早く言ってるだろ。君、どっちもテンポが一緒』とか、そういうふうに、聴くべきポイントを教えてくださるんです。あと、これは本当に身の細る思いがするのですが、私との稽古の録音を再生しながら『ほら、ここ、こうなっているじゃないか、全然感情出てないよね』。恥ずかしいし情けないけどすごくためになります。普通、清治師匠くらいになったら、もう過去の人の録音なんて聴かないで自分流になさると思うでしょう? 何回もやった役でも、必ず過去の録音を聴き直す。初めての役だったら、ご自身も先人の完コピをされる。本当に勉強になります」

その清治師匠との本番中のエピソードは本連載Vol. 5の清治師匠のインタビューにも載せたが、ここで改めてご紹介しよう。

「清治師匠に引き上げていただいて1年ほど経った頃、師匠が作曲を手掛けた『天変斯止嵐后晴(てんぺすとあらしのちはれ)』の本番中、急に師匠の三味線の演奏にものすごく力が入ったんですよ。終わって盆がぐるっと回ったあと、『君ね、休憩するなら楽屋でして』『僕は相手が越路さんだろうと誰だろうと同じ気持ちでやっている。君はそれが足りない』。手抜きなんかしていたつもりは全くないのですが、足りないというわけです。舞台に出ていた人形遣いの(吉田)玉男さんが『今日の三味線、凄かったね』とおっしゃったので『僕が舞台で怒られていたんです』と答えて。それくらい、すごい迫力でした。『自分はこんなふうにやっているんだ』と横で示してくれた。いっぱいに語ること、それは今も本当に、いつも肝に銘じています」

令和4年5月国立劇場文楽公演にて        撮影:小川知子 

令和4年5月国立劇場文楽公演にて        撮影:小川知子 

 

≫​芸歴40年から、その先へ

 

芸歴40年から、その先へ

2024年は、呂勢太夫さんにとって、芸歴40年の節目となる。

「次々と課題が出て、それをクリアすることで精一杯。うっとり悩んでいる場合ではなかったです。色々な方に、それこそありとあらゆるご注意を受けて来ましたが、これだけは言われたことがないのは、『浄瑠璃が好きじゃないのか?』。義太夫が好きなので、やめようと思ったことはまあないですかね。もちろん怒られて落ち込むとかできなくてとか、そういうのはありますけれども。若い頃はフシが合っている間違っているというような上っ面のレベルでしたが、今はそういうレベルを過ぎたからこそ、余計に昔の先輩や師匠方の凄さがわかる。それに引き換え自分は……と考えると、辛いし恥ずかしい。最近になって、義太夫は本当に難しいということが、身をもってわかってきました」

難しさは、関東出身である点にも感じているという。

「以前、(竹本)源太夫師匠にお稽古していただいた時、『訛っているかと言えば訛っていないし、間違っているかと聞かれても間違っているとまでは言えないけど、私が聞いたら気持ち悪い。何や違う』と言われました。山城師匠(豊竹山城少掾)のような関東出身の名人もいらっしゃいますが、やっぱり上方の芸能だというのは間違いないですから。東北の、例えばズーズー弁は、イントネーションだけではなく声の出し方も違いますよね。今はもう無くなってきているのかもしれないけれど、大阪にも本来はそういうものがあって、(竹本)住太夫師匠によく私は発声が『地声ばっかりでオンがない』と怒られていました。やはり、完コピを頑張るしかないですね」

一説には、太夫は三味線が弾けると良くないとも聞く。両方を学んだ呂勢太夫さんはどう思っているのだろうか。

「よく言われますね。確かに三味線をわかってしまっていることによる弊害というのはあるかもしれません。三味線を知らない人は三味線の枠から出て語ることができるのですが、知っていると枠からなかなか出られない。次にどうなるかがわかるから、どうしても輪郭というか、スケールが小さくなってしまいがち。『枠から抜けろ』と言われ続けてきました。でも、昔の太夫には三味線が弾ける人も多かったんです。例えば、竹本摂津大掾師匠は元三味線弾きですし、三味線を弾きながら他人に稽古をする太夫は結構いたので、根本的な問題ではないのかなと思っています」

呂勢太夫さんが初舞台を踏んでからの40年で、文楽自体も、そして文楽を巡る状況も、変わった。その中で呂勢太夫さんはどんなことを感じているのだろうか。

「やっぱり一番はコロナです。あれ以来習慣が変わり、他の人の舞台を聴かずに自分の出番が終わったら帰る若い人も増えました。でも本当は、良いものも悪いものも、観たり聴いたりするのが大切なんです。その時は分からなくても。そういうことをしている人が少なくなったことは一番心配していますね」

