SEKAI NO OWARI、ニューアルバム『scent of memory』収録「tears」のミュージックビデオを全編公開

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SEKAI NO OWARIが2021年7月21日に発売するニューアルバム『scent of memory』に収録される新曲「tears」のミュージックビデオが本日解禁された。

今作も監督は「umbrella」「silent」「バードマン」に引き続き、SEKAI NO OWARIのミュージックビデオ4作目となる池田大が担当。スタジオに列車を再現した大掛かりな撮影となっており、歌詞にある“列車”の中で歌うFukaseの姿や、暗闇を灯す灯篭に囲まれ演奏を披露するSEKAI NO OWARIのバンドショットなど、楽曲の世界観が詰め込まれた見どころ満載のミュージックビデオとなっている。

また、「tears」はSEKAI NO OWARI初の大型展覧会「ザ シークレット ハウス(THE SECRET HOUSE)」のテーマソングにもなっている。

「ザ シークレット ハウス」は、SEKAI NO OWARIのヒストリーを振り返る体験型展覧会。これまでの音楽活動にゆかりのある様々なアイテムが集結することは明らかにされているが、詳細は“秘密”となっていて、会場も東京23区内ということまでしか公表されていない。

尚、「tears」はニューアルバム『scent of memory』からの先行配信シングルとして、本日7月2日(金)より配信中。「tears」が収録される、オリジナル・アルバム『scent of memory』は、バンド初の試みとなる香りがコンセプトのアルバムとなっており、1万セット限定販売となるキャンドル盤には、SEKAI NO OWARIプロデュースの缶入りアロマキャンドル12個ボックスセットが豪華特典として付属。

12種類のアロマキャンドルはアルバムに収録される12曲をイメージした香りとなっており、そのキャンドルのイメージ画像も公開されている。

『scent of memory』のリリースが近づく中、続々と新しい情報を公開していく。

「tears」Music Video

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一発撮りのパフォーマンスを鮮明に切り取るYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」。その第132回に声優・アーティストとして活躍し、ユニット「TrySail」にも所属する雨宮天が初登場することが発表された。

TVアニメ『理系が恋に落ちたので証明してみた。』のオープニングテーマとして起用された「PARADOX」を選曲。ピアノとカルテットの特別なアレンジにて一発撮りに挑戦している。

雨宮天 – PARADOX / THE FIRST TAKE

合わせて雨宮天からのコメントも到着している。

<雨宮天コメント>
表現力、歌唱力の素晴らしいアーティストの皆さんが出演されている中で、決して歌が得意なわけでもない私が出るなんてどうしよう…!と泣きそうなほど不安になったのですが、声優として、作品からキャラクターから得てきた表現を精一杯込めようと思いました。
収録を終えた今は、このような機会をいただけて自分はなんて幸せなんだろうと感じています。
もし、私の回をきっかけに声優やアニメに興味を持っていただける方がいたら最高に嬉しいです…!

「THE FIRST TAKE」は、高画質で4Kにも対応した圧倒的なクオリティを楽しめ、一昨年にローンチしてからチャンネル登録者が463万人(※7/2時点)を突破、さらに動画総再生数が12億回を突破するなど、公開する動画がSNSでも話題になっている。

本日22:00よりYouTube上にてプレミア公開される。ファンならば視聴予約をしてみて確認しておきたい。

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ニューアルバム『新しい果実』をリリースし、現在2年ぶりの全国ツアーを開催中のGRAPEVINEが、追加公演を行うことを発表した。

今回新たに加わった公演は、9月7日(火)札幌ペニーレーン24、9月18日(土)・19(日)東京・恵比寿ザ・ガーデンホール、そして9月24日(金)大阪城音楽堂(大阪城野音)の3会場4公演。

ツアー最終日となる大阪城野音は唯一の野外公演となる。『新しい果実』は、従来のリスナーを超え、新たなファン層を獲得してきたが、ロックバンドとしてのGRAPEVINEの本領はライブでこそ発揮される。今回の追加公演で、あらためてその模様を体験してほしい。

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※ライブの性質上、大阪公演に参加予定の方は以下のテキストを読む際にご注意ください。


BRAHMAN tour 2021-SLOW DANCE-  2021.6.28 Zepp Haneda

今日、とんでもないモノを観た。6月28日、Zepp Haneda、『BRAHMAN tour 2021-SLOW DANCE-』。バンド史上初、スローナンバーのみを中心にやり切った前代未聞のライブ。それはBRAHMANの持つ無尽蔵のエナジーと、結成25年を超えてなお燃えたぎるバイタリティを知らしめる、想像を超えるライブ体験だった。

1曲目から、度肝を抜かれる。アルバム『ANTINOMY』収録、全編アイヌ語による異色の名曲「KAMUY-PIRMA」だ。祝詞のような、わらべ歌のような、素朴なあたたかみあるメロディと、ゆったりとした三拍子。もやがかかった薄い紗幕の向こうで演奏する、バンドのシルエットが強烈な逆光に浮かび上がる。仏像の光背のような、山頂で見られるブロッケン現象のような、幻想的な光景。

そのまま紗幕の内側で4曲を歌う、大胆な演出も驚きだ。「FIBS IN THE HAND」から「空谷の跫音」へ、スローテンポの内側に激しい爆発力を秘めた、凄みある曲が続く。紗幕の上では白、青、赤と徐々に光が移り変わり、非日常の視覚を刺激する。圧巻は「終夜」で、スローだからと言って容赦しないRONZIの野生味溢れるドラミングを中心に、緩急自在の演奏でぐんぐん加速。TOSHI-LOWが渾身のシャウトで吼える。オーディエンスは、BRAHMANのライブではかつてないフロアに椅子を並べた異様な状況に慣れる暇もなく、食い入るようにステージを見守る。スローでもロック、スローでもBRAHMAN。魂の震えに変わりはない。

ここでお馴染みの登場SE「molihta,majcho i molih」が大音量で流れ出す、変則的な構成にまたも驚く。しかし本当の驚きはその次、「霹靂」だ。正面の紗幕いっぱいに降りしきる雨の映像が、精巧な3D効果のおかげで手に取るように、しぶきを感じられるほどにリアルに見える。そして黒雲、一瞬の稲光を合図に紗幕が一気に取り払われ、生身のバンドが姿を現す瞬間に、自然発生的に沸き上がった拍手の波。光と映像と音と拍手が完璧なシンクロを見せる、最高のライブ演出だ。

曲は「FROM MY WINDOW」から「BYWAY」へ。明るい広がりとあたたかみを感じる曲が続くが、RONZIとMAKOTOの骨太リズム隊による手加減抜きのパワープレーのおかげで、甘さや緩さは1ミリもなし。「PLASTIC SMILE」も陽性のグルーヴを持つ曲だが、背後のスクリーンに映されるバンドの過去のライブ写真があまりに激しく荒々しく迫ってきて、ただゆっくりと聴き飛ばすことを許さない。さらに、続けて演奏したのはまったくの未発表新曲(タイトル未定)で、いつになく優しくメロウなKOHKIのギターが強く印象に残る、柔らかい三拍子の1曲。意味などないほどに、走り抜けていたいだけ。まぎれもなくバンドの「今」を映し出す、聴き心地良さの内側に強い決意を込めた1曲。

明るさと激しさの中でKOHKIの無骨なアルペジオが映える「ONENESS」を経て、またもこの日何度目かのピークがやってきた。曲は「ナミノウタゲ」だ。何といっても驚いたのは、歌のバックで流された、「ナミノウタゲ」のミュージックビデオとまったく同じ場所を再訪し、地元の漁師たちをフィーチャーした新しい映像。たくましく生きるその姿とTOSHI-LOWの力強い歌声とがあいまって、想定外の深い感動が胸から目へとこみ上げてくるのをどうにも止められない。今日のTOSHI-LOWは絶好調で、続く「今夜」でもパワー、気持ち、音程、すべてにパーフェクトな歌を聴かせる。BRAHMANの過去の歌が古びない大きな理由の一つは、TOSHI-LOWの歌が進化し続けているからだ。それはいつも、今日初めて聴く歌のように新鮮な装いで、目の前に現れる。

しなやかで素朴なメロディを持つ「PLACEBO」を経て、いよいよクライマックスが近づいてきた。もう何度も何度も聴いたはずなのに、今日聴く「満月の夕」がいつも最高に思えるのはどうしてだろう。感情を揺さぶられる大きな出来事や事件が世の中に起こるたび、すべてを飲み込みさらに大きな意味を持ってゆく稀代の名曲。解き放て、いのちで笑え。そんな、コロナ禍で聴く「満月の夕」がこれまでで最高にエモーショナルな1曲ならば、「鼎の問」もまたしかり。目の前の何度目の、祈りを超えて何度でも。何かが起こるたびに問いかけは繰り返され、答えはいつも風に舞っている。問いかけの歌は決して古びない。BRAHMANは古びない。

再び引かれた紗幕の上に、外出自粛でさびれた街が映し出される。ライブハウスの苦しみが映し出される。そして、それでも歌い続けるバンドの姿が映し出される。言葉はいらない、ちゃんと伝わっている。手拍子も何もないが、おそらくこれがアンコールなのだろう。紗幕の向こうでバンドが静かに演奏を始め、徐々にテンポが上がり、最高速に達したところでTOSHI-LOWが吼え始めた。曲は新曲「SLOW DANCE」だ。タイトルとは裏腹に、今日のライブのテーマとも真逆に、しゃにむに疾走してゆくツービートの激烈ロックチューン。紗幕に次々と映し出されては消える、歌詞のタイポグラフィが鋭く目を射抜く。風の街。消えた賑わい。重さのない命。2021年の今、BRAHMANが歌わなければいけない曲。静かに踊れ、激しくSLOW DANCE。

