高橋優、声帯炎療養から完全復帰 TBS『news23』EDテーマ「キセキ」を3月6日から配信することをライブステージで発表

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現在自身初となる全国47都道府県ツアーを開催中の高橋優が、声帯炎療養を経て本日2月16日に行った茨城・ノバホール公演で、昨年9月よりTBS『news23』のエンディングテーマとしてオンエア中の「キセキ」を3月6日(金)より配信スタートすることを発表した。

この楽曲「キセキ」は、前作からおよそ4ヶ月ぶりの配信シングル。ピアノと弦楽器をメインにした優しい音色にのせて、人々が日々の悲しみや喜びの中にあっても四季のうつろいと共に前に進んでいけるような曲。『news23』のエンディングテーマとして、その日の印象的なニュース映像に、高橋の優しく訴えかけるような心地よい唄声をのせて、視聴者に一日の締めくくりをお届けするミドルバラードに仕上がっている。

なお、配信に先がけて、高橋がレギュラーパーソナリティーを務める文化放送『おとなりさん』の2月20日(火)放送回では当楽曲のフル音源が初解禁される予定とのこと。

現在開催中の47都道府県 弾き語りツアー『2023-2024「ONE STROKE SHOW~一顰一笑~」』は昨年12月15日の神奈川・相模女子大学グリーンホールを皮切りに、7月の沖縄公演まで47会場49公演をまわる、自身の原点である弾き語りスタイルでのツアーとなっている。

■高橋優 コメント

ぼくらの日々はキセキに溢れているのではなかろうか。
もう一度、性懲りも無く声を張り上げて唄いたいと思いました。

目を覆いたくなるほどの悲劇を知り、打ちのめされる日を過ごして尚、四季のようにまた別の景色が訪れて、日常に歓喜したり人生を誇れるような、そんな瞬間を迎えることが出来るのではないかと信じて。

今という時代を生きるみなさんに、寄り添う楽曲になることを祈って作りました。

高橋優

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南みゆか(O2)のデジタル写真集『冬が終わるまでのこと。』が本日2月16日(金)より順次配信スタートした。

南みゆかは、名古屋を拠点に活動するアイドルグループ・O2のメンバー。OS☆Uの妹ユニット・OS☆Kから選抜された同グループで、2023年4月より活躍している。

【STRiKE!デジタル写真集】南みゆか 冬が終わるまでのこと。 撮影=横山マサト

【STRiKE!デジタル写真集】南みゆか 冬が終わるまでのこと。 撮影=横山マサト

『冬が終わるまでのこと。』は、『STRiKE!』デジタル写真集シリーズ第46弾として配信。「冬が終わって、春を迎えるまであと2ヶ月ほど。高校も卒業して彼女は都会へと行くことになっていた。高校までは毎日、家と学校の往復。不安と希望。つまらない毎日だったって思うけど、でも不思議とそんな毎日を愛おしく思うんだ。」とのストーリーに沿い、60ページにわたって南の様々な姿が切り取られている。

【STRiKE!デジタル写真集】南みゆか 冬が終わるまでのこと。 撮影=横山マサト

【STRiKE!デジタル写真集】南みゆか 冬が終わるまでのこと。 撮影=横山マサト

【STRiKE!デジタル写真集】南みゆか 冬が終わるまでのこと。 撮影=横山マサト

【STRiKE!デジタル写真集】南みゆか 冬が終わるまでのこと。 撮影=横山マサト

 

 

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東京を拠点とするロックバンド・GLASGOW(読み:グラスゴー)が VAPよりメジャーデビューすることを発表。併せて、メジャー1st フルアルバムとなる『NOW I SAY』を4月24日(水)にリリース、また全国6都市を回る『GLASGOW pre.“NOW I SAAAAAAY TOUR”』の開催を発表した。

アルバムの収録曲には、GLASGOWが主題歌を務める現在放送中のTVアニメ『休日のわるものさん』のエンディングテーマ「休息充電」ほか、2月28日に配信リリースされる、テレビ埼玉の浦和レッズ応援番組『REDS TV GGR』(毎週金曜 23:00~23:30)の新エンディングテーマとなる「SEABISCUIT」を含む全13曲入りとなる。

収録13曲の中には、GLASGOWが結成当初に制作したデモ盤にのみ収録させていた「レイトショー」も、サウンドプロデュースにアイゴン(會田茂一)を迎え現体制でリアレンジして新曲として収録されるとのこと。

また、GLASGOWは本作を携えてツアーを行う。6月より開催される『GLASGOW pre.“NOW I SAAAAAAY TOUR”』は6月22日(土)仙台FLYING SONを皮切りに、過去最大キャパとなる7月28日(土)東京・渋谷WWWにてファイナルを迎える。各公演のゲストについては後日発表される。チケットのオフィシャル先行は、明日・2月17日(土)10:00より開始となる。

GLASGOW pre.“NOW I SAAAAAAY TOUR”

GLASGOW pre.“NOW I SAAAAAAY TOUR”

 

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フジファブリックデビュー20周年を盛り上げる大阪でのアニバーサリーライブ『フジファブリック20th anniversary 3マンSPECIAL LIVE at OSAKA-JO HALL 2024 「ノンフィクション」』の開催が決定した。

デビュー15周年を祝った大阪城ホールにてフジファブリックと所縁の深い2アーティストを招いてのこの日限りのスペシャル3マンライブ。出演アーティストは後日発表となる。

フジファブリックオフィシャルモバイル会員サイト”FABCHANNEL”では、本日・2月16日(金)より最速先行受付がスタート。会員限定のアリーナ前方&お土産付きのプレミアムシートチケットの販売も。

フジファブリックは2月28日にNewアルバム『PORTRAIT』を発売。Newアルバム『PORTRAIT』はフジファブリックにとって約3年ぶり、12枚目となるオリジナルアルバム。20周年を迎えるにあたり“原点回帰”をテーマに制作された。収録曲は、2021年にNHK「みんなのうた」2021年10月-11月放送となっていた「音の庭」、2023年にリリースされた「ミラクルレボリューションNo.9」、フレデリックとのコラボレーション楽曲「瞳のランデヴー」、「Particle Dreams」の3曲の配信限定楽曲、そして10月にリリースされたTVアニメ『新しい上司はど天然』オープニングテーマ「プラネタリア」、加えて表題曲「Portrait」を含む新録曲が5曲収録。完全生産限定盤、通常盤(CD only)の2形態でのリリースとなる。

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獣愛ブースト音楽劇『Lamento -BEYOND THE VOID-』が2024年2月16日(金)品川プリンスホテルステラボールにて開幕。初日開幕前に行われた「ライルート」ゲネプロ(公開舞台稽古)より舞台写真が到着した。

本作は、壮大なストーリーと緻密で美しいグラフィック、世界観を彩る音楽などで多くのファンを魅了したニトロキラルのBL(ボーイズラブ)ゲームの舞台化作品。演出は中屋敷法仁が、脚本は内田裕基が担当。ニトロキラル作品でこれまで舞台化されてきた、脳内クラッシュ演劇『DRAMAtical Murder』、本能バースト演劇『sweet pool』に続くこの二人のタッグで、猫耳と尻尾を持つ種族「リビカ」が主人公の異世界ファンタジーを物語の結末が3ルートに分かれる形でおくる。

©️2006 NITRO ORIGIN   ©️獣愛ブースト音楽劇「Lamento -BEYOND THE VOID-」製作委員会    撮影:小境勝巳

©️2006 NITRO ORIGIN ©️獣愛ブースト音楽劇「Lamento -BEYOND THE VOID-」製作委員会 撮影:小境勝巳

©️2006 NITRO ORIGIN   ©️獣愛ブースト音楽劇「Lamento -BEYOND THE VOID-」製作委員会    撮影:小境勝巳

©️2006 NITRO ORIGIN ©️獣愛ブースト音楽劇「Lamento -BEYOND THE VOID-」製作委員会 撮影:小境勝巳

©️2006 NITRO ORIGIN   ©️獣愛ブースト音楽劇「Lamento -BEYOND THE VOID-」製作委員会    撮影:小境勝巳

©️2006 NITRO ORIGIN ©️獣愛ブースト音楽劇「Lamento -BEYOND THE VOID-」製作委員会 撮影:小境勝巳

©️2006 NITRO ORIGIN   ©️獣愛ブースト音楽劇「Lamento -BEYOND THE VOID-」製作委員会    撮影:小境勝巳

©️2006 NITRO ORIGIN ©️獣愛ブースト音楽劇「Lamento -BEYOND THE VOID-」製作委員会 撮影:小境勝巳

©️2006 NITRO ORIGIN   ©️獣愛ブースト音楽劇「Lamento -BEYOND THE VOID-」製作委員会    撮影:小境勝巳

©️2006 NITRO ORIGIN ©️獣愛ブースト音楽劇「Lamento -BEYOND THE VOID-」製作委員会 撮影:小境勝巳

©️2006 NITRO ORIGIN   ©️獣愛ブースト音楽劇「Lamento -BEYOND THE VOID-」製作委員会    撮影:小境勝巳

©️2006 NITRO ORIGIN ©️獣愛ブースト音楽劇「Lamento -BEYOND THE VOID-」製作委員会 撮影:小境勝巳

©️2006 NITRO ORIGIN   ©️獣愛ブースト音楽劇「Lamento -BEYOND THE VOID-」製作委員会    撮影:小境勝巳

©️2006 NITRO ORIGIN ©️獣愛ブースト音楽劇「Lamento -BEYOND THE VOID-」製作委員会 撮影:小境勝巳

©️2006 NITRO ORIGIN   ©️獣愛ブースト音楽劇「Lamento -BEYOND THE VOID-」製作委員会    撮影:小境勝巳

©️2006 NITRO ORIGIN ©️獣愛ブースト音楽劇「Lamento -BEYOND THE VOID-」製作委員会 撮影:小境勝巳

©️2006 NITRO ORIGIN   ©️獣愛ブースト音楽劇「Lamento -BEYOND THE VOID-」製作委員会    撮影:小境勝巳

©️2006 NITRO ORIGIN ©️獣愛ブースト音楽劇「Lamento -BEYOND THE VOID-」製作委員会 撮影:小境勝巳

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berry meet 1st One-Man Live「結び」 2024.02.06(火)渋谷WWW