さて、2月は清治師匠と『艶容女舞衣』酒屋の段の奥を勤める。大坂上塩町の酒屋・茜屋の半七は、美濃屋の三勝とかねてより恋仲で、妻・お園を娶りながらもお通という子供を儲け、家に帰らず、お園の父・宗岸はお園を連れ戻す。ある日、半七の父・半兵衛とその女房が、丁稚に連れてこられた捨て子を不憫に思って引き取ることにしたところへ、お園の妻としての貞節に打たれた宗岸が、再びお園を連れてくる。捨て子を見てお通だと気づくお園。お通の懐から出てきた書き置きを読み、ひょんなことから人を殺めた半七と三勝が死ぬ覚悟であることを知った一同は嘆き、外ではその様子を見ながら半七と三勝が不孝を嘆く——。呂勢太夫さんは2022年の前回に続いて、この奥を語る。

「嶋太夫師匠が、皆が交代で手紙を読む場面がすごく難しいとおっしゃっていました。登場人物は多いのに、手紙を読むだけですから、語りだけであの光景を形にするのは大変なんです。手紙だからあからさまに全て感情を入れてはダメで、例えばお園が読んでいるところはそこにお園の感情はもちろん入るのだけれど、ただ文字を追っている感じのところもあって、どこもかしこも感情を入れて語ったら読んでいるように聞こえないし、何もなくただ読んだら今度はお客さんに何も伝わらないから、読んでいることによっての感情みたいなものは出さなければならないし」

その手紙の場面の前には、お園が一人、夫を想いながら「今頃は半七つぁん、どこにどうしてござろうぞ」と嘆く有名なクドキがある。

「昔はあのくだりは誰でも知っている名曲中の名曲でしたが、現代人にお園の気持ちはわかりにくいですよね。いっそ自分が死んでしまったら、というような感覚は今の人にはないでしょうから、それをどう伝えるか。とにかくやればやるほど新しい発見や新しいできないところが出てくるので、今回もドキドキしています」

今、58歳。60代、70代をどう見据えているのか、訊いた。

「昔の師匠方が私らの年齢の時には、もっとすごい浄瑠璃を語っていたので、焦ります。ただ、一応それを生で聴けたことは、一つの財産です。やっぱり、録音って全然違うんですよ。(竹本)津太夫師匠の浄瑠璃なんか、録音では本当の良さが全く出てないですから。その一方で、後輩も伸びてきているので、目標は、追い抜いていった後輩に追いつくこと(笑)。私はいつもいっぱいいっぱいなのですが、それはいっぱいにやらなきゃいけないっていうこととは違う。後輩でも、(竹本)碩太夫くんなどは芸に余裕がありますよね。若いから経験不足なところも当然あるけど、お客さんが余裕を持って聴くことができる。語る中身に関しても、例えば(豊竹)靖太夫くんなんて聴いていると情が出ていて凄いなと思う。(竹本)織太夫さんのあのスケール感なんかも。私にないものを持っている人は目標にしたいですね。若い頃は浄瑠璃の本当の難しさなんてわからないから、あんな役やりたいなとかああいうのを語ってみたいな、などと気楽に思っていましたけど、今、現実にそれが来ると大変。こんな凄い曲、覚えられないだろうとか最後まで語るの無理だろうとか配役が出る度にドキドキです。清治師匠にはいつも『本読みが足りない』『君、この作品で何をお客さんに伝えようとしているの?』と言われるので、もっと作品の世界を掘り下げていかなければと気を引き締めています」
 

≫「技芸員への3つの質問」

 

「技芸員への3つの質問」

【その1】入門したての頃の忘れられないエピソード

昔は、自分の師匠と一緒に行かない巡業に弟子が連れて行って貰う時は、その巡業に行く偉い人に師匠が「南寿太夫をお願いします」というふうに頼む習慣があったんです。師匠がいない開放感で野放し状態にならないよう、巡業の間はその人を師匠だと思って、その師匠の用事もするし、向こうも弟子を連れてご飯に行く時なんかは自分の弟子でないその人も一緒に連れて行ってくれるんです。初めて夏の「青少年芸術劇場」という巡業に行った時は津太夫師匠がトップで、南部師匠が直接頼んでくれました。南部太夫師匠は小柄ですが津太夫師匠は大きな方なので、袴を畳むのも全然勝手が違っていて(笑)。津太夫師匠は、例えばご自分がカレーライスを注文したとして、弟子が遠慮をして自分もカレーライスを、と言うと、「わしはカレーライスでもお前は好きな物を食べたらええ」と怒るから、好きな物を頼んだらいい、とお弟子さんに言われました。私は試しませんでしたけど(笑)。そういえば、これは呂太夫師匠の方針だったのですが、自分の師匠以外にもほとんどの太夫さんから稽古をしていただきました。辞められた(豊竹)十九太夫さんから芸の注意を受けた人はあまりいないのですが、私は結構注意されましたし、住太夫師匠に弟子以外で一番叱られたのも私かもしれないですね。私が悪くなくても、「何故、弟弟子のあいつらに言ってやらへんねん、水臭いやつやなあ」なんて怒られて。脳梗塞から住太夫師匠が復帰されて楽屋の前に行ったら「ロッセー、ロッセー」と反復発声しておられるのが中から聞こえてくるんですよ。挨拶するのに中に入ったらニヤッとしながら「これ、言いにくいから練習してるねん」って(笑)。