すべての音が消え、灯りがともり、ふっと我に返るまでに何秒かかっただろう。歌、演奏、照明、映像、曲順、すべてにおいて練りに練ったであろう、渾身のメッセージライブ。TOSHI-LOWは一言も発しなかったが、それ以上に雄弁な歌と音楽。今日、とんでもないモノを観た。俺たちはこれをやった、お前はこれから何をやるのか?と、強烈な問いを突き付けられた。パンク/ハードコアのスピリットを持ったままここまで進化した、BRAHMANの歌にどつかれた。忘れられない、忘れちゃいけないライブになった。

取材・文=宮本英夫 撮影=Tsukasa Miyoshi (Showcase)

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日食なつこが、8月11日(水)に発売を控える3rd Full Album『アンチ・フリーズ』のリリース記念ツアー『ドリップ・アンチ・フリーズ Tour』の開催を発表した。
 
本ツアーはニューアルバム発売日当日、東京Cafe BOHEMIA(渋谷)を皮切りにカフェ・ライブハウス混合の全国18会場で開催し、ツアーファイナルは横浜1000CLUBにて行われる予定。コロナ禍で一度白紙となっていたライブ活動の再スタートを告げて回り、中には初ライブとなる地域も含まれるとのこと。

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2021年7月3日(土)新橋演舞場にて、『おあきと春団治~お姉ちゃんにまかしとき~』が開幕する。この度、初日前会見・通し舞台稽古が開催され、オフィシャルレポートと写真が届いたので紹介する。

本公演は、上方落語の爆笑王の異名をとった桂春団治とその春団治の破天荒な人生を支えた姉・おあきの世にも不思議な縁の物語を、明治、大正、の大阪情緒を背景に描いた作品。おあきを演じる藤山直美をはじめ、西川忠志、田村亮、金子昇、大津嶺子、いま寛大、そして特別出演として西川きよしと豪華キャストが出演する。

初日前会見には、藤山直美、西川忠志、金子昇、田村亮、西川きよしが登壇し、挨拶を行った。

藤山:本日はお越しいただきまして誠にありがとうございます。明日、初日迎えさせていだきます。全国が大変な状況ですが、劇場に足を運んでくださる方がいらっしゃいましたら、完全な感染症対策で皆さまをお迎えさせていただきます。来ていただけたら嬉しいですし、喜んで帰ってい いただけると確信しております。

藤山直美

藤山直美

西川忠志:本日はありがとうございます。吉本新喜劇の西川忠志でございます。この度は、初代、春団治役を演じさせていただきます。通常は男女間の恋愛を軸に描かれている作品ですが、今回は姉弟愛を軸に描かれた新作でございます。おあき役を演じる藤山直美さんのお力をお借りしながら、楽しく、切なく演じて参ります。
そして!! 本日、私の父、西川きよしは75歳を迎えました!! 今日から、後期高齢者でございます。しかし、父が元気でこうして一緒に仕事をさせていただきますこと、新橋演舞場の舞台に立たせていただきますこと、本当に有難く思います。今まで支え、応援してくださった皆さまに心より感謝申し上げます。今回、父は新橋演舞場初舞台でございます。75歳になっても“初”というお仕事ができる父を誇らしく思います。精一杯勤めて参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

西川忠志

西川忠志

金子:藤山直美さん演じるおあきに一目惚れをし、恋焦がれる、サーベル役を演じさせていただきます、金子昇と申します。本来ならば、5月に大阪松竹座で幕を開け、7月に新橋演舞場で上演する段取りだったのですが、このご時勢で大阪公演は中止となってしまいました。明日ようやく初日を迎えようやく初日を迎えられるられることが本当に幸せことが本当に幸せです。感染症対策に万全を尽くしておりますので劇場に足を運んでいただければと思います。大笑いし、大泣きできる作品になっておりますので、是非お越しください。

金子昇

金子昇

田村:2代目桂文枝を演じさせていただきます田村亮です。私は去年の3月に大阪で舞台をやる予定だったのですが、あと3日で初日を迎えるという時に中止になりました。それ以来、予定していた舞台やテレビも中止と延期の繰り返しで、ずっと自粛の生活をしておりました。今こうして皆さまと一緒にいられることが 幸せでございます。一人でも多くの方に来ていただいて、芝居の面白さ、楽しさを早く思い出していただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

田村亮

田村亮

西川きよし:おはようございます。本日はお足元の悪い中、お越しいただきましてありがとうございます。今日から75歳後期高齢者ですが、 私はほんとうに元気です。誕生日という日に新橋演舞場の舞台に立てるということが最高のプレゼントです。初心に帰り『おあきと春団治』一生懸命勉強させていただきます。藤山直美さん、田村のお兄さん(田村亮)にも日々色んなことをご指導いただいております。頑張りますので、最後までどうぞよろしくお願いいたします。

西川きよし

西川きよし

挨拶の後、質疑応答が行われた。

ーー春団治の芝居には数多くご出演なさっていますが、今回が初の姉のおあき役ということで、お気持ちをお聞かせください。

藤山:今までは役柄で春団治という人物と恋愛もしてきましたし、えらい目にあわされてきましたが、今回 は姉のおあき役ということで、春団治に対してのものの見方、視野、周りに対しての思いやりが変わってきますので、難しいなと思います。忠志さんが演じる春団治が命がけで頑張ってくれてますので、なんとか支えていければと思っております。母親が亡くなって姉弟で苦労して生きてきた役なんですが、そういう時、役者は母親の顔を思い浮かべるんですよね。でも、どうしても西川ヘレンさんの顔が出てくるんですよね(笑)。心を引き締めて頑張って参ります。

ーー今回お父さまと共演されますが、西川忠志さんはどのような思いですか。

西川忠志:先程も申しましたように父が75歳になりまして、藤山直美さんから「現役で舞台に立つお父さまと、一緒にお仕事ができることは本当に素晴らしいことだし、私は羨ましい。この時間を大切にしなさい 」というお言葉を頂戴いたしました。このように一緒に舞台に立たせていただけることに感謝しております。

そして桂春団治の役ですけれども、この方は芸は一流ですけれども、破天荒な私生活を送っているという部分で、父と色々重なる部分がございます。そのような父の姿を見てきましたので、今回は東京公演ということで母と1か月離れますが、もし万が一のことがあってはいけないので、目を光らせていたいと思います。今回、桂春団治の浮気相手の方が訪ねてくるシーンがあるんですが、その逆バージョンで、母が父の浮気相手の家に乗り込んだという実話がございますので、それを参考に演技させていただきます(笑)。

『おあきと春団治~お姉ちゃんにまかしとき~』舞台写真 (右)西川忠志 /(C)松竹

『おあきと春団治~お姉ちゃんにまかしとき~』舞台写真 (右)西川忠志 /(C)松竹

西川きよし:今日は僕をいじめる会ということですか?(笑)
僕は忙しい毎日でしたから、あまり子供たちと接する機会がなかったのですが、息子(忠志)は本当に愚直で真面目な男です。
今日、75歳の誕生日を迎えましたが、本当に藤山直美さんには良い誕生日プレゼントをいただきました。約 1か月、千穐楽までどうぞよろしくお願いいたします。

ーー春団治の魅力はどのあたりにありますか?

藤山:とてもチャーミングな方なんでしょうね。どうしても嫌いになりきれないところがあると言いますか 。実際の写真を見せていただいたのですが、特別二枚目というわけではなく、それでも女性にはすごくモテたということですから、人間味があって、可愛らしくて、少年のようで、男気もあって、そうゆう母性をくすぐるところがたくさん あったんでしょうね。でも私は苦手です!! 私も父からえらい目にあってますから、ねえ? 忠志くんも!! もうそういう人は父だけで結構です(笑)。

ーー藤山直美さんと西川きよしさんは今回舞台初共演ということですが稽古を通していかがでしょうか?