2月6日、渋谷WWWでberry meetのファースト・ワンマンライブ『結び』を観た。初リリースから1年で一気に大注目バンドの仲間入りしたことは知っていたが、ライブを観るのは初めてだ。会場はぎっしり満員、チケット申し込みはキャパシティの数倍の応募があったという。音楽関係者も非常に多く、期待と熱気でざわめく晴れ舞台だ。

たく(G&Vo)、いこたん(Dr&Cho)、たなかり(B)。男子1名×女子2名の若いバンドは、1曲目「嘘」からそのポテンシャルを見せる。初々しい空気、キャッチーなギターロック、そしてコーラスワーク。たく、いこたんのツインボーカルで魅せる「キリギリス」から「煌めき」へ、他にはないフレッシュな個性を振りまきながら勢いに乗る。

たく(G&Vo)

たく(G&Vo)

少し緊張気味に見えるたくに対して、いこたんは天真爛漫。「みんなの顔、めっちゃ見えてるよー」と元気いっぱいにライブを盛り上げる。この日、二十歳の誕生日を迎えたたなかりは二人を笑顔で見守る役割かと思ったら、自ら作詞作曲した「明日」では凛とした歌いっぷりで主役になった。メインボーカルのたくが作る物語性の強い切ないラブソングの世界観に、いこたんがキュートなボーカルを合わせ、たなかりは鋭いスラップなど正確な技術でバンドをグルーヴさせる。たくの持つ激しさや内省と、いこたんとたなかりの持つ陽のパワーが並び立つ。粗削りだが自然なバランスの良さがberry meetの特長だ。

昨日、雪が降りましたねーー。つぶやくようなたくのMCから、YouTube100万再生を突破中の冬のバラード「月が綺麗だって」へ、楽曲の世界へ引き込むタイミングもばっちりハマった。「ワンマンなので好き勝手やろうと」と、独りステージに残ったたくが、アコースティック弾き語りで「片目」を歌う。恋愛の喜怒哀楽、というより「哀」の部分に特化したような、独特の叙情あふれるナイーブな世界観。たなかりといこたんが戻り、いこたんが作詞作曲でメインボーカルを取る「わからずや」の、切なさの中にときめきを感じる曲調。「3人が曲を作れて歌えるバンド」、誰もがberry meetに注目する理由がわかる。

いこたん(Dr&Cho)

いこたん(Dr&Cho)

まだまだ行けますか!とたくが煽り、後半は「幸福論」から「紬」へと、踊れるロックを連ねて波に乗る。大舞台の経験はまだ少ないはずだが、ライブバンドとして会場全体を盛り上げていく意識ははっきり見える。MCではライブタイトル「結び」の意味を説明し、「私が今日二十歳になって、二人に追いついて、区切りとしての結び目の意味」(たなかり)「もう一つ、berry meetの由来はたくさんの人に会いたいと思ってもらえるバンドになれたらいいなという思いを込めてつけた名前で、今日もこんなにたくさんの人と結ばれたご縁を大切にしていきたい」(いこたん)と抱負を語る。これもYouTube100万再生を超える代表曲「図星」は、一緒に歌う人がたくさんいる。バンドとファンの縁はすでに結ばれている。

「1年前、どんな人生になるかわからなかったけど、今は胸を張って、二人とバンドをすることが人生だとそう言えます。二人のおかげ、みんなのおかげです。ありがとう」(たく)

迷いの時期を乗り越えて今に至る道のりを、一言ずつかみしめるように伝えるたく。新曲「そうじゃなくて」とファースト・シングル「あのさ」を繋げた壮大なバラード2部作は、歴史を積み重ねてさらに大きなバンドになってゆく決意表明だろう。本編ラスト「いつかの僕を」を歌う、たくの情熱的なパフォーマンス、いこたんの笑顔、たなかりの安定感、バンドはこのライブの間にも確実に成長しているような気がする。

たなかり(B)

たなかり(B)

アンコールを待つ時間を使い、スクリーンでは最新のミュージックビデオ「純情」がお披露目された。そのままアンコール1曲目も「純情」で、明るいリズムに乗った手拍子と手振りでみんなの心が一つに繋がる。「全部歌っちゃって!」とたくが叫び、最後はこの日2度目の登場となった「図星」で、ギターのチューニングを忘れてイントロをやり直したのも楽しいハプニングに切り替えて、大合唱で締めくくる、絵に描いたようなハッピーエンド。バンドの持ち味を存分に出し切った1時間40分、これがberry meetの一生一度のメモリアルなファースト・ワンマンライブ。

この日の物販でCDが初登場したファーストミニアルバム『夢の中で、夢から醒めて』の曲を中心に、バンドの未来までを示唆するベストライブ。終演後のファンと関係者の熱気を体感すると、このバンドが大きな存在になるのは時間の問題かもしれない。誰もが会いたくなるバンド、berry meetに会うのは今だ。

取材・文=宮本英夫

berry meet

berry meet

 

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2024年5月9日(木)~12日(日)東京・東京芸術劇場 シアターウエスト、5月18日(土)~19日(日)愛知・長久手市文化の家 風のホールにて、舞台『ドレミの歌』が上演されることが決定した。

名古屋を拠点に活動を行う劇団「オイスターズ」の座付き・作演出家であり、第16回劇作家協会新人戯曲賞最優秀賞や若手演出家コンクール2011など受賞歴多数のほか、第61回岸田國士戯曲賞最終候補、劇団「俳優座」など外部への書下ろしも精力的に行っている平塚直隆のオリジナル作品である本作。

これまでに、オイスターズで2013年に初演されて以降、2020年2月に『ドレミの歌(女子校版)、2020年6月に『ドレミの歌~男子校版&女子校版~』を上演するなど、少しずつ形を変え上演を重ねている。

今回も脚本・演出を平塚直隆が担当し、主役の先生役には大ヒット映画『カメラを止めるな』でヒロインを務め、その後も『機捜235』、『●●ちゃん』等、ドラマ・映画で活躍中の秋山ゆずきを迎える。
女子生徒役には、ミュージカル『SPY×FAMILY』、舞台『呪術廻戦』、舞台『オッドタクシー 金剛石は傷つかない』等でメインキャストを務めた山口乃々華 、舞台『幕が上がる』等に出演した高井千帆 、舞台『スパイ教室』で主演を務めた横山結衣 、Chubbiness (チャビネス)の元メンバー嶋梨夏 、2024年2月にAKB48を卒業する佐々木優佳里といった多方面で活躍する若手キャストが揃い、さらに男子生徒役として岡部直弥、青地洋が脇を固める一方、劇団俳優座を経て、現在は現代劇からシェイクスピアまで様々なジャンルの舞台に出演する 須田真魚が転校生役として、そして同じく劇団俳優座出身の実力派女優、田野聖子が納品業者・欄橋役で出演。物語に笑いのみならず、芝居の奥行きを持たせる。

【あらすじ】
私はこの高校がもともと男子校で、今年から男女共学になるって聞いたからこの学校にしたんです。
でも入学してみたら男子一人も居ません…。
おかしいなあと思ったけどクラスの皆は誰もその事について気にしていない。
私だけ、モテたい目的で入学したなんてバレたくない。いつの間にかこの学校では、あるはずのものがないという事に気付かない振りをすることが暗黙のルールになっていた。

女子高生というこの最高の状態を無駄に老いさせたくない!
個々の力で挑んでも、男子は振り向いてくれない!
合唱なら、一人の力が何倍にも膨れ上がる!

ドレミファ音楽学園コメディー!