【その2】初代国立劇場の思い出と、二代目の劇場に期待・妄想すること

やっぱり、私が最初に文楽に接したのが、1974年11月の国立劇場ですから、私の人生の中では大きな存在です。今思えば若手公演でしたが、『加賀見山旧錦絵』長局の段を十九太夫さんが語っていて。尾上がお初と話している場面でお客さんが笑ったので、私が母親に「どうして笑っているの?」と聞いたら、うちの親はちゃんとわかっていて『自分は歌舞伎より浄瑠璃が好きだ』と言ったからだよと説明してくれましたよ。草履打の段で、だんだら幕が落とされると角隠しをつけた奥女中たちがズラーっと並んでいてすごく綺麗だったのもよく覚えています。

2代目の劇場にはとにかく、1日も早く完成していただきたいです。東京での本拠地がなくなるとは夢にも思っていなくて。お客さんあっての文楽ですから、東京のお客さんが、文楽がないと生きていけないと思っていてくださらなければいけない。だからこそ違う劇場で公演をするわけですが、とにかく途切れてしまわないよう、文楽の禁断症状(笑)を維持していただかないと困るんです。

【その3】オフの過ごし方

私は趣味も職業も義太夫なので、骨董市に行って義太夫関連のグッズを探すくらいでしょうか。清治師匠からは「君ねえ、物より人間にもっと興味を持った方がいいよ」と冗談交じりに言われて、確かにそうだなとは思うのですが。見台コレクションの中での一番自慢の品は、戦前の見台屋さんの広告にもなった見台。文楽の見台って、遠目には立派でも近くで見ると本当に凝っているものは少ないんです。でもこの見台は蒔絵が豪華で工芸品としてもものすごい。それが宝物です。まだ使ったことはありません。昔と違って今は劇場も乾燥していますから、迂闊に持っていくとひび割れて壊れてしまいかねないのですが、使わないで持っているのも意味がないので、いつの日か……。

見台屋さんの広告にもなった見台。    提供:呂勢太夫

見台屋さんの広告にもなった見台。    提供:呂勢太夫

取材・文=高橋彩子(演劇・舞踊ライター)

source:New feed

2024年5月・6月に東京芸術劇場 プレイハウスにて上演される舞台『未来少年コナン』のキャスト第一弾及び公演概要が発表となった。

『未来少年コナン』は、日本アニメーション制作により1978年に宮崎駿が初監督したアニメーションシリーズ。このたび初の舞台化となる。最終戦争後の荒廃した地球を舞台に、恐れを知らない野生児コナンがなおも権力にしがみつく人間たちと戦う、胸躍る冒険アドベンチャー。鳥と心を通わせる能力を持つ少女や、様々な飛行メカ、異変を予知する虫の大群など、躍動感あふれる描写や、世界観は、その後の宮崎作品へと受け継がれていく要素が詰まっている。

本作を舞台化するのは、日本ではミュージカル『100万回生きたねこ』や村上春樹原作の『ねじまき鳥クロニクル』などを手掛け、その唯一無二の空間演出で観客を魅了し続けているインバル・ピント。そして、世界的振付家マギー・マランの子息で多彩なクリエイターであるダビッド・マンブッフが共に演出を担う。脚本は、舞台芸術集団 地下空港主宰で国際的にも活躍している劇作家・演出家伊藤靖朗、そして音楽は優れた美的感覚と知性から生まれる音楽表現を武器に、舞台、テレビ番組、映画など幅広い分野で作曲活動を行い、近年ではNHK「らんまん」の音楽を手掛けた阿部海太郎。その音楽に舞台公演や映像作品でのコラボレーションも多数手がける詩人大崎清夏が歌詞を乗せる。