西川きよし:私は藤山直美さんのお父さまに本当にお世話になりまして、楽屋に呼ばれてお食事を食べながら、たくさんの芸事のお話を聞かせていただきました。お嬢さんの藤山直美さんとは、セリフ合わせから、立ち稽古、舞台稽古を一緒に行って、いよいよ明日、初日を迎えるわけですけれども、たくさんの場面に登場するのにも関わらずスーパーコンピューターのようにお芝居の整理整頓ができる方だなと思います。

『おあきと春団治~お姉ちゃんにまかしとき~』舞台写真 西川きよし /(C)松竹

『おあきと春団治~お姉ちゃんにまかしとき~』舞台写真 西川きよし /(C)松竹

藤山:西川きよしさんは生きていらっしゃる歴史上人物です。劇中に「伝統があるさかい、今があるんや 」という田村亮さんの台詞があるんですが、ほんとうにその通りだと思います。 西川きよしさんから、富士山のように色々と活躍の幅を広げた芸人さんが増えたんですから。ですからやっぱり、やすしきよしと言ったら歴史上の人物になりますよね。 ご一緒できることが本当に嬉しく思っております。そしてまた、父とも仲良くしていただいたことも感謝いたします。

ーー今回の作品の姉弟の絆を描いた作品ですが、ご自身にとってどのようなどんな存在ですか。

藤山:私は女姉妹ばかりですが、歳を取った今でも女姉妹で良かったなと思います。母が95歳になった今 、つくづくそう思います。

『おあきと春団治~お姉ちゃんにまかしとき~』舞台写真 藤山直美 /(C)松竹

『おあきと春団治~お姉ちゃんにまかしとき~』舞台写真 藤山直美 /(C)松竹

西川きよし:核家族と呼ばれている時代ですが、親子関係、兄弟関係を考え直さなければいけないなと思っ ている方がいれば、この舞台を観て、笑ったり泣いたりしていただければ幸いです。

田村:私は男の4人兄弟になるんですが、男同士というのは連絡を頻繁に取ったりはしないんですよね。お正月に会うぐらいで、その程度でございまして。なんやかんや思い出すことと言えば、子供の時に遊んで もらったことです。兄貴(田村正和)が亡くなって3か月になりますが、普段連絡も取っていなかったわけですから、最近兄貴の声を聞いていないなと思って、でもそうか、もういないんだと、そのような思いです 。子供の時は有難みなんてなかったですけど、今思うと、小さい小学生の僕を相手によく遊んでくれたなと 記憶が蘇ってきます。

『おあきと春団治~お姉ちゃんにまかしとき~』舞台写真 田村亮 /(C)松竹

『おあきと春団治~お姉ちゃんにまかしとき~』舞台写真 田村亮 /(C)松竹

ーーお客様へのメッセージ

藤山:もし舞台を見ていただけましたら、きっと心が爽やかに、また、悲しく、面白く、たくさんのお土産を持って帰っていただけると思います。 どうぞよろしくお願いいたします。

西川忠志:今まで数々の役者さんが演じて参りました初代桂春団治のお話ですが、今回新作として、こんな 側面があるんだとお客様に感じていただければ幸いです。感染症対策万全にて、皆さまのご来場、心よりお待ち申し上げております。

金子:1か月間、稽古をして参りまして、私は稽古場で毎日大笑いしておりました。何回来ても楽しめる 作品となっております。ぜひ、劇場にお越しください。

『おあきと春団治~お姉ちゃんにまかしとき~』舞台写真 金子昇 /(C)松竹

『おあきと春団治~お姉ちゃんにまかしとき~』舞台写真 金子昇 /(C)松竹

田村:劇場にお越しいただきまして、早くお芝居の楽しさ面白さをもう一度思い出していただければと思います。おおいに笑っていただける自身がありますので、このお芝居、ぜひ観に来てください。

西川きよし:いよいよ明日、初日を迎えます。日々の生活の中で不安な気持ち、寂しい気持ち色々あるかと 思いますが、新橋演舞場に来ていただいて笑っていただければと思います。ぜひご来場ください。

『おあきと春団治~お姉ちゃんにまかしとき~』舞台写真 (左から)西川きよし、西川忠志、藤山直美 /(C)松竹

『おあきと春団治~お姉ちゃんにまかしとき~』舞台写真 (左から)西川きよし、西川忠志、藤山直美 /(C)松竹

なお、『おあきと春団治~お姉ちゃんにまかしとき~』は、7月3日(土)から26日(月)まで新橋演舞場で上演される。

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2021年10月に上演される「バクマン。」THE STAGEのキャラクタービジュアルが解禁された。

本作は「週刊少年ジャンプ」で連載されていた、大場つぐみ・小畑健による大人気マンガ『バクマン。』を鈴木拡樹・荒牧慶彦W主演で舞台化する。

真城最高役:鈴木拡樹 (C)大場つぐみ・小畑健/集英社・「バクマン。」THE STAGE製作委員会

真城最高役:鈴木拡樹 (C)大場つぐみ・小畑健/集英社・「バクマン。」THE STAGE製作委員会

高木秋人役:荒牧慶彦 (C)大場つぐみ・小畑健/集英社・「バクマン。」THE STAGE製作委員会

高木秋人役:荒牧慶彦 (C)大場つぐみ・小畑健/集英社・「バクマン。」THE STAGE製作委員会

新妻エイジ役:橋本祥平 (C)大場つぐみ・小畑健/集英社・「バクマン。」THE STAGE製作委員会

新妻エイジ役:橋本祥平 (C)大場つぐみ・小畑健/集英社・「バクマン。」THE STAGE製作委員会

福田真太役:オレノグラフィティ (C)大場つぐみ・小畑健/集英社・「バクマン。」THE STAGE製作委員会

福田真太役:オレノグラフィティ (C)大場つぐみ・小畑健/集英社・「バクマン。」THE STAGE製作委員会

平丸一也役:福澤 侑 (C)大場つぐみ・小畑健/集英社・「バクマン。」THE STAGE製作委員会

平丸一也役:福澤 侑 (C)大場つぐみ・小畑健/集英社・「バクマン。」THE STAGE製作委員会

中井巧朗役:村上大樹 (C)大場つぐみ・小畑健/集英社・「バクマン。」THE STAGE製作委員会

中井巧朗役:村上大樹 (C)大場つぐみ・小畑健/集英社・「バクマン。」THE STAGE製作委員会

佐々木 尚役:唐橋 充 (C)大場つぐみ・小畑健/集英社・「バクマン。」THE STAGE製作委員会

佐々木 尚役:唐橋 充 (C)大場つぐみ・小畑健/集英社・「バクマン。」THE STAGE製作委員会

服部 哲役:長谷川朝晴 (C)大場つぐみ・小畑健/集英社・「バクマン。」THE STAGE製作委員会

服部 哲役:長谷川朝晴 (C)大場つぐみ・小畑健/集英社・「バクマン。」THE STAGE製作委員会

川口たろう役:片桐 仁 (C)大場つぐみ・小畑健/集英社・「バクマン。」THE STAGE製作委員会

川口たろう役:片桐 仁 (C)大場つぐみ・小畑健/集英社・「バクマン。」THE STAGE製作委員会

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「こまつ座第135回『日本人のへそ』作・井上ひさし 演出・栗山⺠也」が2021年7月17日(土)21:00からWOWOWで放送される。放送を前に、井上芳雄×朝海ひかるのインタビューが到着した。

2021年3月〜4月にかけて全国5カ所で公演されたこまつ座135回公演『日本人のへそ』。本作は、好きなものをこの一作にすべて注ぎ込んだ、井上ひさしの劇作の原点。井上は1969年に『日本人のへそ』で演劇界へ本格的にデビューした。今回、東北へのオマージュを込め、10年ぶりに上演された。

左から、小池栄子、井上芳雄

左から、小池栄子、井上芳雄

出演するのは、井上芳雄、小池栄子、朝海ひかる、山⻄惇ら豪華キャスト。息をもつかせぬスピード感で疾走する、まるでおもちゃ箱をひっくり返したような、エネルギッシュなこの音楽劇を、大胆かつ巧緻に演出するのは⻤才、栗山⺠也。1980年に演出家デビューし、1996年に紀伊國屋演劇賞、読売演劇⼤賞最優秀演出家賞、芸術選奨新⼈賞を受賞。以降、栗⼭は同作をはじめ、『きらめく星座』『太鼓たたいて笛ふいて』『組曲虐殺』など井上作品を演出し、注目を集めた。今回、東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAでの公演が放送となる。

<ストーリー>
 吃⾳患者の治療をするために、東北の岩⼿から出てきて裸⼀貫でのし上がっていくヘレン天津というストリッパーの半⽣を、吃⾳患者たちが劇中劇で演じ始める。そして物語はそこで終わることなく、ラストスパートへ向けて急加速で発展していく⼈間模様の⽣々しさはストリッパー、ヘレン天津の怒涛の⼈⽣そのものだった。

井上芳雄×朝海ひかる インタビュー

朝海ひかる、井上芳雄

朝海ひかる、井上芳雄

――お互いについて、芝居への目覚めについて

井上:僕はルドルフを演じていないとここにいないですからね、いろんな意味で。朝海さんとはルドルフ繋がりですね。

朝海:そういうご縁があるよね。

井上:今やっているのは主にお芝居じゃないですか。その時から考えたら今みたいにお芝居するなんて考えられなかったですか?

朝海:考えられなかった。私は、『エリザベート』のルドルフを演じてから「舞台って楽しい」って思いました。

井上:結構遅めじゃないですか?

朝海:それまでは踊れたらいいやって。後ろで楽しく踊ったり歌ったりするのが好きでした。ルドルフがきっかけでお芝居に目覚めた。

井上:「こまつ座」に出る自分は?

朝海:全然考えられない。

井上:お芝居が好きなタカラジェンヌだと思ってました。

朝海:違う違う。でもそこ(『エリザベート』)から、お芝居で人の人生を生きるってなんて楽しいんだろうって思って。その後雪組に組み替えをして、その時“お芝居の雪組”と呼ばれてたので。雪組で、いろいろ勉強させてもらって、どんどんお芝居が好きになって。

井上:面白いですね。それで今ここに行き着いてるってわけですもんね。

朝海:芳雄くんは、ミュージカルでしょ?

井上:僕は、セリフとかいらないと思ってましたもん。あんまり長いセリフとかもらっても困っちゃうと思ってたんです。

朝海:なにがきっかけでお芝居やり始めたの?