 

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2024年4月9日(火)から東京・大阪にて上演されるブロードウェイミュージカル『ハネムーン・イン・ベガス』のメインビジュアルが解禁となった。

本作は、1992年にニコラス・ケイジとサラ・ジェシカ・パーカーの出演で公開された映画「ハネムーン・イン・ベガス」を、映画版の監督・脚本を担当したアンドリュー・バーグマン自ら脚本を手掛けて、2015年にブロードウェイで上演された大人気ミュージカル。ラスベガスとハワイを舞台に主人公・ジャックとジャックの彼女・ベッツィの結婚までのドタバタな恋愛騒動を描くこのコメディミュージカルを、戯曲の深い読み込みと、登場人物への確かな洞察で描き出す演出に定評のある小山ゆうなが、伊野尾慧、松田るか、岸祐二、上口耕平、小柳友、青野紗穂、霧矢大夢という多方面で活躍する顔ぶれとともに描き出す。

東京公演は2月25日(日)から、大阪公演は4月14日(日)より一般発売がスタート。

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2024年6月~7月、東京・大阪・福岡にて上演予定の舞台『刀剣乱舞』新作公演の公演タイトルとメインビジュアル、キャラクタービジュアル、公演詳細などが解禁となった。

タイトルは、舞台『刀剣乱舞』心伝 つけたり奇譚の走馬灯(しでん つけたりきたんのそうまとう)。公演日程と会場は、2024年6月8日(土)~6月30日(日)東京・THEATER MILANO-Za、7月5日(金)~7月14日(日)大阪・ COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール、7月19日(金)~7月21日(日)福岡・キャナルシティ劇場にて上演する。

そして、加州清光(演:松田 凌)、大和守安定(演:植田圭輔)、和泉守兼定(演:田淵累生、堀川国広(演:小西詠斗)、長曽祢虎徹(演:松田 岳)、孫六兼元(演:砂川脩弥)、監査官(演:内藤大希)ほかが出演する。

加州清光:松田 凌

加州清光:松田 凌

大和守安定:植田圭輔

大和守安定:植田圭輔

和泉守兼定:田淵累生

和泉守兼定:田淵累生

堀川国広:小西詠斗

堀川国広:小西詠斗

長曽祢虎徹:松田 岳

長曽祢虎徹:松田 岳

監査官:内藤大希

監査官:内藤大希

また、昨年8月に行われた七周年感謝祭・千秋楽公演のスペシャル演出で言及されていた、「特命調査 慶応甲府」に出陣する最後の一振り、孫六兼元(演:砂川脩弥)の出演も決定した。

孫六兼元:砂川脩弥

孫六兼元:砂川脩弥

さらに本作の上演を記念して、スターフライヤーでの機体ラッピングを施したコラボジェットの就航と、それを記念したお披露目イベントの開催等も決定。今回、加州清光のスターフライヤーの機長の制服に身を包んだショットが解禁。
今後、残り6振りの刀剣男士の機長やCAの制服ショットも解禁予定となっている。

加州清光:松田 凌

加州清光:松田 凌

なお、コラボジェットの運行期間は2024年4月8日(月)~ 2024年9月30日(月)(予定)。機内サービスとして、運航期間中は機内エンターテインメントの特別アナウンス動画を全便にて放映。また、ドリンクサービス時にオリジナルデザインの紙コップで飲み物を提供する。

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青木豪作・演出、安田章大主演による舞台、PARCO PRODUCE 2024『あのよこのよ』のメインキャストとチラシビジュアルが解禁となった。

物語の舞台は江戸の幕末から大転換期を迎えた明治黎明期。とある浮世絵師とそれを取り巻く人々がひょんなことから事件に巻き込まれ珍道中に繰り出すことに。先行き不透明でどこへ向かっているのかさえ分からないご時世に、足が地に着かない人々が戸惑い彷徨うさまを、近年、歌舞伎の新作書き下ろしや、劇団四季などの大規模作品で演出を手掛け、目覚ましい活躍を見せる青木豪特有の作風で爽快感あるエンターテインメントへと昇華させる。主演を務めるのは、アーティストとしてはもちろん、俳優としてもドラマ・映画・舞台で活躍する安田章大。今作では明治初期を生きる架空の浮世絵師を演じる。

そしてこの度発表となった共演者には、昨年宝塚歌劇団を退団したばかりで今後の活躍が期待される元トップ娘役の潤花、先日2月2日に発表された第31回読売演劇大賞で最優秀女優賞を受賞しあらゆる作品でその存在感を放つ実力派俳優・池谷のぶえ、子役時代から培われた演技力で映像作品を中心に活躍し近年では舞台にも精力的に出演する落合モトキ、劇団イキウメに所属し数々の作品で一筋縄ではいかない複雑な役どころを見事に体現する大窪人衛、劇団☆新感線作品に多数出演しコメディとシリアスの振り幅を自在に使い分ける村木仁、俳優だけでなくアクション監督としてもジャンルを問わず様々な舞台で活躍する南誉士広、劇団青年座に所属し内外の舞台を中心にその演技力を磨く三浦拓真と、クセの強い実力派俳優陣が顔を揃えた。

さらに、滲み出る愛嬌と味のある芝居でパルコ・プロデュース公演に幾度となく登場する市川しんぺー、9歳の初舞台以降、舞台のみならず、映画・ドラマにて時代劇から現代劇まで幅広い話題作に多数出演し、その柔軟な演技で引くてあまたな中村梅雀と、物語の土台をしっかり支えるベテラン俳優も結集している。

新たに発表となったキャスト陣よりコメントが到着した。

潤花

昨年宝塚歌劇団を退団して初めての舞台出演になるので、身の引き締まる思いでいっぱいでございます。
在団中に何度か経験があるのですが、お久しぶりの和物作品に挑戦させていただきます。
素敵なお衣裳と鬘、お化粧で撮影していただいて、私自身演じるミツという役がさらにどんな役になるかとワクワクとドキドキでたまりません。
これから演出の青木豪さん、主演の安田章大さんをはじめとする沢山の方々と化学反応をしていけるように、心を込めて努めてまいります。

池谷のぶえ

今回作・演出の青木豪さんとご一緒するのは、『おにぎり』という演劇ユニットで、戯曲をお願いさせていただいて以来15年ぶりです。そのユニット仲間である仁さん、しんぺーさんとも、まさかこんな形で久しぶりにご一緒できるとは思っていませんでした。そして、舞台俳優さんとしても本当に尊敬している安田さんと初めてご一緒させていただくのも、とても楽しみです。はじめましての方がほとんどなので緊張しますが、みなさんと作品創りをしていくことでどんな化学反応が起こるのか、とても楽しみにしております。

落合モトキ

PARCO劇場はいつも観に行くところであるんですけど、舞台に立つのは初めてなので、すごくいい経験をさせてもらうなという感じがあって、主演の安田さんはそのPARCO劇場でゴッホの作品をやっているのを観させていただきました。何か男にモテる男だなっていうような感じと印象があります。かっこいいのに芝居もできるんだ!いつか一緒にお芝居できたらいいなと思っていたので、今回すごく楽しみです。まだキャストの皆さんにも会っていないし、はじめましてな人たちばかりなんですけど、稽古をして舞台に立つというのは勿論、仲の良さやチームワーク、何かいろいろなところで新しいものを見つけていけたらいいなと思っているので、皆さんもぜひ劇場で生のお芝居を楽しんでいただければなと思います。

大窪人衛

事務所の先輩の池田成志さんや今回共演させていただく市川しんぺーさん池谷のぶえさんは、よくPARCO劇場の客席からそのお姿を見ていたので、おそれ多くもありますが、精一杯全力で楽しみたいと思います。僕個人としては初めての時代物ですので頑張りたいと思います。個人的にとてもうれしかったのが、のぶえさんとしんぺーさん、仁さん、青木豪さんが昔やられていた『おにぎり』というユニットが僕めちゃくちゃ好きだったので、その方々が揃い踏みの舞台にご一緒できると本当に思っていなかったので、とてもうれしく思います。

村木仁

青木豪先生の作品は、5、6本ぐらい出させていただいているんですけれども、演出は今回2回目です。まだ台本は読んでいない状況なんですけど、痛快時代劇のどんなところが『痛快』か、すごくこれから台本をもらうのを楽しみにしています。そして、どんな演出をされるのか楽しみです。

南誉士広

今回、この作品に参加させていただくに当たりまして、とても本当に光栄な気持ちでいっぱいです。すごいキャストの方々と肩を並べてお芝居できるということを大変嬉しく思います。作演の青木さんとはそうですね3年前ぐらいですかね。男たちが裸で歌い踊るという作品でご一緒させていただきまして、本当に役者人それぞれを本当に見てくださっているという、その役者のスペシャリティーをすごく限界まで引き出してくださる演出家さんだなと思っておりました。今回もトコトン引き出していただけるように楽しくリラックスして力を抜いて稽古に臨みたいと思います。そして観劇くださるお客様に素敵な作品を届けられますように、この素敵な作品の歯車の一部になりますように、一生懸命頑張りたいと思います。

三浦拓真

出演が決まりまして、とてもとても楽しみにしています。青木豪さんの演出を受けるのは、今回が2回目で、役者が持ってくるものをすごく楽しんで演出をつけてくれる方で、また役者と一緒にそのシーンや役や芝居について一緒に考えてくれる演出家さんです。試行錯誤して稽古場ではいろんなことが起きるので、すごく生き生きとした現場になるように、精一杯楽しんで一生懸命務めさせていただきたいと思います。

市川しんぺー

作・演出の青木豪さんは、人間の内面に迫るような作品を書かれるので、すごくワクワクしていますし、今回は時代劇ということで、人間の業とかそういうところまで探っていくんじゃないかなと思っています。演出も役者の性質に沿ってくれるような内面から作り上げるような演出をなさるので、すごくワクワク期待しています。
魅力的な共演者の方がいっぱいいるんですけれども、村木仁さんと池谷のぶえさんというのが以前『おにぎり』というユニットを今も開店休業中みたいな感じなんですけれども、やっていまして、その3人が揃うということもちょっと奇跡的だなと思って楽しみにしております。

中村梅雀

ここのところ私は初めてづくしで、今回のステージも役柄といい、時代といい、共演者の皆様、すべてが初めてです。もちろん、作・演出の青木さんとも初めてで、楽しみでしようがないです。68(歳)になって初めてづくしって本当に私は幸せだなと思います。体力もぐいぐいアップしているので、期待に応えて千秋楽まで突っ走ります。

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国民的人気アニメ『宇宙戦艦ヤマト』のテーマ・モチーフを用い、天才作編曲家・ピアニストの“ハネケン”こと羽田健太郎が作曲した「交響曲 宇宙戦艦ヤマト」。初演から40年を経て、このたび『羽田健太郎:交響曲 宇宙戦艦ヤマト -LIVE 2023-』が発売されることが決定した。