超人的な運動神経をもつ素直で正義感の強いコナンを演じるのは、1歳から芸能活動をはじめ、留学を経て22歳となった現在も映像作品からミュージカルまで様々な話題作で活躍する加藤清史郎。

コナンの相棒となるジムシー役に、どんな役でも自分のものにする演技力と身体能力でインバル作品にも多数出演している成河。コナンと出会い葛藤しながら心が揺れ動くモンスリー役に、その唯一無二の存在感で現在主演を務めるテレビドラマでも注目される門脇 麦。どこか憎めない自由を求める海の男・船長ダイス役に、日本を代表するバレエダンサーであり俳優としても映像作品やミュージカルで活躍する宮尾俊太郎。 コナンと対峙する影の独裁者レプカ役に、数々の舞台・映像作品に出演し、インバル作品にはミュージカル『100万回生きたねこ』以来の出演となる今井朋彦。コナンの育ての親おじいと、ラナの祖父ラオ博士の二役を演じるのは、海外とのコラボ作品も含め幅広い映像作品で活躍しその柔軟性と表現力に定評のある椎名桔平。その他の俳優キャストおよびダンサーキャスト・ミュージシャンについては後日発表となる。

この度発表となったキャストならびに日本アニメーションよりコメントが到着した。

■加藤清史郎(コナン役)

まず、この素敵な出会いに感謝です。
僕は『未来少年コナン』が本当に大好きになりました。素敵な方々によって手がけられたこの大好きな作品をこんなにも素敵な方々と一緒に舞台化させていただけること、心より嬉しく思うと同時に、とっっっても緊張しています。笑
ですが! 本当の太陽に育まれた少年コナン、本当の意味であのタンクトップと短パンが似合うように、そして、今の時代を生きる皆様にこそ観ていただきたい、そう胸を大きく張って言うことができる『未来少年コナン』を作り、お届けするために精一杯精進致します。
最後に、本っ当に楽しみです!

■成河(ジムシー役)

またインバルの作品に参加させていただけることが何よりも嬉しいです。座組も新旧入り混じり、新しい挑戦の始まりにワクワクしています。知り合いに「コナンやるんだよ」と言うとまず確実に名探偵かと思われるのですが、違います。未来少年です。インバルが宮崎駿ファンなのは聞いていましたが、まさかそこかと唸りました。まだまだ稽古前なので妄想ばかり膨らむ毎日ですが、インバルにしか出来ない、インバルらしい作品に仕上がるよう、そして原作ファンの方々にインバルの事が大好きになってもらえるよう、座組一丸となって、細部にまでこだわった創作に励みたいと思います。

■門脇 麦(モンスリー役)

こんなに早くインバルとまた仕事ができるなんて!海太郎さんとまたご一緒できるなんて!あのコナンと舞台上で会えるなんて!幸せづくしで夢心地です。
高い壁と向き合う日々が始まろうとしていますが、心強い仲間たちとともに楽しみながら乗り越えていこうと思います。

■宮尾俊太郎(ダイス役)

子供の頃に大好きだった未来少年コナン、そして今も大好きな宮崎駿さんの作品に関われることを大変嬉しく思います。あの世界を演出のインバル・ピントさんをはじめ今回のチームで一体どんな形になっていくのか楽しみです。どんな時代も力強く生き抜く人間の性根を表現できたらと思います。

■今井朋彦(レプカ役)

インバルとの創作は『100万回生きたねこ』以来、2度目になります。
前回の稽古場の印象は「雑然」でした。
舞台でダンスの振付けが始まったかと思うと、ピアノのそばでは歌の練習が始まり、別の一角では芝居の稽古が始まる・・・しかも同時並行で(笑)。
まるでクラフト工房のように、それぞれのパーツを、それぞれの職人があちこちで作っている。やがてそれらが劇場という空間でひとつになる。そんな工程を共にした感覚があります。今回はどんなパーツを、どんなオーダーで作ることになるのか、今から楽しみです。

■椎名桔平(おじい役/ラオ博士役)

2018年の舞台『レインマン』でご一緒したプロデューサーから、大好きな演出家だと聞かされて観劇した舞台が事の始まりでした。
村上春樹さんの原作を舞台化したその作品は、歌やダンスを積極的に取り入れた演出でファンタジーに溢れていました。その演出家のインバル・ピントさんの新作に参加が決まり、今からワクワク&ドキドキです。
そして今回、宮崎駿さんの「未来少年コナン」を舞台化するという。
名作なのは勿論、今の時代だからこそ胸に突き刺さる「新たな物語」として、皆さんにお届け出来たらと思っています。