井上:僕は「こまつ座」がもともと好きだったんですよ。観るのが好きで。でもやっぱり出たいなと思って、出るためには芝居しないといけないから。それで栗山さんにも教えてもらって。僕もこんなにお芝居をやるようになるとは全然思わなかったです。

左から、小池栄子、井上芳雄

左から、小池栄子、井上芳雄

――舞台裏について

朝海:膝がボロボロですよ。

井上:女性陣は本当に大変ですよね。ヒールも履いているし。着替えが多いですよね。朝海さんの方が僕より断然多い。

朝海:この間数えたら、上から着ている物とか羽織る物を全部数えると、1幕で12回くらい衣装変えてるかな。

井上:着替えるだけで疲れますよね。

朝海:そうだね、髪の毛とかもカツラを全部替えるので、それに女性はお化粧も変えているので。

井上:そっか。1幕全然止まってないですか?

朝海:止まってない。クリーニング娘の前はちょっと時間があるけど、そこだけ。あとはずっと走り回ってる。

井上:一瞬でばって脱いで、ぱって戻るとこありますよね。

朝海:芳雄くんの役は早着替えある?

井上:僕はあんまり、早替えっていうのはないんですよ。だからそんな大変じゃないんですけど。靴下を袖で脱いだり履いたりしているのが、後半疲れてきてね。座らないと靴下が履けなくなっちゃう。

朝海:どんだけ足腰弱いの(笑)

井上:傾斜っていうのが足腰きますね。

朝海:今回の八百屋舞台(傾斜がついた舞台)は普通の倍ぐらいに角度がある感じがします。そこで、踊ったり歌ったり転がったり皆さんしてるので。

井上:あんまり後ろに行きたくないですもんね。ただ歩いてるように見えて、登ってるわけだから。ものすごく考え抜かれたセットと演出ですよね。

朝海:稽古場の最初に栗山さんがが「いいセットだろう」ってすごいおっしゃていて。やっぱり考え抜かれたセットですね。

左から、朝海ひかる、小池栄子

左から、朝海ひかる、小池栄子

――10年前(2011年)の舞台について

井上:10年前のご覧になっているんですか?

朝海:はい。

井上:僕も観てます。どんな印象でした?

朝海:萬長(辻萬長)さんが駅名を言っていくのが、すごい印象に残ってて。私仙台出身なので、仙台とかその辺りの駅名になじみがあるし、自分も降り立ったことある駅とか言ってくれるから、すごいゾクゾクして。

井上:うらやましい。福岡の駅も言って欲しい。

朝海:だから自分でもシュッシュポッポやってても、今あの辺だとか、すごいよくわかるの。

井上:山西(山西惇)さんも覚える時、本当は全部の駅に行こうと思ったんですって。でもコロナ禍で行けなかったから、グーグルでみてイメージしながら覚えたって言ってました。

朝海:そうなんだ。そのイメージが強いからちゃんと間違わないででてくるんですね。

井上:染み付いてますもんね

朝海:間違えたことないですもんね。稽古場から一回も。芳雄くんは最初に観た時は?

井上:最後は「なんじゃこりゃ」って思った記憶がすごくて、なんかすごいものみちゃったっていう印象でした。

左から、小池栄子、井上芳雄

左から、小池栄子、井上芳雄

――台本を最初に読んだ印象

朝海:改めて台本読むと、「あー!」って思うよね。言葉一個ずつ咀嚼(そしゃく)すると

井上:ちゃんとわかってくると、さらにすごい作品なんだなっていうのがわかる。いろんなものが詰め込まれて、1回観たくらいじゃ全てはわからないですよね。

朝海: 一個ずつのセリフの中にいろんな意味が入っていたりするから。

井上:全部わからなくても楽しめる作品でしょうし、わかったらわかったでハマる作品だと思いましたね。

朝海:改めて読んだ時はどう思いました? 

井上:大変そうだな、とは思いましたね。いろんな役柄をやるし。やったことないタイプの役も多いし、「こまつ座」に出るって、お芝居とか演劇の根本に戻るというか。朝海さんは?

朝海:やっぱり井上先生の戯曲を、声に出して自分たちがセリフとして誕生させる時って何か特別な思いがする。

井上:責任もありますしね。

朝海:先生がこれを書かれた時の思いとか。栗山さんが「きっとこの一言だけで1週間ぐらい考えたよ」とかおっしゃるんですが、そうなんだと思うと、一言一言の重みがね。言葉への向き合い方を改めて考えさせられると言うか。

井上:「こまつ座」ならではの意気込みもありますよね。

朝海:何が本当で何が嘘かわからないって言うのがこのお芝居の一つのテーマになっているので、どのセリフをとっても表と裏があると思うと楽しい。

左から、山﨑薫、大内唯、山西惇、木戸大聖、前田一世、藤谷理子、井上芳雄、朝海ひかる、岩男海史、小池栄子、土屋佑壱、久保酎吉、安福毅

左から、山﨑薫、大内唯、山西惇、木戸大聖、前田一世、藤谷理子、井上芳雄、朝海ひかる、岩男海史、小池栄子、土屋佑壱、久保酎吉、安福毅

写真=宮川舞子

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2021年6月24日(木)、JR東日本四季劇場[春]にて開幕した劇団四季の最新ミュージカル『アナと雪の女王』。同名のディズニーアニメーション映画(2014年日本公開)を基に製作されたミュージカル版は、2018年のブロードウェイ初演以来、多くの都市で”アナ雪旋風”を巻き起こしてきた。

レビューを綴るにあたり、アニメーション映画版が日本での興行収入・255億円を超える大ヒット&社会現象となったことも踏まえ、一部ストーリーラインに踏み込んだものになることを先に記しておきたい(もちろん、劇中で起こるさまざまな”魔法”については秘密にするという前提で)。

<物語>
アレンデールの幼い王女、エルサとアナは仲の良い姉妹。が、ある時エルサは雪や氷を操る自身の魔法で妹・アナを傷つけてしまう。王と王妃はエルサが魔法をコントロールできる方法を知ろうと船旅に出るが事故で帰らぬ人に。心を閉ざして部屋に閉じこもったままのエルサと姉の心を開こうとするアナ。いつしか時は過ぎ、エルサが女王となる戴冠式の日がやってきた。

さまざまな国から祝いの使者が訪れる中、サザンアイルズのハンス王子と出会ったアナは一気に王子と意気投合。ふたりは結婚の承諾を得ようとするが、エルサは妹の身を案じ申し出を拒否。言い争いの中で感情を抑えられなくなったエルサはふたたび強い氷の魔法を放ってしまう。その様子を見て怪物と騒ぐ人々。エルサは城を逃げ出し、氷の山へとひとり向かう。それを追うアナと山男のクリストフ、トナカイのスヴェン、そして姉妹が幼い頃に作った雪だるまのオラフ。雪と氷の中で自身の力を解き放ち、自由に生きると宣言するエルサだったが、姉妹はふたたび、心を通わせることができるのかーー。

劇団四季『アナと雪の女王』【撮影:阿部章仁、(C)Disney】

劇団四季『アナと雪の女王』【撮影:阿部章仁、(C)Disney】

エルサ役の岡本瑞恵は妹への強い想いや国民への責任、自らのアイデンティティのはざまで葛藤する女性像を時に力強く、そして繊細に魅せる。本作の見どころのひとつ「ありのままで」の歌唱で、すべての抑圧を自身で解き放ち、自分らしく生きると宣言するさまは圧倒的だ。

アナを演じる三平果歩はとにかくチャーミング。大きな瞳がくるくる動く様子や、ハンス、クリストフと堂々と渡り合う場面は見ていて気持ちがいい。持ち前の明るさとコメディセンスで”夏”を象徴するプリンセスを堂々と演じていた。

姉妹を取り巻くふたり。クリストフ役の神永東吾はこれまで多く演じてきたヒーローモードの役柄とは一味違う野性味あふれた山男を好演。ハンス王子を演じる杉浦洸は確かな歌唱力とその凛々しさで説得力のあるキャラクターを構築。一瞬、ミュージカル版のハンスは正統派プリンスに変更?と思わされたほどだ。

ミュージカル『アナと雪の女王』の見どころは多岐にわたる。たとえば映画版でもおなじみの「雪だるまつくろう」「生まれて初めて」「ありのままで」等のナンバーに加え、2幕でエルサが歌う「モンスター」をはじめ、12曲もの新曲が作品世界を深めていることや、プロジェクションマッピングとLED照明、映像を駆使した最先端の演出、そして劇中で目を奪われる”魔法”の数々。そんな見どころを挙げていけばキリがないのだが、ここでは物語の構造に注目してみたい。

劇団四季『アナと雪の女王』【撮影:阿部章仁、(C)Disney】

劇団四季『アナと雪の女王』【撮影:阿部章仁、(C)Disney】

劇団四季がディズニーと初めてタッグを組んだのは1995年の『美女と野獣』。そこから『ライオンキング』『アイーダ』『リトルマーメイド』『アラジン』『ノートルダムの鐘』と、これまで25年に渡り6作品で両者はパートナーシップを結んできた。

今回、ミュージカル版の『アナと雪の女王』を観て、あらためて時代の変化を強く感じた。というのも、本作で描かれる”愛”はいわゆる”プリンセスとプリンスの恋愛”ではなく、”わかり合えなかった者たちが一歩踏み出すことで強い絆を得る”ことや”自分と違う生き方の他者を受容する”という”愛”だからだ。