第1楽章は有名なメインテーマと「イスカンダルのテーマ」を用いたソナタ形式、次楽章は羽田も作曲家として参加した『完結編』の音楽が取り入れられ、第3楽章にはヴォカリーズを起用、そして「大いなる愛」をテーマに独奏ヴァイオリンと独奏ピアノによるドッペルコンチェルトとして発展させた終楽章で幕を閉じる。

今回リリースされるアルバムでは、日本人作品に力を入れている下野竜也がオーケストラをドライブしながらこの楽曲の持つエネルギーを爆発させ、ソリストには注目の三浦文彰、髙木竜馬、隠岐彩夏の3名を起用し、クラシック作品としての完成度の高さを証明する1枚となっている。音楽ライター小室敬幸氏による5000字に及ぶ読みごたえのあるライナーノーツも注目だ。

『羽田健太郎:交響曲 宇宙戦艦ヤマト -LIVE 2023-』は、2024年3月27日(水)リリース。

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2024年3月9日(土)・10日(日)の2日間、東京・渋谷にて開催される『IDORISE!! FESTIVAL 2024』の第13弾出演アーティストが決定した。

『IDORISE!! FESTIVAL』は2019年にスタートしたシブヤテレビジョンが主催するサーキットイベントで、前回2023年3月は過去最多となる8会場連動、2日間で全153組(266ステージ)が出演し約6500名超の来場者を迎えた。2024年はさらに規模を拡大し、9会場連動サーキットでの開催を予定している。

第13弾アーティストとして、さとりモンスター / ノルニル / AFTERS / ネムリオルカ / vividbird / ミスティア! / ポラライト / Ketulo / HACK / Transparents / エウロパデリック / アルテミスの翼 / アポロンの翼 / ANA®KIE / Payrin's / Finger Runs / 雨模様のソラリス / SAISON / 幻想喫茶店 / LIT MOONといった計20組の出演が発表された。今回の発表で総勢180組となり、間も無く最終発表を迎えるとのこと。

なお、イープラスでは1DAYチケットの3次先行(先着)を2月22日(木)まで受け付けている。

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3月16日(土)・17日(日)の2日間にわたって神奈川・長井海の手公園 ソレイユの丘で開催される『Creema YAMABIKO FES 2024』(クリーマ ヤマビコフェス2024)の家族で楽しめるオリジナルコンテンツが公開された。

『Creema YAMABIKO FES』は、音楽ステージのほか、クラフト市やワークショップ、アウトドアサウナやグルメを楽しめる“サウナ村”が集結する野外フェスティバル。『ハンドメイドインジャパンフェス』などを手掛けてきたCreema主催の大型イベント。

■全国各地から100組/日の作家が集う“クラフト市”(マーケット、ワークショップ)

“クラフト市”に出店する作家情報が公開された。会場にはアクセサリーやバッグ、靴などのファッションアイテムから、器やインテリア、生活道具をはじめとするライフスタイルアイテム、フェスにぴったりのアウトドアアイテムなど…こだわりとオリジナリティ溢れる作家の小さなお店100店以上が並ぶ。
またワークショップブースには、エコバッグや本革のストラップ、アフリカの民族楽器作りなど、大人も子どもも楽しめるものづくり体験も用意されている。
※出店作家情報の一覧は欄外のURLから確認。

■“サウナ村”に人気のサ飯やサウナグッズなどが全国から20店以上が集結

さらに“サウナ村”の情報も公開された。“サウナ村”にはバラエティ豊かなサウナが集まり、各種テントサウナや水風呂、自然と音楽を浴びながらの外気浴エリアはもちろんのこと、観光バスを改造して作られた移動式の車両サウナ「SAAMO」、室内全体に響き渡る音楽やスポット・レーザー照明・LED照明などが搭載され、アウフグースに特化し、24名が一緒に座れる「WATら(わっとら)」まで登場する。
マーケットには、アウトドアサウナにぴったりなビーチサンダルやサウナハット、ロウリュ用のアロマなど“サ活”を充実させるグッズが勢揃い。また、本格的なスパイスカレーやナチュラルワイン、素材にこだわったふわふわドーナツなどの絶品の“サ飯”など…全国各地からサウナカルチャーを牽引する注目のショップ22店が集合する。サウナ好きはもちろん、初心者も、サウナカルチャーを体感できるエリアになっている。
※サウナ村情報の一覧は欄外のURLから確認。

■“スペシャルティコーヒー”エリアがパワーアップ

昨年好評だった、福岡発のスペシャルティコーヒー専門店「REC COFFEE」に加え、長野県松本市を中心に展開し人気を集める「Hight-Five」、そして逗子に店舗を構えるロースターコーヒースタンド「BREATHER COFFEE」の出店が決定。ここでしか味わえないトップクオリティのコーヒーを、飲み比べしたい。

■「ソレイユの丘」には観覧車やジップライン、大型アスレチックも

当日は会場となる「ソレイユの丘」に付属する観覧車やメリーゴーランド、大型アスレチックに動物と触れ合えるアニマルヴィレッジ、ジップラインなども利用が可能。キッズルームや授乳室、バリアフリートイレも完備しているのも嬉しい。
※観覧車やメリーゴーランド等のソレイユの丘に付属する各レジャー施設については所定の通常利用料金が発生します

■愛犬と一緒にフェスを満喫できるペット同伴エリアが初登場

『Creema YAMABIKO FES』にペット同伴エリアが初登場。愛犬が自由に走り回れるドッグランも利用できる。
※アーティストの演奏を伴う全ての音楽エリアについては、ペット同伴でお過ごしいただく事ができません。アーティストのライブ演奏への影響を回避するため、ご了承くださいませ。園内ドッグランのご利用にあたりましては、ソレイユの丘公式HP内の「ドッグランに関する注意事項」をご確認のうえ、ご利用ください。

『Creema YAMABIKO FES 2024』のチケットは、イープラスにて受付中。詳細は、イベント公式サイトを確認しよう。
 

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MAN WITH A MISSIONが初となるバンダイのガシャポン(R)コラボレーションが決定し、その記念に本日・2月16日から同オフィシャルサイトをジャックしている。

MAN WITH A MISSION FIGURE COLLECTIONと題した、スイングフィギュアは本日からガシャポンオンラインにて予約開始。また、フィギュアと同梱されるダブルスイングの内容をX(旧Twitter)投票で決定するフォロー&リポスト投稿キャンペーンもスタート。詳細は、ガシャポンオフィシャルサイトを確認しよう。

なお、MAN WITH A MISSIONは3月5日から初のファンクラブツアー『FUN WITH A MISSION TOUR 2024』を開催。同6日には2023年に実施した海外単独公演映像を含むライブ映像作品『Wolf Complete Works Ⅸ~WOLVES ON PARADE~World Tour 2023』をリリースする。

※「ガシャポン」は株式会社バンダイの登録商標

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2024年3月27日(水)東京国際フォーラム ホールCにて、第二回 中村福助・児太郎の会『三本の糸』が開催されることが決定した。

2013年、襲名披露公演を目前に病に倒れた中村福助。それから約5年後、奇跡の復活を果たし、今もリハビリを続けながら舞台に立ち続けている。

そして、父・福助の傍で常に支えてきた息子の中村児太郎との親子による公演の第2弾がこの度行われる。

中村福助

中村福助

中村児太郎

中村児太郎

2022年8月に開催した第1回公演は中村児太郎が『鷺娘』や『京鹿子娘道成寺』を熱演し、福助と親子で踊った新作舞踊『光福~華~』はコロナ禍での辛い日々に新たな光が差すような、観客の心に残る演目を披露。

今回は、中村児太郎が企画を立案。演出・脚色に多数の澤瀉屋公演に出演し近年は演出にも精力的に取り組んでいる市川青虎、脚本は北区つかこうへい劇団出身で外部公演にも出演し、脚本家としても幅広く活動している新進気鋭の久保田創。

出演は中村福助と中村児太郎の他に、数々の主演舞台に出演し、映画やテレビでも活躍中の松田凌、可憐な女方から立役も積極的に演じ、新時代の歌舞伎を担う若手俳優中村莟玉、様々なテレビアニメやゲームなど声優としてマルチな才能を発揮している小見川千明、劇団☆新感線やスーパー歌舞伎II『ワンピース』などの舞台に出演し、アクションも得意とする安田桃太郎、2年連続武道館公演を成功させたΛuciferの越中睦士を迎える。

松田凌

松田凌

中村莟玉

中村莟玉

小見川千明

小見川千明

安田桃太郎

安田桃太郎

越中睦士

越中睦士

歌舞伎『三人吉三巴白浪』を題材にし、現代を生きる人々に「生きること」を問う物語。和と洋が織り成すアクションエンターテインメントに期待が高まる。なお、本公演の一般発売が2月17日(土)より受付開始となる。

【ストーリー】
ある村で一人の女が三つ子を産んだ。
しかし、時は善と悪が蔓延る時代。
凶悪な男が残虐な殺戮を繰り返していた。
逃げ惑う人々。そんな中、女は不思議なお告げを聞く。
因果の渦に巻き込まれる三つ子たち。
果たして三人の男女が選ぶ道とは…

歌舞伎『三人吉三巴白浪』を題材にし、現代を生きる人々に「生きること」を問う物語。

 

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2024年6月に東京・大阪にて上演する、舞台『鋼の錬金術師』―それぞれの戦場(いくさば)―。この度、新たなキャラクタービジュアルが解禁となった。