日本アニメーションより舞台化にあたってのコメント

■平塚仁美(日本アニメーション 取締役・国際部部長 同プロジェクト・リーダー)
「「未来少年コナン」を舞台に…」というお話を、ホリプロご担当者様よりいただいた時には、大変嬉しく思い、「どのような舞台になるのだろう?」と胸が躍りました。その直後、社会は「コロナ禍」に覆われ、ライブエンターテインメントにとって厳しい時間が経過していきましたが、ホリプロスタッフの皆様による熱意が、インバル・ピントさんとダビッド・マンブッフさんがタッグを組むという、この上ないスタッフ・キャストによる舞台企画として、ここに実を結ぶ形になりました。 開発初期に伺った「歳月を経ても色褪せないエバーグリーンな舞台を目指したい」という言葉が今でも思い出されます。関係者の皆様には、心より感謝しております。早くも、仕事を忘れてひとりの観客として楽しみたいという思いでいっぱいです。

■石川和子(日本アニメーション代表取締役社長)
「未来少年コナン」舞台化 ありがとうございます。アニメーションに携わってくださった宮崎監督をはじめとしたスタッフの皆様、さらにホリプロご担当様をはじめ、舞台化に尽力くださった皆様に厚く御礼申し上げます。2025年の弊社創業50周年を前に、身が引き締まるような思いで、舞台化ニュースを伺いました。
「未来少年コナン」には、この作品でなければお届け出来ない元気なメッセージが宿っていると思います。
その元気がステージできっと花開くことだと信じています。

source:New feed

2024年2月2日(金)東京・I'M A SHOW(アイマショウ)にて、Classic Movie Reading Vol.2『風と共に去りぬ』が開幕した。

本作は、名作映画を朗読劇として上演する「Classic Movie Reading」シリーズの第二弾。今回の『風と共に去りぬ』は、マーガレット・ミッチェルの同名ベストセラー小説を映画化したものだが、この作品では、小説ではなく「映画」を原作に、演出を野坂実(ノサカラボ)、脚本を開沼豊が手がけ、朗読劇として上演。

主演のスカーレット・オハラを紅ゆずるが演じ、スカーレットを愛するレット・バトラーを五関晃一、スカーレットが思いを寄せる幼馴染アシュリーを寺西拓人、アシュリーの妻となるメラニーを平田裕香、スカーレットの父ジェラルドを長戸勝彦が演じる。

2月1日に行われた、マスコミ向けの公開ゲネプロと、野坂、紅、五関、寺西が出席した囲み取材の模様が届いたので紹介する。

作品の舞台となるのは、1861年に開戦した南北戦争前後のアメリカ南部ジョージア州。朗読劇のつくりは作品によってさまざまだが、本作では、出演者は当時を彷彿とさせる衣裳を身に着け、立つ、座る、読む、だけで朗読していくスタイル。つまりヒントは衣裳とBGMだけ。 主にキャストたちの声が頼りになっていくわけだが、紅がスカーレットの気高さや心の揺れを繊細に届け、五関がレットの奥に秘めた熱を浮き上がらせ、寺西がアシュリーの誠実さや温かさで空間を包み、生き生きと演じるその声が役の姿を立ち上げ、そこに広がる世界を見せてくれる。約4時間の映画を、“約2時間(途中20分間の休憩含む)”にキュッとまとめた朗読は名シーンのオンパレード。だからといって物語についていけなくなることはないように脚本が練られている。 また、ゲネプロ後の囲み取材で紅が「改めて『風と共に去りぬ』が名作として残っている理由を感じました。環境や境遇は違いますが、どの時代にも必ず当てはまる」と話したように、今この時代の中に生きるからこそ響くもの、それは戦争を描くシーンに感じるものであったり、奴隷制度に感じるものであったり、土地を守りたいという気持ちに感じることであったりが散りばめられていると感じた。たくましく生き抜くスカーレットの半生と、彼女を取り囲む人々の姿をぜひ耳に、目に焼き付けてほしい。

ゲネプロ後の囲み取材には、野坂、紅、五関、寺西が出席。朗読劇は初となる紅だが、宝塚歌劇団時代にレットを演じた経験があり、「レットは大きな視野でものごとを見ていて、スカーレットはその時その時を喜怒哀楽激しく生きている。そのスカーレットの姿が、レットにはすごくかわいく見えるんだと思います。レットを演じたからこそのスカーレットを演じたい」と話した。そのレットを演じる五関は「やはりたくさんの方に愛されてきた作品であり、(愛されてきた)役なので、プレッシャーはありました。 さらにその役を演じた方(紅)が間近にいらっしゃるとういことも、正直最初は意識しました。でもだんだん僕の中のレットをつくることができていると思います」と明かす。寺西は「朗読劇の経験はありますが、この作品は、立つ・座る・読む、しかない。そこに対する挑戦は大きいです。有名な作品ではありますが、実は観たことがないという方もいらっしゃるのではないかと思うので、この朗読劇をきっかけに作品がまた広がっていったら嬉しいなと僭越ながら思います」と話し、野坂は「このメインキャストは最強の布陣じゃないかと思う」と太鼓判を押した。