特にディズニー初期のアニメーションに見られる「王子さまはお姫さまを優しいキスで救い出し、ふたりはいつまでもお城で幸せに暮らしました」といったストーリーは『アナと雪の女王』には一分もない。プリンセスを助け、守ってくれるはずの王子は策略を胸にアレンデールにやってた人物だし、アナとともにエルサを探す旅に出るクリストフも、アナの凍った心と身体を溶かす”真実のキス”の相手とは少々違う。アナとクリストフの旅の道中、氷の吊り橋で体力的にも劣るはずのアナが彼を助け、ふたりが五分の力関係で進む場面は本作において象徴的なシーンといえる。

また、エルサとアナの関係性も興味深い。ふたりの心の距離は確執や誤解といったネガティブな状況から生まれたのではなく「相手に近づけば近づくほどその人を傷つけてしまう」という複雑な感情から発生したもの。妹を大切に思うがゆえにアナから距離を取ろうとするエルサと、大好きな姉の心に傷があるのならともに乗り越えたいと願いつつ、どこか遠慮もあるアナ。

エルサとアナの本音を伝えず相手を気遣うことでコミュニケーション不全に陥るこの関係性は、リアルよりSNSのようなデジタル世界でのやり取りが増えた私たちにどこかリンクするようにも感じた(そもそも、物語の芯であるエルサとアナ、ふたりが同時に舞台上に存在する時間も非常に短い)。だからこそ、アナの凍った心と身体を溶かすのが、妹を想うが故に距離を取ってきたエルサの涙という展開が胸に刺さるのだ。他者との壁を取り払うために、自身が傷つくことを恐れず一歩踏み出す勇気ーー。本作で描かれる”愛”の形はそれである。

劇団四季『アナと雪の女王』【撮影:阿部章仁、(C)Disney】

劇団四季『アナと雪の女王』【撮影:阿部章仁、(C)Disney】

と、ここまで書いたが、ミュージカル『アナと雪の女王』が面白いのは、こうした物語の構造をさまざまな視点で楽しめること。小さな子どもから大人まで、それぞれの経験値に合わせた鑑賞が可能な作品だと思う。北欧をイメージした美しい舞台装置や音楽、雪だるまのオラフやオーケンの店でのヒュッゲ、隠れびとの場面など、姉妹のシリアスな物語にふと息を抜いて楽しめるシーンも織り込まれているし、なにより最新技術と人力とを組み合わせた”魔法”の数々には目を奪われる。特に1幕ラストの「ありのままで」でエルサが放つ”魔法”は最高だ(この”魔法”に関しては、できれば予備知識を入れずに体感して欲しい)。

当初、劇団四季の『アナと雪の女王』は2020年9月にJR東日本四季劇場[春]のこけら落としとして上演される予定だったが、コロナ禍により海外クリエイティブスタッフの来日が叶わず、約9か月の初日延期。出演予定者たちも不安な日々を過ごしたという。

それらを乗り越え、華々しく開幕を迎えた本作。チケット発売日には23万9000枚の販売を達成し『アラジン』の初動記録を更新した。これは先の見えないエンターテイメント業界全体に大きな光を与えるニュースだったと思う。開幕予定だった2019年の秋と2021年の今とでは”凍った世界”の持つ意味も変わる中、エルサとアナが新劇場にかけた”魔法”の意義は大きい。

さて、ここで本レビューのタイトルに注目していただきたい。「僕たちは乗り越えられる!」とは、ある登場人物がピンチに陥った仲間に語るせりふだ。わたしにはこの一言に出演者やスタッフ、関係者の本作への思いが詰まっているように感じられた。ぜひ、劇場でその答えを見つけて欲しい

※文中のキャストは筆者観劇時のもの

取材・文=上村由紀子(演劇ライター)

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2021年8月28日(土)と29日(日)、日生劇場ファミリーフェスティヴァル2021にて音楽劇『あらしのよるに』が上演される。

2019年に立山ひろみの脚本・演出で初演された、きむらゆういちによる人気絵本シリーズを原作にした舞台の再演で、友だち思いの心優しいオオカミのガブ役を初演に引き続き渡部豪太が演じる。鈴木光介の音楽、山田うんの振付などスタッフワークにも支えられ、絵本の世界を立体的かつ色鮮やかに舞台上に立ち上げた初演から2年、再演に挑む渡部に今の心境を聞いた。

目には見えない大切なものを表現している作品

ーー今回、再演のお話が来たときのお気持ちを教えてください。

実は、自分の出演した舞台が再演されるということ自体が初めての経験なんです。だから嬉しかったです。原作の絵本があって、原作のファンの方もいて、ある意味ハードルがあったけれどもそれを乗り越えて、皆さんに初演を喜んでいただけた、認めていただけたのかな、と思いました。

ーー初演時、舞台上から感じる観客の反応、特に子どもたちの反応はいかがでしたか。

子どもたちはすごく集中して観てくれました。「次なにやるの?」っていう好奇心に満ちあふれていて、舞台で起きていることを海綿に水が染み渡るかのように吸収しているのが伝わって来て、すごく心地いい空気感だったのを覚えてます。2幕の最初に客席から登場するシーンがあったんですが、それをみんながすごく喜んでくれたり、楽しかったですね。

渡部豪太

渡部豪太

ーー初演を拝見して、原作絵本の世界観を大切にしながら、舞台版として非常によくまとまった作品だという印象でした。

立山さんの脚本は無駄がなく、洗練されたものだったと思います。この作品のクリエイションの場では、誰一人不真面目な人がいなかったんです。立山さんはじめみんなで真剣に、オオカミやヤギの気持ちだったり、友情についてすごく考えましたね。スタッフ、キャストみんなが同じ方向を見て、熱量を持って作業に没入していたのでやっていても気持ちがよかったし、そういう姿勢が観に来てくれた子どもたちにも伝わったのかなと思います。

ーー生演奏もダンスもすごくワクワクさせられました。出演者たちが目の前で動いてしゃべって踊って演奏することで、舞台はやっぱり人力がベースにあるということ、「人間ってこういうことができるんだよ」「演劇ってこういうことができるんだよ」ということが力強く伝わってきました。

振付の山田うんさんも音楽の鈴木光介さんも、とても人間的な部分を大切に創作される方たちだと思うんです。もちろん文明の利器はそれぞれ武器として携えてますけど、光介さんは身一つでも音が奏でられるんだというのを見せてくれるし、うんさんは手足ってぐんぐん伸びていくんだよっていうのを感じられる振付をしてくださるし。演出の(立山)ひろみさんもそういうのが大好きなんですよね。もっともっと空にタッチするぐらい手を伸ばして、って言われて、演者たちも「できるできる!」とか言いながら思いっきり手を伸ばしていく。今思えば、演じている我々自身が子どもだったというか、大人とか子どもとかそういうくくりじゃない、例えば“渡部豪太”とかの名前も冠していない、皮がむけたそのままの「人」の集まりが舞台上にあったんだと思います。

ーー作品のテーマとも通ずるところですね。オオカミとかヤギとかそういうくくりは関係ないよ、という。

『あらしのよるに』は目には見えない大切なものを表現している作品です。“目に見えないもの”というのは僕にとっても表現したいもののひとつで、そのために日々研鑽を重ねているので、この作品に携われることは本当に幸せなことです。前回のキャストに新しいキャストも加わってもう一度あの作品の場所に行けるというのは、僕一人じゃできないですし、特別なことだなと感じています。

渡部豪太

渡部豪太

オオカミのガブという役は今まで届かなかった場所に行ける役

ーー今作のガブ役は、映像や舞台などでこれまで見てきたどの渡部さんとも違う感じがします。ガブとしてすごく自由で生き生きとしているのが伝わってきました。

多分、人間を演じるというのは制約が多いんですよね。こうじゃなきゃいけない、ああじゃなきゃいけない、と自分自身が制約をかけることもあれば、演出家から求められることもある。オオカミのガブという役は、それを超えられる役なんです。人として生活していたら、あんなに重心を落とした姿勢でずっといることなんてないですし、今まで届かなかった場所に自分の体を持っていけることによって、心も引っ張られて自由になってたんだろうなと思います。

ーー初演時、作品についてインタビューさせていただいたのが2019年4月の終わりくらいでした。その後、6月にKAATで『ゴドーを待ちながら』の令和バージョン、8月に『あらしのよるに』の初演、年明けて2020年1月に『アルトゥロ・ウイの興隆』、7~8月に『ボーイズ・イン・ザ・バンド~真夜中のパーティー~』と、舞台へのご出演が続いていらっしゃいましたが、渡部さんご自身、それぞれに非常に刺激を受ける作品だったのではないでしょうか。

作品からもらう刺激と、共演者からもらう刺激が大きかったです。稽古も本番もそうですけど、同じセリフで同じタイミングで同じキャストで同じ音楽で同じ振りでやっても、1回として同じことって起きないんですよね。それがすごい矛盾してて楽しいなと思うんです。毎日違うから、日々発見もありますし。
つい先日、ミュージカル『レ・ミゼラブル』を観に行ったんですけど、お客さんがものすごく集中して観ているなと感じました。僕自身も久しぶりの観劇だったんですが、今まで見た『レ・ミゼラブル』の中で一番良かったなって思うくらい感動しました。作品自体がどうであるとか、このキャストがどうである、というのももちろん重要ですが、それ以上に舞台を観ている今の自分の状態というのが大事なんだなと思いました。
この状況下で時間を作って劇場に足を運び、目の前で起こるドラマの連鎖を見るということは、目に見えるものだけじゃない栄養を持った薬なんですよね。一つひとつが心に染み込んでくるのは、観客側の「見たかった」という思いと、演者側の「やりたかった」という思いが合致しているのも大きいんでしょうね。