今回は、続投が決定したリザ・ホークアイ役の佃井皆美、ジャン・ハボック役の君沢ユウキ、デニー・ブロッシュ役の原嶋元久の他、初参加となるヴァトー・ファルマン役の寿里、ハイマンス・ブレダ役の滝川広大、ケイン・フュリー役の野口 準、マリア・ロス役の七木奏音、キング・ブラッドレイ役の谷口賢志と軍部メンバーのキャラクタービジュアルが勢ぞろい。

リザ・ホークアイ 役:佃井皆美

リザ・ホークアイ 役:佃井皆美

ジャン・ハボック 役:君沢ユウキ

ジャン・ハボック 役:君沢ユウキ

ヴァトー・ファルマン 役:寿里

ヴァトー・ファルマン 役:寿里

デニー・ブロッシュ 役:原嶋元久

デニー・ブロッシュ 役:原嶋元久

ハイマンス・ブレダ 役:滝川広大

ハイマンス・ブレダ 役:滝川広大

ケイン・フュリー 役:野口 準

ケイン・フュリー 役:野口 準

マリア・ロス 役:七木奏音

マリア・ロス 役:七木奏音

キング・ブラッドレイ 役:谷口賢志

キング・ブラッドレイ 役:谷口賢志

また、前回に続きティム・マルコー役を演じる阿部 裕、今回はヨキ役として出演する大石継太、そしてアンサンブルメンバーのビジュアルも公開。

ティム・マルコー 役:阿部 裕

ティム・マルコー 役:阿部 裕

ヨキ 役:大石継太

ヨキ 役:大石継太

 
真鍋恭輔

真鍋恭輔

田嶋悠理

田嶋悠理

榮 桃太郎

榮 桃太郎

丸山雄也

丸山雄也

なお、スクエニ公式アプリ ガンガンONLIE、マンガUP!にて、原作コミック『鋼の錬金術師』単行本第1巻を期間限定(期間:2024年2月9日(金)-2024年2月22日(木))で無料公開中。

さらに、月刊「少年ガンガン」にて、2024年4月号(3月12日発売)から3回にわたり原作 荒川 弘先生と脚本・演出 石丸さち子さんの対談記事が掲載される。

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2024年2月15日(木)東京 シアター1010にて、舞台『地獄楽-終の章-』が開幕した。この度公開ゲネプロが行われ、豪華キャストが大集結した。また、囲み取材では、木津つばさほか7名が登壇し、最終章となる舞台への意気込みを語った。ゲネプロオフィシャルレポートと囲み取材の模様が届いたので紹介する。

ゲネプロオフィシャルレポート

本日、舞台『地獄楽-終の章-』の幕が開いた。本作はマンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」にてシリーズ累計発行部数650万部を突破、2023年4月にはアニメ化も果たした、賀来ゆうじによる同名コミック『地獄楽』(集英社 ジャンプ コミックス刊 全13巻)を原作とした舞台化の第2弾にして最終章。アニメ版に先駆けて、物語の結末まで描かれた。

     (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

     (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

     (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

     (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

かつて石隠れ最強の忍として恐れられた死罪人・画眉丸(木津つばさ)は、“不老不死の仙薬”を持ち帰り、最愛の妻と再会するために、打ち首執行人の山田浅ェ門 佐切(白本彩奈)と共に、“神仙郷”へ。舞台第1弾では、無罪放免をかけ仙薬を求める死罪人たちとぶつかりあい、時には共闘しながら、神仙郷を統べる"天仙"に立ち向かう姿が描かれた。最終章では、命を落とした仲間たちの想いを胸に、「生きて帰る」その目的のために、最終決戦へと挑んでいく。

画眉丸役:木津つばさ      (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

画眉丸役:木津つばさ      (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

山田浅ェ門 佐切役:白本彩奈      (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

山田浅ェ門 佐切役:白本彩奈      (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

第1弾のラストで離ればなれになった亜左 弔兵衛(佐奈宏紀)&山田浅ェ門 桐馬(田淵累生)ら亜左兄弟。画眉丸&佐切と共闘関係を結んだ杠(太田夢莉)・民谷 巌鉄斎(郷本直也)・山田浅ェ門 付知(宮崎湧)。山田浅ェ門 典坐(飯山裕太)の仇討ちを誓う山田浅ェ門 士遠(中村太郎)&ヌルガイ(吉浜あずさ)。そして、実はかつては天仙の仲間だったメイ(高乘蒼葉※)。それぞれが氣(タオ)の修行をつみ、共闘を重ねる中で、死罪人と打ち首執行人が立場を超えた絆でつながれていく。

亜左 弔兵衛役:佐奈宏紀      (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

亜左 弔兵衛役:佐奈宏紀      (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

山田浅ェ門 桐馬役:田淵累生      (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

山田浅ェ門 桐馬役:田淵累生      (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

杠役:太田夢莉      (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

杠役:太田夢莉      (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

民谷 巌鉄斎:郷本直也      (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

民谷 巌鉄斎:郷本直也      (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

山田浅ェ門 付知役:宮崎 湧      (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

山田浅ェ門 付知役:宮崎 湧      (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

山田浅ェ門 士遠役:中村太郎      (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

山田浅ェ門 士遠役:中村太郎      (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

ヌルガイ役:吉浜あずさ      (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

ヌルガイ役:吉浜あずさ      (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

メイ役:高乘蒼葉      (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

メイ役:高乘蒼葉      (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

そんな中、新たな刺客が島に上陸する。「島にいる罪人は全て皆殺し」と山田浅ェ門家の使命を貫く、山田浅ェ門 殊現(小南光司)。試一刀流三位の実力者ながらも謎が多い山田浅ェ門 十禾(松田 岳)。石隠れ衆として、かつての同胞・画眉丸に異常な執着をみせるシジャ(櫻井圭登)。曲者ぞろいの新勢力が闘いに参戦した。

山田浅ェ門 殊現役:小南光司      (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

山田浅ェ門 殊現役:小南光司      (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

山田浅ェ門 十禾役:松田 岳      (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

山田浅ェ門 十禾役:松田 岳      (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

シジャ役:櫻井圭登      (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

シジャ役:櫻井圭登      (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

そして、神仙郷を統べる"天仙"(佐々木喜英・立道梨緒奈)が1000年もの歳月を注いだ悲願を達成すべく、ついに動き出す。三つ巴の死闘の果てに、生き残るのは一体誰なのかー。物語の結末はぜひ舞台でご覧いただきたい。
(※メイは澤田理央とのWキャスト。16日公演では高乘が出演)

天仙役:佐々木喜英      (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

天仙役:佐々木喜英      (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

天仙役:佐々木喜英      (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

天仙役:佐々木喜英      (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

天仙役:立道梨緒奈      (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

天仙役:立道梨緒奈      (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

天仙役:立道梨緒奈      (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

天仙役:立道梨緒奈      (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

今作では、前作よりもさらに「地獄楽」の世界観を追求した演出が駆使された。なんと、客席には開演前から竈神(そうしん)が闊歩し、不思議な香りが場内を包み込む。会場全体を「神仙郷」の世界へと誘う空間演出、華麗な映像を駆使して 「神仙郷」の極彩色を表現する映像演出、美しいコンテンポラリーダンス、2人で同じ役を見事に演じ、妖艶な所作・振付でシンメトリーを見事に表現した天仙(佐々木喜英・立道梨緒奈)、ステージと客席を縦横無尽に掛けながら、大幅に拡大された殺陣・アクションシーンなど、みどころは数えきれないほど盛りだくさん。生死を賭けた闘いは、涙なしでは見れない場面ばかりで、キャスト陣の魂を削る演技が心を震わせた。客席含む会場全体がステージのような空間をつくりだしており、「地獄楽」の世界を存分に体感できる舞台は、何度見てもその度に新たな魅力を発見できるだろう。ぜひ何度でもお楽しみいただきたい。

     (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

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     (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

     (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

     (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

本公演は東京公演のほか、2月23日(金・祝)から大阪でも開催。会場チケットは各プレイガイドにて発売しているほか、会場では当日券および、その場でお好きな席を選んで座席を購入できるリピーターチケットの販売も行われている。さらに、東京・千秋楽公演(18日)は生配信も決定! 昼夜通しチケットの特典では、稽古メイキング映像のほか、ステージ全景映像もお楽しみいただけます。詳細は公式サイトをご確認下さい。((公式サイト:https://jigokuraku-stage.jp/#stream)全国各地から舞台『地獄楽-終の章-』お楽しみください。

     (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

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囲み取材オフィシャルレポート

囲み取材より      (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

囲み取材より      (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

まず、冒頭の挨拶では、画眉丸役の木津は、「作り上げてきた舞台『地獄楽』の有終の美を飾れるように精一杯努めます」と語り、山田浅ェ門 佐切役の白本は「今日まで大切に色づけしてきたものをみんなで精いっぱいお見せしたいです」と、ついに最終章を迎える本公演への意気込みを語った。

続いて、キャストがそれぞれの質問に回答。

「舞台『地獄楽-終の章-』の見どころ」を聞かれると、木津は、「思い描いている理想や夢、目的を沢山感じられる、人間味のある作品」と作品の魅力に加え、激しいアクションシーンが見どころの一つとなる今作について、『熱量が高い中で、お客さんに何を感じてもらうか。僕達は何を届けられるのかを模索していきたいです」と意気込みを語った。

そして、「第1弾の公演から1年が経過した今、成長したこと」を聞かれた白本は「前作の佐切やキャラクターのセリフを振り返っていく中で、自分の毎日と照らし合わせて痛感することが多かった。前作を経て、自分の感受性が豊かになった」と1年を振り返る。