本公演は2月4日(日)まで東京・I'M A SHOW(アイマショウ)にて上演中。

source:New feed

読売ジャイアンツは東京ドームで開催される公式戦で、家族や友人などのグループで快適に観戦できる「グループチケット」を販売する。

「グループチケット」では全部で4つのプランを用意。前後・左右の隣り合った座席で観戦できるうえ、チケットを一般販売前に購入できる。さらに全プランに「オレンジタオル」プレゼントなどの特典も付いた、お得なチケットだ。

なお、同チケットは一部非対象の試合もあるので、購入時には特設ページでスケジュールをチェックしておきたい。

「グループチケット」の観戦プランは以下の通り。

■ノーマルプラン(16名以上)
・全員にオレンジタオルをプレゼント
・50名以上のグループは試合後のグラウンド体験付き
・100名以上のグループはメインビジョンで紹介(※)

※メインビジョンでの紹介は実施できない場合がある

■乾杯プラン(平日は8名以上、土日祝は15名以上)
・全員に1ドリンク無料券とオレンジタオルをプレゼント

■アニバーサリープラン(12名以上)
・記念日の人(1名)を無料で招待し、名前入りフェイスタオルをプレゼント
・全員にオレンジタオルをプレゼント
・30名以上のグループは試合後のグラウンド体験付き

※記念日の人が複数いる場合でも、無料招待とフェイスタオルプレゼントの対象は1名のみ

■練習見学プラン(15名以上)
・開場前にスタンドからジャイアンツの練習を見学可能
・全員にオレンジタオルをプレゼント

※練習見学は3塁側内野席エリアを予定しており、約45分間となる。見学終了後は一度退場し、開場時間に再度入場する。

4~5月のジャイアンツ主催試合。×印は非対象の試合となっている

4~5月のジャイアンツ主催試合。×印は非対象の試合となっている

「グループチケット」では現在、4月~5月の試合の受け付けを実施中。なお、6月・7月の試合は4月1日(月)11:00から、8月・9月の試合は6月3日(月)11:00から、それぞれ受け付ける。

「グループチケット」特設ページでは、スケジュールやプラン詳細のほか、どのプランがいいかの適性診断ページも用意している。ぜひチェックしておきたい。

source:New feed

『弱虫ペダル』の連載15周年、シリーズ累計100冊突破を記念した展覧会『超!弱虫ペダル展』が、2024年3月29日(金)から4月21日(日)まで、池袋・サンシャインシティ 展示ホールAにて開催されることが決定した。

『弱虫ペダル』は、週刊少年チャンピオンで連載中の本格高校自転車ロードレース巨編。本展覧会は過去最大となり、『弱虫ペダル』、『弱虫ペダル SPARE BIKE』の生原稿のほか、クラウドファンディングの支援により制作されることとなった撮影スポット“巨大御堂筋くん”など、数多くの展示物を予定しているとのこと。

本展覧会のチケットは「一般入場券」のほか、「グッズ付き入場券(校章入りカードケース)」も用意されている。前売券は本日2月2日(金)より、イープラスにて販売開始。

グッズ付き入場券:「校章入りカードケース」総北高校・京都伏見高校・箱根学園の中から1種お選びいただけます。 ※画像はイメージです

グッズ付き入場券:「校章入りカードケース」総北高校・京都伏見高校・箱根学園の中から1種お選びいただけます。 ※画像はイメージです

入場特典:「部員証」(全17種)から1枚お選びいただけます。 ※画像はイメージです

入場特典:「部員証」(全17種)から1枚お選びいただけます。 ※画像はイメージです

source:New feed

2024年2月、3月に上演される『SaGa THE STAGE~再生の絆~』より、新たに8キャラクタービジュアルが解禁、合わせてオフィシャルグッズが公開された。

『ロマンシング サガ THE STAGE~ロアーヌが燃える日~』(ʼ17)、『SaGa THE STAGE~七英雄の帰還~』(ʼ18)を上演してきた「サガ」シリーズの舞台化作品第三弾となる本作は、2018年12月に配信をスタートしてから全世界で累計3,000万ダウンロード以上を記録し、2023年12月にリリースから5周年を迎えたスマートフォン向けRPG『ロマンシング サガ リ・ユニバース』の舞台化作品。ゲーム本編では描かれなかったポルカ編の「その後」を描く。