渡部豪太

渡部豪太

人とコミュニケーションを取るからこそ「人間」でいられる

ーー8月の本番の時点で感染症の状況がどうなっているかわかりませんが、この状況下で舞台をやってお客様に観てもらうということについて、改めてどういう思いを抱いていらっしゃいますか。

たらればなんですけど、新型コロナウイルスが蔓延してない状態で今作が再演されるとしても、今の状況で再演されるとしても、僕たちのやることは言ってしまえば変わらないし、お客さんがこの作品を楽しみにしてくれる気持ちも変わらないと思うんです。ただ、今の状況では感染症対策はもちろんしなければならなくて、マスクをつけなきゃいけないとか、そういう制限された環境の中で見るこの作品は、それはそれで特別なものになるだろうなとは思います。
例えば、人と話しているときに腕組みをしてしまうのは、緊張していたり、無意識のうちに自分をガードしてる場合もあると思うんです。だから、芝居とか映画とかを見るときに腕組みしちゃうと、自分の中に何も入ってこない感じがあるんですよね。それと一緒で、マスクをしていると得られるものが削られる気がします。皮膚で感じるものもすごくあると思うから。だから我々はマスクを超えるほどの表現をしなきゃいけないんですよね。

ーーもしかしたら舞台を観る側も、マスクを超えて感じ取るぞ、と集中力や緊張感を持っているからこそ、すごく心にしみる部分もあるのかもしれないですね。様々な制限のある状態の中、舞台を観ている時間は非日常というか、違う世界に連れて行ってもらえますし、目の前に提示されるものをとにかく吸収していられる時間というのはすごく貴重だなと思います。

だから劇場というものは、特別な場所だし大事な場所で、劇的な空間なんですよね。衣食住って言いますけど、ただ食べて、ただ寝て、ただ衣服を着るだけじゃ人間は形を成さないと思っています。誰かとコミュニケーションを取って、何かをやりとりするからこそ人間なんです。人は、人と人の間にいるから“人間”でいられるんですよ。

ーー今回は再演ということで、初演を観た人にとっては、2年前と今とで自分自身の状態は少なからず変わっているから、感じ方もきっと変わってくるでしょうね。初演を観ていない、今回初めて観るという人なりの感じ方というのもきっとありますし。それはキャストやスタッフの皆さんももちろんそうだと思いますから、初演とは絶対また違う作品が生まれるはずですよね。

脚本をご覧になったら、多分セリフの少なさに驚くと思います。台本自体は厚いのにセリフは少なくて、とても空白というか余白の多い台本なんです。その余白をキャスト・スタッフが埋めながら創っていっている、この作品の面白さはそういったところから生まれているんじゃないかなと思います。この作品もそうですが、いい作品には多分、何度観ても飽きさせない普遍性と懐の深さがあるんでしょうね。

渡部豪太

渡部豪太

衣装協力:UNITUS  06-6948-6093

取材・文=久田絢子  撮影=池上夢貢

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2021年7⽉9⽇(⾦)・10⽇(⼟)セルリアンタワー能楽堂にて上演される狂⾔公演「狂⾔男師〜夏の章【蚊相撲・呼声】〜」のキービジュアルが解禁となった。

本公演は⼤蔵流狂⾔師 善⽵⼗郎 師監修、善⽵⼤⼆郎 師狂⾔指導の下、佐伯⼤地、横⽥⿓儀のW主演で行われる。今回公開されたキービジュアルには、『蚊相撲』の太郎冠者の装束を着た佐伯⼤地、『蚊相撲』の⼤名の装束を着た横⽥⿓儀、『蚊相撲』の蚊装束を着た岩崎孝次の3名が集結。夏の爽やかなイメージと会場に笑いの波を起こしたいとの願いを込めたデザインだという。

佐伯大地

佐伯大地

横田龍儀

横田龍儀

岩崎孝次

岩崎孝次

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2021年7月3日(土)より、【2.85次元】教育番組パロディショー『うたってにこりん☆』(以下、『うたにこ☆』)公式 YouTube チャンネルにて、企画動画『うたってにこりん☆Road to EVENT』の配信が開始されることが決定した。

『うたってにこりん☆』は、ゲームの企画・開発・運営を行う株式会社ジークレストとエンターテイメントコンテンツを創る株式会社ムービックとの共同プロジェクトとして発足した、教育番組をモチーフにしたパロディショープロジェクト。人気俳優 5 名が「うたのおにいさん」として出演し、見どころ満載の本格的な教育番組パロディショーを届ける。また、おにいさんたちの素顔にせまるドキュメンタリー風ドラマ「うたってにこりん☆〜Road to STAR〜」も同時に配信され、教育番組パロディショーに出ている「表の姿」だけではなく、通常見せることのない「うたのおにいさん」のバックステージで彼らが抱える苦悩や人柄など「裏の姿」も楽しむことができる。作品の主役となる「うたのおにいさん」は 2 次元・3 次元両方の姿を持ち、2.5 次元よりももっと身近な存在、「2.85 次元」として活動。3 次元の姿は人気俳優陣が担当、2 次元の姿は人気イラストレーター夏子氏が担当し、2020年12月からはYouTube にて 3 次元の姿で「教育番組パロディショー」を配信している。

「うたってにこりん☆Road to EVENT」第1回配信

「うたってにこりん☆Road to EVENT」第1回配信

7月3日(土)21:00より『うたにこ☆』公式YouTubeチャンネルにて配信開始されるのは、企画動画「うたってにこりん☆Road to EVENT」。本企画は、10月2日(土)に開催予定のイベント『出張!うたってにこりん☆お遊戯会』に向けた企画で、うたのおにいさんを演じる 2.5 次元系俳優陣の和合真一、木津つばさ、佐奈宏紀、加藤将、陳内将が様々な形で動画に出演する。第1回配信では、和合、木津、陳内の 3 人で、イベント内で披露する予定の朗読劇『ネオ・フェアリーテイル』にてどの童話を扱うかのネタ決めを、バラエティ要素を交えて展開する。

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『愛の不時着』や『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』など、多数の韓国ドラマを手掛けるドラマ制作会社「スタジオドラゴン」。近年代表3作品にスポットライトを当てた『スタジオドラゴン 韓ドラ展』が、2021年7月9日(金)から8月28日(土)まで、渋谷ヒカリエ9F ヒカリエホールにて開催される。このたび、シンガーソングライター・Gaho(ガホ)による、会場限定音楽ライブ上映を実施することが新たに発表された。

Gaho

Gaho

Gahoはこれまでにも数々の韓国ドラマOST(オリジナルサウンドトラック)を歌い、スタジオドラゴンの制作ドラマにも多く参加している。今回はGaho自身が歌う『スタートアップ:夢の扉』の主題歌をはじめ、スタジオドラゴンの人気ドラマから選りすぐりの楽曲が披露されるという。

<セットリスト>

1. Running(Gaho『スタートアップ:夢の扉』主題歌)
2. Here I am again(ペク・イェリン『愛の不時着』OSTより)
3. You’re Cold(Heize『サイコだけど大丈夫』OSTより)
4. I’m always by your side(ジョン・パク『ヴィンチェンツォ』OSTより)
5. It’s you(チョン・セウン「キム秘書はいったい、 なぜ?」OSTより)
6. Start over(Gaho)

また、本展開催中、会場外では、韓国物産ブース『チョアヨ!ストリート』も開催。韓国ギリム社製のバターアーモンドシリーズや、ソウル市場のお菓子や食品の販売も行われるとのこと(※会場外は入場無料)。

『スタジオドラゴン 韓ドラ展』は、2021年7月9日(金)から8月28日(土)まで、渋谷ヒカリエ9F ヒカリエホールにて開催。

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株式会社SCRAPは、TVアニメ『約束のネバーランド』とコラボした新作リアル脱出ゲーム『人喰いの森からの脱出』の開催を記念して発売する、オリジナルグッズを公開した。

『人喰いの森からの脱出』は、参加者が『約束のネバーランド』の主人公エマや、 レイ、 ノーマンたちと同じ“食用児”となって、エマたち3人と協力しながら人喰い鬼の集落からの脱出を目指すというもの。 

プレイイメージ (c)SCRAP

プレイイメージ (c)SCRAP

アニメ同様に死と隣り合わせの状況で知恵を出し合い、変装して鬼の監視をくぐり抜け、仕掛けられた罠を突破するなど、『約束のネバーランド』のもう一人の主人公になったかの様な体験を楽しめるリアル脱出ゲームになっている。

オリジナルグッズは全5種

(C)白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会

(C)白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会

オリジナルグッズの描き下ろしイラストを使用した2種の「謎付きクリアファイル」は謎用紙が付属しており、自宅に帰ってからも謎解きを楽しめる。セット購入限定でメインビジュアルが描かれたポストカードが付属する。 

他にも描き下ろしイラストの全身を楽しめる「アクリルスタンド」や、夜の森をイメージしたおしゃれなカラーにエマ、レイ、ノーマンの名前がモールス信号で描かれた「シリコンバンド」、そしてSCRAPイベントではお馴染みの「脱出成功/失敗ステッカーセット」や、『約束のネバーランド』お馴染みのキャラクターをあしらった「缶バッジ」など5種が用意されている。