囲み取材より      (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

囲み取材より      (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

続いて、今回からの新キャストとなる亜左 弔兵衛役の佐奈は、「役作りや稽古で難しかったこと」を尋ねられると、「新キャストなので、稽古前から(山田浅ェ門 桐馬役の)田淵さんとの関係性を深められるかなと心配していましたが、優しく、受け入れ態勢をつくってくださったので、すぐ馴染むことができました」と笑顔で語り、『桐馬との関係性を重視しすぎて、他のキャストさんとの仲を深めるのが難しかったです(笑)」と周囲の笑いを誘いました。

田淵が演じるのは亜左弔兵衛の弟、山田浅ェ門 桐馬。弔兵衛と桐馬は死罪人と執行人というだけでなく、兄弟という間柄。演じてみて絆を感じたエピソードを聞かれると、「稽古中、とあるシーンで手を差し出したところ、(本来ならそろわないタイミングで)同時に佐奈さんも同じポーズで手を差し出していたことがあり、その時は兄弟を超えて双子みたいだなぁと思いました」と稽古中のほほえましいエピソードを語りました。

そして、今回から”神仙郷”への上陸者として新たに登場した山田浅ェ門 殊現を演じる小南は、カンパニーの雰囲気や稽古での印象的なエピソードを聞かれると、「人見知りの自分をまきこんで皆さんが仲良くしてくださり、だからこそ前作から熱く紡いでいける作品なんだ」と、カンパニーの仲の良さに驚いたとのこと。また、「山田浅ェ門 十禾役の松田岳さんのアドリブシーンも見どころ」と同じく新登場となる松田への注目ポイントも笑顔で語った。

今回は、天仙を佐々木・立道の2人で演じ、天仙の”陰と陽”の側面を2人で表現していることが、本公演の大きな魅力のひとつ。「天仙を2人で演じる上で苦労した点』を尋ねられると、立道は「パフォーマンスをシンメトリーになるように揃えたり、セリフを揃えたりするのは初めての経験だったのですが、それが楽しくもあり、本番をお客様に見ていただくのが楽しみです」と同じ役を演じるからこその難しさを語りました。
そして、同じく天仙役の佐々木は、「天仙の注目ポイント」を聞かれると、「天仙のセリフの割り振りを自分たちで考えたりするのですが、立道さんから言い回しの大変な方を「ひでさん(佐々木)お願いします」と頼まれました(笑)」と裏話を暴露。他にも天仙の見どころとして「衣装もかなり変わるのでそこにも是非注目してください」と語りました。

囲み取材より      (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

囲み取材より      (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

最後に木津は、「前作からご覧いただいたお客様も、今回初めていらっしゃる方も皆様同じように楽しめる作品になったと思います。板の上を全力で駆け回っているので、前のめりになって見ていただけると嬉しいです。是非ご期待ください!」と前作より大幅に増えた殺陣やアクションシーンを含め、これから来場いただくすべてのお客様へメッセージを届けました。

     (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

     (C)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ

なお、2月18日(日)まで東京・シアター1010にて上演。その後、2月23日(金)~2月25日(日)大阪・クールジャパンパークTTホールでも行われる。

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2024年3月24日(日)宝塚大劇場(兵庫県)にて上演する、宝塚歌劇 花組によるミュージカル『アルカンシェル』~パリに架かる虹~千秋楽の模様を、全国各地の映画館にてライブ・ビューイングされることが決定した。

撤退を決めたドイツのフランス占領軍に、ヒットラーは首都爆破命令を下す。ナチス・ドイツの侵攻に抵抗を続けていた人々は、その時如何にしてパリの街を護ったのか。本作はフランスが生んだレビューの灯を消すまいと立ち上がった一人のダンサーを主人公に、パリ解放に至る過程をドラマティックに描き上げる物語。

舞台はナチス・ドイツ占領下のパリ。レビュー劇場「アルカンシェル」では、ドイツ軍の進駐目前にユダヤ系の人々が亡命、残された人気ダンサーのマルセルが、劇場を託される。看板歌手のカトリーヌと意見を対立させながらも、一座の命運をかけてドイツ軍検閲官のフリードリッヒと渡り合い、レビューの灯を護ろうとするマルセルは、密かにパリの街を取り戻すためのレジスタンス運動に加わっていく。ドイツ軍の敗色が濃厚になる中、パリを爆破する準備が進められているとの情報を得たマルセル達は、何とかして街を護ろうと立ち上がるのだが……。

宝塚歌劇ならではの絢爛豪華なレビューシーンを交えておくる、大作ミュージカル・レビューの誕生に期待したい。

そして本公演は、花組トップコンビ 柚香光、星風まどかの退団公演となっており、この千秋楽をもって宝塚大劇場ラストステージを迎える。ライブ中継では、公演はもちろん、サヨナラショー、退団者挨拶まで上映。花組トップスターの宝塚大劇場ラスト公演を映画館の大スクリーンで堪能してみてはいかがだろうか。

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KAAT神奈川芸術劇場(以下、KAAT)のラインアップ発表会が2024年2月14日(水)に開催され、長塚圭史芸術監督が登壇した。

ラインアップの発表に先立ち、KAAT館長の眞野純から「2020年からのコロナ禍を経て、私たちが取り戻した日常は以前とは全く違う日常だと考えており、それを踏まえて2024年のラインアップを組んだ。また、長塚芸術監督が5年の任期の中で折り返しの3年目というとても大事な時期。どういう方向にこの劇場が行こうとしているのかをお伝えして、皆様にご関心を持っていただき、劇場に足を運んでいただきたい。そしてご批評いただいたり、公共劇場の在り方についても様々なご意見をいただきたい」と挨拶があった。

次に長塚が登壇し、冒頭に「今年は元日からつらいニュースが飛び込んできた。自然災害が起きたとき、芸術文化に携わる者たちは無力感に襲われることもあるが、芸術は様々な形で日常生活を生きる私たちの心を癒すことができるし、新しい視界を与えることができるし、想像力や共感の力を育むことができると思っている。劇場は人々の心を癒したり動かしたりする場所として社会に必要だと思っているし、必要とされる活動を続けていかなければならないと思う。社会と共に歩んで思考を続けながら様々な作品を生み出し育んで発表していきたい」と挨拶をした。

KAAT神奈川芸術劇場 芸術監督 長塚圭史

KAAT神奈川芸術劇場 芸術監督 長塚圭史

続いて2024年度のラインアップが発表された。

プレシーズンの最初を飾るのは、沖縄本土復帰50年の節目の年であった2022年に上演され、第26回鶴屋南北戯曲賞ノミネート、第30回読売演劇大賞優秀作品賞受賞、第67回岸田國士戯曲賞最終候補作に選ばれるなど話題となった『ライカムで待っとく』の再演だ。本作はアメリカ占領下の沖縄で起こった1964年の米兵殺傷事件を基に書かれた伊佐千尋によるノンフィクション「逆転」に着想を得て、沖縄市出身で現在も沖縄を拠点に活動する劇作家の兼島拓也が作、田中麻衣子が演出を担当。今回はKAATで上演後、京都・久留米・沖縄でも上演される。

兼島は「再演ができることは非常に光栄。この脚本は演出の田中麻衣子さんと一緒に一年余りをかけてじっくり話し合いながら作った。その中で沖縄や日本が抱える問題について描きたいのはもちろんだが、劇として面白いものにしたい、ということを常々話していた。観客からの反響や各方面から評価をいただけて、少しはその思いが達成できたのかなと思う。初演から2年が経ち、沖縄の状況は変わらないままだと感じている。海外では目を背けてしまいたくなるような光景が日々送られてきて心が苦しくなってしまうが、そういった状況の中での再演ということで、新たな意味合いが生まれてくるのかなと思っている。今回沖縄でも沖縄慰霊の日に合わせて上演できることで、沖縄の人がこの作品を見たときにはまた違った見え方、とらえ方があると思うので、それも含めて楽しみにしている」、田中は「この作品の初演は、長塚さんから「逆転」の本を渡されたことから始まった。作家の兼島さんを先頭に総力戦で、全部署が力を振り絞って千穐楽までやり抜くことができた。思った以上に反響が大きく、それほど必要とされていた作品だったのかなと思った。再演できるということで、一人でも多くの方に見てもらいたい。2年経って沖縄に限らず、世界を巡る状況が刻々と変わってきていると思う。今一度それを稽古場含めてしっかりとみんなで向かい合って、初演以上に伝わるやり方を稽古の中で模索して、強度のある作品にしたい」とそれぞれビデオメッセージを寄せた。

7月上旬にはKAATキッズ・プログラム2024として『ペック』が上演される。本作は昨年に京都、北九州、那覇、山口で上演された言葉を使わないノンバーバルパフォーマンスで、作・出演のアンディ・マンリーは2019年上演の『スティック・バイ・ミー ~ぼくのたいせつでヘンテコなともだち~』以来5年ぶりのKAAT登場となる。アンディ・マンリーは「日本に行ってみなさんにお会いできることを楽しみにしている。『ペック』は想像力豊かな遊びや私たちが楽しんで作ったおもしろいオブジェクトがいっぱい登場するので、ぜひ楽しんでいただき、自分も遊んでみたいという気持ちになってほしい」と文章でコメントを寄せた。