第1弾、第2弾作品同様に、「サガ」シリーズの生みの親である河津秋敏(株式会社スクウェア・エニックス)が 世界観監修・脚本原案、とちぼり木(株式会社スクウェア・エニックス)が脚本・演出、そして伊藤賢治が音楽を 担当。さらにポルカ・リン・ウッド役の松田 凌、リズ・リン・ウッド役の高槻かなこ、ジョセフィン・リン・ウッド役の七瀬恋彩、バートランド・リン・ウッド役の岸本勇太、さらに、ノエル役の佐藤アツヒロ、イーヴリン役とリアルクィーン役の土屋アンナ、バルテルミー役の三浦涼介など豪華キャストが出演する。

今回、ポルカたちの宿敵・イゴマールを、スービエも演じる平山佳延が、全てのタームの母なる存在、タームの始祖「始まりの君」であるリアルクィーン・ジョーを、ジョセフィン・リン・ウッド役の七瀬恋彩が演じることが発表された。また、シエロ(モール)役の原武昭彦、ヴィクトール役の湯田昌次、ターム役の久保田浩介と望月祐治、ジン・ダーハオ役の岡本麻海、ドルテ(魔女の娘)役の松野咲紀のキャラクタービジュアルが公開された。

会場では、公演パンフレット、公演台本のほか、Tシャツ、トートバッグ、フォトマフラータオル、クリアファイルセット、アクリルスタンド、ブロマイドセ、CD・DVDなども販売予定。詳しくは公式HPにて確認してほしい

source:New feed

2015年に東京・日生劇場で上演された『デスノート THE MUSICAL』が、2024年2月・3月にCS放送「衛星劇場」にて放送される。浦井健治×小池徹平の回が2月10日(土)に、柿澤勇人×小池徹平の回が3月10日(日)に放送となる。

<衛星劇場2024年02月>劇場への扉~素晴らしき演劇の世界~デスノート THE MUSICAL 浦井健治×小池徹平 90秒予告

本作は、漫画『DEATH NOTE』を原作として、2015年にミュージカル化された初演版。音楽を手掛けるのはブロードウェイの作曲家、フランク・ワイルドホーン。演出は、2012年に紫綬褒章を受章した演出家・栗山民也。キャストには、主役・夜神月役にミュージカル界で活躍する浦井健治・柿澤勇人ダブルキャストが、対峙するL役には、舞台でも活躍する小池徹平が出演している。

(C)大場つぐみ・小畑健/集英社

(C)大場つぐみ・小畑健/集英社

(C)大場つぐみ・小畑健/集英社

(C)大場つぐみ・小畑健/集英社

(C)大場つぐみ・小畑健/集英社

(C)大場つぐみ・小畑健/集英社

(C)大場つぐみ・小畑健/集英社

(C)大場つぐみ・小畑健/集英社

(C)大場つぐみ・小畑健/集英社

(C)大場つぐみ・小畑健/集英社

(C)大場つぐみ・小畑健/集英社

(C)大場つぐみ・小畑健/集英社

source:New feed

2024年7月6日(土)~31日(水)明治座にて行う『松平健芸能生活50周年記念公演』。この度、脚本・演出&共演キャスト、演目・タイトル情報が解禁となった。

1975年にデビューし、「暴れん坊将軍」の主役・徳川吉宗役に抜擢され、時代劇俳優としての地位を確立した松平健。確かな演技力を武器に舞台・映像を問わず様々な作品に出演する一方、「マツケンサンバⅡ」で各種コラボがSNSを中心に話題となっている。その松平健が今年、芸能生活50周年を迎え、初舞台以来、縁のある明治座で公演を行う。

芸能生活50周年をお祝いする記念公演はお芝居とショーの豪華2本立て公演。第一部芝居の脚本・演出と第二部ショーの構成・演出は、細川徹が担当する。コントユニット「男子はだまってなさいよ!」を主宰し、舞台・ドラマ・映画の脚本・演出のみならず、映画監督やアニメ作品のシリーズ構成やテーマパークのショー演出まで多岐に渡って大活躍中。明治座には昨年3月の明治座創業 150 周年記念前月祭『大逆転!大江戸桜誉賑(だいぎゃくてん!おおえどかーにばる)』の作・演出にて初登場し、松平とも相性は抜群だ。

(左から)市川由紀乃、松平健、辰巳ゆうと

(左から)市川由紀乃、松平健、辰巳ゆうと

そして第一部芝居、第二部ショーの共演者として、市川由紀乃と辰巳ゆうとの出演が決定した。令和に活躍する演歌歌手2名が松平健芸能生活50周年の記念のお祭り公演に華を添える。