出荷瓶付きの前売り券も

さらに、”謎”を詰め込んだ限定アイテム「謎入り出荷瓶」が付いた、前売限定の特典付きチケットも販売中。 

(C)白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会

(C)白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会

大口のガラス瓶の中には、ここでしか手に入らない謎に加え、エマ、レイ、ノーマンの認識番号をイメージしたマスキングテープや、食用児たちを導く謎の人物”ミネルヴァ“のマークがモチーフのメモといった、 謎解きの手助けとなるアイテムがセットになったプレミアムなチケットになっている。脱出成功のためにも手に入れておきたい。

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TVアニメーション『ゆるキャン△』シリーズは、厚生労働省とコラボレーションし、蚊・ダニ媒介感染症の予防・対策を呼びかけるポスターを2種類作成した。ポスターは厚生労働省ホームページにてダウンロードすることができる。

TVアニメーション『ゆるキャン△』シリーズは原作、アニメ、そしてキャンプファンの方など幅広い方から支持を得ていることから、今回のコラボレーションが実現したとのこと。

(c)あfろ・芳文社/野外活動委員会

(c)あfろ・芳文社/野外活動委員会

本コラボで公開するポスターデザインには、作品のメインキャラクター・各務原なでしこと志摩リン、そして斉藤恵那の愛犬・ちくわが登場。キャンプを題材にした本シリーズならではのシーンを用い、4コマ漫画風に蚊・ダニの予防方法を伝えたり、“ゆるくない”対策の重要性を呼びかけている。

気温が高くなる夏には肌の露出が増え、病原体を媒介する蚊やダニに刺されたり咬まれたりすることが予想される。野外キャンプ等に出かける場合にはどの地域においても注意が必要。特に、国内での発生報告数が多く死亡事例も報告されている「日本紅斑熱」や「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」は、病原体を保有するマダニに咬まれることで感染することから注意が必要とのこと。

ファンには嬉しい『ゆるキャン△』シリーズとのコラボポスター。印刷したポスターの配布は行っていないとのことで、厚生労働省のウェブサイトからダウンロードして、蚊・ダニ媒介感染症の予防・対策を啓蒙するためにも、プリントアウトして貼っておきたい。

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東京で活動する舞台役者のなにわえわみが、30歳の誕生日当日の2021年7月6日(火)19時から飯田橋にあるライブハウスTHEGREEにて、クラシックの楽曲を中心としたプログラムで送るワンマンコンサート『Wamusic(わみゅじか)』を開催する。

コンサートは会場と併せて、イープラス・Streaming+での配信でも楽しめ、複数台のカメラの映像を組み合わせた映像と高音質マイクの音声を、生放送及び1週間のアーカイブ録画で視聴できる。

なにわえわみは、2013年に劇場デビュー、虚飾集団廻天百眼、ピヨピヨレボリューション、SweetArrowTheatricals疾駆猿等に出演し、2017年からは主宰団体、劇団フェリーちゃんを立ち上げ、脚本と演出も担っている。

特技である声楽は、13歳からレッスンを受け、東京学芸大学芸術文化課程音楽専攻および同大学院で、二期会理事である大野徹也に師事。2016年からはボイストレーニングの講師を始め、一般の人から活動中のアイドルやミュージシャン、俳優の指導を担当し、白百合女子大学の公開講座の講師や、パシフィコ横浜で開催された図書館総合展のフォーラム登壇といった実績を重ねた。

5年ぶりのコンサートとなる今回は、スタンウェイのピアノによる生伴奏で行われ、ピアニストの塩原奈緒も、玉川大学芸術学部を卒業しモーツァルトレクイムでオーケストラとの共演を果たした腕前と、舞台を中心に活躍する役者の顔とを併せ持つアーティスト。役者としての共演歴があるからこその、二人の掛け合いや、熱情的な表現も、今回の見所となっている。

古典的なイタリア歌曲から、誰もが耳にしたことのあるオペラアリアを、単語ごとの意味がわかる字幕と、時代背景や聴きどころがわかる解説と共に楽しめる。

映画『カメラを止めるな!』の音楽を担当した永井カイル、自身のバンドでチャート入りを果たし数多くの劇伴も手がける西邑卓哲の両名が手がけた劇団フェリーちゃんのオリジナル楽曲や、初音ミクのボーカロイド曲といった、独自の世界観の楽曲にも期待したい。

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2021年9月、シアターサンモールにて上演される、アナ伝vol.2『霧の中のノスフェラトゥ〜ドラキュラ伝説〜』。このたび2種類のキービジュアルとキャラクタービジュアルが解禁された。

『霧の中のノスフェラトゥ〜ドラキュラ伝説〜』キービジュアル

『霧の中のノスフェラトゥ〜ドラキュラ伝説〜』キービジュアル

『霧の中のノスフェラトゥ〜ドラキュラ伝説〜』キービジュアル

『霧の中のノスフェラトゥ〜ドラキュラ伝説〜』キービジュアル

本公演の第1部は重厚なストレート・プレイで、19世紀、霧のロンドンを舞台に繰り広げられる人間模様を描き、ブラム・ストーカーの小説『吸血鬼ドラキュラ』をはじめ、古今の吸血鬼伝説を下敷きとした新解釈のヒューマンドラマが展開される。アクション・シーンに加え、歴史ロマン、人物伝、地政学などアカデミックな要素も物語を彩る。

第2部は歌とダンスを上演。脚本は大舞台ミュージカルやアクション、歴史物の劇作に定評のある鈴木哲也、『わたしのホストちゃんシリーズ』など2.5次元舞台を手がける村上大樹が演出を担当する。

ジョナサン・ハーカー (⽥村升吾)

ジョナサン・ハーカー (⽥村升吾)

ヴラド3世/ドラキュラ (永⽥聖⼀朗)

ヴラド3世/ドラキュラ (永⽥聖⼀朗)

ヴァン・ヘルシング教授 (前⽥隆太朗)

ヴァン・ヘルシング教授 (前⽥隆太朗)

ジョン・セワード (松井勇歩)

ジョン・セワード (松井勇歩)

クインシー・モリス (鐘ヶ江洸)

クインシー・モリス (鐘ヶ江洸)

シュテファン (⾥中将道)

シュテファン (⾥中将道)

ミナ/ジャスティナ(野⼝準)

ミナ/ジャスティナ(野⼝準)

カール (森⽥⼒⽃)

カール (森⽥⼒⽃)

ミルチャ (坪倉康晴)

ミルチャ (坪倉康晴)

レンフィールド (千代⽥信⼀)

レンフィールド (千代⽥信⼀)

フニャディ (寿⾥)

フニャディ (寿⾥)

 
《あらすじ》
15世紀。ワラキア国(現在のルーマニア)の王・ヴラド3世は、戦の中で最愛の王妃の命を奪われ深い絶望の中にいた。神を呪い、この世に復讐するために永遠に闇の中で生き続けることを誓うブラド3世……時は移り19世紀。

新米弁護士のジョナサン・ハーカーは、ルーマニア在住の貴族からロンドンの不動産購入を手伝うよう依頼される。「ドラキュラ伯爵」と名乗るその貴族は、不気味な雰囲気をたたえつつも不思議と人の心を捉える魅力を持っていた。だがやがてドラキュラ伯爵の正体が恐るべき不死身の吸血鬼であることを知るハーカー。伯爵の真の狙いを突き止めると、それを阻止すべく仲間とともに立ち上がる。

妖しい霧が立ち込める大都会ロンドンを舞台に、吸血鬼たちと人類が繰り広げる壮絶な対決。
やがて明らかになってゆく、15世紀ルーマニアに端を発した因縁と悲劇の物語。
吸血鬼たちとそれに立ち向かう若者たち、それぞれの正義と宿命が交錯する。虚々実々の駆け引きと空前絶後
のバトルの果てに、彼らの耳に届くのは神の祝福か、それとも悪魔の囁きかーー?