同じくKAATキッズ・プログラム2024として7月下旬に上演される『らんぼうものめ』は、舞台のみならず映像でも近年目覚ましい活躍を見せる、劇団た組主宰で劇作家・演出家の加藤拓也による作品で、加藤は初めて子ども向けの作品を手掛ける。加藤は「主人公の乱暴者の男の子が、とあることから神様と偽物のお父さんと共に神様の世界を旅していくという、少し不思議でちょっと怖いお話をキッズの皆さんに向けて作っていく。まだどんな作品になるか僕自身わかっていないが、ちょっと怖かったり不思議だったりするような演劇を楽しく作れたらと思っている」とビデオメッセージを寄せた。

9月からのメインシーズンのタイトルは「某(なにがし)」。長塚芸術監督就任初年度の2021年は「冒(ぼう)」、2022年は「忘(ぼう)」、昨年は「貌(かたち)」と毎年タイトルを定めてきた。長塚は「私たち個人は大小さまざまな形で社会の一部を担っている。しかし社会の側から見たとき、個々の存在は軽んじられてしまったり、一括りにされたり、場合によっては抹消されてしまうことさえある。反対に個人自らが社会の中でその存在を晦ませてしまうこともある。誰でもない誰か、私でもあり、あなたでもあるかもしれない“某”のレンズを通すと何が見えてくるのか」とタイトルに込めた思いを語った。

シーズンの最初に上演されるのは、シェイクスピアの『リア王の悲劇』だ。『リア王』にはクォート版とフォーリオ版という異なる2つの版が存在し、両方の版を合成したものが一般的に知られている『リア王』だが、今回はフォーリオ版での上演となる。翻訳はシェイクスピア研究の第一人者でもある河合祥一郎、演出は先日発表された第31回読売演劇大賞最優秀演出家賞を受賞した藤田俊太郎が担う。藤田はこれが初のシェイクスピア作品の演出となる。長塚は本作の上演について「この作品は、リア王が権力を娘たちに渡してしまい実質的には王でなくなるし、コーデリアは父リア王から絶縁されてしまうし、エドマンドは兄エドガーを裏切りその地位を奪ってしまうし、と劇の冒頭で登場人物の役割が変わって行くところから始まる。役割が変わることでそれぞれの人物たちが本性と向き合うことになるところが面白い。シーズンタイトルに非常にふさわしい作品」と述べた。

藤田は「世界中で愛され、長い時間をかけてたくさんの方が演出してきた作品に挑戦できることを心から幸せに思う。多くのテーマを持っているこの作品の中に、2024年の今に響く真髄を見つけてお客様に手渡していきたい。フォーリオ版にした理由の一つは、女性の価値観や女性の解釈が豊かにできること。理性的に男性に「ノー」を突き付けた女性の姿を描くことで、現代に訴えかけるものがあるのではないかと考えている。演出するにあたり、時代設定を3~5世紀にしている。キリスト教の概念が入る前の男性も女性も様々な価値観を持って生きていた時代なので、現代の私たちに多くのものを与えてくれるのではないか。演劇の喜びにあふれるような作品を作りたい」とビデオメッセージを寄せた。

9月~10月にはKAAT EXHIBITION 2024として、南条嘉毅展『地中の渦』が開催される。KAAT EXHIBITIONはKAATの劇場空間と現代美術の融合による新しい表現を展開する企画で、本企画が第9回目となる。全国各地で風景とその場所性をテーマとしたインスタレーションや絵画作品を展開している美術家の南条嘉毅が、大都市横浜に積み重なった地層に注目し、そこに生きた「某(なにがし)」を感じるインスタレーション作品を展開する。

南条は「今回注目したのは横浜の積み重なった地層で、場所によって地層のできる速度は違うのだが、横浜は150年くらいで1mの地層ができる。ものすごいスピードだが、それだけ人がその場所に関わった濃度があるということなので、そこを読み解いていった。会場となるKAATのエリアを重点的に調査したが、古くは縄文・弥生時代の人々が住み、明治期には外国人居留地として多くの人が行き交う重要な場所だった。本展では横浜の地中に潜って、地層の中に埋もれた時間の蓄積と人々の痕跡をたどりながら、現在私たちが見ている景色や暮らしを再認識できるような作品を計画している」とビデオメッセージを寄せた。

10月中旬には、KAAT×山田うん×池上高志 『まだここ通ってない』(仮) が上演される。振付家・ダンサーの山田うんと、人工生命研究者の池上高志による、コンテンポラリーダンスと先端科学のコラボレーションによるプロジェクトで、2022年から挑戦している人間とサイエンスの関係、アートとサイエンスの関係を探す取り組みの第二弾となる。長塚は「池上さんと話をする中で、どのような公演になるのかと尋ねたら、わからないと言われた。そのときになってみないと研究がどこまでたどり着いているかわからないので、本番直前のギリギリまでが実験であり対話で、本番にも実験と対話という要素が含まれてくるのでは」と語った。

山田は「池上さんとは2022年から作品をいくつか手掛けてきた。AIとかALifeといった人工知能・人工生命というものと、人間の中にどのような関係ができるか、相互作用によってお互いに新しい知性が生まれたり、何か別の糸口が生まれることで新しい時代の中に機能するようなことがないだろうか、と模索している。今回KAATで新たな場を展開して、また一歩先の面白いものを見せられると思う」、池上は「前回、山田うんさんと創作した作品がとても面白く、もっとAIやロボットの可能性を設計できると思い、今回もいろいろ計画している。今回は、日常生活においてAIを使うことで人間の知覚や認識が広がり今まで見えなかったものが見えてくる、ということをテーマにして、新しい表現が作れるのではないかと思っている」とビデオメッセージを寄せた。

11月29日(金)~12月8日(日)は、日英共同制作『品川猿の告白 Confessions of a Shinagawa Monkey ​』が上演される。イギリスの現代演劇を代表する劇団ヴァニシング・ポイントとの国際共同制作による、村上春樹の短編小説をもとにした新作だ。2022年から数回にわたり「カイハツ」プロジェクトの一環として、劇場内のみならずスコットランドでもワークショップやディスカッションを重ねての本公演となる。長塚は「コロナ以降、KAATで初の国際共同プロジェクト。カイハツで時間をかけた今作を楽しみにしてもらいたい」と語った。

本作の脚色・演出を手掛けるマシュー・レントンは「村上春樹の書いた、複雑な筋書きのあるミステリーで、アイデンティティの喪失、私たちが本当は何者であるかといったテーマが描かれている。スコットランドと日本の共同制作で、ユニークで美しく面白い作品を創作したい」とビデオメッセージを寄せた。

12月13日(金)~15日(日)は、KAAT×ケダゴロ×韓国国立現代舞踊団『黙れ、子宮』(仮)が上演される。ダンスカンパニー「ケタゴロ」を主催する下島礼紗が、韓国国立現代舞踊団(KNCDC)に委嘱を受けて2021年11月に発表した『黙れ、子宮』(英題:『Shut Up Womb』)をベースに、2024年度版としてさらに進化させながら再創作し、日韓のダンサーによる国際共同制作の新作として発表する。長塚は「3月に出演者オーディションを行う予定で、まもなく募集を開始する。下島さんの作品は徹底的な肉体の追い込みという特徴がある。使い果たされたボロボロの状態の肉体から生み出される輝きもあって、そこに強く魅かれた」と述べた。

下島は「私には生まれつき子宮がなくて、そのことをいつか作品にしたいと思っていたが、なかなか日本でやろうと思うきっかけがなく、韓国から新作の話をもらったときに「今だな」と思った。同じ文化背景を持っている人同士だとなかなか語れないことも、異文化同士だと赤裸々に話せることがある。韓国で数え年の文化に触れたとき、自分は母親の胎内にいたときに意志があって、子宮を持たずに生まれてくることを選んだ、という感覚に出会うことができた。今回の再創作にあたり、18歳のときに病院で「あなたには睾丸があるかもしれない」と言われたことも盛り込んでリメイクしたいと思っている。自分の身体を通して日本と韓国で感じた経験や感覚を存分に発表できたらと思っている」とビデオメッセージを寄せた。

2025年2月中旬~下旬には、新ロイヤル大衆舎とKAATが2021年の『王将』三部作以来となるタッグを組み『花と龍』を上演する。小説家・火野葦平の躍動感あふれる自伝的長編小説を原作に、齋藤雅文が脚本、長塚圭史が演出、山内圭哉が音楽をそれぞれ担う。明治35年、それぞれ故郷を追われて北九州の若松港に流れてきた男(玉井金五郎)と女(マン)が最下層の荷役労働者となり、度胸と義侠心で人々を束ねていくという、港湾労働の近代化を背景に展開する波乱万丈の物語となっている。長塚は「この小説がほぼ実話だったことに驚いた。火野葦平が金五郎とマンの長男で、アフガニスタンで人道支援を行っていた医師の中村哲さんは火野葦平のおいにあたる。『王将』上演時に、出店を出したり飲み食いしながら観劇するなど賑わいを作りたかったが、コロナ禍でかなわなかった。今回はホールでの上演だが、そういったかつての芝居小屋のような空間を作れないかと考えている」と語った。

メインシーズン最後は、2025年2月~3月に山本卓卓の新作書き下ろし演劇作品を上演する。演出は劇団子供鉅人(2022年解散)などで活躍してきた益山貴司が務める。長塚は「山本さんが2022年に岸田戯曲賞を受賞した『バナナの花は食べられる』から感じられる筆の執念深さには、僕の大好きな作家・三好十郎と通じるものがあると思った。この不穏な時代に主題は「愛と正義」と言い切った山本さんがどのような新作を生み出すのか楽しみ」と語った。