市川由紀乃は、1993年に「おんなの祭り」でデビューし、2016年に「心かさねて」で第67回 NHK 紅白歌合戦に初出場。2019年「雪恋華」で第61回日本レコード大賞「最優秀歌唱賞」、2023年「花わずらい」で第65回日本レコード大賞
「優秀作品賞」を受賞し、シングルは演歌・歌謡曲ランキングで11作連続初登場1位を記録するなど、次世代トップランナーの呼び声が高い、七彩の歌声を持つ実力派演歌歌手。舞台にも出演するなど、マルチに活躍の場を広げているが、明治座の長期公演への出演は初めてとなる。

辰巳ゆうとは、さわやかな歌声と確かな歌唱力が魅力の今注目の新世代演歌男子。2018年1月にシングル「下町純情」で演歌歌手としてCDデビュー以降、リリースのたびに売上チャートの上位にランクイン。演歌・歌謡曲だけでなく、ロックやポップスも歌いこなすなど、活動の幅を広げながら快進撃を続けている。2023年5月新歌舞伎座、6月御園座で松平と初共演を果たし、今回は2度目の共演となる。

さらに、今回の気になる演目・タイトルは「“上様”と一緒に“踊り明かそう♪”」のキャッチコピーのとおり、第一部「暴れん坊将軍」と第二部「マツケン大感謝祭~歌って踊って~オーレ! ゲスト市川由紀乃、辰巳ゆうと」に決定。

レジェンド俳優×女性演歌歌手の次世代トップランナー×フレッシュな新世代演歌男子という、異色の組み合わせでおくる『松平健芸能生活50周年記念公演』。芝居に歌に、盛りだくさんな真夏のお祭り公演を楽しみにしよう。

市川由紀乃 コメント

この度は松平健さんの芸能生活50周年記念という特別な公演に出演させていただく光栄に浴し、感激しながらも身が引き締まるのを感じております。これまで歌やお芝居を通して多くの人に元気や勇気を届けて来られた松平さんを心からお祝いすると共に、いま大変な状況にいらっしゃる方々に一日も早く心穏やかに暮らせる日々が戻りますようにとの願いを込めて精一杯務めさせていただきます。

辰巳ゆうと コメント

松平健さんの芸能生活50周年記念公演に出演させていただけて本当に光栄な気持ちでいっぱいです! 昨年、松平さんと初めて劇場公演でご一緒させていただき、たくさんの事を学ばせていただきました。お越しくださる皆様に楽しんでいただけるよう、そして少しでも公演の力になれるよう一生懸命努めてまいりたいと思います。

source:New feed

テニミュ20周年企画の集大成として開催が発表されたミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン Dream Live 2024。この度、公演の正式タイトル、公演ロゴ、出演キャスト、公演日程、会場が決定した。

公演のタイトルは「ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン Dream Live 2024 ~Memorial Match~」。

2003年に始動し昨年20周年イヤーに突入したミュージカル『テニスの王子様』。本作は、ついに20周年企画を締めくくるドリライとなる。

この「Memorial Match」と題したドリライは、『テニミュ』ライブ史上最多出演人数が大集結。このドリライを最後にテニミュ4thシーズンを卒業する青学(せいがく)、そして不動峰、聖ルドルフ、山吹、氷帝、六角、緑山、立海のキャストが神戸ワールド記念ホール、有明アリーナに一堂に会する。
 
テニミュの楽曲やダンス、個性豊かなキャストたちが演じるキャラクターの魅力を存分に楽しめるライブに期待しよう。

source:New feed

HAWAIIAN6、dustbox、locofrankが11年ぶりとなる3バンド共作スプリットアルバム『THE LAST ANTHEMS』を4月17日にリリースすることが発表された。収録されるのは、各々がこの作品に向け楽曲を制作したもの。現在はCDのみの販売が発表されており、配信は現在未定だ。

そして同時に6都市7会場に及ぶツアー『THE LAST ANTHEMS TOUR』の開催も発表された。日程は4月25日(木)渋谷 Spotify O-WEST、5月10日(金)名古屋 CLUB QUATTRO、5月12日(日)大阪 Yogibo MRTA VALLEY、5月14日(火)福岡 BEAT STATION、5月21日(火)札幌cube garden、5月24日(金)仙台 Rensa、5月29日(水)東京 Zepp Diver City Tokyoにて開催される。

チケットは2月2日よりIKINONE会員先行がスタート。一般発売はイープラス先行で2月13日からスタートする。

source:New feed