 
 

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英国ナショナル・シアターが厳選した、世界で観られるべき傑作舞台を こだわりのカメラワークで収録し各国の映画館で上映するナショナル・シアター・ライブ(NTLive)。この度、すでに発表されていた『メディア』(2021年7月9日(金)公開)に引き続き、『十二夜』『ジェーン・エア』と、日本未公開作品2本の公開が決定した。

2009年6月に英国では第1弾となるヘレン・ミレン主演『フェードル』が上映され、今では40カ国を超える地域で展開されているNTLive。どの作品も評価が高く、世界のNTLive観客の総計は55百万人を突破。日本では2014年にダニー・ボイル演出、ベネディクト・カンバーバッチ&ジョニー・L・ミラー主演の『フランケンシュタイン』で初上陸。2021年で7年目を迎えている。

今回日本初公開となる『十二夜』『ジェーン・エア』は言わずと知れた名作の舞台化作品。演劇ファンのみならず、読書ファン・映画ファンにも興味深い題材だ。『十二夜』は10月8日(金)、『ジェーン・エア』は12月3日(金)公開が予定されている。

『メディア』 

Medea_2014

Medea_2014

製作年:2014年 
上映時間: 1時間39分 
原作:エウリピデス 
脚色: ベン・パワー(NTLive『リーマン・トリロジー』翻案) 
演出:キャリー・クラックネル(NTLive「深く青い海」) ロス・マクギボン(共同監督) 
音楽:アリソン・ゴールドフラップ、ウィル・グレゴリー 
出演: 
メディア/ヘレン・マックロリー(「クイズ ~100万ポンドを夢見た男~」) 
ジェイソン/ダニー・サパーニ(「ブラックパンサー」) 
ナース/ミカエラ・コール(「ずっとあなたを待っていた」) 
概要: 
メデアは妻であり母である 夫のジェイソンのために、彼女は家を出て亡命し、二人の息子を産んだ。しかし、彼が新しい生活のために家族を捨てたとき、メデアは追放と子供たちとの別離という苦難に直面してしまう。悲しみに打ちひしがれたメデアは、自分の大切なものをすべて破壊するために、元夫のジェイソンへの恐ろしい復讐を計画するのだった。ベン・パワーによる新たな脚色で、ウィル・グレゴリーとアリソン・ゴールドフラップが音楽を担当する。 

『十二夜』 

NTL 2017 Twelfth Night

NTL 2017 Twelfth Night

製作年:2017年 
上映時間: 2時間40分(休憩込み) 
原作:ウィリアム・シェイクスピア 
演出:サイモン・ゴドウィン、ロビン・ラフ(共同監督) 
主演:タマラ・ローレンス(TVドラマ「アンダーカバー 見つめる目」)、ダニエル・エズラ(TVドラマ「アンダーカバー 見つめる目」)、オリヴァー・クリス(NTLive「夏の夜の夢」)、フィービー・フォックス(「イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり」)、タムシン・グレイグ 
概要: 
シェイクスピアの古典コメディに新たなひねりを加えたサイモン・ゴドウィンによる舞台。船が岩の上で難破し、ヴィオラは岸に流されたが、双子の弟セバスチャンは行方不明。一人で生き延びようと決意したヴィオラは、新しい土地へと足を踏み出す。人違いと片思いなど人間関係の波乱が巻き起こる。 

『ジェーン・エア』 

NTL 2015 Jane Eyre

NTL 2015 Jane Eyre

製作年:2015年 
上映時間: 3時間(休憩込み) 
原作:シャーロット・ブロンテ 
演出:サリー・コックソン(NTLive「ピーターパン」) 
ブリジット・コールドウェル(共同監督) 
主演: マデリン・ウォーラル(「パディントン」)、ローラ・エルフィンス 
概要: 
今も人気を誇るシャーロット・ブロンテの古典を大胆でダイナミックに自由と充実感を求めて戦う一人の女性を描いた舞台にしている。「ジェーン・エア」の気鋭のヒロインは、人生の障害に真正面から立ち向かい、貧困、不正、苦い裏切りを生き抜き、自分の心に従うという究極の決断を下すまでに至る。 

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8月13日(金)公開の映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』に神木隆之介が出演していることがわかった。

『妖怪大戦争 ガーディアンズ』は、1968年に三部作のひとつとして公開された『妖怪大戦争』、2005年のリメイク版『妖怪大戦争』に連なる映画。主演に寺田心を迎え、伝説の妖怪ハンターの血を継ぐ小学生・渡辺兄(ケイ)が妖怪たちとともに、突如現れた“妖怪獣”による世界滅亡の危機に立ち向かう姿を描く。2005年の『妖怪大戦争』に引き続き、三池崇史監督がメガホンをとり、『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の渡辺雄介氏が脚本を担当。また、製作総指揮には、角川歴彦氏と荒俣宏氏が名を連ねている。

本作の舞台は、20XX年。日本列島を南北に縦断する断層・大地溝帯=フォッサマグナから現れた妖怪獣により、妖怪界と世界に未曽有の危機が到来する。妖怪たちは妖怪獣に対抗する力として、伝説の武神“大魔神”を復活させようとする。しかし、復活には妖怪ハンター・渡辺綱の血を継ぐ者の力が必要だった。本作には、ケイを演じる寺田のほか、彼を取り巻く妖怪役で、杉咲花、大沢たかお、大森南朋、安藤サクラ、大倉孝二、三浦貴大、大島優子、赤楚衛二、SUMIRE、岡村隆史、遠藤憲一、石橋蓮司、HIKAKINらが出演。また、ケイの祖先である妖怪ハンター・渡辺綱を北村一輝が、ケイの母・渡辺礼香を松嶋菜々子が、ケイの弟・ダイを猪股怜生が演じている。

バトンタッチセレモニーより (C)2021『妖怪大戦争』ガーディアンズ

バトンタッチセレモニーより (C)2021『妖怪大戦争』ガーディアンズ

神木隆之介

神木隆之介

神木の『妖怪大戦争 ガーディアンズ』出演は、7月1日(木)に東京・神楽座で行われたバトンタッチセレモニーにて発表。イベントには、寺田、神木のほか、三池崇史監督が登壇した。イベントでは、神木が前作で演じたタダシ役ではなく、ケイが通う小学校の担任教師・加藤先生という新たな役で出演していることが明らかに。神木は、16年ぶりに『妖怪大戦争』に関われた喜びを語りながら、前作の敵が豊川悦司演じる魔人“加藤保憲”だったことに触れ、「僕にはなぜ『加藤先生』なのかはわからないけど、勝手に深堀りしています。現場もすごく楽しかったです」とコメント。寺田も「個人的に加藤先生が一番気になる存在です。最後のシーンの謎とか、どういう意味なんだろう?と気になりました」と意味深な発言。三池監督も「本編ラストでちらっと正体が観られますので、お楽しみに」と語っている。

寺田心 『妖怪大戦争 ガーディアンズ』 (C)2021『妖怪大戦争』ガーディアンズ

寺田心 『妖怪大戦争 ガーディアンズ』 (C)2021『妖怪大戦争』ガーディアンズ

『妖怪大戦争 ガーディアンズ』は、8月13日(金)全国ロードショー。

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7月9日(金)公開の映画『東京リベンジャーズ』から、劇中キャラクターたちの関係性を描いたPV第六弾「マイキー×ドラケンver.」が解禁された。

『東京リベンジャーズ』は、『週刊少年マガジン』(講談社)で連載中の和久井健氏による漫画『東京卍リベンジャーズ』の実写映画化作品。主人公のタケミチが、事故に巻き込まれて命を落とした恋人の命を救うべく高校時代へタイムリープし、最凶のチーム“東京卍會”へ潜入する姿を描いた作品だ。主人公のタケミチこと花垣武道役で主演するのは、俳優の北村匠海。また、恋人の橘ヒナタ役で今田美桜が共演。そのほか、山田裕貴、杉野遥亮、鈴木伸之(劇団EXILE)、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、間宮祥太朗、そして吉沢亮がキャストに名を連ねている。メガホンをとったのは、映画『あさひなぐ』の英勉監督。脚本を、『凶悪』『ひとよ』などの高橋泉氏が手がける。

 

解禁されたのは、東京卍會(トーマン)の総長・マイキー(吉沢亮)と、副総長・ドラケン(山田裕貴)の関係を収めた映像。フリーターとしてどん底の生活を送っていたタケミチ(北村匠海)は、人生唯一の彼女だったヒナタ(今田美桜)が事故に巻き込まれて死亡したことをきっかけに、弱小不良だった高校時代にタイムリープ。彼女が死ぬ未来を変えるために奮闘することになる。10年前に戻ったタケミチは、ヒナタの死の原因となった東京卍會に潜入し、総長であるマイキーとの接触を試みる。PVでは、マイキーが「トーマンは俺のもんだ。俺が後ろにいる限り誰も負けねぇんだよ」と言い放つ場面や大立ち回りを見せる姿も。また、喧嘩に巻き込まれてしまった関係のない一般人の見舞いに行く場面では、被害者家族に謝ることに納得いかない様子のマイキーに、ドラケンが「下げる頭持ってなくていい。人を想う心を持て」と諭すなど、ふたりの信頼関係が見て取れるシーンが公開されている。

『東京リベンジャーズ』は7月9日(金)全国公開。

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NiziUが、7月5日(月)に、デジタルシングル「Super Summer」を全世界同時、配信限定リリースすることが決定した。

新曲「Super Summer」は、前作「Take a picture」同様にNiziU本人が出演する、コカ・コーラのCMソングにも起用が決定。“夢中になって夏を描いていこう”というメッセージが込められた前向きな歌詞と、夏にピッタリな、ダンスホールのリズムとハウスが合わさったトラックに乗せた、爽やかなギターのリフとキャッチーなフックが印象的な、NiziU初のサマーソング。

なお、本日・7月2日(金)より、iTunesにて同曲のプリオーダーがスタート。サイン入り「Super Summer」ジャケットステッカーのプレゼントキャンペーンも実施される。

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お笑いコンビEXIT(イグジィット)の新曲「なぁ人類」が配信スタートした。

今回初めてふたりが作詞に挑戦し、「いじめ」や「ジェンダーレス」など昨今社会が抱える差別問題などへのメッセージをリリックに落とし込んだ渾身の1曲。楽曲の発売を記念して、ミュージックビデオも本日公開となった。

日本初の最新3DCGの技術を駆使し、これまで見たことのないEXITを観ることができる映像となっている。近未来にワープしたかのような世界観が演出されており、多くのファンからは普段とは違う2人のアーティストとしてのビジュアルにも注目。

「なぁ人類」MUSIC VIDEO

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