山本は「愛と正義をテーマに書こうと思っている。(自身が代表を務める)範宙遊泳で上演した『バナナの花は食べられる』まで描いてきた「人情」のフェーズが一通り自分の中で達成できたと思い、去年ぐらいから「愛と正義」というフェーズに入って、そのフィルターで世界を読み解いていこうと思っている。(このフェーズでの)愛と正義をテーマにした新作長編としては多分今作が初めてになる。2024年の最新の今というものを、セリフを通して、戯曲を通して、物語を通して、きっちり表現してみたいという欲望に駆られている。いい作品にします」とビデオメッセージを寄せた。

さらに長塚より、12月上旬に開催されるYPAM横浜国際舞台芸術ミーティング2024の公演プログラム主会場となること、公演事業以外の「カイハツ」プロジェクトおよび、街の一部である劇場、街に飛び出す劇場、またあらゆる人々に「ひらかれた」劇場を目指すKAATフレンドシッププログラムの継続、神奈川県に拠点を置く劇団四季のミュージカル『オペラ座の怪人』の上演が4月~8月にあることが紹介された。

質疑応答にて、メインシーズンのタイトル「某」には特にどのような思いがあるのか、と問われた長塚は「匿名性、何者の言葉を自分は語っているのか、ということが「某」という言葉を考え始める一つの焦点だった。目の前で語られているが、それがどの立場で言っている言葉なのかわからない、それは本当にあなたの言葉なのか、という体験があった。「某」という言葉を考えたときに、社会の中に溶け込んで自分の存在を薄めていくことによって何かを発信したり、何かから身を守ったりする人たちもあるという中で、それとは逆に一生懸命暮らしていても光を当てられずにいる人たちもいる、と視点が広がって行った」とタイトルの発想のスタートとなった自身の体験も交えながら語った。

芸術監督として3年目となる長塚圭史が、初年度からスタートした様々な試みを継続していく強い意志を示したことが印象的だった。特に「カイハツ」プロジェクトについては、2024年のプログラムの中では『ライカムで待っとく』と『品川猿の告白』がカイハツから生まれた作品で、その成果は確実に上がっていると言えるだろう。芸術活動は特に、短期間での成果が出にくいものだが、日本のクリエイションの現状としては、一つの作品にあまり時間を多くかけられず、いわゆるコストパフォーマンスが重視される現場がほとんどだ。時間をじっくりとかけてクリエイションの種を蒔き、育てていくという“贅沢”ができるのは公共劇場だからこそであり、時間をかけて熟成させるという意識を日本の舞台芸術界に植え付けていくこともKAATの使命の一つかもしれない。コロナ禍の就任で、1年目・2年目は思うようにいかなかったことも多かったかもしれないが、3年目となる2024年度はより一層、長塚芸術監督の試みの成果が見られる年となることを期待したい。

取材・文=久田絢子

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2024年6月9日(日)~30日(日)PARCO劇場にて、舞台『ウーマン・イン・ブラック』が上演されることが決定した(大阪・北九州・愛知公演あり)。

英国発ゴシック・ホラーの決定版、『ウーマン・イン・ブラック<黒い服の女>』。女流作家スーザン・ヒルの同名小説をもとに、スティーブン・マラトレットの脚色、ロビン・ハーフォードの演出で舞台化されたこの作品は、1987年にスカボローのスティーブン・ジョセフ・シアターで幕を開け、ロンドン、ハマースミスのリリック・シアター、プレイハウス・シアターを経て、1989年6月にはウエストエンドのフォーチュン・シアターで上演を開始、瞬く間にロンドンっ子を恐怖で震え上がらせ、大評判となった。
以降、12の言語に翻訳、世界40余国で上演されており、34年間続いたフォーチュン・シアターでの公演は、昨年2023年3月に惜しまれつつ閉幕したが、今もなお世界の各地で上演され続けている英国発の恐怖劇の傑作だ。

本作は、“恐怖”という感覚を見事にエンターテインメント化した作品である。観客のいない劇場。本来なら何百という人の息が聞こえてきそうなその場所で、たった2人の男、中年の弁護士と若い俳優が、過去に体験した世にも恐ろしい出来事を、劇中劇の形を借りて再現していく。俳優は若き日のキップスを、弁護士は彼が出会った人々演じながら……。
物語が進むにつれ次第に観客は想像力を駆使せざるをえなくなり、同時に、ひたひたと迫ってくる恐怖の予感に出会う。さらに各紙演劇批評の絶大な支持を得た音響効果がそこに追い討ちをかける。そして観客は、断崖から突き落とされた様な恐怖の感覚を体験する。

俳優がその才能を大いに発揮できる脚本であり、さらに、照明、音響、舞台装置がシンプルゆえに非常に有効であるという、演劇ならではの普遍的な面白さがある本作。それが、国境を超え世界40ヵ国あまりで上演される所以でもある。

日本での上演は、1992年、93年(斎藤晴彦/萩原流行)、96年(斎藤晴彦/西島秀俊)、99年、2003年、2008年(斎藤晴彦/上川隆也)、2015年(岡田将生/勝村政信)と回数を重ねてきた。

今回、日本での8度目の上演にあたり、萩原流行、西島秀俊、上川隆也、岡田将生と錚々たる俳優が演じてきたヤング・キップスに挑むのは向井理。舞台や映画、テレビドラマと活躍の場を広げ、最近ではドラマ『パリピ孔明』で諸葛孔明演じ、大きな話題となった。凛とした正当派俳優である向井が、どんなヤング・キップスを演じるのか。
そして、日本初演からオールド・キップスを演じ、ロンドンでの公演(2008年9月)でも絶賛された斎藤晴彦からのバトンを受け取ったのは、演技派、実力派俳優の勝村政信。舞台にしっかりと軸足を置きながら、映画やテレビドラマなどでも幅広く活躍。9年前とはまた違った円熟したオールド・キップスとなるだろう。

(左から)向井理、勝村政信

(左から)向井理、勝村政信

渋谷PARCOの建て替えにより新開場したPARCO劇場(2020年1月開場)での上演は今回が初めてとなり、新たな『ウーマン・イン・ブラック』の歴史を刻む。

【ストーリー】
ヴィクトリア様式の小さな劇場。舞台には特別な装置やセットはなく、ガランとしている。そこへ中年の弁護士キップスと若い俳優が相次いで現われる。キップスには青年時代、家族や友人にも告白できないような呪われた体験があった。以来、その記憶のために悪夢に悩まされ、安らぎのない日々を送っていたのだ。悩みぬいた末、キップスはこの忌まわしい記憶を、家族に打ち明けようとする。あの怪奇な出来事を劇場で語ることによって、悪魔祓いにかえ、呪縛から解放されようというのだ。その手助けに、若い俳優を雇ったのだった。
キップスの告白はひどく長い。そのため、俳優が“若き日のキップス”を、“キップスが出会った人々”をキップスが演じるという上演の形が、俳優から提案される。そして「芝居」は始まった。

若きキップスは、勤務先の弁護士事務所の顧客アリス・ドラブロウ夫人の死から語り始めた。この身寄りのない老婦人は北イングランドの片田舎で亡くなり、その葬儀と遺産整理のためにキップスが現地まで行くことになったのだ。夫人は地元の町クリシン・ギフォードの誰とも交流を持たずに、ナイン・ライン・ライフコーズウェイの先、イール・マーシュの館で暮らしていた。そこは潮が引いた時にしか行き来のできない孤立した場所だ。クリシン・ギフォードの人々は、キップスがドラブロウ夫人の名前を出す度に、表情を凍りつかせ不審な態度をとるのだった。彼女の葬儀に参列し、その後で館を訪れた彼は、そこで人々の態度を理解することになった。
彼は見たのだ。葬儀の教会と、そして無人の館の裏で。いるはずのない黒い服の女を。

中年のキップスは、録音技術による効果音にも助けられ、勢いを得て俳優との過去の再現に熱中していく。

恐怖の体験から一夜置いた若きキップスは、町で事情を知るはずの人々に、自分の見た女が誰か、ドラブロウ夫人とその館にまつわる因縁が一体どんなものかを問いただそうとするが真実は闇の中だ。それでもキップスは再び館に戻り、自分の仕事を果たそうとする。
再び館で迎えた夜。彼がそこで体験した出来事。その後の彼を襲う、さらに恐ろしい悲劇。

キップスの記憶が再現されるにつれ、劇場でも、奇妙な変化が起きていた……。

向井理 コメント

2人芝居ということでプレッシャーを感じていますが、あまり意識しすぎず楽しんで演じたいと思っています。勝村さんとは共通の趣味もあり共演本数以上に仲良くさせていただいています。何でも相談でき、何でも受け止めてくださる方なので稽古も楽しく重ねていけると思います。文化を発信し続ける街、PARCO劇場で上演されることにも意義を感じています。劇中劇という形式なので、お客様は観客であり出演者でもあります。その境目を感じないような瞬間がたくさんありますので、是非一体感を楽しんでいただきたいです。劇場でお待ちしております。

勝村政信 コメント

演劇界の宝とも言える戯曲が再演されることになりました。日本でもたくさんの方が、この作品にかかわり、バトンをつないで来ました。幸運にもそのバトンを、今回向井理さんと僕が、受け継ぐことになりました。この芝居は世界一恐ろしい舞台でありながら、とても楽しい舞台です。世界でも類を見ない、ロングランを続けた作品です。演出のロビンさんの、大胆で緻密な魔法を、皆様、是非劇場に足を運んで、目撃してください。生涯忘れることができなくなるでしょう。

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